☆凛男友達シリーズ　どろっとした男友達もの 第３話

――どろっとした男友達もの
 

　　　　　　　　 ,.-＝,.=-―-―‐-- ､
　　　　　　　 〃 ／ 　/ヽ　　 　　　　ヽ.
　　　　　 　 /' / 　 　{　　　　　　　､　　i
　　　　　　　　j　　　,ﾊ　|　|　ﾄ､　|　|　　!
　　　　　　　　i　{　j⌒ヽﾄ､|ﾍ|｀ヽ.|　|　　|
　.) ) ).　　　　ヽﾊ从○　　 　○ ｜ |　　|　　　ふつーにやればいけた？
.__＿＿. 　 　　　|　l＠ r―-┐ ＠　|　　|
|＝＝=|'´)/⌒ヽ.|　ﾄ 　| 　　 | 　, |　|/⌒i　　　それができるなら私はこんな役回りしてませんよ・・・
ゝ､＿ノ´　＼r'＾｀ヽi_,ゝL_＿_|.イ､|　|'ｰ::〈
　　　　　　　└ ､::::::::::｀YOｲン::::::|　|:::／!
　　　　　　　　 　｀K:: < ,仆､>::::::::|　|;ﾉ　j
 

※原作で傍若無人、プライベートはダメ、露悪的、お茶にレベルがカンスト近いキャラがほぼ初期にまで下がる薬を仕込んで飲ませた
 

趣味は競馬でお仕事は「理不尽かつ絶望的な状況に拒否権なくプレイヤーをぶち込む」係
 

さて、缶詰など密閉したものしか食べれなくなっていたが、アリスとまどかによる
 

缶詰料理指導で回復のきっかけをつかんだやる夫であったが・・・
 

――その症状は徐々に緩和されていき・・・
 

　　　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　　　／　　　u　＼
　　　　 　／　　＼　 　 ／＼　　　　た、食べれましたお・・・れ、冷凍食品と
　　　　／ 　し （＞） 　（＜） ＼
　　 　 |　∪　 　 （__人__）　 J |　　　レトルト・・・！目の前で自分でなんとかするなら・・・
　　　　＼　　u　　 ｀⌒´　 　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（じ、事前に穴があいてないかめちゃくちゃ確認したけど・・・）
 

　　　　　　　　　　/∧ .　　 -　──　-　　 .　　 /7!
.　　　　　 r.r＝＝xj／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ X.//＝＝ .ｧｧ
.　　　　　 | |　.__／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼´⌒:.//
　　　　　, | |´::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::/∧
　　　 ／:::| |::/:::::::::::::: l:::::::!::小 :::::::: l::i:::ヽ:::::::::::::::::::::::::::∨:∧
　　. ':::::::: 从!:::::::::::ｌ::::::l:::::ﾘﾙ1:ﾄ、::::::|::l::::::l:::::::i::::::::::::::i::::::i´::⌒ヽ　　　おめでとうやる夫君・・・
.　/::::::::::::::::::l:: |:::::::|:::::ﾘ::/／ |:l::l:ｌ::::::|::l:＼! ::: l::::::::i:::::l::::::i:::::::::::ハ
　ｌ:::::::::::/:::/:l:: |:::::::|:::/ﾙ≦　从从:::::|::l::≧ヽ:::! :::: l:::::| ::::|:::::i:::::::: i
　|:::::::::/::/:i::l:: |:::::::|〃ｉ´弁k　　 人jﾙ 「弁ヾヽ!:::::ﾘ::: !:: ::!:: ｌ|:::::::::|
　|::::::/:::/从ﾊ人 :: {{　| )ｌ!::ｌ|　 　 　 　 | )i!::ｌ| }}ル':!:ﾘ从ﾘ:: :ｌ|:::::::::|　　　。
　|:::/:::/:::::::::::|　|:::::|　人仆ﾘ　　　　　.人仆ﾘ　 |:::::|ﾙ'::ﾚ:::::::ｌ|::i::::::l
. 从ﾙ':::::::: i::人 |:::::|/////　　　　.　 /´￣＼　ﾘ:::ﾘ::::::ﾊ:::::: ﾘハﾙ'　　　　　　　　O
　　从l::::: ∧:: 从::::|、　　 　 　 　 　 し⌒＼ ∨ /:::::/ ∧ﾙ'　　　　　　 Ｏ
　 　 人ﾙ'　∨ 人ハ＞　 .　 　「　 ﾌ〈 厂｀　　∨）:イ （
　　　　　　　　　　)ﾉ ﾉルハ＞　 __ 　「￣ ｀　　} 　 　　 ）
　　　　　　O　　　　　　　r＜j＿＿＿し ７　　/
.　　　 　 　 　 。 _　　　 人 ー -- --‐ ./ 　 /　 ＿
　　　　　　　／　　＞＜＞ ⌒ Y⌒Y⌒{　　{Y´　　 ｀ヽ
　　 　 　 　 ｌ　　　　　く::::::::::::::∧:::∧:::∧ ／＼　　　　i
　　 　 　 　 |　　　　　　}::::::::::':::::∨:::∨／ 　 　 ＼　　.ﾄ、
 

