やる夫は女尊世界で天下を目指すようです　その１３８

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /人У..／{ ...... /　 , イ :::::::::::::::::::::::::: ',　　＼ﾆ=＼　　　　} :::: ,'　 ／.............................
 

　　　　　　　　　　　　　――‐　、
　　　　　　　　　　／　　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　 ／　　　　　　　　 　 ＼
　　　　　　　　′　　　　 ――　　―‐ ヽ
　　　　　　　　　 　 　 　 (　● )　 ( ●) !　　　　　　　　　　　　どうして・・・どうして・・・
　　　 　 　 　 |　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |
　　　 　 　 　 |　　　　　 　 （ ＿人 __）　|
　　　 　 　 　 |　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 !
　　　　　　　　∧　　　 　 　 　 　 　 　 ′
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　　　　　　　　 ／丶　　　　　　　　 ｲ、
　　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　　 　 ＼
 

　さて、何故モテモテ（）しているのか少し前を遡ってみよう
 

――長沢
 

　　　　　　　　　　　　　――‐　、
　　　　　　　　　　／　　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　 ／　　　　　　　　 　 ＼
　　　　　　　　′　　　　 ――　　―‐ ヽ
　　　　　　　　　 　 　 　 (　● )　 ( ●) !　　　　　　　　　　　　　　うーっ、見回り見回り・・・
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　　　 　 　 　 |　　　　　 　 （ ＿人 __）　|
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 !
　　　　　　　　∧　　　 　 　 　 　 　 　 ′
　 　 　 　 　 　 ∧　　　　　　　　　　 /
　　　　　　　　 ／丶　　　　　　　　 ｲ、
　　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　　 　 ＼
 

　最近、活気が沸く長浜周辺の警備を行っていた秀頼。
 

　　行商らを狙う山賊や浪人らのトラブルが絶えない。
 

その為に自ら、見回りを行って争いを防いでいたのである。
 

　　　　　　　　　　　　　――‐　、
　　　　　　　　　　／　　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　 ／　　　　　　　　 　 ＼
　　　　　　　　′　　　　 ――　　―‐ ヽ
　　　　　　　　　 　 　 　 (　● )　 ( ●) !　　　　　　　　　　　　　　うん？騒がしいな・・・
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　　　 　 　 　 |　　　　　 　 （ ＿人 __）　|
　　　 　 　 　 |　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 !
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　　　　　　　　 ／丶　　　　　　　　 ｲ、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～～～～！！＞
　　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　　 　 ＼
 

　　　　　 　 　 　 　 　 ,..-――――‐-.、
　　　　　　　　　　／　　　　　　 　 　 　 ＼
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　　　　　　 　 ./　　　　　　　　　　　 　 　 　 ‘,
　 　 　 　 　 .,’　　　　　　　　　　　　 　 　 　 l
　　　　　　　.l　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |
　　　　　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　　　　　　　　女性らが揉めているが・・・
　　 　 　 　 |　　　　U　　　　　　　　　　 　 　 l
　　　 　 　 .|　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　　　　 　 　 　 やれやれ、女が集まれば姦しいとはこの事か。
　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ;
　　　 　 　 |　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 i　　　　　　　　　　 　 カイジのおっちゃんらは少し離れた所から付いてきてくれ。
　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 r´
　　　 　 ./　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /
　　　 .／　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 l
.　　／　　　　　　　　　　　　　　　　,=－‐’′
. ／　　　　　 ヽ　　　　　　　　　　/
　　　　 　 　 　 ＼　　　 　 　 　 /
　 　 　 　 　 　 　 ｀””-..,,＿＿ /
　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ヽ
 

　　　　　　　　　　　　　　　|ヽ 　　　　　　＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　| ﾊＹ　＞''て　　　　|＼｀''＜　 ＞''7
　　　　　　　　　　　　　　　|/ |>'´: : : ≧: : : : : |　 ＼: : ,ｲ 　/
　　　　　　　　　　　　　 r'~　/: : : / : : : : : : : : :'， 　 ＼.　 /
　　　　　　　　　　　　　 | ,ィ^: : : ,' : : : : : : : : : : ﾍ　　　 ヽ |∨__
　　　　　 　 　 　 　 ヽ￣,' : : : : ,' : : : : : : : : : : : : :｀ヽ 　/´　／
　　　　　　　　　　　　　>l : : : : :ｌ : : : : : :＿__: : : : : : : |/　／===ﾐ
　　　　　　　　　 　 　 ﾍ |: : ＞'"￣ : : : : : : : ｀''＜ : : | ／　　　//
　　　　　　 　 　 　 　 　 |: : : : : : ', : : : : : : : : : : : : : :/:.ﾄ<⌒ヽ_/
　　　　　　　　　　　　　 ハ､ ﾄ､ヽ､ : : : :,ｲ:/ｨ:／|ｲ:ｲ/: :|.i ｢| :｢|l　　　　　　　　　　　これは・・・秀頼様。
　　　　 　 　 　 　 　 　 ,: : |ヘ',.ﾐ==ﾍ／/' ｨ==‐'' | : : : | /|」 :|」l
　　　　　 　 　 　 　 　 7: : |: : :ﾊ.　 　 ,　 　 　 　 |: : : :l: : : : : : :l　　　　　　　　　　  この三人組が歩いていた私にぶつかってきて
　　　　　　 　 　 　 　 7 : : |: : :|∧　　 　 　 　 　 ｌ : : :ﾊ: : : : : : :',
　　　　 　 　 　 　 　 /: : : :|: : :|//ﾐh､　 ＾＾　　 , l : : ﾊ ∧: : : : : ∨ /　　　　　　　  私めの巾着袋を奪い取ろうとしたのですよ。
　　　　　　　　　　　/: : : : :|i : :|//⌒⌒ヽ､ .＜. l: : :/　／乂 : : : : ∨ /
　　　　 　 　 　 　 /: : : : : :|l : :|7 /ﾆﾆﾆ7/　　 从:/／　　 ／｀''＜:.∨ /
　　　 　 　 　 　 ,ｲ: : : : : : 从八 /ﾆﾆﾆ7∧ﾍ／},ｲ´　　 ／　　　　__､:＼
　　　　　 　 , イ: : : : : : : : : :/ 7/ﾆﾆﾆ7/　／／　 　 ／ 　　　 ／　ヽ!: :＼
.　　　　＞''´: : : : : : : : : : : /| 7/ﾆﾆｱ,ｲ／／　 　 ／　　|　/／　　　 l : : : :` ､
　 ＞''´ : : : : : :／ : : : : : : |. 7/ﾆﾆｱｲ. ／ 　　 ／　 　 i |.／　　　　　|! : : : : : :ヽ
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 __,　　 -――　　　_}＼
　　　　　　　　　　　　　　}ヽ　　　　´　　　　　　　　　　 ∧　＼
　　　　　　 　 　 　 　 　 ,　 '／　--　　　　　　　　　　　 .∧
　　　　　　　　　　　 　 / /　i´　　 　 　 　 ＼　　　　　　　　､　　　　｀''＜
　　　　　　 　 　 　 　 / / 　.|　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　 ＼　 -―― Y
　　　　　　　　　　　 / /　　　　　　　　　　 　 　 ',　　　　　　　／　　　　　 }
　　　　　　　　　　　　　 　 /　　 　 i　　　　　　　 ',　　　　　＜　　　　　　 /
　　　　　　　　　／＿　 .／＿　 　 |　　　　　　　　',　　　　　　≧=---r'∠＿＿
　　　　　　　　〃　 　 ｀￣ ／　　　|　　　　　　　　 ',　 　 　 　 ',　　　　V　　／
　　　　　　　　{　　　　　／　　　　 ﾊ　　　i　　 　 　 ',　　　　　 i　　　　 ﾏ≦.
　　　　　　　　乂＿　イ　 　 　 　 ′　 　 |　　　i　 斗 七''￣「 |　　　 　 i |
　　　　　　　　　／ |　i 　 　.」＿_ i　 i　　 }　 　 |　 | |　　　　ﾊ |　　　 　 | .i
　　　　　　　 ＜..＿|　|　　　 |　　 |￣「　.ﾊ　 　 |　 | ! .ﾊ　 /　 |　　 　.i　|　i
　　　　　　　 ／　　|　|　　　 |　　 |　 |　/::::'　　 l　/::j/:::j.ィﾁ￣,　　　/| /　 i
　　　 　 　 く 　 {⌒|　|　　　　 ＿_|＿j/:::::::::',　/}/:::::,ｨ´:ij:::}　 .::|　　/ j/　　.i
　　　　　　　　／ ./|　　　　　　＼　{:::ij:㍉:::::}/::::::::::::::乂::ノ　..::/　／ / |　　 i　　　　　　　　　　　その様な嘘が通るとでもお思いで？
　　　　　　　　　 //|　ﾊ　　　　 | |::.乂::ノ　　　.::;　 　 　 　 　 /.イ 　 　 　 　 |
　 　 　 　 　 　 // .|　 ∧　､ 　 ﾄ.{ﾊ.　　　　＿　　 ＿　　＿ /　.|　　　/　 　 |　　　 　 　 　 　 　 片や身なりが崩れている三人。
　　　　　　　　/ｲ　,　　　 ＼ト.._{ .| ∧--vfニﾆﾆYニニYニニト-- ＜/＿ 　 .|
　 　 　 　 　 / 　 /　　　　i　　　.-=〈ニニニニニ|ニﾆﾆ}ニニニニﾆ/ニニ.＼|　　　　　　　　　　  片や整っている娘。
　　　　　　 /　　/　　/　　}_.-=fニニ∨ニニニニ|ニニi|ニニニニ/ニニニニi
.　　　　　 /　　/ 　 /　　 /ニニヽニﾆ∨ニニニニニニ|ニニニ_/ニニニニﾆj　　　　　　　　　　 それにその巾着には印が御座いましてよ。
　　　　　/　　/　／　r≦ﾆヽニﾆﾆ､ﾆﾆ.∨ニニニ|ニニニﾆニﾆ/ニニニニ／|
.　　　　/　　/イ　.′.|ニニﾆ.＼ニニ､ニ∨ニニﾆ|ニニニニﾆ/ニニニ_.／＼|
　　　 /　 ／　　/　　 >､ニニニ＼ニﾆ､ﾆ∨ニﾆﾆ!ニニニニ/ニニニ／　 ／ ヽ
　　 〃　　　　 /　　 /_　｀''＜ニニ＼ニニニニﾆﾆ!ニニニ./ニﾆﾆ／　　,　／ V
.　 //　　　　 ,　　 　 V　｀ヽ　｀''＜ニニニﾆ∨ニﾆ|ニニﾆ/ニﾆ／　　　/ / 　　',
　　 　 　 　 ,　　　　　i　　　 ヽ 　　 ''＜ニニニニﾆ|ニニ/ニ／　　　　/ /　　　_i__
　i { 　 　 　 　 /　 　 |　　　　 ∨　　　　''＜ニ＞ ´￣￣￣_ノ　　　　/ /　　.ｨf笊/
　| |　 　 /　　/　　＿|＿　　　 .∨　 V　 ／ {´　 ー== ニ､: : ',　　　 {/　.ｲ笊ｲ　′
　| |　　./　　/　　 ﾏ笊笊≧x　 ハ　　}／ {　 |　　__　---ィ: : :}　 　 /{ｨ笊イ　　 {
　:,　　./ 　 　 　 　 ∨　 　 ミ笊} _...ィ　　 .{　 |　　＿＿): : : : : } /､/ /イ　　　　ハ
　 ', ∨　　　 　 / 　 ∨　　　　 {ff_/　　　 {　 |＿　　ィ ＜￣￣/　　＼　 　 　 / 　〉
　　∨　　　 .／, 　 　 i　　　　 .／/　　 　 {　 |__..イ|| ﾊ∨＿__.,　　　　}.
.　 /　　　／　/　　 　.}　 　 ／　/　 　 　 .{　 |￣￣「　ﾊ∨　 i　　　　,　　　　　　 {
　　　　／　　/ 　 /　/　　　　　.′　　 ／, 　 ,　　 ﾘ 　 ﾊ∨　|　　　./　　　　　　 ﾊ
　　 　 　 　 /　　/ ./　　/　 　 　 　 ／　 { 　{　　〃　　　}:}　 !　　 ｲ　　　　　　　　',
　　　/　　 /　　/ .〈　　/　　　　　. :　　　 }　 }__.//＿＿_.j:j＿| 0　　',　/　　　　　　 ',
　　 /　　./　　ｲ　　}　 ′　　　 . : :　　　 ,　 ,　(__)　　　 (__)　 ',　　　∨ /　./
　　i　　 /　／/ 　 /　　　　　　　　　　　/　/　笊　　　 /笊　　',　　　 ∨　/　　　　　　＼
 

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　　　　 人　　　　　　,　 　 　 iｊ　.人
　　　　　|圦 　　　　 ___　　　 　//|　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 我々は先を急ぐ故に
　　　　　|//＼　　　乂ﾉ　　 ／//]
　　　　　⌒　/≧=‐--‐=≦ ＼⌒　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 この辺で失礼しますよ。
　　　 r‐ ､　/ﾆ/ﾆ＼__／ﾆﾆ∨‘,, -┐
　　　 ７　 ヽﾆ {ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.}イ　　＼
　　　〈//,ノﾆ ハﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/圦　、、､〉
　　　 .￣ ＼ﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆニ.{ﾆ／｀¨¨¨´
　　　　　　　 ￣|ﾆﾆﾆﾆﾆニ.厂
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――　　 、
　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　｀
　　　　　　　　　　　　　，　　　　　　　　　　、　　　|
　　　　　　　　　　　　　|　__ノ　　　　　 　 　 ＼ 　 |
　　　　　　　　　　　　　|　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　　　　　　　そして主ら、こっそりと袋から銭を抜いたようだが
　　　　　　　　　　　　　|　 （　●　） 　 （　●　）　 |
　　　　　　　　　　　　　|　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　　　　　　　俺の目は誤魔化せないだろ。
　　　　　　　　　　　　　|　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　|　　 　　（__人__）　　　　　 |　　　　　　　　　　相当慣れた手口・・・手練れの盗人か。
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　　　　　　　　　　　　　　　　/　 ￣￣￣￣　　、
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　　　　　　　　　　　 　 . : : :=ﾆ: : :￣: ／⌒:、　　__
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　　　　 　 l : : /⌒! : : : : : :/´ん心　Ｙ　　 ｰ=≦´　!: : : :} : : }　　　'.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:／{:.:.{l:.:.:.:.:.:.:.:.:.八:.:.:.:.:.:.:.:.:.
　　　　　　ｖ: / ,ハl : : : : :∧ 乂_リ　 　 　 〃んﾊ ｀! : : :从: :j　 　 i.:.:.:.:.:.ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.:/≧ｘ:.从:.:.:.:.:.:. ｲ:.:.}:.:.:.:.:.:.:.:.:}
　　　 　 　 Ⅵ　!　ﾍ : : : : {　 ー―　　　　　　ゞ-'　从 : /　)ﾉ　 　 从:.γ|.:.:.:.:.:.:.:./ｨ芹ミx　丶:.:.:/x≦ ∨.:.:.:.:.:　　　　　　　　　なっ・・・無礼者！
　　　　　　　Yゝ __ｰ＼: :从　　　　　　　　/　｀¨¨ / : ／　　　 　 ｲ:.:.:.Y　|:.:.:.:.{:.:/{ 弋__リ　 　 ソｨｆ芥ﾐ､}:.:.:.:.:/
　　　　{　　　} : : : }｀:ー.､: : ゝ　　　　　 　 　 　 彡＜　　　　　,.´:.:.:.:.八　ｌ:.:.:.:Ⅳ 乂 ＿_,　 　 　 弋_ﾘ　从.:.;　 　 　 　 　 　 　 武士を盗人呼ばわりとは許せん！！
　　 　 乂:ｰ:' : : : : |: : l : {　　　　　 -　 　 ‐　　 ｲ　　 　 　 　/:.:.:.:.:ノ:.:. ヽl:.:.:.:|{　　　　 　 　 　 　ゝ--'{:.:.イ
　　 　 　 ＞　: : : /: :∧:∧　丶　 　 　 　 　 ／　　　　 　 　 {.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{:.: Ⅷ:.|:.、　 　 　 　 __ ′　　 从:.｛
　　　 　 　 　 ｀フ : : : :{ゝ:_ゝ　　＞　 _ 　 ィ　　　 　 　 　 　 乂:.:{.:.!.:.:.:ﾊ:.:.:Ⅶ:{:.|　、　 　 /‐.、}　 　 ｨ.:.:.:.:.:.
　　　　{ゝ _　イ : : : ､ :乂　　　　 　 /: : ﾄ :乂__ノ　　　　　　　　｀ヽ乂:.{　Ｖ:.V∧!　 丶 　乂: :ｿ ..:.´:.:八:.:.:.:.}
　　　　乂: : : : :＿_: : ＞一 　 　 　 { : : 乂__,　　　　　　　 　 　 　 　 ヽ　 丶,＼{　　　 ＞r　　´ﾉ;イ/　 ):／
　 　 ／´￣￣ヽ /∧､ 　　　　　　　ト　ﾆ=‐　、　　　　　　　　　　　 x-zz≦Zく ｀　　　　 Ｌ _　　　}′
　　 ′　　　　　 Ｖ/∧＞ ー --　、　　 __｀V7ヽ｀丶 　 　 　 　 ,　´　∨ZZZZZ≧s。　 　 ｰ=ﾐーzz.、
　イ　　　 　 　 　 Ｖ/∧　 　 ＞ 　 ＿　 　 ∧/∧　 ＼　 　 　 ′　　　マZZZZZZZZ≧s。 　 }ZZZﾊ｀ヽ
〈｀丶 　 　 　 　 　 Ｖ//≧s｡ 　　　　　　￣　 Ｖ/∧、　'，_　　 !　 　 　 　 ＜ZZZZZZZZZZZXZZZZ｝　 ∨
　ヽ|　＼ 　 　 　 　 }////////≧s。　 　 　 /////ﾍ　 }　 Y　|　　　　 　 　 　 ＜ZZZZZ＞'==＼Ｚ∧　　i
　　| 　 　ヽ　 　 　 ///////////////≧=彡/////∧　　/　 ! 　 　 　 l　　　 　 　 ￣　　 　 　 　 　 丶　'，
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＞''"　　　 ｀ ＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　 　ヽ
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /::::...
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 {::::::::::::::::::〃｀ヽ.　　 　 　 ∨ /
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ',.::::::::::::: ,l{ｨ=ﾐ.　　　　　 　 ∨ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　抜けば斬る。
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ',::::::::::: ∥ O从.　　　 　 　 ∨＿＿＿
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ',:::::::.ｲﾊｚ≦ ,。s≦ﾆ＞''":::::::::::::::::::;;;;;;＼　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 大人しくすれば斬らん。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾑ,妁:::::::::::/ﾆﾆﾆ／::::::::::::::::::＞≦::::::::::::ミ＜
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 _ﾉｨ'　'　ヽ _  }ﾆﾆﾆﾑ:::::;ロ::＞´:/::::::::::::::::::::::::::::::ゞﾍ　　 　 　 　 　 　 　 　 どうする？
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /-'　　 ゝ ﾉ , ｧﾆﾆﾆニﾑ:::／:/:／::::::::::::::::::::::::::::::::ゝV,ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　},ゝｨ≦ﾆヽ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{::::::,'/'=========--:::::::::ノ/:}}:::',
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 {ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾑﾆﾆﾆﾆﾆ三ﾑ／::::::::::::::::::::::::: (⊂ｿﾊヽ::ノｲ::::}
　　　　　　　　　　　　　　　　　寸/≠‐ｚ''＜ﾆﾆﾆﾆﾆ≠===＞──＜==＞イﾊ}ﾊ.',:::::::::}i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ 　 ,'.　　 /ﾆﾆﾆ／::::::::/　＿＿＿,彡'::::,─く/,ィ::::::ヽハ
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /. 　 ,'.　　 ,'ﾆﾆ／:::::::::::´￣:::::::::::::::::::::／　　　ﾉ::::::::ヾ:{ニ',
　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　 ,'.　　 ,'ﾆ／:::::::::::::::::::::;;;;;;;;;ｲ￣｀ゝ=____ ＜ヾ::::::ヾ:{ﾆﾆ}
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /.　　 ,'　　,ｲ≠====≦ﾆﾉﾆﾆニｨ,,ィz／≦::::::::::::::::ヾ::::::::}ニ,'
　　　　　　　　　　　　　　　/　 　 ,'　　ﾑﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞､::::::::::ヾ:::{ﾆ〈
　　　　　　　　 　 　 　 　 /.　 　 ,'　　 寸ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/:::::::＜ﾆﾆﾆヾ:::::::::::/ﾆ/
　　　 　 　 　 　 　 　 　 /.　　　,'　　　　{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾏ'ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/::::::::::::::::ﾏﾆｲ:::::ﾍヽ:}ﾆ,'
　　　　　　　　　　　　　/　　　 ,'　　　　 {ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{ﾆﾆﾆﾆﾆア:::::::::::::::::::/≠|::::::::::ﾍ:',}=}
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　　　　 　 　 　 　 　 /.　　　 ,'.　　　　　 ＞´ﾆﾆﾆﾆﾆ=ｧ-=＞､:::::::／'ニニﾆﾘ:::::::彡'ｲ　　　　　,ィ=
　　　　 　 ,zzzzx.　 /　　 　 ,' 　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆニア::::::／z::::::>'≠ニニニﾆ==ニニﾑ　　 ,イ二二
＿　　,ィﾆﾆﾆﾆﾆﾆV.　　　　,'＿＿＿ｲﾆﾆﾆﾆﾆア::::::::／≠::::}／ニニニニニニニニニﾑ ,ｲ二二二
ニニニ=-ﾆﾆﾆニ./.　　 　 ,'ﾆﾆﾆ≠ﾆﾆﾆﾆﾆ>＜＞く／::::::／ニニニニニニニニニ＞''"二二二二
ニニニニニニﾆ./　 　 　 ,'ニ=≠ﾆﾆﾆニ／::::／ﾆﾆﾍ:::／ニニニニニニニ.＞''"二二二二二二ﾆ
ニニﾆ/¨¨¨´￣/.　　　　 ,'/ニニニニ.／:::::／／:::〉ﾆ,'ニニニニニニﾆ>'"二二二二二二二二二
ニニニゝー‐､./ 　 　 　 ,'ヾニニニア::::::／／::／,イニニニニニニ>'ﾞ二二二二二二二二二二二
ﾆﾆﾘ¨´ ､|ノ'ﾆ/.　　　 　 ,　 ｀寸ﾆﾆﾆﾆく／::／,イニニニニニﾆ>'ﾞ二二二二二二二二二二二二
ニﾉ ,,--},,＞'7.　　 　 　 l　　　 寸ﾆﾆﾆﾆ>≠ニニニニニニ／二二二二二二二二二二二二二ﾆ
ニ}_　　/　　/　 　 　 　 ｌ　 　 　 ﾏﾆﾆ／ニニニニニニニｲ　二二二二二二二二二二二二二二
ニﾆ≧､〈　 ,' 　 　 　 　 ｌ　　 　 ,,ﾉイﾞニニニニニニニ／二二二二二二二二二二二二二二二
ﾆﾑ､´　｀ヽ,′　　 　 　 ｌ　　 ,ｨニニニニニニニﾆﾆ／　二二二二二二二二二二二二二二二二
ニﾆゝ''¨¨.,′　 　 　 　 { ／ニニニニニニニニニ/二二二二二二二二二二二二二二二二二二
ニニニ¨¨i　　　　　　　 {ニニニニニニニニニﾆ./二二二二二二二二二二二二二二二二二二
ニニニニ|.　　　　 　 　 ',ニニニニニニニニニ./二二二二二二二二二二二二二二二二二二
 

　　　　　　彼女らが刀を抜く前に、秀頼は既に抜刀して刀の先を軽く揺らしていた。
 

　　　　　　　　　　　　　――‐　、
　　　　　　　　　　／　　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　 ／　　　　　　　　 　 ＼
　　　　　　　　′　　　　 ――　　―‐ ヽ
　　　　　　　　　 　 　 　 (　● )　 ( ●) !　　　　　　　　　　　　　　　浪人の暮らしが長かったようで
　　　 　 　 　 |　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |
　　　 　 　 　 |　　　　　 　 （ ＿人 __）　|　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 盗人暮らしの方が性に合ったご様子。
　　　 　 　 　 |　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 !　　　　　　　　　　　　　　　生死のやり取りは久方ぶりですかな？
　　　　　　　　∧　　　 　 　 　 　 　 　 ′
　 　 　 　 　 　 ∧　　　　　　　　　　 /
　　　　　　　　 ／丶　　　　　　　　 ｲ、
　　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　　 　 ＼
 

　　　　　　　z――ｖ―ｚ＿＿
　　　　　 ／　 ＿　　　 ＿　ヽ｀ﾆ=､
　　　　 /／　（　（　 Ｙ　）　）　 ＼
　　　 ノ7 ,　　 ヽ/　 　ヽ／ 　　　 ヽ
　　 　 ﾉｲ　 　 ,　　　　　　　　　＼ヽ!
　　　　　| 　 /!　 , 　 ,、　、　 ､　　ヽゝ
　　　 　 |　,〈/ ／j ／ ＼ l> ,、.＼ _｣_
　　　　 ﾉ/r'7ヘ｀'く 　　／∠_ﾍﾄ､ く冫＼-‐ y'￣}__　　　　　　　　　　　　　　　　　　ははっ！
_,..-‐＜_ ||.ヽ ＼ﾟ＼〕ｌl〔／ﾟ／ 冫|Ｎ ＼;" ヽ/ 　,〃 ｀L:‐‐--､＿r‐‐-
/////　|ヾ=ﾍ　　￣ﾞ|.|ﾞ￣ 　 /'彳　　 ﾉ! 'ﾞ" 　ﾞ 　,/ 　,》.////／///　　　　 　 　 　 この伊藤次郎開司めが連行いたします！
//// 　 l 　 ∧ ｒ､ 　|.|　　　/　 |　 　 | |　　　 　 ﾞ　,/　》 -‐'´///
///　 　.l　　! ﾍ.ﾞﾐｪ､l｣/-‐'/　　|　 　 ヽヽ　　 　　 ﾞ 　,ﾉ///////　　　　　　　　　　  おらっ、とっとと歩け！
// 　 　 .|　 | |　ヽ　 く7　/|.　　| 　　　 〉ﾉ　　　　　／//////
/_　　　　|. │l 　　＼＇/　!　　|　　 /⌒ｰ‐--､_／//////
//`ｰ-､__ヽ ! ﾄ､　　　ヽ'　,ﾉﾉ　ﾉ　／　　　 　　　〉////
 

　　　　　　　　　　　　　――‐　、
　　　　　　　　　　／　　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　 ／　　　　　　　　 　 ＼
　　　　　　　　′　　　　 ――　　―‐ ヽ
　　　　　　　　　 　 　 　 (　● )　 ( ●) !　　　　　　　　　　　　　　　お嬢さん、大丈夫ですか？
　　　 　 　 　 |　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |
　　　 　 　 　 |　　　　　 　 （ ＿人 __）　|　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 （そんなに名前と出世が嬉しいかー）
　　　 　 　 　 |　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 !　　　　　　　　　　　　　　　（今日だけで二十回位は言ってるなぁ。）
　　　　　　　　∧　　　 　 　 　 　 　 　 ′
　 　 　 　 　 　 ∧　　　　　　　　　　 /
　　　　　　　　 ／丶　　　　　　　　 ｲ、
　　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　　 　 ＼
 

　　　　　　　　　　　　　――‐　、
　　　　　　　　　　／　　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　 ／　　　　　　　　 　 ＼
　　　　　　　　′　　　　 ――　　―‐ ヽ
　　　　　　　　　 　 　 　 (　● )　 ( ●) !　　　　　　　　　　　　えぇ・・・（困惑）
　　　 　 　 　 |　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |
　　　 　 　 　 |　　　　　 　 （ ＿人 __）　|
　　　 　 　 　 |　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 !
　　　　　　　　∧　　　 　 　 　 　 　 　 ′
　 　 　 　 　 　 ∧　　　　　　　　　　 /
　　　　　　　　 ／丶　　　　　　　　 ｲ、
　　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　　 　 ＼
 

