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【名前】草薙 やる夫 【年齢】１５ 【出身】“皇国”西領東部の農村
【身分】無所属 四級スカヴェンジャー
【能力】
筋力B 体力B 俊敏B 知能C 運勢B 注目度D+（酒場で近くに座ったら気になるレベル）
A以上＝一流 B＝人並み以上 C=人並み D＝苦手 E＝諦めたら？ F＝子供並み
【スキル】
見習い諜報員：諜報員としての教育を受けている
銃器取り扱い 隠密行動 機械工学 罠技術 ハッキング 格闘術が全てLvB相当
農家LvA：手慣れた農家 一人でもそこそこ
鋼の胃：何食ってもお腹を壊さない
屍肉喰らいとしての常識：所謂鬼作ガード
お金：“皇国”が発行する金銭
３８９円７５銭５０厘
９ｍｍ拳銃：汎用の地味な拳銃。マットブラックに塗装されている
単分子ナイフ：刃の先端が単分子で構成された非常に鋭利なナイフ
スニーキングスーツ：薄手の特殊繊維で作られた防護服。衣擦れの音がせず、足音も消音する
簡易PDA：簡素なPDA ハッキングが出来たり色々な事が可能
４５口径拳銃：中型の自動拳銃。黒光りする鉄の本体と木製のグリップが特徴的
サプレッサーが装備されている
７．６２ｍｍ狙撃ライフル：大口径の狙撃用ライフル
高性能光学スコープが装備されている
キャンプセット
生きた生体プロセッサ ２個
生きた生体部品 ３個
完全な精密部品 ４個
精密部品ユニット １個
装甲ユニット １個
低容量情報保存機器 １個
焦げた精密備品ユニット ７個
痛んだ装甲ユニット ５個
壊れかけた低容量情報保存機器 ５個
テーザーユニット １個
警備ロボ用単分子カッター １個
人工サファイアの指輪 １個
人工エメラルドの指輪 １個
細い金の首飾り １個
極めて小さなダイヤを填め込んだ指輪 １個
精緻な金細工の首飾り １個
精緻な彫金が為されたエメラルドの首飾り １個
皇室記念と刻まれた大きな金貨 三枚
それっぽい風景画 一枚
珍しいナンバーのお札 一枚
【好感度】
武器屋の二人 E （怪しい客）
酒場の店主 C+ （愉快な童）
蘇芳・パヴリチェンコ C+（良い奴）
木山 春生 D（名前は覚えたぞ）
秋月 律子 D（まぐれか有望か……）
音無 小鳥 E（不思議な客）
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草薙 やる夫
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┃ うーん 早起きはやっぱり身体に染みついててどうにもならんお
┃
┃ さって、朝飯朝飯
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Sein Frau
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┃ 仕事を盗らないで欲しいものですが……
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草薙 やる夫
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┃ そういや、何か作れるのかお？ 食べられるようなもの……
┗
ﾉi ,.r- '''"~ ヽ~"'､'-L,､
,k'// .i' i | ヽ ヽヽ l､
/´'y l. l l. l .i .|､ｖ'i i i 'iヽ
/x/ | ', |.l, V/WﾚV/l | i､.ﾄx'i
｀''ﾄ-|:i '､'iﾆｴ ｴﾆﾌ/i ./|├'
!X'i ', '､ _ /ﾚ'l /-|.l
,､､ri' '､:|､l ' ､ _.,,イﾙ'1/'´,|!-,
i ^/_ ヾﾄ､/~ﾉ∧iヽi,rl ﾉ. 人
て, λ'ﾉ｀~'''〈i｀'-ﾄ-'､i~!ヽ～ .ﾚ､/
（i i.|;Y ～{. ｀ヽ＼ ＼ _>
〉 l└┐ }r .....-| ├'....）_,ｲヽ
/｀-'1;;;;;'-i,ﾉ:::::::::::::| |::::ノ;;;/| 'i
i'x/ 'l;;;;;;r〈 ::;､-─|. .| ｲ;;;;/xi-┤
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└､,t､ﾉ;;}. ,イ^'-''.┤ ├'-i;;;;;｀'-､_,r─-,､-､-っ__
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Sein Frau
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┃ 奉仕型ですので全てそれなりには。材料があればですが
┃
┃ ラーメンライスなどがオススメです
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草薙 やる夫
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┃ 朝からラーメンはねぇお……普通の飯がいいお
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＿,,.....,,_
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,/,-'"~~~~"'ヽ ﾌ_ ',
, /,' , i ヽヽ |-(+､,
/（ l ,il ; i., ',i ﾊ 丶|'i
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Sein Frau
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┃ いえ、一応ご飯物ではあります
┃
┃ 炊きたてのお米の上にゆであがった麺を載せるだけ
┃ あっさりと塩の風味を効かせて……
┗
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iニーヽ ／─ ─ ＼
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草薙 やる夫
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┃ え？ それはラーメンライスじゃなくて、ライスオンラーメンなんじゃ……
┃
┃ てか、炭水化物on炭水化物？
┗
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￣￣ >､: ', }} /::::::} {{ ＼}: /
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Sein Frau
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┃ Tes. 大変エネルギー効率の良い料理かと
┃
┃ そして、ご飯をおかゆに。麺を柔らかくすれば仕事前の主にも
┃ ピッタリかと……
┗
麺+飯だけならOh!myコンブのリトルグルメの域を出んぞｗ
＿＿
_..-''''ﾞﾞﾞ´ ﾞﾞﾞﾞ'''ｰ,,、
.／ U ＼
, ' ＿＿＿ ＿＿ .ヽ
./ （ ● .） （ ● ) '.,
/ u . ￣￣￣ ￣￣ '.,
. .,' .l
l U. （ 人 .） .l
.'., ｀.┬‐ ´ ｀ ┬ ´ .,'
. ' , ￣￣￣￣ ／
ゝ、 ／
／｀ ー――――― ‐=''' く
／ ＼
/ ヽ
. /. ',
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草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ いや、ゲテモノは勘弁してほしいお……
┃ さて、どこで飯食うかな……
┃
┃ １．酒場
┃ ２．ルームサービス頼むかお
┃ 下４
┗
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ -=・=- -=・=- ＼
| （__人__） U |
＼ ｀ ⌒´ ／
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草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 食うのやる夫だからってゲテモノにチャレンジさせようとすんじゃねぇお
┃
┃ １．一人で行く
┃ ２．Sfを連れていく
┃ 下４
┗
２
| | :. ＼＼.| |.＼＼ :l :| :| :| :| :| :|
＿|────────────┘::.. ＼＼ | | ＼＼ :| :| 〈二二二二二二
|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /7 ＼ ＼＼.| |.＼＼ :| :| || ||
|;;;;;;;;;;;;;;; ｌ| 三三 ∠＞//|ｌ ＼ ＼＼ | | ＼＼ ..:| || ||
|;;;;;;;;;;; ||==============||::.. ＼ ＼＼.| |.＼＼:| ||======||====
|;;;;;; ||┌─┐ 日巛□ ||::::::.. ＼ ＼＼ | | ＼＼ || ||
|;;;; □============□::::::::::.. ＼ ＼＼.| |.＼＼_､ ||
|;; ::::::::::::::::::::::: ...::::＼ ＼＼ | | ＼:」二二二二二
| .<二二二> <二二二> <二二＼ ＼＼.| | l :| :| :|
| ...::::::| :l :l :l :l.:| | :l :l :l :l.:| | :l :l :ｌ :ｌﾞ＼ ＼＼ | l :| :| :|
￣|＿＿＿＿＿＿_.::::〈￣￣￣_〉〈￣￣￣_〉〈￣￣￣_〉_:＼ ＼＼.l＿:|＿_:|＿_:|_
＿|::.. 「￣￣| | :l :l :l :l.:| | :l :l :l :l.:| | :l :l :l :l.:| ￣.＼＿＿＿＼_」
,.|＿＿:|＿＿＿.、 「￣| ´ ｀￣￣￣´ ｀￣￣￣´
（＿＿＿ ＿＿＿） | i| （ ￣￣￣￣￣￣ ）
|l￣ "l||| ｒｰ─i| ｀￣￣｀||´￣￣´
＿＿||＿＿ |!￣｀l| ＿＿||＿＿
｀￣￣￣´ ｀￣￣￣´
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システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 例によって酒場には早朝からそこそこの人が入っている
┃
┃ 食事や酒を楽しむだけでなく、コルクボードの周囲には人だかりが出来ていた
┃
┃ よく見ると従業員の一人がコルクボードに新たな仕事の紙を貼り付けている。
┃ なるほど、これが朝からも盛況な理由か。
┃
┃ 良い仕事が欲しいなら早朝に来るのがいいようだ。
┗
ほへー
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
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草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ Sfを置いていったらブー垂れてたお
┃
┃ でも、やる夫は目立つにしても相応の身分になってから目立ちたいんだお。
┃
┃ ……今日は店主さんは出てないのかお。
┃ 飯だけ簡単に食うかお
┗
＿＿＿＿
／ ＼
─ ─ ＼
（●） （ ●） ＼
| （_人__） |
＼｀ ⌒´ ／
/ ー‐ ヽ
/ ｀
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システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ プラントから精製された食事を食べ、料金として７０銭支払った
┃
┃ さて、どうするか
┃
┃ １．大人しく娼館の護衛に行く
┃ ２．ちょっとだけコルクボードを見に行く
┃ 下５
┗
.. ＿＿＿_
／ ― -＼
. . ／ （●） （●）
／ （__人__） ＼
| ｀ ⌒´ |
. ＼ ／
. ノ ＼
／´ ヽ
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草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ どうせ昼までだし、ちょっと見てみるかお
┃
┃ おっ……これは……
┃
┗
AIの解析
条件：IAI製のAIを搭載したロボットか自動人形を連れている事
給与：出来高
目的：IAI製のAIを搭載した自動人形か警備ロボットが居れば連れてきて欲しい
情報を解析するだけなので長く時間はとらない
持っているのなら町はずれの研究所まで来て欲しい
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ おお……まるで誂えたような仕事だお
┃
┃ １．受ける
┃ ２．やっぱ怪しいしやめとこ
┃ 下５
┗
＿＿＿_
／ ＼
/ ─ ＼
' （●） ＼
（ｌ､__） |
⌒´ ／
｀ｌ ＼
ｌ ＼
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 地雷臭いしやめとこ……
┃
┃
┃
┃ 娼館の護衛を開始します
┗
::;;;::;;ゞ:;:;;ヾ;:::ゞ;;::ゞ:;ゞ,',;:ゞヾゞ;ゞ
;ゞ::://;;;;;::::ヾ;::;;:;ゞ;;:ゞ;ヾ;::;;:;ゞ;;:ゞゞ
::;;;;;;;:ゞヾ::ゞ;;:::ヾ;ヾ;::;;:;ゞ;;:ゞ:;ゞ
::;ゞヾ;;::;//;;;;;;:ゞヾ;ゞゞ
;;:i; l;;//:ゞ;ゞ;:ヾ;ゞゞ
;|;:..|:/::ゞ
ii;;:../ ／＼ ／＼
i::./. ／ ﾛ ﾛ ＼=======皿===========皿 ／ ﾛ ﾛ ＼
:/ ／ⅢⅢⅢⅢ＼ 合 ／ ＼
／ ========= ＼＿＿＿＿＿＿＿__／ ＼
| |目 目 目| | [田] [田] [田] .| [田田] |
| |目 目 目| | .(;;.). [田] [田] .| [田田] |
| | | |(;;:;;:;;:)ⅢⅢⅢⅢⅢⅢ| |
(;;:::;;:;;.) |目 目 目| |;:;;:;:;;::;) l''"^"''l l''"^"''l|. [田] [田] .|
:::;;;:;:::::):;;;::;;);;;:;;) 目(;;:;;;:) |(;;.;;;.;);| |;;;;;;;;;;;| |;;;;;;(;::;;:;;;(;;:;;:(;;::;;:;;:)田](;;;:;:;;;:::;;::
;;;:;::):;;;:;::;;:);;::;);;;;):;);;;::;:;;:;;);;:;;);;;;;;;;;| |;;;;;;;;;;;| |;;(;;::;;:;:(;:::;;:;;;:;(;;::(;;;:::;;(:;:;;;:;:;:::;;;;;
┏━━━━━━━━━━┓
システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ やはり朝の娼館は閑散としている。
┃
┃ が、入り口には自分と同じように仕事を受けに来た人間が幾人か居た。
┃ 遣り手らしき女性と内容の相談をしているようだ。
┃
┃ その遣り手の女性は……
┃
┃ １．和装の老女
┃ ２．厳しい目をした美女
┃ 下５
┗
, -ｰ-､ '⌒ヽ , - 、
, : : : :⌒ヽ: : ／: : : : : : ＼: : :＼
／: : : : : : ／∨＼: : : : : : : : :＼:: ::ヽ
／: : : : : : :./ | /ヽ、: :ﾐ : : : ヽ : :ﾊ
//.|: : : : : : / ニ. .二| | ＼ |: : : : :ﾊ: : : :',
〃 /: : : : : :.| ＼ ﾚ' ／￣,ﾞﾚ: : : : : |: : : :|
|.:.:/.: : |: :ﾚ'⌒,ヽ| / |: /N/: : : : |＼
| :|.: : : |:人＿___/ 二二二¨|::| |(⌒',: : /: : |
| :|＼: :| ￣ .ム,＿ |/ j )/: : : : : /
| :| レ＼ / i i i ￣｀ヾ. r一' (人＿_／
∨ | | (￣￣￣＼ !i | / ',
| } ／￣￣| ji / ＼
＼ |_|＿＿_,ﾉ ／ ／￣￣￣￣|
＼＿＿＿／￣ ／ ／￣￣￣￣￣￣|
＼／ ／ .. _ ＿＿＿＿|
／ ／ ＼
|／ ＼
┏━━━━━━━━━━┓
システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 娼館の前で男達を値踏みしているのは老齢の女性だ、恐らくここの遣り手だろう。
┃
┃ どうやら誰をどこに配置するかを考えているらしい
┗
// ヽヽ
// /､､_､_,,__, -l i l
l/ i ＿_ l l l
l ﾊ .lー- --- l .ﾊ ﾘ
l l ヽl￣`ー ¨¨¨l / l l
l l lニ二ヽ ､, ／'二ニl. l , .l
.ll.l l`ｰ ﾟ ` _ '´ﾟ - 'i / /l l
l 〉 i .l l ￣´ ¨` ´lｲ ./〈/
／`l ﾍヽヽ ／、 ,＼ 〃l ｲ'/l¨ヽ、
, ' l ヾ＼ r' ` ' ヽ /// l 丶、
, ' l ヽヾ､l '-――'-' l./ｨ'/ l 丶、
, ・ i ヽヽヽ .／// l 丶
／ ﾍ ﾍ ヽ`ヽ､- ｨ´ / / l , ＼
┏━━━━━━━━━━┓
遣り手
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ああ、アンタもかい
┃
┃ 簡単な説明だけさせてもらうよ
┃
┃ 昼には護衛なんて要らんだろうと思うけど、結構重要なんだよ。
┃ 業者を入れてリネンの入れ替えやら食事の運び込みがあるからねぇ。
┃
┃ その隙に入り込もうとする馬鹿や逃げようとする娘も居る。アンタ等は
┃ その監視さね
┗
, -ｰ-､ '⌒ヽ , - 、
, : : : :⌒ヽ: : ／: : : : : : ＼: : :＼
／: : : : : : ／∨＼: : : : : : : : :＼:: ::ヽ
／: : : : : : :./ | /ヽ、: :ﾐ : : : ヽ : :ﾊ
//.|: : : : : : / ニ. .二| | ＼ |: : : : :ﾊ: : : :',
〃 /: : : : : :.| ＼ ﾚ' ／￣,ﾞﾚ: : : : : |: : : :|
|.:.:/.: : |: :ﾚ'⌒,ヽ| / |: /N/: : : : |＼
| :|.: : : |:人＿___/ 二二二¨|::| |(⌒',: : /: : |
| :|＼: :| ￣ .ム,＿ |/ j )/: : : : : /
| :| レ＼ / i i i ￣｀ヾ. r一' (人＿_／
∨ | | (￣￣￣＼ !i | / ',
| } ／￣￣| ji / ＼
＼ |_|＿＿_,ﾉ ／ ／￣￣￣￣|
＼＿＿＿／￣ ／ ／￣￣￣￣￣￣|
＼／ ／ .. _ ＿＿＿＿|
／ ／ ＼
|／ ＼
┏━━━━━━━━━━┓
遣り手
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ まぁ、何も無いと思うが、構えてないと甘く見る奴も出てくるからね……
┃
┃ さて、アンタはどこに置いたものだか……
┃
┃ １．裏口
┃ ２．搬入口
┃ 下５
┗
１
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. .....,,,,,,,,,.... ! ﾊ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;:.. , , ! .! .' !
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,, ﾞﾞﾞゞ;;;;;;;;;;;;ヾﾞﾞﾞ ! ! ! !
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;::. ;;;;; ;;;;; .! ! ! . . !
:::::::::::::::::ﾞ::::::::::::::_, -ー-;、 :::;;;;: ; ;;;;;;; _, -'¨｀｀! .!、.! .!
:::::::::::::::!::::::::::::!´: : : ＼ ;;;;;;;, !;, .) ,,;;;, ,,;;;;;;;;／: !. ! .! !
