| ⌒\
ヽ イ ̄ ̄\(
ト、 >‐ ┴  ̄ ̄ 、
| >'"/ / ヽ\ \
У / :| / l '. /|
/ /:| | |/| | | './ .|
/ / ∨ | |八/ :|: '. /l
/ | .l== \|==| ∨ :|\ コッショリ
|: イ V / |/ :| l
|/ | |: 、 __, ./ / |\| コッショリ...
| 込 ^7 | ト、 \
| \ _ イ/ ,イ: |∧ |: |  ̄
| ト  ̄} ___/ /八 | }川
/从 ./ |__ノl:i:i:i:i/ / /--、
〈/ ./ / li:i:i:i:i/ | l..‐┐ ヽ
_____./ :l | |:i:i:/ 八 |:i:i:i:| /
\ / く| | |:i/ ∨:i:i:i/ .∧
/ /_r< / 从( |/ > '" 〈. \
/ / | ∥ 只 / ヽ 二二ニ=一
:|: /( / ∥ / | | / /\ \
:|/ / ∥ ./ _/ / ヽl: Y
| .∥ | / { 〈 / |
やる夫は転生チートを悪用するようです
/ 二二二 __ ヽ [二二]
//⌒ヽ二二二´ 二ヽ \
/ 二二二二二二二二 ヽ [二二二]
/ 〃⌒ヽ二二二二二〃⌒ヽ , ___
□ , 二二二二二二二二二 i {__ |
| 二二( 二 i 二 )二二二.. | __} l
□ | 二二二 `T '´`' T二二二二 '.. |____|
' 二二二二ヽ __,ノ二二二 /. ┌┐ ◎
□ \ 二二二二二二二二二. / ┌─┘└─┐
ヽ、_ 二二二二二二二二 -<.. └─┐┌─┘
/ 二二二二二二二 ヽ ○││○
/ 二二二二二二二二 \.  ̄ オ
__
/ /⌒ヽ
〈 /
/⌒ヽ∨/(==- ⌒ヽ-<
/ _ __ \ ` 、
__/ /⌒ ⌒ヽ '.
./ / / '. '.
/ / / '. '. ∨/
/ / / l / l | | '. V/
/ / /.斗- 、/ | | | | i :l
{/.:' l/ |/l ./lナー - :| |// |
_∧ / 芥ぅx|__/ ィ宀示ァ ./ :|| 手違いで死んだわ。
V.∧ / | Vツ Vツ / |/ ||
..∨∧ /| | |::. ´´ ``/ l |l だから転生チートあげるよ。
. ∨∧ {∧ .、l l:从 ´ _/ / }/
∨∧ ∨\__> 丶 ___ ⌒7 / ./ |イ__ノ 頑張ってね!
. ∨∧ } /: : :\ ` ‐ ´ < __/// ト、
∨∧ ./ / \(⌒l丶 -≦ /イ l :i ヽ__ ィ
.∨∧ l / '. /∧ ./:i:iヽ/|: / | _ ノ
∨∧ :| :i '.:i:i:i:i\__ ./:i:i:i:/ i / :|
∨∧ .从 l '.:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ ' / l\
/7 . ∨∧/:i:i:ゝ-- 丶:i:i:i:i:i:i:i/ / /|_r ―ヽ丶__ /〉
|( ∨∧:i:i:i:i} | =- _ \:i:i/ // l:|:i:i:i:i:∧__ /
、\__ ∨∧::i/ :l - _∨ _ -ニ | Vi:i:i:i:i∧\
. \ /:∨∧ l |\ l| ./ | ∨:i:i:i:i∧‐┐
ゝイl:i:/ ∨∧/ | 丶 l|. / | i  ̄ ̄ ̄ |
|\_/ :| ∨∧ | |\\ l|/ /| .' l \|
\ |: ∨∧ \ \| ∨ |/ / | \
__⌒> / ∨∧〈\ ̄ ̄ | ̄ | ̄ { /⌒} ヽ
\ .// l \ /_ノ┐:\〉 | | l_/_ -=ニ
⌒7/ '. 丶 .l二l:i:i:i:i:i:"' <トイ /⌒"'<
// '. 弋_l:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i"' <  ̄ヽ \
_/ '. /\ └- _:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ }
,, -‐‐‐‐‐‐‐-- 、
/ \
/ ── ─‐ \
/ ( ● ) (●) '; はぁ・・・
/' / \ ';
/ ( 人 ) i 転生チート?
| `'''''゙´ `'゙´ !
'、 /
\ <
/ ゙゙̄'''‐‐‐----- \
rへ
|/>---、
|//⌒⌒\
>'" |/< ̄ "'<
/ /⌒ ヘ \ \
__´_ ./ / '. \\__丶
∨/ / / '. ヽ \/ '/
/.../ ./ \ '/
// | :| i | '. \'/
〃 / | | :| | l| :| '. '/
/ :l 、 | | 从 | '. '/
イ / .../ l |⌒ \ |∨/ ⌒.| | i V/. '/
/ | | ./ / | 芋芋ミ ィ芋芋|/ l :|: ∨/ '/:
八:| |:..:/r、「| ノ 从.:.:.:.: .:.:.:.:/. / /| ∨ ∧ 好きだろう?男の子ってば。
.人 l / :| || |‐┐ /// 八 |/) /
/八 / /:| || | 「 ̄r] 、 , イrイ ∧ | /イ そういう俺ツエーってのが!!
∨ ::\L_>--≦ニ=- _ / l/从 / |从
| l: : :V | "'<ニ-  ̄}-.≦/ / / /: :l | どんどん自分の為に好き勝手使うと良いよ!!
| l\( | | __|二 / / //|/
l 、_ -ニ\_/ ⌒ヽニニl l _ -=| l=- _ 遠慮しないでね!(破滅しないとは言っていない)
\(ニニ/ / /==八 |-= |: 、ニニ
| / /} |ニ/ ヽ」 、 l 丶ニニ
/ {/ |∨ /| V_ \」
/∧ l{ ./:||/ :| {ニ=- 、 :|
)\ ___./∧ l} /|∧<7/ {ニ/ ヽ
\ / l /| |∨/ : ∥ /l /(
/⌒⌒> / ./=| | || :: ∥ lー‐‐ '"/⌒
./ ./../ /ニl | || : .' } \ (
/ ../ /ニ=/ _l_|| : / / / \丶 \
./ /∧ lニ/ ....:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ /__∨__ | \\}\ |
/ /∧ ./ ..:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i::i:i:i:i:./-┘ ⌒ヽ :l、\ ヽ ヽ l |
../ / ..:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i. /. \\| |:|/
.' / ./ ..:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i.__ / | }ヽ| |
/ / .:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i.ニニニ=- __/ .| / .//
| / .:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:. ̄ ̄ ̄ ̄ | l\'
| l/ .:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i.-_ / - _
/| / :i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i-:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i.ニ- _ / - _
/ | |:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i-:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:_-ニ_ - _
| | l:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i-:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i'/:i\ニ-_
| | l:i:i:i:i:i:i:i:i:/:i:i:i:i:-:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i'/:i:i:i\=-_
/ | :i:i:i:i:i:i:i/:i:i:i:i:i:i:i:i:-:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i'/:i:i:i:} \ -_
/| .、:i:i:i:i:|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:-:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i'/:i:ノ_/丶--_
/ :|__≧-l:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:-:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: ̄/ ̄/ \
| i l l :|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i-:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ / ヽ
| } | / |:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:-_:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i { ∧
| { | ./ :|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i-_:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: \ / l ヽ
| } | / |:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|. _:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i 丶 } l
|__/ :|/ |:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:| -_:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i \.'ヽ |
|⌒ヽ | |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|. -_:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i. / ∨
____
/ \
/ ─ ─ \
/ (●) (●) \ まぁ、必要だったら使いますわ。
| (__人__) |
\ `⌒´ ,/
/ ー‐ \
>----- 、
/ /⌒ヽ〉.
{ / ∧(
∨ /
>'"⌒∨< ⌒"'<
/ / \ \
|\./ / /l ヽ ヽ "'<
|/ / ./ \ '/ \
/ / / / ./ l l| '// ̄∧ /
// / / / | / l :l l| '. '/ / ∨ /
/ / / _./_ ィ/´ ∨ト、l _ '. '/ ∨ /
/ / /:l: / V }∧ |: ' i ∨ /
/ / / l 斧≠苹 苹≠笄 :i :| i ∨ /
l i / .:: 廴__」 廴__」 l l l | | 手始めにどんな強力な魔法でも使えちゃうチートを授けよう!
ヘ _ l | l i: :l  ̄ ̄ '  ̄ ̄/ / | / :| :|
./∧ V/ } .八∧ l l: :l / / ' .: |: / イ l | これを利用して頑張ると良い!!
/∧ / /_ ヽ( \ . .::. ∨___ア __/ ./ノ /: ::|/: | |: /./ ./
./r '"ノ }\ ヽ: :\ ⌒7 /: : :/: : | |/ :「}/ そーれ転生転生♪
/┐( | . ∧ V: ::> 、_ -=/ / ヽ:/: :/ ∧ / .l/ r 、
.V /:i:i:ヽ ┐. ∧ V: | rヽ / / ノ}: :/: :/ )/ ../ 〉 }
./〈 |:i:i:i:.、 _/ / ./ ∧ V:| }:i:i:i /_ -= /)/イ八 / ⊂ニニ7
/∧ l:i:i:i:i:} /.|///:| |:l ┘:/ /-= .イ― ‐ァ_ / /⊂ニ7
./∧_/:i:i:i:i::、_/ /:i:/ :|: / / | l:i/ / / /|:i:iヽ / /:i:i:l 〉 }
/∧:i:i:i:i:i:i:/ /:iイ .'/ / :i |:| / ./ l:i:i:i:l / /:i:i:i:i|__/
「|:i:i:i:i:i:l ┐' | / / :|:i、 { .' 、:i:i|/ /:i:i:i:i:i:i:/
l:|:i:i:i:i:i:| :l| イ |/ \ \ / / /r l:i:i:i:i:i| ヽ
r┘\:i:i:i:|/∧ / / ≧=┘ |:i:\__ / / ト、|:i:i:i:i:i| }
}  ̄ /:i:i/ / |\ / /| |:i:i:i:i:i:i:/ / :l }: \:i:i::|/}
∧ └‐ {:i:/ | 丶 ' / :| |:i:i:i:i:i:/ / }/  ̄ /
/ '. V ' | // | |i:i:i:i:/ / }
./ '. ', .l . | |\ ∨//| ' :|:i:i:i/ / ./ |
/ '. i. i . .\\〉 '〈//. . . . . ...|:i:/ / ./ l |
:l '. }. l. . . \ / . . . . . . . |/ /ヽ / | |
____
/ \
/ ─ ─ \
/ (●) (●) \ ちなみによくある魔方陣ってあれ日本だけなんだってね。
| (__人__) | 海外では結界の役割だからね、魔方陣からの召喚は日本式ってバレるみたいだよ。>
\ `⌒´ ,/
/ ー‐ \ みんみー
____
/― ―\
/ ● ● \
|⊃ (_,、_,) ⊂⊃ |
> ィ’
記憶が蘇ったのは5歳の時、孤児院で過ごしていた時である。
他の子達と劣悪な環境下で過ごしていた時期。
記憶が戻ったやる夫はこれでは死ぬと確信し行動を起こす。
____
/― ―\
/ ● ● \ まずは同胞達に基礎的な知恵と努力する工夫、そして想像力を与えるお。
/⌒ヽ|⊃ (_,、_,) ⊂⊃ |/⌒i
\ ヘ / / 簡単な作業を覚えさせる事から始めよう。
____
/一 ー\
/ 〓 〓 \ やる夫はその間に食材調達・防寒や湿気やら疫病対策・悪徳領主への防衛対策。
|⊃ (_,、_,) ⊂⊃ |
/⌒l ィ’ これらの課題を先ず解決し、次のステップに進める様にせねば。
/ / ヽ
| l Y | やる事が多いお。
最初にする事は腹ごしらえと
近隣の山に住む獣を魔法を試すついでに狩り
皮や骨も全部利用しつつ、命を頂いた。
____
ゝ/____ヽ
/ | , ─ w-、!
| __|-| +|+ | ヤルオー
( u `ー oー |
/ヽ、/^\__/ ノ このさんすー?っての意味あるのかい?
l、(uu ー,─ 、´
l \ __/┬ ′ 僕もう飽きちゃったよ。
___________
| |
| |
| |
| |
|___________|
┃ ____ ┃
┃ /― ―\ ┃
┃/ ● ● \ ┃ この世に意味の無い物なんてないお。
/⌒ヽ⊂⊃ (_,、_,) ⊂|/⌒i
ヽ ヽ __ ィ’ / 失敗こそ成功の母。
ヽ /
} / ちゃんと今日の課題をやればお菓子があるお。
子供達に飴を与えつつ、学ばせる。
食べられるから学校へ行く・・・切っ掛けはそんなもので良い。
学ぶという事の尊さや面白さは大人になってから理解すれば良い。
\ ヽ / / /
(Д´) ∧_∧ ∧_∧
ノノ⊂(∀・ )、(∀`∧ ∧ ヤルオ、これは食えるか?
┌ < (^ニ /l .(Д゚,, )
(_┌ (_ ○ニ ○v ヤルオー!これ売れる?
し l l l \
____
/― ―\ これは毒キノコだお、罠に用いよう。
/ ● ● \
|⊃ (_,、_,) ⊂⊃ | こっちは・・・薬草だお。
/⌒l ィ’
/ / ヽ これは後で調べてみるお。
| l Y |
魔法で一時的に脳を成長させるも、知識が無い物は分からない。
なのでやる夫も皆と同じ様に学ぶ所から始めている。
全てが手探りの状況の中で創意工夫し、団結して生きる。
今この時期の経験は後々に繋がる財産になる事をやる夫は知っていた。
_ -── - _
ヽ | | | |/ , ',´ / ( ヽ、ヽ`ヽ
三 す 三 // ヽ / ヾヽ
三 ま 三 .//// ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, 、ヾヽ
三 ぬ 三l!// ::::::::::;;;;,;::::;;;;;;::::::::::: 、ヾ||
/ | | | |ヽ|||/ ''::::::::::::'' ヽ|||
||||| ,,,llllllllllll,,,, ,,,,llllllllllll,,, ||
ノ||,ll| ,...:::::::::...、 " " ,...:::::::::...、 |-l ヽ | | | |/
. ハ| :‐=エoユ-: | l :‐エoユ=-: |ハ| 三 す 三 ワシ一人ではどうにもならんかったのじゃ・・・
l| |(| `'':|:| |::''´ .| `''::| |:::''´ |)! || 三 ま 三
lヽヾ|ll | |: | ! l | | ll!ソ,| 三 ぬ 三 ヤルオ、本当にすまぬ・・・
|||\!lll、. | |,,,,,,,(_, |_l 、_),,,,,, | |:. ,lllレ'リ / | | | |ヽ
.|||||||l`!llllllll lll ,,,,;;;;;;;;i i;;;;;;;;,,,, lll lllllllll/|||||| 今年の冬はなんとか皆無事に越せそうじゃ。
|||||||||||ヽllllllll /工工工工ヽ llllllll/|||||||||
ソ|||||||||||||ヽ.lll l::::::::::::::::::::::::::l llll,/ !||||||||||ヽ
ノ||||||||||||/| \l. `-‐‐==‐‐-´ l/ |_||||||||||||___
.||ll_l,k-‐‐|\゙、\ ::::::)⌒(::::::::/ !/::::/::::l "|`ーr‐、
_ -‐ '":::::::::::/|、::::\ ヽ ____ '´ /::::/:::::::::::| |::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::::\ /::::/::::::::::::::::::| |::::::::::::::
____
/― ―\
/ ● ● \ ええんやで。
|⊃ (_,、_,) ⊂⊃ |
> ィ’
孤児院の院長は悪い人ではなく、善人の部類。
子供達の為に頑張っていたが人手が足りず苦難を強いられていた。
しかしこの人滅茶苦茶デカいな。
_ 。r≦ ̄`ヽ
/ ̄ ̄ ̄\.: l-‐ ― ‐- 、
. : ´  ̄ ̄}.:.!/ ̄\.:.:.:.:.:\
. // .:.:. r=-レ'r=‐-、.:.:.:\.:.:.:.:/,
/´ .:.: ,ィi〔 77  ̄ ̄\ .:.: \.:.:/,
. , ' .:.:.: / / /_____ ヽ.:.:.:.:\/,
/.:.:.:.: /斗=≠ミ八 ト、.:.:.:l\{.:r‐ 、.:.:.:.!
⌒l.:.:.:.:j丿)/ }/ )! \ト 、 : !.:.:.:.\(
|.:.:.:.l 三三三 三三三}.: r‐ 、.: ! 身体の調子が良いよー
|.:.:.:.l , , , , , , }.: !) /: |
| .:.: ! Y 7 从|/.:.: |
|{.: 个s。 _ 乂ノ , イ.:.:|.:.:.:.:.:.|
. 八:从.:.:.: __ファニニニ爪Уノル}| .:.:.:.: !
|.:.:.:.:.:.:.:⌒ァY´ ̄r‐`Y´ ___}|.:.:.:.:从
|.:.:.:.:/三7 ............ 辷ュ廴}}=}|.:.:.:.:. |{
| .:.:.:乂_r‐―‐┐............7==}l.:.:.:.:. |{
!.:.: 从ニ| :::::::::: |ー一.. }ニ`ヽ.:.:.:.:.八
\( 廴| :::::::::: |n.. __}_ニニl.:.ト、.:.:. !
辷l_____r' ̄Уハ= \!ノ )/
. /ニニ/-=ニ7ーrケ__,ノ
l-=ニ∧=ニ_〕 〔_ `ヽ
|=ニ//∧ニ\ ◇ /=ニl
|ニ////∧r'⌒ ∧ <===|
____
/― ―\
/ ● ● \ 治癒の魔法で完全に回復はしたと思うけど体力はまだまだだから。
|⊃ (_,、_,) ⊂⊃ |
/⌒l ィ’ ちゃんと運動して身体を作るんやで。
/ / ヽ
| l Y |
怪我した仲間を治癒し、病に苦しむ友を癒し
死の際に立つ同朋の闇を祓う。
やる夫は魔法を悪用し、寿命を延ばしたのだ。
____
/― ―\
/ ● ● \ 人々の命を弄る事は大罪だろうけど・・・
/⌒ヽ|⊃ (_,、_,) ⊂⊃ |/⌒i
\ ヘ / /
____
/⌒ ⌒\
〃 / ● ● \ ミ 明日の笑顔が大事だから良いや。
/⌒ヽ|⊃ (_,、_,) ⊂⊃ |/⌒i
\ll|l ヽ._) l|lll / ヤルオが地獄で償えば良いんだし。
人l||l |l||l 从 バンバン
( ⌒ ) ( ⌒ ) そもそも一度死んでる身だから関係ないよね。
所詮、やる夫という人間が救う人々がこの世に影響を及ぼす事はない。
ならば喜んで大罪を犯し魔法を自己利益の為に扱おうではないか。
命を救う放漫さを背負い、やる夫は多くの人々を治療した。
>\⌒ノ /⌒ヾ::::::∧/ ヽニニニニニ\ \
)\ }::::::::::} ヽニニニニニヽ /V
/::::::::ヽ、- ':::::::::::; ,:′ ___\ニニニニニ)イニニV
,:::::::::::r‐ミ)h。.ィ( |:::::::: / / ィフ'⌒^⌒ヾミ、ニニニニニニニ}
/::::::::「`ヽ┘ ̄\ .|::::::::/"´ /7 寸,ニニニニニニj
,::::::::;/―=イ /::::::/ /'′ }リニニニニニイ
{::::::ハー‐┘,,ィ≦/::::: / /j! ;ィニニニニニ,/
∧:/ ゝィ゛/i:i:i:i:/:: /!ィ :j| ∥ー―==ノ
ヽ ,,。 -‐}i:i:i:i//i:i/ ノ|、 / {ヽ:::::::::ノ
/ )i:i:i:i:i:i:i:i:i{ .:ハミ≧s。..,,_ _/ j、::::::::::イ
, . :}i:i:i:i:i:i:i:i:i:{ .:ji:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i≦ λ`:::::::ノ
: : : : :.:ヽ: :.:! |i /: :ィ: : :/: : : : !: :\: : : : :
: : : : : :! :ヽ:| ,レ' /: : : : :/: /: :!: : :ヽ: : :
: : : : : : !、 ` ,:' /: : : : : : :ハ: : |: : : : :ヽ:
: ヽ: : : : ! :, -―--― ,:'イ: : : : :/: /: :ヽ:.|:iヽ、:\: : :
| ヽ:、: : :.ト ,.r;' :,.!: : : /:/:/ \:i|: ! ヽ:.!: :
Vヽ: : | `ヽ、 ,. - ': : : :/|: : /:イ:/ `ヾ! !: :
r'´| ` - 、 ,.イハ:/ |:/ レ' レ
/ `ヽ、 ` |ヽ
ノ \`ヽ、 // |
_,.ィニヽ ニヽ,/-、 .ト
i|ヘニニヽ、 /:.:.:.:.:.:.:ヾ、 |ニr-、
本来、死ぬはずだった命を救い続け・・・
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::Y´ `''~~''゙ー―‐''つ ::o::::l: : : :.|/ ∨.: : : :. :. :.|
:::::::::::::::::>''´ ̄``''<::::::::::::::::::::::乂 ノ⌒"'' ―~、 こ.ノ.:::::::::::::l.: :. .:.|ノ: : ∨.: : :. :. :.|
:::>''" /| ``~、、::::::{ }:::::::::::::::::::::::::::::{ }  ̄`ヽ:l.:. :. .:.|廴//.∨.: :. :. :.|
/::| ``'{ }::::::::::::::::::::::>'´{ j 。 l.: : : :.| ./. ∨: : : :.|
ヽ:|! }.{  ̄ ̄ } .l , : : : : |_/ ∨: : : |
{ } i ,' /: : : : :| ∨: : |
}.{ { j /.: : : : :.|. ∨: |
{ j l / /|: : : : : :| ∨|
}{ ./. |: : : : : |. }/
f{´ /:::::ハ:.、::::.,::::::゙}| |:::::::::|::::::ハ::::|ニ、|::|=、 と=zムち::::::::::::::∥
| | /.::::/:::__\\\ハ|:::::::::|::::{ |:::|´ j::ノ { ij } }ハ|::::::::::::{
| { /.::;>'" `ヽ:::Y、∧::::::::|:::| 、::| ´ j{/:/:/:/,f::::|::::::::::::|
| // }::::| \、::::::、:|r- 、__` ゙´ uィ{::::::|::::::::::::|
) // \ /.:ノ ヽ::::::.Yー‐― 子 ,.ィ{i:i:i|::::::|::::::::::::|
{ /./ _,.. 彡''"、 `ヽ、 ::::::::ト、 ⌒,ィチー--- }::::::|::::::::::::|
/::/===:::7/ \ \ \ \:|レ>.::´ | y:::|::::::::::::|
/:::/ // ` 、 \ \ { / j | /::::jハ:::::::|
:::/ /::::/ `゙'' :..,,_ ヽV | | /::/ }:::::::|
::{ /:::::::/ ` \j j  ̄ |:::::::{
奪われるはずだった命を救い上げ・・・
V : : |:从:∧と_):.:.:. ` :.:.:( つム': / : : /.../V
V: : |: : :\〉:、{{ ' }} イ:/|:/: ///
∧: :!、: : |: |: 个 Vこヽ </' /'|../...../
| \ V: l从: :|..........≧=r---=≦ /....../.....,: /
| \| \.........|.....∧_ _/.\/.......{ /
/ ∨........∨...∧\==//..\/..........∨
/ ヽ.........∨...∧ `´ ,..\../..............{ __
{ ∧........\...∧ /..\/.............../´
乂 { \........\/∨\/.............../
Ⅵ / 、 _ っ /ヽ /__ /∧
l ∧ 个 ////i '/ /> ..__ 、
l / ∧ V///> __ / ノ///゙|// // ///|:.:.:.:.|-\
/| 、 V///≧=--=≦, ///// // ///,'|:.:.:.:.| ヽ
_/\ ヽ V/////∧:∨////,,ノノ/ ////,'|:.:.:.:. \
i /:.:.〈/∧\\\=----i:.:.i-=彡/\ /////,'|:.:.:./ i \
| 人:.:.:.V//\\\ 7//,l:__|_ノ⌒i_ノ///////, |:. /' | \
/ :.:.:.V////≧=≦/// iイ////|/| ハ/////,'|:/ |
i \:V////////////}///////// }/'' <V, |
人 \、//////////∧////////∧/////>、 |
i ヽ \、/i///////,人/////// \///////,,\ i
| \ ∨///////{:.:.=---=彡'///////////ハ i |
失うはずだった人々を繋ぎとめた。
_...| :::::|...._
. ' ´ :::: `ヽ
. ' 丶
_,′ ヽ_
,ィ;´;;;;} ● ● j;;;;;ヽ
_(;;;;;;;;;;;j _ :. .: __ {;;;;;;;;;゙)
(;;;;;;;;;;;;;ノ `ー゚‐' ゙‐゚‐' !;;;;;;;;;;;)
乂;;;;;;;;' . ゞ;;;;;;;;j 孤児院助けたかったら・・・
ゞ:;;;;! (.._......_..) !;;;;;;ノ
,:"`'{ __ __ j:"´゙;, 分かるよね?(ニチャァ)
,," 人 /、\、ィ===‐゙,ゝィ^.、 ノ: ゛、
,ゝ‐フ" ::::||ヽ/`ヽ.\ \゚‐/¨/二´\,';:: ゙、‐-、
/.:.:.:;" :::::!!/´ メ、. ヽ `! i'y ./ / ,__ ヽ!;:: ゙、:.:.:.`ヽ
/.:.:.:.:.:;'' :::/ ノ ゝ‐'、_j_j人{_,ィャ' ゝ、 ヽ、 ゙、:.:.:.:.:.:.ヽ
../.:.:.:.:.:.:.;'" / , /====ヽ./====!ヽ. ∨ ゙、:.:.:.:.:.:.:.丶
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;" ノ / }// ̄ ̄\ヽ} `!ヽ .∨ ゙、:.:.:.:.:.:.:.:.:.
