やるオークのハーレム物語 第２話

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　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 {　　ーｔｭヽ!/ｨﾁﾉ　　　}　　　　　　　　「やるオークのハーレム物語」
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.:.:.:＼/＼j.:.:.:ﾉ|⌒ヽ//＼ﾐミｯ<; ; ; , , ∴: . .　　　　　　　　　. . . . . : : : ; ; ; ; ;';';';';';';';';⌒ヽ　｝ノ)))｀`Ｙ⌒ヽノ)狄爻
￣｀|｀｀'く￣:|:::|｀ヽﾉく:::::::{'´￣｀ヽ､, ;爻爻ｖ : ; : ; : ;';';';' ; ; ,　　　　: : : : ; ; ;;';';';';ｧ'´￣｀ヽﾉイつ-(__ノ⌒)ノＸ狄狄ﾐ
.:.:.:人,.:.:.:.＼|:::|ｉ:, .{.:.:.:＼ﾉ'く⌒''～ミ爻父ｕｖ_j_:_: ; ; ; : .　　　. . : : : ｖｉｖぃｆｖ､、 ｊ／⌒7´｀`ﾉ'´　ﾉ|:|ｰ‐‐-ﾐ爻ミ爻ﾐ
.:./|.:.:.}h、.:.:.:寸ｿ込,.:.:.:.:}::::ﾉ)>｡,_____ ´く㌻¨.:.:.,ｨf爪北ｖぃｖｆぃぃｖｆ此此批批紕紕紕{: :.ｉ´: ,ｨｉ紕|:|)>｡,.:.:. 寸爻ﾐミ
/狄.:ﾉ}}尖c｡.,_∨/父=彡狄絲絲狄爻'ﾞ.:.:.:,ｨi紕妣妣批此北此北批批妣妣妣刈ﾐ狄ノ{,ｨｉ紕批|:|批尖c｡,_V爻爻
 

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. 　 　 　 ／　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
.　　 　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ
　　　 /　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ヽ
.　 　 |　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　なるほど、多種族から嫁をねえ…
　 　 丶 　 　 　 （　 ●　）　　 　 　 （ ● ） |
.　　　...ヽ　　　　　 　　　　　　　　　　　　　/　　　　それも一気に４人もか
　　 　 　 ＼　　 　 トェェェェェェェェェｲ／
　　　　　　 イ　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　 ／　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ
　　　 ./　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i
　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 !
　　./　　　　　 　,ｲ　　　　　 　 　 　 　 　 　 !
 

　　　　　　　／￣￣＼
　　　　　 ／　　 _ノ　　＼
　　　　　 |　　　 （ ○）（○）　　　　ウチのじーさんもまた酷な事を言うだろ
　　　　 .　|　し　　 （__人__）
　　　　　　|　　　　　｀ ⌒´ﾉ　　　　やる夫、嫌だったら俺からじーさんに言ってきてやろうか？
　　　　 .　 |　　　　　　 　 }
　　　　 .　 ヽ　　　　　 　 }
　　　　　　　ヽ　　　　　ノ
　 ＿＿　　_ノﾉ ヽ、　 ,仆---､＿_
⌒ヽ. 　 　　　　　＼　　　　　／ ⌒ヽ
　　　Ｙ´￣￣￣￣　｀Ｙ´￣￣｀ヽ　　 `､
　｀ヽ | 　 　　　　　　　|　　　　　 } 　　　i
　　　ﾉ 　 　　　　　　　|　　　　　 |　　丿|
　　　）、 　 　 　 　　 人　　 ／￣￣｀｀ﾝ
　　ヾヽ`ｰ─── ￢ ￣￣´
 

　　　　　　　 　 　　＿＿＿_
　　　　　　　　　 ／　　 　 　＼
　　　　　　 　 ／　─　 　 ─　＼　　　 　　 いや、大丈夫だお
　　　　　　 ／ 　 （●） 　（●）　 ＼
　　　　　　 |　 　 　 （__人__）　 　　 |　　　 　確かに嫁が一気に４人も来るのは不安もあるけど
　　　　　　 ＼　 　　 ｀ ⌒´ 　　 ,／
r､　　　 　r､／　　　　　　　　　　ヘ　　　 　 やる夫は皆より多種族の娘の相手は慣れてるし
ヽヾ　三　|:l1　　　　　　　　 　　　　ヽ
　＼>ヽ/ |｀ ｝　　　　　　　　　 　　|　|　　　　ここは村の為にも話を受けるお
　　ﾍ　lノ `'ｿ 　　　　　　　 　　　　|　|
　　　/´　 /　　　　　　　　　　　　 |.　|
　　　＼. ｨ 　　　　　　 　 　 　 　　|　 |
　　 　 　 |　　　　　　　 　 　 　 　 | 　|
 

　　　　　　　　　 ＿＿＿＿＿
　　　　　　　　／::'⌒:::::::::::;　'⌒ﾞ＼
　　　　　　 ／:::::::::::::::::::::::::∪　　 　＼
　　　　　／::／´　 ｀ヽ::::::::::/´　 ｀ヽ　＼　　　 　　　(…と、いう事にしとかないと
　　　 ／::::::（　　　　 l:::::::::::::l 　　　　） 　＼
　　／::::::::::::::ヽ_　 　_ノ::::::::::::ヽ_　　_ノ　　;　＼　　　　やる夫は一生、未婚の童貞のままだお！
　　|::::　;:::::''"⌒'（　　　　i　　　　）'⌒"' ∪　　|
　　|:::::U::::::::::::::::::::｀┬─'＾ー┬'′　　　　 　 .|　　　　不安はあるがここは覚悟を決めるしかねえ！)
　　 ＼::::::::::::::::::::::::::::|ｴｴｴｴｴ|　　　 　 　 　／
　　　　＼::::::::::::::::::::: !llllllllllllllll|　　　U　　／
　　　　／:::::::::::::::::::::::!llllllllllllllll|　　　　　　＼
　　　/:::::::::::::::::::::::::::└ .u　U┘　　 　 　 　 ヽ
　 　 |::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　　　　　 　 ,　　 |
 

　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ――‐　　　　　　　　薄々気がついてましたけど
　　　　　　　　 　 　 　 ´　 　 　 　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　　　/　　 ｀ ＼　　　／　　∨　　　やる夫君ってB専なんですね！
　　　　　　　　　 　 　 　 (　●) 　 ( ●)
　　　　　　　　　　 {　　　　　　　 '　　　　　 }　　　(よく言ってくれました！それでこそ村の男です！)
　　　　　　　　　― 、　　　　丶 ￣ノ
　　　 　 　 "　 　 　 ＼　　　 　 　 　 　 ／丶
　　　　 ∨　　　　　 ､　≧　―――‐ `｀　　　＼
　　　 　 {　　　　　 　 ＼　　　　　　　　 　 　 ―‐ヽ
　　 　 V　　　　　　　　　ヽ　 ＿_　 ≦　 /　　　　　Ｖ/,
　 　 ∨　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 V/
　　　　　　　　ｌ　　　　　 ′　　 　 　 　 {
　　 {　　　　 八 　 　 　 |　　　　　　　　　　　　　　　　}
　　　　　　 　 '∧　　 　 |　　　　　 　 　 }　　　　　　 丿
　　 ∧　　　　　∧､　　 j　　　 　 　 　 ∧　　　　　　　∨
　　　'∧　　　　{ ∧ ￣　丶　＿＿_ ／/∧
　　　　∧　　　 ､/∧　　　　　　　　 　 　 ∧
　　　　/∧　　　　＜〉　　　　　　　　　　　 ∧　　　　 　 }
　　　　　　l　　　 ､r ､)丶 　 　 　 　 ／　　　 l
　　　　　 〈 〈 ､＼ 〉　　　　　　　　　　　　　　| 　 　 　 ∧
　　　　　　 ｰ ≧'/　　　　　　　 　 　 　 　 　 '　 　 　 /
　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　 /　　　 ／
　　　　　　 　 /　　　　　　 　 　 　 　 　 ／　　　 "
　　 　 　 　 '/　　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 〈 ∨
　　　　　　'/　　　　　　　 　 ∧　　 / / r/　､ 　 V∨
　　　　　　l　　　　　　　 　 /　 V/, ｰ ､ﾉ{　/｜l)丿
　　　　　　|　　　　　　　　/　 　 V/,　　　v　 ﾚ ´ 　 !
 

　　　 　 　 .／　 　 　 　 　 　 u. 　 ＼
. 　 　 　 ／　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
.　　 　 /　　　ij　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　 /　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ヽ　　　　ん゛ん゛ん゛！！できる夫ぉぉおおおおお！！
.　 　 |　　　　　（　ο　）::::::::::::::::::::（ ο ） 　|　　　　お前ええええええええ！！
　 　 丶　u.　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |
.　　 　 ヽ 　 　 　 ┌ェェェェェェェェ┐ 　 /　　　　 それは本人には言わないでおこうって
　　 　 　 ＼　 　 　Lェェェェェェェェ_| . ／　　　　　事前に相談しただろおおおおお！！
　　　　　　 イ　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　 ／　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ
　　　 ./　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i
　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 !
　　./　　　　　 　,ｲ　　　　　 　 　 　 　 　 　 !
 

　　　　 ＿＿＿_
　　　／　　 　 　 ＼
　 ／　　 ─　　 　 ―　　　　　いやあ、別に構わないお
／ 　 　　（ ●） 　（●）'
|　 　 　 　 　（__人__）　 |　　　 皆とは女の子の好みが違うのは自覚があるし
＼　 　　 　 　｀ ⌒´　／
／　　　　　　　ー‐　 '
 

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　─　 　 ─＼　　　　 　というか、やる夫も聞きたかったんだけど
／ 　　 （●） 　（●） ＼
|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　　　皆、オーク以外の女の子の見た目のどこら辺がダメなん？
./　　　　 ∩ノ ⊃　　／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／
 

　　　　　　　　 　　　　／￣￣＼
　　　　　　　　 　 　／ _ノ　 ヽ､_ ＼
.　　　　　　　　　　 |　（ ●）（● ）　|　 　　そうだなあ…どこら辺って言われると…まずは顔？
.　　　　　　　　　　 |　　（__人__） 　│
　　　　　　　　　　　| 　　｀⌒ ´　 　|　　　　他種族の女の子って皆オークと比べると顔小さすぎだよね
.　　　　　　　　　　　| 　 　 　 　 　 |
.　　　　　　　　　　　ヽ　　 　　　　/　　　　　あと鼻の穴も小さいし牙も口から出てないし
　　　　　　　　　　 　 iヽ　 　　　 / i
　　　　　　　　　　　　|　 ー-―'　 _|
　　　,,,,,,,....　　_,,. -‐''"´　　ゞ　　　｀゛''‐- .,,_　__....,,,,,,,
　／　　 ／""　　ー‐---、　　／ー‐---　 "''ヽ　　 ~ヽ、
./　ﾍ　/　　ソゞ　　　　　　　Y　　　　　　　　ゝﾍ　　ヾ　 ii
i　ﾐ　Y　　　〆ﾐ　　　　　　 ミ|彡　　　　　　　三ヽ　　ｿ /i
ヽ　 人　　　入___　　　　　　水　　　　　　　　　》　　ノヽ/
￤　丶ヘー ヽ_三　　　　__彡|ゞ,,__　　　　　　／ゝ'　　　| |
|ヽ　　||　　　　|ー―┬ーー''""''''''ー┬ー--‐/|　　　ヽ、 |
|　　　｜　　　|ミ＜　ヽ、＿__::;;::＿　ノ　　彡　/　　　　　|/|
 

　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿
　　　　　　　　 ,. -'"´　　　　　　｀¨ｰ ､
　　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　あと体の方もね…
　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　',
　　　　　./　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ',　　　　腕とか足は細すぎだし、お腹も全然出てないから見てて不安になるっていうか…
　　　　　l　　　　 ＿　　　　　　　／　 　　 l
　　　　　l　　　　　　＼_i　,,　i_／　　　U　 l　　　　失礼なのは分かってるけど、その…
　　　　　.',　　　 ｀ー―'　 　　｀ー―' 　　./
　 　 　／ ＼　 　 トェェェェェェェェｲ　／＼　　　他種族の娘と付き合うのは無理だよねってなるよ
　　.／　　　 ｀ー､ ＼ェェェｪｪェェノ　　　 　 ＼
　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾊ
 

　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ――‐
　　　　　　　　 　 　 　 ´　 　 　 　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　　　/　　 ｀ ＼　　　／　　∨　　　　ようするにホワイトオークの男から見た他種族の娘の評価は
　　　　　　　　　 　 　 　 (　●) 　 ( ●)
　　　　　　　　　　 {　　　　　　　 '　　　　　 }　　　　「ぶっさ！友達とかは普通にOKだけど付き合うとかねーわ！」
　　　　　　　　　― 、　　　　丶 ￣ノ
　　　 　 　 "　 　 　 ＼　　　 　 　 　 　 ／丶　　　　になります
　　　　 ∨　　　　　 ､　≧　―――‐ `｀　　　＼
　　　 　 {　　　　　 　 ＼　　　　　　　　 　 　 ―‐ヽ
　　 　 V　　　　　　　　　ヽ　 ＿_　 ≦　 /　　　　　Ｖ/,
　 　 ∨　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 V/
　　　　　　　　ｌ　　　　　 ′　　 　 　 　 {
　　 {　　　　 八 　 　 　 |　　　　　　　　　　　　　　　　}
　　　　　　 　 '∧　　 　 |　　　　　 　 　 }　　　　　　 丿
　　 ∧　　　　　∧､　　 j　　　 　 　 　 ∧　　　　　　　∨
　　　'∧　　　　{ ∧ ￣　丶　＿＿_ ／/∧
　　　　∧　　　 ､/∧　　　　　　　　 　 　 ∧
　　　　/∧　　　　＜〉　　　　　　　　　　　 ∧　　　　 　 }
　　　　　　l　　　 ､r ､)丶 　 　 　 　 ／　　　 l
　　　　　 〈 〈 ､＼ 〉　　　　　　　　　　　　　　| 　 　 　 ∧
　　　　　　 ｰ ≧'/　　　　　　　 　 　 　 　 　 '　 　 　 /
　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　 /　　　 ／
　　　　　　 　 /　　　　　　 　 　 　 　 　 ／　　　 "
　　 　 　 　 '/　　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 〈 ∨
　　　　　　'/　　　　　　　 　 ∧　　 / / r/　､ 　 V∨
　　　　　　l　　　　　　　 　 /　 V/, ｰ ､ﾉ{　/｜l)丿
　　　　　　|　　　　　　　　/　 　 V/,　　　v　 ﾚ ´ 　 !
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿_
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／　　　　＼　　　　　　　いやあ、そんな娘たち相手にちんこ勃たせて
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／ ─　 　 ─　＼
　　　　　　　　　　　　　　／　 （●） 　（●） 　 ヽ　　　　これから毎日ずっこんばっこんするなんて
　　　　　　 　 　 　 　 　 ｌ　　　　　__´___ 　 　 　 l
　　　　　　　　 　 　 　 〃 ￣ ヽ　 `ー'´ 　 　 ／　　　　僕はやる夫君の事マジで尊敬しますよ！
　　　　　　　　 　 r　、/　　　　 ∨ ー―‐ ≦、
　 　 　 　 　 　 　 ＼ ≧- ､　　 ﾉ　 　 　 　 l　V,
　　　　　　　　　 ⊂二 ヽ┐V〃　　　 　 　 八 ∨
　　　　 　 　 　 　 入 ´ / /ﾉ"　　　　　　 〃＿_/ 〉
　　　　　 　 　 ／　　｀￣ "　　　　　　i　⊂(（（っ〈
　　　　　　　〃　　　　　　　　　　＿ ノ　ノ　≧ｰ ﾞ
　　　　　　　{ ＿_　　　 　 　 　 ´　　　 /
　　　　　 　 '/,　 　 ｀`　　　　　　　　 / ＼
　　　　　　　∧　　 　 　 ＼　　　　　"　 　 ヽ
　　　　　　　 '∧　　　　　　∨/　／　　　　　∨
　　　　　　　　 ∧　　　　　　i ≦　_　　　　 　 }
　　　　　　　 　 '∧　　 　 　 !　　　 ７　　　　八
　　　　　　　　　　 ゝ　　　 ノ　　　 /　　　　"
　　　　　　　　　 / 　 　 　 '　　　 /　　 ／
　　　　　　 　 　 !　　 　 　 ｉ　　 /　　 /
　　　　　　　　 　 　 　 　 ∥　 （　　　≧,
　　　　　　　　　∧ 　 　 ∥ 　 　 ￣￣
　　 　 　 　 　 　 ∧　 　 l
　　　　　　　　　　 ∧　　 V/,
　　　　　　　　　　 　 Y　　 ｀ヽ
　　　　　　　　　 　 　 ` ｰ― '
 

　　　 　 　 .／　 　 　 　 　 　 u. 　 ＼
. 　 　 　 ／　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
.　　 　 /　　　ij　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　 /　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ヽ　　　　できる夫ぉぉおおおおお！！
.　 　 |　　　　　（　ο　）::::::::::::::::::::（ ο ） 　|
　 　 丶　u.　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |　　　　だからお前なあああああああ！！
.　　 　 ヽ 　 　 　 ┌ェェェェェェェェ┐ 　 /
　　 　 　 ＼　 　 　Lェェェェェェェェ_| . ／　　　　　もうちょっとオブラードに包めやああああああ！！
　　　　　　 イ　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　 ／　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ
　　　 ./　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i
　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 !
　　./　　　　　 　,ｲ　　　　　 　 　 　 　 　 　 !
 

　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　／　　 　 　＼　　　　 　　まあまあ、キル夫落ち着け
　　　　 ／　─　 　 ─　＼
　　　／ 　 （●） 　（●）　 ＼　　　　やる夫は気にしてないから
　　　|　 　 　 （__人__）　 　　 |
　　　 ＼　 　　｀ ⌒´ 　　 ,／
　 　 /⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨヽ
　　 / 　　　 　,⊆ニ_ヽ、　 |
　　/　 　 ／　r─--⊃、 　|
　　|　ヽ,.ｲ　　 ｀二ﾆﾆうヽ.　|
 

　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼　　　　　　でも、できる夫
　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（●） 　＼　　　　前もって言っておくと
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／　　　　それを嫁に来てくれる娘の前で言ったら戦争だからな
　　　　　　　 　 ／　　　 　ー‐　　　　＼
 

　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ――‐
　　　　　　　　 　 　 　 ´　 　 　 　 　 　 ヽ　　　　　　分かってますって！
　　　　　　　　　　　/　　 ｀ ＼　　　／　　∨　　　　 流石にその程度のデリカシーくらい有りますよ
　　　　　　　　　 　 　 　 (　●) 　 ( ●)
　　　　　　　　　　 {　　　　　　　 '　　　　　 }　　　　　それにわざわざ村長の呼びかけで集めた嫁を侮辱するとか
　　　　　　　　　― 、　　　　丶 ￣ノ　　　　　　　　　アホの極みでしょ
　　　 　 　 "　 　 　 ＼　　　 　 　 　 　 ／丶
　　　　 ∨　　　　　 ､　≧　―――‐ `｀　　　＼　　　いくら僕でもやりませんよ
　　　 　 {　　　　　 　 ＼　　　　　　　　 　 　 ―‐ヽ
　　 　 V　　　　　　　　　ヽ　 ＿_　 ≦　 /　　　　　Ｖ/,
　 　 ∨　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 V/
　　　　　　　　ｌ　　　　　 ′　　 　 　 　 {
　　 {　　　　 八 　 　 　 |　　　　　　　　　　　　　　　　}
　　　　　　 　 '∧　　 　 |　　　　　 　 　 }　　　　　　 丿
　　 ∧　　　　　∧､　　 j　　　 　 　 　 ∧　　　　　　　∨
　　　'∧　　　　{ ∧ ￣　丶　＿＿_ ／/∧
　　　　∧　　　 ､/∧　　　　　　　　 　 　 ∧
　　　　/∧　　　　＜〉　　　　　　　　　　　 ∧　　　　 　 }
　　　　　　l　　　 ､r ､)丶 　 　 　 　 ／　　　 l
　　　　　 〈 〈 ､＼ 〉　　　　　　　　　　　　　　| 　 　 　 ∧
　　　　　　 ｰ ≧'/　　　　　　　 　 　 　 　 　 '　 　 　 /
　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　 /　　　 ／
　　　　　　 　 /　　　　　　 　 　 　 　 　 ／　　　 "
　　 　 　 　 '/　　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 〈 ∨
　　　　　　'/　　　　　　　 　 ∧　　 / / r/　､ 　 V∨
　　　　　　l　　　　　　　 　 /　 V/, ｰ ､ﾉ{　/｜l)丿
　　　　　　|　　　　　　　　/　 　 V/,　　　v　 ﾚ ´ 　 !
 

　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　／　　 _ノ　　＼
　　　　　　|　　　（ ●）（●）　 　　　　 さて、女の子談義はこの辺にして
.　　　　　　|　　　　（__人__）　　　　　　そろそろ本題に入るだろ
　　　　　　 |　　　　 ｀ ⌒´ﾉ
.　　　　　 　|　　　 　　　　 }　　　　　　やる夫、嫁を４人迎えるに当たって
.　　　　　 　ヽ　　　　　 　 }　　　　 　　何か不足している物はあるか？
　　　　　　　 ヽ　　　　　ノ
　　　　　 　　/　　ヾ　ｿU
　　　　　__／　　　　ヾ ! 　 ＼__
　/''"￣"'　　　　　＼ 　∠　　 ￣ヽ
. |　/　　ゞ　　　　　　 ヾ/　　　　ヾ丿
　ヾ　　　ｿヽ　　　　　　ｿ　　　　　| |
. / へ/　ヾ_　　　　　 　 |　　　　ソ |
｜　　|　　|丶、＿＿＿人＿＿_/_/
｜　 人　∧ミ＜　ゝ、_UU＿ノ /'/
　ヾ　ｿ　/＼ミ巛　/　 人　ヾ //
　（　二ソ　 |　　　（ ￣ T　 ） |
 

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　─　 　 ─＼　　　　　　んー…まずは家かな？
／ 　　 （●） 　（●） ＼
|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　　　４人も人が増えたならこの家じゃあ狭すぎるお
./　　　　 ∩ノ ⊃　　／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／
 

　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　／　　 　 　＼　　　　　　 ここは元々(第二の)父ちゃんと母ちゃんとやる夫の３人で暮らしてたから
　　　　 ／　─　 　 ─　＼
　　　／ 　 （●） 　（●）　 ＼　　　　この広さでも問題なかったけど
　　　|　 　 　 （__人__）　 　　 |
　　　 ＼　 　　｀ ⌒´ 　　 ,／　　　　４人＋子供もって考えるとどう考えても広さが足りないお
　 　 /⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨヽ
　　 / 　　　 　,⊆ニ_ヽ、　 |
　　/　 　 ／　r─--⊃、 　|
　　|　ヽ,.ｲ　　 ｀二ﾆﾆうヽ.　|
 

　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　 　 ／　　　 　 ＼
　　　　 ／　　 _ノ　 ヽへ＼　　　　　それにドラゴンさんと吸血鬼のご令嬢が来るのに
　 　 ／　　　（ ―）　（―） ヽ
　　 .l　 .u 　 ⌒（__人__）⌒　|　　　　この(オーク基準で)普通の家ってのもアレじゃね？
　 　 ＼　　　　　｀ ⌒r'.二ヽ<
　 　 ／　　　　 　 　ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、
　　/　　　,　　　　　ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、|
　　{　　　{　　 　 　 　 ＼｀7ｰ┘!
 

　　　　　　　　 　 　 　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　　　　/　_ノ　ヽ､_ヽ　　　　　　　　　　　　　そうだよなあ……あっ！
　　　　　　　　　　　　| （●）（●） |
　　　　　　　　　　　　|　（__人__）　|　　　　　　　　　　　　　そういえばさっきじーさんから聞いたけど
　　　　　　 　 　 　 　 | 　｀⌒´ 　 |､.__ 　 __
　　　　　　　　　 　 　 ヽ.　　　　ノ　!　￣‐'´(⌒ヽ､　　　　　吸血鬼さんとこからはお嫁さん以外にも
　　　　　　　　　　　　 　 ヽ＿ノ'　　,／ {　　゛　　　',
　　　　 　 　 　 　 　 　 ,ノ八ヽ､, -'′　 ヽ　　 　 　 ',　　　　お付のメイドさんも来るらしいぞ！
　　　　　　　　　　　 ／⌒｀''´｀`〉　　　　　＼　　　 ∧
　 　 　 　 　 　 　 /´ ／　　　　 ヽ　 　 　 　 i　ヽ ｲ　.}
　　　　　　　　　　|　 '　　　　　　 ﾍ.　　　 ｏ　!　　　　 !
　 ／｀ヽ、　 　 　 ',　へ 　 　 　 　 ヽ､._　,,...-ﾍ　　　　',
　 ヽ.　 々 　 　 　 i　　 ＼ｏ　　 ,.-‐' 〉´｀　　∧　　,　 i
　　 ヽ、人　 　 　 {　　　 ',｀¨´ -‐‐‐'ヽ '⌒v'′ヽ ,ﾉ　 i
　　　　＼　｀ヽ､..._」　　　 ,ﾊ､_　 　 　 .i　　　 ﾞｖ'′ ,ノλ
　　　　　 ＼　　　 ｀ヽ､ ､,{ /　`　｀¨´｀〉'⌒''´/　 ／　/´
　　　　　　　＼　　　　,〉 .}.{　､_　ヽｰ 合､ _ /,.／　 ／
　　　　 　 　 　 ｀ヽ　´ .,/'/ﾞヽ　',　　　ﾘ　／´　　,ｲ
　　　　　　　　　　　｀¨´　ｉ　　',　 　 〃／　　,／　i
　　　　　　　　　　　　　 /`ヽ､_ﾘフ´￣　　,／　'′,i.
　　　　 　 　 　 　 　 　 i　 　 ／,　　　　ノ..ィ''"´¨_ |
　　　　　　　　　　　 　 i､　　ｿ 〈.ｨ_,__,／　彡|ヽ彡　i
　　　　　　　　 　 　 　 i ｀¨´　　　　　 /,　　　　＞ｲ|
 

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼　　　　　　　 マジで！？
　 ／　　　　 　 　　＼
／ 　　　　　　　　　　＼　　　 　 じゃあ絶対にこの家のキャパじゃ無理だお！
|　 　　　＼　　 ,＿　　 |
/　　ｕ　 ∩ノ ⊃―）／　　　　　(メイドさん付き…村長、ガチで良いとこから貰ってきてるじゃねーか
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 |　　　　 　　やる夫、これから上手くやっていけるのだろうか？)
　　＼ ／＿＿＿ ／
 

　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ――‐　　　　　　　　 そうですねえ…
　　　　　　　　 　 　 　 ´　 　 　 　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　　　/　　 ｀ ＼　　　／　　∨　　 　…ああ！僕も思い出したんですけど
　　　　　　　　　 　 　 　 (　●) 　 ( ●)
　　　　　　　　　　 {　　　　　　　 '　　　　　 }　　　　 確か、ミノ・ホルスタインさんとこの嫁入りって
　　　　　　　　　― 、　　　　丶 ￣ノ
　　　 　 　 "　 　 　 ＼　　　 　 　 　 　 ／丶　　　　お嫁さん側が家畜を何匹か持って行くんじゃありませんでしたっけ？
　　　　 ∨　　　　　 ､　≧　―――‐ `｀　　　＼
　　　 　 {　　　　　 　 ＼　　　　　　　　 　 　 ―‐ヽ
　　 　 V　　　　　　　　　ヽ　 ＿_　 ≦　 /　　　　　Ｖ/,
　 　 ∨　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 V/
　　　　　　　　ｌ　　　　　 ′　　 　 　 　 {
　　 {　　　　 八 　 　 　 |　　　　　　　　　　　　　　　　}
　　　　　　 　 '∧　　 　 |　　　　　 　 　 }　　　　　　 丿
　　 ∧　　　　　∧､　　 j　　　 　 　 　 ∧　　　　　　　∨
　　　'∧　　　　{ ∧ ￣　丶　＿＿_ ／/∧
　　　　∧　　　 ､/∧　　　　　　　　 　 　 ∧
　　　　/∧　　　　＜〉　　　　　　　　　　　 ∧　　　　 　 }
　　　　　　l　　　 ､r ､)丶 　 　 　 　 ／　　　 l
　　　　　 〈 〈 ､＼ 〉　　　　　　　　　　　　　　| 　 　 　 ∧
　　　　　　 ｰ ≧'/　　　　　　　 　 　 　 　 　 '　 　 　 /
　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　 /　　　 ／
　　　　　　 　 /　　　　　　 　 　 　 　 　 ／　　　 "
　　 　 　 　 '/　　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 〈 ∨
　　　　　　'/　　　　　　　 　 ∧　　 / / r/　､ 　 V∨
　　　　　　l　　　　　　　 　 /　 V/, ｰ ､ﾉ{　/｜l)丿
　　　　　　|　　　　　　　　/　 　 V/,　　　v　 ﾚ ´ 　 !
 

　　　　　　　　 　 - ─ ＝＝─ - ､
　　　 　 　 .／　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
. 　 　 　 ／　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
.　　 　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ
　　　 /　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ヽ　　　　それは俺も聞いた事があるな
.　 　 |　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |
　 　 丶 　 　 　 （　 ●　）　　 　 　 （ ● ） |　　　　やる夫、お前ん家って家畜小屋とかあったけ？
.　　　...ヽ　　　　　 　　　　　　　　　　　　　/
　　 　 　 ＼　　 　 トェェェェェェェェェｲ／
　　　　　　 イ　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　 ／　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ
　　　 ./　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i
　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 !
　　./　　　　　 　,ｲ　　　　　 　 　 　 　 　 　 !
 