　　　　　{ 〈 W: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : W／
　　　　＿辷W : : : {: : : : ⌒ : : : ⌒} : : : : : / : V￣／
　　　　＼　　|: : : ／: : : : :',: : : : : /: : : ＼/: : : }／ニ=-
　 -‐=ニﾆ)Ih|: : : : :丶 : : : ',: : : : : : : : : :/: : /:ﾉニニニ
　寸ニﾆﾆr‐圦丶: :ト､i＼ﾄ､ﾄ､　/|／ﾚIノＬ: /:/⌒ヽニﾆ
　　＼_／ii　j[|:＼ﾄ｢x===ﾐ 　 V　 x===ﾐ厶イ:|:[|:.　[|　　　　　　　　　ぜひ寺へ来てください！！
　　　　　 [|/: : :|: : :|､､､ 　　　　　　　､､､ ハ: : |: :
　　　　　　': : : :|: : :| 　　　　　′　 　 　 从|: : |: : :.　　　　　　　　 　 もてなしますので！！
　　　 　 /: : :／|: : :|i.､　 　 ﾏ 　 ﾌ　 　.ｲ:.:.i|: : |: : : :.、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　　うーん、聞いてない！＞
　　　　 ': :／:.:从: : ∨:＞　__r=z__　＜ .:.:.:.i|: : |、: : : :.
　　　 /／:.:.:.:.:.:∧: : :V:.人||　　　||人.:.:.:.:.:.i|: : |i.:､: : : : 、
　　　':´:.:.:.:.:.:.:./:.∧: : l/／||　　　||／＼人i|: : |i.:.:.＼.: : :.
　　/.:.:.:.:.:.:._-=Tニ∨ﾄ＼　||　^　||　 ／ﾆﾆ|: : 厂＼:.:＼: : 、
　.:' :.:.:.:.:.:./ニニニニニﾆУ|　i　||／ﾆニﾆ八/ニニ〉:.:.:.:＼:＼
 

　　　　　　　　　　 　 l,　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　 　 |ﾍ　　　　 　 　 　 ﾏ丶、
　　　　　　　　　　 　 |ｉ!ﾍ　　　　 ,.． -─:ﾏ!ｉ!丶、　.,
.　　　　　　　 　 　 　 !i!i!iﾍ ,　'　　 　 　 　 ﾏi!i!i!i丶、丶､
　　　　　　 　 　 　 　 W／　　　　　＿_　　　ﾏi!i!i!i!i!丶、.＼
　　　　　　　　 ヽ､ ,＞"　　　　　 　 ｀ﾞ'＜i!i＝-寸i!i!i!i!i!ｉ＼　':,
.　　　　　　　　　У　　　　 ,　　　　 　 　 ｀ﾞ'＜i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!ヽ,ﾍ
.　　　　　 　 　 /　　　　　 '　　　　　　　　　 　 ｀ﾞ'＜i!i!i!i!i!i!i!i!L,ィi!i!iア
　　　　　　　　,′　　　 　′　　　　　　　　　　　　 　 ｀ヾ､i!/i!i!i!i!i〃
　　　　　　　 ,′　 　 　 .i　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾏi!i!i!i!ｲ
.　　　　　　　i 　 　 　 　 ! 　 　 　 　 　 　 i　　　 　 　 　 　 Vイ＝=ｧ
.　　　　　 　 !　　　 　 　 !　　 ,　　　　 　 ､!　　　 　 　 　 　 } ,､ﾆ=/
.　　　　　 　 ',　　　　　　 '. ィ"　　 　 　 　 ｀丶､ _!　　　　　ﾑ'　T〈
.　　　　　　　 ',　　 　 　 ´　　.、　　　　　 .;_　!　 「Τi 　 　,!´.Υi! !　　　　　　　　　　　父上や母上にお伝えせねば・・・
.　　　 　 　 　 ﾍ　　　　　 __　､ヽ、　　 .／ﾉ./__,,,ﾘzzx､、 .ハ　ﾉ i! ',　　　　　　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あの、聞いてる？ちょ、力つよ・・・＞
　　　　　　　 　 ｀ ＜　　 ﾞ､示芯=ヽ､／　'""Τ心り}ｲ　/,､,.У　　 ',
　　　　　　　　 　 　 　｀.T　ﾞ.乂f:j　　　　　 　 ゞ‐''" 从i' l｜|Y　　　.',
.　　　　　　　　　　　　　ｌ|　| i :/:/:　　'　　　　 :/:/: ./ l　ｌ｜ｌ Lzァi　 ',、
　　　　　　　 　 　 　 　 |ﾍ l ﾍ　　 　 　 ＿　 　 　 /　{　ｌ .! ｌ |=-く| 　 ',ヽ
　　　　　　　 　 　 　 　 | ﾍ{　 i ＞ ．.,_丶:,_:)　,r '１　,′ 　 ' |!　　∨　 ',. ＼
.　　　　　　　 　 　 　 　|　 ﾍ　{.ﾕ　　　ｲニﾍf7　　| ﾘ　　　_ノ　　　 ∨.　':,　 ヽ
　　　　　　　　　　　 　 l　 　 〉V 　 　 i!i!i!i!i!i',ﾍ.　 N　ィi!「{ l　 、__,,.. L..,,_ ':,　 .ヽ
　　　　　　　　　　　 　,l　 .r‐ァ′　　 !i!i!i!i!i!ｉj　}　　　 ',!i!＞''"´,vzvzvzvz} ':,　　ヽ
.　　　　　　　　　　　 /l　　|ｉ!7　　 　 .i!i!i!iﾑ Ｖ　l　　 　 Wzvi!i!i!i!i!i!i!i!i!i!iW　　　　　':,
　　　　　　　　　　　/ l 　 .ji7　　　　 i!i!i!i!i!ﾑ .y !　　　　Wi!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!iW 　 　 　 　 ',　　　　ｽﾞﾘ...ｽﾞﾘ...ｽﾞｽﾞｽﾞ...
 

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　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /{ 　 _____　　ﾑ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 /i:i}ｧ' ./　　 ｀寸ﾑ
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 l:i:ｉ:>　l{　　} 　 <i:iﾑ
　　　　　　　　　　　　　　　 ＜ｱ　ﾄ 八　 |ｨ,ｨ ﾉ^寸＞
　　　　　　　　　　　 　 　 　 <乂　《妁＼{妁》　 从　　　　　　　　　　　　福勝寺（福勝寺城）の娘、清で御座います。
　　　　　　　　　　　　　　　 　 | ≧┘　 '　　/イ l
　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,　|　|ｈ､ _ ,ィ |　|　l　　 　 　 　 　 　 　 　 此度は秀頼様のお陰で助かりまして・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　 |　|∧∨∧.|　|　 l
　　　　　　　　　　　 　 　 　 /　ハﾊ/∧///ﾊハ　 ',　　　　　　　　　　　 今後も秀吉様とは御懇意をと申しております。
　　　　　　　　　　　　　　　/　/　', ∨/////　/ ∨ Ｖ
　　　　　　　　 　 　 　 　 /　/ '， '｡ ∨///　/　　∨.Ｖ
.　　　　　　　 　 　 　 　 /　/＼ ',　',　lﾆﾆl　,　　 ＿'/ Ｖ
　　　　　　　　 　 　 　 /　/　　ヽ}. │| 　 | |　／　　'/. Ｖ ./
.　　　　　　　 　 　 　 /　 {　　＼ V│|zzz| | /　/　　'/. ∨ /
　　　　　　　　 　 　 /. 　 {　　　 ヽ.│| 　 | |/／　　　}.　 ∨ /
.　　　　　　　 　 　 /　　 ∧　 　 　 ＼ｚｚz|／　　　　 }!　　∨
　　　　　　　　 　 /　　 / .∧　 　 ／｀y'´ ＼.　　 　 √　　 }
　　 　 　 　 　 　 {.　　/　　∧　／＼/＿,ィ'^＼　　 √∨ 从
.　　　　　　 　 　 从 / ./　　 ∨//////////∧＼ √　∨＿
.　　　 　 _,,. -‐ ''"´/／.　　 　 /////////// ∧　　　　 ＼　´~"''～､
　 ,､丶`　　　　 　 　 　 　 　 ,ｲ/////////////}　　　　　　 ヽ　　　 　 ｀丶、
　 ￣￣￣￣￣ﾆ=‐　　‐=ﾆ　∨///////////./ニﾆ=‐　 　‐=ﾆ~￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ≧=‐‐冖‐-=≦
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　清
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 }、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　＿} 　、
　　　　　　　　　　　　 　 　 ∧　　´￣￣ ＼⌒＼＼
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 '　}　　　　　　 　 ⌒＼　}／}
　　　　　　　 　 　 　 　／ ' 　}/{　　　　　 　 　 　 ＼／
　　　　　　　 　 　 　 〃　' 　/ /　　　　　 　 |　　　 　'，
　　　　 　 　 　 　 　 ｌ| 　{　/ /　　 　 | 　 　 | |　| 　ハ〉
　 　 　 　 　 　 　 　 ｌ|＿{ 〈　{　 　ィ　| 　} 　抖f芹/_)　　　　　　　　　　今は顕如様も引っ込みましたので
　　　　　　　　　　 　ｌ|⌒＼_V　　Ｎ斗f芹}／　vｿ^〈'，
　　　　　　　　 　 　 ｌ|　　(___{＾ 、 v Vrソ　 　 　 　 l !　　　　　　　　　　 十ヶ寺らはそろそろ武装を放棄し
　　　　　 　 　 　 　 ｌ|　 　{}八__|＼〉　　 　＿　 　 ｲ |
　　 　 　 　 　 　 　 ｌ|　　　 　{}_|　{＿＿ |　　|=≦Hノ┐　　　　 　 　 　 これからどうすべきかと悩んでいる所ですよ。
　　　　　　　　　　　j|　　　 　 {∧ {､ ⌒{ |　　|〈 　| ﾚ⌒L
　　　　　　 　 　 　 j|　　　 　_j＿}ハ＼cｌ| 　 ﾊl 　l/　 　 }、
　　　　　　　　　　 j|　　　 　{￣　⌒ア⌒` v′_〉_}⌒ｌ　 　 ヽ
　 　 　 　 　 　 　 j|　　　　　'，　　/　　　 　`丶､J 　{　　　　⌒＼
　　　　　　　　 　 j|　　　　　　'，　　　 　 　 　 　 ヽ 　 、　　 　 　 }
　　　　　　　　　 j|　　　　　 　 }　　　　　　　　　 　|　　 )　　 　 　 }
　　　　　　　　　 i{　　　 　 　 く 　 　 　 　 　 　 　 |__／　　　　 　 }
　　　　　　　　　 i{　　　　　　　}　　　　　　　　　　 |_] ',　　　 　 　 }
　　　　　　　　 　i{　　　　　　　}　　　　　　　　　 　|八 ',　 　 　 　 }
　　　　　　　　 　i{ 　 　 　 　 /}　　　　　　　　　 　|⌒} ',　　　　　 }
 

　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　　 　 ／ 　（● ） 　（● ）　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　へ、へぇ～～～～～～～～～～
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 u |
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／
　　　　　　　 　 ／　　　 　ー‐　　　　＼
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 i　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　}',　　　　_　　　――　　　　、　　i　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　i　', ／　　　　　　　　　　　　　　ヾ　　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　i,／　　　　　　　　　　　　　　　　　',
　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　_　　ヽ　',　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　ヽ￣　ー'-　　＼　　 ／/
　　　 　 　 　　 ＼　 ー/　　　　　　　　　　　　　　',　　　　　 ＼　　　　ヽ　V　　/
　　　　　　 　 　 　＼ ,/　　　 .i　　　　　　　　　　　', 　 ',　　　　　＼　　　 /　 /
　　　　　　　　　　　　/　　　　 i 　i　　　　　　ヽ　　 l　　.i　　　　　 ',　　　　／
　　　　　　　　　　　　{　　 .{ 　 i　.{　　　　L＿i__ヽ　}　　i　　　　 　 i　　へ
　　　　　　　　　　　　i　　　{　./i　|',　　　 }　.ハ　 ヾ}　.ﾉ　　　　　　lノ:::::::::::ヘ
　　　　　　　　　　　　i　　　 { /ゝ个、　　i }　 xzZzza ﾉi　　　　.i　./::::::::::::::::::::::ヘ
　　　　　　　　　　　　.i　、 　 ぃィkz.' ,　 i　ﾚ アVIりヾ/.／　　/i ./ﾍ:;;;;;∧::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　 ', i ＼　 {《Vｊﾊ　ヽi　　　　ｘン ｿ　i　　/　}/i } |　　 ト--　'　　　　　　　いっぱい子を産む事で尽くしとう御座います！
　　　　　　　　{~. ^, 　　ヾ　| ＼{. Xツ　　　　　　　// ｿ }／　　　l. 'ﾉ'i',　 .|',　',
　　　　　　　 ﾉi　',　.　　 ヽ.|　　ヾ''' 丶　　　　　　　　　　　|　　　ﾚ　 i_',　.|_ゝ ',　　　　　　　 数え年で13歳、秀頼様とも年が近いですし
　　　　　　　/i .l　',　i　　　 |　　',　　　, --　、　　　　　 　 i　　 ハ　　　　　　　',
　　　　　　　', i　'　　.i　/'i　|　　ゝ　　ヽ、　..　　　　　　　 .i　　i　　、　　 i　　　 ∨　　　　　 長浜との繋がりを強化するには良いと思いませんか！？
　　　　　　　 i　／　　ﾚ　i　 i　　 {　＼　　　　　　 ／　　 .i　　i　　　、　　i　　 　 ∨
　　　　　　　 .i　　 　 /　.}　 i',　i　',　　个ｰ=彳　　　　　 ..i　　|　　　i　　　i　　　　 ∨
　　　　　　　　|　　　.{　 i 　 i ', i ', 　　i　 ヘ__|　　　　　　ﾘ　 .|　　　　　　　i　 　 　　∨
　　　　　　　　.|　　 .{　 ﾉ　./　',i ／{__／. ＼iiゝ　　　　 ノ'i　i',|ヽ　　　　　　i 　　　　.　∨
　　　　　　　　」　　;　 ｿ＿/,, ／　i |:::::＼:: : ＼iiゝ　　　　 ', | }/i::＼　 _　　 i　　　　 ト.　＼
　　　　　　　/il　^'''　./...',　　　　 .i i::::::::::::＼:: : ＼iiゝ　　　.i| //i :: iヾ_ゝ＼ i.　　　　 l　＼
　　　　　　/:::::::l　　　i ::::::',　　　　.i.l 、:::::::::::::ヽ:: :: ヾiiゝ　　///i :: :i:::::::...'、　＼　　　 i　　ヽ　',
　　　　　.∧::::::::|　　 i　＼ ',　　　　＼ ヽ :::::::::::ヽ:: :: ヾiiiゝ///i :: ::/:::::::::::ヽ, 　　 i 　　l　　　',　∨
　　　 　/　 .i:::::::＼ } | 　 ＼',.　　　　　,　./:::::::::::ヽ:: ::ヾiii//ｿ :: ::/:::::::::::::::::>',　 ./　　　l　　　',　∨
　　　 ./　　　⌒i::::＼.|;',　　　i　　　　 ;　/::::::::::::::::ヽ:: :: ∨ｿ :: ::/:::::::::::::／,　　 .ﾍ―i　 .i 　 　i.　 ∨
　　　/　　　　　 Lﾍ::ヾ ',　　　l　　　 ;　/::::::::::::::::::::::ヽ:／　:: ::/:::::::::／／　　　/::::::'ハ　 i　　/　　∨
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾍ
　　　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　　　 | ∧
　　　　　　　/ |　　　　　　　　---　　　_　　　|　∧
　　　　　　 /　|　,　　´　　　　_　　　　　　` 　 ';　 ∧
　　　　　　,'　 ／　　　　　　　　＼　　　　　　　V　 ∧
　　　　　 ,　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　V　 ∧
　　 |＼ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼￣　----∧
　　 |　 ヽ:/　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼　　　　　 }　___
　　 ＼　/　　　,'　　　　　　　　　　　　　　　 l　　` ト- ／￣ ／
　＿＿〉{　　　 :|　 l　　l　　　　　　 |　 |　　　}　　　 V　　 ／
　＼　 从　 　　|　_l＿ l _　　　　 , lーl-.- 、/ 　　　/-＜￣ 　 、
　　 ＞ -〉　　　|＼|＼ |ﾍ`　l　　// |/-|/| /　　　 /　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　では・・・
　 ＼　　人　、人　_ -==ミVﾍ // ｧ≠=ミ/ 　／／ |Y^Y_ ／
　　　＼,,/| ＼＼ 从"　　　　　 　　　　　/／/ｲ　}　||　|_|l　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 その上二人に身を固めて貰えば
　　　　　| |　|_|ヽ|ヽ　　 　 　 '　　　　　　 |　　 |_ノ　　　　,
　　　　　|_|　　　 | 心　　　　　＿_　　　　|　　 |　　　 V 　'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　良いのですね！！
　　　　　l　　　　 l　　ト　　 　｀ 　´　　　ｲ 　 ,;　　　　 V　 ,
　　　　 ,　　　　 /l　　|　　＞　　_　 イ _ | 　 / V　　　　V
　　　　/　　　　/ l　　 --　V∧　　 ／/ l　 /　 〉＼　　 ヽ l
　　　 /　　　／￣/￣｜　　V∧／//／l　/ ／|　　＼　　＼
　　　/　 　l 　　 〈 　　 |　　　V///／　 l / ´　 |　　　 ＼　　ヽ
　　 /　___ |　 　　 〉　　|　　　 V／　　 ／「￣￣　　 　　　> 、 ＼
　　/ / V |　　　　| 　　|　　 ／　　 ／　　|　　 　 　 　 ／＼ |　　 ＼
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾍ
　　　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　　　 | ∧
　　　　　　　/ |　　　　　　　　---　　　_　　　|　∧
　　　　　　 /　|　,　　´　　　　_　　　　　　` 　 ';　 ∧
　　　　　　,'　 ／　　　　　　　　＼　　　　　　　V　 ∧
　　　　　 ,　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　V　 ∧
　　 |＼ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼￣　----∧
　　 |　 ヽ:/　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼　　　　　 }　___
　　 ＼　/　　　,'　　　　　　　　　　　　　　　 l　　` ト- ／￣ ／
　＿＿〉{　　　 :|　 l　　l　　　　　　 |　 |　　　}　　　 V　　 ／
　＼　 从　 　　|　_l＿ l _　　　　 , lーl-.- 、/ 　　　/-＜￣ 　 、
　　 ＞ -〉　　　|＼|＼ |ﾍ`　l　　// |/-|/| /　　　 /　　　　　／
　 ＼　　人　、人　_ -==ミVﾍ // ｧ≠=ミ/ 　／／ |Y^Y_ ／
　　　＼,,/| ＼＼ 从"　　　　　 　　　　　/／/ｲ　}　||　|_|l
　　　　　| |　|_|ヽ|ヽ　　 　 　 '　　　　　　 |　　 |_ノ　　　　,
　　　　　|_|　　　 | 心　　　　　＿_　　　　|　　 |　　　 V 　'
　　　　　l　　　　 l　　ト　　 　｀ 　´　　　ｲ 　 ,;　　　　 V　 ,
　　　　 ,　　　　 /l　　|　　＞　　_　 イ _ | 　 / V　　　　V
　　　　/　　　　/ l　　 --　V∧　　 ／/ l　 /　 〉＼　　 ヽ l
　　　 /　　　／￣/￣｜　　V∧／//／l　/ ／|　　＼　　＼
　　　/　 　l 　　 〈 　　 |　　　V///／　 l / ´　 |　　　 ＼　　ヽ
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　　/ / V |　　　　| 　　|　　 ／　　 ／　　|　　 　 　 　 ／＼ |　　 ＼
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾍ
　　　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　　　 | ∧
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　　　　　　,'　 ／　　　　　　　　＼　　　　　　　V　 ∧
　　　　　 ,　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　V　 ∧
　　 |＼ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼￣　----∧
　　 |　 ヽ:/　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼　　　　　 }　___
　　 ＼　/　　　,'　　　　　　　　　　　　　　　 l　　` ト- ／￣ ／
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　＼　 从　 　　|　_l＿ l _　　　　 , lーl-.- 、/ 　　　/-＜￣ 　 、
　　 ＞ -〉　　　|＼|＼ |ﾍ`　l　　// |/-|/| /　　　 /　　　　　／
　 ＼　　人　、人　_ -==ミVﾍ // ｧ≠=ミ/ 　／／ |Y^Y_ ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　あっ・・・（察し）
　　　＼,,/| ＼＼ 从"　　　　　 　　　　　/／/ｲ　}　||　|_|l
　　　　　| |　|_|ヽ|ヽ　　 　 　 '　　　　　　 |　　 |_ノ　　　　,
　　　　　|_|　　　 | 心　　　　　＿_　　　　|　　 |　　　 V 　'
　　　　　l　　　　 l　　ト　　 　｀ 　´　　　ｲ 　 ,;　　　　 V　 ,
　　　　 ,　　　　 /l　　|　　＞　　_　 イ _ | 　 / V　　　　V
　　　　/　　　　/ l　　 --　V∧　　 ／/ l　 /　 〉＼　　 ヽ l
　　　 /　　　／￣/￣｜　　V∧／//／l　/ ／|　　＼　　＼
　　　/　 　l 　　 〈 　　 |　　　V///／　 l / ´　 |　　　 ＼　　ヽ
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　　/ / V |　　　　| 　　|　　 ／　　 ／　　|　　 　 　 　 ／＼ |　　 ＼
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　〈 {　　/／⌒ゝ､
　　　　　　　　　　　　　　　 　　, ⌒Y⌒ヽ´
　　　　　　　,　 ´￣｀ヽ　 ＞ 二ゝ' 人_‘ｰ'二 ＜　 ／￣≧s｡
　　　　　 ／　　´￣ ヽ}´x彡 ' ¨´/ 　 ヽ｀¨　 ミx｀{ , =ﾐ　 　 　 ヽ
　　 　 ／　　／,　⌒／／/　　 / /　　 ‘.　　　 ＼ヽ ‐ ゝ、　 　 ﾑ
　_　イ　　／／　イ/／　.′/　{ .{　　　　}　　 　　 ﾏﾑ｀ヽ　　　　 ﾑ
　｀フ　　´　´／　,/´/　 　 .{　 　 !　　　　　　　　　　ﾏﾑ　　　　 　 .ﾑ
＜ ＿,ｨ　_／　／/ /　　 |　|　　　　　　　　ﾄ､　　　 　 ﾏト ､　　 ､ ＿ ＞
　　　 ´∠.　イ,ｨ;′　　　ﾊ_ﾊ_{_　‘.　　 /|_j..._＼　}　　　ト､‘.｀ ｰ　ゝ　　 /
　　　　　　　//;l　 |　 | '´ ヽl.}ハ　‘.　/ ﾚ　　 ｀ヽ.!　 ! | l;;ﾊ‘.　　　　　 /
＼.　　　 　 ﾊヽ| 　|　 |´　, =x､　＼ {'　　 ,ｨ=ﾐ. 　 }　 }│|' / ‘.　 　 .／
　 ＼　　　/　V| 　‘.　{〈 ん::ﾊ }　　｀　　 {ん::ﾊ｀/|　./│|/o　‘.　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　真の方はね、そりゃあもう凄い来るよ。
　　　＼ /　 o ‘. 　 ‘. l ｀ゞ=ﾟ'丿　　　　 ‘.ゞ=' ｲ/,ｨ/　 ! l　 o、‘.
　　　 　 | /∥　‘.　 　｀ ゝ ￣　　　 '　　　 ￣ ム /|　 /ﾘ　 l‘:ハ}　　　　 　 ／　　　　　　　　　　　　真の方は。
　　　　　l{ ∥{.　 ‘.　　‘. 　 　 　 　 __　　　　　 /´ } ./ /　/} ﾊ:.´　　　 　／
..　　　　　//　＼ﾄ‘.　 ､　 ､　 　 丶::::ノ　　 　 ｲ／| / ム' 　´　:::.、＞　´　　　　　　　　　　　　 　 　 真は。
＼.　 　 /:/　 　 　 ‘. ‘.ヽゝ〕is｡　　　 　 ｡si〔　　,.//　　　　　　 ﾏ:ヽ
　 `　ｰ/:/-　 ＿＿　＼ﾄ ､,.　‐'ﾐx｀.=.´彡ｰ ,　´∠/　_　＞　´ 　 ﾏ:::＼
.　 　 /:/　　　　 ＞ ‐｀ヽ　　｀ヽ　 ｀Ｔ´　／　　　 /´￣ ヽ　　　 　 ﾏ::::ﾑ
　 　 .:/　　　　/ 　 　 　 }　　　 ﾑ　 ||　/ 　 　 　 {　 　 　 ∨　　 　 ﾏ::::ﾑ
　 　 :′　　　.′ 　 、　 !　　　　 ﾑ |l /　　 　 　 |　 /'　　 .∨　　 　 ﾏ::::ﾑ
　　 }::!　　　 ,　　　　ヽ　l　　　　　／＼　　　　　 l　 {　　　　　　　　　 　::::}
.　　{:::. 　 　 {,ｨ=､...._ }‘ i!　　　　　＼／　　　　　 |　‘rー= -:ｨ　　 　 　 ﾏ:::
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　　　 ´∠.　イ,ｨ;′　　　ﾊ_ﾊ_{_　‘.　　 /|_j..._＼　}　　　ト､‘.｀ ｰ　ゝ　　 /
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＼.　　　 　 ﾊヽ| 　|　 |´　, =x､　＼ {'　　 ,ｨ=ﾐ. 　 }　 }│|' / ‘.　 　 .／
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　 　ﾉ　 　 ,ｲ: |: : : ﾊ: : : :､.: : : : : :.l:iﾊ: lﾍ: : l |l : |ﾊ八 : :＞､:ヽ　　　　　　,ｿ
.　 　 　 ／/　从 : :',i:h､: :|〉､: : : :.ﾊヽヽ:iﾍ: :从:/|ｲ: : : : : : : : : : ｀''＜＿＿＿
　 ＞''´: ,ｲ : /: : ヘ:Ｖ ./ゝ､ /丶.:ハ　', Y:i:V: :/: |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :￣~''　　　　　厳しいかと・・・
''´: : :.／: : :/ : ／ : ﾍ. | {　〈!　|　| 　l　{ ', V}:/: : |＼ : : :_:斗ミ : : 卞ｘ¨¨¨'''''＜ : : : : :
:_: :,ｲ : : : :/:／　 :／:ﾊ}　}　',　',　', 　' 　 　 Yﾊ: : ',＞''´ 　 ／｀ヽ: : : : : ヽ　　　 ｀ヽ : :　　　　 その、なんです、はい。
イ : : : : : /' : : :／: : ＿ヽ、　　 '， '　　　　 ﾉｌ|ｌﾊ : ', 　　 ,ｲ　　　 V:_: : : : : ＼　　　 ＼:
: : : : : : :/ : :／,ｨV´ 　　 ｀ヘ　　 ヽ　　　 ,ｲl|l|l　 ＼ﾍ　/　 　 ,ｘ＜:::::V: : : : : :ヽ　　　　　　　　 武勇が少々勝ちすぎていまして（震え声）
: : : :／ : :／: /::/{　　 　 /　　`　ｲ|l　 イ　|l|l 　 /　 ゝ/ , ィ:::::::::::::::::::::!ヽ : : : : : ∨
イ / : :／: : :/::|　{　 　 /　　　.ｲl|ｌ|l　　 　 ||l 　/　 , ィ::::::::::::::＞===ミ:}: : ＼ : : : ｀ヽ
　/ : / : : : /::: |　l{ . ｱ′　　/ |　 ,'　　　　|.　/ イ:::::::::::―――::::::::::::::}＼ : ヽ : : : : :ヽ
 