.:.:.:.:.:.:.:.:.;" ,ゝ/ i / ヽー、.=◯ァ-‐‐' .∨、 メ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.;''//{. ゝ、__,、__,...、__ `Y´ __......、___,、__ノ ,.〉、∨ ;;゙:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:///,入_/_):: : : : : : : :`ー'ー'´: : : : : : :i i`┬┬'、ヾ、∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
____
/― ―\
/ ● ● \ 来る頃だろうなと思ってましたわ。
/⌒ヽ⊂⊃ (_,、_,) ⊂|/⌒i
ヽ ヽ ィ’ /
そうこうしていたら流石に目立ち過ぎて悪徳領主の目に留まり
よくある俺の言う事に従って貰おうかポイントに来る。
____
/― ―\
/ ● ● \
/⌒ヽ⊂⊃ (_,、_,) ⊂|/⌒i そういう訳でお呼びしました。
ヽ ll|l (_ノ ll|l /
从l||l |l||l从 先生、お願いします。
( ⌒ ) ( ⌒ )
_...| :::::|...._
. ' ´ :::: `ヽ
. ' 丶
____,..=--、____ ,,‐'''"´) ヽ_
´ 、 .{ i: / `}‐'''"´ _.,ゝ'´ ● j;;;;;ヽ 我辺境伯ぞ?おん?
У _/'´ / ,,.ゝ'´ _ :. .:__ {;;;;;;;;;゙)
( 、イ,ゝ-、' =二..._`ー゚‐' _ ゙‐゚‐' !;;;;;;;;;;;) 辺境伯を無礼てない・・・無礼てない???
二=――`´、/ /`7} __  ̄ ̄_.) ゞ;;;;;;;;j
,イ `´/´{..  ̄ ̄ ̄ ̄(.._......_..) .!;;;;;;ノ 辺境伯を無礼るなよ(キリッ)
ヽ. / ノ´`'{ __ __ j:"´゙;,
\____/,," 人 <ィニニニ゙> .ノ: ゛、
,ゝ‐フ" ::::||ヽ. ヾ--゚‐' ,';:: ゙、‐-、
/.:.:.:;" :::::!! i::ヽ. .,ィ::!.!;:: ゙、:.:.:.`ヽ
/.:.:.:.:.:;'' ::::::!! l::! ` ---ヽ.___.ィ--‐'´ !::!.!:: ゙、:.:.:.:.:.:.ヽ
../.:.:.:.:.:.:.;'" :::::!! l::! ,.ゝ===\/===.、 /.:!.l::: ゙、:.:.:.:.:.:.:.丶
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;" :::::;゙! l::'/ / ̄ ̄ ̄ ̄\ヽ'.::://::: ゙、:.:.:.:.:.:.:.:.:.
.:.:.:.:.:.:.:.:.;" ::::::;l!//: : : : -=◯=‐: : :.\ヽ'/:::: メ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.;'' :::::;゙!/: : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ'::::::: ;;゙:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:;''" :::::;: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :;::::: ;゙:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
|:、 ,. <―:-:ヽ: \_
.!:.ヽ_/: : : : : ヽ: : !: : :ハ、
ヽ_〉: : : : :r:ヾミ: : :!: : :/: :/: :.V:i
,イ: : : : : :}` ヾ、ミ V:/:_:ィ: : : :./__
--:-:-':´: : : \: <i:、 )) ̄´ ノ: : :': /
`ー-,: : : :/ネ): |ヽ::::、 ヽ ノ ,ハ: , :.'ヽ
ーニ: : : : : : : ハ |: | ヾそ、 l/_ィr'ァイ:/i:_:.'´ 法務大臣です。
__,`>: :/:ヽ,!:i> `´` r `゛' イ,.レ: \___
_ ニ=-: : :/: ノ 、 | /: :.ヽ:ー '´ , ----、 王直属の命令で彼を保護しに来ました。
,ィニニニニ`ヽニニフ: /、ヽ ィ====ァ /: : : : : \_,. - '´ ヽ-、
/ニ, -----、ニニ\,ニ |ニニヽ ヽ '===' ,.イヽ: :ヽ:.フ´ ___} _| で・・・もう一度最初から何をどうするのかを仰ってください?
/ニ/ニニニニニニ\ニニニ |ニニニヽ ヽ .:::...,イニニ|: : :/ / ̄ ̄ ̄ ̄ } !_ヽ
|ニニニニニニニニニニニ ヽニニ|イ::ヾニ} ヾ-'' レ,.iニヽ/ / ___ ノ__ノ
ヽニニニニニニニニニニニニヽニニヾヽ t、| イV ニ/ /  ̄ ̄.!
Vニニニニニニニニニニニニ ヽニニヽ\ヾV/イ/ニ/ ノ
|ニニニ=-ニニニニニニニニ 、ニニニニ {: :}i/ニ,/ / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`{
, ノニニニ ―ニニニニニニヽニ|ニニニニニ「,|=イ /
, ニニニ/ニニニニ, =ニ__ ̄ ̄ー―― '´ / ,―r―< /
|ニニ/ニニニニ/ ` ー { ノニニニヽ , ―--- 、
|ニ/ニニニニ/ 、 _/ニニニニ/ニニ| / ,.---- }
}/ニニニニ/ __, `-fニニニニニニニニ/ニ/ _l / r―-- ヽ
{ニ|ニニ,/ ィ「: : :/ニ- 、ニニ/ニム /´ヾ .| __ |
Vニニニ| / ,イニ||: : :/ニニニ |ニ/イ_/ ヽ_-ソV }
/ニニニ.| / ,...イ: :|ニl|: : ./ニニニ /ニ/ニニヽ_ ヽ__ \.ニ<_ /
\ニニ| _/ /ニニ|: : V: :/ニニニニ/ニニ|ニニニニニヽ ノ/ヽ, ヽ/
_
_,-´ ̄ ```___\
/ /へヽ ヽ
/ // |.| ヽ、
,...::´/ | | |.| 丶-、
,´::::::/ ( ) ∪ i::::`ヽ
(:::::::::,´ ∪ .. , i:::::::::)
(::::::::::! :::::::::::: l:::::::::::)
ヽ:::::::ヽ ● ミ 彡 ● ノ::::::::::ノ
ヾ:::::〉 - 、 :::::::: ,-ー、 く::::::::ノ 「」
/ !´、 ・ ,ゝ-:::::::_/ ・ ノ! ゞ ´
! `  ̄/::::::::::::::::::ヾ ̄´ i
、 ::::/し __ )\::: ノ
ヽ ィヘ==彡ゝ 丿
\ ヘ´ ⌒ヽノ _ノ
\ i::::::::::/ ノ
`丶、 λ= ノ _/
`- 二 / ´
_
_,-´ ̄ ```___\
/ /へヽ ヽ
/ // |.| ヽ、
,...::´/ | | |.| 丶-、
,´::::::/ ( ) ∪ i::::`ヽ
(:::::::::,´ ∪ .. , i:::::::::)
(::::::::::! :::::::::::: l:::::::::::)
ヽ:::::::ヽ ● ミ 彡 ● ノ::::::::::ノ
ヾ:::::〉 - 、 :::::::: ,-ー、 く::::::::ノ なんでこんな僻地に居るんですか!!
/ !´、 ・ ,ゝ-:::::::_/ ・ ノ! ゞ ´
! `  ̄/::::::::::::::::::ヾ ̄´ i
、 ::::/し __ )\::: ノ
ヽ ィヘ==彡ゝ 丿
\ ヘ´ ⌒ヽノ _ノ
\ i::::::::::/ ノ
`丶、 λ= ノ _/
`- 二 / ´
: : : : : : ヽ ヾ:、: : :、:、: i: /: ィ: : ,イ /: : : : : : :/:/
:\: : : : : ミ .! ` ヾ:、i/r'´ '' / /: : : : :/:/:ヽ
: : :ヽ: : ヽミ l |:i 〈 /: :/: : : /:ー:-`:―,
: : : : : : :ハ\! ヽ |:! / V: : : /: : : : : :/、
: : : : : /\ヽ:ヽ、 ヽ |:! / ,/:イ,.i:/: : : : : :./: : : \
: : : :!: | `ヾ、:.:.:.:.:`:`:.:-...、_ | / /_,..,...:.:.´:.:.:._,イ, |: : : : : :/: : : : : : : :\
ヾ: : !: :| ` _-=-:、.:.:.:..:.ヽ /:.:.:r-r< - /:/: イi: : : : :`ヽ、: : : : : \ 十歳にも満たない子が数々の魔法を用いて人々を救っている。
_ノ/ !: :! ` 弋ソヾヽ:.:.!ノ '/イ<弋ソ ´ /:/{`´ |: : : : : : ヽ` ヽ :、: : :\
{ ハ: 、、 ´ヽ | /:i}、l /: : : : : : : : ヽ  ̄ ̄ 多くの人からの証言を得て、実物を見に来たのと・・・
、 ! V, ヽ | / Vノ ./: : : : : : : : : : : ヽ
: `ヽ -、 / | / / /: : : :`:ヽ、: : : : : : :ヽ 彼から領主の悪行を記した手紙が毎月何十と送られてきてね。
: : : :ヽ_! | /ノ: : : : : : : : ヽ`ヽ 、: : : :\
: : : : : : ノi、 、 ノ ./、: : : : : : : : : : :.ヽ ` ー-- 噂の彼からの手紙とあってついでながら動いたって訳だ。
: : : /ノ二|.、 ` ´ /ニ、\:ヽ: : : : : : : : ヽ
,-イ,/二ニ| ヽ ,イ二ヽ二ヾ:.、ヽ:、: : : : : :、
,/ニ/二二i| ヽ、 ' ´  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`' ' / |二二ヽ二ヾ:.、 ` ーー`
二/二二 |i \ ー―― / ,ハ二二二!二二\ニ= - 、_
二二二二| \ ,:.、 / !l.|ニ/ニニ!二二二二二二`ニ=-、
二二二二ヽ i ヽ _,.::':.:.:!:.:.:.:..、/ |ニレ二二ニ!ニ二二二二二二二二`ヽ、
____
/― ―\
/ ● ● \
/⌒ヽ⊂⊃ (_,、_,) ⊂|/⌒i 魔法でどこに税を隠してるか分かりますお!!
ヽ ll|l (_ノ ll|l /
从l||l |l||l从 滅茶苦茶貯め込んでますぜこいつぁ!!
( ⌒ ) ( ⌒ )
: : : : : : : : : : : : : : : ヽ:.:.:. :/ ヽ |: :|
: : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ:.:.:\ ヽ |: :|
: : : : : : : : : : : : : :、: : \、:.:.:.:.:`ヽ、 ヽ. .|: |
: : : : : : : : : : : : : : :ヾ:./\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:.:-:..、 ヽ |: | /
:、:_: : : : : : : : : :i: : : :/ミ、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ー-..、 ヽ .!:| /
/ | T ー、: :_: |: : :/ ヾ ヽ:、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ー--..、 ヽ リ .!
| | | / ! .|: : | 、 _>=-- :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:`ヽ ! |
| し'/ ,-.| |: : | \ \ /、_ノ ̄c-、-、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ /
:ヽ { / / |: : | ゛ ヾ ゝ- ' ソ \ ` -: :.:.:.:.:.、 /:. へぇ・・・
: : 、 .{ |: :.! ー `='´_ '´ \ `ヾ、 _ノヽ、 /'´
: : :ヽ ヾ ヽ |: : :、 ,ノ ヽ ´ ` く そうかそうか、つまり君はそういう奴なんだ。
: : : :.ヽ '、 ヾ: : : . / ゝ
: : : : : ヽ '、 |: : : :.、 '´ | 冷害で税を納めるのが厳しいって言ってたよね?
: : : : : : :\ \ !: : : : ヽ |
: : : : : : : : ..、 ー|: : : : :|ヽ |
: : : : : : : : : :、 .!: : : / ヽ. |
: : : : : : : : : :ヽ、 ヽ: : ! i |
: : : : : : : : : : : : : ̄| !:/i | |
_
_,-´ ̄ ```___\
/ /へヽ ヽ
/ // |.| ヽ、
,...::´/ | | |.| 丶-、
,´::::::/ ( ) ∪ i::::`ヽ
(:::::::::,´ ∪ .. , i:::::::::)
(::::::::::! :::::::::::: l:::::::::::)
ヽ:::::::ヽ ● ミ 彡 ● ノ::::::::::ノ
ヾ:::::〉 - 、 :::::::: ,-ー、 く::::::::ノ その件につきましては全て秘書に任せておりまして・・・
/ !´、 ・ ,ゝ-:::::::_/ ・ ノ! ゞ ´
! `  ̄/::::::::::::::::::ヾ ̄´ i 事実の確認は致しておりません(目そらし)
、 ::::/し __ )\::: ノ
ヽ ィヘ==彡ゝ 丿
\ ヘ´ ⌒ヽノ _ノ
\ i::::::::::/ ノ
`丶、 λ= ノ _/
`- 二 / ´
____
/― ―\
/ ● ● \ 他国に武器の密輸や、金銀と引き換えに美術品を買い漁ってた記録がありますお。
/⌒ヽ⊂⊃ (_,、_,) ⊂|/⌒i
ヽ ヽ __ ィ’ / あのさぁ……イワナ、書かなかった?
ヽ /
} /
,, -≦: :ヽ〉: : `ヽ
-≦: : : : : : : : :ヽ: : : :ヽ、
-≦: : : :< ̄、 ゙゙̄ヽム}: :ノ: 〉、
-≦: : : : : : : :/_==>>、 `゙ヽ`ヽ: 〉
_ - ≦: : : : : : : : : : / `゙゙ヽ:.:.ヽ、_ 、 | ヽ_ノ
 ̄ ̄フ: : : : : : : :´ <仭`ーく ムィ≦三>
, ´: : : : : : : : :{ ` ´ '''' "弋仭 /:\_ 無断で金銀の流通に・・・
,: : : : : /: : : : : : : , 、 ノ 〈ヽ ̄
ー…―_ <: : : : : /クヽ: :, 、 ´ ´ i: ’ 無断で武器の横流しねぇ?
´/: : : : : : ' '/{ V/ ヽ , , ー 、 八: ヘ
, :´: : : : : : : : ヽヽ " /< ― - } ./∧`一 へぇ・・・そっかぁ・・・
, : ´: : : : -"フ: : : : : ヽ __x _ _ ': : ∧
´ ̄ /: : : : : : : : : /l /: : : :∧
, :´: : : : : : : : : : ´. ゝ 、 ,;;;;;, ': :ト、: ∧
, :´: : : : : : : くニ: :, ' ` - 、_,,,;;;;;;;;;;;;;;V: : ハ ヽ: : 、
ー≦: : : " ̄フニニニV:, 、 ヽ_;;;;;;;;;;;;;;へ: : : : 、`一
/ニニニニ〈 、 /ヽノ `<: ヽ
, /ニ/ニニニニヽ 'ニニ>
_ニニニニニニニニニニ|ニニニニニニ } 'ニニニニ>
ニニニニニニニニニニニニ}ニニニニニニ} 'ニニニニニニ>、
ニニニニニニニニニニニニ!ニニニニニニ } ∨ニニニニニニニ
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニ ! ∨ニニニニニニハ
_
_,-´ ̄ ```___\
/ /へヽ ヽ
/ // |.| ヽ、
,...::´/ | | |.| 丶-、
,´::::::/ ( ) ∪ i::::`ヽ
(:::::::::,´ ∪ .. , i:::::::::)
(::::::::::! :::::::::::: l:::::::::::)
ヽ:::::::ヽ ● ミ 彡 ● ノ::::::::::ノ
ヾ:::::〉 - 、 :::::::: ,-ー、 く::::::::ノ 貴族の務めだから!
/ !´、 ・ ,ゝ-:::::::_/ ・ ノ! ゞ ´
! `  ̄/::::::::::::::::::ヾ ̄´ i 火計は火の車でも見栄は重要なんで!(震え声)
、 ::::/し __ )\::: ノ
ヽ ィヘ==彡ゝ 丿
\ ヘ´ ⌒ヽノ _ノ
\ i::::::::::/ ノ
`丶、 λ= ノ _/
`- 二 / ´
____
/⌒ ⌒\ 民衆に楽しい葉っぱを流してお金稼いでいたよね?
/ ○:::::::::::○ \
|⊃ (_,、_,) ⊂⊃ | 治療してたからその辺、どこから流れて来たとか把握してるんですが。
> ⌒ ィ’
/: : : : : : : :`:ヽ: : : : : : ヽ:i: : : \ /:|
ヾ:.:. <:_:-:-、: : : : : : : :ヾ:、: : : : i: : : /: /: :.|
>、: : : : : : :`:ヽ:、:::::.::::ヾ:ヽ: : i/::/:,.イ: :/
/: : \: : : : : : ::ミ ` ヾヽ:;;;i:::,..:'´ |: :レ:./
_,.. : \:ー:-:-:ヽ: : ヾ、::, ヾ、 ,!/::/
<::_:_: : : :,:':`ヽ: : : : : : ,メ::ヽ、 _ \ i|/,ィ::/
/: : : : !'≧r: :! `ヾ::::_::::::::-:、 ノ/..イ ちょっと中央でお話しよっか。
/: : : :/: : :、、 ({: ト、, ー‐' ノ` i ̄´l
/_:_:_::: /: : : : :\ヽ-' ヽ | ,' 任意だから、これ任意だから。
,:': : : :::::i : : :.ハ , _.} /
,. :': : : : : :,:/:|: : :/ \ 、 ___ _, / なっ!!
'´ ̄ ̄´ /:. イ:.:/ニ! ! ー,, /ニ=-- 、 ____
/ニニ|:.:|ニヽ ! \ ,.;;:;;;;/ニ\ニニニニニニニ=--、
/ニニニ !:.|ニニ\、 Y Yニニ_,} ニニニニニニニニ 、ヽ
_,. ィニニニニニニ |ニニニニヽ ノ レニニ|ニニニニニニニニニヽヽ
,. イニニニニニニニニニ|ニニニ/三,| |ミ\ニヽニニニニニニニニニ|ニ、
イニニニニニニニニニニニ|ニニ /,ニニ| ,.!ニ|: Iヾニ、ニニニニニニニニ.|ニニ、
ヽニニニニニニニニニニニ ヽニ,/{.::\ニ} ̄ヽ' |ニ、:|ニIヾ、ニニニニニニニ /ニニヽ
_
_,-´ ̄ ```___\
/ /へヽ ヽ
/ // |.| ヽ、
,...::´/ | | |.| 丶-、
,´::::::/ ( ) ∪ i::::`ヽ
(:::::::::,´ ∪ .. , i:::::::::)
(::::::::::! :::::::::::: l:::::::::::)
ヽ:::::::ヽ ● ミ 彡 ● ノ::::::::::ノ
ヾ:::::〉 - 、 :::::::: ,-ー、 く::::::::ノ 「」
/ !´、 ・ ,ゝ-:::::::_/ ・ ノ! ゞ ´
! `  ̄/::::::::::::::::::ヾ ̄´ i
、 ::::/し __ )\::: ノ
ヽ ィヘ==彡ゝ 丿
\ ヘ´ ⌒ヽノ _ノ
\ i::::::::::/ ノ
`丶、 λ= ノ _/
`- 二 / ´
任意(物理)
`'ヽ:,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`ヽ、:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.rレ" ")!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.',
_`,.ゝ、:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::..ryrノ"ゞ´ i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.',
'''"´`'ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./i,.:'´"'" !:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.',
`',`ヾヽ、:;:;:;:、:;ヽ、/ !′ !//,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i!
', 彡/ry:.:.:.:.:.:.__:.:.:.:.:.:.!
', _,,.. - 'i!:.:.:.r'",..,`ヽ、:i
', ,.r_.'r'" !/〆 ,:'...,_ヽ, 'y
. i ,.r''",.. '"二,,. - " !...,_ .', i i!
',,,,,,,,,___ ,:'._,. '",.ri∩‐)`/ `ヽ ') y ,'.i 美味しいワインがあるんだ。
ヾ,'ー- `.,_ 、. /'" /" ヾ∪ノ,. /_ノ"r! i!
ヽ=(``0ioヽ、 '''''''''''" i ,:'ヘi i 是非飲んで欲しい。
`', `'ー '゙'' ゙ r--' ':,!
゙, ヽ'" i ', さぁ。
゙ , ,' ',
':, ,. ,:' ','',.:ヘ
r'"`'''ー-ゝ、 ` _,.ノ ,.:' ,,. ''" ',
,.:' __ ゙:,..... -‐'''" ,.:' ,. '" ',
,/ '" `ヽ、:.. 'i ':, .,_,,.. . ,.:' ,. '" ':,
_,. .‐'"_,. -‐''ヽ、 `ヽ、_ゝノ、 ,.:'_,. '" _,. r ''"`ゝ、...,_
,' ''''"´ \. ',/. /`ヽ、 _,..;:'"'" _,.r '"_,. r '"´ \
,' ー--‐―ー‐、 ', 〈 ./ `ゝ''",.:'" ,r" ,.r'" `' 、
/i ヽ、 i . ', λ i Y /===ヽ、 _r" _,r'" ``ヽ、 ※国を様々な手段で守る優しいお兄さん達
\:::丶:::.、 ∧ ∧::|::::::::::::: ,. `ヽ
\:::.丶::. ∧ ∧ゝ::::::::::__ノ ヽ
,ィ''"´7\:::.\:. ∧,:::. ∧:::;:::::::;ゝ.. ヽ
,,ィ'";;;;;;;;;/ \:::.丶、/ .∨ ∧::;..' ... ゙.
,';;;;;;;;;;;;;;;/ \ー':.、 ∨ .〉.;=-、... u i!
{;;;;;;;;;;;;;;/ =・、\:::::.、 ∨ /(;;;ィ''"...:: し l!
;;;;;;;;;;/′ .:::`゙.\::::.....::У'"´.:::::: : : . ,j-、
='"´ゞ;;;/ -.:::::::::::メーイ::::;=・===、: : : : __,,ィ';;;;;;; クゥーン(昏睡)
" ヾ,′ (´.::::::::::::::ヾ、``ヽ::: :: : : ,,ィ';;;;;;;;;;;;;;;;
.{ u u '`::..;;,:::):::ヽ:::: : : : ,ィ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
! ,ヘ_,..、 ´ ,;';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
.:ハ. ')ソー'、゚i_ U ;';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
.::::;ト、 ノ{ .;'/´ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
.:::::;:! i:ヽ. 、{:`ニ゚ノ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
:::::;::! |::| ゝ. ヽ二 !;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
::::::;:| |::| 人 ,ィヘ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ´
:::::;:! !::| ヽ、 ..イ::| l!''`ー'ー'¨´
その後、ワインを飲んで自殺()残された遺書に基づき適切な対応された模様
|:、 ,. <―:-:ヽ: \_
.!:.ヽ_/: : : : : ヽ: : !: : :ハ、
ヽ_〉: : : : :r:ヾミ: : :!: : :/: :/: :.V:i
,イ: : : : : :}` ヾ、ミ V:/:_:ィ: : : :./__
--:-:-':´: : : \: <i:、 )) ̄´ ノ: : :': /
`ー-,: : : :/ネ): |ヽ::::、 ヽ ノ ,ハ: , :.'ヽ
ーニ: : : : : : : ハ |: | ヾそ、 l/_ィr'ァイ:/i:_:.'´ 悪い様には扱わない!
__,`>: :/:ヽ,!:i> `´` r `゛' イ,.レ: \___
_ ニ=-: : :/: ノ 、 | /: :.ヽ:ー '´ , ----、 是非とも中央に来てその才能を伸ばして欲しい!!
,ィニニニニ`ヽニニフ: /、ヽ ィ====ァ /: : : : : \_,. - '´ ヽ-、
/ニ, -----、ニニ\,ニ |ニニヽ ヽ '===' ,.イヽ: :ヽ:.フ´ ___} _| 何でもするから!!
/ニ/ニニニニニニ\ニニニ |ニニニヽ ヽ .:::...,イニニ|: : :/ / ̄ ̄ ̄ ̄ } !_ヽ
|ニニニニニニニニニニニ ヽニニ|イ::ヾニ} ヾ-'' レ,.iニヽ/ / ___ ノ__ノ
ヽニニニニニニニニニニニニヽニニヾヽ t、| イV ニ/ /  ̄ ̄.!
Vニニニニニニニニニニニニ ヽニニヽ\ヾV/イ/ニ/ ノ
|ニニニ=-ニニニニニニニニ 、ニニニニ {: :}i/ニ,/ / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`{
, ノニニニ ―ニニニニニニヽニ|ニニニニニ「,|=イ /
, ニニニ/ニニニニ, =ニ__ ̄ ̄ー―― '´ / ,―r―< /
|ニニ/ニニニニ/ ` ー { ノニニニヽ , ―--- 、
|ニ/ニニニニ/ 、 _/ニニニニ/ニニ| / ,.---- }
}/ニニニニ/ __, `-fニニニニニニニニ/ニ/ _l / r―-- ヽ
{ニ|ニニ,/ ィ「: : :/ニ- 、ニニ/ニム /´ヾ .| __ |
Vニニニ| / ,イニ||: : :/ニニニ |ニ/イ_/ ヽ_-ソV }
/ニニニ.| / ,...イ: :|ニl|: : ./ニニニ /ニ/ニニヽ_ ヽ__ \.ニ<_ /
\ニニ| _/ /ニニ|: : V: :/ニニニニ/ニニ|ニニニニニヽ ノ/ヽ, ヽ/
____
/― ―\
/ ● ● \ 孤児院の保護・まともな辺境伯の設置・偶に里帰りの許可。
/⌒ヽ⊂⊃ (_,、_,) ⊂|/⌒i
ヽ ヽ __ ィ’ / これで良いお。
ヽ /
} / 約束は守ってね?
