やる夫の嫁は伝説の放火犯のようです 第３話

　　やる夫はあくまのちからを宿した公務員のようです
 

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　　　　 /　　　 ::::::i::i:'､__ノF￣ｰ┤　　　　　　　　　　 　 　 　 l　　　稼ぎ場が炎上するなんて……
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　　古く、忘れられいつのまにやらスライムが住み着いてしまった下水道……これ以上ないほど不浄を溜め込んだその場所は
 

　今やその不浄をすべて飲み込まんとする炎に包まれていた
 

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て'　　＞-ｧ ,ィ′　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｨ
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ｔ　(.　 ,ｨ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,イ'　(　　　　／(　　,ｨ　 　 ,ｨ ,　i'　　　　　　　 　 　 /|
｀－ｒ'´ｊ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｛　　　, ,}　てｙZ.　　 }　´{ィ/ﾞi　　　　　　　　,.ィ ｛
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７　　　　　　　　　　'´ . /,ｲ　　　　 　 　 ｛　,,. ,ｲ/ェノ　ﾞノｔ,ｨ匕,　　　　　　　　　　　/ｲ.　 ﾘ
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　, イ　　　　　/,　Z　　 ,ｲ　,ｨ　　　　　　　i　　弋､i..　　　　ヽ　　　　　　　　　　　　,ｲ　　　ｒ'(　　,.ィ
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ｨ　 ヾ!.　, イ/　　,ｨ√　i!.　　　 ,,,, ェ'´. ﾄﾞ!.　　　iﾊ i　｀ヽ、　＿　　　　 ｒ'´｀´_,.．-‐'.ｱ　 ,ィ',.ィ''ゞ'＾´
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　　そしてその炎の中心に……まったくもってその場に似つかわしくない、一人の少女の姿があった
 

　ト _____} / . . . . . . . . . . . . |. . . . ..| . . . . .＼:::::::::::::::_}／:: |
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　　 　.|. . |. ..!. . . .| . .|＼. . . / | / ゞﾟ¨´　|. /|. . . ハﾉ/. }!. .|!.∨　　　　　ふふ……よく燃えますね
　　　 .|. . |. ..|. . . .|. .∧　|. ./　|/ 　 　 　 |//./. / . |/.. |.j. ..j . ∨
　　　/┤.、八. . . |／⌒ |ノ　　　　 　 　 / |/.. /. . .|. . .| . . .!. . ∨　　　　ええ、ええ。汚いものはきれいに燃やさないと
、___/ . | . ./ . ＼. |　,ｨ衍ｿ　　 　 　 　 　 　 |/.|.... ..| .../. . . |. . . ∨
　　　　.| ./＼ . ノ |　ゞﾞ´　 }　　　　　,ィ!　　 　 | .. ..|. /. . . /. . . . ∨　　　ぜーんぶぜーんぶまっさらな灰に、ね
　　　　.|/　　|＼. .＼　　　 ｀＿＿／:::/　　 　 .| .. ..|/_____/. . |. . . .∨
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　だが、少女は見た目通りの存在ではない……彼女はこの凶行を引き起こした存在。この場において何よりも強い存在である
 

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　　　　　　　　〃　 　 ｀￣ ／　　　|　　　　　　　　 ',　 　 　 　 ',　　　　V　　／
　　　　　　　　{　　　　　／　　　　 ﾊ　　　i　　 　 　 ',　　　　　 i　　　　 ﾏ≦　　　　ふふ、燃えろ、燃えろ真っ赤に燃えろ……
　　　　　　　　乂＿　イ　 　 　 　 ′　 　 |　　　i　 斗 七''￣「 |　　　 　 i |
　　　　　　　　　／ |　i 　 　.」＿_ i　 i　　 }　 　 |　 | |　　　　ﾊ |　　　 　 | .i
　　　　　　　 ＜..＿|　|　　　 |　　 |￣「　.ﾊ　 　 |　 | ! .ﾊ　 /　 |　　 　.i　|　i
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　　　 　 　 く 　 {⌒|　|　　　　 ＿_|＿j/　　 ',　/}/ 　,ｨ´:ij:::}　　|　　 / j/　　.i
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　　　　　　　　　 //|　ﾊ　　　　 | |　乂::ノ　　 　 ,　　　　　　　/.イ 　 　 　 　 |
　 　 　 　 　 　 // .|　 ∧　､ 　 ﾄ.{ﾊ.　　　　＿　　 ＿　　＿ /　.|　　　/　 　 |
　　　　　　　　/ｲ　,　　　 ＼ト.._{ .| ∧--vfニﾆﾆYニニYニニト-- ＜/＿ 　 .|
　　　　　　　./ 　 /　　　　i　　　.-=〈ニニニニニ|ニﾆﾆ}ニニニニﾆ/ニニ.＼|
　　　　　　 /　　/　　/　　}_.-=fニニ∨ニニニニ|ニニi|ニニニニ/ニニニニi
　　　　　 ./　　/ 　 /　　 /ニニヽニﾆ∨ニニニニニニ|ニニニ_/ニニニニﾆj
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　 .//　　　　 ,　　 　 V　｀ヽ　｀''＜ニニニﾆ∨ニﾆ|ニニﾆ/ニﾆ／　　　/ / 　　',
　　 　 　 　 ,　　　　　i　　　 ヽ 　　 ''＜ニニニニﾆ|ニニ/ニ／　　　　/ /　　　_i__
　i { 　 　 　 　 /　 　 |　　　　 ∨　　　　''＜ニ＞ ´￣￣￣_ノ　　　　/ /　　.ｨf笊/
　| |　 　 /　　/　　＿|＿　　　 .∨　 V　 ／ {´　 ー== ニ､: : ',　　　 {/　.ｲ笊ｲ　′
　| |　　./　　/　　 ﾏ笊笊≧x　 ハ　　}／ {　 |　　__　---ィ: : :}　 　 /{ｨ笊イ　　 {
　:,　　./ 　 　 　 　 ∨　 　 ミ笊} _...ィ　　 .{　 |　　＿＿): : : : : } /､/ /イ　　　　ハ
　 ', ∨　　　 　 / 　 ∨　　　　 {ff_/　　　 {　 |＿　　ィ ＜￣￣/　　＼　 　 　 / 　〉
　　∨　　　 .／, 　 　 i　　　　 .／/　　 　 {　 |__..イ|| ﾊ∨＿__.,　　　　}
　 ./　　　／　/　　 　.}　 　 ／　/　 　 　 .{　 |￣￣「　ﾊ∨　 i　　　　,　　　　　　 {
　　　　／　　/ 　 /　/　　　　　.′　　 ／, 　 ,　　 ﾘ 　 ﾊ∨　|　　　./　　　　　　 ﾊ
　　 　 　 　 /　　/ ./　　/　 　 　 　 ／　 { 　{　　〃　　　}:}　 !　　 ｲ　　　　　　　　',
　　　/　　 /　　/ .〈　　/　　　　　. :　　　 }　 }__.//＿＿_.j:j＿| 0　　',　/　　　　　　 ',
　　 /　　./　　ｲ　　}　 ′　　　 . : :　　　 ,　 ,　(__)　　　 (__)　 ',　　　∨ /　./
　　i　　 /　／/ 　 /　　　　　　　　　　　/　/　笊　　　 /笊　　',　　　 ∨　/　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　正体は？
 

【1D5:5】　1：スライムが異能者を飲み込んでしまった結果やぞ
　　　　２：悪魔合体アプリで事故＆暴走やぞ
　　　　３：アホがスライムたちで実験しました
　　　　４：たちのわるい悪魔人間だぞい
　　　　５：ここんところ毎日欠かさず通っている炎に縁深い誰かさんのせいで引き寄せられて召喚されたんだぞ
 

　　燃え盛る炎の中、少女の姿をした悪魔は待っていた。ただただ待っていた。
 

彼女は確信していた。炎の中生まれた彼女が追いかけて追いかけて追いかけて追いかけたものは
 

必ずやこの炎の中に現れると。だからまってまってまってまってまってまってまって
 

　　　　　{ 〈 W: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : W／
　　　　＿辷W : : : {: : : : ⌒ : : : ⌒} : : : : : / : V￣／
　　　　＼　　|: : : ／: : : : :',: : : : : /: : : ＼/: : : }／ニ=-
　 -‐=ニﾆ)Ih|: : : : :丶 : : : ',: : : : : : : : : :/: : /:ﾉニニニ
　寸ニﾆﾆr‐圦丶: :ト､i＼ﾄ､ﾄ､　/|／ﾚIノＬ: /:/⌒ヽニﾆ　　　ふふ……いい感じに燃えていますわ
　　＼_／ii　j[|:＼ﾄ｢x===ﾐ 　 V　 x===ﾐ厶イ:|:[|:.　[|
　　　　　 [|/: : :|: : :|､､､ 　　　　　　　､､､ ハ: : |: :　　　　　　　この感じでしたらきっともうすぐ、ええもうすぐ
　　　　　　': : : :|: : :| 　　　　　′　 　 　 从|: : |: : :.
　　　 　 /: : :／|: : :|i.､　 　 ﾏ 　 ﾌ　 　.ｲ:.:.i|: : |: : : :.、
　　　　 ': :／:.:从: : ∨:＞　__r=z__　＜ .:.:.:.i|: : |、: : : :.
　　　 /／:.:.:.:.:.:∧: : :V:.人||　　　||人.:.:.:.:.:.i|: : |i.:､: : : : 、
　　　':´:.:.:.:.:.:.:./:.∧: : l/／||　　　||／＼人i|: : |i.:.:.＼.: : :.
　　/.:.:.:.:.:.:._-=Tニ∨ﾄ＼　||　^　||　 ／ﾆﾆ|: : 厂＼:.:＼: : 、
　.:' :.:.:.:.:.:./ニニニニニﾆУ|　i　||／ﾆニﾆ八/ニニ〉:.:.:.:＼:＼
 

　待ち続けた結果……
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　”やれやれ……”
 

　　　　　　　　　　　i　　　　　　i　　i!　ヽ、 _ノ
　　　　　　　　　　　'i　　　　　 'i. 　 i!::::::::｀i
　　　　　　　　　　　 i　　　　　 |　　 ヽ、..::i
　　　　　　　　　　　 ゝ　　　　 ,i　　　　ー'
　　　　　　　　　　　 ｀i----―,'、
　　　　　　　　　　　　ﾉ:::::::::..... .i!i
　　　　　　　　　　　/　　　　　//
　　　　　 　 　 　　i'　　　　 _//
　　　　　　　　　　 i｀―---'_/
　　　　　　　　　　　￣￣￣
　　　　　　　　　　　 ┏┓　　　　┏┓　　　　┏┓
　　　　　　　　　　 　┣┫　　　　┣┫　　　　┣┫
.　 　 　 　 　 　 　 　 　┃　ッ 　 　 ┃ ッ　 　 　┃ッ　・・・・・ ・ ・　　・
 

　火をかき分けて……彼女の”待ち人”が目の前に現れた
 

　　　　　　　　　　　　　_. -―――- ､.__
　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　｀ヽ､
　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　／　　　　　　　　 ＿＿　 　 　 　 ＼
　　　 　 　 .／ ＿　　　　　 　´　　　　 ヽ　　 　 　 ＼
　　　　　　「　´ 　 `　　　　　 , -　 - ､　　　　　　　　ヽ.
　　　　　　} /.,::::::::ヽ　　　　　, ,:::::::::::､ ',　　　　　　　　 ＼　　　　　　　　要救助者かと思ったらそうじゃない……
　　　　　/　{ {:::::::::i i　　　 　 i i::::::::::::}　}　　 　 　 　 　 　 ﾍ.
　　　　 /　 ゝ ー 　'　　　　　ゝ　-‐ ' ノ　　 　 　 　 　 　 　 ﾍ.　　　　　　あんたが、火元かお？
　　　　{　　　/　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　 　 　 　 i.
　　　　i　　　{　　　　 i　　　 　 　 　 } 　 　 　 　 　 　 　 　 　 }
　　 　 {　　　ゝ_＿__ノ ゝ __＿_____ ノ　　　　　　　　　　 　 　 ﾉ
　　　　ﾍ.　　　　　　` ー--- ‐‐ ′　　　　　　　　　　　　　ノ
　　　　　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　＼　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 _. -‐ ´
　 　 　 　 　 　 ﾞ＞ ､_　　　　　　 　 　 　 　 ／￣　￣ ヽ、
　　　　　　　　　　i ／　　　　　　　 　 　 .／　　　　　　　 ＼
　　　　　　　　　/ /　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　ヽ
　　　　　　　　/ ./
　　　　　　　/　.i
　　　　　　　i　/　　　　　　　　　　　　　　　　ヾi.
　　　　　　　i /　　　　　　　　　　　　　　　　　　i.
　　　　　　　i/　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 i.
　　　　　　 ./　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 i
　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ∧
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 __,　　 -――　　　_}＼
　　　　　　　　　　　　　　}ヽ　　　　´　　　　　　　　　　 ∧　＼
　　　　　　 　 　 　 　 　 ,　 '／　--　　　　　　　　　　　 .∧
　　　　　　　　　　　 　 / /　i´　　 　 　 　 ＼　　　　　　　　､　　　　｀''＜
　　　　　　 　 　 　 　 / / 　.|　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　 ＼　 -―― Y
　　　　　　　　　　　 / /　　　　　　　　　　 　 　 ',　　　　　　　／　　　　　 }
　　　　　　　　　　　　　 　 /　　 　 i　　　　　　　 ',　　　　　＜　　　　　　 /
　　　　　　　　　／＿　 .／＿　 　 |　　　　　　　　',　　　　　　≧=---r'∠＿＿
　　　　　　　　〃　 　 ｀￣ ／　　　|　　　　　　　　 ',　 　 　 　 ',　　　　V　　／
　　　　　　　　{　　　　　／　　　　 ﾊ　　　i　　 　 　 ',　　　　　 i　　　　 ﾏ≦
　　　　　　　　乂＿　イ　 　 　 　 ′　 　 |　　　i　 斗 七''￣「 |　　　 　 i |
　　　　　　　　　／ |　i 　 　.」＿_ i　 i　　 }　 　 |　 | |　　　　ﾊ |　　　 　 | .i　　　はい♡その通り、お待ちしておりましたよ
　　　　　　　 ＜..＿|　|　　　 |　　 |￣「　.ﾊ　 　 |　 | ! .ﾊ　 /　 |　　 　.i　|　i
　　　　　　　 ／　　|　|　　　 |　　 |　 |　/　'　　 l　/ j/　j／　　|　　　/| /　 i　　
　　　 　 　 く 　 {⌒|　| 　 　 　 　 |＿j/　　 ',　/}/ 　,ｨ≦弍ミ　|　　 / j/　　.i
　　　　　　　　／ ./|　　　　　　　.ｨf弍≧x 　}/　　　　 　 　 　 /　／ / |　　 i
　　　　　　　　　 //|　ﾊ　　　　 | |　　　　　　 　 ,　　　　　　　/.イ 　 　 　 　 |
　 　 　 　 　 　 // .|　 ∧　､ 　 ﾄ.{ﾊ.　　　　＿　　 ＿　　＿ /　.|　　　/　 　 |
　　　　　　　　/ｲ　,　　　 ＼ト.._{ .| ∧--vfニﾆﾆYニニYニニト-- ＜/＿ 　 .|
　　　　　　　./ 　 /　　　　i　　　.-=〈ニニニニニ|ニﾆﾆ}ニニニニﾆ/ニニ.＼|
　　　　　　 /　　/　　/　　}_.-=fニニ∨ニニニニ|ニニi|ニニニニ/ニニニニi
　　　　　 ./　　/ 　 /　　 /ニニヽニﾆ∨ニニニニニニ|ニニニ_/ニニニニﾆj
　　　　　/　　/　／　r≦ﾆヽニﾆﾆ､ﾆﾆ.∨ニニニ|ニニニﾆニﾆ/ニニニニ／|
　　　　./　　/イ　.′.|ニニﾆ.＼ニニ､ニ∨ニニﾆ|ニニニニﾆ/ニニニ_.／＼|
　　　 /　 ／　　/　　 >､ニニニ＼ニﾆ､ﾆ∨ニﾆﾆ!ニニニニ/ニニニ／　 ／ ヽ
　　 〃　　　　 /　　 /_　｀''＜ニニ＼ニニニニﾆﾆ!ニニニ./ニﾆﾆ／　　,　／ V
　 .//　　　　 ,　　 　 V　｀ヽ　｀''＜ニニニﾆ∨ニﾆ|ニニﾆ/ニﾆ／　　　/ / 　　',
　　 　 　 　 ,　　　　　i　　　 ヽ 　　 ''＜ニニニニﾆ|ニニ/ニ／　　　　/ /　　　_i__
　i { 　 　 　 　 /　 　 |　　　　 ∨　　　　''＜ニ＞ ´￣￣￣_ノ　　　　/ /　　.ｨf笊/
　| |　 　 /　　/　　＿|＿　　　 .∨　 V　 ／ {´　 ー== ニ､: : ',　　　 {/　.ｲ笊ｲ　′
　| |　　./　　/　　 ﾏ笊笊≧x　 ハ　　}／ {　 |　　__　---ィ: : :}　 　 /{ｨ笊イ　　 {
　:,　　./ 　 　 　 　 ∨　 　 ミ笊} _...ィ　　 .{　 |　　＿＿): : : : : } /､/ /イ　　　　ハ
　 ', ∨　　　 　 / 　 ∨　　　　 {ff_/　　　 {　 |＿　　ィ ＜￣￣/　　＼　 　 　 / 　〉
　　∨　　　 .／, 　 　 i　　　　 .／/　　 　 {　 |__..イ|| ﾊ∨＿__.,　　　　}
　 ./　　　／　/　　 　.}　 　 ／　/　 　 　 .{　 |￣￣「　ﾊ∨　 i　　　　,　　　　　　 {
　　　　／　　/ 　 /　/　　　　　.′　　 ／, 　 ,　　 ﾘ 　 ﾊ∨　|　　　./　　　　　　 ﾊ
　　 　 　 　 /　　/ ./　　/　 　 　 　 ／　 { 　{　　〃　　　}:}　 !　　 ｲ　　　　　　　　',
　　　/　　 /　　/ .〈　　/　　　　　. :　　　 }　 }__.//＿＿_.j:j＿| 0　　',　/　　　　　　 ',
　　 /　　./　　ｲ　　}　 ′　　　 . : :　　　 ,　 ,　(__)　　　 (__)　 ',　　　∨ /　./
　　i　　 /　／/ 　 /　　　　　　　　　　　/　/　笊　　　 /笊　　',　　　 ∨　/　　　　　　＼
 

