【R-18】～魔法少女に逆犯れて～

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｱｺｶﾞ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～魔法少女に逆犯れて～
 

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子供の頃、魔法少女の戦いを見て一目惚れしてしまった。
 

悪党を勇敢に蹴散らす姿、華々しく舞う様子、そして綺麗な衣装姿。
 

次々とやってくる怪獣や化物相手に奮闘する姿を見てやる夫は魔法少女の力になりたいと。
 

正義の味方を志した。
 

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少しずつ成長し、やる夫は最初の壁にぶつかった。
 

悪と戦う正義の味方・・・それを目指すには映えない見た目と運動神経の悪さ。
 

これはどう努力しても覆せない事に気が付いたのである。
 

自分は人よりも頭脳があり、頭の良さには自信があった。
 

それを魔法少女達の為に生かしたいと。
 

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地道な努力と熱意で、駆け出しの魔法少女グループのサポートに付く事が出来た。
 

ここでの三年間は忘れられない経験と糧になったのである。
 

やる夫の様な男を必要としてくれた皆の為に、尽くそうと――――
 

週刊誌に、彼女達の私生活がすっぱ抜かれたのである。
 

魔法少女はあくまでも人々の為に善意で戦っている連中、お金が貰える訳では無い。
 

しかし、活躍したり顔が売れれば良くも悪くも近寄ってくる人々は多い。
 

何よりも彼女達も普段は普通の人なのだ・・・裏垢なんてあってもおかしくはない。
 

お金だって欲しい年頃だし、彼氏だって欲しくもなる。
 

――命の危険に晒され続けていれば、ストレスも溜まる。
 

金、男、不満・・・その結果が最低な形で晒されただけの事。
 

この事件があって魔法少女の扱いは変化し、政府の支援や法律改正にメスを入れる事になった。
 

その騒動で、彼女達はやる夫の悪口やら彼の発明等を売っていた事が発覚。
 

正義を踏み躙る側に堕ちるのは必然であり・・・
 

当然の結末ではないだろうか？
 

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ,ｨ//∠__,.　-=ミ､
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 }从Ⅳヽ ﾉ　 ﾉ 　 / ﾉ'j/　　　　　　　　　　　見つけましたよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 杁／ x≦ﾆﾆト､
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／ イﾆニニニﾆ}　　　　　　　　　　　 　 やる夫博士・・・武器を捨ててください。
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　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／　　,{ﾆ0ニﾆVﾆニニニVﾆﾆV　　　　　　　　 今ならまだ間に合います、帰りましょう。
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　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ,..::::::／　 　 ∧V}ﾆ=---{ﾆニニﾆﾆ}ﾆニﾆ〉
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月日は流れ、とある廃墟。
 

ここにある男性の姿を見たという報告を受け、中堅魔法少女が捜索にやって来たのである。
 

その男性と交流があり、歳が近いとの事で親しくしていた魔法少女ヴィヴィオ。
 

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　　　　　　　　　　 ／i:i:i:i:|　　. :{: : . . . ＼ 丶 | {　 　 {　　　　 Ⅳ笊㍉　 } 　 '　　/ /　　　　　　　　うん、返すよ。
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　　 　 　 　 ⌒ ¨¨¨¨⌒　|　　. : : 、: : . . . . . 人　＼{八 八　　{　　Vﾘ　{ }/ }　/}/　　　　　　　　　  ここで貴方を倒して連れて帰る。
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　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　. : :人: ＼ﾐ　　 〈 <　　　 ＼{⌒　　 　 　 〉　　　　　　　　 　 　 　 ――やる夫先輩。
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 }　　　. : : /⌒㍉㌘　　　＼＼　　　　　　　　　 /
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　　　　　　　　　　　　　/: : .　. : :/ 「ﾆﾆニ=- _　 　 /／: : :...
　　　　　　　　　 　 　 /: : . .　 -- ､} ￣　-=ﾆﾆﾆ=/ __: /≧=- 　__／
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学校の後輩であり、やる夫の顔を馬鹿にせず普通通りに接してくれた女性。
 

彼女の母も元魔法少女であり、人の外見や裏方の人間を絶対に馬鹿にする事は絶対にするなと躾けられる。
 

だからこそ、やる夫に酷い事をした彼女達を許せなかったし許さなかった。
 

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　　　　　　　 '⌒^＼
　　　　　／ 　-＝ミ}〉 ,.　-──‐-　 .
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　/´　｜　　 　 　 ′　/ /　/　/ ヽ 　 　 /　}i　ﾐ　 }＜´　　　|
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　　　 ｜ 　　|　　 {　〃　んｨ/:{ 　)／ j/　　ﾉ'　 ﾐ　' ＼/////＞ .
.　　　 Ⅳl 　 |　　 Ⅳ八　乂_rﾂ／　　　 x芹ミv/ /　　 ｀ ＜/////＞ . __　　　　　　　　そんな事は思ってないよ。
　　　　 从　 ﾄ. 　 |　 ⌒　　　 　 　 　 　 んｨ ﾒi /{　　　 　 　 {￣￣ ￣￣
　　　　　　丶{　＼{〉　　' ' 　 　 　 　 , 　 ゞﾂ /}'　 、　　　　　　､　　　　　 　 　 　 　 　 人としてやっちゃいけない事をしたから殴った。
　　 　 　 　 　 　 〈{`r､ 　 　 　 　 　 　 　 ' '〈{ﾉ　　 ＼　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　 }〉圦　　　 　 ‐　､ 　__ 　ｲ ＼　　　 ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　やる夫先輩の好意を、親切心を、優しさを利用した
　　　　　　　　　／ 　ﾞヾ}ト　　　　　 　 }//≧v　 }〉　　　 '，　　　　　 ﾟ｡
　 　 　 　 　 ／r=-._＿_}_＿≧o｡　＜=}///={ ／　 _＿　 }　　　　　　 }　　　　　　　　　 ”悪党”を私は殴っただけ。
　　　　 ___ <{　 }/{i:i:i:ｉ:ｉ:{ﾆニニニニ{i:i:i}//ﾆi{　 ／ﾆニニヽ
　 　 ,ｨﾆﾆﾆヽ　_}/}i:i:i,ｲﾆ{｡二二｡}ニ≧}/ニ{≧'ﾆニニニニV　　　　 /
.　　/ﾆニニニ≠Vﾊ/ﾆニニニ=----,ｲﾆﾆﾆ}/}ﾆニニニニﾆV　　　/
　　'ﾆニニニ//ﾆﾆ]}ﾆ=--=ﾆニニﾆﾆ{{ﾆニﾆ}/}ﾆニニニニﾆﾆv､ 　{
.　/ﾆニニﾆ//ﾆニ/ﾆニニニニニニﾆVﾆﾆﾆ}/ﾆニニニニニニv'， 　､
　'ﾆニニﾆ〃´ニ/ﾆニニﾆ=-/-=ﾆニニvﾆニVﾆニニニニニﾆﾆ＼
/ﾆニニ=ｲﾆﾆ／ﾆニニニ=- -=ﾆニニニVニﾆVﾆニニニニニﾆ=- 丶 　}
ﾆニﾆ／ﾆニ'ﾆニニニﾆ=- -=ﾆニニニﾆﾆVﾆニVﾆニニ=---　 　 -=ﾆV
ﾆﾆﾆ'ニニ/ﾆニニニニ=- -=ﾆニニニニニVﾆニv-=ﾆニ三三三三三/
ﾆニ{ﾆニ/ﾆニニニニﾆ=-{ -=ﾆニニニニニ}ﾆﾆﾆ}三三三三三三＞´
ﾆニiﾆﾆ, ﾆニニニニニ=- -=ﾆニニニニﾆﾆ|ﾆニ, 三三ﾆ===-<´　′
ヽニ}ニﾄ､ﾆニニニニ=≦i:i:､ﾆニニニニニﾆ|ニ/三三三三三三V
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ヴィヴィオの件は魔法少女協会や政府関係者ら全てを巻き込んだ大問題になっていた。
 

賛否両論、正義の味方の是非・・・これらはヴィヴィオにとって雑音でしかない。
 

人としてやってはいけないと教わった事を彼女達は平気でやった、だから殴っただけ。
 

　　 　 　 　 　 　 　 　 ,,..-――-..,,
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　　　 　 　 　 　 ／　　　　　　　 　 　 ヽ
　　　　　　　　 /　　　　　 ＿__) 　 ヽ-　l
　　　　　 　 　 l 　 　 　 '´ 　 _　　 r　　.l
.　　　　　　　　| 　 　 　 t''tzj´　　ｨｾﾂ　',　　　　　　　　　　　　　はっ！わかりやすくて結構！
.　　　　　 　 　 ',　 　 　 ｀¨¨´　　 ヽ　　 l
.　　　　 　 　 　 ヽ　　　　 （＿ノ-,-'　　ﾉ　　　　　　　 　 　 　 　 これからやる夫は人々に復讐する。
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　　　　/´　 　　 l l　　＼　 　 |　r-ヽ　 ｀ヽ　　　　　　　　　　　　 ヴィヴィオを倒してな。
.　　　/　　　　　 | ヽ　 　.>､ r'__..>＞　　　|
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ただの悪党と正義ならどれだけ簡単だったのか。
 

片方は正義を汚され、悪の道へと進む事となった若き青年。
 

片方は悪人と罵られ、それでも正義を信じる穢れ無き少女。
 

　　　　　　　　　　　　　　　　 ´ ￣￣￣ ｀　 、
　　　　　　　　　　 　 　 ／　　　　　　　　　三＼
　　　　 　 　 　 　 　 ／　　　 　 　 　 　 三三三＼
　　　　　　　　　 　 /　 　 ー―　　 　 　 ー―三三＼
　 　 　 　 　 　 　 /　　　　 　 　 　 　 三三三三三三ヽ　　　　　　　　　　　　　　　何時でも殺せるって事だお。
　　　　　　　　　 /　　　 ,　　　　　　　　,ﾆ===ミ三三三 ヽ
　 　 　 　 　 　 /　　　 （　 ● 　）　　 （　 ●　 ）三三三 l!　　　　　　　　　　　　　  その気になればやる夫は世界の破壊者さ。
　　　　　　　　/　　　　 　 　 　 　 　 　 ≧==彡⌒三三三l!
　　　　　　 　 |　　　 　 　 　 　 　 　 　 三三三三三三三|!　　　　 　 　 　 　 　 　 構えな、魔法少女。
　　　　　　 　 {　　　　 　 　 （＿＿人＿＿）　)三三三三 }
　　　　　　　　,＼　 　　 　 　 ヽ　　　　 ／三三三三三／
　 　 　 　 　 （ 　 ＼　　　　　　　￣￣ 三三三三三／⌒Y
　　　　　　　　＼___人＞ 　ｰ‐　　ｰ―　 　―一 ＜/　　イ
　　　　　　／　　　 Y .＼　 ＞　　　　 　 　 ＜　,／T¨　　＼
　 　 　 ／　　　 　 ∧ 　 ＼ 　 　 ≫≪ 　 　 ／　 ,'　　　 　 ＼
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お互いに向き合い、構えた。
 

道を違えたけれども、まだ元の道へと繋がっている事を信じる少女。
 

どうでも良いと全てを投げ出す天才。
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 -=ﾆヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-=ﾆ二ﾆﾆ=-＼＿＿___
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 {二二二ﾆ=-　　　,.｡s≦ア´
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |ﾆﾆ=-　　　,.｡s≦二＞'
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{_≧=-:::::＞''　　　 　 　 }
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　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／レ　　 ／ 　 　 　.{ﾆ =_ 　 　 　 　 V/
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 }. / 　 ／　　　　　　 二 　=_
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |/　／　　　　　 　 　 二-　　　　 　 　 ∨/
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 }／　　　　　　　 　 　 二=_　　　　　　　 V/
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｳﾞｨﾗﾝ
純粋な魔法少女と、テクノロジーによって作り上げられた博士。
 

