やる夫はダンジョンで何かを求めるようです 第３話

　　　　　　　”やる夫はダンジョンで何かを求めるようです”
 

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　　さて、変人（推定）パーティーに捕獲されてしまったやる夫……件のモンスターマニアな少女に続いて続々と
 

　残りのメンバーも集まってきた
 

　　　　　　　　　　 r 、 _ ク-r===- 、
　　　　　　　　　　rﾏ ,ｨ'´　,ﾊ　　　 　 ヽ
　　　　　　　　　 ｨ_`ｿ　 ,r i ,　 、 　 　 　，
　　　　　　　　 　 ﾊｲ　/　 Ｖ,ﾏ. ヽ、　, 　 i
　　　　　　　　　 ﾊ　　{ _ーヽｿ ﾒ 、＞。　|　　　　　智が６人目候補を見つけたとのことだったが
　　　　　　　　　ﾊ　.ﾊ {'.匕! /ｲ 'f'^ﾃt　。_＜ _
　　　　　　　　/ ィ　ィ.ﾑ　 　 , 　 ｀´ﾉ　 / ｲ.ｱ'　　　前衛ではなく学者ですか
　　　　　　　　(__＞＿人　 -　、 　7ー,'　｀ー _ヽ
　　　　 　 　 　 {__,　ヽ___}ヽ、_ ＜':7{ /ー-- 。
　　　　　　　。r＜- <　　}三ﾘ三三!.り,　 _＞ '　`　、
　　　　　＜　 ー- ﾘ_＞ ﾄゞﾆ＞'イ/＞ '´　　_　=- 一'
　　　イー＝一-===。＞〆':',.',＞'´=- ≦ --r 、',
　　　　　 /^ゝ,　 　 ﾉ/ //`Y i !||　| .ﾊ　　　ー''7 ’
　　　　　　},´　　　// .,','　 　 i !:|　レ'!’、　 　 {　 }
　　　r==-{ }　　 ｲ:/　ﾄ'　　　 Li:|　 }: |: :＞o。_}　 }、
　　　{　{ﾆ:} '-'´{: :{　 |:|　 　 　 |:|　 }: |: : : :.}　　 }}.}:ﾑ
　　　 ﾏﾏ/}　　 {: :{　 |:|.　　　　|:|　 |: |: : : ﾘ　 　 ',',',/ﾑ
　 　 　 ﾏﾏ|.　　 }: :}　|:|.　　　　|:|　 |: |: : :/　　 　 ',///
　　　　　ﾏﾏ、　 |}: }　|:|　 　 　 |:|　.|: |: :.{-。r--ｭｲ//
　　　　 　 ﾏﾄ、ー}: }...|:|　　_ 　 |:|　.|: |: : ﾄ、/{}ヨ_} ｨ ',
　　　　 rマ- ﾏー}: i　|:|　 <> 　|:|　 |: |: :ﾘ、　　　　ﾑ ',
　　　　　ゝ}、　｀ {: }　|:| 　 ` 　 ',:',　|: | ,ﾉ}　、　_,　　}_}
　　　　　　　アリーシャ（槍使い）
 

　　　　　　／　　　　　　　　フ '　　　　　　　　　　 　　＼
　　　　. '´　　　　 　　 　／　　　　　　　 ／　　　　　　　 ゝ
　_.．'′ 　 　　 　 　　 /　　　　　　　　 '　　　　　　　　　　i
'´ 　　 　　　　　　　　/　　　　 　 　　 /　　　　　　 　　 　∧
　　　　　　　　　 　／　 ,. -　 　 　 　/　 　 　 ,|　　　　　/__j　　 /　　　ふーん……なよっちぃけど
　　　　　　:.:.:.:.::／　 ／　　'　　　　 /　　 　／ | 　 　　,/　ゝ｀ン　
　 　 　 . :.:.:.:.／´｀ﾚ,..イ　　　　　　/　　 ∠ _ _ |　　　 /个´＜　　　　　大丈夫なの？
　　　 .:.:.:.:／　　 ハ:.:│. 　　 　　 | 　／ 　 ｀ ﾌ　 　 /／ﾚ　　 `ｰァ
＿　 :.:.／ 　 　　 |:.:.:.ハ　 , 　　　 ﾚ　__ 二` / ｨ'　 /-_- |:.:.:.:　／　　　うちはただでさえ前衛少ないんだけど
＼厂V　　　　　　l:.:.:/爿､│ 　 　 l弋t;ｫ￣｀j/ |　/ィぁ丁::く¨´
　 ＼　＼　　　 　ゝ.:〉`rｰNﾊ　　　＼､ __　ノ 　j,/　ゝ-' i::ﾄ::|
　　　＼ 　' 　 　 _＿l:廴ゝ__|　　　 |` ' , , , 　　/　 　 )　'v|ﾝ
　　 　　＼!　 r ´ (__ヽ:.:l`ー|　 　「 ` 　　　 　　 　　 　　ﾊ
　 　 　 　 ＼ |　　　　 `'…┤　　ﾄ　　　　 　　 　　　　ｲ　|
　　　　 　　　＼ 　　 　 　 /　 　 |7¨`ｰr ､　　　　ｧ ｲ::Yく_
　　 　　 　 　ﾉ　＼ 　 　 ,' 　　 　|　　　l::::l'ヽ __ ／ /:/ __　 7
　　　　 　γ　　　　＼__ ' 　　 　 |　　ノ:::/　　＼, r＜　　　ｲ
　　　 　　 ヽ　　　　／＼　　　 　| ／::／　　　　　|:::ﾝ　イ　|
　　 　　 　　 ＼ ／　　l　＼ 　　 |':::::/　　　　　 ／´　　 |: │
　　　　　　　　　　　　　ヨーコ・リットナー（シューター）
 

