【R-18】やる夫はダンジョンを押しつけられたようです～現在ダンジョン経営録～ 第４７話

　やる夫はダンジョンを押しつけられたようです～現在ダンジョン経営録～
 

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　　　 Y￣r''"　　　　　　　 　 　 |i:i:i入　　　も
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　　|i:i:i/／,ｨi{７/ 　 ／ﾆﾆ〕ｈ､＿／ニニVi:i:i:i:i:i:i
 

　さて思いっきり酒に飲まれた結果やらかしてしまったやる夫
 

　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ,ｨ劣王ﾐ::､..___
　　　　　　　　　　　　　　　,...._　　　 寸圭圭圭圭圭}
　　　　　　　　　　　　　r:升圭少　　　 ｀`x圭圭少´
　　　　　　　　　　　　　　｀¨´　 　 　 　 　 　 ￣　　　＿__
　　　　 　 　 <:少　　　　　　　 ,..xｭｭｭｭ､　　　　 　 〈圭圭心,
　　　　　　　　　　　　　　　　 {圭圭圭圭圭圭ヽ　　 ￣¨¨¨´
　　　　　　　　　　　　　__........__寸圭圭圭圭圭ﾘ
　　,.......xｭｮｮｭｭ.、,....ｨ升圭圭圭圭圭圭圭圭少
　　`寸圭圭圭}　寸圭圭圭圭圭圭圭圭圭K._
　　　　｀¨¨¨¨´ ,佳圭圭圭圭圭圭圭圭王圭圭}
　　　　　　{少r:ゞミ王王圭圭圭圭少'´￣¨¨¨´
　　　　　　　 {圭圭圭沁　｀¨¨¨´　f壬心 　　　　　　　　　　X３
　　　　　　　　寸少'￣ r劣}　　　 弋圭ｦ
　　　　　　　　　　　　　 ￣
 

　　　　　　　　　　　　　　 -――――
　　　　　　　　　　　　／ 　　　　　　　　　､
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　　　　　　　　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
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.　　　　　{／　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /
　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼/
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　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼
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　やらかしてしまった生々しい血の跡を前に現実に戻ってきたやる夫が途方に暮れていたのだが
 

　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　 _..-''''ﾞﾞﾞ´　 　　　ﾞﾞﾞﾞ'''ｰ,,、
.　　　　　 ／　　　　　 U　　　　　　　＼
　　　　 , '　　 　 ＿＿＿ノ　 ヽ､ ＿＿ .ヽ
　　 　./　　　　（　　〇 　.）　　（　〇　)　 '.,　　　……どうすればいいんだおこれ
　　　/　 u　.　　 ￣￣￣　　　　￣￣　　　'.,
.　　.,'　　　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　 　.l　　どう責任とれば……とりあえず腹を……
　　 l　　　U.　 　　（　　　　 人　　　 .） 　 　.l
　　 .'.,　　　　　　 　｀.┬‐ ´　 ｀ ┬ ´ 　 　 .,'
.　　 　' ,　　　　　　　　￣￣￣￣　　　　 ／
　　　 　 ゝ、　　　　　　　　　　　　　　 ／
　　　　　／｀　ー――――― ‐='''　く
　　　 ／　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
.　 /.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　',
　/ 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　　 i　　 l
 

――もうこれどうしようもねぇよ
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 =-……-=ミ
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ア'´-　､ 　＼ 　＿｀ｧ''⌒`'く
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 / /　ヽ 　` ､　 ヽ　ノ! 　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,'　　　　　　　 ',　　∨.ﾊ　　',　　 ∨
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |.　|　　　',　＞‐',. 　 V ﾊ　　}　　　∨
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 | | ﾄ､.　　 '´ｧ　_ヽ　　l/ ﾊ　/　　　ﾊ',　　　　くくってシラフのうちにもう一戦……
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 | ／⌒　　 ', ｨツ |　　} Y. }/　　　 l　i!
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 | ヽ|´_ヽ＼-` ::::::ﾚ'}　}リ. j　　　　'　 i!　　　　今日はおやすみ、おやすみですから
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |ﾊ . ｨ炒､　　　　　 }　} . //　　　'　　i!
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 }从乂::　_ ノ　　 .l .从//　　　{.　 ∥
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |: ',八. 　 　 　 ,ｲ /　ﾊ　　　　∨〃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ∨}从＞- ＜　 {/／ノ´￣｀丶､)ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 -‐‐-　___} 　 　　´　　　　　　Ｙ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　 ｀　　 　 　　 　 　　　 |
　　　　　　　　　　　　　 ,，-─- ＜　　　{_　-‐…‐-ミ　　　 | 　 　 　 |
　　　　　　　　　 　　 ／　　 　 __,,...＞''´. . : : : . 　 }　 ＼ 　 |
、　　　　　　　　 γ⌒""´￣　　　,;'　　　　　　　　{　　　 　 ;　　　　 ,′
..`、　　　　　　 ノﾞ　. . : :／: : :　　,'⌒　　　　　　　{　　　　} ;　　　　 ′
　 `､　　　　　〈 　 　 　. . : : 　 ニ辷　　　　　　　 {　　 　 .:,′
　　 `、　　　　 ゝ　　　　　　　＿_｣L...,,,,__　　　　　､　　 / ′　　 /
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　　　　　　}　　　　　 ノ　　　 　 　 /　 　 　 　 |　　|　　　　 ,
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　　丶､　　}　∥　 /　　　　　　　　　　　　　　∨　 |　　 |
　　　　｀`'ハ {{　 /　　　　　　 　 　　 　 　　　 〈　 |　　 |
　　　　　/　 ＼ /{　　　　　　　　　　　　　　　　 Ⅵ　　 |──-　　＿
　　　 ／　　　 /｀|　　　　　　　　　　　　　　　　　〈ゝ　　　　二二二つ
￣￣　　　　　 |　|　　　　　　　　　　　　　 　 　　　V `ー───┘
 

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　　　／　　　 　 ＼
　 ／　 ⌒　　 ⌒　＼
／　　 （◯）,　 ､（◯）＼　　　いやあのかしま……なにをいって
|　　　""￣ 'ｰ=-'￣"　 |
＼　　　　　　　　　 　／
 