　　楽しげに朗らかに炎の中で笑う少女……否、少女の姿をした悪魔は己が待ち人……やる夫へと向き直る
 

　ト _____} / . . . . . . . . . . . . |. . . . ..| . . . . .＼:::::::::::::::_}／:: |
　ヽ::::::::::/. ..|.　.　.|... . . . . ...|. . . . ..|. . . . . . . |⌒∨:::::::::::::∧
　　 ＼:/ . . |.　.　.|. . |. . . . .| . . . .｜. . . .|. . .|. . . |::::::::::::/￣￣￣./
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　　＼:|. . | . |.　.　|. . |. . . . .| . | | . |＼. . |. . .|. . . |⌒ヽ__／ヽ___/
　　　〈|. . | . |.　.　|. . |. . . ../. //. /ｨ斥≧-..｜. . .|!　| }!,|!. .|∨
　　 　.|. . |. ..!. . . .| . .|＼. . . / | / ゞﾟ¨´　|. /|. . . ハﾉ/. }!. .|!.∨
　　　 .|. . |. ..|. . . .|. .∧　|. ./　|/ 　 　 　 |//./. / . |/.. |.j. ..j . ∨　　　　炎の中で生まれた貴方様との縁
　　　/┤.、八. . . |／⌒ |ノ　　　　 　 　 / |/.. /. . .|. . .| . . .!. . ∨
、___/ . | . ./ . ＼. |　,ｨ衍ｿ　　 　 　 　 　 　 |/.|.... ..| .../. . . |. . . ∨　　　再び結ばれるとしたらやはり炎の中
　　　　.| ./＼ . ノ |　ゞﾞ´　 }　　　　　,ィ!　　 　 | .. ..|. /. . . /. . . . ∨
　　　　.|/　　|＼. .＼　　　 ｀＿＿／:::/　　 　 .| .. ..|/_____/. . |. . . .∨　　ええ、ええ。信じてお待ちした甲斐がありました
　　 　 　 　 ∧. .｀⌒ ヽ　／:::::::::::::＼´　　　　/| .. ..|///∧___.!. . . . ∨
　　　　　　　 ∧ . . . . . .,;ﾟ:::::::::::::::::::::7　　　／.｜. . /jI斗f´　 ∨. . |. ∨
　　　　　　 　 .∧ . . . ...,;ﾟ::::::::::::::::::::7__　／　イi!. ..//　　 　 　 | . . | . .∨
　　　 　 　 　 　 |. . . . .,;ﾟ::::::::::::::::::::7　 ＼_// ﾌ. .//　　　　　　| . . |. . . ∨
　　　 　 　 　 　 |. . . . .;ﾟ:::::::::::::::::: 7. . . /:::／/. .//　　jI斗f二_| . . |. . . . ∨
　　　 　 　 　 　 |. . . ..,;ﾟ::::::::::::::::: 7 . . /:::/ ./. .//jIf´＿_／ :::: | . . |ヽ. . . .∨
　　　 　 　 　 　 |. . . .,;ﾟ ::::::::::::::: 7斗7:: / ./. .／::::::::::::::::::::::::::::‘,. . ‘,:::∨. . ∨
　　　 　 　 　 　 |. . . .,;ﾟ :::::::::::::::7　　{／ /.／/:::::::::::::::::::::::::::::::::‘, . .‘,:::∨. . ∨
　　 　 　 　 　 ./|. . . ,;ﾟ::::::::::::::::7　.／　./´__/:::::::::::::: ／￣￣￣.‘,. . ‘,:::∨. . ∨
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　　 　 　 　 ./　 |. . ..;ﾟ::::::::::::::7---＜/-==彡<::／　　　＿＿＿＿‘,. ..|ヽ:::!. . . .∨
　　　　　 　 |　　|. . .;ﾟ:::::::::::::7 {_ﾉ／/:::::::::::::::／　　　／:::::::::::::::::::::: ‘,. |=- }. . . . .∨
 

【1D10:6】
1：八
２：清
３：八
４：清
５：須
６：八
７：清
８；八
９：清
１０：木
 

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.　　　 /iiiiii）　　　(iiiiiiiiiiiiiiiヽ.　　　　　 　 ∧　　　　　　　　　＿＿＿　　　　　　　　　 ∧
　　__/iiiiii/___/）　　￣)iiiiii/　　　　　 　 ///,　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'//,
　(iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii）__／iii∠　　　　　 　 ////,＞　´　　　　　　　　　　　　　　 　 ｀ ＜i///ﾊ
　 ７iiiii/￣//￣(iiiiiiiiiiiiiiiiiiiii).　　　 　 ///／　　　　　　 /　　　　　　',　　 　 　 　 　 |///∧
　/iiiii/＿//_　　 ￣}iii',￣　　　　 　 //'　　　 　 /　　　′　　　　　　',　　 ∨　　 　 |/////,
　乂iiiiiiiiiiiiiiiii） r-､ .jiiiii}　　　　　　　{/　　　 　 /　 　./　　　　　　　　 ,　　　∨　　　|/////ﾊ
　　　￣/ｲ　　 ＼iiiiiiiiiﾉ 　 _　　　　/　　./　　/ 　 　 '　　　 　 　 　 　 i　　 　 ',　　　∨////∧
　　　　 ＿　　　 　 　 　 　 ﾏﾆ=- /　　 '　　 '　　 　 {　 i　　　　　　 　 !　 　 __}＿＿__V --=ミ､
　　　　(iiiiiiヽ＿　 　 　 　 　 V///　 　 {　　 |　　　 .ﾊ　|　　　　　} 　 /　　　＼////////////,ヽ
　　　_ ノiiiiiiiiiiiiiiiii）　　　 　 　 ＼{　　　 ',　　 ﾄ.　 _斗 ',七',　　　./ ｀ ｲｰ-　　　 ＼///////////,}＿
　 Ｙiiiiiiiiiiiiiiiiiir ''´.　　 　 　 　 ＜iﾊ　　　', ー七ヽﾄ､{　ヽ{　', 　 /|　/ }　／}｀/ー　|≧=---r--彡/／
　　 ー　　ﾍiii',　-､.　　　　 　 ／|　',　　 .ﾄ,,ｨ≦弐笊竺ミｘ､ヽ/　}/,ｨ≦弐笊竺ミｘ!　 　 　 |///／
　　rfiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiイ.　 　 　 　 ＼　.∧　　|《　 {{(⌒'⌒)}}　　 　 　 　 {{(⌒'⌒)}}　 》　　 　 /=≦ヽ　　ええ、ええ！
　　ゝ-―　 ﾍiiiiiＹ　　 　 　 　 　 Ｙ |　＼ {　　 -_＼／ ﾘ　　　　　　　-_＼／ ﾘ /　　　　/＼　／
　　　r―― 'iiiiiノ.　　 　 　 　 　 ﾊ i!　|　ヾ　 　　ー―　　　　　　 　 　 ー―　/　 ／　/ }ヽ. Ｙ|　　　なにせ私達の縁は炎が結びつけましたから！
　　　乂iiii-=ニ､.　　　　 　 　 　 ~ .i! ｜V　 (////）　　　　　　 　 　 　 （////) イ　}／ ﾑ i.} ﾊ|　　
　　　　　'''ー―’　　　　　 　 　 　 i!　.|　{ 　　　　　　　　, ー―　 ヽ　　　　　　 /　　　/　ﾉ八~|　　　前世では振り袖が！そして
.　　 ´￣｀ヽ／￣｀ヽ.　 　 　 　 　 i!　 | 八 　 　 　 　 　 {/: : : : : : : }　　　　　 /　　　/ -イ　　i!
　　{　　　　 　 　 　 }　　　　 　 　 i!　 }　　.ゝ　　　　　　 ゝ :_:_:_:_:_ノ　　　　　/　　　/　　　　　i!　　　今世ではあのかぼちゃ頭が！
　　 ＼　　 　　　 ／　　　　 　 　 i!　 .|　 i　/ 　 ≧=-　　 ＿　 　 ＿＿　-=≦　/ /　 　 　 　 i!
　　　　＼　　　／.　　 　 　 　 　 i!　　}／}/ 　 　 　 　 ＞ ／||　 〃:.｀:.＜../　／}/　　　　　　　!
　　　　　 ＼／.　　　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　／/ /i＞＜彡／/　//イ{　　　　　 　 　 　 !
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /　　　　　　/　　　/ V　':.:.| }Kく「ﾚ:.:/　/　 ,　∨　　 ',　　　　　　!
　　　　　　　　　　　　　　　　　{　 　 　 　 /　 　 /　/　i:.:.:.| |全_L!:/　/　 /　　∨　　',　　　　　　!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　怪異：ヤオヤオシチ
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |
　　　　,-―- 、　　　　　　,-―- 、 ｜
　　　/ /｀~~ヽヽ　　　　　/ /｀~~ヽヽ |
　　　{　{..;;;;;; ﾉ　|　　　　{　{..;;;;;; ﾉ　| |
　　.　ヾ_`'''ﾞ",,,ﾉ　　　　.　ヾ_`'''ﾞ",,,ﾉ ｝　　　「」
　　　　　￣　　　　　　　　　￣　　 /
　!　　　　　　　　　　　　　　　　 　/
　j　　　　　/´　　　|　　　ゝ　　丿
　　　　　　ゝ、____人_____ソ/／
　　　　　　_　＿　　　./　／
＼　　　　　｀￣　　 ,/／
　 ` .､　　　　　　　／
　　　:ﾐ:ｰ.､._　　／｀`'''ｰ-､
 

　あ、振り袖火事は別だったか。まぁいいや
 

　 　 　 　 　 　 ／　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,
　　　　　　　 ′　　　 ー―一　　　　ー―一　′
　 　 　 　 　 |:　　　 ━━━━i:!::!:i::!:━━━　:|　　え、えっと……や、やる夫を……お、追ってきた、と？
　 　 　 　 　 |　　　 :　 　 ・ 　 .i:!::!:i::! 　　・　 　:|
　 　 　 　 　 |:　　　 `i:!￢冖:!´i:!::!:i::!:`!:i￢:!´　:}
　　　　　　　 　 　 　 u　 　 （＿__人__ ）　　　　′
　　　　　　　　＼ 　 　 u　　　（＿ ﾉ　　 　 ,／
　　　　　　　　 　 ＞ 　　 　＿＿＿_ 　　ｨく
　　　　　　　　　′　　　　　ー -一　　　　　ヽ
　　　　 　　 　/　　i　　 　 　 　 　 　 　 　 ｆ 　：
　　　　　 　　｛　　 |　　 　 　 　 　 　 　 　 |:　 |
 

　　　　　　　⌒ヽ
　　　--､　{　 ＼　 ∧　　　 ＿＿　　_ 　　,ｲ
　　(　＼　　　　　 /／). :´ : : : : : : ｀{ ＼/　{
　　　　　　　　 　__{／: : : : : : : : : : :八 　｝　} _
　　　　　　　　 / /': : : : : : : : : : : : : : : Υ}／ノ
　　　　　　／⌒〈.|: : : :＼: : : :／: : : γ´ ∨‐┐
　　　　　 ｛_　(　八i: {ヽ|||、_ﾉﾚ|||vYｲ|　　　}__/　　　ええ！ええ！旦那様があのかぼちゃ頭と出会って燃えたとき
　　　　　　 }　_r'　 |: |　|||　　　|||　|:八__　〈: |
　　　 　 　 | /∧ . |:.{､､ 　 　 　 ､､|: : l圦　ﾊ|　　　　私もまたあの炎の中で目覚めたのですよ！
　　　　　　j|': : ∧,ﾉ込､　　　　 　 ,|: : |iiiiiУ/}
　　　　　 / : : //∧: :.|i:i:≧＝冖刋: : |iii/: //|　　　　そして旦那様の匂いを追いかけて追いかけて！炎の中でお待ちしていたのですよ！
　　　　　': : : ////∧ |ｰ圦 : У: : |: :/i/: ///|
　　　　/: : : //////∨]| //〉' : ／∨|/: /,'//|　　　
　　　 .: : : : '//////∧ //: : ／///|: : :/,'//∧
　 　 /: : : /////////{ /: ／/////| : ////{: : :.
　　 . : : : '//////// 〈ヱ二二ニニ| : |////|¨}: :.
　　' : : : '/////////〈===宍=====| : |////|/: : :.
　 .: : : : '//////////ﾉ　〈八〉　 　 | : |////|: : : :l:.
　 |: : : :|//////////}77７７７７７７| : |////|: : : :| |
　 |: : : :| /////////{ //////////| : |///八: : : | |
　 |: : : :|/////////∧/////////∧: ∨/{　 }: : :|
 