　　　　　　　 　 　 　 　 　 /ｌ　　　 　 　 　 　 　 　 i{',
　　　　　　　　　　　　 　 ,'　|　　 　 ＿＿　　 　 　 i{ ′
　　　　　　　 　 　 　 　 / 　|／　　　　　　 　 `丶､i{　',
　　　　　　　　　　　　 / ／ }　　　　　 　'，　 　{＼i{ 　′
　 　 　 　 　 　 　 　 / / 　/　　　　　　 　'，　　'， {　　∨
　　　　　　　　　 ＿〈 / 　/　　　/　　 　 　} 　 }　'，＼ 　〉
　　　　　　　　 　＼_ {　〃 |　|　{ 　'| 　 　 } 　 }　ハ 　〉＿
　　　　　　　　　／⌒ヽi{ 　|　| ∧ l l　 　 /}　/ /　∧,′／
　 　 　 　 　 　 ＼__ 〃i{ 　竿芋芹 ｌ　　/竿芋芹 '　}⌒`ヽ、　　　　やる夫様はこの世に
　　 　 　 　 　 　 /{}八　＼ Ｌこ少　＼/　Lこ少/／)＼_／
　　　　　　　　　,　　 　 Ｙ⌒{　 　 　 　 　 　 厶ｲｌ　|{ 　{}　　　　　　 鬼を討てるような恐ろしき剛の者に
　　 　 　 　 　 , 　 　 　 l 　 {　　　　　　　　　　　|　|
　　　　　　　　′　 　 　 , 　{s｡　　　▽　 　 　 ノＷﾊ　　 　 　 　 　 可愛い可愛い紅様を送りたいですか？
　　　　　　　/　 　 　 　 ∧ﾉ⌒{≧= tｧ==ｧ=≦{/　 　∨
　　　 　 　 ,　　　 　 　 〈　　　L＼> Ｘ<∠ ﾉo/＼ 　 　'，
　　　　　　′　/　　　__「＼　　〈⌒ててこi{〉 {_／⌒}　　'，
　 　 　　/　／i{　　　「￣⌒＼__jに⌒￣__〈__厂　　｛　　　，
　　　 　'　/ 　 {　 　 _〉　　　「￣⌒「￣￣厂⌒{　 　Ｌ　 　 '，
　 　 　 ∨　 　j　 　{　　　　」　 　 _{　 　 {　_ 　Ｌ　 　ハ　 　'，
　　 　 　 　 　 {　　/　　 　〈　　⌒/==[]= ､⌒ 　〈　　＼',　 　'，
 

　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（●） 　＼　　　　　　　　　　　　　　　はい解散。
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　やる夫？？？＞秀吉
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／
　　　　　　　 　 ／　　　 　ー‐　　　　＼
 

　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 , イ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｲ　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　八 {
.　 　 　 　 　 　 _＿＿__　 　 イ⌒ヽ乂r '⌒Y ｀`～､、__　_＿__
　　　　　　　　　⌒＞　　｀Y´ 乂_,)__ 八 __,ノ≧r｡_＿__　{　 　 　 ｀　 ､
.　 　 　 　 　 . : ´　　　　　／／　 ／⌒¨　 ｀¨￣￣ ＼＼　　　　　　　:.
　　 　 　 　 ｲ　　　　　 ／／　　 /　　　　＼　　　　　　＼＼　　　　 　 :.
　　　　　　乂　　　　／／ 　 　 /　　　 　 　 ＼　　　　　　＼＼ 　 　 　 :.
　 　 　 　 / l　.:　／／ 　 　 　 　 　 :　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼{＼　　　乂
　　 　 _,ノ 　!　ｌ/／　　　　　　　:　　ｌ　　　　ｌ　　　　　　　　 　 　 　＼ r'⌒＼
　　　 ⌒7／乂!´　 /　　 　 : 　 |　　|　　　　|　　　|　　　　　　　　　 　 |{　 　 ｀､
　　　　 /　　 }　　 /　　　　 ｌ　　!　　!　　 　 |　　　|　　　　　　　　　 　 |{　 　 　 ＼
.　　　 /　　　从　　　 　 　斗=≠ミ 　 　 　 　 　 斗=≠ミ　　　　　　　 |{　　　　　　＼
　　　/　　　　)人,　　 　 　 }| ﾄ､　 }　　　　　　 　 /　l　!　　　　　　　　 |{
.　　/　 　 　 　 }! ＼　　　 八{　＼ﾄ､ 　 　 　 　 / 　 )人 　 　 　 　 　 八
　　{　　　　　　八　　　　 　 斤灯气 ｀`～､　　/斤灯气ｱ　}　　/　　 　 :!　　　　　　　　　　　　　　　ボクでしか興奮しないように搾り取る。
　　{　　 　 　 /　 ＼!　　　 从　之ツ　　 　 ＼(　 　之ツ ∨　 /　 /　　 :!
. 　 !　　　　 /ｲ　　　＼　　 八 , , ,　　　r'ｊ　　　 　 　 , , ,　}　,/　 /ﾉﾙ'　 |
.　　 ､　　　　 乂 !　　　｀`～､乂　　　　　　 　 　 　 　 　 /／ﾉﾙ' Y⌒Y　|　　 　 　 , '
　　　 ＼　　 　 !i'乂(¨⌒Y　＼＼_　　　　　　　　　　　_,ノ´　　　　乂,ノ　 !　　　 ／
　　　　　＼　　从_,ノ　　ｲ　　込⌒　　 ､__　＿ ,　 　⌒7　　 　 　 { 　 Y　! 　 ／
　　　　　 　 ⌒ 乂ノ　　八(　　 个s｡_　　 　 　 　 　 ／/　,ｲ　∧ Уﾆﾉﾙ'
.　　　　　　　 　 八从乂(　ﾄ ､ 乂八 }≧s｡ _ _ ｡s≦ｊ／ )/　)/　 ∨=/
.　　　　 　 　 　 !ﾆ ＼　　 八(＼( 　 ﾄ ､ _＿＿__ , ｲ　　　　　　／=/
　　　　　　　　　乂r-‐≧s｡ __ ｡s≦个r｡ _ ＿ _ ｡r个s｡ _＿_／ｰ‐廴
　　　 　 　 　 　 /　　　　　　} ......... ∧　 　 }{　 　 ∧..............{　　　 　 ＼
.　　 　 　 　 　 /　　 　 　 　 }............ 八　 　}{　 　八.............. { 　 　 　 　 :
　　　　　　 　 ,' 　 　 　 　 　 }................. ＼　}{ 　 / ................. {　　　　　　 !
 

　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（●） 　＼　　　　　　　　　　　　　　　秀吉？？？？？？？
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／
　　　　　　　 　 ／　　　 　ー‐　　　　＼
 

　　　　　　 　 　 　 　 　 /　|　　　　　　　　　　,' l
　　　　　　　　　　　　　/　 j　　 　 ----　 　 ,' Λ
　　　　　 　 　 　 　 Λ′＞'’: : : : : : : : : ＿_{　 Λ
　　　　　　　　　　ト( ／: : : : : : : : : : : : : : ＼⌒　　ヽ_-=/
　　　　　　　　　　} /: : : :/: : : : : : : : : : : : : : ‘'＜　ノ　 /
　　　　　　　　r==/: : /: , :∥: : : : : |: :l: : :,': : : : )'　　／
　 　　　　　　 ||　l: :::::|＼: :l|:l: : : : : ／|: :/: : : : ﾍ‐＜ ）〉
　　　　　　　　V､l: l: ::l､: |:「ﾄ､: : / |/　|/ｲ: : : ｲ(⌒)).//
　　　　　　　　　｢l ;l : l ` ┃　　 　┃ 　ノイ: :圧: :| ￣|　　　　　　　　　　　　お義母様！！
　　　　　　　　 / }hト､!/:/:/:/　　 /:/:/:/|.:! /わ) ! : : |
　　　 　 　 　 /:i:i:i:i|: :j　　　　⌒ヽ　　　/: :/:ir'゛: | : :｜
.　　 　 　 　 /:i:i:i:ｉ:ｉ|: (　　　 l　　　ｌ　　/: :/i:ｉ:|: : :.! : : |
　　　 　 　 /i:i:i:i:i:i:ｉ|:l: ≧s。 ゝ-　　_ /: :/:i:i:i:|: : : ; : : !
　　　　　 /:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ|:|V⌒7/::ヽ￣　 /: /:i:i:i:i:i:!: : : V: :|
.　 　 　 /:i:i:i:i:i/ヽ斗| ＿ l !:::::Λ 　/／:〕ih｡:i:i| : : : V |
　　　／:i:i:i:i:i:/ 　 V/　 -〈:::::::::Λ　　/_へ^ヽ7 : : : : ＼
　 ／:i:i:i:i:i:i:i/　 　 /　　二):::::::::::::＼/(_　　　l:::)ｦ!: : : : :ヽ
／イ:i:i:i:i:／＞'゛　 !　 　 f )- _:::::::／::::「　 　 l;;{/ lΛ: : : : : : .
/　,:i:i:i／／　　 　 |　 ／　　　=- _::::::::ゝ、　Λ　 l:iΛ: : : : : : ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　詳しく教えてください！
 

　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（●） 　＼　　　　　　　　　おう・・・ってどうしたんだお？
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／
　　　　　　　 　 ／　　　 　ー‐　　　　＼
 

　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ,,斗-‐=ミ､、
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /:/￣￣ ｀''守Ｙ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 _＿ｌ{::{　　　　　　}::}
　　　　　　　　　　　　　　　　＞'´/'´:::::::::::::::::::｀''＜＿　ﾉｲ
　　　　 　 　 　 　 　 ＿＞''´　／::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::ヽ
　　　　　　　　 　 ／　　　　 /::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::∨::::::∨ /
.　　　　　　　 　 /　　　　　./::::ｱ/::::::/:::::::::::::::::::::::::: }::::::::::∨ /
　　　　　　　　 /　 /}　　　 ＞' /::::::/::/::/ |:::/:::::::::: }::::::::::::∨
.　　　　　　 　 |　　´　　＿___／ :::: |:/:::/　|::ｌ ::::::::: ∧:::::::::::::'/
.　　　　　　 　 |― ､＿/｣」」|::::::::::::::|´ﾚ'￣.|::ﾄ:::::::::/￣',::::::::::::'/
　　　　　　　 ∧　/|｣｣｣|｣」」|::::::::::::::|.　　　从::::::::/ 　 }:::::::::::::::l
.　　　　　　 〈 ∧/:|｣｣｣|｣」」:|::::::::::::::|,ｨ===ﾐ /::人{,ｨ==ﾐ::::::::::::::}　　　　　　　　　　　此度は他の湖賊らと揉めていた所を助けて頂いた・・・
　　　　 　 　 / / ::::::::: |｣」」:|:::::::::::从:/:/　　　　'　:/:/:{::::::::::::: }
.　　　　　　 / /::::::::::::::::::} |::|::::::::::::|　　　 ＿____　　　 从:::::::::: }　　　　　　　　　 　 堅田衆棟梁の娘、大鳳と申します。
　　 　 　 　 V :::::::::::::::::: } |::|::::::::::::ﾄ ､　　∨: : ｿ 　　,ｲ::::::::::: 从
.　　　　 　 　 | ::::::::::::::::: } |/ﾔ::::::::::V 卜､　 こ　 ,､く | ::::::::::: /　　　　　　　　　　　 秀頼様の武勇に一目惚れまして、ぜひご挨拶をと。
.　　　　 　 　 | ::::::::::::::::: }　　ﾔ::::::::::',　　　｀T"´　 　 |:::::::::::/l
.　 　 　 　 　 ,:::::::::::::::::::::}　　 ∨ :::::/,　　　 | 　 　 　 |::::::::/:::|
　　　　　 　 /:::::::::::::::::::: } 　 　 ∨:::::/,　　　|､　　　　ｲ:::::/:::::|
　　　 　 　 / ::::::::::::::: ＿},, -‐''´ ∨ﾔ/,　　　　｀`～､,,|:::/:::::::/,
　 　 　 　 /:::::::::::: ／　　　　　｀`''ーヾﾍ-､　　,ｧ''~´　,j/　｀寸/,
.　　　　　/::::::::::: /　　　　　　　　 　 　 ヾ　　　　　　　　　　 }::∧
.　　　　 /:::::::::: : {　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{　 /:::::∧
.　　 　 /::::::::::::: ∧　　　　 ＼　　　　　　　　 ＼{　　　　 ｀ヽ:::::::::∧
. 　 　 /:::::::::::::::::::∧　　　　　 '，　　　　　　　　 ヽ　　　　　　∨::: ∧
 

　　　　　　　　　　　　　――‐　、
　　　　　　　　　　／　　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　 ／　　　　　　　　 　 ＼
　　　　　　　　′　　　　 ――　　―‐ ヽ
　　　　　　　　　　　　　 (　(::::) )　( (:::)) !　　　　　　　　　　　　　　　違うんス（震え声）
　　　 　 　 　 |　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |
　　　 　 　 　 |　　　　　 　 （ ＿人 __）　|　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 お零れ狙いの連中がね、長浜にね。
　　　 　 　 　 |　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 !　　　　　　　　　　　　　　　違うんだよ・・・
　　　　　　　　∧　　　 　 　 　 　 　 　 ′
　 　 　 　 　 　 ∧　　　　　　　　　　 /
　　　　　　　　 ／丶　　　　　　　　 ｲ、
　　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　　 　 ＼
 

　　　　　　　　　　　　　――‐　、
　　　　　　　　　　／　　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　 ／　　　　　　　　 　 ＼
　　　　　　　　′　　　　 ――　　―‐ ヽ
　　　　　　　　　　　　　 (　(::::) )　( (:::)) !　　　　　　　　　　　　　　　違うんス・・・
　　　 　 　 　 |　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |
　　　 　 　 　 |　　　　　 　 （ ＿人 __）　|　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 南蛮の人と揉めていた所を仲裁しただけで
　　　 　 　 　 |　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 !　　　　　　　　　　　　　　　本当に違うんだよぉ・・・
　　　　　　　　∧　　　 　 　 　 　 　 　 ′
　 　 　 　 　 　 ∧　　　　　　　　　　 /
　　　　　　　　 ／丶　　　　　　　　 ｲ、
　　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　　 　 ＼
 

　　　　　 　 　 　　　　　|　　　　　　　　　　　　 - ー　--　-　　／　　　　　ヽ
　　　　　 　 　　　 　　　｝　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　く_　　 　 　 　 }
　 　 　 　 　 　 　 　　 /　　′　　 　＿ ＞ ---────-- ､/　　　　 　　ﾉ
　　　　　　　　　　　　〈　　/　　　,.イ: : /:＼＿＿ ＿＿＿＿___＼ ヾ　 　／
　　　　　　　　　　　　　>ー､　 ／: :|: :/ ｨﾁえﾄ､/:/　 /_/　/: :/丶＼〉∠.＿__
　　　　　　　　　　　 r‐'／ヽ_7: : : : ﾄ:/〈 んr).::｝　　　　 　/ ,ｘzk_/:.｀7ーr─'´
　　　　　　　　　　　 ｀~　ﾉ:!: : : : : : :! 　 弋z ン　 　 　　　 ん).::｝ﾊ /:.l:..:｝　　　　　　　　　　　　　父は京で茶会に参加して居まして。
　　　　　　　　　　　　　/: :|: : : : : : :｝　 """"　　　　　　　弋ｒン　/:..人:.ヽ
　　　　　　　　　　　　ノ: : :|: : : : |: :八 　 　 　 　　　 　 〉　""｀／:／:..:..＼:.＼　　　　　　　　　　  私は長浜に仕入れをしに来たところでした！
　　　　　　　　　　 ／: : : : |: : : : ﾄ: : : ＼ 　 　 　 　 　 　 　 ∠:／:..:..:.|:..:l:.|＼:.＼
　　　　　　　　　／: : : : : : |: : : : |:ﾊ: :ﾄ､:.＼　　 　「 　 ｧ 　 　 /:..:..:..:..:|:..:l..|　 ＼::＼　　　　　　　 困っている私を颯爽と助ける姿は惚れ惚れするお姿で！！
　　　　　　　 ／: :/:/: : : :/}: : : : |:.:.j: }　｀丶｝　　　｀　 　　 ィ:..:..:..:/:..:,'!:..|:.|　 　 ｀￣
　　　　　　／:／/:/: : : :/!∧: : : |:.:ﾉ:ﾘ　 　 　 丶　＿　＜:..:..:..:..:./:..:/ !:..|:.|
　　　　　 /:/　 /:/: : : :/ |:..∧: : |＞}　　　　　 　 　 !.:..:..:..:..:..:..:./:..:/ /:./ｌ:.|
.　　　 　/:/　 /:/:/: : /　｝:..:八: :|　 i　　 　 　　 　　ト､:..:..:..:..:..:':..:/ /:./ .|/
　　　　/:/　 /:/:/: : / 　 !:／l_:|: l　ﾉ　 　 　　　　　人　＼:.／/:./ /:./＿_
　　 　｛/　 /:/:/＞ ´￣￣ 　　|: |丶　　　 　　ヽ　　　＼　≧'´￣ ￣´　 丶｀￣＼
.　　 　 　 /:/:／　　　　　　　　l::」　 ＼　　　　　　　　　 ＼　　 　 　 　 　 　＼ ヾ ＼
 

　　　　　　　　　　　　　――‐　、
　　　　　　　　　　／　　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　 ／　　　　　　　　 　 ＼
　　　　　　　　′　　　　 ――　　―‐ ヽ
　　　　　　　　　　　　　 (　(::::) )　( (:::)) !　　　　　　　　　　あの子、南蛮人相手に値切ろうとしてるのよ？
　　　 　 　 　 |　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |
　　　 　 　 　 |　　　　　 　 （ ＿人 __）　|　　　　　　　　　　 怒鳴ってる相手に引かずに淡々と値切ってるの。
　　　 　 　 　 |　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 !　　　　　　　　　　頭抱えて助けてあげたら懐いた。
　　　　　　　　∧　　　 　 　 　 　 　 　 ′
　 　 　 　 　 　 ∧　　　　　　　　　　 /
　　　　　　　　 ／丶　　　　　　　　 ｲ、
　　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　　 　 ＼
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大鳳
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,rｭ‐‐…‐- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／: : : : : ｀ﾞヽ: : : :＞､_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／: : : : : : : : : : : ヽ: : : : :.｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /: : : : : : : : : : : : : : :ﾍ: : : : : : :.i
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∥: : : : : : : : : /／: :＞┴―-=ﾐ〉
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ′: : : : : : : : /: : ／　　 _,，--=､,＞＿，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{: : : : : : : : :./:／ 　 ,ィi「:::､::忻､:::::､＜　　　　　　　　　　会合衆に名を連ねる堺でも有力な豪商。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〈ヽ:__:ノ: : : :,∠､_,ｘjI斗ﾐー'"ﾋﾘ｛:::::::::ヽ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝァャｭ: :_ﾉ::::::::::ｨ忻::jﾟ　 　 ､゜ !ﾊ:::､:::::}､:〉　　　　　　　  数え年で13歳ですし丁度良いと思います♪
　　　　 　 　 _,.． -‐＝＝―-．._　　　　　 　 　 ｀ﾌ=‐‐く:::::::::､:::::ヾｰ"　　__， ,小|i:::i､/ /
　　 　　 ,。'´: : : : : : : ＼: : : : : : ｀ヽ、 　 　 　 　 {::｣Ｌ::{::::::::::::ヽ:::::厶.　 `ｰ' ｲ::::::jﾘ::}　　　　　　　　　　  秀吉様のお力になりますよ？
　　　xィ: : : : : : : : : : :／＾ヽ: : : : : : : ＼ｰ-----≦‐､ 八;:＼_:::i::Y::::ﾊ¨フ＜<;ﾉ､ﾉ`“
　　/　＼_: : : : : : : ｱ　　 　 ＼: : : : : : : ヽ: : : : /: : :.}　　 ｀!ｰ｀j:::}::::ト}.Υ }＼
　　V　　　｀¨¨ヽマ　　　　　　_,＞､: : : : : : : : :.i : : : j 　 　 l、 〈:ﾘ V ‐ノ! 1: : :＼
　. 　ゝ､__　　__,／　 _､+''"~￣: : : : ｀ﾞ'＜_: : : /: : : / __　　.} ｀ー､_　_{ .j r|: : : : : ヽ
　　　　　 ￣　　,.ィ ´: : : : : : : : : : : : : : : : ｀ﾞｰ: : : 〈 (__)　 /　　 l　~/ ∥U＜: : : : ∧
　　　　 　 　 ／: : : ;．-―……‐-ミ_: : : : : : : : : : : ￣ フ′　 .ﾉ　/ ./｢/　　｀ﾞ'＜: : :＼
　　　　　　,ｲ: :,ィi〔i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＞＝--ァ'ー--ミ_: : : : :ノ　 /　　　　 ,ｲﾚ'　　 　 ,ノ: :＼ : ﾍ
　.　　 　 /:,ｨi{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｱ¨´　　　 ノ　　　　　/_`ー'　 ノ　___ムイ 　 　 　 ／!: : : : : ヽ: ﾊ
　.　　 ／ｲi:i:i:i:i:i:i/=､三ｲ　　　 _r'´　ゝ､_　 ,ノ｀ﾞゞ==＝ァ彡ｱ{ﾄﾊ　　　　　{　∧: : : : : : : :ﾉ
　...　/:/i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ/　　 ./ !　 ／　　ノ　 　 ／　／　　/ 〈_,ノ{i､ Vく　　　　　 ､　 ヽ、: : :.／
　　/:/i:ｉア'"￣ 　 　 .i=ﾊ ‐ァ"ﾌ´　　 ,ノ 　 　 　 ／　　 i　ﾊﾍ_〉┘　　　 　 ヽ　　`ｰﾌ′
　 //ア´　　　　　　　{ニ,>'　/ ／|　/ 　 　 　 ／　 ／ ｲﾚ!V ｀ニつ-､　 　 　 ｀ ー'"
. ∥´　　　r‐―---‐┘"　　Vィ´｛/　　 　 　 　 ／ 　 ノi八　 __ 二ﾆつ
　!}　　　 r―｀¨~_，　　　　 /ニﾐh､_　　　　 　 ノ-‐≦ﾆﾆ!、ヽ ( ｀ー=ゃ
　　　　　 ｀￣ ／,ィｧ　ｨ= 、Vﾆﾆﾆニ≧=≦｢｢ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∧ ∧)
　　　　　　 r'_／ ./／ ∨ﾑ. Vﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{ﾘミ､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆi、
.　　　　 　 　 　 〈/　　 .Ⅷ=`ﾞ=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ}Ｖﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二ﾑ
　　　 　 　 　 　 　 　 　 Ⅶﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二{　寸lﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ∧
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 Ⅶﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二!　 寸ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二∧
　　　　　　　　　　　　　　 Ⅵﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ!　　寸ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=ﾑ
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 Vﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二!　　　寸ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∧
　　　　　　　　　　　 　 　 　 ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}　　 　 寸ﾆﾆﾆﾆﾆニ∧
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　撫子
 

/:.:.:.:.:.:.:ハ:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:./　/:.:.:.:.://:.:./　　}:.:.:.:.:.: ハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.ヽ
.:.:.:.:.:.:/　　∨.:.{{__j:.:.:ムイ:.:.:.:.//:.:./ `ｰ/:.:./:./＿_}:.:|:.:.}:.:.∧:.:.:.:.:.:.:.
.:.:.:.:.:.{　 ｡o }:ト厂_孑＝ミ￣´　￣　　　Lノ孑==ミ勹イ:.:/　∨:.:.:.:.:.
.:.:.:.:.:..`..ー.:’:{,イ' 〃￣ミ.｀ﾄヽ　 　 　 /ｲ〃￣ミy ヽV:.:.:廴 ﾉ:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i:.:小{　{ｎ(:::::)､i} 　 　 　 　 　 {ｎ(:::::)､i}　}/}:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:　　　　　　　　　　　　一万貫積んでも
:.:.:.:.:.:.:.:..:. ∧ :|ミ. 乂＿ シ　　　　　　　　乂＿シ ノ,./: :/..:..:..:.:.:.i.:.:.
.:.:.|i:... : : : :小: :.　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /: :/: : : : :..:.i|:.:.　　　　　　 　 　 　 　 引っ張ってくるのは極めて難しいかと。
:.:.:|l:. : : :|: : |∧ ∨///　　　　　　　　 　 　 //// /: :/}:| : : : : : l|:.:.
.:.:.||: : : : , :小　ー　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ムｲ 八 : / : : .;l.:.:.　　　　　　　　　　　　 南蛮からなら・・・なんとか？
廴ﾄ､: :.|ハ: {∧　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ..:::::} :/: :}: :/;:.:.:
｜::::￣|: : '; ∨:＼　　　　 i⌒ ー‐一 ⌒i　　　 . イ::::::/ /: : 厂/:.:.:′
. V:::::::∧: : {￣;くヽ＞　 ..　_､　　 　 　 ノ‐ｧ≦ ／入ムｲ: :/::ノ:::::/
　 V:.:.:.:∧: :∨　 ＼＼ 　 　 ヽ￣￣/　／　／／　 ＼/: /:/::::::/
 

　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /|　　 ,. -─　､
　　　　　　　　　　　　　　　　　/ .l　／　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　 ／ .:/,.zﾔ}　　　　　 　)
　　　　　　　　　　　　　 .／,＞''"　.／_,.斗 ―- .、
　　　　　　　 　 　 　 γ:／　 ,..r:彡'":::::::::_:::::::::::::::ミ:x
　　　　　　　 　 　 　 / 　 :／／::アｰ::＜:::::ヽ:::::::::::::::｀ヾ、
　　　　　　　　　　　/　　 :{../:::::/:::::::::::::::ヽ::::::ヽ:::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　 　　f　,ｲ:.　V:ノ}f::::::::::::::::::::::V:::::::V:::::::::::::::::,､V
　　　　　　　 　 　八 ヾ　／ ノ:l::::::::::::::::::::::::l､::::::::V::::::::::::/::::＼､
　　　　　　　　 　　,ム :/ :rｲ:::::l:::::::::::::::::::::::::! V:::::::V:::::::/lヽ:::::ﾊヽ
　　　　　　　　 　 〈.....〈 .:/.|..V:::V::::::::::::::::ィ ｢￣ﾏ:::::V, -､:l:::〉::::ﾊ }
　　　 　 　 　 　 　 V.〈.V....!..ﾍ斗‐ ､::::::::::::/ィ炒了::::V ) }:l/::::::::ﾊ　　　　　　　　　　　　　頓智や絵巻物の暗喩とかで御座いますか？
　　　　　　　　　　　 ヽ.＼_|......〉:lィ之＼／　 　　 !::::l::V./::|:::::::::::::l
　　　　　　　　　　　／.｀|:::|...〈v:::l:.　 ／!　　　　 u|::::ll:::l'::ノ|:::::::::::::l　　 　 　 　 　 　 　 　 こう、書から登場人物を出して見せよみたいな。
　　　　　　　 　 　 〈........j:::|／:::V:ﾄﾍ　　　、 　 　 |メ l::｢　 .|:::::::::::::l
　　　　　　　　　　　.＼7::::::::::::::::ヾ　ゝ　　｀　　 ／　 .l:!＞''''＜::::::::l
　　　　　　　　　　　　.7:::::::::::／ ￣ ｀ヽ ≧ｰ イ　　　,.l!　　　　ヽ:::::l
　　　　　　　　　　　 .7::::::::::/　　　　　::､`ｰ‐ 7　　／,: !　　　　　V:::V
　　　　　　_vァ'"V　7::::::::::::{　　　　,: 　 ヽ　 _. + ´　 ;:.　　　 　　 }::::::V /`'くヽ
　　　　　_,{ {ケ(ヽ〉.7::::::::::::::}　　 ,.:　　　　｀　　　　 　 v　　　　　.ﾊ:::::::／)ヽ｣.｣7､
　　　　 ゞ'.ｹ／　| /:::::::::::::::,' ､／　　 　 　,.　　　　　　 :.　　　 　 ﾊ:::::∧:. ヽ　Ｊ.ゞ
　　　　　./ f　　//:::::ﾏ寸_j.ィ´　　　　　,.:　　　　　　::. .:i 　　,.斗ｾ__:::::∧ 　 } ヽ
　　　　 八　:.　〈'::::::,.+'"´　　　　　　 , ,　　　　　　　 :〈:｣z≦斗 ''"　V::::::〉、'　 ﾙ
　　　　 　 ヽ　 __>'´　　　　　 　 　 :／　　　　　 _,＞彡 '"------- ∧,.' 　　 /
　　 　 　 　 ,>' .|.{ 　 　 　 　 　 .:／　　_,..斗ｾ彡 '"------------_., '　　 .,ｲ
　　　　　／{--∧V　　　　　. . :/ ,＞彡 ''"----------_,.斗ｾ''アｧ'" 　　,ｲ::::V
　　　 ／::::∧---ヽヽ　 . . : : : :{,ｲ／-------__,.＞ｾ'ア///＞ｸ./::.　 　/､V:::::V
　　／::::／{/,ヽ---` ミ x: : : ／／----／￣//////,}/ ／/,/./{:::.　　/　} .V::::::＼
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　　　　　　　､,,,,,,/　/ /　l　　　 l　 ヽ_L..;;;;;;;;､;:,
　　　　　　　 ﾞヾl　 l　l　│l　　　l 　 l｀ﾞヾ:;;;;;;,;;',,,,
　　　　　　 　 ﾞヾ　 l _l　 __l 　,　l__ ﾘ　 l　 ﾘ;;;／
　　　　　　　 ､=ﾍ　ヽ ￣　ヾ〃　 ￣ /　　/: :｀: :>
　　　　　　　　＼ｿ､　 ﾞ＝＝　　 ＝＝/／;)~｀ﾞ´i　　　　　　　　　　一つ、申し上げますが・・・
　　　　　　　　　 ﾉl ~Tl 　 　,　　 　 ´l　 lｿ　 l　 l
　　　　　　　 　 　 l　l ゝ､　　r-､　　_ l　 l l l　 l　l　　　 　 　 　 　 全ては教養が物をいうものかと。
　　　　　　　 　 　 l ,:l　 l:::ﾞ　､￣　'",,.l　ﾘ-､l 　 ､ l
　　　　　　　　 　 //:l　l／;;;;l l／／;l　ﾘ:: :ヽ 　 ､ﾑ　　　　 　 　 　 人々は古来から所作の美しさを尊びます。
　　　　　　　　　 /: :, ﾚ'/;l;;;;;l'／';;;;;,'レ'::::／;;ヽ　 ､ﾑ
　　　　　　　　　／:/: /;;;l;;／: : :／': : :／: :'　 ＼　 ﾑ
　　　　　　　　/: : /::/ﾞﾞ;／　 ／ /: : :/: : :'　　／;;､　ﾑ
　　　　　　　 /::::/:::/;／;___／　/;; ::/: : ,　 ／　ﾞﾞﾞﾞ;;　 ﾑ
.　　　　　　 /..:::/::/ﾞ;;ヾ≡≡-/~: :/:: :. .／ ﾘ　　　 ﾊ　 ﾑ
　　　　　　/ : :/: /;;;;;;;;;／: : /: : :/:: :／　　'　　　　　l 　 ﾑ
 