魔法と科学のぶつかり合いが金属音を鳴らし始まった。
 

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　　　　　　　 ／ι 　　　　　　　i　　　＼
　　　　　　／　　　ill　　　　　　u　　 　　＼
　　　　 ／　　　　　　　 　　 　　 ___　 　　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　へ、へへ・・・勝ったお。
　　　　|　　 　　 　`―-､　､､　'´.. ...｀　　　 　 |
　　　　|　　　 　　k=弌ﾐ､　ﾉヽ..::ﾞ::.:."ﾉ　 　 　 |　　　　　　　　　　　　 　 　 　 やる夫が勝ったお！
　　　　＼　U　　　"""　　 　　 ﾞﾞ""　　　il||l／
　　　　　 ＼　　　　（_　＿人＿　_）　　　／　 γＹ⌒ヽ　　　ﾊｧ...　　　　　　 魔法少女に！
　　 ／´⌒ﾞ　 r‐ぅ　　  l　ｒ‐┬､ l　　 　イ　  乂　　　　 ）
　 /　　　　（⌒　　　　 ｀二二´　　　　　　　　ゝ、＿ノ　ﾊｧ...
　　　　　　 ｀　´
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戦いの跡は激しく、周囲に禍々しく残っていた。
 

しかし、勝ったのは魔法少女に対する憎悪に燃える男。
 

正義は力なく横たわっていた。
 

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:^;;;;;;;::::::::' ' 　 　 　 　 　 ヽ.,
;;;;;:::..'.'　 　 　 　 　 　 　 ,〃ヽ
;;;::　 .　　　　　　　　　 '.ノ’　 l
;:　　　　　 　 　 　 , .-ﾆ'ﾍ 　 :l
　　 　 　 　 　 　 ´/',.､,.-,ｴ 　＼　　　　　　　　　　　　　　どうだ、悔しいか？
　　　　　 　 　 　 ≦'='".　　　　 ';.
　　　　　　　　　;'　　　　　　　　, !;!　　　　　 　 　 　 　 　 なんか言ってみたらどうだ！
;　　　　　　　　 ヾ,_　　　_,,. -‐ナ´
;;:.　　　　　　 　 　 ' "=ﾆΞ=ﾆ‐'ヽ　　　　　　　 　 　 　 　 ん？
':;;;:. 　 　 、　 　 　 　 　 　 -.=‐';i
..::::;;;;;,.　　 '- ,　　　　 　 　 　 . -
.＼:;;;::　　 　 　 　 ":::;;;;;;y　"
、 　丶 . ,　 　 　 　 　 ,ｿ,
. ＼　　　　　　" 　 ヾ　"　!;
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地に伏す少女に向けて、勝者の言葉を投げかける。
 

恨み言が出るのか、怒りを露わにするのか。
 

慣れない下種な笑みを浮かべて、顔を見た。
 

　　　　　 　 |　 |　 　 ﾅ- ｨ　 十┼-　 　 ﾐ　 　 　 :} 　 ≧三三ﾆ=─ｧ
　　　　　 　 |　 |　　 ′ /|: 　 | /　　　 　 ﾐ - ､　 .:　　 ￣:|￣￣￣
　　　　　 　 |　 {　 /笊ミ |: 　 N芹示ミ､ 　ﾐ'＾Y 　.:　　 　 :|
.　　　 　 　 八　 ｲ　:|V:ﾘ八　 | V::ﾘ　　　〈( ,ノ　.ｲ　　　　 |　　　　　　　　　　・・・。
　　　　　 　 　 )/ l　ﾊ　 , 　丶|　　　　 　/' / ／ |　　　　 :|
 

　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（●） 　＼　　　　　　　なんで・・・なんで何も言わない。
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／
　　　　　　　 　 ／　　　 　ー‐　　　　＼
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怒りでもなく、嘆きでもなく、寂しそうに見つめる目。
 

ふつふつと怒りが沸き上がる。
 

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　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 //　　　 　 /'　　//　,ｲ,ｲ ,ｲ　　　,:' 　_,　　　 　 　 }
　 　 　 　 　 　 　　　　　 　 　 　 ､二二ヽ　　　　// 　ﾚﾚ //.　　,:' , ノ　　　 　 　 ,ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /'　　　 　/'　 ／／　／ヽ 　　 f ′
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　 　 　 ）　　 j.／ .／!つ　ｊ　　ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／し'　 .Y　/{　.ﾚ‐ /　／
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やる夫に好意を寄せてるフリをして、とことん利用し研究をさせていたあの女。
 

そいつも結局、彼氏だと思っていたイケメンの男に騙されて捨てられ・・・
 

その男もスパイ行為が評価され祖国で成り上がったのだが、最終的にやる夫が全ての悪行を表に晒し
 

今では各国から追われるお尋ね者の完成だ。
 

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　　　　 .|l　|: 　 {　　 Ⅳvrツ　ヽ(　 　 　 〈{_ノ. . . . . . . |
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　　　　　 .}'　 )八　 　込、　　　　　　　 .ｲ^Y {　　　　 ｀　、
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.　　 　　{　　　　}/-=ニニニニニ寸ニ′ニニニﾆﾆ=-_　　　|
　　　　　　ij　　 ′ﾆニニニニニ=-V/-=ニニニニﾆ=-_　　 |
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少女の服を破き、辱めるも何も言わず。
 

ズボンを脱いで男性器を露わにしても反応せず。
 

ただただこちらを見つめて来る。
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿___
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 x＜///＞ ´￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-‐　　　￣　　　 .　　 ／/////´
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ´　　　　　　　　　　　　　 ./////／
　　　　　　　　　　　　　　　　／ 　 　 　 　 　 ヽ　　　　　　　{//／=ミ
　　　　　　　　　　　　　　　 ' 　 　 　 　 　 　 　 :.　　　　　　 Ⅵ{　　　　｡
　　　　　 　 　 　 　 　 　 /. : 　 　 '　　　　　　　}　　 　 　 　 V∧ 　 　 !
　　　　　　　　　　　　　 /ｲ: . 　 /　　　　　　 　 }､_,,__, 　 　 　 V/＼ 　:|
　　　　　　　　　　　　　　 |: : 　.′ 　 }!　　　 　 }''" "ﾞﾞ㍉　　　 ∨//丶l
　　　　　　　　　　　　　　 |:: :　　　}　 }l 　 　 ｨ /`ｰ‐- 　ﾐ 　　　 ＞///＞ __
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　　　　　　　　　　　　　 　|l: :　} 　ｨぅ笊丶(　　　乂ﾂ　 　}}'^ }　'　　　　|
　　　　　 　 　 　 　 　 　 Ⅳ: : }:　Ⅳ Vﾘ　　　 　 　 　 　〈{_,ノ/i　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　|l: : }i:.　ﾊ　　  '　　　　　　　　 /}〉'　|　 　 　 |
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 八: :}l: :　込　　　　　　 　 　 ｲ/i"ヽ |　 　 　 |
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 )八: : Ⅳ个: .　--　 　 イ: :　L __ |　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ{__ ﾘハV≧r＜: :　　　. ´　　　ヽ　　|
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／　　 丶　__ , }: :　 　　 ′ 　 　 　 :.　 |
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 '　　　　　　　　ノ: :　　 　 i　　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　/ 　 　 　 　 ＼:.　 　,.　-‐　 }　　　 　 　 　 .|
　　　　　　　　 　 　 　 　 /　　 :.　　　　　 ` 　 ′　　　 l　　　　　　　　i!
　　　　　　 　 　 　 　 　 ,　　 _ ,.〉　　　　 ,.　-‐　 　 　 ,:　　 　 　 　 　 }
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懇願の声はない、何も返ってこない。
 

望んだ反応も何もない。
 

ただ、此方を見つめるだけだ。
 

　　＼　　　_Ⅵ.| 、　!､ 　i从＼　　 　　,....､　　　 /,.'{ / 　 ,.:'　　＼ ＼＿＿,'__　!　　　　　　　　　　――っ。
　　　 ＼／　＼!　＼} Ⅵ|―} ,ﾊ　　　　ー'　　 　{/イ　　/ 　　　　 ＼＿＿__/　|
　　　　<　,／ 　＼　 ヽヽ!　 |｛ 込､　　　 　 　 ,ｨ/　|＿/　　　　 　 　 　 　 / l　|
　　　　　 ､　　 　 　 　 　 　 |/　 ｀∧≧r--　く {! 　|　|＼　　　　　　　 　 / : i　|
　　　　　　 ＼　　　　　　　 /　　 /　}＿|￣￣￣￣ }　{￣｀ ＼　　 　 　 ,:'　: l　|
＼　　　　　　　 ､ 　　　　　　　　　 /::::::::::ミ-､::::::::::/::ｲト､　　　￣＼ 　 { 　 : l　|
.　 ＼　 　 　 　 ヽ　/　< ＼ 　 　 /:::::::::＿:::::::｀ー:'::::::::::::::＼　　　　 ＼ {　　 l　|
　　　 ＼　　　　　Y　 　 ＼__> ／二二 ミ､:_｀､:::::::::＿,:::／￣: : ＞- ､ Ⅵ 　 :l　|
　　　　　＼　　　/ 　 　 　 ,　´.::::::....　　　　＼:_/介､_>,イ´￣￣　 ⌒ヽ ヽ　: l　!
　　　　　　 ヽ　/{　　　　 /　::::r:;:::::::　　　　　 /ﾝ |ト_>　　　　　　 .:::::r:;､ヽ}ヽ:i　|
　　　　 　 　 ∨ |　　 　 ,′ :::ゞ'::::ノ 　 　 　 / 　 || :.　 　 　 　 　 :::::::ゞ'::: Ⅵ＼|
　　　　　 　 　 ヽ　　　 ｲ　　 ｀￣　　　　　　　　..:;｀ ::::.　　　　　　　｀ ー '　} ＼}　　　／
　　　　　　　　　 ∨　,.八　　　　　　　　　　 ..:::::,:'　 　:､:::.. 　 　 　 　 　 　 八　 ＼／
　　 　 ヽ　　 　 　 ∨ {　　　 　 　 　 　 　 ..:::／　　 ;　 ＼:::...　　　 　 ..:::::,:'　 ＼ ,:'
､　　　　　　　　　　 Ⅵ /　｀:..._　　　　_,..:::::' 　 　 　 i　 　 ｀::.､::::....　...:::／ ＼　 /
　 　 　 　 　 　 　 　 ∨　　/ 　}￣￣　　 　 　 　 　 |　　　　　｀ 　 T ´　　　 ∨
　　　　　 　 　 　 　 　 '， /　 ハ　　　 　 　 　 　 　 |　　　　　　 　 |　　　　 /
　　　　 　 　 　 　 　 　 ∨　/__ ﾊ　 　 　 　 　 　 　 ;　　　 　 　 　 ﾊ　　　,:'
　　　　　　　　　　　　　　ヽ￣　　}　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /　＼ ,
　　　　　　　 　 　 　 　 ir ､ヽ　　 !　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,'　 　 /　　　　　 ､
ヽ､　　　 　 　 　 　 　 / ｰ/　 i　/　　　　　 　 　 　 i　　　 　 　 ﾊ　　/　　　　 　 ,ｨ＼
　 ｀丶､　　 　 　 　 ／ 　/　　∨　　　　　　　　　　 ;　 　 　 　 　 }　/　　　　　　 ∨´ ヽ
＼　　　｀　 ー-- '´　　 /　　 　 '，　　　　　　　　　　　　　　　　　∨　　　　　　 　 '， 　 ｀
＿｀　　　　　　　　　　 /　　　　　 '，　　　　　　　　,　　　 　 　 　 /　　　　　　　　　 '，
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┃　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |　　 　 　 　 　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ┃
┃　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |　　 　 　 　 　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ┃
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魔法少女をこの手で汚す。
 