　　　　　　　　　　 　 斗-- ─ ─-＜
.　 　 　 　 　 　 ＞ ´　　　　　　　　　　｀丶, -＜
　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　 ＼. 　＼
　　　　＞‐/　 ／　　　　　　　　　　　　　　　 丶　　＼
.　　 ／ 　 i　 /　　　　　| 　 　 　 |　　 　 ヽ.　　 ヽ　　 ∨
　　/ 　 　 |: /　　 l　 　 |　　　　ｌ |　| :ｌ　　:ｉ　 |　 :|　 .　 ',
.　/ . 　 　 l/　 ,′|　 　 |　　　　| |　| :|　　:|　 |　 :| 　:ｌ　 |　　　だって、ヤッてしまったものはもうどうしようもありませんし
　 |　 　 　 |　 .|　 |　ｌ :| |　　　　| |.‐ｌ‐ﾄ､ー|　 |　 :| 　:|　 |　　
　 |　 　 　 |　 .|　 |.-|‐l人　　　 | | 八j　＼j　 |　 :| 　:|　 |　　　悔やんでどうしようもないならわりきって（ズルズル深みにはまって）
　人 　　　 |　 |　 i 八j 　 ＼　 .|ﾉ 斗劣斥7　j　 八　}　 |
. 　 ヽ　 　 i　 八　',斗ｬ劣=　＼j 　ゞぅツ j　/　/　 .ﾉ　八　　　しまったほうが建設的かと
.　 　 ∨　八.　　＼ヽVcツ　　　　 　:::::::::ム'　/　／　/!ヽ＼
　 　　| ｉ　　 ヽ,　　 ＼ ::::::: 　 丶　　　　　/　/〃　／ |￣ ｀ ヽ
　 　　| i　 　 ./　　　　ゝ　 　 　 　,　　　 ｲ　/ /　/ 　 | 　　 　|
.　 　 / i　　　} 　 人 　 个 ､　｀　　 　イ/　/ /　 ｌ　　八　 ij 　|
　　 ./ ,′　 ﾉ_ ,,´ヾ 　ヽ　　',＞　　´　iｌ　 (　i　　 | 　( 　ヽ、　 |＼___
.　／ /　　イ´.　 　 |　　ﾊ　　l.､:::: ::::::.八 　 ＼ 　 } 　 )　　(　 /`ー‐､｀ヽ
〃 ／　　/　　　　 ﾉ._ノ_ﾉ　　|　　　　.:　.＼ 　 ＼ﾉ 　(　　　)　l＼　　　) ﾉ
　,'　 　　 l　 　 　 v'´ _＿__ノ　　 　 　 　 　 ヽ　　i　 人　　( 　!ヽ )　　( (_
i/　〃　　 !　 u　 (　 (__,　　　　　　.:/　ι ._ノ 　人( 　 ＼　} i|人(　　 ｀⌒
{ 　 (　:{ 　 l　　　 .＞ー'..ｃ　　　　.::f　 ,-‐.`ー＜　　 　 　 )八l
.＼　　乂　∧　　 　:j　　　。　ヽ:::::,ﾚ'" . . . ..| . l 　 　 　 　　l. l
　　＞ｰ─'　i 　　　/　　　　　　 y'´.　. i|. . ..i!. .| 　 　 　 　 l　l
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.　　　 　 　 　 |　　l　　　　　r'´. . . . . ｀ﾊ, . . . /　 　　　　 !.　l
　　　　　　　　 i 　 !　　 　..「. . . ,,_,.､ . . . . . . f　　 ﾟ 　 　 |　｜
　　　　　　　 　 |　 ﾍ､:::::／|　ﾚ「　::＼ri. . . . l　　　　 　 ｛.　 ト､
　　　　　　　　　 ! 　 ::7´ 　! ﾉ　 :::/. . ｀|. . . l　　ﾉ,　　　 |　　 　＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　´.: .: .: .: .: .: .: .: .: : .: .: .: .: .: .: ....
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　　　　　　　　　　 　 .: .: .: .: .:'.: .: .: .: .: .: .､.: ＼.: .: V/.: .: .: .: .: .: .: .: i
　　　　　　　　　　 　 ｉ.: .: .: .:..ｉ.: .: . .: .: .: .:{ ＼:.:＼.: }.: .: .:, .: .: .: i.: .: .}
　　　　　　　　　　 　 |.: .: .: i.:.|.: i.:.{.: .: ､ : { `ｰ─ :Ⅵ: .: / : . : .: :}.: .: :　　　で、でも兄さん……その、兄さんは
　　　　　　　　　　 　 |: .: i : -匕:{八.: .: {＼ィﾁ笊¨7 }.: /.: .: .: .: .:}.: .:.　
　　　　　　　　　　 　 |: .: |.: {..{笊ミ､＼.:{ 　 Vツ メ /.:/.: .: .: .: .: '.: .:,　　　　こ、ここでその……割り切って関係の整理とかできるんですか？
　　　　　　　　　　 　 |: .: |.:八{乂ツ　　ヽ　　　　　 '.: .: ,.: .: .: .:./.: :/
　　　　　　　　　　 　 |.:ｉ.:.|: .: .:／／／／／／／／7.:/.: .: .: .:,乂/__　　　　法律と一般倫理にのっとって「捨てる２人」を選んだり
　　　　　　　　　　 　 |.:|.:.{.: .: 从　　　　　　　 　 　 '.:/: .: .: .: /⌒7⌒
　　　　　　　　　　 　 |.:|.:八.: .: 込、　　,､ 　 　 　 /:/.: .: .:,.: /:／　　　　あるいは全員選ばなかったり、できるんですか
　　　　　　　　　　 　 |八.: .:＼.: .:.个: .　　　　　 .: /.: .: .:/.:/^ﾄ､
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ⌒'，＼.:.{N.:.＞-＜　/ｲ.: .: .:/}V .八 ≧s
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 -∧.: .: :|　,′ }　　 |l i.: .: / 　 /　　　　 　 ､
　　　　　　　　　　　 　 ／　　∧: .: | /　　　 　 |l {.:.{/＼_/　　　　　 　 〈
　　　　　　　　　　　　 ′　　　　 ､.:| ｀ヽ　 ｰ‐个八{　　　　　　 .／　　　'.
　　　　　　　　　　 　 ﾊ 　 　 ﾉ ／　　　　　　　　 {l　 　 　 　 ／　　　 　 |
　　　　　　　　 　 　 .{l　　　 ／　　　　　　　　　　乂　　 　 ,　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　　 　 -=ﾆニ彡　　　 　 　 　 　 　 　 |ﾄ､ 　 /　　　　 　 　 l}
　　　　　　 　 　 ´　　 　 　 　 　 } 　´　　　　 　 　 { l|ト､　　 　 　 　 　 ,′
　　 　 　 　 ／　　　　　　 　 　 ／　　　　 　 　 　 八{ゝ}ﾄ､ 　 　 　 　 ∧
　　 　 　 .勹⌒　　　　　　 　 .　　　　　　　　　rく⌒ 乂　　v
　 　 　 ./-乂⌒ヽ　　　　　 /　　　　 　 　 rく⌒ 乂ﾆ=-＼ |l}　　　　 ′
.　　　　′-=乂⌒ヽ　　 　 .'　 　 　 　 rく⌒ 乂ニニニﾆ=-|l}　　 　 ﾊ
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　　　　{-=ﾆニニ乂⌒ヽ 　 '.　 rく⌒ 乂ニニニニニニﾆ=-}　　　　 |
　　　 人-=ﾆニニ 乂⌒乂　乂　ﾉニニニニニニニニﾆ=-八　　　 l|
　　　　　＼-=ﾆニニ 乂⌒>必.乂ニニニニニニニﾆ=-／} 　　　　 |
　　　　 ／个ー──=t≦ Y　　}lト ニニニニニﾆ=- イ_／ 　 　 　 l|
　　　　ﾊl{　　　　　 　 {l　　|　　　　 　 ￣￣￣￣ 　 　 　 ｀ヽ　　　八
. 　 　 　 {／ ´　　 ＿ {l　 八　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.
.　　　　　∨　.ノ 7　 　 ≧=-＼　　　　　　　　　　　　　　　　　／
　　　 　 　 ー=<　　　 　 　 　 个ｰ=彡￣￣￣二二ニﾆ=-=彡
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 =-……-=ミ
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ア'´-　､ 　＼ 　＿｀ｧ''⌒`'く
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 / /　ヽ 　` ､　 ヽ　ノ! 　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,'　　　　　　　 ',　　∨.ﾊ　　',　　 ∨
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |.　|　　　',　＞‐',. 　 V ﾊ　　}　　　∨
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 | | ﾄ､.　　 '´ｧ　_ヽ　　l/ ﾊ　/　　　ﾊ',
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 | ／⌒　　 ', ｨツ |　　} Y. }/　　　 l　i!　　　仮に、仮にですよやる夫さん？
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 | ヽ|´_ヽ＼-` ::::::ﾚ'}　}リ. j　　　　'　 i!
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |ﾊ . ｨ炒､　　　　　 }　} . //　　　'　　i!　　　「２人」あなたが選ばなかったとして
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 }从乂::　_ ノ　　 .l .从//　　　{.　 ∥
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |: ',八. 　 　 　 ,ｲ /　ﾊ　　　　∨〃　　　その「２人」と毎日顔を突き合わせてお仕事できます？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ∨}从＞- ＜　 {/／ノ´￣｀丶､)ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 -‐‐-　___} 　 　　´　　　　　　Ｙ　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　 ｀　　 　 　　 　 　　　 |
　　　　　　　　　　　　　 ,，-─- ＜　　　{_　-‐…‐-ミ　　　 | 　 　 　 |
　　　　　　　　　 　　 ／　　 　 __,,...＞''´. . : : : . 　 }　 ＼ 　 |
、　　　　　　　　 γ⌒""´￣　　　,;'　　　　　　　　{　　　 　 ;　　　　 ,′
..`、　　　　　　 ノﾞ　. . : :／: : :　　,'⌒　　　　　　　{　　　　} ;　　　　 ′
　 `､　　　　　〈 　 　 　. . : : 　 ニ辷　　　　　　　 {　　 　 .:,′
　　 `、　　　　 ゝ　　　　　　　＿_｣L...,,,,__　　　　　､　　 / ′　　 /
.　　　`､　　　　　)>｡,＿　　ノ´　　　　　　 ￣｀丶　 ヽ／/
　　　　`、　　　 〈　　　　　　_　 -=ﾆ⌒ ＼　　　　´'く　/　　　 /
.　　　　 `､　　　　｀¨¨ア￣　　　 .:′　　　 ＼　　　　＼　　　/
　　　　　　＼　,､　　´　. . : : : ／: : .　　　　　 |　|　|　|__,>
　　　　 　　 ／　　 . . : : : : ／: : : : :. 　　 　 く／|　|_/　　　 |
　　　　　　/　　　　. . . . . . . . . . .　　　／￣ 　 く／ 　 　 　 |
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　　　　　　}　　　　　 ノ　　　 　 　 /　 　 　 　 |　　|　　　　 ,
　　　　　　}　 }　　　　　　　　　 ／　　　　　　 ;　　 　 　 　 ′
　　　　　　{　ﾉ　　　　　　　　／　　..._　　　　/　　 |　　　 ,
　　　　　　{　　　　　　　　／　　´　　 ＼ 　 ｛　 　 |　　　,′
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＼　　　　 {　ヽ;／　／　　　　　　　　　　　　∨　　|　　｜
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　　　　｀`'ハ {{　 /　　　　　　 　 　　 　 　　　 〈　 |　　 |
　　　　　/　 ＼ /{　　　　　　　　　　　　　　　　 Ⅵ　　 |──-　　＿
　　　 ／　　　 /｀|　　　　　　　　　　　　　　　　　〈ゝ　　　　二二二つ
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　　　　　　＿＿＿
　　　　 ／::::::::::::::: ＼
　 　 ／::::::::::::::::::::::::::::＼
　 ／:::::::::::::::::::::::::::::: 　　＼　　　そ、それは……
.　|:::::::::::::::::::::::::::（ー）　.　　|
　 ＼ 　　 （__人__）　.　　／
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, ‐＜＞――‐-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　／　 ／　　　　} `ヾ、
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／　/ /　/　/. 　 　 ,'　　　ﾏゝ
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 / 　 / /　/- ､､　 　 /　　 .ﾘ　k7　　　それが辛くなってその２人が離れたとして
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ / ｌ ,　,ｨ=ミ {　　 ./ ,,_./　′ハ
　　　　　　 　 　 　 　 .（⌒ヽ､ ―''´　 |　从ゞツﾍ　 / ,ｲﾚヽ/　/　}　　　ダンジョンの運営……やる夫さんがやりたいこと、できますか？
　　　　　　 　 　 　 　 ./´　　 ｀''　､_ノ:|　 {:/:/:.　 ﾞ'' 佗ぅ､.ｲ　/　{ }
　　　　　　 　 　 　 　 .ゝ　＿_,,､彡 从|　 ゝ　､　'　.:/:｀¨イ 〃　 V＼　　……はっきりいいますよ、無理ですよそれ
　　　　　　 　 　 　 　 .{ (　　／　イ.　 Ⅳ } >､ 　´ 　イ　ィ∥{　　 ヽ ｀ヽ
　　　 　 　 　 　 　　 ,,､､≧=／｀'ー‐- ､_ノ 　 ￣　´ゝ!人(/彳__ゝ――＜
　 　　 　 　 　 　 　 ((　　　,′ 　 ,　--ソﾙﾊ ｀ ´　　二フ' ´　　 `ヽ＿＿. ｀ヽ
　　　　　　　　　　　 　 　 ,　　　/　￣´　ー　　 ' ´　 u　　　　　　､ }　). , イ　　
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ′　 / ,　　 　 　 ､　, 　 　 　 　 ､ i　　　　iノ ((´
.　　　　　　　 　 　 　 　 ,′　/´　　u. 　 　 j,/　　　　　　　ヽ　　　 .i
　　　　　　　　　　　　　,′　/　　　　 　 __/r'⌒ー ､ 　 　 　 :.　 u　|
　　　　　　 　 　 　 　 /　　 '　　　,.　-‐ ゝ､　　　　　 ヽ､　 　 }　 　 |
.　　　　　　　 　 　 　 i　 　 トー'´i: : : : : ::.､｀ー‐ ､　 　 ＼:ヽ/　　　i
　　　　　　　　　 　 　 :.　　弋: :: : i: : : : _ 人 _: : : : ＼　　 ＼j　u. 　i
　　　　　　　　　　　 　 :､＿.ノ ー: : : : : : :.:.:.ヽ: : : : :.: ヽ　　　　ヽ　 i
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 }: : i: : : : : : :.:.:.､: : : : : :. :､　　 　 　 !
　　　　 　 　 /⌒'ヽ 　 　 　 　 ,′ i : : : : : : : :.:.:､: : : : : :/＼　　　 ,′
　　　 　 　 　ゝ　ノ.、 　 　 　 /: :: :i : : : : : : : : : : : : : ヽ i　　丶..／
　　　　　　 (_　　,-'　 　 　 　 〉: :: :i: : : : : : : : : : : : : : : ヽ
　　　　　　　　ー'　　　　　　/: :: : .i: : : : : : : : : : : : : : :.: /　　　　　　　 /⌒'ヽ
　　　　　　　　　　　　　 　 /: : :.:.:.:i: : : : : : : : : : : : : : :.:∧　 　 　 　 　 ゝ　ノ、
　　　　　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : :i: : : : : : : : : : : : : : :.:.:.∧　 　 　 　 (_　　,-'
　　　　　　　　　　　　　 /: : : : : :.:i: : : : : : : : : : : : : : : : : :.::.　　　　　　 ー'
　　　　　　　　　　　 　 ,′: : : : : :i: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.
.　　　　　　 　 　 　 　 ,:: : : : : : : :i: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:.i
　　　　　　　　　 　 　 i: : : : : : : :.:i: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:.|
　　　　　　　　　　　　 ト ．_: : : : :.i: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:i
　　 　 　 　 　 　 　 　 i　 　 ￣ ｀弋 ＿＿: : : : : : : : : : : : : ;
　　　　　　　　 　 　 　 i.　　　　　　　 ,′　￣ ｀　ー―― ./
　　　　　　　　　　　　　i　 u. 　 　 　 ;　　　　　　 　 　 　 /
　 　 　 　 　 　 　 　 　 i　　　　　　　; 　 　 　 u 　 　 　 /
 