　　　　　　　 　 　　＿＿＿_
　　　　　　　　　 ／　　 　 　＼　　　　　 　無いお
　　　　　　 　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　 ／ 　 （●） 　（●）　 ＼　　 　 父ちゃんと母ちゃんが世話とか苦手だったし
　　　　　　 |　 　 　 （__人__）　 　　 |
　　　　　　 ＼　 　　 ｀ ⌒´ 　　 ,／　　　 　家畜育てるくらいなら山で狩ったほうが早くね？
r､　　　 　r､／　　　　　　　　　　ヘ
ヽヾ　三　|:l1　　　　　　　　 　　　　ヽ　　　　ってタイプだったから
　＼>ヽ/ |｀ ｝　　　　　　　　　 　　|　|
　　ﾍ　lノ `'ｿ 　　　　　　　 　　　　|　|
　　　/´　 /　　　　　　　　　　　　 |.　|
　　　＼. ｨ 　　　　　　 　 　 　 　　|　 |
　　 　 　 |　　　　　　　 　 　 　 　 | 　|
 

　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　　　 　 ヽ
　　　　　　　 　 ,）　　　/　　　　　　　 　 　 ′
　　　　　　　　　{:　　　′u　 　 ij　 〃　　　| 　,/　 ／
　　　　 　 　 　 :}　　　! 　 　!|!　　　゛ 　 し :|　（　　{
　　　　　　 ヽ 　　　　〈 ＿_」}{≦ﾆﾆﾙ 　 　 | 　 } 　 ）　:}　　　　ああ、うん…
　　　　 　 　 {: 　（　　 {｀ﾌ´ 　　ﾞﾞヾ."　 u　 ﾄ　　　（　　{
　　　 　 　 　 ）　 }　　‘{　　　　　　 }　/　:{　ヾ≧; , _　　　　　　あのおじさんとおばさんならそう言うだろ…
　　　　　　　 （　　し　　>-r个ｰｒ┐'　{:　　}　　∨///＞
　　　　　　 　 -＝＝＜∧}T_T_T_j!　　　／　ﾄ , ｀゛ｆ'´
　　　　　／　〃　 　 〃/,|　＝-　　　／/ 　 |/∧
　　　　,/　　/　 ｼﾞ 　∨/,{　　　 　 イ　/　　 |///〉
　　　　{　　　 ／　　 人ﾐヾ≧＝≦Ⅵ　_＿　　　 ′J
　　　　{　 　iｊ　　／　　 ー＝≧ミ彡"　　　　 _,.ムミ､
.　　　　〉　　　 /　　し　　　｀ヽ/ - ―…　￣゛ マミ≧､
　　　 /　 　 　:{　　　　　　　　{!　　　　 iｊ　　　 　 ﾏ≦=-
 

　　　　　　　　　　　　　　　――――　､
　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　　　　　　 ＼
　　　　　　　　　　／　　　　　 　 　 　 　 　 ＼　　　　　　　って事は、最低限
　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼
　　　　　 　 ／　　　　 ( ● )　　　　( ● )　　 　 丶　　　　家の拡張＋家畜小屋が必要って事か
　　　　　　/　　　　　,､　　　　　　　　　　　,、
　 　 　 　 {　　 　 　 {!トェェェェェェェェェｲi} 　 　 　 !
　　 　 　 　 、　　　　ゞ工エエエエエエ工ｼ 　 　 　 ′
　　　　 　 　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　 ／｀　　　　　　　　　　　　　　　　 ´＼
　　　　 　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
 

　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ――‐
　　　　　　　　 　 　 　 ´　 　 　 　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　　　/　　 ｀ ＼　　　／　　∨　　　　 これは…もうこの家取り壊して
　　　　　　　　　 　 　 　 (　●) 　 ( ●)
　　　　　　　　　　 {　　　　　　　 '　　　　　 }　　　　　周りの土地も均して
　　　　　　　　　― 、　　　　丶 ￣ノ
　　　 　 　 "　 　 　 ＼　　　 　 　 　 　 ／丶　　 　　一式新しく建てた方が良さそうですね
　　　　 ∨　　　　　 ､　≧　―――‐ `｀　　　＼
　　　 　 {　　　　　 　 ＼　　　　　　　　 　 　 ―‐ヽ
　　 　 V　　　　　　　　　ヽ　 ＿_　 ≦　 /　　　　　Ｖ/,
　 　 ∨　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 V/
　　　　　　　　ｌ　　　　　 ′　　 　 　 　 {
　　 {　　　　 八 　 　 　 |　　　　　　　　　　　　　　　　}
　　　　　　 　 '∧　　 　 |　　　　　 　 　 }　　　　　　 丿
　　 ∧　　　　　∧､　　 j　　　 　 　 　 ∧　　　　　　　∨
　　　'∧　　　　{ ∧ ￣　丶　＿＿_ ／/∧
　　　　∧　　　 ､/∧　　　　　　　　 　 　 ∧
　　　　/∧　　　　＜〉　　　　　　　　　　　 ∧　　　　 　 }
　　　　　　l　　　 ､r ､)丶 　 　 　 　 ／　　　 l
　　　　　 〈 〈 ､＼ 〉　　　　　　　　　　　　　　| 　 　 　 ∧
　　　　　　 ｰ ≧'/　　　　　　　 　 　 　 　 　 '　 　 　 /
　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　 /　　　 ／
　　　　　　 　 /　　　　　　 　 　 　 　 　 ／　　　 "
　　 　 　 　 '/　　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 〈 ∨
　　　　　　'/　　　　　　　 　 ∧　　 / / r/　､ 　 V∨
　　　　　　l　　　　　　　 　 /　 V/, ｰ ､ﾉ{　/｜l)丿
　　　　　　|　　　　　　　　/　 　 V/,　　　v　 ﾚ ´ 　 !
 

　　　　　　 　 　 　 　( ヽ、
　　　　 ／.:.￣￣＿＿＼ ＼　　　　　　　　　もしくはこの家はそのままにして
　 　 ／: : : 　 　<＿＿　＼　＼
　 ／: : :＼ 　 <＿＿　＼　＼　ﾍ /⌒/　　　新しい土地を村長から貰って
／: : : : 　　＼└--ﾐ ヽ、＼　-　＼　|
: : : : :／´ ｀ヽ　　　 丶　　-　　　　　〉　　　　そこに作るとか
: : : :.（　〔:::〕　l 　　　( ＼ 　 　　　　 !
: : : : ヽ_ ｀ _ノ 　 　 　＼_ヽ　　　　　{
: : : : : : ´"''"　　 '　　　"''ﾍ　　　　　 > 、
: : : : : : . .　　　　`　　　　　＼ 　　∠／ヽヘ
＼: : : : : : :.　－―― -　 　 　＼(⌒)　　 ﾉ　＼
／ヽ: : : : : : : : : : : 　　　　　　 　ヾ、　／　　　 ＼
　　　　 : : : :｀`ｰ- -‐'"´　　　　 ＼／ ＼(
 

　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼　　　　　(土地貰っても)ええんか？
　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（●） 　＼
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／
　　　　　　　 　 ／　　　 　ー‐　　　　＼
 

　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ――‐
　　　　　　　　 　 　 　 ´　 　 　 　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　　　/　　 ｀ ＼　　　／　　∨　　　　村長も必要な物は何でも使って良いって言ったんでしょ？
　　　　　　　　　 　 　 　 (　●) 　 ( ●)
　　　　　　　　　　 {　　　　　　　 '　　　　　 }　　　 　なら土地だってOK出すでしょう
　　　　　　　　　― 、　　　　丶 ￣ノ
　　　 　 　 "　 　 　 ＼　　　 　 　 　 　 ／丶
　　　　 ∨　　　　　 ､　≧　―――‐ `｀　　　＼
　　　 　 {　　　　　 　 ＼　　　　　　　　 　 　 ―‐ヽ
　　 　 V　　　　　　　　　ヽ　 ＿_　 ≦　 /　　　　　Ｖ/,
　 　 ∨　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 V/
　　　　　　　　ｌ　　　　　 ′　　 　 　 　 {
　　 {　　　　 八 　 　 　 |　　　　　　　　　　　　　　　　}
　　　　　　 　 '∧　　 　 |　　　　　 　 　 }　　　　　　 丿
　　 ∧　　　　　∧､　　 j　　　 　 　 　 ∧　　　　　　　∨
　　　'∧　　　　{ ∧ ￣　丶　＿＿_ ／/∧
　　　　∧　　　 ､/∧　　　　　　　　 　 　 ∧
　　　　/∧　　　　＜〉　　　　　　　　　　　 ∧　　　　 　 }
　　　　　　l　　　 ､r ､)丶 　 　 　 　 ／　　　 l
　　　　　 〈 〈 ､＼ 〉　　　　　　　　　　　　　　| 　 　 　 ∧
　　　　　　 ｰ ≧'/　　　　　　　 　 　 　 　 　 '　 　 　 /
　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　 /　　　 ／
　　　　　　 　 /　　　　　　 　 　 　 　 　 ／　　　 "
　　 　 　 　 '/　　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 〈 ∨
　　　　　　'/　　　　　　　 　 ∧　　 / / r/　､ 　 V∨
　　　　　　l　　　　　　　 　 /　 V/, ｰ ､ﾉ{　/｜l)丿
　　　　　　|　　　　　　　　/　 　 V/,　　　v　 ﾚ ´ 　 !
 

　　 　　　　　　　 ,,．: ''''""~""'''‐．.
　　　　　　　　／　　　　　　　　　　＼
　　　　　　 ／　--‐　　 　 ‐--　　 　 ＼　　　　　　ただ期限が一週間しかないので
　 　 　 　 /　(　● )　　　(　● )　 　 　 ｀､
　　 　 　/´　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',　　　 　新しい土地で、となる時間が足りないかもしれませんね
　　 　 　i　　 　　　　 、　　　　 　 　 　 　 　 ',
　　　 　 !　　　　　─　ー -　　　　　 　 　 　 |　　 　まず良い場所を見繕うのに時間がかかりますしから
　　　　　＼　 　 　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,.'
　　　　　　 >　　　　　　　　　　　　　 　 ／
　　　 　 ／　　　　　　　-----‐‐‐'''"~　　＼
 

　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　／　　 _ノ　　＼　　　 　そうだな
　　　　　　|　　　（ ●）（●）
.　　　　　　|　　　　（__人__）　　　　その点、この土地を再利用すると時間は短縮できるな
　　　　　　 |　　　　 ｀ ⌒´ﾉ
.　　　　　 　|　　　 　　　　 }　　　　見繕うのもそうだが整地も粗方終わってるから
.　　　　　 　ヽ　　　　　 　 }
　　　　　　　 ヽ　　　　　ノ　　　　　少し拡張するだけで済むし
　　　　　 　　/　　ヾ　ｿU
　　　　　__／　　　　ヾ ! 　 ＼__
　/''"￣"'　　　　　＼ 　∠　　 ￣ヽ
. |　/　　ゞ　　　　　　 ヾ/　　　　ヾ丿
　ヾ　　　ｿヽ　　　　　　ｿ　　　　　| |
. / へ/　ヾ_　　　　　 　 |　　　　ソ |
｜　　|　　|丶、＿＿＿人＿＿_/_/
｜　 人　∧ミ＜　ゝ、_UU＿ノ /'/
　ヾ　ｿ　/＼ミ巛　/　 人　ヾ //
　（　二ソ　 |　　　（ ￣ T　 ） |
 

　　　　　　　　 　 - ─ ＝＝─ - ､
　　　 　 　 .／　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
. 　 　 　 ／　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　　　　　　建物の方は
.　　 　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ
　　　 /　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ヽ　　　　少し大きな建物になるだろうけど
.　 　 |　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |
　 　 丶 　 　 　 （　 ●　）　　 　 　 （ ● ） |　　　　村の男衆総出なら一週間あれば
.　　　...ヽ　　　　　 　　　　　　　　　　　　　/
　　 　 　 ＼　　 　 トェェェェェェェェェｲ／　　　　　まあ何とかできるでしょ
　　　　　　 イ　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　 ／　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ
　　　 ./　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i
　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 !
　　./　　　　　 　,ｲ　　　　　 　 　 　 　 　 　 !
 

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　─　 　 ─＼　　　　　んー、そうだなあ…
／ 　　 （●） 　（●） ＼
|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　　 あっ、そういえば他の既存の建物を流用するとかは…
./　　　　 ∩ノ ⊃　　／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／
 

　　　　　　　　　　　　／　　　 ;;;;;;;;;;ヽ
　　　　　　　　　　　/　　　 　　;;;;;;;;;;;;;、
　　　　　　　　　　　| ノ　　　＼ 　;;;;;;;;;;|　　　　　そんな事するくらいなら新しく建てた方が良いだろJK！
　　　　　　　　　　　|（ ●）　（●） ;;;;;;;;;l
　　　　　　　　　　　|　（__人__） 　;;;;;;;;il　　　　 　というか、嫁さんも折角他所から嫁いでくれるんだから
　　　　　　　　　　　 |　｀ ⌒´ ; ;;;;;;;.;;;;;ヽ
　　　　　　　　　　　　!　　　　 　;;;;;;/i;;;;;;;;ヽ、　　出来るだけ良い環境の方が良いだろ
　　　　　　　　　　　　 ＼　　　　;;//;;;;;;;;;i;;;;;;ヽ､_
　　　　　　　　　／)　　　￣￣;l;　;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`‐-､
　　　　＿　　　/ :/　　　　　　|;;;;　/;;;;;;／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;　 ヽ、
　　　ノヾ　`‐-"　ｌ　　　 , -‐"i　 /;;;ノ;;;;;;;／;;;;;;,-‐;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞヽ,
　　 ﾉヽ　　　　　　|　 ／　　.ヽ!;;:／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;li
　　 l　　　　　 ,　 :l　/ ,　　　　;/　　　 　　　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
　　 (　　　　　 ヽノ .i i;　　　　;l　　　　　,,　　　　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
　　 ヽ､　　　　　　＼l/_,-‐ ､:;|　　　　　:;＼,,-‐;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
　　　　ヽ､i　　　　　 ＼i;;;;;:)）;|　　　　;;;;;;;;;/　 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;‐､;;;;;;;;;;/
　　　　　　＼　　　　　 ＼´）;;|　　　　;;;;;;;/　 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼;;;;
 

　　　　　　　　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　／　　 _ノ　　＼
　　　　　　　　　　　　　|　　　 （ ●）（●）　　　　という訳で住居の関しての現実的な案は
　　　　　　　　　　　　　|　　　　 （__人__）
　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ　　　　「ここに建て直す」か「別の場所に経てる」だな
　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　　 　 }
　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　 　 }　　　　 やる夫、どっちにする？
　　　　　　　　　　　　　 ,ﾉ.ヽ､.,＿＿ __ノヽ
　　　　　　　　　　　 ／_＼::　　ヽ　ﾉ　 .:::／　`ー-､＿_
　　　　　　　　,. -‐'´.: : .:|!:.:ヽヽ、ヾ__ ー ::|::...　　　 　 　 ￣｀`ー-､
　　　 _,. --r'´.:.:.:.:: 　..:.:∧:.:.:.:　 （__)　::::::::|:.:.:.:...　　　 r　　　　 　　＼
　r‐'´ ＿:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l　|!:.::　　 ハ　　::: |;;;;:.:.:.:＞....:.|:..　　　　 　 ､　ヽ
:.:.:.:.::.´:.:.:.:.:.:.:.:＼_＿＿＿_ヾ:.:.:.:.:.|　 ∨ >:┴…'´ｰ‐-､|:.:.:..　＼:　　 |:.:.: |、
:. ／了:.:.:.:.:.:.:.:.: ／:.:.:.:.:.:.:. ｀`ｰ-､L.. __〉.'"　　　　　 　 ＼:.:.:.:.:.:.ヽ:.:./:.:.:/: ＼
/__／:.:.:.／:.:.:.:/-、:.:.:...　　 　 __　 .:Y´:: ＿,.　　　　　=ミ:.:＼＿;;;;;V;;;／ヽ　　ｌ
:.:.:.:.:.,.イ:.:.:.:.:.:ﾉ|! _}‐‐::.:.:.. ,r‐'´ ﾉ. . ::lr'´::"　　　　　　　 　 :;;;|:.:.｀ｰ'⌒　　|　　|
:.:.:.:厶;;辷==' /⌒|::.:_;. -'´...:／　　 :.:ｌ!:.:::　　　 　 　 　 　 :;;;;;|:.:.:　 　 ', 　 　 ∧
:.::ｲ:.:.:.:´　｀ヾ|::　 ﾚ'ヽ:.:.:.:／ .:.:.:.:.:.:.:.:.|!:.:.:...　　　　　rぅ...:.;;;;;:∧:.:.:.　　 ヽ.　　|:　＼
:.:/:.:.: 　 　 :.:.|::／ ／r─ ￣〉.:.:.:.:.:.:.人;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;／::∧:.:.:.:......　ヾ ＼
:.:.:.:.:.:　　　:.:/: :／.:.:/__ノｨ'￣〉‐一'´___ ￣￣￣￣￣￣lヾ､:/ :::＼_::::::.: . l|　 :ヽ
 

　　 ／￣￣￣＼
　／　　　　　　　 ＼
/　　　 ─　　　─　ヽ　　　　………
|　　　 （●） 　（●）　|
＼　　∩（__人/777／
／　　（丶＿//// ＼
 

　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 ／　─　 　 ─　＼　　　　　　やる夫はここに新しく建て直す方向で行こうと思うお
　　　／ 　 （●） 　（●）　 ＼
　　　|　 　 　 （__人__）　 　　 |　　　　　悪いけど皆、協力を頼めるかお？
　　　 ＼　 　　｀ ⌒´ 　　 ,／
　 　 /⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨヽ
　　 / 　　　 　,⊆ニ_ヽ、　 |
　　/　 　 ／　r─--⊃、 　|
　　|　ヽ,.ｲ　　 ｀二ﾆﾆうヽ.　|
 

　　　　　　　　　　　　　　_. -―――- ､.__
　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　｀ヽ､
　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　 ＿__　　　 ＼
　　　　　　　　　／　　　 　 ,-‐ ﾞ´￣　　　　　　　 ＼
　　　　 　 　 .／,＿_　　　 　　,-―- ､　　　　　　　　＼　　　　　　　　構いません…が、僕が提案しておいてなんですが
　　　　　　　「　 　　　　　　　{r'ﾞ￣:::ﾊ i　　　　　　　　 .ヽ.
　　　　　　　}　 /´ヾ. 　　　　ii:::::::::::::::i i　　　　　 　 　 　 ＼　　　　 　その案ではおじさんとおばさんとの思い出がある
　　　　　　/　 .iｿ::::ii　 　　　 ii:::::::::::::ﾉﾉ　　　　　　　　 　 　 ﾍ.
　　　　　 / 　　i;::::::ii　　　　　ヾ-‐ﾞ´´　　　　　　　　　 　　　　ﾍ.　　　 この家も取り壊すことになります
　　　　　{　　　 ヽノ'　　 　 　 　 　 　 　 　　 　 　 　 　 　 　 　 i.
　　　　　i　　　　　　　　、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　}　　　良いんですね？
　　　 　 {　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾉ
　　　　　ﾍ.　 　　,.　‐ 　　―　―　 　、　　　　　　 　　 　　　ノ
　　　　　　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　＼　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 _. -‐ ´
　　 　 　 　 　 　 ﾞ＞ ､_　＿　　　　＿＿＿. _／￣　￣ ヽ、
　　　　　　　　　　　i ／　　　￣￣　 　 　 .／　　　　　　　 ＼
　　　　　　　　　　/ /　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　/ ./
　　　　　　　　/　.i
　　　　　　　　i　/　　　　　　　　　　　　　　　　ヾi.
　　　　　　　　i /　　　　　　　　　　　　　　　　　　i.
　　　　　　　　i/　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 i.
　　　　　　　 ./　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 i
　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ∧
 

　　　　　　 　 　 　 　 -―─-　、
　　　　　　 　 　 ／　　　　 　 　 ＼
　　　　　　　　　′ 　⌒　 　 ⌒ 　　,　　　 　うん…
　　　　　 　 　 i　　（ ―）　 （― ）　 ｉ　 　　　やる夫も出来ればこの家は残したかったけど
　　　　　 　 　 |　　 　 (__人__)　 　　|　　　　 流石に時間に不安があるお
　　　　　　　 　 ､　　　　　　　　 　 ノ
　 　 　 ⊂⌒ヽ　 ＞　　　　　　 ＜_/⌒つ　　この家を優先して嫁に来てくれた娘を
　　　　 　 ＼　丶′　　　　 　 　 　 　 7　　　野ざらしにするのも申し訳ないし
　　　　　　 　＼ ノ　　　　 　 　 　 ﾄ､_/
.　　　 　 　 　 　 ′　　 　 　 　 　 |
.　　　　　　　 　 i　　　　　　　　 　 |
　　　　　　　　　乂　　　　　　　　 ｲ
　　　　　　　 　 　 |　/ー―一 、　|
　　　　　　　　　　 し′　　　　　､_ｊ
 

　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　 ／　⌒　 　 ⌒　＼　　　　　　それにたぶん父ちゃんと母ちゃんなら
　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（＜） 　＼
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |　　　　　古い家のままより大きく立派な家になった方が喜ぶかなって
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／
　　　　　　　　　／_∩　 　ー‐　　　　＼　　　　　だからここに建て直す方向でいくお
　　　　　　　　（＿__＿）　　　　　　　|、　＼
　　　　　　　　　 　|　　　　　　　　　 |/　 ／
　　　　　　　　　　 |　　　　　　　　⊂　／
　　　　　　　　　　 |　　　　　　　　　し'
　　　　　　　　　　　＼ 　　､／　　／
　　　　　　　　　　　 　＼／　　／
　　　　　　　　　　　＿／　　／｀`l
　　　　　　　　　　（＿_＿_／（＿/
 

　　　　　　　　　　　　／　　　 ;;;;;;;;;;ヽ
　　　　　　　　　　　/　　　 　　;;;;;;;;;;;;;、
　　　　　　　　　　　| ノ　　　＼ 　;;;;;;;;;;|　　　　　　了解
　　　　　　　　　　　|（ ●）　（●） ;;;;;;;;;l
　　　　　　　　　　　|　（__人__） 　;;;;;;;;il　　　　　 　 じゃあ住居はここに建て直す方向でな
　　　　　　　　　　　 |　｀ ⌒´ ; ;;;;;;;.;;;;;ヽ
　　　　　　　　　　　　!　　　　 　;;;;;;/i;;;;;;;;ヽ、　　　 明日から男衆は総出だろ
　　　　　　　　　　　　 ＼　　　　;;//;;;;;;;;;i;;;;;;ヽ､_
　　　　　　　　　／)　　　￣￣;l;　;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`‐-､
　　　　＿　　　/ :/　　　　　　|;;;;　/;;;;;;／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;　 ヽ、
　　　ノヾ　`‐-"　ｌ　　　 , -‐"i　 /;;;ノ;;;;;;;／;;;;;;,-‐;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞヽ,
　　 ﾉヽ　　　　　　|　 ／　　.ヽ!;;:／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;li
　　 l　　　　　 ,　 :l　/ ,　　　　;/　　　 　　　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
　　 (　　　　　 ヽノ .i i;　　　　;l　　　　　,,　　　　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
　　 ヽ､　　　　　　＼l/_,-‐ ､:;|　　　　　:;＼,,-‐;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
　　　　ヽ､i　　　　　 ＼i;;;;;:)）;|　　　　;;;;;;;;;/　 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;‐､;;;;;;;;;;/
　　　　　　＼　　　　　 ＼´）;;|　　　　;;;;;;;/　 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼;;;;
 

　　　　　　　　 　　　　／￣￣＼
　　　　　　　　 　 　／ _ノ　 ヽ､_ ＼
.　　　　　　　　　　 |　（ ●）（● ）　|　　　　じゃあ、とりあえず住居の目処はたったって事で
.　　　　　　　　　　 |　　（__人__） 　│
　　　　　　　　　　　| 　　｀⌒ ´　 　|　　　　他には何か用意するものはないか？
.　　　　　　　　　　　| 　 　 　 　 　 |
.　　　　　　　　　　　ヽ　　 　　　　/
　　　　　　　　　　 　 iヽ　 　　　 / i
　　　　　　　　　　　　|　 ー-―'　 _|
　　　,,,,,,,....　　_,,. -‐''"´　　ゞ　　　｀゛''‐- .,,_　__....,,,,,,,
　／　　 ／""　　ー‐---、　　／ー‐---　 "''ヽ　　 ~ヽ、
./　ﾍ　/　　ソゞ　　　　　　　Y　　　　　　　　ゝﾍ　　ヾ　 ii
i　ﾐ　Y　　　〆ﾐ　　　　　　 ミ|彡　　　　　　　三ヽ　　ｿ /i
ヽ　 人　　　入___　　　　　　水　　　　　　　　　》　　ノヽ/
￤　丶ヘー ヽ_三　　　　__彡|ゞ,,__　　　　　　／ゝ'　　　| |
|ヽ　　||　　　　|ー―┬ーー''""''''''ー┬ー--‐/|　　　ヽ、 |
|　　　｜　　　|ミ＜　ヽ、＿__::;;::＿　ノ　　彡　/　　　　　|/|
 

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　─　 　 ─＼　　　　　んー、そういえばこのままだと家のガワだけあっても
／ 　　 （●） 　（●） ＼
|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　　　中身はすっからかんじゃね？
./　　　　 ∩ノ ⊃　　／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |　　　　　　家具とかも全然足りないお
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／
 

　　　　　　　　　　　　　　――――　､
　　　　　　　　　　 ／　　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　 　 　 　 ／
 

　　　　　 ／　　　　　　　　(　● )　　　 ( ●)　ヽ　　　　ああ、そこは俺とできる夫の家他
 

　　　　 {　　　 　 　 　 　 　 {トェェェェェェェｲ 　 }　　　　村の職人で何とかするよ
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ゞ工エエエエエﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おK把握＞
　　　　　　＼　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　..ｲ
　 　 　 　 ／ ｀ ー　　　　　　　　　　　　 　 ´　 ＼
 

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼　　　　　あとは…ああっ！
　 ／　　　　 　 　　＼
／ 　　　　　　　　　　＼　　　大事な事忘れてたお！
|　 　　　＼　　 ,＿　　 |
/　　ｕ　 ∩ノ ⊃―）／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／
 

　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ――‐
　　　　　　　　 　 　 　 ´　 　 　 　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　　　/　　 ｀ ＼　　　／　　∨　　　 　なんです？
　　　　　　　　　 　 　 　 (　●) 　 ( ●)
　　　　　　　　　　 {　　　　　　　 '　　　　　 }　　　　　ベッドは念の為５P以上にも対応出来る様に
　　　　　　　　　― 、　　　　丶 ￣ノ
　　　 　 　 "　 　 　 ＼　　　 　 　 　 　 ／丶　　　 　ウチでドでかく作っておきますよ！
　　　　 ∨　　　　　 ､　≧　―――‐ `｀　　　＼
　　　 　 {　　　　　 　 ＼　　　　　　　　 　 　 ―‐ヽ
　　 　 V　　　　　　　　　ヽ　 ＿_　 ≦　 /　　　　　Ｖ/,
　 　 ∨　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 V/
　　　　　　　　ｌ　　　　　 ′　　 　 　 　 {
　　 {　　　　 八 　 　 　 |　　　　　　　　　　　　　　　　}
　　　　　　 　 '∧　　 　 |　　　　　 　 　 }　　　　　　 丿
　　 ∧　　　　　∧､　　 j　　　 　 　 　 ∧　　　　　　　∨
　　　'∧　　　　{ ∧ ￣　丶　＿＿_ ／/∧
　　　　∧　　　 ､/∧　　　　　　　　 　 　 ∧
　　　　/∧　　　　＜〉　　　　　　　　　　　 ∧　　　　 　 }
　　　　　　l　　　 ､r ､)丶 　 　 　 　 ／　　　 l
　　　　　 〈 〈 ､＼ 〉　　　　　　　　　　　　　　| 　 　 　 ∧
　　　　　　 ｰ ≧'/　　　　　　　 　 　 　 　 　 '　 　 　 /
　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　 /　　　 ／
　　　　　　 　 /　　　　　　 　 　 　 　 　 ／　　　 "
　　 　 　 　 '/　　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 〈 ∨
　　　　　　'/　　　　　　　 　 ∧　　 / / r/　､ 　 V∨
　　　　　　l　　　　　　　 　 /　 V/, ｰ ､ﾉ{　/｜l)丿
　　　　　　|　　　　　　　　/　 　 V/,　　　v　 ﾚ ´ 　 !
 