憧れた存在をこの手で穢し、征服感に包まれる。
 

これからやる夫の復讐は始まるのだ。
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ヶ　　u
　　　　/　　　　　 　 l　　　　　　　 ∨　　　　　　　　　　　　どうだ！！
　　　,　　　　　 　 　 |　　　　　　　　}
〈＿_」　　　　　　　, 仝､　　　　　　ノ　　 　 　 　 　 　 　 　 ははははは！！
　｀¨弋　　　　　ィＹ^Ｙ^Ｙ＞ｰ-一
　　　　　ｰ一'´￣￣￣ ´
 

　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 }八 _| 从　　　　 i　　　 〈{ノ' --ミ､ヽ. . .　　 ＼　っ　　　　　　　　　ん・・・
　　　　　　　　　　　　　 ｡　　 　 .´:V . . __个:.　 -_- u ｲ__{__ : : : : :' .丶.|i　　　丶
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 {: : /／ :r;､:.　　≧=≦／　 .:.:r;､:.丶: :} 　 |i. . . 　 　 ＼　　　 　 　 　 んっ・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　 '，. '　 ､:ゞ::ﾉ　　　｀Y´ 　　 .:.:.ゞ':. 　Ⅵ　　　ヽ. . .　　　＼
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 V　 |i　¨¨　i| 　 　 }　　　　 　 　 　 v 　 ﾟ　　 ＼. . 　 　 丶
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 {　 |　　　　| 　 　 : 　 　 u　　　　　}　　　ﾟ　 　 ＼.　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 _／|
　 　 　 　 　 　 　 _r‐f「^ﾍ.　 　 .圦 　 ｕ　　　　 i|　i 　 |i　 　 　 i|　 .,　　　 　 　 　 '，　　　}　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 _／|　 |
　　　　　　　　　rく iJ/ゝ'/r‐､　 　 }'，|i　　 　 i|　 人　 i|　|i　i|　i|　　　...rﾍ^Y､_　　 }　　　,　　　　　　　　　 　 　 　 ／￣ |　 |　 |
.　　　　　　　 　 ゝ )//////} }_.|i　.-　.|i　|ｉ　ｉ| i| ｨ.: .: : . 　 |i　i|　　.ｲ.r<‐ぅV∧} 〉､ ,　 　 /　　　　　　　　　　　　  ／ 　 　 | 　|　 |
.　　 　 　 　 ---ミ V//////ﾉ: |i.: : : : :.＼ｉ　ｉ　 ´ : : : : : : . .　 　イ/ ｨ{ 「/////.ﾉ ﾉ　 　 ′　　　　　　　　　 　 ／ 　 　 　 |　 |／　　　　　 　 　 　 　 ／|
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　　　∨　　 . : :- ////// ＼ |. . . . . . '. : : ､　　　　_:_　 　 　 ハ-　´. /　V/ ./∧　　　　　　　 　 V/　　　　　  |／　/　　/　 |__　r　 　 　 　 _ _　　　|　 |
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　　 ,　　　' . : :///////　　　　　|＼. : : : }　　　　　 　 　 　 :.{ 　: : >　´　 ://///∧　　. :　　:.　　　　　　　　　　  /　　ハ__〉 | ｨ　r‐┘|, ィ　L,, //　 |￣|
　　'　　 　. : :///////　　　　　　　　 ､: : .　u＼__ 人__／　. :　 ／　　　　 i//////∧. :′　　 　 　 }　　　　　　 | 　 /　 　　　j　j 　 ┌┘ ／〈/　　 ￣
　/　　　　. :///////,　　　　　　 　 　 :. : : .＿　) . . . (　＿ : :|'　　　　　　 i///////ﾊ　　　　　　　 i　　　　　 　 |_／　　　　 〈__/　　└‐ ´
. '　 　 　 . ///////ｲ 　 u 　 　 　 　 　 :. : : . . . . : : : . . . . ./i| ｕ　　　　　 V////.//'∧　　　　　　 :
　　　 　 . ﾊ///////}　　　　　　　　　　　'，　 . : : : : : : . 　|'　　　　　　　　 ∨///.///∧　 　 　 　 |　　　　 j――‐ｧ 「:|「:|
　　　　　ｲ///////∧　　　　　　　　　　　 :.､. : : : : : : : : /i| 　 　 　 u　　　　V///////ﾊ　　　　　 i　　 　 └‐ｧ:::::/ .L:!L:!　,.-.､
　　　　/////////ﾊﾆ'，　　　　　　　　 　 　 :.. . __,､__. . ′　　　　　　　　　　ﾊ///////∧　　　 　 {　　　　　 /:::::〈　r――‐{::0::}
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　 ////////////人ﾆニニニニ≧=--i|| ≦ﾆニニニニ≧=----|i=≦ﾆﾆニﾆﾆV//../////'∧　　　　V/　　　　　　　　/_/l:] l:] /::7
　'/////////////7ﾆニニニニ=-／ -|ｉﾆニニニニニニニ=-＼|-=ﾆニニニﾆﾆV// //////ﾊ　　　　V/　　　　　　　　　　  ∠／
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
目の前の魔法少女をがむしゃらに犯し続けた。
 

胸の奥に燻ぶる感情を潰し、蓋をして何も考えないようにする為に
 

少女へと肉欲をぶつけた。
 

　　 _　　i 　 　 u　　　  i; 　 　 　 ,、　）　 　 i　　　　　　　　　出してやるお――――
　/ 　｀''-'　　　　　　　　`'''＝ﾆﾆ .アﾞ　 　 ﾉ
ー:ヽ.　　　｀＼ .　　　　　　　　ー‐　　 　, '　　　　　　　　　　あっ・・・
. 　 ､::ヽ　　　　 ＼ 　': : .　　＿　　　_ .-
　 　 ヾ:::＼.　　　　＼ 　: :: ::: ::: :: :ヽ　ヽ､
　　　　 ＼::::＼　　　_,,.＼　: : : :ヾ｀r‐-､ﾞi.ﾞi、
　　　　 　　＼:::｀':'／　 .ﾞヾ.　　ヾ/!､　　ヽ ﾞi
　　　　　　 　 ＼:/　　　 　　 ｿl'`　　　　　 ﾞi
 

　 　 　 　 |l　　 }l　 iﾊﾄ､〈　　　　　　　 　 〈{ /: : : :　∧ 　 　 |　　 　 ''"¨´　 　 　 　 　 丶 ／
.　　　　　,从 　ｨ　　l j杁　　 r‐　､　 　 u 　}〉: : : :　　 　 ｰ─ … ─-　　　　　　　　 　 ／ 　 　 　 　 ／
　　　　　　　 )'八　 |ハﾘ丶.　V´::::}　　 　 ｲ: : : : :　　　 　 　 　 　 　 　 ｀ヽ　　　_,... ィ´　　　　　　 ／
.　　　　　　 　 　 丶{　　　 个: . ｰ'　　イ: : : : : : :　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾟ｡='　　　　　　　 　 　 ｲ　　 ／
　　　　　　　　　　　{　　　　　　　ｰ≦: :｀ヽ: : : :　　　　　　　　　　　　　　 　 }￣ ¨ヽ　　　 　 　 /　‘， /
.　　　　　　　　　 　 l 　 　　､　 　 　 ヽ : : }: :　　 　 　 ,.　　 　 　 ﾟ　　　　　　　　　 }　　　　 　 ′　 ∨
　　　　　 　 　 　 　 i　u 　　 :. 　 　 　 ‘， 　 　 -‐　´　　　　　　　 }　　 　 ,　　 　 l　 　 　 　 ,　　 　 :
　　　　　　　 　 　 　 ﾟ　　　　 }　　　　　 :　/´　　　　　　　　 /　 　 し　　 /　　　 .:　　 '　 '　/　　　　 ｡
　　　　　　　　　　　　∧　　 .:′　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　 　 　 ′ /　/　,{
　　　　　 　 　 　 　 　 ∧　/　　　　　 　 :.　　ﾟ　　　　　　 ､{　／　　　　/　 　　/　／／　//　　 　 　 :
　　　　　　　　　　　　 　 У　　　 　 　 　 }' 　 　 　 　 　 　 V　, ﾟ　　　　　　.ｨ　／／　イ'¨ 　 　 　 　 }
　　　 　 　 　 　 c　　　 ,　　　　u　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∨　　　/　　 /(ノゝ-=≦　　　　　　　　　:
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
もうすぐ、もうすぐ射精に達する。
 

その刹那、ふと水溜りを見てしまった。
 

必死に目を逸らしていた現実に。
 

　　　　　　　　　　　 ／´　　 　 　 　 ＼
　 　 　 　 　 ___,　 '´ 　 　 　 　 　 　 　 ｀ヽ 、
　　　 　 ,,.　´　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｀ ｰ- 、
　 　 　 ´　　　　　 　 ___　　　　 　 　 ___　　 　 　 　 ＼
　　 　　/´ ,..::::::::::.ヽ ヽ　　 　 　 　 　/´ ,..:::::::::::.ヽ ヽ
　　　　,'　 ,;::::::::::::::::::',　',　　　　　 　 ,'　 ,;:::::::::::::::::::',　',
　 　 　{　 {:::::::::::::::::::::}　}　 　 　 　 　{　 {::::::::::::::::::::::}　｝　　　　　　　　　　あ・・・
　　 　 .'、 ヽ::::::::::::::／ /　 　 　 　 　'、 ヽ::::::::::::::／ 　/
　　　 　 ＞-ﾍ -‐⊂⊃ 　 　　 　,　　　 ⊂⊃‐-＞=イ　　　　　　　　　　　う・・・あぁ・・・
　　 　 .（　 ＿ﾉ　　　　　 　 　 |i　　　 //　　人　＿)
　　　　（ ´「　　　　　　　　　　.||　 　 〃　　　　.ﾊ （
　　　　 人 ｌ し　　　　　 　　Ｊ.!|　 　 |ｌ 　　　　.しl　〉
　　　 .',　 | l　 {,　　 .、＿　＿八＿_ ｣Ｌ.、　　　　| :|
　　ﾉ│　ヾ、／ ,v─‐ｒ──‐ﾊ r‐v、＼＿_,,,,ノ /
　　　 　ヽ､ｌ　　 人 （ |ｌ　_｣∟ニ二｣,Ｌ.、ﾉ ノ ／（/
　　　　　　　　　　　｀￣´　　　　　 l |
　　　　　　　　　　　　、 　 　 　 　(ノ
　　　　　　　　　　　　（_｀　┐-イ´
 

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ぐしゃぐしゃに泣いた自分の表情が映り込む。
 

あぁ、そうだ。
 

自分は決して魔法少女の敵になりたかったんじゃない。
 

　　　 　 　 i　　　　　　　　　　　　　　　　　　'　 　 　 　 　 ｝i
　　　　　　 し　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　 (_ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ′　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 l　 l　/´｀l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 l　 ｌ /　 / /７
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 {　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 l　 l .l　././ /
　 　 　 　 　 　 　 ､　　 :.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l　 l　l_/./ /　　　 Y⌒ヽ
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　　　　　　　　　　　　 ヽ:::::::､　　　　　　　 :.　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 l　l｀ヽ､　 ） ,．''"　ヽ、_ノ
　　　　ij　　　　 　 　 　 i::::::_:_:＞ｭ.... _ 　　 ::　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 l　l　　 ￣／　　/ヽ.　/
　　　　　　　　　　　　　 }:i:/､_ﾉｨ＝- ､::ヽ　 }　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l　l　　 ／　　／　 / /
=　_　　　　　　　　　　}i,ﾉ:ﾑィ´　､////｀＞f ､　　　　　　　　　ｕ　　　　　　　　　　　  l_/　　 ヽ__／　　 / /
　　￣ ¨　=-　　　　　 i{iｨ´　　　 ｀¨´__ 　{//∧　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 / /　 _　_
　　　　　　　　 丶　 ＼{{ 　ｨ＾Y　´///丶 V//∧__　 -== ─ 　-‐─…　　　　　　　　　　　　　 　 　 ヽl 　 l l ｌ l　__
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　　　　　　　　　　　 ＞-{ i///し'///////∧　 ヽ∧_,x≦//////////　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ﾑ'
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　　 　 し　　　　 　 　 /'　　　 ∨///////////イ///////////
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本当は誰かに助けて貰いたかった。
 

