やる夫は女尊世界で天下を目指すようです　その１２０

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――蒲葉城
 

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弌is｡.|i:ｉ|　 ,､ ﾊ.　　 　 　 　 　 |_|ﾏﾑ|　　　＿＿＿__.　 　 　 |''T丁「,| |　|_,|_,|⊥⊥ -┴,┴┴=ﾆ
　`''弌ミs｡.,|| |ｉ|　　　　　　　　 |_|/_/|　　ノ-_-_-_-_癶ｨzzzx┴￢''^＾ ￣;';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';'
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　樋口直房
 

　　　　　樋口直房は先の戦いで勝手に一揆勢力と講和を行った罪により討伐するとの命を受けていたが
 

　　　　　　実際の所は冷害によって年貢を納めれない村衆に対して話を伺い、自分の判断で一部免除。
 

一揆と言うには少々無理がある事ではあったが、村の連中が話を聞いて貰う為に事を起こしたのは事実であった。
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞x､
　　　　　　　　　　　　　　　　　＞'´￣￣7xﾐ､:i:V
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　　　　　　　　　　　　　　　　　',´ここ ｀　　　′ ',　:{＼　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 （農民連中もここまで追いつめられていたか。）
　　　　　　　　　　　　　　　　　乂＿ ....::ﾟ　　ﾉ:､　',　ヽ　ヽ
　　　　　　　　　　　　 　 rf≦ミ､ ',　　　 :／ : /!:f´ミ､＿＿
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　　　　　　ノ:::::/ﾆ/ﾆニｿ Y }ニニニニニニfｧ´::7 l:::}ﾆ',＿＿ ヽ
　　　　 ,ｨi′::ﾉﾆ:′ニ.′ﾘ从:＿＿＿＿＿＿＿Ｌi:ノニ', ///＿'，
　　　　/ﾘ:::rf′/ﾆﾆ∥{´l l｡l l l ｡l l l ｡l l l｡l l l l l｡fニニﾆv´￣// '，
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　　 /ﾘ::/ﾆﾆ/ニニ }ﾆ{ l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l lニ从ニ{ﾆ}´///// ',
　　 l::::/ニニ⌒宀Vﾆ{ :l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l |ニニ}ﾆ{ニ',////// V
　　 从{ニノニニニﾊ」//////////////////////ニンﾆ乂ﾆヽ//////ﾊ
 

　この際、樋口は農民連中から話を聞くために城へと通しそこで一部免除を申しつけた。
 

　　　一応は信長にこの件を伝えていたが何も連絡は無く、お咎め無しと思っていた。
 

　　　　　信長はこれを利用し樋口の不手際を責め今回の経緯に至ったのである。
 

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　　　　　　　　 .!ミﾐﾐ;;;;;,,..))))))))))))ﾌ7
　　　　　　　　.!三ﾐ:::::::　""''==''"＼ﾉ
　　　　　　　　|三=-::::　　"'ｰ-ｰ'"　＼
　　　　　　　　|/rヽi,,-ｰ-ｰ'"　　,i_,-=''|
　　　　　　　　|/|ﾆ||::::===｡=;;　<=｡==.|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　根回ししておきます。
　　　　　　　/|/.|:r||::::::` ｰ '　　 `〒'"|
　　　　　　/　|/'ヽﾘ:::::,._ﾆニ　　　 |:-'.|
　　　　　/　　|//,`|:::r'",_　　i~-　._|　.|
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.,-''つ　　|　　 |,`　　`ｰ-;;:::::::=≡ ..／　|　　　~''-=_　(こ''ｰ、.丶
"／　　　|　　 .|＼　　　　 "''-;;_／ﾉ|　 .|　　　　　 r-、　ヽ,.ヽ　)
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''" ,,--'　|　　　.|　　 ＼　　　　／　.|　　 |　　　　 | ~|~"ヽ, .ヽ ,!
　r',,-ｰつ　　　 .|　　　 ＼, ,／　　 .|　　 .|　　　　|　⊂''ｰ、,　,!
　''",,-''"┴--ｰ'"|　　　　/ヽ,　　　.ﾄ---┴''/　 .|　　|,~''、　 ,!
　r"　_,,-っ　　　　|　 ,,,-へ /`-,　 |　　　　/　　|　　(　/　 /
 

　　　　　　　　　　　　村井貞勝
 

　　　　　　　信長は村井らに命じ、周辺の聞き取りや証拠を集め強引に一揆と認定。
 

　　　　　　　 周辺への噂の流布や根回しもあって一揆であった事実を作り上げた。
 

　　樋口直房は確かに人格者で優秀であった、そこに石高の問題が纏っていた。
 

　　　　　元浅井の家臣な上に周辺地域からの人望も厚い将であった事で
 

　 近くに居た秀吉や信長の脅威になり得た存在であった故、事実上の粛清である。
 

　　いつ爆発するかわからない爆弾を手元に置いておくほど信長は甘くは無かった。
 

　　　それ以上に近江十万国は喉から手が出るほど欲しい土地でもあったのだが。
 

　　　　　政治的な事情も相まって、樋口は始末されるのである。
 

　　　　　　　　　　　　これも一つの乱世の習いだ。
 

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　　　　　　　　　　　　　　　　中村一氏
 

　　　　　樋口を追走する部隊は羽柴のDQNこと中村一氏中心に編成。
 

　　　　　　　　　　　　　　瞬く間に樋口を追い詰める。
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　真田昌幸
 

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　　　　　　　　　.　　 　 　 　 　 . :|: . 　 { : .{笊示ミ八. :/}/ィ示笊Ⅵ: . 　': /. .　　 '，　　　　　　　　　　　　いや、駄目な気がするのだが？
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　　　　　　　　　　　　　　　　-=ﾆニ＼∧-=ﾆニ=-〈::::〉'､-=ﾆニﾆﾆ=-/ ／-=ニニ}
　　　　　　　　　　　　　　　　}ﾆニﾆ=- ≧=-　　　イ∨＼≧=-　　　 イ-=ﾆニニﾆi
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　蜂須賀正勝
 