　　　　　　　／:::::::::::/／::i:::::'i,::::ヽ、:::ヽ:::`..、
　　　　　 ／//::/:::::/:::::::::i::::::,i::::::::::ヽ、:`::::::`.、
.　　　　 /,:イ//:::::/::::::::::::i::::::::,::::::::::::::`,:::::::::::::`.、
.　　　 /:/:::i:::/::::/:::::::,:::::,i':::i::::i'i,::::::::::::::`,::::::::::::::`、
　　　//:::::i:::i':::::':::::::/i:::,i'::i,i'i::/ `,:::i::::::::::`,::::::i,::::::::',
　　 i://::/i::::'::::i:::::/ i:::/://i::/　 .',:i_,,::::::::::'::::::'i,:::::,:',
　　 i' i:::ｲ:i:::,:::::i:::/　i::::// .i/-‐ " ii`,::',:::,::::::::;:'i,:::::i,',　　　つってもそこのNOUKINが長い槍ぶん回すんだから
　　 i i::::i:::`,i:::i_i_/≧i;//　 i　_,ｱ'ﾃo~)ｱ::i::::::::'i,:'i,:::;'i,i
.　　　i:::ii::;:::i:::トii てo)ｱ ,　　　　　`".i:i,:::i.,:i,:::::'i,:'i,::ﾄ`、　　下手に前衛、特に長柄とかのやつ加えても事故率は高くなる
　　　 'i:i.i::i:::i::i　i ^~　 /,}　　　　　　 ii.i:i ∧i,,:::'i,,'i,i ii``、
　　　　'i 〉i,:::i:ix,　　　〈 .i、　　　　　 .i .i' i"/`i`x`,i,i i　　`　召喚した「壁」を使い捨てるのと肉わら考えりゃ
　　　　 i/〉'i,'Y-i,.　　　　`i　　　　　　　./":::::'i,:::i,`,i
　　　　 i:ii::;:`::::::i,`、　　 ＿＿＿,　　　ｲ::i:::::::i::i,::'i,``、　　　前衛よりは後衛、それもサポってのは間違ってねぇだろうが
　　　　 iii::i::i:::i:;:::'i,`..、　 ￣￣　　 .／i:::::i;:::::ii::i`i,`,　 `
　　　　 i 〉i::i:/i::i::::'i,::'i,` 、　　　 ／　 i,:::'ii:::::ii::i　 ``、
　　　　 i//从 .}i`:::::'i,:'i　 `ー‐"　　　 'i,ｪ_i,:::'i/
　　　　 " 人 `人_`x" 〉　　　　　　 ./　`x 'i,t,`、
　　　　　　 _...＜::/　 .{j　　　　　　 /　　 / `i,`i,、
　　　_,....＜:::::::::::/　　.'i,　　　　　 ./　　./　　'i,:``>..、
_,..＜:::::::::::::::::::／　　　 'i,　　　　 /　　 /　　　.'i,.::＼::::＞...、
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::::::::::::::::::::::::ﾚ‐^"~~^.ト、.'i,`　y　　 ／＞-＜　 'i,:::::::::`,:::::
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　　　　　　　　　　／　　　　　　　,ﾍ{　,'　　　.／　／　　　　ｌ　　＼　　　　＼
　　　　　　　　 , '　　　　　　　 　 {　.}/　　／　 ./　　 　.,'　 .ﾍ　 　 ＼　　　　ヽ
　　　　　　　 /　　　　　　　 　 　 ゝﾘ⌒./　　 ./ ､､ﾐヽﾘ{　　{.V ､　　　＼　　　 ﾊ
　　 　 　 　 /　　　　／　　　　／ /　 ./　　 ./ゞ　　 　 !　　l　Vﾍ　　　　.＼　　 ﾊ
　　　　 　 ./　　　／　　　 　 /　ノ　　 　 　.,'　　　　 　.l　　.!　.i　ﾍ　　　　　　　　ﾊ
　 　 　 　.,'　　／　　　　 　 /／/　 ,'　　　 i　　　　　　 V　 i　 i　　へ　　　　　　 ＞　､ _
　　　　　　　　　　　　　　　 7　/　 .!　　 　.!　　　　　　　V　.!　.l　　　l ゛＜　　　　　　　　 ゛' - 。.　　＿＿＿＿
.　　　 　.,' 　 /　　　　　　　,'／　　i　　　　i　　―　-　 .　V　i　l　 　.,'-― } ゛ ＜　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　それは……そうかもしれないが
　　　　 ,'　／　　 　 　 　 /!　　 　.l　　　　l 　 　.＿＿　ヽ V.ﾍﾘ　　/　＿　!　 　 l`ト 、　＿＿＿.　-　 ., ｡ "
　 　　 ,'　　　　　　　　／ . i　　　　!　　 　.l　ｨｆ芋示芋ﾐ　　＼ゝ／ｨ示芋ﾐ.}/ 　 l} !　　 ＞　　 ., ｡ - "
　　　 ,'　　　　　　 .／　　　V　 ⌒ i　　 　 i〈　l{ノ:::j::::|　　　/／ 　 l{ﾉ:j::} ﾘj　　.ﾘ !　＜　　　＞　、
　 　./　　　　　 ／　　　　 　 {　　ヽ! 　　　.i　 乂: : ン　　　　　　　戈:ン　/　　/./　　　 ￣￣ヽ　）
　　/　　　　 ／　　　 　 　 　 ゝ　　ﾍ　　　 ﾍ　　￣　　　 　 　 　 　 ￣　/　　/./　　　　　　　　）ﾉ
. ／　　　 ／￣￣￣　　〕　　 　 ＼ , ゝ　　　.ヽ　　　　　　　 　 `　　　 .く　 　＼　　　　　　　／
(　　　 ｨ ´::::::／　　　／( ＿＿ x＜　　 ..,,,,＿ノ　　　　　　　　　　　　　　/＞ｧ、 ＼
　￣ /:::::x＜　　　／　　}　 ／　　 ＞ "|ﾍ、　　　　　　　　＿　_　　　　ノ　 /　.7ヽ　｝
　　 (　　　　　彡　　　 く　（　　＜　　　fj　へ.　　　　 　 "ー　　　　／　　/ ／　　ノ,, _
　　　}＿＿＿　彡　 ／ }　 ＼　　 `　、}lヽ|iヽ`　　　　　　　"　　／ﾉ　　./<　　 べ、　　 ゛　-　,, _
　　　　　　 ＿＞ "　　　}　　　　＞　 ,,ゝニ|ﾆヽ{ﾆヽ ＞　　_　 イ、/　 ／　　＞　　 >　　　　　　　 " - ,,
　　　　　く　　　　　／ ノ　　 ／ 　／ニﾍ＼ﾆﾆ|ﾆﾆVﾆヽ　 Λ/ﾆ ゝ　　＼　({￣￣　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　 { -　―　 .／、　　.ゝ､　 ヽﾆﾆﾆへ`＜ﾆﾆﾆﾆ ﾊ ./ﾆﾘﾆ≧ｧ` ＜, ヽ, 　 　　　　　　　　　　　　　　 〉
　　　　　　￣￣￣／　ﾉ　　　　　`ｙ}＼ﾆﾆﾆへ .` ＜ﾆﾆ.Vﾆﾉﾆﾆニﾘ　／　　)　　　　　＞-　″￣￣￣￣
　　　　　　　　　徒党としてのやる夫の歓迎度：【1D100:35】　低いほどやっぱ前衛が……高いほど歓迎！
 

　　そして遅れてきた２人のやる夫への反応は……いい、とは言えないものであった。
 

　　　　　　　　　 　 　 　 , '　　　　|　　|　,　　　　ｌ　　V 　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　/　 /　　　| 　,', ゜　,'__rミl　　 ‘､　 　　　 ‘，
　　　　　　　　　　　　 ,' 　 ′　 _ 」　/　　,'゛　　.!　 　 　 、　‘　　 )!
　　　　　　　　　　　　,゜　 ′＜＿　/　　 ′　　‘　　　　 }＼　　＼)!
　　　　　　　 　 　 　 ,　　l　　　／/′ 　.l　　　　‘，　　　l　 ＼　　 }ﾄ.，
　　　　 　 　 　 　 　 l　 ::l　　 /／: l　 　 !-‐ 二二¨､ ‘，l..:¨=- }iト _　　‘'＜　　　　　　……それでも最低限自衛できる者のほうが
　　　　　　　 　 　 　 ｌ　 :j　 ／　,'l :l　　　l／勹んi}` ＼‘!　勹iｈ!l 　 }ト　_ 　　¨＝-
　　　　　　　　　　 　 ゜　,′　　 γヾ　　 ‘，乂¨ツ　 　 }ﾄ､ Vﾂ ，．　l　　￣7¨ ／　　　好ましいとは思うがな
　　　　　　　　　　　　 V　　　　ﾉ(　　＼　　'，　　　　 　 ′　　 ，‘，└--／／
　　　 　 　 　 　 　 　 /　 　 ／　 ゝ'" =- '" 　 　 　 　 　 　 　 ，: 　､―┐r‐-ミ､　　　　別に完全に否定するつもりもないが
　　　　　　　　　　　 /　　∠ ＿ < ＜¨个 .､　 　 　 　 -＝　　/:、: :　＼ | :L __　
　　　 　 　 　 　 　 ,'　 ／: : : ツ )＞　＼ ,､ ＞｡ _　　　　　 ／　 ＼: : .　＼┐ﾉ　　　　　だからといって手放しに歓迎！とはいかん
　　　　　　　　　　 `-'’ﾆ＞'"彡ノ| 「￣-,'/Λ,'Λ¨=- .,__／　　　　 ＼:　　/
　　　　　　　　　　　 ＞く__, 斗ﾂ )V　　　　¨'＜/V//flﾄ．　　　　 　 　 l　/斗┐　　　　（長柄じゃなくて片手剣などなら事故率も減るしな）
　　　　　　　　　＞'゛　　 〔二彡'’　　　　　　　　‘'ｒ‐=ﾘ　‘＜　　 　 　 L＞'⌒|
　　　　　　　ｒ'゛ニニニニﾆr‐彡ﾗ＝=-　.　_　 　 └==h}=}　 ‘＜
　　　　　　 　 　 　 　 　 ／l7´　　　　　　　ヽﾆ =- ._　l l}ﾄヽ　,- ､ ヽ
　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　／ Λ　:: ヽ| Ⅶi､V }ﾄ､＼}
　 　　 　 　 　 　 　 ,'　　　 　 　 　 ／　УL.　 Λ　 :: |　V_》_〉( 、ヽ
　　　　　　　　　　 ,　　　　　 　 .／／⌒v‐┘=- ｣ｖ　::.￣　　 ::. ､>､}
　　　　　　　　　　,'　　　　　　 / ./　　,','Λ　　 　 )}　 ::.　　　　::.└ }
　　　　　　　　 　 l　 　 　 　 ./ ./　　 l l{/Λ　　　/‘､　::.　　　　::. ､l!
　　　　　 　 　 　 l　　　　　　| ｜　　 l l//,Λ 　./,/ :ヾ　:::　　　　::. v
　　 　 　 　_　 　 l　　　　　　.l　l　　　.l l////ゝｲｿ: : : l　 ::　　　　　::.v
　　　　　 /Λ　　l　　　　　　 l　l　　　 l l/////ｿ′ : ﾘ　.::　　 　 　 :: }
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､-､ _: : : ／　　　V: : :／l : : : : : : : l／ ' ￣ `　/ｨ : : /‐- l: : : : :,／
:＼ヽ`､; ′　　 　 ヽ:/rェl: ﾄ、 : : : ﾍ弋ｦﾌ￣｀〃l: :, 仞￣ﾄ:ﾍ.￣　　　私もどっちかっていうと前衛がよかったかなぁ
: : :ヾヽヽ　　　　　　ヾi　ハl iヽ: : : :､ヽ‐---‐' 　〃　`ｰ ' l! ヽ!
: : : : ヾヽ ､　 　 , -､‐弋　　 !: ` ､: ﾍ`ヽ,,,,,　　　′　　〉''' }!　　　　　それか運搬屋
: : : : : :.＼ヾ 、 f　　ゝ､::}`ー!: : : : !`ヽ　　　　　　　 　 　 ﾉl　　
:.: : : : : : :.＼ヽ l　　　　`ー-l: : : : :ﾄ､　　　　　　　　 　 ／: :l　　　　　　学者は便利っていうけど今いるかなぁって
:.:. : : : : : : : :＼ !　　　　　　l : : : : l:）¨''‐､ 、　　　 '´／,ｨ`>- ､
:.:.:.:.: : : : : : :／ヾヽ　　　　 l: : : : : l　　　 〉:〉丶.__.／ ./:.:/　　 }
:.:.:.:.:.:. : : : /　 　 ヾヽ　＿ l: : : : : :l　　／:/　　 ヽ､,＜¨￣　, ｲ
:.:.:.:.:.:.:.:. : :ヽ.　　　 >､ヽ.　l: : : : : : !／:.／　　　　　ヽ:〉　 ｨ: : :l
ヽ:.:.:.:.:.:.:.:. : :＼ .／　 ヾヽl: : : : : : :l:.:.:/　　　 　 　 ／　　 i: : : !
 