　　　　　　　　　　 　 斗-- ─ ─-＜
.　 　 　 　 　 　 ＞ ´　　　　　　　　　　｀丶, -＜
　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　 ＼. 　＼
　　　　＞‐/　 ／　　　　　　　　　　　　　　　 丶　　＼　　　　私達３人のうち、誰か一人。誰か一人が抜けてもダンジョンは回ります
.　　 ／ 　 i　 /　　　　　| 　 　 　 |　　 　 ヽ.　　 ヽ　　 ∨
　　/ 　 　 |: /　　 l　 　 |　　　　ｌ |　| :ｌ　　:ｉ　 |　 :|　 .　 ',　　まほちゃんが抜けてももともと文香さんと私で担っていた業務ですし
.　/ . 　 　 l/　 ,′|　 　 |　　　　| |　| :|　　:|　 |　 :| 　:ｌ　 |　　
　 |　 　 　 |　 .|　 |　ｌ :| |　　　　| |.‐ｌ‐ﾄ､ー|　 |　 :| 　:|　 |　　私が抜けてもまほちゃんが企業相手の折衝、実務も文香さんと二人でなら
　 |　 　 　 |　 .|　 |.-|‐l人　　　 | | 八j　＼j　 |　 :| 　:|　 |
　人 　　　 |　 |　 i 八j 　 ＼　 .|ﾉ 斗劣斥7　j　 八　}　 |　　文香さんが抜けても、地元との折衝は閣下の姪であるまほちゃんならできる
. 　 ヽ　 　 i　 八　',斗ｬ劣=　＼j 　ゞぅツ j　/　/　 .ﾉ　八
.　 　 ∨　八.　　＼ヽVcツ　　　　 　:::::::::ム'　/　／　/!ヽ＼　　……そういう、バランスが（意図的に）できちゃってます
　 　　| ｉ　　 ヽ,　　 ＼ ::::::: 　 丶　　　　　/　/〃　／ |￣ ｀ ヽ
　 　　| i　 　 ./　　　　ゝ　 　 　 　,　　　 ｲ　/ /　/ 　 | 　　 　|
.　 　 / i　　　} 　 人 　 个 ､　｀　　 　イ/　/ /　 ｌ　　八　 ij 　|
　　 ./ ,′　 ﾉ_ ,,´ヾ 　ヽ　　',＞　　´　iｌ　 (　i　　 | 　( 　ヽ、　 |＼___
.　／ /　　イ´.　 　 |　　ﾊ　　l.､:::: ::::::.八 　 ＼ 　 } 　 )　　(　 /`ー‐､｀ヽ
〃 ／　　/　　　　 ﾉ._ノ_ﾉ　　|　　　　.:　.＼ 　 ＼ﾉ 　(　　　)　l＼　　　) ﾉ
　,'　 　　 l　 　 　 v'´ _＿__ノ　　 　 　 　 　 ヽ　　i　 人　　( 　!ヽ )　　( (_
i/　〃　　 !　 u　 (　 (__,　　　　　　.:/　ι ._ノ 　人( 　 ＼　} i|人(　　 ｀⌒
{ 　 (　:{ 　 l　　　 .＞ー'..ｃ　　　　.::f　 ,-‐.`ー＜　　 　 　 )八l
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　　　　　　　　　　　　　　　　,ｨﾆニニニニニニ心､
.　　　　　　　 　 　 　 　 ＞‐＜ﾆ=- '''~￣｀''＜ﾆﾆ心、
　　　　　　　 　 　 　 ／　- ／　　　　　/　　　ヽ`寸ﾑ,.斗匕}
　　　　　　 　 　 　 /　　 ｧ'　/　　/ 　 ,' 　 　 　 ',　ヾ⌒ヽ//}
　　　　　　　　　　/　　 /　　　　/　／!　　　ヽ　 }　　 '，　∨　　　（だってまほちゃんが入ってきた時
　　　　　 　 　 　 ｌ　 　 |　.| 　 / ／⌒ヽ乂　 ハ.ﾊ　 　 , 　 ∨
　　　　　 　 　 　 |　 　 |　.|　　Vxｾ芯ﾐ.从}. /廾ト.}　　 |　　 }!　　　これが一番最善手だってわかって誘導しましたし！）
　　　　　 　 　 　 ﾊ.　　 ｧ┤ 　 ﾍゞうﾝ `　}/斗zzx}　　 |　　ハ,
　　 　 　 　 　 　 { ﾍ　　{〈:} ﾍ 　 ヽ" 　　 ,　ゞ沙 》　　八 ./　 }!　　｡
　　 　 　 　 　 　 {　 〕　 ∨　l{≧=-`　　　　 """ノ/イ 　 ,'　 ∥
　　 　 　 　 　 　 У´　　l{　 .ﾍ、 ,　'＞ -　'　　´7　/　 　{,,彡(＼-､　　o
　　　　　　 　 Y´　 / ,ヵ八,､丶` ,ィ´　　　 　u.,ｲ　 {≧｡.＿､､ノ￣ヽヽ ｧ'l_ノ!
　　　　　　　　乂＞''´__.､ *'´,イ＼＞｡ _ .,､≦〈　　　` ､　＼/ ｢T ヽ ヽ{ .{.ノ
　　　　　 　　 ／.　　　　 ＜__人　,＞'''´ 　 /　 ￣`丶　).　 {　!ﾉ　｀ ､/ /
　　　 　 　 ／ 　／ 　 　 ､ 二二フ.人　　 /　　 /ゝ _.ィ／　{ '´　ヽ　　 ﾄ､
.　　　 ＿ /　ヽ　 　 ,,ィ^ヽ＼＜匸jﾆﾆ心./ ﾊ　/　　 ／　　 ヽ　 u :}　　|⌒)
　 　 〔　 7⌒ヽ　イ´　 ,ｲﾆh､.>ﾉ　 `''ｰ…ミ､.∨　 ／　　　 ∥ ヽ　 {　　|
　 くこ辷⌒⌒⌒ソﾍ　‐…''´〈　〈＞―　､､＿l{　/^㍉x　　〃　} ヽ人　 j
　　ﾍ厂厂厂＞ﾆｱ――人＿／＼_＞''´　u　{./　　ﾏ　㍉/／}ヽ}.ヽ 　∧
　｢ﾆﾆﾆ=-''^´> ''´ ＼／　.ｧ' 　 　 　 　 　 　 /　　　 ㍉／/　ﾑ( . 〈　/ ﾉ
　ﾍ.　　 　 ／　　　　　　 /　ι　　　　　　　 ,　　　,ｨア　/ .〃ﾏ ヽ ヽ　 )
　ハ　　 ｧ′　　　 　u 　′　　　 ＿　　　　 |　,ｨア/∧/　∥　ﾏ　廴／
　ヽ　￣'. ､　　　　　　　'　　　 Y: : : : :ヽ　　 ∨　 /／ ,ｨア|!.　　ﾏ__／
.　 { 　/: : :ヽ　　　　　　',　　　 {: :(: ): : :}　 　 |.　//=≠ 　 |　　　／
.　 { (: У: : :}　　　　 　 ﾍ　 　 乂: : : :ノ　 　 ﾊ //　〈　 　 |　　　/
.　∧. ﾍ: : :ノ　　　 u. 　 ﾉ:＼　　　　　　 　 ,ｲ: :l ﾊ　　ヽ　 j　　 /
.　{ .ﾍ　 )h､　 　 　 　 ,ｲ.: : : :.≧=-　-=≦: : : : l　ﾍ.　　　　　 /
　 ＼　　 　 ≧=-=≦: :　　　　　　　　　　　　 : :＼　　　　　／＼
　　　＼＿＿ イ　 }}ﾍ　　　 　 　 　 　 u　　　　　: :＼＿.／　　　＼
. 　 　 　 　 /　　 〃　l　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　 　 　/ 　 〃. 　 |　　u　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ
　　　　　　ヽ／. 　 　 |　 　 　 　 :.　　　　　　 　 　 　 　 　 ｀'＜
　　　　 　 　 ￣￣￣ |　 　 　 　 ﾊ　　　　　　　　　　:.　　　　　　｀
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 =-……-=ミ
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ア'´-　､ 　＼ 　＿｀ｧ''⌒`'く
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 / /　ヽ 　` ､　 ヽ　ノ! 　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,'　　　　　　　 ',　　∨.ﾊ　　',　　 ∨　　　そ、その……だからその、今度はお酒の勢いじゃなくて
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |.　|　　　',　＞‐',. 　 V ﾊ　　}　　　∨
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 | | ﾄ､.　　 '´ｧ　_ヽ　　l/ ﾊ　/　　　ﾊ',　　　　やる夫さんの意思でその……ね？やる夫さんの女に……
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 | ／⌒　　 ', ｨツ |　　} Y. }/　　　 l　i!
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 | ヽ|´_ヽ＼-` ::::::ﾚ'}　}リ. j　　　　'　 i!　　　（だからあとはチャンスをみて……赤ちゃん部屋を
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |ﾊ . ｨ炒､　　　　　 }　} . //　　　'　　i!
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 }从乂::　_ ノ　　 .l .从//　　　{.　 ∥　やる夫さんに差し出すだけだった
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |: ',八. 　 　 　 ,ｲ /　ﾊ　　　　∨〃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ∨}从＞- ＜　 {/／ノ´￣｀丶､)ﾉ　　　　　本当に絶妙のタイミングでいいお酒がでてきてくれました）
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 -‐‐-　___} 　 　　´　　　　　　Ｙ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　 ｀　　 　 　　 　 　　　 |
　　　　　　　　　　　　　 ,，-─- ＜　　　{_　-‐…‐-ミ　　　 | 　 　 　 |
　　　　　　　　　 　　 ／　　 　 __,,...＞''´. . : : : . 　 }　 ＼ 　 |
、　　　　　　　　 γ⌒""´￣　　　,;'　　　　　　　　{　　　 　 ;　　　　 ,′
..`、　　　　　　 ノﾞ　. . : :／: : :　　,'⌒　　　　　　　{　　　　} ;　　　　 ′
　 `､　　　　　〈 　 　 　. . : : 　 ニ辷　　　　　　　 {　　 　 .:,′
　　 `、　　　　 ゝ　　　　　　　＿_｣L...,,,,__　　　　　､　　 / ′　　 /
.　　　`､　　　　　)>｡,＿　　ノ´　　　　　　 ￣｀丶　 ヽ／/
　　　　`、　　　 〈　　　　　　_　 -=ﾆ⌒ ＼　　　　´'く　/　　　 /
.　　　　 `､　　　　｀¨¨ア￣　　　 .:′　　　 ＼　　　　＼　　　/
　　　　　　＼　,､　　´　. . : : : ／: : .　　　　　 |　|　|　|__,>
　　　　 　　 ／　　 . . : : : : ／: : : : :. 　　 　 く／|　|_/　　　 |
　　　　　　/　　　　. . . . . . . . . . .　　　／￣ 　 く／ 　 　 　 |
　　　　　 ｛　:.　　　　. ./. . . .　　　　／　　　　 | 　 | 　 　 　 |
　　　　　　}　　　　　 ノ　　　 　 　 /　 　 　 　 |　　|　　　　 ,
　　　　　　}　 }　　　　　　　　　 ／　　　　　　 ;　　 　 　 　 ′
　　　　　　{　ﾉ　　　　　　　　／　　..._　　　　/　　 |　　　 ,
　　　　　　{　　　　　　　　／　　´　　 ＼ 　 ｛　 　 |　　　,′
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＼　　　　 {　ヽ;／　／　　　　　　　　　　　　∨　　|　　｜
　　丶､　　}　∥　 /　　　　　　　　　　　　　　∨　 |　　 |
　　　　｀`'ハ {{　 /　　　　　　 　 　　 　 　　　 〈　 |　　 |
　　　　　/　 ＼ /{　　　　　　　　　　　　　　　　 Ⅵ　　 |──-　　＿
　　　 ／　　　 /｀|　　　　　　　　　　　　　　　　　〈ゝ　　　　二二二つ
￣￣　　　　　 |　|　　　　　　　　　　　　　 　 　　　V `ー───┘
 

　　　酒の勢いで脱童貞をしたばかりのやる夫には少々重たい言葉。だが、否定するにはあまりにも漂う空気が
 

　鹿島の湯上がりで桃色の色づく白い肌と甘い香りがやる夫に獣欲をかきたて、そして事情がやる夫の退路をたっていく
 

　だがそれでも最初の一歩を踏み出せないやる夫にたいし
 

　 　 　 　 　 　 ／　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,
　　　　　　　 ′　　　 ー―一　　　　ー―一　′
　 　 　 　 　 |:　　　 ━━━━i:!::!:i::!:━━━　:|　　い、いやでも……
　 　 　 　 　 |　　　 :　 　 ・ 　 .i:!::!:i::! 　　・　 　:|
　 　 　 　 　 |:　　　 `i:!￢冖:!´i:!::!:i::!:`!:i￢:!´　:}
　　　　　　　 　 　 　 u　 　 （＿__人__ ）　　　　′
　　　　　　　　＼ 　 　 u　　　（＿ ﾉ　　 　 ,／
　　　　　　　　 　 ＞ 　　 　＿＿＿_ 　　ｨく
　　　　　　　　　′　　　　　ー -一　　　　　ヽ
　　　　 　　 　/　　i　　 　 　 　 　 　 　 　 ｆ 　：
　　　　　 　　｛　　 |　　 　 　 　 　 　 　 　 |:　 |
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　´.: .: .: .: .: .: .: .: .: : .: .: .: .: .: .: ....
　　　　　　　　　　　 　 　 ／.: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: : ＼.: .: .: ＼
　　　　　　　　　　 　 　 . : .: .: .: .: : .: .: .: .: .: .: :丶.: .: .: .: .: ＼: .: .: .:.
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　　　　　　　　　　 　 .: .: .: .: .:'.: .: .: .: .: .: .､.: ＼.: .: V/.: .: .: .: .: .: .: .: i
　　　　　　　　　　 　 ｉ.: .: .: .:..ｉ.: .: . .: .: .: .:{ ＼:.:＼.: }.: .: .:, .: .: .: i.: .: .}
　　　　　　　　　　 　 |.: .: .: i.:.|.: i.:.{.: .: ､ : { `ｰ─ :Ⅵ: .: / : . : .: :}.: .: :　　　兄さん……わ、私も……
　　　　　　　　　　 　 |: .: i : -匕:{八.: .: {＼ィﾁ笊¨7 }.: /.: .: .: .: .:}.: .:.
　　　　　　　　　　 　 |: .: |.: {..{笊ミ､＼.:{ 　 Vツ メ /.:/.: .: .: .: .: '.: .:,
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　　　　　　　　　　 　 |.:|.:八.: .: 込、　　,､ 　 　 　 /:/.: .: .:,.: /:／
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　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 -∧.: .: :|　,′ }　　 |l i.: .: / 　 /　　　　 　 ､
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　　　　　　　　　　 　 ﾊ 　 　 ﾉ ／　　　　　　　　 {l　 　 　 　 ／　　　 　 |
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　　 　 　 　 ／　　　　　　 　 　 ／　　　　 　 　 　 八{ゝ}ﾄ､ 　 　 　 　 ∧
　　 　 　 .勹⌒　　　　　　 　 .　　　　　　　　　rく⌒ 乂　　v
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　　　　　　　 　 　 　 　 ∥:八:.::ｘｆ芍ｘ:|､{:|:.::.: |:l:.:＼;,;:.::.::/:.:/:/:.::j:.::.::.::j:.::ﾞ;:.::.::.::.:.:l
　　　　 　 　 　 　 　 　 ,:.:: |:.:l＼乂 );;;ﾊ从:.::.::いｯｆ灼ミx{:.::.:/:.:.:√:.::.::从:.:ﾞ;:.::.::.::.:l　　わ、わたしはその……ど、どちらでも……
　　　　　　　　　　　　　j:;:.::|::|l:.:｀ト 乂;;ﾉ　 ＼:.::＼ ):(::;;;;刈 {:.::.:√:.:.::.::.::.::.: ﾞ;:.::.::.::l
　　　　　　　　　　　 　 {:{:.::|::|:l :.:.:./;/;/.::　 ;/;/;　 乂;;;;ソﾉ从:: √ :.:.: {:.:.:|:.::.:ﾞ; :.:.: l　　　や、やる夫さんがしたいほうで……
　　　　　　　　　　　 　 い :|::| ｌ:.::.::}　　ヽ　 　 /;/;/;/;/; |:|　八√:.:.:/::|:.:.:|:.::.:.:ﾞ;:.:.: l
　　　　　　　 　 　 　 　 `:,::|::|::l::| 八　　　　　　　　　/;/; |::.// :.::.::/:.:.:|:.:.:|:.::.::.::ﾞ;:.:.:l
.　　　　　 　 　 　 ＿　 _,r<|::|:.:.:|:.:|:.:＼／;;;‐，　　　　　 V:/ﾊ/:.:ノ:.:__::|:.:.:|:.::.::.::.:ﾞ;:: l
.　　 　 　 　 　 ／ ／/'| {　V :|::|八::／　⌒)）＼ 　 　 ＜/　/:.::.:／ ﾉ＿:.:|:.::.::.::.:.:ﾞ;＼
　　　　　　　　 |　｜/　し〉　|::|::|　く　((__ノ／=≦}　　　 {{ /:.:: / ／　---<:.::.:.: |:.:ﾞ;:.:.:＼
　　　　　　　　 Lﾉ.しLﾉノ 　 |:.:＼　 ｀ヽ__/:.:j::|:.:.:ﾉ　　／У:.:.:/ く/／￣￣}:.::.::.:|:.:.:|:.::.::.::＼
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　　 　 {ニﾆﾆうＬﾆﾆ7_　 　 ′ _rソニﾆうてニﾆﾆ-_　　　　　　　　 |　 　 　｛:.::.:{:.::/:.:.:ﾉ:.:|/　／
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　　　　　/　. 　　　　　　　｀≧--┴'´　　'┴≦´　i
　　　　　|　　　　 　　　　　 /　　　　　　　　　　ヽ　l
　　　　 ..|.　　 　 　　　　　 {　　　　　　ム　　　　}　|
　　　　　|.　　　　　　 　　　｀=====＝'⌒＝===ｸ　l
　　　.　　＼.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /
　　　　　　　＼　　　 　　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　／ヽ　　　　　　 　　　　　　　　　イ＼
　　　　　 ／　　　　　　　　　　｀`ｰ- -‐'"´　　　　＼
 

　　これもうやるおわるくないよね？
 

　　　　　　　　　　　＞　´　　　　　　　＜ 　 　 　 　 　 　 　 ＜ ｛　＼:::::＼::::::::
.　　　　　　　 　 : ´　　　 　 　 　 　 　 　 ＼ 　　　　　　／::::/::::＼＼ |:::::::::::::::::::
.　　　 　 　 ／　　　　　　　　　　　　　 　 　 ヽ 　　　／::::::::/:::::::::::|〉　|:::::::::::|〉::::::　　　　ん～～♥
.　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　/:::/::::::/::/:::::::::|Λ.|:::::::::::|Λ::::
.　 　 　 V　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ’; :/::::::/::/::::::::::::| ::: |:::::::::::|/ |::::　　　（やった……ファーストキス……ちゃ、ちゃんと……）
.　　　　 ′　　　　　　　　　　　　　　　r,　 r､　　　 ',l.ﾞ:::/:折ﾃミ::::::| ::: |:::::::::::|/ |:::::
　　　　:　　　　　　　　　　　　　　　f :. | ',　l |　　 　 !. ‐:从ﾋソ ﾉ:::ﾉ ::: |:::::::::::|::::::::::::
　　　　|　　　　　　　　　　　　　　 r| Ⅵ　! | | 　_ 　 |.　　:/:/:ﾉ／/ ::::::::::::::::: |:::::::::::::
.　　 　 ',　　　　　 　 　 　 　 　 　 : ',　}　ｰ　', / 7　.}　 　 ／　 /::::::／:::::::::::::::::::::::::::
. 　 　 从　　　　　　　　　　　　　　 ,　　　 　 　 /　ｲ　　 　 　 /:::／::::::/::::::::::::::::::::::::
　　　　 ∧　　　　 　 　 　 　 　 　 ∧　　　　　/／人..　　　__彡　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　 　 ＼　　　　　　　　　　　　 ∧　　 　 ,'〈 ＞´＼ﾞ￣　　　/:::::/::::::::::::::::|::::::::::::::
　　　　　　　 ヽ　　　　　　　＞=── ミ　 　 .!　V　 　 {丶　　 ィヽ/::::::::::::::::: |::::::::::::::::
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　 　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　＼　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 人
　 　 l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 、　　 　 　 　 　 　 　 　 ／
　　　:.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ≧=-　　＿ 　 -=≦　〈
.　 　 ﾊ　　　　　　　　　　　　 　　　　≧=-──　 　 　 ≦　　　 　 　 　 　 V
　　　 ∧　　　　　　　　　　 　. : ´　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ≧=-　 　 　 V
　　　　∧　　　　　　　　 　　{　　　　　　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　V
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.　　　　　∧　　　　　　　　　 ∧　　　　　　　　 ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　＼
 