　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　武芸百般って
　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（●） 　＼
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ある意味では教養の類にならない？いけない？
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／
　　　　　　　 　 ／　　　 　ー‐　　　　＼
 

　　 l;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;／;;;;;;;;;ｲ;;;;;;;;;;ｲ;;;;;|;;;i;;;;;l;;';;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;l∧
. 　 l;;;;;;;;;;;;;;';;;;;;;;;;;;;;／;;;;;;;;／. ';;;;;;;;/ l;;;;;;|;;;l;;;;;l;;;|ヽ;;;;;;;;;;;;;l;;;i;∧
　　l;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;／　 /;;;;;;/　.|;;;;;;|;;;l;;;;;|;;;|;;;';;;;;;;;;;;;;i;;;';;;∧
.　 l;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;/;;;;;;;;/　　 /;;;;;;/　　|;;;;;;|;;;l;;;;;|;;;|;;;;;l;;;;;;;;;;;ﾄ､ヽ;∧
　 l;;;;;;;;;;;;;;i;;;;;;;;/;;;;;;;;/　 　.〉;;;;/　　　i;;;;;;l;;;i;;;;;|;;;|;;;;;;|;;;;;;;;;;|;;ヽヽ∧
.　li;;;;;;';;;;;;;';;__ム-‐/`　　/;;;;/`ー―ﾑイﾋｨ-;;|-|;;;;;;;|;;;;;;;;;;|;;;;;;ヽヽ'､
　l;l;;;;;;;ヽ;;;;;';;;;ﾋｨﾆュ､　 /;;;/ 　 i"ｧﾑヒ三ヾく;;;;l;;;;;;;|;;;;;;;;;;|;;;|;;;;| ﾄ､;;ヽ、　　　　　　　　利休様に頼んでみましょうか？
. l;;i;;;;;;;;;;ヽ;;;ヾﾍi;;;;;トﾘ` ''"　　　　"弋:::;;;;;;ｿ |;;ｲ;;;;;;;|;;;;;;;;;;|;;;||;;;| l;;;;;ﾄ､;;ヽ、　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　泣きながら勘弁してくれって言われたお。＞
.l;;;ﾊ;;;;;;;;;;;;ヽ;;ヽ､`＝"　　　　　　　　､`___", l;;;;i|;;;;;;|;;;;;;;;;;|ヽ||;;;| l;;;;;|　｀ー｀´　　　　　 えぇ・・・（困惑）
l;;;i　',;';;;;;;;;;;;ヽ;;;ヽ//　　　 ,　　　　　　/ /　l;;/ |;;;;;|;;;;;;;;;;|　/ヽ| |;;;;;|
ヽ;;ヽ',;;';;;;;;;ヽ;;＼;;＼　 　 ､　　　　　　u.　 ﾑ' ,ｲ;;;;|;;;;;;;;;;|　,'　　ゝ、|
　 ＼;',;;';;;;;;;;ヾ、;ヽﾍ　　　　　＿　　_　　　 ／ |;;;,'|;;;;;;;;;| /　　/　　＞ 、
　　　ヽ,;;';;;;;;;;ヽヽヽ、＞　、　`ー一´　＜　　 |;;/.|;;;;;;;;|./　　/　　　 　 ンl
　　　　 ＼､;;;;;;ヽ ＼＼　 　 ＞-　イi　　　　　ﾚ　|;;;/"/　　/　　　　//　ヾ、
　　　　 　_ンヽ;;;＼ ＼＼　　 　 　 | l　　　　 /　.|;/　/　　/　　　 //　　　 ヽ
　　　　　 i　　ヾ ､;;;＼ `ｰ｀　　　　 ト|　　, -/ 　 ﾚ　/　　/　　　/ /　　　　 ﾉ
　　 　 　 {　　　＼＼;;＼　 　 　 　 |）　_, -/　　　 /　　 /　　 / /　　　　 /
　　　　 　 ヽ　　　＼ `ｰ｀＞　　　　|｀ｰ'　/　　　/　　　ﾑ＜＞ '　　　　 /
　　　　 　 人 l（ヽ　　｀　 　＜　.＞､|　　ﾑ‐''''ﾆ/　　 /-‐''''　/　　 |_,,,,,ム
　　　　　 {　 ト'､　ヽ　　　　　　　　　|　ム-‐"/　　/　　　　/　,　＜`　＿}
　　　　　rへ 　 ヽ　 ＼　　　　　　r――--／　／　　　　　／　　　　　　 }
 

　　　　　　　　　　　　 　 「ヽ　　　　 ハ
　　　　　　　　　　　　　 /　;　　　　,' 　|　　　　　　_.．-‐=‐-　_
　　　　　 　 　 　 　 　 /　/　 　 ／ 　 |　　　_､‐''゛　　 　 　 　 `､
　　　　　　　　　　　　/　/　　／　　　/--- /:／ 　 　 　 　 　 　 ﾞ:,
　　　　　　　　　　 ／ 　 }-／　　 　 /:::::::::::‘,{::｀ - _　　　　 　 　 }:'，
　　　　　　　 　 ／　　　／ 　 　 　 /::::::::::::::::｀::::_´::::｀`ヽ、　/(__ノ:::}
　 　 　 　 　 ／ 　 　 　 　 　 　 . :/::::::::::::::::::::::::"::::-::::::::: `､ ｀ ｰ‐ ´
　　　 　 　 /　　　　　　 　　　. : :/::::::／::::／⌒::::::::＼ ::::::.. ﾞ:,
　　　　　　;　　　　　 　 　 　 . : ｛::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞ:,::::: 　ﾞ:,
　　　　 　 ｝　　　 . : :／}　　. : :｛::::/::::::: 　 ::::::::........　　　 　 　 ﾞ:,
　 　 　 　 ｝ 　 . . : :/／　　: : : : ＼／l 　:::::::|:::::::::|:::::::::::|::::::::|:::: ﾞ,
　 　 　 　 ｝ 　. : : /'"　　　　　　　　 /::::::::::「l:::::::::|:::::::::::|ヽ:::::|::::: l
　　　　　/　　　　　　　　. : ＿＿__／:::::::;;|::l |::::::::|:::::::::::jI斗- :::::::|
　　 　 ..ｲ⌒^'ｰ ､: : : : : :／::::::: l::::l :::|::::/ |::|_'，::::|:::::::::/　 |::::|:::::::|　　　　　　　　荒くれで有名な湖賊すらも
　　　〔:ｉ:|　　 . :_､‐''゛|Τ:::|::::|:::::l::::l::: |＞'ﾞ´:「 ‘,:::l::::::::/,ｨｾ^i彡::::::|
　　　 ヽ!　. :／ :ｉ: | :i| |, -|::::|::::::::::|/ |_｣ＬＬ｣_　ヽ!::::://:rﾘ ;::: |:::::::|　　　　　　　　名を聞いただけで逃散する始末。
　　　／L／:〈＿　| :i| {　 |::::|::::::::::|,xf"斤芯 　 /:::/〈ゞﾟ'’ ;:::::|:::::::|
. 　 /i:i:ｉ/::::::::/ｉ/Ｔ　:i| |＼|::::::::::::::⌒ヽ,Ｖにﾉ　/／⌒｀、　;:::: l:::::::|　　　　　　　　 織田で鳴らす武辺者と・・・はい。
　 〈:i:i:/::::::::::|:i|::::|l　:i| |⌒|::::|::::::::人　　　 　 ／　　　　　/|:::::|::::::|
　　｀/ ::　 ::∧∨|l＼__|　 |::::l::::::::::l^＼ 　 　 　　＿　　 ｲ::::::: |:::::|
　　/ .:　 .::::::::＼,,ｊ　　　 /l_/l::::::::::|｀:..　　　 ー´一' 　４:|:::|:::::|:::/
　,/ .'　 .::::::/::::::/　　　 ´ 　 ‘,::::::::|　::::｀ : . . ＿＿／V/}:::|:::::|/
,/ 　　.:::::::/::::::/　　 ／　　　 ‘,::::::|　　 /　　 /　　　 ∧ }::::::/
　　 .::::::::/::::::/　 ／　 　 　 　 ‘,::::|　 .:'　　 /　　　 ,/　l }:::/
　 .:::::::::/::::::/ ／　　　　　　　　 '，|　　 　 / 　 　 　 　 | !/
. .:::::::::/:::::::／　　　 　 　 　 　 　 ＼ ＿　 l　　 　 　 　 |/
.:::::::::/:::／ 　　　　　　　 ＿＿　-　 ＼　　　　　　　　　∨
:::::::/／　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼　　:.　 　 　 　 ＼
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　〈 {　　/／⌒ゝ､
　　　　　　　　　　　　　　　 　　, ⌒Y⌒ヽ´
　　　　　　　,　 ´￣｀ヽ　 ＞ 二ゝ' 人_‘ｰ'二 ＜　 ／￣≧s｡
　　　　　 ／　　´￣ ヽ}´x彡 ' ¨´/ 　 ヽ｀¨　 ミx｀{ , =ﾐ　 　 　 ヽ
　　 　 ／　　／,　⌒／／/　　 / /　　 ‘.　　　 ＼ヽ ‐ ゝ、　 　 ﾑ
　_　イ　　／／　イ/／　.′/　{ .{　　　　}　　 　　 ﾏﾑ｀ヽ　　　　 ﾑ
　｀フ　　´　´／　,/´/　 　 .{　 　 !　　　　　　　　　　ﾏﾑ　　　　 　 .ﾑ
＜ ＿,ｨ　_／　／/ /　　 |　|　　　　　　　　ﾄ､　　　 　 ﾏト ､　　 ､ ＿ ＞
　　　 ´∠.　イ,ｨ;′　　　ﾊ_ﾊ_{_　‘.　　 /|_j..._＼　}　　　ト､‘.｀ ｰ　ゝ　　 /
　　　　　　　//;l　 |　 | '´ ヽl.}ハ　‘.　/ ﾚ　　 ｀ヽ.!　 ! | l;;ﾊ‘.　　　　　 /
＼.　　　 　 ﾊヽ| 　|　 |´　, =x､　＼ {'　　 ,ｨ=ﾐ. 　 }　 }│|' / ‘.　 　 .／
　 ＼　　　/　V| 　‘.　{〈 ん::ﾊ }　　｀　　 {ん::ﾊ｀/|　./│|/o　‘.　／
　　　＼ /　 o ‘. 　 ‘. l ｀ゞ=ﾟ'丿　　　　 ‘.ゞ=' ｲ/,ｨ/　 ! l　 o、‘.　　　　　　　　　　　　　　その子らの面倒を見なさい。
　　　 　 | /∥　‘.　 　｀ ゝ ￣　　　 '　　　 ￣ ム /|　 /ﾘ　 l‘:ハ}　　　　 　 ／
　　　　　l{ ∥{.　 ‘.　　‘. 　 　 　 　 __　　　　　 /´ } ./ /　/} ﾊ:.´　　　 　／　　　　　　 　 秀頼。
..　　　　　//　＼ﾄ‘.　 ､　 ､　 　 丶::::ノ　　 　 ｲ／| / ム' 　´　:::.、＞　´
＼.　 　 /:/　 　 　 ‘. ‘.ヽゝ〕is｡　　　 　 ｡si〔　　,.//　　　　　　 ﾏ:ヽ
　 `　ｰ/:/-　 ＿＿　＼ﾄ ､,.　‐'ﾐx｀.=.´彡ｰ ,　´∠/　_　＞　´ 　 ﾏ:::＼
.　 　 /:/　　　　 ＞ ‐｀ヽ　　｀ヽ　 ｀Ｔ´　／　　　 /´￣ ヽ　　　 　 ﾏ::::ﾑ
　 　 .:/　　　　/ 　 　 　 }　　　 ﾑ　 ||　/ 　 　 　 {　 　 　 ∨　　 　 ﾏ::::ﾑ
　 　 :′　　　.′ 　 、　 !　　　　 ﾑ |l /　　 　 　 |　 /'　　 .∨　　 　 ﾏ::::ﾑ
　　 }::!　　　 ,　　　　ヽ　l　　　　　／＼　　　　　 l　 {　　　　　　　　　 　::::}
.　　{:::. 　 　 {,ｨ=､...._ }‘ i!　　　　　＼／　　　　　 |　‘rー= -:ｨ　　 　 　 ﾏ:::
.　　|::::.　　　{;;;;;;;;;;;;;;`l :│　　 　 　 <> 　 　 　 　 | }　〉;;;;;;;;;;;;{ 　 　 　 　 :::|
.　　l:::::.　 　 };;;;;;;;;;;;;;;;{‘､!　　　　　　　　　　　　　 |ﾉ　};;;;;;;;;;;;;;j　　　　 　 l:::|
　　‘::::::.　　 `rｰ-- ‐ﾍ ‘.　　　　　　　　　　　　　;′ {´¨`ﾞ ｰ{　　　　　　::::|
 

　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（●） 　＼　　　　　　　　　　　　そうだよ（便乗）
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／
　　　　　　　 　 ／　　　 　ー‐　　　　＼
 

　　　　,｡s≦: : : : : : : : : : : : : : : : :｀: .､ ≧s｡
　　 ／': : : : : : : : : : :/￣＞: : : : : : : : :＼　　｀　､
　／ /: : : : : 　 -‐―{　 {, - ｧ ―＜: : : : :ヽ 　 　 ＼
´ 　/: :＞ ´　　 , --､lr ‐ ＜　　　　 ｀　＜: ﾏ　　　　＼
　 /／　　　　　(__j　 }　(_ ﾉ_ー- ＜　,　--｀ ﾏ　　　　　ヽ
. /　　___　 ,｡s≦ __ 人 ＿_　　≧s｡ /　　 　 ｀　､
/ ／ 　 ／＞ ´　 　 　 　 ､　｀`　､　＼ 　　　　　＼
/　 　 /／ 　 ′　　 　 　 ‘.　　　　ヽ､ ヽ　,ｨ　 　　 ＞
　　 ./´　　　l　　　　　　　　l　　 　 　 ヽ二ノ　　､ __ ｀¨フ
　　/　　　　 {　　　　　　　　|　　　　 i!　ﾏﾑ､ 　　 ＞￣´
　,ｨ 　 　 　 ハ　　　　　　　ハ　,}　　 i!　ﾑ- ､｀¨´＼
´　{ l　　 | _|_,.斗'　　　 ｀ ＜ _}/_!　　 l 　 i!､;;;ヽ　 ヽヽ
.　 | i!　　ﾄ､{　　＼ 　 ,ｨ／　　　│ 　 ′　i!;;;ﾏ;ﾑ　 .ﾄ､}
. 　ﾄ､l､　 i! T示うl ｀´　 f｢示てl¨|　 /　 　 |;;;ﾉ;;r} 　 }　　　　　　　　　　　　（囲い込みに利点以外）ないです。
　　､|　＼ヽ ゞ=ﾟ'ﾉ　 　 　 ゞ=ﾟ ' ム '　　　 .|;{⌒/　 /　　 ／
｀ ＜|　　 T｀ ￣´　 ､　　 ｀ ￣´ .|　　　 　 }ゝ' ○ /＞　´
　　○　 (　 　 　 　 　 　 　 　 　 }　　 /　/ ／レ○
　,○ ﾏ　 〕is｡. ＿_　-‐　 __..｡s≦ 　 /レ' ´　　 　ﾏﾑ
//　　 ﾏ　　{ ,　´l ヽ｀T´／　//　　/´　　　　　　　ﾏﾑ
　　　 　＼ _ゝ　∥　 Y´　 ＜´__／ ヽ 　 　 　 　 　 ﾏム
　 　 　 　 /　　∥　 ハ　　　|　 r=≦`'¨ヽ　　.　　 　 ﾏ:ﾑ
 

　長浜で名の知れた十ヶ寺、関係を深めたい堅田衆。
 

　　 堺でも名の知れた会合衆との縁が出来たのは
 

　　　　　 秀吉にとっては利点以外無かった。
 

　　　　　　　　なお、本人の要望は至極簡単で難しいものとする。
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／￣￣￣￣≧=- 　_
　　　　 ,　-―- ､　 , -‐=ﾆ ¨ ￣ ≧ｰ ､　　　／　　 _＿__＿__＿＿＿＿｀_＿､
　 　 ／／´￣｀　ｰ'　　　　　　　　　　　＞-<　　　≠´　ヽ　　　　　　　　　　　　｀
　　/／／　　　　　　　　　　　　　　 ／´＞.クﾊ≦　_＿ヽ.!
　　'ﾟ ,:'　　　/ 　 /　,　/　　　　 　lｒｲ､ﾊz_xｲ/ .i､　　　 　 ｀
　/ / 　 　 / 　 /　,:' /　 |　 　 i:　!　　ｌ.!　｀ヽ ﾉﾊ＜　　　　　ゝ､
　　.　　　 /　 i i 　:| .' 　.i.! 　　 |,_j＿__ﾘ　　 彳 ,:l 　｀ー＜　　　＞ ､
　 .'　　　 i′　.:!　 j_jl＿:!|ﾍ 　 :k二￣￣｀ヽ　}ｲ j　　 　　 ｀ ＜　　　＞ ､
　 i ,1　 i｜　　 :≧iﾆil￣ﾘ iﾟ:　 ,'ｻ´__ﾆﾆ.._､ 　ﾚ<ﾊ　　　　　 ﾟ:､ ｀ ＜　　　＞
　 l,' i　 |N　　 彳､ハ!V,ｲ_.!i　/　孑埓弐ﾊﾘ 　/｀iN　　　　　　ヽ 　　｀ ＜_＿≧ｚ _＿__
　 !　!　:i !､　　 ヽﾊ斗孑ﾟ抃r'　　　 ヴ::::;!;l!　 k l .! 　　　　　　　 ﾟ:､　　　　　　　　　　　　　　　見た目→◎
　 　 :　,ﾄ! ヽ.　li liヾ 夊 ::;!li !　 　 　 ゞﾟﾞ´¨　,ﾊ　 ハ
　　　V | | ｌ! ﾄ､|N､　 ゞ'"ﾟ´ﾞ　　}　　　'i/i/'　汁､'　 ﾟ､　　 　 　 　 　 ﾟ':､　　　　　　　　　　　 　 武勇→類まれなる才
　　　 ｀.| !ハ{　ﾟ':､ヾ!v/i/i　　_,....　-r　　　.:'ノﾉ 　 　 ﾟ':､　　　　　　　ヾヽ
　　　　 ､ 　 　 　 У癶　　　 ヽ､_ ノ 　 ／ ヽ≧x　　　　 ﾟ':､　　　　　　｀ﾟ':､　　　　　　　　　　  政→普通に出来る
　　　　　　　　　<く /ｰｔ≧=- ､ 　　 ,. ｲ　　　　 ﾘ　　　　　　ヾ　　　　　 　 ヽ
　　　　　　,　て￣Уノﾍ.＿.ノi ｀ ¨´ 　ﾄ-ー＜ｆヘ　　　　　　　ﾟヽ　　　　　 　 .　　　　　　　 　 謀→勘で回避する
　　　 　／孑 廴＿>､_.ノﾍ　　　.._　　 lー=ミｖﾞ､　ヽ､_＿ 　　　　 ﾟ':､　　　　　 ﾟ':､
　　　_,ﾉ'´ ￣ ,ノ　　　ヽ､　>ﾍ孑ｰ≧-､ﾒ､_rvヘ ｰｆ､＿　ゝ､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　性格→稲姫と誾千代と巴御前を足して1.3で割った位
　ｒ'´-ｲ┴―ｆ'´　　　　　ヽ<´ ＞≧=-´ Y¨｀ーミノ　　ヽ､_ ,ゝ､
　},ｲ´れー ´　　彡:ﾍv'　 ｀ヽv＜　　　 N､.　　 { ｀ー＜　 ヽ､_,ゝ､
　メ､≦　　　　 /,ｲ:.:./.:　　　　　 ヽ､/　!､ハヽ､/　　　 ｀N:.:..ヽ､_ j
＜　　ﾍ:.:.:.:.:....ハ:.i:.:.' .:.　　　　　　　 ヽ　ヽ ヾヽ｀ヽ..:..::.:..　Y.:.:.:.＞､
　 ヽ<／>､_:.:ｲ　｀i:..l .:.:.　　...:..::.::.::.::.::.ﾘ＿ｊ　 Li＿{:.:.:.:.:.:.:.; !:.／.:.:.: ヽv
　　　 >_/ 　 　 　 ﾞ:.ﾟ､ :.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀.:'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::;ﾟ<ヽ､:..　 Y
　､／　　　　　　　 ﾟ:.:.ﾟ:. .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.ヽ.:.:.:.:メ､:.:.:.:.:　>'´ ヽ
　 ヽ　　　　　　　　 ﾞ:.:.:.. ﾟ.':ｰ-ｯﾟ..:.:.:.:.:.,彡イ'´.:/.:.:.:..弋f'　 ヽ､_v'´　　　 ＼
　 　 ﾟ｡ 　　　　　　　N:..:.:.:.:., ''^ー¨　　　,:.:.:／　　　　ヽ　　　　ヽ:._　　　　　v
 

　　　　　　部下からの信頼は厚く、信用は絶対だった。
 

　　　 　百人に聞けば八割が上司にしたいと名を挙げ・・・
 

　百人に聞いても誰しもが嫁として欲しいかと問われ置物と化した。
 

　　　　　　 ／::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::/::: .: .::/;l::::::: :　:: :::::: :: ::::: :::.　 .　 ::. :::: :::::::::
　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::;/:::::::::::;ｲ::..:: .::/'´!::::::: .: :...:::::::..: ::::::...:::.　::. .　 .　. ::::::
　　 　 ,:'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/!:::::::／/::::: .::/　｜:::::::: .::l::::::::::::::::::::::::::: .:::.::::... ::::.　::::
　　　/:::::::::::::::;ｨ::::::::::::::::::::::/-!::::/-､/:::::::::/　　 l:::::::::::::::l;:::::::::::::l:::::::::::.::::::::::::::::::::::..::::
. 　 /::::::::::::／/:::::::::::::::::i:::/ _」::/　 /::::::::/　 　 |:::::::::::::八::::::::::l:::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::
　 /::::::::／　/:::::::::::::::::::ﾊ/ｒ'"l/ﾆ;ﾐ/:::::::/　　　 |:::::::::::;'＝l:::::::::l:::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::
　/::::／　 ,:':::::::::::::::::::::::l ﾍ　{-‐'´:l::::::::;'　　　　|:::::::::::l＿_|:::::;ｲ:::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::
　::, '　　 /:::::;ｨ::::::::::::::::::|　 ､_'ー-'l::::::/　　　　｜::::::::l,-‐;;!:://イ:::/:::::::::::::::::::::::::::::::::　　　　　　勝吉・・・は無理か！
　'′　 ,:'::／/:::::::::::::::::::{　　　￣｀l::::/　　 　 　 !::::::::l-‐'´l/　ﾐ/:;ｲ:::::::::::::::::::::::/::::::::
　　 ／／　/::::::::::::::::::::::', 　 　 　 l::/ .::::/　　　 |:::::::lゞ-‐'_　 /'´/／::::::::::::::::∧:::::::/　 　 　 　 アイツの旦那っていったら
　／'"´　. ,'::::::::::::::::::::::ﾄ;:',　 　 　 l/ 　 ,　　　　 l::::/　￣　　　 /´::::::::::::::::::::/ ﾉ:::::/
　　　　 　,':::::::;::::::::::::::::',｀ヽ　　　 　 　 ' 　 　 　 !:/　　　　　／:::::::::::::::::::::::/, '::ｌ::/　　　　　　　熊か猪でも連れてきた方が良いんじゃね？
　　　　　,'::::::/ｊ:::::::::::::::::ヽ　　　　ｒ'ﾌ''' ー- 、 　 l′　　　／;;;イ::::::::::::::::::::/'::::/l/
　　　　　l::::/ /;ｨ:::::::::/::::::ヽ　　　Y　　 　 　 ﾞヽ　　　　 '''"´／:::::::::::::::::::::::;:::://
　　　 　 l::/ /''_ｊ::::::;ｲ::::::::;;:::ヽ　　ヽ　　　　 ／　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::ﾊ::!
　　 　 　l/　ｒ'´_!:::/ l::::／!::::/ ヽ　 `ー―''´　　　　　ｒ‐'7:::::::::::::;:イ::::::;ｲ/　l{
　　　　　　　ヽ {l:/　l:/　ﾉ／　　ﾄ､　`－　　　　 ,. イ ｒ７::::::::::／ /;ｲ::/〃　 ヽ
　　　　　　　　', ''　 ´　 '´　　　｜ ヽ､ __,,..-‐'''´　/ //:::::;ィ",ｨ　'7//
　　　　　　　　 '､ ',　　　　　　 , 'l　　　　　　　　 / //ィ''´ ﾚ／ ,ｲ''´
　　　　　　 ,　-‐ﾍ ',　 　 　 ／　l 　 　 　 　 　 / /　く_　　 ７/　ヽ
　　 　 ,.-''´　　　 ヽヽ　　 ∧　　'　　　　　　　/ /　　 /ｨ　 /'　　　｀ヽ､　　　　　　　　　※5秒後に殴られる
 

