やる夫は隊長になるようです 第７話

再開しますがお約束なので
 

――注意！
 

　　　 ./　　　　　　　　　　　 ;; ;;　　　　:　　l
　　　 {　　　　　　　　　　　ミ゛ ﾐ　　　　　:　l
　　　l　　　　　　　　　　　 ./| ' ＼　　　　:　}
　　　l　　　　　　　 ._,, . '／丿　　.ヽ　　　　 {
　　　{　　　　　_,,,-''/ /. ／　,,.　　　{　　　　 |　　　　この話は二次創作であると同時に
　　　ヽ　 { .r'~　　.i' i″　　　,,,,-－､｀i　　 {　.}
　　　　`､　 !rﾆﾆコ､{,,, i !､,;;ﾆ三￣ ,　{　 .{l　 {　　　設定の一部を改変して行われている
　　　　　 i　 i　 r..ｕｭ .,　 ､ ..'┴'' ｀　　ﾘ｀i.j'　 ll
　　　　　 .l ﾄ,l　　　'''　';　　　｀゛゛　　　, ,. }　　 l　　　細部の設定はあわないと思うがそんなことは気にせず！
　　　　　　{.{ .l　　　　, '　　　ヽ､　　:　.　''|　 ..{{
　　　　　　｀'.　!　　 ./ ､,,＿, ''゛ .＼　 ;　./;; .!川　　　　楽しく読むといい。一部史実ネタも入っているが
　　　　　　　　　､　 !　　__,,,_,,,,..－､', ,' / l　/ヽ_｀
　　　　　　　 ,.　 ヽ.　 '｀''-二-'　　 /./　　 l ;　ヽ ""'''-=,,,　基本的にふわっとしているぞ
　　　　_,,=-''''''" / ,'.ヽ､　　　　　 ,,ﾝ'.　　　/l ;　 .i　
　,,=-''″　　　 / ,'　i::::.｀ ー一'''"　..　　　//;　 ,' .!　　　『原作ではこうだから～』とか『史実では～』というのは原則禁止　
''"　　　　　　 / ;　 〈:::: ヽ ""　　　　　　// .;　,'　 l
　　　　　　　　　　特別ゲスト　　　　　　　　　　　　　　↓の雑談所やバイザスレでやってくれ。マナー違反だからな　　
 

　　　　　　　　　,,..:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;、
　　　　　　 _r''":;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ｰ- 、
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　　　　　│:;:;:;:;ノ''"´￣ 　　　　 ﾐ､:;:;:;:;:;:;ヽ
　　　　　│:;:;:;:;! __　　　　　_,,..-..上:;:;:;:;:;:;ﾐ
　　　　　彳:;:;; ! ミ三≡.〈 ≡三彡|ｌ:;:;:;:;:;:;:;l!
　　　　　　!:;:;:;:;!´亠亠｀ |! 亠亠,,_ミ:;:;:;:;:;||　　　　　ほかにも雑談は”雑談所”にて
　　　　　　ﾍ:;:;ヽ　　　_　ヾ ､_　│　l゛:;:;:;:ﾐ
　　　　　　　ﾞﾞ'ｯl!　 ./`ｰ－’　|!　 ヽ::;;:;ﾐ　　　　　　４行『以上』の書き込み、予想などなどは
　　　　　　　 彳l;　　..-―-┐ '´　　|!_:;/’
　　　　　　　　 `ﾍ,,,　　ﾞﾞﾞ弋´　　／'　!l个-､　　　　　板のルールとして厳禁ゆえ、きちんと守るように
　　　　　　　　　 ./Ｔｰ-＿ﾆ＿／　_ﾉ!亅:;:;:;`＼
　　　 _..-ｪ二/ン├＼＿_　___..-‐'´　/:;:;:;:;:;:;:;:;`' ､_,,___　ルールを守って楽しいスレ生活！約束だぞ！
　　r彡''´:;://ン'./|!　ｰ二￣ 　　　 /:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヾ-二ﾞ￢-
　丿:;:;:;:;:;//:;:;ヽ八ヽ　　　　　　　 /:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;￣ー-
 

雑談などの書き込み場所
 

◆PxpsTgDRu.のやる夫スレ避難所196
ttp://hosirin.sakura.ne.jp/test/read.cgi/bbs/1460903014/
 

梅座さん控室　１０
ttp://hosirin.sakura.ne.jp/test/read.cgi/bbs/1459338928/
 

　　さて、あのあと文香と別れ掃除と朝食を済ませたやる夫が時間を少々持て余していると・・・
 

　　　　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　　 　／　　─　 　 ─＼　　　　掃除も済んだし、次の仕事までまだあるし
　　　　　／ 　　 （●）　（●）　＼
　　　　　|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　　軽く鍛錬でも・・・
　　 　　 ＼　　 　　 ｀ ⌒´ 　 ,／
　　　　　 /　　　　　　　　　::::i　＼
　　　　　/　　/　　　　　　　::::|＿/
　　　　　＼／　　　　 　 　 　::|
　　　　　　　 |　　　　　　　　::::|　 ｷｭﾑ
　　　　　　　 i　　　　　＼　::::/　ｷｭﾑ
　　　　　　　　＼　　　 　|::／
　　　　　　　　　 |＼＿／/
　　　　　　　　　 ＼＿／
 

　　　　　　　　　　　　　　 　 　 _......................_
　　　　　　　　 　 　 　 　 _,..:::´::::::::::::::::::::::::::::｀:::.､
　　　　　　　　　　 　 ,..::´:::::::::::::_::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　 　 　 　 　 ／.:'::::::/::::::/iﾊ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
　　　 　 　 　 　 /' /:,:::::/::::::/　Y::: |::::::::|::|:::::::|::::::::::::.
　　　　　　　　　　/ｲ::::,'::::,::/ 　 |:::::i:::::::::l::!:::::::|::::::::::::::
　　　　　　　　　　　{::::|:::/::{　　 }:::/:,::::,ｲ::|:::::::,::::::::::::::|
　　　 　 　 　 　 　 ∧:Ⅳ下ﾐ､ /:,ｲ/::/-}/}::::/:::::::::::::∧
　 　 　 　 　 　 　 /:,:从:::! Vｿ ´　 ィ≠ミﾑｲ::::::::::::::, 　!　　　あｇ・・・・・隊長、おはようございます
　　　　　　 　 　 /:ｲ::::::::::l　　　　　 弋_ン/:::::::,:::::::/　 |
　 　 　 　 　 　 ｲ::::::::::::::人 　 ' _　　　 ／:::::::/::: /＿__|
　　　　　　　　　{::::{::::::/}:::::＼ 　｀　　,:':::::::::, :::::, 　 |
　　　　　　　 　 从{∨}/|/:::ｲ::｀¨::「 /:::::::／:::／　　|
　　　　　　　 　 ／/　　 ¨´　 ￣　/:::::イ}::／､　 ＿|
　　　　 　 　 ／　 {　 　 　 　 l 　 ￣´　/´＿ ＼==|
　　　　　　　{＼ 　 ､_,.　　　　　　,.-―　 ´ 　 　 ｀ヾ
　　　　　　　＞ ´￣　　　 :.　＿　 　 　 　 　 　 　 　 .
　　 　 　 ,　　　　　　　　,..::´　　　　　　　　　　　　　 }
.　 　 　 /　　 　 　 　 ／　　 　 　 　 　 ､,　　　　　　,
　　　　 { 　 　 　 　 ,　　 　 　 　 　 　 　 :.　　　　　/￣＼
　　　　 |＼　　　　 :　　　　　　　　　　　　}　　　　/........＿＼
　　　　　、 ＼＿_..:{　　　　　　　　　　　 ,:__／￣￣￣￣ ／
　　　 　 ∧ 　 ／⌒＼＿＿＿＿＿___／￣　　　 　　 ／
　 　 　 /　 }¨´　 ￣＼　　　　　 　 　 　 ＿ 　-　―／
　　　　　　 |　　　　 ／｀ ー---―　＜´　　　 　 　 ヽ
　 　 /　　　}　､　／　　　　　　　　　　}　　　　　　　　}
 

　　丁度、どこかに向かっているらしい雪泉とすれ違う・・・初陣ではある意味最悪のスタートを切った二人であったが、
 

雪泉はそれこそ人前では今まで通りのお嬢様姿であるが、現在は隊長の命令には従うし、文句も言わないという
 

隊長と隊員として極めて円満な関係を築けていた
 

　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　 ／　⌒　 　 ⌒　＼　　　　ああ雪泉さん、おはようだお！
　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（＜） 　＼
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |　　（この前あんなことしたし、その後の甘酒でのこともあるし・・・
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／
　　　　　　　　　／_∩　 　ー‐　　　　＼　　　避けられたらどうしようと思ったけど・・・嫌われてないみたいでよかったお）
　　　　　　　　（＿__＿）　　　　　　　|、　＼
 

――なお（遠い目）
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／: : : /〉
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＿＿＿＿　　　_　-. : : : : :／ : : : :/〉
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼＜:::::::::::=-＜ : : : : : : :: : : : : :: /〈
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼^＼ : : : : : : : : : : : : : : : : : 〈 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 Y　＼ : : : : : : : : : : : : :: : : : : :
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／　　 .:': : : : : : : ::／: : : : : :/::::l: : :,1: : `:.
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／ 　 　 /: : : : : : : ::/: : : :: :: ::/:: :::|:::/::|: : : : : ヽ
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　 　 　 : : : : : : : : : :!: : :!: : : :/: : : : /: ::|: : : : : : ﾍ
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼＼　　 .!: : : : : : : : : |: :/| !:: ::| ヾﾄ::/:_: ｲ: :l: : : : : ::',
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼＼　i: : : : : : : : : :|:/_ﾑ|､: :|　　　　　i! /: : /: : : ::
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼ヽ: : : :|: : : :＜:|ん心ハ:!｀　　　__i:/:: ::/::|: :: ::|
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ./｀ !: : : |: : : ',: : iゞ=ソ　 ′　　　 /|: : / /|: : :,1　　　はい！おはようございます
　|　十 o　┼-　　　　　 　 ／　 .i!: : : |: : : :ﾍ: :',　　　　　　　ｨ＝ｫ／イ::/: :/:i!
　|　d-　　/ こ　　　　.....／　　　i!: : : :|: : : : ::ヾ:',　　 　 　 　 ゞソ　/: !/:／:::i!　　　
　　　　　　　　　　 　 ／ヽ　　　 /: : : :|: : : : : |　｀ 　　　　　'　　　/: : :´ : : : i!
　　|　十 o　┼-　 　 ＼　＼　./ｲ: : :∧: : : : :! 　　　‐- ､　　　 .:': : : : : :|: : i!
　　|　d-　　/ こ　　　.....＞｡ ｀　 |: : /:∧:: :: ::ト　　　　　　　. イ: : : : : : ::!: ::i
　　　　　　　　　　　　　 　 　 .‐-ﾍ /イ:∧: ::N　 ｀　　 　 ＜|:: : : : : : : : ∧ i!
　　　　　　　　／/　　　　　　　 ／　 .!/　＼|　　　　 /　 　 |: : : :/: : : :/　:,′
　　　　　　 ／ ::/　　　　　＞'"　　　　　__　　　　　 /　　　 i!: :／l: : : /
　　 / / 　/　:: ｛　　　 ／　　　　 ＞'"__　,..,"''ｰ-　_　　　　 '" 　 |::／!
　　｛ ｛ 　/　:　.ﾚ._　 ./　　　　／　　´　　¨"''　＜　　　´　　　"'' ´　＜
　　　　　/　 　 ∧!: /　　,.　'"　　　 '´¨¨ 二二 ｰ-ヲ　 　 　 　 　 　 　 ｀　 _､
　　　　 /　　 　:.∧ i　／　　　　　　 -‐'"─-- ￣__ヽi　　　　　　　　　　　　i!＼
　　 Λ|　::...::.:...|. ∧/　　　　　　 　 ,.　-‐=──‐＜　ヽ　　　　　　　　　　　,'　 .!､
　　 |　::　:::::::::...|　 / |　　　　_,. ィ"　　　　　　　　　　　　 :..　　　　　　　 　 ,′ ,′:,
　　|　:　 ::::　::　|　,′!　　 イﾄ､/　　　　　　　　　　　　　　　:.　 　 　 　 　 /　 /
　 「' .:　 ::::　:::.　./　∧　　　i!;;',　　　　　　　　　　　　　　　　:.　　 　 　 ／　 /　 　 |
　｛ ::　　::::　.::..　'　　.∧　　 !;;;;;,｀　.,_　　　 　 　 　 　 　 　 　 i 　 　 ／　 ／
　| .::　　:::　 ::　 . ､　　∧　 .!;;;;;;;,､　　　ﾆ=─--　　　＿＿ 　 |　｡＜　 ／
..｛ .:;　　:: ::　::　　:.ヽ　　 ヽ i!;;;;;;;;　ｰ-　　.,＿＿　　　　　　　／　 　 ／　　　　　　′
　|　;;　 :　::.　:.　 :　:::ヽ　　ヽ;;;;;;;;|　　　　　　　　　 ￣￣￣/　　　／　　　　　 .イ
　.|::　::　　::::　:.　:　 :::::.ヽ　　ヽ;;;;|　 　 　 　 　 　 　 　 　 / 　 .／　 _ ,.　-‐
　 | :　::　　::::::...::::::::::::::::::.ヽ 　 ヾ;!､　　　　　 　 　 　 　 _/　-=ニ二 /Y
　 .|　ヽ:::....:::::::::::::::::::::;;:::::;;;.ヽ　　ヽ ≧s｡　＿　　 ｡s≦　　 　 　 　 /　|
 

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／─　 　 ─　　＼　　　しかし、こんな時間にその恰好ってめずらしいお？
／ （●） 　（●）　　　＼
|　 　 （__人__）　　　　　 |　普段ならもう衣装に着替えて稽古してるお？
＼　　 ⊂ ヽ∩　　　　 <
　 |　 |　 '､＿ ＼　／　 )　何かあったのかお？
　 |　 |＿＿＼　 “　 ／
　　＼ ＿＿＿＼_／
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿___
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ...:::´::::::::::::::::::::::｀:::..
　　　　 　 　 　 　 　 　 ,.:´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:.
　　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::ﾊﾊ::::::::: l:::::::::::.
　　　　　　　　　　　　.'::::::,:::,::{:::::::/ 　 ヽ::::: |:::|:::::::::
　　　　　　　 　 　 　 ,{::::::|:::|∧::::{　　　|::;::|:|:::|:::::::::ﾄ　　　ええ、普段ならそうなんですけど・・・
　　　　　　　　　　　/ :::::::{:::|{-Ⅵ､　 　_}ﾑ斗'l|::;:::::: 　､
　　　　　　 　 　 　 ,　|::::::::卞≧､｀　　　,ｨ≦ｧ}/::::::|　 }　　今日、他所に出向していた
　　　　　　　　　　　Ⅵ:::::::::|} Vり　　 　 Vり　,:::::::::|／
　　　　　　　　 　 　 ∧::::::::ﾑ　　　　,　 　 　,_|:::::::::|　　　　隊員１人帰ってくるので出迎えてあげようかと・・・
　　 　 　 　 　 　 　 { ∧:::::::込、　　__　 　 ｲ |:::::::∧
　　　　　 　 　 　 　 |=_∧::::::}:::::＞　_　＜:::::::|:::::/=_}　　　
　　　　　　　　　 　｢⌒¨_从:::|､,.ｨ} 　 　 {､}::::/:::ｲ_⌒_}
　　　　　　　 　 　 . '´　　　＼､＿ 　 　 ＿¨{／ 　 　 ヽ
　　　　　　　　　　:　　　,..:　　　　 ｀　 ´ 　　　　.._,　 　 :
　　　　　　　　 　 |　 ／　　　　　 ヽ::,.:´　　　　　　ヽ 　|
　　　　　　　　 　 | ,:　　　　　　　　 ::　　　　　　　　 :.　,
　　　　　 　 　 ,. ┴=＝＝==-､　　 l! 　 ,.ィ＝＝＝= '=ﾐ､
　　　　　 　 ／´￣　　　　　 　 ｀ ＞ ¨´　　_,　----　、　＼
　　　　　　　＼／￣￣￣￣￣＜￣￣＞´､＿＿_ノ　 ＼／
　 　 　 　 　 　 ＼ 　 ´¨¨ ｢／∨　 　　∨ ､{　＼　　　／
　　　　　　　　　　{ 　 　 　 〉＿ ＼ 　 ／＿,|　　 ヽ　/
　　　　　　　　　　∨　　 　 { 　 　 ｀T´　　 /　　　　ｲ
　　　　　　　　　　　,　 　 　 ヽ 　 　 |　 　 ,'　　 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 :.　　　 　 }　　　|　　 ,　　　　　/
　　　　　　　　　　　 }　　　 　 |､＿__|＿_/ 　 　 　 ,、
　　　　　　 　 　 　 /| 　 　 　 |　　　|　 ,　　　　　 {..:.
　 　 　 　 　 　 　 ,....|　　　 　 ::.　　 |　,　 　 　 　 ,|....'.
　　　　　　 　 　 /¨7|　 　 　 　 }　　| /　　　　　 /|､¨ :
　　　 　 　 　 　 {／ |　 　 　 　 |　　/　　　　　　　| ＼|　　ﾃｨﾝﾃｨﾛﾘﾝ!
　　　 　 　 　 　 | 　 |　　 　 　 ∧　,　　　 　 　 　 |　　}
 

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼　　　　　　ほぉ・・・そりゃ初耳だお
　 ／　　─　 　 ─＼　　
／ 　　 （●） 　（●） ＼　　　しかし、雪泉さんがわざわざ出迎えるだなんて・・・
|　 　　 　 （__人__）　 　 |　
./　　　　 ∩ノ ⊃　　／　　　どんな人なのかお？
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　. .-=: : : : : : =-..──
　　　　　　　　　　　　　　　-‐. .:': : : : : : : : : : : : : : : ｀: .　　　"''
　　　　　　　　　　　'"´　 ／: : : : : : /: : : : : : : : : : : : : : :ヽ　　　　　＼
　　　　　　 　 　 　 |　　.:': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::ﾍ　　　　 　 〉
　　　　　　　　　 　 　 /: : : : : : : : ﾑﾍ: : : : : : : : : : : : : : : : ::',　　　　 /
　　　　　 　 　 　 　 V: : : : : : : : ::|　　Y: : : : : : |: : ::|: : : : : : :',　　　./
　　　　　　　　　　　/:/: :: ::l: : ::|:::!　　 l: : :|: : : :|: : ::|: : : : :: :: ::　　./
　　　　　　　　　　 .'/ |: : : :|: : ::!::! 　　.|:::/|::::|: :|: : ::|: : : : : : : :|　./　　　　そうですね・・・まぁ一言でいえば、天才、というやつですわ
　　　　　　　　　　 i′|: : : :|､: ::|_|　　　|/ 」:/|::,1: : : : : : : : : : :: ＼
　　　 　 　 　 　 　 　 |: : : :|: :「弋ﾐ　　　'"Vzソ: :/: : : : : : :|: : :l 　 ＼
　　　 　 　 　 　 　 　 |: : : :|: ::. ゞ'’　,　　　`¨/イ:::::/: :: :: ::|: : ::　　 /
　　　 　 　 　 　 　 　 |∧: : : : :',｡s､　　　　,　　i!: :/: /:: :: ::|: : / ／　　　
　　　　　　 　 　 　 　 ′ヽ,｡＜ﾆ二>　｀ 　 　 .i!::/: /: : :ｲ/|／´
　　　　　　　　　　　＿｡イ)ニ＞'"i､: ＞　＜　 i!/イ彡"　′
　　　　　　　　　　/ γ／'"´　　　 ｀　 ﾉ　　　 ′ー─　　　ヽ
　　　 　 　 　 　 /　''ゝ､　 γ　￣￣　､　　／　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　 　 ′　　r )　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l
　　　　　　　 /　　 　 ﾉ　γ´　　　　 ／　　　　　　 ､!
　　　　　 　 」　　 γ　 _.:　　　　　 .:'　　　　　_,.　　┴─　　　_i
　　　　　／　 ｀ 　 |　/≧s｡ _　 　 i　　｡s≦ニニ=───=ニニ≧
　　　　　 Y　 　 ＼!「"''ｰ=ニニ＞≦=‐''"´　　　　　＿　　　　　￣　＞
　　　　　/|　　　　 ＼　　 　 ＜／　　　　　　　　　　　　　＿＿　　/ /
　 　 　 /　　＼　　　 ヽ　　　　:.　　　　　　　　｡s≦￣　　　　　 ￣_/
　　　 ./　l　 　 ＼　　　ヽ ＿　ゝ　＿＿ ｡＜　　　　ノ　　　　　　　 〉
　　　/　　　　　 　 　 　 ∧ }　　　　　　　　　　￣　　 |　＼　　　　､ __
　　./ 　 .ｌ　　　　　　　　　i :!　＿＿＿　　　　───{Y　　＞─　　/
　 /　　　　　　　　　 　 　 | |　　　　　　　　　　　　　　|:!　　　 　 　 〈
 

　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　 　　　　　　　 ／ 　　―　＼
　　 　 　 　 　 ／ 　　(● )　　ﾍ＼
　　　　　　　　|　　　（⌒ 　 (● ) ｜
　　　　　　 　 ﾍ　　　 ￣｀､__）　　｜　　天才・・・かお？雪泉さんだってやる夫からみたら
　　　　 　 　 　 ヽ　　　　 　 　 　 ｜
　　　　　　　　　, へ、　 　 　 ＿／　　　色々と治めてる天才と思えるけど・・・そんな雪泉さんからみても
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 　 　 ＾ヽ
　 　 　 　 　 　 |　　　　　　１ 　 |　　　　その人はそんなにスゴイのかお？
 