　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿
　　　　　　　　 ,. -'"´　　　　　　｀¨ｰ ､
　　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　',
　　　　　./　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ',　　　　ちげぇお！仕事だお仕事！
　　　　　l　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／　 　.l
　　　　　l　　　　､＿＿,ノ　　　_,／tﾘ）　　.l　　　　今のやる夫の収入じゃ４人+メイドさんは養えないお！
　　　　　.',　　　　ゝ ヾリ　 　　　｀ｰ‐' U　/
　 　 　 　 ＼　　 　 　 l　 　人　 　l 　 ／｀ヽ
　　　　　/ 　｀ー､ 　　 ｀ｰ´＿｀ー'　‐'　　　　',
　　　　./　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l
 

　　　　　　　　 　　　　／￣￣＼
　　　　　　　　 　 　／ _ノ　 ヽ､_ ＼
.　　　　　　　　　　 |　（ ●）（● ）　|　　　　ああ、それなら心配いらんだろ
.　　　　　　　　　　 |　　（__人__） 　│
　　　　　　　　　　　| 　　｀⌒ ´　 　|　　　　やる夫、お前明日から村の役場の幹部な
.　　　　　　　　　　　| 　 　 　 　 　 |
.　　　　　　　　　　　ヽ　　 　　　　/　　　　 それで給料も出すから
　　　　　　　　　　 　 iヽ　 　　　 / i
　　　　　　　　　　　　|　 ー-―'　 _|
　　　,,,,,,,....　　_,,. -‐''"´　　ゞ　　　｀゛''‐- .,,_　__....,,,,,,,
　／　　 ／""　　ー‐---、　　／ー‐---　 "''ヽ　　 ~ヽ、
./　ﾍ　/　　ソゞ　　　　　　　Y　　　　　　　　ゝﾍ　　ヾ　 ii
i　ﾐ　Y　　　〆ﾐ　　　　　　 ミ|彡　　　　　　　三ヽ　　ｿ /i
ヽ　 人　　　入___　　　　　　水　　　　　　　　　》　　ノヽ/
￤　丶ヘー ヽ_三　　　　__彡|ゞ,,__　　　　　　／ゝ'　　　| |
|ヽ　　||　　　　|ー―┬ーー''""''''''ー┬ー--‐/|　　　ヽ、 |
|　　　｜　　　|ミ＜　ヽ、＿__::;;::＿　ノ　　彡　/　　　　　|/|
 

　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　 　　_..-''''ﾞﾞﾞ´　 　　　ﾞﾞﾞﾞ'''ｰ,,、
　　　　 　.／　　　　　 U　　　　　　　＼
　　　　 , '　　 　 ＿＿＿　　　　 ＿＿ .ヽ
　　 　./　　　　（　　● 　.）　　（　●　)　 '.,
　　　/　 u　.　　 ￣￣￣　　　　￣￣　　　'.,　　　　　マジで！？
.　　.,'　　　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　 　.l
　　 l　　　U.　 　　（　　　　 人　　　 .） 　 　.l
　　 .'.,　　　　　　 　｀.┬‐ ´　 ｀ ┬ ´ 　 　 .,'
.　　　 ' ,　　　　　　　　￣￣￣￣　　　　 ／
　　　 　 ゝ、　　　　　　　　　　　　　　 ／
　　　　　／｀　ー――――― ‐='''　く
　　　 ／　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
.　 /.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　',
　/ 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　　 i　　 l
./　 　　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　|　　 |
|　　　　　　|　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |　 　|
 

　　　　　　　　 　　　　／￣￣＼
　　　　　　　　 　 　／ _ノ　 ヽ､_ ＼　　　　　 ああ、収入もそうだけど
.　　　　　　　　　　 |　（ ●）（● ）　|　　　　　仮にも種族間友好の為に嫁いでくるからな
.　　　　　　　　　　 |　　（__人__） 　│
　　　　　　　　　　　| 　　｀⌒ ´　 　|　　　　　やる夫もそれなりの立場の方が良いだろうって
.　　　　　　　　　　　| 　 　 　 　 　 |　　　　 　話になってな
.　　　　　　　　　　　ヽ　　 　　　　/
　　　　　　　　　　 　 iヽ　 　　　 / i　　　 　　なのでお前には明日から村の幹部になってもらう
　　　　　　　　　　　　|　 ー-―'　 _|
　　　,,,,,,,....　　_,,. -‐''"´　　ゞ　　　｀゛''‐- .,,_　__....,,,,,,,
　／　　 ／""　　ー‐---、　　／ー‐---　 "''ヽ　　 ~ヽ、
./　ﾍ　/　　ソゞ　　　　　　　Y　　　　　　　　ゝﾍ　　ヾ　 ii
i　ﾐ　Y　　　〆ﾐ　　　　　　 ミ|彡　　　　　　　三ヽ　　ｿ /i
ヽ　 人　　　入___　　　　　　水　　　　　　　　　》　　ノヽ/
￤　丶ヘー ヽ_三　　　　__彡|ゞ,,__　　　　　　／ゝ'　　　| |
|ヽ　　||　　　　|ー―┬ーー''""''''''ー┬ー--‐/|　　　ヽ、 |
|　　　｜　　　|ミ＜　ヽ、＿__::;;::＿　ノ　　彡　/　　　　　|/|
 

　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　　　 　 ヽ
　　　　　　　 　 ,）　　　/　　　　　　　 　 　 ′
　　　　　　　　　{:　　　′u　 　 ij　 〃　　　| 　,/　 ／　　　　…実は当初はやる夫には俺の親父の養子
　　　　 　 　 　 :}　　　! 　 　!|!　　　゛ 　 し :|　（　　{　　 　　　つまりは村長家の人間になってもらったらどうかって話も有ったんだが…
　　　　　　 ヽ 　　　　〈 ＿_」}{≦ﾆﾆﾙ 　 　 | 　 } 　 ）　:}
　　　　 　 　 {: 　（　　 {｀ﾌ´ 　　ﾞﾞヾ."　 u　 ﾄ　　　（　　{　 　　まあなんだ…
　　　 　 　 　 ）　 }　　‘{　　　　　　 }　/　:{　ヾ≧; , _
　　　　　　　 （　　し　　>-r个ｰｒ┐'　{:　　}　　∨///＞　 　　おじさんやおばさんからやる夫を取っちまうと
　　　　　　 　 -＝＝＜∧}T_T_T_j!　　　／　ﾄ , ｀゛ｆ'´　　　 　 あの二人があの世から化けて出てきかねないって事で
　　　　　／　〃　 　 〃/,|　＝-　　　／/ 　 |/∧　　　　　 　 親父たちがマジでビビッてその話は無くなった
　　　　,/　　/　 ｼﾞ 　∨/,{　　　 　 イ　/　　 |///〉
　　　　{　　　 ／　　 人ﾐヾ≧＝≦Ⅵ　_＿　　　 ′J
　　　　{　 　iｊ　　／　　 ー＝≧ミ彡"　　　　 _,.ムミ､
.　　　　〉　　　 /　　し　　　｀ヽ/ - ―…　￣゛ マミ≧､
　　　 /　 　 　:{　　　　　　　　{!　　　　 iｊ　　　 　 ﾏ≦=-
 

　　　　　　　　 　 - ─ ＝＝─ - ､
　　　 　 　 .／::::::::::::　 u　　　 　 　 ＼
　　　　　／ （　ο　）::::::::::::::::::::（ ο ） ＼
.　　 　 /:::::::::::　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ　　　　　うん、そうだな…
　　　 /::::::::::::: : ┌ェェェェェェェェ┐　　　ヽ
.　 　 |:::::::::::::::::::: |　　　　　 　 　 　 |　　 　 .i　　　　 あのおじさんとおばさんならそれ位やりかねない
　 　 丶　u:::::::: : |　　／(^o^)＼　　|　　 　 .|
.　　 　 ヽ::::::::::: : Lェェェェェェェェ._!　　　 /
　　 　 　 ＼:::::::::::　　　　　　　　　　　　 ／
　　　　　　 イ　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　 ／　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ
　　　 ./　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i
　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 !
　　./　　　　　 　,ｲ　　　　　 　 　 　 　 　 　 !
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　, -‐　´￣｀　‐- .
　　　　　　　　　　　　　　,. ‐´　　　　　　　　　　 ｀ヽ､
　　　　　　　　　　　　 ／: : : : : : : : : : : : : : : : :　　　 'ﾊ
　　　　　　　　　　　 /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :　　　　ﾊ
　　　　　　　　　　 ./ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 　　　　 ﾊ　　　　　「そう、やる夫のこの世界での両親は一年前に他界している」
　　　　　　　　　　/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 　　　　　ﾍ
　　　　　　　　　 .ｉ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :　　　　　ﾍ
　　　　　　　　　 |　: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :　　　　　.}
　　　　　　　　　　ｉ　 : : : : : : : : : : : : : : : ､. : : : : ＿　　　　/
　　　　　　　　　 ,.-'´￣￣｀''' : : : : : : : : : : : ｀￣　　 ￣｀'ヽ'
　　　　　　　 ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :　　　　 ヽ,
　　　　　　 /: : : : : , : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 　　　　 ﾊ
　　　　　　,ｉ: : : : : |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 、: : : :　　　　ﾊ
　　　　／´: : : : : : }: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : 　　　　 ﾊ
　　　/: : : : : : : : ｉ': : : : : : : 〃: : : : : : : : : : : :　　 ヽ､: : : 　　　　 ｉ､
　　/': : : : : : : 　 ｉ: : : : : : : '": : : : : : : : : : : : :　　　ﾍ: : : : 　　　　ﾊ
　 /　: : : : : :　　ｉ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 　　　　ﾍ : : : : 　　　　ﾊ
ノ'　: : : : : :　 ／ｉ　: : : : : : : : : : : : : : : : : : 　　　　　 ﾍ: : : : : :　　　 ﾊ
 

　　　　　　 ／￣￣＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「この世界の両親はやる夫を深く愛し育ててくれた」
　　　　　／　　 _ノ　　＼
　　　　　|　　─（●）（●）　　　　おい、見ろお前！
　　　　　|　　　　i! |!_人! |!
　　　　　|　　　　|! i!⌒i! {　　　　やる夫がもうハイハイしてるぞ！
　　　　　|　 　 　 i!j 　 !_ﾉ
　　　　　ヽ　　　　　 　 }　　ﾄﾞﾊﾞﾊﾞ
　　　　　　ヽ　　　　　ノ
　　　　　　/　　　　 く
 

　　γ::::::::::::::::母::::::::::::ヽ、　　　　　　　　　　　　　　　　　「…まあちょっと溺愛気味だったなと冷静に振り返っても思うが」
　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
γ:::::::::人::::人::人::::人::::::::ヽ
（:::::::::／　＼　 　 ／　＼:::::::）　　　　まあまあ！
＼:／ 　（●）　　（●）　 ＼ﾉ
　| 　 /// （__人__） ///.　 |　　　　　ウチのやる夫ちゃんは天才だよ！
　＼　　 　 ｀ ⌒´　　　　／
　／　　　　　 　 　 　 ／
　＼　　　　　　　(_＿ノ
 

　　　　　　 　 　 　 　 　 　 -　－、　　　　(いや、この年ならハイハイくらいするでしょ)
　　　　　　　　　　　 　 　 ● ●） ヽ
　　　　　　　　　 　 　 　 （人__） uノ
 

　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＿＿＿_　　　　　　　　　,. -‐―――‐-､　　　　　　「そんな両親の事をやる夫も愛し
　　 ／￣￣＼　　　　　 ／⌒　　⌒＼　　　　　　γ::::::::::::::::母:::::::::::ヽ、
　／　　 _ノ　　＼ 　　／（ ⌒） 　（⌒）＼　　　　/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　　　 　第二の親として尊敬していた
　|　　─（⌒）（⌒）／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼　γ:::::::::人::::人::人::::人::::::::ヽ
　|　　　　 （__人__）|　　　　　|r┬-|　　　　　|　（:::::::::／─　　 ─　　＼:::::::）　　　家族仲は良好だったと言って良いだろう」
　|　　　　　｀ ⌒´ﾉ ＼ 　　 　`ー'´ 　 　　／　＼:／ （⌒） 　（⌒） 　　 ＼ﾉ
　|　　　　　　 　 }　　　（　ｒ　　子　　　　|　　 　　|　 　 （__人__）　　　　　 |
　ヽ　　　　　 　 }￣￣　ヽ○|￣￣￣￣￣￣￣＼＼　　｀ ⌒´ 　 　 　 ／
　　ヽ　　　　　ノ　　　　　　 || ((|||||||))　　　　　　 ＼ ＼　　　　　　　／
　　　/　　　 く ＼ ((|||||||))　,　　　　 　　　((|||||||))　＼　　　　　　(_＿ノ
 

　　　　　 ／￣￣＼
　　　　／　　　 _ノ　＼　　　　　　　「ただ、この世界の両親は普段は温厚だったが
　　　　|　　―（ ●）（●）　　　　 　　いざ戦闘になると性格が豹変した」
　　　 ｜　　　　 （__人__）
　　 　 |　　　　 　|r┬| .}
　 　　 | 　 　　　 |　| | }　　　　　　　ひゃああああああああ！！
　　 ,..-'ヽ　　 　　｀ﾆﾆ }　　　　　　　ｴﾓﾉ
　 ./::"::::`ヽ､.,＿＿ __ノ ﾞ　　　　　　魔物だあああああああ！！
　/::i::::::::::::"'弋'!ｰ',イ>|'_ノ´｀ｰ -,,＿ _
. }:::ﾞ|::::::::::::::::::::~ﾞ:_戈;f"　 、　　　 ｲ/ `i
/:::::::!;:::::::::::::::::::/',r.ﾃ　　　 ＼xｰ.ｫ､__ノ
::::::::::::ヾ!:::::::::::::l .l r'　　 `　､_冫y"
:::::::::::::::::＼o:::::l .ﾄ、　 ヽ,＿ﾉ"ｰ'
:::::::::::::::::{::::{＼代 l>ｰ､,_ノ
 

　　　　　　　　 ＿＿＿＿
　　　　　　γ::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
　　　　　／::::::::人::人:::人::::::::ヽ
　　　 γ::::::::::／　＼　／＼::::::::ヽ
　　　（:::::::::／　（●）　（●）＼:::::::）
　　　＼:／　　　 （__人__）　　 ＼ﾉ　　　ＳＡＴＵＧＡＩせよ！！
　 　 　 |　 八　　　|::::::|　　　　　|
　　　　 ＼ ⌒　 　 l;;;;;;l　　 　／　　　　ＳＡＴＵＧＡＩせよ！！
　　　 　 /⌒ヽ　 　`ｰ' 　 　ｨヽ
　 　 　 / rｰ'ゝ　　　　　　　〆ヽ
　　　　/,ﾉヾ　,>　　　　　　ヾ_ノ,|
　　　　|　ヽ〆　　　　　　　　|´　|
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　 -――‐-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ -‐''"　　　　　 ￣　　｀
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿_, イ　　/　　　　 ,ｨ＝x　　 　 　 ＼
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 _　-‐　￣　／　,ｨ∥ | 　 　 　 {{:○:}}　　　　" 　 }
　　　　　　　　　　　　　 ´￣￣｀ヽ／井井∥　{　　　　　ﾞ'＝'"　　, ィﾆ-￣ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／_井井ｲ ||　 |　 　 　 　 　 　 ／／:i:i:i:i:/
　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／_井井井　 ||　 !　　　　 　 　 {__, ｲ⌒ヽ r'　　　　「この世界では魔物という
　　　　　　　　 　 　 　 　 ／ _井井井　　 ヾ　ヾ、　　　　　　⌒ヽＶーﾊ
　　　　 　 　 　 　 　 　 ノィ　井井_ -=====‐-ｭ ヽ ＿_　 ∠-_-､　∨ ﾘ　　　　　地球の野生動物より強力な原生生物が存在する」
　 　 　 　 　 　 　 　 ／´　 γ''"´_三三三三彡ァ｀￣´ｰ'///⌒￣｀ｰ'
　　　　　　　　　 　 /　　　 └――-=_ー彡ィ'"/　　　　ｲ//
　　　　　　　　　　 ,　　　　　　 l　　　　｀ー― "　 　 ／￣´
　　　　　　　 　 　 | 　 /　　ヽ. }　　　　　　　　_　 ＜_
　　　　　　　 　 　 ﾚ'　{　　 　 }|　　　　 _,　ィ´ヽ ＿＿￣ヽ
　　　　 　 　 　 　 {　　l　　 　 }!＿_-‐"￣　 ＼ ＼　　￣ヽ｀ヽ
　　　　 　 　 　 　 | 　 　 　 　 |　　￣ヽ　　　　 ｀　　 　 　 冫 l}
　　　　　　　　　　 }　　　　　　}　　　　　 ｀ー--　　＿_　　　　ﾘ
　　　 　 　 　 　 　 } {　　　　　|　　　　　　　　　　　　　)′　　|
　　　　　　　　　　 _} ヽ　ﾉ　　ﾘ　　　　　　　　　 　 　 /　　 }　|
　　　　　　　 , ィ´　　　　　 ／　　　　　　　　 　 　 　 ＼ 　 !　!
　　 　 　 　 /　　-‐ 　 __／　　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ　　|
　　　　　 ／　　 _,,,ﾆｱ´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　} 　 ',
　　 　 ／　　 ／´　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |　l ┴―---‐ぅ
　r―'⌒　 ／　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾄ 　 　 　 　 -ｲh
　|　　 　 ｲ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{　 　 _二ﾆ-‐'ｰ′
　} 　 　 '　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｀ｰ''"
. ﾉ　　 /
.{　　 └-､
.ヽつ_)_)__}
 

　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ―――――‐
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,　　　　　＼
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,　　　　　 ＼
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,　　　　　　 ヽ
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,　　　 　 　 |
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ,';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,　　　　　　|
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,　　　　　 .|　 　　　　「そういったモノに村が襲われる度に父と母は
　　　　　　　　　　　　　　,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::　 　 　 　 ',　　　　　 戦士として真っ先にに戦場に走っていって
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ',;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::　　 　 　 ./
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ',;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＿＿＿＿_ノ ⊥ しー<　 　　　　　暴れまわった」
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ',,;;;;―――(　 ●　 　,)―‐(● 　)-＜＿
　　　　　　　 　 　 　 　 　 //',;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::　　 ､　　　|//////＞．
　　　　　　　　　　　　 fﾆﾆﾆ/;;',,;;;;;;;;;;;;T;;;;;;;;;;;;:::::　　　 |　　 ,/////////|/＞．
　　　　　　　　　 　＞/lﾆﾆﾆ|,';;ヽ、;;;;;;;;＼＿＿＿＿ノ ー‐'━━━・///,|////＞．
　　　　　 　 ＞＜///,l二ﾆﾆ!,',;;;;;ヽ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ー‐‐ r'ﾞ　lﾆﾆ、//////|//////
　　 　 ＞＜///////,l二ﾆﾆ|,,,',;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::　　 ,,'　　 lﾆﾆﾆ>､_////|,////
,,＞＜///////////,lﾆﾆﾆﾆ,|,', ヽ､;;;;;;ﾍ、＿＿＿＿_ノ　　　,',ﾆﾆﾆﾆ,l////l///
////////////////l二ﾆﾆﾆ| ',　　 ＞＜,_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;lﾉ＞-､ ,∨ﾆﾆﾆ'//／//,|
////////////////l二ﾆﾆﾆ| .ヽ　 　 　 　 ＞-r弋_ﾉ ///>　 ,'ﾆﾆﾆ'//,|////
三三ヽ//////////,l二ﾆﾆﾆ|　　ヽ 　 　 　 　 ,'ヽ-ﾆﾆ>-'　 ',,,'ﾆﾆﾆ'///|///
三三三ヽ////////lﾆﾆﾆﾆﾆ|　　　.ヽ　　　　 ,'ﾆ三＞'//|　 ,ﾘﾆﾆﾆし-/,|//
三三三三ﾍ//////lﾆﾆﾆﾆﾆヽ　　 　.ヽ　 　 /　',//////|　　　lﾆﾆﾆﾆ|/|/
三三三ニﾆﾍ/////lﾆﾆﾆﾆﾆﾆヘ　　　 .ヽ　 | 　,',,/////,|　　 .|二ﾆﾆ,l/,|
三三三三三l/////lﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ　　　.ヽ/　　.弋ﾆﾆﾆ,l　　 |二ﾆﾆ//,|
三三三三三|/////ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ,ヽ　　　　　　　.|///,∧　　|ﾆﾆﾆl///|
三三三三三|/////＞---＜二ﾆﾆﾆヽ　　　　　　 |////,∧　.|ﾆﾆﾆ|///|
 

　　 ／￣￣＼　　　　　　　「最初、やる夫は『ホワイトオークは人間とは違う種族なのだから
　／ﾉ( 　ゝ 、_,ﾉヽ　　　 　　これがホワイトオークにとっての普通なのかな』とも考えたが…」
　|　⌒ -（●）（●）
　|　　　　 （__人__）
　|　　　　　｀ ⌒´ﾉ　　　　おっ！コイツケツから血ぃ流して泣いてるぞコイツ！
　|　　　　　　 　 }
　ヽ　　　　　 　 }　　　　　なんだお前ケツ処女か？
　　ヽ　　　　　ノ
 

　　　　　　　　　　　　 ／）
　　　　　　　　　　　／／／）　＿＿＿　　　　　　「直ぐに村のオークたちからも引かれている事を理解した
　　　　　　　　　 ／,.=ﾞ''"／　　:::::::::::::::::ヽ、　　　　両親はオーク基準でもエキセントリックな人物だったらしい」
　　　／　　　　 i f　,.r='"-‐'つ::人:::人::::::::ヽ
　　/　　　　　 /　　　_,.-‐'~／⌒　　⌒＼ ::::::ヽ　　　　　Fooooooo↑
　　　　／　 　,i　　　,二ﾆ⊃（ ●）.　（●）＼:::::::）
　　　/　 　　ﾉ　　　 ilﾞフ::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼　　　　　おぼこのクセしてウチの村襲うなんて身の程知らずだねえ！
　　　　　　,ｲ｢ﾄ､　　,!,!|　　　　　|r┬-|　　　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　ﾛﾝｸﾞｿｰﾄﾞ
　　　　　/　iﾄヾヽ_/ｨ"＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／　　　　　あんた！あんたのイチモツでもっとファックして立場を分からせておやり！
 

　　　　　　　　　　　　　　　|!　ﾄヽヽ,＼__　__,、
　　　　　　　 　 　 　 　 　 f ,i !- ':´ ￣￣ヽ.　ヾト ｨ',ｨ, ,.ィ__
　　　　　　　　 　 　 　 __∠　　　 ― 二 =､ ヾY,}:i:iK '｀　　｀てｲｰzｨ
　　　　　　　　　 　 `斗ﾚ'　　　￢ .＜ヾﾄ､　Y}:}:j厶- - ､　　　　　　`ｔ__
　　　　　　　　　　 __ノ’ ,.　　--､ヽ.＼ヽ:Y!iv厂 --一-　｀`、　　　 　 `^戈__,＞`ヘ
　　　　　　　　　 __Z　　 , ィ'´fiﾐ__Yiいヽ!:ﾘ√ィ彡r '´￣´￢丶ヽ、　　 X. i{　　　　　',
　　　　　　　＿__）　　　 ≦ 'ﾗ_{(･)}j川 kｿ个rイ〃 '/／ ＿ヽ　ヽ.　　 　 ﾍヾ 　 　 　 }
　　　　　　 ＿,)'/,　 z 彡rｼ ｿｿ:｀,ｿ:'　ﾒ⌒i. j ‐､ヾi i,.ｨ_'ﾆ二ヽ,　　ヽ　　　 ｝:i　　　　/
　　　　　　勹/〃,　 -ｰ彳´ ;／¨:::`::く._　　　　ヾ Yij{(･)>= ≧ヾ:ヽ:ヽ ヾ,　 `ﾐゞ--:r'
　　　　 　 之. イ/ ／ , ﾞ ,'　{::f⌒}::,':::::::::ヽ　 ,丶 `iヾ三ぐ￢ミド}　}ヽト :}　 　 ゞﾐ(＾
　　　　　'ﾗｲ〃i;'　,'　　 ,' :v'ヾ| ,ﾉ:::/⌒!:::/　　　　,.i ﾄヽヽ丶`　 ヾﾐ:ヾﾄ､　　 ヾヽミi}
　　　　_,ﾒィ/;:イ　' /　 ;i:　i! ヽ.. ｰ' ￢'Lｲ ji ,i　　　,i.l }: ヽ丶`｀　　　ヾ　ヽ ＼:.ヽ:ﾄゝ　　　　　ｸﾏｰｰｰｰｰｰｰｰｰ！！！
　　　__Z イｨ /i　,〃　/!i　iト .,___　ヾ´　'’　,八 ヽ　}!　　　＼ヽ`　　　 ＼､ヾ :,ﾊ ﾍ,
　　 ブｲ〃/／i ,:/:,　ﾊ1ｉ: ,＞'‐L/7'ｧ-ｧｧ'个 ､ ヽ ヾ　　　　 c　ヾ`　､`:　ﾐﾄ､}　ﾊ ﾒゝ
　　厶'〃// ,' ,.ｲ ,' /　'i:iﾊ.y' ｛_ ￣ ブZ j:j:ヽヽ__,ｨこつ　ヾヽ、 　 ヽ. ＼　 ヾﾄ､ﾍN
　　 ,ﾉiii/〃/ ,'/ ,' ,:　,' i:{,ﾊ!　　7ｰ'´/り } :ﾄ､　￣´　　ヽ　　　＼ヽ`: ＼ヽ`＼ﾍﾍ!
　　,jﾊ/:〃/〃/〃,' ,' ,'iﾊ/`ﾄ､/__,_,_仄! .Ｎﾄ､＼ ヾﾐJヽﾄ､ヾ` ｀ ヾ`｀ヾ`｀ヾ`｀ヾし!
　　, ｲ:〃/〃/〃/〃;ﾊli　`'く,_l,｣jﾉ┘iﾄ :i: j: ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾミ三;く
　 ,ﾉｨ〃/〃/〃/〃〃,':ヾ= ｰz i ､ﾄヾｉ: .:|:. ! i　 i:.i:. i:.ヾ＼ヾ＼ヾ＼ヾ＼ヾ＼ヾﾐ::(_
 

　　 ／￣￣＼
　／　　 _ノ　　＼　　　　　「ただ両親ともに戦場では引かれていたが
　|　　─（⌒）（⌒）
　|　　　　 （__人__）　　　　　いつも村の為に先陣を切って戦う姿を示し」
　|　　　　　｀ ⌒´ﾉ
　|　　　　　　 　 }
　ヽ　　　　　 　 }
　　ヽ　　　　　ノ
 

　　γ::::::::::::::::母::::::::::::ヽ、
　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
γ:::::::::人::::人::人::::人::::::::ヽ
（:::::::::／　─　 　 ─　＼:::::::）　　　「そして日常では人付き合いもよかった為
＼:／ 　（⌒）　　（⌒） 　＼ﾉ
　|　　　 　（__人__）　　 　　|　　　 　村でもそこそこ慕われていた」
　＼　　　　｀ ⌒´　 　 　／
　／　　　　　 　 　 　 ／
　＼　　　　　　　(_＿ノ
 

　　　　　　　　　　　　　 　 ,　－　-
　　　　　　　　　　　　　　/ 　（● ●　　　 　「これは余談であるが転生者として幼い頃
　　　　　　　　　　　　　　ゝ　 （__人）
　　　　　　　　　　　 　 　 ﾊ　　　　'ミ〕　　　　若干周りから浮いていたやる夫だが」
　　　　 　 　 　 　 　 　 （J人_　┐ﾉ
　　　　　　　　 　 　 　 　 ‘ｰ´|___）
 

　　　　　 , ノ　 ､　、
　　 　 　 l（● ●）|
　　 　 　 | (_人_)　|.　 　 　 - 　- 、　　　　　「周囲の評判は『あの家の子にしては随分マトモだな！』
.　　　　　ヽ　　　 ノ　 　 / (● ●）ヽ
　　 　 　 /　　　 ヽ.　 　 ゝ　 -'-　ノ　　　 　　という評判に落ち着き悪目立ちはしなかった過去がある」
.　　　　　||　　　　||.　　　/　　　　ヽ
.　　　　 （|　 　 　 |）.　　（| 　　 　 |）
..　　　　　し 　　 Ｊ...　　　し 　　 Ｊ
 

　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿　,.､
_＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿,|i i| ｊUヽ　　　　　　　　　　　　　_
-─────────────────|i i|ｲ＿!_iヽｰ──────i.T　iｰ､
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_.|／　　　　 ｀ .-─────Lj　 　 ﾊ
───────────────── ′　　　　 　　ﾊ　 　 　 　　＼´ 　　 .ｊ　　　　「さてそんな両親たちだが一年前に
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　―|　　　　 　　　　 i　　　　　　　 i 　　　i　　　　　魔物との戦いで命を落としている
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／　　 |　　　_＿,ﾉヽ,＿.|　　　　 　 　 | 　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／　　　,ｲ. 　　―(●)-(●),　　 　 　 　 j　　 　ﾊ　　　 　彼らも言動はエキセントリックだが
　　　　　　　　　　　　　　 　 　　／ 　　　　　 ＼ 　( 　 人　)/　　 　　　　 /　　　　 i　　 　　結局は普通のホワイトオーク
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /　　　　　　　　　￣｀ー―-<_＿_,. -――＜´　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　!　　　 　死ぬ時は死ぬのである」
　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞ﾞ
　　　　　　　　　　　　　　　i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_＿__≧=-　¨
　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　,ｲー─── '''¨
　　　　　　　　　　　　　　 i　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　 　 　 　 　ｲ
　　　　　　　　　　　　　　 i　　　　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　 　 　 　 　 ′　　　　　　　　　j
 

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::）
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::）
::::::::::::::::::::::::::::／人::::人人::人::::人人::人::::人人::::::::::::::::::）
::::::::::::::::::::::./　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 丶:::::::::::::::::）
::::::::::::::::::::/　　　　　　,.ｪァ'"´"ｰﾐ､ヾ 　 　 　 　 　 ＼:::::::::::::）
:::::::::::::::::./ 　 　 　 .7／-‐‐==- ､ } /　　　　ﾑ=ミヽ　丶:::::::::::）
:::::::::::::::/　　　　　　ィ'７77''''""'''ｰ从　　　　<く=-､｀i 　 ':::::::::）
:::::::::::/　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 l　　　 　、　 　　V::::）　　　　「ただそんな両親の最後の言葉が
::::::::./ 　 　 　 　 　 　 ´　 　 ,　　 　 　 人　 　　　}　 　 　' ）
::::::,'.　　　　　　 　 　 　 {＼ ﾍ、 　 _イミ__、 　 　 '　　　　　'　　　　　『あのクソ魔物共まだまだファックし足りねえぜ！
::::::|　　　　　　　　 　 　 |:::::::::::::::┴!⊥」__l_｀ｰ-ｪ'ｱ/／ 　　|　　　　　　あたしらは直ぐに戦場に戻ってくるからな！』
（::::|　 　 　 　 　 　 　 　 |__::::::::::::::::::::::::r‐t LT>//　　　　∧
　（|　　　　　　　　　　　 .{_ﾒﾐ=-､ __:::::::::::::::::::::://　　 　 /　　　　　　　だった為、村で両親をよく知るオークたちは
　 丶　　　 　 　 　 　 　 ﾄ､/ >､ ＼｀ヾv‐､:::://　　　.／　　　　　　　　何かあったら彼らがあの世から戻ってくるのでは、と
　　　｀ 　 　 　 　 　 　 　 ﾐ 〈_/^>､ヽ　Y-ﾄ//　　 ／
　　　　　｀　　 　 　 　 　 　 ＼ヽｲ　>-r-トﾌ　 ／　　　　　　　　　　　　内心おっかなびっくりである…らしい」
　　　　　　　　｀ﾉ｀　　　　｀`ｰ-＼弋イノｪﾉ／
 

　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　　　 　 ヽ
　　　　　　　 　 ,）　　　/　　　　　　　 　 　 ′
　　　　　　　　　{:　　　′u　 　 ij　 〃　　　| 　,/　 ／　　　 　まあそんなこんなでやる夫をウチの養子にすると
　　　　 　 　 　 :}　　　! 　 　!|!　　　゛ 　 し :|　（　　{
　　　　　　 ヽ 　　　　〈 ＿_」}{≦ﾆﾆﾙ 　 　 | 　 } 　 ）　:}　　　 マジでおじさんたちがあの世から戻ってきてファックされかねない！
　　　　 　 　 {: 　（　　 {｀ﾌ´ 　　ﾞﾞヾ."　 u　 ﾄ　　　（　　{
　　　 　 　 　 ）　 }　　‘{　　　　　　 }　/　:{　ヾ≧; , _　　　　　 って、親父含めた役場の幹部連中もビビッてるらしい
　　　　　　　 （　　し　　>-r个ｰｒ┐'　{:　　}　　∨///＞
　　　　　　 　 -＝＝＜∧}T_T_T_j!　　　／　ﾄ , ｀゛ｆ'´　　　　　というか俺も怖い！
　　　　　／　〃　 　 〃/,|　＝-　　　／/ 　 |/∧
　　　　,/　　/　 ｼﾞ 　∨/,{　　　 　 イ　/　　 |///〉
　　　　{　　　 ／　　 人ﾐヾ≧＝≦Ⅵ　_＿　　　 ′J
　　　　{　 　iｊ　　／　　 ー＝≧ミ彡"　　　　 _,.ムミ､
.　　　　〉　　　 /　　し　　　｀ヽ/ - ―…　￣゛ マミ≧､
　　　 /　 　 　:{　　　　　　　　{!　　　　 iｊ　　　 　 ﾏ≦=-
 

　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ――‐
　　　　　　　　 　 　 　 ´　 　 　 　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　　　/　　 ｀ ＼　　　／　　∨　　　　全く…惜しい人たちを亡くしたものです
　　　　　　　　　 　 　 　 (　●) 　 ( ●)
　　　　　　　　　　 {　　　　　　　 '　　　　　 }　　　 　もしおじさんたちがまだ生きていたら僕が弟子入りして
　　　　　　　　　― 、　　　　丶 ￣ノ
　　　 　 　 "　 　 　 ＼　　　 　 　 　 　 ／丶　　 　二代目モンスターファッカーを襲名していたというのに！
　　　　 ∨　　　　　 ､　≧　―――‐ `｀　　　＼
　　　 　 {　　　　　 　 ＼　　　　　　　　 　 　 ―‐ヽ
　　 　 V　　　　　　　　　ヽ　 ＿_　 ≦　 /　　　　　Ｖ/,
　 　 ∨　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 V/
　　　　　　　　ｌ　　　　　 ′　　 　 　 　 {
　　 {　　　　 八 　 　 　 |　　　　　　　　　　　　　　　　}
　　　　　　 　 '∧　　 　 |　　　　　 　 　 }　　　　　　 丿
　　 ∧　　　　　∧､　　 j　　　 　 　 　 ∧　　　　　　　∨
　　　'∧　　　　{ ∧ ￣　丶　＿＿_ ／/∧
　　　　∧　　　 ､/∧　　　　　　　　 　 　 ∧
　　　　/∧　　　　＜〉　　　　　　　　　　　 ∧　　　　 　 }
　　　　　　l　　　 ､r ､)丶 　 　 　 　 ／　　　 l
　　　　　 〈 〈 ､＼ 〉　　　　　　　　　　　　　　| 　 　 　 ∧
　　　　　　 ｰ ≧'/　　　　　　　 　 　 　 　 　 '　 　 　 /
　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　 /　　　 ／
　　　　　　 　 /　　　　　　 　 　 　 　 　 ／　　　 "
　　 　 　 　 '/　　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 〈 ∨
　　　　　　'/　　　　　　　 　 ∧　　 / / r/　､ 　 V∨
　　　　　　l　　　　　　　 　 /　 V/, ｰ ､ﾉ{　/｜l)丿
　　　　　　|　　　　　　　　/　 　 V/,　　　v　 ﾚ ´ 　 !
 