　　　　　　　　　　　　一番の問題がこの男である。
 

　　　　 　　　　好みを聞いても暖簾に腕押し、どこ吹く風。
 

　　　　　　 　 その癖、婚姻関係の話は毎日届くという始末。
 

　　　　 　 　 　 　 　 ___＿____
　　　　　　　,. :-＝´‐_‐_-;- ､.ヽ
　　　　　／"´　　 _`ﾆ=-､`丶）ﾉ'",.ﾆ=-
　　　　　　　_,.-''"::::::::::::::::::::::::´:::::::::::`ヽ､
　　　　　　ッ''" 　 .::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::: ::::＼
　　 　 ,.-'´:::::::: .:::::::::::::::::::::::::::::;ｨ:::;::::　 :::　:､ヽ
　　　 ／::::::::::::: :::::::::::: ::::;／ 　 |::|,,!:::iヶ;::::::::::::ヽ
　　 ,.':::;::::::::::　.::::::::.:::;∠''''''"　 l:ﾉﾌ仁ﾒ､!::::::::::､:ヽ
.　 /:::;ｨ::::::::::: :::::::::,､ｲ-ｔｯ-　　,'/ -ｔｯ-　i::::::::::;:`iヾ.　　　　　　　　　　でも、俺が織田の家臣ら相手に結婚したら拗れますよ？
　 '／ﾉ;:::::::::::::::::::::| "´￣　 .::::/ヽ`￣ ノ:::::;ﾉ:::ﾄ､!.
　 ィ-イ:::::::::::::::::;､l U 　 　 　 　 '　 ／,:イ´::ﾉ:! '|.　　　　　　　　　　　だからって朝廷関係者を正妻にすれば
　　　　!::::ﾊ::::i´!| ヾ　　　　 _,:.‐.‐ｭ､　　ﾉ;:::/`'
　　　　Ｖ　ヽ:ヽｿ､　　 　　　　￣　 　 クｲ/　　　　　 　 　 　 　 　 　 羽柴は織田以上に朝廷と親しくなって
　　　　 　 ノ,ｨ;::::::::ヽ､　　　　　　　／ｨ_' ´
　　　　　　　 _,.｀＝',　 ｀ ` 'ー-‐''l/"7'　　　　　　　　　　　　　 　 　 主従の関係が面倒になるじゃないですか。
　　　　　　く{"　　 '´!　　　　　 　/'〉 }　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ああああああああああああああああああ・・・＞
　　　　　 　ヾ.､　　　 l　　　　 ,. /" ,.'-------- ､..＿__
　　　　　　　　ヾ､　 r'ゝ､,,.／　/'／　　　　　　　　　　　￣｀ヽ､
　　　　 　 ,.-''"｀|} /{　 -'　 ,.-'"|　　　　 ／ヽ ─- ､ 　　　 ／｀i
　　　,. ‐'´　　　/￣￣ヽ／'"´　|　　　／　　　　　　 ヽ　／　　 |
 

　　　　真とて頭が回らない訳ではない、むしろ回り過ぎる故の事である。
 

　　　　　　　　　　 　 　 　 __,.-ｧ＝‐-､　 　 ／＼
　　　　　　　　 　 　 ／￣／/´ ,.＞ '´￣／ 　 __ ＼　　　　　 _.．-‐､‐､
　　 　 　 　 　 　 ／　/´/! ,ﾚ ´　　　 ／　 ／´ﾞ゛ヽ　ﾏ´＞ﾆ-――--ヽ ｀ヽ
　　　　　　　　　∧､ ,{　,'ﾉ'´　ﾆﾆﾆ／　,　´　 ／　￣｀´゛＜＼　　　　　 ‘，　＼
　　　　　　　 　 {゛ Y∧/　.二二／　　.i　　 /　　　　　 ヽ　　ﾞヾ､　　　　　ﾟ， 　 '，
　　　　　　　　　.ノ{　 ,′､ヽ._,ﾆ{/　　/{＼/{ i　;　　i　 　 '，　　 ヽ 　 　 　 ﾟ， 　 }
　　　　　　　　　∨ヽ.{　ヽ.ヽ/ﾍ,′　 { ',_厶ﾚ!/{　i　{　　 ハ ､　､ ‘，　　　　}　　,ﾞ
　　　　　　　　　 ヾ 　!　､ヽ{ -,′､　､ﾞ､ﾞ〈（｡ﾟ}ﾞzヽヾ }　 / ﾉ　!　　､ ',　　　　 !　/
　 　 　 　 　 　 　 ﾄ､､! ､＼', （! i　＼ヾ､　 ¨´　`ﾅｲ'　ｲ,ｲ}. ﾉ　　 ﾊﾘ　 　 　 !./
　＿__　　　　　　　ヾ.ﾍ　＼ﾞヽ.!.l ＼（ヾ､　　　　／イ伝ﾐ7メ､/　/ ｿ　　　　 j.′　　　　　　　　　　余をいじめて楽しいか！？
　}ヽ. ｀ー――‐‐ラ´￣ヽ ､ﾞ,/ ﾄ! ､ ヾ､　　 　 　 　 { ﾟｰ'7 ／ ／　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　正論しか申してないですけど。＞
.〈:.:.:.:.＞:.．:.:._＞‘:.:.＞‐:.ﾊ ﾞj　ﾟ. ﾞ，} ﾞ，ヽ　,.-､ ‐　ノ　フ_．イ　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 そうだな畜生！
　＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／.:.:.:.:.／゛j　八 } j! ﾉ　／｀ヽヽ,　　´７｀ヾ.ｰ､
　　__＞=-―＜:.:.:.:.:.／ 　 l! 　 ｿノ}/　（::::::::::} /　　　ハ､　 ヾ.＼
　 〈:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞‘　　 ,ｨく　´　 メ.　　 ー‐'´　 . イ 　 ヽ.　　}､ }
　　 Y二二ﾆ＞´　　 　 ,′:::.＼　　 .＼　¨　 ／　　　　　　}　ﾉﾉﾘ
　　　　　　　　　 　 　 丿:::::::::::::.＼_ _ﾄ,　ｰ ´　　　　　　　 ﾉ /'´
　　　　　　　　　　　∠ィ=--,､:::::::::∥|,′　　　　　　　　／´
　　　　　　　　　 ／::,〃　 〃`ヽ:::::j|∥　　　　　　 ｀￣
　　　　　　 　 ／.::,ｲ'/　　,'/､j::::.ヽ-'ﾍﾏ‐､_
　　　　　　　/.::::::ﾉ,'/　　 !{ヾ!::::::::::.ヽ　ﾄﾞヾ:.＼
　　　 　 　 /.::::::〈,'/（___）jﾘ､l!::::::::::::::.ﾟ，!｀ヽ_::::〉
　 　 　 　 ,′:::::ﾉLﾆﾆﾆﾞ_ハ{::::::::::::::::.‘，､　　ﾟ丶.
　　 　 　 ,′::::::ﾚﾊl! i l! ! } ﾚ::::::::::::::::::.‘，ヽ　　　 ヽ
 

　　　　正妻に対するハードルが滅茶苦茶難しいの一点であった。
 

.　　　　　 ／イ／:::::::::::::::::::::::::::ｌ::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
.　　　　 〃´./:::::::::::::/::ｌ:::::|:::::::::|:::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　 　 　 /´. /::::/:!/:::ｌ::::ｌ:::::ｌ:::::::::|:::::::::ｌ!:::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. 　 　 　 　 ｌ::/::::ｌ:ｌ::::ｌ:::::ｌ::::',::::::::ｌ!:::::/''ｌ::!:::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::
　　　　　　 ｌ´/:::::ｌ:::::ｌ::::::ｌ:::::',::::::ｌヽ/　ｊ/ｌ::::::::::::::ｌ::::::::::::::!:､::ｌヽ
　　　　 　　ｌ::ｌ::::::::!::::::',:::::ﾄ,:::ﾄ,::::! ,ｨTﾃヾ!:::::::::::::|:::::::::::::ｌｌ:ﾊ:!｜
　　　 　 　 ´/::::::/::::::::ヽ::ｌヽ:',ヽ:! ´り　ｊ,.!:::::::::::/:::ｌ::::::::::ﾊ! l!/　　　　　　　　　　　　　　　　（強化すべきは織田との関係。）
.　　　　　　/::::::,ｲ:ヽ::::::::ヾﾃ､'､'､｀　￣　ｌ:::::::::,ｲ::,ｲ:::::::::ｌ_,.イ::::
　　　 　 ／:::／ ｌ:::::::ｌ;::::::::｀り ヾ'､　　　 ｌ:::::://'´ ｌ:::::::::ﾄ,　ｊｲ:::　　　　　　　　 　 　 　 　 　 （しかし、信忠様の妹らは反羽柴寄り。）
　　　-'´‐'"´　　!::::::ハ:::::::／ ::::｀`　　　ｌ:, '　　　 ｌ:::::::ｌﾉ-''",.ｲ
　　　 　 　 　 　 ',::::ｌ　ｌ:::::ｌヽ､　　　　 　 |′　　　ス::::!-''"´:.:　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 （父さんや母さんらを排除しそうな相手は論外。）
　　　　　　　　 　 ヽ|　ｌ:::ハ:| ヽｒ‐ ―　　　　,.‐''´-'ヽ!:.:.:.:.:.:.:.
　　　　　　　　　　　 　|/　｀　　 ヾ　　　　　 スヾ:.:.:ﾄ､:.:.:.:.:.:.:.　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 （うーん、信澄殿辺りならばありなんだけどな。）
　　　　　　　　　　　　 ′　　　 　 ｀,､＿ ,.-'´ヽヽヽL└,:.:.:.:.:.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　//:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼',ヽ},/:.:._,.-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'､ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｒｆヽｊ-‐'';;;;;;;;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ヽヽ､:.:.:.:.:.:.ｒ'‐''´;;;;;;;;;;;;;;;;
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／;;;;;;;;;;;｀＞ヽ､ｒ';;;;;;;,ｨ;;;;;;;;;;;;;;;;
　　　　　　　　　　　　　　　　／;;;;;;;;;;;;;;;;／`!;;;;「;;;;;;;/:ｌ;;;;;;;;;;;;;;;;;
　　　　　　　　　　　　 　 　 /;;;;;;;;;;;;;;;;;,::':.／;;;;;;;ヽ､/:.:ｌ;;;;;;;;;;;;;;;;;
　　　　　　　　　　　　　　　 ｌ;;;;;;;;;;;;;;;;/:.:.:ｌ;;;;;;;;;;;;;;/:.:.:.:!;;;;;;;;;;;;,.-
　　　　　　　　　　 　 　 　　 !;;;;;;;;;;;;;/:.:.:.:ｌ;;;;;;;;;／:.:.:.:.:ｌ;;;;;;;;;;;/:.:.
　　　　　　　　　　　　　　　　',;;;;;;;;;/:.:.:.:.:ｌ;;;;;;,:':.:.:.:.:.:.:.:ｌ;;;;;;;,:.':.:.:.:
　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼;;;{:.:.:.:.:.:.!;;;/:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｌ;;;;/:.:.:.:.:.:
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　-＝;‐- ､ /:'´:::::::::::::::::. ... ::｀ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　,.- ''":: ..:::::ﾞ`::::::::: :::::::: . . :.　:... ::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ﾌ´.::: ..　.: . .::::::::.. : .　:::. :.. ::::. :　::ヽ､丶､
　　　　　　　　　 　 　 　 　 , '::::::::::::.: .::.:: .::::::::::. :. :::..:::::::::::::::::::::::::::ヽ｀ ﾞ`
　　　　　　　　　　　　　　ノ;ィ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　 ／'"/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;-､;-､::::l::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　/.:　.::::::i::: ::::::::::::::::::::::::::::ヽ ヽ､｀`ﾞヾゝ､:::::.. ::::ヽ
　　　　　　　 　 　 　 　 /ィ:: ..:::_」::: : ::::::::::::::::::::::_::::::}　 }ヽ　{_}.　}::. :.ヽ､
　　　　　　　　　　　　　 _/::/::/ /:: . . ..:::::::_;;-''´ ﾉ::/　 ｌ:::::', !:ヽ∧::　:.l　　　　　　　　　　　　　於次丸とくっ付くのが一番。
　　　　　　　　　　　 ｒ;=/イ- ﾍ/:: .:..:: ::::::::{　 ／:::::;{ 　 !::::::}1:::::∨:l､. :ｌ
　　　　　　　　　　／┴-　、　{:::::::::::. .:::::::l／:::/:::/`　 /:::::ｊ |: : .::::/ }:::ｌ　　　　　　　　 　 　 　 でも、俺には出来ねぇんだよなぁ。
　　　　　　　　 ／　　 　 　 ＼}:;l:i;::::::: :::::l￣'´l::::/　　,':: ::/ ｊ:: .::::/　l:;ﾘ
.　　　 　 　 ,∠　--　_　　　　 lﾊ:!l:::::::::i:::|､ 　 l:::{　　 }: ./ /ｊ:..:::/ 　 l'　　　　　　　　　 　 　 　 それをやったら俺は――外道だ。
　　 　 　 , '　　　　　　｀ヽ　　　 ヾ';::::::::l;:l 丶　ヽ{　 /ｨ/ /ノﾊ:/
.　　　　 /　　　　　　　　ﾉ　　　　　';:::::::ﾊ!　丶 　　 　 , ' 　 }.{'
.　　 　 /　　　　　　　　{　　i　　　　ヽﾊ{　`ｧ7　　　　/　 . 〈〈
　　　　{　　　　　　　　 {　　 ､　　　　　｀`「 /　　 　 /-''´　 }｜
　　　　|　　　　　　　　 '､　ヽ丶.　　 　 ／ /　　　 ./　　　　'´}
　　　　i　　　　　　　　　ヽ　 ヽ}　　　　　 /　　　 ./　　　　　 ィ
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,, -
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ､_　　 . ,. ',　'´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,,..ゞヽ／∠.........._
　　　　　　　　　　　　　　 　 ,.-'"´::　...::　:::::::::::::::::::::::｀丶､_
　　　　　　 　 　 　 　 　 ,.-'´::::::　 .. ... :　.:::::　.::::::::::::::｀ヽ､_ 二ﾆ＝-
　　　　　　　　　　　 ,.-'´::::::::::....::　.:: ..::::::　.　..::::::::　:: :::::::::＼
　　　　　 　 　 _,,..-'´::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: . :　:: : ::::::::ヽ
　　　　　　　　　￣フ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::::: ::　.: : .:　::::::::::ヽ
　　　　　　　　 　 /''7::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;/::::::::::::::::::::::: .:: ::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　 　 //:::／:::::::::::::::::ｒ''´_/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i;:ｌ
　　　　　　　　　,-<:/::/::::::::::::::::::::::{　ｒ/::::::::::::::::::::::::;/::::::::::::::::::::::::l';ｌ
　　　　　　　　 /｀丶ﾞヽ､::::::::::::::::::::{　ｲ:::::::::::::::::::::::/ｊ::;ｲ::::::i::::::::::::::! ｌ
　　　　　　　　/　　　｀丶ヽ､::::::;l::/｀} !:::::::::::::::::i;::/ｒﾐ､ｊ:::::::l::::::::::::::i⌒''⌒ ､,,､
　　　　　　 __ｒゝ､_　　　　｀ヽ`ｿ ﾘ / ｊ::::::::::::;::::/l/､ｿ`'l:::::::l::::::::/}/ 　 i 　 ,　 ヽ_　　　　　　　　　周りが利用しない訳がない・・・
　　　__　-┴-､ヽ ヽ　　　　　 ヽヽヽ/;イ:::::/';:ｌ 　 　 /:::::/;イ:/ 'ｊ l＿ﾉ　 .ｊ　　　}
-‐''´　　　　　　ヽ丶＼　　　 ,､ｨ ＼ヾ　!::/　ﾘ　 　 /ｲ::/　ﾉ'　/￣､ﾉ）　/ ／　,1　　　　　 　 　 いや、周囲が絶対に許さない。
　　　　　　　　　　　 　 ヽ　　l ､ｊ　　ﾉ ）l/ 　 ヽ_ノ￣/'´　　　 `ｒ‐'''て''''‐く__／/
―　_　　　　　　　　　　　ヽ　" _-_ -'ゝ､＿/´　＞－――ｧ‐ 7　　　 ￣￣ . /　　　　　　　　　 それを許せるかと言われて俺は許せるわけがない。
　　　 ｀ヽ､　　　　　　　　　',／ィ´, ﾆ '´　　 ／　　 _　- '´　 /　　　　 　 　 /
　　　　　　ヽ　　 　 　 　 　 `<_l-ィ､　　 ／　　- ´　　　　　 ヽ　　　　　　 /
　　　　　　　}　　　　　,,､　　　　　l　} ／　　　　　　　　　　　　＼　 　 　 /
　　　　　　　l　　　 ／　 ',　　　,ｨ l 〃　　　　　　　　　　　　　　　`－ ｧ'′
　　　 　 　　l　　／　 ／｜　 / l//_,,,...　-―――　　　￣￣￣￣￣
　　 　 　 　 l .／　　/　　 l　/　 !7
　｀ヽ､　 　 , '´　 　 .l　　　∨　　l'
　　　_フ／ 　 　 　 l　　　　 　 _」
_ 二- '´　　　　　　ｊ　　　　 ,ィ７
　　　　　　　　　　/　 ,.-‐'´/_/
 

　　　　　　 ／::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::/::: .: .::/;l::::::: :　:: :::::: :: ::::: :::.　 .　 ::. :::: :::::::::
　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::;/:::::::::::;ｲ::..:: .::/'´!::::::: .: :...:::::::..: ::::::...:::.　::. .　 .　. ::::::
　　 　 ,:'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/!:::::::／/::::: .::/　｜:::::::: .::l::::::::::::::::::::::::::: .:::.::::... ::::.　::::
　　　/:::::::::::::::;ｨ::::::::::::::::::::::/-!::::/-､/:::::::::/　　 l:::::::::::::::l;:::::::::::::l:::::::::::.::::::::::::::::::::::..::::
. 　 /::::::::::::／/:::::::::::::::::i:::/ _」::/　 /::::::::/　 　 |:::::::::::::八::::::::::l:::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::
　 /::::::::／　/:::::::::::::::::::ﾊ/ｒ'"l/ﾆ;ﾐ/:::::::/　　　 |:::::::::::;'＝l:::::::::l:::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::
　/::::／　 ,:':::::::::::::::::::::::l ﾍ　{-‐'´:l::::::::;'　　　　|:::::::::::l＿_|:::::;ｲ:::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::
　::, '　　 /:::::;ｨ::::::::::::::::::|　 ､_'ー-'l::::::/　　　　｜::::::::l,-‐;;!:://イ:::/:::::::::::::::::::::::::::::::::　　　　　　　　　でも考えたら、お前を正妻です！って
　'′　 ,:'::／/:::::::::::::::::::{　　　￣｀l::::/　　 　 　 !::::::::l-‐'´l/　ﾐ/:;ｲ:::::::::::::::::::::::/::::::::
　　 ／／　/::::::::::::::::::::::', 　 　 　 l::/ .::::/　　　 |:::::::lゞ-‐'_　 /'´/／::::::::::::::::∧:::::::/　　　　 　 　 　 言ってた方が周りから何も言われずに済むって気が付いたんだけど
　／'"´　. ,'::::::::::::::::::::::ﾄ;:',　 　 　 l/ 　 ,　　　　 l::::/　￣　　　 /´::::::::::::::::::::/ ﾉ:::::/
　　　　 　,':::::::;::::::::::::::::',｀ヽ　　　 　 　 ' 　 　 　 !:/　　　　　／:::::::::::::::::::::::/, '::ｌ::/　　　　　　　　　　とりあえずそう言う事だから正妻の体で居てくれない？
　　　　　,'::::::/ｊ:::::::::::::::::ヽ　　　　ｒ'ﾌ''' ー- 、 　 l′　　　／;;;イ::::::::::::::::::::/'::::/l/
　　　　　l::::/ /;ｨ:::::::::/::::::ヽ　　　Y　　 　 　 ﾞヽ　　　　 '''"´／:::::::::::::::::::::::;:::://　　　　　　　　 　 　 ほら、落ち着いたら無かった事にしても良いしさ。
　　　 　 l::/ /''_ｊ::::::;ｲ::::::::;;:::ヽ　　ヽ　　　　 ／　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::ﾊ::!
　　 　 　l/　ｒ'´_!:::/ l::::／!::::/ ヽ　 `ー―''´　　　　　ｒ‐'7:::::::::::::;:イ::::::;ｲ/　l{　　　　　 　 　 　 　 　 お前も変な男から言い寄られても面倒だろうし！
　　　　　　　ヽ {l:/　l:/　ﾉ／　　ﾄ､　`－　　　　 ,. イ ｒ７::::::::::／ /;ｲ::/〃　 ヽ
　　　　　　　　', ''　 ´　 '´　　　｜ ヽ､ __,,..-‐'''´　/ //:::::;ィ",ｨ　'7//
　　　　　　　　 '､ ',　　　　　　 , 'l　　　　　　　　 / //ィ''´ ﾚ／ ,ｲ''´
　　　　　　 ,　-‐ﾍ ',　 　 　 ／　l 　 　 　 　 　 / /　く_　　 ７/　ヽ
　　 　 ,.-''´　　　 ヽヽ　　 ∧　　'　　　　　　　/ /　　 /ｨ　 /'　　　｀ヽ､
 

　　　　　　　　 　 　 　 　 ,／　　　_,,／
　 　 　　 　 　 　 　 　 ,.::/　 ,..::::´∠ -‐‐‐‐-　_
　　　　　　　　　　　　/:::i ／::::::::::‐= ｚ_―-:::::::::｀丶､
　　　　　　　 　 　　　{::::'´::::::::::::::::::Ｚ∠::::::::::::::｀丶､:::｀丶、
　　　　　　　　　 ,..::⌒:::::::::::::::::::::::::::::::三≧ｚ_:::::::::::::｀ミ丶､ヽ､
　　　　　　ー=ニ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::才 ﾚl:::::::::::::::＼　｀`＼
　　　　　　 　 ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｨ::::::ﾌ／:Ⅳ:::::::::::::::ヽ
　　　　　　__彡:::::::::::;ｒ:::::::::::::::::::::::;ｨ／/:::::::ィ::::丿l:|::::::::::::::::lハ
　 　 　 　 ｀フ::::::::::〃:::::::::::::::::/::/ ｧ=iヶ≦/／:ｲﾉﾊ::::ヽ:::::::いl
　　　　　　｀¨7:::;:::/::::::::::::::::::/::/　 、ｆｒ癶ｯ:::::::::ｨ´　V:::ﾊ:::::{::::|
　　　　 　 　 {´ﾉ:/:::::::::::::::::∧/　　 ｀¨／:::::::／ﾑｔ＝!:::Ｎ{ﾍｉ::::{
　 　 　　 　 ／ｨハ::/:::::/::/ /　　　／::::_　'´　´ｆｧ'}ｙ:::::::八 !ヽ:'、　　　　　　　　　　　　　妹を正妻にしたがる兄の方が気持ち悪くない！？
　　　　　　　/＾iヽ〃:::〃/ 　 　 ／-‐'´　　　'､`=彡::::;::::::::ﾘ　 ｀＼
　　　　　　,　　　/::／､l/〉　 　 　 , --. ､　 _,,　フ:::::::八::::::!　　　　　　　　　　　　　　　　常識的に考えて！？
　　　　 ／　　 ,/ｲ　/　ﾍ.　　　／ヽ 　 ヽ>` ／:::::／　 ヽ::l　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そうだけど死ね。＞
　 ￣￣｀､　　 ｌⅣ / /　　、　 {､　　｝ ／. イ:::::／　　 　 ｀l　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 酷い！！
　　　　 　ヽ　 ｿ　/ /　　　ヽ　｀ ﾐ＝´イ彡ﾞ:／
　　　　　　　､ ／／＼　 ｒｆ＾｀ ー　´ -＝≪
　　　　　　　 《 /ー　　`くハ　　　　　　 　 ｀:､
　　/　　　　　 ￣　　￢ 　 <　　　　　　　　 _》
_／＼　　　　　　 　 　 }　　 }　　　　　=＝　´＼
　　 丿　　　　　/　　 /　　/　 ,　≪　　　　　　 丶､
　　〈　　　　　 ﾍ　 　 |　　ﾑｒ≪　　 ｖ 、　　　　　　 ヽ
　　｜　　　　 l　i　　├　/　'. ｀,　　 l　ヽ　　 　 　 　 }
　　！　　　　 l　}　　 l　/　　}　}　　ﾉ　　`､　　　　　/
.　　 l　 　 　 / /　　 ｉ /　　 '　 '.　/　　　ハ　　　／
　 　 '､　 　 / /　　　| | 　 /　　 ､｛　　 /　∧　∨
　　　　､　 /　!　　　 | |　 '　　 　 ぃ　 /／　 〉 /
　 　 　 ヽ/　！　　　| | /　　　　　≫/´　　 ヽ }
 

.　　　　　 ／イ／:::::::::::::::::::::::::::ｌ::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
.　　　　 〃´./:::::::::::::/::ｌ:::::|:::::::::|:::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　 　 　 /´. /::::/:!/:::ｌ::::ｌ:::::ｌ:::::::::|:::::::::ｌ!:::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. 　 　 　 　 ｌ::/::::ｌ:ｌ::::ｌ:::::ｌ::::',::::::::ｌ!:::::/''ｌ::!:::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::
　　　　　　 ｌ´/:::::ｌ:::::ｌ::::::ｌ:::::',::::::ｌヽ/　ｊ/ｌ::::::::::::::ｌ::::::::::::::!:､::ｌヽ
　　　　 　　ｌ::ｌ::::::::!::::::',:::::ﾄ,:::ﾄ,::::! ,ｨTﾃヾ!:::::::::::::|:::::::::::::ｌｌ:ﾊ:!｜
　　　 　 　 ´/::::::/::::::::ヽ::ｌヽ:',ヽ:! ´り　ｊ,.!:::::::::::/:::ｌ::::::::::ﾊ! l!/　　　　　　　　　　　そんな訳ないだろ。
.　　　　　　/::::::,ｲ:ヽ::::::::ヾﾃ､'､'､｀　￣　ｌ:::::::::,ｲ::,ｲ:::::::::ｌ_,.イ::::
　　　 　 ／:::／ ｌ:::::::ｌ;::::::::｀り ヾ'､　　　 ｌ:::::://'´ ｌ:::::::::ﾄ,　ｊｲ:::　　　 　 　 　 　 　 お前を大事に思ってるからこそ真剣に考えてるんだぞ。
　　　-'´‐'"´　　!::::::ハ:::::::／ ::::｀`　　　ｌ:, '　　　 ｌ:::::::ｌﾉ-''",.ｲ
　　　 　 　 　 　 ',::::ｌ　ｌ:::::ｌヽ､　　　　 　 |′　　　ス::::!-''"´:.:　　 　 　 　 　 　 　 お前は嫌じゃないのか？
　　　　　　　　 　 ヽ|　ｌ:::ハ:| ヽｒ‐ ―　　　　,.‐''´-'ヽ!:.:.:.:.:.:.:.
　　　　　　　　　　　 　|/　｀　　 ヾ　　　　　 スヾ:.:.:ﾄ､:.:.:.:.:.:.:.　　 　 　 　 　 　 　 兄相手から正妻になろうぜ！とか頭おかしいだろ。
　　　　　　　　　　　　 ′　　　 　 ｀,､＿ ,.-'´ヽヽヽL└,:.:.:.:.:.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　//:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼',ヽ},/:.:._,.-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'､ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｒｆヽｊ-‐'';;;;;;;;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ヽヽ､:.:.:.:.:.:.ｒ'‐''´;;;;;;;;;;;;;;;;
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／;;;;;;;;;;;｀＞ヽ､ｒ';;;;;;;,ｨ;;;;;;;;;;;;;;;;
　　　　　　　　　　　　　　　　／;;;;;;;;;;;;;;;;／`!;;;;「;;;;;;;/:ｌ;;;;;;;;;;;;;;;;;
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　　　　　　　　　　　　　　　　',;;;;;;;;;/:.:.:.:.:ｌ;;;;;;,:':.:.:.:.:.:.:.:ｌ;;;;;;;,:.':.:.:.:
　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼;;;{:.:.:.:.:.:.!;;;/:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｌ;;;;/:.:.:.:.:.:
 