　　　　　　　　　　　　　　＿,...................... _
　　　　　　　　　　...:'"::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::...._　-‐　 ￣ヽ
　　　　　 ＿_ ..:'::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..　　　　　 i
　　　　　|　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::.　 　 　 .|
　　　　　i.:':::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::＼:::::::::::::::ヽ:::::::::.
　 　 　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::Y::::::::::::::::::::::::::.　　　{
　　　　'::::::|::::::::|::::::::::::ト/::へ::::::: |::::::::::| :::::::::::: |::::::::::::.
　　　 :::::::::|::::::::|:::: |:::::|''"´　 ',::::::|::::::::::| :::::::::::: |::::::::::::|　　 ',
　　　.'::::::::::::::::::|:::: |:::::|　　　　',::::|:::::::: ﾊ:::::::::::: |::::::::::::|　 　 '　　　ふふ、私が天才だなんて隊長は口がお上手で・・・ですが
　　　. ,1:::::::::::: |:::: |:::::|-　　 　 ',::!ヽ::/　!::::::::::: |:::::::::::::.　　 /
　　 .:/ |:::::|::::::::|､:::|＼|　　　　　ｲ {/ハ |:|:::::::::::ﾄ:::::::::::::.＼/　　　上には上が・・・といいますか、特定の分野に突き抜けたものはやはり
　　./　 :::: !:::::: | ｲ {//ﾑ　　 　 　 弋ソ !:!::::::::: |ﾉ:::::::::::::', ヽ
　　　　　,:::',::::: |:. 　ゞ' ’　　　　　　　　 |:|:::::::::::|:::::::::: |:::::.　'　　　いるんですよ。今度来る彼女はその典型ですわ
　　　　　 ､::',::: |:::.　＿＿_　, ＿　 　 　 !ﾍ:::::::: l::::::::::::|:::::::　 ',
　　　　　　＼ Y:::::V//////////＞｡　　　Y:::::'::::::::::: |::::::| 　 〉
　　 　 　 　 　 }::::///////////////＼　 |:::/|:::::::::::,1:::::: ／
　　 　 　 　 　 | //////////////＞≦　 !/ .|::::::::::' |::::/
　　　　　　　＿/ .,ィ//////＞''"- '"　./　　　､::::::/　!:/
　　　=‐''"ィ""_,. 彡//＞'"｡s≦i　　　/　　　　　　￣￣　　　､
　／　　'　x≦/＞''"　　　‐-　　　　　　　-‐
,　　　　/＞'"/ /　　　　　　　　｀　　´　　　　　　　　　　　　 　 ',
　　　 ｲ　-‐'' ./ ／　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ',
ヽ′┬'" ＿ /"　　　　　　:.　　　　　　　　　　　　　､
.∧　 ! _/|／　　　　　　　　 }／　　　　　　　　　　　 {　　　　　　 |
　∧ l/: : :＞.　　　　　　　,.:　　　　　　 　 　 　 　 　 Y＿＿＿＿|＿
　　.V: : : : : : : :＼　　　 /　　　　　　　　　_,. . -‐: : ": : : : : : : : : : : : ::｀:.
　　/　`＜: : : : : : ＼　 .　　　　　_,. .-=: : : : : : : : :_:_: =───= :_:_: : ::ﾊ
　 ,′　　　 "＜: : : : ＼　　｡s≦: : : : : : : ::=‐''"　　　 i　　　　　　　　 ￣l
　 !　　　　　　　 ヽ: : ｡＜: : : : : : : :＞''"　　　　　　　/　　　　　　　　　　i!
　 !　　　　　　　　／: : : : : : ＞''"　　 　 　 　 　 　 .:'|　　　　　　　　　　/
　　､　　 　 　 .／: : : :＞''"　　　　　 　 　 　 　 .／　|　　　 　 　 　 　 /
　 　 ≧s｡　_./: : : ／＿_ ヽ　　　　　　　　｡s≦　　　|　　　　　　　　 /
　　　}　　/　| ￣　　　　　　 　 ￣￣　 　 　 　 　 　 | 　 　 　 　 　 /
 

　　　 ／￣￣￣＼
　　／　　　　　　　 ＼
　/　　　 ─　　　─　ヽ　　　そういうものかお・・・しかし、そりゃ頼もしいというべきか・・・
　|　　　 （●） 　（●）　|
　＼　　∩（__人/777／　　　ちゃんとやれるか心配っていうか・・・
　／　　（丶＿//// ＼
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,...:::::´:::::::::::::::::::::｀:::::...､
　　　　　　　　　　　　　　　,..:´:／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　 　 ,.　-/::::,::::::::::,::::::::/:::::,::::::::::::::::::::::::::'.
　　　　　　　　　　 ／　 /::::/:::::::::/ ::::: |::::/:::∧,ﾊ:::::|::::::V:.
　　　　　　　 　 ／　　　::::::':::::::::::|::---|-:|､::|　　|::,ｲ:::|:::|::::.
　　　　　　　　/　　　　 |:::::|:::::::::::|::∧:::{从｀:|　　}/_|__}:::}::::::.
　 　 　 　 　 〈　　　 　 ,|:::::|:::::::::卞ﾃ芹ミ､∨　　´　}∧/:: V:.
　　　　　　　　＼　　　/|:::::|::::::::::八V'_ﾉ 　　　　_＿_ /'::::::::∨:､　　　　ふふ・・・心配ご無用ですわ、
　　　　　　　　　 ＼　,　|:::::|::::::::::::::ヽ　　　 　 '　｀￣∧:::::::::::}｀ ＼
　　　 　 　 　 　 　 ∨　|:::∧:::::::::::::::}　　 r:::::v　　　八:}:::::::::|　　　　　隊長なら間違いなくあの腹黒兎も
　　　　　　 　 　 　 /　/::ｲ::∧:::::::::从､ 　 ー'　　 イ::::: |::::::::,
　　　　　　　　　　∧__ , -- ､::＼:::::::}　＞-r::＜::l::::::::::::|::::::∧　　　　　躾けられますって♡
　　　　　　　　　 〈 ー/　　 　｀ ¨＼::|＿　 乂＿_|_,.　-/:イ､::
　　　　　　　　　　 ｰ.'　　　 　 　 　 ヽ 　｀ 　 　 　 　 /　　 V
　　　　　　　　 　 　 |　　　　 y　 　　　　、_　　　　　　 ｀　-　.
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /　　　　　　 　 ｀ヽ､'　　　　 ＿__｀ヽ＿__
　　　　　　　 　 　 　 |＿_,. ┴――- 　　＿　 　 ヽ　／　￣￣￣￣¨7
　　　　　　　　　 ／￣￣　,　　　　　　 　 ￣￣＼ ∨　　 　 　 　 ＿/
　　　　　　 　 　 ∨　　　　:　　　　　　　　　　　　∨: 　 ／￣￣　|
　　　　　　　　　　∨　　　人￣￣￣￣￣￣￣7/ / ィ　　　　　 人
　　　　　　 　 　 　 ｝　　　　 ＼　　　　　　　　//,ｲ::::.....　　 　 イ ｛
　　　　　　　　　　 ﾉ 　 　 　 　 }＞ 　　＿__..〈〈- ⌒　ーr＜___ |　∧
　　　　 　 　 　 　 |　　　　　　 〈__＞ ´　　　　＼　　 　 /　　　｀}/' ∧
　　　　　 　 　 　 /　　　　　　　 ｝　　 　＿ 　 ―＼　 /--- ､__｣　/ ∧
　　　　　　　　　, 　　　　　 　 　 |イ｢￣￣　　 　 　 ∨ 　 　 　 | 　 / ∧
　　　　　 　 　 /　　　 　 　 　 　 T | ｢l　　　　　　　　　　　　　 |　 　/ ∧
 

　　　　　　 ＿＿＿_
　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　 ／　─　 　 ─　＼　　　・・・え？しつ・・・？
　　／ -=・=- 　　-=・=-. ＼
　　| 　u ,　 （__人__）　　U　|
　　＼　　　 ..｀ ⌒´　　　.〆ヽ
　　　/　　　　　　　　　　ヾ_ノ
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　/,ﾉヾ　,> 　　　　　　 　|　/
　ヽヽ〆|　　　　　　　　 .|
 

　　　　　　　　　　　　　　 ／: : : : :／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .
　　　　　　　　　 { ￣￣ /: : : : : :/: : : : : : : : : : : : : へ: : : : : : : : : |: : : : : : .
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　　 　 　 　 　 '⌒７: : / / /　/: :／⌒x===ミ､　 　 　 斗t匕/}: : : : : : :./: :|　/'
　　　　　 　 　 　 /ﾉ:./ / /　/: i : : : : 圦乂 ッ ヽ　 ´　 ＿x彡ｲ: : : : :.:/: : :|,/'　　　あらやだ私としたことがはしたない・・・
　　　　　　　　　 ／'/ / /　/:.:.:|: : : : : :ｉ　　 　 　 　 　 ＾⌒´ /: : : : : /: :/ i|
　　　 　 　 　 ／'　/ / /　,''￣ |: : : : :込　"　　 　, 　　　 " /: : : /_:/:／_:八　　　　ま、隊長ならうまくやれると信じてるということです♡
.　　　　 　 ／'　　/ / /　/　　 从: : : : : |＼　　 ＿　_　 　 ｲ: : :./　/　　 　＼
　　　　 ／'　　　/ / /　/　　　　 |: : : j|:.|　 ｀　　 __ ,,　イ: : : : ,　／　　　　　　　　　なんせ、私が隊長と認めたんですから
　　　 〈　 　 　 / / / ) )　　　　　|: : :从:| ､　　 `､　　　ﾉ: : ／ '　　　　　　　　 i／ヽ
　 　 　 ＼　＿／ / / / 　 ＼ 　 !／　 ﾉ　 ＼＿　　／: ／　　　 　 　 　 　 　 |　　ｉ
　　　　　 r '" ／/ / /|　　　　　　　　　　　　　　 ヽ/⌒　　 　 　 　 　 ／　　　|　　|
　　　　　 i/ ﾉ'"　/ / )|　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　/　　　　 |　/'|
　　　　　 | / 　 / /　∧　　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｉ　　　　 ∧ﾞ　|
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　　　　　　　　 　 　 ∧　 ､　 /　　　　　　　　　　　∨　　 　 　 　 　 　,　　 /　 ,'　 〉
　　　　 ｉ　　　　　　'　　　　∨　　　　　　　　　　　　,　　　　 　 　 　 　 ',　,　　/　 /
　　　　 | 　 　 　 /　 |　',　 '　　　　　 　 　 　 　 　 ,'　　　 　 　 　 　 　 ∨　　　／〉
　　　　〈　 　 　 '　　 |　 ∨|　　　　　　　　　 　 　 ,　　　　　　　　　 　 　 ',　,／　/
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　　　　　∧　　　　∨' ∨　|　　　　　　 　 　 　 　 :　　　　　　　　　　　　　 ',　　{
　 　　　/　',　 　 　 }　 , 　 |　　　 　 　 　 　 　 　 ： 　 　 　 　 　 　 　 　 　ﾊ　　|
.　　　 /'　　',　　　 /　 i　 人　　　　 　 　 　 　 　 ｉ　　　　　　 　 　 　 　 /　i 　 |
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　　　 |　　　　 }　'　　 人　　　　＼　　　　　　　　｜　　　　　　　　　 ／　　/ /　{
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　　　 |　　 ／　　　　　　 / ＼　　　　　　`　　_　ノ　､　 ,,　　'"　 　 　 ／　　　　　＼
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　　　 |　　　　　　　　／　　　　　/　 ＼￣￣￣　　　　　=----=彡 /　 　 　 　 　 　 　 }
 

　　 　　　 ＿＿＿_
　 　　　／_ノ '　ヽ_＼
　　　／（≡） 　 （≡）＼　　　そ、そうかお・・・な、ならがんばるお！
　 ／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
　 |　　　　　|r┬-|　　　　　|　　（ち、ちかい・・・！んでもっていろいろと・・・！）
　 ＼　 　 　 `ー'´　　　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
 

　 　 　 　 　 　 　 　 　 __ｎ_　__ .　　.....ｎ　_＿　　　　 ｎ　_,ｎ_　　　 ｎ
　　　　　　　 　 　 　 　 ｱ ｢ └'　　 　 | |└‐ｔﾉ　　　 .l ﾚ'<l Ｄ}.. 　/厶__
　 　 　 　 　 　 　 　 　 込 ｰ勹　　　....Ｕ につ　　.....└'⌒リ´.　.└'^ｰ┘
　　　　　　　　　　　　,...:::´.￣.::::::::::::::::::::::::::::::｀::.､
　　　　　　　 　 　 ,.::´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ､＿＿___
　　　　 　 　 　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､::::::::::::::::::::::::＼　　　　｀　　､
　　　　　　　　/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::ヽ　　　　　　 ＼
　　　　　　, イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､:::::::＼::::::::::::::::::::::.　　　　　　　 〉　　ええ、おはげみくださいませ・・・
　 　 　 ／　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、::::::＼:::::::＼:::::::::::::::::.　　　　　　 /
　　　 /　　 '::::,:::::::::::::::,:::::::::::::r､_∧:::::∨::V::::ヽ::::::::ヽ::::::::::::::V　　　　／　　　それでその・・・あの兎を迎えたあと
　　　　 、 .':::/::,::::::::::: |:::|::::::: |｀ ⌒∨､{:::::|::__,∧:::::::::∨::::::::::|　　　 /
　　　　　V::::,::: |::::::::::|:|:::{::::::: | 　 　 ∨|￣}:::从∧:::::::: V::::::: |　　／　　　　　　お時間があれば一緒に水泳の鍛錬で・・・
　　　　　 |::::|::: |::::::::::|:{,.ムイ:{　　 　 |:::},ｨﾁ斧雫,|:::::::::::|::::::|::| ／ ＼
　　　　　 |:::||::::{::::::::::{::∨＼:::|＼　　 }/ 　Vr こｿ|:::::::::::|::::::|::|　　　　＼＿＿__
　　　　　 {:::|{:::::::､::::::从{ ィ笊雫ﾐ　　　　　｀¨ ´　|:::::::::,:|＜::::|　　　　　　　 /⌒
　　　　 /八{ ＼::{:＼::_､＼弋zソ　 　 　 　 :.:.:.:.:. |:::::::/ﾘ 　 ｀　　　、　　　/
　　　　 ＼　＼ ｀＼ ＼:::::∧ :.:.:.:.:　　 ' 　 　 　 /|:::::/　　　　　　　　｀ ＜_
　　　　　　＼＿＿＿_∧:::::込、　 　 　 - ､　, 　 |:::/__／´　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　 ,.　 ´ ＼:|::::|_≧== -- r ´　　,|/　　　　　　　　　　　　 　 |
　　　　　 　 　 　 /　 　 　 _ヽ::}　　　｀ヽ　　_,. ´/,..　-　　　　　　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　　 ,　　　 ／　　＼　　　　、　 ..::／　　　　　　 　 、 ,　　　　　,
　　　　　　　　　 {　　,　　　　　　　　　　 ＼／　　　　　　　　　　V / }　 　 ∧
　　　　　　　　　 |　 ,　　　　　　　　 　 　 ,:　　　　　　　　　　　　 V　j　　 /　}
　　　　　　　　　 |　.　　 　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　 　 　 　 　 } /-- '　　ﾉ
　　　　　　　　　 |　{　　　　　　　　　　 ,　　　　　　　　　　　　 　 /　　 　 ／ 〉
　　　　　　　 　 r､八　　　　　 　 　 　 .　　　　　　　　　　　　　 ,.:　　　 　 ／ヽ
　　　　　　　　/ヽ ヽ ､　　　　　　　 　 l　　　　　　　　　　　　／　　　　　 ￣ ﾉ
　　　　　　　〈乂　｀ 　＞　 ＿＿＿__,人　　　　　　　　 　 イ∧　　　　　 ￣｢ヽ
　　　　　　 　 ヽ ｀　 //〉 　 ￣｀ ー-　､ ≧=----==-　´ 　 ﾏﾑ　　　　　＿ ｀ﾉ
　　　　　　　　　｀l__/〈/　 　 　 　 　 　 ｀¨¨¨　≦　- ､＿＿ / /｀¨¨´￣　|
　　 　 　 　 　 　 Ⅳr､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀く＿ 　 　 　 |
　　 　 　 　 　 　 乂ﾏﾑ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼｀¨¨ 　 人
　　　　　　　　　　　∨∧　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ヽ　　/
　　　　 　 　 　 　 　 ∨∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Vイ
　　　　　 　 　 　 　 　 ＼l}　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /
 

　　　色気をまき散らしながら、やる夫ににじりよる雪泉、言葉をつづけ何かの型にはめようとしていたが・・・
 

――タイミングがいいのか悪いのか、ここでちょうど予期せぬ邪魔が入る
 

　　　　　　　　-――-　､　　　　　　　　　　　　　　　|┃
　　　　　 ／ ／￣｀ヾフ´￣｀ヽ　　　　　 　 　 　 三 |┃
　　　　 〃∠ _＿｣　_＿___　　　＼　　　　　　　　 　 |┃
　　　 .'_〃＿i_＿i ＿___　. イ､　　 '. .　　　ｶﾞﾗｯ　 　 |┃
　　　 i　i　　 |　 ハ　 i i　　 | i　 　 ﾊ　　　　　　　　 |┃　　　あ、いたいた。雪泉さーん
　　　 |　l　　 ｌ　厂｀Ｖ从从ﾘト!ﾘ 　 ｌ }　　　　ﾉ//　　|┃
　　　 |　l　 　 xf示　　　　示x ﾄ､__｣ﾉ　　　　　　 三 |┃　　脚本と衣装のことでちょっとお話が～
.　　　 l　l 　 　{ ﾋり　　 　 ﾋり∧　 |　　　　　　 , -‐ぅ┃
　　　　Ｖ　　　ﾄ､　　　　 '　　 { ﾉ　 |　　　　　 /　　i´|┃
.　　　　 Ｖ　 八　　　｢　7 　 ﾉ7 　 l　　 　 　 {　　人.|┃
　　　　　 Vﾊﾄ､ﾄ≧=⊇__. イ /ﾙ'ﾚ′　　　..,ｲ｀ ー‐ .|┃
　　　　　　ⅥⅥ}　　　iⅥN{　　　　　 　 　 !　｀ ーｧ .|┃
　　　　　　　xく　｀ヽ､ ﾄ､≧=x__　　　　　　|　　　　　.|┃
　　　　　 ∠ ／＼　, -―xＹ_　 {､__　　 　 !　　　 　 .|┃
　　　　　/￣｀ヽ　 く　　 ｰ　}ﾌ＾　ﾄ､>- ､__|　　　 三 |┃
　　　　 i　　　　 ＼ ｀ｽ　　 i !＼ﾉ　} ｀Ｙ　{　　　...三 |┃
 

　　　　　　　　　　　　　　＿,...................... _
　　　　　　　　　　...:'"::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::...._　-‐　 ￣ヽ
　　　　　 ＿_ ..:'::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..　　　　　 i
　　　　　|　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::.　 　 　 .|
　　　　　i.:':::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::＼:::::::::::::::ヽ:::::::::.
　 　 　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::Y::::::::::::::::::::::::::.　　　{
　　　　'::::::|::::::::|::::::::::::ト/::へ::::::: |::::::::::| :::::::::::: |::::::::::::.
　　　 :::::::::|::::::::|:::: |:::::|''"´　 ',::::::|::::::::::| :::::::::::: |::::::::::::|　　 ',
　　　.'::::::::::::::::::|:::: |:::::|　　　　',::::|:::::::: ﾊ:::::::::::: |::::::::::::|　 　 ',
　　　. ,1:::::::::::: |:::: |:::::|-　　 　 ',::!ヽ::/　!::::::::::: |:::::::::::::.　　 /
　　 .:/ |:::::|::::::::|､:::|＼|　　　　　ｲ {/ハ |:|:::::::::::ﾄ:::::::::::::.＼/　　　・・・もう、いいところでしたのに
　　./　 :::: !:::::: | ｲ {//ﾑ　　 　 　 弋ソ !:!::::::::: |ﾉ:::::::::::::', ヽ
　　　　　,:::',::::: |:. 　ゞ' ’　　　　　　　　 |:|:::::::::::|:::::::::: |:::::.　'　　　　わかりましたわ、すぐ行きます
　　　　　 ､::',::: |:::.　＿＿_　, ＿　 　 　 !ﾍ:::::::: l::::::::::::|:::::::　 ',
　　　　　　＼ Y:::::V//////////＞｡　　　Y:::::'::::::::::: |::::::| 　 〉
　　 　 　 　 　 }::::///////////////＼　 |:::/|:::::::::::,1:::::: ／
　　 　 　 　 　 | //////////////＞≦　 !/ .|::::::::::' |::::/
　　　　　　　＿/ .,ィ//////＞''"- '"　./　　　､::::::/　!:/
　　　=‐''"ィ""_,. 彡//＞'"｡s≦i　　　/　　　　　　￣￣　　　､
　／　　'　x≦/＞''"　　　‐-　　　　　　　-‐
,　　　　/＞'"/ /　　　　　　　　｀　　´　　　　　　　　　　　　 　 ',
　　　 ｲ　-‐'' ./ ／　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ',
ヽ′┬'" ＿ /"　　　　　　:.　　　　　　　　　　　　　､
.∧　 ! _/|／　　　　　　　　 }／　　　　　　　　　　　 {　　　　　　 |
　∧ l/: : :＞.　　　　　　　,.:　　　　　　 　 　 　 　 　 Y＿＿＿＿|＿
　　.V: : : : : : : :＼　　　 /　　　　　　　　　_,. . -‐: : ": : : : : : : : : : : : ::｀:.
　　/　`＜: : : : : : ＼　 .　　　　　_,. .-=: : : : : : : : :_:_: =───= :_:_: : ::ﾊ
　 ,′　　　 "＜: : : : ＼　　｡s≦: : : : : : : ::=‐''"　　　 i　　　　　　　　 ￣l
　 !　　　　　　　 ヽ: : ｡＜: : : : : : : :＞''"　　　　　　　/　　　　　　　　　　i!
　 !　　　　　　　　／: : : : : : ＞''"　　 　 　 　 　 　 .:'|　　　　　　　　　　/
　　､　　 　 　 .／: : : :＞''"　　　　　 　 　 　 　 .／　|　　　 　 　 　 　 /
　 　 ≧s｡　_./: : : ／＿_ ヽ　　　　　　　　｡s≦　　　|　　　　　　　　 /
　　　}　　/　| ￣　　　　　　 　 ￣￣　 　 　 　 　 　 | 　 　 　 　 　 /
 

　　　　　　　　 　 　　＿＿＿_
　　　　　　　　 　　／　　 　 　＼
　　　　　　　 　 ／　─　 　 ─　＼　　　皆まで言わんでいいお。新しいやる夫の部下だし
　　　　　　　 ／ 　 （●） 　（●）　 ＼
　　　　　　　 |　 　 　 （__人__）　 　　 |　　やる夫が出迎えしておくから気にせず行って来るお
　 　　　　　　＼　 　　 ｀ ⌒´ 　　 ,／
　r､　　　 　r､／　　　　　　　　　　ヘ
　ヽヾ　三　|:l1　　　　　　　　 　　　　ヽ
　　＼>ヽ/ |｀ ｝　　　　　　　　　 　　|　|
　　　ﾍ　lノ `'ｿ 　　　　　　　 　　　　|　|
　　　　/´　 /　　　　　　　　　　　　 |.　|
　　　　＼. ｨ 　　　　　　 　 　 　 　　|　 |
　　　 　 　 |　　　　　　　 　 　 　 　 | 　|
 

　とまぁ・・・そういったわけで、出迎えの仕事を引き受けたやる夫であったが、ここで問題が１つ・・・
 

　　　　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　　 　／　　─　 　 ─＼
　　　　　／ 　　 （●）　（●）　＼　　　引き受けたものの顔も名前もしらないんじゃ
　　　　　|　 　　 　 （__人__）　 　 |
　　 　　 ＼　　 　　 ｀ ⌒´ 　 ,／　　　　迎えようがないし・・・ここは・・・
　　　　　 /　　　　　　　　　::::i　＼
　　　　　/　　/　　　　　　　::::|＿/　　　（しかし、雪泉さんのかっこうといい距離感といい
　　　　　＼／　　　　 　 　 　::|
　　　　　　　 |　　　　　　　　::::|　 ｷｭﾑ　股間に悪いお。他の男にもあんな距離感なら勘違いするやつが
　　　　　　　 i　　　　　＼　::::/　ｷｭﾑ
　　　　　　　　＼　　　 　|::／　　　　　　　続出しそうだし・・・）
　　　　　　　　　 |＼＿／/
　　　　　　　　　 ＼＿／
 

――と、そのままホールに向かいがてら、やる夫は帝劇の・・・開店前であり、人気が
 

影も形もない売店へと足を運び・・・
 

　 _＿＿ﾘ＜｀ ＜.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
竺從從才r　｀ ＜｀ ＜.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
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　虚空に向かって突如注文した
 