　うん、その日は休みをとっていたこともあって陽が高い内からシラフの若い男女４人が仲睦まじく
 

　　 　 　 　 　 /.: .: .:/.: .: .: .: .: .: ./.: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .＼.: .: .: .: .: ＼
　　　 　 　 　 '.: .: .:./.: .: .: .: .: .: .:'.: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:丶.: .: .: .: .: .'，
　 　 　 　 　 .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:i.: .: .: .: .:'.: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: V/: .: .: .: :
　　　　　 　 .ｉ: .: .: :i.: .: .: .: .: .: .: {.: .: .: .:/.: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: :V/.: .: .:..i　　　ん……こ、こうですか？
　　　　　 　 .|.:ｉ.: .: {.: .: .: .: .: .: .: {: .: .: ｨ.: .: .: .: .: .: .: .: .'， .: .: .: .: V/..: .: |
　　　　　 　 .|.:|.: .: {.: .: .: .: .: .: .: {.: .:./ {: .: .: .: .: .: .: .: .: Ⅵ..: :i.: .: .:i..: .: .:.|　　　え、えっと……は、はじめてなので
　　　　　 　 .|.:|.: .: {.: .: .: .: .: .: .: {.: ｨ 　{.:.ｉ ､.: .: .: .: .: .: : }Ⅵ斗-.: .:}: .: .: :
　　　　　 　 .|.:{.: .: .: .: .: .: .: .: .: .:V.:{--{.:.| __＼.: .: .: .: .: } Ⅵ八: .:/: .: .: :　　　う、うまくできませんけど兄さんが気持ちよくなってもらえれば
　　　　　 　 .|八.: .:.'，.: .: .: .: .: .: .:Ⅵ　八{　　　＼.: .: .: ｨﾁ示笊}/.: .: .: .,
　　　　　 　 .|⌒ '，.:.'，.: .: .: ､.: .: .:.笊芋示㍉　　 ＼乂ﾋツ　 .: .: .: .: .::
　　　　 　 　 　 　 ∨∧.: .: .: .＼.: .Ⅳ乂_ツ　　　　　 ⌒ .:::::. ,.: .: .: .: :,
　　　　 　 　 　 　 /.: .: '，.: .: .: .:.＼乂 .:::::::::::::::.　　　　 '　　 .: .: .: .:'.:/
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　　　 ／　　. 　 / 　 　 　 　 　 }　　 　 　 　 　 　 ',　　　　　　　 ,.::::::::::::.ヽ＿__!＿__＼　∨
...　／　　 　 　 .i　　　　　　　 /i.:::::::::::::::.､　　　　　 ,　　　　　　 {::::::::::r‐_､:.　　　　 　 ｀ヽ.∨
／　　 　 　　　 　　　　　　　/ /:::::r‐､::::::::.　　　　　:　　　　　　 ヽ::::::::ゝィ::..　 　 　 　 　 ﾍ∨
.　　　　 　 　 　 ﾟ｡　　　 　 /　{:::::::{ i! }:::::::::　　　 　 !　　　　　　　 :::::::::::::::::::!　　　　　　　 ﾍ∨
　　　 　 　 　 　 ∧　 　 ／　 .!::::::::::::::::::::::;　　　　　i｀ヽ　　　　　 　｀:::::::::::ノ!　　　　　　　　 ＼
.　 　 　 　 　 _／__ ヽ.／　　　 ! ､:::::::::::::::/　　　　　,: : : ＼　　　　　　 　　　i　　　　／ 　 　 　 ヽ
----‐ ''"´　　　　　　　　　　　ヽ　ー‐　　　 　 　 /_: : :_: :ﾊ　　 　 　 　 　 /　　ィ ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼　　　　　　　/: : : : : :｀〈　　　　　　　　{'´　　ﾄ　ﾊ　　 　 　 　 }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ､　ヽ　　　　　 ′: : : : : : ﾊ 　 　 　 　 　 {　　./ 　 ∧　　　　　 /
　　　　　　 __　　　　 　 　 　 　 　 ＼　＼　　　 {: : : : : : : : : ﾄ､　　　　　 　 　 /　 　 　＼　　　 /
　　　　イ　　 ｀ー ､　 　 　 　 　　_ ﾉ ＼ ﾉ 　 　 V: :{: :{: : : ノ:∧ 　 　 　 　 イ　 　 　 　 　 ー
　／　　　　　　　　 ＞-------く　　　　　　　　　V: ヽ( : : : : : ∧　　　 ´
 

　うん……そのなんだ、楽しんだのでありました（めそらし）
 

　お、おねがいですしゃちょう！く、くびだけはくびだけは
 

　ああ、ゆるしてぇ！
 

　　　　　　　　＿＿＿＿　　　　　　　　　 |.　　　　 　 　 　 　 ∨///////////// l
　／／　　　lニニニニニ≧s｡、　　　＼､ﾉし ／　’.　　　 　 　 ∨////////////∧
　　　　　　　Vニニニニニニニ心、__　 ⌒）(＿＿＿　　　 　 　 ∨斗＜/////////＼
　　　　　＞''´ ／ 　 ヽ｀`''＜ﾆﾆア:::l_|.　／^￣￣　　 　 　 　 　 　 　 _}///////＞＜ﾆ
　　　 ／ ′ /　　　 }　',　', ヽ 寸::::/ }- ､　　　　　　　　　　　 ,斗＜/////////ニニニ
　　　 |/　　.'　　　　,′ l　　　∨⌒＼:::::ノ　　　　　　　　　　　{////////////ニニニ
　　　/./　/ /　　/ ﾊ　　　　　 {　　　 ヽ　　　＼＼　 　 　 　 ////////////ニニニニ
　　　| |　/ｰ'^　/`ﾄ､,,l　} 　 l　 {　　　　 }i　　　　　　　 　 　 ////////////{ニニニニ
　　　lハ c=ﾐ{ /　' ＿ V　 /　∥　|　　 从 　 　 　 　 　 　 ////////////∧ニニニﾆ
　　。∨从//､ //´￣ﾟﾉ ,ｲ 　/　　ｌ　 〃　 　 　 　 　 　 　 {///////////// }ニニニﾆ
　　　/ 　 ﾍ　ｧ‐､ //uイ　.／ 　 ノ　 {(　　　　　　　　　　　{//////////////ニニニﾆ
　o　乂　　 ヽゝr'　,ィ´ ｧ'´ ＿｀''=彳 } ｀ヽ　　　　　　 　 　 {/////////////ニニニﾆﾆ
　　ｉ{　　)　人 ｀¨ >､! .(　 (|　　｀''＜ |　 ﾉﾉ　　　　　　　　　{////////////{ニニニニﾆ
　　ゞ=彡⌒)777{　 乂｀)__|＼／}_} }'/ ｲｲ｀Y.　　　　　　 　 l////////////{ニニニニﾆ
　　　((ﾍ__ノノ//}　((__)ﾉ' //|_|_|　|_l_|ヾヽ_ソ　 　 　 　 　 _/|////////////}ニニニニﾆ
　　　　　{___,' ｧ'ι　|`''ミ /　―― ノ-=彡　　　　　　　／二|///////////ィ二二ニニ/
　　　　 {_{_ｱ′　 / l　　八　　　　　 〉.；　　　　　　　／ニﾆ///////＞''´ニニニニニ/
　　　　　|/　u　ｧ' / 　 /　ﾍ ＼　　　Y　　　　　　 ／ニﾆﾆ/////アニニニニニニニ/
　　　_ c'::::)　 ,′ l　 ∧　　ﾍ 　＼ 　}　　,､＿　／ニニニ////,ｲニニニニニニニﾆｿ
.　；{＼ヽ乂　 {　　l　/　',　　|　　　　ヽ-<:::ヽ:::::＼ニニア-=ﾆニニニニニニ=-//|
　　{＼ ',',　 c':::)　 V 　　', 　|　　　　　lノ}:::::::}::::::::ﾊ／ニニニニニニﾆ=-　/////|
　；__ヽ ', }　 ,､ゝ､ __{＿,,､‐''^ヽ　　　　 |ﾊ}::::ｿ:::::::::::/ニニニニ=-　''"//////////l
　└-､` ,}‐<<ヽ∥====彳＼ 　＼.　　 |　}/:::::::::::/ニﾆ=}V.//////////////////l
　　　廴ノし<「　{{　　　　｀''＜ 　｀ヽ　.ノ. /::::::::::/ニニニ} V//////////////////l
　　　　 ｀ヽ <く<ﾏ 　 　 　 　 _,,､､＜/　 /:::::::::/､ニニﾆﾍ　l.//////////////////l
　　　　　　　 ∨V ㍉､､＜　ﾊ―}} 〈-､　{:::::::/　//^|/|　V} l.//////////////////
　　　　　　　　　　　　　　　／__八__∨__{::::/　〈/{　.{/{　U. }` ー ､////////////
　　　　　　　。　　　　　 ／イ::|:::|:::|::|:::::::|::/|　　じ　 じ　　 几⌒ヽ) //////////
　　　　　　　　　　　 　 {／. |:::|:::|:::|/:::::: |,':::|　u 　 　 　 　,:////////////////
　　　　　　　　　　　　　 　 └'|:::|:::,:::::::::::ゝ:｣　　　　　 u　,:////////////////
　　　　　　　　　　　　　　　　└ |:,'::::::::::::::ノ　　　　　 　 /////////////////
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 | ｰゝ―''´　　　　 　 　 /////////////////
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ； l　U |　　　　　　　　　/////////////////
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 l　u |　{ｊ.　　　 　 　 /.|///////////////
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ； l　　| 　 　 　 　 　 /　l//////////////
 

【1D10:8】 5で大丈夫？IEMOTOの差し入れだよ？
　　　１０で……
 

　さて、散々飛ばしに飛ばして楽しんだあとまっているのは現実であるのだがその現実についてだが……
 

　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 -‐…‐-...._
　　　　　　　　　　　　　　　　,，'".:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.｀`丶、
　　　　　　　　 　 　 　 　 ,r≦⌒}}⌒气}｢{＼ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼　　　　　その……わ、私はその……い、いわゆる
　　　　　　　　　 _ ノ^）. /}|辷_彡'⌒}l廴_乂∧:.:.:.:.:,.:.:.:.:.:.:.:　　　
　　　　　　　　 / / /.....仁j｢ア¨ﾟ~￣｢￣}｢:＼_|:.:.:.:.:′:.:.:.:.:.:.,　　　　内縁の妻でも……かまいませんが
　　　__,.ィ ￣ア./ / /....{,,／|:.:.:ｉ{ :.:. |:.:.:八 |ｉ:.:| :.:.:. |i.:.:.:.:.:.:.:.′
.　　 j /　／ ﾉ　　ﾚ　/./.:.:.:.|l: 八:.:.:.芸=㍉||:.:|:. /.:.||:.:.:.:.:ｉ:.:.:.:.,
　　 :, ／ ／.　　　 　 /.:.:.:.: ||｛苡＼ト V炒||:.:|:/:.:. ||:.:.:.:.:|:.:.:.:.}
　　/　 ∠　-_ァ.....　/ｲ〉:.:. 八. vj} 　 　 ,.,.,|| :/ .:.:. ||:.:.:.:.:|:.:.:.:.:,
.　 ′　　.ィ　　 ／./　|∧:/,:. :. }i"'　　　　 ﾘ/.:.:.:.:.:.||:.:.:.:.:|:.:.:|〉′
　 {　　 /　　　/..　　　|　//〉.:. 込.　ｰ '’　./.:.:.:.:/.:.||:.:.:.:.:|:.:.:|∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
. 八　 ｲ　　　/ 　 　 　 /ｲ/∧:.:.:.个s｡,__ /.:.:.:.:/.:.: ﾘ:.:.:.:.:|:.:.:|.　｝　　　　　　　　 　 　 　 __　-==: : : : : : :
　　ﾍ　!　　　i.　　　　 /　l:. /∧{ヽ|:.:.:.:. /.:.:.:.:/=ミ:.:.:.:.:.:.:.|:.:∧＜　　　　　　　　　　 ,.ィ: : : : : : : : : : : : : :
　　　V!　　　i.　 　 　 　 ｉ|:.:.:.:|:.:{:.:.:.:.:.:.〈ｧ'”~　　　.＼ / :.l:/.:.:}　　ヽ　　　　　 ＿ ／: : : : : : : : : : : : : : : :
　　　 i!　　　.|､.　　　　　}|:.:.:.:|:.:{:.:.:.:／.　　　　　　 　 , :.:/.:.:/...　　　＼__,..ィ: : : : : : : : : ＞-＜: : : : : : : :
.　　　i!　　　 |. ヽ.　　　 八:.:. |/:.:／.　　　 　 　 　 　 ‘, :.:.:/|.　　　　　 ＼: : : : : : : : :／　　　　` ミ: : : : :
　　　i!　　　 .|　　 ､　.／　 ),，'"　　　　　　　　　　　　‘,:./ .}.　　　　 　 　 ﾞ ＜ ＿.ｨ　　　　　　　　 ＼ : :
　＼.i!　　　　!　　　У　　／　　 　 　 　 .イ　　 　 - 　 ′/　　　　　　　　　　　　　 ｀ヽ　　　　　　　　ヽ:
.　　 i　 　 　 '　　 /　＞´　　　　　　 .イ　 　 　 　 　 　 ,./　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 :
.　　 !　　　　 ', ＞ ´　　　　　　　 ／　/.　　 　 　 　 　 :′ . ＼
　　 i!　　　,.ィ´　　　　　　　　　ィ　　 .{　　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ
　＼|　　 /　　　　　　　　　イ―{　　　',　　　　　　　　 　 　 　 　 }
.　　 ＼　　　　　　　 ,..イ　　　　.ゝ　＿ヽ　　　　　　　　　　　 　 ﾉ´￣　≧=-　__
　　ー- ミ ､___,..ィ≦　　',　　　　　　　　　ゝ.. ＿　 . : : : .　＿ .イ　　　　　_　 --=ミ: . ､　　　　　　　　__
　　　　　　　　 ≧=-　__ }　　　-―　　　　　　 　 ｀~.ゞ’~　　　　　　　　　　　　　　　　 ≧=--　=≦＼
　　　　　　　　　　　＿ ノィ´　　　　　　　.／ 　 　 /　 　　　　　　　ヽ 　 　 　 　 　 　 　 ＼　　 ヽ　　 ＼
　__　 --=　二二二　　　　　　　　　　　/　 　 　 /　　　　　　　　　　 ＼　　　　　　　　　　 ＼　　 ＼
 