　　　　　　樋口討伐で選ばれた面子は秀吉からの信頼が厚く命令をこなす面子が選ばれていた。
 

　　　　　　　　　　　　半兵衛の提案で、樋口の人徳に影響されぬ面子を選出していた。
 

　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,斗ｫ_zェェｫ__ミ、
　　　　　　　　　　　　　　　 ,ィメ.｢マ　|　 ｢　.7 .ﾈ､＜
　　　　　　　　　　　　　　,水く ,LL_zｪｪｪｪｪミk .f　ﾒ.Yiヽ、
　　　　　　　　　　　　　 ムLLfィ"i:i:ヽi:i:i:i:i:i:｀`ヾく / しyi:ヽ
　　　　　　　　　　　　　r┴ ｧ'{!ili:i:i:i:i:i:ヽi:i:i:i:i:i:i:ﾍi:iヽ　_｣i:i:i:iﾏ
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　　　　　　　　　　　　　 Vi:i:i!i:i:i:i:Vi:i:i:i:i:i:iﾊ:Vi:}Vi:i:i:!i:i:iﾊi:i:i:i:i:i:i:i:ﾏ
　　　　　　　　　　　　　 7i:i:ili:i:i:i:i:ﾍVi:i:i:i:i:i＞''"},zォ!i:i:i:i}~Yi:i:i:i:i:i:iV
　　　　　　　　　　　　　 fi:i:i:iVi:i:i:iｰ-＼i:i:i:iﾊ.,ィ 穹:.:!i:i:i:i!..ﾑi:i:i:i:i:i:i:iV　　　　　　　　　　　　　　　　やる夫。
　　　　　　　　　　　　　 |i:i:i:i:iﾍi:i:ir‐茫ｫ｀``ヽ:.:.:.:.:.:.:li:i:i:7ｲi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヽ
　　　　　　　　　　　　　 li:lVi:i:i:i＼ﾍ:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:/li:i:i/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼　　　 　 　 　 　 　 　 　 考え事か？
　　　　　　 　 　 　 　 　 N ヽi:i:i:i:|i｀ﾑ、:.:.:.:.--:.:.:.:,ｨﾑi/i:i:i＿i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼
　　　　　　　　　　　　 　 　　 ヽi:i:!i:i:i:i:≧c｡.,__ .イ/i:/z＜//,＼i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ|i／~ア=zz彡'"￣////////,|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /,斗ｾア｢////////////////!i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:V
　　　　　　　　　　　,.斗.ァ:ァ≦ア /. ..f　|///,／///////////ﾙi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iV
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　雑賀孫一
 

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　　　／　　 　 　 ＼
　 ／　　　　　　 ― ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　信行様らの際は当時は明確な敵だった。
／ 　 　　　　 　（ ●） '､
|　 　 　 　　　　　　 （__ﾉ_）　　　 　 　 　 　 　 　 　 しかし、今回の樋口殿は裏切った訳でもなく
＼　 　　 　　　　 　 ｀_⌒
／　　　　　　　　　　　＼　　　　　　　　　　　　　　 織田家に悪事を働いた訳でもない。
 

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.斗::ｧ''"H　　　 ト./`'＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,. '"i:i:i:i入　j斗ｾ''アミｋ'⌒ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　／i:i:i:i:i/＼／i:i:i:i／i:i:i:i/i:i:`:く　l} >
　　　　　　　　　　　　　　　　,.'i:i:i:i:i:i〃__,ｲi:i:i:i:,.'i:i:/i:i:/i:i:i:i:iﾊi`:K｀ヽ
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　　　　　　　　　　　　 ,'i:i:i:i:i:i:i:7i:i`ｧ|i:i:＼i:i:|.:.:.:.:.:.:.:".:.:.弋圷ノli:i:/li:!　　　　　　　　　では従わぬか？
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　　　　　　　　 　 　 ,'i:i:i:i:i:i:i／　 　 :V/ヽ/////,ヽｰ.:.:.:.:.:,'i:i:i:i/　′　　　　　　　　　 それも良いと思うぞ。
　　　　　　 　 　 　 ,'i:i:i:i:i:iY　,＞ｾ""////＼////∧.:.:／＼i/
　　　　　　　　　　/i:i:i:i:i:i:ﾘ／/////{//////`＜//∧´i:i:i:i:ii:V
　　　 　 　 　 　 /i:i:i:i:i:i／///////j//////////`'＜V.7i:i:i:i:i:V
　　　　　　　　 /i:i:i:i:i:i//{///////7//////////////｀Yi:i:i:i:i:i:V
　　　 　 　 　 /i:i:i:ｉ:i:///,l//////,7///////////////,∧＜i:i:i:iV
　　　　　　　/i:i:i＞/////!/////∧////////////////∧,ヾヽ、V
　　　　　　./i:i:///{/////l/////乂＼/,_..斗 -- ミ//////,〉//ヽ＼
　　　　　 /i:i:i7///!/////V//////＞､|　　　　　　｀ヽ,///、///∧ ヽ
　　　 　./i:i:i:7/// {//////V////////|　　＿　 　　:/＜/∧/// ﾊ　.\
　　　　/i:i:i:i7////,V//////V//////,人｢.:.:.:.:.:｀`ヽ,///// ﾊ//// }　:}v
　　　./i:i:i:i:///////V//////V///////,|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|////// ﾊ/// l　 ﾙV
　　 /i:i:i:i://///////V//////ヽ//////,!.:.:.:.:.:.:.:.:.:l////////l///ﾉ ,.'i:i:i:V
　　,'i:i:i:i:///////////V//////,ヽ/////!.:.:.:.:.:.:.:.:.l////////,}.／イi:i:i:i:i:i:V
　 .{i:i:i:i:i:V//_LﾕﾕL __/{ヽ///////V///|.:.:.:.:.:.:.:.:.l////////.j}´i|. |i:i:i:i:i:i:i:il
　 .li:i:i:i:i:i:i＼{　　　　　｀lV,ヽ//////,V//,!.:.:.:.:.:.:.:.:.!//,＞ '''' 〈 }i:ｉL｣i:i:i:i:i:i:i:i:!
　 .!i:i:i:i:i:i:i:i:i:|zr―- .ミ :|iヽ/ヽ/////ﾊ//j.:.:.:.:.:.:.:.:.k'" 　 　 　 }.}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|
　 li:i:i:i:i:i:i:i:i:i:~.|.:.:.:.:.:.:.:.|′i:i＼_V////,l/,f.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!　　　　　 ハi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|
 