――そう、それは本当に徐々にであり・・・その歩みをクラスメイトたちは支え・・・
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,　--　 ､
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,,ｘ''"´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ_
　　　　　　　　　　　　　　　　　／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　 　 ./.:./.:.:/.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 /.:./.:.:.:l.:.:ｨ.:.:./l:.:.:.:.:.:.:ﾉ.:.:.:.:.ﾞ;.ヾﾞi.:l
　　　　　　　　　　 　 　 　 /.:/.:.:.:.:.|.:_|_|.:| ||.:.:.:.:.:./l.:.| .:.:|.:ﾞ､ﾉ>‐--､　　　　　 __
　　　　 　 　 　 　 　 　 ／.:.:l.:.:.:.|ﾘ「_ﾘ_|_:l　l:::.:.:/._l:/|.:..:|_.:ｆ::::|｀ヽ:::::｀`ー‐‐'"ノ
　 　 　 　 　 　 　 　 ／.:.:.: .:|.:.:.:.||"|っVﾞヾ ﾍ::/__,ﾘ｀|.:|/:.:.|::::|ﾍ　ﾞー――''"　　やる夫さん、ホームベーカリーの新品が
　　　　 　 　 　 　 ／.:,,.:".:.:.:|.:.:.:.ﾄﾞ､ー''　　　ﾞ'　ち｀>iﾉ:;‐､|_;;|:::ﾍ
　　 　 　 　 　 ｘ_"-,''".:/.:.:.:.:|.:.:.:.|　　　　 ,　　　ヽ:ノ/´ﾉ/.:.:.:ゝ､::｀`ー-､　　　　うちに余ってたんで持ってきました
　　　　 　 　 /　 ／.:;x'i.:.:.:.:.:ﾍ.:.:.ﾍヽ　　r‐ ､　　　 ｘ=‐''":.i:.:.:.:.:.:｀`¨ヽ_x'
　 　 　 　 　 　 /.:／　|.:./l.:.:.:ヽ.:.:ﾍ::l>　｀‐'　　ｘ'::"/.::.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:ヽ､　　　素材を選んで、自室で一人でこれを使えば
　　　　　　　　 |.:/　　 |:.| ﾞ､:.:.:.:ヽ:.ﾍ7‐ﾞ_‐=''＜;:.:.ノ:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.l.:.:.）＼:.:.ヾ､__
　 　 　 　 　 　 ﾘ　 　 ｘﾘ‐-=-‐''"ヽﾞ､/|::|￣　ﾄ､_,,ｘ''"´￣｀ヽ.:.:.:ノ|.:/　　ヽ.:.:ヾ　普通のパンもいけるかもしれませんし・・・
　　　　　　 　 　 　 ／　l r"/x-‐'''「::」｀`‐-､　 /:/　　ﾉ　　　|彡ノ"　　　　ヽ:.:.）
　　　　　　 　 　 . /　　 ｿ<´_,＞'"ﾞ￣ヾ''x::::::｀ヽ/ |　/　　 　.|　　　　　　　　 ﾞｿ
　　　　　　　　 　 l　　　/ｘﾞ´／ヽ::／⌒ヽ::｀ヽ／ /ノ　 　 　 .|　　　　　　　　ノ
　　　　　　　　 　 |　　.//::/ﾉ´｀ヾ､////ﾉ::ﾍヽ､/|　　　 　 　 |
　　　 　 　 　 　 /　 ./:＿f"ﾞ;　 　 ヽ／ ﾍ:::ﾊ: : /　　　　: : 　|
　　　　　　　　　|　　／　r´　　r'===‐､: : l:::::l: :|　　　　　:　ノ
　　　　　　　　　|　./　　　ヽ､　||　　　ﾉ: : |:::::|: |　　　　　 /
　　　　　　　 　 |　|｀`=､　　|＼||　　〈: : : ヽ/:/　　　　　/
　　　　　　　　　|　|　　||／ゝ＼ X"　ヽ: : : :./　　　　　/
 

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　　　　　　　 ／　　　　　＼
　　　　　　／　 _ノ　 ヽ､_　 ＼　　　　ありがとうございますお・・・
　　　　 ／　 oﾟ⌒　　　⌒ﾟo　 ＼
　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　　　 |　　早速試してみますお
　　　　 ＼　　 　 ｀ ⌒´　　 　 ／
　　　　　　>　　　 /　）ヽ　　 <
　　　 　 (　 ＼ ／ __ﾊ　） ／　 )
　　　　　 ＼　 ﾞ　 ／ヽ　ﾞ　　／
　　 　 　 　 ＼_／　　 ＼_／
 