　　　　　　　　 ／::::::::::::::::　.::　.: . .:: :::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{
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　　　 　 ／_..-‐''´／::::::::　 . .::: .::: . ::::::/l . :::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　- '"´　 　 , ':::::::::::::: .::: .:: .::::::: ::::/　';:. ::::::l';::::::ﾄ､::::::::i!:|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:
　　　　　　　　/:::::::::/}::::::::: .:::::::::::::::::/　　';::::::::l_';::::|-lﾍ::::lV';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　 　 　 　 　 /::::::／ /:::::::::::::::::::::;ｲ::/__､　 ';:::::::! ﾍ:|;=;ｚ∨ﾐ､}::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､
.　　　 　 　 /::::; '　 /: .:::::::::::::::::::l_|::|=;ミ､　 ';:::::l '´l{ノ:::） /`7::::::::::::::::::::::l､::::::::::::::　　　　　　　　　　　　なん・・・だと・・・
　　　　　　/::;.'　　./::: .:::: .::::::::::::|ｒ|::|ﾉﾞ} ` 　 ヽ::l　 -`'"￣ /:: :　:::::::::::::i;:{ l:::::::::::::
　　　　　　!:/　　 /:::::::::: :::::::::::: :|ﾍl:lゞ''",　　　 ヽ　 　 　 /:::: . .:::::::::::::ハl }::::::::::::　　　　　　　　　　　　 そうか、ありなのか・・・
　 　 　 　 l/　　 /::::::; ｲ :::::::::: : :!　i:!　 ´　　 　 　 　 　 /:/}: .: .::::::::::::l ﾉ ｿ::::::::::::!
　 　 　 　 　 　 /:::／　l:::::i!::/! . {　ﾞl　ヽ　　　　　　　　// ,':::: .:::::::;i::::l ／::::::::}､::{
　　　　　　　　/'"´　　 l::::lｌ/. }::..:'､　　　 __　　　　 　 /´　l::::::::::::/ｒ}:/´::::::::::::{　ヽ
　　　　　　　　　　　　　l:::l　　l:::::::ヽ　　 ｒニニ=‐　　　＿」:::::::∠//':::::::::::::ﾄ､ヽ
　　　　　　　　　　　　　ヽ|　　}::::::;::::ヽ　　-―　　　　 { ｒ l:::::; '― -二ﾆ_‐､i　`ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 l:::/|:::::::::ヽ　　　　　　　 l l l::; '　,.-‐ｧ _　　｀‐ﾆ_-､_
　　　　　　　　　　　　　　ｒ―/'"‐}::::::::ﾊ::ﾄ.　　　　　_. ﾍ l/ ∠._　'／　　　　　 `ヽヽ
　　　　　　　　　　　　　　', 「￣　 l:::::/　`ｌ `‐- , ''´　　 ', ',　 /ィ　＞　　　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　 ',', 　 　 !:/　　　　　　',　　　　l｜　 /''´　　 　 　 　 /
　　　　　　　　　　　　　　　',',　 　 l'　　　　　＿_ﾊ　　　｜l　　　　　　　　　　 {
　　　　　　　　　　　　　　　 ',',　　　　　　　 {　＿_ゝ- 一} }__... -‐　　￣￣￣｀`‐-
 

　　　　　　　　　　　　　　　　 ィi〔ニニニニニニニニニ〕ｈ､　 　 　 |//|
　　　　　　　　　　　　　　ィi〔ニニニニニニニニニニニ二∧　　　 |//|
　　　　　　　　　 　 　 <ニニニニニニニニニニニニニﾆ/ﾆﾑ　 　 |//|
　　　　　　　　　　 　 r‐寸ニニニニニニニニニニニニ/ニニ!　　 |//|
　　　　　　　　　　　　)ﾆﾆ寸＞――――――――‐＜=ニニ!　　 |//|
　　　　　　　　　　 ／ﾆﾆイ　 /　／／＿＿／　>　　　　ヽﾆニ!　　 |//|
　　　　　　　　　　 ￣／　{／ 　l∠　　　／　／　 　 /　　iﾆﾆj 　　 |//|
　　　　　　　　　　 ／　　/　　／　 芹ミｘ ／|　　／/　ﾉ　|j>'´　 　 |//|
　　　　　　　　　／　 　　l／7　　　代ソ　　 ﾙィ ／ ヽ 　 ｢　　　 　 |//|
　　　　 　 　 ／　　　　　＿/|　　　|　 　 　 　 ｨ芍ﾙｲ / 从,　　　　 |//|　　　　　　でも、水浴びしてた時に目ぇ逸らしたじゃん？
　 　 　 　 ／　　 　 　 /ﾆニﾐh　　ﾘ 　 　 　 ﾉ ｀¨'　 l/ｌｲ/　　　　　 |//|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それはそうだろうがよ！＞
　 　 　 ／ 　 　 　 　 /ニﾆ=-ﾊ 　込 <⌒>　　ｲ　　 　 ,' 　 　 　 　 |//|)
　　　　　　　　　　　 /／ﾆニニﾘ /ニヽ ｰ＜__ 从 　　/　　 　 　 ／|／ﾆ〉
　　　　　　　　　　　Kﾆニ八ﾆﾆVｏ‐l￣ヽニ/ ヽ ﾊ　,ｲ　　　　　/ニ<ﾆ／〉
　　　　　　　 　 　_/ﾆニニﾆ＼ﾆVｏﾑ　　У　　|　)ﾉ　　　　　 /ﾆニ<ﾆイ〉
　　　　　　　 　 ｢ニニニニニﾆヽVｏ-〉 　}_}　　|＼ 　　＿＿∧ﾆ二|≧ィ
　　　　　　　r‐┘ニニニニニニ=＼/＼_小＼/ 〉_|_／　 ／　 ＞''"ﾆﾆ〕
　　　　　 　 lニニニニニニ≠ ￣￣＼＿|　＼/ニ/　　_l＿／ﾆﾆﾆﾆニ>
　　　　　／ |ニニニﾆ＞'" ,s≦ﾆ／￣ ヽ／￣＞r' ￣　　　|ﾆﾆﾆﾆﾆニ>
　　　　　 　 |ニニ＞'"_.イニニ∠ ﾆ=-ィ´　 　 　 { 　 　(_) ├t‐─z‐≦
　　 　 　 　 乂＿_.イ=ﾆﾆﾆ／ |　　　　　　　　 　 { (_）　-=ﾆ / 　 /:.:.:.:.:V
　　　　　　/ニニニニニﾆ/ﾆﾆ|　　　　　　 　 　 ├=≦　　 ,　　 〔:＝＝:〕
　　　　　 √ニニニニニ/=ﾆﾆ| 　 　 ＿_,,.｡c≦ 人　　　　/　　　ﾍ.:.:.:.:.ﾊ
　　　　　√=ﾆﾆニニニ/ﾆﾆニ|≧s｡,　　　　　／:::::＞ーイ　　　　 } .:.:.:{
　　　　 √ﾆﾆﾆﾆニニ,ﾞﾆﾆﾆニ|〇　　＞―＜::::::::::::::∨　　　 　　 〒=〒
　　　　√==ﾆﾆニニ/=ﾆﾆﾆニ|〇　　(_)|::::::::::::::::::::::::::∨　　　　 　 |//|
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿__｀ﾆﾆ=:､::｀丶、
　　　　　　　　　ー＝ﾆ三三∠＿__:::::::::::::｀ヽ:::::＼ ､
　　　　　　　　　　　 ,. ＜／ ィ ／/Ｗl:ﾄl､::l､::::::::::::ヽヽ
　　　　　　　　 　 ／:::::::::l／::l/レ:lﾍﾍl::ﾍ　N:::l､:::::::::|:∧
　　　　　　　　 ／:::／::::::::::::::::l::::::l:::::::::::::ヽl::::::ﾄl::l＼:::::::}
　　　 　 　 　 /:::イ:::::::::::::::::::::;l::::∧:::::::､::::::|:::l::::|:lﾍ l:ﾄﾄﾍ
.　　　　　　　/'´ /:::::::::::::::::l::::|_Vl　V:::::|≧从lメ|:::::ﾞl::l ﾄト＼
.　　　　　　　　　'::::::::::::::::::A:::|=|:|　 V:::|代ｨ乏iｲ::::::::::`l:ヽ　　　　　　　　　　本当の意味で羽柴の家族になろう。
　　　　　　　　　|::::::/::::::::l:代:lﾂl:|, 　 ｖ:|´￣ 　 |:::/::::::::::::l
　　　　　　　　　|:::/l::::::::::ﾄ「 ﾞl　`l､ 　 `ｌ　　　 /ｧ'::::::::Al:::|　　　　　　　　 　 於次丸、もう一人にしない。
　　　　　　　　　l:/ ,:::::::::::ヽ.　 　 　 ＿_,.　　　/イ::::l::{ }|､|
　　　　　　　　　l'　l::/l:::::l∧　　‘ﾞ´__　　　　　 _」::::A:Y:| ｀　　 　 　 　 　 　 これで寂しくないだろ？
　　　　　　　 　 　 l/. |::/|::::l>､　　　　　　　　ｲ l|::∧|:Ｎ
　　　　 　 　 　 　 '　 l/_ﾑ:｛___＞ . ___　　 ´　| |.l/　`ヽ|
　　　　　　　　　　　　 VVﾍl　　　∧　　　　　| |/l　　　|
　　　　　　　　　　　　　VV ﾞ　　　 ∧　　　 ｜| 〉〉　 V
　　　　　　 　 　 　 　 　 VV　　　　_」　　　｜| l/　　 |＿
　　　　　　　　　　　　　 ム.V＿ ∠. .二二 」.」 -… ´　　 ￣￣`ー-
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　　 　 　 　 ,　 ´　　　　　 　 ,|.　　|/　　 ｲ　　　　　　 |　　`⌒ ー､__
　　 　 　 ／　　,　 ￢　　　 /.| 　 /　 ／｜ 　 　 　 ／
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i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　　-──- 　_
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i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/　　　　　　　　　　　 _ -ﾆニニニニニニニニニニニニニﾆ寸
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i:i:i:i:／ ﾑ　　 ./　 ./　　.／ﾆニニニニニニニニニニニニニニニﾆﾆﾆﾆ.∧
i:i／＼ﾏﾑ＾＾/｀´X　 ／ﾆニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ〉
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__〈　　　＞''"　　.〈ﾆニニニニニニニニニﾆ＞''"　　　　　　　　ヽ,ﾆニ ＼
i:i:i:∨／　 ﾏﾑ　／＼ﾆニニニニニニ＞''"/　　　　|　　 　　 |　　　ヽ／　 ',
i:i:i:i:i: ﾔ ─ .ﾏﾑi:i:i ｌ　＼ﾆニニﾆ＞''"　　 /　　　 ./|　　　　　|　　　　∨
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i:i:i:i:i:i:i:i: 'i, i;＞ﾏﾑ::::ｌ:::::::ｌ:::::::/　 /　 .| .|ｲ-─-　､ //′　 // |　./　　　',
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　　　　　　　　 ＼ﾏﾑ.l .|ililili,'　　　 / .',|　 ゞzﾂ　　　　　 ん ﾊ ∨　／.|/ ＼‐-　　 _
　　　　　　　　　　Y'´メ }:::::′　/ /｀ ､'i, xx　　　　 　,　 乂ソ 厶イ .∨　　 .＼　　　 ￣　 ‐-　　　　　　　はい、喜んで。
　　　　　　　　 　　 >そ)::::j{ 　/| ,' ＼:::ﾄ＼　　　　　　　　 xx./　ｌ　　 ﾔ　　　　＼‐-　_
　　　　　　　_,,.､丶´:::ﾏ:::::j{　/ﾆ|.{､::::::｀|　＼　　 ｀ ー　　　,ィ | .ﾊ　　 ﾔ　　　　　.＼　 　‐-　　　 　 　 　 お父さんと風さんなんて年齢差あるけど幸せだしねぇ。
　　 _,,.､丶´　／　＞''":／{ ,'ﾆﾆ|ｌﾆ=-./　 　 ｀ ､ 　　 ,　＜:::::j ,'　ｌ　　 }ヽ　　　　　　＼
-‐　／　　／ .／::::::／ {ﾆ{ 'ﾆニﾔﾆニﾆ-_ ､_　　｀¨/‐､:::::::::://　 |　　 ｌヽ ＼　　　　 　.＼　 　 　 　 　 　 大丈夫だよ。
　／　　／,／::::::／　 /ニﾔ{､ﾆニニニﾆﾆ‐_　￣∧´　 ∨_/'ﾞ ／.|　　,′ ＼ ＼　　　　　 ヽ
´ 　 ／ ／::::::／, ＜/ﾆﾆﾆヽﾑﾆﾆニγ:::⌒::::＜/　∨ -‐'"／::::ノ'ﾞ λ　　　 ゝ　＼
　／ ／::::::／´　　 /ﾆニニ ﾏﾑﾆニ〈:::::::::::::::::::::::::＼r‐､／:::::／/／∨ﾆ‐_　　　｀ｰ ＼
　 ／::::::::/　　　　 ｌﾆニニニ ﾏﾑﾆﾆ∧:::::::::::::::::::::::::::{　 }:::::::::::::::::::::::::}ﾆﾆﾆ|　　　　　ﾔ∨
_/:::::::::::/　　　　　/ﾆ二二ﾆ-_.ﾏﾑﾆニ|:::::::::::::;-──}T´ヽ´￣｀ - ;::_|ﾆﾆﾆ|ム　　　　ｌ　∨
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:::::::i:::ｌ　　　　/ﾆニニニニニニﾆ-ﾏﾑﾆ∥ ＿_ |/::::::::::|　 　∨:::::＼ﾆﾆ∨ﾆ|ﾆニニ-_　　 　 'i,
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＼::ﾔ∨ /ﾆニニニ-──-ﾆﾆﾆﾆﾆ|　´ ,／>=|　　　　　　　 　 　 　 ﾔﾆﾆﾆ∨ﾆニ/＼
　 ＞､　ｌニﾆ＞''"ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ`''＜_.|　　 ／ﾌ ｌ　 ｏ　　　　　　　ｏ　　ﾔ_＞''"厶イニﾆ-_
　　　　 ｌ_／ﾆニニニニニニニニﾆ.|　　 /ﾏ/- ､__　 -‐　　￣　‐-　_∧'ﾞヽﾆニニニニﾆ-_
　　　　　 ＞ﾆニニニア￣｀ｰ､＞'ﾞ7　　 ｌ　{／　　＼　　　　　ｏ　　　{　 }　 ｀ｰ､ﾆニニニニ
　　　　　〉ﾆニニﾆ／ ／￣￣{　　∨..／　弋ｨ　　　 ＼,‐- ､＿　　 　ｌ-└ ､　　｀ー-ﾆ二二
　　　　/ﾆﾆﾆニ／ ／　　　　 ∨／｀ｰ〉　　 ｀ﾏ＾ヽ　　　}　 ∨　｀ｰ´　　 　　＼　　　∨　｀ｰ
 

　　　　　　　　　／:: ...::: .::: ..:::i: .:::::::..:::::..:::::::::::::::::::::', ,ｨ
　 　 　 　 　 ／:::::／::::::::/:::::::;!.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::':/
　　　　　　, ';; - 7:::::::::::::l:::::::/ !:::::::l､:::::::;::::::;:::::::::::::::::{
　　 　 　 /'´. ／:::::::::::::::ｌ:::::/　';::::::!_ヽ:/ｌ:::/!:::::::::::::::::ヽ
.　　　　　　／::::;ィ::::::::::::l;:::::!‐　';::::l ,ｲ/ｧﾃﾐｊ::::::::::::::::::::;:',
　　　　-ニ-‐''´/::::::::::::::ﾊ:::l=ﾐ　';::l　ゞ‐''´/::::/::::::::l;::::',ﾞ`
.　　　　　　 　 /:::/::::::/::', ':;l┴,　';l　　　 /ｲ:/:::::::;i:ｌ}:::;::',　　　　　　　　　　　　　問題無い。
　　　　　　　　l:::/l::::::;:::::::'､｀　､ 　′　 　 /ｲ:::::::/ﾙ';:ﾊｌヽ
　　　　　　　　l/　';::::;::::::/lヽ　 ,ﾆ-一 　 　 「ニニヽﾘ　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 黙らせるさ。
　　　　　　　　　　 ∨:／. l::::ヽ、"´　　　, ｲ:l.l /ｌ　　|
　　　　　　　　　　 /'´　 ｒﾍ::lヽﾄ`;- ｒ　'´ /´l.lﾍ 7　 |　　　　　　　 　 　 　 　 　 お前の為に。
　　　　　　　　　　　　　　ヽヾ　　 ｀ヽ　　 　 !| l/　　|
　　　　　　　　　　　　　　　ヽヽ　 ,､ ,ゝ---､ｊ」 -―┴――― -- ､
　　　　　　　　　　　　　　　_ ゝ,ィ　l」　 　 ,ｲ.　,ｲ　 l､
　　　　　　　　　　_　-‐ "´　 /　!　ｌｌ　 ／/　//　　l ` -へ ＿__
　 　 　 　 _,.-‐''"　　 __ｒ'´　 ｊ　｜ ll ／　 } /ｯく　 /　　　　　　　ヽ
.　　　　 /　　　 _　-'´/　　, '　　| ／　 　 | } _「 ／
.　　 　 /　　ｒ '´　　ｒ'ｌ　 , '　　 ／　　　　 | i/／
　　　　{ 　 /　　 　 | l , '　　／　　　　　　| ｲ--―― ┐
.　　 　 ',　/　　　　 | "　 ／　　　　　　　　　ヽ　　 　 /
　　 　 /　{ ヽ｜　　l　 , '　　　　　　　　　　_ 」￣￣ /
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 _＿__
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 _ -ﾆ: : ｔｭ : : : ｀`丶、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 :{: : : : : :,′ : : : : : : : ＼
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　　　 　 　 　 　 　 　 _､‐っぅ＾〕 　 //⌒丈ニ=- _: : ／:｀ : : : : :.
　　　　 　 　 　 _r''"~: ／／／　_-ﾆ{/ /メ､/ -ニﾆ-_: : : : : 丶: :}
　　　　rr￢冖''｀｛ : : ''"~／_彡-ﾆ//:,ｧぅx〈/　/--￣＼: : : : : 冫
　　　 √''^｀: : : :.｀ｱ^~~゛_､ ／_／'　人沙　{ /,ｧぅx}./ / ヽ_､‐＾
　　　 {八: : : : : : / -=ﾆ .∠-￣/ .叭.:.　　､　　沙ノﾚﾞL0__,′　　　　　　　　　　真ならできるよ。
　　　 { : ´''～-‐,ﾞ..,,＿　　 　 ノИ{: {::.. 丶　，　.:.:///ニ-,′
.　 　 八~''～-‐'′.〕_]￣~~"""~乂｡ 兮｡,　_,,.､ィ( .ﾞ√ﾆ-{乂　　　　　　　　　　  絶対に。
　　　　⌒￢─ 　 〕_]＿＿,,.､丶｀{：_　　 ： ｝-ﾐ./ :{:{ニΠ{:｢
　 　 //　　　　　 _､‐^>＜＾ヽ　l　〈/^''冖''^//〈/八Lノ 八{_
. 　 //　　 　 _､‐^.／:{ 　 ／　 :　／ rｭ_　∥　　　 Τス. . . ｀`～､、
　 //　　　／ 　 /　 .}:￣　　 ,　/　 に[]〕 {{ ヽ　　　〔_. .＼. .
.　{｛　　／　　//　　.:　　 　 .′　　 :　　 .八　｀、 　 〈_＼ ＼　　　　　｀､
.　{｛.　,　 　 .//　　_〕:　　　,:　;　　　′　｛ニУ.｀、　 .∨_.｀¨⌒　　　　:..｀.
. 　 //　　 .//　　 _〕:　　　′:{　　 .　　o V/　 　 ﾏこﾆ〈い＼｀`ヽ、　 ｀, |
　 / ′　 ,ﾞ{｛.　　 _]　　　,　　:　　 :;._､‐くノ 　 　 /∧ 　 ∨:⌒＼　 ＼.　',|
 

　　　 　 　　., '´￣￣￣￣ `ヽ.
　　　 　　／　　　　　 　 　　　 ＼
　　 　 ／　　--　　　　 　‐‐ 　 .:::＼
　　　/　　　　　　　　　 　　 　　　.:::::ヽ
　　　!　　....（(;;;;))　:::::　（(;;;;))....　.::::::::::!　　　　　　　　殴らせろオメー
　　　!　　　　　 (___人___) 　 　　　.::::::::!
　 　 ヽ　　　　　　　　　　　　　　..:::::::/
　　　　＼　　　　　　　　　　　　..::::／
　　　　　/　　　　....::::::::::.....　　::::::::＼
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . -=≠=ミ
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　　　　　　　　　　　　　／.:: :: :: ::: :: ::: :: :.::::i: :::＼
　　　　　　　　　　　.　.:: :: :: :: :: :: :: :: ::.::.: : :|.::: : :::ヽ
　 　 　 　 　 　 　 /.:: ::::/.:::..: .　 - =≠ = メ.:: :: : ::ハ
　　　　　　　　　 〈. :: ::/::::／. -= ＝≠ = ミ ＼: :: :.:ﾉ __
　　　 　 　 　 　 rへ::/　 ／　　　　 　 　 　 ＼ ＼/´　/
　　　　　　　　　 ＼入／　_j /.」i !　 l|l　.」i_::::i ヽ j　 /
　　　　　　 　 　 　 } / 　 r示云八ヽ.jﾙx云ミjヽ N__ﾑ
　　　　　　　　　　 ﾑ'　　∧必..ﾉ　　　u :必 ﾒ´　从∧　　　　　　　　　　　　！？
　　 　 　 　 　 　 / 从　' 八""　 　 .　　 "" ﾘ /　∨∧　　　　　 　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　だって信長様の子供だし・・・あっ、今の無し。＞
　　　　　　　　　.　　 人 j::N＼　┌ ‐┐u . ｲ.ｲﾄ.　 ∨∧　　　　　　　　　　  今変な事を言った！変な事を言った！
　　　　　　　 ／　／ .:: :): x1/〕ト　‐　'. イ〉:i::ﾘ ∧　∨∧
　 　 　 　 ／　／x＜二＞ ┴＜ ＼／／´.:￣} '⌒ヽ∨∧
.　　 　 ／　 x＜二二フ.: :::::.:-- .:Y⌒!:::〈＼:／〉＼.ハ}' .∧
　　 ／　 ／ 厂二二∧:: :: :: :: :: :::{_cﾉ＞.＼X´〉.:::::＼}〉〉　〉
. ／　 ／　 /二二..７ ∧:: :: : :: :／::／＞=≠＜ﾇ..二.＼'　.'＼
　　／ ／ /二二. ７c' /＼:::_／.:／.::´.:: : ::.斗く:: :＼ }.::: X　　＼
.／ ／　 厂￣ ７ /c' /　 ／＞ '::: :::: :::::∠二二＼:::::X、.:::＼　　＼
. ／　　/ 二二7 /.斗 ＜{　 c 人. :: ::／⌒ﾏﾆ7⌒ .X__ﾉ＼::.:::＼
'　　　厂￣二/´　　　　 i!c ／／´¨/iﾄ､ 　 ∨　　 '　＼c_ﾉ｀¨ ヽ〉
　　 /´.二二7　　　　 ／`7爪 　 c' .:l|::.ヽ　　　　/　　/　 ＼　　i
　　{ 厂二.フ　　　　 '　　' ／　　c .:::ﾘ :: .　 c/　j二ﾆ{　　　　　 ﾄ、
　 厂二.X　　　　　　　 ／＼　　 .::::/　::　.　/　 ﾉ二 人　 　 　 　 }
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／//
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 .　 　 　 ￣￣　　　　 .　 　 　 ／///
　　　　　　　　　　　　 .　´　　　　　　　　　　　　　　ヽ／/////ヽ
　　　　　　　　 　 　 .:'　 　 　 　 　 .:　　＾ヾ _　　　　　∨////　 }
.　　　　　　　 　 　 /　　　　　　　　　 　 　 　 ｀ヽ　　　 V/,'∧　/
　　　　 　 　 　 　 ′　 　 　 ′,　 　 　 ,　　　 　 :　　　 V//∧{
.　　　 　 　 　 　 .: 　 　 　 /　/| |　 　,ｲ　　　　　 }　　　 :＼/'∧
. 　 　 　 　 　 　 {　 　 　 /　/ :| l 　 ｲ |:　　i　 　/''"ﾞﾞﾐ;　:　 ＼∧
.　　　　　　 　 　 :. 　 　 .:　厶斗匕 /　|:　　| 　 'ｰ-　 ﾐ　:}　　 :lヾ}
　　　　　　　　　　.　　　 |:　　|:/　 /　/|:　　|　/　　 　 ﾐ .:　　　|
　　　　　　　 　 　 V　-‐|:　　|ｨf斥芋ﾐ八　 | .'乏示ミ、}ﾐ 　 　 |
　　 　 　 　 　 　 　 :{ '＾ |　　《　{ｲ::::と　　ヽ|'　{ｲ::::と 》} ' 　 　 |　　　　　　何時真を押し倒すのかなって思ってた。
　　　　　　　 　 　 　 ､　:|:　　l　乂zツ　　　 　 乂zツ 〃　　　 :|
　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ|:　　|　　　　　 　 　 　 　 　 /　　　　 :|　　　　　　遅くない？
　　　　　　 　 　 　 　 　 |:　　|.　　　　　　 　 ' 　 　 /|　　　　　:|
　　　　　　　　　　　　　 从　 |丶　 　 　 cっ　 　 イ :|　　　　　:|
　　　　　　　　　 　 　 　 　_ヽ{ ﾉ　＞　　　　 . ＜__ __|　　　　　:|
.　　　　　　　 　 　 　 　 ≦.:ヽ　 　 　 　 ｀¨{　 　 ヽ.: .:≧､　　　|
　　　 　 　 　 　 　 ≦.: .: .: .: {　　　　　　　 :. 　 　 }.: .: ∧: :. 　 |
　　　　　　　 z≦: : :{.: .: .: .: ∧　　　　　　　　　　 ﾉ.: .: .: .}: : :.　|
 

　　　　　　＿＿＿_
　　　　 ／―　　―＼　　　　　　　　　知ってた。
　　　／ ●　　　● 　＼
　　　|⊃　(_,､_,)　⊂⊃　|　　　　　　　 そこの野生の柴田娘は無視して。
　　　＞　　 　 　 　 　 ィ’
 