　まぁやる夫の体があまりにも貧弱であることとパーティーバランスを考えたら戦闘をメインとする立場の人間が
 

反対するのはある意味自然とも言える。そして、サポートの役目を担っていたりする人間からまた違う意見がでるのも
 

道理である
 

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　　　　　　　　　　　 ': : : : : : : :|: : : : : :|: : : : : : : : : : : : : : : : :|: : : : : : : .
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　　　 　 　 　 　 /: : :/: : :/: : : |: : : : : :|: : : :|: : : : : |: :ｉ: : : : :｜: : : : : : : : ∨
.　　 　 　 　 　 /: : :/: : : : : : : : : : : :　||: : : :|: :|: : | |: :|: : : : :｜: : : : : : : : : .　　　　
　　　 　 　 　 /: : :/:, : : :|: : : : |: : : : : ||: : : :|: :|: : | |: :|: : : : :｜: : : : : : : : : :i
　 　 　 　 　 ,′: : : |: : : |: : : : |: : : ｜|--──--: :|: :|: : : : :｜: : : : : : : : : :|
　　　　　　　,: : : :ｉ|: |: : : |: i : : |: : : ｜|　＼八:|＼从: |: : : : :｜: : : : : : : : : :|　　　んー……私は良いと思うけどねー
　　　　　 　 |: : : :||: |: --|: l : : |: : : ｜| ,xfちうぅx､ 　 |: : : : :｜: : : : : : : : : :|
　　　　　 　 |: : : :||/|八: |八: : |: : : ∧|'　　 r:::(;;ﾊ 　 :|: : : : :｜: : : : : : : : : :|　　　運搬だって私のレベルがあがれば
　　　　　 　 |: : : :||: |_,xfちぅ＼|＼: {　　　　乂_rり 　 :!: : : : : | : : : : : : : : :.｜
　　　　　 　 |: : : :||八l　 r(;ﾊ　 　 )ﾊ　　　　　　　　　 |: : : : :｜: : : : : : : : : :|　　　怪獣ちゃんにしてもらえるだろうし
　　　　　 　 |: : : :|ﾄ､　　乂り　　　 　 　 　 　 　 　 　 |: : : : :｜: i : : : : : : : :|
　　　　　 　 |: : : :||: ヽ　　　　　、 　　　　　　 　 　 　 |: : : : :｜: | : : :ｉ: : : : :|　　　ただでさえ戦闘オンリー！な人が多いしねー
　　　　　 　 |: : : :||: |∧　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |: : : : :｜: | : : :|: : : : :|
　　　　　 　 |: : : :||: |: : .　　　　　　 　 _　 　 _/⌒}⌒}⌒ヽ: : :| :｜: : :l : : : ::|　　　解体だってできるの私だけだし
　　　　　 　 |: : : :||: |: 八　　　　 　 ´　　／＾( 　 ‘,　{　 /⌒} ! : | : : :|: : : :.ﾉ
　　　　　 　 |: : : :||: |: : :ｉヽ　　　　 　 ／:.:.:.:.:.:＼　 　 　 　 /｜: | : : :| : ／
　　　　　 　 |: : : :||: |: : :|: |≧s｡　 ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼　　　 ｲ :人八ノ八（
　　　　　 　 |: : : :||: |: : :|: |: : i: : /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼____ﾉ´.:.:.:.:.／⌒)_
　　　　　 　 |i : : :||: |i : :|: |: : |: /.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.''"~￣￣~"''～､}
　　 　 　 　 j川: 从八: :|八: :Ⅳ.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.''"~~"''～､、.:.＼
　　　　　 　 　 |（　 ＼从⌒＾/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:./.:.／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:＼
　　　　　　　　　 　 　 　 　 /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.⌒ー/:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:＼
 