、
_.ヽ__!:.ヽ
,ィ:、: :ヽヾ:!: : ヽ:,、
!.、 __/:-:、: :ミ:ヽ:i:|: :i: /:/:ヽ /:|
ヽ: : :ー:rミ:ミ:ヽ: !:|:ノ:/:,ィ:´: :/
ノ、: : : :ヽ `ヽ´ |: : ィ__,
>:ー:-ヽ:_:,,.) 、 | , V: : : : /
_ノ:ィ:ヽ: : : : :ミミ=、_ヽ ノ/ ,r;彡!:.:.ィ:ヽ
/: : : : fヽ:.{ーrtァ-, ,ィrァ' /}: : !、`
/: -イ: : }、 i{:、'' ' i ` ,, ,|/: : :!: :ヽ そんなもので良いのかい・・・?
 ̄´/:_:_:/:ヽ_:ハ l ,.r: :.、: ! `゛
''´ /: :/ィヽu _ ' __ ノ: : :ヾ: \ 地位とか、こう・・・
/: :/二| \ -,- / |二、:.:ヽ`
/:.,'´/二} | `、:::.:.:/ ,|二ニ、:ヾ、
,. =ニ/ニニ' | ''' / /.|ニニヽニ、
,. =ニニニ/ニニ/ | / ,/ .|ニ-ニニ、ニヽ、
,. =ニニニニニノニイミ,リ、__ ヽ ! ノ ノ|ニ{三\ニ、ニニニヽ、
/ヽニニニニ/-'ニニレ|_  ̄ヽ ,r '´ |ニ、三{ ̄ニニニニニヽ
|ニニヽニニニニニニ /ニ| ` ー 、 ´ ノ |ニヽ三ニニニニニニハ
|ニニヽニヽニニニニ{ニ | ヽ / ´ |ニノ三ニニニニ/ニ/ニ|
|ニニニニ|ニニニニヽニ,| i i |ニ三ノニニニiニ|ニ/ニハ
____
/― ―\
/ ● ● \ 階級で人々を救える範囲は広がるだろうけど、経験がないんで。
|⊂⊃ (_,、_,) ⊂⊃|
\ / 先ずは地道に信頼や実績を積んで足元を固めて行こうと思うんでオナシャス。
/:. / /:::::::/ \:::::::::::::
!:' |///::::::/ !::::::::::
|:! ! ,/:.:.:::/ __, !:::::::
|:! ノ<::::::::ノ,ィ'´/ !:::::::: どの条件も、我が身に代えても果たそう。
|:! \ヾ、,{ ! り' /:::::::::::
!;' /-ヽ-´ /::::::::::::: 必ず守る。
/ /::::::::::::::::
/ ノ::::::::::::::::::: OTONAの役目だ。
/ ミミヾ、::/
く _ `´´´
ー-、
) __
\ - '´  ̄`
|
\
____
/― ―\ これが真のOTONA・・・!
/ ● ● \
| ⊂⊃ (_,、_,) ⊂|
ヽ ィ’
OTONAはやる夫との約束を破らないと誓った。
/ ////// //// ///,
//////////////////////,
/////≧ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ≧/////,
l /// \'///
| 〃 V//
/ // // // // / ///, V 、≦三ミ、l! !、z 二 ミ Y
// // /////////////∧ l 〃 ` ヽ |
// //////////////// /∧ | 〃  ̄ ヽ / ´ ≧、 | 何時でも戻って来いよ!
// /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ/∧ -| О | О ) |-、
l// v/i | ヾ ー " | i ー " | 1 俺達待ってるからな!
|/ _ ノ \ __ V| ! λ j 、 八 l
| _ _ l! 、` ( - -) " ノ ヤルオに言われた通り、自分達で出来る事を考えてみるぜ!
_l ( оヽ 〃о_ヽ | `∧ __ ∧
/ヾ  ̄ ´  ̄ ≧、 ∧ /.:::::::::::.ヽ ∧
∥λ / ヽ | ハ ∧ ヽ::::::::::::丿 ∧
! (( i r 、 丶` ´ノ _ヽ ! ) リ i丶  ̄´ '
ヽ ` \≧ー―― ≦/ ´ノ | ≧ _ <
`l \::::::::::::::::/ ! /! | ヽ
八  ̄ ̄´ , / ∧ V }≧- __
〃丶  ̄ イヽ /l /∧ / / ≧ 、
∥'/i > < l/∧ー ―-≦ _|/ /∧ / / \
≦ j{ /∧  ̄ ̄ ̄ ///∧ ≧ 、/∧ / / \
, '  ̄ ̄`く
/7 /7____、 ヽ
//././7`:::'゙:;/ l__i
/ ,:'゙´ ,.ム;:゙:( )‐'|ぅ} ヤルオ・・・
ノ゙ ' z-匕::: lン
/ γ⌒ー '、 f三ラ 人___ ___ 必ず僕も中央に行くよ・・・!
/ / \__ / /ノ´゙´ ヽ
/ ノ_ _____ ィ{/ ヽ_/ ;
/ ...,.:.イ゙´ {` ¨ ̄¨` 、、_ ゙ ヽ
ヽ、 .:.:..:{,イヘ .:.'´ : .:、 ハ
`¨゙´ー- ┴ .、 `ヽ、 ! ノ \ / ヽ、
`ヽ V ゞ- ゙ ¨ ー゙ Y .ヘ
V i` _.j-、_.イ 彡 ハ、 ハ
ヽi!'´ i、__,.: / ヽ `:i
ト、... _ __ ,/ i |
i .::` ̄ ̄ ,....イ{ V :!
/i /__ヘ V !
.ノ∧7zzzz=ニ¨////,ハ V ヘ
//////////////////} j ゙
///////////////////∨ / :iヘ
////////////У///////i/ /,ヘ . | ,i
∧////=二=‐イ厶z===ニ三! ` / ハ | l:!
/ : ̄ ̄ /i .: l! .:! / / i! !.リ
/ .: / :. l! ; ` l_j¨
.ノ .: / V l!. /
i 、 ノ ./ ,! ,:!/
やる夫は別れを惜しみつつ、中央へと向かった。
一部なんかすごい事になっていたのは目を伏せる。
{:',',:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{V:::::::',从:::::::::::::::::::::::::ハ::::::::::::::::::::::::::ト::::::::::::::从リ::::::::
ヘ:{.V‐、::::::::::::::::::::::::::::::::i{ V;;;;;;;i!ハ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/=};;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;リヘ;;;;;;;;;;;:」ソ-''"ヾ
|::::::::::∧ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ
|:::::::::::::∧ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ ヤルオさん・・・
|::::::::::::::::ヘニ{ ,
|::::::::::::::::::ヘニ{ ヾ
|::::::::::::::::::::ヘニ!
|::::::::::::::::::::::ヘニ!
. |:::::::::::::::::::::::::ヘニ! /
|:::::::::::::::::::::::::::::\=、 r‐‐...、 /} ',::
|::::::::::::::::::::::::::::::::: \=、  ̄ ̄ ./ ,イ }-
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>ニ、 。く / }!:
|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>=、 _.。イ /. ,':
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ヾ≫.、. _ 。r< ..イ. ,'.:
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>'"/ `≪≧≦ ,, -''" /.:.:
|:::::::::::::::::::::::::::::::::::/:. : :{ ,-、Y,=、 /.:.:.:
/: : : : : :,': : : l: :f: : : : : /、MMN: : : : :l: : : :!: : ム
/: : : : : :.l: : : :l: :.!: : : : :.f ~~""l: : : : ル: : :.l: : : :.
.: : : : : : :.l: : :./!: :l: : : :l: :! ム: : :.ム: : : :|: : : :}v
/: :,': : : :` k: :./ .!:∧: : :.l: :! ./v!: :/l: :_: : :lミ-く~lj-=- ヤ
メ:l: f: : l: : : i!:.\ !f V: :.N:.', .〃.j,.ァ'"「: : : :!:x:.}ハリ~ヽ'"
/ィ !:.i!: : !: : :.!V,z=≧ミ... V: ! ヾ、_,.>'チ' ムl: :j:.ル: メ:ノ: : : :Y
"~ |:f|: :.i!:v: :!.《 r.f;灯 マ:| ィfう云抃':ソ:.ソリ''v:.アv: : : : :! この周辺を乗っ取って会いに行くね!!
l:l V;!l: V:ム ` 乂ソ ' V;乃 .メ7:./:.ム.ルf: :ハ: : : :.j
.i! .N |: :ヘ:',. ¨´ ./:/: :fノ: :!l:.f }: : :ム
|: : :ムゞ. .! ./イ !: :l: :v: lN .l: :./
./|: : :.|:ヘ , ‐‐- 、 .",.イ!: :!: :ヘ:.l |:/
メ: :!: : リ斗ヽ {/:::::::::::::::} ./j`'|: :|: : :.ヽマ ."
/:,.>!: / _ .lV.ミ:..、ゝ ::::: ノ ,. イメ/ .l: :!`'v: : :\
>'":/ .,./:/.,_f .「V.Vl`*ミh。.,,, 。<,.ィ"i!/ l: :.! .\: : : >s.,_
,,.。*''": : : / .,i':/ミ `.Y.V ヽi! i!.~F''''if"v'',>-.ミ .',: :.マ ~≧ミx: : :~≧ー-=ニ..,_
_,.。 *''": : : : : : : :/ /イ..,,_ `ヽ、! V .`ト.、!___j!,.fく,斗ミ \ V: :マ .\: : :~"'气 ̄ "~"''~、、
..>''~: : : : : : : : _,.。 イ//ィ f \ ハ! .Y /'" \\ V: :Y }: : : : : : : `丶、
(目を伏せる)
 ̄ ̄ ̄
/ 、`''く[ミ、
, ', \ マニ\
/ / i i ', Vニニ\
/ / i | ト 、 : i iニニニニ=-_
, i i l! ハ :: }斗\ i |トト、ニニニニニ〉
{ | | ト、 {- ', ./,ィ亡ア | |メノニニニニ/
八 { | |ィ亡メ \{ } :/j/ /ニ\ニニ/、 魔法が使えるとな。
\ト、{:. j/: :|.イニニく⌒´:. \
} ヘ , - | : :|、ニイニ\: : :. \ しかし所詮、子供にすぎぬ。
| i : ::| \ ィ| : :|>-<厂´: : : : :. \
| | : ::| ≧ -≦ .| : :| >---、: : : :. 励むが良い。
| | : :!_ ノ }´ ̄ ̄ | : :! / _ ''"¨¨ \ ∨/
__| | ::{: : : :rノ´ ̄ ̄ | : ハ ´ ∨ ∨/
/:人 乂/、 , -- ノ / }. ∨/
/{: : > --''''~´ ( { _rf=- ¨¨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`''<. ∨/
/.ィく / _ ----- ミヽ{ \ `i<
/ニ\\ .′ /''"´ニニニヽ }:\ -.,-- _ \,: : : `''<
/ニニニニ\\.{ /ヽニニニニニニV: :.\/ ≧。. __./: : : :/ `''<
{ニニニニ.く \V /ニニニニニニニ}: : : : \ ≧。:/: : : :/
.从ニニニニ≧.介くニニニニニニニ.ハ: : : : : :、 j. . . /: : : :ム
i:ゝニニニ( ゝ-、\ニニニニニ.イニニ〉、: : : : :\ー''i⌒¨¨´. /: : : :/ ≧。
,: : : :「¨¨/ヽ′ \{≧=== ≦ \/⌒\: : : : :.\| . . . ./: : : :/ V/ ≧。
,: : : ::.|ニ/ マニニニ\./ |: :>: : : : :≧≦: : : :彡 V/
i: : : /|ニi i /ニニニニ/ |: : i  ̄「 i
|: : /./,ニ | ./ニニニニ′ |: : | | i
|: :' /,ニ :| /ニニニニ/ |: : | | |
/|: :i ./,ニ, :: 〈ニニニニ{ ,: : , i |
/ |: :| }ニ} ', マニニニニ〉, /: : ./ i .: : : : |
// |: :! ,ニ| } ∨ニニニ': : ヽ /: : ./ i .: : : : |
.>´/ニ' .|: :| iニ| 〉ニニi: : : : \' : : / , .: : : : !
>''´ /ニニ/ |: :| |ニニ, /ニニニ|: : :/ \/ / ,: : : : .: ,
./ニニ/ |: :| iニニ, /ニニニ.{/⌒、 .\ / /: : : : / ,
/ニニニ′ |: :i i|ニニヽ /ニニニニ| \ ヽ/ /: : : : / /
ニニニニi .|: :| /|ニニニ\/ニニニニニ! ヽ /: : : : /
ニニニニ| .|: :| ., !ニニニニニニニニニニ| _ ', :.∨: : : : /
、ニニニニ! |: :| / |ニニニニニニニニニ.|/ ', : :∨: : /
へニニニ| |: :| / |ニニニ.∧ニニニニニ| i : :.∨ /
\ニニ, |: :!/ ,ニニニ.〈 〉ニニニニニ| i : : : :. /
ヽ/ /: : ′ ./ニニニニ∨ニニニニニ{ i : : : : :、 /
./ /: : / /ニニニニ/^iニニニニニ.! i : : : i: : \
____
/― ―\
/ ● ● \ はっ。
| ⊂⊃ (_,、_,) ⊂|
ヽ ィ’
国の偉い女王様に謁見し、やる夫は日々励んだ。
知識を蓄え、身体を鍛え、精神を磨き、心を培う。
この際、決して魔法は悪用せずに経験を重視する。
,. '"~ ̄ ̄~~"'~、
/ \
/ \\ \ \, \
/\ \,ヽヽ⌒⌒\ 〉 ,∧
/ヽ/⌒ ― \_/ / / ∧
/ヽ/ ⌒ヽ、ニ  ̄∨ /,
{ / , -―-ミ__,ィ 、 ∨/|
/⌒ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ト, \:.. '/ |
{ ( ― a、:...:/ .:ヽ\ }/|
∧ 乂__, :: .:::::::\\ ./ / お前弱いフォーイ!
`7 ..:::::彡 / / ⌒9、 マ},' /
| _ .ハ\_ノ /^Y 僕に勝てないのは当たり前だけどなwww
| / ! 〈 ,′ :... / /
∧ ト、. \_ノゝ、 /_/ フォフォフォフォーイwww
/ ∧ !:::::ミh、__,..: } /
/ ∧ ∨::/ /__
/′ ∧ ゝこ´ 、丶`///////\
// | \≧s。.___、‐''゛ |////////// \___
_,,.、丶´///| \ / .|///////////////∧
、丶`///////// ∧ ___ \ /⌒ヽ /////////////////∧
\ ///////////////.∧__/ \\__∨/ .}///////////////⌒ヾ}
、 \{/////////////////∧ {:::::::::::::::} ////////////////// ∧
..\ \ ̄ ̄``~、、////// ∧ {::::::::::::/ ////////////////////∧
\ \/////// \///////\ }=-=〈 ////////、丶`//{//////// /,
|/ \ \////////\////// \}::::::::::| /////、丶`//////|//////////,
|////\ \/////// "''</////\::::::|//、丶`//////////.!/////// /,
|//////\ \/⌒Y///// "''<///\//////////////// |//////////,
|////////\ \ |/////////\//{///////////////////////// /,
|////////// ̄ ̄`゛¨ '' ‐- ...,, _/V////////////// /////////////,
|//////// {__ 〈 }`゛¨ '' ‐- ...,, _//// .////////////// /,
____
/ \
/ ヽ ノ \
|⊂⊃ 米 ⊂⊃|
.ヽ ノ ヽ ィ’
経験を積む為と、自分の素の限界を引き延ばす為に自らに枷を作る。
イザとなれば魔法を頼れば良いではなく・・・万が一魔法が使えない際に
どうすればやる夫は勝てるのか、生き延びれるのかを試行錯誤した。
///// /:::j::::::::/__,,, -ゝ::::::::}::\
////{ .{::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::::}
///.∧ .i::::/:::::::::::::::::::::::::j:::::::::::::::::::!::::/
////ィ、 _, -=-、 ヾ.{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}ヾ
//:::::::_,>-‐-<,,::::::::::::ゝ===ゝ //}::::::r 、::::::::::::::::::::::r-ィ::::::}ハ
::::::_.ィ":::::::::::::::::::::::::::`丶<//////ゝ、 i{//!::::::ー":::::::::::::::::::`"::::::::!//}
:::i{:::::::::::::::::::/ )::::::::::::::::::::::<//////ゝV/ハ::::::ー":::::::::::::::`ー:::::::///
:::{!:::::::::/:::/ /:::::::::::::::::::::::}ヽ::<//////ゝ//\:::::::::::::,,、::::::::::::////
:::{、:::::::::./ /:::::::::::、:::::::::::::)/::<///////ハ///////////////////
`ヾ::::::::::i !::::::::::::::::丶:::::::::::_>////////}\///////////////
ヽ::::::::ヾ):::::::::::::::::::::::::::::::::\/////////.j ` ーー ー‐ " アイツ滅茶苦茶弱いよなwww
}\::::::::::::::::::::::::r、::r- 、 >////////
ヽ:::::\:::::::::::::r ノ::::ヾ///////////// 魔法も全然使えないしwww
ヾ:::ヾヾ\:::::::ヾー`////////////
 ̄ヾ//////////////////./ 足を引っ張らないで欲しいよなーw
ヾ////////////////////////ゝ ィ///////////ゝ
`ー- /////////////////////ゝ ィ/////////////////ゝ
 ̄////ィ"7/////"////ハ ///////ゝ`ヾヾ`` `ヾ///〉、
/////:::::::::::::- 、::::::::::::ハ//ハ !/////}``::::::::::::::::rっ::::::::::ヾ/::::\
/:i/::::::::::::r-、:::::::`::::::::::::::::}////} !/////:::::::::::::::::::::::'":::::::::::::::::::\::::',
i:::::::/::::::::::::::::⌒::::::::::::::::::;;__:::V///j !////ハ::::::::::::::、::::::、:::::::::::::::::::::ヾ:j
{:::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_:::::::::::}///, {////{ _,_:::::::::::丶:::::::::::::::::ィ::::::::::::ヾ
ヾ/:::::::::::::::::::::::/:::::::::::::ヽ)::::::://// .{//// (./:::::::::::::::::::::::::::::::/ )::::::::::::::}\
i::::::::::::::r- 、:::::::::::::::::::::::::::::////, ヾ//ヽ::::::"::::::::,"::::::::::::::://:::::::::::::::j:::::
./|:::::::::::/ \::::::::::::::::::::::.ィ// ヾ//ゝ:::::::::::::::::::::__ィ /:,;::::::::::::::::j:::::
./::::!:::::::::::! ノ::::::::::::::::/:::::/ `''}\::::::::::::::::(__./:::::":::::::::::::::/::::
ィ::::::::::',:::::::::::`;;''":::::::::::::.ィ":::::/ ヾ::::\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::
____
/─ ─\
/ ● ● \ (成程、魔法を上手く使える人物が偉いと。)
. | ⊂⊃ (_,、_,) ⊂| __
\ / ̄ ̄⌒/⌒ / (恐らく幼い頃からそう教育されて来たエリート連中・・・親もその意識が強い可能性。)
. ( ._/ / _/
\ ,(_ ) / ( _) (どうやってその認識を改めるかだな。)
/___./,__ /
やる夫は日々、勉強漬けの毎日を送った。
ある時は城下に出かけて奴隷の子を救い。
ある時はスラム街で死にかけている子供を助ける。
誰に言われるまでも無く、お礼される訳でもないのに助け続けた。
〕 〔
. 〕 〔 __
〕 〔 ''"゚~ -ヘ  ̄~゚"''~
. 〕 〔 / / ハ \ `丶_
〕 〔 / . ′ | :.', ``'~、、 \ ̄´´""''~.. .,_
. 〕 〔 /: i ', `` ',i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:.',
.. 〕 〔 /./ ./ | |: ', ─ ‐- ヘi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/
〕 〔 / ′ | | i ヘ厂ノi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/
. 〕 〔 / / /V : | /∧ヘ厂ノ }\i:i:i:i:i:i:i/
.. 〕 〔 {/ i i. ./ / :|: /'⌒V:| /∧ ^\:. :}\\_/
〕 〔 {: | |. / /i/ | /xfぞ㍉ /∧) ) }: } ̄ ̄i:i:i:i:.V
. 〕 〔 :| |/ |斗=ミ、. V7、, ヒrツ| /∧/./: }',i:i:i:i:i:i:i:i::.V お前。
. 〕 〔 八:. │:八 乂リ `¨¨´.:| i |/ ノ :}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i::.V
〕 〔 \ |/..ハ ¨´ , | | | /.:i }i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i::V コソコソとやっているようですが
〕 〔 i.| ::. ` | | | / .: | }i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/
. 〕 〔 |:| 公、 ‐- :| |_/ 八.i:i:i:/ ̄ ̄', 何故、何も言わぬ。
. 〕 〔_ :|:|:. :|..]Iッ。_ _、‐ | | ̄ }: / └ ', i ',
厂(´^''冖''^`', :|:|:. :|i. ]Iッ。 ‐''~ 〈 И i| | }/ 八 ', .| |
\_)´^''冖''^` \ 从 .八 __<| ∧:|::リ /⌒\ /i | |
. L─ 〕. 〔丶 } :|.::/ γ ̄ \{^∧/ ,/ : : : : : : . | .| |
. ノ^〕.〕 〔{.{ 八 |/ /: : /{⌒{^}⌒ : /: : : : : : : : : ', ',
└ 〕.〕 〔. \ ハ | /.:/ : : {::{/乂\:/: : : : : : : : : : : ', ',|
. 〕 〔 _ V ///: :/乂/::/.`. {: : : : : : : : : : / ', | リ
〕 〔', V .// .// /::::/ 八: : : : : : : : / ', i. :|/
〕 〔.', V //_、‐/ / ,/:/::::/. /,∧: : : : : : / | |
〕 〔∧ ∨/''~: : // └/ :::/. / ∧: : : : :/ :} i |
〕 〔:∧ ∨\、‐''~i://.、‐`¨´ / //∧ : : / } | |
. 〕 〔:.∧ |/i:i:i:i:i_、‐''~i:i:i:i:i:i:i:iヽ / / ∧: :γ⌒ .√ :| |
〕 〔::.∧. /i:i:i:i:i:γi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ /: : : :∧:/ .√ /八
/〕 〔 ∧. √i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i//: : : : : : : !:{ √ |//
. / 〕 〔: ∧.八i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ : : : : : : : : : : { √ |/
-── ─¬冖¨¨ ̄:〕 〔: .∧: {乂i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ : : : : : : : : : : : { .√ /
────¬冖¨¨.::〕 〔:. .∧{: : :\i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/: :: : : : : : : : : : : :{``'~、√. /
/ / 〕 〔 ∧: : : : :\i:i:i:i:i:i:i:i:/: : :: : : : : : : : : : : :{i:i:i:i:i:i √. /
____
/― ―\
/ ● ● \ えーっと・・・どういう意味でしょうか?