　　　 　 　 .／　 　 　 　 　 　 u. 　 ＼
. 　 　 　 ／　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
.　　 　 /　　　ij　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　 /　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ヽ
.　 　 |　　　　　（　ο　）::::::::::::::::::::（ ο ） 　|　　　　やめてくれよ…(恐怖)
　 　 丶　u.　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |
.　　 　 ヽ 　 　 　 ┌ェェェェェェェェ┐ 　 /
　　 　 　 ＼　 　 　Lェェェェェェェェ_| . ／
　　　　　　 イ　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　 ／　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ
　　　 ./　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i
　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 !
　　./　　　　　 　,ｲ　　　　　 　 　 　 　 　 　 !
 

　 　 　 　 　 　 ／　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,
　　　　　　　 ′　　　 ー―一　　　　ー―一　′
　 　 　 　 　 |:　　　 ━━━━i:!::!:i::!:━━━　:|　　　　　あはは…まあ、流石に父ちゃんたちも
　 　 　 　 　 |　　　 :　 　 ・ 　 .i:!::!:i::! 　　・　 　:|
　 　 　 　 　 |:　　　 `i:!￢冖:!´i:!::!:i::!:`!:i￢:!´　:}　　　　　あの世から戻ってきたりは出来ない…と思うお…
　　　　　　　 　 　 　 u　 　 （＿__人__ ）　　　　′
　　　　　　　　＼ 　 　 u　　　（＿ ﾉ　　 　 ,／　　　　　　(いや、戻ってきたらやる夫は嬉しいけど
　　　　　　　　 　 ＞ 　　 　＿＿＿_ 　　ｨく
　　　　　　　　　′　　　　　ー -一　　　　　ヽ　　　　　　それはそれとして引くな)
　　　　 　　 　/　　i　　 　 　 　 　 　 　 　 ｆ 　：
　　　　　 　　｛　　 |　　 　 　 　 　 　 　 　 |:　 |
 

　　　　　　　　　　　／￣￣＼　　　　　　　　　　　　　　 　　 　ま、そんな事情でやる夫は
　　　 　　　　 　 ／　　 _ノ　　＼　　　　　　　　　　　　　 　　　村の幹部待遇にするって事で落ち着いただろ
　 ｒ―--　、　　|　　　 （ ＝）（＝）
　 |　　　　　｀　-|　　　　 （__人__）--.ゝ--一　 ー- ､　　 　　　あっ、やる夫
　 |　　 ＼ ｀　　 |　　　　　　 ⌒ﾉ　　　　　　　　 　 /
. 　! 　u　　ヽｰｰ |　　　　　　 　 }－ ､＿_／　　　 /　　　　　　 やる夫には最初から大きな仕事は任せないけど
. 　 ',. 　 　　`､　. ヽ　　　　　 　 }　 　 ／　 U 　 /　　　　　　　 名目だけのお飾りとかじゃなくて
　 　 '､　 ヽ 　 V　 ヽ　　　　　ノ　　_/　　/　　 /　　　　　　　　ゆくゆくは正規の幹部として仕事して貰うからそのつもりでな
　　 　 `､ 　　　　｀Y|u｀　` ｰ ｒ'__／´′　 ′ /
　　 　　 `､　　　　　　　ヽ 　 ′／　 　 　/ /
　　 　　　 ヽ　＼　　` ー 　 　 ′　　 　 ' /
.　　 　　　　＼　　　　　　　　　,　　　　　{
　　　 　　　　　 i　　　　￣｀　 ′　　　　　!
　　　 　　 　 　 ',　　　　　　　,　 　　　　　i
　　　 　　　　　　 ヽ　　u 　　 } 　　 　　　 ﾊ.
　　　 　　　　　　　 ＼　　 　 ′`　　　　　　＼
　　　 　　　　　　　　　 ＼　　　　 ､　　U　　′ `ー-　、
　　　 　　　　　　　　　 　 ヽ､　　　!　　　　　　　　　　　ヽ
　　　 　　　　　　　　　　　 　 ＼　　　ヽ　　 　 　 　 　 　 ',.
 

　　　　　　　　　　　　　　　――――　､
　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　　　　　　 ＼
　　　　　　　　　　／　 ＿＿　　　　 ＿＿　＼
　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼　　　　 　　おおう…
　　 　 　 　 ／　　　　( (::;;) )　　　　( (::;;) ) 　 　 丶
　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 v　　　　責任重大だお…
　 　 　 　 {　　　　 　 　 　 (　　人　　)　　　　　　 　 l
　　 　 　 　 、　　　　　　 　 ￣　　￣　　　　　　　　 ′
　　　　 　 　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　 ／｀　　　　　　　　　　　　　　　　 ´＼
　　　　 　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
 

　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ――‐
　　　　　　　　 　 　 　 ´　 　 　 　 　 　 ヽ　　　　　　 何言ってるんですか、やる夫君！
　　　　　　　　　　　/　　 ｀ ＼　　　／　　∨
　　　　　　　　　 　 　 　 (　●) 　 ( ●)　　　　　　　　嫁さん４人も養う責任考えたら
　　　　　　　　　　 {　　　　　　　 '　　　　　 }
　　　　　　　　　― 、　　　　丶 ￣ノ　　　　　　　　　 幹部の仕事の責任くらい余裕でしょう？
　　　 　 　 "　 　 　 ＼　　　 　 　 　 　 ／丶
　　　　 ∨　　　　　 ､　≧　―――‐ `｀　　　＼
　　　 　 {　　　　　 　 ＼　　　　　　　　 　 　 ―‐ヽ
　　 　 V　　　　　　　　　ヽ　 ＿_　 ≦　 /　　　　　Ｖ/,
　 　 ∨　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 V/
　　　　　　　　ｌ　　　　　 ′　　 　 　 　 {
　　 {　　　　 八 　 　 　 |　　　　　　　　　　　　　　　　}
　　　　　　 　 '∧　　 　 |　　　　　 　 　 }　　　　　　 丿
　　 ∧　　　　　∧､　　 j　　　 　 　 　 ∧　　　　　　　∨
　　　'∧　　　　{ ∧ ￣　丶　＿＿_ ／/∧
　　　　∧　　　 ､/∧　　　　　　　　 　 　 ∧
　　　　/∧　　　　＜〉　　　　　　　　　　　 ∧　　　　 　 }
　　　　　　l　　　 ､r ､)丶 　 　 　 　 ／　　　 l
　　　　　 〈 〈 ､＼ 〉　　　　　　　　　　　　　　| 　 　 　 ∧
　　　　　　 ｰ ≧'/　　　　　　　 　 　 　 　 　 '　 　 　 /
　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　 /　　　 ／
　　　　　　 　 /　　　　　　 　 　 　 　 　 ／　　　 "
　　 　 　 　 '/　　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 〈 ∨
　　　　　　'/　　　　　　　 　 ∧　　 / / r/　､ 　 V∨
　　　　　　l　　　　　　　 　 /　 V/, ｰ ､ﾉ{　/｜l)丿
　　　　　　|　　　　　　　　/　 　 V/,　　　v　 ﾚ ´ 　 !
 

　　　　 　 ／ ￣￣ ＼
　 　 　 ／ノ　　ヽ__ 　 ＼　　　　　　 うーん…
　 　 ／（―） 　（― ） 　 ＼
　 　 |.　　（_人＿）　　　u　|　　　　　そういわれるとそんな気もしてきたような…
　　　＼ 　 ｀⌒ ´　　 　 ,／
　　 　 / 　　　　　　　　ヽ
.　 　 /　l　　　,/　 /　　 i
　 　 (＿) 　　(__ ノ 　 　 l
　 　 ／　　／　　　___ ,ノ
　 　 !､＿__!､＿_＿＿_つ
 

　　　　　　　 ＿＿＿_　　　　　　　　　ま、もう結婚は決まってる事だし
　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 ／　─　 　 ─　＼　　　　　　今更うじうじ考えても仕方ないか！
　　　／ 　 （●） 　（●）　 ＼
　　　|　 　 　 （__人__）　 　　 |　　　 　じゃあ皆、悪いけど明日から一週間手伝ってくれお
　　　 ＼　 　　｀ ⌒´ 　　 ,／
　 　 /⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨヽ
　　 / 　　　 　,⊆ニ_ヽ、　 |
　　/　 　 ／　r─--⊃、 　|
　　|　ヽ,.ｲ　　 ｀二ﾆﾆうヽ.　|
 

　　　　　　　　　　　　／　　　 ;;;;;;;;;;ヽ
　　　　　　　　　　　/　　　 　　;;;;;;;;;;;;;、
　　　　　　　　　　　| ノ　　　＼ 　;;;;;;;;;;|
　　　　　　　　　　　|（ ●）　（●） ;;;;;;;;;l　　　　　おう！
　　　　　　　　　　　|　（__人__） 　;;;;;;;;il
　　　　　　　　　　　 |　｀ ⌒´ ; ;;;;;;;.;;;;;ヽ　　　　　任せるだろ！
　　　　　　　　　　　　!　　　　 　;;;;;;/i;;;;;;;;ヽ、
　　　　　　　　　　　　 ＼　　　　;;//;;;;;;;;;i;;;;;;ヽ､_
　　　　　　　　　／)　　　￣￣;l;　;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`‐-､
　　　　＿　　　/ :/　　　　　　|;;;;　/;;;;;;／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;　 ヽ、
　　　ノヾ　`‐-"　ｌ　　　 , -‐"i　 /;;;ノ;;;;;;;／;;;;;;,-‐;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞヽ,
　　 ﾉヽ　　　　　　|　 ／　　.ヽ!;;:／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;li
　　 l　　　　　 ,　 :l　/ ,　　　　;/　　　 　　　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
　　 (　　　　　 ヽノ .i i;　　　　;l　　　　　,,　　　　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
　　 ヽ､　　　　　　＼l/_,-‐ ､:;|　　　　　:;＼,,-‐;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
　　　　ヽ､i　　　　　 ＼i;;;;;:)）;|　　　　;;;;;;;;;/　 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;‐､;;;;;;;;;;/
　　　　　　＼　　　　　 ＼´）;;|　　　　;;;;;;;/　 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼;;;;
 

爻乂爻爻爻　　　 　 　 |ｴエエエエエエ|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ∠　＿
爻爻乂爻　　　 　 　 　 |ｴエエエエエエ|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 ﾉ／　 ｒ ァ
爻爻　　 　 　 　 　 　 {二二二二二二二}　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／　／
乂 爻　　　　 　 　 　 　 |エl 往|ｴエエエ|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 〃 ／ ｒぅ／
爻爻爻乂　　　 　 　 　 |エ| |ミ|ｴエエエ|　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿　　　＼|へ[][]
爻爻彡'　　　　　 　 　 んんんんんんんﾄ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{圭}　　　　| ,, ｒ ァｱ
爻　　 　 　 　 　 　 イんんんんんんんん＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ∠二二ヽｒ ァｱ　o　　　　　　「こうしてホワイトオーク村では
　　　　　　　　　　んんんんんんんんんんん＼　　　　　　　　　　＿　 　 　 　 　 　 　 ﾄ[]～ ｨ||　　　JΤ～ｧ
　　　　　　 　 　 〈＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ﾉ　　　　　　 　 　 {圭} 　 ＿爻爻＿＿「爻／　||ｒ ァ ７ ｱ フ／　　 　やる夫の結婚の為に村総出で
　　　　　　　　　　　 |エエ ｒ＝＝┐エエエｴ| 　　 　 　 　 　 　 ≦ o ≧//爻爻乂// 爻ムイ フ,フ,フ,フ,フ ／
　　　　　　　　　　　 |エエ lニﾆﾆ│エエエｴ|　　 　 　 　 　 　 ∠ 二 | |￣ 爻爻ムミ 爻; ｒくｒくｒくｒくｒくｒく／圭　　　　準備を開始したのであった」
　　　　　　　　　　　 |エエ l ／／ | エエエｴ|　　 ァァァ ―ｰ―┴‐┴LＬ＿＿||_||二|l 爻 |　|| ￣￣￣|| 　|圭
　　　　　　　　 　 ＿|エエ l ／ニ│エエエｴ|＿＝＝＝ ┓　ｗ ｗ ｗ 　　　 ｗ ｗ ｗ ｗ ｗ |　|| ＝＝＝||＝＝
　　ｒ＝＝＝＝＝|　//＿＿＿// 工工工工工 |ｒ＝┓ｲ||　　　　　　　　　　　w w w w w|　|| 「「「「「「|| 「「「
　　|| ＼ w wwｗ |//＿＿＿//工工工工工工, ||＝||／||　　　　　　　　　　　　　　ｒ＝＝＝＝≠≠＝＝＝ｒ
　　|| 　 ＼ｒ＝＝＝＝＝＝≠≠┓工工工工//l|＝||／　　　　　　　 　 　 　 　 　 ||　　　　 ／／　　 　 　 ||
　　|| ＼ 　||＝＝＝＝＝≠≠＝|| wwｗww 〈/　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ||　 　 ／／　　　　　 　 ||
　w,w ｗ＼||＝＝＝＝≠≠＝＝||　　　 　　　 www　 　＿＿＿＿＿＿　　　　　　||＝≠≠＝＝＝＝＝爻X
　　ｗｗｗ ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ/＿＿＿＿＿＿|　ｗｗｗｗ||　ｗｗｗｗｗｗｗｗ　 爻爻
　　　　　　　　　　　　　爻爻爻x―＝ー― ―　＝― / ＿＿＿＿＿＿ |ー＝＝― ー＝＝―　＝＝＝＝
ミぇwww爻爻ｘｘX爻乂乂爻爻爻ミ　　　 　 　 　 　 /＿＿＿＿＿＿＿ |　　　　　　　　　　　　　　　　爻爻
爻爻乂乂乂乂爻爻爻爻爻乂乂爻 ｰwｗwｗwｗ /＿＿＿＿＿＿＿＿| ｗｗｗｗｗ　ｗ　ｗｗ ｗｗ爻爻乂爻
爻爻乂乂乂爻爻爻爻 乂乂乂爻爻 ｗ　ｗｗww/ ＿＿＿＿＿＿＿＿ |　　　ｗｗｗｗｗ　　ｗｗw爻乂爻爻
爻爻爻爻爻爻乂爻爻爻爻彡　ｗｗｗ　ｗｗｗ /＿＿＿＿＿＿＿＿＿ |　ｗｗｗｗｗｗ　　　　ｗｗ爻爻乂爻
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /ヽ_　　 　 |
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.　　　　　　 　 　 　 　 ／　 （●） 　（●） 　 ヽ 　 　 　 　 ヽヾ＼.　　　　　　　　　　 ,. --､_,／{ﾞヽ ,ﾉゝ､/´￣`'''ヽ、
　　　　　　 　 　 　 　 ｌ　　　　　__´___ 　 　 　 l　　　　 　 　 ＼　 ｀`丶､ 　 ,. -‐-＜　　　 `￣｀ y'　　 ヽ、　　　　）、
　　　　　　　　 　 　 〃 ￣ ヽ　 `ー'´ 　 　 ／　　　　　　　 　 ＼.. _　 ) ｀〈　　　__,,.ﾑ　　　　 　 }　　　　ﾐ､__　 ,／　ヽ
　　　　　　　　 r　、/　　　　 ∨ ー―‐ ≦、.　　　　　 　 　 　 　 ＼.｀　＞'　,.フ''"⌒フヽ、　 　 }､　　　　∧　｀ヽ、　ﾊ
　 　 　 　 　 　 ＼ ≧- ､　　 ﾉ　 　 　 　 l　V,　　　　　 　 　 　 　 　 ｀ー‐‐-=ニ=-'"＼､ ＼_∠=ﾐー-‐彡八　　,'ヽ '　',
　　　　　　　　⊂二 ヽ┐V〃　　　 　 　 八 ∨　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ./´‐'"个‐‐- '",λ｀ｧ-}､'ﾞヽ ∧
　　　　 　 　 　 入 ´ / /ﾉ"　　　　　　 〃＿_/ 〉　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 V,.. -ﾍ､_,.._,.ノ'　 }/　,'　 ´! ﾘ/
　　　　　 　 ／　　｀￣ "　　　　　　i　⊂(（（っ〈　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /八 -‐- ノ　／／　 {　　,' ,/
..　　　　　〃　　　　　　　　　　＿ ノ　ノ　≧ｰ ﾞ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ、　　　　,.彡=' {　　/ヽ　ノ
..　　　　　{ ＿_　　　 　 　 　 ´　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧｀ｰ--‐ '´ ／⌒}　/　,／
　　　　　 '/,　 　 ｀`　　　　　　　　 / ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 i.　ヽ　　　／　;　v i´ ﾞY
..　　　　　∧　　 　 　 ＼　　　　　"　 　 ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ハ　人　 ,ハ　 ',　'ハ.ﾏ|
　　　　　　'∧　　　　　　∨/　／　　　　　∨　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /　 ',　　｀ヽ　 ､ ､　 |　 ヽ!
　　　　　　　∧　　　　　　i ≦　_　　　　 　 }　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 i　　/`　　　!　 ヽヽ、∨　',
　　　　　　　 '∧　　 　 　 !　　　 ７　　　　八　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　 ,'　∨　　〉､　 :　 ヽ}　　i
　　　　　　　　　ゝ　　　 ノ　　　 /　　　　"　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ! ,'　　 ',　　i　 ＼',　　　,　 i
 

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　　　　　 ,_,,.,.,_.,,.. 　 　　　　　　　　(､､:.,;;;:.:._~ﾞ'=-　　　 _,,,. .. -=ｰ- ､､_
　　　　　(､、;:.:.:.,_~''=-　　　　　　　　　　　　　　,i ''"＾´　　　　　　　　　　¨゛'' ‐- :....,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..:::..::.:::::.::　　　::::.;.:.;;....　　..:..:::..;;::;;:..:;.....:;....,.,.,,,:....: .. .
　　　　　　　　　　　_,-－'''｀'''ｰ=-- ､､.....,,,,_　　　..:,,;;,,;:::.. ＿＿＿＿＿＿______ ...::..:...:;..,..,
　　...,,,_　 　 　　,,-"　　.:.:.::.'.:'.:':.:...:.:.,.,...,.　　 " －- -:....,_.||￣￣￣￣￣￣￣.i|..,.
　　　　^`"'' ,,-"　　..:.:.:..::..:.:.:.:..:.:..... 　　　　　　..:.:..::;; ..: :. ||　.;: 及川牧場 :;.　!|　　...:':':.,....
　...:... .;:;::;; ,r'::::::::::::::::::.:.:.:..:....::..::...:...,.....　　　　　　　 ..:.:.;.:. ||　　(_> ｡　｡ <_) 　 !|'-:..
　;:;:;:;;:.:,,r'"..:.;,:..:....:.:...::.:.:;:;.:;:;:.:.:..:.:;:;.:;.:..::;;......,,,..,.　　　　 　 ||　－==(￣)==－ . !|　...::.:.;;..:.....
　　　'"...,,,＿＿＿＿＿＿　.,:..:..:..:............　　　　　.....,,.,: ... ||＿＿＿＿＿＿,,,...!|
　三三三三三三三三三Ｉ○　　...,,;::.::;..;.;.;;;..;;::;:;;:;:::::::::. .,.（壬三三三三三三三三三三三
　ii== ||!| ====ii===== = ||!| 　::====ii==========ii=== |ｉ|| ==ii======= = |i|| ===ii===
　三三三三三三三三三Ｉ○　:::::::................''ﾞ'''　　　'゛　　（壬三三三三三三三三三三三
　 '' .. ||!| 　..,.,　　'"''　､ . ||!|　　...,,.,　''"''' 　 ..,,,　　''"ﾞ　　|ｉ|| .., ''"' . ､,"''､,.''ﾞ |i||　...:......::;;;:
　三三三三三三三三三Ｉ○　　　　　　　､.,　 　 　.,,,:.:　（壬三三三三三三三三三三三
　 .. ,, ||!| ''"'　.,..　､,.　 　 ||!|　　　､.,　　　 　　"'''ﾞ　､.,.　　|i|| "''　.,_,　"''　､.,. |i|| :::::::::;;;;;;;;
 

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　　　　 　 　 〈　　　＼＿＿ 　 { 　 　 ＿ノ　　　　　　　　 ￣
　　　　 　 　 ∧　 {　/　 ｀¨¨¨ﾌ∨　　厂
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.　　　　r､ |ヽ| V ',　　　　　 く///V::::ﾄ::::从ヾヽ　 .fﾃ心':::::「! Ⅶ　　　　　　はーい、皆
　　　　 ヽ`　｀ ｀Y 7　　　　　 ≧=Ⅶ::::乂fﾃﾐ　　　ゞ= '' l::ﾘ{ ﾊl
　　　　　.ﾊ　γ´ ﾉ､　　　　　　 　 Ⅶ::::’ ﾋzﾘ ′　__　　乂 Yﾑr.､　　　　　今日はお家に戻りましょうねえ
　　　　　 λ-=≦ﾉ::7　　　　　　　 八::ヽ:ﾊ　　γ´　}　　 /Tﾊ {| r= ﾐ
　　　　　 八　　 .::/:::ヽ　　　　　　　　　Y ト､ 　ヽ ノ　 ／l　,'　rヽLr　}
　　　　　　　 ト ノヾ::::::入　　　　　　　　 ゝ===っ ､ ィ::{ｴ}ト/　{ ｀==- l
　　　 　 　 　 ヽ　 ヾ::::}　’.　 　 _ 　 =≦　 ￣　, '￣7‐-{ ヾ::ヽ’r= ､　}:Y
　　　　　　　　　＼:::::,`　ノr=≦: :’　　　　__　 /　　.ゝ_У　 ＼ .`==く　 ﾄ､
　　　　　　 　 　 　 ヾ=く: : }: : : : : l _　 -- ､Уγ::≧=ﾏ 丶　　 ’::::ﾉ ヽ }:::Y
　　　　　　 　 　 　 　 ヽ: : : :-=≦　　 　 　 ′}:::::::::::::∧　　',　　 r'　　 }ﾑ:∧
　　　　　　　　　　　　 　 ￣　　 　 　 　 　 { ＿` ==''´　',　　| 　 八　r/ 八 :}
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 入:::.:.　　　 　 l　 ﾉ　/　r::人　:::: 八
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 , ´／ヽ:::’，　　　l／`ｧ´ィ_ ヘ＞= 彡
　　　　　　　　　　　　　　　_　　＿　　.:::/　　人二ニテ=7￣7 :ｼ　 `　、､
　　　　　　　　　　 　 　 γ:::::ヾ:::::::::}r=T＞ ´　　　 　 　 ｀ ´, '　　　 　 ヽ’,
　　　　　　　　　　　　r=::{γ　` くニK} ′　　　　　　 　 　 /　　　　　　　l |
　　　　　　　　 　 　 ,::::γ　>=::::::r´r=ﾐ’，　　　　　　　 　 ′　　　._ ==ノ 八
　　　　　 　 　 　 　 ヽ　ヽ `Y ''''<　ﾏ彡r=ﾐ　_　　　　 ′人=ｧ　／／　ノ
　　　　　　　 　 　 　 ﾑπ 　 ﾆﾆ:,　　 八=ﾉ γ ﾐ二r ｭﾆ「ヽ└ｭ{:/γ ´
　　　　　　　　　　　　 ′ｰ=ｧ　　{ __==ﾐ :::､　ゝｨ　 ゝィ::γ=ﾐヾ::ヽ´
　　　　　　　　　　　　 ゝ ､ ヽ ＿==ﾐ　У:::〈　　　　 ゞ彡　　 } ﾑ:::}
　　　　　　　　　 　 　 　 　 Yヾ::/::::::/ノ`==- ≧､　　 　 　 イ:::::Ⅳ
　　　　　　　　　　　　　　　人　`''7 ヽ　＿　／「::::ヽ　 ／　 {::::／
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ∧≧== -≦´ Tヾ::::ﾉr=ﾐ　　八´
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ∧　　　--　_ |　￣　　 厂´
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 γ´ : : : : : ﾊ ＿＿ =′
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 Ⅶ: : : : : : : |: : : : :Ⅳ
 

　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＿＿
　　　　　　　 　 　 　 __.....-‐::::::::::::::::::::::::i￣::::::...
　　　　　　 　 　 　 　 .＞::::::::::::::::::::::::::-::::::::::::::::::＼
　　　 　 　 　 　 　 ／:／::::::: ／:::／::::::::::::::::::＼:::::::ヽ
　　　　　　　　　　/／:::::::::／::::::/:::::::::::::::::::::::::::::ヽ : :::',
　　　 　 　 　 　 /::::::::::::::::::::::/:/::::: l::::::::::::::::::::::::::::i::::::::',
　　　　　　　　../ i::::::::::::: /::/:::i:::::::::|:::::::::::::::＼ :::: |:::::::::i
　　　　　　　　　 .i::::::::::::/::/.l ハ:::i::ﾍ:::::::::::::::::::ヽ:::::::::::: l
　　　　　　　　　 .i:ﾊ::::: ﾊ/　i:l　∨::: ト､;:::::::::::::: ﾍ::::::::::,
　　　　　　　　　　i ﾍ::: i.r≠ﾐ 　 i　ﾍi.__ ヽ::::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　 ﾍ:::ゝ　　　　　´¨¨ヽ.i:::::::__:::::: 乂　　　　ふう…
　　　　　　　　　　　　 ヽﾄ､　　´　　　　 ./::／　）／
　　　　　　　　　　　　　ﾍ　　　　　　　　彳__.／　　　　　　　　ここの牛さんたちとも後一週間でお別れですか…
　　　 　 　 　 　 　 ／: : : ＼　｀　´　　イ从.:.',
　　　　　　　 　 .∠__: : : : : : :|≧=＜　 乂: : : ',　　　　　　　　少し寂しくなりますねえ
　　　　　　　　 ,.-‐: : ＼: : : /　　　　 ./: : : ＿_i
　　　　　　　γ: : : : : : : ｀Ｙ 　 　 　 ./: ／: : :ゝ..._
　　　　　　.../: : ,: : : : : : :..ﾄ､______..zｲ´: : : : : : : : ≠､
　　　　　..../: ／.,: : : : : : :.i三少´/: : : : : : : : :γ: :..:.i
　　　　 　 ／_／_:: : : : : :..|少´:.ｲ: : : : : : : : : :,: : : :..:l
　　　　　Ｌ: _:O: : ｀ヽ: :..:/_i: : : ＿＿＿__: :..:./ : : :..:..i
　　　 ./: : :/: ￣￣「: : :./: : : :.i__: : :.Ｏ: :.￣:}: : : : :..〈
　　　..{: : :.i: : : : : :..|: : :.i{: : : :/: ::￣:ハ: : : : Ｙ: : : :..《
　　　八ーt----＜: : :..i|: : :..{: : : : :i: :.|: : : : .}: : : : :〈
　　 .i　ﾍ: :.'; : : : : : : :..:i|i: : : :ゝ-===≠=== 7ゝ--.く:}
　　 /＼..＼ゝ: : : : : : :..ﾄ､: : : : : : : :. |: : : :../｀ ー.-く
　　.{　　｀ヘ.｀ﾌ.ｆ:.T:´: : :i: ヽ、: : : :..:.」:_.ｒイﾊ　　　 |
　　 ＼　　　＼ i.: i: : : : {i: : : ｀￣|￣: :〈、　.i　　　 |
　　　　＼...／ .∨ヽ: : :..|} : : : :..:..|: : ／:.入..l 　　　|
　　　　　 .几___ｸヽ._＼:」i: _／: : :レ　／: : :＼　......|
 