――無論、全部が全部うまくいったわけではない。時に失敗して、やる夫が思い出したようにもどしてしまうこともあった
 

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　　　　　　　　 　 . :´: : : : : : : : : : : : : : : : ｀: .、
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　　　　 　 　 　 ヽ.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : , : : : : : : : : : : : :
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 __　__
　　　　　　　　　　　　 __,ﾍ-冖┴┘┘ヒ￣　ヽ
　　　　　　　　　　 ≠"´ ≠ヽ、ヘ_=、::::::＼　 　＼
　　　　　　　　,イ／/ヽニ ／ヽ´｀ヾ　}---__ヽ　　　ヽ、
　 　 　 　 　 /､,'ヽ､,'　　 /　　　ヽ　　｀ ´ヽ ﾍヽ　　　 ヽ
　　　　　　 / 　 　 　 　 /　 |　　 ｉ 　 　',　　　.ヽ　　 　 ｀、
　 　 　 　 ,'　 /　 　 　 ,'　.　|　　　|　 　 ',　　 .　',　 　 　 ヽ
　　　　　/　 /　　 /.　 |　　 | 　 |　 | 、　 |　　 　. ｉ　 　 　 ｉ
　.　　　 ,'　/　 　 ,'　　 |　　 |　　| | .|ヽ　 ﾊ |.　　　|　　.|　 |　　　やる夫、大丈夫、大丈夫だから・・・
　　　　 ｉ //　./　ｉ　　/|､ 　 |　　| |　| _才|´',| 　 　 ',ヽ　|　
　　　　.|/ ,'　./ . | 　 ｉ | ',　 |､　,' ||,イ_-_|/イ7　 / | ｉ ,'　.| .|　　　今、まほが先生呼んできてるから
　　　　/ .|　./ . ｜　.|上_',　| |. | /|/ /泛__ノ/ ,/　,'　}　　|/
　　　　　 |　,'l 　ﾊ. 　| .|≧込｀',|　/　 　 - ア./　/.}　.| |　}
　　　　　 |. ,' |　|. ',　.|ヽ乂_.ｿ＼ヽ　　　　./／ / /　/|.|　,'
　　　 　 ./.,|/| ./| ヽ .|＼｀￣　　 　 　 　 //　/／//| /,/　 　, ----、
　　　 　/ ヽ| |/| | / ヽヾ.ヽヽ　　｀　 　 　 .{ ,'／､//､_L､ __／　　　　　＼
　　 　 ,'　/||./ .| ', || .|. ＼｀> 、　　-　　　 |.ｉ {ヾ／､:::::／,´／　　　　　　｀ヽ、
　　　　ｉ /　ヽ.}/、ヽ、| | | | .}. /＞ 、　, ｲ´ﾚヽ,' |;;;;;;;;|／/　　　　　　　　　　 ヽ
　　　　.ﾘ　 __/,　_＼_ヽ__| | /　', | 、|｀　　ゞ｀Tヽヽ／　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　 ／::::::::｀::ヽ厶 //／　　 ＼＼ゞニ|:::,ﾍ|::ヽ/へ、　　　　　　　　　　　　 　 ヽ
　　　∠-- __:::::::::::::::::｀ヽv､<￣￣　 ｀／｀´　/､__|､ / }ヽ
　　 　 　 　 .｀ ヽ-=､ __:::::::::｀ヽ ､_- ´／/　ｌ-≠､ /　ヽへ 、
 

――が、その時も彼女たちは懸命に支えたし、吐瀉物などで汚れるのもいとわず介助を行った
 

　　　　　　　　　　＿ ノ゛,, ;、､､ '⌒ゝ､ ',
　　　　　　　`┬;;;:::┬′　　　ｨ=＝=yｌ
　　　　　　　　⌒ﾞ''''''´"　　　　　　　　}
　　　 　ｌ! 　　　　　　　　　 　u　　　./　　だめ・・・服よごれ・・・
　　　ｉ!　|ｌ　 　　　/´　　　|　　　ゝ /
＼　 ｌ|　ｌ　　　 　 ゝ、____人_____ソ
　 ` .､　　ι　　　　　､::::::::::ノ／
　　　:ﾐ:ｰ.､._　　　　　　 ￣　　｀`'''ｰ-､
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　__,,.、 -- ､、_
　　　　　　　　　　　　　 _,.ィ'"´　　　　　　　 `'ト、
.　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　＼
.　　　　　　　　　　 /　　　　　..:　　　 ..::　　..i　　　..:.＼
　　　　　　　　　　/　　　　..:.:.:　　　..:.:.:　　.:.|　　　.::.:.:∧
.　　　　　　　　　 j　　　 ..:.:　　.:　..／::　　.:.::ﾄ､　　.:.:.:.:.:.:ﾍ
..　　　　　　　　　|　　　　/ .:.:.:.:／　.:,イ.:./!:..|　i 　:.:.:.:.:.:.: i,
　　　　　　　　　 |　　.:.:./.:.:. ／/ .:／/.:./ |:./　}　:.:.:.:.:.:.:.:.::|
　　　　　　　　　 |　.:.:.:/.: ／--─‐‐ ''/" l/＼ | :.:.:.:.|.:.:.:.:: |　
　　　　　　 　 　 |　:.:./:.:/ ,ｨ=＝rｧ ／　／_,_　`ﾄ、:.:.|::.:.::.|::|　　　　そんなこと気にしないでいいですから
.　　　　　　　　　| :.:.:j:.:.:.:.l'"ﾄz::ﾟﾘ 　　 　 ィテﾗﾄ| .:.:. |:.:.:.:.|.:|
.　　　　　　　 　 | ..:.:|:.:.:.:.{　`-‐'　　　　　ﾋ::,ﾟｿ /}:.:.: l＼:.//　　　　今は自分のことだけ考えて・・・
　　　　　　　　　| :.:.:| :.:.:.ﾍ、　　 　　 　 　 ~　/,ﾉ:.:.::.∧ ＼
　　　　 　 　 　 | :.:.:| :.:.:.::}へ、 　 　__　'　 _ ｲ : /二二＾　 ＼
.　　　　　　　　 | :.:.:| .:.:.:.:.lト､ ＞､_　 _,. ＜:.:..:..〈 ー‐-、 　 　ﾍ
　　　　　　　　/ :.:.:.| :.:.:.:..|　　＼　了＼__:.:.:.:.:.:.:`l斤＼ 　　 　|
.　　　　　　　/ :.:／|:.:.:.:.:.:|ﾍ　 rー--ﾍ、　＼:.:.:.::.:..|　 ト---‐┴､
　　　　 　　/..／::::::|:.:.:.:.:.:|　＼{　ー-＜⌒)'二＼::.|　{::::::::::::::::::::::｝
.　　　　　 /../:::::::::: |:.:.:.:.:.:|＼　＼ __,, ィ`-K-- .__).!　|::::::::::::::::::::::|
　　　　　/..:｛::::::::::::::|.:.:.:.:.:.|:.:.:＼／___ノ　ﾉ　＼-- ＞.|:::::::::::::::::::: |
.　　　　/..:.:.:|::::::::::::::＼:.:.::.i,:.::.::.ヽ ::`ー''´:::ﾍ　 Y´:::::::＼:::::::::::::::::j
. 　 　 /..:.:.:.:ﾍ.::::::::::::::::.＼:.:＼:.:.::.）:::::::::::::::::::ﾍ　 }::::::::::::::::＼ ::::::::
 