| ⊂⊃ (_,、_,) ⊂|
ヽ i⌒ヽ
/ λ )
そんな事をしてたら女王様に呼び出されてしまう。
やる夫はまだ、人を救ったり山賊を捕まえて突き出したり
洪水が起きそうな川の流れを土地から改善した程度しかしてないお。
_ ._. _
> <
/// / l.\ \\
__ .// / ./ .l 丶 丶<<_
) >// | | l l l l lニ=<
< <二/ / | .ハ | ヽ | | .| .|ニニ/
.\ >.| ./| /| / 、 , .|、 |、 ハ Λ|ニニ|
>-、 / l、|/ .|ハ/≧-、.|、 l x-≦'/'| ./ l.||二|\ どうしてその様な力を持つのに誇らぬ。
/ _>/ / l | l代rソ` ` ゛ 代rソ/|/ .lニ< 丶 、
)/ //>.-l<_ / / .ハ ハ , ./| .lニV Λ_ \<_ あの川は大規模故に並大抵の魔法使い1人ではどうにもならぬ代物。
丶_丶/ .| ̄ .|/ //- -- 、Λ. ./ニl .lニ> Λ~`''<\`'<
)| 、-、< /,/ ヽl \ ⌒ / \.> l/\\ Λ、 "''\ < 村1つと引き換えに数多の魔法使いを導入するのは下策とされていた場所。
>ー >~ .///l Λ、|>>-<<| 、 l | 丶l .Λ\ .\ <
. //// Λ //l ./ ゞ、> ^^ < ( | | l .Λ .\ \ \ お前はそれを1人で村の人々に悟られる事も無くやって見せた。
/ / ./ >|::::::l/ / | ヽ<>\/::::|<_|. / Λ |. \ Λ
/ / />''" |:::::::l y .| .l-\ Λ、\::::\::::| / /ー< .l .l .Λ Λ しかしそれを誰に言うまでもなく・・・
/ ./ /------/:::::::l | ハ .|\_.l .Λ\>::::::;>::| / // ll > .// .| Λ Λ
./ / /:::::::::/:::::::::l | .l.| l:::/|::丶 |__>:Λ:://\ \ ヽ | | Λ
. / |./::::::::::/::::::::::Λ l .l| .l:::| .|、::::ヽ^|/::::/ ヽ::ヽヽ \ .l .| | Λ
./ . >::::::::::/:::::::::::::Λ .l l l/ヽl::::| | \:::^:/ >''~::\Vヽ ゞ .| X .Λ
/ /::::::::/^~ ̄ ̄/ >l .l ヽ./:::::|/、 ` ´ /:::::::::::::::::::ヽ > .ヽ| l ヘ Λ
/:::::::::::::ヽ:::::::::::::/::::::::::::::ヽ´:、 |:::::::/:::::::ヽ l l ./::::::::::::::::::::::::::::::| ヘ>、.l .l ヘ Λ
:::::::::::::::::::::ヽ:::::::/::::::::::::::::::::::::::`´::/:::::/~>/ / _ヽ:::::::::::::::::::::::::l ヘ \l .ヘ .Λ
::::::::::::::::::::::::l:/:::::::::::>' ' ̄ 、 ̄:::::::::::::~>-丶≦- 、::::::::::::::::::::/ヽヽ ヘ ヽ ヘ Λ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /./ /|>---< .>、_/、 ./-----<、.|.ヽ ヽ ヘ ヘ ヘ Λ
::::::::::::::::::::::::::::::::/// / .|-^~/ ヽ// \V \~^ -/ .\ ヽ ヘ .l.、_ .ヘ .Λ
::::::::::::::::::::::/ ̄ Y / ヽ:::::ヽ /:::::::/ .\ .\ヽ ヘ | ヘ"''<_ |ヘ
::::::::::::::::::/ ヘ ヘ / l:::::::ヘ /::::::::::l .| \ \丶__.ヘ.| ヘ.、::V <
::::::::::::::::λ ヘ X /:::::::::/ ヘ:::::::::ヽ .l > .l | .|.l.、::ヽ "''<
::::::::::::/ ヘ ヘ V .l,l:::::::::/ ヘ::::::::|ヘ | l >.ヽ. .l l.lヘ::::ヽ
 ̄~/ / Λ ヘ .V__/.l::::::/ ヘ::::::| ヘ----l | > | | l.ヘ:::::ヽ
/ / / Λ >''" / |:::::| Λ ヘ:::::l へ_ t< | | l ヘ:::::ヽ
./ / /./>''" // l::::::|. V |:::::ヽ へ`'< `'| | . l .ヘ::::::l
>''" /::/ ./:::::/、 /ヽ:::ヽ へ::::''< | | | ヘ::::::l
/::::/ /::::Λ \ ./ /::l::::ヽ .へ:::::\ | | | .ヘ:::/__>
.> 、 ./:::::/ ./:::::/|l:::、 \ / /:/|/::::::ヽ .へ:::::::\ l | .ヘ:::::::::::
>、. ___/::::::/ ./::::::/|ヽ::::ヽ \ ./ ./ / |/ヽ:::::::ヽ. へ:::::::::ヽ .└ ヘ:::::::::::
丶 /::::::/ ./::::::/ l ヽ:::::ヽ ヽ / /::::/ .|/ ヽ:::::::|::ヽ へ::::::::::ヽ /::::::::::
. ヽ /::::::/ ./:::::::/ .l 丶::::::::ヽ /::::::/ | .l::::::|::::::ヽ. へ::::::::::ヽ~::::::::::::::
. |ヽ /:::::/ ./:::::::::/ .l ヽ::::::::::::ヽ /:::::::/ | l:::::|:::::::::ヽ へ::::::::::ヽ::::::::::::
| 、 /:::::::::/ /:::::::::::l l ヽ::::::::::::::ヽ ./::::::::::l .| l:::::|::::::::::::ヽ へ:::::::::::ヽ:::::::
| >::::::::::/ /:::::::::::::l l ヽ::::::::::::::`´:::::::::::| .| |:::::|::::::::::::::ヽ へ:::::::::::ヽ ̄
____
/― ―\
/ ● ● \ やりたかったからやっただけですお。
/⌒ヽ⊂⊃ (_,、_,) ⊂|/⌒i
ヽ ll|l (_ノ ll|l / 別に誇れる事の程ではないですし。
从l||l |l||l从
( ⌒ ) ( ⌒ ) やれるからやっただけなんで。
_ ¨¨ ̄ ̄¨ - _
/ \____
マ////////77=- _
/ / \ ヽ ∨_////////////〉
/ ′ ', ヽ. ∨_r ^メ〉///////////
i i ', ∨_.ノィ//////////
i |! i i ', i i!_ノ }\///////、
| | | ト、 |\ } .i! |//\///,ム \
jハ | \ ト { _.z≠ァ|∨ i!^V //////ー―/\ \
jヘ |斗- \{ ィ´ゝツ | |.r }/ {////∧////ノ \ 功績にならずともか。
|\!ィセメ | |イ i V////∧// \
i へ | | ',. ∨////,} \
i \ _ | | ', ∨///ノ ヽ \
i :|__> .´ .イ| |--.、 ', \/ \ \
_| |/ ̄ > < | !/ \---、 , ヽ
/: : | .i | _} | .! / ∨ ,
/⌒/ : :| ル' / ′ | / / .:/ \_ , ,
_rー' __/| ハ / ̄ ヽ , -/| ./ ー―― '' \ , ∨
_ -=''~>''"´ ̄ .j/-, ∠ j/r`ヽ } , ∨
_ - ¨~ /´ >''⌒/{___ノ f´rっ{__{_ノi_ ノ , ∨
/\ く/ /ニ\ "´ __ 乂/i i V: :i丶 ̄ ̄ 「 ̄ ̄i , ∨
.。く: : : : ` ̄: : .-./ニチニニニ', / .ィ≦ニニニ| ! V:.i \ | i∨ , ∨
/ _..>''"´\ ̄ ..{ニニニニニへ ./ ∠ニニニニニ| ト }:.i \ | i ∨ , ,
厂 \.从ニニニニく }.i!/ .__}ニニニニニ|___|: ー': :i \| :i ∨ , ,
/ ヽゝニニニニヘ .i//ニニニニニニ八: : : : :i i| i ∨ i ,
|: :≧=-「 } { ̄`}ニニニニニィ__| : : : : :| i! | ∨ i
| : :}--r{/ ⌒\_ノ、=---=≦:.:\|: : : : : ト. i! :|. ∨ i i
|: : |ニ| Vニニ≧。: :.|: : : : : |',:\ .ハ _j ∨ | i
|: : iニ{ /ニニニニニヽ!: : : : :.| ',: : \_,′ー ~´ ∨/ | |
|: : |ニ| /ニニニニニニ.|: : : : : | ',: : : / i ∨/. | |
|: : |ニ| : /ニニニニニニ./| : : : : :|. ',: :, { ∨/ | |
|: : !ニ} :! /ニニニニニニ{ |: : : : : | ∨ .ハ ∨/ ! !
|: :/ニ/ :i ∨ニニニニニニハ!: : : : : ! ,′ .: ∨ .∨/ :,
| /ニ′ }! ∨ニニニニ/: :|: : : : : | / ∨ ∨./ ,
レニ/i } 〉ニニニ/: : : :|: : : : : | / , ∨ ,
/ニ| | //ニニニニ,: : : :_:|: : : : : |′ { , / /
.イニニヘ 、 / /ニニニニi: :/ .|: : : : : | | \ ./ /
/ iニニヘ \./ /ニニニニニ.{/ .|: : : : : | |\ \ / /
____
/― ―\ はい、勝手にした事なんで。
/ ● ● \
|⊃ (_,、_,) ⊂⊃ | それにそういう事には興味がないので・・・
/⌒l ィ’
/ / ヽ 勉強の時間なので失礼しますお。
| l Y |
_ ――― _
_ -ニ \ \_ 丶_ -=ニニニニニニニl
/ ′ \ \_- _ \ニニニニニニニニニニニ/|
/′/ .| :, :、 ::.:.. ヽ__)- 、Ⅵニニニニニニニニ_/-|
,/ ′ | .:.:', .\::.\: . : . ーr_ー)ヽニニニニニニニニ/ニ_|
/| .| . . |、 . : ',\ '"~ ー \:.| ', └ '.)ニニニニニニ∧_ニ|
〈 .| :.:',\: :.', ,ィぅ笊ア '/' ',',´ヽ ソ}ニニニニニニニ∧ニ|\
八 :\\! ー '入:::::ノ' '/ .',', }'/}ニニ≧s。_ニニニ}-|ニ_〉 危ういな。
./'.:、 ,ィチミ '/ .|,∨//ニニニニニニ≧s'。_|_/
/=_|\.圦:::ノノ .'/ .| ',',./、ニニニニニニニニニニニ> ああいう在り方は。
./ニニ| | ヽ ヽ '/ | /,|:.: 丶ニニニニニニニニ-/
. 〈ニニ-゙,.λ.ハ , - '/:. .|: 圦!: . : .丶ニニニニニニ_/:.\ 善人ならば猶更、
〕iト-_',|_i, 込、 , '/ |:..: ..|: . : . : ..\ニニニ.ノ\: . :\
\! i, \ / .|.:..:|: . :ノ___: . : . ::.ゝ ´: : : : ヽ. : : \
:! |ニニ-,─,_. -=ニニ|.:.:.|: ./  ̄ \_: . .',: : : : : :.`、: . : .\
.乂.', |ニニ-| |ニニ。s≦´.|:: / _ -  ̄ \:',: : : : : : .`、: : : : :\
',.|/ ̄ ̄|´ , _ - \: : : : : : : : `、 .\
___ / / イ _、 ‐ '~/ , ―'、 ___ 丶: : : : : : :. `、: : : : : :.\
/ ( ̄ //― ´γ  ̄ 「.|<) } ̄ 〕iト、 \: : : : : : : `、
ノ .\ _/ .乂_¨.ノ-' ー‐'| \ .): : : : : : :.::`、
女王は深くため息を吐いた。
___ ,, .. -――ー‐- 、
_____――-、 ァ / \
. lニニニニニニニニ/二 / / \
lニニニニニニニニ/―. | //./ ヽ
. |ニニニニニニニニ|xxメメ| // /. l |
lニニニニニニニニ.|メメメ| | | / |--| .| | ---| |
|ニニニニニニニニ|\/.| |/|. |_ィ示ミx | |ィぇァ| /
. |ニニニニニニニニ.ヽヘ .| |\|゙乂ソ フ |/ (ソ/ |/ 正しいだけが善い行いではなく。
くニニニニニニニニニハ、 || .| || | 、 | |
/フニニニニニニ/, ハ| | | | .| ' /| | 水が清すぎては魚は住めぬ。
,/ンン'―-ニニニニ仆 、|ハ | | |、 -‐ /| | |
/ン'ン /∥ ヽニニニ/ ハ^ -||ヽ| | |、 ┬- _/ |./|.| 暫くはお前が教えてやれ。
/ノン /∥ /^_ニ川|_上,,_|.|.ヽ Vヽ__|::::::::::/| |/| |
/ / /’ ./∥ / /゙-,..--''- \ヽヘヽl-|::::∠ // /|.ノ
/./ ./ /,∥ /| ,' |/ ゙、 下_| ヽヽ<||///. |ノ
/ / ./ / ∥. / .| /./ |. |. <ヽ | |乂、、 \
/ / ./ / //. / | / |.| / /| ├^~| |ヽヽ、、. ヽ
/ / ./ / / | ./ //|ヽ / /. | | ゝ`.ヽヾヘ...│
. / / ./ /. / .| .//.| ヘ / / | ./ ゙ー、 ゙'ーゝ..,,
./ / ./ ./ / │ / / l.| f1 ././. | / __ ''ー 、 ^''a__
/. /. /. / / .| / / /丨| ヽ././.'、 .|/ ,/::::::::::::ヽ、 ゙\ l::::ヽ
/. /. /. / /. │ / |. | |. | |.卜/ '、 `、、 /:::::::::::::::::::::::ヽ ヽ |::::::::ヽ
/ ./. / /. / l .l ./.!亅 l│|彳 ヽ. l.| |:::::::::::::::::::::::::::::ヽ │/::::::::::::|
./ /. / / / | .|.| | | |. .| |ヘ ヽ /.ヽ|:::::::::::::::::::::_::::::ヽ//_::::::::/
. / / / / | | | ! | l l |│l v l\::::::::::::::|┌ ニ=-=ニ┐l:/
. / |. | / | | | |;|. | || |. |、 ‐--\_ヽ`‐--___|.|斗^~-~^.┘|
1 | | / │ !l l .| | | .| |::、 -‐‐―--―ヽ:::::、/ /‐-\ 六
ヽ、.| | / |. |.| | | | || v::::丿/ , ゙l:::::::\|::::::_ -、 |
l.|/ / | || .|│ _⊥_ |.|,/::::::レ ノ _ィノ::::::-‐ ~~ ...-‐'´|
l| │ | │ ! |. /ー-ニ/-/ニY/ _,..--‐''"l::::| _..‐" .〉
! | │ | | .| | ヽ_^‐彡!彳-,ノ:: i辷 l::::| _./ 丿
/ /| .| | | |. | | /―|\―/:::::ヽ |::::| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
::::::/:::::::::::://:::::::::::::://::::::/::::/:::::i:::::::::i::::::::::::::::l:::::::::::|
/::::::::::::::::/::::::::::::::::/´:::::::::/::/::::::::::::l:::::::::l:::::::::::::::::!::::::::::l
::::::::/´i::/::::::::::::/::::::,,,、,/:::::::\,,∧:::::l::::::::,'::::::::::::::::ノ:::::::::;!
:::::/ ::::!/:://:::::::::/ /::::::::::/´ ∨/::::i:::::/::::::::::::::::/i:::::::::/
:::::`::::::/ ./::::::/ /::::/," ̄ゞ"メ:::::::!::/::::::::::::::::/ l:::::/
:::// /::/ // /;)/:::ヘ::/::::::ハ::::::/ l:::/
//'., ' , ∨ / 、/ソ/:::::/)ノ:::/ /::::/ i:/ 嫌です。
/ ゝ /::/i //:::/ /:/ /
ヘ /´ ',///´ 定時万歳。
'、
__ _ゝ 仕事は罪。
、 ヽ、_ゝ / ´
;;', /` 、 , ′
;;;;', / `` 、 , "
;;;;;ヾi `´
;;;;;\\
;;;;;;;;;;;\\
;;;;;;;;;;;;;;∧ \
呼び出された男は不敬罪の塊であった。
_ -―――- _
>/ 、
/ / \
/ / i ヽ∨
_..-=ニ/ i |ヽ i } ∨
/ニニニi イノ| i | ', | ./i ,
/ニニニニ|_( ノ__| ./| ∧ .ト. ', /. / | / } >----<
{ニニニニニ/ У) | / .jィ泛_ミ、| j/ j/ ̄j.イ / / `''<__
\ニ/ニニ乂ノ, _|.∨ |乂ッ ィf㍉ } / ./ .ィー<^ヽ /ニニ/⌒ 、 奥方への口が軽くなってしまうかもしれぬが・・・
/ ∨ニニ/ニヽY .| ! ゞ' /イ! し' ヘ \_)´ `/ニニ/ \
/ {ニニ/ニニ>.', | i | ー' /ニニ/ \ それも一興か。
/ \_/ニニニニ∧ | ´ ’ 人 V iニニ.i
/ / /ニニニニニ∧ | >.. .ィ \_ |ニニi 東方面にある酒場の女性との密会が増えているとな。
./ / \ニニニニ/ ∧ | >-=≦: :, \ `㍉ |ニニ, _ -=
/, ∧ニ\ー---ヘ ', {: : / : :/ニ/ ̄ ̄} } |ニニ| _.-=ニニニ
./ ∧ニニハニニニ\ ', /乂__: :/ニ/ー―/ィ /― ¨¨|ニニ{__ -=ニニニニニ
/ / }/ |ニニニニ\!くニニニ/..イ j/ |ニニニニニニニニ/
./ / / |ニニニ./ヽニ\ニニ/ |ニニニニニニニ./
/ / / /.|ニニ/ \ニ\/ __|ニニニニニニ/
./ / ./ / .|ニ/ _/\ニ\ / _..-=ニ ¨ |ニニニニ./
/ .i / j/ ̄ ̄ ___ / \ニ\/´ /´ |ニニニ/
.: / | / >''´ ̄ ̄ ̄ \ニ\ ./ .|ニニ./
/ ./ .j>''´ / _ -=ニニニミ、 .′ |ニニ',
/ ./ .イ、 / .イニニニニニニニ∨ |ニニ∧
./i / /ニニ≧。 : .へ'ニニニニニニニニ', |ニニ∧
/ / ./ニニニニニ\ノ\ {./ /ニニニニニニニニニ} |ニニニ.∧ /
./ / ,ニニニニニニニー、 V /----.ニニニニニニニ从 |ニニニ∧ ./
/ {ニニニニニニr  ̄ヽ^V__ } ニニニニニニイ }ニニ>''´', /
.' 八ニニニニニニヽ` ̄ノ^ ≧=- .ニニニニ=≦ニj  ̄ ̄ .', ./
ゝニニニニ>''^/ :. /ニニニ\ V ∨
{ ≧==≦i /( .: :. /ニニニニ∨
{ .ハ: : : :∨ニ\ 〈ニニニニニ.i __________
', / ∨ : :',ニニi ', ',ニニニニニ}>''"´: : : : : : : : : : : : : : : : :\ミ、
\ ', / ',: : ∧ニニ| ', ',ニニニニニト、: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ',ニi
\__ / ',: :.ハニ', :. 、ニニニニ| 、=-..._: : : : : : : : : : : : : : : : : : }ニ|
イ ∨ ∧ニ', :. \ニニニi ヽニニ=- _: : : : : : : : : : :._/ニ}
/ | | }ニ', ヽ \ニニ| \ニニニニ=----=ニニニノ
/ ! | ./|ニ', ', .ヽニ! \ニニニニニニニニ/
:::::/:::::::::::://:::::::::::::://::::::/::::/:::::i:::::::::i::::::::::::::::l:::::::::::|
/::::::::::::::::/::::::::::::::::/´:::::::::/::/::::::::::::l:::::::::l:::::::::::::::::!::::::::::l:
::::::::/´i::/::::::::::::/::::::,,,、,/:::::::\,,∧:::::l::::::::,'::::::::::::::::ノ:::::::::;!
:::::/ ::::!/:://:::::::::/ /::::::::::/´ ∨/::::i:::::/::::::::::::::::/i:::::::::/:
:::::`::::::/ ./::::::/ /::::/,"::::::::::"メ:::::::!::/::::::::::::::::/ l:::::/
:::// /::/ // ヾ\:::::::/:::ヘ::/::::::ハ::::::/ l:::/: お仕事万歳!
//'., ' , ∨ / u::::::::゜ミメ/:::::/)ノ:::/ /::::/ i:/
/ ゝ ::::::::::::::::::::::::::::/::/i //:::/ /:/ /: 女王陛下万歳!!
ヘ U /´ ',///´:
'、 畜生、バレてる!!
ij _ゝ:
、 _ _ / ´
;;', /` 、 ´ , ̄′:
;;;;', / `` 、 , ":
;;;;;ヾi `´:
;;;;;\\:
;;;;;;;;;;;\\:
;;;;;;;;;;;;;;∧ \
_ ――― _
_ -ニ \ \_ 丶_ -=ニニニニニニニl
/ ′ \ \_- _ \ニニニニニニニニニニニ/|
/′/ .| :, :、 ::.:.. ヽ__)- 、Ⅵニニニニニニニニ_/-|
,/ ′ | .:.:', .\::.\: . : . ーr_ー)ヽニニニニニニニニ/ニ_|
/| .| . . |、 . : ',\ '"~ ー \:.| ', └ '.)ニニニニニニ∧_ニ|
〈 .| :.:',\: :.', ,ィぅ笊ア '/' ',',´ヽ ソ}ニニニニニニニ∧ニ|\
八 :\\! ー '入:::::ノ' '/ .',', }'/}ニニ≧s。_ニニニ}-|ニ_〉 悪党は何人滅びても良いが・・・善人が潰れるのは惜しい。
./'.:、 ,ィチミ '/ .|,∨//ニニニニニニ≧s'。_|_/
/=_|\.圦:::ノノ .'/ .| ',',./、ニニニニニニニニニニニ> 上手い具合に動かしてやれ。
./ニニ| | ヽ ヽ '/ | /,|:.: 丶ニニニニニニニニ-/
. 〈ニニ-゙,.λ.ハ , - '/:. .|: 圦!: . : .丶ニニニニニニ_/:.\ あれは頭では理解していても身体が動く質。
〕iト-_',|_i, 込、 , '/ |:..: ..|: . : . : ..\ニニニ.ノ\: . :\
\! i, \ / .|.:..:|: . :ノ___: . : . ::.ゝ ´: : : : ヽ. : : \ 利を説いた所で性分の前には無意味よ。
:! |ニニ-,─,_. -=ニニ|.:.:.|: ./  ̄ \_: . .',: : : : : :.`、: . : .\
.乂.', |ニニ-| |ニニ。s≦´.|:: / _ -  ̄ \:',: : : : : : .`、: : : : :\
',.|/ ̄ ̄|´ , _ - \: : : : : : : : `、 .\
___ / / イ _、 ‐ '~/ , ―'、 ___ 丶: : : : : : :. `、: : : : : :.\
/ ( ̄ //― ´γ  ̄ 「.|<) } ̄ 〕iト、 \: : : : : : : `、
ノ .\ _/ .乂_¨.ノ-' ー‐'| \ .): : : : : : :.::`、
. /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
/: : : : : : : : : : : : : : : : :.、: : : : : : : : ヽ
. /: : /:: : : / : : : !:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',
/: : /: : : 斗--、 :|: : : : :|: : | ,ィT: ',: : :ヽ : !
|: : |: : : : : |: / \: : /|:.ィ: :ヽ: : :.|.: : : ト、:|
|: : |: : : : /!/ ⌒ヽ| :/ |:./⌒ヽV: |.: : : | V
< : 」_: : / 〈 {} |/ レ {} }|:./ヽ: : | ガキっスしねー
<:: |. 小{ _,,.. - 、-.,_ レ{: :.|ヽ:|
厶ヘ ハ 、 {ハ/ V 適当に舵取りしますわ。
\_! _ ' !
ヽ / `t / 少し位利用してもバレへんやろ・・・
___,r| \ { / /
/:/::::| \ ヽ `_⌒ ィ ´
/::::::/::::::| \ ´ ∧>、
/:::::::::::/::::::::| \ / !\::`ー- 、
::::::::::::::/:::::::::∧ /二\ |::::::ヽ::::::::::::\
::::::::::::/::::::::::::::∧ヽ /: : : : :}ヽ!::::::::::〉:::::::::::::::
/ニニ_ニ-‐  ̄ ‐<、ニニニニへ
|ニ/ \ニニニニニ\
/ ヘニニニニニ/
/ / / .\ ヽニニ<
/ / / \ _|ニニニ|
/ / .| ヽ. |メメメニニ/
/ .| .| | .| .ト、|メ~|ニ/\
| | | ト、 ハ | | | .|ニ\ \
| |/| |从|\ |. \| ヽ// .|〕/ニニ\. \
ヽ|ヽ |.ィ===x\ | ィ===彡| |/ニニニニニ| \ そうではない。
/ハヽ乂ソ \| .ヽ乂ソ .| |ニニニニニ/ \
//| ヘ 、 / .|ニニニ斗 \ 根底が善であり悪だろうと良しとする人間なのだ。
// | \ __ /. .|^lニハ ト、 \
// | |ヘ 丶- ' .// | \-\ \\. \ つまりは身近な人々を救えれば良い人間。
∥ // | /> _<-./ | | |\ \ >x _ \
/ /./ |ト、 )―-‐/ | .| | .ヘ\ \ ヘ \\ 偽善と分かりつつも救うし、救い続ける愚者の類である。
.| __|/ /|/ .ヘ / | . / .|\| <_ >ヘ .へヽ
/ //==、 ∧_ 斗- /|| / | ヽ <_ .\ .ヘヽ
|//|∟// / / ||/ |/ | ヘ < \l ヽ
/:|.| ヽ/ ̄ | | ト、|‐|| / / ヘ \ \ |
/:::::|ヽ , |-| |=┐/__ ./ヘヽ\ .ヘ \ |
|::::::ヘヽ |/ |.ヘ |==/./ >二ヘ \|ヽ__斗-ヘ_ | > |
|:::::::::\ヽ / |-\ | ヽ/- >| / \ .|./ ヽ .|
\::::::::::\ヽ_ | |_\|-/|::::| -‐‐/ | ヽ. \ .\ ./| |
_//┐::::、~^>_ __ 斗- ^/ //::::::| / /~ _ \_^ <.|/斗-
_ >-< / .|::| ̄\/ヽ――....‐..^~/ //::::::::ト、 / ./| / \ ー/^|/^/ /
_斗<_ ――/ / .|:| | ハ/ヽ::::::::::::::::::::/ /:::::::::::::| /| /:::| /\ -.、.二/^| ./斗゙ ̄
―<ニ--=.// / ./:| ヽ/|ヽ___/ /ニニニ=|/ | ./:::::| /::::::| \____/-` ./|
/: : /:: : : / : : :.!:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',
/: : /: : : 斗--、 :|: : : : :|: : | ,ィT: ',: : :ヽ : !
|: : |: : : : : |: / \: : /|:.ィ: :ヽ: : :.|.: : : ト、:|
|: : |: : : : /!/ ⌒ヽ| :/ |:./⌒ヽV: |.: : : | V
< : _: : : / 〈 ○ |/ .レ ○ } |:./ヽ: : | なんですかそれ、聖人様かな???
<:: |. 小{ _,,.. - 、-.,_ レ{: :.|ヽ:|
厶ヘ ハ 、 {ハ/ V
\_! u ' !