// 　 ､ ／i:i:i:i:i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}i:}i:i:i:＼i:i:i:i:i:i:i:＼
7～､｀Yi:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:li:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:li:7i:i:i:i:i:iヽi:i:i:i:i:i:i:i:ヽ
　　　7i:i:i:i:i:i:i:i:7i:i:i:i:i:i:i:li:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:7/vi:i:i:i:i:i:i:i:Vi:i:i:i:i:iﾊi:ﾏ
ﾕﾕﾕfi:i:i:i:i:i:i:i:i,'i:ili:i:i:i:i:i:li:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/"i:i:Vi:i:i:i:i:i:i:ｉVi:i:i:i:i:ﾊi:i:ﾏ
　　 .!i:i:i:i:i:i:i:i:i!i:i:li:i:i:i:i:i:ili:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i!i:i:i:i:i:i:i:i:iVi:i:i:i:i:ili:i:i:ﾏ
＿_,｣i:i:i:i:i:i:i:i:ili:i:i:li:i:i:i:i:i:i:!i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ili:i:i:i:i:li:i:i:i:\i:i:i:i:i:ili:i:ｉﾊ
v 　.!i:i:i:i:i:i:i:i:i!i:i:i:li:i:i:i:i:i:i:iVi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|i:i:i:i:i:l!i:i:i:il!i:i:i:i:i:ili:i:ｉ:ﾊ
iV.ィ!i:i:i:i:i:i:i:i:ili:i:i:i:!i:i:i:i:i:i:i:iVi:i:i:i:i:i:li:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:l!i:i:i:i:ﾊi:i:_Li:i:i:i:ｉ:ili:i:i:i:ﾊ
i:i:i:i:!i:i:i:i:i:i:i:i:i:!i:i:ili:lVi:i:i:i:i:i:i:Vi:i:i:i:i:iVi:i:i:i:i:i:i:i:i:l斗ｾ'"｢i:/.:li:i:i:i:i:li:iﾍi:ｉﾊ
i:i:i:ili:i:ili:i:i:i:i:i:ili:i:i:lvl_,Lﾕ斗i:ｉ:Vi:i:i:i:i:iVi:i:i:i:i:i:i:ij.:li:/,zｒ笊芋i:i:i:i/i:li:ﾊi:i:i:　　　　　　　そうか。
i:i:i:ili:i:ili:i:i:i:i:i:iﾑi:ｉ｢.l!.:.ヽi:V.:＼ヽi:i:i:i:ﾊ＼i:i:i:i:/,ィ斧勿 メ.ji:i:ｉ/i:i:i|i:i:i',i:i:i
i:i:i:ili:i:i:!i:i:i:i:ivi:ﾑilz≠芋芋芋斥.` ｰ -.:.:``".".:.ゞﾟ'".:.:.:.:/i:/i:i:i:i:li:i:li:!i:i:l　　　　　　  それも良し。
i:i:i:i,li:i:i:li:i:i:i:i:ﾍi:iN 弋_{}少　 .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ｲ}i:i:i:i:7i:i:lNi:i:i|
i:i:i7.:!i:i:ili:i:i:i:i:i:iヽiﾍ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/i:i/}i/i:i:ij　}i:i:!
i:i:i{.:.:li:i:i:li:i:i:i:i:i:i:i:ヾiヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.} .:.:.:.:.:.:.:.:.:/ｲ/i:/i:i:i:7　.li:7
i:i:i:＼!i:i:il!i:i:i:i:i:i:i:i:i|.ヾ＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./i:i:i/i:i:i:i7　 ji/
i:i:i:i:i:i:li:i:l.Vi:i:i:i:i:i:i:il.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./i:i:i:i:i:i:i:i:/　〃
i:i:i:i:i:i:i!i:ili:iVi:i:i:i:i:i:i:!V.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_.:.:.:.:.:.:.:.:.,ｲili:i:i:i:i:i:i/　.∥
i:i:i:i:i:i:ili:i:li:ｉ:Vi:i:i:i:i:i:li:ﾍ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／.:.:.:.:.:.:.:.,.ｲi:i:i:|i:i:i:i:i:7　 /'
i:i:i:i:i:i:ﾊi:i:Vi:ｉVi:i:i:i:i:',ヾヽs｡.,_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,.ｲi:i:i:i:i:i!i:i:i:i:7
i:i:i:i:i:i:i:ﾊi:i:Vi:i:Vi:i:i:i:i',.:.:`ヽ.:.:.:≧c｡..,,_.:.:.:.:.:.:.／i:i:i:i:i:i:i:i:|i:i:i:7
i:i:i:i:i:i:i:i:ﾊi:i:ヽi:i}ヽi:i:i:ﾊL_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｱ'''≦i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:!i:i:7
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヽi:i:＼ .ヽi:i:ﾊ　~"''～､、.:.:./､i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|i:7
 