::::::::::::::!:::::::::::::', : : ・ ﾍ ;;;;;;;;;;;;;:,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／ : ・ .| ,!': ::) ,' ,'
:::::::::::::!:::::::::::::::'ﾍ: : : );;;;;;;;;;;;;;;;__;;___;;;;;;;;;;(: : : !.!: :,' ! . / ;
:::::::::::::!::::::::::::::::::｀＼、::::::::::::／;;;:::::;;;;;;;;!:' ヽ;;;;;ヾ:::、_:_:::_:::;!レ´. ! ;' ;'
::::::::::::::!::::::::::::::::::::::!:::¨¨¨¨´／ ;;;;;;;;;! .', ヽ;;;;; . ,!!_,;ノ .!.. .' ,'
.!:::::::::::::!:::::::::::::ヘ::::!:::::::::::''' ;;;;;;;;;;! ヽ ヽ;;;;;;;;;;;;;〃. ! ,' ,'
.';:::::::::::::::!:::::::::::: .;;;;;;;;;;;! ;;;;; ' ,' ,' ./
',::::::::::::::!:::::::::::: ;;;;;;;;;;;;;;! :::;;;;; / ,' ./
ヽ::::::::::::!::::::::::::::: ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! ...::;;;;;;;; ,' / /
┏━━━━━━━━━━┓
遣り手
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ サボったら承知しないよ
┃
┃ 監視カメラがついてるからね
┃
┗
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ うーい
┗
＿＿＿_
／ ＼
/ ─ ＼
' （●） ＼
（ｌ､__） |
⌒´ ／
｀ｌ ＼
ｌ ＼
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ふーむ……それにしても人と機械両方での警備体制かお
┃
┃ 中々厳重な……
┗
＿＿＿＿__
／:;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;ヽ
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|:;:;:;:;:;:{ `ー´癶､ー"||
|:;:;:;:;:;:;{ （）〕甲〕））//
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,|,.....イ´､ヽ、ﾆ__::ーーﾞｲﾄ-､_
／三三`ヽ､､ヾﾄヾ:::::::::i:::〉〉7三ヽ
|三三三三/|＿l （）ﾆ{◎,=====――ｪﾟ~≡≡ﾍ ri
}三三三;ｨｲr-――――l|' --'＿＝＝|l三三三]}ｺl|====iﾆｺﾆﾆ=
{:;r─┐;:;:;/＿,;--─イ´￣lﾆｱ|＿|￣ﾖ|l´i´i｀iﾄ~
|;L◎/:;:;ｲ":;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;＿}ﾖ＝ｲ､| E|:;l. /
|:r─‐､;/:;:;:;:;:;:;,,--─"´￣:;:;:;:;:;}ﾄ:;| E|/ー´|
ゝ､＿__｣--‐￣:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;| !-‐'ﾄ-‐"
┏━━━━━━━━━━┓
日雇いの見張り
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ おっ、交代か
┃
┃ やっとかよ……じゃ、後頼んだぜ
┗
＿＿＿＿__
／:;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;ヽ
/:;:;:;:;:;:;:;:,--───ﾄ､
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|:;:;:;:;:;:{ `ー´癶､ー"||
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f￣ヽ:;:;:;:;:;ゝ ｀ﾆﾆ´ ／ｲ
,|,.....イ´､ヽ、ﾆ__::ーーﾞｲﾄ-､_
／三三`ヽ､､ヾﾄヾ:::::::::i:::〉〉7三ヽ
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}三三三;ｨｲr-――――l|' --'＿＝＝|l三三三]}ｺl|====iﾆｺﾆﾆ=
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ゝ､＿__｣--‐￣:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;| !-‐'ﾄ-‐"
┏━━━━━━━━━━┓
日雇いの見張り
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ あ、そうそう 同伴してった高級娼婦が帰ってきたりするから
┃ ソイツは通せよ？
┃
┃ それ以外は誰も通すンじゃねぇぞ？
┃ たまに同伴で出かけた野郎が部屋まで送るとか言って入ってこようと
┃ しやがるからな
┗
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ うい 了解したお
┗
＿＿＿＿__
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/:;:;:;:;:;:;:;:,--───ﾄ､
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／三三`ヽ､､ヾﾄヾ:::::::::i:::〉〉7三ヽ
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}三三三;ｨｲr-――――l|' --'＿＝＝|l三三三]}ｺl|====iﾆｺﾆﾆ=
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ゝ､＿__｣--‐￣:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;| !-‐'ﾄ-‐"
┏━━━━━━━━━━┓
日雇いの見張り
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ そうかい。じゃ、頼んだぜ
┃
┃ 後、盗人とか来ても殺すなよ。出来るだけな
┗
／￣￣￣ ｀＼
／ ヽ､
/ ＿ ヽ
/ ,イ´::::::::ﾄ､ ヽ
｛ ／::::::::::（●）ﾍｌ 〉
ヽ | /::::（__人__）:::::::｝ /
λ＿ゞ＼ゝ､.｀_⌒´＿_,/У
ｲ ー￣三 ￣二三[]=イ"ゝ
/弋＿ー ＝ ー─ヤ彡ヽ
┏━━━━━━━━━━┓
システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 裏口は裏路地に通じているからか薄暗く、中々剣呑な雰囲気が漂っている
┃
┃ 銃把に軽く手を掛けた状態で警戒を続けた
┃
┃ おや、あれは……
┃
┃ １．人だ
┃ ２．何だ、只の野良犬か
┃ 下５
┗
ｨ-────-､
／ ヽ
/ i-──--､ ヽ
/ /（●）:::::（●ﾄ､ ヽ
／ |:::::::（__人__）:::::＼ 〉
| ､ k ｀⌒ ´ / /
＼_ ＼｀＼_＿ｰ‐ _/ｨｪｲ
ｲ⌒ー￣三￣二三[]=イ"ゝ
/弋＿ー ＝ ーノヤ彡ﾉヽ
┏━━━━━━━━━━┓
システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 念の為拳銃の安全装置を外した。遠くから人影が近づいてくる
┃ あれは……
┃
┃ １．豪奢な巻き髪だ 娼婦か？
┃ ２．子供だ 娼婦だろうか……
┃ ３．あやしい男だな……
┃ 下５
┗
ドリル！ ドリル！
,. -―-- .､
_,. ':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`...､
`ｰz':.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.
/:.//:./:.:,:.:.:.:.:.:./:∧:.ヽ:.:.:.＞‐..､
/:/:.|:.:.|:.:.i:.:!:.i:.:ﾄ!/ ﾄ､ﾄ､Y:.:.:.:.:.:.:i
!/|:.:|:.:.|:.:.レｲ、|≧=Aﾊ:.:.i!:.:.:.:.:.:.:i!＿
＿!:.:|:.:.Ⅳ'fiqﾄ､! ' {fi:qﾄ!|ﾚ^ヽ_:.乂＜´
｀≧ヽﾄ､ﾄ､弋ﾘ ` ゞソ_〃6 从:.:.:.:ヽ!
'´７:./:./∧`´" __ "" / rf1:| !:.ヽ:.:.:.|
ﾚ'|:.:ﾚﾍﾄ!＞ .｀こ´ イ「!ﾊN ヽ! ＼!
ヽ! ＿,.ｨ_ｊ !ﾄ､＿__
r'´￣|||,.┴┐ヽ／ 〃ァへ
. ∧ ,.ｲ/ `┐ ／／ |
〈 r' ／ ├‐ '´Y ヽ
ヒ V ,不-' | }
〉/ ∧ i 人ﾆニニj
i /.! | ｲ ｀T￣ 「
! ,.ｲN｀ヽﾘ '. ! '.
┏━━━━━━━━━━┓
システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 人影は幼い少女だった。こちらをどこか怯えた目で見ている。
┃ 手には何かを握り絞めていた。何かしたいのだろうか……
┃
┃ １．声を掛ける
┃ ２．放っておく
┃ 下５
┗
ｨ-────-､
／ ヽ
/ i-──--､ ヽ
/ /（●）:::::（●ﾄ､ ヽ
／ |:::::::（__人__）:::::＼ 〉
| ､ k ｀⌒ ´ / /
＼_ ＼｀＼_＿ｰ‐ _/ｨｪｲ
ｲ⌒ー￣三￣二三[]=イ"ゝ
/弋＿ー ＝ ーノヤ彡ﾉヽ
┏━━━━━━━━━━┓
システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 「何かようかお、お嬢ちゃん」
┃
┃ そう声を掛けると子供は小さく肩を跳ねさせた。酷く驚いた様子で此方を
┃ 見つめていたが、やがて意を決したように歩み寄ってくる。
┃
┃ その手には小さな花と、よれよれの手紙が握られていた
┗
,. -―-- .､
_,. ':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`...､
`ｰz':.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.
/:.//:./:.:,:.:.:.:.:.:./:∧:.ヽ:.:.:.＞‐..､
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!/|:.:|:.:.|:.:.レｲ、|≧=Aﾊ:.:.i!:.:.:.:.:.:.:i!＿
＿!:.:|:.:.Ⅳ'fiqﾄ､! ' {fi:qﾄ!|ﾚ^ヽ_:.乂＜´
｀≧ヽﾄ､ﾄ､弋ﾘ ` ゞソ_〃6 从:.:.:.:ヽ!
'´７:./:./∧`´" __ "" / rf1:| !:.ヽ:.:.:.|
ﾚ'|:.:ﾚﾍﾄ!＞ .｀こ´ イ「!ﾊN ヽ! ＼!
ヽ! ＿,.ｨ_ｊ !ﾄ､＿__
r'´￣|||,.┴┐ヽ／ 〃ァへ
. ∧ ,.ｲ/ `┐ ／／ |
〈 r' ／ ├‐ '´Y ヽ
ヒ V ,不-' | }
〉/ ∧ i 人ﾆニニj
i /.! | ｲ ｀T￣ 「
! ,.ｲN｀ヽﾘ '. ! '.
┏━━━━━━━━━━┓
少女
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ あのね……おじちゃん
┗
／￣￣￣ ｀＼
／ ヽ､
/ ＿ ヽ
/ ,イ´ ﾄ､ ヽ
｛ ／ （○）ﾍｌ 〉
ヽ | / （__人__） ｝ /
λ＿ゞ＼ゝ､.|r┬-|＿_,/У
ｲ ー￣三￣`ー'´[]=イ"ゝ
/弋＿ー ＝ ー─ヤ彡ヽ
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ （おじちゃんっ！？）
┗
,. -―-- .､
_,. ':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`...､
`ｰz':.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.
/:.//:./:.:,:.:.:.:.:.:./:∧:.ヽ:.:.:.＞‐..､
/:/:.|:.:.|:.:.i:.:!:.i:.:ﾄ!/ ﾄ､ﾄ､Y:.:.:.:.:.:.:i
!/|:.:|:.:.|:.:.レｲ、|≧=Aﾊ:.:.i!:.:.:.:.:.:.:i!＿
＿!:.:|:.:.Ⅳ'fiqﾄ､! ' {fi:qﾄ!|ﾚ^ヽ_:.乂＜´
｀≧ヽﾄ､ﾄ､弋ﾘ ` ゞソ_〃6 从:.:.:.:ヽ!
'´７:./:./∧`´" __ "" / rf1:| !:.ヽ:.:.:.|
ﾚ'|:.:ﾚﾍﾄ!＞ .｀こ´ イ「!ﾊN ヽ! ＼!
ヽ! ＿,.ｨ_ｊ !ﾄ､＿__
r'´￣|||,.┴┐ヽ／ 〃ァへ
. ∧ ,.ｲ/ `┐ ／／ |
〈 r' ／ ├‐ '´Y ヽ
┏━━━━━━━━━━┓
少女
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ あのね、私のおねぇちゃんが先月からここに居るの
┃
┃ それでね……御誕生日だから、お手紙書いたの……
┗
／￣￣￣ ｀＼
／ ヽ､
/ ＿ ヽ
/ ,イ´::::::::ﾄ､ ヽ
｛ ／::::::::::（●）ﾍｌ 〉
ヽ | /::::（__人__）:::::::｝ /
λ＿ゞ＼ゝ､.｀_⌒´＿_,/У
ｲ ー￣三 ￣二三[]=イ"ゝ
/弋＿ー ＝ ー─ヤ彡ヽ
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ …………………………
┗
,. -―-- .､
_,. ':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`...､
`ｰz':.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.
/:.//:./:.:,:.:.:.:.:.:./:∧:.ヽ:.:.:.＞‐..､
/:/:.|:.:.|:.:.i:.:!:.i:.:ﾄ!/ ﾄ､ﾄ､Y:.:.:.:.:.:.:i
!/|:.:|:.:.|:.:.レｲ、|≧=Aﾊ:.:.i!:.:.:.:.:.:.:i!＿
＿!:.:|:.:.Ⅳ'fiqﾄ､! ' {fi:qﾄ!|ﾚ^ヽ_:.乂＜´
｀≧ヽﾄ､ﾄ､弋ﾘ ` ゞソ_〃6 从:.:.:.:ヽ!
'´７:./:./∧`´" __ "" / rf1:| !:.ヽ:.:.:.|
ﾚ'|:.:ﾚﾍﾄ!＞ .｀こ´ イ「!ﾊN ヽ! ＼!
ヽ! ＿,.ｨ_ｊ !ﾄ､＿__
r'´￣|||,.┴┐ヽ／ 〃ァへ
. ∧ ,.ｲ/ `┐ ／／ |
〈 r' ／ ├‐ '´Y ヽ
ヒ V ,不-' | }
〉/ ∧ i 人ﾆニニj
i /.! | ｲ ｀T￣ 「
! ,.ｲN｀ヽﾘ '. ! '.
｀￣j ヽ ヽ. ヽ
/ ∧ ヽ ヽ
/ Ｖ / ＼
. / Ｖ i
/ Ｖ /
/ ヽ_/-'-'
/ _,. ｨ
Y⌒ヽ /´￣￣￣￣ヽ1
┏━━━━━━━━━━┓
システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 「渡して、くれる……？」
┃
┃ 少女が震える手で手紙と花を寄越してきた。その手には１０厘硬化も
┃ 握られている。これでやってくれと言うことだろうか……
┃
┃ １．おう、渡してやるお
┃ ２．すまん、無理だお。諦めて帰れ
┃ 下５
┗
＿＿＿_
／ ＼
／（●） （●） ＼ ﾊﾞｻｯ
／ （__人__） ＼
| ｀⌒ ´ |
＼ ,／
ｲ ー￣三 ￣二三[]=イ"ゝ
/弋＿ー ＝ ーノヤ彡ﾉヽ
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ いいだろ、渡しておいてやるお。
┃
┃ ほれ、その金は持って帰るお。
┃ 別にそんなんせんでも渡してやるから
┗
, - '' i:.:.:.:.:.:`丶､
, :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.ヽ_..._
, -/:／:.:/:.:.i:.:.ﾍ:.:.:.ヽ:.:ヽ:ﾊ:.:.ヾ ､
,ｨ:.:./://:.:./:.:.:.:l:.:.:.ヽ:.:.:.'. :.:ﾊ:ﾊ:.ﾉil:.i-‐- ､
_ ..._/i:.l:.i:/:.i:.:.:.,i:.:.ﾊ:l､:.:.:.lヽ_...i_:.:.:i:.:iノ:ﾉ:.ﾄ`ヽ
'´ ／ｨ:lヾ､l:.:.l.:,ィ'T/ '.l ヽ:.:.l´ヽ:lヽ.:.l:.:l彡ﾉﾉ ' ）
/ ' ﾍヽ:.:li:.:l:.:ﾑ≠､ ヽlr,=,ﾐヽ'.N:r､-::ヘ、'
{ ゝ:__ﾍl / ｨ')｀ヾ ﾄィ__,i l' '/ｨi:.:.:.:丶＼
, '':.:.:.ﾍヽ'.ﾍ. l｀ｰｲ 丶._ノ / /:.:.ヽ:.:ヾ､ヽ
／, ｨ:.:.:.:.:.ﾊ〈ﾍ `¨ i ,,,, /ｨﾍﾊ:.ﾍヽ:.ヽ＼
／´ /,:.:.:./i:.:/ヽﾍ "" - ‐' / llヽlヽ:.ﾄ､ヽl ヽ
/ｲ:.:.//llﾊ:.:.l ＼ ,／ l ll ヾ ヽ
l:./ //i ヽl _＞, ､ _ .. '' i､
l/ _＞ '' ¨ ,,ﾉ .l ヽ ､
rﾍ¨i: : : : : : : / ヽ,: : : :`丶、
/´ﾍ '. '. : : : : : :i`ー､ __......i: : : : : : : :` ､
/ ﾊ: '. '.: : : : : :l二二ニニﾆ./: : : : : : : // >､
┏━━━━━━━━━━┓
少女
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ほんと！？ ありがとおじちゃん！
┗
／￣￣￣ ｀＼
／ ヽ､
/ ＿ ヽ
/ ,イ´::::::::ﾄ､ ヽ
｛ ／:::::::::::::::::::::ﾍｌ 〉 （またおじちゃんって言われた……死にたい）
ヽ | /:::::::::::::::::::::::::::::｝ /
λ＿ゞ＼ゝ､.:::::::::::::::::::,/У
ｲ ー￣三 ￣二三[]=イ"ゝ
/弋＿ー ＝ ー─ヤ彡ヽ
┏━━━━━━━━━━┓
システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 封筒を振ると小さな紙が数枚入っている音だけがした。
┃ 蝋付けさえされていない粗末な手紙である。内容も子供が覚えたての
┃ 下手くそな字で書き殴った内容も何も無い物である。
┃
┃ やる夫は水仙の花と手紙を大事に懐へとしまった
┗
＿＿
／￣´ ｀＼
/ ＼
/ ｨヘ､ ヽ
/ ／:::::::::::ヾ ヽ
/ |/:::::::::::::::::::::::＼ ヽ
{ 〈::::::::::::::::::::::::::::::> ／ ｲ
ト ゝ:::::::::::::::::::::::イ_∠_ｨ_イ´
ｲミ ー￣フ二￣´＿〆゛ゝ
ん＿ ＝ ー三 イ､_＿─＼
┏━━━━━━━━━━┓
システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ まだ仕事の時間は終わらない。あと一時間と少しといった所だ
┃
┃ １．誰か来た
┃ ２．つつがなく終わった……
┃ 下５
┗
ｨ-────-､
／ ヽ
/ i-──--､ ヽ
/ /（●）:::::（●ﾄ､ ヽ
／ |:::::::（__人__）:::::＼ 〉
| ､ k ｀⌒ ´ / /
＼_ ＼｀＼_＿ｰ‐ _/ｨｪｲ
ｲ⌒ー￣三￣二三[]=イ"ゝ
/弋＿ー ＝ ーノヤ彡ﾉヽ
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ むっ、あれは……
┃
┃ １．豪奢な巻き髪の女性 娼婦か？
┃ ２．怪しげな男
┃ ３．半ミュータントか？
┃ 下５
┗
___
___,.-‐='"´_ ｀丶
/´ ヘ'"⌒ ＼
／ , i.l .
/´ / / ﾘ ､ i
/ / .:〈 .:.:.:.|:./.i:. . .!. i l
{.ｲ ｛.:.:.:ｲ:.｝:.:.:!:.j、:.:|:.:...:.:..:.:}: ￤ |
リ:.:.{:.:ﾑ」j'ﾄ､:ト{ }:ﾙ1:j:.:.:.:.:.{:. ｜l !
ﾍ:.:iV,ｧzﾐヽヽ￢=＜jル1:.j:.:! ｌ｜ l
}小!,.tｔﾘ ｧzミヽ ,ﾚ:.:.l !￤
|l l ＾¨ ､tｾﾘ〉 1:.ｌ ｜ ! 丶
|l！ ﾉ ｀~´ |:.; ! い. ＼
ｌi小. 丶___ ,. ｌ/ !:. , :､ 丶. ヽ
| i￤＼｀ﾆ"´ ／ ! i:､:.:.. ' ヽ. ぃ }
l ｌ￤:.| i` -.:＜ヽ / .!＼:.:.:. ＼:.､:. . ﾘ ｉ
| ! :.! l:|｀ヽこュ∨ i - ＼:.:.:. ＼:.:.:.. {
l :!:.:| ﾘ 丨 V{ ｉ. j/ ヽ:.:.:. ヽ:.:.. .
! :i:.:l/ ！ i1: !./ Ｖ{:.:. }:.:.. ヽ
j ! :.!:.i ／ |:} l:.i ｉ:|:.:.. ':.:.: ｉ: ）
;丨 :.!:| .ィ ﾘ |:|! |:!:.:. i:.:.:.:！ /
{ {| i:.ﾚ';';'{ ／」{ :l:ｌ| / !:.:.:.ｉ:.:.:.:. ∨
Ｖ! :ｉf';';';';'ヽ.イ´;'| .:.l:!| ;' !:.:.:.l:.:.:.:.. ヽ
', :.!ﾄ､';';';/;'_;';';';'! :.:.:Ｎ l i:.:.:.:.|:.:ｉ:.:.:. i
}.:ｉ:.V}:.rY;⌒＼;| :.:.:.!| |丨:.:.:.:.､:l:.:.: !|
┏━━━━━━━━━━┓
システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 豪奢な髪に悪くない身なり、どうやらここの高級娼婦のようだ
┃ その後ろには……
┃
┃ １．誰かが付き添っていた
┃ ２．いや、一人だった
┃ ３．遠くに人影が見えるな……
┃ 下５
┗
,. -―‐- ､,. -―-- ､
,. -― '´ ヽ,. -‐- ｀ヽ､
, ' ¨´¨ ,:'´｀`ｰ ,.:: ､ ヽ、 ヽ
／.:.:.:.:; ′.:.:.:. ｀¨ヽ `､
. /.:.:.:.／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. i! ､ ト､ `､
,′.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: i .:＼ :.:.. l ＼ `､
./.:.:.:.{.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l .:.:.:.:i!.:.:.:.:.:.:.:. ヽ ヽ ヽ
. , ′.:.:.l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼ `､
/.:.:.:.:,:´j.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.. `,. i 弋:､.,＿
,′.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〈.:.:.:.:.:;ｨ.:.:.:.:.:;.:.:.:ﾄ､.:.:.;.:∧.:.:,:.:.:.:... ,ﾉ l:.. ヾ.:.:.:.｀弋¨
,′.:.:.{.:.:.:.:.:.:.:.:;ｨ.:.;∧.:./ ﾚ'ヽ.;∧.;/ ﾞj.;ﾊ' }.:,ﾊ.:.:..,,:′ i:.:.:.. ﾊ, ..:.:.:.:..＼
. ﾘ.:.:.:.:.:.ヽ.:.:.∧ハ〈 V ´ ﾞ '´,.斗- ｲ.:;ノ.:.:.:. l:.:.:.:... ﾞ'
.:.:.:.:.:.ﾚ'´i ¨ﾞミ≠ｭ､ ヽﾑﾆ≠孑'´ 'イ }.:j:.:.:.. i!:.:.:.:.. ':.:.:.:.:.:.:
. ヽ .:.:.:.:.:.:l ィﾃ圷ぅ ､ ィ孑圷ﾐz y'.:.:.:.:.. ∧:.:.:.:.. ':.:.:
. ＼ .:.:.:.} c;延ｚｿ。 c延zﾂrっ , ′:.:.:.:. ﾉ ｀ｰ-:::.､_:.:.. ,.斗-.､_
. ヽ .:.:i /.:,:.:.:.:.:.:..:. 〈 ,〃 ｀´ ヾ:.:.:.
i'､ .:l ;′ /.:.j:.:.:.:.:.:.:.:.:... } / ,′ `､:
ｌ.:.ヽ.:', ､ ,′λ:.:.:.:.:.:.:.:.:. l,/ i ﾄ
i.:.:.:.:.:.' ､ ,. _＿ 〈.:.:.:'､i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. i l
l.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ﾔ ｀ヽ. ／＼.:.:ヾ.:.:.:.:.:.:.:.:. l
. i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:1:､ ミﾆ¨¨´ ,∠..＿ ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.. .:.: !
l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{.:.:`,:､ _ ,. ＜ ｀':, 入.:.:.:.:.:.:.:. .:.:.:. j
弋.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.ヽ､ '; ':, ,′l｀i.:.:.:.:.:....:.:.:.. ,′〃 .,
ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.l.:.:.:.:.} 1 '; ':,/ ﾉ.:.}.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ ,/,:′ ／
┏━━━━━━━━━━┓
システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 女性は近寄ってくると貴方の耳に口を寄せて小さな声で話した
┃
┃ 「つけられてるの。確認してきて」
┃
┃ 先に女性を中に入れて、遠くを確認すると確かに人影がある……
┃ 少し近寄ってみるか……
┗
_,,t-‐‐-､,-‐‐-､
三'::::::............... .....::::::`ｙ,.