そんな彼女たちの献身もあってか・・・４月の終わりが見えてくるころには・・・
 

　　　　　　　　　　 ＿＿__
　　　　　　　 　 ／　　　 　 ＼
　　　　 　 　 ／　　　　　　　　＼
　　　　 　|／） ノ ' 　ヽ､ 　 　 　 ＼
　　　＼／ .ｲ（〇）　（〇）　u　　 　 |
　　 　 /,'才.ﾐ) （__人__）⌒　　 　 ／
　　 　.|　≧ｼ'　 ｀ ⌒（　 　 　 　 <　　ﾓｸﾞﾓｸﾞ
　　 ／ 　/　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ
 

　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　　 　 ／ 　 （〇） 　（〇） 　＼　　　・・・大丈夫、だお
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |
　　　　　　（ （　＼　　　　）⌒´ 　。　,／
　　　　　　　　 　 ＿ n　　ー‐　 　 　 ＼
　　　　　　　　／-(ミ>二＝=＿＿__とｰ､ヽ
　　　　　　　　i　/ヽﾐ/　　 .∨//////　i　|
　　　　　　　　i/　　|　　　　 ヽ､＿_ノ 　 ヽ|
　　　　　　　 .〈　　 |　　　　　　ゝ＿,,へ　ﾉ
 

――目の前で、缶詰やパック詰めなど徹底的に「安全の保障がなされたものだけ」で調理を行う、という条件ではあったが
 

やる夫はついに、他人が・・・クラスメイトが作った料理をもどすことなく食べることに成功した
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __　　　　_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＾　　　　　　　 ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　......-‐…‥‐-....、　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／....................................＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 / ／.,　-‐　　”￣￣￣ ”¨　ヽ
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 {／　　 　 ′　　　　　　　　 ‘，　　　ﾟ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /.／　　　　 /　　　　 　 ﾟ,　　　　 ‘，　　　ﾟ,
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 '/　 /　　 　 |　　 　 　 　 }　　　　　；　　　　,　　　　
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /　 /　　 　 i |　　　　 　 -|- 　 L,_　：　　i|　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　 ′ 　 　 　 , 斗　i　　 ｛　 /_jＬ.,_l |　 ；　　l|　 |　　　　ほ・・・本当に？
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｉ　　| 　 i／{/ﾚ,.ﾆﾄ､　 ｛ l/ ｱ¨¨¨`ﾄ､ ：　　l|　 |
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |/|　!　 ｛　,rf'ﾞ¨¨`　＼｛ ′ 弋ｰ丿 V|　　l|　 |　　　　き、気分が悪くなったりとかしてない？
　　　　　　　　　　　 　 　 　 ｛ 从j＼ ｛ { 弋ｰ丿/／/／/／ｰ　　　　　/ i l{
　　　　　　　　　　　　　　　　 i　!　　 ∧　　ｰ/／/／;／/／/／/ ' 　 　 | |i　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　＞ ´　￣　　.、　　 　 　 　 　 　 　 /　 '　!| | |
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ′　　　　　 .ノ　　　　　 つ 　 　 , ｲ/ / /八j　　　　　　
　　　　　　　　　　　　 　 　 〉 ー─=≦从jﾊ〕ト 　 　 　 　 ／｛川八/
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 / /　从li　|{　　)乂Y´ﾆ≧=- ' ニ乂;ノ
　　　　　　　　　　　　 　 / / 　´￣＼)=-ー ァ〉 {　 |　　 l 　 { ト 、__　＿＿_
　　　　 　 　 　 　 　 　 / / / 　l| 　 / : : : :.∧＼}　 ! 　 l| .イ　∨: :.:.ﾏ　{ 　 ∨
　　　　　　　　　　　　 / / /　　!|　./ : : : ∨　乂 ｀ ｰ=≦}　／　Y: : : :V l　　 ∨
　 　 　 　 　 　 　 　 / /　′ 　 |　′: :＼{　 / ＼　{　　.イ　 {　 !: : : : '. |
　　　　　　.Y ≧s。ｰ ム　{ 　|　 !/: ≧=-:{ ./　　　ｰ=≦　l 　l|　 l: : : : :{.′　　 :|
　 　 　 　 人 ー ´/　/ 　.|　 |.／: : : : : : : :＞x　　 { 　 　 {-=≠└─‐┤　|　　 }
　　　 　 _├-　r / 　}　　 | . ': : : : : : : : : : : : : : : ー=ﾆ二: : : : : : : : : : :{　 .|　　.′
　　　 Y　イ7::::::/ 　 {　 　.У: : : : : : : : :.ニﾆ=-: : : : : : : : : : : : : : : : : : :∨ {　 ∧
　　　 ∧ У::: /　　ｲ　　 /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.∨　∧
.　　　　У:::::ハ　 {:∧　 .′: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : l　∧
 