　　　　　{ 〈 W: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : W／
　　　　＿辷W : : : {: : : : ⌒ : : : ⌒} : : : : : / : V￣／
　　　　＼　　|: : : ／: : : : :',: : : : : /: : : ＼/: : : }／ニ=-
　 -‐=ニﾆ)Ih|: : : : :丶 : : : ',: : : : : : : : : :/: : /:ﾉニニニ
　寸ニﾆﾆr‐圦丶: :ト､i＼ﾄ､ﾄ､　/|／ﾚIノＬ: /:/⌒ヽニﾆ　　　炎の中で育まれた絆がある私達が
　　＼_／ii　j[|:＼ﾄ｢x===ﾐ 　 V　 x===ﾐ厶イ:|:[|:.　[|
　　　　　 [|/: : :|: : :|､､､ 　　　　　　　､､､ ハ: : |: :　　　　　　　この程度の火で燃やされるはずもなく
　　　　　　': : : :|: : :| 　　　　　′　 　 　 从|: : |: : :.
　　　 　 /: : :／|: : :|i.､　 　 ﾏ 　 ﾌ　 　.ｲ:.:.i|: : |: : : :.、　　　　　ええ、ええ！これは恋の情熱の形！
　　　　 ': :／:.:从: : ∨:＞　__r=z__　＜ .:.:.:.i|: : |、: : : :.　
　　　 /／:.:.:.:.:.:∧: : :V:.人||　　　||人.:.:.:.:.:.i|: : |i.:､: : : : 、　　　　これでずーっと一緒ですね！
　　　':´:.:.:.:.:.:.:./:.∧: : l/／||　　　||／＼人i|: : |i.:.:.＼.: : :.
　　/.:.:.:.:.:.:._-=Tニ∨ﾄ＼　||　^　||　 ／ﾆﾆ|: : 厂＼:.:＼: : 、
　.:' :.:.:.:.:.:./ニニニニニﾆУ|　i　||／ﾆニﾆ八/ニニ〉:.:.:.:＼:＼
 

　　　　　　　　　　　-―――-
.　　　　　 　 ／　　　　　　　　 　 ＼
　　 　 　 ／　　　　　 U　　　　　　　＼
　　　　 /　　 　 ＿＿＿ 　 　 　 ＿＿ ヽ
.　　　 /　　　　（　　● 　）　　 （　●　)　‘，
　　　/　 u　　　 ￣￣￣　　　　 ＼￣　 　 i
　　　|　　　U　　　　 （　　　 人　　 ）　　　 |　　　（あ、これたまにいる話通じないタイプのチャッカマンだお
　 　 ‘，　　　　　　 　 ｀T　´ 　 ｀T´　　　 /
.　　　 ‘，　　　　　　　　 ￣￣￣　　　　 /　　　　　しかも悪魔……え、どうするおこれ）
　　　 　 ＼　　　　　　　　　　 　 　 　 ／
　　　　　／｀　ー――――　　‐==' く
　　　 ／　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
.　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　‘，
　/　　　 　 /　　　　　　　　 　 　 　 　 　 i　　l
./　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　 　 　 |　　|
|　　　　　　|　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　|
 

　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　 _..-''''ﾞﾞﾞ´　 　　　ﾞﾞﾞﾞ'''ｰ,,、
.　　　　　 ／　　　　　 U　　　　　　　＼
　　　　 , '　　 　 ＿＿＿ノ　 ヽ､ ＿＿ .ヽ
　　 　./　　　　（　　〇 　.）　　（　〇　)　 '.,
　　　/　 u　.　　 ￣￣￣　　　　￣￣　　　'.,
.　　.,'　　　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　 　.l　　ああ、うん……そうかお、とりあえずそれはよかったかお
　　 l　　　U.　 　　（　　　　 人　　　 .） 　 　.l
　　 .'.,　　　　　　 　｀.┬‐ ´　 ｀ ┬ ´ 　 　 .,'　　　それでえっと……この火を消すのはできるかお？
.　　 　' ,　　　　　　　　￣￣￣￣　　　　 ／
　　　 　 ゝ、　　　　　　　　　　　　　　 ／
　　　　　／｀　ー――――― ‐='''　く
　　　 ／　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
.　 /.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　',
　/ 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　　 i　　 l
 

　　　　　　　　　　　 ,;.　　 　 　 　 　 　 :;.
　　　　　　　　　　　,;;;;　_,.．-''　'''- ．._ :;;;;.
　　　　　　　　　　 ,;;,,''"　　　　　　　　　:;;;;;;.
　　　　　　　　　　;'　　/　/　　 l　 ､ヽ　 :;;;;;;;:.
　　　　　　　､,,,,,,/　/ /　l　　　 l　 ヽ_L..;;;;;;;;､;:,
　　　　　　　 ﾞヾl　 l　l　│l　　　l 　 l｀ﾞヾ:;;;;;;,;;',,,,
　　　　　　 　 ﾞヾ　 l　ヽ l l 　 l ＿_ ﾘ　 l　 ﾘ;;;／
　　　　　　　 ､=ﾍ　ヽ_二￣ヾ〃,___二ﾞ/　　/: :｀: :>
　　　　　　　　＼ｿ､　弋::::ﾘ　　弋::::ソ/／;)~｀ﾞ´i
　　　　　　　　　 ﾉl ~Tl ￣　,　　 ￣´l　 lｿ　 l　 l
　　　　　　　 　 　 l　l ゝ､　　___　　_ l　 l l l　 l　l
　　　　　　　 　 　 l ,:l　 l:::ﾞ　 ､ 　'",,.l　ﾘ-､l 　 ､ l　　　え？
　　　　　　　　 　 //:l　l／;;;;l l／／;l　ﾘ:: :ヽ 　 ､ﾑ
　　　　　　　　　 /: :, ﾚ'/;l;;;;;l'／';;;;;,'レ'::::／;;ヽ　 ､ﾑ
　　　　　　　　　／:/: /;;;l;;／: : :／': : :／: :'　 ＼　 ﾑ
　　　　　　　　/: : /::/ﾞﾞ;／　 ／ /: : :/: : :'　　／;;､　ﾑ
　　　　　　　 /::::/:::/;／;___／　/;; ::/: : ,　 ／　ﾞﾞﾞﾞ;;　 ﾑ
.　　　　　　 /..:::/::/ﾞ;;ヾ≡≡-/~: :/:: :. .／ ﾘ　　　 ﾊ　 ﾑ
　　　　　　/ : :/: /;;;;;;;;;／: : /: : :/:: :／　　'　　　　　l 　 ﾑ
 

【1D5:5】
１：このほのおをけすだなんてとんでもない！
２：あなたが私の旦那様なら消せますよね♡
３：MU☆RI！
４：消したらついていっていいですよね！
５：本当に消していいんですか？
 

　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　＼
　　 　 　 　 　 ／ ｕ　"⌒｀`::::::::::::::::::'´⌒ﾞ　＼
　　　　　　　／ 　.:::::/　ｏ ヽ ::::::::::::::: / ｏ　ヽ::::＼　　　　……え？
　　　　　 ／ 　 　 ; ::ヽ　　丿　　　　　ヽ　　丿:::　＼
　　 　 　 |　 　 　 ∪ ''"´'（　　　　j　　　　）'"´''　 　:|　何？消したらまずいことでもあるのかお？
　　 　 　 |　　　　　　　　　 ｀ｰ-‐'′`ｰ-‐′　;　　　 |
　 　 　 　| 　 　 ｕ　　 　 　 　 |　　　　/　　 　U　　 /
　　　　　 ＼ 　 　 　 　 　 ; 　 |⌒ヾ｀/　　　　　　／
　　　　　　　＼　　　　 　 ∪　`ー一′　 　　 ィ´
　 　 　 　 　 ／　　　　　 　 　 ー‐　　　　　　　＼
 

　　　　　　　　　　　　　　　|ヽ 　　　　　　＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　| ﾊＹ　＞''て　　　　|＼｀''＜　 ＞''7
　　　　　　　　　　　　　　　|/ |>'´: : : ≧: : : : : |　 ＼: : ,ｲ 　/
　　　　　　　　　　　　　 r'~　/: : : / : : : : : : : : :'， 　 ＼.　 /
　　　　　　　　　　　　　 | ,ィ^: : : ,' : : : : : : : : : : ﾍ　　　 ヽ |∨__
　　　　　 　 　 　 　 ヽ￣,' : : : : ,' : : : : : : : : : : : : :｀ヽ 　/´　／
　　　　　　　　　　　　　>l : : : : :ｌ : : : : : :＿__: : : : : : : |/　／===ﾐ
　　　　　　　　　 　 　 ﾍ |: : ＞'"￣ : : : : : : : ｀''＜ : : | ／　　　//
　　　　　　 　 　 　 　 　 |: : : : : : ', : : : : : : : : : : : : : :/:.ﾄ<⌒ヽ_/　　　　えーとですね……その旦那様が足繁く通っているのに
　　　　　　　　　　　　　 ハ､ ﾄ､ヽ､ : : : :,ｲ:/ｨ:／|ｲ:ｲ/: :|.i ｢| :｢|l
　　　　 　 　 　 　 　 　 ,: : |ヘ',.ﾐ==ﾍ／/' ｨ==‐'' | : : : | /|」 :|」l　　　　　ふさわしくないくらい、ここ汚いじゃないですか？
　　　　　 　 　 　 　 　 7: : |: : :ﾊ.　 　 ,　 　 　 　 |: : : :l: : : : : : :l
　　　　　　 　 　 　 　 7 : : |: : :|∧　　 　 　 　 　 ｌ : : :ﾊ: : : : : : :',　　　　　なんかよくわからないぶよぶよした魔力の塊も
　　　　 　 　 　 　 　 /: : : :|: : :|//ﾐh､　 ＾＾　　 , l : : ﾊ ∧: : : : : ∨ /
　　　　　　　　　　　/: : : : :|i : :|//⌒⌒ヽ､ .＜. l: : :/　／乂 : : : : ∨ /　　いっぱいいるじゃないですか、生ゴミもいっぱいあるじゃないですか
　　　　 　 　 　 　 /: : : : : :|l : :|7 /ﾆﾆﾆ7/　　 从:/／　　 ／｀''＜:.∨ /
　　　 　 　 　 　 ,ｲ: : : : : : 从八 /ﾆﾆﾆ7∧ﾍ／},ｲ´　　 ／　　　　__､:＼　　だからいい感じの燃料として燃やしているんですけど
　　　　　 　 , イ: : : : : : : : : :/ 7/ﾆﾆﾆ7/　／／　 　 ／ 　　　 ／　ヽ!: :＼
.　　　　＞''´: : : : : : : : : : : /| 7/ﾆﾆｱ,ｲ／／　 　 ／　　|　/／　　　 l : : : :` ､
　 ＞''´ : : : : : :／ : : : : : : |. 7/ﾆﾆｱｲ. ／ 　　 ／　 　 i |.／　　　　　|! : : : : : :ヽ
 

　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　 _..-''''ﾞﾞﾞ´　 　　　ﾞﾞﾞﾞ'''ｰ,,、
.　　　　　 ／　　　　　 U　　　　　　　＼
　　　　 , '　　 　 ＿＿＿　　　　 ＿＿ .ヽ
.　　　 /　　　　（　　● 　.）　　（　●　)　 '.,
　　　/　 u　.　　 ￣￣￣　　　　￣￣　　　'.,
.　　.,'　　　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　 　.l　　燃やしているんですけど……
　　 l　　　U.　 　　（　　　　 人　　　 .） 　 　.l
　　 .'.,　　　　　　 　｀ ｰ一 ´　｀ ｰ‐ ´ 　 　 .,'
.　　　 ' ,　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／
　　　 　 ゝ、　　　　　　　　　　　　　　 ／
　　　　　／｀　ー――――― ‐='''　く
　　　 ／　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
.　 /.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　',
　/ 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　　 i　　 l
./　 　　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　|　　 |
|　　　　　　|　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |　 　|
 

　　　　　 　 　 ／　　u
.　　　 　 　 ／
　　　　　　/ ﾚﾍ..＿＿
.　　 　 　 ′　,xzzzzzz､
　　 　 　 j
　　　　 /　　　ミ===='| |　　　　　　　　　「」
　 　 　 {　　 　 　 　 | | |
　　　　 ',　　　　 ）
　　　　　ｰ ﾍ-　'　　　　　J
.　　　　　　　≧=z　＿ ,,.:
　　　　　　　　　　　　 i
　　　　　　　　　　　　 |
　　　　　　　　　　　　 |　　　U
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　　　　　　　　　　　　 !
　　　　　　 　 　 　 　 |
 

　　　 　 　 　 　 　 　 |
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　　　　　　　　　　　-―――-
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　　 　 　 ／　　　　　 U　　　　　　　＼
　　　　 /　　 　 ＿＿＿ 　 　 　 ＿＿ ヽ
.　　　 /　　　　（　　● 　）　　 （　●　)　‘，
　　　/　 u　　　 ￣￣￣　　　　 ＼￣　 　 i
　　　|　　　U　　　　 （　　　 人　　 ）　　　 |
　 　 ‘，　　　　　　 　 ｀T　´ 　 ｀T´　　　 /　　　そ、そうかお。そうかお……そりゃ危ないところだったお
.　　　 ‘，　　　　　　　　 ￣￣￣　　　　 /
　　　 　 ＼　　　　　　　　　　 　 　 　 ／　　　　　でももう、十分燃えたしいい感じにきれいになったから火を消しても
　　　　　／｀　ー――――　　‐==' く
　　　 ／　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
.　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　‘，
　/　　　 　 /　　　　　　　　 　 　 　 　 　 i　　l
./　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　 　 　 |　　|
|　　　　　　|　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　|
 