　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　／ ⌒　　⌒＼
　　　　　 ／ （⌒）　 （⌒） ＼　　　　ブロマイド１枚くださいだおー！
　　　　／　///（__人__）///　＼
　　 　 |　　　　 `Y⌒y'´　　　　 |
　 　 　 ＼　　 　 ﾞー ′　　　,／
　　　 　 ／ヽ　 　ー‐ 　 ｨ⌒ヽ
　 　 　 rｰ'ゝ　　　　　　　〆ヽ .)
　　　　ﾉヾ　,>　　　　　　ヾ_ノ,ヽ}
　　　　ヽ ヽ|　　　　　　　　ヽ_ノ
 

　　そう、誰もいない場所で一人で、である。そんな声に応えるものなどいるはずも・・・
 

　 _＿＿ﾘ＜｀ ＜.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
竺從從才r　｀ ＜｀ ＜.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
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　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
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　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼　　・・・・・・
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　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／
　　　　　　　 　 ／　　　 　ー‐　　　　＼
 

ない、はずなのだが・・・
 

　 _＿＿ﾘ＜｀ ＜.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
竺從從才r　｀ ＜｀ ＜.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
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　 |:::::::::::: ||＿____))))))i:i{.; .:.i:.:.:.: j」⊥|:.: ｛ ﾞ: _」L.」: .:}i:.:: : i: . .　.　三三三三三三三
　 |:::::::::::: ||ハﾊ三二. i:i..i:.: {:.: ´{ﾊ八j＼｛　У＼{ﾊ八j.:.:.:|:.: : . .　　　はーいっす！誰のがほしいっすかー？
　 |:::::::::::: ||=======ｰi:i_.|:.:.:＼j仆rぅﾊ 　　 仆rぅ|ハ{:. : : |:.: : . ..　≠≠≠アf⌒Y⌒
fr汽::::::: : ||＿＿三二...ﾉ}:.:.:.:.: | 乂_ツ　　　 乂　jツ｝:.:. : |:.: : . ...ニニニニニニ二
串彡:::f云云ﾊ三/ー ,　 |:.:.:. : |　　　　 .　　　　 ,ﾞ　 :.:.:.:.: |:.: : . ..　￣￣￣￣￣￣
串(__)≠}二才ﾆ }　!./ 　 ::.:.:.:.:.}i　 　 　 　 　 　 ﾞ 　,;:.:.:. : |:.: : . .. ＿vvvv＞＝＜
串(__)厂__ア才ﾘ赱..{　　i|:.:.:. : |ｉ :　.　 ｀　　´　 ; イ:.:.:.;:.:.:i{:.:..:. ..　乢乢乢}//＞＝
}{ ／ー=≠豸/ ff二..､　i|:|i:.:.:.:jl::}i::::〕iト .　 ＜ j: ﾉ : :ﾉ:. 八: . ...二}辷厶广广广
: {　　　 _＿ /rー－z ､　{八j､(:jハノﾉ{厂}　_,.ｨﾅ'ﾌイ_;;ノへ)ノ　 i∨ー≪８9o品品
ｇo品.f´　 fハ　/二ﾊ }_ ≫.":. ＼ﾌ　〈　/「∧　　.ノ　 ＿_ｎ_00　　..＿_ｎ_00　　..＿_ｎ_00
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　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ﾚ　 　 　 厂 「　　/　　 {　 　 　 　 /∧　　′
　　　　　　　　　　　　 　 　 ／ 　 　 　 ′　} 　 ′　　 　 　 　 　 /　V /,　 　 ノ〉
　　　　　　　　　　　　　　　′　　 　 　 ヽ / ／ノ 　 　 { 　 　 　 　 　 〈/　厂　（
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 {　　　 　 　 　 }Y　　 　 　 　 :.　　　 　 　 　 し 　 '⌒
　　　　　　　　　　 　 _ 　-へ.　　　　　　 }[　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／
　　　　　　 　 　 　 .(　　　　　Y 　 　 　 〈{　　　　 　 　 　 ＼　　　　　(＿人＿,ﾉ〉
　　　　　　　 　 　 ＿)　　　　　　　　 　　}〉　　 　 　 　 　 　 }ヽ　　　　　 　 　 ノ
　　 　 　 　 -‐　　　　　　 　 　 　 　 　 /′　　　　　 　　　 ﾉ　　 　 　 　 (￣　　　'⌒ヽ
　 　 　 ./⌒ー-　＿　　　ノ)　　　　　 〈(　　　　　　　　　　 ｲ{　|　 　 　 　 〉　　 /　　'⌒
　　　　　　　　　 　 ￣　 ／　　　　　　 }ﾉ　　　　　 　 　 　 人　|　　　　　人__,,ノ 　 /
　　　　　　　　　　　 　 /　　　'⌒¨ﾌ ／　　　　　　　　　　　　 〉{　　　　　　　 　 　 ,ﾞ
　　　　　　 　 　 　 ._,ノ　　 ノ 　　'⌒ﾌ　　　 　 　 　 　 　 　 〈{ |　　　　　　 　 　 ノ
　　　　　　 　 　 　 .｀¨⌒¨
 

　　突如虚空からあらわれた桃子、それを前にしてもやる夫は一切動じず注文をつづけ・・・
 

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　─　 　 ─＼
／ 　　 （●） 　（●） ＼　　じつはかくかくしかじかで・・・
|　 　　 　 （__人__）　 　 |
./　　　　 ∩ノ ⊃　　／　　
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　,...-‐.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.‐-..
　　　　　　 　 　 　 　 ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
　　　　　　　　 　 　 /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,
　　　 　 　 　 　 　 /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.
　　　　　　　　　　 |.:|.:.:.:.:.l.:.!.:.|.:.:.:./ヽ.:.:.:.:.!.:.:.:.:.:.:.:.:|
　　　　　　　　　　 |.:l.:.:.l.:从!.:.l.:.:.:{‐-l.:.:.:.:.l.:.:.:.:.:.:.:.:.|　なるほど、出向から帰ってくる人を
　　　　　　　　　　 |.:.ヽｲf心ヽ!ヽ.:!__/:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.l
　　　　　　　 　 fヽ|.:.:.:.| ﾋﾂ 　〃笊心､:/:.:.:.:.:.:.:..::/　出迎えるけど顔がわからないから
　　　　　　　　　| | !.:.:.:.!''' ,　　　 ﾋzﾂ|!/.:.:.:.:.:.:.:.:./
　　　　　　　　　| |从.:.:.ヽ　､__　　'''　|!.:.:.:.:.:.:./.:/　　確認がてらブロマイドがほしいんすね
　　　　　　　　 / ｰ-､!/从＼ｰ'_　 -' |!.:.:./.:./.:/
　　　 　 　 　 / -､ヽ} /: :／/_}_,_彡' |!／!ﾙ'l:/-､
　　　 　 　 　 i　て/ /!: /: /ｲ::::入_ /: : :/ : : : : : :.
　　　　　　 　 |　-rく:/:r. '//:::Y　/:{: : :_/: : : : : : : :.
　 　 　 　 　 /| 　 }ノ: :|: :{/::::::}／: : ヽ: : : : : :／: : :.i
　　　　　 　 {:.:}_ノ : : : |: :|:::::／: : : ／ ､ : :／:ｰ=ﾆ: :|
　 　 　 　 　 ',: :{ : : : : :ヽ|／: -: ' : : : : ∨:_:_: : : : : :ヽ
　　　　　　　 .}=ヽ : : : : : ｢: : : : : : : : : : :!: / ヽ: : : : : : :.
　　　 　 　 　 |: : :`:ｰ: :_: :} : : : : : : : : : /:/　　＼: : : : : :',
　　　　　　　　', : : : :} : : o}: :ヽ: :_: : :.／/　　_. ノ:ｰ:ｭ: : :.〉
　　　　　　　　 ヽ=' .ﾉ: : : :|: : : : : : : : : :ヽ／|: : : : : : :.／
 

　　　 ／￣￣￣＼
　　／　　　　　　　 ＼
　/　　　 ─　　　─　ヽ　　　だお・・・で、その人の特徴がえーっと・・・天才で
　|　　　 （●） 　（●）　|
　＼　　∩（__人/777／　　　兎、とかいってたお
　／　　（丶＿//// ＼
 

　　　　　　　　　 　 　 　 　 .　　 ´:::::::::::::｀　　.
　　　　　　　　　　 　 　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　. ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　 　 　 　 　 　 　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: .
　　　　　　　　　　 /::::::/::::::::.':::;':::::::::!::::ト、:::ヽ:::::::::::::.
　　　ピ　　　　　　ｌ:!:::::ｌ:::ｌ::l::l::::i::::::::::i!::::!_ i::::::::i::::::ｌ::::::i
　　　　　ｯ ！　　 从::::ｌ:::ｌ::|::i:::iﾄ.:::::::l!:´|　|ﾄ.:::::!:::: ｌ::::::ｌ
　　　　　　ノY ヽノ 人::l:::ｌ::l:ﾙﾊハ::::l!::ﾘ　ﾙﾊ: l::::: ｌ:::: |　　　ああ、あの人っすね。あの人のブロマイド、全部売り切れてるっすけど
　　 　 　 ） 　 ﾄ、　　 |ルﾊ| ==　人ﾙ'　=== |::l:::::::l:::: |
　　　　　　　　| i　　　|::::i:: |　　 　 . 　 　 ||　|::l:::::::l:::: |　　　特別に商品見本用のやつが残ってるからそれをあげるっすよ！
　　　　　　　　| |　 　 |::::l::::＼　　 r─┐ ||　|::l:::::::l:::: |
　　　　　　r‐く ｀ヽ　 从:l::::::i:::＞ .ゝ. _ﾉ　ﾘ　|::l:::::::l:::: |
　　　　　/⌒r _　 !　　人:::::ﾊルr= 厂 __ノ Y!:ﾘ:::::ﾘ:ﾙ'
　　　 　 {　__`ｰ; 人　　　ヽ（ ／レj ／　　/イル'く
　　　　　〈 i ii 「　i i.〉 　 　 ﾉ 　 ﾚ'/　∧ / 　 　 　 ＼
　　　　　 |`　ー‐‐i′　 ／ ﾉ　/　レ'／　　　　　　　/ヽ
　　　　　 |　　　　 |　／ ／　 /ﾆ/／　　　　　　　／　 ∧
　　　　　 |　　　　 |/ ／　　 / ／ ´　　 ｀ ヽ　　/　　, '　 {
　　　　　 ｌ　　　　 | /　　 　.ﾚ'　　　　　　　　　/　　'　 　 |
　　 　 　 ｌ　　　　 j人　　　 i　　　　　 　 　 　 i　　 　 　.∧
　　 　 　 { 　 　 　 　 ＼　.从　　　 　 　 　 　 {　　 　 ／ ∧
　　　 　 人　　　　　 ／ ﾄ､ 人　 　 　 　 　 　 ﾄ、　　　　'　 ＼
　　　　　　 ＼ ＿ ／　　l|　i　 ＼ __ .　　　 　 |ﾄ.＼
　　　　　　　　　　　　　　|　l　　　　　　　　 　 |∧
　　　　　　　　　　　　　　|　l　　／　　　 　 ／j　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　|　l ／　　　 　 ／　 j 　 　 ＼
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　　　　　　　　　　　＊　　＿＿＿＿＿__
　　　　／￣|　　+　　　／　　　　　　　 　ヽ　　　+
　　　 ｜　::｜　　　 ／⌒　 　　　　 ⌒ 　　＼　　　　　　まじで！？そりゃスゲー助かるお！
　　　 ｜　::｜x　　/ （ ●）　　　　（ ●）　　　|　 .人
　 ,―　　　　＼ 　 | ::::::⌒（__人__）⌒::::: 　 　 |　 ｀Ｙ´　　でも、そんなことして大丈夫なのかお？
　| ＿＿_） 　::｜　.!　　　　 l/ﾆﾆ|　　　　　　/
　| ＿＿_） 　::｜＋ヽ　　　 `ｰ‐' 　　　　　/　　　　　十
　| ＿＿_） 　::｜ 　　.＞　　　　　　　　　　＼
　ヽ＿＿）＿／　　 /　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼
 

　　　　　　　　　　　　　　　 ...-―━━― -....
　　　　　　　　　　　　　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　 　 　 　 　 　 ／::::::::/::::::::::::ト､:::!::::::::::::::::::＼
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.　　　　 　 　 　 　 |::l:::l:|::l从八:::::从 ,从;;ｲ::/::!::::::::::::!
.　　　　 　 　 　 　 l八从〃心 ヽ( 〃佗心/::::|:::::l::::::|　　　ほんとーはだめっすけど、必要なことっすからね
.　　　　　　　　　　　　ｌ:::::::l iり　　　　ﾋi沙':::::::|:::::l::::::|
　　　　 　 　 　 　 　 /:::::/l　<　　　 　 |　|::::::ﾘ:::::|::::::|　　　やる夫さんだから特別っすよ、特別
　　　　　　　　　　　/:::::/:込、 ､_ _　　 |　|::::/:::::::|::::::|
.　　　　　　　　　　/:::::/:/::::i::〕ト .._ .r＜　l::∧:::::::!::::::!　　　
　　　　　　　　 　 i/i从八::::|::l＼∧´__, -ﾉ'　 ∨:::}::::ﾘ
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ{ヾ 〃　 　 ＼　　 ∨:|::/
　　　　　　　　　　　　　　　　 /{　　 　 　 〉　　 )ﾙ'.
　　　　　　　　　　　　　 　 ／ 〈　　　　 /　　　　}　〉
.　　　　　　　　　　　　　／　　｜　　　/}　　　　/.ｲ
　　　　　　　　　 　 　 /　　　 /　　　/ ,′　　 ,　/
　　　　　　　　　　　　{　　　　;　 　 /　i　　　 / /
　　　　　　　　　　　 八　　　ﾉ　 ／ 　i|　 　 ,'　{
　　　　　　　　　　　　　＼／--　　 　 |　　　　 |
　　　　　　　　　　　　 -=ﾆ　　　　　／　　　{_ノ
　　　　　　　　 __ -=ﾆ　　　　ﾆ=-　　　　 　 }/
　　　　　　／　　 ＼　 ﾆ=-　　　　　　　　　∧
　　　　-‐へ　　　　 ∨　/　　　　　　　　　　 ∧
　　 /{ r＜　 }＿_彡'´　/　　　　　　　　　　　　 '.
　　乂乂)／⌒´　　　　i　　　　　　 　 　 　 　 　 i
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｎ
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 l^l.| | /）
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 | U ﾚ'/／)
　　　　　　＿＿＿　　　　　　ﾉ　　　 ／
　　　　／ ⌒　　⌒＼　　ｒニ 　　　　|
　　 ／　（⌒）　 （⌒）＼　　ヽ　　　/　　　そりゃ本当にありがとうだお！この埋め合わせに
　／ 　 ///（__人__）///＼ / ` 　 /
　|　　 　 　 `Y⌒y'´　　　 | 　　／　　　　こんどご飯でも奢るお！
　＼. 　 　 　 ﾞー ′　　,／　 ／
　　/⌒ヽ　 　ー‐ 　　ｨ　　／
　 / rｰ'ゝ　　　　　　　　／
　/,ﾉヾ　,>　　 　 　 　 ｲ
　|　ヽ〆　　　 　 　 　 |
 

　　　　　　　　 . : ´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ :.
　　 　 　 　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
　　　　　　/::::::::::;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
　　 　 　 .::::::::::: ′::::::::::|::::::!|::::ｌ|:::::::::::|::::::|l:::|
　　　　　.::::ｌ:::::::l|::::ｌ|::::::::|::::::ｌ|::::ｌ|::|:::ｌ|::|::::::|l:::|
　　　 　 |::::|:::::::l|::::ｌ|::::::::|::::::ｌ|::::ｌ|::|:::ｌ|::|::::::|l:::|　　っ つ
　　　 　 |.:::|:::::::l|从|＼八:::::l|::::ｌ|八:ｌ|::|::::::|l:::|　っ つ　　そ、それなら煉瓦亭にいっぺんつれてってもらいたいっす・・・
　 　 　　|::::|:::::::l|　芹芋　＼|＼| ｰ-ト|::::::|l:::|
　 　 　　|:从::::::l|　廴zノ　　　　-=≠彳:::八:|　　　　　　あそこで一度ご飯してみたんすけど・・・
　　　 　 |:::::::＼l|////　 　 ， 　 //}i/|／::::::|
　　　 　 |::::::|::|八　　　　　 　 　 　 }i 从|:::::::|　　　あたし一人じゃお店の人に気づいてもらえないっすし・・・
　　　 　 |::::::|::|:::::丶　　　ｰ--ｧ 　 ／:::: l::::|::|
　　　 　 |::::::|::|::|:::::个o｡　 __ 　（＼::::::::::l::::|::|　　　　
　　　 　 乂::|人|＼ｊ|／　} ＿{ 　＼＼イ|ノ|ﾉ
　 　 　 　 　 , イi:i:i/　　У/∧ 　 〔__　＼人
　　　　　 ／i:i:i:i:i:i:i:＼／∨//＿ノ〔__ 　 ｝⌒ヽ
　　　 　/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:/∧i:i:∨i:i:i}￣￣{i:i:i:i:‘，
.　　　 /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〈i:i:i:i:///∧i:i:i〉i:i:{i:i:i:i:i:i}＼i:i:i:|
　　　/i:i:i:i:i:i:i{i:i:i:i:ii:i∨i:i:{////}i:i/i:i:i乂i:i:i:i:i:i:i:i＼!
 

　　　　　　　　　　 ....-―…―-...
　　　　　　　　 ／::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　 　 　 　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::ヽ
　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ:::::::::::::ハ
　　　　　 ,::::::::::::::::::::::::|::::::::::::;　 ヽ::::::::'::::::,
　　　　　 |::::::::::::::::::::::::!::::::|::|:{　　 }::|:::::|:::::,　　　はは、それくらいわかってるっすよ
　　 　 　 |::::::::::|:::|::::!:::ﾄ､:::|::ﾄ厂￣l/l:::/:::::::,
　　 　 　 |::::::::::ﾄ､ﾄ､ﾄ､!　ヽ　 x=≠ミ!/:::::::::::,　　それにそんな無理しなくても木村屋のアンパンや
　　 　 　 |:::::::::::',x=≠ミ　　　　:.:.:.:|! |:::::::::::::::,
　　 　 　 |:|::::::∧|.:.:.:.:　　　'　__　 |! .|::::::::::::l::::,　たいめいけんでライスカレーでも十分うれしいっすから
　　 　 　 |:|:::::'::込　　　 v´　　 ) |!　,:::::::::::ハ:::,
　　 　 　 |::';::::/:::个:.,　　ヽ-- '　|!ｲ:::/::::::/::/:::!　・・・っと、あったあった、はいどうぞっす
　　 　 　 ヽ:ヽ::::::::|:::::::＞ 　--イ |/ィ::::／::/:::/
　　　　　 __＼ﾄ､:ﾄ|;イ: :| {　　 　 /厶イ{ﾒ7彡'
　　　　 /: :ヽ: ヽヽ!/: : :! ＼　 ノ 　 |: : :'; : :` : .､
　　　　/: : : : :',: : /: : : :|　 ハﾚ､　 /: : : ',: : :l: : : :ヽ
　　　　}: : : : : :ヽ: ヽ: : :.|／!: : :Ｙヽﾊ: : : /: : :!: /: : :}
　　　 /: : : : : : :|: : :.〉': :.!ヽﾄ=={//: : ヽく: : : :!': : : :,′
　　　 ヽ: : : : : /: : 《: : : :',　!: : :|/: : : : :/: : : :|: : :./
 

※当時卵は『１個』が７銭、これはたいめいけんのカレーライスとほぼ同じ、木村屋のアンパン３．５個分と
 

極めて効果。それ故オムライスとなるとその価格はもう・・・
 

　 　　　／￣￣￣＼
　　　／　　　　　　　.＼
　 ／　 　─　　 .─ 　 ＼　　　　ありがとうだお。どれどれ
　 |　　 （●） 　（●）　　 .|
　 ＼. 　　（__人__） 　　 ／　　　どんな子がく・・・
　　 （　ヽ　 __＿　.／.／
　　　.＼ ＼|　 .,ﾚ゛／
　　　　 .＼旨 爻ﾝ
 

――超レアブロマイド（※時価数十円）
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＞…==‐‐-　　.._　,.r⌒…‐-　.,
　　　　　　　　　　　　 　 　 r=ミ.__＿＿__　　　　 　 ｀ ＜⌒>､　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼_「ヽ　　 　⌒＼　 　 　 　 `く　＼　　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼　＼　　　 __..＼　　 　　　　',　＼　　　 ＼
　　　　　　　　　　　 /弋__）　 　 .＼　＼,，　.: .: .:＼.　　　　　}、　 ＼　　　 ＼
　　　 　 　 　 　 　 / 　 　 .}　　　 　 ｧ__癶.: .: .: .: .:..:.￣　T¨¨:. :.＼ 　ヽ　　 　 ヽ
　　　　　　　　　　/　　　　 ｉ 　 　 　 ,. .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: ..: .: .: .:.:.:.:＼　i　　　　 i
　　　　　　 　 　 Λ　　　／ｉ　　　　/.:.: .: .: .: .:.:.:..:/:.:.:.:.:斗-‐‐-:. :. :. :ヽ,＼　　　}
.　　　　　 　 　 /　}}　　 {{　.i　　　/.:.: .:./.: .: .: :. /,:.Λ:.:.: ト厶ハ:.:.:.ヽ:. : :., ＼_.ノ
　　　　　　　　/　　＼／　　i　　 ,.:.::. .:/:.:.:.:.:　:./ |/　}:. /}ｨう弌:::.:.:.:.ﾄ:.r、:.,
　　　　　　　 ,'　　　/:7　 　 i 　 /.: : ./..: .: ./Ｎ　.,iL.. }:/ノ ゝ¨´.〉:.:.:.:} }i　＼
　 　 　 　 　 i{　　 〈:/　 　 ＞ｧ/..: '.: .: .: .:/く(　/ '⌒/′ ､　 z彡イ/ ﾉ　　 )
　 　 　 　 　 i{　　　{{　　／／/.:ノ..: .:.:.:.:/ .:.. `=-ヽヽr-､　,　 .八:/}:}
　　 　 　 　 八.__／＾＼l　〈/Y^Y^ｉ　　 /二＝-＜　　｀┴´ ／／　ｉ:|
　　　　　　　　 >ﾃｧ=-={　/ / ./ 厂「}/:.:.:.／⌒ヽ:.ヽ:≧=-.:.:＼　　 ﾘ
　 　 　 　 　 f7弌三ヲΛ　　　　{:.:..U:. : /　　 　 ｝:.}　　　}}＼:.:ヽ.ノ
　 　 　 　 　f/:i:/:i:{:i:}_ .Λ　　　 }刀¨:. :,' 　 　 　 ＼:ヽ　/}!　|ヽ:._ ｰ=ミ、
　　　　　　/㌻/㌻{ﾊ}㍉.Λ　　 ｛ノ.: .: ,　　　　　 　 ):.:)Λi|　|　「　⌒ヽ）
　　 　 　 /／{／¨T'T＼}iハ _,..=‐-､.:.,　　　　　　　(:.:(　　　 {　|　　 　 (__
　　 ,．-≠=ア.:..:.:.:∨.:.:.:.:.:／　　　　V　　　　　/ 　 ):.:)　 .rv_`‐-＜　　 )
　／:／　／:.::. :.,．-‐‐r‐´ 　 　 　 __.}　　　　 / 　 /:.:f　 ｉ: : :.)　 　 ヽΛ
.: ／ 　. ..: .: ／.: .: .: .: {.　 　 ,.． "´＼　　 　 ,′ ノ.:.:/　　` く　　　　/::::V
:/　 , '.: .: ／.: .: .: .: ／L..,_／ ﾍ　　 　 ヽ 　 Λ辷彡′　　Λ　ヽ　 ,f::::::::}
i 　/.: .: 〃.: .: .:.:/{/　　 　 ,,爻Λ　　 　 ｝　.,　　　　　 　 /::::::＼__V｝::::::丿
.　,' .: .:.:{i／}:. :./　　　 　_,..爻 　 ＼　 　 　/ 　 　 　 　 /:::::::::::::::::.:}::::／
.　{.: .:.:/　　レ/　 　.≫… :::::爻ｯi爻ヽ、__/＼　__｛.__. ノ::::::::::::::::::: 厂
.　|:Λ:{ 　 　 (　,.．..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: -=:: 八 ::::::::::::::::::::::: 丿
.　{′ ＼___, ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::个::::......__::.. イ |
.　乂__,　　〃 ⌒ ｀ヽ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.／　「　　 :|
.　　 　 　 ,'　　　　　 ＼ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,． ´　　 |　　　|
.　　 　 　 {　　　 　 ¨⌒＞､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::癶　　　　 :|　　　|
.　　　　　 ',　　　　　　　　　 ヽ::::::::::::::::_,..　　´ 　 　ヽ　　「￣￣￣}
　　　　　.ハ　　　　　　　　　　 ｀く´￣　　 　 　 　 　 V .ｉ{　　　 　.}
　　 　 　 　‘，　　　　　　 　 　 　 ＼　　　　　　　　　 V L..＿___./
.　　 　 　 　 ‘，　　　　　　　 　 　 　 ' ,　　　　　　　　 ,. ´　 　 /
　　　 　 　 　 ‘，　　　　　　　　　　 　 ‘，　　　　　 ／　　　　/
　　 　 　 　 　 ハ　　 　 　 　 　 　 　 　 ‘，　　　 /　 __　　　,'
　　 　 　 　 　 　 ヽ.　　　　　　　　　　　　 V　　 /　ｒ´　}　 .Λ
 