好きになった人が魔法少女だった、その人に裏切られたのが辛かった。
 

どれだけ裏切られようと、馬鹿にされようと魔法少女を嫌いになった訳では無い。
 

彼女達を恨み憎んでいただけなのだ。
 

　　　 　 　　 　　＿＿＿_
　　　 　　 　　／:::　 　 　＼
　　　　　 　／::::::::::　　　　　＼　　　　　　　　　　　　　　ごめ、ごめ・・・
　　 　　 ／:::::::::: 　　　　　　　 ＼
　　　　　|:::::::::::::::　　　　　　　　　|　　　　　　 　 　 　 　 やる夫は、やる夫は――――
　　　 ／⌒::::::::: 　　　　　⌒ヽ／
　　；/::::::::::::　　　　　　　 　 　 ＼；
　 ；/::::::::::::::　　　　　　 　　　＼　ヽ；
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魔法少女だって、人間なのだから。
 

良い人も、悪い人も、無垢な少女も、色々な人がいる。
 

少なくとも目の前の少女はこの様な目に遭うべき事はしていない。
 

　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　r‐　＼(　　　　　　　　　　　　 }}⌒` }}　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　 }
.　　　　　　　 　 　 　 　 ,-､　　　　/　　　　 　 v　 　 ヽ　　　　　　　　　 　 〃 __,/ﾉ　　　 ,ｨ{　　　　 　 　 /
　　　　　　　　　　( ﾞﾍ＼ゞ )＼ 　 {　 　 　 　 　 '，　　　　　　　 　 　 　 　 〈{ -= ´ 　　／／＼　　　　　 , 　 　 　 　 　 /
　　　 　 　 　 　 ,=＼ 　 ＼　　＼ ＼　　　　 　 人　　　　　　　　　　　　　　}〉　_,.彡／／ 　　 ＼　　 　 {　 　 　 　 　,
　　　　　　　　　 ﾍ-' ＼ 　 ＼ 　 ＼ ＼,.ｨﾍ_／ゞ-ﾍ　　　　　　　　 　 　 　 /'　　 ／／　　　　 　 ＼　　　､　 　 　 　 {
　　　　　　　　　　 ﾍ　　＼ 　 ＼　　＼ { ｀'＼.　 -ｲ　　　　　　　　　 　 　 ｲ　 ／／　　　　　　 　 　 >─ ┴- .　　 　 ､
.　　　 　 　 　 　 ,(ﾞヽ＼.　 ＼ 　 ＼　　.ゝ､.　 ＼ .∧　　　　　 　 　 　 ／　 ／／　　　　　 　 .　´　　　　 　 　 　 　 　　}
　　　　　　　　　　＼ '　＼.　 ＼ 　 ＼　　 ｀ヽ　 ｀ヽ 丶　＿＿___　,.ィ　　 </<　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　丶 /　　　ﾁｭｯ
　　　　　　　　　　　 ＼ 　 ' .,　　' ,　　ヽ.　　　 ＼ 　 ゝ. 　 　 　 ＿_｀ヽ／ﾆ＼＼　　　 　 '　　　　　　　　　　　　　　　 ＼
　　　　　　 ＿,ｭ =-‐＜＼　　　　　　　　　　　　　 `　　｀ヽ 　／　　　　＼ﾆニ＼＼ 　 /　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 '，
｀ゝ -‐＜´　　　　　　　　∧　　　　　　　　　　　　　　 　 　 V　　　　 　 　 VニニV∧/
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後悔は先に立たなかった。
 

だが、それはやる夫の主観である。
 

少女はやる夫に口付けをした。
 

これで終わりにしなければ、やり直す事だって可能だと。
 

今から上書きすれば良いのだ。
 

　　　　 ＿＿＿_
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＼::::::::::::::　　　　　　　／ヽ
　/::::::::: 　　　　　　　くゝ 　）
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散々、犯したやる夫の事を優しく受け止めてくれるヴィヴィオ。
 

今のやる夫に選択肢なんて存在しなかった。
 

何故ならば・・・
 

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　　　　　　 　 　 　 /　　/　　 ′　 /　　' {　　　}　　　 ﾐ 　 }＜
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　　　　　　　　　 /'　|　 i　　ｉ |　,斗 ‐ｫ / { 　 /　 　　　 ﾐ　/､////丶
　　　　　 　 　 　 　 И {　　ｌ |　　|　/}/_ 八 (　ｨﾁ笊ミⅥYV ＼////＼_
　　　　　　 　 　 　 　 }八 　| { 　 }〃⌒^`　ヽ　乂rツ　}} }　v. . 〕iト-- ⌒　　　　　　　　　　じゃ、やり直しのエッチしましょ♥
　　　　　　　　　　　　　　 ヽ{八　从 ::::::: 　 '　 　:::::::　〃'　 ∧. . .　 　'，
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼込、 　 ､ 　 ,　 　 '〈{　　/ ∧.　　　　　　　　　 　 　 　 　 いっぱい上書きしますから。
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 }〉 个: .　　　　ィ　　}〉 　 /　∧.
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 / 　 　 } ＞＜　|　 /　　　　/ ∧. .　　　}　　　　　　　　 　 あの人達なんか忘れさせます！
　　　　　　　　　　 　 　　　 　 　　　＿ノ 　 　 　 乂＿　　　　/　}. .　　 ,
　　　　　　　　　　　 　 　 ／　￣　　　ー　､　ｨ　‐＝ 　 　 ￣　 ＼.　　/
　　　　　　　　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ '
　　　　　　　　　　　 ,ｲ
　　　　　　　　　　　ﾞ.　　　　 }　　　　　　　　　　　　　　　　 {.　 　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　,ｲ.　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　 　 　 　 `､
　　　　　　　　　 　 　 　 ,ｲ..-..　 　 　 　 　 ｉ ｉ　　　　　　 ,..-...､ヽ　　　　 　 ヽ
.　　　　 　 ,ｲ　　　　　,./ .::rｯ:::::　　 　 　 　 !ｉ　　 　 　 　 ::::rｯ::　ヽ､
.　 　 　 ／　　　 　 ,ｲ ｉ　ゝ:::: ノ　　 　 　 　 !ｉ　　　　　 　 ゝ- '　　ｉ ＼　　　 　 ＼
　　　 　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　 　 　 ハ　　 　 　 　 　 　 　 ,　　ヽ　　 　 　 ヽ.
　 /　 　‐-､ ,ｲ　　　 .∧　　 　 　 　 　 　 ｲ　 ヽ　　　 　 　 　 　 ∧　　　ヽ,ｨ ￣　　､
　∧　　　　　 　　 　 　 .ヽ 　 　 　 　 イ 　 　 　 `　 _ 　 　 　 イ　　　　 ,ｲ　　　　　/
　　∧　　　　 ヽ.　　　 　　／了￣　　　　　:　　　　　　 了.　　　 　 　 /　　 　 　 /
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
やる夫は負けているからだ。
 

彼女の明るさと優しさに。
 

もう、勝てないからである。
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 -‐ 　 ¨ ￣￣ ¨ 　 ‐-　　　　　　　　　 ＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 -=ミv'　　　　　　　　　　　　　　　　｀　.　　　＜////////＞ ￣
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　　　　　　　　　　　 　 　 　 厶イ　　　　 　 　 .′ / {　　　　　　　 /''"ﾞ"ﾞ㍉　　 　 V/////＞　|
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |i　　 :　　　　 i_,.斗┼‐ 　　 l 　　ﾅ …‐-　ﾐ　　　　 V///////＞
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |l　　 ｉ　 　 　 {,ハ{_八　　　 |　Ⅳ __　　　　ﾐ　 　 　 .:＞/////////＞　___
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 Ⅳ 　 l　　i 　 从ｨf示笊x 　 ﾄ､{ x乏示ぅミ　ﾐ⌒Y　.' 　 　 ￣￣|￣￣　　￣
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |l 　 { 　 l　 　Ⅳ ﾄｲ/(_　＼{　 　ﾄｲ/(_　 Ⅵ〉'^ } /ｉ　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　んっ？
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 从　j{ 　 |　 　杁,乂zツ　　 ヽ　 乂rツ　 ﾒ}〉_,ノ ' :|　　　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　)八　 |　 　| ﾄ､::::::::　 ,　　 　 　 :::::::::::::〈{ ／ 　 |　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　私は自動回復持ちだからね～
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 丶ﾄ. 　 |八⌒　　　　　　　　　u 　 /ｲ 　 　 |　　　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼{ハﾘ ､　　 ､_,__,　　 　 　 ｲヽ　　 　 |　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　近接と相性が良いんだ♥
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 个: .　　　 　 　イ　{　　 　　　|　　　　　　 |
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　　　　　　　　　　　　　　ゝ__ 二)　i　　 　 　 　 ‘，　　　　　　　　 　 _ .イ ＼　〉　　　　　 l　　　|
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冷静になってみれば、色々と疑問が湧いてくる。
 