　　　　　{ 〈 W: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : W／
　　　　＿辷W : : : {: : : : ⌒ : : : ⌒} : : : : : / : V￣／
　　　　＼　　|: : : ／: : : : :',: : : : : /: : : ＼/: : : }／ニ=-
　 -‐=ニﾆ)Ih|: : : : :丶 : : : ',: : : : : : : : : :/: : /:ﾉニニニ
　寸ニﾆﾆr‐圦丶: :ト､i＼ﾄ､ﾄ､　/|／ﾚIノＬ: /:/⌒ヽニﾆ　　　嫌ですわ旦那様。中途半端に掃除やめると片付けは面倒になるもの
　　＼_／ii　j[|:＼ﾄ｢x===ﾐ 　 V　 x===ﾐ厶イ:|:[|:.　[|
　　　　　 [|/: : :|: : :|､､､ 　　　　　　　､､､ ハ: : |: :　　　　　　　私のMAGでいい感じに不浄が焼かれて味付けされているんで
　　　　　　': : : :|: : :| 　　　　　′　 　 　 从|: : |: : :.
　　　 　 /: : :／|: : :|i.､　 　 ﾏ 　 ﾌ　 　.ｲ:.:.i|: : |: : : :.、　　　　　中途半端な悪魔が大量に餌があるって周囲から
　　　　 ': :／:.:从: : ∨:＞　__r=z__　＜ .:.:.:.i|: : |、: : : :.
　　　 /／:.:.:.:.:.:∧: : :V:.人||　　　||人.:.:.:.:.:.i|: : |i.:､: : : : 、　　　　こぞって生ゴミあさりに来ますけど？
　　　':´:.:.:.:.:.:.:./:.∧: : l/／||　　　||／＼人i|: : |i.:.:.＼.: : :.
　　/.:.:.:.:.:.:._-=Tニ∨ﾄ＼　||　^　||　 ／ﾆﾆ|: : 厂＼:.:＼: : 、
　.:' :.:.:.:.:.:./ニニニニニﾆУ|　i　||／ﾆニﾆ八/ニニ〉:.:.:.:＼:＼
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |
　　　　,-―- 、　　　　　　,-―- 、 ｜
　　　/ /｀~~ヽヽ　　　　　/ /｀~~ヽヽ |
　　　{　{..;;;;;; ﾉ　|　　　　{　{..;;;;;; ﾉ　| |
　　.　ヾ_`'''ﾞ",,,ﾉ　　　　.　ヾ_`'''ﾞ",,,ﾉ ｝ 　　え、えっとならなおさらここから逃げたほうが
　　　　　￣　　　　　　　　　￣　　 /
　!　　　　　　　　　　　　　　　　 　/
　j　　　　　/´　　　|　　　ゝ　　丿
　　　　　　ゝ、____人_____ソ/／
　　　　　　_　＿　　　./　／
＼　　　　　｀￣　　 ,/／
　 ` .､　　　　　　　／
　　　:ﾐ:ｰ.､._　　／｀`'''ｰ-､
 

　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 }.、
　　 　 　 　 |∨　　　　　 　 　 ',::＼
　　 　 　 　 |: ∨　　　 　 　 　 ∨:: ＼＿
　　 　 　 　 |:::::∨　　-‐　￣￣ ∨:::::::＼　　＼
　　 　 　 　 |::::::::〉´ 　 　 　 　 　 ∨:::::::: ＼　　＼
　　 　}、..　 |: ／　　 　 　 　 ＿＿.＼::::::::::::＼　　＼
　　　 ヽ＞ ´ 　　　　　　　　　＞::::::::::::::::::::::::::::＼　　＼
　　　　７　　　　　/　 　 　 　 　 　 ＞::::::::::::::::::::::::￣}　」　＿
　　　 ./　　　 　 /　　　　　　　　　　　　　＞::::::::::::::::レ´::::::::/
　　　/　　　　　｜　　　　　　　　　　　　　　　　＼::/::::::::::／
　　 ,′ 　 　 　 .|　　　　　　　　　|　　　　 　 　 　 '.,:::: ／|
　　 !　　　　　　 |　　　　　　　　　|　　　　　　　　　 }￣￣￣/
　　 !　　　　　　 |／　 　 　 　 ｀ ┴ 、　　　　　　　 |　∧__./　　　　いやですわ、旦那様
　　ﾑ 　 　 　 ／|　　　　　　　　　　　|＼　　　　　 /- 、|| |　　　　　　　　　　　　　　　　　わ　た　し
　　 ム　　　　 ＼　、＼　　 　 　 /　/　}リ!　|　　/　　} || |　　　　　燃え盛る炎の中、”八百屋お七”と旦那様が出会う場所
　　　　＼　　　　衍ｪｪｪｪｧ　　 ／}ｪ/|ｪｪｪ衍ｴゞ / .ヽノ .ﾞ　V
　　　　　 }」＼＿ﾐ ∨赱ﾔヽ／　　　 V犾歹 }　/YY}_　　　 ∨　　　それすなわち正仙院！
　　　　　　　　 ||　ヽ｀¨ﾟ　　　　　　　　｀¨ﾟ　 ,'!/./ /.| |＿__　 ∨
　　　　　　　　 ||　八///　　′　　 /////ノ {　|　! | |/// !　 丶　　炎に燃え盛ることもなく、愛する二人は結界に守られ
　　　　　 　 　 |ヽ|　 ゝ、　　 ┌─ 、　 __|　/　 　} } }⌒ヽ|　　　＼
　　　　　 　 　 |　 ',　 !__ ＞-　ヽ　ノ　/　{ /　　　　 .|〉　　V　　　 .＼　絶対に安全だというのにどこに逃げるというのですか？
　　 　 　 　 　 |　　 、| /　　　///ハ .{　 |ﾘ　　_　-イ　　　 ヽ　　　　 ∨
　　　　　　 　 .|　　　| ,′　　 }////ﾑ ヽ　 　 |////|_＿＿＿}＿ 　 　 ∨
　　　 　 　 　./　 |⌒/　　　 ∧.//＿ﾉ　|　　　V/////////////i,　　　∨
　　　　　 　 /|　.｜..,　　　 .∧ /∧　　.｜　　　V////////////i,　　　 .∨
　　　　　　.//　 .ﾉ /　　　.∧.////}　　｜　　 　V///////////i,　 　 　 .∨
　　 　 　 .//　　| /　　　.∧////「　 　 .i　　　　 |///////////ヽ　
 

　　　 　 __　　　　　＿＿
.　　　 /iiiiii）　　　(iiiiiiiiiiiiiiiヽ.　　　　　 　 ∧　　　　　　　　　＿＿＿　　　　　　　　　 ∧
　　__/iiiiii/___/）　　￣)iiiiii/　　　　　 　 ///,　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'//,
　(iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii）__／iii∠　　　　　 　 ////,＞　´　　　　　　　　　　　　　　 　 ｀ ＜i///ﾊ
　 ７iiiii/￣//￣(iiiiiiiiiiiiiiiiiiiii).　　　 　 ///／　　　　　　 /　　　　　　',　　 　 　 　 　 |///∧
　/iiiii/＿//_　　 ￣}iii',￣　　　　 　 //'　　　 　 /　　　′　　　　　　',　　 ∨　　 　 |/////,
　乂iiiiiiiiiiiiiiiii） r-､ .jiiiii}　　　　　　　{/　　　 　 /　 　./　　　　　　　　 ,　　　∨　　　|/////ﾊ
　　　￣/ｲ　　 ＼iiiiiiiiiﾉ 　 _　　　　/　　./　　/ 　 　 '　　　 　 　 　 　 i　　 　 ',　　　∨////∧
　　　　 ＿　　　 　 　 　 　 ﾏﾆ=- /　　 '　　 '　　 　 {　 i　　　　　　 　 !　 　 __}＿＿__V --=ミ､　　　　さぁ旦那様！燃え盛る炎をつまみに！
　　　　(iiiiiiヽ＿　 　 　 　 　 V///　 　 {　　 |　　　 .ﾊ　|　　　　　} 　 /　　　＼////////////,ヽ
　　　_ ノiiiiiiiiiiiiiiiii）　　　 　 　 ＼{　　　 ',　　 ﾄ.　 _斗 ',七',　　　./ ｀ ｲｰ-　　　 ＼///////////,}＿　愛し合いましょう！
　 Ｙiiiiiiiiiiiiiiiiiir ''´.　　 　 　 　 ＜iﾊ　　　', ー七ヽﾄ､{　ヽ{　', 　 /|　/ }　／}｀/ー　|≧=---r--彡/／
　　 ー　　ﾍiii',　-､.　　　　 　 ／|　',　　 .ﾄ,,ｨ≦弐笊竺ミｘ､ヽ/　}/,ｨ≦弐笊竺ミｘ!　 　 　 |///／　　　大丈夫です！私の二回目の炎は
　　rfiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiイ.　 　 　 　 ＼　.∧　　|《　 {{(⌒'⌒)}}　　 　 　 　 {{(⌒'⌒)}}　 》　　 　 /=≦ヽ
　　ゝ-―　 ﾍiiiiiＹ　　 　 　 　 　 Ｙ |　＼ {　　 -_＼／ ﾘ　　　　　　　-_＼／ ﾘ /　　　　/＼　／　　　　小火で終わると因果はなってますから！
　　　r―― 'iiiiiノ.　　 　 　 　 　 ﾊ i!　|　ヾ　 　　ー―　　　　　　 　 　 ー―　/　 ／　/ }ヽ. Ｙ|
　　　乂iiii-=ニ､.　　　　 　 　 　 ~ .i! ｜V　 (////）　　　　　　 　 　 　 （////) イ　}／ ﾑ i.} ﾊ|　　　　　絶対に延焼しませんから！
　　　　　'''ー―’　　　　　 　 　 　 i!　.|　{ 　　　　　　　　, ー―　 ヽ　　　　　　 /　　　/　ﾉ八~|
.　　 ´￣｀ヽ／￣｀ヽ.　 　 　 　 　 i!　 | 八 　 　 　 　 　 {/: : : : : : : }　　　　　 /　　　/ -イ　　i!　　　　　嫁入り前の掃除もできるいい女ですから！
　　{　　　　 　 　 　 }　　　　 　 　 i!　 }　　.ゝ　　　　　　 ゝ :_:_:_:_:_ノ　　　　　/　　　/　　　　　i!
　　 ＼　　 　　　 ／　　　　 　 　 i!　 .|　 i　/ 　 ≧=-　　 ＿　 　 ＿＿　-=≦　/ /　 　 　 　 i!
　　　　＼　　　／.　　 　 　 　 　 i!　　}／}/ 　 　 　 　 ＞ ／||　 〃:.｀:.＜../　／}/　　　　　　　!
　　　　　 ＼／.　　　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　／/ /i＞＜彡／/　//イ{　　　　　 　 　 　 !
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /　　　　　　/　　　/ V　':.:.| }Kく「ﾚ:.:/　/　 ,　∨　　 ',　　　　　　!
　　　　　　　　　　　　　　　　　{　 　 　 　 /　 　 /　/　i:.:.:.| |全_L!:/　/　 /　　∨　　',　　　　　　!
 

　 　 　 　 　 　 _,,..-―――‐-..,,_
　　　　 　 ,,-''´　 　 　 　 　 　 　 ｀ヽ
.　　　　／　　　　　u　　　　　 　 　 u ヽ、
.　　　/| | | | |　-..,,_　　 　 　 u　　 ＿_　 '.,
　　 /| | | | | | 　 　 ｀ﾞ''‐' ′　ヽ-'"　 　 　 ',
　　,'| | | | |.|≡=-.,,_　 .三三三　_,,..-=≡　 ',
　　l.| | | | | |　　 ． ｀ﾞ　.三三 "´　 ．　　 　 l　　（え、なにこれひょっとしてツンデル？）
　　|.| | | | | |＝==＝≡ 三三 ≡＝==＝　　|
. 　 ',　 u　| |　　 　 /　　　　 　　ヽ　　　 　 .l
.　　ヽ　　　　 　 　 { 　 　 ,.、　　　}　　　　 ,'
　　　 ＼　　　　　　ゝ-ィ´　｀"j-.'′ u 　 ,.'
　　　 　 ｀'',-..,, 　 　 　 |.r-‐''" 　 　 ,,..-''
　　　　　 /　　｀ﾞ"''―‐.U――― ''"´ヽ
　　　　 ./　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ
　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
 

　　お七をぶっ殺す→炎が中途半端に残って悪魔が大量にやってくるぞ
　　逃げる→因果がぶっ壊れるし炎はそのままだぞ
　　火を消す→ぶっ殺すのと一緒
 

　　　　　　　⌒ヽ
　　　--､　{　 ＼　 ∧　　　 ＿＿　　_ 　　,ｲ
　　(　＼　　　　　 /／). :´ : : : : : : ｀{ ＼/　{
　　　　　　　　 　__{／: : : : : : : : : : :八 　｝　} _
　　　　　　　　 / /': : : : : : : : : : : : : : : Υ}／ノ
　　　　　　／⌒〈.|: : : :＼: : : :／: : : γ´ ∨‐┐
　　　　　 ｛_　(　八i: {ヽ|||、_ﾉﾚ|||vYｲ|　　　}__/
　　　　　　 }　_r'　 |: |　|||　　　|||　|:八__　〈: |　　　　さぁさぁ旦那様！大丈夫です、優しくしますから！
　　　 　 　 | /∧ . |:.{､､ 　 　 　 ､､|: : l圦　ﾊ|
　　　　　　j|': : ∧,ﾉ込､　　　　 　 ,|: : |iiiiiУ/}　　　　ええ、ええ！大丈夫！旦那様の体は半分くらいは
　　　　　 / : : //∧: :.|i:i:≧＝冖刋: : |iii/: //|
　　　　　': : : ////∧ |ｰ圦 : У: : |: :/i/: ///|　　　　もうコチラ側ですし、ええ！ええ！いい感じになりますとも！
　　　　/: : : //////∨]| //〉' : ／∨|/: /,'//|
　　　 .: : : : '//////∧ //: : ／///|: : :/,'//∧
　 　 /: : : /////////{ /: ／/////| : ////{: : :.
　　 . : : : '//////// 〈ヱ二二ニニ| : |////|¨}: :.
　　' : : : '/////////〈===宍=====| : |////|/: : :.
　 .: : : : '//////////ﾉ　〈八〉　 　 | : |////|: : : :l:.
　 |: : : :|//////////}77７７７７７７| : |////|: : : :| |
　 |: : : :| /////////{ //////////| : |///八: : : | |
　 |: : : :|/////////∧/////////∧: ∨/{　 }: : :|
 

　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　 _..-''''ﾞﾞﾞ´　 　　　ﾞﾞﾞﾞ'''ｰ,,、
.　　　　　 ／　　　　　 U　　　　　　　＼
　　　　 , '　　 　 ＿＿＿ノ　 ヽ､ ＿＿ .ヽ
　　 　./　　　　（　　〇 　.）　　（　〇　)　 '.,
　　　/　 u　.　　 ￣￣￣　　　　￣￣　　　'.,　　　（どうする……どうすればいいんだお）
.　　.,'　　　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　 　.l
　　 l　　　U.　 　　（　　　　 人　　　 .） 　 　.l
　　 .'.,　　　　　　 　｀.┬‐ ´　 ｀ ┬ ´ 　 　 .,'
.　　 　' ,　　　　　　　　￣￣￣￣　　　　 ／
　　　 　 ゝ、　　　　　　　　　　　　　　 ／
　　　　　／｀　ー――――― ‐='''　く
　　　 ／　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
.　 /.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　',
　/ 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　　 i　　 l
 