（ヒント：この時代再販なぞない&入手不可能のレアブロマイドの完全未使用新品となればそりゃね・・・）
 

　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 _,,..-―‐-..,,_
　　　　　　　　　　　　　 ,,-''"　　　　　　　｀ヽ、
　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　 　 　 　 ＼
　　　　　 　 　 　 　 /　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ
　　　 　 　 　 　 　 ,' 　 　 　 　 　　　　 　 　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　　 ｌ　　 ＼_　　　　　　_／　　　　　 ',
　　　　 　 　 　 　 | 　 {筏豺}　　 　　 {筏豺} 　　 　 l　　実にいい資料だお・・・うん、参考になったお
　　　　　　　　　　 , 　 ｀¨¨／ 　 　 　 ヽ¨¨´　　 　 .,'
　　　 　 　 　 　 　 '., 　　（　　　 .,、　　 ）　　　 　 /　　　（なるほど、うさぎ・・・しかし、実にけしからんお）
.　　　　　 　 　 　 　 ヽ、　 ｀￣ ´ ｀ ￣´　　　　／
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ-..,,__　　　　　 __.／」
　　　　　　　　　　　 　 〈ﾍ:::::::::::ヽ:Ｌ..ィ:〈ﾄx:/.:/.:从r ､
　　　　　　　　　　 　 　 .';::〉::::::::/｜:〉レ':::/::/ヽ:::〉∨:＼
　　　　　　　　　　　 　 .,.:}l:::::::::;'.:/|:;'.:＼::/:/.::;'::/:::∧:、:.＼__
　　　　　　　　　　 .rf≦:::||:::::::;'....人! 　 ;':/.:::;'::;':::::;'::l:::.＼::::/¨
　　　　　　　 　 　 .{:::::::l:::||::::::;:...;':::;'|ｌ.　;:/.::::;::/.::::;'::::|::::::::::｀ヽ
　　　　　　　 　 　 .|::::::ｌ|:ｌ||::::∧,':::;'/ｌ　./.:.:.:::/_:::::i:::::;!:::::::::::::::::
　　　　　　　 　 　 .|::::::||: |ﾄ､::::;'::::/　 ./.::::::;'三ミ:;!:::;'::::::::::::::::::
　　　　　　　 　 　 .| :::ﾉ|::::Y､::;'::r:!,_／:::::イ::::::::::::;!:::'::::::::::::::::::::
　　　　　　　 　 　 .|:/.:/::::ｌ|ｌ::;':::::;'へ＜::::::∨|::::::;::::;:::::::::::::::::::::　　ッス（懐にしまう）
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 -―――――-
　　　　　　　　　 　 　 　 　 :::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::.､
　　　　　　　　 　 　 　 ／::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　/:::::::/::::::/::::::::/::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　 　 　 　 　 /:::::::/::::::/::::::::/::::::::/:::::::::::{:::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　 ∧.......|.......|....l.|..|.........l........ 〃㍉.....|.........|... .. l..∧
　　　　　　　 　 　 |:l:|:::::::|:::::::|::::l:|::|l::::::::|::::::::::| 　 |／|::::::::l|::: :: l::::::|
　　　　　　　 　 　 |从::::::|::::::八从八::::::|::::::::::| ／|:::八::::::ﾘ::: :: l::::::|
　　　　　　　 　 　 |::::::ヽ从〃芹苅　＼{＼:::::|　　}/＿)イ:::::::::::l::::::|　　　いえいえ、お役にたてたなら何よりっす！
　　　　　　　 　 　 |::::::|::::::l{{　‰刈　　　　 ヽ{,ｧ≦≫'　 |::::::::::::l::::::|
　　　　　　　 　 　 |::::::|::::::| ､ 乂沙　　　　 　 ￣｀ヾ.>　 |::::::::::::l::::::|　　　
　　　　　　　 　 　 |::: /´}::|　,,,,　　　　　　　　　　 ,,,,　 　|::::::::::::l::::::|
　　　　　　　 　 　 |::/　/::::.　　　　　　 　 　 /⌒l　　　 .:::l::::::::::l::::::|
　 　 　 　 　 __ __　/　/::::::::: ／ )　　 ､＿＿{__,ノ　　　.:::::l::::::::::l::::::|
　　　　　　/　/　}/　/ :::: ／ ／..　　_ 　 　 　 _　..　 个::::l::::::::::l::::::|
.　　 　 　 {　 { し' ┐{__／ ／::::|::::::::ト￣￣￣　.イ:::::::|::::::l::::::::::l::::::|
　　　　　,′　　/　{　　　/:::l::::::|::::::::l　 ￣∨￣　|::::::::|::::::l::::::::::l:::::八
　　　　 ,′　　 {　 l　　 /::::八从:::乂 ￣〈lilil〉￣ 乂:::从八:::从ハ(
　 　 　 {　　　/　　',　 /....￣: : : )': : {　　{lilili}　　}: : : :}: : : )': : : : :＼
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　∩∩
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| |.| | ＿
　　　　　　　　 　　　●　　　●　　　●　　　●　　　●　　　●　　　●　　　⊂ニニ三三|―|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| |.| | ￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 　　　∪∪
 

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　　　　　　　　　　　 　 /::::::::::/::::/::::/::::::::::::/　 ::::: l::::::::::::::::::::::.
　　　 　 　 　 　 　 　 /::::::::::/::::::|:::::l::::::::::::::|　 _l::::::l::::::l:::|:::::::::::::.
　　　　　　　　　　　　|:::::::::::l::|:::|:|:::::l:::::::::::l::| 　 |:::/|:::/l:::|:::::::::::: |
　　　　　　　　　　　　l::::::|::::l::|从l＼l＼:::::Ν 　 }/-|/ 八|:::::::::::: |
　　　　　　　　　　　　l::::::|::::l::| x斧苧ミ＼l　　 斧苧ミx, |:::::::::::: |　　大正時代っすけど、学校の先生の初任給が１２～２０円
　　　　　　　　　　　　|:::八八{ {　＿刈　　　　　 ＿刈　}::::::::|::::::|
　　　　　　　　　　　　|:::::::|:::::|　 乂少ﾟ　　　　　乂少ﾟ　 |:::::::|::::::|　　なんで現在価格でだいたい数十万ってことっすね
　　　　　　　　　　　　|:::::::|::::::. 　､､､　　　 ' 　 　 ､､､ 　 |:::::::|::::::|
　　　　　　　　　　　　|:::::::l::―‐┐　　　　　_　 　 　 　 .小:::::|::::::|　　まー、帝劇はフリークが超多い、現在入手不可能の完全新品
　　　　　　　　　　　　|:::::/　-=个:...　　 　‘-’ 　　 ...:个:|::::::l|::::::|
　　　　　　　　　　　　|::::{／ ⌒Y´|::::::l≧=--=≦|:::::::::|:::|::::::l|::::::|　　それもあんな恰好のレアものならそんくらいはふつーにするっすね
　　　　　　　　　　　　|::::{　￣￣)｜::人＿_　＿,人:::::::|:::|:::: ﾘ::::::|
　　　　　　　　 　 　 八∧　￣､_) |:/　　 /Π',　　 ∨ |:::|:::/::::::八
　 　 　 　 　 　 　 　 ／:.∧　　｀Yj{　　 /^⌒^',　　 }｀ﾞ丶厶 イ
　　　 　 　 　 　 　 /: : : : ∧　　 }:.∨ ∧:i:i:i:i:i∧　/: : : : : : : : ｀:.
.　　　　 　 　 　 　 l: : : :./〈/　　/: : ∨　〉i:i:i:〈　∨: : : :|: : : : : /:|
.　　　　　 　 　 　 ﾉ: /:./: : ＼_/＼: : ∨{:i:i:i:i:i:} /: : : : :.|: : : : /: :|
 

　とまぁこうして、幸いにも顔と名前を知ることができたやる夫、そのままホールで待つことしばらく・・・
 

――ようやく、それらしき人物が現れる
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ `ー-- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 （　` ..,,＿r'}
　　　　　　　　　　　　　　　　　___ ノ,ヘ　　　 　 　 ｀tｰ- ..__ノ　　　／}´}
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　／／/ヽ　　,.. -― {..､//　 　 ノ}´///ｨ
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　／／∨//ィ':´: : : : : : : : : :｀ヽ. j　) ＞く´
　　　　 　 　 　 　 　 　 （＿ノノ＿_,,..ィ´: : : : : : : : : : : : : : : :ヾ　 /　/^ ー-- 　 、
　　　　　　　　　　　　　　　{ミYヽ フ´: :/: : /: :／:／ﾅｰ ､!: :|: :', {　{{　 　 ／　　/　　ふー・・・よーし、到着
　　　　　　　　　　　　　　　｀ヾ ／:ィ: ://ﾚ{: / /'´　,ィfｫ､ ﾘﾊ!: :.',｀￣｀ У　 　 /
　　　　　　　　　　　　　, -- ､/- /／/: ﾊ ﾚﾏｿ　,　　｀¨　j: : }: :ヾ ／∨　　　　　　　さーて、しれーに顔見世・・・面倒だし
　　　　　 　 　 　 　 　 { 、／　　　} /: :!:.ﾊ　　　,. -- 　　レィ: /: :{:::::::::,　　／
　　　　　　　　　　　 　 ／　 ｀ゝ／: :ヽ:ﾊ/:ヽ 　 ゝ.　 ﾉ　/ｰ': /　/!:::::::::レ′　　　　　部屋でお昼寝してようかなぁ・・・
　　　　　　　　 　 　 ／　ｰ-く___,. --yィ: : : : :＞。. __ .イ: : ／ Y　|:::::::::|
　　　 　 　 　 　 　.く 　 　／::::/ ／: :_:_:_;,, -彡}　 }　　ﾄ: : }　　} ハ:::::/　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　＞/:::::::r'': : ／　/　　_}}イ／　, -{ ヽ:.ト-''　　ヾ′ヽ
　　　　　　　　　　　　　 ｀￣/: ／ 　 ＞ ´､.--''／ ,. -≦-}: :ヽ　　　/: : : :＼
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／{: :{､__／t=ｰ-≧='=≦　　　}} ﾚi: :}　 ／: : : : : : :＼
　　　　　　　　　　　　 ／: : :レ': : {　 {i{　　　　　　　　　 ﾘ　,j:.ﾉ　{: : : : : : : : : : :＼
　　　　　　　　　 　 ／: : : : : : : :.八　 ヾ　　　　　　　　〃　,.　 ∨: : : : : : : : : : : : :
　　　　　　 　 　 ／: : : : : : /: : /: : ＞..__ 　,,ィ　　 ｀￣}}　´ 　 ∧: : : : : : : : : : : : :
　　　　 　 -- 彡: : : : : : : / : : ;': : : : : : :.} i!　　　　　　||　　　く: :.',＼: : : : : : : : : :.
　　　　　　 : : : : : : : : : ／: : : :': : : : : : : {　|!r-ｫ__r-ｫ._||＿＿ ﾉ: :.',.　＼: : : : : : : :
　　　　　　: : : : : : : :／/: : : :/!: : : : : : : |三||ﾆ||ﾆ||ﾆ||三三≧!: : : ; 　　＼: : : : : :.
　　　　　　: : : : : ／　/: : : :/　|: : : : : : :.{三||ﾆ||ﾆ||ﾆ||三三三|: : : :＼　　 ＼: : : :.
 

　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／　　 　 　＼　　　（うわぁ・・・なんというか、色々と大変そうな相手だお）
　　　／　─　 　 ─　＼
　 ／ -=・=- 　　-=・=-　＼
　 |　 　 　 （__人__）　　U 　|
　 ＼　　 　 ｀ ⌒´ 　　　 ／
 

　が、ここで躊躇していたら隊長失格・・・気を取り直してやる夫はその人物へと声をかける
 

　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 　／　─　 　 ─　＼　　　　（まぁ躊躇ってる場合じゃないかお・・・）
　　　　／ 　 （●） 　（●）　 ＼
　　　　|　 　 　 （__人__）　 　　 |　　すいません、篠ノ之束さんですかお？
　　　　 ＼　 　　｀ ⌒´ 　　 ,／
　　 　 /⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨヽ
　 　　/ 　　　 　,⊆ニ_ヽ、　 |
　　　/　 　 ／　r─--⊃、 　|
　　　|　ヽ,.ｲ　　 ｀二ﾆﾆうヽ.　|
 

　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ,.-zz-､
　　　　 　 　 　 　 　 /￣ ¨∧,.--∧.　　∧
　　　　　　　　　　　/　　 //∧==/∧　0 ∧､
　　　　 　 　 　 　 /　　 //:,: :,.ｨ: : : : |　 　l∧: .
　　　　　　　　　　{　 　 ': :.|: :.l | : |:_:.乂　 　 }:.ﾑ
　　　　　　　　　　乂__ノ':ｨT7:{ | : | ､:|､:｀¨¨´: : ::.
　　　　　　　　　　　|: |: |:.| { 从{__｣　ﾘ Ⅵ: : ､ : : |
　　　　　　　　　　　|:ｲ: |:.lｨ≠ﾐ　 　ｨ≠ﾐ|: : |:＼:.|　　　
　　　　　　　　　　　l八:.从　 　 '　 　 　/: :.:|: : :.:|
　　　　　　　　　　　　 Ⅵ : 、　ﾏ　7　 /: : /:;: : : :.　　　そーだけど、束さん、お饅頭に知り合いはいないんだけどー？
　　　　　　　　　　　　/:八 : ＞　_　ィムイ /: : : : :
　　　　　　　　　　　 ,: /: :|: : :/-|　 　|: : :./: : : |: ::.　　　　気安く話しかけちゃめっ！なんだよ～？
　　　 　 　 　 　 　 /:/￣l|: ://,ﾉ　　 {: : /|l〉￣｀ヽ: .
　　　　　　　　　　 {:/　∨:.ｲ/｀ヽ　イ|: / ||i〉/　 　 '，
　　　 　 　 　 　_,イ 　 乂ﾉ/　　 　 乂ﾉ　||l〉'　 　 　 ｀ヽ､
　　　　　　　　 {　　　/／/ 　 l:/　　{: :}､/ll〉、　　 　 　 _,}
　 　 　 　 　 　 〉　 ん/ｰ,＼.../_,...イ乂:}　　 }､　 　 ,'／/＼
　 　 　 　 　 ／// {　{{o/　 ￣　 TT|〉:{￣∨:{　 　////}､ｲ
　　　　　　　/＼/l人 ﾏ{　　 　 　 　 |!､:.〉 /: : ｀¨¨{//／　':.
　　　 　 　 /　__/∨:＞}|　　　　-- /ｲ从 ,: : : : : |: :|: 〉-　　 ,
.　　　　　 〈　　 ＼: : : |||　 　 　 　 ||　　 {: : : : : :|:.／　　 ／:.
　　　　　　 ＼　　 ＼:〈 }}　 _,....-　 ||　　 ヽ: : : :／　　 ／: : :.|
 

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　　　 　 　　＼　　　ああいやその・・・やる夫は海軍少尉でその・・・花組の隊長ですお（小声）
／ 　　　　　　　　　　＼
|　 　　　＼　　 ,＿　　 |　　（饅頭って・・・ヴィヴィオもそういってたけど、そんなにやる夫って
/　　ｕ　 ∩ノ ⊃―）／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |　　　　そんなに饅頭っぽいのかお・・・？）
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／
 

　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.-zz--､　　 　　　　 r-zzzz-､
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／ ／_／∧ 　 ＿___　 |　　　　 {
　　　　　　　　　　　　　 ／ ／ ／///∧´: :.＿: : ｀|__　0　__|
　　　　　　　　　　　　／ ／ ／ ,.∨//＞―――-:|　|　　|　!
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　　　　　　　　　　／´　　 　 , ＜ : : /: :∧: {: :|: |: ∨: : : rミ_--､　　｀丶､
　　　　　　　 ＿_､_　　　 ,..ィ: : ,: : : /: :/ |: : :.∧:!ﾏ:.∨: ∨}:＞､　 　 　 　 ＼
　　　 　 　 /　 '　　￣7　 /: :.∧:_:/_|:_!ノ{: : :|　|ﾄ､ﾏ:.∨: ',: : : | : T ー､ 　 　 }＿_
　　　　　 /　 /　　　 /　　': ,: !: Ⅵrtｫ=ﾐ ＼:｣　'＿ {:_｣＼|: : : |: : |:＼ r===イ-r--=l　　・・・あっー！あなたが新しい隊長さんか
　　　　　 ---､＿＿/　　 {/:/|: : :|弋)ソ　　　 ´必オヽ/: : :/: |､: :,:.､: :|　 　 　 |　[ﾆ!
　　　　　　　 /　　 ,　　／:{/_从:八　　　 , 　 　 ｀ ¨　/: : :∧:_|: ＼: .　!　　　　 }-- '　　ごめん、名前は聞いてたけど刹那で忘れちゃってたよ
　　　　　 　 ,　　　,　 /:,／　 〈l ＼}:.　 　 　 　 　 　 /ｲ: :/:/||l〉｀ヽ: : 　 T¨¨´｢､
　　　 　 　 /　　　}'´￣　　　〈l ||',: :ム、　__　　　　,.ムイ:./ ||l〉 　 ＼:_:､| 　　 ＼:.　　　　束さん、人の名前と顔覚えるのちょーにがてでさぁ
　　　　　 ,:　　　　|/｀ヽ　　　〈l ||∨: :| ＞｀ ｀ 　 イ | |: : /__/'l〉 　 　 　 l|　 　 | ﾏﾑ
　　　　　/　　　　八//∧ 　 〈l ｰ=l : |　|ヽ｀¨　r― | |: /＿_/ﾌ　 　 　 ,ｨ|　　　:.　ﾏ :.
　　　 　 {　　 　 /　∨//}　　　＞ |: , 　|　　　　　　| l: {ー　r'　　　 ／/{| 　 　 {＼ , : .
　　　 　 |　　　 '　　 }// |　 _,.' 　 〈: {／　　l::/　 　 ｀|: 〉 　 ﾏ　　 //// |　　　 ﾏ//､: :..
　　　 　 |　　　　 ,..ィ--'､__/ {￣＼|: :〉　　　'　　 　 /{:.ﾊ　＿}.　　|///　:　　　　|///＼}
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　　 　 .／　 　〃: : :! : : l:{¨ l个.､V: : |　 ∨_∧,. ﾍ : !: : :. :.l|: : : |　　　　あ、そうだ、それよりもっと連れてってほしい所があるの！
　　　　 　 　 .//: : : | : 八|　ﾚ　　.∨人　 ヾ:_:_{＿ ｨ.|: : :. :.ﾘY: 八
　　　　 　 　 .〈 : : : :| : : : '《芹芯ﾐxV:_:{　　ｲ芹しｒﾘ ﾘ: : : /./: : :∧
　　　 　 　 　 /＼: :八: : :∧　乂ツ　 　 　 　 ゞ- ' ./ : : /ｲ:}: : / ∧
　　 　 　 　 ./: :, -ヽ:{r＼: : ヽ　　　　,　　　　　 　ｲ/}.イ: : :/: : : / ∧
　　　 　 　 /: :/　 　.ｒｸ　{≧=＼　　 _＿_ 　 ,　 　 ／ l| : :/｀ーｚ､ : 人
　　 　 　 ./: r'-､,､　.》 　l|: : : 个　. 　ﾏ　　 ﾉ　 ／ ／} : /　 　 〈￣ ｀ヽヽ
　　　 　 /: : 〉イl{　ー ､　.V: : / ト､＞　こ　. イ ｲ/　/ : { 　 　 ハ　　　.V∧
　　 　 ./:f￣ ノ//ゞ-､. V.ﾉ: : {　{　 ｀　､｀´　. -{./　/{ : ﾉ　　　《´　 　 　 V: ヽ
　　　 /: :｀ヽf￣￣.フ∧ }.Y : ﾊ .!　　　 　 ｒ ､. ｀|　.ﾊﾊY 　 　 .ﾉ　　　　　 |: : : ＼
　　 ./: : : / .}-=≦ノ./∧∨: :}　｀}　　　　 {　|　 |　{ {: ﾉ　　　 {{　　　　 　 |: : : : : :＼
　　/: : :.八 .乂　´〉 ´}/∧}: ｲ　 ﾉ 　 .､ 　 〉-｀≠　 Yﾉ⌒ヽY＾　　　 　 　 |: : : : : : : :ヽ
　./ : : /: : :＼　ｆ<__イ//ノﾊﾉ　/　　　 ':::/ {ｒ――　 .V　　　　　　 　 　 .八: : : : : : : : :'.
../ : : /: : : : : :l｀| 　 ≧=彡ｲ} 人　　 　 /　.ﾊ r― ´　 〉､　　　　　　　　　 ﾉ: : : : : : : : : '.
,′: /: : : : : :八 !　　 　 Vﾊ |≧=ヽ　　,′ .ゝ.ヽ ｚ 　 /ﾆ.≧=-　　＿　. イ: : : : : : : : : : : }
: : :/: : : : : : : : ハ　　　　Vﾊ|三三ﾊ　.{ 　 　 .７ 　　/≧=-＜三三/: : : : : : : : : : : : : : : .|
 