　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,
　　　　　　　　　　　 　 　 　 乂,__ _＿..-‐―- .._
　　　　　　　　　　　　　　　_..:-=:「:.:.:Y':.～、:.:.:.:.:｀ ～、
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　　　　　　　　 　　,:{:.:.:|:.:.:.:|:.:.:ﾄ:.:.:.:.:.:.:{:.:.:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.'/:.:.:.:'/:.||＼ ヽ ヽ
　　　　　 　 　 　 / |: |:|:.:.:_jI斗‐:.:.:.',:.∧:.､￣~":.:.:.:.:.'/:.:.:.:'/|!ヽ ／　 }
　　　 　 　 　 　 .′|: |:|:.:.:.:|人{人:.人:.∧ ＼:} ＼:.:.: 乂:.:.:.}:!-彳 　 /　　 　でも向こうにも少しだけ牛さんを連れて行けますし
　　　　　　　 　 .}　 |:.:.:|:.:.从　,､zz＼(＼:._,芹筏ミ:⌒T´ヽ:',|　　　　{
　 　 　 　 　 　 ﾉ　.从人:.:.::.〃r'::じ,　　　　 r'ｖ:::ﾉ}》:.:.ｌ　 ﾄ;}|、　　　l　　　　何よりこれからはやる夫君と一緒ですからね！
　　　　　　　　/　　　}:､:.:､:.:.{{ 乂rﾂ 　 　 　 ゝ‐ｲ /.:./　/:.ﾘ } 　 　 '/
　　　　　　　　　　　　} ＼乂:.=- :/:/ 、　:/:/:/:　厶ｲゝ":;ｲ　　　 　 '/　　　ホワイトオークさんの所に行っても寂しくありませんよね！
　　 　 　 　 　 　 　 ,ｲ 　 　 込,　　　　　　　　　 ,.ｲ:.:.}:.ﾄ(　　ｌ　　　　'/
　　　　　　,ﾟ　　　　,'　　　　_}ﾉ个s｡_　｀ ´ 　 , イ /ｲ人{――!　 　 　 '/
..　　　　　,ﾟ　　　　,　 　 ／: :ヽ: : : : rうT爪　　　　∧:. :＼: : |　　　 　 '/
　　　　　　　　　　{＿／: : : : :.',: : : :{ﾊ:_/　　 　 　 _ハ/⌒:.:.:|　　 　 　 '/
　　　　　　　　　　ﾄ、 ｀ヽ: : : : : } : : : Ⅳ｀~''　''"~´ 　 |:. : : : :{　 　 　 　 '/
　 　 　 '　　 　 　 ﾄ､　　 ‘,:. :.／: : : : :′　 　 ,　　 　 |: : : : ヽ　　　　　　|Y
　　 　 ′　　　　 j　|　 　 |／: : : : : : | 　 　 };′　 　 ':. : : : : :',　　　　　 |.}
　　　 {　　　　 　 　 |　　, '_＿＿: : : :.|　 　 /　　 　 ,:. : :_＿＿ｈ､ 　　　/,'
　　　弋　　　　 　 ノ　W:_:_:_:_:_:}} : : : ',　　,′　　／: : : {{:_:_:_:_:_:_}>- イ/
　　 　 　 ￣￣｀¨¨¨¨´ { : '/: : : '/: : :∧≧=≦／:. :. :. :/: : : :/: : }｀'‐-<
　　　　　　　　　　　　　　 : '/: : : '/: : :∧//／:. :. : : : /: : : :/: : :,'
　　　　　　　　　　　　　人 : '/: : :.}: : : :.∧ｲ: : :. :. :. :.〈: : : :/: : :/
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼: ‐≦: : : : : :{{: ヽ:. : : : : :≧‐--／
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ≧‐--: :‐≦:l|:|: :≧‐--: :-:‐≦
　　　　　　　　　　　 　 　 　 人ﾆﾆ=- _: :|:||:|: : : : : : : : : : :{
　　　　　　　　 　 　 　 　 ／ : : ｀¨　-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ}
　　　　　　　　 　 　 　 ／: : : : : : : : : : /∥j{: : : : : : : : : : :{
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /::ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /'"
　　　　　　　　　　 　 　 　 r,　　　　　 ､.　　＿ 　　　　　}｀ヽ　　　　　 　 　 　 /
　　　　　　　 　 　 　 　 　 { ＼　...::::´:::〉r"´::＜￣｀ヽ_ノ 　.ﾉ　　　　 　 　 　 /　　 ,:
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　 　 　 　 　 　 ∨:::::::::::｀ヽ〉′::::::/:::/|:::{:::､:::::::::::丶::ヾ ヽ:::::.、__　　 　 　 /{　　　）::
　　　　　　　　　 乂:::::::::::,ｨ',::::::::::/:::,ｲ |:::|::::ﾄ、:::::::::::ヽ:::::}:{´￣::::::｀::::.、　（ （:ヽ　 {:::;
　　　　　 　 　 　 　 　 7'/ ｌ::::::::/{_/{|　{::ﾄ､::.､ヽ::::::::::::}:::::}ゝ、::::::::::::::::::＼/ヾ:::::ヽ ⌒
　　　　　　　　　　　　/ /　|:::::7´乂｀|　{:|　＼t」_::::::::::}::::::|　 }::ーr-―ァ' 　 ＼::::）
　　 　 　 　 　 　 　 /"{:::::::!:::::'.zzx.　|　{:! 　　＼ ｀ヽ::}:::::::|　 }::::::|　　/ 　 　 　 ー/
　　　　　　　　　 　 | /{:::::::ﾄ.::/　ん） 　 ﾘ ,xz=ﾃ、　 ∨:::::j　 }:::::::!　/　　　　　　 /　　　うふふ
　　　　　　　　　　　|'::/{::::::|:〈　 乂j　　　　　 ん ㍉ /:::::/z-xヽ:::} /　　　　　　 /
　　　　　　　　　　　{/　〉::::|:ﾄ、 　 ,　　 　 　 乂_メ》':,イ/{　　} }, '" 　 　 　 　 /　　　　 それに他にも家族が増えるみたいですし楽しみですねえ
　　　 　 　 　 　 　 /　 [∧{::　　　　　　　　　　 /_／}:/　乂ノ,/　 　 　 　 　 /
　　　　　　　　　　　 　 |'　ﾍ:、　　f´　｀　、　　　　 /:{___/__r'　　　　　　　 ,/　　　　　 　私も良いお嫁さんになれるように頑張らないと！
　　　　　　　　　　　　　ー⊂⊃　 乂　__ノ　　　　/,ｲ:/_／ ﾄ、　　　　　　/
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 }/　}〉、 　　　　,　≦"/´,　´ 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　__ "　＞-＜: : : :z斗} ´　　　　　 ＼　　/
　　　　　　　　 -ﾐ､　,　´　　 ､　 ｀ |{ーtｧ=^"´｡ /　　　　　　　　　｀/
　　　 　 　 ,.ﾍ'　 j_）j　　　　　｀　__j{l､__|'___ﾟ__／
　　　　　 X ,__j､_{､ _)　 乂 ... ／　　 / / _r-j"　　 　 :　　 　 　 /
　　　　　(､_）__＞=":ヽ,　 ´　〈＼ _../ /r':::::::l　　　　　:　　 . .
　　 　 　 < ,　　 ´　／　　　 .j:, >' ,.ｲ　 ｰ ' |　　　　　: : : : : :./
　　　　 ／´,ｨ:～／　　　,　 ´　 ／ '"´　　 |　　　 　 ′: : : /
　 〃〃　 /::::／　　　／　　 ／｀ヽ　 　 　 |　 　 　 ,′: : :/
　　 / 　 /:::/　　 　 / 　 　 /::::::／　 　 　 |　.　　 /: : : :./
　　 　 　 ^/　　　　　　　　/:r'" 　 　 　 　 |　: . . :': : : :./
　　{ 　 　 {　　　 ,　　　　 ':ノ 　 　 　 　 　 |　}.: : : : : :./
　　　　　　}　 　 .　　　　′　　 　 　 　 　 l| .′: : : : /
　　 　 　 ∧　　.:{. 　 　 l　　　　　　. . . /:）|/: : : : :/'
　 　 　 、乂:､. . : 、　　 {: . . . : : : : : : : (::::j: : : : ／
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　　　　 |　　(`),/| 　/ヽ(゜,)　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:.:ヽ.○ノ..:.|
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　　　　　　 ｰ┷ｰ　　　　　 iニニニニニニニニﾚ
　　　　　　　　　　　　　　　 |il　　　　　　　　　　|i|
 

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　　　　　　 　 　 　 　 　 ィi〔ニニニニニニ〕iト<: : }i
　　　　　　　　　　　 ／ニﾆ≫''"~~~~~~ﾟ"''≪ﾆﾆ`,ﾉ⌒>
　　　　　　　　　 ≫‐=≫ ゛　　 _　-‐‐ -- ミ　`'< v／^ヽ,
　　　　　　 　 ／　　､`　　､丶゛　　-‐ ‐-_　 ｀　､ V　　　 V
　　　　　　　　　　 /{　 ／　　／　　￣　　` ､　　∨，＼　 V
　　　　　 /　　　 /　! /　　　　　　　　　　　　`､ 　 V}　 `､　V
.　　　　 /　　　　′ /　　 /　　　　 /　 　 ｉ　　　　　i}　　 }i
　　　　/ i　ｉ　　 {　/　　 /-‐…‐-/　　　 八 ｉ　 ｉ　 ｉ}: :　 }i　 }i
.　　　/ 八 `､ 　 V{　/　'　_/　　/　　　 /７‐-　 |　 |}: : :/　 .八
　　　{　 　 　 ＼　V/　 {ィi笊ﾄ､゛ i　　 /_/　/:　 |　 ﾘ:／　 ./　 V　　　　ふむふむ…
　　　乂__　}　} ﾉ　 V ｉ　':乂_ﾉ^ヽ !/{,.ィi笊i>　　　 /'゛　　 / 　 i }
　　　　　アj／　 　 }: |　{:: :: :: ::　　 i　ゝ'゛/　　/ /　　 ／i{　　ﾉ゛　　　　ホワイトオーク村の特色は…
　　　 ／／　　　 ,ノ 人　:､　　､　_　　:: :ｲｱ . / ∧_　 (_≫‐≪
　　 〈ア゛　　_ィi〔77i{　 ＼ }h､　〈＼｡oう７ ／／‐‐‐]____ -‐-､ ＼　 　　主だった産業がこれで…
　　／(　 　 ( /j〔777≧= }　 }〉> ＼＼ヽイ／{ 7777]爪厂⌒^`　ﾉ
　 (　　｀""''≫'⌒ヽ(_(___,ﾉ,,,,ﾉ〈_／ﾆ`　`'＜ヽ{//// ]ｱﾟ　 r‐…彳　　　　あとは周囲の地形と交友関係は…
　　≧=‐≦⌒ヽ　 八__厂ア: (/　r‐‐:､　　　＼^7^^^}ゝ-　‐=ミ
　　　　　　乂_,ﾉイ　 {〈￣7: : :}厂{: : :( 〕iト､　人{i　　}　　　　_,ﾉ
　　　　　　　　'∧V　V＼{: :／ 　 ＼ﾉi＼辷辷:７ 　 .}　　　((
.　　　　　　　 / ∧V :}　 i＼ ________,,》|　 ⌒ヽ (　　 ，
　　　　　 　 　 / ∧Vj　 (_) ￣|￣￣~|　　　　V　　，
　　　　　　　　　/ ∧ ， ii　 　 |i　　　i|　　　　 }　 /ﾍ
.　　　　　　 　 　 / ∧ ，{　 　 lL_　　ｉ|　　　　 }i /r==＼
　　　　 　 　 　 　 / ∧‘ ゝ -=≦≧=:!　 　 　 }/　　　　 ` ､
　　　　　　　　　 　 / ∧ }＼　　{_) 　 !　　　　/i＼　 　 _　-＼
　　　　　　　　　　　_/-‐ﾉ　 〉 /{　　 ∧ 　 . /　 寸L..<　　. . : `､
　　　　　 　 _　‐￣＼:i:7　　{i/　ｉ　 /:i:∧__,/__　　}i}ィｉ:ｉ＼__ ィi{ｉ:ｉ`:､
　　　 _　‐　 　　　　　＼　／_　 |／:i:i:i:i:/≧=‐=彡:i:i〉{:i:i:i:i:i:i:i:i＼/∧
　　／　　　　 　 　 　 　 《　　_　|:i:i:i:ｉ:ｉ:/:i:i＼_j_／:i:/:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iVi∧
.／　　　　　　 　 　 　 　 }i 　 ]　!:i:i:ｉ:ｉ/:i:i:i:i:ｉ:厂:i:i:/:i:/:}:i:i:i≫……≪i∧>‐‐:<
{　　　 　 　 　 　 　 　 　 }i 　 ]　!:i:／:i:i:i:ｉ:ｉ:/:i:i:i:i:{:i:/ /／　　　　　　 Y(^ヽ: : :＼
{　　　　　　　 　 　 　 　 八 　]　!＼:i:i:i:i:i:i/:i:i:i:i:i:iV:ｉ/゛　　 　 　 　 　 | ∨/＼: : ＼
:ゝ-　_＿＿___　,,,....　｡イ^ハ _]　!⌒＼_／}:i:i:i:i:i:i:i:i/　　 　 　 　 　 　 |　∨// `､ : :
　　　　　　　　　　　 　 |/⌒ヽ]　! 　 　 ￣￣￣￣i{　　　　　 　 　 　 ，　 {‐=ミ /} : :
　　　　　　　　　　_,＞'^＼__　厂i〉 .　　　　　　 　 i{　　　　　　 　 　 ， 　 {　　　`'＜_
　　　　　　　　 /／／_/　 ア゛⌒　　　　　　 　 　 i{　　　　 　 　 　 ，　　 {
　 　 　 　 r ''" ゛／ ア　／　　 　 　 　 　 　 　 　 i{ 　 　 　 　 　 　{i　 　 {
 

　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　。s≦::::::ｈ､ _,,､､､､,,_
　　　 　 　 ´　 　￣＞''´:::::::::::::::::｀''＜
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　　　　　　　　,ｲ:::::::::|＿_　-‐''::￣l:::::',::::i:∨
　 　 　 　 　 /::/ ::ｉ:::|::::|::::::|:::::::''"￣｀|::::|:::'/
.　　 　 　 　 ,::/::::::|:::|''⌒`::l::::: 从:ﾊﾊ|::::|::::l　　　　あら？鹿島さん
　　　　　　　|/ |:::::|::从ﾊ＿!＼{ ,ｨ==ﾐ|::::|:::::l
.　　 　 　 　 　 |::::ﾊ:::::ｨｱ⌒　 ,　　""|:::::| ::::l　　　 今日もホワイトオークさんの所の調べ物ですか？
.　　 　 　 　 　 ﾚ'}:::::Vﾍ"" 　, -┐　人:::|::::::l
　　　 　 　 　 　 /::::::|:::::＞｡　ー'.イ::::|:::::| :::::l
　　　　　　　 /二ヽ'"|::::::|〈/}zzz≦{〉 |:::::|:::::::}
　 　 　 　 　 { '/ ｧヽ |::::::|　寸 ////　|:::::|_- ､_
　　　　　　／＼　｀ヽ.|::::::|　　ヽ ^/ 　 |_｢ヽヽ` }
　　　　 ／:::::: ,圦　/从:::::}z＞''只''＜z{　　,､＜
　　, イ:::::::::: / Vﾆﾆ/.　∨〈::::::::ハ:::::〉∧_ノ}/
　/ :::::::::::::: / 　 ￣/　　　 ,ｨｱ/:::ﾊ:::∨ﾆニﾘ
. 从::::::::::::: ﾍ 　　 /.　　 ,ｨア ヽ/ ,i∨　　　/
. 　 ∨ ::::::::: ゝ-イ寸ﾆﾆア 　イ 〈::::::ヽ.＿/
　　　＼:::::／　 `　､　＿＿　／ ｲ:::::::::从
.　 　 　 ｧ'　　　　　　　―　　　　 ∨::/
　　 　 /.　　　　　 ヽ.　　/　　　 　 ∨ /
.　 　 /.　　　　 　 　 ',　/.　 　 　 　 ∨ /
　　 /　　　　　　　　　'/　　　　　　　 ∨ /
.　 /　　　　　　　　　　',　　　　　　　　 ∨
／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
＼　　　　 　 　 ／￣｀ヽ ＿　　　　　　 , イ　/
＼＼　　　＿／／´￣｀ヽ＿　＼＿, イ　, イ
　 ｀`～､、＿ ,ｲ　　　　　l　　＼＿,､丶`
　　　　　　　　　ﾍ.　　 　 }　 /
 

　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ....-── ─‐─‐-....._
　　　　　　　　　 　 　 　 ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ,､
　　　　　　 　 　 　 　　 (::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　＼ 　 　_
.　　　　　　　　　　　　　 ｀＞-‐　￣￣￣ 　｀ 丶::::::::ﾄ､　/:| .／/|
　　　　　　　　　　　 　 ／　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼j:::Χ:::l////j
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　　　　　　　/ 　 :/ 　　 ′:ｌ　　　　　:|　 　　＼　　　　　∨　　　 |
.　　　　　　/ 　　:′　 .|　　|　　　　　:ｌ |　 　 　 ヽ 　 ｌ　　|　　　　|
.　 　 　 　/ 　　 :|　　　|,'　八 　 　 　:| l ヽ 丶　 :| 　 |　　|　　　　|
　　　　　 |　　　 :|　　　|: /　 ＼　　　:| |⌒＼j ヽ:| 　 |　　|　　　　|　　　　 ええ、族長
　　　　　 |　　　 :|　　　|/. ´⌒　＼　.:|ﾉｨfえ斥ぅ | 　 |　　|　　　　|
　　　　　 |　　　 ∧. 　 ifﾔ芹心 　 ＼|　弋ぅツ　.l　 / 　 :l　　　.:八　　　　私は嫁ぎ先の旦那様の為に
　　　　　 |　　:ｉ　　|＼　圦 弋ツ　　　　　 ´､､､､/　,′　:八　 .:,' 　 )
　　　　　 |　　:|　　| 　ヽ　ﾊ ´､､､　′　　　　　/／　　.:/　　 .:/　　(　　 　 妻として家の運営の手助けをできればと考えています
　　　 　 人　 :|　　|　 　 ＼ﾍ　　　　　　　,　　´ /　　.:/　　 .:/　/ :人
　　　　　　 ヽ/ 　 :|:　　j　　 个.､　　｀　　 　 ィ/　　.:/　　 .:/　,' 　 　 ＼
　　　　　　／　 　八　 (　(　 :ｌ　i　≧_z　＜　 j　　.:/　　 .:〃 　　　:八　ヽ
　　　　 ／　　 　/　 ) 　）　　:|斗./入ノ　 ＿ 八　.:( 　　 ..:乂　　..:/ 　 )　 )
　　　 〃　 　 ／　／　/　 　八　{/ ∧__ノ＼_　 ＼.:)　　(　　 ).:／､__ / ／
　　　 {　　 ／　　(　　.(　.／斗‐=＞(:::::::)＜__　 彡' }　　 ) 彡く＿_ ___）ヽ
　　　八　(　　　 　）　人(　　／:::::::::/´｀ｉ::ヽ:::＼　　人　（ 7ﾆi〉_〉_〉_)_)_ノ
　　　　 ＼｀ヽ　／彡'八 　 /:::::::::::ノ 　 .}:::::::::::::::＼ 　 .＞' l　l　l　l .l　ｌ |
　　　　 　 )ノ 　　 ＞'　 ヽ_´￣￣ ＼z≦｀￣＞─'´~ 　　八 l　l　l .l　ｌ |
　 　 　 　 　 　 ／　　／ 　￣｀ー-　｀ヽ￣/　　　　　　　Y　｀し'ししレﾚ
.　　　　　 　 ／　　／ｏ　　　　　　　 ￣｀７　　　　　　　　l丶　 　 　 }
　　　 　 　 /.　 　 ′ 　 　 　 　 　 　 ｏ /　 　 　 　 　 　 }　 ヽ　　 /
　　　　　　′: . /　　　 　 =‐--　 　 　 ′　　 　 　 　 . :/　　:} 　　{
　　 　　　 {: : : .i　　　　＝=‐‐ ‐-　　　i　　　　　　. : : :/　 　,'　 　 ′
　　 　 　 八: : : .　　　　. : : : : : . .　　　:　　　　. : : : : ｲ　　.:/　　 /
　　　　　 　 ＼: :丶: .　　　　　　　　　　i. . . . . . : :／　}　 .:/　　 /
　　　　　　　 　≧ー--─ ─‐- ､. . : : : : : : : :ィ 　 　/　.:/　　 /
　　　　　　　　　∨ ヽ　　　 　 　 ≧ー‐=壬　　 　　/l　:,'　 　./
.　　　　　　　　　 }　 il　　　　　　　　　　　il　 　 　 ｲ { / 　　/
 

ﾆﾆﾆア´　 /　〃　　　 ｀丶、　　　｀'＜
ﾆﾆｱ　　　　 ∥　　　　　　　＼＼　　　＼
ニl　 　 　 |　|l　　　　　　 　 　 Y⌒　ﾄ､ト.ヽ
／{.. ､丶` |　|ｌ　　　　　　|／ 　 }!ｨz. }ハ!､ ヾ､　　　　　　 　その為にもホワイトオークさんの情報は重要です
　〈＿　 __ |　.V 　　 　 |ｲ|ﾉ　ヽ从{ﾘ,从　　 ｀`''～､、
　∧　 　 八　　　　|　/|/,ｨzミ }/　　丶　 ｀`～､、　 ｀Y　　　嫁入り前までに出来る限り調べておかないと
　　 ヽ 　 　 ＼　＼ヽ　ｧ':う_. 　 　 　 ' }!＿　　-　ヽ 　}
　　 　 ヽ　　　 ＼　＼.{｀¨:/:/:.　　　　 l　　 ｀丶、　 ∨!
　　 　 　 ＼ミ/￣＼　}｀''　　　　 _ ノ　l＼　　　 ヾh､{　ゝ―　､
｀`～､　　　 ヽ廴＿ ＼ヽ　　　　　　　 }＼ ` ､_ 　 }! {　　　　　 V
　＼ 　＼　　　Y　∨＿', ` ､　-ｧ…'''´ 　 ＼） ｀Y/　ゝ― .､　　}!
＼ 　ヽ　 ヽ　 /　_/:::::::::}ﾉ .ノ/:::〉ﾑ　　　　　(　∨　　　　　 }　 八
.} }!ハ　ﾊ　}／{/　 ヽ::::::{　　￣｀ﾏ/} 　 　 　 {⌒)　　　　　 / .ｲ
//......V....../ 　 `'～､、`'＜≧=-､ﾏ｣｣　　　　 ',　　　　　 ／イ
!{..........{..../!　　　　　　｀`''＜/:i:i:i:i:ﾑﾏ
ゝ ......／ゝ廴＿＿　　 　 　 寸:i:i:i:iﾉ公
　　く//／／／＞　｀ ヽ.　 　 V/∧　 }}
　　く／／／／／／＞ハ　　 }!.　 |　∥㍉
　　 /ヽ／／／／／／/ }　 ./ ㍉ | ∥　　`h､
　 ///　ヽ／／／／／ 人 ,/　　　|∥　　　 ()ヽ
. /／　　　　｀^^ヽ／／__从廴　 　 《()　　　　　　V
／　　　　　　〃　／　　　　　　　　　ﾏ　　　 　 　 }!
―――　　〃.／{　　　　　　　　　　　ﾏ.　　　　　 几
　　　　〃　／: : :ﾍ　　　　　　　　　　 }}　／　　,ｲ
＿＿/　,イ: : : : : : :.　　　　　　　　　ｨｱ　　　／
　　／}´ : : : : : : : : : )h､　　　 　 ,ｨｱ　　, イ
. /￣: : : : : : ＿＿　― ｀¨¨¨¨´ア¨´／
/ : : : : : : :／　　　　　 　 　 ,ｨｱ　　/
: : : : : : :　　 　 　 　 　 　 ,ｲｱ　　 /
＼ : : :　(　　　　　　　　,ｲｱ() 　／
: : : : : : : ￣￣￣　 　 //　　／
: : :zzzzzzzzz.　　 　 //　／′
: : : 　 　 　 　 　 　 //　　/
:＿　　　　　　　　 //　 　 〉
ﾆﾆ＼.　　　　 　 //　　　 l＼
二ﾆﾆ＼　　　／/()　　　㍉　＼
二＼ﾆﾆ＼／//{ 〉.　（0)　} 〉 . |h､
＼二＼／////∧ヽ　〕〔,ノﾉ 　 |//)h､
 

.　　 -=≦ミx　 _　 -=======-　 _
.　 　 　 　 ＞:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀'く
　　　　／:::::::::/''"´￣￣￣｀''＜:::::::::::::ヽ
.　　　/:／::::::/ ィ:::￣￣:::::＞x._|::::::::::|::::::'，
　　　 /::/:::::/::::|:: |:::::::::|:::::|:::::::: |:::::::: |::::::::,
.　　　|::/:::::/:::斗-|､::::: |::―‐-､:|:::::::: | ::::: l
.　　　|/|:::/:::: ,ｨ竿ﾐ.}:::/芹雫ミx:::::::::::|:::::::::|　　　　　　鹿島ちゃんは頑張りやさんですねえ
　 　 　 |/|:::::《 {/し }/　 {//(_ 》:::::::::/Y:::::::|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｱｯﾁ
.　　 　 　 Ⅵゝ乂ソ　　 .乂_ツｲ::::::::l /::::::::|　　　　　　でも、調べ物ばっかりで「性」の準備が疎かになってないか？
　 　 　 　 　 |:l 　　 '　 　 　 　 |:::::::从:::::::::|
　 　 　 　 　 |:::)h､　　｡　　 　 ,':::::::,'::::::::::::::'/　　　　　今からでも嫁入りの人選を変えるべきでは？という声が
　 　 　 　 　 |::::::::|::≧―≦　/::::::/:::::::::::::::::'/ /
　 　 　 　 　 |::::::::|::::＞/////:::::/　ヽ::::::::::::::V. /　　　一族からあがってますがどう考えていますか？
　　　　　　　,:::::::/'´´///／'::::::/ zzzzV:::::::::::∨ /
　　　　　　 /:::::/　/⌒／:::::::／≠　― V:::::::::::∨
　 　 　 　 /:::::/|　{ ／ {::::::::{''´／　⌒ヽ.V:::::::::::ﾊ
　　　　　 从:::|彡ﾍ㍉　ゝ:::::} /　　　　　} ',::::::::::::::l
　　 　 　 　 〈: :只:ヽ　／ ):ﾉ.　　　　 　 |. }::::::::::::::|
.　　　 　 　 / 7:ﾊ:ソ^ 　 ／. 　 　 　 　 ﾊ }::::::::::::::|
 

　　 ＞'ﾞ´:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼
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::/　 :;′　.:;′　＿|＿ 　 　 　 　 　 |　　 |　　　　':,:　　',:　　　|
｜　::|　 　 |　／ .八　`　.|:　　　　 /| ￣.八￣＼　!　　:|　　　;
｜　::!　 　 |　　 /　 .＼　.Ⅳ　　　; ::j　 /　 ＼　　 |　　:|:　　 ;　　 　は？(憤怒)
｜　 |　　　|　 , '　　　　＼! V 　 ,' 厶イ　　 　 ＼ .|　 ..:|　　/
｜　 |　　　|／　　　--　　　 ＼/ 　　　--　　　　`.! 　 .|　 ,　　　　　性関連は淫魔族なら完璧に出来て当たり前じゃないですか？
: ',　 .!　 　 |　,彡三三三　 ..::::::::::... 　三三三ミｘ ;′　;′/
　∨　､　 圦ィ㌢￣￣　....::::::::::::::::::::.. 　　　　 `㍉ 　 /　 |　　　　　　今更そんなことは準備する必要すらないですよ
:　 ∨　＼　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　厶 仆､..:{
:.　　}::. 　 ＼　 {　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 }　} Ⅵ:、
::..　 圦　　　`T` 　 　 　 ヽ　　＿ ノ 　 　 　 　 　 ,: ノ　∨ ＼
::::　 }　＼:　 八　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 イ:/::. 　 ∨　ﾊ
::　ノ　 　 ＼:.　＼‐-　...,, _　　　　_,,..　-‐ '7"´　.::ハ::.　　.∨　:!
　从::.　}::.　 У　 }___/ミｈ､_￣7ミﾒ､--､/:.{::.　 .:/　 ∨:.}　 :}／
}　 } ＼:!ヽ／　　 }[[「＼::::/ Ｖ:::∨:/]]]]＼乂__ :乂_　 У　:ﾉ
　ノ 　　 （:.　　／[[[|　 У⌒天⌒＼`''＜]]　 .｀ヽ .:ヽ′／
⌒　　　　 ヽ:/|　　　 ./:＞'ﾞ´O ` "⌒　}　 }　　ノ:.　ﾉ:..（
 

　　　　　　　　 　 ＞''´ニニニニニﾆ｀''＜.　　　 ,ﾑ
.　　 　 　 　 　 ,ｨﾆニニニニニニニニニ心, 　 //ﾑ
.　　　　　　　 /ニニ＞''´　　　　　　｀''＜ニﾑ ////∧＿＿
　　　　 　 　 lﾆﾆア　　　　⌒　⌒　 　 　 寸=}//////===/
.　　　　　　__{ニ7　.／　　　 　 　 　 　 　＼ヽ´￣｀''＜==/
　　　　 ／⌒｀/≠′　　　　　　　　　　　　 ヽ'，　　 　 ∨
.　　　 /　　　 {∨　　　　　　　　　　 　 　 　 　 lヽ.　　　 }!　　　　淫魔族は性だけで食べていけますが他種族の方は違います
.　　　,　　　　 |　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　ﾊ. 　 ∥
　 　 i{　　　　 |　 　 　 　 　 ,　　 　 　 　 　 | 　|　/　　 ,′　　　　性以外の力も磨き嫁いだ家と旦那様の支えとなる
　 　 从. 　 　 | 　 |　　 |　　{　　　}＿|＿_　.|　 |　　　 /
　　　　ﾍ.　　　l 　 ',　7下￣{　 　 Ⅳ._＼｀　|　 |　　　 {　　　　　　それこそが一流の淫魔族です
　　　 　 ﾍ　 ヽl 　 ∨xzzzzミ` ､　{,ｨzzzｘト |　 |／　{　｀¨¨ヽ
.　 　 　 　 ﾍ　　', ', ﾍ《 乂り `　 ヽ{ Vソ 》V　 ﾊ. 　 乂　　　}!　　そうでしょう、族長？
.　　　　　 　 }　　} ヽ.ﾍ :/:/:　 　 　 :/:/:/:/　/　　　　　｀ヽ 从　　　　　　　　　 　 ,.斗ﾐ
　　　　　　 /　　/　　`≧　　　　'　 　 　 7イ　　　　　　 ,ノ_( 　 　 　 　 　 　 ＞'´ , ＜
.　　 　 　 /　{　 {　　　 ヽ　 　 ｀　´ 　 .ｲ:::/　､ {　 　 　(＿ノ＼　　　 　 　_／　,ｨ'´
　　　 　 /　　l　从　 〉　　 }＞｡. _ .イ /::::(　　 ｀ヽ　　　　　}ヽｱ¨ヽ　ｧ'''´￣｀V
　　　　 i{　 　 l　/ ∨　　 ノ /:::}　 ／:::::::::}⌒)　 人――＜',∨　ｰ/　,､丶￣ヽ＿
.　　　　人. 　 ∨　 { 　 廴)）|:::∧_}::::＼:::/(ゝ彡'　{　}　}　}　} {　　(／　,ィ´<___,､　〉
　　　 Y⌒ ￣) }　 ＞''^//.　|::/::::只'////ｈ､zzx　{._｣._｣._｣._｣ﾊ　　 ゝイ　　　｀ 　/
. 　 　 乂ゝ‐' ノ /　　 //　　ﾚ'// }:::{//////ﾑｨｱ 　　 ㍉､__./}　 　 　 　 　 　 ,ｲ
　　 　 　 ｀¨´　 ゝ‐''^ゞ=.／////ﾉ:::ゞ――＜ﾑ　　 　 ∨:::::::::{　　　　 　 　 ,ィ
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　　　　　　　　　　　l　∨ ./ｧ=====‐'''´　　〇 ﾑ　　 　 ﾏゝ-:::::::＼＿_ﾉ:::::::::::::::::ﾊ
　　　　　　　　 　 　 l /　//〇　　　　　　　　　 ﾑ　　　　ヽ::::::::`～､、::::::::::::::::::＜
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　　 　 　 　 　 　 　 {　 | |　　　　　　　　　　　　　ﾑ　　　八ﾍ `''＜ﾆﾆﾆ＞～!´
　　　　　　　　　　 八　.ﾏ　　　　　　＼　　　 　 　 ﾑ　／: : :.ﾍ　　 　 ﾏﾑ 　 }!
 

