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投稿日:2023年11月30日

やる夫は化け物と蔑まれながらも生きるようです 10話

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142:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 00:31:19 ID:VLSW1f6k
 
 
 
 
 
 
 
 
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     /                `、. 
    .′                丶      ん……ん? 何だ、先に行ったのかお
   /                   ヽ
  i                     i
  !          >一 、        !
   !           /__≦二_ \      !
   \   _ 斗≦ ´ --  _`ーヽ   /
     > ´             `ミ丶、
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  i   \                     \
  |    ヽ-―   ¨¨¨¨¨¨ 丁 丁¨¨  ‐-ヽハ
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 システムメッセージ
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  朝起き抜けてくると、リビングの机の上に一枚のメモが残されていた。黒猫が残したメモで
  あり、流麗な筆跡で 先に人捜しに行ってくる。心配無用 とだけ記されていた。
  ゴミ箱を探してみると、食べ物を食べた痕跡があったので心配は無用だろう……どうやら
  昨日の夜から相当やきもきしていたので、日が昇ると同時に探しに出てしまったのだろう。
 
  普段通り七時に起きたのがまずかったか……
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147:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 00:34:58 ID:VLSW1f6k
 
 
 
 
 
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             /                     \    (……まぁいいか、ああなると暴力の振るいようも無いし)
            /                       \
           /                          ',
          /                               ',
        i                              .
        |                              i
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        .                           
         '.                             }
           __',_______________      ノ
      /二二二二二二二二二二二二二二二二ニ\   /
     /二二二二二二二二二二二二二二二二二二二}/
     }二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニニ∧
     i二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニ
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 システムメッセージ
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  だが、別に気にする必要は無いだろう。昨日どうするかと話し合った時点で朝から家族を
  探しに行くと行っていたし、自分も物資を集めると予告した……その通りに行動した方が
  良いだろう。
 
  とりあえず、今は朝食を食べよう。乾パンをもそもそやりながら、どこで物資を集めるかと
  考える……良い場所は幾つか思い当たる節があった。
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148:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 00:41:01 ID:VLSW1f6k
 
 
 
 
                     -  ̄ ̄` - 、
                 /ー、         ヽ
                , -、     ヽ、_     ハ
                 ノ!o }  !、_         ',
              / >    o`ー--      }
              { /    ヽー- _  _   !
              ヽ`ー〈   }     イ´  ヽ j    (どこに行こうかなっと……)
               >、  ー'    (  , イ⌒ヽ' |
               <  7ヽー-ァー-ヾ/    .ハi
      r='ヘ      /ヽ!:::{ <´    ハo     i
      ∨l∧     ノ  / 7::`->  /    j     /
       ∨l∧  _/ j / /:;':::〈-イ     〈    ..|
       ,イ )ヘ}-' / j /:::;:r´        !   ...|
       ! ⌒)ヘ  ノ /:::::;/        }   ..|
       ヽ ´ノヘ/  /::::::/       ヾ /    |
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 システムメッセージ
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  一つ目は昨日行ったスーパーや、その近くにある商店街……ここでなら大抵の物は揃え
  られるだろう。ただ、あまり専門的な物や大柄な物は見当たらないだろうが……
  二つ目は少し離れた場所にあるショッピングセンターだ。扱っている物は多彩で豊富。また、
  ここから少し離れているので放射線汚染も少しはマシだろう。
  最後は、駅ビルだが……薬局や書店、スーパーがあるのだが、どれも規模は大きくない。
 
  さて、どこに行くべきか……0:45
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149:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 00:42:17 ID:hpFGlAQY
放射能汚染がマシってことは人に遭遇するかもしれないんだよなー…

150:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 00:43:11 ID:bPfT//U2
ショッピングセンターでいいんでね

151:名前:普通の名無しさん : 2012/02/12(日) 00:43:40 ID:Fj6mf97E
書店

152:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 00:43:43 ID:blNZkx7s
つまり時間がたてばドンドン漁られる可能性があるということだな
早めにいったほうが良いんじゃないかな

153:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 00:45:00 ID:hpFGlAQY
ショッピングセンター

154:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 00:45:00 ID:fjTXv6eQ
ショッピングセンター

157:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 00:50:04 ID:VLSW1f6k
 
 
 
 
 
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_三三三三三三三斗≪ ¨ : |: : : | | : : : : | : : : | : : : : | : :::::::::::::::::::::::::|   トミ三三三三三三三三
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 システムメッセージ
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  ショッピングセンターは家から半時間ほど歩き、自転車なら二十分ほどで着く場所にある
  何の変哲も無い全国展開チェーンの一店舗だ。
  一階部分は普通のショッピングセンターで様々な物が置いてあり、大凡必要そうな物は
  殆どが手に入るとみても良いだろう。二階には家電量販店が入っており、その隣には大きな
  スポーツ用品店もある。そして、小さいながらも書店コーナーもある。
 
  普段ならちょっとした買い物なのだが……今日は少し大がかりになりそうだった。
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158:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 00:50:53 ID:7c2fKP7o
安定のウォルマート

160:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 00:51:52 ID:hNY75OKo
案外生理用品とかも…  いやデビサバの式思い出せば…

162:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 00:52:35 ID:hpFGlAQY
>>160
…生理、来るのかね?

164:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 00:55:56 ID:blNZkx7s
黒猫いくつだと思ってんだwww

165:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 00:57:05 ID:VLSW1f6k
 
 
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     /`ヽ、__.',      `¨¨´   ヽ   l
    ./   \ .ヽ.     (_ノ--'  ノ
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  ./    ./   l l  \    | r-ヽ  `ヽ
 /    l    | ヽ   .>、 r'__..>>   |
./     iヽ   .|_ヽ.イ .〈Y´ i `''1 |  |    さーて……そんじゃ、行くかお
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\   / _,,-ヽ  ヽ  .i  .|  .i  .|.l  |
  .ヽ∠-''"ヽ    ヽ  i  .|   i  |l ..|
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 システムメッセージ
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  地面は安定しないので、念の為に大きなブーツを履き、長袖の上下を纏って手袋もつける。
  別に障害にはなりはしないだろうが、引っかけて怪我をすることもあるし、念の為に気を付けた
  方が良いだろう。
 
  そして、昨日能力は別に誰憚ること泣く使うと決めた。こんな状況だ、生き残るのが最優先
  であり、そして生き残るのにはこの力は有用だ。人の目を完全に気にしないという訳では無いが、
  完全に自重するのはヤメだ。まずは手始めに……
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166:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 00:57:32 ID:WEFdotWI
あの体になっても生理くるのかな?

167:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 00:58:14 ID:hNY75OKo
来るだろ…  やる夫と繁殖()して異能者の人数増やさなきゃならないんだから!(マテ

168:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 00:58:27 ID:uyLycBK2
こなきゃ困るだろw
生物的に

172:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 01:02:47 ID:VLSW1f6k
 
 
 
 
                ゞ.:.:/.:.://;;/;:;:;:;/⌒ヽ
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 システムメッセージ
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  戸締まりしてから家を出て、玄関先から全力で跳躍した。一息に飛び上がれるのは10m程、
  そして上昇が終わった瞬間には一瞬だが虚空に足場が形成され、再跳躍することが出来る。
  これで、合計20mの高みに昇れる……そして、やる夫は家の近くにあったアパートの上に
  到達する。
 
  ここから飛べば高さは地上から40mには昇れることとなり……少し離れた場所にある小さな
  マンションの屋上にも上がることが出来る。そして、そこから跳躍すればかなり高い場所から
  滑空するような軌道を描いて落下し、かなりの距離を稼げることになる
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179:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 01:07:29 ID:VLSW1f6k
 
 
 
 
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             /  _`__     __     ,
                ′  ̄ ̄        ̄ ̄    ,
               {  "'              、、   }     ふぅ……自転車の倍くらい速いな
.            、     ゝ-‐ ー- '      /
            _> 、              /
                ∨/r v'´ ヽ _  「/7,<
           /V,l / \ V   」/////〉
.            ,.イ //Y〈_   ヽ.〉 く//////__
            /.:.|///ゝ、 `ヽ./ f⌒o 7¨´///}
            >、:ヽ/ ` `Y !  _! [`__'7´////,j
.      __ /   〉′j .イ /} } / _/ ∨//////,|
     / f´ | ト、` 、ゞ / { {//   У//////|
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 システムメッセージ
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  高度が下がればまた別の建物に乗り移り、そこから滑空して移動する方法を取り続けて
  家からショッピングモールに辿り着いたのは十分ほどしてからの事であった。
 
  生身でかつて無いほど高い場所に立ったのでその辺を見回したりもしたが、生者の姿は
  見当たらない。時折血を吐いて倒れている死体や、倒れた建物や瓦礫に押しつぶされた
  死体が散見されただけで、人の気配は完全に無い。どうやら殆どが学校などの広域避難所
  に駆け込むか、死んでしまったようだ。
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180:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 01:08:26 ID:hNY75OKo
マジで崩壊してんなぁ…  物資漁りつくしてやる夫達は生きて行けるのか?

181:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 01:08:53 ID:3bIZRLbQ
血を吐いて倒れている。とか嫌だなw

182:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 01:09:10 ID:blNZkx7s
アイスは混ぜながら冷やし固める必要があるのでそのまま凍らせたらただの甘い氷になる
ただ金属の筒とかがあれば家でアイスを作ることも可能
けどダッツが再現できるかは実際にやってみるしか・・・

185:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 01:10:37 ID:VLSW1f6k
 
 
 
 
 
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  そんなこんなでショッピングセンターに辿り着いたのだが……中から人の気配はしない。
  だが、扉が開け放されていたりと結構荒れている。
 
  地震でかなり物品がとっちらかったり、棚が倒れたりしたようだ。買い物をしているときに観察
  した限りでは結構しっかりと地面に固定されていたようだが……あの揺れではそれも無力
  だったらしい。さて、何を集めるか……
 
  1:15
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189:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 01:15:00 ID:WEFdotWI
日常品や食べ物あと一応医療品もいくつか

193:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 01:20:59 ID:VLSW1f6k
 
 
 
 
 
 
 
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:.:.:|'/| | :most of your::|/| : ‐- =ニ二|:|ニ=- |: : |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
:.:.:|'/| | :Shopping:.ex-:|/|: : : : : : : .:.:|:|: : .:.:.|: : |ニニニニニニニニニニニニニ
ニ|'/| | perience with::|/|ニニ: :ニ:.:ニ:|:|二ニ|: : |´: ":‐ .‐┐:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_
:.:.:|'/| | :WALMART :.:.:|/|: : : : : : : .:.:|:|:.:. :.:_|: : |:.:. : : :/ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
:.:.:|'/| | :DiscoverR or |/|: : : : : : :.:.:_|:|ニ=- |: : | ̄ ¨  /
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  日用品……と行っても大抵必要な物は揃っている。家に無くて必要そうな物と言えば、大がかり
  な工具ぐらいの物で、別に必要では無いといえば必要では無い。隣の家を完全にブチ壊して
  畑にしてしまおうかと半ば冗談のように話したが、正直あれはまだ実行するには早いだろう。
  とりあえず電池なんかの必要そうな消耗品を粗方鞄に詰め、処方箋薬局があったので、その
  薬局から使えそうな市販薬を適当に詰め込んだ。風邪薬、鎮痛剤、止血キット……持っていて
  損をする物は無い。
 
  そして、ショッピングセンターなのでナマモノは置いていないが、それでも飲料や菓子の類は
  唸るほど置いてある。これを新しく失敬した鞄に詰めるが……中々の重量だ。例え軽減出来る
  とはいえ、全くの無になる訳では無い。持てる重さは精々両手に持って背に担げる大きさで、
  数百キロが限度というところだろう。まだまだ余裕があるといえばあるが……
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194:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 01:22:57 ID:zInk20Fc
やる夫たちって物理ダメージには強そうだけど病気にはかなわなそう

195:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 01:23:58 ID:3bIZRLbQ
輸送量が少ないのも問題だな
道がつかえないから仕方がないのかな。人力ピストン輸送とかになるのかな

196:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 01:24:04 ID:hpFGlAQY
>>194
むしろ病気にこそならないんじゃね?
放射能もヘッチャラ未来だし

197:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 01:25:11 ID:deJQVgPQ
>>194
黒猫の方は病原菌や体内の悪い部分を燃やして再構成とかやれそうだけどな

198:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 01:25:27 ID:VLSW1f6k
 
 
 
 
 
 
 
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  しかし、改めて侵入して中を探索すると、その荒れ具合が良く分かった。棚が根本の補強
  すら役に立たないほどの強さで揺れたのか、ねじ切れるようにへし折れて、それが幾重にも
  重なるようにして倒れている。重力軽減を使えば一人でも起こせるが、端から端まで全て
  起こすのは苦労するし、それらは自立しないのでさして意味も無い。
 
  だが、店の中には死体は転がっていない。血糊は所々に広がっているが、見当たらないのは
  職員がしっかりと避難誘導をし、死体を運び出すなり何なりしたからだろうか。
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199:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 01:26:45 ID:zInk20Fc
どこまで大丈夫なんだろうね?常人をはるかに超えた耐性は獲得できたけれど限界はあるのかどうか

200:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 01:28:01 ID:blNZkx7s
サイヤ人も病気には勝てなかったんだぞ

201:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 01:28:30 ID:u4uYPyow
そもそもまだ生き物なのかどうかすら怪しいしなぁ

202:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 01:31:51 ID:VLSW1f6k
 
 
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  その答えは二階にあった。上の家電売り場等を見ようと思って階段を上がると、踊り場を
  抜けて二階の家電量販店とスポーツ用品店を区分けする空白の場所に、死体が何体も
  並べられていたのだ。どうやら、運べないからここに並べていったらしい。外に放置すると
  獣や鳥に漁られるからそうしたのだろうが、ここまでやるとは此処の責任者は中々優秀な
  人物だったようだ……
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203:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 01:33:56 ID:blNZkx7s
む 人がいるのか

204:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 01:36:26 ID:VLSW1f6k
 
 
 
 
 
              _   
        _..-''''゙゙゙´   ゙゙゙゙'''ー,,
       /            \ 
     /                `、. 
    .′                丶
   /                   ヽ
  i                     i
  !          >一 、        !
   !           /__≦二_ \      !
   \   _ 斗≦ ´ --  _`ーヽ   /
     > ´             `ミ丶、
  /                        \
  i   \                     \
  |    ヽ-―   ¨¨¨¨¨¨ 丁 丁¨¨  ‐-ヽハ
  |     丶 i        |  |      } i|
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 システムメッセージ
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  その死体の群れ……およそ10~20程はあろうかという物を見て、やる夫はふと考えた。
  人間の死体を朽ちるがままに任せれば、伝染病が流行してしまうのではなかろうかと。
 
  この死体を置いていった者達は回収して供養するつもりで置いていったのだろうが、自分の
  所見ではそれが達成できる公算は限りなく低い。ならば、今ここで全て消してしまった方が
  後々良いのでは……
 
  1.消す
  2.いや、止めておこう
 
  1:40
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215:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 01:40:00 ID:hpFGlAQY

331:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 21:46:45 ID:VLSW1f6k
 
 
 
 
                      ,'           ,
                      /              /
                        /              ,
                   /              {
                     /              l
              r‐ 、 /                 ,        ………………
             /  /                  l
     , - 、____{_/                 ,
      {                              /
     l `ーr-、,,..::''                /___/
     |   | ノ                  /l  l
     |   /               ,.イ  ゝ_j
.     ヽ/         _____/l  !
   , - '´       __ /l   l     弋,ノ
.   {     _,. -r '´    弋__ノ
  ‘,     {ヽ  |
   }     ! ヽ_ノ
   |  ,  j
   ', ノ  /
    ヽ、__/
 
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 システムメッセージ
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  重力球を掌に精製し、最初の死体に寄せようとした所で……やる夫は手を止めて、軽く振るい
  漆黒の球体をかき消した。まだ、それほど切羽詰まった時期ではない。少しでも……人道
  から外れる事はまだしたくなかった。
 
  例え、自分が人間から大きく外れてしまっていても
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334:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 21:50:25 ID:VLSW1f6k
 
 
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   ゛.゛ ‐..________\--`、___________,'-- ,!.'.          冖.冖.冖        _,..-'''"
旦旦‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_旦旦旦‐_‐_‐_‐_‐_‐_レ'                 _,..-'''"
_____________凸__________       凸      _,..-'''"      _,,.,..,......
       | .|幵幵| | |ミ|i` 、  o   =     目 ,' ,.'         Г」  _,.-'''"        .r‐'''"~   |.|
~|¨|¨"i | ,..'.| .|幵幵| | |ミ| ||.in` r ~‐-,  ~-     8 ,' .,.'  ,. .r'"    '"''''''''''''''''''i――┐. .|      |.|
. ! .!  ! , 'ттттттr .h..,_u !!! |_|i` 、 "  "   .゚.,'.,.', -'"._,L ‐''"=='''T "T |_|     |.. ..| r.1.   .!.!
. ! ー!┌.――.―‐r.-   .|. i⌒j―~┤r- _ ュョ"' ー- .',.' レ"~ r.1 「~.
_レさ/.| .(ェ)Aツ  | .|  .|,<ゝ'_イィ___.i⌒L  、.,.    (.ヲ,-、,.、 /¨
.  ',i .| f i ヾ.ヘ、...| .|  .|l,.,_.|  __      |〉-.r '''''''ヽ='ィ `、ぅ`,'.} Y{
┌─r''1.i__.| ノ}. | .|_,...._,Lヽ.,'´   ヽ‐_.i1_┘、_i二二っ_ヾi¨¨i },'/..l 
|  |_,.|コっ,,1i_ | .| ̄ T,、mi      i_ ,.7A.fヽ_―――.< ~ヽi.゛1 l 
⊥.⊥L.‐ ''" l | .|  /皿皿` ._,ィ(,,,,、)_., 、|ス.「「 ̄「 ̄|__}f"ヽ_ .i ^ト
- ._   _,..-'''ー-‐L」口 , -'"_フζ(`ー'―`-'"~| l  .|  .| |ニニコ¨ 
._ _,.`>´ | .}_t_   |,ィ'__`'_`´_`ー_―_''_'ト.ト_''_''"¨_┐ィ=.l  
‐'"    | ._j    「 ̄|______________|┘<ヽl―.、.
      .|' ,..._,r''>-、   .| f.Y iY゙、ヽ〉V.>ヽi i ノ┌.────┐ ゙、       
      .レ rノヽr,><.ヽ,-゙、 、..|, 〉‐ンt ソヽr">、ノ7-Y7 ,.、  _.,.、  !""".|     
   /、,>`ト、ノ_, ノ、( ヽ_ヽ‐/j  n .|l ,.-L__l ,r-__,..、l',( __,< ),.>ク、-.、,..`、    
  /,,r''ヽ-'ヽ{,r-_ノ.Y  |./,ィ<ヘ,イ< ゙、,' |ノf Y. Y.¨)'i-( ヽ>-<~ヽr-.<)、)`、
/,,.、 `>''"''"ヽ,r' .〉- l,.r=|.ノ  i i  i ', .ll .レ'-'i.i `‐'ィ|`rY 口 ',コ ト、´ ', } }`、
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 システムメッセージ
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  家電量販品点とスポーツ用品店が並べられた死体の向こうにあるが、どちらにも人の気配は
  無く、展示品や棚が倒れていて下と遜色ないほど状態は悪い。テレビ等の家電が横倒しに
  なり、バッテリー液や液晶が漏れて酷い有様だが、販売用の物品は倉庫にあるので使える
  物はいくらでもあるだろう。さて、何か持っていくべきか……
 
  21:55
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339:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 21:58:54 ID:VLSW1f6k
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                 _______ ____
                /         (__ ゝ
              /           (___ヽ_      ……それらはホームセンターでの管轄だわな
             /   ──     ──  (__ _ ヽ_
           /  /´  `ヽ   /´  `ヽ  (_\ 〈
          /     `T;;;:::;;;T′   `T;;;:::;;;T′  \ \
          |     ヾ''''''´"ノ   ヽ⌒゙''''''´" U  |  )
          |       (    i    )       |三三)
          \       `ー ─'^ー 一'       /.:.|  .|
            \         ̄ ̄        /|.:.:.:.:|  .|
             〉三三三》     《三三三〈  |.:.:.:.:|  .|
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 システムメッセージ
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  この量販店に置いてある家電製品はあくまで一般的な物で、それらはホームセンターの
  部分に置いてあるので此処には無い。基本的にはテレビやポットなんかの家庭で使うような
  ものしかここにはない……
 
  取れる物も無いし、荷物が増えたので一旦帰るとしよう。流石に色々と重いし、どの程度まで
  持って跳べるかの確認もしたい
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

340:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 22:02:49 ID:VLSW1f6k
 
 
 
 
 
 
 
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                    ,,..-‐'          \     くっ……流石に結構しんどいお
                  <"  ,_,,_              \
                   ヽヾ丿 |           i  ヽ
                    ヽ& .i        , -ii、ヽ、 )
                        |   へ.  i   i^゙''"
                        |  /    |   |
                       _| /     `-- ´
                       (___/
 
 
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 システムメッセージ
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  まだ100kgを越えないような荷物でも、両手が埋まったり背中のバックパックが満杯になると
  バランスの維持が辛くて跳躍は厳しい……
 
  持って歩くだけなら数百キロでも何とかなるが、完全に動けるのは数十キロレベルまでだろう。
  それを越えると運動能力が低下してビルの上を飛び歩くことは出来ないだろう
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341:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 22:06:10 ID:VLSW1f6k
 
 
 
 
 
 
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 システムメッセージ
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  家に帰り着くのはバランスの習得の練習もあってか少し時間が掛かった……時計を見れば
  九時十分前だ。荷物が増えたら跳躍しても片道三十分は必要という事になる。
 
  一旦家に上がり、バックパックの中身を置くが……まだ黒猫は帰って来ていないようだ。
  人捜しをするといったが、自分も少し位探してみてもいいのではないだろうか……
 
  1.もう一度ホームセンターへ
  2.人捜しに行ってみる
  3.その他
 
  22:10
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349:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 22:10:00 ID:8rlHF7Z2
2 で

350:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 22:10:00 ID:w0lw6zUg
2
タマ姉さがそうぜ!

351:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 22:10:00 ID:zInk20Fc

353:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 22:15:27 ID:VLSW1f6k
 
 
                 ,,..-――-..,,
             /          \
            /            ヽ
         /      ___)   ヽ- l
        /l       '´   _   r  .l
      / ..|       t''j"´    =='' ',
     /`ヽ、__.',      `¨¨´   ヽ   l
    ./   \ .ヽ.     (_ノ--'  ノ
   /     /-‐| \、 ____ ,,..-<      (うーん、集めようと思ってた物全然集まってないけど……
  ./    ./   l l  \    | r-ヽ  `ヽ
 /    l    | ヽ   .>、 r'__..>>   |     まぁ、いいかお)
./     iヽ   .|_ヽ.イ .〈Y´ i `''1 |  |
'      l  、  < ´  .i  |  i  | |  |
\   / _,,-ヽ  ヽ  .i  .|  .i  .|.l  |
  .ヽ∠-''"ヽ    ヽ  i  .|   i  |l ..|
        〉    ヽ .l  .|   .i |`ヽ|
        /       l/  .|   ヽ|  .l
     ./         ./   l     /.\ ヽ
    l           /   .l   〉  \l
      ヽ     /__,..--'┬-イ    |
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 システムメッセージ
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  知り合いの安否を確認することにしよう。学校からは確認する間も無く逃げ出してきたので
  学校も確かめてないし、当日学校に来ていなかった知り合いも何人か居る……そして……
  斜向かいの家に住んでいるあの女性。彼女達がどうなったのか、知りたい。
  さて、どこへ行くか……
 
  1.学校
  2.前日に行った広域避難所の何れか(学校・公民館)
  3.中央街まで足を伸ばしてみる(片道三時間)
  4.その他行ってみたいところ
 
  22:20
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355:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 22:20:00 ID:zInk20Fc

358:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 22:24:54 ID:VLSW1f6k
 
 
 
 
 
 
.        / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
.       /:.               \
     /: : :               \
.     / : : :                  ヽ
    | : : : :   ,.,,,,ノ⌒" '' ``⌒\,,,   l      (……まぁ、黒猫に物資集めるって約束したけど
    |: : : ::;  ( ○ )   ( ○ ) .;:: |
    |: : : : :    ´"''"      "''"´     l       書き置き残しておけばいいか)
  ,_ ヽ___    (    j    ) u /__
/:: r' | r' ̄二ユ:`ー-‐'´`ー-‐'′ / : :: :: :`:、__
: : : :::| .| | /  ) `)         /: :.ヘ : :: :: :: :: :: :\__
 : : |.ノ. ノ /  ⌒ヽ_  _  , ´ |: : : :ヘ: :: :: : : : : : : : .ハ
 : :: ::\         `ト、   /: :、 : : \: :: :: : .i i: :/: ::ヘ
 : :: :: :l: `ー┬-、      |ii入 /|:: :: :\/: : : : {. レ /: :: : ヘ
  : :┐|: :: :: :: :\)  7 ./iiii〈    |: :: :: :: :\: :: :: :V /: :: :: :: :}
 : :イ .|__/ ,へ/⌒\ ./iiiiiiii}   | : : : : : ::/: :: :: : V: :: :,イ: : :!
 イノ: : / /: :: :\_  ̄\iiii}   |: :: :: :: :/----: : .| /ノ: :: :|
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 システムメッセージ
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  中央街まで足を伸ばしてみることにしたのだが……往復で六時間、つまり今から行って帰る
  だけでも夕方の三時まで掛かることになる。ちゃんと今日中に帰ってくるつもりであるのなら
  時間はあまり無い。
 
  正直示し合わせも無く足を伸ばしたら何を言われるか分かった物では無い
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359:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 22:26:04 ID:mSxiL0gk
そういや最初の目的達成してないなw

360:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 22:27:59 ID:VLSW1f6k
 
 
 
 
 
 
 