　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,へ
　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿　-‐==/.......｀ー-=ミ
　　　　　　　　　　　　　 　＿_}................/........................_..｀ー‐....､
　　　　　　　　　　 　 　 /　 .,:...............;...............................｀ヽ........ }-､
　　　　　　　　　 　 　／ 　 .′.〃.....;... /.............}.......ヽ......:. ......{　 ＼
　　　 　 　 　 　 　彡 ／　/.......{/......{....{.;.......:.....}: .........', ...}.......:,＼　 ＼　　　　　　　　　　　そうよー！戦いの中で咲く花はそれでいいけど
　　　　　 　 ´／　 ／ 　 /.........{....{....{.. ｲ........::....},ﾄ...}.....}....}.........:,　　　　＼__
　　　　 ／,／　　 　 　 ,/...........{..斗匕...ﾄ.......:{:./..}..ﾉ.｀..ト..}............ヽ､. 　 　 ＼｀　、　　　　　それ以外も考えると
　　　 く.／　　　　　 ／′...... 人ｨf芹=ミ､＼:{′ｨf芹=ミ､}...:...........ﾊ.＼　　　 ＼ }
　　　／　　 　 　 ／.....{.......... :.く( {ｒ'斗-'　　　 　 ゞ=ミｿ,}>..:.:......:.....}......＼　　　 ＼　　　　　土となり肥料となってくれる子は必要よ！
　　<　　　　　 ／.........:.{...:.:.:....:.:.ゝ ´　 　 　 ′　　　　 /../..}:..../:.:.∧..........ヽ　　 　 〉
　　　　 　 　 /...........:.:.∧:.:.ト:.:.:.:.:.＼　 　 一 ーｫ　　 厶ｲノ.／}／.....:,:.............:.　　./
　　 　.＼ 　 ′.....:.:.:./.....ヽ|......｀ー-ミ　　V　　 ﾉ　　　厶イ:......|:.:..........:,:. .........: .／
　　 　 　 ＼;......:.:.:. /........ ∧.......:.:.:.ﾄ 　 　 ｀ー　　 　 .ｲ:.:..|:.......|:.:.............＼.......}
　　 　 　 　 {...:.:.:....:......... /:.∧....... :.!:.:.＼　　　　　／:.:.|:....:....... ﾊ:...................＼ﾉ
　　　　　　 .{..:.:／.........../:.:.:.:∧......:.l ≦_个ｰ‐　ィ⌒≧|:.........../:.:}:.:......................＼
　　　 　 　 .{／............. .:.:.:.:./.ハ ...:.ト　　　￣￣￣ 　 .′....../:.:.:.:.:.:.:....................... ＼
　　 　 　 ／...................:.:.:∠.＿/.......}､ 　 ﾆ=ｰ　　 -‐={..........{⌒ヾ:.:.:.:.:............................＼
　　　 .／.............＿彡 ´......................ﾉ、ー一⌒ ＜＿,,人........{ ........￣..ヽ:..............................＼
　　／................/-‐==‐-..＿_彡 ⌒　 ＼　　　　　／　 　ゝ..＿..　-‐=ﾆ ＼...............................＼
.／................／ ∠ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ7/　　　　　 ｀　 ｒ　 ´　 　 　 　 ﾏニﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.ヽ................................＼
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.　　　i:::ii::;:::i:::トii てo)ｱ ,　　　　　`".i:i,:::i.,:i,:::::'i,:'i,::ﾄ`、　　　とまぁやる夫、すまねぇな。うちの女どもは見た目はともかく中身が
　　　 'i:i.i::i:::i::i　i ^~　 /,}　　　　　　 ii.i:i ∧i,,:::'i,,'i,i ii``、
　　　　'i 〉i,:::i:ix,　　　〈 .i、　　　　　 .i .i' i"/`i`x`,i,i i　　`　　モンスターマニアと痴女と脳筋と脳タリンだ
　　　　 i/〉'i,'Y-i,.　　　　`i　　　　　　　./":::::'i,:::i,`,i
　　　　 i:ii::;:`::::::i,`、　　 ＿＿＿,　　　ｲ::i:::::::i::i,::'i,``、　　　　てめぇの立場からはよく見えるが全体のバランスには
　　　　 iii::i::i:::i:;:::'i,`..、　 ￣￣　　 .／i:::::i;:::::ii::i`i,`,　 `
　　　　 i 〉i::i:/i::i::::'i,::'i,` 、　　　 ／　 i,:::'ii:::::ii::i　 ``、　　　　　頭がむかねぇのよ
　　　　 i//从 .}i`:::::'i,:'i　 `ー‐"　　　 'i,ｪ_i,:::'i/
　　　　 " 人 `人_`x" 〉　　　　　　 ./　`x 'i,t,`、
　　　　　　 _...＜::/　 .{j　　　　　　 /　　 / `i,`i,、
　　　_,....＜:::::::::::/　　.'i,　　　　　 ./　　./　　'i,:``>..、
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::::::::::::::::::::::::/::＞::,::::/i　<、i,　 ./＞'/./i:::::::::::》::::`::::::::::::
::::::::::::::::::::./:::::::::::::.Y .i　 'i,`y ./ / /イ八::::／:::::::::::::::::::::
 

　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　,..-''"´ 　 　 ｀"''-、
　　　　　　　　　　　　　　 ／-――-　　 　 -―＼　　　　はぁ……あの、あまり歓迎されてないみたいだし
　　　　　　　　　　　　　 /　　 ＿　　　　　　　＿　.',
　　　　　 　 　 　 　 　 ,'　　 ｲ::::）｀　　　　　ｲ::::）｀　',　　　帰っちゃ
　　　　　　　　　　　　 l 　 　｀¨¨´／　　　.＼ ¨¨´　 l
　　　　　　　　　　　　 l　　　　　（　　　,、　　）　　U l
　　　　　 　 　 　 　 　 '.,　　　　　｀¨¨´ ｀¨¨´　　　 /
　　　　　　　　　　　　　 ヽ、　　　　　　　　　　　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　｀ｧﾆニ＜／／　_,,..-''　__
　　　　　　　　　　　　　　 ,./ /＼　 ／ : : : : : : ＞ : :＼
　　　　　　　　　　　　_／ /|ｲ:::::/∨. : : :l: : : : : : : : : : :.丶
　　　　　　　　　　／. : : : :| ./｀Y / : : : 」: : : /: : : : : : : : }
　　　　　　　　　,´ : :/: : : :| ｉ::::::|/ : :／: : : ／: : : : : : : : :|
　　　　　　　 　 { : :/. : : : :|/:::::/ : : : : : : : | : : : : : : : : : ,'
　　　　　　　　/ : :,' : : : : : |::::/ : : : : : r---く´ニ＼: ヽ:ﾉ
　　　　　　　､'ｰr,_| : : : : : :|:/ : : : : :_/二ヽ　V: : : : ｀ :´
　　　　　 ／ :.／￣＞＜ :./ : : : : :/ 二 ヽ_」┘: : : ∨}
　　　　 / : : :ム　/ : : : :￣￣￣￣~ﾞ''-ゝ.」: : : : : ∨ :}
　　　　{ : : : : : :＼､ : : : : : : : : : : : : : : : :＼. : : :∨ : :l
　　　　ヽ: : : : : : : :￣"＼ : : : : : : : : : : : : : : : ／ : : :{
 

　　　,..‐.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;＼
　 ／;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.、
／.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;／.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.、
.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;/.;..;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;i
.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;/.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;|
.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;/.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.|
.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;!.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.|
.;.;.;./.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;|
.;.;.;.|'、.;|.;.;|.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.|
.;.;.;.| ﾍー.;|.;.;.;.;.;.;.;..;.;/',.;.;.;.|.;.;＼.;.;.;|.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;|
.;.;.;.|　 ｀ﾞ心ｌ|＼.;.;.;.;ﾑ.;.;＿∟-‐;＼|.;.;.;.;.;.;.;.;.;..;.;.;.;.;.;|　　
.;.;.;.ﾒ　　　 　　 ＼.;j　/　●｀ヽ !.;./.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.|
.;.;;.;１　　 　.　　 　　　 ﾞｰ- '''　ﾍ./.;.;./.;.;/ｌ.;.;.;|.;.;.;.;.ゝ､　　　帰らないでくれ。いやほんとまじで
.;.;..;.;|　　　〈　　　　　　　　　　 ./.;.;/.;.;/ ヽ.;.;|.;.;.;.;ﾞﾍ
;.;.;..;.;|　　　　　　　　　　　　　　''イ,';.;/｀／.;.;.;.;.;.;.;.;.;ヽ　　　うちの女どもが少々アレで
.;.;.;..;.;|　　　,＿　　　　　　　　　　,/‐:‐''.;.;.;ゝ.;.;.;.;.;.;.ﾍ `
;.;.;.;..;.;ヽ　　`ｰ-ﾆヽ　　　　　　／/.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;. ヽ　　　　　ここでお前逃すとまともなやつ確保できる見込みが
.;.;.;.;.;.;.;.;＼ 丶　　　　　　　　＾　/‐ ､.;.;.;.;.;.;.;.;.!ﾞ､ﾍ
.;.;.;.;.;.;.ｭ.;.;ヽ_　 ___....-‐''´　　　 .|　 1ｌ.;.;.;.;.;.;.;.l!　　　　　　　ぐっと減るわ
.;.;.;.;.;.ﾉ |.;.;亅￣ 　　　　　　　　ｌ／ リ.;.;|.;.;.;ヽ`
.;／∨　|.;.;/|　　　　　　　　 ..-'" 　　 ヽ|.;.;|''ゝ
　　　 　丿 ヽ　　　　　　ｨ／　　　　　/ ﾞｌ.;ｉ､,
　　　　ﾉ_　 │　　　　　│ ＼　　　./l|l|l|l 〉l|^＼
　/: ⌒:１ `‐　 _....--‐　/ 　　 ＼ ./|l|l|l|ｌ｜l|l|l|l|lﾞﾍ.._
./: : : :ノ1　　　　　　_..-　　　　 ./''l|l|l|l|l|l|｜l|l|l|l|l|l|l|l|`ｰ ､
: : : ノ: : : >　　　　　| 　　　　　/l|l|l|l|l|l|l|l|｜l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l
: : : : : :／: ヽ_.....ｨ'''│　　　　./l|l|l|l|l|l|l|l|l|l│l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|
: : : :／: : : : :|: : :!: : |　　　　/l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|｜l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l
 