　　　　　 _,斗―ミ_ 　-==-　 _
　　　　　　￣＞::::::::::::::::::::::::::::::＞､
　　　　　　／::/￣￣￣￣￣＼::::::ヽ
　　　　 ／::/:::|――――――ﾍ:::::::',
. 　 　 /:::::/:::: |:::::|::::|:::::::::|:::::| :::: |:::::::l
　　　 {:::::::{:::::::|´￣｀|::::::: |´￣｀:::|::::::::|　　　　　　　　　　はい合格！ちゃんと要点は分かってますね
. 　 　 V:::::',:::: |ｨｚｚzﾊ::从ｨｚｚｚｘ:从::::::',
.　　 　 ＼::ﾍ:::乂V:ｿ　　　 Vソ/ｲ:::八:::､　　　　　　　　　…いやあ、今回選ばれたのが鹿島ちゃんで良かったです
　　　　　　|:::::|::ﾍ.""　'　　 "" /::::/:::::::＞‐＜
　　　　　 /:::: |:::::|h｡丶　' 　ィ/::::/::::::〈/ ''　　｀''く　　　　淫魔族の女は性だけにあらず
　　　 　 /:::::: |:::::| ―≧≦ {:/::::/‐ ､{〈/⌒＞r＿}┐
.　　 　 /::::ｧ'´|:::::|.　 |l/////:::/　〃 ヽ|:::::| |/////|　　　それを種族間友好のためにもホワイトオークさんに示して貰わないと
　　　 /:::::,'ヽ |:::::| 　 l////,::::/　〃 　 ヽ: |　|￣￣|
　 　 /:::::::|　 l|:::::|===|// {:::::{=彡 `'―　` ､ |　　　|
. 　 /::::::::〈　八:::ﾍ￣/只人:::ﾍ　 {＿＿..　　ﾊ　 　 |
　　{::::::::::::从　):::::) 《_大_》 ):::::)　|::::::)h､ . 〈 ＼　　|
　　从::::::::::l| （:::::(　//　|_|（::::(.　 |::::::| |::::|h､.　 　 八
　　　 ヽ::::::l|ニ)ソﾆﾆ| 　 |ﾆ)ソﾆﾆ|:::::从:::乂　≧彡
　 　 　 ∨,'l　 ／　 　＼ 　　　/:::::::/　　｀⌒
.　　　　/　 }　　　　　　　 　.イ >:イ
. 　 　 /　 / ﾆ=-　　　-=ﾆ　　＼
　　　/　 /　　　　　　　　　　　　 ヽ
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .　 . -=≠ ‐-　.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＞≠ミ.／ ＿ ＿＼. :: :ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／. :: :: : :::ﾚ'´. :: :::: :: ::_＼. ::: .　　　　　　　　　　　　　　　　r 、　, 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . ' .:／.:::/.::::/:::/::i::::::ﾄ .´:ﾑ:ハ: ::ﾊ　　　　　　　　　　　　　　__ﾉ ﾉ／／〉
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /: ::/:::::::/:::::/!:,ｲﾑi!::|::!　化ﾃミx::: ﾊ　　　　　　　　　　　 ∠二!　　　二ﾌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j人l ::.//. ::::iﾙ'.ｨ升ﾄ.jﾉ　 j斗=' }: :::!:ト .　　　　　　　 __／二二{　 _ -- '
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 i:l::ｌ:l: :: :::ﾄ.入r'ソ　 .　　 """!:::::ｌ:i::::: ＼ 　　　 ／　{二二二Ⅴ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　从从: ::: :jﾍ⌒´　　. -＝;　 ﾉ: :::ﾘﾄ、:::::::〉　 ／　　 从二二フ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｖ.:: ﾄ.ﾍ""　く　 　.ﾉ　.ｲ:／::j:::〉＜＞'´　　　　 .人＞´　　　　　そしてあわよくば！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〉.:::i/.:: ヽ .　　　 . イ／: :::/⌒´　　　　　　.斗＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／.::／. :: :／ .::てヌ!／.:::::／　　　　　 .斗＜　　　　　　　　　　　ホワイトオークさんの所に第二第三の嫁を淫魔族から！
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／.:::／.:: :::／:::.斗＜／.:::::／　ヽ.　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／.::::／.::::::／.:::::rf!」／.::::::／r─ﾍ　ヽ.／　　　　　　　　　　　　　　　　鹿島ちゃん良いですね！
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／.:::::／::::: ／.:::::／j.／.::::::／i | 乂__ﾉ　 〈::＼
　　　　　　　　　　　　　　　／. :: :::/. :: :::/: :: ／.::::/: :: :::/.＝┘　 ＿＿__∨::〉　　　　　　　　　　　　　　　きちんと旦那様を支え最高の夫婦になるんですよ！
　　　　　　　　　　　　　 ／. :: :: : 〈. :: :::〈. :::/. :::::/!: :::::/i 」ﾄ. V´ ＿＿ __ ﾍ/
　　　　　　　 　 　 　 ／. :: :: :::::／:＼:: :: 〉ｲ. ::::/ ルイ/ 　 レ'´　　　　　／:＼　　　　　　　　　　　　　　　後続の為にも！後続の為にも！！
　　　　　　　　　　／. :: :: : :: ／. :: :: :::)イﾙi:: :/ ム斗'　　　　　　　　　〈.::j:＼.: ＼
　　　　 　 　 　 . '. :: :: :: :: ::/. :: :: :: :: :: : :: : :/ 〈　　ﾉ　　 . 斗＜ ￣　　 V　　〉: :ハ
　　　　　　　　/. :: :: :: :: :: /. :: :: :: :: /:: :: :::/　　 y'⌒Y´　　　　　　　　　∨ / イﾙ'
　　　　　　 　 i. :: :: :: :: :: /: :: :: :: :::∧. :::::/　　 /.:::::ノ!　　　　　　　　　 　 V.::::ﾙ'
　　　　　　 　 |: :: :: :: : ::,'. :: :: :: ::::/.:::}:: :/　　　! .イ /　　　　　　　　　　　　＼{
.　　　　 　 　 从. :: :: :::::i: :: :: :: : :,': :::ルﾍ ＿_ﾒj:メ /　　　　　　　　 　 　 　 　 ヽ
　　　　　　　　 人 :: :: ::从. :: :: :: {.::X 〈二二ﾆ7　./　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　＼::〈: :ハ :: :: 人: :: ::マ二フ　/　　　　　　／　　/　　　　／ヽ.　　＼
　　　　 　 　 　 　 　 )へ .::: ＼(　　＞ └片'　 j／　　　 ／　　　〈　　　／.　　　＼　　＼
　　　　　　　　　　　　　　 ＞ -　　　　　 ＿ _r '　　　　　　 /　　　 ) ／　　 　 　 　 ＼ 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 . 斗 -─ ´　／　　　　　　 . '　　　　 〈　　　　　　　　　　＼ 　 ＼
　　　　　　　　　　　　 . -─ ´　　 　 　 ／　　　　　　 ／　　　　　　 . 　 　 　 　 　 　 　 ＼ 　 ＼
 

　　 ＞'ﾞ´:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼
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｜　 |　　　|　 , '　　　　＼! V 　 ,' 厶イ　　 　 ＼ .|　 ..:|　　/
｜　 |　　　|／　　　--　　　 ＼/ 　　　--　　　　`.! 　 .|　 ,　　　　　…まあ族長の思惑は置いておいて
: ',　 .!　 　 |　,彡三三三　　　　　　　三三三ミｘ ;′　;′/
　∨　､　 圦ィ㌢￣￣　　　　　　　　　　　　　`㍉ 　 /　 |　　　　　 　私は旦那様の為に尽くしますよ
:　 ∨　＼　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　厶 仆､..:{
:.　　}::. 　 ＼　 {　　　　　　 ＿＿　　　　　 　 　 　 }　} Ⅵ:、
::..　 圦　　　`T`　　　　　 /:::::::::::}　　　　　　　　　,: ノ　∨ ＼
::::　 }　＼:　 八　 　 　 　 乂::::::ノ　　　　　　 　 イ:/::. 　 ∨　ﾊ
::　ノ　 　 ＼:.　＼‐-　...,, _　　　　_,,..　-‐ '7"´　.::ハ::.　　.∨　:!
　从::.　}::.　 У　 }___/ミｈ､_￣7ミﾒ､--､/:.{::.　 .:/　 ∨:.}　 :}／
}　 } ＼:!ヽ／　　 }[[「＼::::/ Ｖ:::∨:/]]]]＼乂__ :乂_　 У　:ﾉ
　ノ 　　 （:.　　／[[[|　 У⌒天⌒＼`''＜]]　 .｀ヽ .:ヽ′／
⌒　　　　 ヽ:/|　　　 ./:＞'ﾞ´O ` "⌒　}　 }　　ノ:.　ﾉ:..（
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 _,,､､､､､,,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 。s≦二二二ﾆﾆﾑ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿　　　　　／二二二二二二ﾆﾆ}
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 {///h､　　/二二二二二二二二ﾘ ＼､＿__,,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＞―＜//h/二二二二二二二ﾆｱ　ｌ　　｀'＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{＿＿_|::::::/二二二二二二二ア |　 | 　| 　ヽヽ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼:::::::::ヽ,二二二二ﾆア⌒ ヽ{　 | ノﾊ /　 }ヽハ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼::::八二二二ニ/.　　 　 ∨ l,ｨ笊乂_从 }!ノ　　　さて、調べ物の続きっと…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ　}　ゞ……‐/　|　 　l.　 ∨}ゞﾂ:/: {　}ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＞''"´　}　ヾ　＼{　 |　　 |　　 从:/:.　 ﾉ　　　　　　ああ、今回の結婚は他の種族の方も一緒ですし
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(　r''´　/ /　ヽへﾊ.八.　/　　ヽ}弋＿__}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ｨ'´ )ﾉ　／／.　 八__ノ 　 ∨　　　　｀''≧ミx　　　　　　皆で円満に夫婦生活を送れるようにそっちも調べますか
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 从　　 / /　　 乂 ／ ,､丶`　　　　 人　Y 　 )
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (__ソ　/イゝ　 (＜＿〈　　　／　 ／(__ﾉ＿〉〉.ゝ　　　　　初手でミスって妻同士がｷﾞｽｷﾞｽしちゃたら大変ですしねえ
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 `'ｰ≦////)__ノ| |　 ﾉノ　/人　(=======彳ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ〈〈〈｣｣｣｣｣　´{ 乂(　////| | | | | | | | |ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 〉::〈＿　 ―{―　 〈〈〈〈 | | | | | | | | | ﾊ
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿__,､､./ｧ'´――く_　｀"''＜　　 |_|_|_|_|_|_|_|_|ﾊ´
　　　　　　　　　　　　　　　_,,､-―………………‐-､､,, `　､　ヽ 　 } ノ　}}　|
　　　　　　　　　　　_　-=ﾆ二二二二ﾆ/二二二二二二|=-　 　 ',　}/　〃／
　　　　　 　 　 。s≦ニ/二二二二二/ニ二二二二ニﾆ|二二)ｈ､ /　　》　/
.　　　　　　 ,ｨi(二二ﾆ/二二二二二/二二二二二二ニ|二二ﾆﾆヽ＼ }}　 }
.　　　　　 /二二二 , 二二二ニニﾆ'ニニ二二二ニニﾆ|二二二二ヽ 《　./
　　　　　/二/二ﾆﾆl二二二二二ﾆl二二二二二二二ﾆ|二二二二ﾆlﾑ} 八
.　　　　/二/二二ﾆl二二二二二ﾆl二二二二ニニニニ|二二二二ﾆlﾆﾑ　 }
. 　 　 /二/二ﾆﾆﾆl二二二二二ﾆl二二二二二二二ニ|二二二二ﾆl二ﾑ. ﾊ
　　　/二/二二ﾆﾆl二二二二二ﾆl二二二二二二二ニ|二二二ニニlﾆﾆﾑ　'厂)^^'ｰ┐
　　 /二/二ニニﾆl二二二二二ﾆl二二二二二ニニﾆﾆ|二二二二二l二ﾆﾑ. }￣)__ノ´
　　/二/二二二ﾆl―――――‐.l＿＿　　　　　 ｀''≪ﾆ|二二二二ﾆﾆl二二ｌ/ ﾉノ
　 /二/＿＿＿＿l―――――`''＜:::( ￣￣｀"''～､、寸￣ ＼二二二l二二lソ´
. /￣￣ 八　　　 　 　 　 　 　 　 ／⌒ヽ､、　　 　 　 ` ､{｀ヽ　 ヽニニ=l二二l
　`''-＜二へ 　 　 　 　 　 　 , イ　　 　 .:'，丶　　　　　　 　 ヽ　ヽ二二l二二ｌ
　　　　 `''＜ﾆｈ､、　　　　　´　 　 　 　 .:.ﾊ　　丶::....　 　 　 　 ヽ＿＿__|二二ｌ
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　　　　　　　　　　　　　　　 )`''ｰ--''" .:/.　 ',　　　　　　　　　 　 　 /≫―＼ ヽ
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ﾊﾊ从'从∧::::∧::::::::::::::::::::::::::::,,;.;.''　;;;;;''":::::::::::::::::::::::::::::::::::＿＿／kkkkkkkkkﾉﾉヾ从ﾉﾉ;
ﾉﾉゞゞ"ヾハ∧从∧:::::::::::::::::::::::''''""::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／kkkkkkkkkk∧kk,',,彡ミ彡爻',
〃ﾞゞ∧ﾉﾉ',ゞ从ﾞゞソ∧,,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::__ノ¨kkkkkkkk,,∧从从ﾞゞ;:;"ゞ,,ｿゞ从
∧ﾞミ爻彡从爻"ﾊﾊ彡ゞ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,．ノkkkkk∧kk∧ミ从ミゞ',从ﾘ冫';',彡ﾝゞ,
爻Y;'ハﾘ从ｿゞミハ∧ゞﾞヽ￣￣)　冫￣￣￣￣￣￣从;爻ﾞヾ,,∧ﾞヾ彡,,"彡ゞ,,∧ゞ;,ﾞヾ"
iiiiｿヾii彡Y;;ミソハ人爻,;'ゞ',,..／　 (＿　　　　　　　　从ゞ从,,У,ヾ::爻::;人ﾝ;爻ﾊﾊﾉ爻ゞ;
||||||||||ゞ八;;";;}iiiiiゞ从ﾊゞミ';,　＿＿　￣￣¨三二ﾆ=┤ﾉﾉｿハ,;;"爻ﾝiiiiiiソiiiii',ハヾソiiiiii
,,．゜｡:：:　,"・｡;, ,…,¨;;ﾞヾ：・ゞ三￣　￣=三 ＿　　＿ｰ｀ヽﾆ"''__ﾉiiiiiii;|||||||||,,｡･ ：,;;‥ ,:;．
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　　　　 　 ／: . : . ＼　 }γ⌒ヽ}　 ／ . : . : . : . : . ∧
　　　　　/: . : . : . : .: 〉 ｀ ゝ＿〃 〈 . : . : . : . : . : . : :',
　　　　 /: . : . : . : . : .⌒ー、 　-⌒:─ ､ . : . : . : . : : {
　　 　 /: . : . : . : .: : : ⌒: . :ヽ/: . : } : ハ : . : . : . : . :∧
　 　　,': . : . : . : .ィ´ : . :ﾄ､ . : . : . 厶斗　} . : ＼ : : . : ∧　　　　ただいま！
　　　 !: . : .: ﾊ: . :心ヽ: :ヽ ＼ . : /ｨ=＝､ﾄ､ . : :jヽ＿: : : ',
　　　_〉 : . : :l .', :八 〃￣`　 ＼{　　 　 ﾉ l:://:{　 ヽ７´:∧　　　鹿角おねえちゃん！
　　く <∧:ﾄ､.:{.:ヽ:{弋　　　　　　　　　　　 ﾙ: : :∧／: .ヽ:∧
　　　＼＿い:ヽ : f-､　　　　ｒ　 ￢ 　 　 /´）: . : :∨: : . : .∧
　　　　　　人:ヽ}. |　ﾄ､　　　ヽ __ノ　 ,ィ´j　{: . : : : ∨: . : . :∧
　　 　 　 /: . : .: /. 人　 `} :-rｚ ‐ ´{ : . :ｈ　>- 、 : ∨: . : . :∧
　　 　 　 |: . :.,ィ^ヽィ⌒)-ﾄ_｢￣￣￣ﾌ^/ ﾚ′　 ヽ : ∨: . : .: ∧
　　 　 　 |: :/　 　 ヽヽ/ヽ　`ー 　ィ 　 {　ヽ　　　　{:ｿ: . .: : : : /
　　　　　 l: :i　　　　　ｿ　 ` ー -　　　 入　`ー､ 　八 . : .八 /
　　　　　 ∨{　　　／　　　　　　　　,ィ´ 　 `>　_／{::./: :./ 　＼
　　　 　 　∨}.　　{　ハ　　　￣　 　　　 　 ノヽヽ　∨: :/
　　　　　　 ∨　　i / 　＼ ＿＿ ＿ x≦　 　 } j　 　}／
　　　　　　　 `　　い　 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾉ
　　　　　　　　　　　 `　 ー---―'''"
 

　 ＼//＞ｘ ＿_　 　 　 ﾄ､
ト-- ､ ⌒Ｖ////＞ ､　 |人
｀ ＜ ////////////＼トﾐ/＞ ､
　 　 ｀ ー─=ミ //////＼}///∧
　　　　　　　 　 ＼r‐ミ/＞ﾍ＞=┴-ミr‐ｧ─-ミ
　　　{>─‐=≦＼_r─}し　´　 　 　 　 ´　　 7　 ヽ、
　　　∨//////_,厶ア´　　　　　／　　　　 /r　、 く
　　 　 ＼//≧=- ､{　/　/　　 / :/　　　　/'ﾍ 　 ヽ ＼
　　　　　 ＞─=ミ/∨　/　 　 { /　　 :ｲ　′｜ |　ﾄ　　ヽ
　 　 　 /⌒>////　′.′　{　仄¨⌒刈 :′　|　|　|　ヽ__ｊ
. 　 　 /⌒>////,　′　　　:ｉ守示ミト ｊト{　//＾ｿ　ｌ　}ハ
　 　 /⌒>//／ 　 ｉ　｜　　ｉ| トｎぅ　　　　仏ヘ　/　ﾊ　,　　　　チキの変化も大分上手くなりましたね
　　　＼/＾ﾞく_,､＿/|　｜　　ｉ| |　　　　　　 {ｈ_ｊY＾　　 }　}
　 　 　 {　、＿_,.　 トミト廴__ト{　　　　　　 ヽ ７ 　 //　/　　　　これならばホワイトオークの家で
.　　　 八　　　　　,　　　|　 |　　　　　　　　　 ′　 /⌒′
　　 　 　 丶　-=彡'　　 |　 |　 　 　 　 ‘’　 人＿/　　　　　　 　いきなりドラゴンに戻って迷惑をかける事も無いでしょう
　　　　　 　 ｀　‐--‐＜ |　 | ＼　　　　　,.ｨ |
　　　　　　＿　　　　　　|　 | 　 ｀ ト　 イ　|｜
　　　 ＞　⌒>＼r‐=≦ |　 ﾄ､ 　 :|: 　 　 ｜|
　　 （ 　 　 人 　 ヽ　＿|　 |_ 〉　 |:＿ 　 ｜|
==ｧう　＞──＜⌒)ﾍ八　∨77V〉 ∧　人 ､
　 ｀ｰｧ′　　 ､ 　 ア´ ＼ﾍ　V///∧　〉ーヘ マ ヽ
　＿ {　　 　 　 ヽ（　 　 　 ﾍ　V////〉{　　　　ヽ＼}
 

　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.: :´ : : : : : : : `: : .､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／_: : -―‐-: : : : : : : ＼
　　　　　　　　　　　　　　,. . : ´: : _: :__: : : : : : :｀`:. 、: : : ＼
　　　　　　　　　　　　 ／: : : : : ≦{:圭ﾘﾉ≧: : : : : : :ヽ: : : : :.、
　　　　　　　　　　__彡イ: : : : : :⌒ヽ〕{ノ⌒ : : : : : : : : `、: : : :、
　　　　 　 　 　 　 　 /: : : : : : : : ￣:∨:￣: : : : : : : : : : :`、: : ::
　　　　　　　　　　　/: : : : : : : : : : : : : : : :.|、 : |i : l: : : : : : : : : i
　　　　 　 　 　 　 ∥ : : : : |: :l: `、 : : : : : | ＼八ｲ: : : : : : ! : : |
　　　　　　　　　　 |:|: : : : : ﾄ､|ヾ: ＼: : : : :l　ｧ==ﾐ|: : : : : : |: : :.|
　　　　　　　　　　 |:|､: : : : : : ｧ芋ミ　ヽ＼l　rう心ヾ: : /ｌ:/: : :.:|　　　　　　　えへへ！
　　　　　　　　　　 |:ﾞ `、: : : :《 ﾉじﾊ　　　　 乂こｿ/／|⌒＼: : 、 　 /
　　　　　　　　　　 　 乂⌒ﾄ: ミ ゞ-'　 丶　 　 :::::::: / : |__,..イ: |ヽ=='′　　　いっぱい変化は練習したからね！
　 　 　 　 　 　 　 　 ｀＞‐:| 从..:::::::　　　 　 　 　 / : : |: : : : : |
　　　 　 　 　 　 　 ／ : : : |: : :|丶　 　 ｀　´　　 ｲ/ : : | : : /∥
　　　　　　　　　／／: : : : |: : : : : :≧=r- 　＜{: :/: : : :l: : /〃
　　 　 　 　 　 /:/ /: : : : : ’: : |＼「 ￣￣￣￣ {: : : : /⌒ヽ
　　　 .　:　　⌒＼:′: :|: : :| : : |　 ＞-- 　.--＜!: :/l/ 　 　 `、
　　／　　　　　　 ＼: :.|: :〈|ﾄ.: :|　　　　　　　 　 {: /（　　　 　 `、　　　　　 ＿＿＿
　/　　　　　 へ　　　￣￣＼', |　　　　　　　　 弋{　　　　-=≦＞―‐＜　　　　　　＼
./　　　　／　 　＼.＿＿＿＿';|＞　　 　 　 　 　 　 ＜　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　　|
{　 　 ／　 　 　 　∨: /: : : | 　 {　　　　　 　 　 　 　 　 |＞　、　　　　　＜￣￣￣＼ |
､　／　＼＿＿＿　∨ : : : ::　　!　　 　 　 　 　 　 　 　 |　　,′￣￣　　　　　　 ／　/
　＼　　　 　 　 　 ＼V: : : : l　　、..:::::::.　　.....　:::: ....　　l 　 ′　　　　　 ＿＿／ .／
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　　　　　　　　　　　　　　　　／: : : : : : : :,｀ ⌒ヽ､
　　　　　　　　 　 　 　 　 ／ : : : : : : : ／　　　　　＼
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　　　　 　 　 　 　 　 　_> ´: ￣: ,イ 　 　 　 ／イ　　　　＼
　　　　　 　 　 　 　 ／ : : : :. :. :.|/ / / / /_,.ｲ＼ 　 　 　 　 ､
　　 _　　　　　　　 /／: : : : : : :./ / / / / : : : : : ＼　　　 　　＼
　 ´　｀二二二＿ｧ'.:. .:.r-r''.: :. .し'ししし': : : : : : ､: :＼　　　　 　＼
/ 　 ´　＿　---_ｧ: : :./ / :/圭'ヽ: :}　 　 　｀ヽ.: :.∧: : : .、　　　　 　 ､
　　　´　 　　 - ､7: :./　{: :乂圭ﾉ: / 　 .r―-..､ ＼ ∨:, : : 、　　 　 　 ＼　　　　　　でも肝心の良いお嫁さんについては分からなかったなあ
　　　　´　￣__ア'.:.:/ ,､　ﾞ''‐--‐''" /`ヽ|: : : : : ｀ヽ〉:∨､: : :,､　　　 　 　 ＼
　　 ／ ￣ァ{/: : :./ /: :l／‐.、　　/.: :､|＼:{＼: :! : !: :∨ : : ,: ＼　　　　　　　 ､　　　おばあちゃんたちに聞きに行っても皆
　 /´￣　　　;: : :.ﾞﾚ': : : : : : : :＼/:. :. :.}￣＼￣| : |: : :|:|: : :,: : : :Y　 　 　 　 　 Y
イ　　　　　　{: : :|: : : : :|: :|_ノ＼_､ : : /　　 　 _ | : |: :.ﾘ:|: :/: : : : /ヽ､ 　 　 　 　,　　「なるようになる」「旦那と合わなきゃ合わないでそれまで」
　 　 　 　 　 |: |:.∨: : :T´从　　　 ＼|　-≠'´　|: /: /:∧/.: : : :./　　 ｀　ｰ　 　/
　 　 　 　 　 |/| : ∨: :∧{　､＿ノ 　 　 　 　u　|/:ｲ: /: :|マ　／ 　 　 　 　 　 /　　　しか言わないんだもん
　 　 　 　 　 |　|: :/∨: : :＼ ￣　　　 ;　　　__　 /イ: : j!　∧ 　　　　　　　 ／
　 　 　 　 　 　 |/ 　 ＼: : : :〉､　　　　,.-.:.':.:.:.:Y　l|: : :|　/'/ 　 　　　　 ／
　　　　　　　　　　　 ＿_＼:｣ : ＞.,._　乂＿_,／ ,ｨl|: :./-､/{　 　 　　 ／: : :
.　　　　　 　 　 　 ´　　　｀ｨ|: : : :|- ､ ＿｀¨´_/´ノ.!: :{ー'{/. 　　　 ／ : : : : : : ヽ
　 ,.....--―　 　' 　　　　{ ゝ|: : :./ヽ＿ 　 ｀∠､__./|: :|´￣｀ 、　／ : : : :＼: : : : : Y
 