　　　　　　　　　　　　樋口討伐はやる夫の想像していた虐殺であった。
 

　　　　　甲賀の方へと逃げようとした樋口一族郎党、その家族らを処断。
 

　　　　　　　　　　　　樋口らは抵抗虚しく討ち取られていった。
 

　　　　　樋口直房は国人であった関盛信に捕えられ、家族諸共処刑される事となる。
 

　　　　　　　　　＿＿＿＿＿
　　　　　 ,..-''"´ 　 　 　 　 　 ｀''-,,
　　　 .／　　　　　　　　　　　 　 　 ＼
　　 ./　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ
　　/　　＿＿＿　　　　　＿＿＿＿　　 ',
　 ,'　　 ＿＿＿_　 　 　 　 ＿＿＿_　 　 ',　　　　　　　　　　　　　雨のせいで中々帰路もままならんな。
　 l　　 l ●　　 l　　 　 　 .l ●　　 l　　　 l
　 l　　 ヽ､＿ ノ　　　　　　ヽ､＿ ノ 　 　 .l　　　　　　　　　　　　　結局、やる夫は何もしなかったし。
　 ',　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,'
　　',　　　 　 　（＿_人＿＿）　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　 出来なかったが正解なんだがなぁ。
　　 ヽ、　　　　　└――┘　　 　 　 ／
　　　 ._｀''-..,,_　　　￣￣　　　 _,,..-''"_
,..-''"´　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ｀"''-..、
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　_､=ミV⌒j,_ｧ＜
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　＞〃　__,,..ヾ__j 7f　 ﾉ、
　　　　　　　　　　 　 　 　 (ｨ∥≦:::/::::::::'/:≧＜ミ`ヽ
　　　　　　 　 　 　 　 　 /j/;ｲ:::::::::/:::::::::::::',:::::::Vﾊ ノ(
　　　　　　　　　　　　　 ゝ:::{:{:::::::::':::::::::::::::::}:::::::::::::::Vﾘ}
　　　　　　　　 　 ＞''~/::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::,::::::::::::::::::'/f
　　　　 　 　 　 '｀　　/::::i:::::::::::{:::::i:::::{:::::::: ,::::j::::i:::::::::{ﾊ!
　　　 　 　 　 {　　.／::::ｲ:::::::::::ﾊ::ハ∧:::::/ﾚ'ｱ/j/:::::::}::::　　　　　　　　　　小屋で雨宿りの所、失礼。
　　　　　　　 人／:::::::ﾊ{:::::::::::{≪芯`: :V: :'苡≫::::j}::,::::i,
　　　　 　 　 ／／:::::::::::|:::::::;从 : : : : : ､ : : : :/::::::/:::ｉ::::ﾄ　　　　　　　　　  兵達には明日の朝まで身体を濡らさない様に
　　　　　,..::::::::/:::::::::::::::/:::i八{込 : : : : __ : : :/:::::, ::::::|::::| ',
　　　　/:::::::／::::::::::::::: {/:::::::i::::个.｡ : : : : : フ::::/::/::::':::::　j　　　　　　　　  言い回って来た。
.　　　/::::／:::::::::::::::::::::/{::::::::{::::::::ｧ=}≧‐≦/:::ｲ::::::::/:::/.ノ
　 　 ,　'　/::::::::::::::::／:叭::::/-=＜/ｧ＞彡)／≦ﾆﾆニヾ　　　　　　　　　　昌幸らが兵らと酒盛りしてるから風邪の心配は無いと思う。
.　　/:　 ,.::::::::::＞ ´:::::::::: V　_≧7 /＿ ／ﾆﾆ'ﾆﾆﾆﾆﾆﾆV
　 ,ｲ　 /::::::／::::::::::::::／ﾆゝｧ ／ﾉ_ヾ／{ﾆﾆヽｱﾆﾆﾆﾆﾆﾆV
　 {::　/::::,::::::::::::::::アﾆ=-'" イ　／　　　{ﾆﾆﾆ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ'/
　 乂,::／::::::::,　 '"´　　　/:{　/ 　 　 　 iﾆニ.|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ'/
　　／:::::::::::ｱ　　　　 　..:{　!/　　　　　 .ﾆﾆニV＞'"⌒ヽﾆニ}
　,.:::::::::::::::/{　　 　 　 　 :', j;　　　　　　,ﾆﾆﾆﾆi 　 _＿ 　 Vｲ
./:::::::::::: /叭　　　 　 　 :/ j{　　　　　　'ﾆ／ニﾚ'": : : : ヽﾉ::V
,::::::::::::::::{　i　､　　　　　ｲ /ﾘ≧s｡.,,　　 i"ﾆﾆﾆ/': : : : : :|´::ﾍ:V
:::::::::::::::::j／::::::≧ｰ='"　 イ　　　　　　　',ﾆニｲ::|: : : : : :|:::',:::}::'/
::::::::::::::::::/::::::::::::::::::}　　　 　 ヽ､、　　 　 Wニ|: |: : : : : ﾊ:::j:ﾘ::ｲ　　　　ｶﾞﾗｯ
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　r―――-z　　　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ﾍ―^ 　――　　^―´ ―　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　r-'￣　　|　 ヽ, : ―― : 、　　　　　　〉、
　　　　　　　　　　　　 ／ﾍ　　　,.: ～'´:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i｀`～:.､　 /　 ヽ、
　　　　　　　　　　 ／^ヽ、　／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヽ、 /　 〉、