ヴィヴィオは元々、近接が得意な武闘派。
 

やる夫に犯されてる最中、いつでも反撃できたはずだ。
 

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　　　　　　　 　　　　／　　　　 ¨¨ｱ　　　　　　　　　 　 　 　 ＼//／　　　 ﾟ｡
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　　　　　 　　　 　 　 /　　/　 　　 ′　　:　　　 　 　 　}''''"ﾞ㍉　　　 V///>､ |
.　　　　 　　　 　 　 /　　/　　′/ 　　 　 { 　　 　 　 　}　　　 ﾐ　　　 .､/////>､
　　　　 　　　　 　 /　　 ′ /　　　i　 　 斗-‐　　　…ｧ ‐- 　 ﾐ 　 　 } ＼/////＞ __
　　　 　　 　 　 　 ′　/　　'　　 ,斗　/　八　　 　ﾊ ｨ 　　　　 ﾐ　 　 　 　 ￣i ￣￣ ⌒
　　 　　　　　__／ 　 ｨ　　 　 　 　 {ｨぅう笊㍉ 　 / }/ｲぅ笊うぅ ﾐ　　　　　 　 |
　 　 　 　 　 ⌒^¨¨´ | 　 　ｉ 　 :　 { 乂rツ 　 ヽ(　 　 乂rツ 　:}}^Y/ｉ 　　 　 |
　　　　　　　 　 　 　 .|　 　 {　　ｉ 杁.:.:.:.:.:.:.　 　 i 　　　 .:.:.:.:.: 〃〉 }' | 　　 　 |　　　　　　　　　　　　私はやる夫先輩に弱いから。
.　　　　　　　 　 　 　 Ⅳ　　{　　l 　ゝ.:..:.:.:.:. 　 　　　.:.:.:.:.:.:　〈{　 ,ﾉ　|: 　　 　|
.　　　　　　　 　 　 　　从　j{　　|　　 ﾄ､_u　　　　　 　 　　 ｱ ＼´.　 |: 　　 　|　　　　　　　　　　　　まぁ、なんだ。
.　　　　　 　 　　　　　　　 )八　 ﾄ. 　 i⌒＾ 　 ｀　　´ 　　ｲ　　　}〉　 .|: 　　 　|
　　　　　　 　 　 　　　　　　　丶{　＼{　ノ::≧:... _ ...: ≦　}＼. /_＿　| 　　 　 |　　　　　　　　　　 　 理由は察して欲しいかなーって。
　　　　　　　　　　　　　　 ."~ ￣￣　‐-　___　: : : : :___　-‐,　 　 　 ￣￣￣~"':..
　　　　　　　　　　　 .　´　　　　 　 　　　 　 . .｀ : : ´. .　　　　　 　　　ij　　　　　V
　　　　　　　　　　 /　　　､:.　　 -- 　　　 __　　 __　 　 　 ,　　 ' ---　　　　　　　 }
. 　　　　　　　　　 {　　　　´ 　 　　　　 　 　 ／::::::::ヽ　　　　　 　　　　　 ､/　 　 ,:
　　　　　　　　　 ∧..::／　　　　 　　　　　　 {::::::::::::::::} 　 　　　　　　　 　 　＼　_/
　　　　　　　　　　 .У　 　 　 　　　　 　 　 人::::::::::ノ　　 　 　　　　　　　　　 ∨⌒{
　　　　　　　　ﾉ＾ｱ　　 　 　 　 　　　 　　　　 ｀y'´　　　　　　 　　　 　　 　 　 {　　∨
　　　　　　　 {　 {　　　u　　 　 　　　 　　 　 　 }　　　　　　　　　　　　ﾟ　　　　ヽ　/
.　　　　　　 「}　 }::..　　　　　　 　　　　　　　　.:'　　　　 　 　 　 　　　　　 　 　 　∨　　　　　　　／-=
　　　　　　　}人ノ:.:.: 　　　　　 　　　　　　　 ..::　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 }＼　　　　 ／-=ニ
ﾆ=- _　　　　{　f:ｿ.:.:}　　　　　　　　 　 　 　 ..:::{　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 j. : }　　 ／-=ニニ
ﾆニニ=- _　{＼＼.:'　　　　　　　　　　　　　 ...::、　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /／}　／-=ニニニ
ﾆニニニニﾆL､ ＼): .　　　　　　｡　　　 　 　 ..:::}､　　　　　 　 u 　 　 　 　 ....... ノ ／／-=ﾆニニニﾆ
ﾆニニニニニ└＼): : . . . .　　　　　　　 　 ....:::ｲﾆ＼　　　　　　　　　　 ,.:.:.:.:.:.:/／-=ﾆニニニニニニ
ﾆニニニニニニニﾆ=- __: : . . . . .　　　 .....::／ﾆニ=- : .. 　　　　　　　 .:.:.:f;:ソ -=ﾆニニニニニニﾆﾆ
ニ／-=ﾆニニニニニニニ=---　　　--=≦ﾆニニニニﾆ≧=-　　　--＜⌒-=ﾆニニ=-＼-=ﾆニニﾆ
／-=ﾆニニニニニニニニニ=-　'' -=ﾆニニニニニニニニニ=-　-=ﾆニニニニニニニ=-＼-=ニニ
ﾆニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=-　-=ﾆニニニニニニニニニニﾆ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
殺す気でやる夫と戦えば、やる夫に負ける事も無かったはず。
 

だが、それを選ばなかった。
 

言い澱むヴィヴィオの理由は一つしかない。
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ----- 　　　　　　　　　 　 _＿＿＿＿＿____
　　　　　　　　　　　　　　 ´　　　　　　　　｀ 　　　　　　　／/////////＞ ´⌒
　　　　　　　　　　 　´　 　　　　　　　　　　　　 ヽ　　　.///////＞＿´
　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ //////／　　　 ＼
　　　　 　　 ／ ,　　　　　　　　　　　　ｰﾍ　　　　　 　 {///／. .　　　　　　'，
　　　　 　／ ／　　　 ,　　　　　　　　　　 }､__,,,ﾍ 　 　 V∠ _＿____　　　 　 i
　　　 　 '　ｨ　　　, 　/　　 /　　 ' 　 　 　 }'ﾞﾞ"ﾞﾞ} }㍉　　 v////////〕ｉト　　|
. 　 　 /／/　　 /　 ′　 ｲ　　/ ｉ　　　　 }　　 } l　 ミ 　 v///////////＼|
　 　 /′/ /　 '　 / 　 . 斗‐ ｧ‐ {　　　 ‐ｫ ─ }/- 、ミ　 i ＼///////////＼
.　　　　 ,　'　 /　 '　　´ / } /　/ { 　　 ' /}　　ﾉ' 　 　 ミ　| . . `＜//////////＼
. 　　　 　 i　　′ i　 　/　乂　　. {　　/}/　　　　　　　 ﾐ　}i . .　　 ⌒〕iト////////>､_
　　　　　 ｉ ｌ　 ｉ　 {　 .{ ｨﾁ示笊ミ八 /ﾉ′ｨ笊示ミV　 }} .'|. . . . 　　　　　￣「￣￣　⌒
　　　　　 | |　 {　　{i ..{ 　乂rツ　　 )' 　 　乂rツ ﾒ　　〃/|. . . 　　　　　　　|
.　　　　　| | 　{　 八　Ⅳ .:.:.:.:.:.　　　　　　.:.:.:.:.:.: 　　 ^Y　|. . . .　　　　　　　|　　　　　　　　　　　　こういう所は鈍感だからねぇ。
　　　 ＞ИⅣ{ 　　 i＼乂__:.:.:.:.　　 ｉ　　.:.:.:.:.:.:　 　／⌒ ' ⌒~'' .,　　　　　　|
　　　'　　　}' 八　　 |　⌒「⌒　　　　　　　　 　 ／ .　　　　　　　 ＼　　　　.|　　　　　　　　　　　　やる夫先輩。
　 /　　　　} '　 ＼　ﾄ､　 : 个: .　 　｀こ´　　　ｲ 　 　　　　　 　 　 　 '，　　 |
　 {　　　　 　 　 　ヽ{`　　　　. : :::....　 　　イ　　　　　　　 　　　　 .　　　　　|　　　　　　　　　　　　 あっ、おっきくなってきた♥
　 　　　　　　 :.　　 　 　　　　　. : : : . . : : : .　 　　　　　 　　 　 　 　 .}　　　|
　 ∧　　　 　 . :.　　　　　　　　＼: : .　 . : ／　 　　 　 　　　 　 　 　 .ﾊ　　 |
　/.:ﾊ　　　　. : :}: : '~　 　　 .　　 ｀'' . . ／ . :　 　　 　 : . .、　　　　　,__　　　|
./.:/: :'，　　. :／´　 　　　　 　 丶 : : . . :./ 　 　　　　　　　＼ 　 　 /　}　　 .|
. /{: : ::. 　. : ' 　 　 　 　　 　　　　.＼ 　:'. 　 　　　　 　　　　 丶　 ,　∧　　 .|
:.{ ∨/ﾊ. :/　 　 　 　 　 　　　　　 　 .ヽ{　　　　　　　 　　　　　 '，{:/ ハ　　.|
∧ ∨: :V　　　　　　　　　　　　　　　　 '，　　　　　　　　 　　　　 V.:/ﾆﾆ'， .|
ニ〉 ⌒ ,　　　　　　　　　　　　　　　　　 :.　　　　　 　　 　 　 　 　 Vﾆ／∧ .|
ニL __:..{　　u　　　　　 　 　 　　 　 　 　 :.　　　 　 　　　　　　　　. }-=ﾆﾆ∧|
ﾆニ「: 八　　　　　　　　　　 　　　　　　　 :　　　 　 　　　　　 　 　 .:-=ﾆニﾆ}
ﾆニ＞{: : >､ __　　　　　 ／ 〉　　　　　 　 : .　　　　　 　　　 　　　, -=ニニ∧
ﾆニニL:/ 　 :.　 ):i.:.:.:.／ ／)　　　　 　 　 }: ..　　u　　　 __　　　 ｲ-=ニニ/ﾆﾊ
∨-=ﾆ{人　'¨¨´　￣__／／〉　　　　　 . : . : : .　 　 　 .:.:.:._:..:.:／-=ﾆニニニ/∧
ﾆVﾆ=-⌒}`「￣　 __　イ／/　　　　　. : : /: : . . .　 　 .:.:.:f;ﾂﾉ┘-=ニ／-=ﾆニﾆ
ﾆﾆ>､-=ﾆLﾆ〕iト ､　 ‐'' ／　　　　. . : :　': : : : : : . .r‐<二／-=ﾆﾆ／-=ニニニﾆ
-=ニニニニニニﾆ≧≦ト .,: : . . : : : :イ､: : : : : : : : ^>ィ^-=ﾆニニニ=-- -=ﾆニ
ﾆニニ=- -=ﾆニニ=-- -=ﾆ≧=-＜ニニ≧=--- ＜ﾆニニ=- ⌒ -=ﾆニニニﾆ
-=ﾆニニﾆ=- ￣ --=ﾆニニニニニﾆ=- -=ﾆニニニニﾆ=----- -=ﾆニニニﾆ
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やる夫なんかでは勝てるはずもなく、初めから負ける戦いであった。
 

やる夫は全てを察し、申し訳なさと恥ずかしさが襲ってくる。
 

同時に、目の前の少女が愛おしい。
 

頭の中がぐちゃぐちゃになりそうで、感情がおかしくなりそうで
 

目の前の彼女以外を感じられなくなる。
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 x≦三三三ﾆ=-
　　　　　 　 ／　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼≧三三三三三ﾆ=-
　　　　　　'　　　　　　　　´　　　　　　　　　/ 　 　 　　 ヽ三三三三三三ﾆ=─ｧ
　　　　 /　　　　　　　　　　　 　 /　　　　　　　　　　　　　∨三ﾆ=-￣￣￣￣
　　　　′　 -──　　　 　 　 .:′　　　 /　　　,　.:′,　 　 :.≧三三ﾆ=-
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 .:　 　 /　/　/　 / 　 ヽ≧三三ﾆ=─ｧ
　 　　{:　　　─‐-　　 　 　 　 |:　　　　 |　　.:　 /　/　 ｲ　　|　 }　￣￣￣￣
　　　 {:　　 　 ‐---　　　　 　 |:　　　 　|　 /　/　/ 　 / 　 .:}　 :　　　　　 /ニニ　　　　　　　　　　　　　「ヴ、ヴィヴィオ・・・っ！」
　　　 :..　＼　 　 　 　 　 　 　 |:　　　 斗-/─ ‐‐. 　ｲ　 / ′ /　 　 　　/ﾆニﾆ
　　　　:. 　　ヽ　　　　 /'⌒ヽ. |:　　　　 |/　　　 　 　 | .:' /　 /　　　　　/ﾆニﾆﾆ
　　 　　:..　＼　　　 　 { .:'＾　　|:　　　　 | ィﾁ示笊㍉ {/j/　ノ _＿ _　 ィﾆニニニ　　　　いいよ♥
　　　 　 丶　　　＼ 　 V､ 　〈 |:　　　　 |　　乂ﾘ　　　乂_ /ﾆニニ／ﾆニニニﾆ
.　　 　　　　＼　　　　　 ＼ ‐-|:　　　　 |.:/.:/.:/.:/.:/.:/.:/ i'ﾆニﾆ==yﾆニニニニ　　　　 出して♥
　　 　　　　　　ヽ　 　 　 　 ゝ-|:　　　　.|/.:/.:/.:/.:/.:/.:/　,ﾆﾆ／__イﾆニニﾆﾆィ
　　　　　　　　　 .V　　 ,,ﾐ''."　 |:　　　　.|　　　　　　　　 _j_∠ 爻爻r､ﾆﾆﾆ／ﾆﾆ
　　　　　　.　´: .￣ ¨ ヽ　　　　Ⅳ　 :|:　:l　 　　　　　,.ィ/////＞／ /ニ／ニニﾆ
　　　　／. : : .　　　　　V. . . .　 |: 　 ﾄ.　l 　　　　　 /////// ／__ ｲﾆニニニﾆﾆ
　　 ／. : : .　　　　　　　 '，　 　八　 | ヽl　　 　 　 {///ィi〔ﾆニニニニニニニニ
　／. : : .　　　　　　　　　 i: .　　　 .ヽ| :´ ≧=- ィi〔ﾆニニニニニニニニニニニ
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　　　　　　　　　　　　　ィi〔ﾆニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ
 