ナ::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::ヾ
|￣| V::::::::::::::::_{{ （{∫∬ﾉノｊヾ:::::{
|￣| |￣| ﾅ::::::::::::::i`__,,,,,,,ｧ_ _,,,,,_ t;;:ﾇ
| | | | イﾍ::::::(ヾ~!,ｬt､ !'''i ｨｔﾝ )=f }ｆ
| | | | i {t）テ" ﾍ' '___,ｲ ヽ＿/ 介'
| | | | _,rﾍ_,ｊ|!' /ｰ--''! |'
|,.ｨ―''''￣ ／| | ／二ｸ !
/;;:::'';;::''::;;:／ { ! 、 ヾニﾝ ﾉ＼
/'''::::;r|''':::;;;| | ! ＼ _,,.／|::;;'''＼
/:;;／ |;;;''::;;| 丶＼ ｀_＿＞-ｰ´ !;;;:'''::iヽ、
i／ |'::;;;;''| 三 ―''" !''::;;;;| /ヽ
/⌒ヽ |;;''':::;| ＼ !;;::''|/ i
/ ＼{'';;;::''} ￣二ニ＝ !::;;| |
/ﾍ |;;:::::;{ ‐- !/ |
/ i |:::;;;''! ー ! / |
/ l |;;'';ｲ ｝ {、
〉、 ∧ﾃ{ ヽ ＿ ＿,,,,;;;;;:::-==ﾆ;;;_ ﾉ __,イ´
/ ＼_ /／レ! ￣ ￣ {￣ |
/ ｀ｰ::v'´／ | i i |
i /￣ | | i、 |
i / ｜｜ ヽ |
┏━━━━━━━━━━┓
システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 妙に肥えた男だ。風呂に入れていないのか少々汗くさかった
┃
┃ 頻りに周囲を気にしている……さて、どうするか
┃
┃ １．声を掛ける
┃ ２．威嚇射撃
┃ 下５
┗
ｨ-────-､
／ ヽ
/ i-──--､ ヽ
/ /（●）:::::（●ﾄ､ ヽ
／ |:::::::（__人__）:::::＼ 〉
| ､ k ｀⌒ ´ / /
＼_ ＼｀＼_＿ｰ‐ _/ｨｪｲ
ｲ⌒ー￣三￣二三[]=イ"ゝ
/弋＿ー ＝ ーノヤ彡ﾉヽ
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 何やってんだお、アンタ
┗
,. -ｰ冖'⌒'ｰ-､
,ノ ＼
/ ,r‐へへく⌒'￢､ ヽ
{ノ へ.._、 ,,／~` 〉 ｝ ,r=-､
／プ￣`y'¨Y´￣ヽ―}j=く /,ミ=/
ノ /レ'>-〈＿ｭ`ー‐' ﾘ,ｲ} 〃 /
/ _勺 ｲ;；∵r;==､､∴'∵; シ 〃 /
,/ └' ノ ＼ こ¨｀ ノ{ー--､〃__/
人＿_/ー┬ 个-､＿_,,.. ‐'´ 〃`ァーｧー＼
. / |／ |::::::|､ 〃 /:::::/ ヽ
/ ｜ |::::::|＼､_________／' /:::::/〃
┏━━━━━━━━━━┓
男性
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ あ、あの娼館の人ですか……？
┃
┃ これ、渡して貰えますかね……
┗
でもお断りしたいｗｗｗｗ なんでだろｗｗｗ
＿＿＿_
,／:::::::::::::::::::::＼
／::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
|:::::::::::|＿|＿|＿|＿|＿|
|＿|＿ノ∪ ＼,, ,,／ ヽ
|::（ 6 ー─◎─◎ ）
|ﾉ （∵∴∪（ o o）∴）
| < ∵ ３ ∵>
／＼ └ ＿＿_ ノ
.＼＼U ＿＿＿ノ＼
＼＼＿＿＿＿） ヽ
┏━━━━━━━━━━┓
システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ どうやらこの男性は彼女が落とした香水瓶を拾ったはいいが、声が掛けづらくて
┃ ここまで着いてきてしまっただけらしい。
┃
┃ 香水瓶を手渡すと、男はそそくさとどこかへ行ってしまった……
┗
ｨ-────-､
／ ヽ
/ i-──--､ ヽ
/ /（●）:::::（●ﾄ､ ヽ
／ |:::::::（__人__）:::::＼ 〉
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＼_ ＼｀＼_＿ｰ‐ _/ｨｪｲ
ｲ⌒ー￣三￣二三[]=イ"ゝ
/弋＿ー ＝ ーノヤ彡ﾉヽ
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ な、なんつーか紛らわしい事を……
┗
一応中身確認しようぜｗｗｗ
,. -‐ '' ¨' ¨'ヾvｰ-､,._
,.才´ ..:／:.:.:.:. ハ ｀ヽ.
／ .:.:／:.:.:.: ,ｨ } j ヽ、
, ;″ .:.:.:.ﾊ.:.:.:.:.:.:.:;ｨ.:,ｲ从.:.:.:.ﾚ'.:.:.:.:.ﾐ:.:. ト、
∧ .:.:.:.:.:/.:i.:.:.:/.:.:.ハノ八ﾙﾊｲ廴.:.:.:.:.}.:.:从 `,
i .:.:.:.:.:.:./.:.:.l.:.弋斗七¨￣｀ﾐ:弋ﾊ从ﾙﾉ.:.:.:.:.ﾙ'
l.:.:.:.:.:.:.:.:{.:.:.人.:.:.:.个ﾐゝ__ ,.斗 ヽ.,_.{:.:.:.ノ
l.:.:.:.:.:.:.:.:.:〃ﾐ∨.:.:.{ ;ﾟﾞ￣`｀ ､ﾟ v:. i
l.:.:.:.:.:.:.:.:〈 k焉∨:.∧ 丶 ′i.:. !
l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ､o.:∨:.∧ r￢ ,:. 〈
}.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:j.:.:.8.:}:.:. } ;. `ﾆ ,ｲ:.:.:.. ヽ.
,'.:/.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.∧:!:.: i u / ヽ:.:.:.:. j';）
ﾚ'.:.:.:.:.:.:.:, ′.:弋ﾉl:.: i r‐七壬 y':.:. /
,´.:.:.:.:.:／,.＿:.:.:.:.:.ﾉ:.:. i｀ヽ､,斗:.:.:.:.:.ｌ ／:. , ′
／:.:.:.:.:,r' ¨´ ＼,'.:.:.:. { 》 { ﾉ, ′ 〈
, ′.:.:.／〃 ヾ ＼:.:. ヾ卞ﾍ弍ﾆ<´ヽ.:.:. ヽ,､
／.:.:.:.:.:.:∧ 辷}iハﾌ_〉 0¨７ヽ ）:.:.:. 〉}
┏━━━━━━━━━━┓
女性
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ どうだったの……？
┗
＿＿＿_
／ ＼
／（●） （●） ＼
／ （__人__） ＼
| ｀⌒ ´ |
＼ ,／
ｲ ー￣三 ￣二三[]=イ"ゝ
/弋＿ー ＝ ーノヤ彡ﾉヽ
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 単に落とし物届けにきただけでしたお
┃
┃ この香水瓶、貴女のですかお？
┗
確認したほうがよくね？
,. '／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ. ＼
/: 〃:::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;.:.､:.:.:.:.::ﾍ ヽ
/: :/__::.:_＿;,:.;.ヘ'´ ＼⌒ヽ､ ,
/: :/´: :´. . : / . . ぃ '
/ ノ: : :／: : : : /. : . : . : . ｉ ', i
／: : : :/: : : : : : i: : : . . :} : :}: . . : :| : , !､
ｲ: : : : :/ : : : : {: /| : ｲ: ト､:厶: ﾑ: j: :jﾘ: : ' ｉﾍ
,{ ｨ : : {:{ : : ﾊ厶ﾋﾍ:「jノ / ﾚ_,込.ｲ/: : ! |:い
/:jハ: :,小: :i√ _,,..=zﾐ "{ｔ:灯y′: ｜.,小. i',
. -‐': : :／Ｖ /ヽ{ ﾍｔ:炒_ 冖''/: l:/:,' lﾍ
,. :'´ : : : : : /: : : {: : ∧ "＾´ /: : l': : , ! :i
／: : : : : : : /: : : ∨:{ ﾑ _ . , : : |_: / j : ＼
/: : : : : : : /: : : Ｖ {:込、 _,,.. -‐1: : : ｜｀i￢ー- ､: :ヽ
. : : : : : : :{: : : . ヽ´ i ＼ "´ |: : : . ﾄ､/ | ヽ :}
i: : : : : : : : ､: : : : }. | ｀ぃ、 _,. ﾍ: : : : . ＼ ! iﾉ
！: : : . : : : : :丶:._: : . . ; l 〉 ＼: : : . ﾊ j|
､ : : : : : : : : : : :{｀7ｰ:､ /. | ｀ ー‐-- _ '"´）: . :/ ／小
ヽ|: . : . : : : : : : ／: : : ﾉ' | l / . : :/i_,,. 彡.ｲ｜:i
､ ﾉ. : : : : : : : : :／ : : : /ー- .l ！ ／ . : : :/ ！::.::.イ ! |
＞'"´: : : :__;／: : : ': : : : : :/ミ辷:､::l : ﾏ三¨¨¨´￣/〃 . : : : :/: ﾏ＾i ｌ :| !
┏━━━━━━━━━━┓
システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 「あら、私のだわ……勘違いだったのね。ごめんなさい」
┃
┃ 女性は香水瓶を受け取ると小さな鞄の中に仕舞い込んだ。
┃ ちょうどいい、この人に……
┃
┃ １．手紙を頼む
┃ ２．やめとこう
┃ 下５
┗
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ お気をつけて
┃
┃
┃ ・フラグが折れる音と裏口の鍵がかかる音が聞こえた
┗
失敗した
な……ん、だと？
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ さって、そろそろ終わりだお
┃
┃ 人の気配……
┃
┗
___,,,,,,,,,,,,__
,,,r'''´;;;;;;.:.:.:.:.:.:.:.｀`'',,,、
,r'´;;,r:.:.:.:.:.:.,rﾍ,;;;;;;;:.:.:.:.:.:.`ヽ､
,i´;;;;;,i:.:.:.:.:.:.:,i;;;;;;;i;;;;;,,r'i,:.:.:.:.:.:i.:｀､
,i;;;;;;;;,i;.:.:.:.:.:.:,i'''''' ''｀´'''''''i,.:.:.:.:.:i.:.:`,
,i;;;;;;;;;i;.:.:.:.:.:.:.:i 蛇 i,:.:.:.:.:.i,:.:..i
,i;;;::;;;,i;;.:.:.:.:.:.:i"""''''''''''‐‐-i,:.:.:.:.:.i;,.:.:i
,i;;;::;;;,i;;.:.:.:.:.:.:i＞ ⊆⊇ ＜i,:.:.:.:.:.i;,.:.:i
,i;;;::;;;;i;;.:.;:.:.:.:.:i.> ⊂⊃ <i,:.:.:.:.:.i;,:.:i
,i;;,i:;;;;i;;;.:;;.:.:.:.:iヽ,,r''´｀'ヽ,,r‐､i,:.:.:.:.:i;,:.:i
i;;i',;;;;i;;;::;;,:.:.:.:.i ゝ i;.:.:.:.:.i;,:.i
,/,i;;;;;i,;;;:;;;.:.:.:.:i - ,/i;.:.i,.:.:i;;.:i
,i:.:i;;;;;;;i;;;;;;;;.:.:.:.:i, ,,'"/i;;i;;:.:i,:.:i.:.i,
,i:.:i,;;;;;;;;i,;;;;;;;.:.:.:.:i丶､,_,r'"l;;:./;;;;i,:.i,;;,:ヽ,i,:.iヽ
,i:.:i,;i;;;;i;;;i,;;;;;;;:.:.:.:.:i-‐‐ ''''''''i;:i;;;;;;;;;i,;ヽ;;;,:.:ヽ､:.`､
i:.:;i,;i;;;;;i;;;;i,;;i;;;;:.:.:.:.i,Rider. i.:!;;;;;;;;;;ゝ,,,i;;;;.:.:.:.`､:.`ヽ､
i:.:;i;i;;;;;i;;;;;;;!,;i;;;;:.:.:.:.i,,,-‐‐'''''､,_,,,,ノ i;;;;;:.:.:.:.:ヽ,:.:.:.:`､
i,:.;;i;;;;,i;;;;;;;;ヽi;;;;;;:.:.:.:i;;;,,
┏━━━━━━━━━━┓
女性
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 言いつけ通り来てくれたようですね
┗
＿＿＿＿
／ ＼
─ ─ ＼
（●） （ ●） ＼
| （_人__） |
＼｀ ⌒´ ／
/ ー‐ ヽ
/ ｀
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ……まぁ
┃
┃ （実は手紙の方があとだったんだけどねー……）
┗
,──--､
, ─∠´::::::::::::::::::::::｀ ､
／:::::λ /:::::::::::::::::::::::::::::.＼
./::::l:::::::| ､､,ｿｿ｀｀ヽ､＿::::::::::::＼
/::::./:::::::.|ソ,,／ゝ,,.∠´,,,,,｀､::::::::::::.＼/ヽ
!:::::|:::::::::::| 〆,,ノ´,,,,,},,,,,,,,,,,,,へ､::::::iへへ｀ゝ
!:::::|::::::::::::|,'''´／ ＞,,,,}〆─ ＼ ＼| ソソ入
!:::::|:::::::::::::|,,,,ﾍ／＞ﾍｿ ｨ―ヾ}ﾍｿ ｀ヽ､
!:::::|:::::::::::::|,,,,,,,Ｙ ∠} ヽﾞﾟﾞノ ヽ ｀～ ｰ─､.／￣＼
!:::::!､:::::::::::|,,,,,,,´,,/´ ｿ＼＿＿ / ）
!:::::::丶::::::::|,,,,＿/ヽ /::::::::::::::::::｀￣| 〆,＼
!:::::::::::|:::::::.|/ z==ｰ /:::::::::::::::::::::::::::::＼ //ミミミ.＼
.!:::::::::::.|:::::::.|､. ¨ /|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ト'､ミミミミ;,＼
!:::::::＿|:::::::::|:::｀ト ､＿＿／ .|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ＼ミミミミ
丿ｿ￣ |:::::::::|＼ｆ───f＝=a::::::::::::::::::::::::::::::::::::::λ ＼ミミ
r彡. |:::::::::| !＿＿＿.{=ｭｪﾘ､＿＿__:::::::::::::::::::::::::{
i .|::::::::| ￣￣￣｀¨¨ﾞ へ,へ
! |::::::| ､ / ./
.! ＿＿|:::::| ∠￣￣￣＼ 丶､ .| |
! ／ |::::|メ ＼｀ヽ. ＿＿｀ゝ､ｿ､ ヽ
!壬 |::::| ノ⌒ミ､ ＼ ヽ 〆 ヽ＿ヽ＿
!.＿=--─┤::| ノ彡彡ミミﾐ､ ＼乂 ノ──へゝ
「 |::::|/彡彡彡彡ミミミ､ ノ彡彡彡彡ミミ､
|.|＿=--─|::::|彡彡彡彡彡ミミミﾐ /彡彡彡彡彡ミミﾞ}
ﾉ:::いミミミﾐ|::::|彡彡彡彡彡ミミミミミ ／彡彡彡彡彡彡ミﾐ}
┏━━━━━━━━━━┓
女性
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ お昼でも如何ですか？ 奢りますよ
┃
┃ １．まぁ、飯食うぐらいなら……
┃ ２．断る 用なら此処で言え
┃ 下５
┗
＿＿＿_
／ ＼
‐ ─ ＼
（ （ ●） ＼
（人__） |
｀⌒´ ／
｀ｌ ＼
ｌ ＼
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ……飯食うだけなら
┃
┃ 仕事終わってからですけど
┗
lﾞ:.:.:lﾞ:.:.:.:.:.:.:.lﾞ::::::::::::::ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ::::::::::::|:.:.:.:.:.:l:.:.:.
l:.:.:.lﾞ:.:.:.:.:.:.:.;! ､:::::::: !三三!::::::::::;|:.:.:.:.:.:l:.:.:
,!:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:iヽ ｀'''" .， ｀"'''"´|:.:.:.:.:.:l:.:.
ｌ:.:.:.:,l:.:.:.:.:.:.:.;!:..＼. ＿＿, ／ｌ:.:.:.:.:.:.l:.:.
ｌ:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:}ヽ､. ..‐.!:.:.:.l:.:.:.:.:.:.l:.:
ｌ:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.:.:,!:.:.:.:.:.l'''"┌'''"ﾞ´::::|:.:.:.:ｌ:.:.:.:.:.:l:.
ｌ:.:.:.:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:._:./､ :;;_|__';;;:::::::::ﾐ､:.:.:!:.:.:.:.:.l:.
ｌ:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:./'"゛ ｀'-l:.:.:.:.:.l
ｌ_;::-‐/:.:.:.:.:.:.:./ ｌ:.:.:.:.:l
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/ .l /:.:.:.:.:.:./ 、 / .ｌ:.
/:.:.:.:| !:.:.:.:.:.:.:ilン‐''''''''''''''''''― ､儿,,,,.. -―'''￢―‐'
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┏━━━━━━━━━━┓
女性
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ええ、遣り手には話は通してあります
┃
┃ さっさと行ってきなさいな
┗
＿＿＿_
／ ＼
/ ─ ＼
' （●） ＼
（ｌ､__） |
⌒´ ／
｀ｌ ＼
ｌ ＼
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ はぁ……
┃
┃ （何か怪しいなー……あ、手紙どうすっかな）
┃
┃ １．遣り手に頼んでみる
┃ ２．夜にでも自分で買うか……
┃ 下５
┗
＿＿＿
／ ｀ ､
, ' ＼
/ ヽ、 _,.． -- ﾞ .