　 　 　 　 　 　 _,,..-―――‐-..,,_
　　　　 　 ,,-''´　 　 　 　 　 　 　 ｀ヽ
.　　　　／　　　　　u　　　　　 　 　 u ヽ、
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　　 /| | | | | | 　 　 ｀ﾞ''‐' ′　ヽ-'"　 　 　 ',
　　,'| | | | |.|≡=-.,,_　 .三三三　_,,..-=≡　 ',
　　l.| | | | | |　　 ． ｀ﾞ　.三三 "´　 ．　　 　 l　　　行きたいところって・・・
　　|.| | | | | |＝==＝≡ 三三 ≡＝==＝　　|
. 　 ',　 u　| |　　 　 /　　　　 　　ヽ　　　 　 .l　　　あの、まずはちゃんと支配人に挨拶を・・・
.　　ヽ　　　　 　 　 { 　 　 ,.、　　　}　　　　 ,'
　　　 ＼　　　　　　ゝ-ィ´　｀"j-.'′ u 　 ,.'
　　　 　 ｀'',-..,, 　 　 　 |.r-‐''" 　 　 ,,..-''
　　　　　 /　　｀ﾞ"''―‐.U――― ''"´ヽ
　　　　 ./　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ
　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿_
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　　　　　　　　 　 ＿ 　 　 　 　 　 　 |/!.　　 　 ∧
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　　　　　　　 /　 /////＼,..イ : : : : : : ∨∧　lj　{∧
　　 　 　 　 / 　// ＼/／ : : : : : : : : : : ∨ {　　　 }ﾑ:､
. 　 　 　 　/ 　// 　 ／: : : : : : : : |: :|:､: : ∨ ､ 　 ﾉ　|: ::.
　　　　　 /　 // 　,:': : : : : :|: : :.l: :|: :|: ＼: 乂_ ￣　 ﾉ: : ::.
　　　 　 ,　〈// 　/: ': : : : :∧: : l: :|-:|-､--､-: ､￣:´:∨: : :.
　　　　/ 　// 　/:.:': :; : |: :|__∨:､:.|从､: ＼:.＼: ＼＼:∨: : :.
　　　　ー　' 　 /:/: :/: : l:イ　 ∨: {　 ,ィtrｫﾐ､: ＼:_､-｀:∨: ::.　　　やーだ！だってそんなの今すぐじゃなくてもいいし
　　　　　 　 　 l:ｲ: : :': : :|: |,.ｨtｫ｀ｰ' 　 込zｿ {: : : : :.|､: : ∨: |
　　　　　　 　　{ |: : :|: : :|: |必ｿ　　　　　　　/: ,: : : :| }ﾄ､: ∨: .　　　そもそも束さんじゃなくてもできるんだもん！
　　　 　 　 　 　 | : ∧: :从. 　 　 ' 　＿_ 　/: ｲ: : :./ノ: :.＼∨:.
　　　 　 　 　 　 |: /　|＼｣ム　　 v´:.:.:.:.} 〈:_:ム.イ: : :.:/: : l＼,:.　　
　　　 　 　 　 　 |,' 　 |: :|: : :∧ 　 ゞ　 ノ　　ｨ/: ,: : : :,: : : : :.　,: :.
　　　　　　 　 　 ' 　　|: :|: : : : :}＞, . . __,..イ /: / : ／: : : : : :.　,: }
.　　　　　　　 　 　 　 |: 从: : : :|: /: : : :|　　/: : :／-､: : : : : :.∨:.;
　　　　　　　　 　 　 八 : : ＼: j/: : ／ |｢￣!:／,.-===-､: : : : :∨
　　　　　　　　　　　 　 ＼:／ｲ:__ﾉ-,/^r＜ノ／　,.. -―-ﾐ､: : : : .
　　　　　　　　　 　 　 　 / 乂/ |　|_/:_:ノ,イ　／　 　 　 　 Y: : : : .
　　　　　　　　　　　　　/ /:_ノ /_/_:,イ /〉 ／　　　 　 　 　 } : : : : ＼
　　 　 　 　 　 　 　 ,.　´/:｣{／ {: :// /l〉,:'　　　　,.　　￣￣｀ヽ: : : : : ＼
　　 　 　 　 　 　 ／　 /从'　　乂{,' /i〉/ 　 　 ／　　　　　　　 ＼: : : : : : .
　　　 　 　 　 　, 　　　'/ゝ У　从｀'　/　　,　　　　　　 　 　 　 　 ヽ: : : : : ＼
　　　　　　　　 {　　　　＼/　　 /　 　'　 ／　　　 　 　 　 　 　 　 　 } : : : : : : ヽ
 

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　　　 　 　　＼
／ 　　　　　　　　　　＼
|　 　　　＼　　 ,＿　　 |　（・・・あ、これ話きかないタイプの天才だお
/　　ｕ　 ∩ノ ⊃―）／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |　　　　こりゃー手ごわい・・・）
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／
 

　　天才故の気まぐれっぷりに振り回されそうになるやる夫・・・もし、ここが戦場であるならやる夫がとるであろう行動は
 

想像するのも恐ろしいが、幸いここは帝劇・・・それ故やる夫がとった行動は甘いものであった
 

　 　　　＿＿＿
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　─　 　 ─＼
／ 　　 （●） 　（●） ＼　　　　　　
|　 　　 　 （__人__）　 　 |
/　　　　 ∩ノ ⊃　　／/　∩ノ ⊃引継ぎとか一瞬だし、ちゃんとそっちを済ませるお
(　 ＼　／ ＿ノ　 　 ＼／ ＿ノ
.＼　“　　／　　.　＼　“　　／　　そのあとはいくらでも付き合ってあげますし、ちゃんとしてくれるなら
　　＼ ／　　　　　　/＼／
　　　 ＼　　　　　　　＼　　　　　　待たせ賃としてキャラメルあげますお　　　
　　　　　＼　　　　＼　　＼
　　　　　　　>　　　　　> 　　>　　　（ヴィヴィオに甘えられたとき用のだけど）
　　 　 　 ／　　　　／　　／
 

　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 r--zzz--､
　　　　　　　　　　 ,.ｨ zz 77 　　　　　　 |l|　 　 　 ∧
　　　　　　　　　／　　　/∧　 . . .---- |l|　　　　　∧
　　　　　　　 ／ 　 　 _////＞: ￣￣￣｀∨__　(,}　 ∧
　　　　　　／　 　 ,.イ/／: : : {: : : : : : : :､: ∨ {　　　､∧
　　　　　, ' 7　　 /　/: : : : : :.:|: ､: : : : : : :ヽ:∨ ､　　 }　|
　 　 　 / /　　／　/: : : : :.:.|: |: |: : ､: : : : : :.':,:､　｀¨´　 '
　　　　{　ー ´　 ／: : : : : :/|: {: l､: :{:＼:＿: ､:∨ー:.:r＜
　　　　＼＿_,..イ: /: : : /:|,|-ﾏ∨: :∧､:.＼: ｀Ⅵ､: l: :|: :ﾑ
　　　　　　　 /ｲ: ':|: : : |イ:|　{:l ∨: :∧＼}＼:.|:|: : ': :!: : :.',
　　 　 　 　 /' ':/: |: : : |: |:{　 ｀　＼＿{　r＝=､|: / : |: : : : .　　　　はーい！束さんいい子だから
　　　　 　　　/:;: : {: : : :Ⅵ,ィニﾁ　　　　 　 ⊂⊃: : :.|: : : : :.
　　　　　　　,: :{ : ∧: : : :､⊂⊃　　　　 　 　 /:ｲ: : :/: : ,ｨ : l　　　ついていきまーす！甘いのすきー！
　　　　　 　 {: :|: /: : ､: : : ＼　　　 ,. -―v　'　ムイ: : / j!: ﾑ_,.
　　　　　 　 |:./ｲ:r､: : : ｢ヽ : ミ　　乂:.:.:.:.ﾉ　　,ｨ:r ､: :/ /:／, ' 〉　
　　　　　 　 | /:〈＼＼:.∧ Y^}:＞　　 こ　 イ: : :|　}:/　{,'　/ /
　　　　　　　/: : :＼＼　ｰ'　, ∨￣| ｀ ¨´　 !: :./|　'　　 ｀ヽ/:_,.. -ｧ
　　　 　 　 /: : :__r-ヽ/　／ 　ヽ | '　　　　/: ノ {　　 ､＼　 _,..イ´
　　　　 　 ,: : : :ー-- ､　'　{　　 |l|--､ 　 /:イ=､|　　 ﾉ　　/ ∧: .
　　 　 　 /: : : /　 　　＼　 　　j ﾄ､　　 /: ノ　l∧　　　 イ〉,'　 ヽ: .
　　　　 ,:': : ／'， r---r-≧---､| |　　 {: ﾉ|　∧ }＿＿{＿/___　 }: :、
　　 　 /: : :.{　　 ∧　 l|　　　 　 l| |　　 {: { ! /　|　　　　|　　r'-､∧: ヽ
.　 　 /: : : : : ､　{ｰ' 　 |　　　　　l| ＼　Y:.j ,'　　|　　　　|　　|＿} 　＼: ＼
 

　　　　 　　　 ＿＿＿_
　　　　　　／　　 　 　 ＼
　　 　　／ 　＿,　 、＿　＼　　　　はいはい・・・それじゃ行きますおー
　　　／ 　（ ―）三（― ）　.＼
　　　|　　 '"　（__人__）"'　　　|　　（この手のタイプは上から言っても通じないし・・・
　　　＼　　　　` ⌒ ´ 　 　／
　　　／ゝ　 　 "`　　　　　｀ヽ.　　　きっかけをまって認めさせるしかないお）
　 ／　　　　　　　　　　　　　　＼
 

　　　　　　　　　　　　／|＼　　　 _, . :‐: : : : : : ＼＿＿_.ノ
　　　　　　　 　 　 .ｨ__〉｜:ト＼.／: : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
.　　　 　 　 　 　 /　　r::|:::|＼/: : : : : |: :i : : : : : : : : : : : : : :＼
　　　　 　 　 　 /　o./::/:::ル': : : : : : :|: :{ : : : : i: : : : : : : : : : : ＼
.　　 　 　 　 　 |_　 /::/::://: : : : : : : λ: :､ : : : |: : : ﾄ: : ヽ: : : : : :ヽ
.　　 　 　 　 　 | し'／／/: :/ : : : : : {: ﾄ: : ゝ: : :!:.／|⌒i: :} : : : :| : ',
.　　　　　 　 　 し.';／　 {: :/: :/ {: : : |: |}从:〉 : : !ヽ: }ヽハ:!|: : : :|: : :',　　　
　　　　　　　　　　　　　 |:/: : {: :|: : :／|:l {＼: : : i'´V-―z|:!: : : :!: : : ',.　 　 　 　 /ヽ _
　　　　　　　　　　　　　 |: : : :| : |: : :|:.:|.メ〉　＼__i '"￣￣|ｊﾉ: : :i! : : : ',　　　　　/ // /､
　　　　　　　　　 　 　 　|: {: :/!: :|: : :Ⅳ .ｨ:ﾁ　　　,. 　 '' "/:/: : /|: : : : ',　{ ヽ　/ // / /　　　はーい！早く終わらせて地下いこう地下！
　　　 　 　 　 　 　 　 　 V|: :{ |: : : : :|ｨ／　 　 　 ′　　 l:/: : /: |:＼: : 丶!　ﾚ　// / /　 __
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |: :| |: : :＼{ ､'' "　　 　 　 ノ　/: ／: : |: : :＼: :ﾉ　、 　 　 〈／／　（お饅頭だけあってあまーい！
　　　　　　　　　　 　 　 　 Ｖ　ト　＿{.:_;>.._　　￣　　 ∠ィ: : l: : :|: : : : _/　　 ）　　　 ／
　　 　 　 　 　 　 　( ＼　　　丿: : : :: ヽ: : ｀i ーr---　　 |: : :|: : :|／い{　　 / 　 　 /　　　　　ま、くれるっていうならもらっとこー！
　　　　　　　　　　 　＼ ＼(＼: : : : : : : 丶: | : : | 　 　 　 |: : :|: : :!ヽ ヽ)ヽ　　 　 ／===ｭ
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼ ＼ ＼: : : : ／λ|: : ﾉ　　　 　 | : V: : |　 ＼ うト=＝'"　i　 [_]　　　お説教されるよりはずっといいしー！）
　　　　 　 　 　 ＿＿＿＿〉　i 　 ヽ: /　 （ﾊ: : { |) ＿_　 /ヽ:_: : /＿／/〉|　 　 　 ｜　｜
　　　　　　　　}――――　　{　 　 V　　（| |: 丿|) 〉　｀　　 〈:ヽ:）--～ヾ |　　　　　 ,..イ＼
　　　　 　 　 　(二二二 　 　 　 　 _}　　 (| |}:!:|_|)/　　　　　 ）:〈＼＿＿_ >r――イ､.丿: : ヽ　ﾃｨﾝﾃｨﾛﾘﾝ!
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　　　　　　　　　　　　／ ／ ／ ,.∨//＞―――-:|　|　　|　!
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　　　 　 　 /　 '　　￣7　 /: :.∧:_:/_|:_!ノ{: : :|　|ﾄ､ﾏ:.∨: ',: : : | : T ー､ 　 　 }＿_
　　　　　 /　 /　　　 /　　': ,: !: Ⅵrtｫ=ﾐ ＼:｣　'＿ {:_｣＼|: : : |: : |:＼ r===イ-r--=l　明治のキャラメルが当時１個０．５銭
　　　　　 ---､＿＿/　　 {/:/|: : :|弋)ソ　　　 ´必オヽ/: : :/: |､: :,:.､: :|　 　 　 |　[ﾆ!
　　　　　　　 /　　 ,　　／:{/_从:八　　　 , 　 　 ｀ ¨　/: : :∧:_|: ＼: .　!　　　　 }-- '　木村屋のアンパンが１個２銭だからけっこー高級品だね
　　　　　 　 ,　　　,　 /:,／　 〈l ＼}:.　 　 　 　 　 　 /ｲ: :/:/||l〉｀ヽ: : 　 T¨¨´｢､
　　　 　 　 /　　　}'´￣　　　〈l ||',: :ム、　__　　　　,.ムイ:./ ||l〉 　 ＼:_:､| 　　 ＼:.　　ま、アイスおごっちゃる！くらいの感じかな
　　　　　 ,:　　　　|/｀ヽ　　　〈l ||∨: :| ＞｀ ｀ 　 イ | |: : /__/'l〉 　 　 　 l|　 　 | ﾏﾑ
　　　　　/　　　　八//∧ 　 〈l ｰ=l : |　|ヽ｀¨　r― | |: /＿_/ﾌ　 　 　 ,ｨ|　　　:.　ﾏ :.
　　　 　 {　　 　 /　∨//}　　　＞ |: , 　|　　　　　　| l: {ー　r'　　　 ／/{| 　 　 {＼ , : .
　　　 　 |　　　 '　　 }// |　 _,.' 　 〈: {／　　l::/　 　 ｀|: 〉 　 ﾏ　　 //// |　　　 ﾏ//､: :..
　　　 　 |　　　　 ,..ィ--'､__/ {￣＼|: :〉　　　'　　 　 /{:.ﾊ　＿}.　　|///　:　　　　|///＼}
.　　　 　乂＿,.イ: :///////∧ { { 乂}＼＿.:l:...＿／-乂:}||　 ; ＼Ⅳ{l＼　､　　　}/////＼
　　　　　　　 /: ／∨//// ／＼l|{: :ﾉ　 　 ,￣､　　　 {: ﾉ||　/､　　　 　 ＼　 　 ,/////// ＼
　　　　　　　'／/// ＼/／　|￣ /: {--=≦---≧､＿_〉:{'.イ　 }　　　　 　 ｀ヽ､ｲ ｀ヽ､//////ヽ
　 　 　 　 ／///／: :／　　/　　{: :ﾉ＼ ＜{ﾆ!ニ|＞´ {: :.} 　 　 ＼　　 　 　 　 ＼　　 ＼/////∧
　　　　　//////: :／　　／　　　|: {　　＼　　 　 　 　 〉:{　　 　 　 ヽ　 　　　　　 ＼　　 ∨////∧
　 　 　 //////／　　／　 　 　 从:〉 　 　 　 　 　 　 从:〉 　 　 　 　 , 　 　 　 　 　 ＼　 ∨//// }
. 　 　 //// ／　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 }　　　　　　　　　＼　,/////|
　　　///,／　　 　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　　　　　　 ＼//// |
 

――帝劇、地下格納庫
 

　]| 　 i|__＿_ _＿　 ＿__＿＿ __　[￣￣][￣]　　[￣￣]　　⊂ニニニニニニニニニニニニニニニニ⊃ ]‐─二二─　_
　]| 　 i|￣ ￣{　　 　 　 　 　 　 ＼　｀ヽ∧　　　 ∨〉{／〈´￣￣　　　　 　￣￣｀〉＼}∧〉　　 　 　 　 　 　 　 　 ￣‐二二─　_
　7　　i|　　　 ＼く ￣￣”¨ 　 　 } |　　 ∨〉　　　 ∨〉　　＼　　⊆二二⊇　　／　　∧〉　　　　 　 　 　 　 　 「￣＼　 ￣‐二二─　_
_/＿／　　〕ﾄ　　＼ ⊆二二⊇ ノﾉ 　} 　∨〉　　　 ∨〉　 　 ≧=‐─‐─‐=≦　 　 ∧〉　　　　　　　　　　　　人__)___〉　 　 　 ￣‐二二
　　　　　　　 , ＼　　 `く ￣￣￣”¨　} l　 ∨〉　 　　∨〉　 〈 　 -───- 　 〉　 ∧〉__＿　　　　 /￣”¨　 　 ､　　　　　　　　　　　 ￣
〉⌒Yハ　 ／　　 ＼　　 ＼ ⊆二⊇,ノﾉ　　∨〉　 　　∨〉　 ≧=　⊆ ⊇　=≦　 ∧〉￣　 　 ￣＼「￣　　 　 　 ＼
}{__ソ　 | く________)　 )､　__＿＿　＿__ __ 　 人ﾊ　 Ｙ::Ｙ'≧=┬─ ─ ‐‐──=≦'Y::Y　 　 　 　 　 `(￣　　 ＼　　 ＼
　　　/∧/)________／　　　　　 i|　|　 　 　 　 } | Ｌ...|::::L　 0｣L　__＿__　＿＿______j::::|_＿___　　　　　 ＼　　 　 ＼　 /
___／ .′　 　 　 　 　 　 　 r≦|　| ＼⊆⊇_ノﾉ　}|〉＼)　 ∨〉 〈　　　　　　〉 ∧ (::_丿　　　￣‐≦　　　 〕iト　 __,ﾉイ　　　 　 _　‐二￣
　　 /　　　 　 　 　 r≦三‐￣　イ' 　 ＼ ⊆⊇ノﾉ∧ 　 　 ∨〉 ≧⊆ ⊇≦ ∧〉　 　 　 (￣ 　 ＼￣‐≦__｣L___　　　　_　‐二￣
__／　　　　 r≦三‐￣　/0ｲ　　　　 　 　 r　|l|　　　[[0[￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣]0]]　 ＼___)___}　　乂|_____]] _　‐二￣
()　　 　 ＿/ 　７＼ ___/__ソ 　 　 　 r≦‐￣ l|　 　 L乂__ノ ｣　 L乂__ノ ｣　 L乂__ノ ｣￣‐≦　　　 乂＿|　　　　　　 |　　　_　　‐ﾆ
[￣￣____]]　　 | 　 　 i|::|| 　 　 r≦‐￣ i|lilililil|　 　 　 　 r≦　￣|｜　｜|￣　≧x.　 　 　 　 Y'^　 　 　 | 　　　　　　l　 　 「〈
　　　　　 7 　 /　　　 i|::||　 　 /　 　 　 i|lilililil| 　 　 r≦^　／ ::| |｜　｜| |:: ＼　^≧x　　 　 |　　　　　 |　　　　　　 |　 　 |　∨ /
　　　　　 |　　|　　　　[ ]]] 　 / | (0)　襾|lilililil|襾 イ｣i 　 　|::::::::| |｜　｜| |::::::::|　 　 iL丶 (0)|　　　　ｲｉ:ト　　　　 　 |　∩ |/　∨ /
　　　　　 |　　|　 　 　 |::||　　|　| (0)　凵|lilililil|凵|　｢　　 　|::::::::| |｜　｜| |::::::::|　　　 Ｔ i| (0)| 　 　 | {ｉ:i|　　＼ i[三]　 |ｉ| 　 　 ∨ /
　　　　　 |　　|　 　 　 |::||　　|　|i　　　　i|lilililil|　 |　|　0　　Ｌ:::::｣ |｜　｜| Ｌ:::::｣　　0　|　|　　[　] 　 L{ｉ:i| 　 　 | [三]　.∪ |　　　∨ /
　　　　　 |　　|　 　 　 |::||　　|　|i　　　　i|lilililil|　 |　|　 襾i　 　　 |└　┘|　　 i襾　 　 |　|　　[　]　　　　| 　 　 | [三]0 　 人_______∨ /
　　　　　 |　　l 　 l￣＼/　/∧ |i　　 　 iLilili ｣　 ﾄ　 ､ 凵i 　 　 └ ‐ ‐ ┘ 　 i凵　　,　　|　　[／￣￣]^|__　__,｣ [三]
＼ /　 　j|　　l 　 |∧　 〈　 /　〉|　　 　 厂〉、　 i|　　 ＼　 　 「￣￣II￣￣i|　 　 ／　　 |i　 ∧ ／￣ ／| 　 ／￣￣￣]|__
　　〈 　/∧ _∧,　|//〉　 ∨　/∧ 　 // 　 ∧　 i|　　 　 |　 　jL 　 ｣IIL 　 ｣{ 　　l　　 　 | 　′ {　　 / /ﾉ　/ ∧〉　＿／　￣”¨
〉　　∨/　 〉/　〉 |//∧___} / ___j} _ff ｣L　/ ∧ ｣Ｌ　＿_｣r─‐‐─‐─　───vＬ　　__｣Ｌ |r‐く 　 .′/　/ ∧〉 /　　　 　 　 　 ／
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///∧___} /　/∧　∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼0｡　　　　　　　　　　 　 ′　〈/
￣￣￣￣￣　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼0｡　　　　　　　　 　 i|
 