　　　　　　　　　　　 ¨¨¨¨¨ 　 、
　　　　 　 　 ／　 ｉ ｌ! |　　　 　 ＼　　　ふぁ！？
　　 　 　 　 ′u | | |ｌ !　　　 　 u. ヽ
　　　　　 / 　 　 ! 　 （___人___）　　 }
　　 　 　 i　u　　　　　 !ililililil|　　　/
　　　　　 !　　　　　 　 {ililililiﾉ　 ／
　 　 　 　 ゝ　　　　　　　 　 イ..ノ}
　　　　　　　　 7　..ノ}　 　 　 !　ノ
　　　　　　 　 /　　.ノ　　　　 |´
　 　 　 　 　 /　　　　　 　 　 |
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,,｡s≦~￣~"'～､
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／::::::::::::::ヽ:::ヽ:::::::::::ヽ　}',.jI斗- 、
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 .ィ/'"~￣￣´~"'V:∧ ::::::::::://∠ _｀ヾ',
　　　　　　　　　　　　　　　, '　/jI斗----- ､、 V:∧､:::::::{' :::::::::::::｀ヽ～､
　　　　　　　　　　　　　　,.'　 /::::::{::{:: _｣LL」_::ヽ}::::::|　V::{ｨ'":::::: ｀ヽ: ', Ｖ',
　　　　　　　 　 　 　 　 /　.,ｲ:::{::::{::{::::::{:::/ V::::::}::::::|　 ∨ミメヽ::::::::}:::} ﾉﾉ　　その……お登勢さんからもいろいろ言われてましたし……
　 　 　 　 　 　 　 　 　 {　.,' {::::{::::iVV:::{/¨¨笊ﾐ:}::::::|､　 にｺV!:}∨:,' /イ
　　　　　　　 　 　 　 　 ゝ.{　V::Ｖ:', ﾞ{ヾ{. 　 ゞ'" !::::/ iﾍ/::/V,ﾘﾘ .}::{::{　　　　　ここはそういう文化もある……法律的にも不利になることはないですし
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 乂, ヾ{＼〈　　　:::::::: ,'／}ノ:/::::{:{::V,　//:V',
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 八 　 __　　／　　∨!::{::Ｖ,::}:}//:::/'ヾ:.　　　立場的には……このような形が、一番自然で……
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼　　　 .イ　　.{ |V',-ゞ'"{:{ l::{ 　 }}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|::｀¨´ﾍ　　 　 {. ﾞ{ヾ:.　　ヾ:.ヾ:. 〃　　　まるで一昔前のピカレスク・ロマンのようですが、それもまた味があるかと
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|::{.　／}.,．'""　､　　＼.､ ノ　,:＼
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＞'"　／　　　　　' ,　　 V:. 　{:{
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＞''"´　 　 ／　　　　　　 　 ' ,　.ﾉｲ　 ヾ、
　　　　　　　　　　　　 　 ／ 　 ,､rv-､／　　　　　　 　 　 　 '.,
　　　　　　　　　　　　　/rクY＞''"⌒{　　 　 　 丶　　　　　　 '.,
　　　　　　　　 　 　 　 {＞'": : : : : : ∧　　.}　　 　 ＼
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ',: : : : : : : : : :.∧　人　　　　　＼　　　 　 V
　　　　　　　　　　 　 　 丶: : : : : : : : :. :.＼. 　　　　／　 ＼　　　　V
　　　　　　　　　　　　 　 　 ≧===≦ : : :/:.`～､ ,ｲr､　　 　＼.　 　 V
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |｀`'～､、:/: : : : : :.｀¨¨}7＿ ＞'"｀　　　V
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　 　 　 ￣￣￣{￣　 　 　 　 　 　 .イ
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　　　　　　　W`ー――‐=≦
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　　　　　　　 V
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　 　 　 　 　 　 　 V
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　　　　　　　 　 V
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　　 　 　 　 　 　 ＼
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　　　　 　 　 　 　 　 ' ,
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 !　　　　　　　　　　　 　 　 　 V
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 :.　　　　／_　　　 －＝ニ二¨ W
　　　　　　　　　　　　　　　　　:.,,｡s≦´{: : : : : : : : : : : : : : : : :}
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 W : ／￣´~"'～ ､、: : : : : : : ,'
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 V/　 　 　 　 　 　 ｀`～､、,.'
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /　　　　　　　　 　 　 　 .ｲ
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /　　　　 　 　 　 　 　 ／　!
　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　 ,.'　　｜
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /　　 　 　 　 　 　 　 ,.'　　　｜
　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　 　 ,.'　　　　｜
 

――なお
 

　　　　　　　　 ／ニニニニニニニニニニ/::::斗=ミ:::::V
.　 　 　 　 　 /ニニニニﾆ,､丶`　　　　　　｀ 丶　　 ｀ヽ
　　　　　　　,ニニニニｧ'／　,' 　 ヽ　　　 　 ヽ 丶　　　 ヽ
　　　　　　　ﾏﾆ＞'''ヾ .ｲ 　 .l. 　 　 '， 　＼　　ヽ　ヽ. ',　　＼　　　　　　秘書で愛人ってすごく背徳的で毎日のお仕事に
　　　　　　　 У.　 /. /　　　|　　　　 ',　', 　ヽ 　 ヽ　'，!　　 '､ヽ
　 　 　 　 　 ,'　　 ,'. ,'.　　　 ﾊ 　　　　',　}! 　 ﾍ. 　 V. ',}　 　 ', ｀ヾ　　　張り合いがでるんでそれで！！
　　　　　　　, 　　 l', l　　　　　ﾍ　　　　l　ｧ‐､､. ',　　', l }.　 　 }',　 ) ',
　　　　　 　 | 　　 {. {　　 l　 |ゝ_ゝ、 　 Ⅳ,, 　___ﾄ!.　 }.ﾘ.　 　 从ゝ_ノ
. 　 　 　 　 ﾊ　 　 ', ',　　 ',　|ｧ'＾~ `丶、 l　ｨｱ''''''`} 　八_　ｲ.//{
.　　 　 　 /ハ､　　 ', ',　　 ', |.　_,,､､　 ヽ!　 /:/:/ﾉ.ｲ {ﾍ⌒ﾊ 八∨
　　　　　//　 }'，､　ﾍ '､　　',ｲｱ'⌒`　　､　　　　'ﾞ| 　 | ∨ l. {　｀ヽ
　　　 　 { {　　ﾘヽ｀ヽ ＼､､.　＼:/:/:　　　　　 　 人 ∥　}　{　ゝ､.ﾉ ) 　　　__,ｨzx､
　　　 　 乂∨'ﾞ 　 } 　}}. ', ｀＞-爻　　　　゜ 　 .ｲ/ 〃　ノ 从ゝ-､､ )!　,ｨ亡叭ﾊｱ′
ｨzzvzzx､､､_{ 乂_ノ　 人ﾘ. ハ.　 ヽミh､､- ..イ:::{' ,,{　,ｲ弋＞┐＿Y_八辷ス＞'ﾞ
｀'＜辷叭亡ｱ{=（__(ｲｲｨ彳(ン　ノ‐'ﾘ}ﾆｿ､　　,,(_（ﾆ',｀~ヽ｀Y}{}{}ニ≠{ｱ='ﾞ´　　　 .::
　　　 　 ｀'＜ゝミ､㍉ (乂フ　// ゝソﾆﾆﾆﾊ.ﾊﾆﾆニ|　爻ノ{}{ﾘ　/_ﾊｱ′　　　　.::::{
ヽ.　　　　　　 寸)ﾊ　ﾏ {}{h､ じ==≠ゞ':￣:.廿´:￣::ヽ===┘ﾘ　/人{::　　　　 ,　´¨¨
)iﾘ{　丶. 　 　 ヽYｱ.　 ﾏ{}{}{}}≪´／:::::::::::,ｲﾆh､:::::::::::::ヽ≫ {　,'　ﾉｱ:　　　／
i/ﾉ 　　 ＼.　　 Ⅵﾘ}.　 ',ﾞﾐ!　　 /:::::::::＞' ｀''＜ ｀''～､､,,∨ ', :{<ス(::　 ／　　　ヽ､
'/　　 ,::　　`' ､　{亡)　　}/　　 7/￣¨¨''''==zz､､＜ﾏ　　　　∨辷ハ 　　　 ､　　ヾ
　　 ｨ:　　 ,　 ヽ人ィ | . /.　　 //　　　　　　　　￣¨ ﾏ.　　 　 ∨人{ｌh 　､ 　,ヽ
　,ｲiﾘ　　/　/　{八ﾍ.　,′.　 ,','　●　　　　　　　_●. ﾏ.　　　　',7ｲ亡l}　.}　 }}ハ
. ﾑｲ{　　{.　 ',　ﾏ辷(ｲｉ{　　　ﾏ 　　　　　　　　　　　　 ﾏ　　 　 }iソVソ　/　 ﾉ辷!
仆ﾘﾊ　　l',　 ヽ. 寸ﾞ. 从　　 ﾏ　　　　　　　　　　　　　ﾏ. 　 　 八ノ_l{ ,ｨ′,ｲ_儿ﾊ、
)i辷ハ　 ',h､　 ヽ_」.　 　 ､ 　㍉ 　　＿＿＿＿＿__　ﾏ　 　 ,ｲ 　　辷入ｲアﾞ?鴨⌒
`ﾊ亡ﾑ . 从ｿh､_｣ｲ 　　　∧=-.ﾏ､､.-==ﾆﾆ==--.､､〃....＜{　　　　　　`¨´
　　ゞ｀)辷ﾑ寸ﾘ.　　　　 /:::{　　 ﾏ　　 　 　 　 　 ﾏ　　　 /
　　 　 　 　 　 　 　 　 厂ﾌ′ 　ﾏ●　　　 　 ●ﾏ　　　　{
　　　　　　　　　　　　/:::/.　 　 ﾏ　　　　　　　 ﾏ　　　　　∨
　　　　　　 　 　 　 _/:::/h､.　　ﾏ.　　　　　 　 ﾏ　　 zzz彡'ﾍ
 

　　　　 ＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼　　　　　　
　 ／　＼　 　 ／　＼　　　　　　　そ、それでいいならまぁいいお
／ 　fてﾊ`　 ｨて刀 ::＼
|　 　 　 （__人__）　:::::::::::|　　　　（ロマンには勝てんお……）
＼　 　　 　`^´　　:::::::／
／　　　　　ー‐　　　　＼
 