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　　　　　　　 / 　　/　 / 　 /　　 　 　 　 　 　 　 　 }　　　　　　　　　　}≧三三三ﾆ=- ￣￣￣￣　　　  ＜.　牙寸　 ＞
.　　　　　　 / 　　 ′　　　 '　 　′　　　　　　 　 　 }､_,,__,,__　　　　　　}　≧三三三ﾆ=-　　　　　　　 　 　 )...米主ﾀﾞ（
　　　　　　/ｲ　　 { 　 |　　 !　　l 　 　 　}　 　 :　 　 :}'''""ﾞ"ﾞ ''ミ　　　　;　　≧三三三ﾆ=─ｧ　　 　 　 　 ＜.　木月 　.＞
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.　　 　 　 　 |　　　　　　　 |　 _} 　 ′ ｨ{　　　}　/　　　　　　　 ﾐ 　 /　 ,'´　/　｀',　　　　　 　 　 　 　 　 　 ）　ヽ/ ll （
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　 　 !.　/｀し　ｌ.　 { 　 {　　j　　ｉ .:.:.:.:.　　　　, 　 　 　 .:.:.:.:.　　/ｲ /.　　 l　　 ：　　ｌ　　　　　　　　　 　 　 ＜　i ７ i ７ .＞　　　　l |　　 //_
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　　　ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ
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ヴィヴィオはやる夫のモノを全て飲み干し、嫌な顔一つせず笑う。
 

罪悪感と満足感がやる夫を満たし、すぐにでもヴィヴィオの中に出したくて
 

再び股間を勃起させ、反り立った股間をヴィヴィオの前に出す。
 

ぬるぬるとしたヴィヴィオの膣内に挿入すると甘い声が漏れる。
 

不快感と痛みしかなかった先程とは大違いで、我慢しなければすぐに射精しそうだ。
 

やる夫はまた、ヴィヴィオの膣内に出してしまう。
 

ヴィヴィオは満足そうに身体を震わせ全て飲み込む。
 

それでもこの言葉を言わないのはもっとずるいと思った。
 

最低なのは理解しているが、言葉にしなければならないものがある。
 

やる夫はヴィヴィオを抱き寄せて一言、囁いた。
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＿＿＿__
　　 　 　 　 　 　 　 -=ミv　 ¨ ￣ ¨　　 .　　 ／//////＞ ´￣
.　　　　　　 　 .／　　　　　 　 　 　 　 　 丶////＞´､
　　　　　　　 .'　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 V// 　 　 ＼
　　　　　　 /　　　 '　　 　 　 　ヽ　 　 　　　 ∨ 　 　 　 丶
　　　　　 ./ｨ　　 /　　　　　 　 　}､_,,　　　　 　:＼　　　　　:.
.　　　　 　 ..|:　　′ '^''i {　　 　/ 　"ﾞ㍉ 　 　　}V/〕iト ,　　}
　　　　　　 .|i　　 　{r劣八 　 / ｀~^' 　ﾐ　 　　.:｀ v/////〕iト.,
　　　　　　 .|l 　 {　込Vｯ　＼( 抖劣x Y　 　　.: . .　｀ ＜/////＼　　　　　私は体力だけには自信がありますから。
　　　　　　 从　j{　 .{:/､ 　 　 　Vツ′′ ^'，/. . .　 　　/ ￣￣⌒
　　　 　 　 八 .)八.∧　　　 　 :/:/:/〈{／_ノ .'. . . . 　 　,　　　　　　　 　 　 頑張ってくださいね♥
　　 　 　 　 　 / . 丶.i:...丶　　　　　ィ)〉/／' . . . 　 　 /
　　　　　　　 　 　 　 }〉仝　-‐=≦　〈( /. . . . . 　　　/
　　　　 　 　 　 　 　/' 　 　 ''^~￣ ＼/'. . . . . 　　　/
　　　　　　　 　 　 　 　′　 　 　 　 ‘, . . . . .　 　 /
　　 　 　 　 　 　 　 　 {　　 　 　ι ‘,}. . . .　 　　/}
　　　　　　　　　 　 　 i{　　　 　 　 　 }. . . 　　　/ｖi
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ヴィヴィオはこれまでの事を埋め合わせして貰うかのように
 

何度も何度もやる夫を求め、肌や唇を重ねた。
 

やる夫はこの時・・・
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ト,､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 i/,へ 　 　 　 　 　 　 i　　’ ,　 ﾟ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾏ/ハ　 　 　 　 ＼､ﾉし'／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 γ¨ヽ/∧ 　　 __　　 '⌒ヽて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 i 　　 ヾｿｘ＜　　　＞､
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　 　 　 　 .ｰ=三三i 　γ^y　　　　､ 　　^¨ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 l|　　　　　　　 　 　 i 　/ 　　　　　　 ヽ,x 〃^^ﾑ.
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 l|　 　 　 　 　 　 　 i　/　　{　　　　　　{^ !i　 i! !.} ；
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ||　　　　　　　　 ； .i　　 　 i　ヽ　 　 　 ､ !iｲ.!i从!
.　　　　　　 　 　 |　　　　　　　_ ,,､､､､､,,　　　　　 　 .i　　 　 i ヽ ,ヽ ､､ ''　 ﾚ'リ i'_
　　　　　　 　 　 l|　　　　＞''´ 　 　 　 　 ｀''＜　　　/i　　　_,,i､　-‐…‐- 　､´　 　 ｀ヽ
　　　　　　 　 　 ||　 , 　´　ι　　　　　　　　ヽ: :｀''ー‐''´: :／　　　　　　　 　`　､ u.　 ｌ ；
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　　　　　 l|.　　／′　　　　　　　　　　　　　　　', : : :.ｧ′　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼　；
　　　　　 || ／ '　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,: : /　　　　　　　　　u　　　　　　　　　ヽ　　 　 　 |
　　　　　ア./　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l: /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |l
　　　　 / ./　u　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 } ′　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ’，　|l
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　　　 ,　 '　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 米{　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ',　ヽ
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　　　 　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /''⌒ヽ　　　u　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　 ∨
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　　　{　　 ,　　　　　（　　　 　 　 　 　 　 ／　.:.:.:.　　 '｡　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,′　 　 　 ∨
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　　 !　　　　｀''ー┬h｡: : : : : : : : : : :.ｨ个s| : : しﾟ: : : }､_ノ:､ : : : : : : : : : : : : : : : : : : , イ.　　　　　 　 　 　 ,ｲ
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二二二二二ﾆﾆ=- 　 ＿＿＿＿。s≦二| : : :⌒ : : }二二二二二二ニニニ≧s｡ :V　　　 |　　 　 　 　 / ；
二二二二二二二二二二二二二二ニ=ﾉ : : : : : : : {二二二二二二二二二二ﾆﾑ｣.　　 ；| 　 　 　 　 /
二二二二二二二二二二二二ﾆﾆ＞''´: : :｀Y´: : : : ヽ二二二二二二二二二二二二ﾆ=-　　　 　　 /
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実はこれも作戦で、やる夫を本気で殺す気でいるのでは？と一瞬だけ頭を過る。
 

それだけ、ヴィヴィオに絞られたし勃起する羽目になったし交わった。
 

六回目でヴィヴィオが果てた所で、やる夫も暗闇へと意識を落とした。
 

ギリギリの接戦は、両者相打ちで決着を果たす。
 

　　　　　　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣ ＼
　　　　　　　　／　　　　 　 　 　 　 　　　 ＼
　　　　　　　/　　　　　　　　_ __ __ノ ,l　:l ヽ、ヽ
　　　　　　/　　　　　　　 fr‐t―‐ｧ　j 　{ｒｧ-ｧ ＼　　　　　　　　　　　　その件は別に偶々、係わったから
　　　　　/　. 　　　　　　　｀≧--┴'´　　'┴≦´　i
　　　　　|　　　　 　　　　　 /　　　　　　　　　　ヽ　l　　　　　　 　 　 　 最後まで面倒見ねーとってなった話で・・・
　　　　 ..|.　　 　 　　　　　 {　　　　　　ム　　　　}　|
　　　　　|.　　　　u　　　　 ｀=====＝'⌒＝===ｸ　l　　　　　　 　 　 　 惚れるような事でもないお。
　　　.　　＼.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /
　　　　　　　＼　　　 　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　 　 　 　 顔も良くないし。
　　　　　　　／ヽ　　　　　　 　　　　　　　　　イ＼
　　　　　 ／　　　　　　　　　　｀`ｰ- -‐'"´　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　＼
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ボロボロの廃墟でピロトークという風情がなさそうで
 

月の灯りが二人を照らし幻想的に見えていた。
 

裸の二人は手を繋ぎ合い、話を愉しむ。
 

　　　　 　 　 　 ＿＿＿_
　　　　 　 　 ／　　 　 u.＼
　　　　 　 ／ー‐-:::::::::::-‐' ＼
　 　 　 ／ 　 t　 j:::::::ｨ　 ｯ 　 ＼　　　　　　　　そんな一途な後輩を犯したカスです☆
.　　 　 |. u 　 ｀¨､__,､__,¨´　　　 |
.　　　　＼　 　 　 ｀こ´　　 　 ／
　 　 　 ／　　　 　　　　　u　.＼
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヴィヴィオが怪人との戦いで怪我を負った時に・・・
 

偶々、縁があってリハビリを手伝った事があった。
 

実は当時、戦いの最中に一般市民に被害が出ていて叩かれていた時期。
 

　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　 　 ／　　　 　 ＼
　　　　 ／　　 _ノ　 ヽへ＼
　 　 ／　　　（ ―）　（―） ヽ　　　　　　・・・。
　　 .l　 .u 　 ⌒（__人__）⌒　|
　 　 ＼　　　　　｀ ⌒r'.二ヽ<
　 　 ／　　　　 　 　ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、
　　/　　　,　　　　　ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、|
　　{　　　{　　 　 　 　 ＼｀7ｰ┘!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
彼女もやる夫と同じで、正義を真っ直ぐ目指した。
 

そして裏切られ、傷ついて、それでもやる夫が居たから
 

道を違わずに進み続けれたのである。
 

　　　　　　　 _-─―─- ､._
　　　　　 ,-"´ 　 　　　 　　 ＼
　　　　　/ 　 　 　 　　　　　 　ヽ
　 　 　 / 　　　　　　＿／::::::＼_ヽ
　　　　|　　　　　　　　　::::::::::::::　 ヽ
　　 　 l　　u　　　 （　●)::::::::::( ●)　　　　　自首してくるお。
　　　　` ､　　　　　　　 （__人_）　 /
　　　　　　`ｰ,､_　　　　　　 　　／
　　　　　　／　　`''ｰ─‐─''"´＼
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
真っすぐな心で語られた本心。
 

やる夫は罪悪感と、自らが行った罪の重さに耐えきれず
 

罪を償う為に自首するとヴィヴィオへ告げた。
 

　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼　　　　　　　　　　　　ヴィヴィオの事を強姦したし・・・
　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（●） 　＼　　　 　 　 　 　 悪党だって好き勝手ボコボコに・・・
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |　　　 　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どっちも和姦です。＞
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／　　　　　　 　 　 後者は完全に違うと思うんだ。
　　　　　　　 　 ／　　　 　ー‐　　　　＼
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
やる夫の反省を、ヴィヴィオが諭す。
 