/ ＿｀__ ＿＿ ,
′ ￣￣ ￣￣ ，
{ "' ､､ ∪ }
. ､ ゝ-‐ ｰ- ' /
＿> ､ ／
∨/r v'´ ヽ _ 「/7,＜
／V,l / ＼ V 」/////〉
. ,.ｲ //Y〈_ ヽ.〉 く//////__
/.:.|///ゝ､ ｀ヽ.／ f⌒o 7¨´／//}
>､:ヽ／ ` ｀Y ! _! [`__'7´////,j
. __ / 〉′j .ｲ /} } / _/ ∨//////,|
/ f´ | ト､｀ ､ゞ / { {// У//////|
. { l | | ｀ ー'‐ = Tl _ 〈/＞z/_∧,|
ヽﾞ.､ | | 二 l | ｀ﾞ｀ ＜/_/_j
. ` ┘^ ． 二 // / ￣
｀ ＜ {.{ ､ ＿_ ノ
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ （名前は知ってんだし、自分で買ってその時渡すかお……
┃
┃ その方が確実だし、買ってもヤらなきゃいいだけだお）
┗
／／ ヽ＼
// ヽヽ
// /､､_､_,,__, -l i l
l/ i ＿_ l l l
l ﾊ .lー- --- l .ﾊ ﾘ
l l ヽl￣`ー ¨¨¨l / l l
l l lニ二ヽ ､, ／'二ニl. l , .l
.ll.l l`ｰ ﾟ ` _ '´ﾟ - 'i / /l l
l 〉 i .l l ￣´ ¨` ´lｲ ./〈/
／`l ﾍヽヽ ／、 ,＼ 〃l ｲ'/l¨ヽ、
, ' l ヾ＼ r' ` ' ヽ /// l 丶、
, ' l ヽヾ､l '-――'-' l./ｨ'/ l 丶、
, ・ i ヽヽヽ .／// l 丶
／ ﾍ ﾍ ヽ`ヽ､- ｨ´ / / l , ＼
┏━━━━━━━━━━┓
システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 遣り手に交代を告げに行くと少し褒められた。どうやらさっきの高級娼婦から
┃ 話が回っていたようだ。上手に対応した例か少し多めの５円５０銭を
┃ 給与として支払われた。
┃
┃ 食事の場所はライダーが決めるらしい、後に付いていく……
┗
'''‐- ,,,_
¨'''‐- ,,,_
¨''''‐- ,,,__
¨''''‐- ,,,,,__ _,,.,.,.,.,.,.,_
￣¨¨''''''‐---------- _,,-‐''''´:.:.:.:.:.:'''‐:.､ヽ､
_,,,-‐'''´:.:.:.:.:.:.:.r:､-‐,;,-‐:.:.:.:.:.:.ヽ
_,,,,,,..-‐''''''´;,-‐''_;,;,;-‐''''_;r‐ﾄ､>´:.:.:.:-‐:､:.:.:.:.i
___,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,_____________________,,,_-_‐'''二￣;,--_‐_''_'',,,¨-￣,r‐''''‐､;;r!,r' /;/;':,;,;r'´,!/:.:.:.:.:l
-‐‐'''''''''''''''¨￣￣￣￣_,,フ '''''''¨:.￣_;,;,-:.'':._;,:.-''￣;,;,;,:.:,;,;,;,;,;,;,／ l f´ /;/,',;/ヽ ﾇ_ フ,;.:./
_,,,..-‐'''¨￣:.:.:.:.:_;,;,-:.''´:.:.;,:-:.'';,;,;,;,;,:.:,;,;,;,;,;,;,;,r‐-< !l_!/;/;.:/!_ヽヾ>'´;,／
_,,-‐''´:.:.:.:.:.:.:.:_;,;,-;,;'''´:.:.:.:.:.:.:.:,;,;,;,;,;,;.:,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;r'´､:.:.:.:.:ヽ _,r'´ !-i:/;,;/‐-'-,''´;,:./
,-‐":.:.:.:.:.:._;,-;,;'';´;,;,;.:.:.:.:.:.:,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,f,;_:.:.:.:ヽ:.:□`Y:.:｀ヽ､ l:.l:i,;,;,!;.':,;ｲ;.:.;,;,/
:.:.:.:_;,;-;,'';,;,;,;,;,;,;.:.:.:,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;.:.:.:,;,;,;,;,;,;,;,;,;,r''''ヽ::::::ヽ:.□ヽ,,／::`ヾ､:.`l:.;!;.:l／!;,:.:.;/ ′
,-'':.:,;,;,;,;,;,;,;.:.;,;,;,;,;,;_;r''´;,;,;,;.:,;.:.:.:.:,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,/-.､:.:.:`､:::_l;;;／;;;;;:::::::::::::::ヽ l.:.;!.l:,/;,:.:./ _,_
:.:.;,;,r';,;,;,;,;,;_;,-7´;,;,;,;,;.:.;,:.:.:.:.:.;,;,;,;,;,;,:.;,;,;,;,;,;,／::::;;:;;;ヽ:.:.;Y;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::;;;;;;;;;;;:!:.:,l:l';.;.:./ /-‐ﾄ､
.:／;,;,;_;-",r'´;,;,;,:.:.:,;.:.:.:.:.:,;,;,;,;,;,;.:.:,;,;,;,;,;,;／;;::::::;;;;;;;;r'''7;;:;;;;::;;;;;:::;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::;;l.:.:.!;.;.:.i r'’ i'´!_/l
',;,;,／ ,r'´:.;,;.:.:.;,:.:.:.:.:.:.;,;,;,;,;,:.:.:.;,;,;,;,;,;,;,;/:::;:::::;;;;;;;;; /;,;,;,l;:;;;;;;:::::::;;;:::;;;;;;;;;;;;;;;ｲ´ !:.:.!;.:.! ,r‐''i ,! ヽ,/
／／:.;,:.:.:.;,:.:.:.:.:.:.;,;,;,;,;,;.:.:.;,;,;,;,;,;,;,;,;,/:::::;:;;;;;;;;;／;,;,;,;,;,!;;;;;;:;;::::::::;;;;;;:::;;;; /¨ヽ !:.ヽ;!'l:.:.:.:ヽ`┬''’
.／:.;,:.:.:.:.:.:.;.:.:.:.;,;,;,;,;,:.:.:,;,;,;／;,;,;,;,;;/:::;;::;;;;;;／;,;,;,;,;,;,;,;,!;;;;;;;:::;::::;;;;;;;;;;;;;;;!-‐ 〈_,,,-''ヽ:ヽ:ヽ:.:__;／
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.:.:.:.:.:,;,:.:.:.:,;,;,;,;,:.:,;,;r'7’;,;,;,;,;_;!:.:.:.／:ヽ i’;,:.:,;,:.:.;,;,;,;,;,;,;l;;;;;;;;;::::::::::::::::;;;:::::::;ヾ;;;;;;;;;_;;-''ヾヽ _____
┏━━━━━━━━━━┓
システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ どうやら酒場に行くようだ
┃
┃ それにしても、足音も無く気配も薄い。人混みではぐれると再開は
┃ 難しいかもしれない……
┗
| | :. ＼＼.| |.＼＼ :l :| :| :| :| :| :|
＿|────────────┘::.. ＼＼ | | ＼＼ :| :| 〈二二二二二二
|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /7 ＼ ＼＼.| |.＼＼ :| :| || ||
|;;;;;;;;;;;;;;; ｌ| 三三 ∠＞//|ｌ ＼ ＼＼ | | ＼＼ ..:| || ||
|;;;;;;;;;;; ||==============||::.. ＼ ＼＼.| |.＼＼:| ||======||====
|;;;;;; ||┌─┐ 日巛□ ||::::::.. ＼ ＼＼ | | ＼＼ || ||
|;;;; □============□::::::::::.. ＼ ＼＼.| |.＼＼_､ ||
|;; ::::::::::::::::::::::: ...::::＼ ＼＼ | | ＼:」二二二二二
| .<二二二> <二二二> <二二＼ ＼＼.| | l :| :| :|
| ...::::::| :l :l :l :l.:| | :l :l :l :l.:| | :l :l :ｌ :ｌﾞ＼ ＼＼ | l :| :| :|
￣|＿＿＿＿＿＿_.::::〈￣￣￣_〉〈￣￣￣_〉〈￣￣￣_〉_:＼ ＼＼.l＿:|＿_:|＿_:|_
＿|::.. 「￣￣| | :l :l :l :l.:| | :l :l :l :l.:| | :l :l :l :l.:| ￣.＼＿＿＿＼_」
,.|＿＿:|＿＿＿.、 「￣| ´ ｀￣￣￣´ ｀￣￣￣´
（＿＿＿ ＿＿＿） | i| （ ￣￣￣￣￣￣ ）
|l￣ "l||| ｒｰ─i| ｀￣￣｀||´￣￣´
＿＿||＿＿ |!￣｀l| ＿＿||＿＿
｀￣￣￣´ ｀￣￣￣´
┏━━━━━━━━━━┓
システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 酒場についたが、朝と同じくよって主は居なかった。居るときと居ないときが
┃ あるようだ。
┃
┃ 女性について酒場の奥、人気が少なく目立たない席に座る。
┃ やる夫は壁を背にして警戒感も露わに座り、女性は入り口側に座った
┗
_,,r‐''''''''''‐-..,__
,r' : : : : : ; ;` ､;r: :`ヽ､
/; : : : ; ;/; : : : :_ヽ、; ; ; :`ｰ-,､
/; : : : ; :/: : : : :/;,`;､ヽ;r'´_: : ; ;|
i ; : : : : / : : : : /ヾヾヾv';´;,! ; ; l
!; : : : : ;!: : : : : ! l: ; ; l
!; ; : : _ !: : : : _,!ｰ-､ !; : ; !
l; ; : f´､l: : : :T'i''7ヽ ` ,r┼: ; l ｽｯ……
!; ; : ヽ !: : : :T7´￣`i__,r''7l: : ; !
l; ; : : ; ;l`l : : : :l ヽ __ノ ト''7!i: ; ;!
l; ; : : ; ; l l: : : : l ､____ >'-l’: ; !
!; : : ; ; : ! .l: : : :l _,r'''´; ; ;l: ; ; l
l; : : ;r''''<___l: : ; ;l7'¨´; : ; ; ; ;il; ; ; l
!: : /__,,,_ !: : ; ﾄ､`､: : ; ; ; !l: : ; ;!
┏━━━━━━━━━━┓
女性
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 自己紹介しておきましょうか。私はライダー
┃
┃ ちょっとしたチームに所属しています
┗
.. ＿＿＿_
／ ― -＼
. . ／ （●） （●）
／ （__人__） ＼
| ｀ ⌒´ |
. ＼ ／
. ノ ＼
／´ ヽ
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ちょっとした、ねぇ……
┗
/￣￣￣￣: ヽ
r─ ´: ∧: : : : : : : : :.＼
|: : i＞‐ ´ヽ: : : : ｌ: : : : : ヽ
|: : | l: : : : |: : : : : : l
|: : | ─十: : : |: : : : : : |
|: : :|´ 少:＿:ｒヽ: : : : :|
. |: : /ヽ,‐{二}´: : :ｌノ: : : : : !
|: :Υ ""|: : : :k: : : : : : !
|: : :|＼ ｀ !: : : l ヽ: : : : :|
|: : :| ヽ- ｌ: : :/´"＼: : : |
|: : :| ゝ!: :/_ -‐' ＼: :|
|: : :| /: /:. ,:. :. :. :. :ヽ|
. |: : :| /: /:. :.i:. :. :. :. :. :.|
ｌ: : ｌ ／l: /:. :..l:. :. :. :. :. :.|
l: У:. :|: |:. :. :|:./:. :. :. :. |
|: 〈:. :. |: |:. :. :|/:. :. :. :. :|
|: ∧:. :|: |:. :. :!:. :. :. :. :.:|
┏━━━━━━━━━━┓
ライダー
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ そう危ない所ではないですよ？
┃
┃ 主に娼館がスポンサーなだけです
┗
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ふーん……
┃
┃ （だから、それがうさんくせぇってんだお……）
┗
/: : : : : : : : :,i:i:i:7: : : : : : : : : : ／ ｀ ＜i:i:i:i:i:i:i:}: }
': : : : : : : : : ;:i:i:i/ : : : : : : : : ／ '.i:i:i:i:/: /
/: : : : : : : ィてヽ/: : : : : :ー‐/―=ミ 、 }:i:i/: :/
/: : : : : : : :{ ! ｰﾝ: : : : : : : :ミﾒx､ 、 ＼ ､ /:i/: :/
, : : : : : : : :人／: : : : : : : : : 癶り_｀ヾﾐﾒ ､ヽ} /i/ : /
/: : : : : : : :/／ : : : : : : : : : , ' 乂 ｀` ` )_x≦/ : /
,: : : : : : : : 〃: : : : : : : : : :／ ｀ ー＜ﾝ {_ ノ: : : !
,: : : : : : : ／: : : : : : : : : ／ ､ , <´￣＼> : : : |
/: : : : : ／: : : /: : : : : ／ ` -く＼＼ ＼: : :|
. /: : : : , ' : : : : /: :/: : ,_' 丶 ＼＼＼ ＼:!
/: : : : /: : : : : /: :/: : //＞ ． ＼ ／/.＼＼＼ ＼r ､_
: : : : /: : : : ／:／: : : !///// ＞､`: . イ : / ＼＼＼ 乂ﾘ ｀ヽ
: : : / : : ／ ／ /: : : :}｀ ＜/////ヽﾄ､: : /. ＼＼＼ (二}｀¨¨ヽ
: : /: :／ :∠ イ: : : : /////｀ ＜///ｿ: : :＼ 〈 ＼＼ヽ｀ ー_､.ム､
: /:／ : :´ : : : : : : :./,///////ハ/ﾊ: : : : : :＼ } ＼＼Y´ __ヽ
/´: : : : : : : : : : :.／///////// ∧/≧x : : : : ＼ | ´ヽ/ヽ＞ ´ 〉
: : : : : : : : :＞ ´/////////////'∧//∧ : : : : : ＼ ', Y＾ヽ イ｀ヽ ,
: : : : : : :, ´//////////////////∧ /八: : : : : : : ＼ ､ ｀¨´ } !
: : : : : :∧////////////////////∧// ＞ ．. : : : : ヽ＼､ }
┏━━━━━━━━━━┓
ライダー
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 単刀直入に言いましょう。家に入りませんか？
┗
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ……なんだってそんな娼館がバックにつくような大仰なチームが
┃ やる夫みたいに街に着いて数日の餓鬼を誘うんだお？
┃
┃ 自分ではそれ程強くないつもりだが……
┗
おっかねえｗ
_,,r‐''''''''''‐-..,__
,r' : : : : : ; ;` ､;r: :`ヽ､
/; : : : ; ;/; : : : :_ヽ、; ; ; :`ｰ-,､
/; : : : ; :/: : : : :/;,`;､ヽ;r'´_: : ; ;|
i ; : : : : / : : : : /ヾヾヾv';´;,! ; ; l
!; : : : : ;!: : : : : ! l: ; ; l
!; ; : : _ !: : : : _,!ｰ-､ !; : ; !
l; ; : f´､l: : : :T'i''7ヽ ` ,r┼: ; l
!; ; : ヽ !: : : :T7´￣`i__,r''7l: : ; !
l; ; : : ; ;l`l : : : :l ヽ __ノ ト''7!i: ; ;!
l; ; : : ; ; l l: : : : l ､____ >'-l’: ; !
!; : : ; ; : ! .l: : : :l _,r'''´; ; ;l: ; ; l
l; : : ;r''''<___l: : ; ;l7'¨´; : ; ; ; ;il; ; ; l
!: : /__,,,_ !: : ; ﾄ､`､: : ; ; ; !l: : ; ;!
┏━━━━━━━━━━┓
ライダー
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 青田買いというやつですよ。四級とはいえ、その隠密能力……
┃ 少なくとも準二級程度の力量はあると思いますよ？
┃
┃ 他所が唾付ける前に抱き込んでしまうと思いましてね
┗
.. ＿＿＿_
／ ― -＼
. . ／ （●） （●）
／ （__人__） ＼
| ｀ ⌒´ |
. ＼ ／
. ノ ＼
／´ ヽ
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ふーん……で、やる夫がそれに乗るメリットは何があるんだお？
┗
相手のこともよく知らんし
_,,r‐''''''''''‐-..,__
,r' : : : : : ; ;` ､;r: :`ヽ､
/; : : : ; ;/; : : : :_ヽ、; ; ; :`ｰ-,､
/; : : : ; :/: : : : :/;,`;､ヽ;r'´_: : ; ;|
i ; : : : : / : : : : /ヾヾヾv';´;,! ; ; l
!; : : : : ;!: : : : : ! l: ; ; l
!; ; : : _ !: : : : _,!ｰ-､ !; : ; !
l; ; : f´､l: : : :T'i''7ヽ ` ,r┼: ; l
!; ; : ヽ !: : : :T7´￣`i__,r''7l: : ; !
l; ; : : ; ;l`l : : : :l ヽ __ノ ト''7!i: ; ;!
l; ; : : ; ; l l: : : : l ､____ >'-l’: ; !
!; : : ; ; : ! .l: : : :l _,r'''´; ; ;l: ; ; l
l; : : ;r''''<___l: : ; ;l7'¨´; : ; ; ; ;il; ; ; l
!: : /__,,,_ !: : ; ﾄ､`､: : ; ; ; !l: : ; ;!
!: : l_,r‐-..,_`ヽl: : ; ;! ヽ`､; : ; l l : ; ; !
l : : ﾚ:.:.:‐-:､`ヽ､!: ; ; ! ヾ'､; l !: ; ; l
l: : : l:.:.:.:.:.:.:.:.:`:､:.`l; : ; l､ `'、 !: ; ; !
/: : : l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ;,`､ ; ヽ` ､___ヽ ! ; ; l
/: : : : :!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;,;,;,i;,;,:.:!: ; ヽ、 ￣`､!: ; ;l
/: : : : : l;!:./:.:.:.:.:.;,:.:.:,;,;!;,;,:.:.!: ; ; !:.`ヽ､--!､; !
/ /: : : : l 'y:.:.:.:.:.;.:.:.:.;,;,;,/;,:.:.:.l: ; ; !:.:.:.:.;r'7'i_,!;l
┏━━━━━━━━━━┓
ライダー
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 最低でも月４０００円は稼がせましょう。良い仕事も多いし、組合との
┃ 繋がりもあります。直ぐに評価は上がるし、儲けも大きい……
┃
┃ 最初は仮採用という運びになりますが、正採用されると家もつきます。
┃ 弾のバックアップや集団での仕事。色々とコネも効きます
┃
┃ 悪いオハナシではないかと
┗
ヤバイ匂いがプンプンするなｗｗｗ
_＿_＿_＿___
／. : : : : : : : :／ヽ,r― ､
/. : : : : /. : : :/ヽ;_ヽVイ´|
/,': : : : :/. : : :ｲ｀｀´ ´｀ヽ : !
/;.: : / : :ｉ : , -'7￣｀ヽ |: :'.