　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 _＿_＿_＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ィ:´::::::::::::::::::::::::::｀::::ー--.....__／＼
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:＼　/＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:.:.:.:.Χ:.:斗─‐‐┐
　　　　　　　　　　　　　 　 　 j＞' ´ ￣￣ ｀丶￣ ￣｀ ｰ‐-./:.:.:.:./／////////}
　　　　　　　　　　 　 　 　 ／　　　　　　　　 　 ＼　 　 ｀ヽ }:.:.≫─-＜//////}
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／ ／　　　　　　　　　　　 ＼　｀丶.∨.　　 　 　＼////
　　　　　 　 　 　　 　 /　/　,' 　　:|　　　　　　　　　　ヽ　　ヽ}　ヽ.　 ｀ヽ 　＼/
　　　　　　　　　　　 /　/　/ 　 　 |　:ﾄ､　　　　＼　　　∨ .ミ| 　 :　　　 ',　　 ヽ　　　
.　　　　　　　 　 　 /　/　 :l　　 　 |　:|__＼　＼　 ヽ　 　 i.-‐'}　　ｉ　　　　:　　　'.
　　　　　　　　　　 ′ ｉ 　 :|　ｉ　　 |　:|⌒:: ＼　ヽ　l　　　|　ノ| 　 ｉ　　 　 .: 　 　 |　　（ここまで立場を貶めたら
　　　　 　 　 　 　 .|　 ｉ 　 :l,斗　　八ﾉ:::::::::::::::ヽ:i　:|　 　 !　 八　 :　　　　ｉ　　　 |
　　　　 　 　 　 　 .|　 ｉ 　 :|　l .l ./::::::::::: 斗ｬ斧ヵトi　 　 | .ノ⌒ヽ. 　 i　　ｌ　　　 |　　　閣下も納得するでしょうし
　　　　 　 　 　 　 .|　八　.:| 八j/:::::::::::::::::: Vr'::シ　|　　 :|/´｀)　.}|　:,'　　:ｌ　　　 |
　　　　　 　 　 　 .八　　ヽ.jｫ芹ぅ:::::::::::::::::::::´￣ 　 }.　 ,' |　ｖ'　.ノl :/　 ..:,′　,'　|　　　実家も諦めがつくでしょう。ええ
　　　　　 　 　 　 　 .＼ 　.八弋ツ_.::::-‐'"´　　 　 ,′/　| ヽr´' , ｉ/　 ..:/　 .:/　 |
　 　 　 　 　 　 　 　 　 i＼j :ﾊ´￣ヽ　 　 　 　 　./.イ 　 |　 i/ /.,′ ..:/　 .:/ 　. |　　　地方の田舎社長の妾まで落ちたスペアを
　　　　　　　　　　　　　}∧　 ﾊ　　　　　　　　　　　 | 　 :|　 lノ /　 ..:/　 .:/ 　 .:/
　　　　　　　　　　　　　|　ﾍ　 込　　 ｀　 ´ 　 　 ｨ　}　　:|__..ｬ:/　 .::/　 .:/ 　 .:人　　　　わざわざ呼び戻したりしませんよね？）
　　　　　　　　　　　　　|　　＼j　　 ＞ 　　　イ__　 /　,' :|: : : :}　 ..:,' 　 .:{　　.:(　:.＼
　　　　　　　　　　　　　|　　　　 　 ..:ｉ　 i ´　 fﾍ ∨　/ ..:|: : : :|　 ..:| 　 ..:|　　:...＼　:.＼
　　　　　　　　　　　　　|　　.:|　i　　.:|　 i 　 /∧/　 /　.:八.斗|　 ..:ｌ 　 　',ヽ　　 :..ヽ　 :.ヽ
　　　 　 　 　 　 　 　 八　 ..:|　i 　.:八 ﾉ _ノ斗/　 /　..ｲ　　 .人　..乂　　∨＼　　:..∨ )　)
　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ .:l　乂 (斗≦ﾆ7= { 　 i　（ ﾆ7 　 　 ｀ヽ　 Y　 }　　丶　　}（　(
　　　　　　　　 　 　 ､_＿ノ 人　 .:Yﾆﾆﾆﾆﾉ^人 　乂__｀ﾌ_／　f７.7） 人　( __ノ) .) ノ　＼ヽ__
　　　　　　　　　　 　 `ー＜ 　.） .:ﾉ ﾆﾆ／　　　).ノ　.斗'´　 　 ｝∠イ　 ＞ｰ'´　´ .｝　　　｀⌒）
　　　　 　 　 　 　 　 f７7,斗｀ー'´＼≦　　　,ィ　 　　　　ｰ-､　｝ ｝ ｝ ｝ ｝ ｝ ｝ ｝ ｝ ｝
　 　 　 　 　 　 　 　 ｝／ﾆニニニニヽ､_ z'´,ィ´　　　　｀＼　　｝ ｝ ｝ ｝ ｝ ｝ ｝ ｝ ｝ ｝
　　　　　　　　　　＞'´Ｏ　　 　 　 　 Ｏ／／ 　 　 　 ｀丶　　　｝ ｝ ｝ ｝ ｝ ｝ ｝ ｝ ｝ ｝
　　　 　　 　　. '´／　　　　,　´　 　 ／, ´ 　 　 　 　 　 　 ヽ　 し'し'ししし'しししし'
　　 　　 　 ／,　´ 　 　　／　　　　/ /　　 　 　 　 　 　 　 . :∨ヽ丶　　　　　　∨
　　　 　 ／／　　　　　/　　　　　/ ,' 　　　　　　　　 　 　 . : :|　　＼ヽ　 　 　 　}
　　 　 /　/　　　　　　′　 　 　 '　′　　　　　　　　　　 . : :八_j　　 〉〉　...:/　　|
　　　 ′.'　　　　　 . :i: : : . .　 　i　:　　　　　　　　. . . : : : :./　　ｌ: .　ｉ ｉ　　　　　 }
　　 　ｉ　i　　　 . : : -‐i‐‐=: : . . .i　i　　　　 　 . . . : : : : : :ｲ　-‐ }: ./j i　.:/　 　　l
　 　　{　: . . . : : : : : -:‐=: : : . . . :　i　 　 . . . : : : : : : ／　　-‐　|:　 j ｉ／　　 ,′l
　 　 八　', : : : : : : : : : :',: : : : : : :i　i: : : : : : : : : : : ィ 　 　 　 . : | 　 : ｉ　　　..:/　l
　　　　 ＼＼ : : : : : : : : :ヽ: : : : : i　i: : : : : : : : :ィ　　　 　 . : :／}:　 ｉ i　.:/ 　 　,′
　　　　 　 ＞rー-- ─‐‐=' ＞ー‐t r‐─=' 壬　　　-‐ . : :／　,′ .ｉ ｉ／ 　 　 j
　　　　　 　/｝iＯ丶 　-　 　-‐'　Ｏｉ ｉ　　　　　 　 -‐'. : : :/　　j　 　: i　　　　 〈
　 　 　 　ノ､.| i: : . . ー-‐ 　　‐‐ 　i i　　 　 　 　 丶: : :∨　　/　 　/,' =ｰ-　　j
 

　　　　　　　　　　　　_　-=ニニニニ- 　._　　 ∧
　　　　　　　　 　 ／ニニニニニニニニﾆ＼ / ∧
　　　　　　　　　/ニニニ=--　¨ ￣ ¨ -ニﾆ/∨　.〉＿_
　　　　　　　　 .ニニア´　　　-=-　_　　 寸|_厶＜　　 |
　　　　　　　　 {ニｱ ／ / /　　　　 ｀＼　＾`､　 　 ＼,/
　　　　　　 　 ⌒/ /　 / .′　 ' 　 、　　V /∧　　　 :,
　　　　　/ ／ ｨf∨　 ,′i|　　　' 　 ＼`､ ∨　iﾄ､　 :　′
　　　 　 | 　 |　i|｜　i| 　 ',　　　'　 　 /∧ ∨小ﾊ　|　i|
　　　 　 | 　 |　i|｜　i| 　 ‘，　　' 　| 、　i|　∨| | | j|　八　　（今は姉さんも親も理解がありますが将来年をとって
　　　　 ∧　 V∧i 　 |　.ﾄ､-‐ 　 |i´厂＼i|　｜|ﾘ Ⅳ./|
　　　　 i ∧　 V∧　 ∨厂＼＼ |i/.ｨt示ｧ　 |/{　/ f_ﾉ　　　　老害こじらせたり利権に目がくらんでダンジョン事業で
　　　　 | i ∧　|V∧　弌¨t苡⌒`　＾¨¨´i|　,小j./ |i乂___
　　　　 | L__j /　V |　ﾄ､＼　　　､　　　 ﾉ.ｲ(/ / .八 、　 〉　　うまい汁吸おうとしだしたり、あるいは姉さんが跡取りに恵まれなかった時
　 　 　 厂 ／　i　}人 Ｖ圦｀　　､　 ノ　ｲ(小∨ /　 .)　、′
　　　　乂f{　　 | 从 j〉 ＼ ＞　. ＿／(　 ｀寸./　／　　)　　　私を呼び戻してスペアにしようとしても……この状態なら
　　　　　.八　　∨ 乂_ﾉ ハ厂¨|　r一 ⌒) .人,／　 ィｆ´
　　　　　 ゞ==ミ ∨厂{ i{／i_∧L_j∧　,/'⌒弌　 (__j廴__ﾉ　　私を使って直接チクホーダンジョンは乗っ取れないし
　　　　 //　乂_,)ﾉ |/¨ア¨´　 i{ ｱ⌒ V＿＿ｊ圦＿__ノｚ<　
　　　 └{_/_/_{_{,／∠＿　 -く_〈__　　 ｀寸､¨ 厂[i[i[i[i[i[j　　　私を跡取りにはできない……むしろ私の子のほうをってなる
　　　　　｀7　ア´　　／＼　　 ｀＜__＞ ､ |´　i{ | | | | | | {
　　　　　 :　 ′　　/ (__） 　 ‐===- ＼i　ヾ　 Ⅵi| | | | | i}　　それなら、引き剥がされない）
　　　　　 |　{ 　 　 |{　　　　　　　　 (__)}! 　 　 |寸＾¨＾¨｢
　　　　　 | 八　　　’， __　　 _ 　 　 　 ﾘ 　 　 ;　‘， 　:|
　　　 　 /　 j{ﾆr=ニi{￣　 ‐==　ﾆ- ∠　 　 _人　}| 　 i|
　 　 ｒ‐┘／　 j　　 i{　　　　　　　　j厂¨¨¨7　 |　}i 　 i|
 

.　　′　　　　　/　　　　　　/　　　　　　 /　 ,　　　 　 　 | 　 　 　 '，　　 ∨‘，
　　l　　　|　　〃　　　　　　　　　　　　　/　 /　　　　　　 ﾄ､ 　 　 　 ',　　　'/
　；.|　　　|　〃.{　　 l　　　.| 　 __＿,,斗''^l¨7　　 　 ｀''～x､,_　　　　　',　　　! ；　　（これでやる夫さんの側にずっといれてしかも秘書だと
. 　 '　 　 | 〃　!. 　 |　　　.|''^´　 ,ｲ//u. | ﾊ　　　　　|　从　', 　 　 　 ',
　　ﾍ　　 |∥　 l'， _| 　 　 | |__／_/ｲ―. | { }　 　 　 ｧ//‐＿_| 　 　 　 !　　 l　　　毎日毎時間がプレイみたいですし
　　：ﾍ.　 |　　　', V-',　 　 ',寸¨¨灯芯ミ､!.{ }　　 / ,ｨ竓屶¨ｱ}　/　 　, | 　　| ；
　　　 ﾍ　l 　 　 ﾍ{　 ﾍ　　 从` _乂’ノ＿乂}　　/.ｲ　ゝ’ﾉ_ｲ.ﾉｲ　 　/| |　　 }　　　やる夫さんから性的な目でいつも見られてると思えて
.　　　　}/　　 　 从、 ',)ｈ、 　',／／／／　j_／ィ／／／／ // 　 ∥ﾚ'　ヽ ∨ /
.　　　 / 　 　 ／ /ヽ}h| 　 ＞｡ゝ u／／／／／{〉／／u／//　　〃　　　 　 ∨ ‘，　素敵すぎます）
　 ’／　　 ／　 /　 }: :|　　　ヽ ｀''　 　 　 　 　 /　　　　_／ｲ 　 〃.　　 ＼　　 ＼
. ／　　 ／　　 /　　}!､|　', 　　＼　　　 ｧ―､､__,ｨｧ　　u-=彡ｧ,ｲi{.　　　 　 ＼　　 ` ､
　　　　　　　 ,ｲ/.　 从jﾊ. ﾊ　　＼ﾐh､　`'ー''} ｀Y　　 　 .ｨ(　　 {　ヽ.　　 　 　 ＼　 　 ` ､
　　　　 　 ／ /＿,ｲ ノ ｉﾍ V Y.　 ヽト､ u. 　 }　 ﾚ^`'＜: :}ハ　　＼　＼　　　　　 ＼　　　 ｀ヽ
／　　　 / 　/＿__^^''～＜ゝ.}　　　ヽ　＞｡._} / ,―- ､､`Y__'，ﾄ､　`＜ ＼　　　　　 ヽ　　 　 ∨‘，
.　　　/ .{ ／/〃∥/≧s｡,,_ ,ｲ　/ ﾉヽ '，､　 ', V　＿＿,,　V　ヽ二` ､　｀ヽ＼　 　 ', 　 '，　　　'/
.　 　 {　く.//〃∥ //　＞'´　 /／　 ﾊ ',　Ylﾊ {/ ＿__　　〔｢｢｢｢｢ ヽヽ ヽ.　Y ＼ 　 ', 　 }! 　 　 } ；
　　　乂/　^^''～､// 人.　　 人 ﾍ　　 jﾉ ///八/￣　　.ノ| | | | |ﾊヽヽヽ} 人〉〉ﾊ　 |　 ﾊ　 　 /
 

　　　,　―――――　、
. 　 /.―┐　　　　　 　.'＾Y⌒i
　　| 　 ノ　―　ツ. … i　　 ノ
　　 `ー―─―――　.ﾞy'´
 

　　やる夫の側にいること＞＞＞＞＞こえられない壁＞＞＞＞＞＞実家や政治的なあれこれ
 

　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 -----
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　　　　　　　 .: .: .: .:/.: .: .: , .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: :V/.: .: .: .: .:i
　　　　 　 　 ｉ.: .: .: ' .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:.V/.: .: .: .:.:}
　　　　 　 　 |.: .: .: .: .: .: .:.i.: .: .: .: .: .: .: .: .: .:'，.: .: .: } : .: .: .: .::　　　それはまぁ……妾だのなんだの、そういうのも含めて
　　　　 　 　 |.: .: .:i .: .: .:./|.: .: .: .: .: .:＼.: .: .: :Ⅵ.: .: }.: .: .: .: .:'
　　　　 　 　 |.:ｉ.: .:{.: .:__:'__{.: :.､.: .: .: :､.: .:ｉ､.:_:_i_Ⅵ.: :}.: .: .: .:/　　　　家を守るのが女の仕事というのは理解してますが
　　　　 　 　 |.:|.: .:{.: .: .:i 八｀:{ ＼.: .: :i＼{´＼{　Ⅵ/.: .: .: .:'
　　　　 　 　 |.:|.: :八.: : {笊示ミ、 ＼.:{　ィﾁ示笊}/.: .: .: :/　　　　　　いいんですか？一番年下で一番あとから来たんですよ？
　　　　 　 　 |.:{.: .: .: ＼{　乂ツ　 　　ヽ　乂ツ　/ .: .: .: /{
　　　　 　 　 |八.: .: .: .从　　　　　　　　　 　 _ノ.: .: .: .: '.:乂
　　　　 　 　 |⌒'，.: .: .:込、　　　 '　　　　　⌒7.: .: .: 人{⌒
.　　　　　　　 　 ∧.: .: .: .:个: .　　r__ ，　　 ｨ /.: .: .: ' ⌒ヽ
.　　　　　　　 　 /∧.: .: .:.八　 ＞　 _　 ＜ {/: .: ／
　　　　　　　　　　/∧.: :{ ⌒__ 「{/{ 　 　／7.:.／
.　　　　　　　　 　 　 　 ､V ﾆﾆ7/＼__／//イ/ニ>､
　　　　　　　　　　　　　_/ﾆニ///／^＼///7ﾆﾆ∧＼
　　　　　　　　　　 -=ﾆ7ﾆニ//／/////V//ニニ∧-=〕iト _
.　　　　　 　 r＜ニ=-/ﾆニ〈／{//////人/ﾆニﾆﾆ∧-=ﾆﾆ〕iト _
.　　　　　 　 {ﾆニ=-〈_＿／-=ﾆ>､//／ﾆﾆ>､_＿ ／-=ﾆニニ/ﾆ}
.　　　　　 　 |ﾆニﾆ=-／-=ﾆニﾆﾆУﾆニﾆ=-＼-=ﾆニニニ/ニﾊ
 