　　　 　 　 　 　 _　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _
　　　　　　　　　|∧　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /,|
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　　　　　　　　 _｀T////| 　 　 　 　 　 　 　 |///////｜
　　 　 　 　 ／/7/////|　　 _r―‐-　 __ 　 |////￣二＿
　　　　　＿_.二ﾆ=-ｧ=-ﾍ_／三三二=- ､ヽﾉ////7´//／
　　　　　＼/////{／,．'´:::::::::｀ヽ-‐￢=≦ﾆ ヽ//￢∠ｨ7
　　　　　　 ｀ ーｧ'／::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::＼ ＼ヽ77///
　　　　　　　　 У:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ∨=<´
　　　 　 　 　 /::::::::::::/::::::::/＾ ^ヽ::::::::::::::::::::::::::ｌ┤:::∧
　　　　　 　 /:::::::::::::/::::::::,′　　 V:::::::::::::::::::::::|　｀＼:|
　　　　 　 /::::::::::::::::|::::::Ν　 　 　 И:::::::::::::::::::|　　　 ＼
　　 　 　 , ::::::::::::::::::|:::::_l |　　_　 -j┼::::::::r ､:::j_ _　　 　 ヽ
　　　 　 , ::::::|:::::::: ＝_=　|　　　≧=ミ :::::::::＼＼ヽヽ┐　　ﾍ　　　　我々ドラゴンはなまじ肉体が強いですから
.　　　　 |::::::::|::::::::: ´疋fｩ,　　 ´ 匁ﾌ ::|::::::|:::::〉　〉〉∨　 |￣
.　　　　　丁Τ::::::|::ﾑ ｀¨ﾉ　　 　 ¨´/::l::::::l:::/　 ,　　｣ ￣　　　　　　生存の為に他者と関わる必要性が薄いんですよ
　　　　　 |　 |:::l::::|::::ム　　　 　 　 　ﾌ:::::/:/　　′/
　 　 　 　 ￣ﾚ'|::::|:::､::::l＼ ‐-　　 イ:::_/:r'|　　　/　　　　　　　　　　なので、ある程度齢を重ねるたドラゴンは
　　 　 　 ｢￣｀И｣／∨｀ ｀T　´ ／ﾌ:::::::| |　 ヽ{ヽ_　 -‐┐
　　 　 　 |　= - |:::::::/:::｀_>∧／／ｨ::::::/Ν 　 ／.:|　　　 ﾄ､　　　　 自分本位になりがちなんですよ
.　　　┌┘　　 /::::/:::::/ ∨ﾍ／::::/:::::/::::/|／: : : :|　　　_|｜
　　 　 |　　　 /::::/=＝|　 ∨:::::::/::::::/ イ/: : : : : : j ￣/:ヽ｣
　　　　|　　 /::／　 　 ﾍ　 ヽ イ::::::/　〈/: : : : : :/::|　 |::::::::〉
　　　 └ｧ':／　 ＞　　 _＞'´/::::::/　　 |: : : : : /:::::|ﾆ┘:::ｲ
　　　 ／ｨV ／　　　 ∠　ァ'::::::/　　　 |: : : : /::::::::l::::::::/::|
.　 ／ 　 |:/　　　　 /´ ／:::::／　 　 　 |: : : /:::::::::::|::: /:::::|
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,､　　　,ｲ圭圭ｲ＿　_　,ｨ行 圭圭圭炒
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /圭ヽ　{圭圭////////圭 圭圭圭沙´　 　,,..,x≦{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　＿ 弋圭_ゝ }圭_//////／圭圭圭圭{´ 　 ,ｨ≦圭圭炒
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 r‐::´:::::::::__:::::::::::＜/_＿_￣.¨,ｪ≦ヽ､圭圭圭ゝ-ｲ圭圭圭炒'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ ＞ ´::::::::::::: ヽ 〆::: : ≧xヘ/////7圭圭圭圭圭圭炒'´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／／,ｲ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ヽ:::::ヽ//7‘，圭圭圭圭少'´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/::,ｲ ,ｲ: : ,'::::::::::::::::::::::::: : ヽ:::::::::::∧:::::ﾍ7 　　` ､圭彡'´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /::/:: ,':::::::,':::::::::: : /`ﾍ::::::::::: ∧:::::::::∧:::::ﾍ　　　 ＼ ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,ｲ::/: : |::: : |:::::::::::: ,'　　 |::::::::::::: ∧::: : :∧::::::i　　　　　ヽ:.
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 i_,'::: : |::: : |::::::::::: :|　　 :}ｲ::::::::::: i!.}::::::::: ∧:: ﾄ､ 　 　 　 ﾑ
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |:::::::::＞ｭ． ::::::::!|　　 / !::::::::::: ﾙ:::::::::::::::::::: ; ヽ､　　　　ﾑ　　　　まあその為
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |::::::::::::::::::ｲ≧x.ﾘ　　＿ﾑ二ﾆｲ::::::::::::: |::::::}/:::::::ﾑ 　 　 }'
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,ｲ:::::::::::: : ﾊ ﾋﾊ }　　　ｨ＝==ｧ }::::::::::: :|:: ,ｲ:::::::::::ﾑ:: _ .ｲ　　　　　我が種族は危機的状況なのですが…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ! |:::::::::::{ﾏ::::ﾊ¨¨,' 　 　 弋沙　/::::::::::::: |:/:::::::::: : ／¨　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ≧ｪ ､{ .ﾏ__ﾊ ,'　　　 　 ¨¨¨/::::::::::::: : ﾘゝ:: ｪ≦　　＼ｲ
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 γニ ￣ 7//////}::∧　　　　　　 く, ｲ:::::::::::/／　　　　　　　}_　-‐-､
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿,,,...ﾆ/: : : : : : ,'//////,':::ゝ ヽ ﾏ>　　　　/ﾑ-‐ / ,.　-‐―‐　-‐≦ ,'´ . . . .ヽ
　 　 　 　 　 　 　 　 　 r=´　　　　,' : : : : : : {//////,':::,'//}　ヽ_　． イ,'::::/ γ´ ,　-─. .､　　　　; . . . . . . .l
　　　　　　　　　r‐=七´ __　_　 　 {: : : : : : : l/////,ｲ:,'//ノ　　　 　 ,ｲ:::::/　,' ,ｲ´ . . .,.. -‐ ヽ=-‐.'¨`. . . . . .ト
.　　　　 　 　 　 ｀¨¨¨ ´　　　}　 　∨: : : : : :∨//,ｲ::///∧　　 　 ,ｲ:::::,ｲ　,'/ . . γ´////////////∧ . . ｲ　/~ヽ
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ノ　．イ∨: : : : : : ;イ::::://///∧__　,ｲ:::::::/ |　{i. . . ..,'///////////////,∧ . .ゝ.' . . ..ヽ
　　　　　 　 　 　 　 　 　 (,，‘　　　　ヽ､ 　／:::::::,ｲ//////// ,'::::::::/　:ﾄﾆゝ､. ..;//////////////////ヽ､ . . . . ..,ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::,ｲ/////////,.'::::::::/== 彡'　l ヽ{//////////////////// ｀ヽ . 〈
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /::::::::::::,ｲ///////// ,':::::::::,'　　　　　{ . . }///////////////////////,ヽﾉ
 

　　　　 ／::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼
　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼
　　./:::::::::::::::::::::::::::::::::::: _,....｡=-ijr'=-.､..,_
　 /::::::::::::::::::::::: ,.. ‐:'"::::::＜ 　./:ｨ==n,<ヾｲ:::::'::..､,_
. /:::::::::::::::::,＞'";:::::::::::::::::::::{　/ ﾄ佳圭l.ヽヽ｀ヽ;::ヾ、.、
/.::::::::::::;r'r':::::::/::::::::::::::::::.__l　{: :乂圭ﾂ: l　＞.:::＼::＼ヽ､
::::::::::::/r':::::::::/:::::::::::::;::∠-ﾍ ヽ : : |　|: / /l:::::::::::::ヽ;::::＼＼
::::::::;r;'::::::::::./:::::::::::::/:::::::::::::. ゝ ＼| 　l/ィ〔;:::::::::_;::::::::':;:::::k::::':､
::::::;':j:::::::::::;':::::::::::::ﾒri、:::::::;jヽ::ﾑ￢ 　l: : /l::::jr'::::::::::::::::i::;､ヾ::..＼.
:::::j;;!::::::::::;'::::::::::::i::::i::::::1K::!__ ヾ;:::ヽ/::/ .,r:': i::::::::::＼::::l:::::;､ヾ:ﾐｪ、
::::;::i:::::::::::i:::::::::::::|::j.::!:::::j l!"'=.､ l! =::::/=jr⊥_,.i:;､:::::::::ヽ}::::i^:, ｀ヽ、
::::!:;';:::::::::!:::::::::::::|::l　=-―＝‐　 l!::::/三ﾆ ｒ'^ヽ　 !:|:::::r､::::'i .i!　　｀　　　　大人はみーんな、割と自分勝手に生きるから
:::;:;:;:i::::::::l:::::::::::::::l::!　　　（_｀) 　 |;:/三三 ｀'ｰ"__, lj::::j　.'､:::! .!
:::i::;:::'::､::::i:::::::::::: i::|　　--――' ﾚ'三三三 ￣　　' i!:'1　 ';:i　l　　　　　　　全然子づくりしないし！
:::!::;:弋￣'､r'1::::i l:i　 u　 　 　 　 　 　　 ､　 　　　 i:::j. 　 ';!
:::i::::;::::;:ヽri　;::;'^i'li　　　　　ｕ　　　　　　 ' 　　u.　 jﾇj　　　　　　　　　　　そのせいで若いドラゴンはどこの群れでも少なくなってきてるよ！
:::i;::::;::::;:::;:' 、l:;l . ｊ i　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ﾉ
::::i:::::;::::;::::;:;:｀'ij.ｰ- _,n　 ｕ　 　 vｰ'"￣￣￣ヽ,／';:.、　　　　　　　　　　 　ウチの群れだけも若いドラゴンは私とおねえちゃんだけじゃん！
:::::i;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::_,:::∧.､,_　 ｀――――,／:;::::;::ヾﾐ::ｪ..､,_
::::::!:;:;:;:r'".　　/　　/　　.,〉　｀ ' 　　.. , _,.rﾍ::::;:::::;::::;:::::｀ヽ､:::;｀:ヽ
:;r'"￣j　　　/　　/　　 / ri.　　　　　　∧....＼:::::::;::::;::::::;:::::':､:::::::｀'::-..､,
'　　 i/　 　/　 　{　 　弋＿＿＿＿＿_,ﾉ　 　 ヽ.,_:::;::::;::::::;:ヾ:ヾ、:;:_::::::::::ヽ、
　　/　　　{ 　 　 乂　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ノ .l:::;:::;::::::;:::::ヾ,ヾ.､."' ｰ- ､::...、
 

　　　 　 　 　 　 _　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _
　　　　　　　　　|∧　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /,|
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　　　　　＿_.二ﾆ=-ｧ=-ﾍ_／三三二=- ､ヽﾉ////7´//／
　　　　　＼/////{／,．'´:::::::::｀ヽ-‐￢=≦ﾆ ヽ//￢∠ｨ7
　　　　　　 ｀ ーｧ'／::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::＼ ＼ヽ77///
　　　　　　　　 У:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ∨=<´
　　　 　 　 　 /::::::::::::/::::::::/＾ ^ヽ::::::::::::::::::::::::::ｌ┤:::∧
　　　　　 　 /:::::::::::::/::::::::,′　　 V:::::::::::::::::::::::|　｀＼:|
　　　　 　 /::::::::::::::::|::::::Ν　 　 　 И:::::::::::::::::::|　　　 ＼
　　 　 　 , ::::::::::::::::::|:::::_l |　　_　 -j┼::::::::r ､:::j_ _　　 　 ヽ　　　 　ええ、その通りです
　　　 　 , ::::::|:::::::: ＝_=　|　　　≧=ミ :::::::::＼＼ヽヽ┐　　ﾍ
.　　　　 |::::::::|::::::::: ´疋fｩ,　　 ´ 匁ﾌ ::|::::::|:::::〉　〉〉∨　 |￣　　　　この状況はなんとかせねばならない
.　　　　　丁Τ::::::|::ﾑ ｀¨ﾉ　　 　 ¨´/::l::::::l:::/　 ,　　｣ ￣
　　　　　 |　 |:::l::::|::::ム　　　 　 　 　ﾌ:::::/:/　　′/　　　　　　　　…しかしチキが他種族に嫁ぐ
　 　 　 　 ￣ﾚ'|::::|:::､::::l＼ ‐-　　 イ:::_/:r'|　　　/
　　 　 　 ｢￣｀И｣／∨｀ ｀T　´ ／ﾌ:::::::| |　 ヽ{ヽ_　 -‐┐　　　　　という選択肢をとるとは思いませんでしたが
　　 　 　 |　= - |:::::::/:::｀_>∧／／ｨ::::::/Ν 　 ／.:|　　　 ﾄ､
.　　　┌┘　　 /::::/:::::/ ∨ﾍ／::::/:::::/::::/|／: : : :|　　　_|｜
　　 　 |　　　 /::::/=＝|　 ∨:::::::/::::::/ イ/: : : : : : j ￣/:ヽ｣
　　　　|　　 /::／　 　 ﾍ　 ヽ イ::::::/　〈/: : : : : :/::|　 |::::::::〉
　　　 └ｧ':／　 ＞　　 _＞'´/::::::/　　 |: : : : : /:::::|ﾆ┘:::ｲ
　　　 ／ｨV ／　　　 ∠　ァ'::::::/　　　 |: : : : /::::::::l::::::::/::|
.　 ／ 　 |:/　　　　 /´ ／:::::／　 　 　 |: : : /:::::::::::|::: /:::::|
 

　　　─--､
　　　ヽ: : :.ﾊ.　　,'｀ ､
　　　　　 　 ゝ‐´: : :.ヽ
　　　　''"~´.ヽ─=ニ.　＼
　　　''"~´.: : : :. :. :. :.｀ ~ ` ､
.　　　;: : : : : : : : γ⌒ヽ.: : : :.`
.　　　/＼.: :. :. :.弋　　ﾉ: : ,､: ,へ. 丶
　　　　＿｀ ~.,´ヽ′¨. ヽ_/　､ 　 ＼. 丶
.　　　´: :,: :ヽ. ,｡､..　│　,..｡. ､ j`: :｡_ヽ　ヽ　　　　　　　　　　　だってウチの群れの男はオジサンとおじいちゃんばっかりだし！
.　 　 : : ハ.: :.'∧.＼. ! / ト､　ﾄ､.: : : :. :. :.ﾟl　　 ,‐＜¨ヽ
. 　 　 /.　 ヽ<　 ＼ ∨. ﾘ　 メ　ヽ.: :. :.ﾄ､ i! 　 |　　 )　i!　　 　でも他の群れの雄も財宝集めだの力試しだのに夢中で
　　　 瓜辰ﾒﾐ､＼_. `｡. / , ´,ｯj抖ｬﾟ: : :.|: ;:'.　　|　て 　 ｝
　　　　　｀~ﾞ`ﾞ'′.　　∨　　tｩ"´.　 ',: :ﾉ..　　　へ　>- ´　　 　全然当てになんないし！
　　　ヽ　　　　へ.　　 　 ,､　　　　　 i!〈　　／　／
　　　: :',　 ／　　 ` ｡_／　＼　　　　｝:.i!／､.／
　　　: : i　　　　　　　　　　　　　　,ノ: : i!_.／
..　　　: :i!──---- -----─イ´i: : : :.|
　　　: :i!|　　ヽ　　　　　／　　/　 |: :∧!
　　 　 ﾘ′　　　　　　　　　／／´| /
 

　　　　　　　　　 _..　-――-ミ
　　　　　　-―ﾆ:.:.:.:.:.:.:.iヽ: . ＿`...、
　　　　　　 ／:.-/､:.:.:.:〈 ●'_i ´:.:.:. ヽ
.　　　　 ／:.:.:.:./l／i:.:.:.:i／.:.:.:.:.:.:.:.ﾞ:.:.:'.ー- ､　　　　　　こうなったらチキたちだけで頑張るしかないよ
.　 　 ／イ:.:.:.,汽ﾐ、|:.:.:＞ﾐ:.:.:.:.:.:.:.: :.:.:.:.,:.:.:.:.:.ヽ
　　　　　,|:,／r'_ン .l／-ｘ|｀ヽ:.:.:.:. :.:.:.:. l:.:.:.:.:. i　　　　　ハーフでもいいからいっぱい子供産むの！
　　　　/:.:.l''　　　　　 .ｨ斧､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;:.:.:.:.:.: |
.　　　/:.:.:∧ ｀ヽ._　 く_少 ”:.:.:.:,:.:.:.:.:.:.:' :.:.:.:.:. |　　　　　幸い、ホワイトオークさんは精力？が強いんだよね？
　　　'∧:.: {　､_ 　 　 '' /:.:.:.「＼.::. :.／:.:.:.:.:.:.:∧
　　　　 ` .{ 　,-〕¨¨¨/:.:.:.:./二´_／:.:.::.:.:.:.:.:/:.∧　　　　ならいっぱいチキと交尾して子供作ってくれるでしょ！
　　　　　 ﾞ{　ﾊヽ,ヽ、':.:.:.:.∧- '　|::::::.:.::::.:.:.:. /:.∧
　　　　　　　 ゝ、_二|∧/二ﾌ､.　|::::::::.:.:.:.:.:/:.:/:∧
　　　　　　　.} ﾊヽ'ー＝二ﾆ i、 .i:　　:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.∧
　　　　　　　'{/　｀‐ゝ二モノiV i　i::::: ∧:.:.:.:.:.:.:.:./:∧
　　　　　　　 i.　　　 　 i￣ 　 ヽ　i:::/ 　 ､:.:.:.:.:./.:.:.:.:.＼
　　　　　　　 i､　　　　 乂　　　＼/ 　 　 i: :::.:.:.:.:.:.:.:.:..:.｀ 、
　　　　　　　 i　　　 　 　 i＼　　　＼ 　　.i:./ヽ:.:.:.:.:.:.:..:.:::∧
　　　　　　　　ﾏ.　　　　　 i i ＼　　　 ヽ　i/　 }:.;.:.:.:.:.:.::::/:.∧
　　　　　　　　寸!　 　 　　ヾ　　ヽ　　　 '.,＿__}/＼:.:.:.:.:.:::..:.∧
　　　　　　　　　}!、　　 　 　 ヽ　　V　　　ヽ (＿ 　 `　 .,:.:::/:∧
　　　　　　　　　ﾊﾞ、　　　 　 　 ヽ　 ﾒ,　　　ゝ 　_￣` ､__`　.,:::::i
　　　　　　　　 /∧丶、＿　　 　　ヽ,',i>､　 ，',｀'､､ヽ 　　｀ヽ｀y'
　　　　　　　 「|／｀ヾ_-=ﾆ三二二彡ン ＞ ,_っ､!ﾙｿ 　　　} /
.　　　　　　　 }　 ,/　　￣ ― ￣￣　 　　　　 　 ヽ　 　 _ノ
　　　　　　　 ,' .//　　　　　　　　　　　　　　 　　　〔￣
　　　　　　　 ∨/　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 }
　　　　　　　　〈　　　　　　| | 　 　 　 　 　 　 　 　 }
　　　　　　　　 丶　　　 　 l l　　　　　　　　＿__ノ
　　　　　　　　　　＼　　　 l l　　　　　　　／ 　|
　　　　　　　　　　　寸ー'⌒＼　　　　_／　 　 |
　　　　　　　　　　　　l　 　 　 　ｰ､‐ '´　　　　 |
　　　　　　　　　　　　|　　　　　　∧ 　 　 　 　|
　　　　　　　　　　　　|　　　　　 /　 '　　　　　.|
　　　　　　　　　　　　|　　　 　 /　 　.'　　　 　|
 

　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |//ﾊ_　　　　　　　　 　 　 　 　 ////
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　　 　 　 　 　 　 j;;;i:::::::::':::::::::i::::|::::|　|::::|　　　　|:::::|!::::::!:::::::|::::::|::::::::::::;　　　　　　　　　　　ええ、そのはずですが…
　　　　　　 　 　 ／|::::::::i::::::::::|:j::-卞 |::::|　　　.斗:-||::::::!:::::::|::::::ﾊ:::::::::::',　　　　　　＼
　　　　　　　　　{　 |::::::::|::::::::::|ｨf芋ミ､::::j 　　　,ｨf芋ミ､!::::::::! }:':::::::::::::::ﾊ　　　　　　　{　　　ホワイトオークに所に嫁ぐドラゴンなど初めてですから
　　　　　　 　 　 ヽ　￣ |::::::::::ヾ　迩j　　　　　　泛.ｿ ｿ|::::::::|ﾝ;:::三彡::;　,　　{　 　　 /
　　　　　　　　　　 ＼__/!:::::::::::|　　　　i　　 　 　 　 　 ,::::::::::!/::::::::::::::/.　 ',　 ＼＿／　　　 お互い種族間の常識のすれ違いがあるかも知れません
　　　　　　　　　　　　　 j:::::／:ﾊ　　　 j　　　　　　　 /:::::::://::::::::::／　　　＼_/
　　　　　　　　　　/` ー-　､ }::::}ヽ　　　　　　　　　∠:::;;;;/::' ￣ ´＿　　　　　　　　　　　　　十分に気をつけるのですよ
　　　 　 　 　 　 /　　　　　 ,::::::;､　＼　　- -　　　　イ{::::::::{　／:i:i:i:i:i:ヽ　　　　＞ ´　 {
　　　　　　　　　{　　　　　./:::::/　＼,ｲ:..､　　　　イ　　 !:::::::|/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}　＞ ´　　　　 i
　　　　　　　　　 }　　　　/::::::/　 ／:i:i:i:i:i≧≦　　　　∧::::::',:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/´　　　　　　　/!
　　　　 　 　 　 /　　　,..::::::::/ ／:i:i:i:i:i:／/i　 }　　　./　 ',::::::',:i:i:i:i:i:i::/　　　　　　　　/ {
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　　　　　　　　.／:::::::／　　　乂＿.ﾉ////,!　 |　 /　　///|:i:i:i＼:::::＼　　　　　　　 !/,'＼　 ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　_.-=-. 　　　　⌒ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　,ｒ': : : : : :｀ヽ　　　＿_}:l＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {､ ＿,ﾑ{;_;_-=-_: _:_ ゝ<´__:ノﾉ :_:_:_:_: :｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 乂ー-.> { ,ｨお; :ﾉ ,´: : : : : :＞´　　　ヽ : :∨/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/｀: :ﾊ　{乂ﾆﾉ_}　>: ｀ヽ´⌒ヽ⌒ヽ 　 }: : :∨/
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 イ: :ｨ { : ),二 ¨´_,へ{ : } : }､＿ , ｀ヽ }　/: : : }/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ -=≦: : :ｲ: :/从: {ヽ }:∨/イ_l : l : :ﾄ､ イ＿_}/_,/:_:_: /′ ＿＿
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 .:´:￣/ ｲ/{ｲ斧ﾐ､ヽ /,伝心}ｲ: :ｌ: :}ﾄ､: : : : : ￣￣￣ ¨: : : : : ｀ヽ　　　　分かってるよ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: イ^｛＜}〃V芍 　,　 弋汽 }'/ :|: :ﾄ､: ､￣/￣: /¨¨¨￣￣ ｀ヽ: :}
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／: :/　 　 ⅵ从{　¨　ｒ===-､ ¨, イ :∧:.{_ ＞､/ : : :/　　　　　 　　 }:/　　　　「無闇に力で解決しない」
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.: : : /　　　　Ⅵ:{: ゝ 　乂　　ｿ　^;ﾉｨ',三´ 　 -┴ ､ /　__ 　 　 　 　 /′
　　　　　　　　　　　　　　　　,: : : ｲ　 　　, イ⌒ヾ≧s。 ｀¨　ィ {/⌒　/^Y-‐- ヽ{､￣: : ｀ヽ　　　　　　　　　　「旦那様と他のお嫁さんと仲良く」
　　　　　　　　　　　 　 　 　 {: : /:l 　 ,ｲ/ _, 　⌒ヽ i }ﾉ≧=´ {//´⌒/　/{:::)ヽ⌒ヽ,}￣｀ヽ:}
　　　　　　　　　　　　　　　　: :/⌒ヽ.'ノイﾆイ⌒ヽ}, - ﾆﾆ-_人:{　／　/ |':ﾉ::::}:::::}}ﾉ 　　/}′　　　　　　　　　「困ったらおねえちゃんに相談」
　　　　　　　　　　　　　　　　,ｲ/r-＜::::::V'´ 　　 ,ム-ﾆﾆﾆﾆ_´　ｙ´　　ｲ /´:::::/:::/′ _∠ｲ
　　　　　　　　　　 　 ＿＿_/:ﾑハ､　｀ ¨¨¨　｀ヽ ﾆ三三三ﾆ-r'　 　 　 ｀ヽ ::/-‐'　　　/:/　　　　　　　　　　　だよね！
　　　　　　 　　＞.: : : : : : yイ八: :;;;≧t 　 　 　 } -ﾆ二二ﾆ-{ 　　　 ﾉ　 、 ｀ ＜ 　　 {/
　　　　　　＞.: : : :　＜￣∧:{′ ゝ､／､　､＿　 .Ⅵﾆﾆﾆﾆ-７ヽ_ ノ　 　 i　＼、　 　＜_
　　　　 .: : : :　＜　　 　 / ∧､　 ／　 ｲ -､ヽ　 　 ､-ﾆ二ﾆ′.{　　i 　 　 , 　 ヽ＞-=-く
　　　 /: : ／　 　 　 　 / /　＞¨　 ／ }　 /.ヽ　ヽ ﾉ　./ 　 __　､　 | 　 {　 ,､　 Ⅵ////ｲ
　　　,: : ｲ　　 　 　 　 / /（＿　 ＜　 /　/}　 }｀ヽ)　 〈＿〃´-=メ､ｌ、　ヽ　, ､　 Ⅵ///{
　　　{/ j}　　　　　　 / /　 　 　 　　/　/　!　 l　 }j_,≦三三三ﾆ==-'Y　 },　, `、　Ⅵ/ﾉ
　　　l　'′　　 　　 /: :{　　　　　　く__ノ　 ,}　A　 }ﾆ＝'¨´ヽ　ｌ　､ 　 .l　 .{.,　 , ヽー ％}
　　　　　　　　　　 , : : l　　　　　　　,イ三<_ ﾉl}､ ﾉ¨´ l 　 　ヽ{　 ヽ　 ,　 i乂_}　`ー＜＾
　 　 　 　 　 　 　 }: : : l　　　　　　,ｲ三三三ﾆ7´　 　 l　　 　 |　　 ＼乂.}　　∨/　 　＼
　　　　　　　　　　 Ⅵ: l 　 　 　 　 寸三/三／ ,　　　 l　　　 .|　 　 　 　 　 　 ∨/
　 　 　 　 　 　 　 　 }: |　　　　　　　 ｀/三/　 ,　i 　 　 　 　 /　　　　　＿　　　∨/
　 　 　 　 　 　 　 　 Ⅵ　　　　　　　　ヽ=/　 ,　 | __　　　　　　　＿, f´ }{ ｀テ≦/,
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　　　　　　　 ----､〈 〉ﾉ ＞: : : : ヽ: : :ヽ: : : : : く: : : : : :.
　　　　　　　/ /寸ﾆ{¨}⌒:l､: : : : : : :',: : :', : : : : : ',: : : : : :.､
　　　　　　 ,' /: : : l: :り : : ',＼'⌒: : : ',: : :',: : : _,,..-ｧ: : : : : :.
　　　　　　　,': : : : ｌ : : : : l: ',　＼l＼ : ',: : :',／　 /l: : : : : : : :.　　　　　　　　　よーし！結婚までまだ時間はあるし
　　　　　,'　.': : : : '⌒: : : : ',ﾘ ,ｨ欠斥ﾐ小: : l　)／/: : : : : : : : :＼
　　　　　{ｌ　|ｌ : : : | _从: : : :', {l 乂こﾊ: : : : lィ : / : : : : : : : : : : : ＼　　　　　　明日は別の群れまで話を聞きに行ってみよう！
　　　　　`　 |: : : l:不示ﾐ｀ ｰ　 　 "" |: : : : l : /: : : ',: : : : : : : : : : : :＼
　　　　　　 八: : :|八乂ｿ　　　　　　　| : : : 从l : : : : ',: : : : : : : : : : : : : ＼　　　お嫁さんだけじゃなくて他の種族の事も聞けるかも知れないからね！
　　　　　 ./: : :＼|　 !""　 ' 　　 ┐　 |: : : :|l:|.|: : : : : l: : : : : : : : : : : : ヽヽ＼
　　　　　/: : : : /　　丶　　 ﾏ 　ノ 　 'l: : : :l_l|-‐ ､: : :',V: : : : : : : : : : : : ヽ丶 ､
　　　　 / ｌ : : / ／＼ 　 ＞　 __　ｲ　,' : : ﾊ ,'､ 　 ヽ : ',∨: : : : : : : : : : : : ヽ ヽ､
　　　　'　,': : ／ ニニ〕iト＜´　_,,..┴'7: : /=ﾑ寸　　l: : l ∨ : : : : : : : : : : : : ',　l:|
　　　 ;　,':／　　　 ニ--､ヽ￣ 　 　 /: : /〃ﾆ寸 　 l: : | 　Ｖ: : : : : : : : : : : : :', l:|
　　　 {ｌ /　　　 ／ γ（ ￣ 　 ￣　/: : /ﾏニニl 　 ,': : :| 　 |V: : : : : : : : : : : :lV:l
　　　 ﾞ〈　　 r‐'　　 l　/＼ 　 　 ／/: /　}ニﾆ/　 /: : : | 　 |ｌ∨: : : : : : : : : : l:∨
　　　　 ｬ==寸　　 ,' /*　 ｀ｰ ´*//: /　/ニﾆ}　 ,': : : : '　　l}　V : : : : : : : : /:.ﾊ
　　 　 /ﾊ￣　､ 　,' ,′ ､ ＿*／/: / ∨`ー' l　 ' : : //　　人　V: : : : : : : /::/:.|
　　　.//∧ 　　ヽﾉ {　*　　* 　/／　 / 　 　 ｌ /: :／/　　/ ヽ`'～----／: :ハl
　　　'ﾆll=∧　　　） l　*　*　 ／　　　l　　 　 l/／ l/　　　　　｀`T─‐ : : : /　,l|
　 　,'ニlﾆl ∧　　　/　**　　 　 　 　 l　　 　 ﾊ　　 　 　 　 　 　 ﾚｨ: : /／　 ノ
　　,'ニ,'|ニ　丶 　/ γ⌒ヽ　 　 　 　 ',　　ノヾ　　　　　　 　 　 　 |／
　 ,'ﾆﾆ' |ﾆﾆ 　 ＼'　 ｬ　　ﾘ　　　　　　 7´　　 |',
　.'ﾆﾆ'　|ﾆニ　　/　 　｀　´　　　　　　/ ヽ　　 |
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　 Λ　　　　 ム　　　　　　 　 　 　 　 　 /　　　　　l
　 寸　　　　 |寸
 