　どうなるのですか？
 

【1D10:2】
１：逃げられない、現実は非常である
２：よし、ここは力づくで従わせればいいんですね！
３：逆に考えるんだ、もうゴールしちゃってもいいと
４：炎はやる夫が操ってやるお！
５：ベットヤクザやる夫
６：逃げられない、現実は非常である
７：よし、ここは力づくで従わせればいいんですね！
８：逆に考えるんだ、もうゴールしちゃってもいいと
９：炎はやる夫が操ってやるお！
１０：いつからやってきているのがお七だけだと錯覚していた
 

　　　　　　 　 　 　 ,　-──-- ､
　　　 　 　 　 　 ／　　　　　　　 ヽ
　　　　　　　　 /　　　　　　　 　 　 ＼　　　　　　　オーケー……まぁ、わかったお
　　　　 　 　 ./　　　　　￣　　　￣ 　 ヽ
　 　 　 　 　 .|　 　 　 （● ） 　 （● ）　|　　　　　　この火を今すぐどうこうしないほうがいい
　　　　 　 　 .＼ 　 　 　 （__人__） 　 ／
　　　　　　　, -‐`　　　 　 　 　 　 イ、　　　　　　　それはそちらの言う通りみたいだし、そこは理解したお
.　　　　　　/　　　　　　　　　　　　 　 ヽ、
　　　　　../ 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ､　　ヽ
　　　　.../　　　　　　　　　　　　　　 .!　 　 .',
　　　　/　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾄ、　　 ',
　　　 ,'　　 　 ,ｲ　　　　　 　 　 　 　 | .ヽ、　 ',
.　　　i 　 　./　i　 　 　 　 　 　 　 　 ! 　 ヽ　　ヽ
.　　　!　　　!　 }　 　 　 　 　 　 　 　 ',　　{ ､　 .ﾉ
.　 　 !　　　!　/　　　　　　 　 　 　 　 ＼　 ｀￣
.　 　 i 　　.ヽ/　 　 　 　 　 ,､　　　　　　ヽ
.　 　 {　　 ｭ,}　　　　　 　 ./ .ヽ　　　　　　ヽ
　　　 ゝ＝='　　　　　　　/　　 ヽ　　　　　　＼
 

　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /|　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ∧
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ∧|　　　 -‐: :　 ￣￣　: : ‐- ..、　| ∧
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∧/| ／. : : :　　　 　　　　 　: : : :＼| /∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　| /／. : 　 　　　　　　　　　　　　 : : |　/∧
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∧　| /. :　　　　　　　　　　　　　 　　____|, 　/∧
　　　　　　　　　　　　 　 〈　∨/. :　　　　　|　　　　　　　　　 　 ＼ ＼　/∧
　　　　　　　　　　　　　　 ∨ /. :　　 　 ｌ　 | :l:　 　 　 |　　　　　　 ＼　　/∧__
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∨: :　l　 　 :|　 | :|:.　　　　|　　　 :|: .　 　 ｀ト- ∠二
　　　　　　　　　　　 ________ｊ{ : :　:|　　 :|ｌ　 | :l: :　 　 /|　:| :|　|: :　　　, }／ ／￣
　 　 　 　 　 　 　 　 ＼____八　 　 　 :|:|ｌ　 | l|: :　　:/.:|　:| :|　|: :　　 /∧∠_____
　　　　　 　 　 　 　 　 ／∠㏍、　 ＼|从　|八: .　:/ /|::/|/|　|: : :　//厶％Жｱ
　　　　　　　　 　 　 　 ＼＼]Ж＼　 :灯苧ミ　＼/|/ ,灯苧ミ:|: : : ／ ￣＼[／
　　　　　　　　　　　 　 　 ￣了 ＼＼:杙-夕　　 　 　 代-夕小イﾍ}　　 : : |
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |　　 :| 斗 ⌒｀　 　,:　 　　⌒｀/ 　 |ノｊ　　 : : :|　　　　　わかってくださいましたか！では、早速夫婦の
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ｌ　　 :| :小、　　　　　　　　　 //　 :|イi　　 : : :|
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,　　. :| 　ｧ‐‐=z,、｀　 ´　　 　//　 :|::|:|　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　 　 　 /　. ::/:| :/-=㍉_/ト　__ . : ´ ／//　∧!:!:. 　 : : :|
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /　: ::/. :|/-=㍉_//V∧　　／／/　/ :∧!::.　　＼|
　　　　　　　　　　　　 　 /　: ::/. : /-=㍉_//:: V∧／／: :/／／/∧: :.　　　＼
　　　　 　 　 　 　 　 　 /　: ::/／/-=㍉_//:: :: :V/／:: :: :: :／/////＼: :　　＼＼
　　　　　　　　　　　　 /　: :／/,/-=㍉_/∧:: :: :／:: :: : ::／//|///////＼: :　　＼
　　　　 　 　 　 　 　 /　: :///,/-=㍉_///∧／:: :: :: :／////|//////// ∧: :　＼＼
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　　　　!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｌ
　　　 .!　　　　 　`'ｰ ,,_　　　　　　　 　　　　　　　　　 _,,,＿__　　　　　　　!
　　　 |　　　　　-.、　　 ｀''ｰ ..,、　　　| |　　　...ｰｰ''"´　　 ._,-　　　　　　　!　　　　　　　　　　いや、その前に序列を決めておく必要があるお
　　　 l 　 　 　 　 ﾉ　　　　　 　　　 ゛　　　　'i　　　　　 　 }　　　　　　　　 i!
　,..-'".ｌ　　　　　　ヽ,、　　　_./ 　　　　　　　　ヽ_　　　.／　　　　　　　　 ,l～　..,,　　　　　　このまま一方的に要求を飲むだけじゃ
´　　　 ヽ　　　　　　 .｀ﾞﾞﾞﾞﾞ./ 　　　　　　　　　　 ヽﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ　　　　　　　　　 /　　　　 ﾞﾞ'-､、
　　　　　.＼　　　　　　／　.:::::...｀` ‐┴----_以ヘ‐-､　 　 　　 　 　 ／　　　　　　　　　　　　とても対等とはいえんし、尻にひかれすぎだお
　　　　　　 .｀'-､,　　,ｲ　 .:::::::::::::::::::::::::::::::::;/ｲ　´..:::::::::.ヽ、　　　 ,..-'´
　　　　　　　　　＞'´ ....::::::::i;_;:_:::;_:::;, ィ'¨´::::::i:::;ｿ　　:::::::..＼,-'''"
　　　　|　 _, ィ'´ ......::::::::;ｨ,r'-‐‐::'::::::::::::::::::::::::;ｙ'　　 .::::...　　 ｀¨`' ､.
　　　　 .y′ .:::::::::::::;::::;／　　:::::::::::::::::::::::;:／　　..::::::::::::::￣｀ヾ､_ 　　｀'ｰ-
　　　 ／　　..i::::::;;;ン;ｲ　 ...:::::::::::::::::::;ィ'´　　 ..:::::::::::::::::::::::::::::::::::...`丶、　.＼_`マ
　　／　　.:::::／／,ｲ　.:::::::;:__;斗＞'´　 ..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヾ
　　　...::::::／,イr'´ .::::::::;メ,≧´　.....::::::::::::::::::::::::_;;;､ﾉ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　ゝ,__,ｲ／　 |　:::::::::j-ｲ!　　i:::::::::::::::::::::;ィ¨´:_:_:i'::::::｀ゝ ‐---ｭ､;::::::::::::::::::::::::::::::::
 

　　　　　　　　　　　　　　　|ヽ 　　　　　　＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　| ﾊＹ　＞''て　　　　|＼｀''＜　 ＞''7
　　　　　　　　　　　　　　　|/ |>'´: : : ≧: : : : : |　 ＼: : ,ｲ 　/
　　　　　　　　　　　　　 r'~　/: : : / : : : : : : : : :'， 　 ＼.　 /
　　　　　　　　　　　　　 | ,ィ^: : : ,' : : : : : : : : : : ﾍ　　　 ヽ |∨__
　　　　　 　 　 　 　 ヽ￣,' : : : : ,' : : : : : : : : : : : : :｀ヽ 　/´　／
　　　　　　　　　　　　　>l : : : : :ｌ : : : : : :＿__: : : : : : : |/　／===ﾐ
　　　　　　　　　 　 　 ﾍ |: : ＞'"￣ : : : : : : : ｀''＜ : : | ／　　　//　　　……？なにを言っておられるのですか？
　　　　　　 　 　 　 　 　 |: : : : : : ', : : : : : : : : : : : : : :/:.ﾄ<⌒ヽ_/
　　　　　　　　　　　　　 ハ､ ﾄ､ヽ､ : : : :,ｲ:/ｨ:／|ｲ:ｲ/: :|.i ｢| :｢|l　　　　　これも全部旦那さまと出会うため、そして
　　　　 　 　 　 　 　 　 ,: : |ヘ',.ﾐ==ﾍ／/' ｨ==‐'' | : : : | /|」 :|」l　
　　　　　 　 　 　 　 　 7: : |: : :ﾊ.　 　 ,　 　 　 　 |: : : :l: : : : : : :l　　　　　旦那様を思えばこその行動であるというのに
　　　　　　 　 　 　 　 7 : : |: : :|∧　　 　 　 　 　 ｌ : : :ﾊ: : : : : : :',
　　　　 　 　 　 　 　 /: : : :|: : :|//ﾐh､　 ＾＾　　 , l : : ﾊ ∧: : : : : ∨ /
　　　　　　　　　　　/: : : : :|i : :|//⌒⌒ヽ､ .＜. l: : :/　／乂 : : : : ∨ /
　　　　 　 　 　 　 /: : : : : :|l : :|7 /ﾆﾆﾆ7/　　 从:/／　　 ／｀''＜:.∨ /
　　　 　 　 　 　 ,ｲ: : : : : : 从八 /ﾆﾆﾆ7∧ﾍ／},ｲ´　　 ／　　　　__､:＼
　　　　　 　 , イ: : : : : : : : : :/ 7/ﾆﾆﾆ7/　／／　 　 ／ 　　　 ／　ヽ!: :＼
.　　　　＞''´: : : : : : : : : : : /| 7/ﾆﾆｱ,ｲ／／　 　 ／　　|　/／　　　 l : : : :` ､
　 ＞''´ : : : : : :／ : : : : : : |. 7/ﾆﾆｱｲ. ／ 　　 ／　 　 i |.／　　　　　|! : : : : : :ヽ
 

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　　　 　 　 　 　 　 _..-''''ﾞﾞﾞ´ 　 　 　 ﾞﾞﾞﾞ'''ｰ､
　　　　　　　　　／　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼
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　　　　　　　/ 　 　 　γ ⌒ヽ　　　 γ ⌒ヽ　　 ',
.　　　　　　/　 　 　 　l￣・￣l　　 　 l￣・￣l　　　',
　 　 　 　 ,'　　　　　　ゝ―‐ ′　 　 ゝ―‐ ′　　.l　　　いや、それでも勝手にやったことには変わりはないお
.　　　　　 l 　 　 　 　 　 （　　　　 人　　　 ）　　　 l
　　　　　　'.,　　　　　　 　｀.┬‐ ´　 ｀ ┬ ´ 　 　 .,'　　　だから、ここで一つ教育させてもらうお
　　　　　　　' ,　　　　　　　　￣￣￣￣　　　　 ／　
.　　　　　　 　 ゝ、　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　何をしてよくて、何がだめで、ここからやる夫が動きたいようにやるために
.　　　　　　　　／｀　ー――――― ‐='''　く
.　　　　　　 ／　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　　　　　
.　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　/.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　',
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　　　　 　 　 　 　 　 ／:::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : : : : :　:＼
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　 　 　 　 　 　 /::.:.:.:.: : : : :　:　:　　　　　　　　　　　　　　　 　 :.
.　　 　 　 　 　 |.:.: : :　:　:　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |
.　　 　 　 　 　 |:.　:　　　¨二ﾆ=ミ ＿ノ　 廴_ 幺=ﾆ二¨　 　 　 |
.　　 　 　 　 　 |:　　 ≫ ´　 __　　Ⅵ :ｉ|ｉ:ｉ|ｉ: Ⅳ　　__　 ｀ ≪　　 |　　　　なにより二度と、やる夫のためとかいうふざけた理由で
.　　 　 　 　 　 |　　 i{　 　 ( ・ )　 川　li|il　从 　( ・ ) 　 　}ｉ　　|
.　　 　 　 　 　 |　　　 ≧=― ‐=彡　　　　 　 ミ=‐ ―=≦'ﾞ　　 |　　　　火をつけるなんてことをさせないためにも、だお
　 　 　 　 　 　 :.　　　　　 　 ／　 　 　 　 　 　 ＼　 　 　 　 : /
　　　　　　 　 　 ヽ　　　　　/　　　　 　 　 　 　 　 ヽ 　:　:　: /
　　　　　　　　　／＼.　　　{　　 　 　 　 　 　 　 :　: } :　: : ／＼
　　　　　　　 ／　　　 　 　 ヽ　　　 　 人:　:　:　:　ノ: : : : : :.:.:.:.:.＼
　　　　 　 ／ 　 　 　 　 　 　 ≧=‐≦ ＿ ≧‐=≦: : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::＼
　　　　　/　　　　　　　　 :　:　:　:　:　: : : : : : : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::ヽ
 