　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　／　　　　　＼
　　　　　 ／　 _ノ　　　ヽ、＼　　　　大丈夫ですお・・・本当に、ちゃんと
　　　　／　 　（○）　　（Ｏ)　 ＼
　　　　| 　 　 　 ||　 （__人__）　 ..|　　　美味しくたべれて・・・なんともないですお１
　　　　＼　 　　ﾉi　 　!　　|.　 ／
　　　　　/　 　 し' 　 ｀⌒´　.ﾉ
　　　　　|　　　　　　　.／ .／
 

　　久しぶりに・・・それこそ何ヶ月ぶりかに口にする他人の手が加わった料理・・・味以上に食べれているという
 

その事実にやる夫は感涙にむせぶ
 

　　　　　　　　　　　　　　∧
　　　　　　　　　　 ,, -､ .∥|ﾚ1　,.．..-‐‐-. . .、__
　　　　　　　　,．'´: : : : ∥､ﾙ:':´: : : : : : : : : : : : : ｀:丶､／i|
　　　　　,． ',.．: : : : :-‐||: /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾊ,i|　 _,.．=7
　-=ﾆ¨´‐''ﾌ: : : : : : : : ::|ﾚ/: : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾞi,''-ﾞ-´∥
　　　　　/: : : : : : : : : : :'ﾞ,!: : :/: : : : : : :λ: : : : : ::ﾊ: : : : : : ::ﾞi,: : :∥ﾞi,
　　　　/: : ,: : : : : /: : : :|,!: :/: : ,: : : : :/　l,: : : :i: : : :i,: : :ﾊ:: : ::ﾞi,::∥: ::ﾞi,
　　　 ,!: :/|: : : : :/: : : : ,i!::fﾞ: : :/: :＿/　　i,: : : |: : : :i,: : : :i: : : : ∨: : ﾄ､ﾞi,
　　　,!:/　,!: : : :/: ,!: : :,!: ::|　 ,'"´: ／ ｀`　i,: : :|i: _,,_ |: : : ,!: :i: :i:､ﾞi,: : ﾞi,.ヾ､
　　　|'　　|: : :/: ::,!: : r|: : :|／ .|／　　　　 .ﾞi,: :,!´､　｀ヽ、,!: :,|: ::i,: ヾ､: :ﾞi,　 ｀
　　　　　 i: :/: ::/i: : λi: : ::|　 ,｡==＝､　　　ﾞi,/　 ﾞi, ,!ﾞi,: ,! : ;i＼:i,: : ::|ﾞi,: i,
　　　　　 |/,!::/　|; :/　ﾞi,: ::|　, ､ ,　　　　　　 ゛　=ミx!　i,,7､::i: : i､i,: : :}. ﾞi,i
　　　　　　 i/　　.i:/　　.i,: |　　　　´` '　　 ,　　　　 ヾ, .!':,!〉,!: ::|,ﾊ : :,!　 ﾞi
　　　　　　　　　　!'　　　ﾞi,|＼　　　┌　　.,_　　´｀' ' ､,/::,!ﾞ:|i,: :,!　 |: ,!　　　もう・・・いいことなんだから泣かないで、ね？
　　　　　　　　　　　　　　 ゛　 ｀_,､　　､ _　ノ　　　　 /i: ∧,! i,::,!　 .|/
　　　　　　　　　　 ＿ ＿,,,.ィ7´ヾ､｀　 ,,. ,,． ､-‐　''´ .|/　　 .ﾞi,!　　　　　ほんと・・・よくがんばったね、やる夫君
　　　　　　　　　/　　　　 |:|　ﾞi,　　｀`ｘ,｡┴''ﾌ＞,,､_　 ゛
　　　　　　　　/　　　　　_|」＿ヽ＿　.∥　／　 |:|　 ｀ i
　　　　　　 ／　　　　　 ﾔ　　　 --丶rf¨¨｀`＜|」　　 .i
　　　　 .r:'ﾞ　　　　　　 ,　ﾞ,　　　　　　l_,!､　　　　 ｀7　 ﾞi,
　　　　 .i　＞､　　　　.i　 i　　　　　,.ｲ|ﾞi, ｀ヽ　　 ./　　　ﾞi,
　　　　　ﾞi,　　 ｀`　ｘ､,!　.{　　 _,.ィ/=┷.|ﾞi,　　　/i　　　　_＼
　　　　 r‐ﾞ-‐'''¨　 ／　　 ''¨´　/.,!　　　i,.i,＼／ ト-‐'''¨ .／
　　　 ./　　￣　 ,ｲ　　　　　　 / ,!　　　 i, i,　　 ﾉ ､　＼'ﾞ
 