　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 _　　 ─ 　　_
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 .ｨi「⌒''^~￣　 　 ｀`～､、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,,､Ⅵ､､,,_　　　　　　　　　｀＼
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 .ｨi〔::::/::{:::::::::::::〕iト .
　　　　　　　　　　　　 　 ／::::/::::{:::/,:::::::::＼::::::::＼
　 　 　 　 　 　 　 　 　 .::::/::/::|::::'/:∧::::::::::::＼::::::::::...
　　　 　 　 　 　 　 　 /:::/:::::::::ﾔ:::V/∧:::::＼:::::＼:::::::::〕iト .
　　　　　　　　　　　 /:::/::::::|::|::ﾔ::::＼:::::..､:::::丶:::::::::::::::＼⌒〕iト
　　　　　　 　 　 　 √√::: ィi「⌒:::::Ⅵ〕iト::〕iト::＼::V∧:::::'，　 ＼::.､
.　　　　 　 　 　 　 √√:::::::抖=ミi､:::::. .ｨ笊ミk⌒ﾆ=-:∧ ::::. 　 　 '，:.
　　　　 　 　 　 　 √√ﾔ 込V炒　＼::.、Vrﾘ.!V/:::::::::::/, }:::}ト . 　 }:/　　　　　　　　　　　　　真兄様も勝吉姉様も
.　　　　　 　 　 ／.::::√::ﾔ:::::::::.､ 　　 '｀ ＼　 |:: ､:::::::::::::/,}:√　 :〕iト .
.　　 　 　 　 ／:::/::::√::::ﾔ:::∧:::＼ v_ ｧ 　 .ｲ|::| :＼ :::::::: }/　　.~''＜::::〕iト .　　 　 　 　 　 　 上に立つという自覚をもう少し持つべきかと・・・
　　　　 　 ..::::::::/:::::::::::::√'/:::∧＼:::.､　.ィi「､ Ⅵ､ :: ＼::::::::::::..　 　 　 ~''＜::::〕iト .
　　　　 ..::::::／.:::::::/::::::√ ‘i,::::::'， ＼:::.､{ V/≧=- .┐.＼:::::::::＼　　　　　　~''　::::::..　　　　　 血を残すのは世の習いですよ？
. 　 　 /:::::　 /::::::/:::::::/: : :V〉,:::::::.､ V＼:::.､v/: : : : :/::/, }) ､:::::::::＼　　 　 　 　 ＼:::'，
.　 　 .:::: /　.::::: /:::::::/ {: : : V〉＼::::＼＾´＼:::.､_ : : /ヽY,ｨΥ 〕iト ::::::::...　　 　 　 　 ):::}　　　　あぁ、於次丸の想いは知ってましたので。
　　　|:::::.　√::::::::::::/::::] : : : :寸，〕iト :~''＜⌒7.: :/: : [乂ノ. }}　 ⌒〕iト :::::..　　　／:::
　　　|:::::　√::::!:::::/√:/, : V/: ＼＼ ／⌒ﾆ=-／. -┐:::/∧′　　　　　＼::＼.::::／
　 　 ﾔ::: /|:::::::l:::/ √:::/, : ‘i, :[ : ＼{　　 {／ィi「　　/::__::::::::'，　　　　　　　'，::＼
.　 　 ﾔ::.:/::::::::|::　 {:::::{::::, : : :＼: :'，‘i,　　[_]　 　 .人　 |:::::::::::.　 　 　 　 　 }/:::::::.
　　　 ﾔ::'　:::::::|::　 {:::::{::〈 : : / : ＼} : }｀ヽ⌒〕iト　 ,,_ﾉ　 ｀Y:::::::::..　　　　 　 　 }:::::::}
　　　/ﾔ::. ﾔ:::::::|　.{:::::{v/＼{ : : : v〉 :}O :'，〕iト _　 >-=≦::＼:::::::＼　　　 　 .:::::::/
.　　/:/ﾔ::. ﾔ::::::|　 ::::/,∨/]: : /: : '，:{: : : :＼／⌒7:::＼::::::::::::＼:::::::＼　　 ..::::::;i’
.　 √　 '/〉 '/::::|　 v:::/,< : Ⅵ{ : : : ⅥO : : :/: : : / ､:::::::＼::::::::::::＼:::::::＼.:::::／
　 √. 　 v:〉 '/:::　　V:::∧＼}: ＼ : : Ⅵ : ／: : : /::.､ ＼:::::::＼::::::::::::＼:::::::ヽ
.　 ::|　 　 v:〉 V:::.　　V.ィi「: :ﾔ: : 丶: :｀Y〔.: : : :/: 〉:::..⌒〕iト　 '，::::::::::::丶::::::'，
　 |::.　　　 ＼. V:_､＜⌒ : : : ﾔ: :} : 〕iト{/: : : : :{:/＼:::::＼　 ‘i,::'，::〕iト :::::::::::::.
　 |::|　　 　 _､＜⌒: : : :乂 : : {_/: : : :/∧ : :｀ヽ[ ＼ ＼:::::::..　‘i,::::::::::'， ＼::::::/,
　 Ⅵ 　 　 [ : : :/: : : /: : : ＼: :Ⅵ:／⌒-ミ''＜ﾉ :⌒〕iト .　:::＼ ＼:::::: '，　 '，:/,
　　Ⅵ　　　Ⅵ:/ : : : { : : : : : :'，｀'∧.　　 〉 _う ＼: : : : : :＼ v/'， 丶::::::.. 　 V/,
　　　　　　　Ⅵ : : : : }: :_:＿: : Ⅵ/公.　__{ /‐'7 : :＼: : : : :/　v::: 　　＼::::＼ |::::
.　 　 　 　 　 Ⅵ_､＜⌒　　 Ⅵ｀ヽ∧ と_ ー_ 'う : : : :'，／:Ⅵ |:::|.　 　　＼::::＼:
　　 　 　 　 　 ~''＜:./,　　　 ﾔ ／: :と_乂`_ｰう. : :／⌒:::::::ﾔ.√.　　　　　 ＼::::'，
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　　　　　　　　　　　　 ﾔ:;:;:;:;:;:;:;:｀¨¨ :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;√ . ＼:::}/:::::|;　　　　　 　 .::::/ V∧
　　　　　 　 　 　 　 　 ﾔ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:| :;:;:;:;:;:;:;:;: √　　　＼〉::::! 　 　 　 　 〈／ 　 '//,
　　　　　　　　　　　　　ﾔ :;:;:;:;:;:;:;:;: |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:√ 　 　 　 Ⅵ]　　　 　 　 　 　 　 |:::::
　　　　　　　 　 　 　 　 ﾔ:;:;:;:;:;:;:;:;:; |:;:;:;:;:;:;:;:; √.　　 　 　 Ⅵ 　 　 　 　 　 　 　 |:::/
.　　　　　　　 　 　 　 　 ﾔ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:| :;:;:;:;:;:;: √　　　　　　　　　　　　　　　　 　 Ⅳ
 

　　　　　　　　/::l　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧∧ｊヽ::lヽ::::::::::::::::::::｀ヽ
　　　　　　　　{::ﾍ　l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:::ヽ.l::::ヽl::::::ヽヽﾄ､:::::::::ヽ
　　　　　　　　ヽ:::ヽ!:::::::::::::::::::::/:::::::::/::::::::::::::/:::::::::i:::::ﾍ:::::::ﾍ ＼ヽ:::::::::ヽ
　　　　 、　　 _ノ:::::::::::::::::::::::::/:::::::::::l::::::::::::::::j::::::::::ﾊ:::::::l:::::::::И 　ヽヽ::::::ﾍ
　　　　 ヽ二;;ィ::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::l!:::::::::::::;ｨ:::::::::::l l:::::::l:::::::::::::ﾍ　ﾄヽヾヽ::ﾍ
　　　　　　　/:::;ィ::::::::::::::::::::::::l､:::::::::lﾍ::::::::ﾑl:::::::::::j　l:::::ﾊ:::::::::::i::::∨::ヽﾍ ヽ:ﾊ
　　　 　 　 /／/.::::i::::::::::i:::::::::ﾑ::::::::|=ﾍ:::/-l::::::::::/　l:::::j｣::::::::/:::::::::::::::::::ﾊ　ヽl
.　 　 　 　 l:;' /::::::::l::::::::::l::::::::::l弍､:::|う∨ﾐ､l:::::::/ 　 l::/ 1::::::ﾑ:::::::::::::::l::::::ﾍ
.　 　 　 　 l:l l:::::::/j::::::::::::ヽ::::::l `ヾ'` ﾉ　　 l:::::/　　 l∠=l::∠/::::::/:::::::ﾄ､:::::ヽ
　　　　　　 i! l::::::l/:;ｨ:::::::::::::ヽ:::', ｀`｀'一 　l::::/ 　　 lj!-'ﾊ/ }ｌ::::::/::::::::::l　ヽ､:::`､　　　　　　　　　　　ここがお前の家だろ。
. 　 　 　 　　 |::::::::/ l:::::::::::::::::ﾄ､ﾍ　　　　　l::/ 　 　 ｌ'ゞ-'､_,/:／:ﾊ:::::::::!　　 ｀` ｰヽ
　　　　　　　 j::::::ﾍヽl::::::::::::::::ﾍ｀ヾ　　　 　|/　　　 l′ 　／ｲ::::j　|::::::::l
　　　　　　　/;イ::::::ゝ!:::::::::::ﾊ::::'､ ｀　　　　　　　 　 ,　　　 /:::::l　 |:::::::j
　　　　　 　/' /:::ィ::::::l:::::::::::!　＼ヽ　　　　　 　 . ／ 　　 /::::::::l　 l:::::/
　　　　　　 ∠-'´l:::::::::ﾄ;:::::::| 　　　　　　　 -＝'っ　　　ノl::::::::::|　 l::/
　　　　　　　　　 l:::::i:::/ ヽ:::|｀ヽ､　　　　　　 ｰ　 　 ／:∧:::::::::| 　ｼ
　　　　　　　 　 , ﾍﾊ/ ､　ヾ!　　　｀ヽ､　　　　　／/:::/　ヽ:::::::l
　　　 　 　 　 ／　　　　 ｀丶、　　　　 ｀ゝ--, '´ /:／　　 ヽ::::l
.　　　　　　／　　　　　　　　　 ｀ヽ､ 　 /ヽ::::| 　 '"　　　　　 `ヾ
.　 　 　 ／ 　　　　　　　　　　　　　 `ヾ.　 ヾ!
　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼
　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
 

　　　　 /:::::::::::::::::::::　　:　. . . . ..:: . ::::::::::::::. :::.　.　::. :. .. ::. :. :｀ｒ､::ヽ
　　　　,'::::::::::::::::::::...: .::: .::.: .:::..::::::::::::::::::::::::::..:::::..::::.::::::.. :::.;:::. ::::', ヽ::'､
　　　 ,':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::､:::::::::::;::::::::::::ヽ::::::::',　ヾ'､
　　　/::::::::::::::::::::::::::;:::::::/:::::::::;ｲ::::::::::!::::::::::::::::';::::::::::!::::::::::::::::ヽ::::::',　 ｀`
　　ノ::::::::::::::::::::::::::::!:::::/::::::::/ ｌ:::::::::/|::::::::::ｌ;::::::';:::::::ｌ::::::::::::::::::::ﾄ;::::::',
　/;ィ::::::::::::::::::::::::::::!:::ハ:::::/　ｌ:::::::/　ｌ::::::::ｌ ヽ:::ｌ､:::::ｌ::::::::::::::::::::! ヽ:::',
　´/:::;ｨ:::::::::;ｌ::::::::::::ｌ::ｌ‐'､::/―ｌ:::::/　､ｌ:::::::ｌ,.-='､!ヽ::ｌ::::::::::::::::::::!　 ';:::ｌ
.　 !:::ハ::::::::{!:;::::::::::';:! ｒｆﾘテﾗ|::::/=‐ 'ｌ::::/,ィ"7｀T7ﾘ:::::::::::::;::::::|　　';::!
.　 ｌ:/　 ';ｌ::::/ﾊ:::::::::::'、 ､ゞ＝!::/｀　　|::/　ゞ＝'‐ /::/::::::::ハ::::ｌ　　 ﾘ　　　　　　　　　　　利家オバさんの真似は止めろ！！
　　′　 ｌ::/::ヾ;::::::::::::::'、　　 ｌ:ｌ　　　 l/　　　　 ノ;ィ:::ｌ;:::::!　 ヽ:',
　　　　 /´｀;::;:::';:::::::::'::;:ヽ　　ﾘ　　 .::::: ,　　　　´ /::::::!ｌ::::!　　 ｀`　 　 　 　 　 　 　 　 　 もう数年後だ馬鹿！！
　　　　　　 |/|/ ';:::::::::::ヾヾ'､　　　 ＿,,__　　　 ,ｲ::::::::! ヽ!
　　　　　　　　 ヾ';:ト､ｌ:::::',､u　　 /￣￣ｌ 　 ,ィ　ﾊ:::::|　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 利家するつもりか！？
　　　　　　 __,,.. ゝ,　｀ヾ'､:!｀丶､　 ー::‐' ／ / ﾆイ;:ｌ;!
　 _,.-‐''"´　　　　ヽ　ﾄヽｌ |　　 ｀　‐ - ''7 /,イ /　ﾘ ｀''－-..,,, _
　　　　　　　　　　　',ヽｆ` ｌ ! ､　　　　 / // ｧ/　　　　　　　　　 ｀''－- ､
　　　　　　　　　　　 ＼　 ｌ !　ヽ　　 '´ ///´　　　　　　　　　　　　　　　｀''ー.,､
　　　　　　　　　　　　　｀ヾ､'､　　　 　 {ﾉ´　　　　 .....,,,,,＿　　　　　　　　　　 ハ
　　　　_,,..-― ﾍ　　　　　　 `‐┐┌‐'´　　　　　　|　　　　｀''－-､　　　　　 /　 !
　-'"´　　　 　　 ',　　　　　　　 ト-ｌ　　 　 　 　 　 !　　　　　　　　＼　　　 /　　ｌ
 

　　1574年の八月に結納、急にノッブが来て敦盛を舞ったりしたとされる。
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,=─::::...、＿=＜二:::ヽ　／⌒`＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,,=／:::::::::;,=≦　　=　、ヾ≧／　　 　ヾ!
　　　　　　　　　　　　　　　　 ／／　:::::／ﾐ　　,, ≧　￣　　　≦ ＼
　　　　　　　　　　　　　　 　 [　[::::::::::/　　 ／　 ／ ／　`:　　 、、　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼＼::/　ヾ//　 /　 /　i　 i!　　 iヾヽ 　ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　／::::iヾ　/i/　/ i　 i　 :i　 il　:　 !ヽ :i　iハ
　　　　　　　　　　　　　　　 ,、_＼:::iミヾ: :i　/　!　 !　 i　 i:!　:　:!　i i　i iﾊ
　　　　　　　　　　　　　 .／/＼　,i:yヾ > i　i　 i　 :!　 i　ﾊ　!:　 i　i i　i i ﾊ
　　　　　　　　　　　　　/ / ／! `"/ミ:: : > .!　 ,,-!─∀- Vヽ　/-∀ノ人ﾉ
　　　　　　　　　　　 ／≦ i／:::::::/i　i i (!　i Y くチ芹=　　　∨ytiﾌ/ i !
　　　　　　　　　　／ ／`=─v:::// i i i.`i　i　i　i `v:ｿ　　　　 i 弋ﾉ　∥
　　　　　　　　　 /　/　　 / / `'/ / /i i!i　 i　i　i　　　　　　　'　 /　 !
　　　　　　　 　 / /　 　 / /　 /　　 i i i !　i　i　i、　　、　 ,　 ／ 　 i
　　　　　　　　 //　 　 ./ // ./　　/ ∧ハ ヾヽ. i ≧ 　　　／、: : : i
　　　　　　　　∥　　　/.//　/　　/ / _,／i!、 i!Vミ:.、、 i≦::::ミヽ: :!
　　　　　　　 i i　　　././/　/＿=─≦::::::::::＼ﾘ:ii::ii:::::il l三二ミヾiリ　/
　　　　　　　.i !　　 / /　,,=二　 ,,─=＼:::::::::::／::ﾉ:／:　:,,￣＼＼／ヾ
　　　　　　　i !　　/ /／　 　 ／／￣￣ i:::::/:／／　`　　　　　`:i　 ハ.
　　　　　　 ,; !　 / /＼　　／／　　　　　l::://／　　　　、　　　　_.iヽ　 i
　　　　　　//　/／彡ハ .!　i　　:: . 　　　!///　　　　　　＼_...／:::＼＼!
　　　　　/ /／　／ ／ハ ＼＼ : : : : : ._,i彡`Tミ=.＿=:二:≧`、::::::::::i　i
　　　　/ ／　／　 /　　　＼ ＼＼..:.::::/イ"　 !、　＼:::::::::::::::ヽヽ:::::::::)./
　 ＿,, ;; ".／　　 /　 ／//　／／ 　 /!/ミ　　 ヽ　　ヾ;:::::::::::::i　i::::彡'i
￣　　 彡"　　／　　 ／/　/ /　　. : i./iミ: . . : . ヽ　　 i:::彡::::l　l／. i l
　　／　　　／　　／　Y　./ /　　. : : !　!: : . .　　　i 　 └:─:┘:　／i l
　"　　　／　　／/　/ i　< <　　: : : : i　i : : . . . .　 !　　 ＿＿_　/::i .i .!
　　　彡'　 ,／　/　　　i　 i　i 、　　　:.!ハ : : : . .　 .!　　 i:::::::::::l i::::l　! l
 

　　　　　血の繋がらない兄妹が故あって家族として振る舞い・・・
 

　　恋心を直向きに隠し、それでも抑えきれぬ愛が二人の仲を深めた。
 

　　　　　　 　晴れて結ばれた二人の話は民衆の心を打った。
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,,,,,,,
　　　　　　　　 　 　 　 　 ＿∠.........ヽ_
　　　　　 　 　 　 　 　 ／　-‐…･…‐- ＼
　　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　 / {　　　　　　　　　　　　 } ',
　　　　　 　 　 　 /.八 　 　 　 　 　 　 　 　 ;　.!
　　 　 　 　 　 　 |　　} ィニミｘ　　､___, --ｧ/　 |
　　 　 　 　 　 　 ﾚ=ﾐ{ 　 rrッ　　{　ｒッｭ⌒.}/^Y　　　　　　　　　　　　これを題材に物書きに書かせれば
　　　　　　　　　 {　　{　 ` "´　 -　､` "´　 }　 .}
　　　　　　　 ＿人 .八　 ／ゝ-､　-ヘ、　 .ﾉ　/　　　 　 　 　 　 　 　 さぞ売れる事間違いなしですねぇ・・・？
　　　　＞'ﾞ´　　/ .≧ }　{ ーｒ――‐‐ｧ }　 }-へ、
　＞'ﾞ´　　　　　　 |: 八　　｀￣こ￣´ . 　 人　　 ≧s｡.
　　　　 　 　 　 　 |:∧ ＼__､　　　　　_／:∨　　　　　　　≧s｡.
　　　　 　 　 　 　 |: :∧:＼ ::≧=-=≦/: : :.∨　　　　　　　　　　≧
　　　　 　 　 　 　 |: : : ＼:::＼ 　 ／:/: : : : :|∨
　　　　 　 　 　 　 |: : : : :.:＼::::／::::/: : : : : :|: ∨
　　　　 　 　 　 　 |＼: : : : : :＼::／: : : : :.:./: : :∨
　　　　 　 　 　 　 |: :.:＼: : : :.／: : : : : :.／: : : : :|
 

　　　　　　　　　　　　ィノ{/＼　｝＼ }､
　　　　　　　　／{／:::::::::::::::::::ヽ!::::::::::::ヽ}＼
　　　　　 /{／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ}ヽ
　　 　 /ﾚ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}イ
　　　./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{
　　　':::::::::::...::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::イ
　　}､}::::::::::::、::::::....　　　　　　　　:::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ
　　[:::::::::::::::[^'＜::::::::::.......... :............:.....::::::::::::, イ::::::::７
　　}::::::::::::::::{ 　 /`'メ､,＿::::::::::::::::::_,斗≠1|　/:::::::::{
　　Ⅵ::::::::::;ﾉ　　　/　/　{ 了^|^}^|　 ﾉ　 } l /::::::::::ﾉ
　　 ヾ::::::::/ .斗=＝≧ｘ　　}　.!　＿＿＿　 {::::::::::/
　　　 ヽ__{__,x＝＝= ミﾝ　　ｨ抖=≠----ミ^!:::／
　　　 「　 .ト.{　 ￣｀ヾ　}}===ﾃ'"￣￣￣㍉厶^!　　　　　　　　　　　娯楽だから！
　　　　、　l　､＿＿＿__ﾘ　 [{{　'´￣￣`　}} },　!
　　　　 ヽ_l　 ｀¨¨¨¨¨¨´　 ｛.ヾ..＿＿＿ノ / ／　　 　 　 　 　 　 　 文化だから！
　 　 　 　 ﾍ　　　　　　　､_ノ　　￣￣￣ /イ
　　　　　　 ‘.　　 ,＿＿＿＿＿＿,，　 ./
　　　　 　 r-}'､　　　　　　　　 　 　 　 /ﾄ､
　　　　　ノﾆｊ　ヽ　　　´￣￣`>　　 ／ .lﾆヽ__
　＿ｒァ'ニニ!　　　、　　　　　 　 ／　　.lﾆﾆ寸≧=-
ニﾆ7二二 fﾍ　　　ヽ..__　､＿. イ　　 ／|二二寸ﾆﾆ
二７二二ﾆl　 ＼、　　　　　　　　 ／　 .|ニニニ寸ﾆ
ﾆ７二二二!　　　 `　 .,_　　_.　 '"　　　 .|ニニニﾆ寸
７二二二ﾆ{　　　　 ／⌒}- 、　　　　　｜二二二二
二二二二.]＼　　 /　　/　　＼　　　　, |ニニニニﾆ
二二二二.」　 ＼/　　 |　　　　ヽ.　／　|､二二ニ=-
≧=------|　　　　　　|　　　　　`´　　 |二≧=ｰ---
二ニニﾆ二|　　　　　　|　　 　 　　　 　 |二二二二ﾆ
ニ二ニ二ﾆ|　　　　　　|　　 　 　　　 　 |二ニ二ニﾆ
二ニﾆ二ニ|　　　　　　|　　 　 　　　 　 |ニ二ﾆ二二
ニ二二ニﾆ|　　　　　　|　　 　 　　　 　 |二ニ二ﾆ二
 

　　　　　　　主犯格はこいつ等である。
 

　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,ゝ―――､
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／／￣￣｀ヽ.＼
　　　　　　　　　　　 　 　 　 / ./　　　　　　 ＼.＼
　　　　　　　　　　　 ＿__　　! //´｀ヽ､ 　 　 　 ヽ i
　　　　　　　　　　／ ,ヘ､｀ヽv',ノ/´,｀ヽ＼　　 　 ｉi
　　　 　 　 　 　 /　メ＞‐｀　 ´"　´´ﾞ＜ﾊ ＼.　　ﾘ
　　　　　　　　 / ,ゝ'　　,　　　　　 ､　　 ｀ヽ､ ヽ　'
　　(⌒⌒)　　/ /　　　,'　　 i　　　 i　　　.　 ヽ∧ 　 　 　 　 '＾Y⌒i
　　 ＼／ 　 ,' /　　,　 i　　 :i　　　 i　　　i　　ヽ∧ . 　 　 　 i　　 ノ
　　　　　　 / /,　　ii __i:　i　 i､　i　 i!　 i__i_i_　 ﾞ 　i　 　 　 　 ﾞy'´
　　　　　　,' .,'.i　ｨ'i!´ｉ i⌒ﾄi. iﾞi　i!. i i,イi　i i!｀i: i　 !　　｡ ﾟo
　　　　　　i　i ﾄ､从!人ﾄ､i i!. i ! i i i´|_ﾉレノi /i i!　i
　　　　　　l　ﾄ!彡三三ミﾐル' 乂从彡三三ミﾞリi . i
　　　　　,ィ　ﾊ　 て:○:ﾊ　　　　　　 心○:ﾊ　 /!　ﾄ.　　　　　　　　　　　　　よし！
　　　 　 i |　i: i　 |i::ｏ::o:i|　　　　　　|i:O::oﾟ:i|　i::| . | i
　　　 　 ﾍ!　 .:!　乂::::o:ﾉ　　　　　　乂:::ｏ:丿　!:! . iﾉ　　(⌒'⌒)　　　　　　 やれ。
　　　　　　!　 i:! 　 ´￣｀ ＿　　　＿　´￣｀ 　 !'　 i　　　 ＼／
　　　　　　ｌ　 iﾍ　"""　/.::::::::::::::::::::::.ヽ"""　.ﾊ!　 i
　　　　　　乂 !:人　　　∨.::::::::::::::::::.∨ 　 . ｲ:::i　 ,'
　　　　　　　ヽヾ::i＞ｧ．_ヽ-　　 　 -'_ .ｨ　　!::,'　/
　　　　　　　　ヽﾒ!ｲi`ー',≧lコｌlﾆl≦.ゝ‐`　 ﾘﾉノ __,ｨ
　　 《￣｀ヽ､_//´,,||　ｨ".://｀ヽ〆ﾍ:.`ヾ. 　 　 ／,// ＿＿
　　　ヾ.､＝/ ｨ｀､,ヘy=.､'/―‐v―‐i:::::.,ゝ=､,ヘ.''| i,ｲ―フﾉ
　　,ｨ＝ヾ　i_,　'´｀,､i＝ﾞヽ　 /◯ﾍ　ヽi｀yく_ﾍ　 〉'=‐,ｨ／
　〃＿‐＝‐｀ヽ､__丿＝ゞ､. ヽ◯/　 ﾉ＞ﾄ､　.／､≠'ｲ》
　ｰ―┬‐,イ 〃/i∥ii´_/.:o≧个≦o//´ゝ‐'!! ﾄ､ヾ＼'
　　　 《:::::i i 　/､,ii　.i|'.＼o》ﾆ又ﾆ《//　'"/^||/,ヘ､〆
　　　　￣ヾ､//.:::ヾ.ﾉ.:::://´＼=／ﾍヾ､／:.ﾞ､!./
　 　 　 　 　 /.:::::::::::::::://､::::::::::::::::::,ﾍﾞ､::::::::::'ヽ
.　　　 　 　 /.:::::::::::::::://　 ＼::::::／　 ∨::::::::::::.ヽ
　　　　　　/.:::::::::::::::://　 ヽ.　｀´　/ 　 ∨::::::::::::.ヽ
　　 　 　 /.:::::::::::::::://　　　　r一ｲ　　　 ∨::::::::::::.ヽ
.　　　　 /.::::::::::::::::/,ﾍ.　　　　i:::::::!　 　　 ∧:::::::::::::::.ヽ
 

　　上からの指示もあって、結果的に全国へと広まる事となる。
 

　　　　　　「「あの馬鹿共は何処に行った！何処だ！！」」
 

　::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::: .: .:::::::::　. :;/::::::. :: ::::::::.　:. :::::.　:::..:::::::::::::.. ::::＼｀ヽ､ヽ
　 ::::::::::::::::::::::::::::::::i:::l::::::...:: ::::/:: .::: :ハ:::::::.. . ::::::::. ::::::::::..:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　｀ﾞヽ
　::::::::::::::::::::::::::::::/l::l!::::::::: ::;ｲ:::::::: /　 ';::::::. ::. ::::::::::::l::::::::::::l::::::::::::::::';:::::::::::::ヽ
　 ::::::::::::::::::::l:::::::/‐ｌ:!';::::::::::/l:::::::::./　　 ';::::::::::. ;ﾄ､:::::lｌ::::::::::l:::::::::::::::::::';::::::::::::::ヽ
　:::::::::::::::::::::l;:::::|￣l｀';::::::/ .!:::::::/　　 　 ';::::::::.ﾊ‐l::::l_!::::::/:::::::::::::::::::::::'､::::::::::::::ヽ
　:::::::::::::::::::::ｌi:::::l,ｚ=;;ﾐ';::::lヽl:::::::l　　 / 　 ';:::::::l=;-!::l`l::::/::::::::::::: :::::::::::::ヽ::::::::::::::
　:::::::::::::::::. ::',';:::|　 {__ﾊ:/ヽl::::::l_,, ﾉ {ヽ､-ﾍ:::::|´_ﾉ::l 'l::/::/::::::::　. .:::::::i:::::',`丶､:::
　::::::::::::::::::::.. ',ﾞヾ 、'､__ﾘﾉ _l:::::l´ ノ 丶`"´l:::::lﾆ-l/　lｲｲ::::::: ..:: .::::::::::l:::::::',　　 ｀`
　:::::::::::::::::::::::::.',　　 ￣￣　 !:::!　　　 　 　 l::::l　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::l､:::::::',
　::::::::::::::::::::::､:::ヽ　　　　 　 l:/　 .:::::: !　　 |::/　　　 ,.':::::::／::::::::::::::::::l ヽ::::::',
　i:i;::::::::::::::::: : ヽ､ヽ 　 　 　 l'　　　　 　 　 l/　 　 ノ::; ィ´::::::::::::､::::::::::!　ヽ::::!
　ﾘ ';::::;:::::::::::. . l　｀ヽ､　 　　　　　　 _! 　 　 　 ／'"´ /::::::::::::　::ヽ::::::::!　 ヽ:l
　 , へ:ﾄ;::::::::::. ::'､　　　　 　 ｒ'';二二二二;ﾕ 　 　 　 /::::::::::::::.: l､:|ヽ:::::l　　 ﾘ
　　　/`∧:i;::::::::::::';､　　　　 {'´　　　　　　ヽi　　　 ,:'::;ｨ;ﾍ:::::::::::l__` ｀ヾヽ
　 　 ヽ {　`ヽ､::::::::', ヽ､　　 ',　　　　　　　 ﾉ 　 ,ィ:／/　 ヽ:::::/ }_ ‐'´ }`
　＼_　 ｀丶､__＼::::l　　 丶　 ヽ､＿＿__,／　／ /'　ﾉ　 　 ヽ/／　　 ﾉ!
　　{ `ｪ;;､＿__ ￣ヾi｀ヽ､__　ヽ､ ￣二￣　／ _ ┴''´　　　 _／　　,.彡'"￣｀ヽ､
　 ／　　、　／　／}, --､　￣ ｀丶＿_,／‐''´　,ｒ'''⌒ヽｒ''´　 , ,.-''´　／　　 　 }
　　 , -‐-ヽ{　　{_／　　 !ｌー　　＿＿＿＿　-〈　　　　ヽ､___{{__,,..-‐''´￣　 　 l
 