,',.'.: : i: ,.､j: : : ィｆテjヾ ,r}､: ',
i : ｉ: : l〈.ﾍ| : : : ゞt-' ｀ヽ_{rj､: : ',
|: :l.: : !:ヽ_!: : : : | ゞ-- ' ゞ{':. : :.'.,
|i: l: : :!/|ｉ:|:. : : : ! __ }: : : : :＼
|l:. '; : l:ｉｒ‐'; : : : :',､ ／､ヽ: : : : :.＼
V. :'; :',.|:.:∧: : : ∧_ヽ.イ'; : :ﾍ ＼: : : : ｀ー- ､
';＿__ｒ'.: .:∧ : : :∧ヽヽ＿_: ∧ ｀'＜ _: : : : . ＼
/ ... ｀∧: : : :..V｀´ヽ.:..｀ヽ＼ ｀ヽ. : : :＼
//.:.:.:.:.:.. ',:.∧: : : :.ﾍ. .:｀',ゝ､ハ__＼. ＿＿ ＼: : :.＼
/,'.:.:.:.:.:.:.:: ';.. ヽ: : : :.＼.:..ヽ.:.｀}ー‐‐ヽ―-｀ヽ ＼｀ヽ:ヽ
i :.:.:.:.:.:.:.:.:.i : l:...}::. ＼: : : :＼｀ヽ'｀ヽ: : : . ＼ ＼＼ '; : ',: !
| :.:.:.:.:.:.:.:.;'. /.:/.:.:.:.:.. ＼.: : :..ヽ.} . ..:.Ｙ : : : . ＼ ＼ヽ! : :ｉ |
┏━━━━━━━━━━┓
ライダー
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ どうです？ 四級相手に出す賃金としては破格ですよ
┃
┃ １．考えさせて貰うお
┃ ２．まぁ、仮採用ってんなら……
┃ 下５
┗
乗りたくないな
＿＿＿_
／ ＼
／（●） （●） ＼
／ （__人__） ＼ ｶﾞﾀ
| ｀⌒ ´ |
＼ ,／
ｲ ー￣三 ￣二三[]=イ"ゝ
/弋＿ー ＝ ーノヤ彡ﾉヽ
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 悪いけど、アンタあからさまに怪しすぎるお
┃
┃ 話がしてーんなら爪楊枝投げつけて反応みたりせず、挨拶から
┃ 始めるんだな。
┃
┃ お題は置いていくお
┗
|: : : : : : : : :|ミ゛ ,≠'´丶; : : : : : : :r ､: : : : : |
|: : : : : : : : :「 ／ ,_.ｨｪﾔz: : : : : :|fヽ j: : : : .|
|: : : : : : : : :| ＿__ ｯ〃´ ', : : l : : :| ﾉ/: : : : :|
|: : : : : : : : :|'￣ ￣｀ , " 」; ノ: : : :|.´/: : : : : :|
|: : : : : : : : :| ､ｯ＿_ ､ ＿ゝ、_/////| : : : : : :|-': : : : : : :|
|: : : : : : : : :|:ヾ彳'￣ ｀ .y￣ | : : : : : :| : : : : : : : |
|: :r:':￣:￣:Tﾌ冫、///／ .| | : : : : : :| : : : : : : : |
|: :i : :に:ニ:ﾆ」ゝﾍ一 ´ ヽ __, | : : : : : :| : : : : : : : |
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|: : }: : :ﾑ二| .ゝ-ｿ: : : :＞､ | : : : : : :| : : : : : : : |
┏━━━━━━━━━━┓
ライダー
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 奢ると言いましたが……
┗
＿＿＿＿＿
／ ヽ
／ ＼
／ ､ ＼
/ `ー- ヽ
| ､＿＿ |
ﾉ └┘ |
(､ |
{`ー-' /
＼ ,, -===ﾆﾆﾆﾆ====-、＿／
ソ´:::;;;;;;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
＿＿＿〉:／ |i ＼/＿
／| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::: |｀ヽ,
/ .| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::: |:::::::|
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 怪しい奴から奢って貰っちゃ駄目だってオカンにキツクいいつけられててね。
┃
┃ 奢るって言っておきながら何時貸しにされるか分かったもんじゃねぇお
┗
_,,r‐''''''''''‐-..,__
,r' : : : : : ; ;` ､;r: :`ヽ､
/; : : : ; ;/; : : : :_ヽ、; ; ; :`ｰ-,､
/; : : : ; :/: : : : :/;,`;､ヽ;r'´_: : ; ;|
i ; : : : : / : : : : /ヾヾヾv';´;,! ; ; l
!; : : : : ;!: : : : : ! l: ; ; l
!; ; : : _ !: : : : _,!ｰ-､ !; : ; !
l; ; : f´､l: : : :T'i''7ヽ ` ,r┼: ; l
!; ; : ヽ !: : : :T7´￣`i__,r''7l: : ; !
l; ; : : ; ;l`l : : : :l ヽ __ノ ト''7!i: ; ;!
l; ; : : ; ; l l: : : : l ､____ >'-l’: ; !
!; : : ; ; : ! .l: : : :l _,r'''´; ; ;l: ; ; l
l; : : ;r''''<___l: : ; ;l7'¨´; : ; ; ; ;il; ; ; l
!: : /__,,,_ !: : ; ﾄ､`､: : ; ; ; !l: : ; ;!
┏━━━━━━━━━━┓
ライダー
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ そうですか
┃
┃ 何時でも待っているので、適当に声を掛けてください
┃ これは、私の住所です……
┗
あと拘束されるのはつらい
＿＿
／￣´ ｀＼
/ ＼
/ ｨヘ､ ヽ
/ ／:::::::::::ヾ ヽ
/ |/:::::::::::::::::::::::＼ ヽ
{ 〈::::::::::::::::::::::::::::::> ／ ｲ
ト ゝ:::::::::::::::::::::::イ_∠_ｨ_イ´
ｲミ ー￣フ二￣´＿〆゛ゝ
ん＿ ＝ ー三 イ､_＿─＼
┏━━━━━━━━━━┓
システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 妙に艶めかしい視線を背中に浴びせられながら酒場を出ました。
┃
┃ まだ日は高く、何かするにも余裕がありそうです
┃
┃ １．何処かに行く
┃ ２．散策する
┃ ３．何かする（内容も 実現可能な事に限る）
┃ 下１５ 適当に相談して決めて下さい
┗
主にライダーさんの人徳のせいでｗ
チーム入るか作るかでもしないとやっていけないんじゃね？
なんかする事あるっけ
できればとっとと住処探したいね
まだ来て日浅いんじゃなかったっけ？
拠点を捜す そこそこ安全で一ヶ月借りられる奴
ル｡:::|_:.＿＿::|＿_|＼ ＼|￣ ㌧ : :. | :..
＿＿|＿|＿＿|＼ ＼|￣ .:: .. | ::..
＿|＿＿:;;;|＼ ＼|￣ 》１ wiil die .| :.
;;;,,,,＿;|＼ ＼|￣'' 目 .. ;;. ｌ :. ::.
' ＼|￣ ;;./ ヽ_(´∀`)y-~ : . | ∧∧
￣￣'''' |～|ﾉ( ヽﾍ)￣￣￣''＼,~-∩‐,,)
|__,,| ´ 。 ゛ ,＼(_ｿと)
./´二ヽ ∧wﾉｌ::. .( ,(xﾉ ::.
（.,,｀ー） (Дｷ.,） ;;:: ..,_ ﾚﾉ_ゝ、
/,`ー'~つ と'[](_,ﾉ ＼
（´￣ヽ)`ヽ (＿__,,)~ .∧,∧ :::; ∧＿∧ヽ
´"￣ ´"｀ .,､ (,‐Д‐) （∀^メ,,） ＼ ＿
(つ]]]｀) とｌ33;;;;`) ヽ ..|＼ヽ
;:" (`つし' （;;;;;`)(';;;;）;;:.´ ::; ヽｌ .＼＼
［］[]]] ;| ｌ´.ヽ
::; [[[][] | | |
∧＿∧ ;;:., ヽ .ｌ .ｌ
;;:" （； ,） ::;;;;; ..,"´ ＼_|＿|
∧＿∧ ） (⌒￣ヽ ヽ
（；ｘ∀･,）＿〔〕） ∧＿∧(A^*ﾘｌ .＼
（｀つ] 'つ / ヽ （∀｀,, と ｌ .,,:, ＼
;;;'ﾞ :::| ｌ | ｌ～.| ［と´ ｌ⌒ｌ) ）～ ;;;;;,´ ...＼
L＿）_,,） |＿,| （￣（＿.）),,'Ｊ ":; ヾ
┏━━━━━━━━━━┓
システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 裏路地は大通りとはまた違った喧噪に溢れていた。
┃
┃ 大勢の人間が無秩序に蠢き、非合法な露店が軒を連ねる。
┃
┃ 脇道では何も見ていないような目をした男が幾人も座り込み、少し奥に
┃ 目をやればチンピラが老人をリンチにかけている。
┃
┃ 鼻の欠け落ちた娼婦が煙草を吹かしながら街路に立ち、薄汚れた
┃ 子供が走り回る。
┃
┃ 裏路地は貧民窟というよりも、人種と悪事の坩堝であった
┗
＿＿
／￣´ ｀＼
/ ＼
/ ｨヘ､ ヽ
/ ／:::::::::::ヾ ヽ
/ |/（●）::::::::::::＼ ヽ
{ 〈 （__人__） > ／ ｲ
ト ゝ＿ ｀ ⌒´ イ_∠_ｨ_イ´
ｲミ ー￣フ二￣´＿〆゛ゝ
ん＿ ＝ ー三 イ､_＿─＼
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ （うわー こりゃやばいお
┃
┃ 半ミュータントにチンピラに浮浪者に老人
┃ それに薬中とか軍人崩れ 本当に危ないのを纏めて煮込んだような場所だお……）
┃
┃ 何をするか 下１０
┗
暴君って裏通りの人だっけ？居るなら探したいが
＿＿
／´ ＼＼｀＼
／ ヾヽ ヽ
/ _ヽ_､ ヽ
/ ,イ´::::::::ﾄ､ ヽ
｛ ／::::::::::（●）ﾍｌ 〉
ヽ | /::::（__人__）:::::::｝ /
λ＿ゞ＼ゝ､.｀_⌒´＿_,/У
ｲ ー￣三 ￣二三[]=イ"ゝ
/弋＿ー ＝ ーノヤ彡ﾉヽ
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ （住処は愚か本名すら知らない人間探すのって無理ゲーじゃね？）
┃
┃ 周囲を彷徨いて“売春窟”“賭場”“薬屋”“質屋”を発見しました
┃
┃ １．このまま暴君を捜す
┃ ２．誰かに聞いてみる
┃ ３．あれっ……
┃ 下５
┗
,. -: :':´: : : : : : :丶、
／: : : : : : : : : : : : : : :.:ヽ
,.: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:.ﾍ
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ‘，
,: : : : : : : : : : : : :'; : : : : : : : : : :.:.
. ′: : : : : : : : : : : :|: : : : : : : : : : : :.
. ′: :′ : : : : : : : : | : : : : : : :.i : : : :i
/: : : ｉ:.: : : : : : : : : :!| : : : : : : :.|: : :.:i:|
ノイ : :.ト:､ : : : : : : : 八: : : : : : :!|:.:.ｉ.:从
|:!:ｉ :|ヽ:У: :ヽ: ノ :/ : i: : : : :八: | :i ヽ
. 从ﾊ:ﾄ､ヽ: : : ﾉ:.:.:j/}:.:/|: : : /:.:.:./}八
ヽ ／: :くゞ' / }/ ,: :／i:.／ /
. 〈: : : :ノ￣￣￣／￣￣}
iﾉ: :〈 |
,， 〈 : : : 〉 ＿＿,，┴=ミ
／ ﾉ｀: :く￣￣￣／ ｀ヽ、
′ ヽ: : :ノ ―＝´ ‘，
ｉ i /: :ヽ ‘，
|、| 〈: : : / ‘，
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ （あの特徴的なおさげは……）
┃
┃ １．声を掛ける
┃ ２．無視する
┃ 下５
┗
１
＿＿
／￣´ ｀＼
/ ＼
/ ｨヘ､ ヽ
/ ／:::::::::::ヾ ヽ
/ |/（●）::::::::::::＼ ヽ
{ 〈 （__人__） > ／ ｲ
ト ゝ＿ ｀ ⌒´ イ_∠_ｨ_イ´
ｲミ ー￣フ二￣´＿〆゛ゝ
ん＿ ＝ ー三 イ､_＿─＼
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 蘇芳？
┗
:―‐‐ ､_
. : :´ : : : : : : : : : ヽ __
／: : : : : : : : : : : : : : : : : ｀: ､
/': :,: : : , : ／: : : : : : : : : : : : : ヽ
/:.:./: : :/:イ:./!: : /: : : : : : : : : : : ::.
/:/:/: : :/＿l:/､!: /: : : : /: : : : : .}: : l
i.:/:/!: :.l:|弋汐ミl:/!: /: :/: : : : : :.|: : }
j:/:/|.: : |:| ﾞｰ'' ハ///_|:ﾊ: : : : :|: : |
/|/||.: :.ﾄ / 杙ゥ 仆.: : /: : |
小: :.ﾊ ノ ﾞｰ'' Ⅵ:ｲ:/: : :|
r.-=Ⅵ､ _ ／イ:' : : :/
_ _/ゝ ＼ ` ..イ : : : : /: /
／ ヽ/ ヽ. z‐ ＜::/ ヾ:ノ|:/: ∧
/ . ヾ_/ }＼ﾉУ ﾉ ゝ ∨
┏━━━━━━━━━━┓
蘇芳・パヴリチェンコ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ん……？ ああ、やる夫じゃん
┃
┃ 何してんのさ、こんな所で
┗
まあ俺も何ですけどね
＿＿
／￣´ ｀＼
/ ＼
/ ｨヘ､ ヽ
/ ／:::::::::::ヾ ヽ
/ |/（●）::::::::::::＼ ヽ
{ 〈 （__人__） > ／ ｲ
ト ゝ＿ ｀ ⌒´ イ_∠_ｨ_イ´
ｲミ ー￣フ二￣´＿〆゛ゝ
ん＿ ＝ ー三 イ､_＿─＼
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 蘇芳こそ何やってんだお。その袋に満載した缶詰……
┗
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
／: :/: : : : : : : : :ﾊ: : :l: :ヽ: : : : : : ＼
//: :/:/: : : : : : : : |_lヽ l､: : !: : : : : : : :ヽ
//: : l: l: : : : : : : : /l l:ハ: :!: : : : : : ヽ : ＼
l:ﾊ: : :|:ハ: : : : l: ://＿_! l/! : : : : : : :l: :ヽ:.＼
|' l: : :.!,-‐＼ : |://ん心 ヽ! |: :! : : : : : | : : ＼｀ヽ
/: : :.|/坏ヽヽ|' Ｖツ ' ,: / : :l: : : : !: : l: :.l
. /: l: : :l Vﾘ , , , , /ｲ: : : |:.!: l : ﾄ､ |ヽ|
/: : |: : ::. ' ' ′ |: : /l:ﾊ:ハ::! )ﾘ |
/: :イ: : : ヽ _ --' ｲ: :/:.l: :l: : l/
／'" |: :l: ヽ|＼ ／ /:/l:/八ハ/
|: :|: : :|ヽ:|｀ _ _ イ: : /ィ !: l_
|ヽﾄ､: | ! !: : : : |: :ム､
ヽ! ／lヽ!: : : l_7ヽ: :!__
_,.イ.:.:.:.}': !: : , /:.:.:.:｀ヽ:}_
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|_:ヽ_ /-/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:人
┏━━━━━━━━━━┓
蘇芳・パヴリチェンコ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 特売してたからね。安い内に買いだめしないと木の根っこ囓る羽目になるから
┃
┃ で、本当に何してんの？ ここ結構危ないよ？
┃
┃
┃ 何と返答するか 下５
┗
ｨ-────-､
／ ヽ
/ i-──--､ ヽ
/ /（●）:::::（●ﾄ､ ヽ
／ |:::::::（__人__）:::::＼ 〉
| ､ k ｀⌒ ´ / /
＼_ ＼｀＼_＿ｰ‐ _/ｨｪｲ
ｲ⌒ー￣三￣二三[]=イ"ゝ
/弋＿ー ＝ ーノヤ彡ﾉヽ
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ お前さんが言ってた暴君ってのを探してたんだお。売りたい物があるから
┃
┃ まぁ、中々面白いところだお。人の懐に手ぇ突っ込みたがる馬鹿が多いこと
┃ 多いこと
┃
┃ 誰かの足先を踵で踏み潰す作業はもう五回ほど済ましたお
┗
/: : : : : : : : : : :{ : : : : : : : : l: : : !: : :l: : !: : : :!:',
/: : : l: : : : : : : :l: : : : : : : : : !: ､::ﾊ : !!: : !: : :.!:!l
.//: : :,': : : : : : : :!: : : : : : : : :lヽ:!';:!_';: !l : :ﾘ: : :!:!:!
/ｲ:l: : :l: : : : : : : :.!: : : : : : : : :| ,｀_'!_｀;!-:/l: : /:.!l!
' l:ﾊ: :!:l: : : : : : : :l: :l: : : : : l: : !. ヽ .r:ﾘ`l/ l: ｲ:./ j
! ';l';:!: :!: : : : : :l: :Ⅶ: : : :!: :.! ヾ' ...:::l::!ﾚ'
＿r!:ﾊ: :!: : : :l: :l: : Ⅶ : : :!: : ! :::::::ヽ
/:.r‐'"ヽ',:.!:'; : :/!: !: : V : : :!: : ! >
, ィ!: : 〉 ﾘ｀'; :/_!:ハ: :ハ: : :!､: :! r'
!: : : ;ィ!__ '′ﾘヽﾊ:! ヽ: :l .ヽ! -,r':.|
,イ:!:;ィ’ｰ--､ヽ ヽ､.ハ:.!､ /: :ﾄ,:!
,ｲ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ヽ /ヽヽﾍ!ヽ`ー-.'!: :/ ﾘ
{ｲ＝''＝= ､.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ＼ .//ﾊ /::::::/ ∨
./ ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:', ヽ/ ｀´ /:::::/
/ ＼.:.:.:.:.:.:ﾍ ﾄ-/::::::/､
! ヽ.:.:.:.:.:.:', l }｀ヽ::ヽ ヽ
! ヽ.:.:.:.:.:.! ﾉ / /!:::::l !
.ｌ l.:.:.:.:.:.Y ! / !::::/ /
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蘇芳・パヴリチェンコ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ……コンバットブーツって靴底に鉄板入ってるんだよね？
┃
┃ やる夫「ああ、靴底に踏み抜き防止の鉄板が入ってるお」
┗
. , :.: : : : : : : : : : : : : : : :.: : .:.:、
. , . /l: : : : : : : : :l: : : : : : : :.
/: :ｲ: : : : : :./ l: ,i: : : : : : l ', :.: :.: : : : ,
. /／.ｌ.: : : : : /ｰ-⊥|.: : : : :.ｧ弋: : : : : : : l
/ .l.: : :.: :./._＿_､l. |:.: :. :/,＿__＼: : : : : l
. / . ｌ : : : :/ｲ"う沁 l. レﾚ {う沁￣'l: : : : : :l 、
. ｌ : : :〈 弋ﾞノ 之.ﾉ l: : : : : : :l ＼_
. ﾘ.: :.⊂ﾆ⊃￣ , ￣⊂ﾆ⊃: : : :lヽ!
/, ｲ: : :ﾄﾐ､ u〃:.:,ｲ:/ヽ:| !
. /' ﾍ:.: :| {:＞ _ , ､ , イ／. |/ |
＼| , ＜l i ≧ - ≦.:i::l l＼
沙=ｬｧﾔｱ .l ｌ ヽヽ_ _/.ﾘ l | ＼
l ヽ::l ∧: :＼二／:::ﾘ |::::/ l
| l.l. ヽ. ............ ./ |/. |
| | ＼: : ／ | .|
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蘇芳・パヴリチェンコ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ……女でよかったって初めて思ったよ
┃
┃ 僕が男だったら踏んでた？
┃
┃ やる夫「うん」
┗
/／':.:.:!:.i:.:.!{ :.:.:.:.| !:.:.:.:.:.:/ |:.:.:/|:.ｊ:.:.:.j:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:､',
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ｌ:.:.:.::ヾヽヒ､:.:.| |:.:.:.ｲ二':ｨ＿_ﾘ_j/ ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.ト ＼
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l:.:.′ }:.:＼ ￣ ｀ ./／ /::.:., ' .!:./／:.ﾉ-..、
∨ |:.:/. ` 、 .／.-＜/:.／ j:ｲゝ:.:.:.:.:.:.:ﾍ
ﾚ ｀ ‐=:､ ' ´ ／ /:ﾍ￣~､¨ ヽ:.}
..ィハ _..ゝイ }:.＼
／ ./ :∧ _.. -:‐' ´ ＼:.:ヽ
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蘇芳・パヴリチェンコ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ えーっと……で、暴君だっけ？
┃
┃ 何売るの？ それなりの物じゃないと追い返される処か馬鹿にしてんのかって
┃ 怒られるけど
┗
ちなみにこれが持ち物
工ダイヤモンドの指輪 １個
人工サファイアの指輪 １個
人工エメラルドの指輪 １個
細い金の首飾り １個
極めて小さなダイヤを填め込んだ指輪 １個
精緻な金細工の首飾り １個
精緻な彫金が為されたエメラルドの首飾り １個
皇室記念と刻まれた大きな金貨 三枚
それっぽい風景画 一枚
珍しいナンバーのお札 一枚
ｨ-────-､
／ ヽ
/ i-──--､ ヽ
/ /（●） （●ﾄ､ ヽ
／ | （__人__） ＼ 〉
| ､ k ｀⌒ ´ / /
＼_ ＼｀＼_＿ｰ‐ _/ｨｪｲ
ｲ⌒ー￣三￣二三[]=イ"ゝ
/弋＿ー ＝ ーノヤ彡ﾉヽ
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ あーっと……
┃
┃ １．こっそり見せてやる
┃ ２．秘密な
┃ 下５
┗
＿＿
／´ ＼＼｀＼
／ ヾヽ ヽ
/ _ヽ_､ ヽ
/ ,イ´::::::::ﾄ､ ヽ
｛ ／::::::::::（●）ﾍｌ 〉
ヽ | /::::（__人__）:::::::｝ /
λ＿ゞ＼ゝ､.｀_⌒´＿_,/У
ｲ ー￣三 ￣二三[]=イ"ゝ
/弋＿ー ＝ ーノヤ彡ﾉヽ
/ ‐゛ ｀ﾞ'''' ゛ .゛.'" ゛.､
ヽ -―￢''''ﾞ" / ヽ
/ ／ ./ .ヽ
/ ._..- .／ ,i" ﾞ''ｰ- .. ...ｌ
/ -‐'″ ／ / .ｌ
/ / ヽ ｌ
l、 ,‐ .｀'． ／
｀''ｰ ..,,_.＿_ .,-|..ｌ, ＿__,,,￢″
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ちょっとローブの懐に頭突っ込んでみるお これだお……
┗
′:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.ハ:.:.{:.:.:.:.:. |､:.:.:.:.:.:.:.:.j: }:.:.:::::ｨ:::::i::::::::::::::::::!