ヽ マ¨`ー―ァ /
___,r| \ ` ー‐ ´ /
/:/::::| \ ヽ _ ィ´
/::::::/::::::| \ ´ ∧>、
/:::::::::::/::::::::| \ / !\::`ー- 、
___ ,, .. -――ー‐- 、
_____――-、 ァ / \
. lニニニニニニニニ/二 / / \
lニニニニニニニニ/―. | //./ ヽ
. |ニニニニニニニニ|xxメメ| // /. l |
lニニニニニニニニ.|メメメ| | | / |--| .| | ---| |
|ニニニニニニニニ|\/.| |/|. |_ィ示ミx | |ィぇァ| /
. |ニニニニニニニニ.ヽヘ .| |\|゙乂ソ フ |/ (ソ/ |/ いいや、違う。
くニニニニニニニニニハ、 || .| || | 、 | |
/フニニニニニニ/, ハ| | | | .| ' /| | 【人間がどれほど醜く醜悪である事を理解してるからこそ救う】
,/ンン'―-ニニニニ仆 、|ハ | | |、 -‐ /| | |
/ン'ン /∥ ヽニニニ/ ハ^ -||ヽ| | |、 ┬- _/ |./|.| 汚泥の中に蓮の花を見つける事に幸福を感じる性格だ。
/ノン /∥ /^_ニ川|_上,,_|.|.ヽ Vヽ__|::::::::::/| |/| |
/ / /’ ./∥ / /゙-,..--''- \ヽヘヽl-|::::∠ // /|.ノ 変人と言えばそうであるが、どちらかといえば・・・
/./ ./ /,∥ /| ,' |/ ゙、 下_| ヽヽ<||///. |ノ
/ / ./ / ∥. / .| /./ |. |. <ヽ | |乂、、 \ 考え方が長く生き過ぎた類に近い。
/ / ./ / //. / | / |.| / /| ├^~| |ヽヽ、、. ヽ
/ / ./ / / | ./ //|ヽ / /. | | ゝ`.ヽヾヘ...│
. / / ./ /. / .| .//.| ヘ / / | ./ ゙ー、 ゙'ーゝ..,,
./ / ./ ./ / │ / / l.| f1 ././. | / __ ''ー 、 ^''a__
/. /. /. / / .| / / /丨| ヽ././.'、 .|/ ,/::::::::::::ヽ、 ゙\ l::::ヽ
/. /. /. / /. │ / |. | |. | |.卜/ '、 `、、 /:::::::::::::::::::::::ヽ ヽ |::::::::ヽ
/ ./. / /. / l .l ./.!亅 l│|彳 ヽ. l.| |:::::::::::::::::::::::::::::ヽ │/::::::::::::|
./ /. / / / | .|.| | | |. .| |ヘ ヽ /.ヽ|:::::::::::::::::::::_::::::ヽ//_::::::::/
. / / / / | | | ! | l l |│l v l\::::::::::::::|┌ ニ=-=ニ┐l:/
. / |. | / | | | |;|. | || |. |、 ‐--\_ヽ`‐--___|.|斗^~-~^.┘|
1 | | / │ !l l .| | | .| |::、 -‐‐―--―ヽ:::::、/ /‐-\ 六
ヽ、.| | / |. |.| | | | || v::::丿/ , ゙l:::::::\|::::::_ -、 |
l.|/ / | || .|│ _⊥_ |.|,/::::::レ ノ _ィノ::::::-‐ ~~ ...-‐'´|
l| │ | │ ! |. /ー-ニ/-/ニY/ _,..--‐''"l::::| _..‐" .〉
! | │ | | .| | ヽ_^‐彡!彳-,ノ:: i辷 l::::| _./ 丿
/ /| .| | | |. | | /―|\―/:::::ヽ |::::| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
/: : : : : : : : : : : : : : : : :.、: : : : : : : : ヽ
/: : /:: : : / : : : !:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',
/: : /: : : 斗--、 :|: : : : :|: : | ,ィT: ',: : :ヽ : !
|: : |: : : : : |: / \: : /|: : r 、 : : :.|.: : : ト、:|
|: : |: : : : /!/ | :/ |:.:(ヽ、`\:|.: : : | V
< : 」_: : / _ _|/ レ. \ \ \ : | 深読みし過ぎですよ。
<:: |. 小{ `゙'''''' ‐-\ \ \_
厶ヘ ハ U 、 r--‐-、 >、 `ヽ 子供ですぜ?
\_! ' ` ‐-、 `` `、
_, r´:/ : :| ヽ r‐--っ /\ `、 ただ持ってる力を使う俺すげぇってしてるだけですわ。
_, r ´:.:.:.:./:.:.:.:.::| | \  ̄ /ヽ :`ヽ ヽ
_, r'´:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:| \ ヽ _ , ィ ´ |::.:.:ヽ: : `、 `、
_, r ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.| >-、ー_'/ !::.:.:.:.:ヽ: : ` 、 __ ___i__
/゙: : : : : : : : : : : : ヽ:.:.:.:.:.:./i! /ヘ i. / 入 |\.:.:.:.:.ヽ;,r'`‐´_,,..---┴‐,
l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\/:.:.:.:!'! /ヽ、ヽrk'´:_,r、 イ:.:.:\/ _>-‐'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l
_,,.、、、_
_,,.、丶二ニ-_-ニニニニヽ
>,,.。*'"/ー、 >、ニ/
> // ヽ ヽヽ ヽ
/ / / .| | ヽ ハ
/ / ./ .| l.ト、 ヽヽ |
. / / .// ll /| ./.l .V l .|
. // //| / /| ./l/ l.l .| .|
/.ヽ | | |l ∥/,ィl爪「「ミメ| .| .|
. l.l ハ .∥/ /. 乂ソ/ .//| | そういう事もある。
/λ| .V '´ '' "´ // | |
. / / ヽl < ./< / /
/ ,// ハ __ / ././
,、_/ // .// \ ´ / / /
. _㍉∩ニl .∥/// 巛> 、. __ .< //__
《/./彳ニ//_/-_>-、.《 |-//'ニ-<
//-|-----<.{ .| _ 《 ,>/≦//
//. .l >''"V V\辷_/Λ、ヽ_ //_>''">-
.  ̄ >''~ ̄~`''<//ニニ/ />ニニヽ~ / 冫
>' _>''"/-、<//_ / />
,.-‐"´V ヽ/__/  ̄ヽ、/ / ./
|::::::::::::::::l /_,,.. -‐V | | /
|:::::::/Λ、|//__::::::::::::::ヽ .ヽ .| .|
ヽ:::::>○<ニ /:::::::::::::::::l ヽヽ|
. /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
/: : : : : : : : : : : : : : : : :.、: : : : : : : : ヽ
. /: : /:: : : / : : : !:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',
/: : /: : : 斗--、 :|: : : : :|: : | ,ィT: ',: : :ヽ : !
|: : |: : : : : |: / \: : /|:.ィ: :ヽ: : :.|.: : : ト、:|
|: : |: : : : /!/ ⌒ヽ| :/ |:./⌒ヽV: |.: : : | V (お歳による更年期障害かな?)
< : 」_: : / 〈 {} |/ レ {} }|:./ヽ: : |
<:: |. 小{ _,,.. - 、-.,_ レ{: :.|ヽ:| 私はまだ20代だ、潰すぞ羽虫。>
厶ヘ ハ 、 {ハ/ V
\_! _ ' ! (心の中を読まないでください・・・)
ヽ / `t /
___,r| \ { / /
/:/::::| \ ヽ `_⌒ ィ ´
/::::::/::::::| \ ´ ∧>、
/:::::::::::/::::::::| \ / !\::`ー- 、
::::::::::::::/:::::::::∧ /二\ |::::::ヽ::::::::::::\
::::::::::::/::::::::::::::∧ヽ /: : : : :}ヽ!::::::::::〉:::::::::::::::
. /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
/: : : : : : : : : : : : : : : : :.、: : : : : : : : ヽ
. /: : /:: : : / : : :.!:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',
/: : /: : : : :|: : /|: : : : :|: : |: : : : :',: : :ヽ : !
|: : |: : : : : |: 7‐- |: : :,/|: : /-‐'|: :|.: : : ト、:|
|: : |: : : : /!/ィ==、| :/ |:./ ,==、V: |: : : | V
< : 」_: : / 〈 仇リ |/ レ 仇リ〉|:/ヽ: : | ヤルオ、先輩命令だ!
<:: |. 小{. ` ´ ` ´ レ{: :.|ヽ:|
厶ヘ ハ 、 {ハ/ V 遊びに行くぞ!
\_! _ ' !
ヽ / `t / ほら、来い!
___,r| \ { / /
/:/::::| \ ヽ `_⌒ ィ ´
/::::::/::::::| \ ´ ∧>、
/:::::::::::/::::::::| \ / !\::`ー- 、
::::::::::::::/:::::::::∧ /二\ |::::::ヽ::::::::::::\
::::::::::::/::::::::::::::∧ヽ /: : : : :}ヽ!::::::::::〉:::::::::::::::
____
/⌒ ⌒\
/ ● ● \ ウッス。
|⊃ (_,、_,) ⊂⊃ |
> ィ’
その日から可愛がりが始まる。
/: : /:: : : / : : :.!:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',
/: : /: : : : :|: : /|: : : : :|: : |: : : : :',: : :ヽ :
|: : |: : : : : |: /_ |: : :,/|: : /ヽ: : :.|.: : : ト、:|
|: : |: : : : /!/´ |: :/ |:./ ̄`'V: |.: : : | V
< : _: : : /. |/ レ }|:./ヽ: : :|
<:: |. 小{ -‐''"´ `''ー レ{: :.|ヽ:| あそこの大きな川があるじゃん?
厶ヘ ハ 、 {ハ,;' ((
\_! ' ! ( ( ヽ) ホワ~ッ 最近じゃあ氾濫する気があったから避難する場所を作っていたんだが・・・
ヽ. ー―― / ヽノζ
___,r| \ / | ̄ ̄ ̄|(^) それが調べたらその気配は落ち着いてて避難場所が無駄になっちまったんだってよ。
/:/::::| \ ヽ _ , ィ´ | ''..,,''::;;⊂ニヽ
/::::::/::::::| \ ´ ∧>、 .| .,,:: ;;;;ン=- ) それはそれで有効活用すっから良いけどねー
/:::::::::::/::::::::| \ / ! ,r-''⌒^ニ);;;;ヽニノ ヽ
____
/― ―\
/ 一 ー \
|⊃ (_,、_,) ⊂⊃ |
> ィ’
_.._ ``、,.、-::─::-..、
/:::::::::`:く:ノ:::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/:::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::: ヘ
/:::::::::::::::::::::::イ::::::::::: 丶::::::::::::::::::::::::',
/::::: /:::::::::::::/ l::::::: !:::::::|\::::::::::::::::: l
i::::: /:::::::::::::/一V:::::| :::: |ーヽ:::::::::::::::!
|:: /:::::: /::: |ィ云∨ |V::::| ィテヘヽ::::::::!イ
|:/ |::: /::ハ::| 迂:リ V| ヾ! 迂:リハ::ト::::::> 自然になったのかは知らんけど、迷惑な話もある訳だ。
|′|::/|:::|ネヘ `ー´ ヽ `ー´ ハ!ノリ`ヽ
i/ V、_ヘ ! ムリ′ これが人為的な事なら・・・村の人々は助かった訳だけど
′ ヽ、 - - , ′
|ヽ イ/ 上からしたら面子を潰されてる訳で処罰しなきゃあならなかった。
,.イ ` ´ ハ
,.イ:! \ / ヽ..、、 そうなったら国は大騒動だったぜ。
,...::::´/::::::l /;⌒;ヘ j:::::ヘ:`:::....、
,...::::´::::::::::/:::::::::l、 ∧;;;;;;;;;∧ /:l:::::::: ヘ:::::::::::`:::....、
,ィ:::::::::::::::::::::/::::::::::/!∨ ∨;;;/ ∨ l::::::::::::ヘ:::::::::::::::::::::`::..、
i::l::::::::::::::::::::::ヽ::::::/:::! .i;;;;;;! ハ:::::::: / ::::::::::::::::::::::::/:i
l::l:::::::::::::::::::::::::::У::::::l i;;;;;;;i .,'::::::\:/::::::::::::::::::::::::::/::::l
l::l、::::::::::::::::: /:::::::::::::l i;;;;;;;;i /::::::::::::::\:::::::::::::::::::::/:::::::l
. !:::::i!::::::::::::::::∨:::::::::::::ヘ l;;;;;;;;;i /::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::: イ::::::::::!
!:::::::i!:::::::::::::::: ∨::::::::::::::∨;;;;;;;;;;/::::::::::::::::: :/:::::::::::::::::::::i!:::::::::::!
. i:::::::::!! :::::::::::::::: ∨::::::::::::::∨;;;;;/:::::::::::::: : :/:::::::::::::::::::::::il::::::::::::l
i::::::::::!l:::::::::::::::::::::::\:::::::::::::∨/::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::!i::::::::::::l
l::::::::::l:l : : :::::::::::::::::::::\::::::::::/::::::::::: /:::::::::::::::::::::::::::::::l:i:::::::::::::!
-─ 、 , -──- 、
, - ─`<::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::::::ヾ::::::::::::::::::::::::::`- 、
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/:.:.:.:.:.::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/: : : : : : ::::i: ::::ハ:: :::::::: : :::ト:::::::: : i: : :::::::::::ヽ
/: : /: /: ::::::|:::/ .V::ト::::::: :::| \::: :V: : :::::::::::|
|: :/: /: :/:::::|/ _ノ .V| ヾ:::::::| ∨::i::::::::::::::::::}
レ.|:.::::|:::i:::::/| 、ハi \::::|`^ーV::ト::::::::::::::::ヽ
. |::::::|:::l::/|::i ヾ| Vハ::::::::::::::::ハ
|::::::|:::K .V ≡≡′ `≡≡' .ハ::::::::::::ト;;ゝ 今回は自然の流れで奇跡的に上手くいったから良いけどな!
|::::∧:r-、 i .ヒ V:ハ::::i::>
|::/ |:|レヽ 丶 レイ/'リ::::::> 俺の仕事が減るのは良い事だぜ。
ヾ. | ヽ∧ 、 r‐ム::ハ/
V:::/ ヽ、 ー、―‐ノ /'´ はー仕事しないで給料もらいてぇ~~~
ヾi }>  ̄ イ
| ` - ´_ -┴┐
r‐'V/ ̄ /::\
/ /:::::入 ./::::::::::|""\
/:/ /:::::::::::∧ /::::::::::::|::::::::::::" - 、
//:::::|V∧::::::/ \/::::::::::::::|::::::::::::::::::::::
/:::/:::::::| /:=:::i /::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::
/:::::::::|::::::::| /::/::::| /:::::::::::::::::/::::/:::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ト、:::::l
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::::::::::::::::::::::::::::! ';:::::i
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::/ヘ|::::::::::::::::::::::::::! ';:::l
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ |::::://IIj:|:::::::::::::::::ト::::/ !:!
::::::::::{:/:::::::::/::::::/ !::/ ヽ |;ij |::::/レ:::::/ |/ リ ヤルオ、何かする時は俺に言えよ?
:::::::::::i:::::::::/ |:::/ i/ ヽ7 |:∧ |:/ ′
:::::::::::::::::::/ |/ ゙ ヽソ 俺の手間暇を減らす為に協力してやるから!
:::::::::::::::::∧ \
:::::::∧:::/ `ー / 絶対に確認取れよ!?
:::::/ ∨ (  ̄ 7 /
/ヘ  ̄ , ' 主に俺の時間の為に!俺の時間の為に!!
\ \ _ /
\ \ / ` ー - ′
\ \__ /
 ̄\ \
____
/― ―\
/ ● ● \ アッハイ
| ⊂⊃ (_,、_,) ⊂|
ヽ ィ’
マコトは有能だったが性格はクソであった 有能だが性格はクソ。
/::::::::::::/::::::::::::/:::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::',:::',
/:::::::::::/:::::::::::::/::::::::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::!::::i
,'::::::::::::/:::::::::::::/::::::::::/::::::::::::|:::::::::::::i:::::::::i::::l
l:::::::::::/:::i:::::::::/_::/|::::::::|::::::::|:::::::::::::l:::::::::l::::l
i:::::::::/:::/::::::丁:::/ ̄i::::::::l:::ー∧一:::::::|!:::::::|'リ
_ノ::::┌i:::/::::::/斤心ヘ i:::::::::i::::メ≦i::::::::::::i:!::::::!
>:::::{ レ' |:::::7レ近::} /:::/|:/近:}l::::::::::ハ:::::! お前がコソコソと何かをしてるのはあの女王様は知ってるんだ。
_,>::::::::i ヘ|:::/ ゞ‐" // ′ゞ‐' l:::l:::/ ∨
 ̄` ̄`\:|:/ ′ 、 ∧!/ それでも止めるつもりはないんだから少しは信用してあげてくれ。
\|\ ___ __ / ′
_{i ヽ _ ノ / あの人は優しい人だからよ。
// `\ \ /
_,、-;'´;;;i `ー 、,`_ノiヽ、 小言と化粧が五月蠅いけどな。
_,、-;;"´;;;;;;;;/;;;;;l /ヘ l;;;;;ヘー,,、
_,、-;ー'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;ヽ /::::::::∨;;;;;;;;ヘ;;;;;`';;;;;;;、_
その日の晩、マコトは夜のお店通いがバレて死にかけた。
小遣いは減ったのに仕事は増えた。
マコト「どうして・・・」
____
/― ―\
/ ● ● \ これこれしたいんですけど・・・良いですかお?
| ⊂⊃ (_,、_,) ⊂|
ヽ ィ’
___ ,, .. -――ー‐- 、
_____――-、 ァ / \
. lニニニニニニニニ/二 / / \
lニニニニニニニニ/―. | //./ ヽ
. |ニニニニニニニニ|xxメメ| // /. l |
lニニニニニニニニ.|メメメ| | | / |--| .| | ---| |
|ニニニニニニニニ|\/.| |/|. |_ィ示ミx | |ィぇァ| /
. |ニニニニニニニニ.ヽヘ .| |\|゙乂ソ フ |/ (ソ/ |/ 好きにしろ。
くニニニニニニニニニハ、 || .| || | 、 | |
/フニニニニニニ/, ハ| | | | .| ' /| |
,/ンン'―-ニニニニ仆 、|ハ | | |、 -‐ /| | |
/ン'ン /∥ ヽニニニ/ ハ^ -||ヽ| | |、 ┬- _/ |./|.|
/ノン /∥ /^_ニ川|_上,,_|.|.ヽ Vヽ__|::::::::::/| |/| |
/ / /’ ./∥ / /゙-,..--''- \ヽヘヽl-|::::∠ // /|.ノ
/./ ./ /,∥ /| ,' |/ ゙、 下_| ヽヽ<||///. |ノ
/ / ./ / ∥. / .| /./ |. |. <ヽ | |乂、、 \
/ / ./ / //. / | / |.| / /| ├^~| |ヽヽ、、. ヽ
/ / ./ / / | ./ //|ヽ / /. | | ゝ`.ヽヾヘ...│
. / / ./ /. / .| .//.| ヘ / / | ./ ゙ー、 ゙'ーゝ..,,
./ / ./ ./ / │ / / l.| f1 ././. | / __ ''ー 、 ^''a__
/. /. /. / / .| / / /丨| ヽ././.'、 .|/ ,/::::::::::::ヽ、 ゙\ l::::ヽ
/. /. /. / /. │ / |. | |. | |.卜/ '、 `、、 /:::::::::::::::::::::::ヽ ヽ |::::::::ヽ
/ ./. / /. / l .l ./.!亅 l│|彳 ヽ. l.| |:::::::::::::::::::::::::::::ヽ │/::::::::::::|
./ /. / / / | .|.| | | |. .| |ヘ ヽ /.ヽ|:::::::::::::::::::::_::::::ヽ//_::::::::/
. / / / / | | | ! | l l |│l v l\::::::::::::::|┌ ニ=-=ニ┐l:/
. / |. | / | | | |;|. | || |. |、 ‐--\_ヽ`‐--___|.|斗^~-~^.┘|
1 | | / │ !l l .| | | .| |::、 -‐‐―--―ヽ:::::、/ /‐-\ 六
ヽ、.| | / |. |.| | | | || v::::丿/ , ゙l:::::::\|::::::_ -、 |
l.|/ / | || .|│ _⊥_ |.|,/::::::レ ノ _ィノ::::::-‐ ~~ ...-‐'´|
l| │ | │ ! |. /ー-ニ/-/ニY/ _,..--‐''"l::::| _..‐" .〉
! | │ | | .| | ヽ_^‐彡!彳-,ノ:: i辷 l::::| _./ 丿
/ /| .| | | |. | | /―|\―/:::::ヽ |::::| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
それから、やる夫は女王に許可を取る様になった。
最初は不敬だとの声が挙がったのだが――――
 ̄ ̄ ̄
/ 、`''く[ミ、
, ', \ マニ\
/ / i i ', Vニニ\
/ / i | ト 、 : i iニニニニ=-_
, i i l! ハ :: }斗\ i |トト、ニニニニニ〉
{ | | ト、 {- ', ./,ィ亡ア | |メノニニニニ/
八 { | |ィ亡メ \{ } :/j/ /ニ\ニニ/、 ほう、私に意見するか。
\ト、{:. j/: :|.イニニく⌒´:. \
} ヘ , - | : :|、ニイニ\: : :. \ 私は数多の意見を幅広く求めている。
| i : ::| \ ィ| : :|>-<厂´: : : : :. \
| | : ::| ≧ -≦ .| : :| >---、: : : :. なのにお前達は意見の一つも出さぬではないか。
| | : :!_ ノ }´ ̄ ̄ | : :! / _ ''"¨¨ \ ∨/
__| | ::{: : : :rノ´ ̄ ̄ | : ハ ´ ∨ ∨/ 良いんだぞ?お前達も私に意見しても。
/:人 乂/、 , -- ノ / }. ∨/
/{: : > --''''~´ ( { _rf=- ¨¨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`''<. ∨/
/.ィく / _ ----- ミヽ{ \ `i<
/ニ\\ .′ /''"´ニニニヽ }:\ -.,-- _ \,: : : `''<
/ニニニニ\\.{ /ヽニニニニニニV: :.\/ ≧。. __./: : : :/ `''<
{ニニニニ.く \V /ニニニニニニニ}: : : : \ ≧。:/: : : :/
.从ニニニニ≧.介くニニニニニニニ.ハ: : : : : :、 j. . . /: : : :ム
i:ゝニニニ( ゝ-、\ニニニニニ.イニニ〉、: : : : :\ー''i⌒¨¨´. /: : : :/ ≧。
,: : : :「¨¨/ヽ′ \{≧=== ≦ \/⌒\: : : : :.\| . . . ./: : : :/ V/ ≧。
,: : : ::.|ニ/ マニニニ\./ |: :>: : : : :≧≦: : : :彡 V/
i: : : /|ニi i /ニニニニ/ |: : i  ̄「 i
|: : /./,ニ | ./ニニニニ′ |: : | | i
|: :' /,ニ :| /ニニニニ/ |: : | | |
/|: :i ./,ニ, :: 〈ニニニニ{ ,: : , i |
/ |: :| }ニ} ', マニニニニ〉, /: : ./ i .: : : : |
// |: :! ,ニ| } ∨ニニニ': : ヽ /: : ./ i .: : : : |
.>´/ニ' .|: :| iニ| 〉ニニi: : : : \' : : / , .: : : : !
>''´ /ニニ/ |: :| |ニニ, /ニニニ|: : :/ \/ / ,: : : : .: ,
./ニニ/ |: :| iニニ, /ニニニ.{/⌒、 .\ / /: : : : / ,
/ニニニ′ |: :i i|ニニヽ /ニニニニ| \ ヽ/ /: : : : / /
ニニニニi .|: :| /|ニニニ\/ニニニニニ! ヽ /: : : : /
ニニニニ| .|: :| ., !ニニニニニニニニニニ| _ ', :.∨: : : : /
、ニニニニ! |: :| / |ニニニニニニニニニ.|/ ', : :∨: : /
へニニニ| |: :| / |ニニニ.∧ニニニニニ| i : :.∨ /
\ニニ, |: :!/ ,ニニニ.〈 〉ニニニニニ| i : : : :. /
ヽ/ /: : ′ ./ニニニニ∨ニニニニニ{ i : : : : :、 /
./ /: : / /ニニニニ/^iニニニニニ.! i : : : i: : \
言えば一つ一つ丁寧に淡々と相手の意見をすり潰すので
誰もこの事に文句を言えなくなった上にちゃんとした意見には耳を貸すので
迂闊な事を言えないまま、この件はなぁなぁで終わる。
_____
,、丶` \
/ 、丶`__\_\ } ハ,,\
// /  ̄ \!
/ / / ⌒ヽ '゙⌒ ,
| / | 〃芹ト、 ,ィ竓ミ. ,
|_| ″にしi} iJ衒 |__ ヤルオの癖に生意気フォーイ。
{ 丶 乂シ ヽ 乂シ }
ゝ { (_人_ノ / せや!イジメたろ!!
 ̄\ /
≧s。.____,,.、丶´
/7:::::::\ \_/ |:::::::〉\
///≧s。.::\〈::〉 /::/.//∧
//////// ≧s。._,//////.∧
|/////////////}/////////}
|/////////////}/////////}
|/////////////}/////////}
|/////////////}/////////}
___
..::´::::::::::::::::〃⌒ヽ、
_ /::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::\
j/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
. _ /::::::::::::: /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
| |. i::::::/::::::i::::::::!:::::::::::::、::::::::::::::::::::::::::',
| | |:::/::::::::i::::::∧:::::::::::::ト、::::::::::::::::::i、::l
| |. 、__Ⅳ::::/:::i:::::/__!::::::::::::匕ヽ:::::::::::::ハ:|
,-〈`ヽJ | フ::l::r'l:::/!::/セミl::::::ハ:::尨_ハ::::::i:::ト、`! 俺の手間を増やすってのなら覚悟しとけよお前達。
. /´⊂´ ̄ヽ | ´ ̄]八!/i」:瓜リ !/ Ⅳ 小ハl
. ヽ_弋 入 ` } j、八i ´ j〉 爪i 俺は徹底的に潰すし、何時でも相手するぞ?
/ / / jヽ、 t_ア .ィ
| { / __//| ヽ __// |\ 余計な事をすんじゃねぇよ。
ヽ _丶 ,---゛:::::/::::| 〈 / .|::::\゙''ー-::、_
|_,..-´ /::} /::::i:::::::::/:::::::::/∧。V ̄\ |:::::::::\:::::::::::::`ヽ, そもそも女王陛下がキレるぞ?
,zi_,..-´:::::::| |::::/::::∠:::::/::|/\丱// ヽ/|:::::::::::::::ゝ::::::::::::::::|::}
|。|::::::::::::::::::| /:::::|:::::::/:::::::::| |_/. |―ー<::::::::::::::::::::|::::i 生意気なショタガキは竿役NGだってよ。
|::::|::::::::::::::::::.|/:::::::::::::|:::::|:::::::::::.| |;;|. |:::::::::::::::/:::::::::::::::::::|::::|
. |。|::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::|:::::|::::::::::::|.. |;:;;| |:::::::::::::/::::::::::::::::::/:::::.i
|::::::::::::::::::::::::::}:::::::::::::::|:::::|:::::::::::|. |;;:::|. |:::::::::::/::::::::::::::::::/:::::::::}
. |::::::::::::::::::::::::::}::::::::::::::|::::.|::::::::::i |;:;;;| |:::::::::/``゜ ̄|::/:::::::::::::.}
|::::::::::::::::::::::::::ゝ::::::::::|::::::|:::::::.| |;:;:;:;:| |::::::://Yヽ:::::|::|:::::::|:::::::::!