　二人の羞恥以外を除けば良い作戦なので、やる夫らもスルーしたのであった。
 

　　　　　　＿＿＿_
　　　　 ／―　　―＼　　　　　　　　　　　　　頭敦盛なんですか？？？
　　　／ ●　　　● 　＼
　　　|⊃　(_,､_,)　⊂⊃　|　　 　 　 　 　 　 　 （別に構いませんけど・・・）
　　　＞　　 　 　 　 　 ィ’
 

　　　中国攻めも間近となった所で信長が元服しろと許可を出す。
 

　　　　寝耳に水の判断に亀吉もつい驚きのあまり聞き返した。
 

　　　　　　　　　　 i　!　i　　　　　　　　 !.　 　i　　i.　　 | 　,ﾘﾚ’
　 　 ,イ　　　　　　i　!　iノ ）　　 ヽ　 　 ﾄ､ 　.i　　! i　　|　/ ,iヽ
　.／　}　　,.ィヽ -‐'' ´ .. イ　ﾒ. 　 ',　、ー-- ﾊ　/i | 　 | /　ﾊ'
_/　　 { ／　　i} ｰ-＜´　-‐'' .iヽ　ﾊ　}ヽ!　}/　i/! ﾘ　　ト､ /ｲ
ｰ-..,,__｀ヽ　　/ 　ヽ 　}､ ヾ! ヽ!　}/ .ﾚ'　.ィ三沙 | 　 　 |リ/　　　　　　　　　　　聞け。
:.:.:.:.:.:.:.ヽ ヽノ　 ヽ　｀i　　　ｨ三彡　　　　　　　　|　　　 !:.:.:i
:.:.:.:.:.:.:.:.:.i　!ー- ,,.｀Y′ 　.ﾊ　　 　 ､　　　　 　 .i|　　　ﾊ:.:.:.',　　　　　　　 　 　 お前らには早めに経験積ませ、武功を挙げてもらい
:.:.:.:.:.:.:.:.:.{. ヽ　　　ヽ　　　　ﾊ　 　 　 　__　　 　 ﾘ　　 ﾊ:.i:.:.:.i
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ ＼‐''´¨i　　i　 |　ゝ .　　 ´- ｀　　/　　 /:.:.:.l:.:.:.}　　　　　　　　　　 他所の家に入るなりしてもらいたい。
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',　iヽ.　 ',　 i 　|　　　 ＞。.__　.ィ/　　 /:.:..:.j,-‐'
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i　}　ヽrﾊ.　';.:.ﾄ､___　 　,}:.:.:.:.|i|/ ,ｲ　/--く ＿_　　　　　,,r_ﾕ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}. }‐ﾍ }/∧　ヾﾍ..__''ー'Y {:.:.／'/　,/:.／ /ﾆﾆﾆｵ≦笊手升!
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ ヾ }:.:.:.:..:.ヽ {ｰ`:.:.:.:.:/ ﾊ ヾ i:/ ／ ,.ィ {:..:.:.:.:.:.:i:.:i | | | | | | |
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.}　} !:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.,.r''"´｀ヽ ／'´, -‐　 ヽヽ:.:.:.:.:!:.{.| | | | | j !
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾘ ./ j:.:.:.:.:.:.:.:.＞ ´　　　　　　　　　 　 　 ヽヽ:.:.:.:..:ｰ-ｧ'' ￣.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ / 　}:.:.:.:.:.／‐-　､　　　　 ,　　　　　　　　 ', V:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.r' ／　／.:.:／　　　　　ヽ　　/ ,,.ィ´ ￣　 ｀ヽ　 ', V:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:彡' 　／.:.:.:/　　　　　　　　 ｀￣　　　　　　　　 ＼! i:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{_／:.:.:.:.:.,′　　　　　　 　 /　　　　　　　 　 　 　 ',.V.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハ:.:.:.:.:.:.:.{　　　　　　　　　 , 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾊ. i{.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.／.:.:.}:.:.:.:.:.::人　　　　　　　　r-､　　　　　　　　　 　 　 ! !ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:／　 ヽ　　 　 　 　 ゝ ’　　　　　　　　　　/　 }i/　ゝ.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:／　 　 　 ゝ.. ＿,..　 ''⌒''ｰ- ..,, 　　　　　.イ､ ヽ/　　｀ヽ.:.:.:.:.
:.:.:.:.:..:.:.:.:,.イ　　　　　　|{:.:___i＿__　　　　 ＿_i___￣´ヽヽ:.:.:./　　　　 ';.:.:.:.:
￣￣￣´　 　 　 　 　 .|{:.Ｏ:.|＿__｀＞＜´＿.|:..:.:.Ｏ / /:.:./　 　 　 　 ';.:.:.:
 

　　　　　　＿＿＿
　　　　 ／ノ　　ヽ_＼
　　　／ ●　　　● 　＼　　　　　　　　　お家騒動防ぐ為ですねわかります。
　　　|⊃　(_,､_,)　⊂⊃　|
　　　＞　　　　　　　　ィ’
 

　　　　　　＿＿＿_
　　　　 ／―　　―＼　　　　　　　　　　　　　　　あぁ、成程。
　　　／ 一　　　ー 　＼
　　　|⊃　(_,､_,)　⊂⊃　|　　　　 　 　 　 　 　 　 人質ですねわかります。
　　　＞　　　　　　　　ィ’
 

.　　　　　　　 　 　 　 　 ―――
　　　　　　　　 　 ／ ／´￣￣ ｀ヽ＼＿
　　　　　　　　　/ ／ 　 /＞''^~￣} √＿二-
　　 　 　 　 　 / /　 厂´　／^＼ j/／　　＼　＼
　 　 　 　 　 　 /　 /７　／　　／＼//＼　　＼　＼
　 　 　 　 　 　 |　 { {／　　／　/　}　 ＼ ＼　　＼｜
　　　　　　 　 | |　／/　 /　 　/　/　 　 |　　＼　　＼
　　　　　　 　 | |/　/／/　 /　　/ /　　 |　｜ ｜　｜ ＼
　 　 　 　 　 人|　/　 /　 / 　 　 /　　 ｜　|　　／｜ ＼＼
.　　　 　 　 　 /＼ ／｀＼|　 |　/ |｜　_,L斗＜ミ　｜　ﾊ}　}　　　　　　　　　　　　　　　　余の想定を超えればのう。
　　　　　　　 /　／　|　|　|＞ｯミ,人| /　/ｨ狄ﾘ（｀Ｙ | /　ﾉ ﾉ
.　　　 　 　 / 　/　 八｜ィ狄ﾘﾉ(_　|/／　乂ソｿ|　ﾉ/／／　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 まだまだじゃ。
　　　　　　 | 　 |　 　 Λ八 乂ソﾉ　　 　　　´~｀ﾉ ／ ／|::::＼＿＿
　　　　 　 ｜ |｜. 　 |　| ＼ ~｀　　　 丶　 _　⌒/　/ 　√＼::＼::::::::＼　　　　　　　　　　 青二才が囀ってるだけぞ。
. 　 　 　 　 V { | | 　 |　|／Λ　　　r‐:::::::::´}　　{　/ 　 /⌒::::):::::::::::::::::::＼
　 　 　 　 ／＼| |　 人 {:::/::::::＼　 ＼＿ ノ　 ィ∨　／}　 ／::::::::::::}::::::::::::}
　　　　　/:::::::::::|人　　 ＼::::::::::::::::＞　＿ ＜ノ:::ﾉ∠:::ノ /⌒＼__／⌒＼/
.　　　　/／⌒)／:: ＼{＼_＞二二┴＜二二／ィ(＿＿
.　　 　 ｛　　（＿彡⌒ ／_／⌒)／ /| |＼　　＼|二二二＜＿
　　　　 　 　 ／￣￣::::::::::::::::⌒＼/Λ|::| |＼＿|| ＼＼＼＼ノ　　　＿ ＿_
　 　 　 　 ／ |:::::::::::::::｀`＼::::::::::::::::::::::::::| |＿_　　　'^＼{⌒:＼二二 ノ:::::::::｀＼
.　　 　 　 |:::|｜::::::::::::::::::::::::＼:::::::/＼:::::| |　　｀　　　＿　｀`ー＞--ミ::::::::::::::::::|
.　　 　 　 |:::|｜::::::::::::::::::::::::::::::::::/　　∨| |　　 ／￣￣　｀`＜　 　 　 ＼::::::::::::|
.　　 　 　 |:::| ＼::::::::::::::::::::::::::::::/　 　 j:::l j　／　　　　　　　　 ＼......:.:.:.:.:∨:::::::|
　　　 　 八 ＼　|:::::::::::::::::::::::: /　　　/::// /　　　　　 ....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{こ:.:.:.:.:√::::/〉
　　　　　 　＼|　|／ :::: ＿＿/　　 ／://／　　　　....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀}厂:.:.:.:./:::::::::::::＼
.　/⌒＼＿　｜/:::::::／＿／　 　 / :/// ／{　....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾉ:.:.:.:.／:::::::::::::::::::::＼＿＿
　{　　　　　⌒}/:::／／／　　 　 /／{ / 　 ／／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／⌒　::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::＼
　 ＼.　　　 　 : : : : ／　　 　 　 j ⌒＼＿＿／⌒i＞ｰ---＜-=ﾆ〔(__)―＜＿＿::::::::::::::::::::::::::::::＼＿＿＿_＿＿
　／　　　　.: : : :.／　　　　　　 /: :　／　　⌒):::::::||:::::::(__)〕ﾆ=‐　 　 |:::|　　　　 ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::
　{　　　: : :.＿／　 　 　 　 　 /: :　　 　 　 ／ ￣￣)::::::::::::::::::| -=ﾆ〔(_]　　　　　　　￣＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
￣￣￣￣　　　　　　　　　 イ.: : : :.　　　　　　　　　　￣)(__)〕ﾆ=‐　 |:::|　　　　　 　 　 　 ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜＼: : :.　　　　　＼　＿／::}::::::::|　 -=ﾆ〔]　　　　　　　　　　　 ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　 ＿／__／ 　 　 　 ｜: : :＼　　　　　　　|:::::::::／::(__)〕ﾆ=‐　 い　　　　　　　　　　　　 |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
￣￣￣ 　 　 ／　　　　＼　 |: : :.　　　　　＼＿_ﾉ:::::::::＼:::::::::|　 　 　 |＼　　　　 　 　 　 　 　 |::::::::::::::::::::::::::::::::／
.　 　 　 　 ／　 　 　 　 　 　 ∨　 　 　 ／::::::::::::::::::::::::::: }::::::::|＼　　 八:::＼＿　　　　 　 　 　 |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　 ／　　　　/ノ　　　　　 ∨　　／:::::::::::::::::::::::::::: ／ :::::::|::::::＼/::::::＼:::::::} }￣￣二=-　 __＼::::::::::::::::::::::::::::::::::
　 　 ／　　　　／　 |　　　 　 　 ∨ノ:::::::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::ﾉﾉ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＜／:::::::::
 

　　　　　　＿＿＿
　　　　 ／ノ　　ヽ_＼
　　　／ ●　三 ●...u＼　　　　　　　　　　・・・っす。
　　　|⊃　(_,､_,)　⊂⊃　|
　　　＞　 .|r┬|　　　 .ィ’
.　 　 　 　 `ー'´
 

　　　　　　＿＿＿
　　　　 ／ノ　　ヽ_＼
　　　／ ●　三 ●...u＼　　　　　　　　　（どこまで本気だ・・・食えねぇ人だお。）
　　　|⊃　(_,､_,)　⊂⊃　|
　　　＞　 .|r┬|　　　 .ィ’
.　 　 　 　 `ー'´
 

　　　　　 ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
　 　 　 (.＿＿_,,,... -ｧァﾌ|
　 　 　 |l､{　 　j}　/,,ｨ//｜
　　　　 i|:!ヾ､_ﾉ／ u {:}//i
　　　　 |ﾘ ＼　u　 ／,!V,ﾊ
　　　 　|　 ●　 　 ●　u　|　　　　　　　　　　　　　　「」
　/⌒ヽ|⊃　(_,､_,)　⊂⊃　|/⌒i
　＼　　ﾍ　　　　　　　　　 /　 /
 

　　他所との軋轢を産まぬ様に三公もしくは四公を公言・・・していたが
 

　 別に減らしても成り立つという事で、あの手この手で減税を理由付け
 

最終的に長浜は二公八民で、納めるのに足りない分は銭で米を買っていた。
 

　　　　　　　　　　　　　　,r,=＝=-､
　　　　　＿　　　　　　　//　 　 ｀ヾ;
　　　.／　._｀>､-r=- ､__l.l,r-､　　　ﾘ
　　 / 　 _(_)-'､/　 /ミ=-=へ｀ヽ、
　　 i　_,(_)-'ヽ/　 /　　　　｀ヾ、 .',
　　 V(_)-' i　,'　 ,'　　　　　　　 ｀ヽ,
　　　|,ｲ. l .ヽl　 .l　　 　 　 　 　 　 l
　　 _.Y､　ヽ､l　 .l/l/l/l/l/l/l/l/l/l/}
　／:::::::ﾄ､ヽ,.l　 .| ｰr-､_　　 t-イ.ﾘ|　　　　　　　　　阿閉貞征のアホが長浜は安すぎるって密告して来たし・・・
　ヽ:::::::::Y⌒'.j　 .|　.|::::l　　　l::::::| l l
　　ヽ;:::::j .､j l　.iﾘ.　',_ﾉ　　　ヽノ　)l　　　　　　　　　余としては別に税を納めてるし、懐に入れてる訳でもない。
　　　｀ｰｲ｀ｰ,l　.l 　 　 　 　 　 , イ/
　　　　　|:::::::'ｲ｀フー-ryry-イ ./ﾘ　　　　　　　　　  むしろ適度に銭を出して回してるのならば大歓迎よ。
　　　　　｀￣´ ./::〈::::)-､,r|::Y|
　　　　　　　　 .ﾌ::::::f::::l全l:::l:|　　　 　 　 　 　 　 　 商売の道理をよくわかっておる。
　 　 　 　 　 ,r/:::::::::Vﾉ-､r',:｀ヽ、
　　　　　 .／:/＝=--}l|　_,ｲヽ;::::＼
　　　　／;;;;;;;´;｀;＾;^;^;l|´゛| |　|:::::::::＞,
　　　 /ノVVVV,f-/VvVvl,ｲVVVVV｀
　　　　　　　　 .し'　 　 　 'J
 

　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／／　 _＿＿　　　　／　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　／／　　/ ., -‐ｧ ￣ 　´ー- ∧　　V.､
　 　 　 　 　 　 　 　 　 / ,,　 　　/ /:／　 /´　　　　　　∧　　V､
　　　　　　　　　　　　 / / 　 　./ .／　　　　　　　　　　　∧ 　 V､
　　　　　　　　　　　　,　;　　　 ,'／　　　　　　　　　　　　　　　　 V
　　　　　　　　　　　　l　i　 　,.'/　　　　　　　　　　　　　　　　　　 V
　　　　　 　 　 　 　 　l i! 　 ,'/　　　　 i　 　.、　　 .i　.i　ヽ　　　　 ',
　　　　　　　　　 　 　 ﾚ　／,'　　　　　.l !　i i∨ 　 l　 l　 ,.}
　　　　　　　　　　　　　　　 !　i!　　　ｷ T T.ヾ∨　|ｷ大.７ T !
　　　　　　　　　　　　 　 　 ﾚ' !　　 　 |.ｲ三≧ｧヽ.{ f≦三ﾆア　　　　　　　　　　　　懐に置いておくを良しとしない心得、見事よ。
　　　　　　　　　　　　　　　　__.',.　　　 ', ﾏ::::ｿ 　 　　ﾏ::::::ﾝ.’ !
　　　　　γ⌒,ｨ ⌒ ヾ,.　　／ 　 ヽ.　 　ﾍ , , , 　 ,　　, , ,.　　 ,!　 　 　 　 　 　 　 　 長浜が米ではなく銭で成り立ってる。
　 ｀ゝ､ 　｝ γ 　　　 !}.　/ 　 　 　.ゝﾙﾍヽヽ　　r--- ｧ　　 ｲ,!
　 ',　 　ヾ、 {!　　　　.ﾘ / 　　　/｀ー‐､ 　∧ ＞ _ー_　ィ ´ ./' 　 　/　　　　　　　　 それだけの話であるわ。
　　∨,　　Y　　　 　 Y⌒´￣ ｀ｰ､ 　‘ー-'イ:.:.:.:..ﾘ.:.:.,ｨ'.:.:.:.:/　, 　 /
　 　 V　 ,ｨ'二ﾆﾐ≧yﾐ､　 　 　,.rｰ｀≦__皿皿:.:.:/,ｨ´i!:.:.:.:.:/／i!　/.:.
　　　 ﾏ"´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀,＞ ´　　　 　 ￣￣ ´　 　 i!:.:.,ｨ:.:.:..:}／.:.:.:
　 　 　 ';.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｒ'＝=‐- ､.　 ／´　　 　 　 　 i!/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::
　　　 　 ',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.'　　　　　｀ ｰ "　￣ ｀ ＜　 　/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::
　　　　　 ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!　　　　　 (.ｙ　　　　　　　ヽ.　ゝ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::
　:.:.:.:.≧､ 　ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.,　　　　　ヾ　　　　　　　　　',　l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｨ´
　.:.:.:.:.:.:.:.:＼ 　ゝ.:.:.:.:.:.:.ゝ,　　　　 ',　　 　 　 　 　 　 } !.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i
　.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ ィヽ ￣　 ./｀ﾞ ￣´　ヽ,　　 　 　 　 　 i!.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l
　.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／∠ ＼,ｨｰ'(_） x　＋ 、＞ ､ ___ 　 イ ｿ l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i!
　:.:.:.:.:.:.:.:.:,./　/＼:.:.:.:.:(_）ソー＋､｀y｀◯.:.:.:.:.:.:ﾐ､.:.:.:.:.ｲ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i
　:.:.:.:.:.:／/　/.::.:.:＼　メ､__} 　 ｀y｀◯.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／　.|!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{
　:.:.:／　/　/:.:.:.:.:.:.:.{　　　　｀ y':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／　 　 |!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',
 

　　　　　　　　 　＿＿＿_
　　　　　　 　 ／⌒　　⌒＼
　　〃　　　／ ●　　　● 　＼　　　ミ　　　　　　　　　　　　泣かしたら駄目スか？
　　　/⌒ヽ|⊃　(_,､_,)　⊂⊃　|/⌒i　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　発狂するぞ・・・＞
　　　＼ll|l 　　　 ヽ._）　 　　l|lll　 /
　　　　人l||l　　　　　　　　 |l||l 从　ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
　　　　( ⌒ )　　　　　　　　( ⌒ )
 

　　亀吉が残している文の中でも信長は特別扱いされていた。
 

　彼の中で形成されていた物を作ったのは信長の影響が大きい。
 

　　　　　　　　 ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　 　 　 　 　 {:::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈⌒
　　　　　　　 ﾚ´:::::::::::::::::::::斗:::::::::i全::::::::::::::爪:::::::::ｨ::::::::}::::::::::∨
　　 　 　 　 　|::::::::::::::::::/ニ∧::::::{三ﾆ＼:::::|三|::::::斗:::::/:::::|＼}
　　　　　　 　 |:::/::::/:::::{￣￣＼::}￣￣　＼}￣{／　}::/::::::::|
　　　　　　　　V{::八:::::::|　==＝＝ 　　　 ＝＝== 　V::::::::::|　　　　　　　　烏帽子親やでー
　　　　　　 　 　 ´ 　ヽ::}　　　　　　　　　　　 　 　 　}'⌒Y¨
　　　　　　　　　　　　　i　' '　　　　 　 　 　 　 　 ' '　　〉 ﾉ　 　 　 　 　 　 ワイが推挙されたのおかしくない？？？
　　　　　　　　　　　　　{　　　　　　__　　....:::ヽ　　 　,イ
　　　　　　　　　　　　　乂　　　　　V:::::::::::::::::}　　,/
　　　　　　　　　　　　　　个o｡　　　 ` ｰ─　'. イ {
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ≧==ｧ -‐＜　 　 {
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ト-┘ 〈　　 ト-┘＼_　＿　_
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 r==ｔｔ┘ /＿＿＿{: O/ : : : : : : : : ハ
　　　　　　 　 　 　 　 ィｉ: : ｘ 圦: :/`───'|: :,,=┴=ｘ. : : :/: : : V
　　　　　　　　　　 ／{ : : : |{0 : V 　 　 　 　 |: |廴0___ｲ|.: /: : : : : V
　　　　　　　　 　 /: : {: : : :|:T :/　　　　　 　 |: |: T: :T: :|./: : : : : : : }
 

　　　　　　　　　亀吉は昌幸から名を頂き羽柴秀昌と。
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__,,........,,,,,__
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,.．''"　　　　　　　 `丶、
　　　　　　　　　　　　　　　, :'" ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　 ／:::::/:::::/::::/::::::::i::i:::::::',::::::ヽ,-'"~:'.,
　　　　　　　　　　　, -'"/:::::/:::::/:::,ｲ::::::::/|:|:､::::::i:::::::::i::::::::::::i
　　　　　　　　　　　　 ,ｲ:::::/:::::/:::/ |:::::::i　|:| .i::::::i',:::::::i::::::::::::|
　　　　　　　　　 　 　 !.!::::/::,'"~"''丶!:::!／_,.．-‐- ．　i:::::::::::|
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ|'´￣/ヽ／ 　.-‐　　 　 ｀ i:::::::::::|､
　　　　　　　　　　　 　 　 　 | ././　 .|　　　､._______,　　',__.::::/:::､　　　　　　　　　　　　　私の名をやろう！
　　　　　　　　　　　　　　　　|/./　,ノ　　 　 ｀""´　.／,ﾍ i/::::::::｀､
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／|'￣ ´ ヽ　　 　 　 　 / .iくり !｀ ,:::::::丶　　　　　　　　　　　嬉しいだろ！？
　　　　　　　　　　　　　　/.　 '､.　　┌―‐┐　　　!.乂_／　　'.,::::::::｀､
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼　丶 _..,ノ　 　,／　　　　　　 ',:::::::::｀､
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　　　 ,.．' |　　　　　　　　 .'.,:::::::::｀､
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,.｀i'''''"　 　.!┐　　　　　　　　'.,:::::::::::､
　　　　　　　　　　　　　　___________,,.|￣ｉ /￣￣´ |　　　　　　　　　 ',:::!､:::｀､
　　　　　　　　　　　　 ／|======／＼|/ _,. ．-‐´~,.''‐．,,　　　　　　',::i ヽ:::',
　　　　　　　　　　　／　 |　　　　　　/ Ｏ　　　　　"'==､._｀ヽ、　　　　i::i　.',:::i
　　　　　　　　／￣｀　／　 _,.．っ../　　　　　 　 　 　 　 ヽ'´｀>､　　　|:|　 |:::|
　　　　　／ﾍ'三二ﾆZ;,.-'"　＜__/＿_　　　　　　　　　　　 ／　 |　 　 |:|　 |:::|
　 ,-‐　'''""~´　　　　/　　　　　----く　　　　 　 　 　 　 /　　　|　　 .!/　 | :|
　/　　　　　　　　　　|　　　　　二二う　　　　　　　　 　 /　.／　|　　 /　　|:/
./　　　 　 　 　 　 　 |｀7`丶--‐‐‐'´　　　　　　 　 　 ∨　/　 　.|　　　　　/
.＼　　　　　_,.．-''''''-V　　　　 !　　 　 　 　 　 　 　 　 |. 　 　 　 ',
..　 ~""'''''"´　　　　　＼　　　　|　　 　 　 　 　 　 　 　 |　　 　 　 ',
　　　　　　　　　　　　　<　､.　　| Ｏ　　　　　　 　 ／　 |　 　 　 　 ',
　　　　　　　　　　　　　 |　　　　|　　 　 　 　 　 　 　 / ﾍ.　　 　 　 ',
.　 　 　 　 　 　 　 　 　 |.　　 　 |　　　　 　 　 　 　 /　　 ',.　　　　　',
　　　　 　 　 　 　 　 　 | 　 　 . |　　　　　　　 　 　 |　　　 ',　 ==‐‐‐',
　　　　　　　　　　　　　|　　　　| Ｏ 　 　 　 　 　 　 |.　　 　',　　　, : ´＼
 

　　　　　　利家した方からは利の字を頂き、秀利と名乗った。
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |
　　　　,-―- 、　　　　　　,-―- 、 ｜
　　　/ /｀~~ヽヽ　　　　　/ /｀~~ヽヽ |
　　　{　{..;;;;;; ﾉ　|　　　　{　{..;;;;;; ﾉ　| |　　　　　　　　　　　　問題はここ最近
　　.　ヾ_`'''ﾞ",,,ﾉ　　　　.　ヾ_`'''ﾞ",,,ﾉ ｝
　　　　　￣　　　　　　　　　￣　　 /　　 　 　 　 　 　 　 　 半兵衛が超元気な事を除けば
　!　　　　　　　　　　　　　　　　 　/
　j　　　　　/´　　　|　　　ゝ　　丿　　　　　　　　　　　　　　説得も出来るんだろうけどなぁ。
　　　　　　ゝ、____人_____ソ/／
　　　　　　_　＿　　　./　／
＼　　　　　｀￣　　 ,/／
　 ` .､　　　　　　　／
　　　:ﾐ:ｰ.､._　　／｀`'''ｰ-､
 

　　問題を解決したと思ったら、新たな問題に悩まされるやる夫であった。
 

　　　　　　　　　　　　　　＼
 

　　￣￣　　　 　 ￣￣
　　(　● )　　　　( ●)　　　　　　　　　　　　　　　紅様には僕が素晴らしい名前をあげますからね！
　　　　　　　　､　　　　　　　　|
　　　　＿＿＿＿＿　　 　 　 l　　　 　 　 　 　 　 利の字はもう使われてるので
　　　　＼　　　　　／
　　　　　 　 ―‐　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 重秀とか、秀重はどうです！？
 

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　　　　　　 ／:.:.:/:.:.:.:./:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
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　　 /' 　 |:./ｲ!:.:_!_|_|＿!{:.:.:|:.:.:.{ _∨|_､_ヽ､-:.:ヽ:.:.ヽ:.:＼:.:.:.:.:.: |
　　 {　　 {:.!|:..|:.: |:.| |:/|! Ⅵ:.: i:.:.　 ､{　ヽ:.､∨:.:|:.:.: |:.|､:.ヽ:.:.:.:.:|
　　　　　 |:|{:.:{:.:.:|{!,.--､　∨: |Ⅵ　 ＼ __Ⅵ_＼}:.:.: |:.|:.:Ⅵ:.:.:.:.:|
　　　　　 |:{!:.:.ﾏ:.|Y/笊心 ∨:! ﾘ 　,.ィ笊心ミｼﾄ､:.:.|:.!､:.:.}:.:.:.:. |
　　　　　 {∧{:!:从　 比刈　从　　　　比j刈　 }:.:.Ⅵ:|.　Y:.:.:.:.: !　　　　　　　　　武士になるつもりは一切ないので
　　　 　 　 　 |:.:.:ﾊ　 込ｿ　　　 　 　 弋こｿ　 ':.:.:.:.:.,' ）,:.:.:.:.:.:.:|
　　　 　 　 　 |:.:.:.:.:　　　　　　　　　　　　　　 ,:.:.:.:.:.,' ,.ｲ:.:.:.:.:.:.:|　　　　　　　　　 考えずとも大丈夫ですよ。
　　　 　 　 　 |:.:.:.:.::　　　 ｀　　　　　　　　　 /:.:.:.:./´:.:.i:.:.:.:.:.:. i
　　　 　 　 　 |:.:.:.:人　　　　 v 　 ｧ　　　　 /:.:.:.:./:.:.:.:. |:.:.:.:.:.:.::.
　　　 　 　 　 |:.:.:.:.:.:|:.:.:､ 　 　 　 　 　 　 イ:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:|:.
　　　 　 　 　 |:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:＞:... _ 　 　 ´　 ,:.:.:.:.∧､_:.:.:. |:.:.:.:.:.:.:|:.:.
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　　　　　　　　その頃、半兵衛は泣いて引きこもった。
 

　　　半刻後には学問に目覚めた高虎に引っ張り出された模様。
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次回に続く