′:.:.:.:.:.:.|:.:|,:.:.:|: ',::{､:.:.:.:.:!. ',:.:.:.:.:.:/ |ト,:.:.:/}:::::j:::::::::::::::::::!
/:/:.:.:.:.:.:.:.', |_､:.|ｰﾆ､ヾ:､:.:.:| !:.:.:.:/ｰﾘ-}:./､|:::ｨ:::::::::::::::::::::l
/:.:′:.:.:.:.:.:.:N ゝヒﾆミヽヽ:.:| l:.:./. -=ミﾚ、 |/.':::::::::::::::::::::::l
/::ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:! /´ん':心ヾ. ヽｌ ﾚ' "ん':心｀丶 :'::::::::::::::::::::i､::!
/ ' !:.:i:.:.:.:.:.:.:.:|.ヽ 乂辷ｿ 乂辷ｿ / ..'::::::::::::::::::::::!';::|
l:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:', i. /:::::::::::::::::::::::l. l:|
|:.:.i:.:.:.:.:ヽ:.:.', {:. / ::::::::::::::::::i:::::'. ﾘ
ｌ:.:ﾊ:.:.:､:.:ヽ:.:ヽ ｀ .::'::::::::::::::::::::/|::/
､{ '､:.ヽ:.:.＼:.＼ ／ ィ::::::::::::::::/. ﾚ
` '､:.:.＼:.:.＼ ｒｰ ､ ／'::／}::::::, ′
ヽ:.ヽヾ:､{｀ .、 ￣ ィ:／イ|. /／
` ＼ヾ |:＞ ..__... ＜ . |:::::::::::L
__.」 |:::::::::::::::ヽ
┏━━━━━━━━━━┓
蘇芳・パヴリチェンコ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ （あ、ちょっと良い臭い……シャンプーの匂いかな……）
┗
/〃 ｉi ｜ ｉ ﾄ､ ｜ | / ! / ｉ| ｉi . : ﾊ
. /〃｜ 八 ﾄ､八| ＼ |丿 ' / ｊ / .斗 八 . : ｉ ∧
厶ｉi: . l |ヽj厶≧=≦.ヽ! 厶ｨ≧=孑=ミ|/|/| : : ∧ ハ
ｉi: : ｉ: . Ｎ イ し'Ｊ::}｀ し'Ｊ:::} V ｊ : : / i|
|i: : i: : { ', 八 弋ﾟ_ツ 弋ﾟ_ツ ﾉ ,' : : / ハ|
八: : : : ハ ', ｰ一 ／／ ／／ ｰ一 / /: : / / ﾉ
ヽ八: : : . ', ／／／／ 〈! ／／／／ / /: : / 〈
. ∧: :ヽ: : ﾄ､ﾊ _ 厶'イ // 〉
. 〈 ∨V＼| ＞‐､ /:::ヽ ＿__イ ノｨ./ ∧
ﾄ､ /⌒ヽ ＼ ー' ( . ヘ、 , ' 〉
| ＼. / ／｀ヽイ ≧=‐-‐=≦ xく⌒ヽ V／ ／|
| `〈 ／｀Y＼ ｀X´ ／ヽ ヽ. 〉 ／ ｜
┏━━━━━━━━━━┓
システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ やる夫はローブの中で宝石類を詰めた小さな革袋を開いて見せた。
┃ ローブの合わせから入る僅かな光が暗闇の中でそれらを幻想的に
┃ 輝かせた
┃
┃ 蘇芳は暫しそれに見とれていたが、やがてローブから頭を出すと
┃ 深く深呼吸し、大きく息を吐いた
┗
.:.::::!:.:.:.:ﾄ:.:.:.:|ゞ十丶:.:.:l i:.ｊ屮卜ﾊﾒ. :.:.:.:.:.:|
/:.:.:.l:.:...:l ＼|＝=ｭ ､::l ﾘ ｪ=＝ ｊﾉl:.:.:.:.::.:|
ﾉｲ:.:.:!:.:.:.:l 〃仗心 ｿ .仗心 ヾl.:.:.:.::.:.:ゝ、
／ |::.:.:!:.:.:.:.ヽ丶乂ソ 乂ソ ,' |:.:.:.:.::. | ＼
|:.:.:从:.:.l:.:.:.、 i /:.:i:.:.:.: |
l:.:.ト､:.:.:l＼:.:.、 l〉 /:.:从.:.::/
Ⅵ 人l:.:.ﾄ ヾ ／イ:.| l::./
ｿ:.:ヽ ＼ っ ／ ﾚ ﾘ
ヽ|＿_,` _ ｨ..,,_＿
《＿＿ | | ＿＿》
| {ｏ}} i {{ｏ} |
_,,.. -‐ ＼ | ｌｌ￣` '´￣ｌｌ | ／ ‐- ..,,_
／ ／ | ||`=======´|| | ｀ ＼
／ ／ | ||:::::::::::::::::::::: || | ＼ ､
┏━━━━━━━━━━┓
蘇芳・パヴリチェンコ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ……綺麗だった……
┃
┃ やる夫って実は凄かったんだね……
┗
＿＿
／￣´ ｀＼
/ ＼
/ ｨヘ､ ヽ
/ ／:::::::::::ヾ ヽ
/ |/（●）::::::::::::＼ ヽ
{ 〈 （__人__） > ／ ｲ
ト ゝ＿ ｀ ⌒´ イ_∠_ｨ_イ´
ｲミ ー￣フ二￣´＿〆゛ゝ
ん＿ ＝ ー三 イ､_＿─＼
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 半分は人工のガラクタだお……
┃
┃ １．ほしけりゃ1個やるお 人工の奴でいいなら
┃ ２．さ、教えてくれるかお？
┃ 下５
┗
／￣￣￣ ｀＼
／ ヽ､
/ ＿ ヽ
/ ,イ´::::::::ﾄ､ ヽ
｛ ／::::::::::（●）ﾍｌ 〉
ヽ | /::::（__人__）:::::::｝ /
λ＿ゞ＼ゝ､.｀_⌒´＿_,/У
ｲ ー￣三 ￣二三[]=イ"ゝ
/弋＿ー ＝ ー─ヤ彡ヽ
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ （どれがいいかお？）
┃
┃ １．人工サファイアの指輪
┃ ２．人工エメラルドの指輪
┃ ３．極めて小さなダイヤを填め込んだ指輪
┃ 下５
┗
３
ｨ-────-､
／ ヽ
/ i-──--､ ヽ
/ /（●） （●ﾄ､ ヽ
／ | （__人__） ＼ 〉
| ､ k ｀⌒ ´ / /
＼_ ＼｀＼_＿ｰ‐ _/ｨｪｲ
ｲ⌒ー￣三￣二三[]=イ"ゝ
/弋＿ー ＝ ーノヤ彡ﾉヽ
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ そんじゃ、駄賃がてら1個やるお。どうせ屑みたいなもんだし
┃
┃ ほら、これ、石自体は顕微鏡でもないとマトモに見えそうもない
┃ 貧相な奴だけど、一応本物だお
┗
. ／ ＼ ` 、 ＼
＼ ＼ ＼ ヽ ＼ ` . ＿
. / / ＼＼ ＼‐- ＼ ヽ :. ＼: ＼'⌒
′:| :. ｛＼ヽー＼-＼:.ヽ :ｌ . ヽ ヽ :ヽ ＼
. | { ＼ヽ :. -ヽlﾆ=‐.＞云j:ﾊ|ヽ} i l :. .＼ヽ
|: 八 ､ ` ＼ 、＼ } 'Τ ∨:ツ :| } l 、}
:. ＼ヽィ＼` ー ¨´ : /: | ',:＼
', { ヽーxく:心 } ' ' ' j /: 、 :. ＼
': :. :､ ＼＼ゞ=ヽ:. 厶ｲ: / lヽ:|￣￣
. ヽ ＼: ＼' ' ` ｜ ∧ ｜丿
}∨ ＞: ＼＿ r: =- /| /lヽ＼{ヽ
. j/＼ :＼ ＿＿/_／-‐／￣￣ ` .
-'＜:＼ {＼＞ . ∨ | ／ ＼
／-――ﾐヽ＼</＼ :|＞― r<:∨ |:／ ヽ
. / __ -‐-＼>:＼厶ヽ|￣￣∧ j_彡く /
'j ､＿＿. 、＼く . :/／} 「r / {､／ ＿＿ }
┏━━━━━━━━━━┓
蘇芳・パヴリチェンコ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ えっ……？ いいの……？ ほんとに？
┃
┃ こんな高そうなの……
┗
＿＿
／´ ＼＼｀＼
／ ヾヽ ヽ
/ _ヽ_､ ヽ
/ ,イ´::::::::ﾄ､ ヽ
｛ ／::::::::::（●）ﾍｌ 〉
ヽ | /::::（__人__）:::::::｝ /
λ＿ゞ＼ゝ､.｀_⌒´＿_,/У
ｲ ー￣三 ￣二三[]=イ"ゝ
/弋＿ー ＝ ーノヤ彡ﾉヽ
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 多分売っても１０円にもならんお？
┃
┃ 暴君は目が肥えてるんなら買い取ってくれんだろうし。ま、気にすんなお。
┃
┗
／ /: ｀丶
／ /: /:. ｀､ ヽ
/:. /: / ｲ::. /:. l
/:. ′ /: ｲ /|:: / |:. /:. l:. |
/:. ′ :. /| /丁卞 .ﾄ: . / /:. / |:. /:. |
/:. / l:. :. l ﾘ ,ム'= ﾚ ﾍ /:. ム |:. /::.. |
/:. /: . l:. :l:. l 《了:::心 ゛/:.／ ゛lﾝ|:. / |
| |:. l:. .:l:. ヾ 杙::乃 ／ .伝心 |:. /:. |
| |:. l:. .:ﾊ::. l ／／／／ 弋::ﾉ ﾚ´ |
丶 从:. l:.: l ﾍ:. l .〔 ///|:. |:. |
／ｿ ∨＼l ﾍ:. l ./ ｌ:. ﾊ:. |
| ／ ト､ヽl /:./ |リ
／ .:| ./ ＼ ‐ ｲ:. /
| .:／ / 丶 ／ ル′
／ .:| / ` =‐-‐ ﾉ
| .:／ ／ヾ |
／ .:| ／ ＼ |
┏━━━━━━━━━━┓
蘇芳・パヴリチェンコ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ あ……ありがとう。だ、大事にする……
┗
おんやぁ、これは……
,. -: :':´: : : : : : :丶、
／: : : : : : : : : : : : : : :.:ヽ
,.: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:.ﾍ
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ‘，
,: : : : : : : : : : : : :'; : : : : : : : : : :.:.
. ′: : : : : : : : : : : :|: : : : : : : : : : : :.
. ′: :′ : : : : : : : : | : : : : : : :.i : : : :i
/: : : ｉ:.: : : : : : : : : :!| : : : : : : :.|: : :.:i:|
ノイ : :.ト:､ : : : : : : : 八: : : : : : :!|:.:.ｉ.:从
|:!:ｉ :|ヽ:У: :ヽ: ノ :/ : i: : : : :八: | :i ヽ
. 从ﾊ:ﾄ､ヽ: : : ﾉ:.:.:j/}:.:/|: : : /:.:.:./}八
ヽ ／: :くゞ' / }/ ,: :／i:.／ /
. 〈: : : :ノ￣￣￣／￣￣}
iﾉ: :〈 |
,， 〈 : : : 〉 ＿＿,，┴=ミ
／ ﾉ｀: :く￣￣￣／ ｀ヽ、
′ ヽ: : :ノ ―＝´ ‘，
ｉ i /: :ヽ ‘，
|、| 〈: : : / ‘，
┏━━━━━━━━━━┓
システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 蘇芳は指輪を大事そうに首からかけた財布に入れると、服の一番下に
┃ 仕舞い込み、深く襟を合わせた。
┃
┃ そして、何事も無かったようにやる夫の手を引くが、その手の体温は僅かに熱く、
┃ 彼女の頬は少し紅く染まっていた。心なしか歩調も軽く、自然と鼻歌が
┃ こぼれ落ちていた。
┗
＿＿＿_
. : : : : : : : : : : : : .
／: : : : : : : : : : : : : : : ＼
/: : : : : : : : : ＼: : : : :＼: :.＼
/: : : : : : : :＼: : : ＼: : : : ヽ: : ヽ
|: : :ヽ: :＼: : :.!,x≠ミ: : : : : |: : : !
|: ＼: ＼: :ヽ〃∨/ﾊ !: : : : |: :l: |
|: : : 〃f心 ヾツ|: : /:./: ﾊ/
|:.!: : :ヽヾツ 厶イ:.ハ/ ﾉ!
ﾄハ: :ト＼ -_ .イ: /:/＿ ry´: : : : :}
＼!/｀V￢…ｿ―∨: : : : :! _ -､ , く_人: : : : ノ
/ﾗﾊ<.:.:.:/:ヽ: :_:´: : : ヽ: : :/へ-‐'
/:{:Y.:.:-':.:{.:.:.:.:く ＼／ヽ:_/|_／
/:/.:o.:.:.:.:.:.:ﾊ.:.:.:.:.:,
/.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:{ ';.:.:.:.:.ヽ
/.:.{.:.:.:o.:.:.:.:.:.:ﾊ ∨.:.:.:入
┏━━━━━━━━━━┓
蘇芳・パヴリチェンコ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ はい、ここだよ
┃
┃ ここが暴君の住処……
┗
＿＿＿_
／ ＼ ﾊﾞｻｯ
／（●） （●） ＼
／ （__人__） ＼
| ｀⌒ ´ |
＼ ,／
ｲ ー￣三 ￣二三[]=イ"ゝ
/弋＿ー ＝ ーノヤ彡ﾉヽ
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ おお……なんつーか……裏路地に似つかわしくないお
┗
／ ＼
／ ／＼ ＼
,／ ／::::::::::::＼ ＼
,／ ／:i |:::iﾆ|:::i |:::＼ ＼
／ ／ :::: i_|:::i__|:::i_|:::::::::＼ ＼
＿_ ／ ／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼ ＼
＿＿＿ /＼/＼ ／_／::::┌┬┬┐:::::::::: ┌┬┬┐::＼ ＼
/ノノノノ /＿__＼/＼ ＿＿_______! }|￣i|┼┼|i￣|{ }|￣i|┼┼|i￣|{::|￣
,/ノノノノ /::ｌ /|{:::＼/＿/＿/___/! }| i|┼┼|i |{ }| i|┼┼|i |{::|
､ /ノノノノ,/:::::ｌ /|{:::::::::::::::}|￣i|i￣|{|::}|＿i|┼┼|i＿|{ }|＿i|┼┼|i＿|{::|
メ⌒ヾノ ,/:::::: |＿_i|{:::::::::::::::}|＿i|i＿|{[ 三三三三三三三三三三三三 ]
ilil;;::,,'＾~)､ 三三三三三三三三三三}|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
iiiｉｉｉｉ..;;_.. ＾）====================|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
" ⌒) " ）＝= ､､::::::::: ,,ｒ =＝= ､､: |::::: ┌┬┬┐:::::::::: ┌┬┬┐:::::::|
⌒` " ) |/ ,.-ﾞi､:: ｨi'‐､ ﾞ､| /.,-ﾞi､| }|￣i|┼┼|i￣|{ }|￣i|┼┼|i￣|{::|
ｖｊノ/"' ⌒'"）||￣|￣|:: |￣|￣||￣|￣|| }| i|┼┼|i |{ }| i|┼┼|i |{::|
|:l{'" ,､_ノ'ﾞ . || | |:: | | || | || }| i|┼┼|i |{ }| i|┼┼|i |{::|
:ｉ:lｰ'i "|＿|＿||＿|＿|:: |＿|＿||＿|＿|[ 三三三三三三三三三三三三 ]
:|:ﾍ､!:: |＿＿＿＿＿|:: |＿＿＿＿＿||::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
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┏━━━━━━━━━━┓
システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 煩雑な貧民窟の建物の中、一件だけ石造りの立派な家が建っている。
┃ 周囲から浮きまくっているが、堂々と立つ様はどこか荘厳な雰囲気さえ
┃ 感じさせられる。
┃
┃ しかも、周囲の家々と違って一切の落書きが無いことからこの家の住人が
┃ 相当畏れられているのが伺い知れた……
┗
/: :l: : : : : : : !: : : : : : : : : : : : :!: : : :ヽ: : : : !
|: : !: : : : :l: : l : : : : /!: : ! : l: : | : : : : l: : : : !
l: : |: : : ! :!: : | : : : / l: /l : ﾊ : ! : : : : |: : : : :.
|: : !: :!:.ﾄ !ヽハ: : / _,l/-!:/‐ l:/l: : : : l : : l: : ヽ
/:! : ヽ:.＼T了心ヽ! ィ 云心 /: :/: /: : / : ハ:,
/' |: l: : ＼:ヽ弋ツ 弋ツ/: :/: /: : /: :/ )'
/:ハ: ヽ ＼! ' ' ' l ' ' ' /: :/: /: :ィ: :/
/' ヽ:＼: :.|ヽ /:ィ :／!/!l:／
＼|＼!＼ - ､ ,ィ／ } ｀7⌒ィ､ __
／/ ｀ ‐- ヽ｀く / /.:./ ノ::::＼
／ヽ{ ､_ |ヽ } ! /./ /.:./ ,..:':::::::::::::::ヽ
|::::::::::＼ __r=ﾆ､｀ヽ | __,/ ´ !.:./::'::::::::::::::::::::::::::l
|:::::::::::::::(,. ‐- ､ ヽ !__／..-‐::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
|:::::ヽ::::::| ヽ |::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::|
ヽ:::::::!::::｀::ァ} |_::::::::::::::::::::l::::!:::!/:::::::::::::::::::::::|
ゝ::::l:::::::::/ !/:::::::::::::::::::ヽ:!::/:::::::::::::::::::::::/:!
ヽ:::!::::::{ ﾉ:::::::::::::::::::::::::::ヽ!::::::::::::::::::::::::!:::!