　さて、無事支配人室で引継ぎを終わらせたその後・・・約束通りキャラメルを食べさせながら
 

やる夫は束に引っ張られる形で地下格納庫へと連れてこられていた。そしてそこでは・・・
 

――水を得た魚のように興奮してはしゃぎまわる束の姿があった
 

　 　 　 　 　 　 　 　 |　　 　 　 ∧: : : : : : : : : :.:///＼　　　　()　＼
　　　　 　 　 　 　 　 ∨　　(_l.　 ∧: :,.------//////＼---､　　r∧
　　　　　 　 　 　 　 ,:':∨　　　 　 ∧ ￣￣￣￣￣￣｀ : ＼　 ｀¨¨　 }
　　　　　　　　　　 /: : :∨-､　 　 | ∧: : : :{: : : : : : : : : : :∨＼＿＿ノ
　　 　 　 　 　 　 /: : : : :∨ ＼__ﾉ 　 |:.|: :.:∨: :,: : : : : :.∨:∨: : : : .
　　　　　　　　　 ': : :.:.:|: : :＼　　 　 /: |: : : ∨∧: ､|､: : :∨:∨: : : : ,　　　　　　　　　ひゃっはーー！！みんなーー！！みんなの
　　　 　 　 　 　 ': : : :.:|: : : : :｀T: T´:._∧: : : :＼:∨:{-､--､:,: ∨: : ,: :.__　　　 ＿＿
　　　　　　　　　|: : : : :| : : : : ィ7T¨T: |l ∨: : : :.＼: :.　∨: :|: :.',: : :|: : .ﾊ￣ 　 　 　 ｀ヽ　　束さんが帰ってきたよぉおお！
　　　　　　　　　|: : : : :|: : :l: : :||: |　 |: |__ ∨: |: :∧＼}　 ∨:,:.:.:|: : :!//|/}　　　　　　　 }
　　　r '⌒}　 　 |: : : : :|: : :l: : :|{: |＿|:_|__,　＼{＿:｣　　　　}: | : |: :|:|//l!/| 　 　_,..　　　'　　ただいまゲシュペンスト！ただいま
　　　 ＼ .|　　　|: : : : :|: : : :,: :|ｨ伝じ刈｀ヽ　　　　,ｨ≠ミ ∧}:,: |: :|:|//|/j!　' ´　　　 /
　　 　 　 ｀　 　 |: : : : rⅥ: : : :{､ 込こｿ　　　　　　, , , ,　;: : : }/: ,jﾘ/ｲ_/　　 　 　 ,　　　　デモンベイン！ガンダムちゃんもただいまぁ！
　　　　　　　　　|: : : : 乂､: : :.∧ , , , ,　　　 　 ヽ　　 　 八: :/: ://,　 /
　　　　　　　　 ,: /￣￣ {｀ヽ: : ∧　　　　＿＿　 　　　 ｲ: : :/: :/イ　 ,　　　 　 /　　　　　みんなあいたかったよぉ～～～
　　　 　 　 　 /:/　　　Ⅵ 　}:l: : :∧:.､　 乂 　 '　　イ : |: :./{:.∧ 　 /　 　 　 /
　 　 　 　 　 ,: ,'　　　 　 |　 Ⅵ､ : : ＼＞　 __　＜ ∧: :|:./=|∧: :､/- ､　 　 '
　　　　　　 ,／:'　　　　　|　　| ＼､＿_:〉- ､　　　 /　|､:}':､ ∧´:,:'　　　＼'_
　　　　　／　/:.　　　　　|　　| 　 ,.:＼: :}　　 ヽ 　 　 |∧: :.}､ ∨　 　 　 /　＼　　ﾓｷｭﾓｷｭ
　　　 　 {　　　　　　/⌒Y　　l ／／ﾉ}: :ヽ　 ､　　 　 ＼ゝ､: :ヽ'，￣｀∨ 　 〈/7
　　　　 ∧　 　 　 _/　　 ヽ　 ∨イ　 乂.ィァ　 :::::. 　 　 〉　乂: : }　　　ヽ＼//
　　 　 /: : :､　 　 {　　､　　}　　ヽ __／　／{　　 ､:l　　 /＿＿乂:ﾊ､　　 }｀¨´、
　　　,: : : : :///／　 　 ヽ　|　　　｀　 ／乂:〉　　 Y　 /　{///|| 乂:ﾊ､　/ｨ: : : :、
　　 /: : : ://l/∧　ヽ　　 、|イ 　 　 /　乂: 〉｀ヽ､ }／ 　 ＼イ|　 ∧: } ' /: : : : :＼
 

　 　　　　＿＿＿_
　　　　／―　　―＼　　　（すげぇいきいきしてるお・・・）
　　 ／　　⌒　　 ⌒ ＼
　／　　　　_ﾉ ､_! ヽ　　＼
　|　　　　　 ﾄｪｪｪｲ　　 　 |
　＼ 　　　　ヽニｿ　 　 ／
 

――なお、その引継ぎの報告もまぁ・・・
 

　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ィ⌒＼　　　　　　　　　 　 { 　　 ｀ヽ
　　　　　　　　　　　 　 　 　 ,'　,.--､∧　　　　　　　　　　|_/⌒,　 }
　　　　　　　　　　　　　　 　 ∨､　r,　∧ 　 　 　 　 　 　 |_　　 ､/
　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼'　　__∧　　　　　　　　//＼__/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼////＞‐: : ￣￣: :＜////
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,＞: ´: /{: : : : : : : : : : : ＞､
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／: : : : : :|∧: : : :|: |: : : : : : : :.ヽ
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／:／: :,: : :/|:_:| !: : :!{--,､:{: : ∨:.',:.:.
　　 　 　 r==ﾐ　　　 　 　 　 /:ｲ/:/: :.|: ィ|´Ⅵ |: : :| Ⅵ ＼: : :∨:|: :.
　　 　 　 ∨ ∧　　　　　　 /'　': ': : : |: :/{,ィｫ､|: : :|　ｨrtｫ､＼: ∨: ::.　　　はい、司令！束さんきたよ！
　　　　　　∨ ∧　　　　　　　/: :|: : : |:/ 代ソ　＼j　弋_ソ} ､:＼∨:.l
　　 　 　 　 ∨二Y^!　 　 　 , : /|: :,:Ⅳ{.　　 　 ､　　　　　/ｲ: : /＼: :.　　　向うのお仕事は全部終わらせておいたよ！
　　　　　 　 /　,. -､　、 　　 {:/　,: |: :.|∧　　　　　　 , 　　/: :./: : : : :l
　　 　 　 　 { ´ ／ム ヽ　　 /　 ∧!､:｣ヽム 　｀　こ 　　 ムイ: : : : : : :.　　　報告書はこれ！んじゃ、今からたいちょーさんと
　　　 　 　 　 ､　 ｲ､｣　}　　 　 /:/: :.,: : : : |＼　　　　 ィ: : : :|: : : : :|: : :.
　　　　　　　　 ＼ 　 Y |_　　 ,: :/,.--∨: : ﾑ-|｀ ｰ　´　!__: : : : : : : :,: : : :.　　地下にいくから！
　　　　　 　 　 　 ,ヽ_,.イ∧　/／　_,　 ＼: : } |||^!　　　|//^}: : : ,: : |: : : : : .
　　 　 　 　 　 ／∨　 　 ∧¨´￣　　　〈l∨:l ||| |.__　　|{l!　|: : : :,: :.|: : : : :,: :､
　　　 　 　 　 {l 　 ∨　　　_}　　　　 　 〈l|l〉:ﾊ/∧　｀　r＼｀∨: : ,: :,: : : : ::.ヽ:.
　　　 　 　 　 ∨　_,∨´￣ :.　＿＿__　 〈l{: : :} 　 ＼　　　 ＼＼: ∨: : : : : :.　ﾏ,
　　　　 　 　 　 ￣ 　:.　 　 ∨/|// ＼　 乂:〈　　 　 〉 　 　 ､:.｀ ＼:}:､__: : : :.　{:l
　　　　　　　　　　　　|　　　 {　 ￣＼∧　　}: 〉　 ＜＿＿__　∨　　｀ヽ､}: : : :., |: .
　　　　　　　　　　　 ,:|　　 　 :.　 　　}l/　／|: {　／　|| {//} ＼}:､ ＿_/-､ヽ: : : |: |
　　　　　　　　　　　/:|　　　　 ', 　 /ｲ_／　 }: :〉'　　 || 　 　 　 ￣　　 {/ }}ﾊ: : :∨
　　　　 　 　 　 　 /: :| 　 　 　 }　∧　/ ／ 从{ ::.. .:::||:::::::::::::::....　　　　　||. }: : : : .
　　　　 　 　 　 ／: :八　　　　　/: :.∨ｲ　　{_:｣::::::::::::||:::::::::::::::::::.........::::::::/':/: : : : : : .
　 　 　 　 　 ／: : :/: : : :､　 　 /: : : :＼　　　 ＼:::::::::ﾏ､_,..:::-::､_:::::::::::::/イ: : : : : : : : .
　 　 　 　 ／: : : :/: : : : : : :ー:´: : : : : : }　　　　 ｀　T ´　　　　　 7T l´: : : : : : : : : : : : .
　 　 　 ／ : : : : ,: : : : : : /: : : :_|＿__: : :|__,／ 　 　 ||　　　　　　 {{ j　 ,: : : : : : : : : : : : : :、
　 　 ／: : : : : :./: : : : : :/,.ィニニニﾆ＼{__　　 　 ￣}}＞､＿＿　 |l {　 ヽ: : : : : : : : : : ,＼:＼
　　,: : : : : : : :./: : : ,..＜ニニニニニニﾆY三三三三 ||三||三||三,ノ　 　 ∨: : : : : : : : }　ヽ: : .
　 /: : : : : : : /,..＜ニニニニニニニニニ!三三三三,l||三||三||三!､　　　　'，: : : : : : : :.　　'，: : .
 

　　　　　　　　　__ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　￣フ::::;;;--::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　イ:::::::/／≠--7:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　7::/　　　 　/,.-≠::::::,-'／::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　 　 　 　 　 .|〈　　　　　　〃-'" ∠,--'"∠;;;;;;;:::::::::::::
　　　　　　 　 　 　 |ヽ,　　 ,　　　　　　　　　　 ,イ::::--ｯ'::::::　　　　あー・・・うん、好きにしていいよ、お疲れさん
　　　 　 　 　 　 　 i y､ヾ　.|　 , i　　　　　　　　　 　 　 ￣ヾ
　　　 　 　 　 　 　 |,i　 `＜i　 i, |　　　　　　　　　　　　　　　　　　（真っすぐこさせるとはやる夫君はどんな手品をつかったんだ・・・）
　　　　　　　　　　 7 i　　　i!　 ﾍヽ=､__
　　　　　　　　 　 7　ヽ・-'.7　　　　,-- ヽ=､__
　　　　　　, -=ﾍ .i　　 -='/　　　　　　 7¨`ヽ､＝-､
　　　　 　 | i,　 i.'.!　, - '"　　　　　　　 |　 　 　＼, ヾ,,
　　　　 　 | .ヽ-'ﾊ　|　　　　　　　　　　ﾍ､。　　　,ﾉ
　　　　　__i　　　　', i_　　　　　　　　　　　`---'"
ﾍ,-::'"::::::::::',　 i'".　i ヾ>-､　　　__,,--,
　ﾍ:::::::::::::::::,i　　 　 i-----'"￣ー'" /
　　＼-'"､_　',　　　 ﾍ　　　　　　 ,ノ
　　,.- ﾍ'"　 ＞-､＿ .ﾍ 　,-､-'"
ヾ　　　 ＼　 `　　　<｀ﾞ''ｰ-､, ｀'-､_
. ,ヽ　　　　ヽ､　_　　　￣　ノ　　 　 ＼
. ,- ＼　　　　 ､　¨､ー-'"i　　　　　　_ ヽ
　　　__＼　　　ヾ,　 ヽ　i　',　　　 ∠-　｀ﾞ''ｰ-､,_　, ,,ィ'"　 , ..イ
ヽ　r'　ヽ ヽ ､　 ::::　　',　　.',-y'"　　　　',￣ ヽﾉ::::::'" , -'":::::::::
　＼ヽノ’ ﾉ　ヽ ::::　　 '　　 ヽ　　　　i　 ＞-'"--::':":::::::::::::::::::::
 

　　とまぁ・・・このようなやり取りの後の地下格納庫であったが・・・そこで機体と向き合う束の顔は
 

真剣そのもの・・・機体の状態を一機一機チェックし、まるで我が子と会話するかのごとく優しく向き合っていく
 

　　　　 　 　 　 　 　 　 r,―zzz-、
　　　　 　 　 　 　 　 　 |l 　　 　∧__　　　　　　　　 ＿
　　　　 　 　 　 　 　 　 |∧　　　 ∧: :＞ ､　　　,..ィ∨∧
　　　　 　 　 　 　 　 ／|/∧　　　 ∧: : : : : :＜////∨∧
　　　　　　　 　 　 . ':／イ: :| 　 　 　 |: |: : : : : : ヾ'　　∨∧
　　　　　　　　　　':.//: : : /乂＿＿ノ|: : ､:{: : : : : : :. 　 ∨∧
　　　　　　　 　 /: :{/: : : : : : :.:∧: :/ |: : :!:＼: : ',: : : :..　 ∨∧
　　 　 　 　 　 /: : :' : : : : ｲ´/￣|:7ヽ|: : :!: !: ＼:!: : : : : .　∨∧
　　　　　　 　 ': : :/: /:/:./:|:ｲｨr=ｫ､　{: :.:.|: |-､:.:.|: :.:.:.ﾄ､: .　 ＼_〉
　　　　　　　/: : /: ｲ:/:ｲ:.:.圦込り　 乂:_｣ __| |: :l: : : :|　｀＼
　　　 　 　 ,: : :/:´: :'∧ : : l 　 　 　 　 　 之ｵ|:./:.| ,:.:|
　 　 　 　 /: : : {: : : : :|＼: 〉　　　　　 '　　｀¨/': :.八: |　　で、どうだった、戦いは？傷は治してもらった？
　　　　　/: : : : :,: : |: :.|: :| ､　　　r ―.､　　 /: :|:/　 リ
　　　 ／: :/: : :∧: :, : |: ,　 ＼　 ゝ　ﾝ 　 .ｲ: :./'　　　　　うんうん・・・そっかそっか。だいじょーぶ、あとで
　　 /: : :./: : :/: : :, : : |＼　　 ｀ 　._　 ＜:./:イ: .
　　,: : : ,.　 ´〈ﾑｰ.∨: | /∧　　 /＼|: : : ,: : :ト､:.　　　　　束さんがちゃんと治してあげるからね
　 /: : /　　　 〈ﾑ }!∨{' //|　　 {　/l|: : : l: : :|　 ,:.
　,: : :/　　＼:　〈ﾑl| }:ハ/}l|　　 ∨l∧: : :|⌒Y 　 : .
./: : :|　 　 　 ＼〈ﾑⅥ: :.}　|-､　 _∨ l〉,: :! 　 l,　 }: |
': : : ,'　　　　　　 〈l／{: : 〉l|　　　　∨〈: :ﾊ.　 :.　 l: |
: : :/　　　　　 　 　 |　〉: {/　　 ::.　　＼〉: :}　 |:.　l: |
: : {　 　 　 　 　 　 八': :ﾉ＼__　 :､　　　ヽ:ﾑ　ヽ ,: :|
: : :＼　＿＿__ 　 /´ 从{　ﾏ/ ＼ Y　　　/＼　 }' : |
: : : :////////∨　 /: :.| 　 }､}　 ＼＿／---∨:.∨
: : :///////// | 　 {: :从　 ||　　　　　 ￣{/ｲハ: :{
: : {///r―--､/::::::..¨´...　 /'　　　　 　 　 　 | | }: : .
: : :＼_j!　　　 |:::::､::::::::::::::/,'::::::::::_-- '　　　 ///: : : :.
: : : : : ,　　 　 {:::::::｀::..._／ｲ_,...＜＿::::::::....／／: : : : : : .
: : : : :,　 　 　 l　 　 　 { {　　　　 　 ｀7¨7 ´|: : : : ,: : : : : .
: : : : ,　 　 　 ,　　　　　ﾏ､　　　　　 / / 　 |: : : : : ,: : : : : : .
 

　　　　　　 　　＿＿＿_
　　 　 　　　／　　 　 　＼　　　　　　・・・本当に、機体が好きなんだお
　　　　 　／　 ⌒　　⌒ 　＼
　　　　／ 　 （⌒）　（⌒） 　 ＼l⌒l　
　 　 　|　 　 　 （__人__）　　 　　|`''|
　　　　＼ 　 　　｀ ⌒´　　 　_／ /
　　　　　 　　 　　　　　 　　　　/
 

　　 　 　 ／／　o　／　／: : :|:.|: :| : : : : : : : : ＼: : :ヽ
　　　　　{ /ｲ　　／ 　 /: : ': : {∧:.{: : : ､: ､: : : : ､＼: : : .　　　　うん、大好きだよー！・・・だって、機械は人間と違って
　　　　　乂＿／　 　 ': : : |: ::/{: :､|T＼{￣＼:､: :.＼＼:.ﾑ
　　 　 　 　 　 　 　 /: :.| : |:,ｨ　∨: :| ｨ芯芹　|｀＼＿_:_＼:.　　　嘘とかつかない素直ないい子ばかりだし
　　　　　　　　　　 /ｲ : | : |: | ,.tｫﾐ:_}　ゞ-ﾟ'　/: : : :| }: : ;: : : :.
　　　　　　　　　　　 |:.:.:|': :Ⅵ{泌'　　　　　 /ｲ : : /ｲ: :/: : : : :.
　　　　　　　　　　　 |:.:∧: : ム　　' 　 　 ,　 ムイ: : : :,: : ＿: : : :.
　　　　　　　　　　　 |/　 ＼＿ﾑ　　ー　　　 ／,': /:./'´　 __＞､_:＼
　　　　　　　　　　　 '　 　 　 |: : :＞　　　 ／　/:.,: :/　　 ´　　　　 ￣｀ヽ
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |:|: : |: : : :｀¨} ／,':./:ｲ　　　　　　　＿＿_　 }
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |:|: : |: :/ {ヽ.|{l∨:/イ|　　/　　 ,ィ//ﾑ ､/＼'
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |:|: :.:∨: :{! /ｲ/:/-､ j ／　　 /// //　 ｀ ＜_
　　　　　　　　　　　　　　 　 从: :./: /イ　｢{: ｲ　/　　　　 {// //　　　　　　｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ∨／ r- '　〉:ﾉ　{　　　　　|/| |/!　/´　　 　 　 |
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ,.　 ´ ／￣7||〈: : :〉　＼　　　 ＼＿∨
　　　　　　　　　　　　　,.イ}--- ´　∨イ|| l}: : ヽ　　｀　 ､＿_,.ｲ/　　 　 　 　 /
　　　 　 　 　 　 　 　 /{/ｲ　 　 　 　 　 || |: : : : }　　　　　 /: :,　　 　 　 　 ∧
　　　　　　　 　 　 　 ,{{　　　　　　 　 　 ､Ⅵ＼从 　 　 　 , : /　　　　 　 .ｲ: : ,
　　　　 　 　 　 　 　 {||　　　　　　　　　　ﾏ､　　　　　 　 /: / 　 　 　 .ｨ: : :!: : |
　　　　　 　 　 　 　 人:.　　　　 　 　 　 　 ﾏ､ __,　 　 イ,':,:'　　　　 ,:': :|: : :|,: :.|
　　　　　　　　　　　 　 ＼　　　￣￣ ｀　ー ＜}　　　　//　　 　 ／: :.:.|: : :|: :.:|
 

　　　　　　　　　　　　　　 __＿＿
　　　　　　　　　　　 　 ／　　　　＼
　　　　　 　 　 　 　 ／ 　 　 　 　 　＼
　　　　　 　 　 　 ／　⌒　 　 ー 　　　＼
　　 　 　 　 　 　 |　 （●）　 （●）　　　　|　　・・・お？
　　　　　 　 　 　 ＼ 　（__人__）　　　　／
　 　 　 　 　 　 　 ／ 　 ｀⌒ ´　　　イ｀ヽ、　
　　　　　　　　　, '　 　 　｀￣　 　 　 　 　 ＼
 

　　その声は、普段のはしゃいだ子どものような声とは打って変わって深く静かな声・・・そこにやる夫は
 

何かを感じるがその気配は一瞬のこと・・・すぐにいつもの調子に戻り、まくしたて始める
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ `ー-- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 （　` ..,,＿r'}
　　　　　　　　　　　　　　　　　___ ノ,ヘ　　　 　 　 ｀tｰ- ..__ノ　　　／}´}
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　／／/ヽ　　,.. -― {..､//　 　 ノ}´///ｨ
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　／／∨//ィ':´: : : : : : : : : :｀ヽ. j　) ＞く´
　　　　 　 　 　 　 　 　 （＿ノノ＿_,,..ィ´: : : : : : : : : : : : : : : :ヾ　 /　/^ ー-- 　 、　　　・・・なんちゃって。まー、あれだよ
　　　　　　　　　　　　　　　{ミYヽ フ´: :/: : /: :／:／ﾅｰ ､!: :|: :', {　{{　 　 ／　　/
　　　　　　　　　　　　　　　｀ヾ ／:ィ: ://ﾚ{: / /'´　,ィfｫ､ ﾘﾊ!: :.',｀￣｀ У　 　 /　　　　ここの機体の大体は私が手を加えた子
　　　　　　　　　　　　　, -- ､/- /／/: ﾊ ﾚﾏｿ　,　　｀¨　j: : }: :ヾ ／∨
　　　　　 　 　 　 　 　 { 、／　　　} /: :!:.ﾊ　　　,. -- 　　レィ: /: :{:::::::::,　　／　　　　　ばかりだからねー。基礎設計にはかかわってなくても
　　　　　　　　　　　 　 ／　 ｀ゝ／: :ヽ:ﾊ/:ヽ 　 ゝ.　 ﾉ　/ｰ': /　/!:::::::::レ′
　　　　　　　　 　 　 ／　ｰ-く___,. --yィ: : : : :＞。. __ .イ: : ／ Y　|:::::::::|　　　　　　　　　やっぱ気になっちゃうんだよねー
　　　 　 　 　 　 　.く 　 　／::::/ ／: :_:_:_;,, -彡}　 }　　ﾄ: : }　　} ハ:::::/
　　　　　　　　　　　　＞/:::::::r'': : ／　/　　_}}イ／　, -{ ヽ:.ト-''　　ヾ′ヽ
　　　　　　　　　　　　　 ｀￣/: ／ 　 ＞ ´､.--''／ ,. -≦-}: :ヽ　　　/: : : :＼
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／{: :{､__／t=ｰ-≧='=≦　　　}} ﾚi: :}　 ／: : : : : : :＼
　　　　　　　　　　　　 ／: : :レ': : {　 {i{　　　　　　　　　 ﾘ　,j:.ﾉ　{: : : : : : : : : : :＼
　　　　　　　　　 　 ／: : : : : : : :.八　 ヾ　　　　　　　　〃　,.　 ∨: : : : : : : : : : : : :
　　　　　　 　 　 ／: : : : : : /: : /: : ＞..__ 　,,ィ　　 ｀￣}}　´ 　 ∧: : : : : : : : : : : : :
　　　　 　 -- 彡: : : : : : : / : : ;': : : : : : :.} i!　　　　　　||　　　く: :.',＼: : : : : : : : : :.
　　　　　　 : : : : : : : : : ／: : : :': : : : : : : {　|!r-ｫ__r-ｫ._||＿＿ ﾉ: :.',.　＼: : : : : : : :
　　　　　　: : : : : : : :／/: : : :/!: : : : : : : |三||ﾆ||ﾆ||ﾆ||三三≧!: : : ; 　　＼: : : : : :.
　　　　　　: : : : : ／　/: : : :/　|: : : : : : :.{三||ﾆ||ﾆ||ﾆ||三三三|: : : :＼　　 ＼: : : :.
 