　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　, 　´ 　 　 　　 　＼
　　　 ／ 　 　 　 　 　 　　　ヽ
　　 ./ 　 -- ．.,_　　　　 　 ＿‘.
　　,' 　 　 ＿＿ 　　　　__´＿　‘.
　 ， 　　　￣￣ 　 　 　 ￣￣　 ‘.
　 {　∪ "'　 　 　 　 　 　 　　 ､､ }　　いやぁでも？ニーズにあってないというか
　 ヽ 　　　　　　ゝ-‐ ｰ- '　 　 　'
　　 ＼ 　 　 　 　 　 　　　､ <＿　　　なんというかみたいで？
　　　　＞,7/1　　_　,r' ｀'rv////
　　　〈/////」 　　V　／　l///＼　　　やる夫はご覧の通りサポセンでもやしですお？
　　　__//////ﾝ　〈,r' 　　 _〉Y// ﾄ、
　　{//＼｀¨7 o⌒f ＼,r'´ ､ゝ///|.:.ヽ
　　j,////｀7'__`] !_　 ! Y´ `　＼,r':､<
　　|,//////∨　ヽ_ヽ.{ {ヽﾄ　j′∨　ヽ __
　　|//////У　　 ヽヽ} } ヽ ｨ､　,ﾍ | ｀fヽ ヽ
　　|,∧_/z＜/〉 　_ lT　= ‐'ー　´ 　|　|　l　}
　　j_/_/＞　´ﾞ´　　| l　二 　　　　　|　| / ,r'
　　　￣ヽ 　　　　　ヽヽ.二　　 ． ^└ `´
　　　　　　＼　_＿　､ }.} ＞´
 

　　　　　　　　.　- ‐ ―‐ -　.
　　　　　　 ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ
.　　　　　.:'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.
..　　　　/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ‘,
　　　　,′.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:､.:､.:.:.:.:',.:.:.:.:.::',
.　　　 :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:､;:ヾ.:;:.:',.:.:.ｉ{
.　　　 |.:.:.:.:.:.:.;.:.:.:.:.:.:､:.:.:､.:ヾ:.:',ヾ,:',.:.ｉ{
.　　　 ｌ.:.:.:.:.:､ヾ:.:',ヾ:.:',ヾヾ,:}.:.:ｉ.:;.:',.:ﾄ:{　　　なんせ俺らは全員ひよこ未満のダンジョン探索者の卵
　　　 从.:.:. ifﾞ'ｒｪ､',:',七, rｪ‐ﾊ.:N;.:.:.',‘,
　　 　 乂.:.:.| ｀¨¨ヾ:{ '{ `=彳ﾘﾉ ;|ﾐﾐヾ‘,　　ここでギャーギャー話してもそら理屈倒れ
　　 　 　 ﾄ八　　　|　　　　　ｉヒノ.:.:ｉ｀ヽ
　　 　 　 |.:ﾊ.::.　､　 ´　 ,　 人从',八　　　　実際にやってみなきゃ真贋はつかねぇ
　　 　 　 ﾚYﾘ.:.＼　￣　.ｨ'"j圦.:{`｀｀｀
.　　　　　　 ´´／'} ¨¨´ 　 //::::j!＼　　　　　……少々アレ揃いでもバカじゃねぇからそれくらいのことは気づくさ
..　　　　　　／'ﾞ　:}!　　　 //::::::j!::::: ＼
　　　 　 ／:::ﾉ 　 j!　　／/::::::::j!:::::::::::: ＼
.　　　／::::::::ｉ　　/　　'　 ;}:::::::: |:::::::::::::::::::::ヽ
　　　{:::::::::; ´　,/ﾞ:,　:|　 ﾉ:―‐┘:::::::::::::::::::::::'，
　　　{::::::: |　 ,/: : ゝ七j {:::＼::::::::::::::::::::::::::::::::i
...　　‘,::::::::,　i{: : : : : : ,'/:::: /:::::::::::::::::::::::::::::::::',
...　　　',:::::::,　{: : : : : 〃:::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::: ',
　 　 　 ,::::::;　{: : : : : {ｉ:::::/::::::::::::::::::::::::ｉ:::::::::::::::::',
　 　 　 ｌ::::::ｌ　}: : : : ::{l: /:::::::::::::::::::::::::::',::::::::::::::::::',
　 　 　 |::::::|　|: : : : ::{l/:::＼___::::::::::::::::::ﾞ,::::::::::::::::::',
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　　　 　 ,　＜ : : : : : : : ､
　　　　　　　　　　　　　　/ : : : : : : : : : : : : ヽ
　　　　　　　 　 　 　 　 / : : : : : : : : : : : : : : ∧
　　　　　　　　　　　　　': : : : : : : : : : : : : : : : : :i
　　 　 　 　 　 　 　 　 ": : : : : : : : : : : : : : : ,: : !
　　　　　　　　　　　　/: : : :/: : : 二≠z : : :斗 ﾘ　　　ま、俺が口でいってもすぐにゃ納得しねぇから
　　　　　　　　　　　 /: : : /:／/V弋ﾁ７ﾍ tィ.:乂
　　　　　　　　　　／//: :ィ:.ヽ/　　 　 　 ﾍ从ｿ　　　　適当に話し合わせて頃合いみて
　　　　　　　　　　 ／/∧　 ィヽ 　 ､＿ _'/　/
　　　　　　　　　　　 ｲｨ彡/.:.:.:.:.＞、_　 ｲ　　　　　　　誘導すりゃいいさ……これが処世術ってやつかねぇ
　　　　　　　　　　　_,.　-‐＼:.:.:/.:.:l/:.`ー:.、　
　　　　 　 　 　 　 /.:.ヽ.:.:.:.:.:.∨.:.:.:.lヽ,:.:.:./、
　　　　　　 　 　 /.:.:.:.:.:,.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l^!:.:./.:.ﾊ
　 　 　 　 　 　 /.:.:.:.:.:.:.,:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l|ノ:.:.:.: }
　　　　　　　　/.:.:.:.:.:.:.:.:.!/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.'i!:.:.:.:.:.:!
　 　 　 　 　 /.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:i
　　　 　 　 /.:.:.:.:.:.:.:.:.:,.个:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:,
　　　　　 /.:.:.:.:.:.:.:.:／　 i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.{
　　 　 　{:.:.:.:.:.:.:.:.:/ 　　 |:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:ﾊ　　　　　,‐
　　　　　!:.:.:.:.:.:.:.:i 　 　　!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!.:.:.:.ﾉ　　 _ ,　ﾉ !_
　　　　　ヽ:.:.:.:..:.:.:.､ 　　 }:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.::}-ｲ^':i/´ ｲ `}
　　　　 　 `:.:.:.:.:.:.:.:`:、　i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:!:/.:.:.:i　ﾉ `r_）
　　　　 　　 ヽ:.:.:.:.:::.:.ヽ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾊ:.:.:.:.:.i_:.,:._:` -－"
　　　　　 　 　 ＼:.:.:.:.:.:.`.､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./　i:.:.:.:.:.ヽ
 