┏━━━━━━━━━━┓
蘇芳・パヴリチェンコ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ そこのドアノッカー叩けば出ると思うけど……
┗
＿＿＿_
／ ＼
／（●） （●） ＼ ｺﾞﾝｯ ｺﾞﾝｯ
／ （__人__） ＼
| ｀⌒ ´ |
＼ ,／
ｲ ー￣三 ￣二三[]=イ"ゝ
/弋＿ー ＝ ーノヤ彡ﾉヽ
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ そんじゃ……
┗
＿＿ __
／ ｀ヽトr┐
／／/ i ヽ ヽ ＼ﾄ、
/ / /ﾊ i l | | V
{ ﾉ i !ﾘ i | i 、i にツ 〉
災メxﾚ VVﾙﾙN ﾚノL〉
|ﾊマｧ ィヤ| 「Yー 、
|ハ 、 | |ｿ、.;.;.;＼
| |ヽ. 一 ｨ| |.;j.;＼.;.／
| | ｀rー ´rj ! ﾘ.ﾑﾑY
r=Vﾘ＿」｀o´￣ ﾚ=＿＿ _
/.:.:.:.Y.:.,.:.＞＜ー.:.:.:.:.Y.:.:.:.:.:ヽ
i.:.:.:.:.::,/.:.〈 〉 :..:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:i
|:.:.:.:./: : : :.V. : : : : : : {.:.:.:.:.:.:.:.:.|
|.:.:.〈: : : : :.',' : : : : : : : |.:.:.:.:.:.:.:.:.i
ｌ:.:.:.:}: : : : ; : : : : : : : :.l:.:.:.:.:.:.:.:.::!
|.:.:.:.｀,__: : :.; : ＿: : : : : i.:.:.:.:.:.:.:.: |
|:.:.:.:.「.;.;.〉X〈.;.;.;.;.￣;￣ﾊ.:.:.:.:.:.:.:.:i
ﾉ.:.:.:.:|.;.;.;〉X〈.;.;.;.;.;.;.;.;.;ノ |:.:.:.:.:.:.:.:.:i
┏━━━━━━━━━━┓
システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 扉を開けたのは全身を黒い装束に纏った女性だった
┃
┃ 怜悧な美貌に剣呑な殺気……
┃ 多分殺り合ったら負ける、とやる夫は嫌に堅い唾を飲み込んだ……
┗
_ - ‐─‐ - ､
／ , - ´ ＞､
ｨ/ ／ } ヘ
r'7ヽ / / i .i ﾊ
〈ﾐヘ / / // ﾊ i ﾊ: ﾍ
〈ﾐ{丶{: : i {从ﾘﾚｲ i i ﾊ ｨ }: :i}
〈ﾍヽi: : iｬ示ﾃ-､ ﾘ ﾚｨﾁ从 ｲi
／ヽi:(i: : i ゝ-' 弋ﾉ / ﾉﾘ
. r´:::/:个i: : i i 丶 /イi
∨::ﾚ::::|::'; : i::i ､ _ _ /i iiﾘ
＼＿」__ﾑ: :iﾘ=＞ __ イ:: ﾊi
<i::::i:::::ﾑ: ',{:::::::::o}:::ﾄ- ､i:: ir‐、
／´ヽく::::::ﾍ{::::::::::oく::::::::::ヽi::::::::＼
/:::::::::::::＼:::::::::::::::::::::/＼::::::::ﾊ::::::::::::ヽ
{:::::::::::::::丶:V:::::::::::::::〈 〉::::::::ヽ:::::::::/
. V::::::::::::::::ヽ}:::::::::::::::::::＼/::::::::::::::ヽ::::/
}::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::}:::::::::::::::::}:〈
┏━━━━━━━━━━┓
女性
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ……如何用だ、下郎
┗
＿＿＿_
／ U
／（●） （●） ＼
／ （__人__） ＼
| ｀⌒ ´ |
＼ ,／
ｲ ー￣三 ￣二三[]=イ"ゝ
/弋＿ー ＝ ーノヤ彡ﾉヽ
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ び、美術品の買い取りをやっていると聞いて……
┃
┃ （いきなり下郎て……）
┗
,- ―― 、
／――-、ｌ_ヽ'"￣｀ﾞ゛‐-、
/￣｀ﾞ‐-┌ｌ_'_i ／ ヽ
ｌ ｌ ｀┌i∠_」 / ヽ
ｌ ｌ_┌L_／"｀ヽ/ ／ ヽ
┌<_i―' ｌ ヽ、 / / / ｌ i
ｌ ｌ、' ヽ へl __ｌ ／/ ／ ｌ ｌ ｌ
ｌ、ｌ、 ｌ 、ｌ ｌ近ヽ'" /／ｌ ｌ. ｌ
ヽ ｌ、 _/ｌヽｌ ｌ '" / /ｌ/
ヽへ_/::::ヽｌ ｌ ｌ '" ~l
ｌ'::::::::::::::::ｌ、ｌ ｌ _ｌ ｌ
, -‐'"~´｀‐- 、ｌ＿＿ｌ_｀ﾞ`／ｌ ｌ.ｌ
ｌ:::::::::::::::::::::::::／;;;;;;;;;;;;;;;;;~´｀ヽ 、_l
＿ｌ:::_ -‐―／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;>l
＿＿／::::T":::::::::::::「;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;、;;;;;;;;;/ｌ
,-‐'";;;;;;;;;;;;;ｌ::::::::ｌ:::::::::::::::::::ｌ-‐;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;/ｌ/
ｌ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｌ:::::::::ｌ:::::::::::::／;;;;;;'";;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;Y
. ｌ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｌ:::::::::ｌ:::::::::::ｌ:::::::::::::, -―- 、;;;;;;;;;;;;;;┌ｌ
┏━━━━━━━━━━┓
女性
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ……ついてこい 無礼を働くなよ
┃
┃ 後、カーペットを汚したら承知せんからな。頭と胴が泣き別れても
┃ 文句を言うなよ
┗
＿＿＿_
／ U
／（●） （●） ＼
／ （__人__） ＼
| ｀⌒ ´ |
＼ ,／
ｲ ー￣三 ￣二三[]=イ"ゝ
/弋＿ー ＝ ーノヤ彡ﾉヽ
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ りょ、了解……
┗
赤セイバーか？
／" ｌ ヽヽｌ~i―--ヽ
／ ｌ ｌ｀〈ｌ,、 /ヽ
/ // ｌ ｌ ｌ ｌ ヽ、ｌ ｌ￣/ ｌｌ
/ ｌ ｌ ｌ ｌ ｌ ｌ ｌ ｌ ヽヽｌ、/ /ｌ
ｌ ｌ ｌ ｌ /ｌ _ｌ__ｌ ｌ ｌ , -‐ 、 ヽ'、ｌヽ/.ｌ
ｌ ｌ ｌ_ｌ ｌ'"、ｌ l、 l l'/'"_ヽｌ ヽ, ｌ ｌ/
ｌ ｌ、ﾚｌ.ｌ _,<ヽ ｌ、ｌ ｌ 〉,‐ / ヽヽi
ヽｌ ヽｌｌ`' 'ヽ/ ヽｌ、ｌ ｌ ／ /
/ｌ' l' ｌ'ｌ";;;;ヽ、 /
､ ｌ ｌ::ｌ;;;;;;;;;;;;;ヽ、／
ヽ ＿, ｌ ｌ:/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｌ'
ヽ ＿ｌ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｌ
ヽ /:::ｌ i＿, - ――'"~´｀ﾞl
┌ｌ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｌ
ｌ/ /:::::::::::::::::::_,-―‐ 、:::::ｌ
┌ﾚ'::::::::_, -‐'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、_
ｌ_,-‐'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
┏━━━━━━━━━━┓
女性
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ どうした、そこの小娘 さっさと入らんか
┃
┃ 外の下卑た空気を家に多く入れたくはない
┗
,: : : : : : : : l : :/!::ﾊ:l ';!: : :l: : :l: : : : : l
,: : : : !: : : : lﾍ::l`ﾄ!､ﾘ,__l: : /!: ﾉ:l : : : l:l
ｲ: : : : l: : : :ィ行示ミ､ l:./ｰ|:/l/!: : :ﾉﾘ
/ l: l: : : !: : : : :',辷::ﾟｿ .l/.f示ﾘヽ: :/::!
!:ﾊ::| :l '; : : l､:, ゞ-'/:イ: : :!
l:ハハ:';ヽ : l ヽ ' ,ｲ : : : ﾊ!
. , ､ /ヽ _,〉: :ﾄﾍ: :! , -- , ｲ: : /lハ! /ヽ
.,' ∨ l ! ,.-!:｢｀ r--ヾ! >､ ￣ ,. ＜ﾘ: ;.ｲﾉ' ,ｲ !
ﾍ ∨ l ! rl: :ﾘ l o .| ./¨´|￣lｲイ-､,--､ , ｨﾌ/ /
. ∨ ∨_} .ﾄ-'r-'ヽ､_!__ !ヽ ｀ヽ-! ﾟ 〉 ヽ ヽ￣ヽ⌒ー-r----r-―==ヽｲ ' ./
ゝ_〉 `ｰ' ヽ ﾉヽ }ｰヽ ﾚl !´ヽ ! l ', ﾊ ',∨ /
∨ 》 . ヽー-‐'::{ o! ヽ ! l l ! l ∨/
, - ,ィ l l ! O∧::::::::::∨ ヽ .l / l l ! .}ヽ､
' ヽ / ∧､:::::::l∨ ヽ _,{ /､＿＿／ ﾉ ! ﾉ､ ヽ
ヽ _ ｀ヽ､ .∧:ヽ_|::∨ ＿__´.／￣ ｀ー--､ｲ_ /ｲ ｀ヽ_!
ゝ、__,,ィフ‐‐' ィヽ､＿__)_ -, Oﾍ/ ヽ∨O｢￣｀ﾄ, ＞- '
┏━━━━━━━━━━┓
蘇芳・パヴリチェンコ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ えっ！？ 僕もっ！？
┗
＿＿
_..-''''ﾞﾞﾞ´ ﾞﾞﾞﾞ'''ｰ,,、
.／ U ＼
, ' ＿＿＿ ＿＿ .ヽ
./ （ ● .） （ ● ) '.,
/ u . ￣￣￣ ￣￣ '.,
. .,' .l
l U. （ 人 .） .l
.'., ｀.┬‐ ´ ｀ ┬ ´ .,'
. ' , ￣￣￣￣ ／
ゝ、 ／
／｀ ー――――― ‐=''' く
／ ＼
/ ヽ
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 後で飯奢ってやっから諦めるお……
┗
. ´ |: : : : : : :.:.l: : : : :|: : /: : : : : : : : : : : : : : i: : !: : : : '.: : : :|: : :
／ |: : : : : : : :.| : : ｉ: |: :′ : : : : : : : : : : : : : |: :.|: : : : :|: : : :|: : :
. ／ j: : : : : : : :.:|:i:i: |: |:.:{: : : : : : : : : : : : : : : :|: :ﾊ:.:.i: : j: : :.:.|: : :
. / '.: : : : : : : : j从ﾊ∧:|: : : : : : : : : : : : : : : ﾊ.:ハ: |: .: : :. :.:|: : :
ｉ /:/: : : : : : :. l:{:{≧-}:Lﾊ,: : : : : :}: : : : : :./厶r '7ﾊ:′,: : :.| : :
| /:ｲ : : : : : : : : 《代r:'o;::ｧｘ : : : : ﾊ: : : :,:ｲr.:'o;::ﾌ'7/: /: : : :!{: :
| j/ |: : : : : : : : : :.`ﾄ{｀ﾆ´ ＼:. :.| l: : :///`ニ´ 〃:./: : : : 八:
、 ヽ l∧:ｉ|: : : : : : :.！ ＼{ }／ j/ /:.:./: : : : :.': :ｨ:{
＼ ＼ ｊ八: : : : : : : :＼ }〉 .:′ｨ:/: : : :/: :ハ|
/ヽ ヽ ∧: : : : : : トミ＞ _＿___ 厶ィ:.:/: :.,: :ｲ: /
. 〈 ＼ 丶{ ヽ: : :、: ＼}{ﾆ=- _ ￣￣´ _ -=ﾆ}{ﾑ': :,ｨ }/ }/ /′
'. ` ､ ＼ ＼{＼{ヾ:≫ｘ __ ≧=≦ __ ｘ≪/:.／}} ／/
} ` ｰ=ミ ＼ }爪三三二ﾆ==ﾆ二三三7´ 〃 /／
┏━━━━━━━━━━┓
蘇芳・パヴリチェンコ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ うう……おっかないなぁ……
┗
＿＿ |∬|:. ＿＿ |∫|:. ＿＿ |∬|:.
||: : |: : || |∬|:. ||: : |: : ||. |∫|:. ||: : |: : ||. |∬|:.
||―|―|| |∬|:. ||―|―||. |∫|:. ||―|―||. |∬|:.
||: : |: : || |∬|:. ||: : |: : ||. |∫|:. ||: : |: : ||. |∬|:.
￣￣ |∬|:. ￣￣ |∫|:. ￣￣ |∬|:.
====================|∬|====================|∫|====================|∬|======: :
･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･:*･゜ﾟ･*:.｡. .|∬| ･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･:*･゜ﾟ･*:.｡. .|∫| ･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･:*･゜ﾟ･*:.｡. .|∬| ･*:.｡. .
====================|∬|====================|∫|====================|∬|======:
┏━━━━━━━━━━┓
システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 玄関で丁寧に汚れを落とし、二人は女性の先導の元先に進んだ。
┃
┃ 華美な装飾の為された壁に、それを彩る美術品
┃ どれ一つとっても今の自分ではどうしようもない代物であることが
┃ 雰囲気で分かった
┃
┃ ここの主人は相当の権力と金を持った好事家なのだろう
┗
, -r=-､ ,. - ―― - ､―,
// ＼´ -‐- ､ ､ ,｀ヽ､-,
lｲ / , , ヽヽ ＼_ヽ 彡'ヽ__
l､ , / l l l ヽ＼ ＿ﾆ- 彡',/
// | ! ヽ､ ﾍ_,..- l ＼､l>
. /ｲ ﾄ l､l､ l-''´--x､ |､ ｀ヽ､＿__
l､ ﾄ- lミ ＼ ヾ ﾄ:::ﾊ!.ﾘヽ､ ＼ヽ:.:.:｀丶､
/ ､ヽ{ l:ﾊ! ￣ ｀¨´ ', ﾄ､ ヽ:.:.:.:.:.:./
/ / ＼!｀¨ ' ,-'ﾘ';;',＼ l｀ヽ､:./ ＿,...
! ｲ ﾄ､ ‐ - ｲ !'',:.:.:.{ ｀リ:.:.:.:.>=:.:.:.:.:.:.:.:ヽ､
､!ヽ､ ＼｀ ､ _ イ―-'､ ,.. -'"从从､ ｀ヽ､:.:.,-'"´
ヽ ｀ヽ ﾘ` ///:.:.:.:.:.:.／从从'"´￣￣､ ｀´
, -=ﾆニﾆ／∨/,..イ:.:.:.l_/'´￣:.:.:.:.∧∨:.:.:.:､
r'´￣｀ヾ/／ ｀´ ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.〉〉:.:.:.:.:.l
l:.:.:.:.:., ´ _ ',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.//:.:.:.:.:.:/
l,..イ- ､. ／_,.. -―-､ ',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://:.:.:.:.:.:/
,' o{ﾆ´ ｀､_､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l l:.:.:.:.:.:/
l l, ,- ∨:.:.:.-―┴'- ､:/_
┏━━━━━━━━━━┓
暴君？
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 客か……
┗
/｀/∧ ／/ ／ / ヽ
ヽ|/ |/ / ／､ ／| ﾊ
／ヽ／ / ／|∧ ヽ. ／ ｌ |
ｌ_／ | ／ｌ´/＼! ／ ! ｌ
／ ／|/ `'､'／|／ | /
／ ／:[＿_ _ ｀ヽｌ /
＿＿__／´７ ／/:::::::／ //＼ / /
|::::::::::::::￣/イ }ヽ::::＼ ､ ' ｀､'／/／ｌ／
|::::::::::::::::::::::::| /::::ﾍ::::::| `｀_, ／/'´ /
＿ｌ::__:::::::::::::::::::|/:::::::::::＼ｌ ／:::/ /
＿＿＿＿, -──<＼:::::::｀ ､::::::::::|:::::/￣｀､::＼＿ -‐ ':::::／ ／
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::＼:::::::::::｀ヽ､|／￣￣￣｀‐ ､__ ／ ／ _
┏━━━━━━━━━━┓
女性
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 案内は済んだ 後は好きにしろ
┗
でもあと一人くらい居そうだよな
i ,′ ,:' . ﾞ:､
l,′ ｉ i .i: i. i､ i､ ｉ i: i!:i ｉ i
′ i .|:iﾊﾄiﾒi､|ヽ:|､i､|ｨlｫﾘ|;: |
ﾍ､ﾄｨ≠=､｀ ｀`'ｨ≠ﾐﾒﾘ: |
|:ﾍﾞ弋:ﾘ 乂:ﾘ/,':: !
／|:i::::ﾊ " ' "ﾉ､!:: .ﾄ､
＼l !::i!/＞,. ^ .ｨ:::`ﾒ.: ﾉ‐'´
,ゝﾒ､ヾ:､_ﾒ､::i.!i::::i､!:ノ_ノ=.､
,ｨ,'ｲ::｀ヽ:i:i:/ｲ｀ヾ､|.／ ﾍ.;::i:i:i:i:iヾ:.､
,ｨ,'ｲ.::::::::::::::::::､/;' ヽ!:::::::::::::::::.｀ヾ.､
〈〈::::::::::::::::::::::::::/´＿ ｀ヽ , '´＿ ヽ:::::::::::::::::::::::::>>
ヾ.>:::::::::::::::::::,''´ .｀ヽO'´ ｀`ヽ:::::::::::::::::<／
／.::::::::::;ゝ‐{ ‐=O=‐ }_;ｨ::::::::::::::＼
┏━━━━━━━━━━┓
暴君？
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 相も変わらず愛想の欠片も無い妹よの……
┃
┃ さて……
┗
ｉ | / :. :. .:∨,/j
ﾍ! / | .:i :. .:Ⅳ/
. ＼ ;. i|＼N厶斗i| iヽ ..:ﾑｲ
| ｉ| |i i|ﾍィ ィ升ﾘΝ |ﾉ .:ぐ〈
|ハＮﾄ､Ｎﾍ ＶУ | i| 厶∧ﾍ.
′ / ﾉ "´ 从 . i! Y i |:.: ∧:ﾍ.
/ .:ヽ _ ﾊ| /:./,斗!i |:.:.: ∧.:ﾍ
/ / ヽ ノ斗 /:./:.:.:.:!:.i_|_:.:.:. ∧/
/ ／ ｰ＿__j/:./:.:.:.:._い、|＿:.:.∧＿__
/／ ﾉ爪川ﾌУ/:.:＞＜:.:.:.:.:.:爪川川从ﾍへ
/′ ／:.:.:.／´ヽ ''"´ ∨:.:.:.:.:.:.:{.:.:.:.:.:.:: :: :: :: ＼＼
／:.:,才´ .: ∨:.:.:.:.:.:j.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :: :: :.＼＼
／:.:／ .:_＿ ∨:.:.:.:｛.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :: :: :.:.〉 :〉
V´￣ ＞ ._..._.＜:. . ｀ヽ、 ∨:.:.:.:〉.:.:.:.:.:.:.:.:.:: :: :: :: / :/
∨ .:.:. ｀ i ｉ:.:〈.:.:.:.:.:.:.:.:.: :: :: :: :ム/
┏━━━━━━━━━━┓
暴君？
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ よく来た客人。余はネロ＝ユリウス
┃
┃ この屋敷の主であり、一個の浪費家である
┗
＿＿＿_
／ ＼
／（●） （●） ＼
／ （__人__） ＼
| ｀⌒ ´ |
＼ ,／
ｲ ー￣三 ￣二三[]=イ"ゝ
/弋＿ー ＝ ーノヤ彡ﾉヽ
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 草薙 やる夫 と申しますお
┃
┃ スカヴェンジャーをやっていますお……
┗
. , :.: : : : : : : : : : : : : : : :.: : .:.:、
. , . /l: : : : : : : : :l: : : : : : : :.
/: :ｲ: : : : : :./ l: ,i: : : : : : l ', :.: :.: : : : ,
. /／.ｌ.: : : : : /ｰ-⊥|.: : : : :.ｧ弋: : : : : : : l
/ .l.: : :.: :./._＿_､l. |:.: :. :/,＿__＼: : : : : l
. / . ｌ : : : :/ｲ"う沁 l. レﾚ {う沁￣'l: : : : : :l 、
. ｌ : : :〈 弋ﾞノ 之.ﾉ l: : : : : : :l ＼_
. ﾘ.: :.⊂ﾆ⊃￣ , ￣⊂ﾆ⊃: : : :lヽ!
/, ｲ: : :ﾄﾐ､ u〃:.:,ｲ:/ヽ:| !