　　　　　　　　　 _＿＿＿
　　　　　　　　／　_ノ　ヽ_＼
　　　　　 　／ ∩ｌ＾ｌ^ｌnnｌ^ｌ^|＼
　　　　　／　 。ヽ 　　∥　　ﾉ　＼　　　み、みなさんのおかげですお・・・
　　　　　|　　　／　 　人　 　ｌ　　 |
　　　　　＼ ／　　 /|ii!i!|＼　＼／　　　や、やる夫じゃなくてみんなが・・・
.　　　　　　|　　　 /. |;;;;;;|　 ＼　|
　　　　　　　　　　　 ｀ｰ´
 

　 　 　 　 　 　 |　　　　　　/　{ 　 　 　 　i{　　　　　}　　　 |
　 　 　 　 　 　 |　　　　　 ,　　{ 　 　 　 　i{､　 　 　 }　　　 |
　 　 　 　 　 　 |　　 　 ー―　-- ､　 　 |､{ --　―一　　　|
　　　　　　　　　　　　　　芹丐云ミ＼　 | ｘ斧丐云
　　　　　　 　 　 ﾏ　　 　 {乂ﾋ込ﾘ　　＼!　ﾋ込ﾘ乂　　 　 ′
　　　　　　　　 　 ∨　　.∧　 　 　 　 　 　 　 　 / .／　 /　　　　いや・・・私たちは助けただけで
　　　　　 　 　 　 /∨　　.∧　　 　 　 '　 　 　 ノイ　　 ∧
　　　　 　 　 　 ノイﾍ　　　込　　　 　 　 　 　 / 从　 /ー　　　　あくまでやる夫がなんとかしようと足掻いたから・・・
　　　　　　　　　　 　 ∨　 iﾄ 价　 　 ´ ｀ 　 イ　　　 /
　　 　 　 　 　 　 　 　 ∨　l　 ヽ　|　 ‐‐　 | ﾘｲi|　　′　　　　　　胸を張っていいことだろう
　　　　　　　　　　 　 　 ∨i|　 /i:＼　　　　ト. 　|　/
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 Ⅵ ｲi:i:i:i:i:i＼　　 }i∧ Ⅳ
　　　　　　 　 　 　 　 ｡ｒ≦ﾆﾆヽi:i:i:i:i:i:i:＞､}ｉ:ｉ∧〕iト
　　 　 　 　 　 　 /ニニニニニﾆﾏｉ:i／ﾆ}O}ﾆ〕iトニﾆﾆヽ
 

　その場にいた人間のほとんどがやる夫の目覚ましい回復を喜び、お祝い空気に包まれるなか・・・
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,＞"＿　 ヽ,　ヽ- ,,,,　-ー―､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 , へ"二＞-､""＞､ー"――, 　 　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,イ　　　 ,　　 　 '､;.;.;.;.;.;＼　　　 i　　　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　　　　 /　　　 　 '､.;.;.;.;.;.;.;＼ 　 !　　　 ',、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,イ　 /　　　 !　,　　　 　 ',ー―.､;.;.;ヽ　!　　　 ', ﾞ'､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イ'　 /　　　/!　i　 　.!　　 ', 　 　 ',;.;.;.;'､!　　 　 ',　ﾞ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /,' 　 !　,'　 / .! .,!　　∧　　 '　　　 .',.;.;.;.;'!　.　 　 ',　 '､
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 !　,ｲ　i　/>､ !.! ! 　 !-',　 　 !　　　 ',.;.;.;.!　　　　 !
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 リ/ﾘ　!.,','刈 ',! ',　 !　 ',　　 i　 　 　i.;.;.;.! 　 　 　 !
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　ｿ､!汐　.!. ',　.!フヾ,　 .i　　　　i.;.;.;!　　　　　!　　　そういうこと・・・天は自らとはよく言ったものね
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / 　.,'　,　　　　　'､ iiじ刈､　i.　　 ,'　!.;,' /　　　　 i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ /　!　i　　　　　　　!て 汐　i. ,　,'　 !/,ｲ 　 　 　 !　　　・・・さ、どんどん食べて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 //i 　.!　　　　　　　　 ゞ-イiヽ!ﾊ ./　／　　　　　　!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 !/.!　　',.　､　　　　　　　　 ﾉ /　i/　/　 　 　 　 !.　! 　　　お代わりもあるから、ね,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i　!.　　 !　 ｀ ー　　　　　,ｲイ　 ,' ./　　　　　　/　 ! .!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ', ', ! .',　　　　　　　　"/　　　./ /　/　　　 /　 .,'　!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ', ﾊ! .＞ ､　＿＿_　,ｲ ,ｲ　 / ./　/　　　 / 　 ,'　 !
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾘ　',　!ヽ!　'､　　 ,ｲ／/　/　/　/　　　./　　ﾊ　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヾ　 　 ,〉イ,ｲｲ ./ /i ／///　　 ,ｲ　 ,ｲ　! /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,-',　,--イ,,,ﾚ二二/ｲ/ , イ / ／　　ﾘ
　　　　　　　　　　 ,_,＞-‐ー--ー--ー--ー-イ＞''"￣"　　　　 /　ヽｲ ﾞ', ﾚ"
　　　　　　　 ,＞''"　,イー―――二ニ‐＞'' "　　　　　　　　　　　　　　　',
　　　　　 ＜　　　／　 _,, -ー'"二,,＞''"　　　　　　　　　　　､　　　　　　　'､
　　　　　　　ﾞ''ー", イ" ／ー''" ／　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ　　　　　　 ヽ、
　　　　　　 　 , イ　　,ｲ　　 , イ　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ',　　　　　　　 ii!ﾌ
　　　　　　／　　　,ｲ　 , イ　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ',　　　　　　　i!!ﾌ
　　　　 , ｲ　　　　/ .／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',　　　　　 〃フ
　　　／　　 ＞''" ,.ｲ　　　 　 ,　-ー― ''　ー―-　､　 　 　 　 　 　 ', 　 　ヽｲｲﾌ
　　,ｲ　＞'"　 　 / i 　 ＞''",　-　''"二二二　ﾞ＞　､ ﾞ ヽ、　 　 　 　 ',　　　ヾ!"
　 /イ"　　　　 // !イ,, イ" ,, -　''"　 , ヘ,　 ﾞ ''', ,-､　 ヽ、ヽ､　　　 　',　　//ｿﾌ
　　　　　　　　/ '"　,＞''"　,ｲ'' ー--"i　　 ﾞー"　 '､　ﾞ ヽ､ ＞､ﾞ ー- ,, ', イｲi"
 