                                         ┌───┐、
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======|'''''―,,,,_.|''''―,、                  | ̄ ̄ ̄| ,,‐'''| ̄ ̄ ̄|\
.ll ll ll ll |!l ll ll ll ii ii|. ,、,、| \                 ||~MG/||  |      |  \
======|'''''―,,,,_.|('lフ`|!!llii|         , ‐― 、     .|| ̄~ / .| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|_\ |、
.ll ll ll ll |!l ll ll ll ii ii|,((())|゛ヾ|        .| /()().|     .|| /  .| |┌───┐| | |
======|'''''―,,,,_.|('jコ`|!!llii|     __,|   '..|       ,| |   ,/|..|゜人,,+ヽ.。|..|_| |
.ll ll ll ll |!l ll ll ll ii ii|(nn、|゛ヾ|    |  .|''⌒゛''|     .|| | ,//|..|(・ -・<ノゝ|..| | ヾ|
======|'''''―,,,,_.|つ ノ|!!llii|    「 ̄''''|::::::::::::|_       || |// .|└───┘|_| |
ゞ,;;ゞ ;; ll ll ll ll ii ii|と_ノ|゛ヾ|    l/ ̄|::::::::::::| ̄|'i  l~|| |/ ,;;ー''|+++++| | |
ゞゞ ;ヾゞ '''―,,,,_.|「愛 |!!llii|  .// ̄|::| ̄|::| ̄|'|~| ゞヾ; ゞ-''.,;;ー''|_____|_| ヾ|
;ゞ ゞヾ ;ゞゞ l ll ii ii|;;;;|ヽ|゛ヾ|/l//|iiii|::|2c|::|  |'| ,,ヾ;;ゞゞ ゞ .,;;ー''|;;G;;从∧_/| | |
,,ヾヾ ;;ゞヾ.二ニ二| ̄、 |!!llii|/l/  |iiii|::|..H|::|  |' ゞゞ ;;;ヾゞ; ゞ   |;;;; i'()(∀‘.:;;;|_| |
; ヾ ;;ゞ;ゞヾ |_|::::::::i|フ.'''.|゛ヾ| , ;;ゞヾ;ゞ |::|_|::| ゞ;; ゞゞ ゞヾ;;ゞ /|从)),、∩∩.:;;| | ヾ|
;ゞヾ ヾ ゞ . ;ア,,ミ《 ,|;;;;;、;;|!!llii| ヾ ゞ ゞヾ|::=-= ,,ゞ;;ヾゞ ゞ;ヾ ゞゞ、 /| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|_| |
ゞゞ ;ヾゞ .二ニ二| ̄~'l.゛ヾ| ゞゞ;;ヾ; ゞゞ === ゞゞ ゞ ;;ゞゞlilノ"/  |二二二二二| | |
;ゞゞ ;;ゞゞ.  ̄ ̄ ̄|___|!!llii| '',、,、iノ   ,、,、,、,、  ヾlil,'' ゛|i|'  ,,iil|| | ______________ |_| ヾ|
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 システムメッセージ
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  それに、中央街は人が多い上に休日に買い物に出かける程度の場所でしか無いので地理
  に然程明るい訳でも無い。そんな場所に人捜しに出かけたとしても、誰かが見つける訳が
  無いのだが……それでも行くと決めたので行こう。
 
  だが、確かあの辺には知り合いは一人も住んでいないはずだ。そもそも電車を使ったとしても
  五十分以上かかるので、高校生はあまり好まない距離だ。何も見つからない上に黒猫に
  こっぴどく叱られる確率の方が高そうである……
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361:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 22:28:23 ID:VLSW1f6k
と、まぁ選ぶのは良いけどしっかり裏目に出るのもいくらでも入ってるから気を付けろってお話し……

362:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 22:28:51 ID:7c2fKP7o
以前にこれ集めようってシステムメッセージに出たものはオート処理だと思ってたからのう。

363:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 22:29:00 ID:bS8X7VTU
安価スレの宿命なのは分かってるがやる夫の行動がブレブレすぎてワロスww

364:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 22:29:41 ID:Al7iTrQo
だいぶ前だったから忘れてたなぁw

365:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 22:30:15 ID:zInk20Fc
ああ、そうなんだ…
間が空いたから前回と同じような展開は避けたかったんだが、失敗したかな

366:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 22:31:16 ID:izWPBbwo
しかし正直wikiあるとはいえ参加者全員に長期目標や事前情報全部覚えとけ/思い出せ というのも酷である

367:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 22:31:28 ID:mSxiL0gk
目の前の欲に釣られるのは男の性なんだろか

368:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 22:32:50 ID:VLSW1f6k
 
 
 
 
 
              _   
        _..-''''゙゙゙´   ゙゙゙゙'''ー,,
       /            \ 
     /                `、. 
    .′                丶
   /                   ヽ       んー……水のボトル二本と乾パンを二食分
  i                     i
  !          >一 、        !       それと、ライトにナイフとオイルライター
   !           /__≦二_ \      !
   \   _ 斗≦ ´ --  _`ーヽ   /       こんだけありゃ充分かね
     > ´             `ミ丶、
  /                        \
  i   \                     \
  |    ヽ-―   ¨¨¨¨¨¨ 丁 丁¨¨  ‐-ヽハ
  |     丶 i        |  |      } i|
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 システムメッセージ
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  荷物は必要最低限バックパックに詰めて出かける事にした。流石にバックパックの中身を
  沢山詰めると動きが鈍るし、勝手に物資を山ほど持っていくのは問題だろう。それに、向こう
  で何か拾えるかも知れない……
 
  では、行くとしよう
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369:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 22:33:50 ID:VLSW1f6k
>>366 始めた頃に短期目標は再提示したと思うが……物資集めると約束したって……
 
まぁ、別に問題は無いがね……シナリオ的にも……

370:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 22:37:38 ID:VLSW1f6k
 
 
 
 
 
 
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                                l   | : : : :|
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  iv'ヘ                                |  |:|l==|
  | ;`;|                            |  |:|》: ::::|        i'1
  | ;'l:|           i'`'i             、       /|  |:|\ : |  .      |;'|       ,、
  !:`l'|  ζ\     |;`;|             ∥       〕 .|  |:|  || | ./\   _.|;'|       /.:〉
-、_|_.;l:|   \';、\  :|':i;;|     .  i'1   ||/>  r┘.:|  |:|  ||::| |  ∥‐┘ .:|';|──へ./.:/_r‐
ー|_}:;|    \';、.\|;';;;|   ./〉 |;|_r//  /| ̄\:|  |:|   ̄ .:〃../>.::|;'|:::::::::::::::/.:/:::::::::::
-|_|`|_r:‐:‐:‐:‐\';、\;| r‐//┐_|:|::::::::;⊥、r/.::| .:::::::|/\/\   《// ..:::|;'|:::::[]::::/.:/]:::::::[]::
ー|_};|::::::::::: : :: : {二l\;i`!、::://:::::::::::::::::::r| .::| /.:::::<\/   〈:::.:... \ 》 ' .::::::::/|\_n::::::::::::::::::::
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         ~゛'''' ┴'::⊥Λ二\.:|  .:|ー:|__;!__;!__;!__:l__;l:::...\/<>::.  ∠二
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 システムメッセージ
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  崩れたビルの上に跳び上がり、下を眺めながら滑空し、高度が下がればまた高いビルを
  選んで昇り、そして滑空する……そんな風に移動を繰り返すが、家の近くでは人の気配が
  全くない。見つかるのは崩れた家と死体だけだ。
 
  さて、憚ること無く使うとは言ったが、悪目立ちするのもどうなのかという話だ。流石にビルの
  高い所をぴょんぴょんしているだけならあまり目立たないが、高度が下がってくると話は別だ。
  そろそろ広域避難所があった場所が近い……ここからは歩いて行くべきか?
 
  1.歩いて行く
  2.気にしない
 
  22:40
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374:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 22:40:00 ID:zInk20Fc
1 自分からばらす真似はちょっとな

378:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 22:46:28 ID:VLSW1f6k
 
 
 
 
 
 
 
 
          ____
        /      \
       /  ─    ─\
     /    (●) (●) \     (こりゃ到着すんのもっと先になりそうだお)
     |       (__人__)    |
      \      ` ⌒´   ,/
      /         ::::i \
     /  /       ::::|_/
     \/          ::|
        |        ::::|  キュム
        i     \ ::::/ キュム
        \     |::/
          |\_//
          \_/
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 システムメッセージ
┣━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  そっと路地から下に降りて下の道を歩いて行くことにした。流石に歩いて行くと五時間以上は
  かかるだろう。崩れている道程度なら無視できるが、やはり歩行速度では上から飛んで移動
  出来る速度とは比べものにならない。こんな事ならば最初から自転車を持ってくれば良かった
  のだが……やはり、嵩張るし地面が安定しないので、後々無い方がいいかもしれない……
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

379:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 22:48:16 ID:4UdGFd2U
ETな感じで自転車ごと重力操作出来んかね?

380:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 22:48:38 ID:zInk20Fc
色々と悩ましいな

381:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 22:50:12 ID:VLSW1f6k
 
 
 
 
 
 
  iv'ヘ                                   __
  | ;`;|                                  /:/\
  | ;'l:|           i'`'i             、         ┌个┐| | .:_|___.
  !:`l'|  ζ\     |;`;|             ∥         | .:|...:|/:/...:.:|..: : : : : :.:`L..r─Lム、
-、_|_.;l:|   \';、\  :|':i;;|     .  i'1   ||/>       | └┴┬i::::|==========|: :Lム、ロ.::|
ー|_}:;|    \';、.\|;';;;|   ./〉 |;|_r//  /      |[]..::[]. 〈〈::::|::::::[]::::.:.:[]..r、]: :: . : . : .::|
-|_|`|_r:‐:‐:‐:‐\';、\;| r‐//┐_|:|::::::::;⊥、r/.:   ,、   |. : : : :.: :\:|:::::::::::::::::::::/. : : . ┌::、    /〉:
ー|_};|::::::::::: : :: : {二l\;i`!、::://:::::::::::::::::::r| .::| /.::::  _ .||_ | : : : : : :、 〉〉/〉::::::;;:::〈 : : : -┘:::L、r‐//┐ ,、:
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  __,」L__」|____」L 三三三`    ,.        `      }「 ̄ ̄|「 ̄ ̄ ̄|「 ̄ `    ,.
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 システムメッセージ
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  下道を歩いていると、破壊の程の酷さが見て取れる。建物はかなりの数が崩壊し、高層建築物は
  ぱっと見ただけで分かる程傾いている物でさえある。地震が多いこの国の耐震基準を遙かに
  上回る震度の地震だったと言う事だ。
 
  しかし、地震があったのに津波が来ていないのは何故だろう……いや、ここではない場所では
  津波の被害が出ているかも知れない。ただ、ここにまで到達していないだけで……。
  そんな事を考えながら崩壊した街の中を歩き、死体等を眺めながら進むが、流石に三時間
  も歩き続けると重力を軽減して疲労しにくくしたといえど疲れは溜まってくる。そこら辺の石に
  腰を掛けて昼食を摂ることにした
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382:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 22:51:41 ID:7c2fKP7o
そこらの瓦礫を片っ端から能力に飲み込ませようぜ

383:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 22:51:42 ID:hsUJFxDk
当たり前だけどインフラ崩壊は洒落にならんね

384:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 22:53:07 ID:VLSW1f6k
 
 
 
 
 
 
 
 
          ..' .´ ̄ ¨  .、
        /          .\
       / `ー--         ヽ
        /                '.,
        ,'   ィ≦=           ',       (あんまり美味くねぇなぁ……)
      l                  .l
.     r'   ヽ              /       
.     '、_,.、_. ’        r="ミ=,,∠、          「な、なぁ、アンタ……」
      ヽ         ,∠,j    ヽ .}
      ` 、     -彡='      ヽ        ん?
         ¨≧} .(´ /      /  ヽ
          /}〉-‐} /       /    ヽ
.         /.<{¨~´ヾ/      /     ヽ
        /  {!  /      /      ヽ
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 システムメッセージ
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  乾パンにジャムを塗りたくり、御世辞にも美味しいとは言えないそれを噛み砕いて嚥下する。
  そして、喉が渇けば水で潤すのだが……何とも味気ない昼食だった。眺めている風景が
  どうしようもなく味気ないと言うのもあるのだが、もう少し何とかならないものか……
 
  と、思っていると自分に声を掛ける者が居た。それも、複数だ
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385:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 22:54:12 ID:bS8X7VTU
生き残りが食いもん分けてくれー、かな?

386:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 22:54:15 ID:zInk20Fc
全然得にならなさそうな予感

387:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 22:56:06 ID:VLSW1f6k
 
               _____     |/
             /           ヽ    ─
           /               \
          / 、                \
           /   `ー-               ヽ
           |  、__               |     ん……? なんだお、おたくら
         ノ   └┘ /              |
        (、      !_j              |
          {`ー-'                  /
          \  ,, -===ニニニニ====-、_/
            ソ´:::;;;;;;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\
       ___〉:/       |i     \/_
      /| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::       |`ヽ,
     /  .| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::       |:::::::|
 
 
 
 
           ___    _
           >ー:::::::`´:::::::::;Z._
        ∠:::::::::::::::::::::::::::::::::<
         /:::::::;ィ::ィ ;ハヽ;::::、:::::ヾ
.        1:: ノフjメ._v _>ヘ「ハ. :↑
        h.ヒr',ニヽ_r'ニ.ヽ.〕r|        きっ、昨日から何も飲んでないんだ……!
         |f|| い)-゚ノーペ-t)丿||f|
.        ,ゞ|:u  ̄〈_ _ _〉 ̄ u |K         水を分けてくれないか……?
    _,, -‐''7::: | )(二ニニニつ( |:::ヾ''‐- 、._
‐''"´:::::::::::::::i:::::::ヽ._   ‐一  _.ノ ::::::i:::::::::::::::`'''‐
::::::::::::::::::::::: |::::::::::ト、 `:ー─‐''´, |:::::::::::|:::::::::::::::::::::::
:::::::::::r',二Yヘ ::::::::ト、` ‐---‐'´ノ|:::::::::r'Y二.ヽ::::::::::
::::::: {. -ー{_ノ:::::::::| ` ‐-‐ '´  |:::::::::し}ー- }::::::::
:::::::; ヘ. ',二j )‐''フ|          |く⌒(〈こ¨ 人:::::::
:/:{:::::ヾ=イ::::::|oレ;:====、、 |o|:::::::ヾー''´:ノ:`ー
:::::::::`::ー::フ′:::|:::|´∠二二\ヾ;|:::|::::::::::‘く´::::::::::::

388:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 22:57:10 ID:d/YFRF.Y
アリスに死んでくれるされた人だー

389:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 22:57:40 ID:yXusd/22
??「み…水…」

390:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 22:58:51 ID:zInk20Fc
これが女の子だったら…!

391:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 22:59:37 ID:VLSW1f6k
 
 
 
 
 
 
 
                      _  _        _
  _ヽ`Y ,Z._    , -─- 、  ,>  `´  '‐z    ≦-` `' ¨ Z_
 > `    \. 〃^''ー-‐uヘヽ .7 ,ィr=、,.=ヽ、ヾ   >,.ィィィィィィ_`ヽ
/ィ   ,.イハ i、  ゝ.|{ ‐-、  , -‐ }| 1/‐-、  ,.-‐i. |   ´7‐-、  ,.-‐ 7 .|
}| レlイ/_ヽ  ゝ!ヽ. | nTこ・lニl・つフhn|. -, .- }h    r|:=。  。= 7n!
|h n| ´_0i i 0_` |hL|v ̄L_.」 ̄u|ノL|ur |__| 、v|レ    l_L ̄L_」 ̄_, |レ|
|リ Ll v r'_'ァ .u ル' .|: :-──- : | /l ! -─‐- l |ヽ    | (三三三) :N、
|  l -──-  l _ハ : : : ̄: : : ノヽ_ l\.  ̄ , イ | `'ー-⊥._  ̄ _,,. イ/ |`ー
`iー/l\.  ̄ ,.イヽ l |` ー─‐ 1| | `ー-.二_/|  |     ハ ̄  // |
‐''| ヽ. `ー ' /l |` ー- 、__.ノ|⊥_|      /ヾ ̄      l l ̄/_ ̄\|
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      ゚∨`         l  l. |        |  ∧ r─┐| /l
      |   r──┐| /,!|_    lニ。ニl |  / ∧ト 。イ |. /l°   lニ。ニl
        | 。   ト 。 イ | / ヘ    |   | |  /  〉_| L_, イ   |   |
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 システムメッセージ
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  そういって声を掛けてきたのは6人ほどの小集団だった。全員男性で、殆ど着の身着のまま
  逃げ出してきたという風体である。背中にリュックサックを背負っているような奴も居るが、
  全員まともな物は何も持って居なさそうである。
 
  コンビニでも漁れば良いだろうといえば、一部の店舗は暴徒に占拠され、占拠されていない
  ような物は入ったら崩れそうな所ばかり。それ以外は完全に崩れて、まともに食料を探す
  のが難しいというのだ……。飲料くらいならば自動販売機でも壊せばいいだろうに。
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392:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 23:00:23 ID:8rlHF7Z2
ビルの上の貯水槽でもとってくる?

393:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 23:00:55 ID:VLSW1f6k
 
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           /                          ',
          /                               ',      そう言われてもなぁ……
        i                              .
        |                              i     水もこれと後半分だけしかないし
        |                              |
        .                                  食料もあと一食分だけなんだお
         '.                             }
           __',_______________      ノ
      /二二二二二二二二二二二二二二二二ニ\   /
     /二二二二二二二二二二二二二二二二二二二}/
     }二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニニ∧
     i二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニ
 
 
 
 
           /⌒ヽ,      .,,;-―――――-;;,,
           |   {    /            \
           l     ヽ                 \
           \   ヽ          __._ノ   _〉
            }ヽ.   \    U  `i |;;;:::| i  〈{::} 〉    第一、困ってるなら避難所にでも
       _,. -―‐く`      ヽ        ⌒゙''''''´" ヽ     行けばいいんだお
       {′    i ヽ    }ヽ_      (,,__,,ノ!_ノ .|
       `ーァ= <  ,} 、  ハ!_        ̄ ̄ ̄  /   そうしたら水とかもあるし……
         {   { ̄ヽ  _> ´ r‐_)          /
         ヽr―― '´ ̄   /´   > .  `ニ´ ,.メヘ、
         /.{      __.. イ ,ハ\  \  ` ー‐ ´/\、 ヽ
         | ヽ. -‐ ¨´   ノ}\| > 、 ヽ    ∧ ヾi、 l. |
         }  ハ     ,/ ∧ヽ\ .ヽ ヽ   /  l  }il! } |
        ハ  ヽー、―--- '´ノノ ト、 ヽ          ,iリ/-{
        {    \\ _/イ .|ヽ.ヽ ヽ    l   ///ト、ノ
        `7ヽ、  ` =チ'´/ ノ
         /  {\__ ノ .ノ /

394:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 23:01:30 ID:tChh68gM
すごい胡散臭いなw 流石カイジキャラw

395:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 23:01:58 ID:zInk20Fc
関わったら不幸になりそうだよな

396:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 23:03:09 ID:Al7iTrQo
力もないのに避難所に行かずうろちょろしてる時点でなぁ

397:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 23:03:15 ID:VLSW1f6k
 
 
    r 、
    ` `   _
  (丶.   /__    ̄ ¨丶、
   `  / / v ` ー-‐''^ヽ.ヽ
 ⊂=  _|/ __,ノ.フv (ヽ._ }.|        ど、どこの避難所も一杯で入れてくれないんだよ……!
      fnl|T''r。¬--r‐_-ニ.jh
     |h|| ヽ`ニイ ̄L゚-'_.ノl|,リ       老人とか病人優先って言って水すら分けてくれないんだ……!!
   _,ゞ| u . . .L___.| . v lレ'  __n__
  ̄::::::::::::l: :fこ二ニ二_ヽ: .ハ.  ,コに.lゝ
:::::__n__::::::l:.:ヽ-~ー- 、_ソ:/:::`ー(.(l 「゙)ノ              (^Y^h
:::: ,コに.lゝ:ト:、:_: : ⌒:v:.:_ノ::::::::::::::: ̄:::l)l)           i^) }: }..j(ヽ
:::(.(l 「゙)ノ:::| \  ゙゙゙̄フ´/:::::::::::::::く∨フ:ハ           ノ ,レ'‐´ ' ノ..〉
:::::: ̄:::l)l):::l  ,>く  /::::::::::::::: (.(´_:/:::ヽ       { ´、`ヽ. `/
:::: く∨フ :::::l/ |:::/ ∨::::::::::::::::::::: `:7´::::::ト、      ,〉、 }' ´ /
::: (.(´__:::::::::! /:::l /::::::::::::::::::::::::::::O::::::::/:::}.    /:ヽ._^-rく
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  //       /l、        l
   l      /| ./ l、iヘ        |
   .l /| , /! /. l./ u l | , 〉.iヘ、 .  |
   |/ |/|/`!/-ニl_  v'|/'_ニl~ ヽ|、 l
   /´l|.| !' /⌒     ⌒ヽ  |.i^ヽ
   l |6||  l (0)    (0) l u ||.6l|
   ヽ._||  ヽ、_ :|   |: _,ノ   ||_ノ      コンビニに入ろうと思ったら柄の悪い連中が居たし……
     ∥ u   (    )    .∥
     | v /⌒ヽ、` ‐'´,.ノ⌒ヽ  |\      まともに物を売ってる店なんて殆ど無いんだ……!
   ._/l  l ,. -─‐三─‐- 、ノ  !  l 、
,.‐''"´/  ヽ、` -‐ '´._`` ‐-" ,‐'´.  | `` ‐  売ってても……お金が無いし
 , -‐''"⌒)ヽ`‐、.   ≡   , ‐'´l .l  │
(  -‐'"⌒)-、〉l:::` ‐--‐'":::::::::l |   . |
.(  -‐'"⌒)ノ, |、::::::::::::::::::::::,ノ! |   .|
/( -‐''"⌒)ノ ! ` ‐----‐'´ .l  |    |
  (._,,. -‐' ,"\ l         l ,へ、  |
      /   ヽ         レ'   \ .|

398:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 23:06:41 ID:8rlHF7Z2
異能者が占拠してるとかはまだかな

399:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 23:07:09 ID:VLSW1f6k
 
 
 
 
 
 
       _ヽー-v-─‐z._
      ,>  `       <.
.    ∠       /v、     \
    /    ,.イ ./   ヽト、ヘ、  ゝ
    7  ,.イノコ/‐ u ,!エ、ヽト. ゝ
.    1 /_/, == ヽ_/ == 、ヽ__! |
    /´l.「 ヽ.ー-゚ノ─ヽ.゚-‐',ノ l.「iヽ     俺達、一日以上飲み食い出来ていないんだ……!
     {.i´|| U  ̄ l v' l  ̄ u ||`;リ
    ヾ:」!  、 └‐-‐┘  ,.  l!ソ       頼む、おねがいだ……!
.   / |  } (二ニニニ二) {   ! \
-‐'''7    ヽ. ´   ー一   ` , '    「'''ー-
  i      |`ー-、.___,. --イ     |
  .!     |             |      |
  !     ,ト、          ,ノト、    |
 l    , ィcト、.`'''ー---‐'''´ ,.イo、\  │
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 システムメッセージ
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  座って朝食を摂っていた自分に、男達はそう言って詰め寄ってくる……汗臭いし、何より
  男に詰め寄られたって嬉しくも何とも無い。そして、今手持ちの食料は乾パンが一食分と
  水のペットボトルが一本と半分。そんなに状況が悪いというのなら、かなり貴重な物だ。
 
  さて、どうしよう……
 
  23:10
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405:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 23:10:00 ID:N/iEn/4E
いやだね

406:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 23:10:00 ID:LMy3wPMw
封殺し、去る

407:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 23:10:00 ID:zInk20Fc
こいつらから逃げようとしたら襲ってくるだろうし、能力使って逃げたら悪評ばら撒かれそうだ
蹴散らすか、能力使って。反抗する気をなくすようなくらい。

411:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 23:12:25 ID:VLSW1f6k
 
                 ,  ´ ̄ ̄ ̄ ̄ `  、
        , ‐、_,-、.     /              \
      r.イ .    ト.、.,.:′                ヽ
      ヽ     / / 、    ,    、       ',
       }    ノ ,′  ̄ ̄ ̄       ` ̄ ̄ ̄  .i
        .,′   ,′ .l 弋● ̄ ノ     弋● ̄ フ   |
      /    .;'  :|.  ヽ― '       ヽー―′  .!       悪いが、こっちも食料は貴重なんだお
       ,'     i   .l       ,       ,      .,′
      .i      | _..,∧     ゝ-r‐^ー‐r‐'    __./ 〉       他所あたってくんねーかお?
     ,イ    .}ト,Y.:.:.:丶      └―‐┘    /.:::/ ̄ `ヽ
    ./|   .:  ||::}:l::::::::::::::}≧.  _____ /.:::/ {       ',
   〈    l::  〉l|:|:::::::::::.\::::.\       /.:::/_.:::∧_    ,!
    }、    ノ: /::リj'::::::::::::::::..\::::.ヽ.__.;:〉-イ´ / イ:..     イ=ヘ
   リ∧   .イ/:/.::::::::::;::::::::::::::r>ミ三三'/\ \/ヽ.` ー=彡ヘ_〉
   |}l八_,.イノ.::,.:.;.:.:_;/.::::::r=彡'::::::}互{'./.  \/  〈_ミ三ニ彡ヘ_〉
 
 
 
 
                      _、ー-、, ‐'''Z.._
                    >. `    ′ <
      zヾ'`^`'``' ' 'ィ_  ∠   ,  ハ. 、    ヽ
     7"`"'^'"`"'ヘ ヽ  / , /{ / uヽ.|\ト、    l
    /=ミ、 r,==1 .l   /,ィ=ミ‐' `ァ= 、ヽ  |        なんでだよ……!
    | r~` "=ー、 1,、|.   { l「 `。lニニ{ 。´ ) }'Tn !
.     |ゝu゚l  l ゚-、< ||f|.|.  `(ノニイ v' ヽニゝ)' ||f} |        こんなに頼み込んでるのに……!!
      |u _L__.」 __ 0 |lノ |   |u_└-- ┘, -、u llソ ト、
.      l(__`二´_) ハ ト、   l(__`ニ二´_ ノ( ト、 |::::ヽ、.__
_,, -‐''Tヽ.u ー   / ンH,>‐ヘ __ ー‐ v __ ノ  ヽ|::::::::l:::::
: : : : : : H::l`‐--‐' ,、-‐'' ´:::::::::::|:::::::「 ̄ ̄´u  v /|:::::::::|:::
: : : : : : :H::ヽ.  /:::l::::::::::::::::::::::|:::::::::ト、 u     / ,|::::::::::|::
: : : : : : : H_::/V/::::::|:::::::::::::::::::::|::::::::::l、`ー---‐' ./|:::::::::::|:
: : : : : : : :`<エ.7:::::::::|::::::::::::::::::::|:::::::::_」` ー---‐ '  L_:::::::::| 412:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 23:12:46 ID:4UdGFd2U
女が見ず知らずの他人に食いもの恵んでくれ、とか言う様な状況じゃなおさらあげれんわw

413:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 23:13:35 ID:izWPBbwo
頼み込んでもらえるなら避難所やコンビニで貰えるだろw

414:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 23:13:58 ID:VLSW1f6k
 
.  ∠´-,‐:‐'           ``ヽ
    /               ゝ
.   /                  l
  //       /l、        l
   l      /| ./ l、iヘ        |
   .l /| , /! /. l./ u l | , 〉.iヘ、 .  |
   |/ |/|/`!/-ニl_  v'|/'_ニl~ ヽ|、 l
   /´l|.| !' /⌒     ⌒ヽ  |.i^ヽ     し、下手に出てるからって調子乗りやがって……!
   l |6||  l (0)    (0) l u ||.6l|
   ヽ._||  ヽ、_ :|   |: _,ノ   ||_ノ     こっちはお前より年上なんだぞ……!
     ∥ u   (    )    .∥
     | v /⌒ヽ、` ‐'´,.ノ⌒ヽ  |\
   ._/l  l ,. -─‐三─‐- 、ノ  !  l 、
,.‐''"´/  ヽ、` -‐ '´._`` ‐-" ,‐'´.  | `` ‐
 , -‐''"⌒)ヽ`‐、.   ≡   , ‐'´l .l  │
(  -‐'"⌒)-、〉l:::` ‐--‐'":::::::::l |   . |
.(  -‐'"⌒)ノ, |、::::::::::::::::::::::,ノ! |   .|
/( -‐''"⌒)ノ ! ` ‐----‐'´ .l  |    |
  (._,,. -‐' ,"\ l         l ,へ、  |
      /   ヽ         レ'   \ .|
 
 
 
 
              ,. -──-、
             / ,.-、    ,、ヽ
          l_/_ `ー '  !|
        ,..イf|r,==ヽ._∠ニ、h 、._     ど、どうせ警察も殆ど仕事してないんだ……
        / バl.ヽニ゚イ'^|゚ニ゙イリ‐-ハ
     / /|  |.u._.゙二.__vjl  / .∧   こうなったら最初から……
.   /⌒Y´ .|/ヽ:_ : : --: ;ノ | ./ / ハ
   ∧.  l     。|ニニフ_ ̄ / / ,イ
  ∧   |      |   |. にス.__,/ |
  /〉、_   |      。|   /l _.L/ .}ー‐  |
 /'   ̄7´       |_,∠._|.  {  l   ,'
. ハ   -〈.       。 /ノ   ヽ. , \|   /

419:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 23:17:15 ID:VLSW1f6k
 
 
 
 
 
 
 
 
 
               ., - ―===- .、
            /         \
           /             \      (めんどくせぇぇぇぇ……どうすっかおー)
           j    .:.:::::::::::::::\_j   \
           |   .:.:::::::::::::::::::r‐ミ'/⌒}   ヽ
          ノイ     .:.:.:.:.:.: } ノ _ ム  .|
 ̄`ヽー- 、 __ /了|´    /   /ノ    ヽゝ .|
.ヽ:..:..:..丶:..:..:..}:..:..::| |     {____/       { |
:..:..l:..:..:..:..:..:..:..!:..:..:..|  l    く`{        i .|
:..:..:l:..:..:..:..:..:..:l:..:..:..:.|  l    `ソ_       }_/
ー..、`ヽ:..::..::/..:::.::.::.:.l   ヽ >≦--.、ヽ      /
二:..ヽ:{:..:.::.:>ー::´::| /ク′:..:..:..::.::.\ヽ  /
::.::.::.:ーヽ::.::|::.::.::.::.::.::.|^>':..:..:..:..:..:..::.::.::.::.:ヽV
::.::.::.::.::.:{::.::.:l::.::.::.::.::/:..:..:..:..:..:..::.::.::.::.::.::.::.ヽ〉
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 システムメッセージ
┣━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  相手は六人……武装はしていないが、1対6など普段ならば考えるべくも無いだろうが……
  “力”を使えばこの程度……“普通”の人間など、それこそ手を翳すだけで殺す事さえ可能
  なのだ、今の自分には。さて、どうしたものか……力を使わず無力化する方法は無い事は
  無いのだが、流石にそこまで自分は強くない、身体能力が強化されている分けでも無さそうだし……
 
  1.人の目は無い、始末してしまおう
  2.振り払う火の粉は払うか(殺さない努力)
  3.説得を試みる
  4.その他
 
  23:22
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

420:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 23:18:11 ID:zInk20Fc
もう1でいいよね

421:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 23:18:42 ID:VLSW1f6k
しかし、福本先生は人間の屑書くの上手いよな……
 
権力者的なのから、こういう下の連中まで幅広く……お陰でAAに込めた意図が一瞬で伝わるから有り難い……
今までの色んな人の作品のイメージが積み重なったお陰でもあるんだろうが……

423:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 23:18:49 ID:bS8X7VTU
4
説得を試みるが無理だった場合後腐れなく始末

439:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 23:22:00 ID:UxN/YdW6

440:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 23:22:00 ID:bS8X7VTU
>>423

441:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 23:22:00 ID:zInk20Fc
1 徹底的に

446:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 23:24:18 ID:VLSW1f6k
 
                    ., '                      ^ _
                   , '                          ´ ,
                 , ':                            ´_
               , ': :                               ',
             ,' : : :                              '.
              ,' : : : :                               ',
           .,':: : : : :.                                   '.     スッ……
            ;: : : : : : .                               ',
           .;: : : : : : : .                                  i
            .j: : : : : : : : .                                  i
           ;: : : : : : : : . .       __,,....,,___ __               }
.          Ⅳ : : : : : : : :_,. -.='彡三ー―-- ミ、 `ヽ、`ヽ、           ,′
           .キ  _ -  ̄,=-'" ̄           `\`ヽ、``ヽ、         ,′
            .,X´ ,/´         _____ _....   \ `  ``ヽ、..,,__  /
          r''",/´   _,.-==ニ二 ̄   ___ 三二ニ=キ-‐ー''""''ー‐ヲキ≠ー--‐ー‐‐- 、
           ㍉、  ,、‐'´     , -ー''" ̄   _,,、-‐''"”   ......    //::::::::::::::::::::::: /` `ヽミミ=
           Ⅳ  ___,、-''"   ,,、=-‐''"”        ....:::::::::::::::::::::/ / :::::::;;:'''  '''''/      ......`ヽ、
        ..ト‐''" ̄  " l、     .....:::::::::;    .....:::::::::::::;;::''''  '''/ /        /.. ...........  :::::::::::.. i、
  ....__,.,.=-=キ-ー     |            ::::::::::;;::'''     ..../ /:.::::::::::::.   /:::::::::::::::::::::::;  ''':::::::::::::'i.
    il           /      ......:::::.....    ....       ::::::/ /:::::::::::::::::;  /::::::::::::;;;;:::::::::::::::; \ '':::::::::i
    .||....   .....:::::::::::::.. |   ...:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::       ..:::| |::::;;:::;;;:''''  /;:::::::;:'''  ''''''''''''   \  ''::::i
   ....||:::::::::::::::::::::::::::::::::::; |  ;::::::::::::::::;;    ;:::::::::::::::::; ......:::::::::::::| |      /  ..............   .:::::::::::::::::..\   i
 
 
 
 
.   /                  l
  //       /l、        l
   l      /| ./ l、iヘ        |
   .l /| , /! /. l./ u l | , 〉.iヘ、 .  |
   |/ |/|/`!/-ニl_  v'|/'_ニl~ ヽ|、 l
   /´l|.| !' /⌒     ⌒ヽ  |.i^ヽ
   l |6||  l (0)    (0) l u ||.6l|
   ヽ._||  ヽ、_ :|   |: _,ノ   ||_ノ    なっ、何だ……! やる気かよ……!!
     ∥ u   (    )    .∥
     | v /⌒ヽ、` ‐'´,.ノ⌒ヽ  |\     おっ、お前が悪いんだからな……!!
   ._/l  l ,. -─‐三─‐- 、ノ  !  l 、
,.‐''"´/  ヽ、` -‐ '´._`` ‐-" ,‐'´.  | `` ‐
 , -‐''"⌒)ヽ`‐、.   ≡   , ‐'´l .l  │
(  -‐'"⌒)-、〉l:::` ‐--‐'":::::::::l |   . |
.(  -‐'"⌒)ノ, |、::::::::::::::::::::::,ノ! |   .|
/( -‐''"⌒)ノ ! ` ‐----‐'´ .l  |    |
  (._,,. -‐' ,"\ l         l ,へ、  |
      /   ヽ         レ'   \ .|

448:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 23:26:10 ID:VLSW1f6k
 
 
 
                    ., '                     ヽ.
                   , '                     ,__、\    ヽ
                 , '                   イ  \ \    `ヽ、
               , '                        || ,ilililili;\ \    ',
             ,'                      || lilil∩ilil `.  `    ',
              ,'                      \lilil| |ilil |      ;
              ,'                        \Ulilil ,!      ;、
            ;                           ` ー'        ヽ.
              ;                                       ヽ.
            .j                                        ;
           ;              __,,....,,___ __                ,  ;
             Ⅳ        _,. -.='彡三ー―-- ミ、 `ヽ、`ヽ、     ,___   ____ノ  ,'
              キ  _ -  ̄,=-'" ̄           `\`ヽ、``ヽ、     ̄    `ヽノ
               ,X´ ,/´         _____ _....   \ `  ``ヽ、..,,__  /´
          r''",/´   _,.-==ニ二 ̄   ___ 三二ニ=キ-‐ー''""''ー‐ヲキ≠ー--‐ー‐‐- 、
           ㍉、  ,、‐'´     , -ー''" ̄   _,,、-‐''"”   ......    //::::::::::::::::::::::: /` `ヽミミ=
           Ⅳ  ___,、-''"   ,,、=-‐''"”        ....:::::::::::::::::::::/ / :::::::;;:'''  '''''/      ......`ヽ、
           .ト‐''" ̄  " l、     .....:::::::::;    .....:::::::::::::;;::''''  '''/ /        /.. ...........  :::::::::::.. i、
      ._,.,.=-=キ-ー     |            ::::::::::;;::'''     ..../ /:.::::::::::::.   /:::::::::::::::::::::::;  ''':::::::::::::'i
     il           /      ......:::::.....    ....       ::::::/ /:::::::::::::::::;  /::::::::::::;;;;:::::::::::::::; \ '':::::::::i
    .||....   .....:::::::::::::.. |   ...:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::       ..:::| |::::;;:::;;;:''''  /;:::::::;:'''  ''''''''''''   \  ''::::i
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 システムメッセージ
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  一度“殺る”と決めた後は、自分の心は酷く怜悧に冷えていた……まるで、殺すのではなく、
  近寄ってきた蚊を叩き潰すかのように無感動になってしまったのだ。
 
  ぎゃあぎゃあと叫ぶ連中を見ても、恐怖は愚か煩わしささえ感じない。そう、五月蠅いので
  あれば……
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

449:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 23:26:39 ID:4mfd2AOI
汚物は消毒だ!

450:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 23:27:12 ID:2NzsZFOw
手加減できるほどの圧倒的強者ってわけじゃないのよなぁ

451:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 23:28:58 ID:VLSW1f6k
 
                                  ,'           ,
                                  /              /
                                 /              ,
                                /              {
                                /              l
                           r‐ 、 /                 ,
                           /  /                  l
                   , - 、____{_/                 ,
                   {                              /
                   l `ーr-、,,..::''                /___/
                   |   | ノ                  /l  l
                   |   /               ,.イ  ゝ_j
              .     ヽ/         _____/l  !
                , - '´       __ /l   l     弋,ノ
              .   {     _,. -r '´    弋_,__/!、__,ィ、       ゴゥッ……
                ‘,     {ヽ  |      /!シ"⌒Y';;;;;;;;;;;;;\!#_,;〉   
                 }     ! ヽ_ノ  ;:;: ヘ,;/く;;;;;;;;;;;:::::::::::::;;;;;;;;;;;”;:;:;:ヾ!、;:;:;
                 |  ,  j      ,/!;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;!ヘ  
                 ', ノ  /     < !7;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;  `》  
                 ヽ、__/       |ゝ;;;;::::::::::::::::::::::::::   ::::::::;;;;;;;,く,; #;:;
                           ,;/!  ;;;;::::::::::::::::::::::::::   ::::::::;;;;;;;゛7ゞ
                           ヘ<;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;; /シ`
                            |!;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;; |!”
                           :.:<#;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;/!.:.:.:
                              :.:\,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ィヘ;:;:;:;:;:
                                !ゞ、,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /!     
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 システムメッセージ
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  こうしてしまえば、手っ取り早いのだから……
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462:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 23:32:20 ID:VLSW1f6k
 
 
                     ``ヽ、`ヽ、,i'"´∠ _
                   ,. ‐'"´ ̄        ``ニゝ
               .  ∠´-,‐:‐'           ``ヽ
                  /               ゝ
               .   /                  l
                 //       /l、        l
                  l      /| ./ l、iヘ        |
                 .l /| , /! /. l./ u l
                 |/ |/|/`!/-ニl_  v'
                  /´l|.| !' /⌒   ヽ           なんっ……ぎゃぁぁぁっ!?
                  l |6||  l (0)   l|
                  ヽ._||  ヽ、_ :|  
                   ∥ u   (   
                    | v /⌒ヽ、` ‐'
                  ._/l  l ,. -─‐三l 、
               ,.‐''"´/  ヽ、` -‐ '´._ | `` ‐
                , -‐''"⌒)ヽ`‐、.   ≡   , ‐'´l .l  │
               (  -‐'"⌒)-、〉l:::` ‐--‐'":::::::::l |   . |
               .(  -‐'"⌒)ノ, |、::::::::::::::::::::::,ノ! |   .|
               /( -‐''"⌒)ノ ! ` ‐----‐'´ .l  |    |
                (._,,. -‐' ,"\ l         l ,へ、  |
                    /   ヽ         レ'   \ .|
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 システムメッセージ
┣━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  まず、衝動に任せて重力球を正面で一番ぴーちくぱーちくと喧しかった男の顔面に掌ごと
  叩き付ける勢いで押し当てた。すると、欠けたように当たった部分が欠落して消える……
  血すら、断面が出来たことに気付いていないように流れず、男は一瞬で死んでしまった。
 