. |:::::::::::::::::::::::::::|:::::::∧::::::|::::::| |;:;:;:;:| |:::::/::|::||:::|:::::|::|::::/:::::::::::I
ヽ::::::::::::::::::::::::::::::/ |:::::::|::::| |;;:;:;:;|. |::::/l:::::::::::::::/|::::/::::::::::::丿
\::::::::::::::::::::::/. |:::::::::::|. |;:;:;:;:;|. |:/:::::::\/:::::/\::::::::::::::::\
\__/. |::::::::::::|. |;:;:;:;:;|. |::::::::::::::::::::::::::|/::::::::::::::::::::::/
やる夫に関する事はマコトが徹底的に防いでいた。
有能だが仕事は増やされたしメイドを口説いていた事はバレていた。
家に帰る生ゴミ「なんで・・・?」
_________
||____||______.||
||____||______.||
||____||______.||
||____||______.||
||____||_ -‐ヽ||
ゝ_ / ― ヽ ´ ノ
/ ● / /
(_,、_,) ⊂⊃/ /
丶 /
.} Y
| |
人 ノ
,- / /| --' ̄ヽ
{ ./ ゝ___ ヽ
ヽ_ノ `ー '
〕 〔
. 〕 〔 __
〕 〔 ''"゚~ -ヘ  ̄~゚"''~
. 〕 〔 / / ハ \ `丶_
〕 〔 / . ′ | :.', ``'~、、 \ ̄´´""''~.. .,_
. 〕 〔 /: i ', `` ',i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:.',
.. 〕 〔 /./ ./ | |: ', ─ ‐- ヘi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/
〕 〔 / ′ | | i ヘ厂ノi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/
. 〕 〔 / / /V : | /∧ヘ厂ノ }\i:i:i:i:i:i:i/
.. 〕 〔 {/ i i. ./ / :|: /'⌒V:| /∧ ^\:. :}\\_/
〕 〔 {: | |. / /i/ | /xfぞ㍉ /∧) ) }: } ̄ ̄i:i:i:i:.V
. 〕 〔 :| |/ |斗=ミ、. V7、, ヒrツ| /∧/./: }',i:i:i:i:i:i:i:i::.V
. 〕 〔 八:. │:八 乂リ `¨¨´.:| i |/ ノ :}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i::.V
〕 〔 \ |/..ハ ¨´ , | | | /.:i }i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i::V
〕 〔 i.| ::. ` | | | / .: | }i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/
. 〕 〔 |:| 公、 ‐- :| |_/ 八.i:i:i:/ ̄ ̄',
. 〕 〔_ :|:|:. :|..]Iッ。_ _、‐ | | ̄ }: / └ ', i ',
厂(´^''冖''^`', :|:|:. :|i. ]Iッ。 ‐''~ 〈 И i| | }/ 八 ', .| |
\_)´^''冖''^` \ 从 .八 __<| ∧:|::リ /⌒\ /i | |
. L─ 〕. 〔丶 } :|.::/ γ ̄ \{^∧/ ,/ : : : : : : . | .| |
. ノ^〕.〕 〔{.{ 八 |/ /: : /{⌒{^}⌒ : /: : : : : : : : : ', ',
└ 〕.〕 〔. \ ハ | /.:/ : : {::{/乂\:/: : : : : : : : : : : ', ',|
. 〕 〔 _ V ///: :/乂/::/.`. {: : : : : : : : : : / ', | リ
〕 〔', V .// .// /::::/ 八: : : : : : : : / ', i. :|/
〕 〔.', V //_、‐/ / ,/:/::::/. /,∧: : : : : : / | |
〕 〔∧ ∨/''~: : // └/ :::/. / ∧: : : : :/ :} i |
〕 〔:∧ ∨\、‐''~i://.、‐`¨´ / //∧ : : / } | |
. 〕 〔:.∧ |/i:i:i:i:i_、‐''~i:i:i:i:i:i:i:iヽ / / ∧: :γ⌒ .√ :| |
〕 〔::.∧. /i:i:i:i:i:γi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ /: : : :∧:/ .√ /八
/〕 〔 ∧. √i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i//: : : : : : : !:{ √ |//
. / 〕 〔: ∧.八i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ : : : : : : : : : : { √ |/
-── ─¬冖¨¨ ̄:〕 〔: .∧: {乂i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ : : : : : : : : : : : { .√ /
────¬冖¨¨.::〕 〔:. .∧{: : :\i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/: :: : : : : : : : : : : :{``'~、√. /
/ / 〕 〔 ∧: : : : :\i:i:i:i:i:i:i:i:/: : :: : : : : : : : : : : :{i:i:i:i:i:i √. /
こうして、数年が経ちやる夫は成長する。
l, \
|ヘ マ丶、
|i!ヘ ,.. -─:マ!i!丶、 .,
. !i!i!iヘ , ' マi!i!i!i丶、丶、
W/ __ マi!i!i!i!i!丶、.\
ヽ、 ,>" `゙'<i!i=-寸i!i!i!i!i!i\ ':,
. У , `゙'<i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!ヽ,ヘ
. / ' `゙'<i!i!i!i!i!i!i!i!L,ィi!i!iア
,′ ′ `ヾ、i!/i!i!i!i!i〃
,′ .i マi!i!i!i!イ
. i ! i Vイ==ァ
. ! ! , 、! } ,、ニ=/
. ', '. ィ" `丶、 _! ム' T〈
. ', ´ .、 .;_ ! 「Τi ,!´.Υi! !
. ヘ __ 、ヽ、 ./ノ./__,,,リzzx、、 .ハ ノ i! ',
` < ゙、示芯=ヽ、/ '""Τ心り}イ /,、,.У ', ヤルオ様!
`.T ゙.乂f:j ゞ‐''" 从i' l||Y .',
. l| | i :/:/: ' :/:/: ./ l l|l Lzァi ',、 胤は何時貰えるのでしょうか?
|ヘ l ヘ _ / { l .! l |=-く| ',ヽ
| ヘ{ i > ..,_丶:,_:) ,r '1 ,′ ' |! ∨ ',. \
. | ヘ {.ユ イニヘf7 | リ _ノ ∨. ':, ヽ
l 〉V i!i!i!i!i!i',ヘ. N ィi!「{ l 、__,,.. L..,,_ ':, .ヽ
,l .r‐ァ′ !i!i!i!i!i!ij } ',!i!>''"´,vzvzvzvz} ':, ヽ
. /l |i!7 .i!i!i!iム V l Wzvi!i!i!i!i!i!i!i!i!i!iW ':,
/ l .ji7 i!i!i!i!i!ム .y ! Wi!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!iW ',
____
/ \
/ ─ ─ \
/ (●) (●) \ ちょっと???キヨヒメ様???
| (__人__) |
\ `⌒´ ,/ なんでそんな事を言ってるの???
/ ー‐ \
(目をそらす)
____
/ \
/ ─ ─ \
/ (●) (●) \ 何をしたって言うんですか・・・!
| (__人__) |
\ `⌒´ ,/
/ ー‐ \
j! .| _ -―――- / |
. ,′ レ ´. . . . . . . . . . . . . . . .⌒ヽ/、 /}
/ .|./ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .` 〈 .|
./ | ./. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \
/ /_ノ| . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ . ヽ. . . . .V
ノ / ̄ / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | . .| . . . . .∨
| / .| . . . . . . __|__ . . . . . . .  ̄| ̄|ヽ| . . . .∨
| ィ´ . . . | .| . .|/ . .! . . . . . . . . . ...| ノ| .ノ! .|.. . .|
| /.::」 . . . ...| .|/| . .| ..|ハ . . .| . . ./|ィ===ミz、! . . |
_/⌒ハ . . . . ', | . .|ヽィ==ミ } . .ノ . ./ィ {:i:ヽ:| }】. . .i .| 呪いで蝕まれていた私の身体を完全に治癒し
.} . . . ..ヽ ィ/ /:,-:::| /} ./ 辷ノ ノ| /./
、 /|ヽ . . . . 【{. { :i::」:| .|/|イ 三度暴漢に襲われた際にそれを防ぎ
|「 . ! | i! . . . ..\ `¨ ´ 、 ,:,:,: |//|
|| . .| .ヽ」\ . .\| ,:,:,:,, ′ |//| 我が領地に侵略した蛮族を追い払うって十分な功績ですよね?
|| . .| . |∧ . `⌒「 /|//|
|| . .| .//∧ ∧ , -‐ フ ∠|/,! 逆に聞きますがこれで何もしてないって言い分が通ると?
|| . .|////∧ `ゝ ` ー ´ イ| . |/,!
|| ..//////∧ . . .∧ `≧ __/二Vヽ.ノ//
/:/ ///ィf二ニ}!、 . . ∧ ∧;i!i!|::::: ∨二]|}//
. | . ,ィ仁二二 Ⅶヽ . .∧ ,//|i!i!|::::::: ∨二]./
斗f´二二二二Ⅷi!i\.∧_ |//|i!i!|:::::::::::| 二]!
⌒\二二二二}ヽi!i!i!.\}/≧}//|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i\二二二}ト:\i!i!i!i!≧///.|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i! ∧二二二}ト:::>i!i!i!i!i!i!i!i!|i!i!|::::::__::::`ヽ」
i!i!i!i!i!i! ∧二二二}ト:::::::::::>i!i!i!!|i!i!|r ´/::::::::::::∨
i!i!i!i!i!i!i! ∧二二二}ト::::::::::: ,ィ ¨ ⌒´_/:::::::::::::::::}
____
/ \
/ ─ ─ \
/ (●) (●) \ 当たり前の事なのでちょっと・・・
| (__人__) |
\ `⌒´ ,/ 恥ずかしいかなって。
/ ー‐ \
/ | ,' l
/ j ---- ,' Λ
Λ′>'’: : : : : : : : : __{ Λ
ト( /: : : : : : : : : : : : : : \⌒ ヽ_-=/
} /: : : :/: : : : : : : : : : : : : : ‘'< ノ /
r==/: : /: , :∥: : : : : |: :l: : :,': : : : )' /
|| l: :::::|\: :l|:l: : : : : /|: :/: : : : ヘ‐< )〉
V、l: l: ::l、: |:「ト、: : / |/ |/イ: : : イ(⌒)).//
「l ;l : l ` ┃ ┃ ノイ: :圧: :|  ̄| しかもそれが私と同い年!
/ }hト、!/:/:/:/ /:/:/:/|.:! /わ) ! : : |
/:i:i:i:i|: :j ⌒ヽ /: :/:ir'゛: | : :| 運命です運命!!
. /:i:i:i:i:i|: ( l l /: :/i:i:|: : :.! : : |
/i:i:i:i:i:i:i|:l: ≧s。 ゝ- _ /: :/:i:i:i:|: : : ; : : ! さぁ!!孕ませになってくださいまし!
/:i:i:i:i:i:i:i:i|:|V⌒7/::ヽ ̄ /: /:i:i:i:i:i:!: : : V: :|
. /:i:i:i:i:i/ヽ斗| _ l !:::::Λ //:〕ih。:i:i| : : : V |
/:i:i:i:i:i:/ V/ -〈:::::::::Λ /_へ^ヽ7 : : : : \
/:i:i:i:i:i:i:i/ / 二):::::::::::::\/(_ l:::)ヲ!: : : : :ヽ
/イ:i:i:i:i:/>'゛ ! f )- _:::::::/::::「 l;;{/ lΛ: : : : : : .
/ ,:i:i:i// | / =- _::::::::ゝ、 Λ l:iΛ: : : : : : ヽ
____
/ \
/ ─ ─ \
/ (●) (●) \ おかしい・・・
| (__人__) |
\ `⌒´ ,/ やる夫は古くから続く聖なる血を持つ貴族を助けただけなのに・・・
/ ー‐ \
/ニニヽ
< > 、
/ \ \―<_
/ / / 、∨ .l<_>、
/ // // / ヘ.l.l .|ニニニ/
| /W| .// / | | .| ||.| |ニニ/
|ト||zzx、v| /| _リ .| | |/|/メ|ニ/
/从|ヽvソ、 ./zzzzz|/| /.|メメ=|^ 下がれ、キヨヒメ。
//|.|| ヽ乂ソア / /)/ニニヽ
∥.ノ/、 ´ // //./ニニニヽ、 私はヤルオに用事がある。
|| / /ヽ. (::) / / ./|∠-<>-┘
/ //.l 「 .> - <, ./ /|.|.lヽヽヽl
. |/| .|、(-| l<^ ‐/ ./ / |/.|ヘ ヘヘヽ
Vヽ. lニ//--x // > 、_lヘ l ヽv
/ /-_´/||~> / ( / | l .l .l.lヽV
>.:/^~ く//、ニ<、、 ,/l ヘ / .| .l.、、、V
/:::::::::ヘ /:::::::::ヽ、 ヽl lヽヽ / | .| .|ヽ、.、V
/:::::::::::::::V::::::::::::::::::::::ヽ l / | 、\__/.| | | .|、 、、.lV
ヘ::::::/△./>:::::::::::::::::::::ヽ Λl ./ .ヽ / / | |ヘヽヽl V
><_、、 \:::>/.<l l:::::::::::::::::::::::ヽ .| ./ |‐/| | |、ヘ 、、| V
ヽ、 ./ > 、、-// ./|ヽ:::::::::::::::::::>^~^.l./ /l .| .| | |、 .ヘ l .|
. ゝ、./ .|ll / ̄^/-::::^~::::::::::::|./ // .| .| V |ヘ V |
. ,イl > ´ |:::l /::::::∥::::::::::::::::::::::::|l | λ | | .| ヘ / ./ 、
`ヽ| ___l:::V::::::∥::::::::::::::::::::::::::| |/丶.| | lヽ.ヘ/ /| ヘ
\‐‐‐‐‐<-< |:::::::::::l|:::::::::::::::::::::::::::/ // .ヘ.| | | .V /. l .|
<二>‐‐‐<l::::::::::||:::::::::::::::::::::::::::l / .V.| ヘ| .|-|= ´ V| .|
ヘ::::::/||:::::::::::::::::::::::::l / .V ヘ 丶 .| | .\ヽヽ| l
ヘ:::/. ||:::::::::::::::::::::::/ / .V l | | ヘ ヽ V /
|vl /.l:::::::::::::::::::::/ / V .l | | .ヘ x /、
>-:||∠ヽ┬‐‐ ‐、/./|. V | | .| .l  ̄~^l l
(.( |./ <、 、ミ^~^//::| V | / /| .l | |
/, >ニ| (/ .//|.\\//::::| V //| | . | l.l
// /|.ヽニ// .-/ |:::::| ヘ |.|/ / //.|
|ヘ
/ | ∧
/ | --- _ | ∧
/ | , ´ _ ` '; ∧
,' / \ V ∧
, / V ∧
|\ / \ ̄ ----∧
| ヽ:/ \ } ___
\ / ,' l ` ト- / ̄ /
__〉{ :| l l | | } V /
\ 从 | _l_ l _ , lーl-.- 、/ /-< ̄ 、
> -〉 |\|\ |ヘ` l // |/-|/| / / /
\ 人 、人 _ -==ミVヘ // ァ≠=ミ/ // |Y^Y_ / 三十路過・・・モルガン女王陛下様。
\,,/| \\ 从" ///イ } || |_|l
| | |_|ヽ|ヽ ' | |_ノ , 相変わらずお麗しいですね。
|_| | 心 __ | | V '
l l ト ` ´ イ ,; V , 三十路前は・・・女王陛下様。
, /l | > _ イ _ | / V V
/ / l -- V∧ // l / 〉\ ヽ l
/ / ̄/ ̄| V∧////l / /| \ \
/ l 〈 | V//// l / ´ | \ ヽ
/ ___ | 〉 | V/ /「 ̄ ̄ > 、 \
/ / V | | | / / | /\ | \
Λニニ/ ヽニ/
Λニ| | ハニ/
Λニ| ./ | | ハ/
ハ.| | ヘ | .λ| | |
>''"/|_| | , ヘ | /.| | | トー<、
_,,>''" / /丶| | ヘ ト、 / .|.ト、 | | | ヽ .ヽ|
>ー-''"ー- >''"~ / / Λ| | Λ V / |.l ヽ___|>| .| | ゝ | V
. //~ ./ / // ./.W|| λ__/__ヽ_ ヽ --|≦|l~ ̄、.| / | / | .| .V
. / ./ / / // // /ヽl 、 .|_zzzzzzzzV .ヽ Λ|ィzzz竿竿=Λ V .| .| | V
| .| / ./ /| V /.| .|丶| ~| ̄V'"。|~ \ w | 双.゚.ノ |V / / / | | .V 三十路過ぎで悪いか?
V ゝ / .// / | / / V .| 丶 ヽ .弋 ノ \ ヽ|| 三ーー // ./ .|/ |
Vヽ .| / / V | .{ V|. Λ、、 儿 ー三 \ / / / V ん???
V.V / / /<_ | ヘ || / |ヘ フ「 / / / V
V( | .| // / ヘ ./ / | ヘ、 / 人 /ニ< V
\V ( |> // / / / | \ ─一 / / /--k/.ヽ>、 V |
V / >´ /| ./ / / ~>、>、 < / /| |つ-、 |二__/ |
乂/// / .| / /-、/>< `ヽ、  ̄ /// >--./ 、 \_ |
// / / | //| | /ー┐ | 、 //| | |\_| |
.|/ ./ / | 人__>|_.人>┘ / | ヽ| ヽ _>-''"\__>\ /
/ / | /::::| .// |>--Λ__ V >'" _>ーー-V \_>~
/ / | /:::::::| / / |ー<_ ~>.、 .ハ / .>''~:::::::::::::::::::::::V
// ./ /:::::::::::V |__/:::::::::::::::">- 、_\ | / /::::::::::::::::::::::::::::::::::::V
|/ / ./::::::::::::::::V .|.l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::>.\ . | / /:::_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
| |/::::::::::::::::::::::| Λ、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/<ル />~ ̄.|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
| |:::::::::::::::::::::::::| Λ、::::::::::::::::::::::::::::::::└─->V__>''"~::::::::::::::::::::::::::::::::::/
| V:::::::::::::::::::::/ \ 、::::::::::::::::::::::::::::::::::>''>┬≦--┐::::::::::::::::::::::::::/
{ 〈 W: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : W/
_辷W : : : {: : : : ⌒ : : : ⌒} : : : : : / : V ̄/
\ |: : : /: : : : :',: : : : : /: : : \/: : : }/ニ=-
-‐=ニニ)Ih|: : : : :丶 : : : ',: : : : : : : : : :/: : /:ノニニニ
寸ニニニr‐圦丶: :ト、i\ト、ト、 /|/レIノL: /:/⌒ヽニニ
\_/ii j[|:\ト「x===ミ V x===ミ厶イ:|:[|:. [| いえ、全然?
[|/: : :|: : :|、、、 、、、 ハ: : |: :
': : : :|: : :| ′ 从|: : |: : :. ご年齢は関係ありませんわ。
/: : :/|: : :|i.、 マ フ .イ:.:.i|: : |: : : :.、
': :/:.:从: : ∨:> __r=z__ < .:.:.:.i|: : |、: : : :. ヤルオ様を旦那にしようとしてる以外は問題ないです。
//:.:.:.:.:.:∧: : :V:.人|| ||人.:.:.:.:.:.i|: : |i.:、: : : : 、
':´:.:.:.:.:.:.:./:.∧: : l//|| ||/\人i|: : |i.:.:.\.: : :.
/.:.:.:.:.:.:._-=Tニ∨ト\ || ^ || /ニニ|: : 厂\:.:\: : 、
.:' :.:.:.:.:.:./ニニニニニニУ| i ||/ニニニ八/ニニ〉:.:.:.:\:\
………
/ ``丶
\
/ / | ヽ ‘──‐┐
/ / イ {ヽr‐v7ニニニ|
| | _ | _|∧ | }_人ノイニニ∥
| | zzzzz /zzzz V / 八ニニ/
|∧ | | | V | | Υ lヽ _-ニニ/
リ |_| |_| | |ノ /ニ\/ ヤルオは国や人々を救い過ぎてしまってな。
|圦 __ | |イニニ∧
| 个s。 丶`| ∧ニニニノ 釣り合う物が私以外無い。
‘, / T爪___! /  ̄ ̄/,
∨f¨¨¨/ノ──‐Vく ̄ ̄`ヽ /, はい論破。
__/-v--、 _ _>'"_廴/,
} {() () }- ‐/rっV⌒ヽ¨¨ ヽ
ノ У ト、_ノ 乂ノ 、_ノ 》
{ У / / V::\─‐ _/,
/:7`ヽ / /:__/\|:::::::l、 | |/,
.:::lニヽ:‘, { /:/ニニ|:::::::::::::::! `、 | /,
l:::lニニ}:::、 l/::/ニニニ|:::::::::::::::! | | /,
l:::l\ニ\/:/ニニニ=!::::::::::::::l! /l | /,
ヘ\
ヘ ヽ、
ヘ ヽ、
、 _.. ....ヘ ヽ、
. !\ , . <´. . . . . . . . ..ヽ ` <
!. ヽ , < . .,ィ. . . . . . . . .___ヽ、 ヽK
i .∨ ,.イ . . . .¨. . . . . . . . . . . .> 、 ̄`¨¨¨'''¬-V ヽ、
. ! ',/.. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ、 .Y .\
! ,:'. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ヽ. .゙¬ー─‐-.、└一フ
. ! ./.. . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヘ, . . . . . . ヘ. . . . . . .', . .', ∠. →ーュ
ト . .',.,'. . . . . . . . . . . . . . . . . . . .',. .', . ', . . . _..',-‐. . ',. .', . .V"_-_-_-_-./
ヘ ` <} . . . . . . . . . . ',. . . . . . . . . .',. .',.、 ィ". . . ', V. . .',. .', . .W-_-_-_/. ヘ
. ヘ .!. ! . . . . . . . . . .' . . . . . . . . . ヘ .', Vト. . ..Ν V . .',. .', . ',_ニ_-_./ . . . ヘ
ヘ !. !. . . . . . . . . . .', . . . . . . . . . :ヘ ', V _,zzt芝≒ij| ', ', . {.. .}_/. . . . . . .
ヽ.!. i . . . . .', . . .j,. .ヘ . . . . . . . .!.', ',i ,;t芝F";:}.:.:} ∨. .i..i . | /.,' >ー‐- .
,ィ.i .',. : . . . .'.ィ" i:. .!∨、. . . . . .!. ! イ´∨ゞ::ィ: イ'' ∥ リ!. :〈_,'イ ,ィtニtz,、 ヤルオ様は廃棄物処理施設ではないのですよ?
ィ" i. .', ', . ィ"', . . i V! .ヘヽ . . . .|ヘ| l. ゞ´ .' . . . |,V.V イヾ3, `VC
>'"_', .', .', . . . ヘ. . ', ;,ィti芝ヽ、 ! .,'. . . ..l. . . .V i8ニ=-LiF その様な罰げぇむは皆の為になりませぬ。
<.-_-_-_', .ヘ .', . . . ゙;,ィi;k:'":、:;:;:}:.〉` ' , ,'. . . . .!. . .', .V.Fl{`iヘ-、
` <-_', .',',..ヘ. . . Ⅳヘ ヾ、 イ i. . . . .,' ', . . ', Vi弋ヽヘゞ 暴君ですよ暴君、泣きますって。
/∧ ',ヘ. iヽ . Yヽ` _..、 .i . . . .ハ .', . . ',.VioYixヘヽ
/ //.∧.', .〉、 iヽ.ヘ}._、_ V__.ノ i . . . ,'. . ',__',. . .',.Vi7 ゚2_′
ヽ、/ ¨ ハ.',{. !′ム'"人 /.. . ..,'‐- ._V `¬∨'vn.\
. ,' . ヘ.',', ' ! i´ .V.>. .. __ . . . イ∥ . ,'li} .l:.:V ∨{ l iv
. /. . . .ヘ ' V. .V |r-=vイt} ,',' . ,'i|i| |:.:.:V VV、ヽ
/. . . . . !ヘ. ', . } .|ヘ ヾi|ih、 !!! ,'i|i|i .|:/ V゙ら
, '. . . . . ..|. ヾ、 |. ∧'v:ヘ 寸|h、 !|,'i|i|7 A V.ス
-------
´ / 、
_ ---- __ / / / i \
〈ニニニニニ>く / / / / , } ヽ
∨ニニニニ.{ メ^ー⌒/ ′ / / ./| , ∨
マニニニニ,乂 メ V j人从/i_/、.! . / ', ∨
/ ∨ニニニ′ ー/ ィfγ ヽ㍉j/j/i / , } V
, ∨ニニ{ /⌒′ {.ゝ゚-' j/ j/| ./ }
./ _ -=ニマニニ从 .{ { i | .::::::::::::jイ /
/ \ニニ∨ニニ 乂 _| | 〉:::::::::::;j/i.イ
./ / マニニ∨ニニ、 | | / i
./ / ∨ニニヘニニ|\| | - 、 / |
// .∨ニニ\_ノ | | i
./ .ハニニニニ| | ! .イ i
/ \ニニニj /! |>。 _ ´ .| ∨
/ / ー=イ /∧ , / ', ∨
./ / i | 〈/ \ ∨/{ー―‐./^〉 ', ∨
/ i : | \ \ ∨乂:::::::/ / \ i i
/ .i : _..>''"´ ̄ ̄ \ ∨:::::::/_ム--、_\ト、 |
/ i /´ ヽ i ヽハ }ニア、_)<) } \\ \ |
イ i i } |', /j/、ー' ./-->_ノ、_\i ∨
/ / | | ,: |::', .>''´ /ニニヘ \\ ¨¨ ー- .._
, | | / 八}< ./ニニニニヘ_ノ__ノ /ニニニ\
| | /|:::; `i /ニニニニニニニニヽ /ニニニニニニ∨
i | | / ./ .::/ :. iニニニニニニニニニ∨ニニニニニニニ}
| | |/ i .∧{ニニニニニニニニニ}ニニニニニニニ从
| | | / | /\ニニニニニrー=ニ,ニニ>-、 ニニニ/
| | .i / | /ニニゝニニニニ.八マーァ.オ r--、 }ニニ.イ
| i /i ハ /ニニニ≧=----=へー'/ |\\ニニ「
| i .i i , ∧ ./ニニニニニニニニニ/ | ', }ニニ,
| i ハ i , ヽjニニニニニニニニニニ ー┘ }ーニニi
| i / ', ', ,ハ \ニニニニニニニニニニ', |ニニ|
| ./ , ', ,: : \ ヽニニニニニニニニニニ, ,'ニニニi
| / ', V : : : : \ ',ニニニニニニニニニニ∨ニニニi|
| ./ .', /: : : : : : : \ ',ニニニニニニニニニニニニニ!