あ、はい
 

　　　 　 __　　　　　＿＿
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　　__/iiiiii/___/）　　￣)iiiiii/　　　　　 　 ///,　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'//,
　(iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii）__／iii∠　　　　　 　 ////,＞　´　　　　　　　　　　　　　　 　 ｀ ＜i///ﾊ
　 ７iiiii/￣//￣(iiiiiiiiiiiiiiiiiiiii).　　　 　 ///／　　　　　　 /　　　　　　',　　 　 　 　 　 |///∧
　/iiiii/＿//_　　 ￣}iii',￣　　　　 　 //'　　　 　 /　　　′　　　　　　',　　 ∨　　 　 |/////,
　乂iiiiiiiiiiiiiiiii） r-､ .jiiiii}　　　　　　　{/　　　 　 /　 　./　　　　　　　　 ,　　　∨　　　|/////ﾊ
　　　￣/ｲ　　 ＼iiiiiiiiiﾉ 　 _　　　　/　　./　　/ 　 　 '　　　 　 　 　 　 i　　 　 ',　　　∨////∧
　　　　 ＿　　　 　 　 　 　 ﾏﾆ=- /　　 '　　 '　　 　 {　 i　　　　　　 　 !　 　 __}＿＿__V --=ミ､
　　　　(iiiiiiヽ＿　 　 　 　 　 V///　 　 {　　 |　　　 .ﾊ　|　　　　　} 　 /　　　＼////////////,ヽ　　　いいですね！やっぱり夫婦とは
　　　_ ノiiiiiiiiiiiiiiiii）　　　 　 　 ＼{　　　 ',　　 ﾄ.　 _斗 ',七',　　　./ ｀ ｲｰ-　　　 ＼///////////,}＿
　 Ｙiiiiiiiiiiiiiiiiiir ''´.　　 　 　 　 ＜iﾊ　　　', ー七ヽﾄ､{　ヽ{　', 　 /|　/ }　／}｀/ー　|≧=---r--彡/／　　こうでないと！意見を真剣にぶつけあい
　　 ー　　ﾍiii',　-､.　　　　 　 ／|　',　　 .ﾄ,,ｨ≦弐笊竺ミｘ､ヽ/　}/,ｨ≦弐笊竺ミｘ!　 　 　 |///／
　　rfiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiイ.　 　 　 　 ＼　.∧　　|《　 {{(⌒'⌒)}}　　 　 　 　 {{(⌒'⌒)}}　 》　　 　 /=≦ヽ　　　　ときに喧嘩もしてこそ比翼連理！
　　ゝ-―　 ﾍiiiiiＹ　　 　 　 　 　 Ｙ |　＼ {　　 -_＼／ ﾘ　　　　　　　-_＼／ ﾘ /　　　　/＼　／
　　　r―― 'iiiiiノ.　　 　 　 　 　 ﾊ i!　|　ヾ　 　　ー―　　　　　　 　 　 ー―　/　 ／　/ }ヽ. Ｙ|　　　　　己が意思をぶつけんとするいじましさ
　　　乂iiii-=ニ､.　　　　 　 　 　 ~ .i! ｜V　 (////）　　　　　　 　 　 　 （////) イ　}／ ﾑ i.} ﾊ|
　　　　　'''ー―’　　　　　 　 　 　 i!　.|　{ 　　　　　　　　, ー―　 ヽ　　　　　　 /　　　/　ﾉ八~|　　　　　たまりません！
.　　 ´￣｀ヽ／￣｀ヽ.　 　 　 　 　 i!　 | 八 　 　 　 　 　 {/: : : : : : : }　　　　　 /　　　/ -イ　　i!
　　{　　　　 　 　 　 }　　　　 　 　 i!　 }　　.ゝ　　　　　　 ゝ :_:_:_:_:_ノ　　　　　/　　　/　　　　　i!
　　 ＼　　 　　　 ／　　　　 　 　 i!　 .|　 i　/ 　 ≧=-　　 ＿　 　 ＿＿　-=≦　/ /　 　 　 　 i!
　　　　＼　　　／.　　 　 　 　 　 i!　　}／}/ 　 　 　 　 ＞ ／||　 〃:.｀:.＜../　／}/　　　　　　　!
　　　　　 ＼／.　　　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　／/ /i＞＜彡／/　//イ{　　　　　 　 　 　 !
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /　　　　　　/　　　/ V　':.:.| }Kく「ﾚ:.:/　/　 ,　∨　　 ',　　　　　　!
　　　　　　　　　　　　　　　　　{　 　 　 　 /　 　 /　/　i:.:.:.| |全_L!:/　/　 /　　∨　　',　　　　　　!
 

　　　　　　　⌒ヽ
　　　--､　{　 ＼　 ∧　　　 ＿＿　　_ 　　,ｲ
　　(　＼　　　　　 /／). :´ : : : : : : ｀{ ＼/　{
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　　　　　　 }　_r'　 |: |　|||　　　|||　|:八__　〈: |
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　　　　　　j|': : ∧,ﾉ込､　　　　 　 ,|: : |iiiiiУ/}　　　さぁ旦那様！言いたいことがあるしやりたいことあるなら
　　　　　 / : : //∧: :.|i:i:≧＝冖刋: : |iii/: //|
　　　　　': : : ////∧ |ｰ圦 : У: : |: :/i/: ///|　　　ばしっとどうぞ！大丈夫！悪魔の体ですから
　　　　/: : : //////∨]| //〉' : ／∨|/: /,'//|　
　　　 .: : : : '//////∧ //: : ／///|: : :/,'//∧　　　どんなことでも受け入れられますし耐えられますから！！
　 　 /: : : /////////{ /: ／/////| : ////{: : :.　
　　 . : : : '//////// 〈ヱ二二ニニ| : |////|¨}: :.　　ええ、ええ！旦那様からされることは全部ご褒美ですから！
　　' : : : '/////////〈===宍=====| : |////|/: : :.
　 .: : : : '//////////ﾉ　〈八〉　 　 | : |////|: : : :l:.
　 |: : : :|//////////}77７７７７７７| : |////|: : : :| |
　 |: : : :| /////////{ //////////| : |///八: : : | |
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　　　 　 　 ,,.'. : : : :　　　　　　　 　 　 　/　/::::::ヽ　ｌ 　 ヽ、
　　 　 　 /. : : : : :　　　　　　　 　 　 　 {　 {:::::::::ﾉ　!　　　ヽ
　 　 　 /. : : : : :　　　　　 　 　 　 　 　 丶　｀　´ ノ 　 　 　 ヽ
　　　 /. : : : : :　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｀ー‐ ´　/　　　　　 　ヽ
　　 ./. : : : : :　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　!、　　　　 人ノ　　　と、ともかく！ここはやる夫の意思を通させてもらうお！
　　/. : : : : :　　　　　　　　　Ｕ　　　　　　　　　　　 ｀i｀ ﾆ二--　i
　 /. : : : : :　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｀´ 　 　 　 l
　,'. : : : : : :　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /
　i : : : : : : :　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /
　i : : : : : : :　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /
　', : : : : : : :　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／
　', : : : : : : :　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／
　 ヽ、: : : : : : .　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／
　　　ヽ､:_: : : : .　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　 ｀¨i : : : : :　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ
 

　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧　　　　　　　　　＿＿＿　　　　　　　　　 ∧
　　　　　　　　　　　 　 　 　 ///,　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'//,
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ////,＞　´　　　　　　　　　　　　　　 　 ｀ ＜i///ﾊ
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ///／　　　　　　 /　　　　　　',　　 　 　 　 　 |///∧
　　　　　　　　　　　　　　//'　　　 　 /　　　′　　　　　　',　　 ∨　　 　 |/////,
　　　　　　　　　 　 　 　 {/　　　 　 /　 　./　　　　　　　　 ,　　　∨　　　|/////ﾊ
　　　 　 　 　 　_　　　　/　　./　　/ 　 　 '　　　 　 　 　 　 i　　 　 ',　　　∨////∧
　　　　　　　　　ﾏﾆ=- /　　 '　　 '　　 　 {　 i　　　　　　 　 !　 　 __}＿＿__V --=ミ､
　　 　 　 　 　 　 V///　 　 {　　 |　　　 .ﾊ　|　　　　　} 　 /　　　＼////////////,ヽ
　　　　　　　　　 　＼{　　　 ',　　 ﾄ.　 _斗 ',七',　　　./ ｀ ｲｰ-　　　 ＼///////////,}＿
　　　　　　　　　　 ＜iﾊ　　　', ー七ヽﾄ､{　ヽ{　', 　 /|　/ }　／}｀/ー　|≧=---r--彡/／
　　　　　　　　　　 ／|　',　　 .ﾄ,,ｨ≦弐笊竺ミｘ､ヽ/　}/,ｨ≦弐笊竺ミｘ!　 　 　 |///／
　　　　　　　 　 　 ＼　.∧　　|《　 {{(⌒'⌒)}}　　 　 　 　 {{(⌒'⌒)}}　 》　　 　 /=≦ヽ
　　　　　　　　　　　　Ｙ |　＼ {　　 -_＼／ ﾘ　　　　　　　-_＼／ ﾘ /　　　　/＼　／　　　　どうぞ！なんでも受け入れますから♡
　　　　　　　　　　 　 ﾊ i!　|　ヾ　 　　ー―　　　　　　 　 　 ー―　/　 ／　/ }ヽ. Ｙ|
　　　　　　　　　　 　 ~ .i! ｜V　 (////）　　　　　　 　 　 　 （////) イ　}／ ﾑ i.} ﾊ|
　　　　　　　　　　　　　i!　.|　{ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　/　ﾉ八~|
　　　　　　　　 　 　 　 i!　 | 八　　　　　　　(__人＿)　　　　　　 　 /　　　/ -イ　　i!
　　　　　 　 　 　 　 　 i!　 }　　.ゝ　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /　　　/　　　　　i!
　　　　　　　　　　　　 i!　 .|　 i　/ 　 ≧=-　　 ＿　 　 ＿＿　-=≦　/ /　 　 　 　 i!
　　　　　　 　 　 　 　 i!　　}／}/ 　 　 　 　 ＞ ／||　 〃:.｀:.＜../　／}/　　　　　　　!
　　　　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　／/ /i＞＜彡／/　//イ{　　　　　 　 　 　 !
　　　　　　　　　　　/　　　　　　/　　　/ V　':.:.| }Kく「ﾚ:.:/　/　 ,　∨　　 ',　　　　　　!
　　　　　　 　 　 　 {　 　 　 　 /　 　 /　/　i:.:.:.| |全_L!:/　/　 /　　∨　　',　　　　　　!
 

【1D10:1】
１：耐性と耐性が食い合い泥沼が見える
２：人間の悪知恵である
３：レベル差の暴力
４：きよひーったら良妻ね
５：犬も食わねぇよ
６：耐性と耐性が食い合い泥沼が見える
７：人間の悪知恵である
８：レベル差の暴力
９：きよひーったら良妻ね
１０：押し倒す→MAG吸収→悪魔進化
 

　さて、こうして始まった格付けバトルであるが……ここで一つ大きな問題があった。
 

　まず、やる夫はいくらレスキューでフィジカルエリートといえど、装備すらもたず最低限度のスライム狩りしかしていない。
 

　だから悪魔相手で頼りになるのはデビルシフターとしてその身に宿る悪魔の異能と消防士としての知恵であるが……
 

　　　　　 　　　 ／￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　　　 ／　°. . .: . . : . .ﾟ: . . : .＼
　　　　　　／;　　. : : : : : : : : : : : : : : : :.＼
　　　　 ／　U.. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼
　 　 ／　　 .: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :..＼
　 ／　　; 　: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .＼
　 |　ﾟ　∪ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .:|　　（使えそうなのが周囲の炎でのチャッカマンとかそういうのくらいしか……）
　 |　　　　:: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .:|
　 ＼　 u. :.: : : : : : : : : : : : : : ::,,:: : : : : : : : : : :／
　 　 ＼　　 ::: : : : : : : : : : : : :〃:: : : : : : :､:／
　 　 　 ｀ヾ／".: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .＼
　　　　 ／´.: : : : : : : : : : : : : : : : :: : : : : : : : : .＼
　　　 / 　 .: : : : : : : : : : : : : : ::､: : : ,: : : : : : : : : :.ヽ.
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　　　　　　やる夫の異能：炎無効
 

　ト _____} / . . . . . . . . . . . . |. . . . ..| . . . . .＼:::::::::::::::_}／:: |
　ヽ::::::::::/. ..|.　.　.|... . . . . ...|. . . . ..|. . . . . . . |⌒∨:::::::::::::∧
　　 ＼:/ . . |.　.　.|. . |. . . . .| . . . .｜. . . .|. . .|. . . |::::::::::::/￣￣￣./
　.＿ノ|　 /. ! . . . |. . |. . . . .| . |、. .|. . . . |. . .|. . . |:::::::: /　 　 　 ./
　　＼:|. . | . |.　.　|. . |. . . . .| . | | . |＼. . |. . .|. . . |⌒ヽ__／ヽ___/
　　　〈|. . | . |.　.　|. . |. . . ../. //. /ｨ斥≧-..｜. . .|!　| }!,|!. .|∨　　旦那さまと
　　 　.|. . |. ..!. . . .| . .|＼. . . / | / ゞﾟ¨´　|. /|. . . ハﾉ/. }!. .|!.∨
　　　 .|. . |. ..|. . . .|. .∧　|. ./　|/ 　 　 　 |//./. / . |/.. |.j. ..j . ∨　一緒に炎の中でする逢引
　　　/┤.、八. . . |／⌒ |ノ　　　　 　 　 / |/.. /. . .|. . .| . . .!. . ∨
、___/ . | . ./ . ＼. |　,ｨ衍ｿ　　 　 　 　 　 　 |/.|.... ..| .../. . . |. . . ∨　私、ドキドキします！
　　　　.| ./＼ . ノ |　ゞﾞ´　 }　　　　　,ィ!　　 　 | .. ..|. /. . . /. . . . ∨
　　　　.|/　　|＼. .＼　　　 ｀＿＿／:::/　　 　 .| .. ..|/_____/. . |. . . .∨
　　 　 　 　 ∧. .｀⌒ ヽ　／:::::::::::::＼´　　　　/| .. ..|///∧___.!. . . . ∨
　　　　　　　 ∧ . . . . . .,;ﾟ:::::::::::::::::::::7　　　／.｜. . /jI斗f´　 ∨. . |. ∨
　　　　　　 　 .∧ . . . ...,;ﾟ::::::::::::::::::::7__　／　イi!. ..//　　 　 　 | . . | . .∨
　　　 　 　 　 　 |. . . . .,;ﾟ::::::::::::::::::::7　 ＼_// ﾌ. .//　　　　　　| . . |. . . ∨
　　　 　 　 　 　 |. . . . .;ﾟ:::::::::::::::::: 7. . . /:::／/. .//　　jI斗f二_| . . |. . . . ∨
　　　 　 　 　 　 |. . . ..,;ﾟ::::::::::::::::: 7 . . /:::/ ./. .//jIf´＿_／ :::: | . . |ヽ. . . .∨
　　　 　 　 　 　 |. . . .,;ﾟ ::::::::::::::: 7斗7:: / ./. .／::::::::::::::::::::::::::::‘,. . ‘,:::∨. . ∨
　　　 　 　 　 　 |. . . .,;ﾟ :::::::::::::::7　　{／ /.／/:::::::::::::::::::::::::::::::::‘, . .‘,:::∨. . ∨
　　 　 　 　 　 ./|. . . ,;ﾟ::::::::::::::::7　.／　./´__/:::::::::::::: ／￣￣￣.‘,. . ‘,:::∨. . ∨
　　　 　 　 　 / .|. . ..,;ﾟ:::::::::::::::7／　　./:::::::::}ヾ}:::: ／　　 　 　 　 ‘,. . .|::::∨. . ∨
　　 　 　 　 ./　 |. . ..;ﾟ::::::::::::::7---＜/-==彡<::／　　　＿＿＿＿‘,. ..|ヽ:::!. . . .∨
　　　　　 　 |　　|. . .;ﾟ:::::::::::::7 {_ﾉ／/:::::::::::::::／　　　／:::::::::::::::::::::: ‘,. |=- }. . . . .∨
　　　　　　　　　　　　　　　八百屋お七の異能：炎無効
 