※結婚相手は家の事情で選びわかれられないので下半身や感情で妾を選んで代償行為をするのがわりとメジャーなシステムでした
 

　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 .....:::::::::::￣二ﾆ=___
　　　　　　　　　　　　　 　 ／:::::::::＞-‐…‐- ミ::::＼
　　　　　　　　　　　　 　 /:::::::::::::/＜＿＞―＜＼::::'，
.　　　　　　　 　 　 　 　 ::::::::::::::/ ＞――.....＜￣＞:::'，
　　　　　　　　　　　　 /::::::::::: /::/ ::: /::::::/::::::: ＼＜ |::
　　　　 　 　 　 　 　 /::::/:::::斗:⌒／|:::::::|::::::::::::::Λ　|::::}　　　そこで正妻風をふかしたり
　　　　　　　　　　　/::::/ :::::::::|笊竿ミ::::: |:::::::/⌒::::∨::/,
　　　　 　 　 　 　 /::::/::|::::::::｜ﾋソﾉ |人:|::::笊ﾃﾐ:: /::/ :::'，　　「自分が一番最初にあっていた」と言わずに
.　　　 　 　 　 　 /::::/::: |::::::::::ﾄ::::　 　 　 |/ ﾋツ ﾉ/::/| :::::::',
　 　 　 　 　 　 /::::/:::::: |::::::::::|　　 　 　 ′ ｀:::／:::|:: |::::::::::}　確認をとるあなただから安心して正妻を任せられるんですよ
.　　　　　 　 　 ::::/| :::::: |:|:::: 人　　 ､,,ｙ┐　 ..::::|::: |::ﾉ ::::: /
.　　　　　　 ,　:::::::::|::::::: 斗|:::::|:::＼　　| { ..イi:i:リ:: ﾉ::::::::::/　　　……お見合いまでしてるので形式的には一番順当ですしね
　　　　　　/　{:::::{ 乂厂＼|:::::|:::::ﾉ 〕瓜 ∨/)／／::::::::ﾉ::{
　　　　　 ;′　／⌒＼...... |ﾉ:ﾉ:/〈＼＼　＼／⌒):::／＾寸
.　　　　　{　 /..................＼＿.{::( 〈＼　 　 　 ∨/::/............∨
　　 　 　 　 {_　-=＞'^￣-､ }:::ﾉ:Λ　　　　　 |:{::::|................|
　　　　　 ／二／　 　 　 ⌒┐　 Λ＿／⌒ ＼八 ........... |　　_　- 、
　 　 　 /二{⌒―┐　　 ,.ニニ⊃ 〈　.................../.....)........._｣ -ﾆﾆﾆﾆﾉ
. 　 　 /ﾆ／}............}―＜ﾆニ| ..........∨　...........Λ......_　‐ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{
　　　 {／ニ|......... Λﾆﾆﾆﾆﾆ| ............∨　.............}／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾉ＼
.　　 /ﾆﾆニ|......../ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ｜............Λ/　........Λﾆ-　_ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}
　　/ﾆﾆニ-|...... { ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ｜........./{()}〉　.......＼}ﾆﾆﾆﾆ-　_ﾆﾆﾆﾆﾆノ
.　/ﾆﾆニ/-|...... { ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ｜................Λ ............ ＼⌒＼ﾆﾆニ-　_く
_/ﾆﾆ二/二|...... { ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼ ............ | Λ .................＼...｢＼ﾆﾆﾆﾆニ-_
{ 二二/二-|...... { ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ-＼ ...... |ニﾍ........................ |ﾆﾆ＼ﾆﾆﾆニﾉ
二二/ﾆﾆ-人 .. { ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ-＼/|ﾆﾆΛ ................ ノﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}
二-/ﾆﾆ二二＼{ ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ /ﾆﾆﾆﾆﾆ＼....... ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}
 

　かくして正妻の座をまほが「勝ち取る」のではなく「託された」という形式で引き受けることとなる。
 

　これは争って勝ち取ったわけでなく「譲られたもの」であるがため妾と本妻の距離感や立場というものが
 

まったくもってかわってくる、必要なことである
 

　|: : : ,': ' : : : l : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ', : : : l
　|: : :,': '.: : : :.| : |: : : : : : : : :.|: : : : : : : : :ヽ.: : : :.|: : : :|: : : :|
　|: : :l: |: : : : :| : |: : : : : : : : :.|: : : : : : : : : : l : : : |: : : :|: : : :|
　|: : :l: |: : : : :|ｌ : ',: : : : : : : : |: : :l: : : : : : : :|: : : :|: : : :|: : : :}
　|: : :l: |: : : : ハ: :l: : : : : : : : |､: :丶: : ヽ: : :|: : : :|: : : :|: : l/
　|: : :l: :',: : : l-ミ:_ﾄ､: : : : : : : '､＼: ',ヽ;斗-─‐:/: : : :.|: :/　　　……わかりました、そこまで見込まれたのでしたら
　|: : :l: : ',: : :l　 ∨⌒ミヽ: : :.lヽ〉''¨＼ ＼): ｌ : /: : : : :l:./
　|: :.l:.', : ', : ﾊ 　 　 　 ＼: : :|　　 　 　 　 V: / : /: : :八　　　　正妻、謹んで引受させていただきます
　 V:l: :', : ',: k ¨`ｰ==='^　＼{ 　^¨ｰ===''¨ア : /: : : :}:＼
　　∨: :', : V＼､　　　　　 ,　　　　　　　／７: /: : : :/ ￣　　　　外向きの体裁では私が一番上ですが
　　　V: :',: : : : : :､　　　　 ′　　　　　　　/: /: : : :/
　　　 ∨:.',: : : : lﾉ＼ 　 　 f⌒ 、 　 　 ／: /: : : :/　　　　　　　内々には五分五分の姉妹ということで
　　　　 V:.',: : : /　　＞　 　 ー'　 　 イУ/: : : :/
　　　 　 ∨: :∨_,,..-‐' //}＞--＜　ノ/:/l : : : /＿
　　　_,,.-‐Ｖ : |lﾆ//ﾆ//〈　　 　 ／//'//: :／||ニニ=-　　__
　　 /_/ニ-V:.|_//ﾆ///r==v=く//////: /ﾆﾆ||"'''- ．._ﾆﾆfﾊ
　　 {={ニﾆﾆV//ﾆ={ﾄ､/////∧/////:/二ニ||ニニニニ/ﾆﾆ
　　ﾉﾆ{=lニﾆ//ニﾆ{/ノ///|//∧///l/ニニﾆ||ニニﾆﾆ/ニﾆﾆ
　 /二{=ｌ二//ニニﾊ/////|///∧/ニニニニ||ニニ|ﾆ{lニニﾆ}
 

　　　　　　　　　　　　　__　　 ----　　___
　 　 　 　 　 　 　 　 /ﾆニニニニニニニニ=-__
　　　　　　　　　　　 L-=ﾆニニニニニニニニ=-_
　　　　　　　　　　　 {⌒＼-=ﾆニニニニニニニﾆV
　　　　　　　　　 　 人ﾆﾆ=-￣＼_＿-=ﾆニニニﾆ}.: ＼
　　　　　　　　　　. : .: .:/-=ﾆニニニニニ=- __-=V.: .: .:＼
　　　 　 　 　 　 /.: .: :/.: .: .: .:￣.: -=ﾆニニニニ人.: .: ＼: .:.
　　　　　　　　　'.: .: .: .: .: .: .: /. :.: .'.: .: .: .: .: i:￣.: .:.'，.: .: .､.: '，
　　　　　 　 　 .: .: .: .:i : .: .: .: .: .: .:ｉ..: .: .: .: .: |.: .: .: .: i .: .: .: '，:V/　　　そういうことですので……外ではこの距離でいさせてください
　　　　　　　　 ｉ.: .: .:..|.: .: .: .: ｉ.: .: .{.: .: .: .: .': |.: .: .: .: }.: .: .: . i.: .:V/
　　　　　　　　 {.: .: .:..|.: .: .: .: {.: .: .{.: .: .: :/..: |.: .: .: .‐}- .: .: .:}.: .: ∨/　　……みせつけるようでごめんなさい
　　　　　　　　 {.: .: .:..|.: .: .: .: {.: .:斗-‐ :/.: .' {.: .: .: :八.: .: .: :, .: .: .:V/　　
､　　　　 　 　 ∧ .: .: |.: .: .: .: {.: .: :{.: : /}.:./}:八.: : ｨ示}.: .: :/.: .:､.: .:∨/　　でも、夢だったんです……にいさ……やる夫さんのそばにこうやって
/＼　　　　　　/∧.: .:{.: .: .: .:八.: :笊示㍉ /　 }.:./ﾋﾂ }.:/}/.: .: .:{＼.: V/
///＼　　 　 　 /∧.:八.: .: .: .: :＼乂ツ　　 　 }/　 .:.:ﾉｨ:/.: .: .: : V/＼V/　　「妻」として立つのが……一緒に、同じ目線で歩きたかったんです
/／￣}　　　　　　　}.: .: :､.: .: .: .: .:.＼.:.:.:.:　　 /　 '　 ,.: .: .: .:i､.: .: V/　}:
/////{　　　　　 　 ,.: .: .: :＼.: .: .: .: <⌒　　　_ ,　　ｲ^＼: .: }^＼.: '，ノ
/////i　　　　　　 /.: .: ｨ.: :}^＼.: .: .:个:_:_. .　_　ィ __＿　 }.:/　　 '，:.
/////{　　　 　 _ノ.: ／ﾉ／　　 {＼.: .乂//>､_//Vニ＼ﾆV　　 　 }.:.}
//// ﾊ　　　　⌒¨´ 　 　 　 r<＼/〕iト⌒//「/＼∨ﾆﾆ〉ﾆ'，　　ノ.:/
/////∧　　　　　　　　　 ／{ﾆ=-＼//////|///Ⅵﾆﾆ|∨∧ ⌒¨´
////// }　　　　　　 　 ／-=|ﾆニﾆﾆ〕iト///|////'|__ ﾊﾆV:∧
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　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＿＿＿
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　　　　　　　　::.:|::.|:: ィ|::|::⌒::|::.::|::.:⌒::.ト|::.::.::|:: /,　　　　仲がいいことで何よりですね……
　　　　　　 　 |::.|::.|::.::.:|氷笊::|::.::|::.笊氷::|::.::.::|:/::.:,
.　　　　　 　 /|::.|::.::.::Ｙ{ Ｖツ 从::|/ Ｖツ }Y: /:|::.::.:::　　　　ええ、どうぞ……大事なのは棲み分け、ですし
. 　 　 　 　 .::.:|::.|::.::.:|从 ;;　　　､ 　　　;; 从/::.| :: /|
.　 　 　 　 ::.:/|::.|::.::.:|:|::.:.　　　　　 　 　.::.::.::.|人::.::.|　　　　夫婦仲がいいことのアピールも大事ですから
　 　 　 　 ::/::.|八::.::.|:|::.个:. 　｀　´　..:个::.|::.|::.::. /:|
.　　 　 　 / ::.:|::.::.＼|从::|::.:| ＞r＜｜::|::.::|::.|::.::/ ::|　　　　　気になさらず、どうぞ……
　　 　 　 ::.: /从::.:: ｢ √　ノ　　　　人::|::.::|::.|: /::.::.|
　　　　　|::./'´ Λ::.:|　{　　　　 　 　 　 |::./:: |/ヘ ::|
　　　　　|/ 　 　 ∧| 人 ￣｀　　 ´￣　|/⌒ﾉ　　 ﾉ＼
.　 　 ／.′　　　　　 　 ＼ｰ――／　　 ／　　　　　 }
　　 〈二{　　＼　　　　　___＞'⌒＼⌒7　　　　　 　 _ﾉ_
.　　　〉こ＼ 　 ∨ 　 辷.二　 　 　 ∨　 __彡　　　_j二}
　　 ｛__/ 二＼./　　_/　 　 ＼　　　 ∨⌒　　　__j二二}
　　　ｱ　二二√ 厂{　　 ＞ｰへ __　 ﾉ∨　 __j二二二｢
　 ／　二二　{／　人_／ ﾉ　　｛__／ 　 ∨二二二二j
　{　　ﾆ二广´　　　　　／　　　 ＼　　 　 ＼二二辷{
　{__／ニ/　　 　 　 ／/　 　 　 　｛　　 　 　 ＼二二｝
　{二二/　　　　 ／　/ ／ 　 |　　 ＼　 　 　 　 ＼二＼
　{/二/　　　　　　　/　　　　 | 　 　 Λ　　　　　　 }ニニ}
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　-‐::::::::::::::::‐-　_
　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／,ｨ≦三三｀丶::::ヽ::::丶
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／／厶彡イこ二ヽヽ::::',､::::::＼
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ':::厶‐　￣｀＞....､ー} l}:::::}∨:::::::::.
　　　　　　　　　　　　 　 ':::/:::::::::::::::::::::::::::::::::＼ l}:::::} ∨::::ｌ:::::.
　　　　　　　　　　　　　/::/::::::::l:::::::::::::::::l::::::::',::::::l}:::::}　|::::::l:::::::..
　　　　　　　　　　 　 , ‐ｧ':::::::ｌ::ｌ::::::|ｉ:::::l::L::::::::',:::::|:::::|　|::::::l::::::::::.
　　　　 　 　 　 　 ／ ,ｲ{:::::::::'⌒l:l::|ｌ:::l:l::|::｀ヽ:::',:::|:::::|　|::::::l::::::::::|
　　　　　ｨﾍ　　 , '　, ' 从::::::::ｌ､_从ハ从ﾊ::::::::::::}::|:::::|　|::::::l::::::::::|　　　（正妻との仲が良好であればあるほど
　　　　_r入 ＼/　/　/:::::Ｖ:从､､　　　　ヾ==ミﾉり::::ﾊり::::::l::::::::::|
　　　 { { {　)　 ヽ/　/::::::i:::Ｖ:{　´　　　　' ' ' ' ' /:::::j　ｌﾘ::::::l::::::::::　　　　背徳感がまして禁忌の味わいが深まりますしね）
　　　ﾉ､ヽy′ 　ﾘ　..::::::::l:::::八　　 　 　 　 　 //:::::}ィ/::::::ﾘ::::::::::
　　 /　r´　 　 / /:::::::::/|::::::::::丶 ﾏ 丿　 　 /小::::l}ﾉ:::::::/::::::::::::
　　 } 　 　 　 / /::::::::::{::i|:::::i:::|::::丶　　 _　 　 7::::::}v::::::/:::::::::::::}
　　 |　　　　/ /:::::::::::::{::i|:::::l:::|:::::::::::¨¨::、 　 /::::::,′:::::::::::::::::::/
　　 :.　　　 l-､{/{::::::::::|::i|:::::l:::|＼ミ=- ｡ﾟ} 　/:::::::,′::::::::://￣｀丶
　　　　　　 |ノ}ll {:l:::::::从l:::::::::丶 {从 ｡　　/:/:::::,':::::::::／/╋┼╋ ､
　　, |　　　 ） {　乂从::/ ヽ:::::::::;小{　｡　./:/|l:::::::::::::ｨ/:/ ┼╋┼╋
　　l |　　　ﾉ　| 　　 -く 　　ﾏこ幺人 ﾟ｡/:/ 小::{:::/ﾘ||:/ ╋┼╋┼╋
　 ﾉ |　 ／ 　 | r‐く╋ ＼ 　 }l>ク州k､ﾟ{:{　|:ﾊ:::V彡||:{┼╋┼╋┼╋
　 {ノ⌒　　　 }r╋┼╋┼＞´ {州州ﾉo::{ﾆ|:|幺寸刈:{ ╋┼╋┼╋┼
　　＼_／　　弋、 ┼╋ '´　 　ﾏ州/ /ヾｰ寸彡:ヾ^∨ ┼╋┼╋┼╋}
　　　 }　　　　 三 ╋ .,′　　 　 Y o/辷辷人´　＼ﾐ∨╋┼╋┼╋┼{
　　　 :. 　 　 　 三┼ '　　 　 　 / ./　 　 　 　 　 　 　V┼╋┼╋┼╋
　　　　{　　　　　三　{　　　　　 lo/　　　　　　　　　 ヽ}╋┼╋┼╋┼╋
　　　　 :.　　　 　 三 や　　　 　{ {　　　　　　　　　　　} ┼╋┼╋┼╋┼}
　　　　ミl　 　 _ ィ 三 乂　　 　 V{　　　　　　　　　 　 } ╋┼╋┼╋┼╋}
　　　 三三|⌒╋　 三　 ≧‐ゝ　ヾ､　　　　　　　　　 ﾘ ┼╋┼╋┼╋┼{
　　　 三三|┼╋┼ 三 ┼╋ } ＼^乂　　　 　 　 　 ｲ╋┼╋┼╋┼╋┼
　　　 三三|┼╋┼　三 ╋┼丶　　　≧＝=＝≦　/┼╋┼╋┼╋┼╋}
　　　 三三|┼╋┼　 三 ┼╋　＼　　　　　　　　 / ╋┼╋┼╋┼╋┼}
 