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　　　　　　　　_..-''''ﾞﾞﾞ´　 　ﾞﾞﾞﾞ'''ｰ,,、| | | | | | |
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　 　/　　∪　 　　　　　::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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　　!　　　　　　　　　　＞一　､:::::::::::::::::::::: !　　　苦労してるんですね
　　 !　　 　　∪　 　／__≦二_ ＼::::::::::::::::!
　　 ＼　　　_ 斗≦ ´　--　　_`ｰヽ::::::::::/
　　　 　＞ ´　　　　　　　　　　　　 ｀ミ丶､
　　／　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　i　　 ＼　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼
　 |　　　　ヽ-―　　 ¨¨¨¨¨¨ 丁　丁¨¨　 ‐-ヽﾊ
　 |　　　　　丶　i　　　　　　　 |　　|　　　　　　} i|
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ..:.:´.:.:.´.:.:,.:.7´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.',.:.:.:.:.＼
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　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ﾉ|:|.:|.ｉ.:ﾊ{{心`|.:.:.:.|.:.:.:,'.:.j{:.:ｉ|.:.:.i!.:.:.:.:,.:.;.:.:.;!.:.;
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／'"ﾘ iｌ:|{　　｀¨ |.:.:.:.|.:,十{:iA.:.|.:.:.i!.:.:.:.:}/.:.:.,':./
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／'}:.:N　　　 / Ⅶ.:|ｉ{┼ﾄzx|,:|.:.: ｉ.:.:.:.:}!.:.:,'.:/　　　……さて、それじゃ女どもが
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 从|　　　 / 　 Ⅵ.:{　 `¨¨ ',.:.:.:|',.:.:.i}.:.:.:./　　　
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ,:仍:|　 　 ,′　　 '{` 　 　 　 N.:|‘,.:ハ:.:/　　　　無駄に話しているうちに
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ィ彡'.:∧　`　.,　　　　　　　　　ﾉﾘﾞ| 从.:ﾘ/
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ",´斗七´jﾊ 　 　 ｀ 　 ., _　　 _ィ＝七.:.:.:.:./　　　　　うちの徒党の方針や方向性を
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /ヽ 　 　 j!∧　　 　　_ 　 -ﾆ,仆 .:.:.ｉ.:.:.:,ｲ/
.　　 　 　 　 　 ＿　　,._ィ/　 ｉ}.　　 ,　　 ￣　　　　,: 　/　｀7.:.:|.:.:.' |′　　　　　説明しとくかねぇ
　　　　　　　 /}:::::::::≧=/　　:i} . ,ｧ,′　　　　　　 .' ／　,' /.:.:.:|.:.:{
.　　　　　　 /:::}::::::::::::::/ 　 ,. j}.ｲノ　　　　　　 ,. ィ"　　 {λ.: /|.:.:{　　　　　　　　……要領よくやるのもコツのうちってか
　　　　　　/::::::}:::::::::::/,.ィ:´ ′,′　　　　 　 /　 /　　　{::::{.:.{ j.:ﾊ',
.　　　　　/:::::::::}::::::／::::::::: ′, ＼　　　　　./　 / 　 　 :':::::ヽ{〃
.　　　　 ,′:::::: }／ ::::::::::: ′,{　　ﾞ,　,.　-‐/ 　 ′ 　 :':::::::::::::|＼
.　　 　 ,′:::::／ ::::::::::::::: ′,': ,　　 ´　　 ,′　,{　　,:'::::::::::::::: |::::::＞｡, _
.　　　 ﾉ:::::::::‘，::::::::::::::: ′, : : , 　 ,.　ィ:/ 　 .' {　,:' ::::::::::::::::: |::::::::::::::／:,
　　　 |::::::::::::: ‘， :::::::: ′, : : : ｀´: : : ::,′ .:　 {,:'::::::::::::::::::::::::|::::::::／::::::::,
.　　　j! :::::::::::::|:‘， ::: ′, : : : : : : : : ::,′　　 /:::::::::::::::::::_　-'::::,:"::::::::::::: ,
　 　 ハ :::::::::: |:::: 〉::::ｉ　.′ : : : : : : : ′　　./::::_　 -=ﾆ::::::::::: /:::::::::::::::::::ｌ
...　　|:::::,:::::::::::::／:::::::|　ｉ: : : : : : : : : {　　　/:::::＼::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::ｌ
 

　徒党での重要度
　1：金銭　【1D100:48】
　２：功名　【1D100:74】
　３：強さ　【1D100:3】
　４：仲良　【1D100:37】
　５：安全　【1D100:45】
　６：冒険　【1D100:34】
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .-―…―-. .
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／: : : : : : : : : : : :＼
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／: : : : : : : : : : : : : : : : :＼
　　　　　　　　　　 　 　 　 /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.
　　　　　　　　　　　　　　/: : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : : :.
　　　　　　　 　 　 　 　 /: : :/: : : : : : : : : : :､: : : : :l: : :!: : |
　　　　　　　　　 　 　 〃: : :{ : : : : : : : : : : : :＼: : :ﾄ､: !: : |
　　　　　　 　 　 　 　 l|: : : :.|: l: : : : : : !: !: ､: : :_i: :.!:|:ヽ: ::乂_　　　うちの第一の方針は
　　　　　　 　 　 　 　 l|: : : :.|ハ:､: : : : |: ﾄ､:斗: :i: :.!:|:l:.∧: :l⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　八: : : :!弋心､: : i´:! 弋刈ﾊ: !:lヽ{: ﾄ､:!　　　「名をあげること」
　　　　　　　　　　　 '　ハ: : :| ｀¨´/ヽi:ﾄ､! ｀¨´ﾉ' !/://ﾄ､≧!=､
　　　　　　 　 　 　 　 (　八ハ　　　 :| 丶　　　 ノ{ノ ∧: :.ﾄ､　　　ぶっちゃけ、強さやレベルなんてのは
　　　　　　　　　　　　　 {: /: ∧　　　 　 　 　 　 厂: : : }: 乂ヽ
　　　 　 　 　 　 　 　 　 l:'/∧: ＼｀ ー―一'　ｲ{:从: ! :ﾄ､:⌒ヽ　　　二の次三の次
　　　　 　 　 　 　 　 　 ﾉ' / ﾉ: :ﾉﾉヽ ＿_　／ 〃 〉.:)ヽ:l　)'
　　　　　　　　　　　 　 　 ／ ´　／{｢// //　/　/.:.:.:.:}.:＼　　　なんでもいいから「功績」をあげることだ
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／/　|| / /' 　/　/.:.:.:.:.:.＼.:＼
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／.:./ 　 !!ﾉ　　 /　/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.>.:.＼
　　　　　　　　　　　　　／.:.:.:.{　　〃　 ／　/}.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:＼
　　　　　　　　　　 　 /.:.:.:.:.:ノ}／∧　〈　 / /.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧
　　　　　　　　 　 　 /.:.:.!.:./ /　/:.:∧ ∨イ}.:.:.:＜´.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:/.:./.:.:}
　　　 　 　 　 　 　 〈.:.:.:.|.:.|/|　/.:.:':.:.:ゝ彡リ.:.:.:.:.:.:>.:.:.:/.:.:.:.:.:/.:./.:.::∧
　 　 　 　 　 　 　 　 Y´:!.:.|/}/〉.:.:.:.:.:.:.:.:.//.:.:.:.:.:./.:.:.:/.:.:.:.:.:/.:./.:.:./.:.∧
　　　　　　　　　　　　∨!.:.{!_| |.:.:.:.:.:.:.:.://.:.:.:.:.:.:.:〉.:.:/.:.:.:.:./.:./.:.:.:.:.:.:/.:∧
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,　-―　…　-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 , '　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　 　 /　　　　　　＿ノ 　 　ー-　丶
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |　　　　　 〈 ●　〉　〈 ●　〉　〉
　　　　　　　　　　 　 　 　 　　|　　 　 　 　 ￣　　 　 ￣ 　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　V　　　　　　　　(＿_人＿) /　　　なんでも……ですかお？
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　∧￣ﾍ　　 　　 　　`ー’　／
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／::::::::::ヽ ＼　　　 　＿＿／
　　　　　　　　　　　 　 ／::::::::::::::::::::ヽ.　＼_, -'´
　　　　　　　　　　 　 /:::::.＿:::::::::::::::::::ﾍ　　.>ﾊ
　　　　　　　　　　　/::´:::::::::::::｀:::.､:::::::::ヽ／￣}
　　　　　　　　　　 ,::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::ﾊ　　|
.　　　　　　 　 　 ,:!:::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::::ﾊ´¨|､
　　　 　 　 　 　 /i:::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::::::i.　| i
　　　　　　　　 ./.:ゝ::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ､_::::::|　} |,
　　　　　　　　 i::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::}::::i / ノ
　　　　　 　 　 i::::::::::::::V::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽi/
　　 　 　 　 　 |:::::::::::::::::V:::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　 　 　 　 　 　|:::::::::::::::::::入:::::::::::::::::::::::::::::::::::V'´
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _.､ -─-ミ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,， ´ .:.:.: ／,＞─-ミ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／..:.:.:.: ／/／..:／..:.:.:.:.:｀ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ´.:.:.:.:.:／ :/'ﾞ.:.: /|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..＼
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /.:.:.:.:.／.:.:.:.:.:.:.:.:/ :|:.:| :.:.:.:.:.:..＼.:.:.:.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/.:.:.:／.:/ .:.:.:.:.: /| :. ﾞ､|:＼:.:.:.:..＼:＼:.:.
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　/.:.／..:.:/.:.:.:.:.|‐/ミ, .: |:.＼:.＼ .:.:.:..＼:＼
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /／ :／/.:.|:.:.:.:|厶.,,_＼| .: | .: /＼ .:.:|.:|＼
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /⌒¨´ :/ :/|:.:.:.:|､(ツ｀|/| :/| :厶-‐ .:.:|.:| }∧:}　ああ。最深部にいる龍を倒すのも
　　　　　　　　　　　　　　　　 /.:.:／..:./／八 :. | 　 　 _ﾉ/ :|厶厂)| .: |.:|ﾉﾞ ﾉ′
　　　　　　　　　　　 　 　 　 /／/ .:| .:.. ＼_ ＼|　 　 　 　 ｛　￣/|: /|/　　　　最浅部にいる「全く新しいスライムの効率的な倒し方」を
　　　　　　　　　　 　 　 　 ／　/.: /|ｉ| :. /八　 　 _　　　　/　　/ :|/
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /.: //|ｉ| ://　 ＼ 　 ´　 ‐-　　.:ｉ|:.:｛　　　　　　　発見するのも俺らにとっちゃ「名をあげる」って意味じゃ
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／:／/八|/厶＿　 ＼　　　　 ／ :ｉ|:. ‘、
　　　　　　　　　　　 　 　 ⌒¨＾〕 ￣￣　　 /|　　 ＼___／..:.:.:.:‘､＼＼　　　　　等価値なのさ
.　　　　　　 　 　 　 　 /￣￣＼＼　　　　/ :|　　　 /｀¨¨¨＼＼:.＼＼
　　　　 　 　 　 　 　 /￣:::::::::::::｀, ＼　　/　 |　 　 ｛ 　 　 l　 ＼＼
　　　　　　 　 　 　 / ::::::::::::::::::::: |::::..＼/ 　 :|　　　 ＼ 　 l ＜⌒
　　　　　 　 　 　 /.:::::::::::::::::::::::::::|::::::: /ｌ　　　,,_　　　_｣＼l::＼:｀`丶、
　　　　 　 　 　 / :／ ::::::::::::::::::::: ｀ヽ/.: ｌ　　　〉｀'　'´　ｌ　 ＼::〉:::::::::::〉
　　　 　 　 　 /／..::::::::::::::::::::::｝::::::::/.::::: l　　/､　 　 　 ｌ　　 /.::::::::::/l
　　 　 　 　 ／ ::::::::::::::::::::::::: / :::: / .::::::: l　/`く＼　　 ∧　/＼ : |/.:::l
. 　 　 　 ／..:::::::::::::::::::::::::::／..:::::::.‘，::::::: ｌ/..:..:..:`く＼∧∧{:::::::l::::|::::::！
.　　　　/／ ::::::::::::::::::::::: /.:::::::::::::::: ‘，::::::|..:..:..:..:..:. `く_/ .. ｌ::::::l:::::|:::::::.‘､
.　　　／..::::::::::::::::::::::::::: ｛:::::::::::::::::::::: ‘，:::|..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:.. ｌ::::l::::::|:::::::::::..＼
　　 / :::::::::::::::::::::::: _..､イ:::::::::::::::::::::::::::.‘，|..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..: ｌ::l:::::::|:..＼::::::::/
.　 /.::::::::::::::::::::: ＼＼　|:::::::::::::::::::::::::::::: ‘,|..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:. ｌl::::::::|:::::::..＼｛
.　 :::::::::::::::￣￣￣￣｝ | :::::::::::::::::::::::::::::::: |..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:.. ｌ::::::::|:::::::::::::..＼
 