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　─　 　 ─＼　　　はぁ～～なるほど・・・
／ 　　 （●） 　（●） ＼
|　 　　 　 （__人__）　 　 |　（深くはきけない・・・かお）
./　　　　 ∩ノ ⊃　　／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／
 

　　　　　　　　　　　　　　　　 ,..--zzz--､
　　　　　　　　　　　　　　　／_}＿__／ , ｲ
　　　　　　　 　 　 　 　 　 {----＿,.イ//|.＿__ 　 　/￣＼
　　　　　　　　　　 　 　 　 ｀￣ ,. .＜: : : ,: : : : :＞､/∧^{_∧
　　　　　　　　　　　　　　, . : ´: : : : : : :/: ': : : : : : : :ヽ,l＼ ∧
　　　　　　　　　　　　 ／,: : : : : : /: : :,{|: |: : : : : : : : : ﾑ　＼_〉
　　　　　　　 __ {^Y　/´:/: /: : : /: :／/|: : : : ;: ,: : : : : : ::.
　　　　　　r-､_〉'T ,ｨ__,/: /: :/:/{-/-- '|: : :､/: |!: :|: : :|: :|
　　　　 r ､{　}　　l/ }:/: ｲ:/: : |ィてミ､　{: : /＼|!: :|,: : |: :|
　　　　 ､､_〉¨ /: 　 八: :.}'|: :|:.|弋zｿ　　＼{ ,.=ミｰ:!|: :.|: :|　　　あれれー？今頃気づいたの？そーだよ
　　　 　 ヽ 　 '　　/:,--､:.:|:.:Ⅳ :.:.:.:.　 ,　　 必刈}:':.＼|: ﾑ
　　 　r-- }＿＿,ｲ´　　/{:＼|　 　 ,-......_　:.:.:｀¨ /:/: : /|:.∧　　　束さんはすっごい天才なんだよ！
　　　 |　/　　 　 /　 〈/.,: : : :〉、　{:.:.:.:.:.:.}　 　 /ｲ: : :/: ! ,: :',
　　　 ∨＼＿__///〈/ /: : :/- ＼ ｀　- '　　イ ム:イ: : :,　＼:,__
　　　 /　　　 /　}/〈ｲ {: :／ /^}ヽ｀ ー‐=≦=|: : : /￣｀ヽｲｱ〈_, }
　　　,{　　　 ' _,./ｲ-／イ=='　/　 ｀　´￣/^| |: :|:/|l〉/ /　{-' /^Y
　　 /乂__／: : ､　/: :/　　　/　　　　　　|　l|　,: :{ |l〉　{　　:. {_,.ノヽ
　　': : : : : |: : : :∨:／_　|￣　　　 |:., 　　|　 ＼}: :､|l〉　|　　'　{_,／〉
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　 | : : : : : |: : : ,从　{/ 　｀＼　　 '　　 　 ／　　 |: 〉/-|　 ＼ｲ､: }
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　 | : : : : 八: ,.ィ　　＼....＿＿__､　　　　　 //　/:/: : .　|　 ー-':.:|
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　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 r--zzz--､
　　　　　　　　　　 ,.ｨ zz 77 　　　　　　 |l|　 　 　 ∧
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　　　　　　　 ／ 　 　 _////＞: ￣￣￣｀∨__　(,}　 ∧
　　　　　　／　 　 ,.イ/／: : : {: : : : : : : :､: ∨ {　　　､∧
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　 　 　 / /　　／　/: : : : :.:.|: |: |: : ､: : : : : :.':,:､　｀¨´　 '
　　　　{　ー ´　 ／: : : : : :/|: {: l､: :{:＼:＿: ､:∨ー:.:r＜
　　　　＼＿_,..イ: /: : : /:|,|-ﾏ∨: :∧､:.＼: ｀Ⅵ､: l: :|: :ﾑ　　　　神崎ってところに頼まれてあれこれ手を加えて
　　　　　　　 /ｲ: ':|: : : |イ:|　{:l ∨: :∧＼}＼:.|:|: : ': :!: : :.',
　　 　 　 　 /' ':/: |: : : |: |:{　 ｀　＼＿{　r＝=､|: / : |: : : : .　　　ガンダムちゃんとかゲシュペンストとかの開発に
　　　　 　　　/:;: : {: : : :Ⅵ,ィニﾁ　　　　 　 ⊂⊃: : :.|: : : : :.
　　　　　　　,: :{ : ∧: : : :､⊂⊃　　　　 　 　 /:ｲ: : :/: : ,ｨ : l　　　すっごい貢献したんだから！武装もだいたいは
　　　　　 　 {: :|: /: : ､: : : ＼　　　 ,. -―v　'　ムイ: : / j!: ﾑ_,.
　　　　　 　 |:./ｲ:r､: : : ｢ヽ : ミ　　乂:.:.:.:.ﾉ　　,ｨ:r ､: :/ /:／, ' 〉　束さん設計だよ！
　　　　　 　 | /:〈＼＼:.∧ Y^}:＞　　 こ　 イ: : :|　}:/　{,'　/ /
　　　　　　　/: : :＼＼　ｰ'　, ∨￣| ｀ ¨´　 !: :./|　'　　 ｀ヽ/:_,.. -ｧ
　　　 　 　 /: : :__r-ヽ/　／ 　ヽ | '　　　　/: ノ {　　 ､＼　 _,..イ´
　　　　 　 ,: : : :ー-- ､　'　{　　 |l|--､ 　 /:イ=､|　　 ﾉ　　/ ∧: .
　　 　 　 /: : : /　 　　＼　 　　j ﾄ､　　 /: ノ　l∧　　　 イ〉,'　 ヽ: .
　　　　 ,:': : ／'， r---r-≧---､| |　　 {: ﾉ|　∧ }＿＿{＿/___　 }: :、
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ﾍ
　　　　　　＿＿＿_　　　　　　/ /
　　　　 ／＼　　／＼　　　／ /　　おー！そりゃスゴイですお！
　　　／（ ⌒） 　（⌒）＼／　 /
　 ／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼ /
　 |　　　　　|r┬-| 　 　 　 |
　 ＼ 　 　　｀ ー'´ 　 　 ／
　　／　　　　　　　　　 ＼
　/　　　　　　　　　　　 　＼
/　　／＼　　　　　　　 　 　ヽ
　／　　　＼　　　　　 　　 　ﾉ
U　　　　　　ヽ　　　 　　 　ノ
 

　やる夫の言葉に無邪気にはしゃぎ胸を張る、束であったが・・・
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ `ー-- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 （　` ..,,＿r'}
　　　　　　　　　　　　　　　　　___ ノ,ヘ　　　 　 　 ｀tｰ- ..__ノ　　　／}´}
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　／／/ヽ　　,.. -― {..､//　 　 ノ}´///ｨ
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　／／∨//ィ':´: : : : : : : : : :｀ヽ. j　) ＞く´
　　　　 　 　 　 　 　 　 （＿ノノ＿_,,..ィ´: : : : : : : : : : : : : : : :ヾ　 /　/^ ー-- 　 、
　　　　　　　　　　　　　　　{ミYヽ フ´: :/: : /: :／:／ﾅｰ ､!: :|: :', {　{{　 　 ／　　/　　そう！束さんは超超すごいんだよ！
　　　　　　　　　　　　　　　｀ヾ ／:ィ: ://ﾚ{: / /'´　,ィfｫ､ ﾘﾊ!: :.',｀￣｀ У　 　 /
　　　　　　　　　　　　　, -- ､/- /／/: ﾊ ﾚﾏｿ　,　　｀¨　j: : }: :ヾ ／∨　　　　　　　天才なんだよ！
　　　　　 　 　 　 　 　 { 、／　　　} /: :!:.ﾊ　　　,. -- 　　レィ: /: :{:::::::::,　　／
　　　　　　　　　　　 　 ／　 ｀ゝ／: :ヽ:ﾊ/:ヽ 　 ゝ.　 ﾉ　/ｰ': /　/!:::::::::レ′
　　　　　　　　 　 　 ／　ｰ-く___,. --yィ: : : : :＞。. __ .イ: : ／ Y　|:::::::::|
　　　 　 　 　 　 　.く 　 　／::::/ ／: :_:_:_;,, -彡}　 }　　ﾄ: : }　　} ハ:::::/
　　　　　　　　　　　　＞/:::::::r'': : ／　/　　_}}イ／　, -{ ヽ:.ト-''　　ヾ′ヽ
　　　　　　　　　　　　　 ｀￣/: ／ 　 ＞ ´､.--''／ ,. -≦-}: :ヽ　　　/: : : :＼
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／{: :{､__／t=ｰ-≧='=≦　　　}} ﾚi: :}　 ／: : : : : : :＼
　　　　　　　　　　　　 ／: : :レ': : {　 {i{　　　　　　　　　 ﾘ　,j:.ﾉ　{: : : : : : : : : : :＼
　　　　　　　　　 　 ／: : : : : : : :.八　 ヾ　　　　　　　　〃　,.　 ∨: : : : : : : : : : : : :
　　　　　　 　 　 ／: : : : : : /: : /: : ＞..__ 　,,ィ　　 ｀￣}}　´ 　 ∧: : : : : : : : : : : : :
　　　　 　 -- 彡: : : : : : : / : : ;': : : : : : :.} i!　　　　　　||　　　く: :.',＼: : : : : : : : : :.
　　　　　　 : : : : : : : : : ／: : : :': : : : : : : {　|!r-ｫ__r-ｫ._||＿＿ ﾉ: :.',.　＼: : : : : : : :
　　　　　　: : : : : : : :／/: : : :/!: : : : : : : |三||ﾆ||ﾆ||ﾆ||三三≧!: : : ; 　　＼: : : : : :.
　　　　　　: : : : : ／　/: : : :/　|: : : : : : :.{三||ﾆ||ﾆ||ﾆ||三三三|: : : :＼　　 ＼: : : :.
 

――突然、しゅんっと肩をおろす
 

　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,{　　　|-----.､　 ///∨　 ∧
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／乂＿ノ: : : : : : : ｀:＜／∨　 ∧
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ': :': /: : : : : :|: :{:.!: : : : : :.ヽ　＼＿_〉
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /:/: /: l: |{: : :,ｲ:{:|:{: : :,: : : : : :.
　　　　　　　　　　　　　　　/: ': / : ,: :|从_{ |:从|ヽ:.∨: :.:|: : :.
　　　　　　　　 　 　 　 　 /:./:,': : :/|:_|＿,ノ{: : :| ､|:_|: |: :|: :､: .
　　　　　　　　　　　　　　' /ｲ : : ∧{_｣ｨtｫ､ ＼_}　｀ヽ:|: :|: : :.､:.
　　　　　　　　　　　　　/: :/:|: :|: : :ﾑｲﾋzｿ 　 　 ｨ示Ⅵ: |: : :| ＼
　　　 　 　 　 　 　 　 /: :ｲ: :|: :|: : :}:｣　　　　, 　 ゞﾟ'/ |: :|: : :|　　　といっても、おーもとの設計は私じゃなくて
　　　　　　　　　　　 ,:／ ,:.:八: :￣:T　　　　_　　　/イ:＼!:- ':､
　　　　　　 　 　 　 /　 /: /: : :,: : :.:| ＼　 ´ '　 イ: :/: : : : :.　l:.　　別の人のやつの流用なんだよなぁ～～
　　　　　　　　　　 {　 , : /: :＿∨:.:.|、　｀ -＜=|: : :,: : : : : :.∨:.l
　　　　　　　　　　 |／￣｀〈l ||　∨:{ }　　　 {/^l,: : {-ィ- ､: : :∨　　束さん、基本誰にも負けないくらい天才なのに
　　　　　　　　　　/　　 　〈ll ||　　,:ﾑ|- ､　r'|　| ,: :| ||l〉　 Y: : :＼
　　　　　　　　　 ,　　 　 ､〈l ﾑイ_∧:ﾊ　　　 ,　! {: ﾄ,!!l〉　　,: : : : : :.　これにはまいっちゃったよ・・・
　 　 　 　 　 　 / 　 　 　 ＼乂ノ　〈: ｲ､　 ,　Ⅵ乂:ﾉ|l,〉　　ヽ: : : : : :.
　　　 　 　 　 ,　　　　　　　/::.　　 ,乂:人　{　 ＼ {: ﾉｲ　　 　 }: : :l,: :}
　　　 　 　 　 ＼　　　　　 ,::- ､_　＼_乂:}　:､　　|_乂:〉 　 　 /: : ::.,:.:|
　　　　　　　　 /:＼＿＿__{　　 ||//7-|: :|--'rr-/-ﾏ､:}　　イ: : : : :,: |
　　　 　 　 　 ,: /: :|/////ﾑ　　||｀´　 l:从　〈//　--〈:|//´: :.:| : : :l:/
　　　　　　　 ,. :{: : |∧////_＼ !!　　　 ,... -- ' 　 ム'///|: : : |: : :.:|'
　　　　 　 　 {:/|: : |: :.{￣,...┴-≧=--/　　 ll'　　/--､￣{: : : ;: : :.:.|
　　　　 　 　 l:{ |:_,.--ﾑ　　　　　　　　{　　 /＼イ/､_〉|｀ |､: :/: : : :.|
　　　　　　,ィ二二二二,　　　　　_,.ィ/_/_〉{/ニ＼__／　,ﾉﾆ＼ : : : |
　　　　 ／ニニニニ／　ー-＜二|| {___／|ﾆ|ニ/-､｀¨ニニニニ ､:|
　 　 ／ニニニニ／ /　　　　|　｀ ー――― '/　 | ＼ニニニニﾆ＼
 

　　 　　 ＿__　　　　━┓
　　　 ／　―＼ 　　┏┛
　　／ノ　　(●)＼　 ・
.　｜　(●) 　 ⌒）＼
.　｜　　 （__ノ￣　　|　　　それでも、すごいとは思うんですけど・・・
　　＼　　　　　　　 /
　　　 ＼　　　　 _ノ　　　　基礎設計と追加の手入れってそんなに違うのかお？
　　　　/´　　 　 ｀＼
　　 　 |　　　　　　　|
　　 　 |　　　　　　　|
 

　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ,.-zz-､
　　　　 　 　 　 　 　 /￣ ¨∧,.--∧.　　∧
　　　　　　　　　　　/　　 //∧==/∧　0 ∧､
　　　　 　 　 　 　 /　　 //:,: :,.ｨ: : : : |　 　l∧: .
　　　　　　　　　　{　 　 ': :.|: :.l | : |:_:.乂　 　 }:.ﾑ
　　　　　　　　　　乂__ノ':ｨT7:{ | : | ､:|､:｀¨¨´: : ::.
　　　　　　　　　　　|: |: |:.| { 从{__｣　ﾘ Ⅵ: : ､ : : |　　あはは、ありがとー
　　　　　　　　　　　|:ｲ: |:.lｨ≠ﾐ　 　ｨ≠ﾐ|: : |:＼:.|
　　　　　　　　　　　l八:.从　 　 '　 　 　/: :.:|: : :.:|　　うん、やっぱ大本ってのが一番大事だし、そこで
　　　　　　　　　　　　 Ⅵ : 、　ﾏ　7　 /: : /:;: : : :.
　　　　　　　　　　　　/:八 : ＞　_　ィムイ /: : : : :　　負けた！って思わされちゃうのは研究者としちゃ一番悔しいんだよ
　　　　　　　　　　　 ,: /: :|: : :/-|　 　|: : :./: : : |: ::.
　　　 　 　 　 　 　 /:/￣l|: ://,ﾉ　　 {: : /|l〉￣｀ヽ: .　
　　　　　　　　　　 {:/　∨:.ｲ/｀ヽ　イ|: / ||i〉/　 　 '，
　　　 　 　 　 　_,イ 　 乂ﾉ/　　 　 乂ﾉ　||l〉'　 　 　 ｀ヽ､
　　　　　　　　 {　　　/／/ 　 l:/　　{: :}､/ll〉、　　 　 　 _,}
　 　 　 　 　 　 〉　 ん/ｰ,＼.../_,...イ乂:}　　 }､　 　 ,'／/＼
　 　 　 　 　 ／// {　{{o/　 ￣　 TT|〉:{￣∨:{　 　////}､ｲ
　　　　　　　/＼/l人 ﾏ{　　 　 　 　 |!､:.〉 /: : ｀¨¨{//／　':.
　　　 　 　 /　__/∨:＞}|　　　　-- /ｲ从 ,: : : : : |: :|: 〉-　　 ,
.　　　　　 〈　　 ＼: : : |||　 　 　 　 ||　　 {: : : : : :|:.／　　 ／:.
　　　　　　 ＼　　 ＼:〈 }}　 _,....-　 ||　　 ヽ: : : :／　　 ／: : :.|
 

　　　 ／￣￣￣＼
　　／　　　　　　　 ＼
　/　　　 ─　　　─　ヽ　　　一番悔しいかお・・・でも、そういう相手がいるって
　|　　　 （●） 　（●）　|
　＼　　∩（__人/777／　　ある意味うれしいですお？こう、目標っていうか　
　／　　（丶＿//// ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　悔しいけど同時にいつかこえてやるって・・・
 

　　 　 　 　 　 　 　 /　　　　　 ∧....・・・.........‐..ﾞ///＼　　　　()　＼
　　　　　　　　　　 /..∨　　(_l.　 ∧: :,.------//////＼---､　　r∧
　　 　 　 　 　 　 / : : ∨　　　 　 ∧ ￣￣￣￣￣￣｀ : ＼　 ｀¨¨　 }
　　　　　　　　　/: : : : :∨-､　 　 | ∧.: : : : : : : : : : : : : :.ﾑ..＼＿＿ノ
　　 　 　 　 　 /: : : : : : :∨ ＼__ﾉ 　 | : : : : : : : : : 丶: :ヽ: : ヽ
　　　 　 　 　 ′: : : : : : : :＼　　 　 /.: : : : :. :. :.|ヽ: : : : 丶. : : ;乂
　　　　　　　 l .: : : : : : : : : : :.¨: :T 「: : i.: : : : :. :.|ﾊ＿: i : : ﾞ: : :.ハ⌒
　　　　　　　 |　|: : : : :.!.: : : : : : :.{:｜￣ﾅ.: :. :. .:.|' ﾊ: : ! : : |:.:..|: :ﾊ
　　　　　　　 |　|.: :. :. :.!. : : : : : : {:｜　∧i∨: : :.|　_j-:.|: : :.|:.:.:|ヽ:ﾊ
　　　　　　　 |　| : : : : ﾊ.: : : : : :.｜ﾚ:ﾆ ミ　∨ . |ィjﾗﾊj_/:::|:.:｜. ＼}
　　　　　　　 |　|: : : : :.ハ: : : : : :下ﾊﾉﾉj. 　 乂_」ﾄv　/:..:.: ﾄ､:|
　　　　　　　 | ｜ |.:.:./...:∧ : : : : | 弋zﾝ 　 　 　 ｀　 :.:.:.:.: |　ゝ　　　そうそう、そうなんだよ！
　　　　　　　 |　|　|.ﾞ/ : /..ﾞ∧　＼ ゝ　　　 　　 　' 　 |:::ト ﾉ
　　 　 　 　 ｜｜. / : /..: : : :.`ー ゝ 　 　 　 　 　 　 ﾊ/　　　　　　　それは私もよくわかる！だから霊子甲冑の基礎設計を
　 　 　 　 　 |　|. / ／..｜: :ハ: : : :＼　 　 ` 　 ´ . ':.:/
. 　 　 　 　 ｜｜: : /.　 |: : |.: : : : : :. :.＼　 　 ィ´:.:.:/　　　　　　　　　作った人の名前、あったことないけどはっきり覚えてるもん！
　　　　　　 ｜｜: : : : : :|: :｜:乂.: .:.＼: : ＼¨　{:::: ﾉ
　　　　　　　| ｜: : : : :.｜: :|: : :.|＼ : : ＼: : ＼{:.:.乂　　　　　　　　　もうね、束さんが唯一負けた！って思った相手なんだよ！
　　　　　 　 | ｜ !:: : : : |.:..:.|: : :.|_ノゝ: : : :＼: : ＼乂
　　 　 　 　 | ｜ |:: : : : |.: .:.|.: .:.l　 　 `…ー｀ ー‐ ` 一　､
　　 　 　 　 |　|　|:: : : : |: : : : :.｜　　　　　ﾑ爻ﾂ　　　　　ﾊ
　　　　　　/|　|　|:.: : : :.|....: : : :.|爻爻爻爻爻ﾂ　　　　／　 i
　　　　　 '..｜ |　|:: : : :.': : : : : :|.　　　　　 　 　 　 　 '':　 　 i
　　　　　l　｜ |: :|:: : /.: :. :. :. :.|　　　　 　 　 　 　 　 ; ー -く
　　　　　|　 |　|: :|.: /: : : :|.: : :.|.　　　　　 /　　 　 　 　 ー:､ﾉ
　　　　　|　 |i 从 V : : : : |.:. .:.|. 　 　 ヽ /　　　　　　　　　　ヽ
 

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　─　 　 ─＼
／ 　　 （●） 　（●） ＼　　　ほうほう・・・そりゃーすごいお
|　 　　 　 （__人__）　 　 |
./　　　　 ∩ノ ⊃　　／　　　　その人、どんな人なんですお？
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／
 

　　　　　　　　　　　 ＿,..ィ　乂＿＿_,. イ￣///|
　　　　　　　 　 　 /: /　　_,.. -　_,. ┴'===〈///{__
　　　　　　　　　 　ー　 ´　 ,.＜: : : : : : : : : :ヽ/∧:＞､
　　　　　　　　　 　 　 　 ／: |: : |: |: : : : : : : : : ﾏﾑ: : : ヽ
　　　　　　　　 　 　 　 /: ,: : |: /|: |: : : : :.､: :､: : |/!: : : : : .
　　　 　 　 　 　 　 　 /: /: ｲ{/:7ｰr 、: : :.|: : ∨:|/: : : : : : .
　　　　　　　　　　　 /: /: !: |: / {｣ {:､: : : :|: : : ∨: : : : :.,: : :　　　　あはは・・・束さんも詳しいことは知らないんだよ
　　　　　　 　 　 　 /イ {/|:V:.|ｨ≠ﾐ　＼: :|: : : : ∨: : : /: : ::
　　　　　　　　　　 　 　 ｢¨´　 　 　 /: : ＼}-､: : :∨: /: : : : :　　　　調べようにももういない人だったし・・・束さんが知ってるのは
　　　　　　　　　 　 　 　 　＿__ 　 /イ: : :/＼}: :＿＼: : : : : :.
　　　　　　　　　　　　　　Y{':.:.:.}　　 /: : /__イ:: : : :/: : : : : : :.:.　　　　設計図に残っていたサインにあった名前だけ・・・
　　　　　　　　　　 　 　 　 ､ー'　 ／＿/: : : : : :／: : : : : : : : : .
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ー r:-､　 /: : : :.／┴､ : : : : : : : : :.
　　　　　　　　　　　　　　　　　/＿}　,' : : ／,..---､}: : : : : : : : : .
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /{ | {l∨: ／／　　 　 ヽ: : : : : : : : :.
　　　　　　　　　　　　　　　 /://!／: :/　{　　 　 　 　 ＼: : : : : : |
　　　　　　　　　 　 　 　 ,イ:/／ {: :ノ　,ｨ|　　　 ;　　　 ￣｀ヽ､: :.:|
　　　　　　　　　　 　＿ {:／´／/: |//ｲ/ 　 　 /　 　 　 　 　 }: :.|
　　　　　　　　　　　{＞／　〈　 l: :∧,／　　 ／　　　　　　　　|: :.|
　　　　　　　　　,ｨ＿_/＿_／__/: ﾉ　＼　　　　　　　　　 ＿＿|: :.|
　　　　　　　　/　　　　{//| |　{: :{----＼　 　 　 　 ,ィ/////∧:.|
　　　 　 　 　 {　　　 　 ＼j |　|: : ､　　 　 　､　　　/////|＼l/∧}
.　　　　　 　 八　　　　 　 | |　|:∧:}　　　　　｀ ー///__／　　 T´
 