　　　　　　　　 　,〈 ゝ、　／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼　/　ヽ
　　　　　　　　　 { ＿. ／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼ /　〉、
　　　　　　　　 　 〉.／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{i:i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}:i:i:i:i:};i:i:i:i:i:i:i:i},i:i:i:i:i:ヽ、　}
　　　　　　　　　/ /:i:i:i:i:i:i:i;{i:i:i:i:{i:i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i};i:i:i:i:iゞj:i:i:i:i:i:i};i:i:i:i:i:i:i:i',_ﾉ
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　 　 　 　 　 |'　{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヾ、:i:i:i:i:i:i:iVi:i:i}、:i:i/斗=≠七i:i:i:i:i:i:i|ｉ:i:i:',
　 　 　 　 　 |.　{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|ヾ:i:i:i}: :＼}＼:i:i:i:i:i:/: V"ヒ示心　ﾘ:ｉ:i:i:i:i:i}:i:i:i:i',　　　　 　 　 　 　 手を出したら奥方に報告すると申してある。
　 　 　 　 　 |.　{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|:斗≠==ミ、: ￣￣: : : : :ヽ― '´: /:i:i:i:i:i:/:i:i:i:i:i',
　 　 　 　 　 |、 Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ《　 ハ示ｿ : : : : :ゝ: : : : : : : : : : /:i:i:i:i:i/:i:i:i:i:i:i:i:',
　　　　　　 　 ｀ヽV:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧:＞:' ~´: : : : : : : : : : : : : : : :／:i:i/:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:',
　　　　　　　　　 /:i:i:i:i:i:l:i:i:i:i:i∧: : : : : : : : : : : : : : : : : : ／": ∧:i:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i',
　　　　　　　 　 ∧i:i:i:i:i:{:i:i:ｉ:i:{:i(ヾ、: : : : : : : : :、＿,: : : : : : ノ_ﾉl:i:i:i:|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧
　　　　　　　　 ∧:i:i:i:i:i:{:i:i:i:i:i{:i:乂＞、: : : : : : : : : : : : : :,＜:i:i:i:i{:i:i:i:|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧
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　　　　　　　　 ∠ﾆﾆﾆﾆ７ . . . .／. . . . ./. . ./___. . . . . . . . ＼
.　 　 　 　 　 〈ﾆﾆﾆﾆニ7.. . . . . . . . .. ./ . . . 　⌒＼. . . . . . . .＼
.　　　　　　　　〉 ﾆﾆﾆﾆ′ . /. ./. . . ./ . . . |　　　　 ﾟ｡. . . . . . . . ﾟ｡
　　　　　　　 /. . ＼二｛. . . ′｛. . . .　｛＿. |　 　 　 斗‐-. |. . . . . .
.　　　　　　 / . . . . . Ｖ｛ . . i. . ｛. . .／人. . .|　　　　 丿｝ . ハ. . . . .
　　　　　　/. ｝ . . . . . .｛ . . |. .八 . . ｛　　___|　　　　　厶-=ミ,｝. . . .|{　　　　　　　　　　　　　　　（密告してやろｗｗｗ）
.　　　　　/／｝. . . . . . ｛ . 八. . . ＼ ｛ ァ'^⌒ 　　　　″　　　｝/. . 八
　　　　　′　｝ . . . . . 人 . . . 丶 . . .　″　　　　　　 '　 　 ''' / . |/
　 　 　 ｛　　 ｝ . . . . . . . ＼. Y⌒＼_〉 '''''　　　　　 　 　 　 　 l.丿
　 　 　 ｛　　 ｝. . . . . .｝. . . .＼､ゞ 　 　 　 　 r ___　￣｝　　　 八
.　 　 　 乂　. . . . . . . ｝ . . . . . . .ｰ-- 、　　　　ｰ-‐　　　　／⌒
　　　　　　 / . . . . . . . . . . .| . . . .〈／ . . . .
.　　　　　 / . ／. . . /. . . . .|. . . . . 　-‐　｛　 ≧=‐r＜
　　　　　厶イ. . . . /. . . . . .|. . .／　　 　 ｛　 　 　 | 　 ｀
　　　　　 　 ｝ . . ./. . . . . . .|. / 　、　　　　､　　 　 V 　 　 ＼
　　 　 　 　 . . . .'′. . . . .. .| ′ 　＼　　 　 ＼　　　｝　　 　　ヽ
　　　　　　/. . . . . . ./ . . . . . 　 　 　 ＼　　　　Vﾆﾆ｝
.　　　　　/. . . . . . ./ . . . . . |　　　 　 ＼＼　 　 Vニ｝　　/　 　 |
　　　 　 ′. . . . . .′. . . . . |　　　　　　 ﾟ｡ 　　　 VV 　 /
　　 　 ｛ . . . . . . ｛. . . . . . . |　 　 　 　 　 ﾟ 　　　ｰ--‐ 　 　 　 ｛
　　 　 ｛ . . . . . . ｛ . . . . . . .| 　 　 　 　 　 |　　　　　　　　　｝ 　 ｝
 