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..　　　　/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ‘,
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.　　　 |.:.:.:.:.:.:.;.:.:.:.:.:.:､:.:.:､.:ヾ:.:',ヾ,:',.:.ｉ{　　　探索者の価値は「強さ」だけじゃねぇ
.　　　 ｌ.:.:.:.:.:､ヾ:.:',ヾ:.:',ヾヾ,:}.:.:ｉ.:;.:',.:ﾄ:{
　　　 从.:.:. ifﾞ'ｒｪ､',:',七, rｪ‐ﾊ.:N;.:.:.',‘,　　なんでもいい、形になる功績をあげる
　　 　 乂.:.:.| ｀¨¨ヾ:{ '{ `=彳ﾘﾉ ;|ﾐﾐヾ‘,
　　 　 　 ﾄ八　　　|　　　　　ｉヒノ.:.:ｉ｀ヽ　　そうすりゃ名に箔がつくからな
　　 　 　 |.:ﾊ.::.　､　 ´　 ,　 人从',八
　　 　 　 ﾚYﾘ.:.＼　￣　.ｨ'"j圦.:{`｀｀｀
.　　　　　　 ´´／'} ¨¨´ 　 //::::j!＼
..　　　　　　／'ﾞ　:}!　　　 //::::::j!::::: ＼
　　　 　 ／:::ﾉ 　 j!　　／/::::::::j!:::::::::::: ＼
.　　　／::::::::ｉ　　/　　'　 ;}:::::::: |:::::::::::::::::::::ヽ
　　　{:::::::::; ´　,/ﾞ:,　:|　 ﾉ:―‐┘:::::::::::::::::::::::'，
　　　{::::::: |　 ,/: : ゝ七j {:::＼::::::::::::::::::::::::::::::::i
...　　‘,::::::::,　i{: : : : : : ,'/:::: /:::::::::::::::::::::::::::::::::',
...　　　',:::::::,　{: : : : : 〃:::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::: ',
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　 　 　 ｌ::::::ｌ　}: : : : ::{l: /:::::::::::::::::::::::::::',::::::::::::::::::',
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　 　 　 　 　 　 　 　 ／:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.＼
　　　 　 　 　 　 　 /:. :./:. :. :. :|:. :. :|:. :. :. :. :. ヽ:. :. :. :. :. :. :. :. ヽ
　　　　　　　　 　 /:. :./:. /:. :. :|:. :. :ト､:. :. :. :. :. ',-､:. :. :. :. :. :. :. :.,
　　　　　　　　　 ':. : ;':. :.':. :. :. |:. :. :|　_`､:. :. :. :. }r=＼:. :. :. :. :. :. }　　　　雑魚？名ばかり？結構なことじゃねぇか
　　　　　　　　　j:. :. ':. : {:. :. :. |:. :.／　　`､:. :. :. ﾊこ;　ヽ:. :. :. :. :､!
　　　　 　 　 　 l{:. : {:. :.:{:. :.: :.:／,xf ￣}}　}:. :. ;':. :',r ) /:. :. :. :. :. ＼　　　名前すら知られず散っていくバカよりは
　　　　 　 　 　 i|:. :. ',:. :.',:. : / ｲﾆｿ _彡′}:. : ji:. : |'´ ｊ:. :. :. :. :. :.＼:＼_
　　　　　　　　 八:. :. ＼∧ :.|　,;:''"´　　　 !:. :ハ:. :|　 |:. :. :. :. :. :. :.} ~ ⌒　遥かに価値がある
　　　　　　　　 　 ＼:. :.ﾍrぅ:.|　　　　　 　 :. / 　}i:. !　 ',:. :. :. :. :. :. :.',
　　　　　　　　　　　 `､:. :' ﾉ｀　　 　　 ,. ｲj/　　j从| 　 }:. :. :. :. :. :. :.:ゝ
　　　　　　　　　　　　 `､:〈　　 　　 ／ｼ/　　　　　 　 /`､:. :. :. :. :. :. :.＞
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　　　　　　　　　　　　　　 j从ヽ　 ｀　　　　　　　　　　　　///ﾐh､_､+''"~//｀ヽ、
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　　　　　　　　　　　　八: : : :!弋心､: : i´:! 弋刈ﾊ: !:lヽ{: ﾄ､:!
　　　　　　　　　　　 '　ハ: : :| ｀¨´/ヽi:ﾄ､! ｀¨´ﾉ' !/://ﾄ､≧!=､　　　　金とかもさほど重要視してねぇのよ
　　　　　　 　 　 　 　 (　八ハ　　　 :| 丶　　　 ノ{ノ ∧: :.ﾄ､
　　　　　　　　　　　　　 {: /: ∧　　　 　 　 　 　 厂: : : }: 乂ヽ　　　　　いかに「名と顔を売るか」が一番大事だからな
　　　 　 　 　 　 　 　 　 l:'/∧: ＼｀ ー―一'　ｲ{:从: ! :ﾄ､:⌒ヽ
　　　　 　 　 　 　 　 　 ﾉ' / ﾉ: :ﾉﾉヽ ＿_　／ 〃 〉.:)ヽ:l　)'　　　　　　……報酬がくっそ悪くても名を売れるなら
　　　　　　　　　　　 　 　 ／ ´　／{｢// //　/　/.:.:.:.:}.:＼
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／/　|| / /' 　/　/.:.:.:.:.:.＼.:＼　　　　　そっちを取るしな
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／.:./ 　 !!ﾉ　　 /　/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.>.:.＼
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.　　　　　　　　 　 　 　 ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:　　槍女……アリーシャは名のある家の跡継ぎ娘だし
.　　　　　　　　 　 　 　 |ｌ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_.:.:､.:.:.:.:.:.:.:',.:.:.:
　　　　　 　 　 　 　 　 八.:.:,.:/.:.:.:.:.: /≧ﾄ､ｉ:.ｉ.:,∠.:.|　　葵のやつもそれなりの家の娘であの性格
　　　　　　　　　　　　/,.:.:.:.j/ノｨｊ:/人ｆｯ ﾌ|ヾ|/7.:..:.ｌ
.　　　　　　　 　 　 ,. '7:ﾉ.:ノ'":､`'　　 　 　 　 Vﾘｲ人　　「個人」にしろ「家」にしろ「名を挙げたい」ってのが
　　　　　　　　　　　彡/'|ハ.:i.:圦 　 ､　　　,`/" ﾉ
.　　　　　　 　 　 　 ´"ﾌ彡//≧s`s｡ . ￣ _/　　　　　　　俺らがつるんでる何よりの理由……どうだ？少しは参考になったか
　　　　　　　　 　 　 　_　 -<:::::::::::/::},厂ﾐﾄ､
　　　　　　　　　　　人:::::::::::::＼::/:::::}ﾄﾐ:::::::/{
　　　　　　　 　 　 /::::::'，::::::::::::::::ヾ: }､_j:: /ﾐ'
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　　　　　　　 　 /;:::'::::::::::;::::::::::::::::::::::::､ﾉ{ :::::::i|
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　　　　　　　 /:::::::::::::::::::ﾉ"::::::::::::::::::::::::::{:::::::′
.　　　　　　 /:::::::::::::::::,:个ﾐ､::::::::::::､:::::::: {::::::{　　　　　　　　　　　　　＿
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.　　　 |.:.:.:.:.:.:.;.:.:.:.:.:.:､:.:.:､.:ヾ:.:',ヾ,:',.:.ｉ{
.　　　 ｌ.:.:.:.:.:､ヾ:.:',ヾ:.:',ヾヾ,:}.:.:ｉ.:;.:',.:ﾄ:{　　へぇ。なるほど、ある意味ご同輩ってわけか
　　　 从.:.:. ifﾞ'ｒｪ､',:',七, rｪ‐ﾊ.:N;.:.:.',‘,　
　　 　 乂.:.:.| ｀¨¨ヾ:{ '{ `=彳ﾘﾉ ;|ﾐﾐヾ‘,　……葵のやつがお前に目をつけたのも
　　 　 　 ﾄ八　　　|　　　　　ｉヒノ.:.:ｉ｀ヽ
　　 　 　 |.:ﾊ.::.　､　 ´　 ,　 人从',八　　　そのあたりを感じ取ったからかもな
　　 　 　 ﾚYﾘ.:.＼　￣　.ｨ'"j圦.:{`｀｀｀
.　　　　　　 ´´／'} ¨¨´ 　 //::::j!＼
..　　　　　　／'ﾞ　:}!　　　 //::::::j!::::: ＼
　　　 　 ／:::ﾉ 　 j!　　／/::::::::j!:::::::::::: ＼
.　　　／::::::::ｉ　　/　　'　 ;}:::::::: |:::::::::::::::::::::ヽ
　　　{:::::::::; ´　,/ﾞ:,　:|　 ﾉ:―‐┘:::::::::::::::::::::::'，
　　　{::::::: |　 ,/: : ゝ七j {:::＼::::::::::::::::::::::::::::::::i
...　　‘,::::::::,　i{: : : : : : ,'/:::: /:::::::::::::::::::::::::::::::::',
...　　　',:::::::,　{: : : : : 〃:::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::: ',
　 　 　 ,::::::;　{: : : : : {ｉ:::::/::::::::::::::::::::::::ｉ:::::::::::::::::',
　 　 　 ｌ::::::ｌ　}: : : : ::{l: /:::::::::::::::::::::::::::',::::::::::::::::::',
　 　 　 |::::::|　|: : : : ::{l/:::＼___::::::::::::::::::ﾞ,::::::::::::::::::',
 