警察は大事だが、もっと別な方向で償うべきだと。
 

　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 -=ｧ　　　　　　　　　　　　　　 _＿＿＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/／　　　　　　　　　　　　　. ＜//////＞ ´￣
　　　　　　　　　　　　　 　 -=ミ〈{,.　-‐　 ¨¨　 ‐-　.　　　__/////＞ ´
　　　　　　 　 　 　 　 ／　 　　　 　　　　　 _,へ 　 　丶/ ///,ｨ´
.　 　 　 　 　 　 　 　/　　'　　　 /　　 ,　　　　　},ﾍ　 　 V/< _ {
　　　　　　 　 　 　 /ｲ　　　i　　'　　 /　,　　　　}"}}㍉　 :////＞o｡
　　　　　　　 　 　 　 |　: 　 l　: i　_ /　/{　　　 /　}ｉ_ ﾐ　 }｀＜/////＞ __
　　　　　　　 　 　 　 |　i 　 |　i {　/｀メ､{　　 厶 斗　ﾐ 　}　　 ￣ ､￣ ￣
　　　　 　 　 　 　 　 Иl 　 |　l从ｨう笊八　/ 笊うミ }}　,丶　　　　＼　　　　　　　　　　わかりました。
　　　　　　　　　　　　 八　 |　j Ⅳ乂ツ　 )'　 乂ツ ﾒ^i/　　＼　　　　ヽ
　　　　　　 　 　 　 　 　 丶Ⅳﾊ{:.　' '　　　ｉ　　　' ' /ノ　 　 　 ﾟ｡　　 　 　 　 　 　 　 　 ですが、私の件に関しては一つだけ解決方法があります。
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／込、　　 r:::..、　　/´＼　 　 　 }　　　　　}
　　　　　　　　　　　　 　 　 <{ __ _ 个o｡　｀ ´　 ィ　___　}>　 　 '　　　　　'　　　 　 　 　 私とやる夫先輩が恋仲になれば解決です！
　　　　　　　　　　　　　　　 /'V{i:i:i≧x}_＞-＜_{≦i:}/}/　　／　　　　／
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 -=ミV{i:i＜/ニニニニV//ﾉ__ -===ミ、 ／
　　 　 　 　 　 　 　 　 ／ﾆニﾆ}/ﾆ>/ニニr‐､ﾆニ{´ﾆ{/ﾆニニニ'，
　　　　　　　 　 　 　 /ﾆニニ=斗<-=ﾆﾆr-`ヽ:::＼∨ﾆ}ニニニニﾆ､
　　　　　　　　　　　,〈ﾆﾆﾆ／-=ﾆニニﾆv､`::'⌒Y::VﾊﾆVﾆニニニﾆ＼
　　　　　　　 　 　 /ニニ/-=ﾆニニニニゝ､:乂_ﾉ:::::Vﾊﾆ}=- -=ﾆニﾆﾆ}
.　　　　　 　 　 　 {ﾆﾆ／{-=ﾆニニニﾆﾆ{-=＼:::::／ﾆ>{/ﾆ=-=ﾆニニ>'
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　　 　 　 　 　 　 　 Vﾆ>i:i丶-=ﾆﾆ=-< -ﾟ->o<ﾆニニニﾆ>‐=ﾆﾆ「
　　　　 　 　 　 　 　 7∨i:i:i:i:} ￣_￣／ -- ＼__｀＜ﾆニﾆﾆ>‐=ﾆ{
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　　　　 　 　 　 　 /ﾆニニ>,‐ 〉∧_,〈　　　 〉､__ ／ﾆ/`<ﾆニニﾆﾆ}
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　　　　　　　　　/ﾆニニﾆ7///＞一 '^⌒^ ｰ＜/////ヽ　 `ｰ=彡
　　　　　　　 　 'ﾆニニﾆ〈/////r─乂___ノ─////////〉_
　　 　 　 　 　 jﾆニニZ≦ﾆニニ> ´／￣＼｀ <＞ ´i:i:i:i:i:i:i:i>､
　　　 　 　 　 ﾉﾆニ/i:i:i:i:i:i:i:i:i:/´＞´ﾆニニﾆ｀ ＜Vi:i:i:-=vi:i:i:i:i:＼
　　　　　　　/ﾆニ/i:i:/777V/´ﾆニニニニニニﾆ｀Vi///∧i:i:i:i:i:i:ｉ＼
　　　 　 　 /ﾆニ/i:i://////ﾆニニニニニニニニﾆ∨///∧:i:i:i:i:i:i:i:i:i:､
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自分の私情で罪を犯し、世に迷惑を掛けた事は事実。
 

法での判断を仰ぐ事がヴィヴィオに対して向き合える最初の一歩。
 

その前にやるべき事があるとヴィヴィオが語る。
 

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　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　　.:′　.:'　　.′ .:　　　.:　　 斗-─‐　ﾐ　 　 :}　≧三三三三ﾆ=-
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |: 　 |:　　:|l　　| 　 |　 /　／　 　乂:::ﾂ　》‐ﾐ ⌒Y　　 　 　￣￣:|￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |: 　 |:　　:{l　　| 　 | .:'j／　　　　　””´ 　〃　'＾ }　　　　　　 　 :|　　　　　　　　　そういうの良いですから。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |: 　 |:　　从　 ﾄ､　|/　　 .:{　　　　　　　/'　._　ｲ　　 　 　 　 　 :|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |: 　 |:　　 |: :ヽ{　Ⅵ 　 　 ｀　　　　　　〈(　 '／ |　 　 　 　 　 　 |　　　　　　　　　言わないと逆レします。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 八　 |:　　 |: : ﾄ､　　　　 　 　 　 　 　 ／　/ 　 :|　 　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽⅣ 　 |: :∧ ヽ　 　 　 r‐　､　　 　 　 ′ 　:|　 　 　 　 　 　 |　　　　　　　　　ほら、早く。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |ｌ 　 |: : 込､ 　 　 　 ｀¨ﾟ´ 　 　 　 / 　 　 |　 　 　 　 　 　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シリアスを返して？＞
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 从　 ﾄ､: : |　丶　　　　　　 　 　 .ｲ_　 　　:|　 　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　丶{　＼{ ＿_ ＞　　　　　＜ : :| |＼ 　 :|　 　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　| |￣: }:_:_:_｀¨_:_:_:_:_:_ﾉ| |　.:} 　:|　 　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　 　 　 　 　＿_, ‐- .........　　　　　　　 　 　 　 　| |: : : }////////////} }　{、 .:|　 　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　 /￣}::::::}　　}:::::::::::＞ ､　 　 　 　 　 　 　{ { : : {////////////'| |　　≧ｭ.__　 -─- 　.　|
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.　 　 　 　 　 {/ ／ ／ }::::/　 /:::::::::::::ヾ::::::::::::::::ヽ_　/ 　 ／ ‐'::ﾉ/////////////} } 　 .:′　 　 　 　 　 　 　 ヽ
　 　 　 　 　 /ｲ__.ノ ／´ ゝ- '､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≧､ _,r=＜_ ///////////||￣´　　{ﾆﾆﾆﾆﾆ二ミ ､ 　O　　}
. 　 　 　 　 /　／／　　　 　 ,.}::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}＞ヾ///≧､////////,||　　 　/　　　　　　　 ヾ＼__　　{
　　　　　　 ｀7´ /　.　-‐　イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　　 }//////＼//////||　　／　　　　　　 　　　＼＿二}
　　　　　　　ゝ‐'／　　　　 }:::≧=- ､:::::::::::::::::::::::::::::／　 　 .:////////'＼/////: : .∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　　　　　　　{
　 　 　 　 　 　 {__　． ＜´　 　 　 　 ｀¨¨¨´￣,ｲ:｀＼　 　 ////////////＼'{ {: : : : :Vﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /.: : : : :}≧='//////////////'≧: : : : : :＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-〉
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やる夫はやるべき事をする、罪を清算し償い・・・
 

再び、魔法少女達の為に何が出来るのか。
 

その為の第一歩。
 

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　　 /　　　/　　　　　　/　　'　 /　/　　　　 　 '　/　　　　　 }､　 V/////////≧s｡
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　/　　 ,ｨ 　 /　　 　 'i　 /|　 '　 /　 ＼／　　 /　　　　,　 /|ｉ　 ﾐ　}///////////////////≧s｡
. ′ ／/ 　 '　　 　 /:| ｨ　} /　,ｨぅ≠ミ､＼ __/　　 　 ｨ　/　|| 　ﾐ /〕iト///////////////ィi〔⌒
ｉ　　'　/　 ｲ　　　 /}/| |　ﾉ'　Ⅳ んｨ::ﾊ ＼ / `^　 ／ }斗- }i　 ﾐ'. . . .⌒〕iト ‐‐─┬ ＜⌒
| / 　 ′/ |　　　/〉　| |　 　 八 ﾄJ::::(_, 　}'　 　／　,ｨぅ=ミﾉ'　/. . . . . .　　　　　　 ∨ /
|'　　 ｉ /　 |　　ｨ 〈　八{ 　 　 　 乂_rツ ノ 　／　　んｨﾊ　Ⅵ/. . . . . . . . .　　　　 　 V　/
､　　 |′　И /乂^　⌒＼　/／/　　 ⌒¨¨´　 　　ﾄJ:(_ 　ﾒ}ﾊ. . . . . . . . . .　 　 　 　 V　/
　＼　　　　 }'　,ｨﾆ＞.　　　　　/／/／　　 　 i　　 ゞ- '　' ﾉ ∧ . . . . . . . . . 　　　　　 V　　　　　　　は、はい。
　 ／〕iト　 __ //:i／ハ　　 　 　 　 　 　 　 　 '　 ／/／,〈{　/ ∧. . . . . . . . .
／ﾆ/　　 　 / i:ｉ:|ニｉ　 :..　 u 　 　 r‐　　　　　　 　 　 /　＼ /　丶 . . . . . . . 　 　 　 　 }　　 　 　 　 喜んで・・・
ﾆﾆ/　　 　 '　 |:i:|ニ| 　 　 　 　 　 乂`　　->　　　　 /　　　}〉　　　＼. . . . . .
ニ′　　 /　 /|:i:|ﾆ∧　　 ＼　　　　　　　　 　 　 　 ' 　 　 /　　　　　 ＼. . . .
/　　　　 　 .'　|:i:|ﾆﾆ∧　　　丶　 　 　 　 　 　 ィi〔 ￣￣〈{ヽ　/　　　　 }＼ . . 　　　　,
　 　 　 {　/i　 |:i:|ﾆニﾆ〕ｉト　__　〕iト　_　｡o≦ |/|　 　 　　 ＼V　/　　　 }. . 丶 .　　　/
　　　　 ∨ {　 |:i:ﾄ､ﾆニニニﾆﾆ7ｉ:|. . . .　 V∧|/|　 　 　　 ／ ∨ /　　 , . . . . . 　 　 '
　　 　 　 Ⅵ　ﾉ/ 　＼ﾆﾆニニ/i:i:i|. . .　　 }//}/'|　 　 　／　　 ∨　　 /. . . . . .　　 /
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
お互いに間違え、傷つき、それでも手を取り合う。
 

やる夫とヴィヴィオは歩きだす。
 

もう一度、立ち上がって。
 

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そして、再び月日が経つ・・・
 

　　　　　　　　　 ''"~￣￣￣￣~^''
.　　　　 　 ／:.:.:.:.:.:.:.:.＿ ／:.:.:.:.:. : :Λ
　　 　 　 /_:. : :.-=ﾆﾆﾆﾆ,.:.:.:.:.:.:.:.:. : :Λ
.　　　　　{ニニﾆ二二二‘,:.:.:.:.:.:.:.:.:. ⌒ヽ
　　 　 　 ∨ニニニﾆﾆ二‘,:.:.:.:.: / :/⌒　　　　　　　　　　　　　　　いやぁ！！
.　 　 　 　 ∨ニ二二二二‘,:.:. : {: :{ <＼}
　　 　 　 　 ∨ニニニ二二‘,／Λ:乂_ノ}　　　　　　　　　　　　　　前後の文章が繋がってないの！！
.　 　 　 　 　 〉--==ﾆﾆ ￣￣'，:.:.:.:.:.:. : :}
　　　　　　　 {:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.'，:.:.:.:.:.:.: }
.　　 _、-=ﾆ／ ニニニニニニ==ー＜⌒
_ -ニニニ/ニニニニニニニニニニﾆﾆ=-　 　 　 　 ＿
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニﾆ=- ／／⌒ﾆ-　_
ニニニﾆ{ニニニニニニニニニニニニニニニ／／:.:.:.:.:.:.:.:.:./Λ
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2XXX年！
 