　炎に包まれ覚醒したデビルシフターであるやる夫に宿るのは当然火炎に対する耐性であるし、炎を縁に呼ばれ炎を起こす
 

悪魔である八百屋お七がもつ異能もまた炎関係であるのはまた自明
 

　　　　　　　　　　　　　　　|ヽ 　　　　　　＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　| ﾊＹ　＞''て　　　　|＼｀''＜　 ＞''7
　　　　　　　　　　　　　　　|/ |>'´: : : ≧: : : : : |　 ＼: : ,ｲ 　/
　　　　　　　　　　　　　 r'~　/: : : / : : : : : : : : :'， 　 ＼.　 /
　　　　　　　　　　　　　 | ,ィ^: : : ,' : : : : : : : : : : ﾍ　　　 ヽ |∨__
　　　　　 　 　 　 　 ヽ￣,' : : : : ,' : : : : : : : : : : : : :｀ヽ 　/´　／　　　　どうしましょうか？旦那様には全然熱くないでしょうけど
　　　　　　　　　　　　　>l : : : : :ｌ : : : : : :＿__: : : : : : : |/　／===ﾐ
　　　　　　　　　 　 　 ﾍ |: : ＞'"￣ : : : : : : : ｀''＜ : : | ／　　　//　　　炎でこう、がおーってしたほうが喧嘩っぽいですか？
　　　　　　 　 　 　 　 　 |: : : : : : ', : : : : : : : : : : : : : :/:.ﾄ<⌒ヽ_/
　　　　　　　　　　　　　 ハ､ ﾄ､ヽ､ : : : :,ｲ:/ｨ:／|ｲ:ｲ/: :|.i ｢| :｢|l　　　　　それともやっぱりこういうのは汚れ掃除にとっておきます？
　　　　 　 　 　 　 　 　 ,: : |ヘ',.ﾐ==ﾍ／/' ｨ==‐'' | : : : | /|」 :|」l
　　　　　 　 　 　 　 　 7: : |: : :ﾊ xx　 ,　　　 xｘ　|: : : :l: : : : : : :l　　　　もしくは……旦那様の炎であちちっていうフリでもしましょうか
　　　　　　 　 　 　 　 7 : : |: : :|∧　 　 ＿＿　　 ｌ : : :ﾊ: : : : : : :',
　　　　 　 　 　 　 　 /: : : :|: : :|//ﾐh､　ﾏ:_:ノ　 , l : : ﾊ ∧: : : : : ∨ /
　　　　　　　　　　　/: : : : :|i : :|//⌒⌒ヽ､ .＜. l: : :/　／乂 : : : : ∨ /
　　　　 　 　 　 　 /: : : : : :|l : :|7 /ﾆﾆﾆ7/　　 从:/／　　 ／｀''＜:.∨ /
　　　 　 　 　 　 ,ｲ: : : : : : 从八 /ﾆﾆﾆ7∧ﾍ／},ｲ´　　 ／　　　　__､:＼
　　　　　 　 , イ: : : : : : : : : :/ 7/ﾆﾆﾆ7/　／／　 　 ／ 　　　 ／　ヽ!: :＼
.　　　　＞''´: : : : : : : : : : : /| 7/ﾆﾆｱ,ｲ／／　 　 ／　　|　/／　　　 l : : : :` ､
　 ＞''´ : : : : : :／ : : : : : : |. 7/ﾆﾆｱｲ. ／ 　　 ／　 　 i |.／　　　　　|! : : : : : :ヽ
 

　　　　　／￣￣￣￣￣￣＼
.　　　／　　　　　　　　　　　　＼
　　 /　　　..:::::::l:::l::...　　 　 　 u　ヽ　　　
.　 /　-‐=＝'::::::::::::::｀＝=‐-　　　　i
　/　　　　 /　　　　ヽ 　 　 　 U 　 |
　|　　　　 {＿_人＿,ﾉ　　　　　　 J |
　|　　　 　 |＿　 ＿|　　　 　 　 　 /
.　＼　　　　　二二 　 　 　 u 　／
　　　＼＿　　　　　　　　　__／
　　　　/　　　　　　　　　　　ヽ
.　　　/　　　　　　　　　　　　　＼
 

　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　 _..-''''ﾞﾞﾞ´　 　　　ﾞﾞﾞﾞ'''ｰ,,、
.　　　　　 ／　　　　　 U　　　　　　　＼
　　　　 , '　　 　 ＿＿＿ノ　 ヽ､ ＿＿ .ヽ
　　 　./　　　　（　　〇 　.）　　（　〇　)　 '.,
　　　/　 u　.　　 ￣￣￣　　　　￣￣　　　'.,
.　　.,'　　　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　 　.l　　（なにをやってもご褒美にされる……だと……）
　　 l　　　U.　 　　（　　　　 人　　　 .） 　 　.l
　　 .'.,　　　　　　 　｀.┬‐ ´　 ｀ ┬ ´ 　 　 .,'
.　　 　' ,　　　　　　　　￣￣￣￣　　　　 ／
　　　 　 ゝ、　　　　　　　　　　　　　　 ／
　　　　　／｀　ー――――― ‐='''　く
　　　 ／　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
.　 /.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　',
　/ 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　　 i　　 l
 

　　うん、正直言って攻撃する気がないお七と攻撃する手段がないやる夫ではそもそもが勝負にならない……そして
 

時間だけはどんどん過ぎていくのである
 

　　　　　　　⌒ヽ
　　　--､　{　 ＼　 ∧　　　 ＿＿　　_ 　　,ｲ
　　(　＼　　　　　 /／). :´ : : : : : : ｀{ ＼/　{
　　　　　　　　 　__{／: : : : : : : : : : :八 　｝　} _
　　　　　　　　 / /': : : : : : : : : : : : : : : Υ}／ノ
　　　　　　／⌒〈.|: : : :＼: : : :／: : : γ´ ∨‐┐
　　　　　 ｛_　(　八i: {ヽ|||、_ﾉﾚ|||vYｲ|　　　}__/
　　　　　　 }　_r'　 |: |　|||　　　|||　|:八__　〈: |　　　　　さぁさぁどうしますか？
　　　 　 　 | /∧ . |:.{､､ 　 　 　 ､､|: : l圦　ﾊ|
　　　　　　j|': : ∧,ﾉ込､　　　　 　 ,|: : |iiiiiУ/}　　　　まだまだばっちこいですよ！
　　　　　 / : : //∧: :.|i:i:≧＝冖刋: : |iii/: //|
　　　　　': : : ////∧ |ｰ圦 : У: : |: :/i/: ///|
　　　　/: : : //////∨]| //〉' : ／∨|/: /,'//|
　　　 .: : : : '//////∧ //: : ／///|: : :/,'//∧
　 　 /: : : /////////{ /: ／/////| : ////{: : :.
　　 . : : : '//////// 〈ヱ二二ニニ| : |////|¨}: :.
　　' : : : '/////////〈===宍=====| : |////|/: : :.
　 .: : : : '//////////ﾉ　〈八〉　 　 | : |////|: : : :l:.
　 |: : : :|//////////}77７７７７７７| : |////|: : : :| |
　 |: : : :| /////////{ //////////| : |///八: : : | |
　 |: : : :|/////////∧/////////∧: ∨/{　 }: : :|
 

　　　　　　　．．． ＿＿＿＿＿＿_ ．．．
　　　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　 ＼
　　　　 ：/　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ヽ ．　　　……うん、好きにしていいおもう
　　　 ．/　　 　 　 　 　 _j , i、　　　　　　　　 :. ：
　 　 ．:′ 　 　 　 ⊆⊇::::::::::: ⊆⊇　　　　 　 :,　　　だからその……巻き込まれた人がいたら
　　 ： {　　　　　　 .' ,'（___人___） ', '.　　　 　 　 } ：　
　 　 ﾟ :、　　　　　;　ｉ　 /'⌒ヾ　 ｉ　;　　　　　 .:' ﾟ　　助けるのだけは許してほしいお
　　　　ヽ 　 　 　 | ｜　　川　　 |　|　　　　　/
　　　／　丶、　　ｌ　|　　　　　　 |　|　　　 ／ ＼
　　/ /　　　　｀７''ｰ′　--- 　 (　ﾉＴ　 ´　　 　 ヽ
　 / /　　　　　/ /　　　　　　　　Y　|　　　　　　　 :,
 

ちな要救助者は？
　【1D2:2】 １：いるよ　２：いないよ
 

　　　　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　／　 　　　 　＼
　　　　　　　 ／　ヽ　　 ノ　 u 　＼
　　 　 　 ／´|　fト､_{ﾙ{,ィ'ｅﾗ,　　　|
　　　　 /' 　 ＼ .（__人__）⌒`　　／　　　……は？
　　　　,ﾞ　 ／ )ヽ(,｀⌒ ´ 　　 ／ ヾ、
　　 　 |／_／　 / ￣￣￣　　 　　　ヽ
　　　 /／ 二二二7　　　　 　__ 　　　｀ヽ
　　　/'´r　-―一ｧ‐ﾞＴ´　'"´ 　　　　-‐ 　＼
　　 / // 　 广¨´ 　/'　　 　　　　´￣｀ヽ ⌒ヽ
　　ﾉ ' /　 ノ　`ー-　､___　　　　　 　 　 　 ヽ　　}
_／｀丶　/　　　　　　　　￣`ー-- {.　　　 　　　ｲ
 

　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧　　　　　　　　　＿＿＿　　　　　　　　　 ∧
　　　　　　　　　　　 　 　 　 ///,　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'//,
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ////,＞　´　　　　　　　　　　　　　　 　 ｀ ＜i///ﾊ
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ///／　　　　　　 /　　　　　　',　　 　 　 　 　 |///∧
　　　　　　　　　　　　　　//'　　　 　 /　　　′　　　　　　',　　 ∨　　 　 |/////,
　　　　　　　　　 　 　 　 {/　　　 　 /　 　./　　　　　　　　 ,　　　∨　　　|/////ﾊ
　　　 　 　 　 　_　　　　/　　./　　/ 　 　 '　　　 　 　 　 　 i　　 　 ',　　　∨////∧
　　　　　　　　　ﾏﾆ=- /　　 '　　 '　　 　 {　 i　　　　　　 　 !　 　 __}＿＿__V --=ミ､
　　 　 　 　 　 　 V///　 　 {　　 |　　　 .ﾊ　|　　　　　} 　 /　　　＼////////////,ヽ
　　　　　　　　　 　＼{　　　 ',　　 ﾄ.　 _斗 ',七',　　　./ ｀ ｲｰ-　　　 ＼///////////,}＿
　　　　　　　　　　 ＜iﾊ　　　', ー七ヽﾄ､{　ヽ{　', 　 /|　/ }　／}｀/ー　|≧=---r--彡/／　　そう、炎で誰も彼も追い出されるのに
　　　　　　　　　　 ／|　',　　 .ﾄ,,ｨ≦弐笊竺ミｘ､ヽ/　}/,ｨ≦弐笊竺ミｘ!　 　 　 |///／
　　　　　　　 　 　 ＼　.∧　　|《　 {{(⌒'⌒)}}　　 　 　 　 {{(⌒'⌒)}}　 》　　 　 /=≦ヽ　　　　旦那様はここに来てくれた！
　　　　　　　　　　　　Ｙ |　＼ {　　 -_＼／ ﾘ　　　　　　　-_＼／ ﾘ /　　　　/＼　／
　　　　　　　　　　 　 ﾊ i!　|　ヾ　 　　ー―　　　　　　 　 　 ー―　/　 ／　/ }ヽ. Ｙ|　　　　　だからあなた様が私の旦那様で間違いないのです！
　　　　　　　　　　 　 ~ .i! ｜V　 (////）　　　　　　 　 　 　 （////) イ　}／ ﾑ i.} ﾊ|
　　　　　　　　　　　　　i!　.|　{ 　　　　　　　　, ー―　 ヽ　　　　　　 /　　　/　ﾉ八~|
　　　　　　　　 　 　 　 i!　 | 八 　 　 　 　 　 {/: : : : : : : }　　　　　 /　　　/ -イ　　i!
　　　　　 　 　 　 　 　 i!　 }　　.ゝ　　　　　　 ゝ :_:_:_:_:_ノ　　　　　/　　　/　　　　　i!
　　　　　　　　　　　　 i!　 .|　 i　/ 　 ≧=-　　 ＿　 　 ＿＿　-=≦　/ /　 　 　 　 i!
　　　　　　 　 　 　 　 i!　　}／}/ 　 　 　 　 ＞ ／||　 〃:.｀:.＜../　／}/　　　　　　　!
　　　　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　／/ /i＞＜彡／/　//イ{　　　　　 　 　 　 !
　　　　　　　　　　　/　　　　　　/　　　/ V　':.:.| }Kく「ﾚ:.:/　/　 ,　∨　　 ',　　　　　　!
　　　　　　 　 　 　 {　 　 　 　 /　 　 /　/　i:.:.:.| |全_L!:/　/　 /　　∨　　',　　　　　　!
 

　　そう、もはやどうしようもな……そもそもが、最低限の悪魔退治しかしてこなかったやる夫の手に追える相手ではないのである
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　＞　 ￣　　　　　　￣　｀ﾞ'' ＜
　　　　　　　　　　　　　,.　 ´　　　J　　　　　,ｨf=＝＝ミx､　｀ ＜
　　　　　　　　　　　 　´ --　　　　　　　　　　　 ん泛圷､ヾx.　　＼
　　　　　　　　　／.／　　　　u 　　､　　　　　　　｀￣｀ヾ′ .》　　　＼
　　　　　　　　 ' ／ ,.ｨf=ミ　　　　　 ）､　　　　　　　　　　　　｀ヽ　　　 ヽ
　　　　　　　/ /　,ｨf沁　　　　　 ／''⌒｀ ￣￣￣　＞ ,,　　　　 }　　　　　,　　　　　もうどうにでもしてくれお……
　　　 　 　 /　 ,.んfソ　　　　 ／ ,　-- ―――　--＜ 　 ｀￣ ﾏ　　　　　 ',
　　　　　　 　 〃じ　　　　 ／.／: : : : : : : : : : : : : : : : : ｀ ＜_　.{　 U　　 　 ',
　　　　　 ,　　ﾑz ／　　 ,. :／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾏ　!　　　 　 　 i
　　　　　　　　　/　　　/　/ :: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :乂{　　　　　　 }
　　　　　i　U　 {　　　/　 ′: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : }　　　　　　,
　　　　　{　　　 ヽ __ノ　 {: : : : : : : : : : : : : : : : : : ,. -― - ､: : : : ;
　　　　　:.　　　　　 ﾏ　.ｨ: : : : : : : : : ＿＿: : : : /　　　　　 ヽ: : /　　　　　 ,
　　　　　 ',　　 し　　＼_}: : : : : : /´　　　　 ｀ヾ′　 　 　 　 }: /　{　　　　/
　　　　　　ヽ　　　　 　 ＼ : : : : {　　　　　　　 ′　 　 　 　 ／　/　　　／
 