　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　／　　 　 　＼
　 ｏ ○ o´　 _ノ 　ヽ､_　`ｏ ○ o
.。ﾟ 　 ／ oﾟ/⌒)　 (（＜）)ﾟo＼ 　 ﾟ 。　　　はい・・・ですお
　　　 |　0 /　/（__人__）'　　0　|
　　　 ＼ /　/　 `― '　 　 　／
 

――ただ一人・・・複雑な顔を浮かべているクラスメイトがいた
 

　　　　　　　　　　 .　　　´￣￣￣ ｀　 　 .
　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　 　 ／　　 ／　　　　　　　 　 　 　 / 　＼
　 　 　 　 ./　　　/　　　　　　　　　　　 　 / |　　　ヽ
　　　　　 .′　　/　　　 　 ′　　 /　　　./　.!　　　　'.
　　 　 　 |　　　.′　　　　|　　 ／　.ｨ　 / 　 |、　 　　:,
　　 　 　 |　　　|　　 　 　 l　／　／/.／　　 ハ .|　　.∧
　　 　 　 |　　　|. 　 　 -=≦=≦　/ｲ}　　 //､_} ﾊ　　 l∧
　　 　 　 |　　　|　　 　 　 | 　.／斗彡　 /}/ｘｚﾘ　| 　 .|ヾ{
　　　　　从　　.|　　 　 　 |　/ｘ≠ﾐ./　./ /代:} 》 .!　　|　＼
　 　 　 /イ　　 |　　 　 　 ﾚ.ｨ芹:::}/ ／　　乂ﾘ　 从　 !
　　　／　.|l　　 l　ﾊ　　 .从《 ∨:ｿ´　　　 　 　 .ｲ　 |　|　　　・・・・・・
　　　　　 从 　.j/ ∧　　{八　　　　　　　　'　　 八　l　|
　　 　 　 }人　　 / ∧　 |ヾ.{　　　　　　 _　　 ./}　 .ハ.!　　（やる夫もがんばって実にいいこと・・・
　　　　 　 　 ＼　 / ∧八＞ .　 　 　 ´　 　 ｲ /　/
　 　 　 　 　 　 {＼ / ∧ {　 　 .＞　.　　／_ j/　/　　　　　　いいことなんだけど・・・まずいなぁ、このタイミングは・・・）
　　　　　＿＿.人　＞'　ヾ　　　　　/〉､´〈　　} ./｀ヽ
　　　--=ミ: : ＞ ´ |/∧　 ＼　＞r{ｲ　|/∧　j/　 　 '.
　　　　 　 ／ 　 　 |//∧　　 　 / }lﾊ .|//∧　　 　 ハ
　 　 　 ／　　　 　 |////＼ 　.// |l|∧l＜/∧　　 ,′|
　　　 /=ミ､　　 　 .|/////ｲ＼{:{　ハ　〉:/＼｀　.∨　 .!
　　　 |　　　＼　　 |//／　|///7/､/}/:////.> 　 '.　八
　　　 |　　　　 ＼　レ　 ／///〈//∧|///／ 　 　 ∨　ヽ
　　 ./|　　　 　 .∧　 ／///////∧//.／-----､　 }　　}
　　/ .|　 　 　 ./ ∧　￣￣￣￣/:＞ ´　　　　[]. '.　| 　 .|
　./／ﾄ､　　 　 ./　.〉′ 　 　 ／´　 　 　 　 　 [] .|　!　　|
 