__, -―― _}\
}ヽ ´ ∧ \
, '/ -- .∧
/ / i´ \ 、 `''<
/ / .| ヽ \ -―― Y
/ / ', / }
/ i ', < /
/_ ./_ | ', ≧=---r'∠__
〃 ` ̄ / | ', ', V /
{ / ハ i ', i マ≦.
乂_ イ ′ | i 斗 七'' ̄「 | i |
/ | i .」__ i i } | | | ハ | | .i
<.._| | | | ̄「 .ハ | | ! .ハ / | .i | i
/ | | | | | /::::' l /::j/:::j.ィチ ̄, /| / i
く {⌒| | __|_j/:::::::::', /}/:::::,ィ´:ij:::} .::| / j/ .i
/ ./| \ {:::ij:㍉:::::}/::::::::::::::乂::ノ ..::/ / / | i
//| ハ | |::.乂::ノ .::; /.イ |
// .| ∧ 、 ト.{ハ. _ _ _ / .| / |
/イ , \ト.._{ .| ∧--vfニニニYニニYニニト-- </_ .|
/ / i .-=〈ニニニニニ|ニニニ}ニニニニニ/ニニ.\|
/ / / }_.-=fニニ∨ニニニニ|ニニi|ニニニニ/ニニニニi
. / / / /ニニヽニニ∨ニニニニニニ|ニニニ_/ニニニニニj
/ / / r≦ニヽニニニ、ニニ.∨ニニニ|ニニニニニニ/ニニニニ/|
. / /イ .′.|ニニニ.\ニニ、ニ∨ニニニ|ニニニニニ/ニニニ_./\|
/ / / >、ニニニ\ニニ、ニ∨ニニニ!ニニニニ/ニニニ/ / ヽ
〃 / /_ `''<ニニ\ニニニニニニ!ニニニ./ニニニ/ , / V
. // , V `ヽ `''<ニニニニ∨ニニ|ニニニ/ニニ/ / / ',
, i ヽ ''<ニニニニニ|ニニ/ニ/ / / _i__
i { / | ∨ ''<ニ> ´ ̄ ̄ ̄_ノ / / .ィf笊/
| | / / _|_ .∨ V / {´ ー== ニ、: : ', {/ .イ笊イ ′
| | ./ / マ笊笊≧x ハ }/ { | __ ---ィ: : :} /{ィ笊イ {
:, ./ ∨ ミ笊} _...ィ .{ | __): : : : : } /、/ /イ ハ
', ∨ / ∨ {ff_/ { |_ ィ < ̄ ̄/ \ / 〉
∨ ./, i .// { |__..イ|| ハ∨___., }.
. / / / .} / / .{ | ̄ ̄「 ハ∨ i , {
/ / / / .′ /, , リ ハ∨ | ./ ハ
/ / ./ / / { { 〃 }:} ! イ ',
/ / / .〈 / . : } }__.//___.j:j_| 0 ', / ',
/ ./ イ } ′ . : : , , (__) (__) ', ∨ / ./
i / // / / / 笊 /笊 ', ∨ / \
____
/ \
/ ─ ─ \
/ (●) (●) \ ふう、忙しそうだったから部屋に帰って来たお!
| (__人__) |
\ `⌒´ ,/
/ ー‐ \
_____
,、丶` \
/ 、丶`__\_\ } ハ,,\
// /  ̄ \!
/ / / ⌒ヽ '゙⌒ ,
| / | 〃芹ト、 ,ィ竓ミ. ,
|_| ″にしi} iJ衒 |__ ヤルオ様。
{ 丶 乂シ ヽ 乂シ }
ゝ { (_人_ノ / お客様だフォイ!
 ̄\ /
≧s。.____,,.、丶´ 通しておいたフォイ!!
/7:::::::\ \_/ |:::::::〉\
///≧s。.::\〈::〉 /::/.//∧
//////// ≧s。._,//////.∧
|/////////////}/////////}
|/////////////}/////////}
|/////////////}/////////}
|/////////////}/////////}
____
/ \
/ ─ ─ \
/ (●) (●) \ マルフォイ君の自分よりも上の相手に全力で媚びる姿勢好きだよ。
| (__人__) |
\ `⌒´ ,/ ごめんね、目の前でドラゴンや巨人兵をぶち殺して暫くトラウマにしちゃって・・・
/ ー‐ \
______
 ̄ ̄ \\
\\
_ レ'-‐ ― ― 、
. : ´ ̄ フ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
. / .: / 77  ̄ ``~、、.:.:.:.:.\
/.:/_ 。s≦r‐、≧s。 __,l.:.:.:. |.:./,
. /フ⌒, イ.:.:./ }.: !.:.:.:.: |.:.:.:. |.:.: /,
_,ノイ .:. / |.:./ )人.:.:.:.:|.:.:.:. |.:.:.:.:.:\
. '⌒|{ .: イ レ' '⌒ヽ\,!.:.:.:. !.:.:.:.:.:.:r'⌒
|{.:. |{ ⌒ ,x≠ミ !.:.:.:.:乂(.:.:.!:!
|{.:. |{,x≠ミ xx ,'.: /.:.:! 7.:.从
|{.:. |{乂xx ‘ ノル'}.: イ/.: r' ! ヤルオ!
|{.: 八.:.! y ̄ ̄ } , イ! 八ヲ:!{ !
. 八( !个,r‐乂 __,ノ, イ! ノル'ー 、]八/ ようやく来れたよ!!
\廴/ /ニ⊃ィi〔r从/ `Y´
. } /ニY_フ-=ニニ ,イ !
r=-/== |__フ= r' ̄.. !__ 人
/=-}ニニ=!ニ{_,ノ.. _/-=ニ \_/.....l
r'ニニ/____У........ {r‐-ハ _=ニ 廴... ト、
!_,ノ`~、 ,イ....... , イ⌒ y个≧s。 _Y.:.:l
, イ个s。 __ フ.........{-=ニニニニニニr' ̄ |.:. |
/.:// r' ........... }-=ニニニニ_,ノ ...... ! : |
. / // /. r‐廴_,/-=ニニ /个 ..... / .: |
l イ=,' /...r' :::::: /-=ニニ /:::: /......../ .:.:. !
|:|{ニ! /`7:::::::::/-=ニニ /::: r'....... /.:. , イ
|:|{ニゝ‐-r' /::::::/-=ニニ /:::::〈....../.:/.:. |
____ _-----__
〈ニニニニニニニ=- -=ニニニニニニ/
マニニニニニニニ=-…-=ニニニニニニヤ
マニ=-....:::::::::::::::::::::::::::::::::::..-=〈
}ア/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/.:/\::::::/|:::|ヽヘヘヘ::::::::ノ ヽ
' ' _ ̄ ⅵ ヽニコ
|/ヽ_/::::: \/ヽ| V::::::::|
|:::::|:::::::|::::|:::::::::|::| ´ ̄ ̄` .|:::::::::|
|:::::|:::::::|:::ハ::::::::|::| ィ_笊'㍉|:::::::::|
|:::::|:::::::|:::| |:::::::|::| {// } |:::::::::| 助けて貰ったしね。
|:::::|:::::::|:::| |:::::::|::l 乂ソ |:::::::|
|:::::|:::::::|:/  ̄ ′ |:::::::::| 恩返しに来たわよ。
|:::::⌒込、 イ:::|了
|:::::|:::::|:::::> ∨ ア イ::::|::::|::|
|:::::|:::::|::::::|:::::::} ー { ::::::|:::::|::::|::| _
|:::::|:::::|::::::|_--| /了-__:|::::|:::\ / __)
|:::::|:::::|::_--_-_\ / ---/-|::::|-_::: \ / ) / /
|:::::|:::::l-∧--_-_ ヽ/ ---/--|::::|--_:::/ /\/
/::_-|:::::|--∧--_-_/ ---/---|::::|-- / ,|/\}
.:::::{--|:::::|---∧- _/ ---/----|::::|--,{ .|/ヽ |
/:::::ノ--|:::::|----∧,/ ー‐/-----|::::|- / _|ァヘ ノ
.:::::::{---|:::::|-----./ ー‐/------|::::|-.{ /
|::::::/---ヽ:::\-- / ー‐/-------⌒-八 イ_\
|:::/------}⌒-- |----|-------------≧、_//〈/ヽ
_ __ ,.イ:~ヽ‐:-.、 γ: :7
,ィ:^:ヾ;ィ/: : : : :ハ_;.-.、ヽ、ハ: :ノ__
/: : :/: :':,: : : : : :、: : : : : ヽ: :'´: : :`ヽ
/{ : : : /: : i': :,: : : :イ}: : :、 : : ヽ、:ヽ ̄ ´
/: : : : : : {: : /{: ;': : ノ リ \::ヽ: : ハ:ヽ:',
〈: : : : : : :/ヽ( V;イ´ ゙ヽヘ: : : : : :i
. V:j: : :.:/γ⌒ ` '"⌒ヽ〈Vヘ: : :;’
、 __ ソ: /V〉' Vヘ〉ノi
ヽ;_: :〈/Vi ,ィ=ミ ,ィ=ミ、 j: : ハ:,:ヘ、 みんなと話し合ってさ?
,.ヘ ___ ノ:Y^゙Y: { ::/::/:: ' ::/::/:: / : {rノ: : :_:_`ヽ
. ∠{ V: ; : : :.i i: :゙ヽ、 r::::::::::::- 、 ,イ: : ハ': :: : :`ヽヘj どうするか決めたんだ!
ヘ マ' : : : i i: : : :r丶 v::::::::::::::丿'フ: : : : ヘ: : :-:、:.ハ
ヽ ヽ、_:_:i i: : : :ヾ 、` ー ´ ィ{: : : :γァヽ`ヽ: : :}
{:ヽ、 \.i ヘ-、: : .}、:i>- < i、i:,ィ'"/ / )ノ ,.ィァ"
,ィ‐' ゙^ ヽ)ノ,ィ^\ / ヾ{,._/ /___ //
,.ィi 、 ゝ、 _`_, -‐ァ}、Yヘ:ニ/ /ニ//=ヽ
( ヽ ゙ 、‐-- _ ,ィ"ヌ i ∨ ~´ 'ー、ニハ
/ニヽ ゝ、__ Y__ _,..ィ'"´ (:.:.:.:){ 、` / ヾニヽ
. {ニニ{ ゝー‐‐‐'´ィニニj´ニ}丶 }⌒{ ヘ ゙,ノ / ノニニハ
iニニiヾミミ`゙'彡彡/ニニj ハ:.:.:.i ゝ 、(_,_イ__/ミ-、ニ}
jニニ,ニ≧-==-≦彡'" ハ:.:.:.:.:i ムミミミr-=彡彡}ニハニヽ
{ニニニニ、ニニニニニノiiii| {:.:.:.:.:.:.:|. {ニ、ニ≧ニ≦彡"ニムニニ゙Y
\ニニニニニ>'´::liiii| i:.:.:.:.:.:.:.| \ニ*、ニニニニニニニムニニ{
ゝ-'"´ {:ニニ|iiii{ |:.:.:.:.:.:.:.i ヾニ丶ニニニニニニニ゙ヽム
Vニニ|iiii{ i:.:.:.:.:.:.:.:i ヘニニニニニニニニニニハニ}
___
. >''´.: : : :. :. :. :.`''<
/.: : : : : : : : : : : : : : : :.ヽ
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ∨
. /.: : : : : : : : : : : : : : : :. :. :. :.<父>
. /.: : : : :. :.|: :ト、|: : : : :.|: : :|∨o: : :V
/: : /: : : : :|_,,ィ : : : ''ト、__∨: : : '/
,: : /|.: : : : :.|V_ヽ: : : :| _u.|:.∨: : :'
|: /. |.: : : : :.,ィzzzzxヽ: :ィzzzx|: :|∨.:.:|
|/ |.: : : : :.|.乂ソ ヾ!乂ソ |: :|):∨:| やっぱ・・・
|.: : : : :.|:/:/:/ <i .:/.:/:/:|: :|ノ ∨
|: ∧.: :.|、u ィ|: :| 分かりやすいのはこういうのだよな、って。
|//∧.:.| . ≧s。^^。s≦ |: :| っ
. _/∧:|_,,/ ^''zz''゛ヽ._|:/_ これ位でしか返せないしさ。
. /| |/| 乂|/|/|,/ |/| |\
. / l マム. |/|/| /l/ l ∨/
/ _l マム |/|/| /l/ l/ V
. / l マムzzzzzz/|/zzzzzz/l/ l. \
. \ __|\_。s≦二凵二≧s。,,/__ /
. ∨ニ二|::::〈〈::::::::∨/ マ,:::::::::::〉〉|二ニニ∨
. 〔/´ |:::::::::ゞ==//∨::マ==彡 ::| |ノ
| 人:::::::::::::://::::::::::::マ, :::::::::| |
| \___:____:::::/ u l
. ヽ / ___〉 え./___ `ヽ /
. \{ < / っ V /}-‐''
;{\/ ち. V .∧;
,:ヽ/ 券 V::∧
/::::/________V::∧
/:::::::::::::::::::::::::::::()::::::::::::::::::::::::::::∧
. /\:::::::::::::::::::::::::∧::::::::::::::::::::::/-∧
. /ニニ`''<::::::::::/ニ=\::::::>''´二ニ∧
. /ニニニニニニニニニニニニニニニ∧
, ´ ̄ ̄ ̄` <
<::/::::/:::|::::|::::::::::::::::\\
/::::::::/:::::i:::::|:::::ヽ::::::::ヽ:::::::i::::ゝ
/:::::/:::::i::::::|:|:::::i::::::ヘ:::::::::::i:::::::i:::::ヽ
/:::::/::::::|:::::::|::|::::::i:::::::ヽ:::::::::i::::::::i::::::i
/::::::/::::::::|:|:::::|::i::::::ヘ:::::::ヽ/,L:::::::::i::::ヘ
i:/:::i:::::::::ii.|::斗ハヽ::ゝヽ--ト<トヽ/|::::::i
i::i:::::|::::|:::レll介:| || \::i.\\ヽ|>` <:|::::::i
|::l:::::|::::リ个\ヽ \ \ヽ |/ヽ|::::::::|
|::l::|::|::::|::::lイ.、,___,.ィ .、,___,.ィソ:i::::::i:::l::::l ヤルオが悪い女に騙されない為でもあるんや!
!:l::::|::i::.∧ヽ、.'~゙゙`` '~゙゙`` //:::::i::::|:::i
||::::|:.マ:l.!ヽゞ//// ` /// //::::/:::::|:::i しょうがない!!
リ、|::::マ|ヽゝ ー - /l::/:::::/l:i
ヽヽ::::| iヽ > 、 _ _ / /レ´ リ /
\ i ヽヽゝ/<‐‐‐‐>ヽ、
_____\ゝ^{ /{^}, }:.`ヽ――= ̄∧
/::ヽ |:.:.:i .∧;;;;;iヽ i:.:.:.:i ___/:::ヽ
/::::::ヽ――==.i:.:.:.Ⅳ ゝ;;< .Ⅵ:.:.:├< ̄:::/:::::::::i
k:::::::::::∨::::::::::::i:.:.:.:ヘ /;;;;;| /:.:.:.:..i:::::::::::::/:::::::::::i
|::::::::::::::∨:::::::::i:.:.:.:.:.ヘ .i;;;;;;;;| ./:.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:/::::::::::::::::i
|::::::::::::::::∨_.i__:.:.:.:.:.ヒ二二フ___L、/:::::::::::::::::::|
|::::::::::::::/ ̄ ⊂ニ二--- 、 ヽ::::::::::::::::::::k
/:::::::::::/ ____>――‐_` > ∨::::_:::::::::::_/
L__::/\\ 、 ゝ---‐^<____ >ヽ´ /.ゝ´ヽ ̄ ̄/
k./:.:.:.:.:.:\ヽ≠ ヽ――!´r 、.i:.:.:.ゝ≠ト</´:.:.:∧:.:/i
//、:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽく 、:.:.´ー t/__:.!_!、/:./<´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ゝヽ:.∨
//:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`‐‐,:.:.:.ヽl:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.ヽ:.:.∨
/:.:.:.:.:.\:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.∨:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:i
-―-/^i._
´ V ヽ
/ / .| \ V :
/ / / // | ハ ト.\ ハ \ ゚。
// イ/ /斗ハ-N 从十jⅥ\ \
//〃 { マ泛ぅ 泛うアj .|\ \ う、うん。
// {{ .,小.ハ//////イ ! |\ ヽ
/' 从| | Y人 , 、 u .イ /|| ヽ : 仕方ない事なんだ。
{ /| .|//,> __ .イ / ./__ | | } i
从!//.‐.//::::::{// ヽ! .| | 貰ってくれるか?
/´ }_}::::::::{ {::::::::::::{_{ V ,リ
/ >':::::::::::::L.ー--::::::} i /
. , /:::::::-=〃=-:::::::`ミx:::ヽ .
/ ′:::::::::::::{:::::::::::::::::::::::} }:::} ',
/ 从::::::::::::::::::,:::::::::::::::::::::j j::;:. :.
. / .ゝ--=:≦≧=-: : _.:イ:∧ :
. / --、'__ i ̄}::::::::::::::::::::{ ̄ヽイ ',. !
〈 .{:::`゙''=- =====// ̄ 7 }_ !
> ..__|:::::::::::::::::::`゙'-r_ {:::::::::{ ./ ` j
/::::::::::::::::::::::::::::}く ヘ:::::::、/ ..イ
/::::::::::::::::::::::::::::::,トJ::.ー/ イ
/:::::::::::::::::::::::::::/J::::::/⌒ヽ/ ,
/:::::::::::::::::::::::::/:::八,.r- 、:::::::}イ /
./:::::::::::/::::::::://::::::::{ _/::::::::::}イ::::::ヾ
.i:::::::::::::i::::::::::| i===:ァ、!:::::::::/::::::::::::::::',.
.|::::::::::::|::::::::::| | r_x_しj_r-、{ミx::::::::::::::V
.|::::::::::::::::::::::::| | } >`'ヽ:::::::::::',
.|::::::::::::::::::::::::| |ヽ__、__ / i::::::::::::i
.|::::::::::::::::::::::::| | i´::`! .|::::::::::::|
.|::::::::::::::::::::::::| | i:::::::', .|:::::::::::::!
.|::::::::::::::::::::::::j j ,:::::::::', .|:::::::::::::|
.|::::::::::::::::::::::// .ハ:::::::::, .|:::::::::::::|
`T  ̄ ̄ ̄ ,'\:::::::::, .|:::::::::::::!
| , ヽ:::::', |:::::::::::::|
| .ハ \::, |:::::::::::::!
| ハ ', ',:::::::::::|
| ′ .', ',::::::::::!
| , , \:::::}
. | . ', `i′
. | ,′ ハ .!
____
/ \
/ ─ ─ \
/ (●) (●) \ あ、あの・・・
| (__人__) |
\ `⌒´ ,/
/ ー‐ \
_ 。r≦二ヽ
, ' У
ト、 ____
,ィfニ乂<⌒.:.:.:.:.:` 、
/.:.:., イ≧∠ =ニ=-、.:.:.:.:.:\
イ .:.:. / フ 7_ 。r≦〕iト、\ .:.:.:.:.::.
ト、 _. : ´/ .:.: /ィi〔.:7 Yヽ.: \.:.: \! .:.:.:.:.::.
廴 __ /.:.:.:./:/´/.:.:./''"´``! \\.:. |.:.:.:.:.:.:.::.
, '.:./.:.: /.:.l.:.:.:.: / }=≠ミト、:ト、.:.:.:.|.:个s。 __
/.:.:イ.:. ,イ .: |斗=≠ミ )/ r' } j八!.:.:.:|.:.:|{.:.:r'⌒
///.: /.:|.:.:.:|:l:|.:|{ ^ ,x≠ミ `Y: |.:.:|{.:.:| アスナ達は後から来るよ。
/´ .:.:.:.:.l.:. |.:.:.:|从八x≠ミ , , , , イ.:.|.:.:|{.:.:|
{ {.:.:.:.| : | .:. !_乂( , , , (! / /.:.:|.:.:|{.:.:| ねっ、ヤルオ♪
/, .: |.:. !.:.:弋__圦 y 丿 , '.:.:.: !.: |{.:.:|
/,: |.:. !.:.:.:.:.: /:个:. イ  ̄`Y.:八: !
/,l.:. ト 、 : /.: //〕iト , ィi〔.:>-‐ア¨ ̄ ヽ
八: 乂:У.:.:.:〕iト/.:.:.}ーyfニУ . . ,イ ',
/ /.:.:. \(/.:.:.,ィr‐ -‐ ァ:::::::::::::::/. . . /:∧ !___
. イ . : ´/.:.:.:.:/.:.:,イ /:::::r'¨ ̄. . . . ./ ::: ∧ }__/ ̄,イ
. 八 ____,,.. -‐ ''.: /.:.:.:.:/ .:.: /.:} /:::: 〈. . . . / ̄,ィi〔<二二二〈/
乂 ____.:.:.:.:.:/.:.:.:.:/.:.:.:. , イ二廴// ̄. . ∠ __/. . . . . . . . !ニ=- {
ア¨´:/.:.:.:.:.:.:.:./入辷ニ レ'. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .lニニ=∧
/.:., イ.:.:.:.:.:.:.:./.: /.:.:.Уニイ . . . . . . . . ____. . ‐-. . . . イニニニ=∧
/.:./ , '.:.:.:.:.:, イ.:.:. /.:. イ⌒ 八ー一r'. . . . . . . . . . . . . . . /ニニニ=- /
. : ´.:./ /.:.:.::/ /.:.: /.:.: 八-=ニニ\. . . . . . . . . . . . . . , ィi〔{ニニ=- /{
//.:.:, ' / .: , ' .:.:.:.:/.:.:./.:.:个 、-=ニ `Y . . . ___ ィi〔:::::::: ハニ=-∧.:. \
. / ,.:. / ,.:.:.:.:/ :.:. /.:.:.:.l.:.:.:.:|.:.:. Y-=ニ }. . . . \ ::::::::::::::::::::: l{ニ=- {:∧.:.:.:.:\
/ .:.:/ .:.:.:.:./ l.:.:.l.:.:.:.:.|.:.:.:.:| .:.: |=ニニ/. . .r'⌒¨:::::::::::::::::::::: |{ニ=- {.: ∧.:.:.:.:.:.:
レ' l.:.:.: { |.:. ト、 .: |.:.:.:.:|.:.:.:.|== /¨ ̄::::::::::::::::::::::::::::::::: 八ニ==ト、 .: \.:.:.:
. !.:.:.イ :.:.:.l \!.:.:.:.:!.:.:. != ∧:::::::::::::::::::::}:::::::::::::::::::::: ∧==ト、 \ .: \
乂八 乂{ \.:.:.:.://_ 乂::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ \ト、:\ `¨⌒
⌒ヽ ¨フ´: : : :〕iトr。 ____r‐┬ァ、r'  ̄ ̄/, ¨⌒
,イ〕iトr。 _: : : : : : : : :/≧{ }≦: : : : : : :/,
____
/ \
/ ─ ─ \ 「」
/ (●) (●) \
| (__人__) |
\ `⌒´ ,/
/ ー‐ \
____
/ \
/ ─ ─ \
/ (●) (●) \ 助けてください!
| (__人__) |
\ `⌒´ ,/ マコト先輩!!
/ ー‐ \
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ト、:::::l
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::::::::::::::::::::::::::::! ';:::::i
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::/ヘ|::::::::::::::::::::::::::! ';:::l
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ |::::://IIj:|:::::::::::::::::ト::::/ !:! 俺は墓場に入ったんだ。
::::::::::{:/:::::::::/::::::/ !::/ ヽ |;ij |::::/レ:::::/ |/ リ
:::::::::::i:::::::::/ |:::/ i/ ヽ7 |:∧ |:/ ′ お前も入れ、なっ!
:::::::::::::::::::/ |/ ゙ ヽソ
:::::::::::::::::∧ \ 仲間になれ!!先輩命令な!!
:::::::∧:::/ `ー /
:::::/ ∨ (  ̄ 7 /
/ヘ  ̄ , '
\ \ _ /
\ \ / ` ー - ′
\ \__ /
 ̄\ \
____
/ \
/ ─ ─ \
/ (●) (●) \ どうして・・・
| (__人__) |
\ `⌒´ ,/
/ ー‐ \
____
/ \
/ ─ ─ \
/ (●) (●) \ ま、マルフォイ!
| (__人__) |
\ `⌒´ ,/ 君は友達だよね!?
/ ー‐ \
, -=_ニヽ、
,イ/!/'´``'´` ヽ,、
,ィア゛ Vヽ
i彡.:,.. -..、 ,.. -..、 ヾム
}ノi ゝッ:} ィッァ、 }ミ}! 僕ちゃんとお嫁さんの他にも側室居るフォイ。
{V}:.、 ,} _、 ノィリ
ゝ:,:.:. _-__ ,_ノ 全員平等に幸せにするのが貴族の役目フォーイ?
∧:.:.  ̄ ` /
}:.ヽ、___,,.ィ { 思わせぶりな態度してるのは悪い事だと思います。
{ih.,:.:.. ̄ ,.ィi}!