　　　　　　　　　　　　　※滅茶苦茶怒られる
 

　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿
　　　　　　　　 ,. -'"´　　　　　　｀¨ｰ ､
　　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　',
　　　　　./　　　　　, -‐､　　　　 _,, -‐､　 ',
　　　　　l　　　　／　　　｀'　 　 ´　　　　　.l　　　　　　　　　　　　　　　いや、別に・・・
　　　　　l　　　　　 ,==ﾐヽ　　　,ｿ==ﾐ　 　 .l
　　　　　.',　　　U　　　,　　　　　 ヽ 　 　 /
　 　 　 　 ＼　　 　 　 l　 　人　 　l 　 ／｀ヽ
　　　　　/ 　｀ー､ 　　 ｀ｰ´＿｀ー'　‐'　　　　',
　　　　./　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l
 

　　　　　　　　　＿＿＿＿
　　　　　　 ,. -'"´　　　　　　｀¨ｰ ､
　　　 　 ／　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　',
　　　./　 　 Ｕ 　 　 　 　 , -‐ 、 　 　 ',
　　　l　　＿＿＿ノ　 　'´ 　 　 ＼　　 .l　　　　　　　　　　　　　　　あー・・・
　 　 l　 ( 乂ｿ 　ﾉ　 　　ヾ＝=ﾂ　　 　 l
　　　.',　　　　,　　　　　 ヽ 　lilil　u 　 /　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 何時から分かった？
　　 　 ＼　　 l　 　人＿,/l 　　　　 ／｀ヽ
　　　/ 　｀ー､｀ｰ´ 二二ノ 　　　‐'　　　　',.
　　./　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l
 

　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（●） 　＼　　　　　　　　　　　　　　　孫一ならわかるよなぁ・・・
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 そうだよなぁ。
　　　　　　　 　 ／　　　 　ー‐　　　　＼
 

　　　　 　 　＿＿__
　 　 　 　／　　　　＼
.　　 　／　 　 　 　 　 ＼
.　　／　　　 ―　　 ー　 ＼　　　　　　　　　　人を前にすると刀を抜こうにも抜けなくてなぁ。
　　|　　　　（●） 　（●） 　|
.　　＼　　　　（__人__）　 ／　　　　　　　　　　今までは前線から離れてたんでバレなかったけど
.　　　ノ　　　　｀ ⌒´ 　 ＼
　／´　 　　　　　　　　　 　ヽ　　　　　　　　　 こうなったら武士を止めるしかないのかなぁって。
 

　　　　　　　 　 　　＿＿＿_
　　　　　　　　　 ／　　 　 　＼
　　　　　　 　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　 ／ 　 （●） 　（●）　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　妻帯者です。
　　　　　　 |　 　 　 （__人__）　 　　 |
　　　　　　 ＼　 　　 ｀ ⌒´ 　　 ,／
r､　　　 　r､／　　　　　　　　　　ヘ
ヽヾ　三　|:l1　　　　　　　　 　　　　ヽ
　＼>ヽ/ |｀ ｝　　　　　　　　　 　　|　|
　　ﾍ　lノ `'ｿ 　　　　　　　 　　　　|　|
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　　　＼. ｨ 　　　　　　 　 　 　 　　|　 |
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　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（●） 　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　秀吉はともかくシンは後でぶっ叩く。
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／
　　　　　　　 　 ／　　　 　ー‐　　　　＼
 