　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧　　　　　　　　　＿＿＿　　　　　　　　　 ∧
　　　　　　　　　　　 　 　 　 ///,　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'//,
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ////,＞　´　　　　　　　　　　　　　　 　 ｀ ＜i///ﾊ
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ///／　　　　　　 /　　　　　　',　　 　 　 　 　 |///∧
　　　　　　　　　　　　　　//'　　　 　 /　　　′　　　　　　',　　 ∨　　 　 |/////,
　　　　　　　　　 　 　 　 {/　　　 　 /　 　./　　　　　　　　 ,　　　∨　　　|/////ﾊ
　　　 　 　 　 　_　　　　/　　./　　/ 　 　 '　　　 　 　 　 　 i　　 　 ',　　　∨////∧
　　　　　　　　　ﾏﾆ=- /　　 '　　 '　　 　 {　 i　　　　　　 　 !　 　 __}＿＿__V --=ミ､
　　 　 　 　 　 　 V///　 　 {　　 |　　　 .ﾊ　|　　　　　} 　 /　　　＼////////////,ヽ
　　　　　　　　　 　＼{　　　 ',　　 ﾄ.　 _斗 ',七',　　　./ ｀ ｲｰ-　　　 ＼///////////,}＿
　　　　　　　　　　 ＜iﾊ　　　', ー七ヽﾄ､{　ヽ{　', 　 /|　/ }　／}｀/ー　|≧=---r--彡/／
　　　　　　　　　　 ／|　',　　 .ﾄ,,ｨ≦弐笊竺ミｘ､ヽ/　}/,ｨ≦弐笊竺ミｘ!　 　 　 |///／
　　　　　　　 　 　 ＼　.∧　　|《　 {{(⌒'⌒)}}　　 　 　 　 {{(⌒'⌒)}}　 》　　 　 /=≦ヽ　　　はい！どうにでもします！
　　　　　　　　　　　　Ｙ |　＼ {　　 -_＼／ ﾘ　　　　　　　-_＼／ ﾘ /　　　　/＼　／
　　　　　　　　　　 　 ﾊ i!　|　ヾ　 　　ー―　　　　　　 　 　 ー―　/　 ／　/ }ヽ. Ｙ|
　　　　　　　　　　 　 ~ .i! ｜V　 (////）　　　　　　 　 　 　 （////) イ　}／ ﾑ i.} ﾊ|
　　　　　　　　　　　　　i!　.|　{ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　/　ﾉ八~|
　　　　　　　　 　 　 　 i!　 | 八　　　　　　　(__人＿)　　　　　　 　 /　　　/ -イ　　i!
　　　　　 　 　 　 　 　 i!　 }　　.ゝ　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /　　　/　　　　　i!
　　　　　　　　　　　　 i!　 .|　 i　/ 　 ≧=-　　 ＿　 　 ＿＿　-=≦　/ /　 　 　 　 i!
　　　　　　 　 　 　 　 i!　　}／}/ 　 　 　 　 ＞ ／||　 〃:.｀:.＜../　／}/　　　　　　　!
　　　　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　／/ /i＞＜彡／/　//イ{　　　　　 　 　 　 !
　　　　　　　　　　　/　　　　　　/　　　/ V　':.:.| }Kく「ﾚ:.:/　/　 ,　∨　　 ',　　　　　　!
　　　　　　 　 　 　 {　 　 　 　 /　 　 /　/　i:.:.:.| |全_L!:/　/　 /　　∨　　',　　　　　　!
 

　　どうされちゃうんだい？
 

【1D10:10】
１：サマナーでもないのに契約しちゃいます（遠い目）
２：契約もしてないのにくっついてくるってやばない？
３：異界の主になりつつストーキングかましてくるぞ
４：では初夜の時間です
５：今日からこの異界は私達夫婦のものです！
６：サマナーでもないのに契約しちゃいます（遠い目）
７：契約もしてないのにくっついてくるってやばない？
８：異界の主になりつつストーキングかましてくるぞ
９：では初夜の時間です
１０：おおもう
 

　　　　　　　　＿＿＿＿
　　　　　,　´　　　　　　 　 ｀ヽ、
.　 　 ／　　　　　　　　　　　　 ﾞ＼
　　,/ﾞ　　　...::::l::l:::::....　　　　　u　 ﾞi
　,/'　-==＝'::::::::::::::ﾞ＝==-　　　 　i　　　……え？
　i!　 　 　γ　　　ヽ　　　　　 Ｕ　　|
　i　　　　 i　　,　　　!　　 　 　 　 J l
　i!　　 　 i｀ー'｀ー‐i´　　　　　　　,i'
　 ﾞi､　 　 ￣二二￣　　 　 u 　,/'
　　　ヽ､　　　　　　　　　　　 ／ﾞ
　　　　/　　　　　　　　　　　ヽ
.　　　/　　　　　 　 　 　 　 　 ＼
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ
　　　　　 　 　 　 ハ 　　　 _,､､､､､､､､,,_ 　 　 　 | ∨ /
　　　 　 　 　 　 ,'　 V＜: : : : : : : : : : : : : ｀''＜　|　∨ /
　　　　　　　　　l／.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.|.　 ∨ /
　　　　　　　　,ｲ: : : : : : :/: : : : : : :|.: : : : : : : : : :.|　　 ∨ /　　　スライムたちを着火したおかげでMAGは十分！
　 　 　 　 　 /: :/: : : : : :| : : : : : : :|.: : : : : :.〈＼:ヽ　 　 ∨ /
.　　　　　　 /: :/ : : ＿＿ : : : : :‐/|――: : :.ﾍ　 ヽ.　 　 ∨　　　　ええ、ええ！今日からこの下水道は私達の新居！
. 　 　 　 　 ': : l : : : ﾊ: :ﾊ : : : : :/-| : ハ : : : :ﾍ　　 ｀''＜┘　
　　　 　 　 | : : : : : :|竿竿､: : :./斧竿竿.: : : :. :.ﾍ　　　, イ　　　　　ここが愛の巣です！ええ、ええ！ここの異界の
　　　 　 　 | : : : : : :|_ﾋｚｚ} ＼/　_辷ｚｚ}/ :/ :/ :/ヽ＜¨¨¨八
. 　 　 　 　 l: : : __｢ヽ::::::::::　'　　:::::::::::: /:ｲ ,ｲ: /ン }＿ イ　　　　　主は私と旦那様ですよ！住み着いた悪魔たちからの
　　　　　　　Vヽ|‐}~ ｢ヽ　　　　　　　 　 ィ:}:／|　,ｲ　 ｀ヽ∨ /
　　　 　 　 　 // /　l 　}.　 ⊂⊃ 　　　　| : : :|⌒).　　 ／:∨　　　家賃収入で素晴らしきかな不労所得生活です！
　　　 　 　 　 ﾍヽ､　{　弋　　　　　　, イ | : : | : : ＼／ : : : l
　　　 　 　 　 /:.||ﾍ　’ 　　｀ヽ _x＜　 　 |: : :| : : : :|| : : : : : |
.　　 　 　 　 /: : : : :＼　　　　 ﾏ　　 　 ,ｨ|: : :| : : : : : : :＿彡┐
　　　 　 　 / : : :ｧミ:＿＼.　 　 |､　 ,ィニﾊ: : |〉￣￣￣　 //│
.　　 　 　 / : /: :|}.　 　 /ヽ､.　 |≠ニア　 V从　 　　　 //::ﾊ.|ヽ
.　　　　　, : :/ : :|}.　　 /　 ㍉ヽ|ﾆア　 ,ィﾟ〈〈 　　　　　//:::::::ﾚ: : ヽ
.　　　 　 |: :ﾊ : /|} 　,ｲ　　　 ㍉ヽ　／ ／ﾍﾍ　　　　 //::::::::/ : : : :Y
　　　　　从l {:./:::|} /　| 　　　　㍉ヽ／＞''´}VVﾉ　 //:_　-=====ﾐﾊ
.　　　　＿＿V::::::|},' 　ﾊ.　　 　 　 ﾐ ∨ く oＯ　＞''´～''^´　　　　/
. 　 　 ﾍ～～～.∨　　　　　　　　　ﾐ ∨oﾟヽ 　 〉.　　　　　 　 　 /
　　　　　　　　異界：下炎寺　　ボス　ヤオヤオシチ
 

　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿
　　　　 　 　 　 　 　 ＞_´___八___　 ` ＜
　　　　　 　 　 　 ／==-　 }川!{　 -== 　ヽ
　　　　 　 　 　 / .ミ==ィ　　　　　ﾏ==彡　 ,
.　　　 　 　 　 /　　　　乂__ 人___ ﾉ　　　　 ',　　　　　　
.　　　　　　　 ,　　 　 　 |VVVVﾊ{　　　　 　 ',
.　　　　 　 　 {　　 　 　 |i|i|i|i|i|i|i|i!　　　　　　}　　　ふぁあああ！？
　　 　 　 　 八 　 　 　 .!|i|i|i|i|i|i|i||　　　　 　 ,　
　　　　　　 　 ﾍ　　　　 ||i|i|i|i|i|i|i|i|　　　　　/
.　　　　　　　　　ゝ..__　 jVVVVVV{　　__ ィ
　 　 　 　 　 　 　 /　　 ´ ￣￣￣ ｀　　　 ',　__
　　　　　　／ヽ__/　　　　　　　　　　　 __,r-'　　 ',
　　　　　 {　　 　 レ、　　　　　　　　　 i　　　　　 }
　 　 　 　 ゝ　　 　 /　　　　　　　　　　ゝ　　　 .ｲ
　　　　　　　　　　異界　下炎寺　ゲナン　やる夫
 

　　　　　　　⌒ヽ
　　　--､　{　 ＼　 ∧　　　 ＿＿　　_ 　　,ｲ
　　(　＼　　　　　 /／). :´ : : : : : : ｀{ ＼/　{
　　　　　　　　 　__{／: : : : : : : : : : :八 　｝　} _
　　　　　　　　 / /': : : : : : : : : : : : : : : Υ}／ノ
　　　　　　／⌒〈.|: : : :＼: : : :／: : : γ´ ∨‐┐
　　　　　 ｛_　(　八i: {ヽ|||、_ﾉﾚ|||vYｲ|　　　}__/
　　　　　　 }　_r'　 |: |　|||　　　|||　|:八__　〈: |　　　　まぁ私の番とレベル差で旦那様はゲナンからスタートですけど
　　　 　 　 | /∧ . |:.{､､ 　 　 　 ､､|: : l圦　ﾊ|
　　　　　　j|': : ∧,ﾉ込､　　　　 　 ,|: : |iiiiiУ/}　　　　大丈夫です！！私の愛の力で立派な！ここの住職にしてさしあげますから！
　　　　　 / : : //∧: :.|i:i:≧＝冖刋: : |iii/: //|
　　　　　': : : ////∧ |ｰ圦 : У: : |: :/i/: ///|　　　　でびるしふたーのちからで異界の主として出世していくんですよ！
　　　　/: : : //////∨]| //〉' : ／∨|/: /,'//|
　　　 .: : : : '//////∧ //: : ／///|: : :/,'//∧　　　えい、えい、おーですよ！
　 　 /: : : /////////{ /: ／/////| : ////{: : :.
　　 . : : : '//////// 〈ヱ二二ニニ| : |////|¨}: :.
　　' : : : '/////////〈===宍=====| : |////|/: : :.
　 .: : : : '//////////ﾉ　〈八〉　 　 | : |////|: : : :l:.
　 |: : : :|//////////}77７７７７７７| : |////|: : : :| |
　 |: : : :| /////////{ //////////| : |///八: : : | |
　 |: : : :|/////////∧/////////∧: ∨/{　 }: : :|
 

　　　　　　　　　　　　　_. -―――- ､.__
　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　｀ヽ､
　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　／　　　　　　　 ＿__＿　　　　 　 ＼
　　　 　 　 .／ ＿＿　　　　　　　　　 ｀　　　　　　 ＼
　　　　　　「　 　 　　 　 　 　 , -　 - ､　　　　　　　　ヽ.
　　　　　　} /.,::::::::ヽ　　　　　, ,:::::::::::､ ',　　　　　　　　 ＼　　　　（どうしてこうなったお）
　　　　　/　{ {:::::::::i i　　　 　 i i::::::::::::}　}　　 　 　 　 　 　 ﾍ
　　　　 /　 ゝ ー 　'　　　　　ゝ　-‐ ' ノ　　 　 　 　 　 　 　 ﾍ.
　　　　{　　　/　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　 　 　 　 i
　　　　i　　　{　　　　 i　　　 　 　 　 } 　 　 　 　 　 　 　 　 　 }
　　 　 {　　　ゝ_＿__ノ ゝ __＿_____ ノ　　　　　　　　　　 　 　 ﾉ
　　　　ﾍ.　　　　 ゝ、 ＿＿ 　ﾉ　　　　　　　　　　　　 　 　 ノ
　　　　　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　＼　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 _. -‐ ´
　 　 　 　 　 　 ﾞ＞ ､_　　　　　　 　 　 　 　 ／￣　￣ ヽ、
　　　　　　　　　　i ／　　　　　　　 　 　 .／　　　　　　　 ＼
　　　　　　　　　/ /　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　ヽ
　　　　　　　　/ ./
　　　　　　　/　.i
　　　　　　　i　/　　　　　　　　　　　　　　　　ヾi.
　　　　　　　i /　　　　　　　　　　　　　　　　　　i.
　　　　　　　i/　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 i.
　　　　　　 ./　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 i
　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ∧
 

　　うん……もうどうしようもないほどお七とこの地に縁が強く結ばれしまったやる夫。ただの公務員からデビルシフターを経て
 

　異界の主（ゲナン）になってしまったのでありました
 

　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　 _..-''''ﾞﾞﾞ´　 　　　ﾞﾞﾞﾞ'''ｰ,,、
.　　　　　 ／　　　　　 U　　　　　　　＼
　　　　 , '　　 　 ＿＿＿ノ　 ヽ､ ＿＿ .ヽ
　　 　./　　　　（　　〇 　.）　　（　〇　)　 '.,　　（音無さんとか話したらわかってくれるかお……
　　　/　 u　.　　 ￣￣￣　　　　￣￣　　　'.,
.　　.,'　　　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　 　.l　　それとも問答無用でずんばらりかお？
　　 l　　　U.　 　　（　　　　 人　　　 .） 　 　.l
　　 .'.,　　　　　　 　｀.┬‐ ´　 ｀ ┬ ´ 　 　 .,'　　　消防署の仕事……続けられるかお？）
.　　 　' ,　　　　　　　　￣￣￣￣　　　　 ／
　　　 　 ゝ、　　　　　　　　　　　　　　 ／
　　　　　／｀　ー――――― ‐='''　く
　　　 ／　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
.　 /.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　',
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　　 ー　　ﾍiii',　-､.　　　　 　 ／|　',　　 .ﾄ,,ｨ≦弐笊竺ミｘ､ヽ/　}/,ｨ≦弐笊竺ミｘ!　 　 　 |///／　　旦那様のことは私が守り育てます！
　　rfiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiイ.　 　 　 　 ＼　.∧　　|《　 {{(⌒'⌒)}}　　 　 　 　 {{(⌒'⌒)}}　 》　　 　 /=≦ヽ
　　ゝ-―　 ﾍiiiiiＹ　　 　 　 　 　 Ｙ |　＼ {　　 -_＼／ ﾘ　　　　　　　-_＼／ ﾘ /　　　　/＼　／　　　ええ！ええ！良妻！ですから！
　　　r―― 'iiiiiノ.　　 　 　 　 　 ﾊ i!　|　ヾ　 　　ー―　　　　　　 　 　 ー―　/　 ／　/ }ヽ. Ｙ|
　　　乂iiii-=ニ､.　　　　 　 　 　 ~ .i! ｜V　 (////）　　　　　　 　 　 　 （////) イ　}／ ﾑ i.} ﾊ|　　　　今世では添い遂げますから！
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