　　 ＞'ﾞ´:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼
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⌒ヽ　 .::/　　.:/　　:/ 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　 　 ':,::.　　 ､
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　./　.:/　　.:/　 　 | 　 　 　 　 　 　 |　　　　　　':,　　 ',::.
::/　 :;′　.:;′　＿|＿ 　 　 　 　 　 |　　 |　　　　':,:　　',:　　　|
｜　::|　 　 |　／ .八　`　.|:　　　　 /| ￣.八￣＼　!　　:|　　　;
｜　::!　 　 |　　 /　 .＼　.Ⅳ　　　; ::j　 /　 ＼　　 |　　:|:　　 ;　　（ですよねー！仮面夫婦相手の離婚してないだけの相手とじゃ
｜　 |　　　|　 , '　　　　＼! V 　 ,' 厶イ　　 　 ＼ .|　 ..:|　　/
｜　 |　　　|／　　　--　　　 ＼/ 　　　--　　　　`.! 　 .|　 ,　　　　背徳感が足りませんもの！社長には愛する奥さんと家庭が
: ',　 .!　 　 |　,彡三三三　　　　　　　三三三ミｘ ;′　;′/
　∨　､　 圦ィ㌢￣￣　　　　　　　　　　　　　`㍉ 　 /　 |　　　　　満たされているはずなのに湧き出る獣欲が私を……ふぅ）
:　 ∨　＼　 ＼/////）　　　　　　　　　　（////厶 仆､..:{
:.　　}::. 　 ＼　 {　　　　　　 ＿＿　　　　　 　 　 　 }　} Ⅵ:、
::..　 圦　　　`T`　　　　　 /:::::::::::}　　　　　　　　　,: ノ　∨ ＼
::::　 }　＼:　 八　 　 　 　 乂::::::ノ　　　　　　 　 イ:/::. 　 ∨　ﾊ
::　ノ　 　 ＼:.　＼‐-　...,, _　　　　_,,..　-‐ '7"´　.::ハ::.　　.∨　:!
　从::.　}::.　 У　 }___/ミｈ､_￣7ミﾒ､--､/:.{::.　 .:/　 ∨:.}　 :}／
}　 } ＼:!ヽ／　　 }[[「＼::::/ Ｖ:::∨:/]]]]＼乂__ :乂_　 У　:ﾉ
　ノ 　　 （:.　　／[[[|　 У⌒天⌒＼`''＜]]　 .｀ヽ .:ヽ′／
⌒　　　　 ヽ:/|　　　 ./:＞'ﾞ´O ` "⌒　}　 }　　ノ:.　ﾉ:..（
. ｚ ー― 、
. i　‐ﾋヽﾞ｛
. }　(」 ）｜
. |　l エ　{
. }　| C､｜
. | 　 お ｛
.└(⌒⌒）
. 　 ＼／
 

　とまぁ三人が三人とも出来物でありそして同時に２人ほど業をこじらせていたこともあって話はうまくまとまり……
 

　新しい第一歩を円満に踏み出すことができるのでありました
 

　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 _　-=:::::::::::::::::::::=-　_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
.　　　　 ／￣￣￣＼　　　 　 ___／:::::／⌒二ニﾆ=-　_:::::::::::::::::::
　　　　 |.............................￣]_／／:::::／二二二二二二二＼:::::::::::::::
　　　　 |...................................|　/:::::／:::::::::::::::::::::￣~^''＜ニﾆΛ::::::::::::::
　　　　 |.....................}........... |,/:::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::＼二}::::::::::::::::
.　　　　∨.............. ⌒＼＿/::::::::::::／|::::::::::/::::::::::::::/:::::::::::::∨:::::::::::::::::|
　　　　　∨......................Λ |::::::::: ￣＼::::::/::::::::::::::/Λ::::::::::/::::::::::::::::::::|　　　（まほさんには私達の立場も認めてもらう分
.　　　　　 ∨.....................Λ| ::::::: |＿ |::＼::::::::::::::/::: ＿＿/::::::::::::/(＼:|
　　　　　　 ∨ ............... ＿| :::::::ｆ广灯ﾐ::|::::::::|: /￣::::::|:::/::::::::::|/:::/＼＼　　　こちらもあちらを立てないといけませんしね
.　　　　　 　 ∨...........／ﾆ八:::::::　乂ツ人::::::|/ノｧ==ミｘ:::::::::::八/　／￣}
　 　 　 　 　 Λ.....／ﾆ二二|＼:{⌒　　　 ＼|　　乂ツ 》::::::::/::｛　/......⌒＼　　なにより私達がギスギスしたところで意味ありませんし）
.　　　　　　 /ﾆ／ﾆﾆﾆニ二|:::从u　　 丶 　 　 　 ／:::::::::::/r―　{...................＼
.　　　　　　 ／ニ二二二二|::::::込　　　　　　　　⌒/::::::::/:::::７⌒V.......................,
. 　 　 　 ／ﾆﾆﾆ二二二／.|:::::::::::|＼　 ヽ　　　　 /::::::::/＿:/ﾆﾆﾆ|.......................|
　　　　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ .. 从::::::｜　＼_　..... ＜/::::::::/／ 〈二ﾆﾆ|.......................|
.　　　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{............＼::|　ﾉ　　 　 　 /::::::::::{...........∨二 |.......................|
　　　|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/／..........　＼.　　　　 　 {::::::::::::| ......... {ﾆﾆ.人.....................|
　　　|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/{...................|　 　 　 　 　 人::::::::::| ......... {ニニﾆ＼ ............ |
　　　|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ ......... ＼|　　　　　　　／ ＼::::| ......... { 二二二 ＼_.....ノ
　　　 ＼ﾆﾆﾆﾆﾆ二/.................. . ＼＿＿＿／　　 　.＼.........人ﾆニ二二二二＼
　　　　　＼ﾆﾆﾆ／ .................................................................................... ＼ニニニニニニ＼
. 　 　 　 　 ＼ √.....................................................................................}／ニ＼ニニニニニニ|
.　　 　 　 　 　 {............................＼＿＿........................................／ニニﾆﾆ)ニニニニニノ
 

　　　　　　　　　　　　_　-=ニニニニ- 　._　　 ∧
　　　　　　　　 　 ／ニニニニニニニニﾆ＼ / ∧
　　　　　　　　　/ニニニ=--　¨ ￣ ¨ -ニﾆ/∨　.〉＿_
　　　　　　　　 .ニニア´　　　-=-　_　　 寸|_厶＜　　 |
　　　　　　　　 {ニｱ ／ / /　　　　 ｀＼　＾`､　 　 ＼,/
　　　　　　 　 ⌒/ /　 / .′　 ' 　 、　　V /∧　　　 :,
　　　　　/ ／ ｨf∨　 ,′i|　　　' 　 ＼`､ ∨　iﾄ､　 :　′
　　　 　 | 　 |　i|｜　i| 　 ',　　　'　 　 /∧ ∨小ﾊ　|　i|
　　　 　 | 　 |　i|｜　i| 　 ‘，　　' 　| 、　i|　∨| | | j|　八　　（そういうことです。大事なのは棲み分け
　　　　 ∧　 V∧i 　 |　.ﾄ､-‐ 　 |i´厂＼i|　｜|ﾘ Ⅳ./|
　　　　 i ∧　 V∧　 ∨厂＼＼ |i/.ｨt示ｧ　 |/{　/ f_ﾉ　　　　いかにやる夫さんに愛されるか。それだけですもの
　　　　 | i ∧　|V∧　弌¨t苡⌒`　＾¨¨´i|　,小j./ |i乂___
　　　　 | L__j /　V |　ﾄ､＼　　　､　　　 ﾉ.ｲ(/ / .八 、　 〉　　形式なんてどうでもいいんですよ、ええ）
　 　 　 厂 ／　i　}人 Ｖ圦｀　　､　 ノ　ｲ(小∨ /　 .)　、′
　　　　乂f{　　 | 从 j〉 ＼ ＞　. ＿／(　 ｀寸./　／　　)
　　　　　.八　　∨ 乂_ﾉ ハ厂¨|　r一 ⌒) .人,／　 ィｆ´
　　　　　 ゞ==ミ ∨厂{ i{／i_∧L_j∧　,/'⌒弌　 (__j廴__ﾉ
　　　　 //　乂_,)ﾉ |/¨ア¨´　 i{ ｱ⌒ V＿＿ｊ圦＿__ノｚ<
　　　 └{_/_/_{_{,／∠＿　 -く_〈__　　 ｀寸､¨ 厂[i[i[i[i[i[j
　　　　　｀7　ア´　　／＼　　 ｀＜__＞ ､ |´　i{ | | | | | | {
　　　　　 :　 ′　　/ (__） 　 ‐===- ＼i　ヾ　 Ⅵi| | | | | i}
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　　　　　 | 八　　　’， __　　 _ 　 　 　 ﾘ 　 　 ;　‘， 　:|
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　 　 ｒ‐┘／　 j　　 i{　　　　　　　　j厂¨¨¨7　 |　}i 　 i|
 

――際どいバランスでなりたったところで次回に続く
 

　　　　　　　　　　　　　j{　 ／⌒
　　　　　　　　　　 -==ミⅥ{∠ ＿
　　　　＿　　　　　_jI斗-==ミ.＼　 ＼＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　はい！レースの結果は３人同着！正妻まほさん！でした
　　／´　　　　,　 ´　　　 __ノ }ﾄ､＼　　 く￣
　 i{　(＿＿__/／く　_　 ￣＼ノ　∨≧s｡..＼　　　　　　　　　　　　　　　　
　 乂＿＿_,／ i{　 ＼￣＼　　 ､　∨∧(￣￣　　　　　　 ＿
　　　＿_ア 　 　 ､　　＼/∧ ､　 ≧=- ﾄ､　　　　　 _jIｋ"⌒}!
　　　 　 j　|　　　 ＼∠__＼}.　＼}Ⅳ∧|　jI斗-==ｆ´　　 　 ,′
　　　_／{　| ﾄ､　　〈　,ｨf笊,ﾊ　　 ∨j{j厂　　　　　i{　　 　 .′
　　　 ⌒ ､ Ⅵ ＼　 ＼ ゞ''　ｊN　ｊk(　i{ 　 　 　 　ｒ　、　　 ′
　　　　　　＼圦t苡ー―　 "从　Ⅵ__i{.　　　　 　 ＼＼　j{
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　　　　　　　,／ 个 /^〉___.ｨ(　　　/　 j{　　　 ___,厂｀ヽ　 .}
　　　　　　　　_ へ/ /　 ア＾j〉　./ 　 _,i{__.ィ⌒ア¨＾　　_.ノ
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　　　　　　　　　　ﾉ,;ﾍ{ ﾍ{　 /{_,....≦Z≧´¨ﾟ￣　　｀ミ,;,;,;,;,｀ﾟミ:.、;≦._
　　　　　　　　　 _ﾉi　 ｀ 」　 寸弩'’_,.。:-=≠7'　　　｀寸;,;,ﾚ' ´.Ⅵ,;,;ﾋ　　くっそ！鉄板じゃねぇか！！
　　　　　 　 　 　 -}ﾚ,;zZ{、　　　;_ ’ -=＝彡'　　　　　佳', '’-　Ⅷ;{_
　　　　　　　　　　ﾑﾟ´_≧ｲ　 _　　　　　　　　　　　　　　　ﾋ _}　i.|,;,;7’　　
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　　　　　　　　　　　　　３連単でかしーふみーまほ
 

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