  目の前で起こった事を受け入れられないのか、他の五人は呆然と立ち尽くしているので、
  やる夫はただ衝動の命ずるまま重力球を押し当てた。一人、二人と頭を消されて死んでいく。
  棒立ちの相手を殺すのは、モヤシの髭を取るのよりも簡単だった……
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467:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 23:35:16 ID:VLSW1f6k
 
 
 
 
 
    r 、
    ` `   _
  (丶.   /__    ̄ ¨丶、
   `  / / v ` ー-‐''^ヽ.ヽ
 ⊂=  _|/ __,ノ.フv (ヽ._ }.|          ひっ……ひぃっ!! ばっ、化け物ぉぉぉぉ!!
      fnl|T''r。¬--r‐_-ニ.jh
     |h|| ヽ`ニイ ̄L゚-'_.ノl|,リ
   _,ゞ| u . . .L___.| . v lレ'  __n__
  ̄::::::::::::l: :fこ二ニ二_ヽ: .ハ.  ,コに.lゝ
:::::__n__::::::l:.:ヽ-~ー- 、_ソ:/:::`ー(.(l 「゙)ノ              (^Y^h
:::: ,コに.lゝ:ト:、:_: : ⌒:v:.:_ノ::::::::::::::: ̄:::l)l)           i^) }: }..j(ヽ
:::(.(l 「゙)ノ:::| \  ゙゙゙̄フ´/:::::::::::::::く∨フ:ハ           ノ ,レ'‐´ ' ノ..〉
:::::: ̄:::l)l):::l  ,>く  /::::::::::::::: (.(´_:/:::ヽ       { ´、`ヽ. `/
:::: く∨フ :::::l/ |:::/ ∨::::::::::::::::::::: `:7´::::::ト、      ,〉、 }' ´ /
::: (.(´__:::::::::! /:::l /::::::::::::::::::::::::::::O::::::::/:::}.    /:ヽ._^-rく
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 システムメッセージ
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  五人殺した所で、自分の顔に仲間の血が当たって最後の男が自分を取り戻し、叫びながら
  走って行く。足が縺れて遅く、十分に追いつける距離……それこそ、一度跳躍する必要すら
  無い距離だ。だが、何故か動くのが面倒だった。内から衝動が沸き上がってくる……
 
  自分はそれに……
 
  1.任せる
  2.任せない
  3.押しとどめる
 
  23:37
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474:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 23:37:00 ID:UxN/YdW6

475:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 23:37:00 ID:Al7iTrQo
1

482:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 23:39:05 ID:VLSW1f6k
 
                                  ,'           ,
                                  /              /
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                                /              {
                                /              l
                           r‐ 、 /                 ,
                           /  /                  l
                   , - 、____{_/                 ,
                   {                              /
                   l `ーr-、,,..::''                /___/
                   |   | ノ                  /l  l
                   |   /               ,.イ  ゝ_j
              .     ヽ/         _____/l  !
                , - '´       __ /l   l     弋,ノ
              .   {     _,. -r '´    弋_,__/!、__,ィ、       ゴゥッ……
                ‘,     {ヽ  |      /!シ"⌒Y';;;;;;;;;;;;;\!#_,;〉   
                 }     ! ヽ_ノ  ;:;: ヘ,;/く;;;;;;;;;;;:::::::::::::;;;;;;;;;;;”;:;:;:ヾ!、;:;:;
                 |  ,  j      ,/!;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;!ヘ  
                 ', ノ  /     < !7;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;  `》  
                 ヽ、__/       |ゝ;;;;::::::::::::::::::::::::::   ::::::::;;;;;;;,く,; #;:;
                           ,;/!  ;;;;::::::::::::::::::::::::::   ::::::::;;;;;;;゛7ゞ
                           ヘ<;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;; /シ`
                            |!;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;; |!”
                           :.:<#;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;/!.:.:.:
                              :.:\,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ィヘ;:;:;:;:;:
                                !ゞ、,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /!     
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 システムメッセージ
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  衝動に任せ、重力球を精製する。普段使っているのがソフトボール大の大きさだとすると、
  今作りだしたのは野球の硬球程度の大きさだ。握るのには丁度いい大きさだが、掌から
  少し離れた虚空にて追従するそれを掴むことは出来ない。
 
  だが……“投擲する”のに丁度良い大きさであることに違いは無い
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490:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 23:42:23 ID:VLSW1f6k
 
 
 
 
 
 
 
 
             __
        ,イニ ̄  `≧―‐ 、
        `ー―'`ヽ    `ヽ__ ヽ
          ,イ¨¨ ̄ ⌒丶  丶 ',          ヒュッ!
       ,- 彡 _≧ 、_,ィヘ     ',
       `― '   /         ',‐‐、
              /  ,'7 ̄`ヽ_       //::::ヽ
           〃 / { ゝ、       //:::::::::::::\
           `ー  `ヽ_ム、_    //::::::::::::::::::::::丶
                   `ヽイ/:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
                        i/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
                     `ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
                         \::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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 システムメッセージ
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  ボールを浅く振りかぶり、手首のスナップだけで放るように腕を振ると……重力球は本物の
  ボールのように飛翔する。ただ、その飛翔は重力に干渉されず、また速度も凄まじい物だ。
 
  漆黒の弾は音も無く高速で跳び……逃げ出した男の背中に当たり、弾けた
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499:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 23:45:46 ID:VLSW1f6k
 
 
 
 
             ゴォォォォ!
 
     l          l             /    l    .l          /           /゛      /
     l,          l,        /     .l    !       ./           |      /      .,.
      .l,            !          !    ./    .″     ./            l. ._..-'''"    _.. ‐'″
      ヽ         l       !  /          /     /./      `´    ._..-'"゛
       ヽ        ..l.       ヽ'"                   /  亅           ,..-'″   うわぁぁぁ…………
        ヽ           l,                           l, /       .,/´
-、、       .ヽ           ′                       `゛      .r'"
  `\        \             _ェェ三三三三三三三ェェ,_
   ...l           ヽ          ,ィ幺圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭≧ュ。                       ,,, ー'"
   │                   ィ幺圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭≧ュ__、        _.. -'''"
    l                  ィ幺圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭r'"   |         '"    / ̄
`''ー l゙                 ィ劣圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭!    /               /
            ハ、     ィ劣 圭圭_圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭l__/小          \
            l゙ .ヽ   . ィ劣圭圭 .| \圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭小              `'―ー''″
         ヽ.  ヽ  ./爪 圭圭圭!  `、圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭沁                 __,,,
.`''ー..,、      ゙'-,,/  爪圭圭圭圭\_〉圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭沁        : ー''''"´
    .`''ー 、_        {i圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭i}
                  {i圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭 ./ ̄l圭圭圭圭圭i}
             {i圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭/  /圭圭圭圭圭i}
              仔圭圭圭川圭圭圭圭圭川圭圭圭圭川圭l__/圭圭川圭圭妨
- ..,,_、          仔 川圭川川圭圭圭圭川川圭圭圭川川圭圭圭圭川川圭 妨          ゙゙゙゙゙̄"'''''''
    .⌒"''''‐      lll|||i||l||lll|||i||lll||!!!!llll!!|||ll!!!!!|ll!!ll||||!!ll||!!!ll||!!|||lll||!!!!llll!!|||ll!!!!!|ll!l|||i||
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 システムメッセージ
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  するとどうであろうか……弾けると凄まじい勢いで黒い空間が広がる……その大きさは
  直径にして2m程であろうか。ぶつかった男や、道ばたの瓦礫、近くの物を全て吸い込んで……
  珠は消え去った。後に残るのは浅く円形に抉れたクレーターと、瓦礫が無くなって綺麗に
  なった道路である。
 
  効果範囲は然程広くない。発生地点から半径1m、合計3m少しといった程度だ。発生して
  いる時間も本の数秒間も無いが……威力はご覧の通り、絶大だ。
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504:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 23:48:59 ID:VLSW1f6k
 
 
 
 
    ’,___/       /              ̄ ̄ ̄
      '::::::/       /          /         \
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      {        /::::::::::::::::::::::::::::::::::::{-- __          /ヽ
        \     ./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:∨//≧=、       fツ
 \       `ー   /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/}:::∨/////7、     ,
   \      /{\:::::::::::::::::::::::::::::::/::i::::::∨//// /    /   リ
     \       |  ヽ::::::::::::::::::::::::::::_リ::::::::∨/イ_/      `ー‐ノ
              |   :::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::/>  ___ /´
           ,   ∨:::::::::/::::::::::::::::::::::/_/     //       …………
           〈     ∨/::::::::::::::::::::::/ 〈 ∨  /__/
           }     ':::::::::::::::::::::::/    ', }_/ i:::::〉
`丶           |     ':::::::::::::::/      Ⅵ   i::/
::::::::::::\ i     ’,    }:::::::/         |i  〈/
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       `¨¨¨´ \_ノ'             〉  〉::::::::::::::::::::::::::}:::::::/
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 システムメッセージ
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  簡単だった……本当に、簡単だった。何故、ここまで自然に動けるのかは分からない。だが、
  内なる衝動に身を任せると、本当に流れるように身体が動く……。
  そして、今までの経験で分かったが、この衝動は “命が危険に晒される” と起こるようだ。
  まるで、自己防衛本能のようではないか……
 
  そして、これが起こっている間、自分は何でも無感動に行える。やる夫は何の感慨も無く
  腕を振りかぶり、重力球を精製して足下に叩き付けた……。周囲が漆黒にそまるが、自分
  には何の影響も及ぼさない。ただ、ジャケットの裾が少しだけ翻り……後には何も残らなかった。
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509:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 23:51:30 ID:VLSW1f6k
 
 
 
 
 
                  , -‐、   , -.、
                /   ノ  ノ   ノ
               / 、_.ノ ./ 、_.ノ´
                 /  ノ /   .ノ  ,,-‐'⌒i
     .           / __ノ / /⌒ii´ /、_  .ノ´.
               l.   `iノ /   .|/  ,.'~´  .
                |   ,,,|./    丿 、_ノ ,-‐'´⌒)
     .         l.    |``''' /  .ノ ./ 丶,-‐'´
             |  ,___l    |、. / / 、,,/
     .         |   ノ     | `` '´-、 ,ノ
              | _/    |       )
                 | /     ヽ     |
              | .      ヽ::::.` 、,|       …………
                 | :.       |::::  |
                   | ::       |::::  |.
               λ:::      ノ:: 丿
               /      , ::::::'/
               /      :/:::::::::/
             ,/      ::/:::::::::/
┏━━━━━━━━┓
 システムメッセージ
┣━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  手をじっと見つめる。六人の人間を一分とせず葬り去った己の手を。血の一滴、土埃さえ
  ついていない綺麗な見慣れた手であった。そして、それに対して何の感慨も無い。
  普通なら……殺す必要があったのか? と葛藤して当然なのだろう。彼が今まで読んできた
  物語の主人公達は当然そうだった。だが……彼はそうではなかった。
  ただ、思うことは何も無く……元の目的を果たすため、一歩を踏み出した
 
  ・重力球投擲 が使えるようになりました
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510:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 23:54:04 ID:tChh68gM
アライメントに変化なし、か

511:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 23:55:05 ID:omvrqSQ6
今回のは獣を処理しただけですし

512:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/12(日) 23:55:11 ID:4UdGFd2U
手出そうとしたのは相手が先だし、自衛の範疇じゃね?

517:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 23:59:12 ID:VLSW1f6k
 
 
 
                    ___
                 , r ',´―-―.\,l`ヽ,
               /,.廻l}  _,_,_,,---ゝ-,l
              /::L=彡-'´:::::::::::|:::::::::::`ヽ、
              |:::::/::::::/::::/::::::::::|::::::::\:-ヽ
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               ,l:::|::l:::::|ーi=-/l-' _,. |':::l-、l`
              /:::::t=-,l,|  ー    、、l´ヾri,
            /:::::::::: ,>t、_``   ' / / {´、|\
          /:::::,r'´、 ̄  \lヽ-,ニ '-<}lY 、 |::::::\      うーん……
         /__,__/:::|::::\\  >l/_  /l l/ } 、/::::::::::::\
         l-l-::::::::::::|:::::::::`ヽ={{i:;i:;}}-'´:::::ヽv -/::::::::::::::::::::}
       __,r|:::::::::::::::::ヽ|:::::::<_´'__ >、 ̄>;;;;;;;| t=l:::::::::::::::::::/
       Y'´ヽ:::::::::_,.--|:::::<ニ / ` _/:::::::/::`ヽ-'´|---'
       |:::::`ヽ、_______/::::::::::=======::::::::::::`、::::::::::||
       `l::::::\l_  /:::::::::::::,..r'/`ヽ==ー--'´r´`-
        |:::::::::::::::\`'-'`|`'´ l、| o |{  `|
        |::::::::::::__,イゝ  〉、  ( |  リ   〈
        |_イ´|,.t-'Y´  〈__  {| o })__,.- |
        Lムllヽ  ゝr'´::`-ー==== ' ´:::::::\
         ヽ-'_,l l,リ:::::::::::,/::::::::::::::::::::::::`ヽ、\
        _   ,/::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::___||___`l:`-=-,
       ヾ:::::`'::\::-r ' ´:::::::::::::::::::::::::::::::: ̄|| ̄::.|:::::::\リ
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         ,ノ::::::::::::::::::::::::::::::::||::::::::::::::::::::::::::::::__:::=||=:::::::`ーY {
    l'`=-<:::::::::::::::::::::::::::::::::::::: =||=::::::::::::,.-l ' ´|   ヽ:ヾ::::::::::::::,l-/
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 システムメッセージ
┣━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  やる夫が衝動に任せて殺戮をやらかしている間、一方の闇の女皇(笑)はというと、何故か
  やる夫の家から10km程離れた場所にある送電線の馬鹿高い鉄塔の鉄片に立って、
  衣装を風に靡かせながら考え込んでいた。
 
  風が強いのだが、衣装は靡いても彼女の身体は全く揺れない……これは、自己の分子を
  希薄化させて、風を完全に透過させているのだ。殆ど無意識の内、衝動に任せて発揮した
  新しい力であるが……なにもそんな所で格好付けるために使う必要はあるまいて。
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520:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/12(日) 23:59:56 ID:VLSW1f6k
ALIMENTは内部ステータスだから発表しないだけさー……
 
まぁ、結構自由に動けるよ……ただ、衝動に任せすぎるとどうなるかしらんがね……

522:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/13(月) 00:00:59 ID:Pn3yIy6M
不安になることを・・・

525:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/13(月) 00:02:08 ID:UVac5Frg
別にどうなったっていいんじゃねーかなと思う

526:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/13(月) 00:02:59 ID:zm7IYGNQ
 
 
 
 
 
 
               彡'´ノ:::;:::::/:::::::::::/::::ハ:::::::;ハ:::::::::::::::::ヽ
             Y//::/::::/::__:::::/::::::!..|::::|:! .l::::::::::l:::::::::i
               ,'l}}|::::|:::::|---`'ー= 」、|::::|;! .l::::::::::l::::::::l|
            i:;l}}|::::|:::::l .l`tぅーr、   ̄  'ー―t-、::|!
            |':!}}l::::!::小.  辷.ノ     rぅー,、,|:::`i
            |:::;ヘ::::、:::!:ヽ 、、、     ,  .辷ノ !|::::::!
            |:::! ヽ:::::ヽ.           、、、゚ |:::l::!
            |/::\ ヽ´`                ,!:::!:!
            |::::::::::`:ー..、     r ´,)    .,イ-' ''
            |::::::::::::::::::::|`      `.´   ,/:::!     ぜんっぜん見つからないわねぇ……
            |::::::::::::::r-''ー-.、_  、_  ,.r..:´::::::: !
            |::::::::::::::|     `ー-、 Y!::::::::::::::::!     うーん……そろそろお昼にしようかしら
            /__,r'- 、      Y1:::::::::::::::;l
         ,..r'ー´-、      `  、  r薔>、::::::/      良い時間だし
         ./::::::::::::::::::`ヽ_       >'ヾミ彡ミー' 、
       /:::::::::::::::::::::::::、::ヽ.._  /   |  ヽヽ、`>..、
         |:::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::`:7       _,  >':::::::.、
         |:::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::/`ヽィ´ヽ_,.イ.ヽ/\::::::::.i
        /:|::::::::::::::::::::::::::ヽ::::/:::::::::`..、_/   '  __、__/:::::::::!
     /::lニロニl:::::::::::::::::::∨:::::::::::::::::::`ー‐'`ー'::::::::::ヽ::::::::::|ー、
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 システムメッセージ
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  昼間はかなりの距離を分解と再構成の瞬間移動で飛び回って色々な避難所を探したし、実家
  に戻りもした。正直、普通に歩いたらば一日はかかるような大移動だ。実家にはやはり誰も
  帰って居らず、避難所は沢山見てきたが……家族の姿は影も形も無かった。
 
  家から必要そうな物を持って来たりはしたが、妹たちが通っている小学校には行けなかった。
  ……恐ろしかったのだ、現実を突きつけられるのが。生きているかも知れない……そう思う
  為の軸が、彼女には必要だった。
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527:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/13(月) 00:03:28 ID:zm7IYGNQ
>>525 ぶっちゃけ、それくらいの勢いでいいと思う……

528:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/13(月) 00:05:23 ID:a8eTAwk2
最終的には人類種の天敵になれるかもな

529:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/13(月) 00:05:29 ID:zm7IYGNQ
 
 
 
                 _,r,r 、__
              ......::<二圭lヾyミ.ン`:::..、
          /:::::::::::::::、:::::::`ゝルヘ:::::::::`:..、
         /::::::::::::::::::::::::|::::::::::ヘ}}}}}l::::::::::::::::ヽ
.        /:::::::/:::::::::::::::::|::::::::::::ヽ}}}|:::::::::::::::::::丶
.         /|:::::::!|:::::::::::|::::::!::::::::::::!::l}}}!::::::::::::::::::::: l
       |::!:::::_!,! -__‐'ー‐!::::::::::::l:::|}}|:::::::::::::::::::::::|
       !<:::| 'リ´i   ,!::::::::::::::: !´ヽ::::::::::::::::::::|
         ,ノ  ! . ,':::::::::::::;:::;;トミ i:::::::::::::::::::|     次は……どうしようかしらねぇ
        r     〃 ,',イ::::::::/_/,!|!, .ノ:::::::::::::::::::!
.          l       /ム‐'´  './ :::::::::::::::::::::!
          ヽ -         /`i::、:::::::::::::::::::::::::|
         丶        .  ,r.ヘ:::\,...--..、:::::!
          ヽ __  ´ r.'  //´:::::::::::::::::\!,
               i\ ,!   ./.{::::::::::::::::::::::::::::ヾ
               |:::くl  / {::|::::::::::::::::::::::::::::::l::.、
              ,rr!Yト, / .{::::|::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::..、
                 i::ト''ー,ト、 {::::::!:::i:::::::::::::::::::::::;rヘヽ:::..、
                 |::!]'T  .l':::::: !:::|:::::::::::く⌒<)___!::::i::::::\
                 |/ ,!   !:::::、\!::::::::::::::Y´l::\〉:::!:::::::::::\
               /i     l::::::::\!:::::::::::::::ヽ'::::::::::、:|::、:::::::::::::\
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 システムメッセージ
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  もしも妹たちの通う小学校に行って、完全に崩れていたら……自分にはもうどうしようも出来ず、
  ただ絶望だけが目の前に提示される。家族の死、それを受け入れることを無意識の内に
  彼女は拒絶していたのだ。だからこそ……妹たちの小学校に行くことが出来なかった。
 
  そして、それに彼女は気付けていないのだ。まだ、希望はあると思い込むために……
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532:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/13(月) 00:07:56 ID:zm7IYGNQ
 
 
 
 
              ,ri彡..-...‐=tr,-、iヾミ、
            /:::::::::::::::::::::::::::`ヾ=K゛、
           /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ}}}|:::\
          ./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!}}l:::::::::ヽ
        |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::|}}!::::::::::::i
        |:::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::|}!:::|_l:::!::|
        |::::;'::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:rl:::::l、,i_,!/
        |::;'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i´i::::::|リ,!
        |;'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ト,l;!::::|〈
         ;':::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::! ヽノ /
        ,':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::|   ン             ……お昼時だし一旦帰るのもいいわね
        ,':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::ト--'       /ニ.7
       ,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::/        / //     乾パンとか持って来てるけど、やる夫に何か
       ,':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::/` 、        /--'/       作って貰った方が美味しいし
      ,':::::::::::::/:::::::::::::/::::::/::/ ,r'´::::ヽ    /.ri:::!、
     ,'::::::::::::/:::::::::::::/::::::/::/ ノ:/`ヽ::ト,  / ,' iノ.i
     ,':::::::::::/:::::::::::::/::::::/::/:´::/::::::::::::::ヾ  /_i'   .〉
     ,'::::::::::/:::::::::::::/::::::/::/::::::/:::::::::::::::::::::ヽ r'‐‐、.ノ
 |冗 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄冗 ̄|:::::::::i:::::::::::::::::::::::/ i,......、'y'ヽ、
 || |         |Y|  !:::::::::`i:::::::::::::::::i' /:::::::::::`ヽ/
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 システムメッセージ
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  知らず知らずの内に現実から目を背ける彼女は、ただ自分が最善の行動を取っていると
  愚直なまでに信じて行動する。確かに、可能性は無くも無いだろうが……多くの死が周囲に
  転がっていると無視してまで可能性を信じるのは愚かなことなのだろうか……。
 
  1.一旦帰る
  2.このまま探し続ける
 
  0:12
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

533:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/13(月) 00:08:47 ID:o9H8JbVI
帰っても誰も居ないし、探す方がいいんじゃ?

534:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/13(月) 00:09:44 ID:CnYKtyzw
今帰ると早い段階で物資補給サボったってばれるんだよな?
いや、いつかはばれるけどさw

535:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/13(月) 00:12:00 ID:weepa8IE
1

536:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/13(月) 00:12:00 ID:94JaYzMo
2

537:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/13(月) 00:12:00 ID:qUoV7nu2

538:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/13(月) 00:14:14 ID:zm7IYGNQ
 
 
 
 
                ///// ::::::::::::: /:::::::::::::::::::/ :::::::::::::::::::::::::::: \
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            /:::::::::|/ :::::::::::::::: i ァ==ミ_`丶\::::::: /:::::::::/ |:::::::::|:::::::::.
         .::::::::::::| ::::::::::::::::::::| i{ '_x价k_ \\/:::::/:/ :|:::::::::|:::::::::|
           i::: /⌒| :::::::::::::::::: |  i|トィヘi| ヾ  ヽ ー|/  |:::::::::|:::::::::|
            |: //⌒|:::::::::::::::::i:::i   弋):.ソ       -─八:::::リ:::::::::|
.          |:八\∧_ :::::::::: i:::|              ィ=ミ_  厂:::::::::::'
        │:::::\い \::::::j八\\         iトィ价k,/:::::| :::::/
        │:::::::::::ー'i、 \|               , 弋)ソ/厶::-ト∨
         |/ :::::::::::::::| 丶                .,:::::::::::|
.          / :::::::::::::::: |            ャー- 、   \\::::::::::::|     よしっ、じゃあ一旦帰りましょうか
         / ::::::::::::::::::::j             丶 _ノ       / ::::::::::;′
. __    / ::::::::::::::::/⌒⌒^ヽ、\           イ|\ ::::/      やる夫の事だし、しっかり色々と持って帰って
´:::::::::::\_,/_:::::::::::::::: }  (_ ̄ ̄二>ー-r──-< :::::::: | iVイ        来てくれてるでしょう
:::::::::::::::::: \  ̄¨¨⌒\   r‐=ニ二r‐=ニ´>‐- 、 `、:::::::| |::::|
:::::::::::::::::::::::∧      丶 `ー─‐ヘー< \   \  \ | |::::|      さて、問題は……
::::::::::::::::::::::::::::∨      \   r─\ \ `   `  \:|::::|
::::::::::::::::::::::::::::::|:\        \ ゝ、_ `丶、   ー-   \|
::::::::::::::::::::::::::::::|:::::{.        \ /\  Y⌒丶       `く⌒ハ
::::::::::::::::::::::::::: ノ:::::::\        \_/人             ∨ │
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 システムメッセージ
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  黒猫は一旦家に帰ることにした。味気の無い食事よりも、作って貰ったまともな物の方が
  食べ外があるし、食べていても美味しい。昼間を空振りで棒に振ったのだ、せめて食事は
  良い物を食べて英気を養おう
 
  そう思っていざ鉄塔の上から飛び出そうと思ったのだが……
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539:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/13(月) 00:15:17 ID:VDIZbvIo
>>538
おいお前ら、なんかすごい期待されてんぞw

540:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/13(月) 00:16:00 ID:ca72RLIw
残念、物資もなければやる夫も留守です

541:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/13(月) 00:16:08 ID:zm7IYGNQ
 
 
 
                              , -rヘ、
                    ...-‐……‐- .... くヽ_ゞヘ ゝ、
               ,..:."´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::`{ λノーr'
.      ,rヘ、 /::::::::::::/:::::::::::::::::::::::l::::ヽ::::::`マ弖ゞ'
     r〈∨〉У::::::::::::: /:::::::::::::::::::::::: l:::::::‘::::::::::::V》:::..
     {K/r'/:::::::/:::::::/::::::::::::::::::::::::::: ト、::::::‘ ::::::::::V》:::::.
.     V_,/:::::::/::::::::ハ::::::::::::::::::::::::::::| l_:::::_|:::::::::::: V》:::::.
        ,′:::: !:::::::::| l:::::::::::::::::::::: ,斗=ミ |:::::::::::::: V》:::::       ここ……どこかしら?
        ,':::/::::::|!::::::::l  ー''"´ ̄ィ´トrj } i} |:::::::::::::::::l:::::::::
.       i::/:::::: 」ー,斗=ミ      乂ソ ' ・|:::::::::::::::::|:::::::::
.       l:レ'"ハ 〃トrj }         ^¨´   |:!:::::::::::: ハ :::: i
       从::::::::::. {{ V_ソ           '''  从::::::::::/ノ}:::::::|
.         `7::::::.` ^¨´ ヽ            ` ̄ ノ::::::::|
.        /:::::::::} ''''             u rー:'´:::::::::::::|
.       从::::爪 u     _   -‐    厶ィ::::::::::::::::: |
         `ヽl::::...    ´         / l:::::l::::::::::::::::::::|
            ` |:个:......       イ⌒⌒Y:!:::::::::::::::::: | _
           |:::l::::::::::l`::::ー:.:.: ´ ,ノ∴∴人:ノ⌒ーァ_/:.:.:.:.'.,
           |:::l::::::::::l::::::rヘ}  ノ∴  /i:i:i:i:i:i:・ノ /:.:.:.:.:.:.:.:.:',
           |:::l::::::::::l:/ヽ:V=== /i:i:i:i:i:i:i:・ノ:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.',
       /`ヽ了ー―/⌒YY⌒Y /i:i:i:i:i:i:i:i:・ノ:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}
.        /:.:.:.:.:.:.{・i:i:i:i:i:{ゝζψζ〉i:i:i:i:i:i:i:i:i:・ノ:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
       /:.:.:.:.:.:.:.:{・i:i:i:i:i:ゞ=≦≧ソヽ:i:i:i:i:i:・ノ:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |
     ,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:}i:i/ // ノ   ヽ \:iノ:.:.:.:. /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: /
...    {:. :.:.:.:.:.:.:. |:У   ノノ_ノ⌒) ゝ ノ:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ハ:.ハ:l
.     ___l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:ヽ)ー'ー'ヾ  ヽ ー' ヽ:.:.:.:. {ー=彡:..:.:.:. (・ω・)
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 システムメッセージ
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  生きている人が居るところを探す為に調子に乗って遠くまで来すぎて、自分が今どこに居るか
  分からないのだった。見慣れた建物を探すために態々数度の再構築をしてまでこの鉄塔に
  上ったのである。
 