. /' ﾍ:.: :| {:＞ _ , ､ , イ／. |/ |
＼| , ＜l i ≧ - ≦.:i::l l＼
沙=ｬｧﾔｱ .l ｌ ヽヽ_ _/.ﾘ l | ＼
l ヽ::l ∧: :＼二／:::ﾘ |::::/ l
| l.l. ヽ. ............ ./ |/. |
| | ＼: : ／ | .|
┏━━━━━━━━━━┓
蘇芳・パヴリチェンコ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ す、蘇芳・パヴリチェンコ……です
┃
┃ やる夫の案内に来ただけです……
┗
ﾉ//,'.:i.iﾊ!i i! i､!| ﾍ!ﾉ.!:.∨
,ｲ人!ｨ三ﾇ､ﾘ!/!ｨ三ﾒ,ｨﾘ: ﾄ.､
/! ,ﾊ'i|ﾟ::ciﾞ " ''i!ﾟ::｡i/ﾉ i!iヾ.i
,' i ,"'ﾄﾍﾞ¨¨ _'_ ´¨´!'i ﾘ! i!
i! l ﾄゝ,ゝ. ヽ. ﾉ , ｲ､ﾉ, ,' 丿
ヽ乂ﾐﾞ〈:::::＞.､,ｨ.:i､:::::ノノ '
_,=-､__７::/::::|i|::ﾒ､:〉_=‐ヾ.､_
_,／｀ヾﾉ,」i!iフ｀¨¨｀´. ↓≠ゞ´ﾞヾ､
.《:::::::::::::::i!:::,ゝ'.. ､ /＿__｀ヽﾉ::::::::::::
. 〉::::::ゝ､_!:/,ｨ=￢○´,ｨ ｀ヾ､::,ﾌ:::::
.':::::::::,ﾒ'´7'´､ =,ﾞ○､´ , , ﾊ丿｀ヽ､::
:::::／ 乂 ﾊヽ ´厶､ ＿ ／ ｀
＜. ヾ=≠＝≠＝=〉 _
┏━━━━━━━━━━┓
ネロ＝ユリウス
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ふむ。屍肉喰らいか 良いな
┃
┃ 凶兆の烏は何時も余の元へ素晴らしい物を運んでくる
┃ では、見せよ
┗
＿＿＿＿
,. -'"´ ｀¨ｰ ､
／ ＼
/ ',
./ ',
l ／ .l
l ､＿＿,ノ _,／tﾘ） .l
.', ゝ ヾリ ｀ｰ‐' U /
＼ l 人 l ／｀ヽ
/ ｀ー､ ｀ｰ´＿｀ー' ‐' ',
./ l
┏━━━━━━━━━━┓
草薙 やる夫
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ お気に召す物があるかどうか……
┃
┃ 後、絵画が一枚ありますお。如何せん大きいので写真データで申し訳ありませんが
┃ （こりゃ下手な物は出せないお。人工宝石はしまっとこ）
┗
／／ _＿＿ ／ ＼
／／ / ., -‐ｧ ￣ ´ー- ∧ V.､
/ ,, / /:／ /´ ∧ V､
/ / ./ .／ ∧ V､
, ; ,'／ V
l i ,.'/ V
l i! ,'/ i .、 .i .i ヽ ',
ﾚ ／,' .l ! i i∨ l l ,.}
! i! ｷ T T.ヾ∨ |ｷ大.７ T !
ﾚ' ! |.ｲ三≧ｧヽ.{ f≦三ﾆア
__.',. ', ﾏ::::ｿ ﾏ::::::ﾝ.’ !
γ⌒,ｨ ⌒ ヾ,. ／ ヽ. ﾍ , , , , , , ,. ,!
｀ゝ､ ｝ γ !}. / .ゝﾙﾍヽヽ r--- ｧ ｲ,!
', ヾ、 {! .ﾘ / /｀ー‐､ ∧ ＞ _ー_ ィ ´ ./' /
∨, Y Y⌒´￣ ｀ｰ､ ‘ー-'イ:.:.:.:..ﾘ.:.:.,ｨ'.:.:.:.:/ , /
V ,ｨ'二ﾆﾐ≧yﾐ､ ,.rｰ｀≦__皿皿:.:.:/,ｨ´i!:.:.:.:.:/／i! /.:.
ﾏ"´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀,＞ ´ ￣￣ ´ i!:.:.,ｨ:.:.:..:}／.:.:.:
';.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｒ'＝=‐- ､. ／´ i!/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::
┏━━━━━━━━━━┓
ネロ＝ユリウス
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ほぅ、宝石か……中々に美しい。彫金も悪くはない。石も……本物か
┃
┃ ふむ、５０点といったところか。
┃ ２００円までなら出そう
┃
┃ こっちは金細工の首飾りか。意匠は……百合か。これも中々
┃ もう少し縁取りが凝っておるならばより美しいが……４５点だな
┃
┃ ほう、皇室記念１０万円金貨。これは昔の通貨で今の“皇国”の象徴の先祖を
┃ 記念して鋳造された物だな。うむ……中々に美しい。この精緻な彫金は
┃ 今の技術では難しかろうて ６０点だ
┗
／￣,二ゝ､
/ ／ ｀ヽ＼ ,ゝ‐v-壬ネ￣ヾヽ.
/ ／ ／´｀ヽル',ｨゝ､ `ヾミ､＞､"i｀ヽ.
/, ' .／ ,ｨヽゝ'メﾊ ´､｀ヽ. ｀ヾ.ヽゝ､ .i!､
i/ / /'´, " .､ ヽ ヽ ∨i./ .i
i / , ,' ' i i ﾊ ､i 人i 丿
ヾ､ / ./, , i: | i :i :i i: i ﾞiﾉﾒ､i丿
∨ / , _i＿__i_.i! ! !､,ｨ‐!-!i-!- .i/'i.ﾉ,'
i .ｉ .i .i ﾄ､i､｀i`ﾊ. i､ !´ゞ彡三ミ ﾄ､ﾚ'_
l i:!人i彡三ミﾐ ゝ^' "´i!:i ﾟ!:i!i i: |｀ i､:.｀ヽ.
! 乂:|:ﾄ. f!:Uﾟ::i ゝﾞ¨:c.l | .!,丿:::::::メ
人 ヽ!ﾘ､i 廴ﾟノ , `¨¨´ i ! ﾊ::）_／
乂 V ｀! r‐ ―､ .ｨ! ,'∧,､＿＼
ﾍ ､i ゝ､ 乂 ノ. ｨ≦ﾘ ,ﾉ≧=ヽ. ｀´
ﾍ从 __｀¨ フ7i::´:::ﾒyｲ'/ヾヾﾞ｀ヽ｀ヽ､
,ｨﾒﾆ―ヲﾊ/,'_ｨ彡ii:ノ'.:::::::::::::;;;;;;;//i
,ｨゝ'〃ｨノ'´ .,｀´ ||､:::::､::::;;;;;;;;;;;;｀/
┏━━━━━━━━━━┓
ネロ＝ユリウス
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ほほう、前文明の札か。ありふれたものだが、刻印された数字が良いな。
┃ 価値は低かろうが気に入った。４０点
┃
┃ む……この絵は……
┃ ふむ……拡大はできるのか？ ほれ、この部分だが……
┗
/ ＼
,ｨ''ﾃ'フ,ｰ'´￣￣/ - 、 ヽ
,ｨ'r!ノ ／ ゛ ＼ i|
,ｨ'ﾏ/￣/ / / | ｌ ヽ ヽ. ヽ、 iｌ
/ |,イ＿,' / | i| | .iｌ ', ', ヽ ', i|
|ir!{ノ | .ｌ i| i|ｰ|- ', ', iヽ | | } ﾘ
{'〈ｉト- | .ｌ i| トｒ‐－、 ｌ'"|"ｌ ｌ ,'
|iヾ{iノ,' ｌ .ｌ i| ﾍ弋:::::ﾘヽ ｒｰ、ｌ ｌ./
ヾYﾉ｛ | .ｌヽﾘ＼ 弋 /,'ｌ/
ヽﾐ⌒| .ｌ iト、ヽ ' iｲ i､
|;;;;;ｌ| .ｌ i|＼ ´￣` ／: : :､:ヽ
|;;;;;ｌ| .ｌ i|| ＼ __／｀ヽ:ﾊ: :ヽ: :｀､
／´￣`ｰ、ｌ| .ｌヽi||======ｌ ｀ 丶ヽ｀ヽ
／:, ', '::::::::::::卅爪川i||:::::::::::||::! r=＝=ｭ､、
／:::::,','::::::::::::::::::|i|| i ヾゝ-＝`ﾍ|ｨ'ﾒ爪川川ヽヽ
／::::::::,','::::::::::::::::::::|i|| i|i|!|i|:::／／ ｀ヽ::::::::::::::::::::::::＼
｛:::::::::::::',',::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ／ ＼::::::::::::::::::::/
┏━━━━━━━━━━┓
システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ネロはやる夫の操作で拡大された写真を眺めては、またあちらこちらを
┃ 拡大させて凝視し続けた。その様は真剣その物で、視線でPDAの画面が
┃ 切り裂かれるのではないかと錯覚するほどだった
┗
i ,′ ,:' . ﾞ:､
l,′ ｉ i .i: i. i､ i､ ｉ i: i!:i ｉ i
′ i .|:iﾊﾄiﾒi､|ヽ:|､i､|ｨlｫﾘ|;: |
ﾍ､ﾄｨ≠=､｀ ｀`'ｨ≠ﾐﾒﾘ: |
|:ﾍﾞ弋:ﾘ 乂:ﾘ/,':: !
／|:i::::ﾊ " ' "ﾉ､!:: .ﾄ､
＼l !::i!/＞,. ^ .ｨ:::`ﾒ.: ﾉ‐'´
,ゝﾒ､ヾ:､_ﾒ､::i.!i::::i､!:ノ_ノ=.､
,ｨ,'ｲ::｀ヽ:i:i:/ｲ｀ヾ､|.／ ﾍ.;::i:i:i:i:iヾ:.､
,ｨ,'ｲ.::::::::::::::::::､/;' ヽ!:::::::::::::::::.｀ヾ.､
〈〈::::::::::::::::::::::::::/´＿ ｀ヽ , '´＿ ヽ:::::::::::::::::::::::::>>
ヾ.>:::::::::::::::::::,''´ .｀ヽO'´ ｀`ヽ:::::::::::::::::<／
／.::::::::::;ゝ‐{ ‐=O=‐ }_;ｨ::::::::::::::＼
┏━━━━━━━━━━┓
ネロ＝ユリウス
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ふむ……そこな童。名を何と言ったか？
┃
┃ やる夫「やる夫ですお」
┃
┃ そうか……
┗
,:´:.:,:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:;.:.:.:.:.:｀:.
,':.:.:./:.:/:.:.:.:.:.:;i:.:.:.:.:.li:.';.:.:.;.:.:.'.,
,':.:.:.:,!:.:.!i:.:.:.:.:.,','!.:.:.:.:.|!:.:',:.:.i:.:',:.',
!:.:.l:.i:.:.iｌ:.:.:.:.///|:.:.:./ l:.:i!:.:.!i:.:.i.:!
l.:.:!:.l:.:.|ﾚ'／i/i/:|// |:.l!:./!:.:liﾉ
'i;:i;;|:.:.>≧ｔｒミｲ'i/ i/メﾉｿﾉ
（｀|:.:ヾ辻.j ヽ ｲj夕ﾞｿ:.:|
ゞ|:.:.i|´￣ 弋ｿﾞ/:.:.i!
/∧|!:.i| ' /l|:.:.i!
//:.::.i:|!:l|＼ ´￣ ／ |!.:i:!
＿＿＿ ,_/∨/',|!:|!＝==､- :i.､ l!.:!i
ﾉ爪川川从川ニ二升;',;|!;;;;;;;≧O≦i ＿|!/＿＿＿
/ /:::::::::::::::::::::::::::::::::',::::,／ ｀ヽ爪川川从ﾍへ
｛ {:::::::::::::::::::::::::::::::::':,::::/ ヾ ヽ::::::::::::::::::::::＼＼
┏━━━━━━━━━━┓
ネロ＝ユリウス
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 後日これを持って参れ
┃
┃ 本物であったならば１０００円だしてやろう
┗
４級遺跡でこれだけの儲けがでたのはうまいな
/:. ′ /: ｲ /|:: / |:. /:. l:. |
/:. ′ :. /| /斗 ﾑ .ﾄ: . / /:. / |:. /:. |
/:. / l:. :. l ﾘ ,ム'= ﾚ ﾍ /:. ム |:. /::.. |
/:. /: . l:. :l:. l 《了:::心 ゛/:.／ ゛lﾝ|:. / |
| |:. l:. .:l:. ヾ 杙::乃 ／ .伝心 |:. /:. |
| |:. l:. .:ﾊ::. l ｀¨´ 弋::ﾉ ﾚ´:. |
丶 从:. l:.: l ﾍ:. l u .〔 |:. |:. |
／ｿ ∨＼l ﾍ:. l ./ ｌ:. ﾊ:. |
| ／ ト､ヽl ,ｨ====; /:./ |リ
／ .:| ./ ＼ /｀ヽ / ｲ:. /
| .:／ / 丶 ヽ ___У ／ ル′
／ .:| / ` =‐-‐ ﾉ
| .:／ ／ヾ |
／ .:| ／ ＼ |
┏━━━━━━━━━━┓
蘇芳・パヴリチェンコ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ せ……千円……？ うそぉ……
┗
, -r=-､ ,. - ―― - ､―,
// ＼´ -‐- ､ ､ ,｀ヽ､-,
lｲ / , , ヽヽ ＼_ヽ 彡'ヽ__
l､ , / l l l ヽ＼ ＿ﾆ- 彡',/
// | ! ヽ､ ﾍ_,..- l ＼､l>
. /ｲ ﾄ l､l､ l-''´--x､ |､ ｀ヽ､＿__
l､ ﾄ- lミ ＼ ヾ ﾄ:::ﾊ!.ﾘヽ､ ＼ヽ:.:.:｀丶､
/ ､ヽ{ l:ﾊ! ￣ ｀¨´ ', ﾄ､ ヽ:.:.:.:.:.:./
/ / ＼!｀¨ ' ,-'ﾘ';;',＼ l｀ヽ､:./ ＿,...
! ｲ ﾄ､ ‐ - ｲ !'',:.:.:.{ ｀リ:.:.:.:.>=:.:.:.:.:.:.:.:ヽ､
､!ヽ､ ＼｀ ､ _ イ―-'､ ,.. -'"从从､ ｀ヽ､:.:.,-'"´
ヽ ｀ヽ ﾘ` ///:.:.:.:.:.:.／从从'"´￣￣､ ｀´
, -=ﾆニﾆ／∨/,..イ:.:.:.l_/'´￣:.:.:.:.∧∨:.:.:.:､
r'´￣｀ヾ/／ ｀´ ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.〉〉:.:.:.:.:.l
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ネロ＝ユリウス
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┃ あくまで本物であったなら、だ
┃
┃ これは人気のあった画家の作品でな。贋作も多い。
┃ まぁ、余は贋作はまた贋作で味があると思うが……やはり本物には勝てん
┗
＿＿
_..-''''ﾞﾞﾞ´ ﾞﾞﾞﾞ'''ｰ,,、
.／ U ＼
, ' ＿＿＿ ＿＿ .ヽ
./ （ ● .） （ ● ) '.,
/ u . ￣￣￣ ￣￣ '.,
. .,' .l
l U. （ 人 .） .l
.'., ｀.┬‐ ´ ｀ ┬ ´ .,'
. ' , ￣￣￣￣ ／
ゝ、 ／
／｀ ー――――― ‐=''' く
／ ＼
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草薙 やる夫
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┃ わ、分かりましたお……また後日持ってきますお
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i/ / /'´, " .､ ヽ ヽ ∨i./ .i
i / , ,' ' i i ﾊ ､i 人i 丿
ヾ､ / ./, , i: | i :i :i i: i ﾞiﾉﾒ､i丿
∨ / , _i＿__i_.i! ! !､,ｨ‐!-!i-!- .i/'i.ﾉ,'
i .ｉ .i .i ﾄ､i､｀i`ﾊ. i､ !´ゞ彡三ミ ﾄ､ﾚ'_
l i:!人i彡三ミﾐ ゝ^' "´i!:i ﾟ!:i!i. i: |｀ i､:.｀ヽ.
! 乂:|:ﾄ. f!:Uﾟ::i ゝﾞ¨:c.l | .!,丿:::::::メ
人 ヽ!ﾘ､i 廴ﾟノ , `¨¨´ i ! ﾊ::）_／
乂 V ｀! r‐ ―､ .ｨ! ,'∧,､＿＼
ﾍ ､i ゝ､ 乂 ノ. ｨ≦ﾘ ,ﾉ ｀´
ﾍ从 __｀¨ フ::¨i i::,ﾒyｲ'/ __,ｨ
《￣｀ヽ､_//´,,|| ｨ".://｀ヽ〆ﾍ:.`ヾ. ／,// ＿＿
ヾ.､＝/ ｨ｀､,ヘy=.､'/―‐v―‐i:::::.,ゝ=､,ヘ.''| i,ｲ―フﾉ
,ｨ＝ヾ i_, '´｀,､i＝ﾞヽ /◯ﾍ ヽi｀yく_ﾍ 〉'=‐,ｨ／
〃＿‐＝‐｀ヽ､__丿＝ゞ､. ヽ◯/ ﾉ＞ﾄ､ .／､≠'ｲ》
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ネロ＝ユリウス
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┃ うむ！ 本日は中々よい品を持ってきたな、やる夫よ。
┃ 余は中々気持ちよく散財出来たぞ。
┃
┃ ほれ、全部纏めて少々オマケだ ６００円持って行くがよい
┗
大金だな
＿＿__
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. ／ ― ー ＼
| （●） （●） |
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. ノ ｀ ⌒´ ＼
／´ ヽ
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草薙 やる夫
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┃ あ、ありがとうございますお……
┃
┃ （うわー、今までで一番の儲けだお四級でもさがしゃあるもんだ。でも全部百円札……）
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, ; ,'／ V
l i ,.'/ V
l i! ,'/ i .、 .i .i ヽ ',
ﾚ ／,' .l ! i i∨ l l ,.}
! i! ｷ T T.ヾ∨ |ｷ大.７ T !
ﾚ' ! |.ｲ三≧ｧヽ.{ f≦三ﾆア
__.',. ', ﾏ::::ｿ ﾏ::::::ﾝ.’ !
γ⌒,ｨ ⌒ ヾ,. ／ ヽ. ﾍ , , , , , , ,. ,!
｀ゝ､ ｝ γ !}. / .ゝﾙﾍヽヽ r--- ｧ ｲ,!
', ヾ、 {! .ﾘ / /｀ー‐､ ∧ ＞ _ー_ ィ ´ ./' /
∨, Y Y⌒´￣ ｀ｰ､ ‘ー-'イ:.:.:.:..ﾘ.:.:.,ｨ'.:.:.:.:/ , /
V ,ｨ'二ﾆﾐ≧yﾐ､ ,.rｰ｀≦__皿皿:.:.:/,ｨ´i!:.:.:.:.:/／i! /.:.
ﾏ"´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀,＞ ´ ￣￣ ´ i!:.:.,ｨ:.:.:..:}／.:.:.:
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ネロ＝ユリウス
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┃ ……うん 余は汝が少し気に入ったぞ、やる夫
┃
┃ また色々と持ってくるがよい。今度は茶の一杯でも供そうではないか
┗
, -─-､
//⌒ヽ､.ゝ-‐ ¨￣￣ ｀¨¨''ｰ-x--┐
// .／ ヽ┴ ､
// ／ / ヽ ヽ ｀＜¨ヽ
.// / | ﾍ ﾍ ∨ヽ
|/ .,' l | | l ' | } ', 人
|| l l | | | | | ',. ', | | 〈 }
|| || | | | | | |ヽ. ヽ. ',|. ├─--==.. }く )
|| || | | | | | | ヽ ﾍ | .| ﾆﾆ==‐‐-| 〉
|| || | | | | | .ﾑ-‐弋弌¨|. |へ 二ﾆ=ｰ|/__
ﾘ .人 l ｱ＞､.ﾙ'ﾙ' .ﾂ¨ｲ::;;;ﾍ7|' |f｀ } ﾊ:::::｀ヽ
ヽ|从,ｲ卞 ∨:::ﾉ |. | .::lj ／ ﾉﾉ::ヽ:::::::＼
| | 斗 ¨¨.....| |ノ/彡 ..イ人:::: ヾ:::::::ﾉ
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ﾘ ヽﾙﾒﾊ {¨ ノ::::::::::::::::::::::::::::弋__. |::::::::|
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システムメッセージ
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┃ 二人はネロに見送られて表に出た。
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┃ 既に日が傾きかけている。そろそろ夕食でも食べるべきだろうか。
┃ 横で蘇芳が此方を尊敬するべきか怪しむべきか、少し困ったような
┃ 目で見ていた……
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明日の朝酒場行って依頼を見てーと思ったけどとっとと絵を持っていったほうがいいかな？これは
1円＝1万くらいだっけ？
少ないかもしれないが鬱になる確率を下げておきたい
それとｲﾁｬﾗﾌﾞしたい
これだけ金あれば充分だろ
明日も仕事あるだろうから皆さん頑張ってくれ……