　　それは奇妙な偶然か、それとも運命か……やる夫を捕獲した一同の方針はやる夫の目的とまさに一致するもので
 

　かくしてやる夫は逃げ時を完全に失ってしまったのであった
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _.､ -─-ミ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,， ´ .:.:.: ／,＞─-ミ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／..:.:.:.: ／/／..:／..:.:.:.:.:｀ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ´.:.:.:.:.:／ :/'ﾞ.:.: /|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..＼
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /.:.:.:.:.／.:.:.:.:.:.:.:.:/ :|:.:| :.:.:.:.:.:..＼.:.:.:.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/.:.:.:／.:/ .:.:.:.:.: /| :. ﾞ､|:＼:.:.:.:..＼:＼:.:.
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　/.:.／..:.:/.:.:.:.:.|‐/ミ, .: |:.＼:.＼ .:.:.:..＼:＼
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /／ :／/.:.|:.:.:.:|厶.,,_＼| .: | .: /＼ .:.:|.:|＼
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /⌒¨´ :/ :/|:.:.:.:|､(ツ｀|/| :/| :厶-‐ .:.:|.:| }∧:}
　　　　　　　　　　　　　　　　 /.:.:／..:./／八 :. | 　 　 _ﾉ/ :|厶厂)| .: |.:|ﾉﾞ ﾉ′
　　　　　　　　　　　 　 　 　 /／/ .:| .:.. ＼_ ＼|　 　 　 　 ｛　￣/|: /|/
　　　　　　　　　　 　 　 　 ／　/.: /|ｉ| :. /八　 　 _　　　　/　　/ :|/
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /.: //|ｉ| ://　 ＼ 　 ´　 ‐-　　.:ｉ|:.:｛　　　　　ま、とりあえず話し合いが終わったら一度一緒に潜ってみようぜ
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／:／/八|/厶＿　 ＼　　　　 ／ :ｉ|:. ‘、
　　　　　　　　　　　 　 　 ⌒¨＾〕 ￣￣　　 /|　　 ＼___／..:.:.:.:‘､＼＼　　　まずはそこから……名をあげる道も方法もチャンスも
.　　　　　　 　 　 　 　 /￣￣＼＼　　　　/ :|　　　 /｀¨¨¨＼＼:.＼＼　
　　　　 　 　 　 　 　 /￣:::::::::::::｀, ＼　　/　 |　 　 ｛ 　 　 l　 ＼＼　　　　　はじめの一歩を踏み出してからってやつさ
　　　　　　 　 　 　 / ::::::::::::::::::::: |::::..＼/ 　 :|　　　 ＼ 　 l ＜⌒
　　　　　 　 　 　 /.:::::::::::::::::::::::::::|::::::: /ｌ　　　,,_　　　_｣＼l::＼:｀`丶、
　　　　 　 　 　 / :／ ::::::::::::::::::::: ｀ヽ/.: ｌ　　　〉｀'　'´　ｌ　 ＼::〉:::::::::::〉
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　　 　 　 　 ／ ::::::::::::::::::::::::: / :::: / .::::::: l　/`く＼　　 ∧　/＼ : |/.:::l
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うーん……すいません。頭がまわらない＆筆がのらないんで今日はここで
 

明日がんばりますorz