悪党界隈は魔法少女の攻撃に包まれた！
 

話は聞かせてもらった！悪は滅亡する！
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＞ `｀ ≧
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＞　／　 !　` 、　　`　、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＞"　 ／　　　|　　 `､
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＞ 　 　 ／　　　　 l!　　　 `、　　　　 　 、
　　　　　　　　　　　 　 ＞　　　　 ／ 　 　 　 　 |　　　　 `､　　　　　　　 、
　　　　　　　　 　 ＞　 　 　 　 ／　　　　　　 　 |　　　　　 `､　　　　　　　　 、
　　　　　　　＞ ´　 　 ＿＿／＿＿＿＿＿＿_ |＿＿＿＿ `､＿＿_　　　 　 丶
　　 　 ＞≦二二.:::::::::::::::::::::::;::::::;;:::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::. 二二二＼
　　　　､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〃: :∥ ``≧; :_: : : : : : : ;_≦`"∨. : ∥.:::::::::::::::::::::::::::::::. 〉
　　　 　 ＞　: : :::::::::::::::::::::::{{ : ∥　〃::o:.ヽ≧ｰ≦〃.:o:.ヽ　i!: :∥.:::::::::::::::::::::: : : ≦　　　　　　　　　むぅっ！？そのフォームは・・・
　　　　 　 　 　 ≧　: : : :::::::ﾊ: :ｌ!　　 ｀￣ノ　　|!　 ` ￣ "　 l! : i!::::::: : : :　≦
　　　　　　　 　 　 　 　 ≧ー|: ∧　　　　 　 ､ li::.,　　 　 　 ∧: l!一≦　　　　　　　　　　　　　 　 　 なんか打率が増えそうだったり増えなさそうだったり
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ! : .Vヽ　　 ／ ＿＿ 丶　　 ノ∥. l!
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ∧: :.∨ 　 r≦v---v ≧　 　 ∥ ∥　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 何故か知らんがそんな気がする・・・本塁打はそんなに増えないけど。
　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧: :.∨　 ､∧----∧ﾉ　　 / : ; ′　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ぶっ殺すわよ☆＞
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 丶 ;丶　 `￣￣￣´　　 ｲ ／
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ∨≧:.ヽ 　 ´￣ ｀　／／.∨
　　　　　　　　　　　　　　 　 ＿_V. : : : :＞≧ー‐ ≦＜ : : : .V＿_
　 　 　 　 　 　 　 ＿／￣　　 　 了´. : : : /`ー "、: : : .ヾ≦　　　 ￣＼＿
　　　　　　　＿／　　　　　　　　　｀ー― "　　　　 `ー‐ ′ 　 　 　 　 　 　 ＼_
　　　 　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ヽ
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魔法と科学を融合した最先端の技術に加え
 

知識を技術が合わさり魔法少女達の勝率は一気に増えた！
 

悪党は死ぬ！！
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |V＞|－ミ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 _／: : :/|｀: : :＼{ﾚ
　　　　　　　　　　　　　　　　＞''"´:./:/: -/ :|:|∨_',: ',ヽ
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／: : ／ ⌒i: : 芯 从笊:.|: |-'＼　　　　　　　　　　　　　　　　　この剣は如何なる魔法を切り裂き・・・
　　　　　　　　　　　　　　 ＼: /{.:　　｜入　_'_　∠}:/　＼:＼
　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼:＼　 :|/___iぅ イ＿＿＿__ ＼:＼＿＿＿＿　　　　　　　　この服はあらゆる邪悪を祓う衣。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＞―＿,ノ_><／⌒ヽ: : : : : : ＼:＼＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　 jﾄ､＾＾f-=ミ7_｀ー――|― ､￣￣ ＼:＼............　　　　　　　 つまりはエロ攻撃を無効化する。
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 八二ﾆﾏ二ﾑ >　r=＾==ｧ　　,へミ　　 ー――‐
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /><二〉二ﾆ}´ <二二{＿_,,//乂}`'' ＜二二ﾆ
　　　　　　　　　 ＿＿ 　 　 ./><二/ニﾆﾆ}／∥ﾆﾆﾑフ//二二≧s。＼ﾆﾆ
　　　　　　　　　_＼／二=／二二/二＞''´7　ﾏ二二}_//／＿＿__　＼ ＼
　　　　　　　　 ＞-===i''´-''|ﾆ=../二=乂二{-=ﾏ二ﾆi}　_＼|/o/}　 |　　＼
　　　　　　　　〈 |二二／　 :|_＞''"´二=-___}ﾆﾆ}二二＞ﾐ _|/o/}　 |　　　 ＼
　　　　　　 　 ／￣／ヽ　　 ﾏ二二二＼二ﾆ>､|二二ﾆ＼}////}　 |ﾆ＼フ
　　　　　　　/{ﾆ.／ |　　 ､　∧二二ﾆ／⌒ヽﾉ: ＼ト､ﾆ＼}///' 　 /二ﾆﾑ 〉
.　　　　　　/={_/⌒ |　　　ー　∨ﾆ／ ﾍ|⌒´二二/_./=-'.//'　　:/二ニニ} >
　　　　　　⌒ヽ〉 　 |＾＾＾＾＾.i＾､ ∨　/二二ﾆ///////////　　 /二二二/<
　　 　 　 　 　 　 　 |　　 　 |　:.､ ＼{二ニ=///////////　　 /二二二/ く
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　　　　　　　　　　 八.　　　',　　　 　 .//////////∥　　　二二二二二二
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　　　　　／￣￣　ヽ,
　　　　/　　　　　 　 ',
　　　 {0}　 /¨`ヽ　 {0}',
　　　 ｌ　　 ヽ._.ノ　　　 ',
　　　ﾘ　　　｀ー'′　 　ヽ
　　（　　　　　　 　　　　　）
　　　| 　　　　　　　 　　|
　 　 | 　　　　　 　　　　|
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あらゆる悪意を取り除き、邪を振り払う。
 

悪党への救い？そこになければないですね。
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .ii　　　ii
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i.i　　　i.i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i i　　　i i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i .i　　　i .i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 L_.二二 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／__,,,,,,,,,,, .｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i"i´i　　　 Y￣.i　　　　　　　　　　　　　　　そんな物はない。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i .i i　　　 .i　　.i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .i i i　　　 i　　.i　　　　.i＼)＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／(　　　.i ii　　 ./／￣｀ヽiヽノ　　　 )
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.(　／(　__,..ｉ､ii_／　　　　　___i　__,,,----｀`ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／--､ (<---------－''￣＼＿＿＿_/｀` -<
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.／-　--－'　　.<( )>　　　　　　 .ヽ;;;丶　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(/`－－T　　　　 .i　　　　　　　　;;;;;ヽ;;;;ヽ　　　　　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.l　　　.i;;;i.　　　　.⊥　＿　　　　　　;;;;＼;;;;;＼　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 l　　 .i;;;;;i.　,　´　　　　 　ﾞ 丶 、　;;;;;;;; へ;;;;;;｀ ￣丶──＼　＿
　　　　　　 　_.　-‐ ─ ‐-　､.　　　　　　　　　　　　　　　　 .l　　 i＝ i.　　　　　　　　　　　 丶 、/.　　　、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/´　 　＼
　　　　,.　´　_.　-‐ ─ ‐-　､.　｀丶　　　　　　　 　　　　　　 .l　l;;;;;;;;;;;;;i.　　　　　　　　　　　　 ;;/.　　　　 ＼;;;;;;;;;;;;;;;;;／　　　　;;│
　　 ／ 　 ,.　´　　　　　　　　　｀丶　＼　　　　　　 　　　　　　.l l;;;;;;;;;;;;;;i.　　　　　　/丶、,へ、, ﾍ.　　　　　　 ＼;;;;／　　　　;;;;;;;/
　 , ′／　　　　　　　　　　　　　　＼　丶　　　　　　　 　 　 　 l;;;;;;;; ﾍ、,ヘ　─´￣　　l　　　　　/.　　　　　　　.／　　　　;;;;;;;;;/
　 .l , ′　　　　　　　　　　　　　　　　丶　 ',　　　　　　　　　,、i;;;;;;;;;;;;;＼　 l　　　　　　 l　　　　　　＼.　＿＿.／　　　　;;;;;;;;;／
　 .l/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',　 !　　　　　　　　.l　　￣＼;;;;/　 l　＿　,　─┤　　　　　　／ ヽ　 ＼　　　;;;;;;;／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 !　│　　　　　　 ./　　　;;;;;;∥　 /　 l 《 》　l　 ＼　　　　　 ＼ 　 ヽ ＿＿;;;;／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│　i　　　　　　./　　;;;;;;;;;;∥　 /;;∨;;＼／;;ヽ／;;＼　　　　　＼ ＿l⊃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i　 ,'　　　　　./　　;;;;;;;;;;;∥　 /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　＼　　　./　　;;;;;;／/　　/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼　　　　　　l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼　丶＿l　　　/　 .l　　/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼　　　　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　/ /　　/　 ./　 /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼　　　l
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少女達の純潔を守り、保護し、守護する機能と装備を産み出した。
 

悪意から遠ざけ、そして敵を滅する。
 

その開発を行った一人の天才が居た。
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 -=ﾆ三三ﾆ=-
　　　　　　　　　　　　　　　　__　　　.　-─…─-　 .　 /三三三三三三ﾆ=-
　　　　　　　　　 　 　 　 .　´　　ヾ´　　　　　 　 　 　 ｀|三三三三三三三三ﾆ=-ｯ
.　　　　　　　 　 　 　 ／　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ﾟ｡三ﾆ=- ￣￣￣ヽ￣￣
　　 　 　 　 　 　 　 /　　　　　/　　/__,,,,､,,　 　 　 　 　 ＼三三ﾆ=-　　　　．
　　　　　　　　　　 /　　　 ′　　　 |"ﾞ"　jﾞ｀ヾ_,,　　　 　　 ｡三三三ﾆ=-　 　 ＼
　　　　 　 　 　 　 .　　 　ｉ　　|　 ｉ　|　 ＿__　　ﾞﾐ　　　　　∧＞三三三ﾆ=-ｯ 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　|　　|　 |　| ´　　　　　ﾐ　　　　　 ∧　￣￣￣￣　　　 　 丶
　 　 　 　 　 　 　 | ｲ. 　 |　　|　 |　| ｨf芹気　 ,ﾐ　　 　 　 '　 ＼　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　 　 　 　 　 　 　 |' |ｌ　　| 　 Ⅳ lヾ|　 乂:ツ　 〃^Y　 　′　 　 丶　　　　　　　　　　　 ヽ
.　　　　　　 　 　 　 从　 ﾄ. 　l ヽ|　　　 　 "" 〈( ヾ}　　' 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　 　 ヽl　ヽ|〈　　　　　 　 　 )〉-'　 /　　　　　　　　 ヽ　　　　 　 　 　 　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　 /　､ ‐_一　 　／　 　V　　　　　　　　　　　．　　　　　　　　　 ∨
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その天才には相棒が居て、魔法少女として戦い続けた。
 

どんな窮地も共に戦い、喜びを分かち合い。
 

魔法少女の希望になったのである。
 

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余談であるが、引退の際には一部の歴戦の魔法少女から嫉ｔ抗議を受け
 

多くのファンであった青少年少女達の脳が破壊されたのだが
 

本人達は幸せだったのは別のお話。