――ジェイル・スカリエッティって名前だけなんだよ！
 

　　　　　　　　　　 /::::ヾ.::ﾊ 　 　 　 　 ::l　　　　　　 /:j;'.:::::::::';::::::ﾍ
　　　　　　　　　 ,;';:::::::/ﾊ:::::ヽ　　　　　　　 ,　　　,ｲ::::::::::∧:::i､:::iﾍﾞ､
　　　　　　　　 〃!:::::/､ ﾍ::::::::｀i ､　 ｀￣￣　　／i:::::::::::::/ ,､;::| ヾl　｀
　　　　　　　　,′|::;/::::ﾍ/:::::::::ｿ､ ＼　　　　／　,ﾑ::::::ヽ /::::';:;|　｀
　　　　　　 　 　 .lノ::::::::::::::::::::/　ヽ　｀ ー　´ ／　l:::::::::::::::::::::i!:|
　　　　　　　　　　 l::j!:::::::::::::/ |　　 ｀'>:-i-<´　　 l|::::::::::::::::::::||::!
　　　　　　　　　_,､|/|:::::i:::::/　 |　　 / r‐一ﾊ　　 | ヽ:::::::::::::::|ﾞリ-､
　　　　　_,､-‐''´／l!ﾊ::::|:::::!　　|　 /　|!　　|!ﾊ 　jﾞ　 }:::;:::::::::ハヽ　｀''ｰ-,､
　_,､-‐''´　　 ／　/　ヾ:iﾍ::|　　 l､/　 |L,,,,,」! ヽ/l 　ﾉ::ﾊ:::::/　ﾍ　ヽ　　　　｀''‐-,､
 

　　　　　　　　　　　　　　 ／⌒ヽ
　　　　　　 　 　 　 　 　 /　 　 /
　　　　　　　　　　　　　/　 　 /　　　　　　　　　　，＜￣￣ヽ
　　　　　　　　　 　 　 /＿＿/　　　　　　　 ，＜　　　　　＜ﾉ
　　　　　　 　 　 　 　 V///∧. .-.―.- .　.}/|＞ ，　＞　‘
　　　　　　　　　　　　　V. : ´: : : : : : : {: : ｀ ＜// ´
　　　　　　　　　　　. . ´:／ : : : :/: : : 人: : |: : :.｀ .､
　 　 　 　 　 　 　 /: : :/: : : /: /:/_:_:|: :!:ヾﾄ､: :∨: :＼
　　　 　 　 　 　 ./: : :/: : : 斗/:/ }:/ }/|: : :}:}＼:∨: : :＼
　　　　　　　 　 .′: /: : ::/}:/}/x≠ミ､ |: :/|ハ} : }: : : }､:ﾊ
　　　　　　　　/}: : /}: : ://{　《 V:ソ　 .j/　芹xY ﾊ: : :|　ヾ
　 　 　 　 　 /: |: : : |: :/: 从　　　　　　　 ､Vﾘ》}/: }: : !　　　あはは・・・まぁ、たいちょーさんが知らなくてもしょーがないよ
　　　 　 　 ./: :八: : ﾚ〈 : : 人　 　 ｒ ―　､　　 ハリヽ:|
　　　　　　/／}: : : |: :｀＞ _ヾ{　　 '. 　 　 〉　 从ハ　　　　　すっごい研究者で技術者さんみたいだけど
　　 　 　 〃　八: : |: : : : ハ.＼　　　ー　　／: :/: :}
　　　 　 /　 /: : : : |: : : / : } 　 ＞　　　／ : : / : 人　　　　　ほとんど表にでてないみたいだし
　 　 　./　 /: : : : : | : :.＞　!　 　 　 .{｀ュ : : /: : :{: ハ
　　　　{　./: : : : : : |: :ハ　ﾉ|　　　 　 Vハ: : {_＞ 〉　　 ｀ヽ
　　　　| /:／｀ ＜:/: :{　ﾚ ‐､ 　 ´￣　{　{.V:.|　 　 〉　　￣￣≧=-　.
　　 ＿|／　 〈/　ﾉ:／／　　　　　　　 | 人.V| 　 　 〉　　　　　　　　　}
. ´　　　 　 〈　／＞ ´　　 　 ､,　　　　＞―Yﾊ----'　 {　 　 　 　 　 |
!　　　　　　　／---≧=―一´ ￣￣￣}}￣乂ﾊ　 |　　 '.　　　＿_　 /
! 　 　 　 .{／ /　　　　　　　 　 　 　 　 ||　 　 {ハ |　　　〉ｨ≦三三<ヽ
!_　 　 　./　 /　　　　　　　　　 　 　 　 ||　　　 Yﾊ|　-=/三三＞゜￣｀　､
三三ヽ .{ 　 {　　　　　　{　　　　　　 　 ﾘ　　　　Vﾊ-=≦＼=/､ 　 　 , 　 ＼
＜ﾆニ.八 　 '.　 　 　 　.ゝ　　 　 　 　 ,′　　　 }:i:}: : : : : :}＼z＼　/　　　　ヽ
　 ヽ／¨｀＼　 ＼　　　　＿＿　　　　/　　　　 ./⌒i : : | : |　}: : }.У　　　 　./
｀ <: : :|: : : : ＞-､ Y　´　　　　　｀　　{　 　 　 ./: : : l : : | : |　|: : ﾚ　 　 　 .／
　　＼:l: : : : {: : : V|　　 　 　 　 　 　 |　　　　/: : : : |: : :! : |　l／　　 　 ／
　　 　＼: : : !: : : :}.!　　　　　　　　　人　　　〈 : : :_:_|: : :|_:_／　　　　／
: ､ 　 　 .>⌒＼z〈〈　 .ｨ≦三三三三≧ｘ　　 〉/////／ 人　　 　イ
 

　　　　　　　　　　　　　　　　 ,..--zzz--､
　　　　　　　　　　　　　　　／_}＿__／ , ｲ
　　　　　　　 　 　 　 　 　 {----＿,.イ//|.＿__ 　 　/￣＼
　　　　　　　　　　 　 　 　 ｀￣ ,. .＜: : : ,: : : : :＞､/∧^{_∧
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　　　　　　　　　　　　 ／,: : : : : : /: : :,{|: |: : : : : : : : : ﾑ　＼_〉
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　　　　　　r-､_〉'T ,ｨ__,/: /: :/:/{-/-- '|: : :､/: |!: :|: : :|: :|　　　そ・れ・よ・り♡たいちょーさん、あれでしょ？
　　　　 r ､{　}　　l/ }:/: ｲ:/: : |ィてミ､　{: : /＼|!: :|,: : |: :|
　　　　 ､､_〉¨ /: 　 八: :.}'|: :|:.|弋zｿ　　＼{ ,.=ミｰ:!|: :.|: :|　　　ゲシュちゃんにのって派手にやりあったんでしょ！？でしょ！？
　　　 　 ヽ 　 '　　/:,--､:.:|:.:Ⅳ :.:.:.:.　 ,　　 必刈}:':.＼|: ﾑ
　　 　r-- }＿＿,ｲ´　　/{:＼|　 　 ,-......_　:.:.:｀¨ /:/: : /|:.∧　　その時の話とかさ！乗り心地とかさ！色々きかせてきかせて！
　　　 |　/　　 　 /　 〈/.,: : : :〉、　{:.:.:.:.:.:.}　 　 /ｲ: : :/: ! ,: :',
　　　 ∨＼＿__///〈/ /: : :/- ＼ ｀　- '　　イ ム:イ: : :,　＼:,__　　もうね、束さんここに来た時からそれ聞きたくてうずうずしてたんだよ！
　　　 /　　　 /　}/〈ｲ {: :／ /^}ヽ｀ ー‐=≦=|: : : /￣｀ヽｲｱ〈_, }
　　　,{　　　 ' _,./ｲ-／イ=='　/　 ｀　´￣/^| |: :|:/|l〉/ /　{-' /^Y
　　 /乂__／: : ､　/: :/　　　/　　　　　　|　l|　,: :{ |l〉　{　　:. {_,.ノヽ
　　': : : : : |: : : :∨:／_　|￣　　　 |:., 　　|　 ＼}: :､|l〉　|　　'　{_,／〉
　 ,: : : : : :.|: : : : {:ﾉ　/＼､　 　 　 /　　　＼　 乂:}/ﾌ-|＼　　 _ｰ '
　 | : : : : : |: : : ,从　{/ 　｀＼　　 '　　 　 ／　　 |: 〉/-|　 ＼ｲ､: }
　 | : : : : : |: : :.{: 人 ||　　　　＼.:＿＿／--rr--j〈ｲ,　 Y､　 | [〉:|
　 | : : : : 八: ,.ィ　　＼....＿＿__､　　　　　 //　/:/: : .　|　 ー-':.:|
　 |: : : :/ ／ /　　　 ﾏﾆ{￣＼＿＼　　　//　ｲ: {: : : : .{　　 　 l:.|
　 | : : '／　 ,'　　　　| ＼|ﾆ|ニニ|ﾆ|≧=--＜ |: 从､: :八　　　ﾉ/
 

　　　　　　　　　　　　 　 ∩＿
　　　　　　　　　　　　　　〈〈〈　ヽ
　　　　　　＿＿＿_　　　〈⊃　　}
　　　　 ／⌒　　⌒＼　　 |　　 |
　　　／（ ●） 　（●）＼　 !　　 !　　　お！お！そういうことなら喜んで！
　 ／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼|　　 l
　 |　　　　　|r┬-| 　 　 　 | 　／　　　あと、できたらこうしてほしいなぁって改造が
　 ＼ 　 　　｀ ー'´ 　 　 ／／
　　/　＿＿　 　　　　　　/　　　　　　いくつかありまして・・・
　　(＿＿＿）　　　　　　/
 

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　─　 　 ─＼　　・・・やるちゃん？
／ 　　 （●） 　（●） ＼
|　 　　 　 （__人__）　 　 |
./　　　　 ∩ノ ⊃　　／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／
 

　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.-zz--､　　 　　　　 r-zzzz-､
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／ ／_／∧ 　 ＿___　 |　　　　 {
　　　　　　　　　　　　　 ／ ／ ／///∧´: :.＿: : ｀|__　0　__|
　　　　　　　　　　　　／ ／ ／ ,.∨//＞―――-:|　|　　|　!
　　　　　　　　　　　 /ｰ'　／,.-ｨｧ_: : : : : : : : : : : :.:.|　|＿_j　|:ヽ
　　　　　　　　　　　 ｀二´'　,.´ィア: : :,: :.|: : |: : :.|: :乂＿＿_ﾉ-､}＿
　　　　　　　　　　／´　　 　 , ＜ : : /: :∧: {: :|: |: ∨: : : rミ_--､　　｀丶､
　　　　　　　 ＿_､_　　　 ,..ィ: : ,: : : /: :/ |: : :.∧:!ﾏ:.∨: ∨}:＞､　 　 　 　 ＼
　　　 　 　 /　 '　　￣7　 /: :.∧:_:/_|:_!ノ{: : :|　|ﾄ､ﾏ:.∨: ',: : : | : T ー､ 　 　 }＿_　　　え・・・えと・・・だ、だめかなー
　　　　　 /　 /　　　 /　　': ,: !: Ⅵrtｫ=ﾐ ＼:｣　'＿ {:_｣＼|: : : |: : |:＼ r===イ-r--=l
　　　　　 ---､＿＿/　　 {/:/|: : :|弋)ソ　　　 ´必オヽ/: : :/: |､: :,:.､: :|　 　 　 |　[ﾆ!　こー、隊長さんじゃ名前じゃないし
　　　　　　　 /　　 ,　　／:{/_从:八　　　 , 　 　 ｀ ¨　/: : :∧:_|: ＼: .　!　　　　 }-- '
　　　　　 　 ,　　　,　 /:,／　 〈l ＼}:.　 　 　 　 　 　 /ｲ: :/:/||l〉｀ヽ: : 　 T¨¨´｢､　　　　普段は使っちゃダメみたいだしさ・・・
　　　 　 　 /　　　}'´￣　　　〈l ||',: :ム、　__　　　　,.ムイ:./ ||l〉 　 ＼:_:､| 　　 ＼:.
　　　　　 ,:　　　　|/｀ヽ　　　〈l ||∨: :| ＞｀ ｀ 　 イ | |: : /__/'l〉 　 　 　 l|　 　 | ﾏﾑ　　や、やるちゃんってよんじゃ・・・だめ？
　　　　　/　　　　八//∧ 　 〈l ｰ=l : |　|ヽ｀¨　r― | |: /＿_/ﾌ　 　 　 ,ｨ|　　　:.　ﾏ :.
　　　 　 {　　 　 /　∨//}　　　＞ |: , 　|　　　　　　| l: {ー　r'　　　 ／/{| 　 　 {＼ , : .
　　　 　 |　　　 '　　 }// |　 _,.' 　 〈: {／　　l::/　 　 ｀|: 〉 　 ﾏ　　 //// |　　　 ﾏ//､: :..
　　　 　 |　　　　 ,..ィ--'､__/ {￣＼|: :〉　　　'　　 　 /{:.ﾊ　＿}.　　|///　:　　　　|///＼}
.　　　 　乂＿,.イ: :///////∧ { { 乂}＼＿.:l:...＿／-乂:}||　 ; ＼Ⅳ{l＼　､　　　}/////＼
　　　　　　　 /: ／∨//// ／＼l|{: :ﾉ　 　 ,￣､　　　 {: ﾉ||　/､　　　 　 ＼　 　 ,/////// ＼
　　　　　　　'／/// ＼/／　|￣ /: {--=≦---≧､＿_〉:{'.イ　 }　　　　 　 ｀ヽ､ｲ ｀ヽ､//////ヽ
　 　 　 　 ／///／: :／　　/　　{: :ﾉ＼ ＜{ﾆ!ニ|＞´ {: :.} 　 　 ＼　　 　 　 　 ＼　　 ＼/////∧
　　　　　//////: :／　　／　　　|: {　　＼　　 　 　 　 〉:{　　 　 　 ヽ　 　　　　　 ＼　　 ∨////∧
　 　 　 //////／　　／　 　 　 从:〉 　 　 　 　 　 　 从:〉 　 　 　 　 , 　 　 　 　 　 ＼　 ∨//// }
. 　 　 //// ／　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 }　　　　　　　　　＼　,/////|
　　　///,／　　 　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　　　　　　 ＼//// |
 

　　　 ／￣￣￣＼
　　／　　　　　　　 ＼　　やるちゃんかお・・・
　/　　　 ─　　　─　ヽ
　|　　　 （●） 　（●）　| （本当はきっちり呼ばせた方がいいんだろうけど・・・）
　＼　　∩（__人/777／
　／　　（丶＿//// ＼
 

　　ここで一瞬、けじめをつけさせるか悩んだやる夫であったが・・・結局
 

　　　　　　　　 　 　　＿＿＿_
　　　　　　　　 　　／　　 　 　＼
　　　　　　　 　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　　 ／ 　 （●） 　（●）　 ＼　　　まー呼び方くらいすきにしていいお
　　　　　　　 |　 　 　 （__人__）　 　　 |
　 　　　　　　＼　 　　 ｀ ⌒´ 　　 ,／　　
　r､　　　 　r､／　　　　　　　　　　ヘ
　ヽヾ　三　|:l1　　　　　　　　 　　　　ヽ　　
　　＼>ヽ/ |｀ ｝　　　　　　　　　 　　|　|
　　　ﾍ　lノ `'ｿ 　　　　　　　 　　　　|　|
　　　　/´　 /　　　　　　　　　　　　 |.　|
　　　　＼. ｨ 　　　　　　 　 　 　 　　|　 |
　　　 　 　 |　　　　　　　 　 　 　 　 | 　|
 

　　　　 　 　 　 　 ／ ／ ∠_r‐／::／: : : : : : : : : : : : : : : : :｀ ｰ ､
　　　　／　　　／ ／　 （::::::／::／ : : : : : : : : ､ : : : : : : ＼: : : : : :｀ヽ
　　 　 　 　 ∠_／　　　　>-‐ ´: : : |: : ヽ: : : : :.＼: : : : : : : ＼: : : :ヽ: ＼
　 /　　　 （:::／ 　 　 　 /:,ｲ: : : :|､: {: : : |_: :-―‐ ∨: : : : : : : ヽ: : : : : : : :.　　　わーい！ありがと！やるちゃん！
　,　,　 　 　 　 　 　 　 /:/ ′: |:.|:.＼: ⅥVヽ|＼ﾄ､:.}: : : : : : : : : : : : : :.}: : : :.
. i　ゝ￣ ''ー- 　 　 　 l/　!: : : |:／ Ｖ: :.:|　,ｘ=＝ミ : : : : : : : : : : ∨: : :|: : : : :.
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　,　,　 　 　 　 　 　 　 /:/ ′: |:.|:.＼: ⅥVヽ|＼ﾄ､:.}: : : : : : : : : : : : : :.}: : : :.　　　　　　　　　　　　　　　　いーや！さぁさぁ！話すのだよやるちゃん！
. i　ゝ￣ ''ー- 　 　 　 l/　!: : : |:／ Ｖ: :.:|　,ｘ=＝ミ : : : : : : : : : : ∨: : :|: : : : :.
. {　　 {＿_ 　ヽ.　　J　|　 |: :|: :Ⅳ　__＼｣　　　　 /／/: : :＼: : : : :∨: :|: : : : : ＼　_　　　　　　　　　　　　あれもこれもまとめてぜんぶ！全部
　', 　　ﾏj　￣ﾉ　　　　l　 |: :|:.八 〃´　　　　""/ｲ :/: : : : : :l｀ｰ､_:_:_＼: : :|: : : : :.ヽ: : ‐-　 ＿
.　ゝ　　｀ 　 ´　　　 　 　 |: :|: : : :＼ ′ 　 　 　 /イ: : : : : :/_ノ.: : :／ |: : :|: : : : : : : ＼: : : : : : :｀: ―- ､　話してくれるまで離さないからねー！
　{ i　　　　　　　　　　 　 |:./|: : : :Γ　､_ -‐ ′-‐'―‐-､/ : : : ／ 　 ｜:./: : : : : |: : : : ＼￣￣　 　 ￣＼:＼
　 ゞ.､ ＿　　 ﾉ　　　　　 |′|ﾊ: : :ヽ＿＿_ ／ 　 　 　 　 ＼／===＝/:/: : : : : : :|: : : : : : :｀ ｰ ､　　 　 　 ＼:＼
　　　 >､　￣　　　　 ,.ィ≦三./´￣　　　 ＼　　　　 　 　 　 ｀ ー-‐/:.〃: : : : : : :|: : : : : : : : : : ､｀ ｰ 、 　 　 ＼
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l、　　　　　　 　 　 　 ￣／:::ヽ　　　　　　　　　　　　 /　　　 /:./　./: : : :/: : : : : |: : : : : : |: : : : : : : : :..　　　 ヽ
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　　幼子のようにやる夫に抱き付き、あれこれと話してくる束の喜色にみちた顔を眺めながら・・・
 

やる夫は細かいことを放り投げ、素直に耳を傾け、受け答えをする・・・やる夫の新しい部下であり、
 

天才技術者である束・・・彼女との最初の一幕はこのように穏やかなものであった
 

　 　 　 　 　 　 　 　 |　　 　 　 ∧: : : : : : : : : :.:///＼　　　　()　＼
　　　　 　 　 　 　 　 ∨　　(_l.　 ∧: :,.------//////＼---､　　r∧
　　　　　 　 　 　 　 ,:':∨　　　 　 ∧ ￣￣￣￣￣￣｀ : ＼　 ｀¨¨　 }
　　　　　　　　　　 /: : :∨-､　 　 | ∧: : : :{: : : : : : : : : : :∨＼＿＿ノ
　　 　 　 　 　 　 /: : : : :∨ ＼__ﾉ 　 |:.|: :.:∨: :,: : : : : :.∨:∨: : : : .　　　　　　　　　　　　　それでねそれでね！
　　　　　　　　　 ': : :.:.:|: : :＼　　 　 /: |: : : ∨∧: ､|､: : :∨:∨: : : : ,
　　　 　 　 　 　 ': : : :.:|: : : : :｀T: T´:._∧: : : :＼:∨:{-､--､:,: ∨: : ,: :.__　　　 ＿＿　　　　　ここの部分はね！
　　　　　　　　　|: : : : :| : : : : ィ7T¨T: |l ∨: : : :.＼: :.　∨: :|: :.',: : :|: : .ﾊ￣ 　 　 　 ｀ヽ
　　　　　　　　　|: : : : :|: : :l: : :||: |　 |: |__ ∨: |: :∧＼}　 ∨:,:.:.:|: : :!//|/}　　　　　　　 }　　　こんな風にも動かせるんだよ！
　　　　　　　　　|: : : : :|: : :l: : :|{: |＿|:_|__,　＼{＿:｣　　　　}: | : |: :|:|//l!/| 　 　_,..　　　'
　　　　　　　　　|: : : : :|: : : :,: :|ｨ伝じ刈｀ヽ　　　　,ｨ≠ミ ∧}:,: |: :|:|//|/j!　' ´　　　 /
　　　　　　　　　|: : : : rⅥ: : : :{､ 込こｿ　　　　　　, , , ,　;: : : }/: ,jﾘ/ｲ_/　　 　 　 ,
　　　　　　　　　|: : : : 乂､: : :.∧ , , , ,　　　 　 ヽ　　 　 八: :/: ://,　 /
　　　　　　　　 ,: /￣￣ {｀ヽ: : ∧　　　　＿＿　 　 　 ｲ: : :/: :/イ　 ,　　　 　 /
　　　 　 　 　 /:/　　　Ⅵ 　}:l: : :∧:.､　 乂 　 '　　イ : |: :./{:.∧ 　 /　 　 　 /
　 　 　 　 　 ,: ,'　　　 　 |　 Ⅵ､ : : ＼＞　 __　＜ ∧: :|:./=|∧: :､/- ､　 　 '
　　　　　　 ,／:'　　　　　|　　| ＼､＿_:〉- ､　　　 /　|､:}':､ ∧´:,:'　　　＼'_
　　　　　／　/:.　　　　　|　　| 　 ,.:＼: :}　　 ヽ 　 　 |∧: :.}､ ∨　 　 　 /　＼
　　　 　 {　　　　　　/⌒Y　　l ／／ﾉ}: :ヽ　 ､　　 　 ＼ゝ､: :ヽ'，￣｀∨ 　 〈/7
　　　　 ∧　 　 　 _/　　 ヽ　 ∨イ　 乂.ィァ　 :::::. 　 　 〉　乂: : }　　　ヽ＼//
　　 　 /: : :､　 　 {　　､　　}　　ヽ __／　／{　　 ､:l　　 /＿＿乂:ﾊ､　　 }｀¨´、
　　　,: : : : :///／　 　 ヽ　|　　　｀　 ／乂:〉　　 Y　 /　{///|| 乂:ﾊ､　/ｨ: : : :、
　　 /: : : ://l/∧　ヽ　　 、|イ 　 　 /　乂: 〉｀ヽ､ }／ 　 ＼イ|　 ∧: } ' /: : : : :＼
 

　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_　
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　 ／　⌒　 　 ⌒　＼　　　　（まぁいいか・・・）
　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（＜） 　＼
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |　　　んじゃここの部分をもっと・・・こういうかんじに
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／
　　　　　　　　　／_∩　 　ー‐　　　　＼　　　動かせるようにとか・・・できないかお？
　　　　　　　　（＿__＿）　　　　　　　|、　＼
　　　　　　　　　 　|　　　　　　　　　 |/　 ／
 

といったところで今日はここまで・・・さーて、原作をやってて感が言い方ならああそういう・・・ってなった部分も
 

あったのではなかろうかという部分です。地味に重要な情報が結構でてたり・・・まぁでも今回のメインはタッバ&桃子ですねｗ
 

個人的にメンバーが全員そろってからが本番だとおもってますが・・・なにとぞおつきあいのほどをどうか・・・