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　　　　　　　　 　 　 　 　 　 i
　　　　　　　　　　　　　 　 .傘　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　 傘傘　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 r^t
　　　　　　　　　　 　 　 .傘∩傘　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /.:::ﾍ
　　　　　　　　　　　 　 傘傘傘傘　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 | : :::::|
　.　　　| 　 　 　 　 　 ［IIIIIIIIIIIIIII］_____________________________________________　 .r".: ::::`i
　.　　r'^ー --------..i..::::::::::::;;;;i|;;;;::::;:::;::;:::;::::;::::;:::::;:::;:::;::::;::::;::::;::::;::::;::::;:::;ヽ |.:_;_;;;_;;|_____________.
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. /Y´- ｀:|　　| " 　 ｀{　 ;
/ 人ヽ:l　|　　|:::::＿_　〉　;　　　　　　 　やっぱり皆があくせく働いてる中
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≧ｓ/　　 |　　|　ヽ /＿', 　 :.　　　　　　漫画見ながらだらだら飲む血液パックは…最高やな！
三三≧o_|　　|＞‐'三三: 　　、
三三三三三≧=-ﾆﾆ／ `、　`、
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三三三ﾆ≧∧ 　Ⅵ三三三:i、　`、
三三三三三∧　 Ⅵ三三三ﾑ 　 `、
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　　　　　　　,.-－￢,-‐￢‐-､
　　　　　 ／ 　´ 　 　 　　　　 ヽ
　　　　 /　／　　´⌒,⌒　､ ヽ　 ﾞ,
　　　 ./　/　//l l　||. |､ !　i　ヽ ,　ﾞ!
　　　 l　 |!　i/ /.| l.l| | ! !　iヽ ヽ .! .i
　 　 .i|　 |!　!/.l l i !| | | | .| |〉ヽ l ..:|.!
　　　i | | || .|'‐!‐ﾘ- ﾘ ! ,-l‐i|‐! .!::::!:::|　　　　 む、なんだぽぷら
　　　l | | ||　!t.tｰｧ 　　 ｫｰｧ-! |::::||:::|
　　　!.| | |.| .|',｀''" 　 , 　 "'''´| |'|| ､ ヽ　　　　飯の時間はまだだぞ
　　 ,| | | |ﾉ| |ヾ､　　＿ 　 ／'! |　| !　!
　　/ ﾉ // i! |!. ｀,; ､ _ ,.ィ, ,|| |. !||ヽヽ.ヾ
　,/　/ i l　.| || / ＼　 ／ﾞiヽ|　ﾊ　|　!. ヾ
　/ ///　 |.| l／!　　>く　 | 〈　 ! |/ |ヾ　ヾ
/ .〈〈,/,./-,|　|.　!／L.｣＼l ,' |　i｀ヽ､ヽヽ〉 ヾ
　/　 r'´ ! |　.| 　!　 |::|　 !　〈　〈!　 ヽ 〉ﾊ ヾ
 

　　　　　　　　　　　　　　　 　 ヽ∨::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 / }ﾉ:::::::::::::::::::::::::::::::::∧
　　　　　　　　　　　　　　 ,,　┴公‐‐　､::::::::::::::::::::::::∧
　　　　　　　　　　　　〆''　￣￣:::::丶:::::丶:::::::::::::::::::::::',
　　　　　　　　　　 ／::::::::::::::::::::::::::::＼＼::::ヽ:::::::::::::::::::ﾊ
　　 　 　 　 　 　 / ..:::::://::::::::::::::::::::::::ヽ:',::::::',::::::::::::::::::::ｉ
　　　　　　　　　/::::/:::/::{::::::::|＼ヽ:::ヽ:::::＼::::|:::::::::::::::|::::|　　　　もうエヴァお嬢様！
　　　　　　 　 ノｆ:::::ｉ/ ﾄ､∨::::ｉ､__メ､ﾄ､)::::::|:::::i:::::::::::::: |i:::|
　　　　　　　　　l∧{　 /ぅ､:::::|　 ぅﾐヽ　)ﾊｊ::::ﾉ::::::::::::::,' i::|　　　　口を開けば食事の時間を聞く癖は直してください！
　　　　　　　　　　ｊハヽＶﾘ ヽ{　 Ｖﾘﾉ　〃ｨヽ::::::::::::::/　|:|
　　　　　　　　〃⌒（ｊ "　　'　　　　" ∥ _,ノ:::/::::::::,′ |:|　　　　そうやって食っちゃ寝のことばっかりしか考えてないと
　　　　　　　 ∥　　　'､　　　ィ　　　　||´::::::::/:::::::::,' 　 ｊ:ｊ
　　　　　　　 {!　　　　 ＞ ､　　 ,.　＜{!＞-ｒ､::::::::::| 　 ∥　　　　立派なレディになれませんよ！
　　　　　　　 ヽ　　　 γ´ /｀Ｔ　　　 ∧ﾉ/ /　 ７ヽ　 /
　　　　　　　　　　　　ｆ!　∥　{､　　 /ノ ,'　,'　 /　　}ノ
　　　　　　　　　　 　 {　/ ＼弋__／⌒ i　 |　/　 　 |
　　　　　　　　　　 　 |∨ / {三只三}　|　 i　!　　　 |＼＿)
 

　　 　 ,.'´,ｨ 　 ,ｲ ,'　 ,' i|　| 　|! |i　 ﾄi　　　iヽ　 ヽ　　ヽ
　　　/　ｲ/　 ,'/.,'　,ｲ i|!　|!　 i! ｌ'､　i! 　　　ｌ !　　!　i　　i
　 　,' // !　 ,' ! i　/ i !　　!　　i ｌ　,　ヽ　 i!　||!　　ｌ　ｌ　　!
　　,'/ ,i !　 /.,i ,'　! .i ｌ　!∥ 　 | ｌ u'､　ﾄ!､ ｌ! ｌi i　　!　i　　ｌ
.　 :,'　i ,!　,' /! i　i　| ｌ　i! i 　　|! i!　 ヾi!ﾍ ､i. i| !.　 i!　ｌ　 ｌ
　 ﾘ 　!ｌ　,'!,' '| ! ,.へ! !_　i|!ヽ 　ﾄ, i　,.ィ弋,ヽヽ| ｌ!　 |!　ｌ 　!　　　　　うっせー！ばーかばーか！
　 ,'　 !|_,」!,',' ﾄ! ｌ ,.-7‐ﾐ､､!　ヽ,ﾑﾝ'´,.-ｭ､_　 ヾ! i!　 !i　i　 |
　 　 　i　!ﾘ|!∥i 」__{! 0 }　　　　　'´｛ 0 |!_`ｧ' i! |i　 | i　| 　!　　　　 それは×００年売れ残った私に対する皮肉か！
　　　 ,' ,'　,|!∥ｌ ｰ '｀ ´ 　 r 　 　 　 ｀'‐f､_,)　!| !|!　| .!　!.　|!
.　　　ｌ ,' 　i! ｌ|ヽ!　　　┌‐ｧ-‐＝丶ﾍ,　　 　/!| ｌ|!　ｌ　!　i 　iｌ　　　　お前アレだぞ！パパに言いつけてやるぞ！
￣￣,' i!　∥i!|　ト. 　　 ! /　　　　 　 i}　　,ｲ |.| ||!　!　!　| 　 !
　 　 ! ｌｌ　 |! ||!.｀`丶丶 ｀､　　　　　　' ,ｨi´ | ,| ! ||!. ｌ　ｌ 　! 　|!
.　　 ｌ |!　 ∥||!　　　冫,!iュ､ __,..　　' 1._!|　| :| |! ｌ|! !　i. 　! 　i|
　　 ｌ i|!　　|ｌ |ｌ　　／ｲ　　! 　　 　 　,!／' ´ ｀ 丶|!_|　 ! 　|　∥
　　 ! |i!　　ｌ| ｌ|　/ /　　　　　　　　　〃　　　 　　 　｀`　 ､! 　|!
 

　　　　 　 　 　 　 　 　　 . . . . . .
　　　　　　 　 　 　,. : ´: : : : : : : : : ｀.: .、
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.　　　 　 ｉ : : : : : : : .:.:.:/:.:.:. ′:.ﾉ:.:.:.:.:j:.:.:/ｌ_:/　!:.:.:.:.:.:ｌi:.!:.:.| .:.:.:.i⌒ヽ
.　　　 　 | : : : : : : : : :,′:. :i:.／:.:.:.:.:.:.l :/´j/｀ヽ:.:.:.:.:.:八Ll:.!: :.:.:.:.
.　　　　　| : : : : : : : : : : : ∠:.ｨ: : :.:.:./j/≫=ミ 八 : :.ﾑ=ﾐ り :.:ｌ:.ｌ:!
　　 　 　 | : : : : : : : : : .:.:.:八:,ゞﾐ::ﾊi_〃ん刈　　 ヽjんﾊ Ｖ_∨:.ｌ{　　　　その旦那様よりエヴァお嬢様が何かしでかした場合
　　　 　 ！: : : : : : : : : :./:.:.:ｉ{ い:.:ヽ ゞ Ｖ:ツ　　　　Vツ ﾉ　从八
. 　 　 　 ！: : : : : : : : : : : : 八 ハ:.:.ｉ　　　　　　　′　　　 / ﾊヽ　　　　毅然とした対応をするよう仰せつかっております！
　　 　 　 ！: : : : : : : : : : :/:.:.:. ｰﾍ:.:ｉ　 　 　 　 　 　 　 　 iノ　}:.i
.　 　　　　！: : : : : : : : : :.:.:. .:i:i:i/ |:.ﾄ､　 　 　 　 _　　 　 人　 ! l
. 　 　 　 　 } : : : : : : : :. :.:.:. .:i:i;'　 |:.| : : . . 　 ´　 　　　　　 　 |:.!
.　　 　 　 ノ.: : : : : : : : : : .:.:.:ｉ/　 rl: !――‐≧=r≦___,　 　 　 l:.l
　　..-‐:.´: : ｲ: : : : : : : : : : :.:{　　 }j/　　 　 　 l {　　 /　　　　 j/
　　 -‐　´　ﾉ: : : : : : : : : : :.＞＜⌒＼ 　　ｰ-ヽヽ_,/‐=ミ 　　´
　　　　　 ,:': : : : : : : : : :./´￣＼　＼　＼　{三三{k}二ﾆ!､｀　、
　　　 　 , : : : : : : : : : :.,′　　　 ＼　＼　＼　 /i/ }i} l　 l! l　ﾊ
.　 　 　 : : : : : : : : : .:.:.{　/ 　 　 　 ヽ　ﾊ 　 ∨i/ヽ}i}ﾉ　 l! l/　l
.　 　 　 i : : : : : : : : : : ∨　　　 　 　 }　｜　〈i/ ―}i}ー‐'　!　｜
.　 　 　 l : : : : : : : : : : :.|　　　　　 　 ｌ　｜　 　 　 ,}i} 　 　 }　｜
 

　 　 　 / //　/ /∥　∥∥ :|　∨　 ｌ　 |　∨　 ∧　∨ 　 　∨
. 　 　 / //　/ /　|　　| ∥　:|　 ∨　|　 |　 ∨　 ∧　∨ 　 　∨
　　　/ / :　/∥ 　!　　| ﾊ 　:|　　∨ l|　:l　　∨　 ∧　∨　　　∨
　　　　|　|　l l| | | | 　 :| | ',　:|　　 ∨lﾄ　l　u　Ⅵ.　∧　∨　 　 Ⅳ
　　　| .;　|　l l| | | ',　　| |　'　|　 　 ∨|ﾊ.ｌ　　　Ⅵ 　∧　∨　　 ||∨
　　 └　 | 」| |」V　',＿|」～l 」～､ﾉ ∨Ⅵ　　 　Ⅵ　 ∧__ Ｖ　　||　　　　　ちくしょー！
　　　　　　 | |　|　　　 竓芋ミzx、　　ヽ_〉　V⌒'ー＼__.」＿V＿||
　　　　　　 | |　|　　　 |i　{ノ:: ::| ヾ　　　　　　 =テ示 ¨¨l ⌒≧ｘ||　　　　　ついに私はメイドにまでバカにされるのか！
. 　 r‐　　　| |　|　　　 |ﾊ.乂::_:」,, 　 　 　 　 　 　 {ノ:: :: :}　　 〃||
　　ι　　　| |　|　　　 l:∧／／／　　　　　 　 　 乂:＿ﾉ,, 　　　||　　　　　パパのばかー！
　　　　　　 | |　|　　　 |　∧／／　　、　　 　 ／／／／／／　:||
　　　　　　 | |　|　　　 | /..∧　　　　　　　　　　／／／／ U 　 ||
　　　　　　 | |　|　　　 |　　l　＼　　 {⌒　ー―v 、　 　 　 　 　 ||／
　　　　　　 | |　|　　　 |　　|　　|l＞.._ヽ　 　 　 __ﾉ 　 　 　 　　ィ||
　　　　　　 | |　|　　　 |￣{三三三≧=≧s｡.　 　 　 　 　 イ　 　||
 

　　　　　　　_,,.. ．.. ,, _　　　,.．．.,_
　　　　, r:''": : : : : : : : ｀: >'／´　｀ヽ
　　 ／:　:　: : : : : : : : : : ,',': :ヽ
　 ./:　: :　: : : : : : : : : : : |l: : : : '.,
　/: : : : : : : : : : : : : : : :,:r゛ヽ..　-`-. ．.,,_
. ,': : : : : : : : : : :,:r::'::":7‐'": _:,:.-: : : : : ‐:-:｀:-.､
. l: : : : : : : : :／:: : ／: :,:r:'": : : : : : : : : :ヽ、: : :.＼
. l: ; ; ; ; ; ; /;: : : /: :／: : : : : : : : : : : : : `､: : : : :　:.ヽ
　!: : : : : : /: : : ,': /: : ,,: : : : : ,:1: : : : : : : .i`､: : : : : : :`､
　',: : : : : ,': : : :.l,r': : /,': : :.i: : :.l: : : : : : : : :ﾄ`､: :i: : : : ',: ＼
　.',: : : : : : : :／:,:ｨ: : :l: : :.,l: : ,.'l: :∧: : : ;,; ;.l`ﾄ,: ﾄ,: : : : ',: ﾄ-ゝ
　 ',: : : : : :∠‐i´:.i: : :l: : /l: /-‐l:,' .',: : :.,'`,:.l.⊥,:.l.l: : : : :i: :',
　　',: : : : : : : : i: :i: :.λ/.´ﾚ 　 V　 ',: :,'　 v.　i. ',i｀i: i: : :.iヾi
　　 ',: : : : : : : : ',: ',: l '　　　　 ｰ　　∨　　-'　　　 ',i : : : l
　 　 ',: : : : : : : :.,'．､:l.　`ｰｪ=＝　　　　　　＝=ｪ‐' 〉: ;'`､i　　　　　私はお嬢様をバカにしている訳ではございませんよ
　　　.',: : ; ; ; ; ; ;l'ヽ/l　　ヽヽヽ.　　　　　　 　 ｀'　 ,'ヾヽ
　　　 .i: : : : : : : :'､.l.l`,.　　　　　 　 　 '　　 　 ヽヽ,'　ﾉヽヽ　　　　　お嬢様がこの家の令嬢として相応しい方になれるように…
　　 　 l: : : : :: : :::: :l:k_',　　　　 ,．-　．.,_　　　 　 ﾚ'　　 .',:',
　　　　l: : : : : : :::: :.l:l: : ゝ、　　ヽ.,＿_,.y　　　　ノ　　　　 ',:',
　　 　 l: : : :ﾊ: : : : :.i:i: : : :_｣''　 .,_　　　 _,.．　''"　 　 　 　 i:.i
　　　 .i: : :.,'　i: : : : :.i:i ::::`､''‐- .､｀ ''T "'' ‐_,　　　　　　　 l:!
　 　 ./: :./　 .l: :,.-､‐,:h､ヽY!ヽ､ `､　ﾄ.､　/人'' ‐ ､, 'γ)　l;'
　　 /.:／　　 l;'　　‘，ヾ.',. l.l .l .ir､`､　 .)'/`､ iヽ ﾚ' /./.) '
　／ｲ　　 　 ,'i 　 　 ‘， . i.l.| .l　| ',　.><',_　 .,' .l〉 ./././.}
´´　　　 　 ./i.i　　 　 ‘,i　l.'､　　　i'三癶三ﾐi.　!　､ '././
　　　　　　/;' .i　　　　 .',! l　`､　　ヾlﾐl　.ﾄヽl　　　　 .,'　',
　　　 　 ./:.;'　.i　　　　　i.j.　　`､.　　ヾ`J　',':,_,　　 .λ　 ',
　 　 　 /: :,' 　 i　　　　　l　 　 ./｀　　.ﾉｰ--''､':,.　ノ.`､i　 ‘，
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　　 　 　 　 　 / /　/　|　 　 |.ｌ　|!ｌ　 !　ｌ　ｌ ｌ ｌ　 ヽ 　＼ヽヽ､　　ヽヽ　　ヽヽ　　　　　　　　　あー！ぽぷらの説教はいい！
　　　　 　 　 / /　/ 　 |　 　 | ｌ　| !ｌ .|　 ｌ .|　!ｌヽ　ヽ 　 ＼ヽン､　 ヽｌ　　　ヽヽ　ヽ
　　　 　 　 /　/　/　　,|　　　|　ｌ | .ｌ! |　　ｌ ｌ　ヽ ヽ.丶 ,,.-'"㌧__ `ｰ‐ﾍ　　　 ヽヽ 　ヽ　　　　それで何用で私の部屋まで来た！？
　　　　 　/　/　/　　/ |　　　|￣!|｀`」ト- ､!」　 ヽv-‐'´,:iﾆテ::::!｀`ﾝ　,ﾍ　　 　ヽヽ　 ヽ
　　　　 /　/　/　　 / /|　　　|　_j!-'t_テ:::i､　　　 　 　´ !､::::::::j,　　 ,D　ｌ　　 　 ヽヽ　ヽ
　　　／　/　/　　 / / .|　　　|ﾄ `　 ヽ::::::_ﾉ　　　　　　 　　￣　　 　ｌノ　 ｌ　　　　ヽヽ
　 ／　／　/　　 / /　 .|　　　|トヽ　｀`"´　　　 ､　　　　 """"""　j_,.ｲ.∧ｌ　　 　　 !ヽ
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　　/　　/　叉／─-!､　|　　　 ||　丶､　　　　 !`￣　´　i 　 　 ／ｌ 　.ｌ　 　 ! ｌ　　　　 ｌヽ
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　　　　 　　 　/: : : : /:/: :/i: : :ﾊ: : :ﾊ: : :.:.l: : : ﾊ: : l: : : '.:.:.l
　 　 　 　 　 /: ／: /ｲl:｀ﾒ l: 〃 l:.:/　ヽ:｀ﾒ､: ﾉ: :＼!: : : :';:.:l　　　　　 ああ、そうでした！
　　　　　　　l／/: 〈　　　　l/　　l/ 　 　V l:./: : : :/./.:.:.:.:.V{
　　　　　　 　 ノノ ﾊ　　＞　　　　 ＜　　 lﾊ: /ヽ. /: :::::: : ':.ヽ. _　　　お嬢様、旦那様がお呼びです！
　　　 　 　 　　 　,.U .,,,,,　　　　　　　 ,,,,,,,. /:/ｲ }::::::::::::: : :.l￣
　　　　　　　　　// {　　　　　　　 　 　 　/:/_ ノ.:::::::::::::: :: :|　　　　　 何でもとても重要な用件があるのだとか…
　　　　　 　 　 //　 丶､　　　 ^　　　　 ,.l:/.:.::::::::::::::::: : : :. |
　 　 　 　 　 　l/　　　　 ＞＝､-- r ＜ 7i: ::ﾊ::::::::::::::: : : :.:|
　　　　　　　　 {　　　, ｲ / ﾑ　 Vノ､__ /　｀T｀ヽ.:.:.:::::::: : :.:l
　　　　　　　　　 　 /　　{.:.:.:::::::::::::.:.:.:.:.:)　　l　　 V.:.:.:.: : : l
　　　　　　　 　 　 /,　　ﾉ　lノ:/Uﾄ､ヽ/ 　 　l/　　i.:.:.:.:.: :./
　　　　　　　　　 ／　／　/.::/　__ヽノ 　 　 /　　 ｝.:::::.:.:/
 

.　　　　/ｰ-=ﾆ/　:〃 ／　　/ / ﾊ ヽ＼
..　　　/　＼ｰ:'　　i' /　 ,　 '／j ,| l　:i　 :.
.　　　 　 　 __| 　 i|/x＜ ／　//'| |　i|　 ｉl
　　　　　　/,rl 　 i仡芯くヽ /〃 } }　i|　 ｉ|
.　　　　　人 ﾞ| 　 i|ゞ-'　　　 ,ﾆ７/　:ハ :i|
.　　 　 〃 /｀| 　 i|　　 　 　 ﾋﾂ,ｲiT| j_}ﾊj　　　　何？
..　　　/　/t　| 　 i|　t‐-　､ '　,仆 iｌ|´
　　　　 /ｰ辷| 　 i|､　｀　＂イ iｌi|　 |　　　　　　　パパから私に重要な用件だと？
.　　　 /{::{:／￣ ｀ヽ｀::＜ ／|　ｌi|　 |
　　　　{::/　 　 　 　 Ｖ''^´　 |　ｌi|　 |
.　　　 {::{　　　　　 　 '. 　 　 |　ｌi|　 |
　　　　八　 '.　　　 　 '.　　　Ｖiｌi|　 |
　　 　 :{::{＼_'.　　　 　 '. 　 　 Ｖ{　 {
..　　　::{::{::{::{:{:.　　　　　ヽ　 　 ｀ｰ‐｀
 

　　　　　　　　　　　　　　 ＼
　 ／　　　　　　　 　 　 　 　 ＼
／　 　 　 　 ／ 　 ／　 .　　　　＼
　　　　　 ／　　／ ／／/ 　 /　　 ',
　 ／　 〃　　〃　 ／ ./　　/　 |　　',
／　／∥ 　 ∥ ./// /　　/| 　 | 　　:
　／　∥ 　 ∥ /// /　／/:| 　 | 　　|
⌒ヽ ∥　　∥/〈/ /／ //　l 　 |　　 |
⌒i }∥ 　 《iﾄｘ、 〈/＼//　八.　|l　　l|
(（　∥　　 iV ｨ心､　 /∧ /l 　 ∥　∥
.　 ∥　　∥ ', う.:iﾊ. ﾚ′/∥　∥　∥
.　∥　　∥　 ヽ_ｿ ﾘ 　 /|/　　/　〃
__∥　　∥　　　　　　 /| |__彡　彳　　　　はっはーん！
ニ≧o｡j{_　　　　　 ..:::{ | | |
ニニ二ア　ﾄ、　 　 　 〉　 |　　　　　　　　 さては前々からパパに頼んでいた
ニ二ア　　 ＼:、 　／ l　: |
丁￣j{　　　　　 ／　　l　| |　　　　　　　 　私専用の漫画図書館の建設が決まったな！
」　　jト　 　 　 '　　 　 l　| |
＼　j{.　　¨´　 　 　 　 、　ﾞ、
ﾆ∧jl　fハ　　　　　　　ﾞ、　ﾞ､ , -／l
ﾆ=∧　}j　’　　　　　 　 ﾞ、 ／ 〈;;;:/
ニﾆ=}. |　 .!　　　　　　　／　　 ／､
ニニ/ :′ }　　　 ＿ ／　　 ／　　 ＼
ニ=/　′ .{　　 / ／　　 ／　＼　＼　＼
ニ/ /　　　ヽ _／　　 ／|　　　　＼　＼
=/ .:　　 　 　 　 　 　 　 ﾄ 　　　　　＼
/　{　　　　　　　　　　　　 ',
{　 l　　　　　　 　 　 　 　 ﾉ
=ヽ{　　　　　　　　　　 ／
 

　　　　　　　　　　 , ..-─‐ -.､
　　　　　　　　　／. :. :.:.: .: .:. :.＼ 　　 _＿
　　 　 　 　 　 /. .: .: .: .:. :. :. :., . .＞'´. :. :.: ｀丶､
　　　　　　　 /　. :.: .: .:/ ., .:'´. :.,.. : .: .:. :. :.: .: .::.:＼
　　　　　 　 ,'. :: :: ::.:.:.:l.:./. :: .:./:./ . :: .: :. :｀ヽ. : :. :.:＼
　　　　 　 　i: :: : :: : :: l/. :: :.:/: /: : : :.ﾄ､. : .:..:ﾄ､. .:}.:.:.:.:ヽ
　　　　 　 　l. :: : : : : ::l: : : :/: /l: /ム:|　':.:.:.:.:jムV.:.:.:.:.:.:.',
　　　　 　　/. ::/: : .: : l: : イ:.{.:.Ⅳ'´ ＞ﾃl∧:/ ,rﾃくヽ.:.:ﾄ､}
　　　　　 /.: .:/. : :: : : l: : : : l:l: |　 ,ｲﾄrcj 　 　 ﾄrｨｉ∨V
　ﾄ､ ＿.ノ:: ::/: :: : :..:.:.:l: : : ::从:{ｰ〈　ﾋｿﾉ 　 　 ゝ‐' l ﾄ､　　　　　いやあ、絶対違うと思いますよ
　 ｀ ー-　イ. : : : : : ::∧ミV⌒ヽ　 ｀ '''''　　　′　ﾞﾞ''り　ヽ
　 　 　 　 /. :: . :: . ::.:i.:.:.:.:.ヽ い ＼ 　　 　 　 ..　　 ﾉ　 　 ',
　　　　　/. :: .:. :: .: :.:.l.:.::.:.::.::.:ｰ'‐ r ヽ　　 　´　 ／　　　　 i
　 　 　 /. :: .:: . :: . :: .l.:::::::::.:.:.::: r┤　l:「 ＞＝く　　 　 　　 |
　　　 /. :: . :: . ::/. : : l.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾉ´￣ l:|‐ ､ レ'7　　　　 　 ﾉ
　 　 ,′. :: .: : /. :: .:: l.: .:., -:＜　　　 ﾘ　　V /＞ ､
　 　 i. :: .: :.: :/. :: .::.:.:l.:.:/ ⌒ヽ ＼　ノ　 ,ｨ介く　｀ヽ＼
　 　 |. :: .: :.:/. :: .:: .:: l:/　 　 　 ＼＼　く / |｀ヽ＼ i　∧
　 　 |: : : :./. :: .:: .:: ..:l′　 　 　　 '.　＼＿」L__ヽ:| V　 i
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　　　　　　　　　　　,. -─ｰ- 、__
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　　　　　 　 ／　　　 ／　　／　 ､　　＼
　　　　　 ／ /　 . ´,’　 ´ / /　　i 丶　 `､
　　　　／　/ ／　/ 　 / / /　i　 | i|　ヽ 　:.
　　_／　　／ 　 /　　/ / /　/|　ﾊ｜|i　}　 }　　 　　いや、そうだ！そうに違いない！
.￣　　 　 　 　 /　　/ /l/l__/ ///Ｌｉ」L ｣　ﾉ
　　　／　 ／ /　　/_/ﾃEtミV-´ ｨｻﾁィﾊく　　　　 　こうしてはおれん！
　 ／　 ／　./　／ｉ､_　 `'ｰ´ 　　└ｋヽ(`| ｝　ﾍ
／　 ／ 　 / イ- ＜/〉､　　┌ｰ,' r'､｀.ｙ´） ly' ﾉ　　　直ぐにパパのところに向かわなければ！
　 ／　 　 ／/　　　 丶、＞└,. ィゝУ）/ / ハ
／　 　 ／　｛　_　　 　　　￣｀ -=ﾆ/ /´ ¨　Ｌ⊥、
　 　 ／　／Λ ´｀ ｧ 、　 　 　 　 （ ´　　 　 ,.-ｰ┘
　 ／　／　/ ∧　 ﾉ:::::::＞ｰ──-ﾍ､ ＿_／
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　 　 　 　 　 　 　 　 | : : : :ｉ Ｖ/〈 -ﾍ 弋:::_ソ　　　　　弋::::_ソ ﾉ-′Ⅳ　　 　　(うーん、あの旦那様の顔はただ事ではないと思うだけど
　　　　 　 　 　 　 　 | : : : :ｉ/八　 　 　 ー 　 　 　 　 　 ー　 　 ':イﾊ:ヽ
　　　　　 　 　 　 　 │ : : :ｊ' !::::::ｰﾍ　/////　 　 ' 　 　 //// ∧.:|　ｉ:│　　　　お嬢様、大丈夫かなあ)
　　　　　　　　 　 　 /: : : : | レ-‐::人　 　 　 　 , -､　　 　 　 人⌒ヽ|: |
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　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 {　　ーｔｭヽ!/ｨﾁﾉ　　　}　　　　　　　　「やるオークのハーレム物語」
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　　　　　　／三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三＼::〕　　　　　　　　　　　　　　　　　(気が向いたら)つづく