/i:i:i:i:i≧zr≦i:i:i:i:ヽ 認知して、どうぞ。
_,.ィi{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}:i:>、
_,. -=ニ二V∧:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧Vニニ=- .,_
r≦ニニニニニi{V∧:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧Vi}ニニニニニ≧s.、
j}=ニニニニニ∨/∧:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧/∨ニニニニニ/ニ{
i{=ニニニニニニ∨/∧:i:i:i:i:i:i:i:i:∧/∨ニニニニニ=/ニ=}
/=ニニニニニニニ∨/∧:i:i:i:i:i:i:∧/∨ニニニニニ=/ニニ}!
{=ニニニニニニニニ∨/∧:i:i:i:i∧/∨ニニニニニ=/ニニ=}!
____
/ \
/ ─ ─ \
/ (●) (●) \ 「」
| (__人__) |
\ `⌒´ ,/
/ ー‐ \
, -=_ニヽ、
,イ/!/'´``'´` ヽ,、
,ィア゛ Vヽ
i彡.:,.. -..、 ,.. -..、 ヾム
}ノi ゝッ:} ィッァ、 }ミ}! 将来の事を見据えて許婚から始めるフォイ。
{V}:.、 ,} _、 ノィリ
ゝ:,:.:. _-__ ,_ノ モルガン様?
∧:.:.  ̄ ` /
}:.ヽ、___,,.ィ { あれ以上行き遅れたらやっべぇぞ?
{ih.,:.:.. ̄ ,.ィi}!
/i:i:i:i:i≧zr≦i:i:i:i:ヽ
_,.ィi{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}:i:>、
_,. -=ニ二V∧:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧Vニニ=- .,_
r≦ニニニニニi{V∧:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧Vi}ニニニニニ≧s.、
j}=ニニニニニ∨/∧:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧/∨ニニニニニ/ニ{
i{=ニニニニニニ∨/∧:i:i:i:i:i:i:i:i:∧/∨ニニニニニ=/ニ=}
/=ニニニニニニニ∨/∧:i:i:i:i:i:i:∧/∨ニニニニニ=/ニニ}!
{=ニニニニニニニニ∨/∧:i:i:i:i∧/∨ニニニニニ=/ニニ=}!
____
/ \
/ ─ ─ \
/ (●) (●) \ うーんこの。
| (__人__) |
\ `⌒´ ,/
/ ー‐ \
………
/ ``丶
\
/ / | ヽ ‘──‐┐
/ / イ {ヽr‐v7ニニニ|
| | _ | _|∧ | }_人ノイニニ∥
| | zzzzz /zzzz V / 八ニニ/
|∧ | | | V | | Υ lヽ _-ニニ/ マルフォイ。
リ |_| |_| | |ノ /ニ\/
|圦 __ | |イニニ∧ 一ヶ月ほどオークやゴブリンの汚した糞尿の清掃作業に任命する。
| 个s。 丶`| ∧ニニニノ
‘, / T爪___! /  ̄ ̄/, 命令な、やれ。
∨f¨¨¨/ノ──‐Vく ̄ ̄`ヽ /,
__/-v--、 _ _>'"_廴/,
} {() () }- ‐/rっV⌒ヽ¨¨ ヽ
ノ У ト、_ノ 乂ノ 、_ノ 》
{ У / / V::\─‐ _/,
/:7`ヽ / /:__/\|:::::::l、 | |/,
.:::lニヽ:‘, { /:/ニニ|:::::::::::::::! `、 | /,
l:::lニニ}:::、 l/::/ニニニ|:::::::::::::::! | | /,
l:::l\ニ\/:/ニニニ=!::::::::::::::l! /l | /,
_
,. -=ニミ}´ ///>,、
,.ィニアヾ`ヽ!///´//ニ`ヽ、
,ィニア ゛```` ´ ´⌒ ̄`ヽ-_、
/ニミ -- __ __ _ -=':,
/ニ=- ー― -- -―- ヽニ}!
{ニ=- , -― - }={
}ニ=_ ,ィ ´ ̄ 丶 ィ´ `ヽ ,=/
/_-=、 ,ィfニミ、 ,.:,ィ=ミ }:!
// `ヽ 乂 ◎ノ.:, { 〈◎ノ リ
{∧f ヽ :.、 :. }!
}ヽ、 _、} ノ ヽ }!
j}/},ゝ-Y:, { ー - '} ∧
,_-=リ:i:i:i:i:i}ム ノ } /ニ=_、_
,_ -=ニニ}Nリ/{: : ', ; /´ ̄:.:.} ! /ニニニニニ=- _
, -=ニニニニニニ/ V: : ., :! i{、:.:.:.:.:.:.ノ ; /ニニニニニニニ=-_
, -=ニニニニニニニニi{ ヽ: : .、 ヾニニ二フ/ /ニニニニニニニニ=-_
-=ニニニニニニニニニニi{ \: : .、 /}!ニニニニニニニニニニ=-_
ニニニニニニニニニニニム \: :.ー - < }!ニニニニニニニニニニニニ=-_
※数時間後のフォイの姿
______
.,,r'三ヅ゙´ ̄``゙''・ 、.
./=='': : : : : : : : . ヾミッ、
/:: : : : : : : : : : : : : : : : : . ヽ _ 、
./:: : : : : : : : : : : : |: :!,: : : : : : .. ヽ つノ
/.!::: : : : : : : : :| :i : :ヽ:ゝ::‐-=‐'''ヾ |
./ミノ: : : : : : : :,,ノノ: : : .! |:::. .r',ニ、ッ- vヽ、--─-、___,,
!ミi': : : : : : : ノ''::::^ヽ: : : :.i::: :レ' ̄´: : : `iヽi_ / ヤルオ、ノビタだよ!
|ミ!: :__;,;,.r:‐彡- 、, )゙: : : ヽ: ::´: :、_: : __ヽ!ト、  ̄\ノノ
ヾ: : `゙´: :/´,..tョ-''‐:: :::::::::: :.、‐ぅ、: : ゥ、.,ヽ:ヘ \/ 駄目じゃあないか、男として責任を果たさないとっ!
./ ヽ::: : -''´~ -‐''´::,::: .,: . . . :;!j,,r=ャッノ' ! : |::: :ヽ  ̄
//_/ ,r‐|: : : : : : : : /:::ゝ、入___ノ'',,r‐=ラ,: :/: :/: : : :ヽ 久しぶりに会えたと思ったら・・・
ゝ-‐ '´ !-ヽ-、: : : イ_,,='´: rャ‐'゙,=‐'' ´ .丿i:: : ./;; : : : :.|
/`ヽ《:ヽヽ: :m、: r'゙´_/´ _,,.ィ'''´ ノ::. |::: : : : : :| 君らしくもない。
/ /`ゝ、! i:::ヾ辷''゙: ̄`二 ̄ -‐'´:::: . ノ、:: : : : : :|
/ / |:人ヽ、`‐-`: : : : : : ̄: : : : : : : /:: |::: : : : : !
./ | ヽ: :::::::`゙゙二==-─ 、_: : : :__/:::::: |:: : : : : :|
____
/ \
/ ─ ─ \
/ (●) (●) \ のび、た・・・?
| (__人__) |
\ `⌒´ ,/ 前は世紀末って感じだったのに成長したんだね・・・???
/ ー‐ \
_ -―- _
ィヘ ノヽミ
|:{弋tォ川匕tォフ} ぶっちゃけみんな愛がマシマシになってるから処理して。
r人 ノ\__ノ ノト
{ {`マ三三ア'} |ノ 役目でしょ。
/\ヽ  ̄ ̄ //{
__| i `廴___y'| ト-- やる夫への想いが爆発寸前なんよ。
_ ___ / __ノ| | i | | ト、__ \ __
/ / /`ーく__,ノ__ \ } ノ 人 / ̄ ̄\ \ なっ!!
. / ´ ´ '⌒ヽ___\\__// ̄ ̄ ̄{__ \
′ / /'´ \} ―‐( \ ヽ j「i
. i i { /  ̄\{/ ̄ 二ニ=、 } / |
. /| l l / ̄ ̄ ̄ ¨¨` ∨ ̄ \ l l//\
.. / \{ }_/{ ィ __ ヽ l { \
. / }\__,ノ \ \__ /ノ}\____ _/⌒V⌒ヽ_/ \
____
/ \ 何故だ・・・季節の変わり目には贈り物をしたり手紙を贈ったり
/ ─ ─ \
/ (●) (●) \ 手助けしたり勉強を教えたり支えたり困ってる時には優しくしたり
| (__人__) |
\ `⌒´ ,/ 時には一緒に困難に立ち向かったりしかしてないのに・・・?
/ ー‐ \
,,,,;;;;;;;:- = 、
/ tヽ
/i , - 、 ,-'",:へヾ
l;j ,,r ニー、 ( f。ヲ ゙i
゙i, f''。ソ ', ヾ゙~ i^i だからでしょうね。
r'i't`゙゙´'r',___,2 、.Y,
t_fi, l ,r ''ノ,.=''ゞr'' ,ハ
`i,ヾーヾニニニジ fヽ. ゙i,
,.,r''"`ヽ、_,,,,.,.,.,ノ ヽ ヒー-、
ハ、,,__ ゙ヽ ヽ、 i `ヽ ゙iー――-- 、
,.r''"~t__ `ヽ,.,.r‐=''ヽ ヽ、ノ ,rヲ l `ヽ、
,r''" ``ヽ,.,」´ヽ、'''('´ー--、,,.f='" ノ (ヽ ヽ `ヽ、
/ ,j ヽ、 ) j゙゙´i''フ_,,., ィ `ヾ、i, 、 `ヽ、
,/ ( ヽ、゙Y ノ`~ ヾ、) ヽ
/ i`ヽ,,ノ`",r/´ ヽ i
( ,/、ミー-- '"/ ゙i, l
ヽ ,,.,ィ''"^ー/ >-- '/ ゙i _ヽ,
) _/ ,.r''"´ /ノ / ├''" `゙t
l f ゙i / ,,/ l i, / ,..、 l ヽ
l_j レ′ /' ,i Y /,ノ ,i' )
l l i′ ノ l,,/,. ,ィ 人
lヽ,i l / l ,./ // /l / ゙i
i `i,_ ,ノ ノ ノ'" / / / j / l ,.ィ" l
゙i l`゙''゙´ ,r '' ノ / l i / .l一"/ /
i ヽ、,_,ノー='" ,/ l l ,l l / /
ヘ ヽ >、 / ____ // /| |
. ヘ .\ > 、 >|-‐/__ ./ / | |
. 「 ゞ`\ > / \/⌒ / / ./ |
ヘ > \ /_ へ 、 |└.|/ニニ<_
ヘ >‐.\//~~ ヘ ヘ l  ̄ lっニニニニニ<_
ヘ/ / ヘ ヘ / 丶ニニニニニニニニ>
<_ / ヘ ヘ/ 、<ニニニニニニニ/
l 、./ .| ヘ ヘ___>┐二二二ニ/
/ | | | 、、、 ヘメメメ/ニニニニニ/
∥ | l l | | | ヘヽヽヽメメ<lニニニニ| `<
∥| | | .|l l.l | ト、 λ |、 .l、//./ニニニニニ|ヽ、 ヽ
. ∥.| .| || .|l .| .l .| |ヘ__.l>l<|~ .|、/ />、ニニ/ニ\ ヽ
| || >-ト| .|___、 、. |、__.|≦z==ミ/ l .| l /ニ|ニ>/ニニニニ\
| |、 ィzzzzz、、 | ヽ.|、 v ソ / /|. .ト.l/ニニ|ニニニニニニニニ/ミ ※精一杯の愛情表現
.v.トヘ | 、ヽv ソ ヽ |/:/:/:/:/:/:/l l | |ニ二ニ.|ニニニニニニニ/ ヽ
|| ト、ヘ ト、ハ/:/:/:/:|\|:/:/:/:/U:/:| | |ニ,--、 <~/,<ニ/ヽ
/ヽ/~ヽ/ヽ| |ヽ ヽヽ、u ` .> | <´ヽヽ .|ヽ/ | /、´ ヽ ヽ
|ヽ.u| | ∥| /| | | | | ヽ、 r v、 / |.| ヽ、l| ヽl| `´ ヽ ヽ ヽ
/`| `_| ヽ|/ |.l/ .| | | | .| /ニニ> 、 / .| __ヘ_ .| |丶 丶
|ヘ.u| ┌----、 .| | |//>ニニニ|> ´ | | _^<_、 | .l ヽ
| 、 >- / .| | ト/ /// || |/ /|ヽ ´ \ .| ヽ
| ヽ <~ / | | | ト、__.| >//---<~/ / | ヽ―-、 ヘ ヽ
. | | /, ~| | ト、ヽ./| |cっ | ./| | / /-、\. ヽ ヘ |
./ / >‐ ./ || .| 、 l `ヽ/ >.Uト-t―-∥ / | .|/ / ヘ \
l / / || Λヽ ヽ/ .(ニ) ∥.l / / .|| / ヘ
/ / 、 | / ヽ ヽ  ̄ヽ./モヽ./ ̄~/ / | || | ヘ
. / //. ヘ | / /、 ヽ /ル / / / .| || |. ヘ
// / .ヘ| // \ \/.ガ/ | / | || .| .ヘ
.// / // / |.ン/ |/ | || .| .l l
| |/ >/ / . ̄ | |.| ヽ l.λ
| | ./ / / l | 、 ヽ l .|ヘ
| | ./---、\ ./ ./ | | 、\ .| |.ヘ
/ | ./::::::::::::::::\\ / > ´ __ \.| ヽ| \ | | ヘ
|、 /:::::::::::::::::::::::::::\\ / >^~ >^~::::::ヽ ヽ| |/|.l | | ヘ
.|.ヽ/::::::::::::::::::::::::::::::::::\\ | / >^~:::::::::::::::::::::::ヽヽ |ヽ|.ヘ | |ヽ ヘ
. /. .||:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽヽ | .//:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽヽ| ヽ|ヘ .| | \ヽ-
/../.ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽヽ.|//:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| .| ヽ | | .| \
____
/ \
/ ─ ─ \
/ (●) (●) \ 釣られな・・・アッアッアッ・・・
| (__人__) |
\ `⌒´ ,/
/ ー‐ \
こうしてやる夫は魔法を悪用し・・・
転生チートで貰った魔法をふんだんに使って人々を救い
多くの人の人生を滅茶苦茶にしたのです。
∧ ____
i.l.i / \
i l i / ─ ─ \
iヽ 〉l〈 /j / (●) (●) \
{\ィ劣-沁,/} | (__人__) |
. V三ニ{:::}ニ三/ \ `⌒´ ,/
. \三V三/. < ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i二i i::::iiiハ 一,ィiii/ ̄アーァー――――、―.、
ヽミiiiiミ/ ヽヽ :::::::::::::::::::::::::i二ゝ:::iリ川川リiii:::r‐'/ニ'´::::::::::::::::::::::::::::::: 〉 _ >
{ミiiiミ}込. 〈 ` ゝ::、::::::::::::::: iニi.j:::iii.V川リ iii://ア:::::::::::::::::::::::::::::::::,. '" ∧ ※偉大なる大陸の父の肖像画
. i Y i{メ} 入_ミx、 ̄ ≧=-jニj/Liii. Ⅵソ .iii‐'‐〈_二ニ-‐==ニ二 ∧
. {iiiii} {メi. V  ̄ _ フ  ̄:::iii\_/:jii:≧iヽヽミ ー―一 /
. {iiiii} {メi. ハ ー_,. -‐/i:::::::::: iii:::::::::::: iii:i∨i \ \`'' 、 /!
,-‐r‐{メ! /..j,. -‐'"゙´ //i:::::::::::iii:::::::::::: iii::i∨i ', \ ー _ i
{ ーソ{メiー'ヽ ヽ 込ミx/-'i V::::::::iii:::::::::::: iii::j∨i ',. \ /
マ二,{メ} _V∧ `ー'\ ヽ! V:::: iii:::::::::::: iii:' i∨i . ', \ 〈
i::::ijメi'´V V. i. ヽ i i V : ii:::::::::/ii ,i∨i ',. \. }
i:::jメツ.. V .V i /i. i. ヽ:::i.::/ i, ' .i∨i.. ', |
{二ツ''" iV i. i _,. -‐'"i i i. `'´ / i∨i. ', |
゙'i::::i. i.i ーi' i i. ij i \ i∨i ',. |
,i::::ix i.i i. i i ! i \ __ i∨i. ', |
/゙i::::iニ}. i i i ! ! i.  ̄ i∨i. ',. i
. /,ィチニツ i i i i. ! i i∨i ', i
数多くの人々の命を救い、国家間の争いを解決し平和の道を築き上げ
多くの脅威を振り払い、守護し、数多の敵を討ち亡ぼした。
最後は多くの女性や子供達に看取られ、平和な最期を遂げる。
____
/ \
/ ─ ─ \
/ (●) (●) \
| (__人__) |
\ `⌒´ ,/
/ ー‐ \
_、‐''"~ ̄``~、、
/ ''"゚~ ̄``ヽ `、
_、 -‐……‐- ミ  ̄\ }
\ _、‐''~ ``~、、) /
\ ─¬冖^` / |\ ''"~ ̄_、‐''~ -ヘ
´^冖^` / |:.:.:.:. ./ / /ヘ
/ . . : / . . |:.:.:.:.: / / / \
/ . . : / . . . |:.:.:.:.:|/ / / / \ ‘i,
. . : / . . ...:|.:. / / /| /i |ハ ‘i,
/ . . : . . . . :/ / u :| /.:.| |/∧ ‘i,
/ . . :/ . . // / / u :|::::::: ノ |: /∧ :}
. // // ./// :/ / / :|: / / 八 :}∧ :}
/{:./ / / :/// ./// .∧ :|  ̄∨ 〔 )ノ :}/
. 八{ ′ / / / :{(:../ / \ 乂i|i| ̄} /
. i // :{ // / / J  ̄ ̄ ノ
. / | 八{( ̄ :{: / ./ / _,,ィ(
/{ 八. ( \ 彡 / / :{\¬冖'''^`
八 \  ̄/ _彡/{ { )┐
、 \ 〈 /{/ ̄\ 八 乂 ̄\
\ ´^''冖 } / /''"~ ̄~"''~\ ⌒ }
>- .八__.// / ̄\ }: \ ∨ .ノ
____
/ \
/ ─ ─ \
/ (●) (●) \ 今日から上司になります・・・
| (__人__) |
\ `⌒´ ,/ やる夫と申します、よろしくお願いいたしますお。
/ ー‐ \
_、 -‐……‐-ミ
/''"~ ̄/ ̄\ ',
''"~ ̄``ヽ }
_、 ‐''"゚~ ̄ ̄ノノ -ヘ
_、‐''~ //⌒ \ ̄\\}\
/. :/ / / i |:. ', \\|
\ /. . :/ / ./ /| | ', \ `、
. ‘i,\... ..../ / / :| ノ .:}',\ \ `、
/ ‘i,:..\:{/ ./ ¬冖^` :|∧ :}∧ ´^''冖 `、
/ /: .‘i,:.:. / / { /::: | 八 } }::::} }i, :}:‘i,
/ //: . . .‘i,/ / u {〉 /:::::.ノ/┐::} 八::┌─‘i, } ‘i, こんなのってないよ!!
/ / / . . :/ / {::∨{ [ニ=-  ̄::::::/:::::::::  ̄``} } :i: ‘i,
. / . . / . :/ /| :{:::::::::::::::::::: ''"゚~ ̄ ̄~゚"'' :::: / / |\‘i,
. \ /. ./ . . ′/.:|:. 八 i|i| ̄ ノ ^Y.:| .:}
´^'''冖'''^` . .:八 :{ | \_ J / ̄ ̄_〕 八|: } }
/ // ̄\.:| /{ ∨ └‐ u _,,ィ( .:|__ノ:ノ
. ′/{ :{///:|: /八\‘i,>。,,_ -=≦⌒. :} :|〔^`
八 乂 ∨:{( / .//∧ ‘i,‘i, ̄\ ̄ ̄/)ノハ }ハ } :|\
 ̄ __彡 / ̄\( ̄ } ‘i, ∨ニ∧⌒ソ}//\.:} :| ⌒
\ / } |∧〈\_/〉 ./ } :|
. \´^'冖'^`/ .:/:} |\ ∨}{/〉__/ノ / |
\ ´^''冖/ /ノ ノ\_〕:〉〈/ ∨: _/ / 八
>─¬冖^` ⌒//{  ̄\.:.} \: . \ ̄ ./
/ ''"~ ̄ ̄__彡ヘヘ {八 }.:}: / ̄)ノ /
( \´^''冖''^`/{\/ ̄\ ./八\__〕´^''冖''^`/
/ ̄ \ ,>''~ニニ>、
/ ,___<ニニニニニニニニ>、_
_/_>''"~ > 、ニニニニニ>、_
/ニニニニ/ \ニニニニニ>、
/ニニニ/ >、ニニニニニニ>、
/ニニニ/ 、 、 ヽ、 \ニニニニニニ>、
Vニニニ/ | ヽ ヽ ヽ ヽ ヽニニニニニニニ>
/ニニニニ/ , | | ヽ 丶 ヽ ヽ. ヽニニニニニニ7
/.ニニニ/ ./ | | ハ ヽ ヽ ヽ ヽニニニニニ7
/ニニニニ/ .l | .ハ , <___廴ニニ__| ハ 丶ニニニニ/
/ニニニニニニ| | .| __X ト、 )\ |. \_lニニニ/.|
. /ニニニニニニ| 7 | _厶< .ハ | _>. _|____、|>''~>''爻ニニニ|
\ニニニニニ| | .| >~/ l |-V 、. ハ ≧jI示 ̄ ̄/<>/ >二_, \ニ/
\.ニニニ| | | /_ニニニ==≧ ヽ 、 ヾ~|::{!::::| v | |/// | \ ヽ 我が夫共々よろしく頼む。
>ニニ|λ Λ jI〔 ̄ |::::{!:::| \| \| ハ::::ノ |.)|/ \|l/ / |
ハ.ニニ|ハ |. ヽ | .ハ::::::ノ |/ヽ 巛| /< 他の女は要らなかったんだが?
ヽニニ人 | ヽ|ヽ | || )|| /ヽ.ヽ
>--´ |、 | .|、|、 / | | / / V なぁ、その辺の融通は出来ないのか神様とやらは。
/.ニニ|ハ | .|>-、 _ -‐ /、\{ > /. 、 ヽ
/__ニニニ| ` |//ヽ V_ ノ / ヽ ヽ| 、 ´{ ト、ヽ
| \ニ| | \ >、_  ̄ /| / /ト、 ヽ ヽヽ| ヽ.|
/. \| |弋、.\ )>- .、、_/ | // /Λ ヽヽ |l
/ .| | ハ ヽ ヽ.ヽ ト、_ 冫 / / /| |ハ .| ハ \
/ / .| | ヽ.ハ ヽヽ /::::::"''----''":::::::V / ハ|/|| ゝ | ヽ. \
/ // ハ | ヽ ハ ヽ/--<:::::::::::::::::>''"ヽ| / ヽ| ゝ | 丶-、 ヽ
/ /-/<~ヽト、 、ヽ| | /ヽ< /---/ >'"| | /| ハ | V | ヽ ヽ ヽ
/ ./ / ヽ|ヽ |.ハヽ | .ト、 |>| | |</ | | / V V ト、 ヽ ヽ ヽ
/ / / .ヘ |.ハヽ Vヽ-''~>-/|-ト、 > / | / .| V |::::ヽ ヽ .|. ヽ
/ / / ヘ ヽ ヘ | >-/ / | | ヘ.``< ヽ | V |:::::::::ヽ ヽヽ| ヽ
. / | / ヘ V .|ヘ| //\/ .|. ヘ Λ<'゛\\ .| V:::::::::::::ヘ | ヘヽ ヽ
_____
| ⌒\
ヽ イ ̄ ̄\(
ト、 >‐ ┴  ̄ ̄ 、
| >'"/ / ヽ\ \
У / :| / l '. /|
/ /:| | |/| | | './ .|
/ / ∨ | |八/ :|: '. /l
/ | l==|:|:\|==| ∨ :|\
|: イ V |:|:|:|:|:| / |/ :| l たすけて。
|/ | |: 、 __, ./ / |\|
| 込 ┃ ^7 | ト、 \ パワハラされてるの。
| \ __┃_ イ/ ,イ: |∧ |: |  ̄
| ト  ̄} ___/ /八 | }川
/从 ./ |__ノl:i:i:i:i/ / /--、
〈/ ./ / li:i:i:i:i/ | l..‐┐ ヽ
_____./ :l | |:i:i:/ 八 |:i:i:i:| /
\ / く| | |:i/ ∨:i:i:i/ .∧
/ /_r< / 从( |/ > '" 〈. \
/ / | ∥ 只 / ヽ 二二ニ=一
:|: /( / ∥ / | | / /\ \
:|/ / ∥ ./ _/ / ヽl: Y
| .∥ | / { 〈 / |
____
/ \
/ ─ ─ \
/ (●) (●) \ もしかしてやる夫、なんかやっちゃいましたかお?
| (__人__) |
\ `⌒´ ,/
/ ー‐ \
_____
| ⌒\
ヽ イ ̄ ̄\(
ト、 >‐ ┴  ̄ ̄ 、
| >'"/ / ヽ\ \
У / :| / l '. /|
/ /:| | |/| | | './ .|
/ / ∨ | |八/ :|: '. /l
/ | l==|:|:\|==| ∨ :|\
|: イ V |:|:|:|:|:| / |/ :| l あああああああああああああああああああああ・・・
|/ | |: 、 __, ./ / |\|
| 込 ┃ ^7 | ト、 \
| \ __┃_ イ/ ,イ: |∧ |: |  ̄
| ト  ̄} ___/ /八 | }川
/从 ./ |__ノl:i:i:i:i/ / /--、
〈/ ./ / li:i:i:i:i/ | l..‐┐ ヽ
_____./ :l | |:i:i:/ 八 |:i:i:i:| /
\ / く| | |:i/ ∨:i:i:i/ .∧
/ /_r< / 从( |/ > '" 〈. \
/ / | ∥ 只 / ヽ 二二ニ=一
:|: /( / ∥ / | | / /\ \
:|/ / ∥ ./ _/ / ヽl: Y
| .∥ | / { 〈 / |
日々、天の国では絶叫が止まなかったとな。
自業自得なのでおしまい