　　　　　　　　　　　　　　　 　　 ,ｨ__r -- ｫ __
　　　　　　　　　　　 　 　 ,.ﾍ,「´　l／ﾍ　 {~　 `ｰv-､
　　　　　　　　　　　　 r く. 　ヽ,z/'":￣￣:｀`～､ ／￣}
　　　　　　　 　　 　 r┴- >:'"i:i:i{!i:i:i:i:i:i:i:iVi:i:i:i:i:i:｀ヽ、┴┐
　　　　 　 　 　 　 　l!　／i:i:i:i:i:i:i|!i:i:i:i:i:i:i:i:ili:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ　 l!
　　　　　　　　　　l｢ アi:i:i:/i:i:i:i:i:il!i:i:i:i:i:i:i:i:i:!i:i:i:i:vi:i:i:i:i:i:iﾍ￣7
　　　　　　　　　　l!./i:i:i:i/i:i:i:i:/i:liヾi:i:i:i:i:i:i:il!i:ili:i:iVi:i:i:i:i:i:i:iﾏ〈
　　　　　　　　　.l｢/i/i:i:/i:i:i:i:,1i:lli:i:i:i:i:i:i:i:i:i:||i:ili:i:i:i!i:i:i:i:i:i:i:i:ﾊ 〉
　　　　　　 　 　 l7ifi:i:i:fi:i:i:i:/.li:l.li:i:i:ili:i:i:i:i:i:l.!i:ili:i:i:i!li:i:i:i:i:i:i:i:ﾊ}
　　　　　　　　　 7i:li:i:i:li:i:i:/.:.:.li!.:Vi:i:li:i:i:i:i:j.:li:iﾊi:i:ilili:i:i:i:i:i:i:i:i:}
　　　　　　　　　 li:i:!i:i:i:!i:T''～､、.:Vil.:Vi:i7.:.l/,＞''⌒i:i:i:i:i:i:i:i:l
　　　　　　　　　 li:i:iVi:i:!i矛了符ﾐ.:N.:.:.Ｖ.:''ｨ窃坏斥i:i:i:i:i:i:i:7!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　だから私も自由にする。
　　　　　 　 　 　 !i:i:iVi:i:i:l.:.://///.:.:.:.!.:.:.:.:./////.:!i:i:i:i:i/i:/i|
　　　　　　　　　　Vi:i:i＼i:',.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ij.:.:.:.ji:i:i:i/i:/i:i:|　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 あー・・・なんだ。
　　　　　　　　　　 |＼＼ヾ':,.:.:.:.:.:.:.:.:.:＿.:.:.:.:.:.:.:.:.:〃i:i/il/i:i:i:i|
　　　　　　　　　 r┴ ==‐ﾏi:ヽ.:.:.:.:.:.´／`く⌒寸くi:／i:i:i:i:i:i:i:i:!　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 わ、わかるだろ！
　　　　　　　　 ノ///////}i:i:i:iﾐｈ｡／.-<Y }.>､.ヽ_>i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|
　 　 ＿＿,＞'"ィ ⌒｀ヽ,//!i:i:i:iﾄ 7 ..　　｀~fli:,ｨゞ_,.アi:i:i:i:i:i:i:i:i:l
　　 l///￣￣////////,ヽ川i:l 7=:.　,　: . `´／＿i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iV
　　 !/////////_////////从.f　　　:',　　 _{三＞ つi:i:i:i:i:i:i:i:i:V
　　j// ／￣￣//ヽ//////.,ﾕ〈　　　 :j　'"　　 .／　}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iV
　 .{//7////＿///,V///／　　｀ヽ　 '　　　　／､｀寸＼i:i:i:i:i:i:i:i:i:V
　　V/.,＞'"　　 ｀ヽ、,＞'^ヽ、　　　V_,. 斗＜　　 ｀ヽ｀ヽ＼i:i:i:i:i:i:i:iV
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　r―――-z　　　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ﾍ―^ 　――　　^―´ ―　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　r-'￣　　|　 ヽ, : ―― : 、　　　　　　〉、
　　　　　　　　　　　　 ／ﾍ　　　,.: ～'´:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i｀`～:.､　 /　 ヽ、
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　　　　　　　　 　,〈 ゝ、　／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼　/　ヽ
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　 　 　 　 　 |.　{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|ヾ:i:i:i}: :＼}＼:i:i:i:i:i:/: V"ヒ示心　ﾘ:ｉ:i:i:i:i:i}:i:i:i:i',　　　　　　　　　　　　ぶっとばすぞ。
　 　 　 　 　 |.　{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|:斗≠==ミ、: ￣￣: : : : :ヽ― '´: /:i:i:i:i:i:/:i:i:i:i:i',
　 　 　 　 　 |、 Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ《　 ハ示ｿ : : : : :ゝ: : : : : : : : : : /:i:i:i:i:i/:i:i:i:i:i:i:i:',
　　　　　　 　 ｀ヽV:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧:＞:' ~´: : : : : : : : : : : : : : : :／:i:i/:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:',
　　　　　　　　　 /:i:i:i:i:i:l:i:i:i:i:i∧: : : : : : : : : : : : : : : : : : ／": ∧:i:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i',
　　　　　　　 　 ∧i:i:i:i:i:{:i:i:ｉ:i:{:i(ヾ、: : : : : : : : :、＿,: : : : : : ノ_ﾉl:i:i:i:|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧
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　　　　　./.:.:.:.:.:.,'　 　.fi:i:i:ifi:i:`''＜_fi:i:i:i:/i,./i:/li:i:i:i:ﾑi:i:i:i:i:i:j イNi:i:i:i|
　　　　 /.:.:.:.:.:.:., ._,ｨﾍ.li:i:i:i:|i:i:lf㌦l!.:!i:i:7=- ﾕL_i:i:i:/i:i:i:i:i:i:iム　}i:i:i:i:i|
　　 　./.:.:.:.:.:.:.:., .{ Vz.{i:i:i:i:iVil.: 込.:.Vi{.:.:/'_LL_ｱ/i:i:i:i:i:i:i:∧／i:i:i:i:i:l
　 　 ./.:.:.:.:.:.:.:.:l　| .}!　Vi:i:i:i:\//.r.:.:.:.N.:.:." 辷ｿアi:i:i:i:i:i:i/ﾚ'i:i:i:i:i:i:i:i:　　　　　　　　　　　　　　　　・・・あぁ。
　　..7.:.:.:.:.:.:.:.:.:! /　' 　 V|i:i:ﾊ.:.:.:′.:.:.:.:./////.,/i:i:i:i:i:i:i/Yi:i:i:i:i:i:i:i:i:i!
　　7.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l .{　　　 /i:|i:i:i:ﾍ.:.:.ヽ.:＿_.:.:.:.:／'i:i:i:i:i:i／イi:i:i:i:i:i:i:i:i:il　　　　　　　　　　 　 　 　 　 わかった。
　 .7.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ゝs.,_ -/,LL_i:i:i:,ム／///｀`ヽ、i:i:i:／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉl
　 f.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀`"''Y=z￣V/////////∧～ミi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:!
　 .＞s｡,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!`ミx　.}//////////∧//｀Yi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|
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　 　 　 　 　 　 ´　　　　　｀
　　　　　 ／　　　　　　　　　 ＼
　　　　 /　　　　　　　　　　　　　',
　　　　　 ´ ￣￣｀　　　 ´￣￣ ｀
.　　　　　 ｨf笊ミx　　　　ｨｆ式ミx　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　怒られろ。
　　　　 | 《 弋__ｿ　　　　 弋__ｿ 》|
　　　　 i　　　　　　 　 　 　 　 　 i
　　　　∧　 　 　 （__人__） 　 　 ∧
　　　　　 ヽ　　　　｀⌒´　　 　 ｲ
　　　　　　　＞　　＿＿　　＜
　　　 　 ／　　　　　　　　　 　 ｀ヽ
.　　 　 /　 　v　　　　　　　　v　　',
　 　 　 i　 　i　　　　　　 　 　 i　　i
.　　　　|　 　|　　　　　　 　 　 | 　 |
 