  結局、彼女が見慣れた建物を見つけて家に帰り着いたのは午後の2時になってからのことで
  あった……
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547:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/13(月) 00:21:01 ID:zm7IYGNQ
 
 
 
 
 
 
 
                 _____
                          `丶
            /               \
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          /                              .
       /                             i
        i                             |       あー、歩くと結構疲れる……
        |                              |
        /                                 /
      {                                /
       、     ________________/__
       \  /二二二二二二二二二二二二二二二二ニ\
        \{二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニ\
           /二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二{
         {二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニ!
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 システムメッセージ
┣━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  あれからやる夫は殆ど誰にも会うこと無く歩き続け、午後の二時前には中央街の近くに
  まで到達していた。昼食の後の二時間で人に会ったのは、写真を見せて 息子を知りませんか?
  と必死の形相で話しかけてきた中年女性だけだったが、生憎見たことが無いので近くの避難所
  を教えるだけしか出来なかった。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

548:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/13(月) 00:24:40 ID:zm7IYGNQ
 
         ___                                          / 〃|LLLLLLL| |
        | 石 「 ̄ ̄, ==ー- 、 _                                   / 〃/|LLLLLLL| |
  ___ _ _l| 丸 |   / | r=ー' 、  l|                                  / 〃//|LLLLLLL| |
_|r===l | | | 電 |  { l| l」冂|| |                              / 〃///|LLLLLLL| |
|||」_冖| | | 気 |   \` ー-_'ノ'  |l                        ______| 。l ////|LLLLLLL| |
||r=v┐| | | ① |ー--- ニ二 __||l                   /|」」」」」」」」」」」」l| 。| ////|LLLLLLL| |
||L!]_リ| | 「 ̄ ̄l|  匚|匚||<I|匚|匚|||                      //|幵幵|エl「幵幵| 。| ////|LLLLLLL| |
||r==、 | | |    |  匚|匚||l{ |匚|匚|||l                 l//|幵幵|エl| / | |  | ////|LLLLLLL| |
|||_L!」l | | |    |  匚|匚|lテl|匚|匚|l|l                 |//|幵幵|エl||[レl | |  | / /l|[][][][][][][]| |
||r 、rァ| | |    |  匚|匚||レl|匚|匚|l||l                     |//|幵幵|エl||L] | |  |/[/|LLLLLLL| |
||<へ>| | |--─ 「¨ 匚|匚||ビ|匚|匚|冂                      |//|幵幵|エl||{_〕 | |  | //|LLLLLLL| |
||__|_|_|    |  匚|匚|| ・|匚|匚||;|                      |//|幵幵f/|lX{ | |  |_//|LLLLLLL| |
冂l [l[l[l[l匚_ |    |  匚|匚| ム|匚|匚||:|_                     |, /|幵幵|[レl| /f´]。 r'´\ l|LLLLLLL| |
|l |匚   _|l|    |  匚|匚|l l |匚|匚||・|l|                 |/ '|幵幵f/|fr'l_| |  | ´\】|LLLLLLL| |
|l |l |   匚_ |    |  匚|匚|lビ|匚|匚||:|l|                 |/|幵幵|エr'/, |´]。 r'´\ l|LLLLLLL| |
|l |匚   _|l|    |  匚|匚|l l |匚|匚||;|l|               rァ=ヲヲ|/|幵幵|/|レ{ | |  | ´\】|LLLLLLL| |
|l |l |   匚_ |    |  匚|匚|l ・|匚|匚||;|l|               |l_|=/|/|幵幵|/|l0| |´]。 r'´\ l|LLLLLLL| |
|l |匚   _|l|    |  匚|匚|lD|匚|匚||・|l| 、             |l_| | l|/|幵l|L|r'「||'ョ| | |  | ´\】|LLLLLLL| |
|l |l |   匚_ |    |  匚|匚| V|匚|匚||;|l| l|             _|l | | fアfEEEl }|r'|i||'z| |´]。 r'´_ __  LLLL| |
|l |匚   _|l|    |  匚|匚|lDl l|/^゚ :|l| l|┐        ┌/「 ̄ ̄ ̄|x'|EEE| ||r'|l||'・| | |  | _| ||   ||_ LLLL| |
|l |l |   匚_ |    |  匚|匚| ̄|∥|匚|凵l|「|r|_  _ _ _ _r‐| ||l _ _ _「ュ[ ュ ュ| ||r'|l   |´]。 r' | |l  ||_ LLLL| |
|l |匚   _|l|    |  匚|匚|匚|∥|匚|  l| 二/^゚ 二二二二二二二|'ュ[ ュ ュ| ||r ゚^\、 'r┤l| ||   ||_ LLLL| |
|l_l_|__匚_ |    |     __∥_ _ |  l|┴∥┴┴┴┴┴┴┴┴‐r'´「 ̄ミ ̄|r'l」|l  || l| l| _| |l  ||_ LLLL| |
____r'´_|l|    | }三{ _ l「ヽ_ ∥__ヽ _| l」∥tr「 |l ィシトr「,イトl| …|「 |t:| ,幺、 | -┐ l|| l|_l| _| ||   ||__SEGA_|
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 システムメッセージ
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  中央街には人の気配があり、街全体を避難所にしているような節があった。大きな道路の
  真ん中にはテントが幾つも張られており、車両が沢山見える。救急車、消防車、そして
  自衛隊の高機動車両などと、非常に多彩だが、ここではしっかりと救助活動が行われて
  居るのが分かった。
 
  どうやら、周囲からもここに人が集まっているようだ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

549:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/13(月) 00:27:47 ID:whBZS6HE
今までが悲惨だったせいか、秩序があるっていうだけで元気でそうだ

550:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/13(月) 00:29:21 ID:zm7IYGNQ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
..      ____
     / ―  -\         ああ……完全に滅んだ訳じゃ無いのかお……
.  . /  (●)  (●)
  /     (__人__) \       良かったと言うべきか何というか
  |       ` ⌒´   |
.  \           /
.   ノ         \
 /´            ヽ
┏━━━━━━━━┓
 システムメッセージ
┣━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  街には大勢の人が居るのが感覚的に分かる。普段とは違うが、これは街特有の人を多く
  のみ込んで居るが故の喧噪とざわめきだ。完全な復興に繋がる訳では無いが……これで
  かなり生き伸びやすくなることだろう。
 
  さて、本来の目的は人捜しである……どこに行こうか
 
  1.紅い十字架の書いてある自衛隊のテント
  2.人が多く集まっている何か大きな掲示板のような物の前
  3.避難所 と急ごしらえの看板が掛かった建物の前
  4.その他思い着く場所
 
  0:32
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

551:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/13(月) 00:30:05 ID:weepa8IE
4で知り合いが生きてるか調べるか?

552:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/13(月) 00:30:29 ID:weepa8IE
4じゃない3だ

553:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/13(月) 00:30:46 ID:zm7IYGNQ
>>551 漠然とし過ぎてて無理

554:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/13(月) 00:31:00 ID:zm7IYGNQ
ああ、4じゃないなら可能だな……うん……

556:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/13(月) 00:32:00 ID:qUoV7nu2
1 から

559:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/13(月) 00:35:59 ID:zm7IYGNQ
 
 
 
 
 
 
 
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:::::::::: /:彡ミ゛ヽ;)ー、::::::::: Λ_Λ. .  ̄ ̄ ̄ ̄─‐. ⊂ニニ⊃ ______:. :.:. :.:. :.:. :.: Λ_Λ:.: :.: :. :. :.
::::::.../ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i:::::....(-д-::: )ー、::::::.......    ( ゚д゚ )ー、  Λ_Λ:: .. . ̄ ̄ ̄─(-д-::: )ー、::..
::. . / :::/;;:   ヽ ヽ ::l::: . /i ;:      :::i:::.::::::..... .  /i ;:      ::. i /:彡ミ゛ヽ;)ー、:::::::... .  /i ;:      :::i::..
: . (_,ノ⌒\;; ヽ、_ノ:l: . (:: ;;__/ :::./ |:::::......   (:: ;;__/ :::./::/ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i::::.... .  (:: ;;__/ :::./ |:: .
    i⌒\)i⌒\ /:: .. / ____/ :|:::::::::.... . .  / ____/::/ :::/;;:   ヽ ヽ ::l:::::......  / ____/ :|::..
    | :::| ::;;_| :::| ::;;ノ: . i⌒i_ノ :i⌒\ /::::::...... .   i⌒i_ノ :i⌒\(_,ノ⌒\;; ヽ、_ノ:l::::...  i⌒i_ノ :i⌒\ /::..
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 システムメッセージ
┣━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  大きな交差点の付近、そこには無数のテントが立ち並び、大勢の人が居た……どうやら
  自衛隊や付近の病院の人員がここで看護を行っているようだ。命令を飛ばす声や、助けを
  求める声で溢れている……
 
  しかし、凄い量の負傷者である。これだけの数を救おうと思えば物資が山ほど必要であり、
  日本中や世界中がこういう状態であるのならば、救援は望むべくも無いだろう。そして、
  その内物資が枯渇して彼等の内の大半が助からなくなる……何故か、そんな事を異様に
  冷えた頭でやる夫は考えていた。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

560:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/13(月) 00:41:04 ID:SdlDaPMs
みんな楽にするのかね

561:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/13(月) 00:42:37 ID:zm7IYGNQ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                   ____
                 /    \
            .    /          \
            .  /    ―   ー  \      うーん……無いな
              |    (●)  (●)  |
            .  \    (__人__)  /
            .   ノ    ` ⌒´   \
             /´             ヽ
┏━━━━━━━━┓
 システムメッセージ
┣━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  テントの中を覗いて良い物かと考え込んでいると、忙しく駆け回っていた自衛隊員の一人が
  優しく声を掛けてくれた。
 
  受付らしい所の名簿が置いてあり、ここで治療を受けている人間の名前が分かる限りで
  書いてあるらしい。そして、どうやら此処以外に一つある大きな総合病院にも大勢受け入れられて
  いるらしいので、ここで見当たらなくても気落ちせずに向こうに言ってみるように教えて貰った。
 
  ……受付で半時間以上並んで順番待ちして、ようやく聞く事が出来たが、自分の知り合いは
  ここには居なかった。それもそうだろう、流石に距離がありす

562:名前:普通の名無しさん  : 2012/02/13(月) 00:44:54 ID:qUoV7nu2
総合病院の方かな

563:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/13(月) 00:46:29 ID:zm7IYGNQ
 
 
 
 
 
                         ,.-ー=========- ,_
                       /              \
                     /   ,.=--ー           \
                     l´  ッ-┬\            ゙i
                     |   |::::: ,.i  ∥            |
                     |   ナー-ーッ            |
                    ,.,r'                    |
                    (人,,_,,)                 |   ちゅーか、もう三時かお……
                     7 ̄ ̄       __   __,,,,,,__ ,.!
                     \         〉 ̄ ̄__ ___〈    そろそろ次どうするか決めないと
                       \    /..:.:.::.:《三三三三<
                        < ヘ _,,,x≦三三三三三三≧x
                       _,,x≦三三三三三三三三三三〉
                       |三三三三三三三三三三三三!
                      ,x≦三/三三二二二===二三|__
                  ..<三三/三三三三三三三三三三三三≧x、、
                 /三二ニ=ニ二三三三三三三三三三三三三三ニヘ
                   /三三三三三三三ヽ三三三三三三三三三三三三三\
               /三三三三三三三三=V三三三三三三三三三三三三ニニ\
┏━━━━━━━━┓
 システムメッセージ
┣━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  しかし、時間が時間だ。書き置きだけで出て来たので……きっと今頃黒猫が家でご立腹
  だろう。正直、何をされるか想像するのも恐ろしい……こういう時だから単独行動をするに
  しても、自分が何をするかはしっかり相談してから決めようと言って、舌の根も乾かぬうちに
  やらかしてしまったのだから。
 
  帰るなら……今のうちだろう
 
  ・今日はここまで
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

564:名前: ◆IL/7VRqS7E  : 2012/02/13(月) 00:46:47 ID:zm7IYGNQ
ほい、お付き合いいただき有り難う……
 
上手いこと行けば明日には主夫投下出来そうだ……

投稿日:2023年11月30日


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