　 ./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;-;:;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;'
　/:::::::::::::::::::::::::::;: 'ｨ:::::;' //|::::::::::::::;;:::::::::::::::::::::::::::::::::yi
./:::::::::,ｨ::::::::::::／　 |:::;'　|:{ i::::::::::::/ ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::/
'::::::／〈::::::::∠二三!::|==';|__':;::::::/`ヾ }::::::::::;、:::::::::::::::`..、
i／　　.';:::ｲ≧=ミ　 ≧==―弌:::{ミ、ﾉ::::::::/ .',:::::::::::::::::::::',
　　　　 V}!＿n,,ﾘ　ﾐ,,,￣ﾞﾞ`丶,';:i　 〉:::::／ ヾ .';::::::::::::::::::::',
　　　　　;λ￣　　　　 `丶、n_`, ムイi＼ヽ、 .',::::::::::::::::::::',　　　　　　　　　　　　　　　　　　　俺が嫌われて皆を守れるのなら
　　　　 ,'　}.、　　 　 　 　 　￣ 　　　/:::::::ヾ、 ,,〉:::::::::::/;ﾊ'
　　　　 ',　　 、　　　　,　　　　　　　/:;,x'⌒',::`´:::::::::::/　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 喜んで嫌われますよ。
　　　　　',　　 ￣￣￣　　　　　　　 '´　ヾ} ,':::::::::::::;:;'
　　　　　 ',　　　　　　　　　　　　　 　ﾉ ,ノ,.'::::::::::::/　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 卑怯だろうとクソ野郎だろうとも生き残れば勝ちですわ。
　　　　　　',　　 　 　 　 　 　 　 ,、ｰ’,...イ::::::::::／
　　　　　　 ー-.....................　　イ　 ￣/:::::::::::;:/
　　　　　　　　 }　　　　　　 　 ＿_　/:/i／j/´
＿_....-_‐..二二L.　-― ¨¨￣　　 .￣７
、　　　 ヽ、　　　　　＿ ... ＝-―＝┴-..、
. ヽ、　　　｀i　　　／　　　　　　　　　　　　ヽ、
 

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　　　　　　　　　　 　 ／ 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　 ／　 ⌒ 　 ⌒　 ＼
　　　　　　　 　 ／　　（●）　（●）　　＼　　　　　　　　おう。
　 　 　 　 　 　 l　 　 ⌒（__人__）⌒　 　 ｌ
　　　　　　　 　 ＼　　 　 ｀⌒´　　 　 ／
　　　　　　　 　 ／　　　 　 　 　 　 　 ＼
 

　　　　　　　　　,.　 , , .-‐ｧ_, ,-―- ..＿__
　　　　　　 ,. '"/／//////////,.．-‐''"
　　　　／!'///////////////777777-､
　　　 {//l!///////////////////////,＼
　　　{///////////////////////////＼ヽ
　　　ヽ///////.'///////／ ﾞ.//////////,ヽ
.　　　/////／　l'/_!//／- ､￢///lヽ////ヽ､ヽ
　　　////;´_,．///l／.' ,. 　 !ヽ' !//＞'////∧ヾ
　　　 /////////　　i　ﾄｊ!　 　 ,／/　!ﾞ/////,!　　　　　　　　　　　　　　　　　　支えるのが側近ですわ。
　　　　l////.ヽヾ. 　 　 l::;　　　　,.,i!　l ;'l////'
　　　　l'//∧.i ,　　　　ー- 　 　 {. '　,ノ'////　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雨も上がりましたし、帰りましょうや。
.　　　　ｌ'//∧　j　　　　　　､　　　`　ノ''"　′
　　　 　 !///,ゝ,.　　　　 　 　 丶 　 '　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 左近の旦那も待ってるでしょうからね。
　　　　 　 !从//! 丶､　　　　　　　,.'
　　　　　　　　＿!,... -――‐- ..／__
　　　　　　　l　　　　 ―　　　　　 ｏ }
　　　　　 　 l ＿―-_,...　＿.　　　　 }
　　,. -‐ ''"　　　　　　 　 ー--.='￣ ヽ
　　　　　　　　　　　　 ／　,.'"　　　　 ヽ
　'　　　　　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　ﾞ､
　　　　　　　 　 　 　 　 /＼、　　　 　 　 ヽ
.　　　　　　 　 　 　 　 /　､ 　 ＼　　 　 ､ ）ヽ
　　　　　　 　 　 　 　 {　　　 　 　 丶 . 　 　 i
　　　　　　　　　　　　 ヽ､ヽ　　　　 　 　 ｰ＝ ､
　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ　　　＼　　　　　　i
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 、 　 　 ＼　　　　 ヽ '"ヽ
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ　 　 　 ＼　　 　 .〉　.}.､
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ　　　ヾ　 、　　.l　/　.}.ヽ
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ　　　　　　　　｀;'　/　/ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 、　　　　　 　 ｰ'" . ' ./
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ　　　　　 　 ｀´ ｰ '
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 、　　　　　　　　　　}
 

　　　　　　　　　　　無論、そんなことは無くキッチリ〆られました。
 

　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（●） 　＼　　　　　　　　　　　　　　グーな、グー。
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／
　　　　　　　 　 ／　　　 　ー‐　　　　＼
 

　　　　　　　　　　　　道場で滅茶苦茶シゴいた。
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次回に続く