――その表情は一瞬のことですぐに笑顔の下に埋もれるが・・・確かにそこに存在したのであった
 

　　　 　 　 　 　 　 /　　 　 /　 /　　,　 i　 　 ',　',　　　 　 　 ',
　　　　　　　　　　/／　　 /　 /　　/ 　.|　　　 ＼＼　　　　　 ',
　　　　　　　　　／　　　 /　 /-‐''/´￣.|　　　__}..＼＼　 　 　 |
　　　　　　　 ／イ ´　　/　 ,:　　/ .!　 /| !　　　ﾊ｀ヽヾ＼　　　|
　　　　　　／／ i　　　.,　　|　 ./ ｰ|-/､ !|',　　/　',　 ＼ト＼　 |
　 　 ｰ= 彡　 　 |　　　i　　.!　/　　ﾚ　　ﾘ ',　/____.',　　 ﾄ ミ 　 !
　　　　　　 　 　 |　　　|　　| /.､ ｰ- ､　　　j/´ィ芋ミ､.　|∧∨..|　　　　うん・・・おめでとう、やる夫
　　　　　　 　 　 |　　　|　　ﾚ ミ三≧､　 　 　 んら圷∨! .∧∨!
　　　　　　 　 　 |　　　| 　 乂　, , ,.　　 　 　 〈笏ン ﾘ.ﾊ|　　 ヾﾐ､
　　　　　　 　 　 i!　 　 !　　ト ミ ､　　　 ,　　　, , ,. 　/ .ﾘ　,!　 |　＼　　（まさかここまで早いなんて・・・色々練り直さないと、ね
　　　　　　 　 　ハ　　 ', 　 {、　　　､　　　　　　　　/ /　/ |　 |　　　　
　　　　　　　　/／} {　　ヽ　､ヽ　　　r､￣　　　　 .ｲ i　 /　 ,　 |　　 　 .　ほんと・・・まいったなぁ・・・）
　　　　　　　／　 j/ ＼ 　 　 ', } ＼ i　}　　,,.. ＜　 /　/　 .∧　!　　 　
　　　　　　 　 　 /　　　＼ ＼}ﾊ　　j　,!¨´{ヽ__ .彡'　/ 　 　 ∧.{
　　　　　　　　　　　　　　r/ヽj　＼,′,__ ノ　ト.._　//　　　　　 ヾ
　　 　 　 　 　 　 __＞////∧　　/　 j/ ）＞''´ノ/ｲ＜
　　　　 　 ＞''"´　∨//////ヽ../　　'"´__,. ＜////| 　 ｀ ＜_　　　　　 ヾ､
　　　　　　￣｀ヽ 　 ∨/////〃, 　 　 　 ￣｀iｰ=＝'　　　　 ハ　　　　　　）〉
　　　　　　　　　 ＼　ヾ彡''´〈〈,′　 　 　 （ノ_///ヽ　　　 /　 !､　　　　 ｨ/
　　　　　　　　　　　＼ 　 ／/,i!　　　　　　　 ﾉ//// 　 i ./　　|　 ー= 彡'
　　　　　　　　　　　　 Ⅵ .＞/i! 　　　　　 ／//彡'__　 ﾚ　　　|　　　　｀ ＜
　　　　　　、　　　　　　!i〓{〈::| 　 　 　 ／-‐ ''"　　 ヽ ヾ　　 {　　　 ヾ　　　 ､
　　　　　　 ヽ　　　＼　{! 　| ヾ　　　 イヽ　　　　　 〓 ',　∨　 〉　　 　 ',｀ヽ　 ＼
　　　　　　　∧ 　 　 ヾﾐ.　 ﾄ､ ヽ　　r '-ｲi　　　　　　　 ',　 V / ＼　　　 ,　 ＼　ヽ
　　　　 　 　 .∧　　　　 ＼ ∨/ }　/　___,.|　　　　　　　 .',　.} |　　 ヽ　　 }　 　 ＼ ',
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　∩∩
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――その日の夜、共学から少し離れた高級レストラン
 

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　 　 　 | |　 〈　.::/　:/ :ﾚ :{　 | |─‐| | ﾉ .:/::} /[二二二二]ヽ 〉 .:|　:|l　 》
 

――その場所では外出不可能な男子寮へと戻ったやる夫以外のやる夫のクラスメイトたち６人が集い
 

”回復祝い”という名の女子会を開催していた
 

|:i.:.:::i.::.::i.:.:.:.:::i.:..:.://.::/.:.::// /:/　　　　 .|.:.:i.:.:::i.:.:.:.:.::i.:.:.:.::
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i::.:.i.:.:.:.:i.:.:.:.:::i:.://:./'´./'´ .//　　 `"=ｪ,,_.|:.ハ:.:i.:.:.::.::i.::i:::.:
i:.:.ﾊ:i:.:.:i.:.:.:.::i:.:i ﾚf　/　　 /´ 　　　　　　 .|;ﾅ‐ﾄ､i.:.::.:i.:.:i.:.::
i:.:.| |;i:.:.i.:.:.::::レ´i:|./ 　 ／ 　　　　　　　　i'　　|:.i.:.:.:.:i:.:.i:.:.:
｀i;| .|;i:.:.i:.:.:.:.:ﾄ;|　i　　　　　　　 　 _,,ｒー‐-､,,　.|:i:.:.:./:.:/:.:.::　　本当によかったですね・・・
　＼ヾi:.::ト:.:.:.{ヽ　_,.ｒ=､　　　　　 '´,ｒ=＝＝ｭ､ii.|:.:.:ｲ:./:.:.:.:
　　 ｀　}:.:i`､;:::{,｀,ｒ'"~ヾ. 　　　　　　　　　　　/ ﾘ|./:i:.i:.:.:.::.　　でも、私料理全然できないんで
　　　　|ヾヽ;ﾄ､kヽ､.::::::::.　　　　　　　　..::::::::...／.|:.:.i:.:i:.:.:.:.:
　　　　.|;i;｀ヽﾄ､:{　　　　 '､　　　　　　　　　　　./i:.i:./:.:.:.:.:.　　　あんまりお役に立てなくてすいません
　　　　 |.:.:.:.::i.::｀＼　　　　　ー‐　　　　　u　 /:i.:.:i/.:.:.:.:.::::
　　　　 .|.:.:.::.:i:.:.:.:i:.｀;. ､　　　　　　　　　　／|:.:/:.:i':/:.:.:.:::.:
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　　　　 　 　　 　 　 　 　/::::::::/::::! !::::::!!::!::!-―-､丶　!. ｀::::::/_.!ﾉ!:ﾉ:!:!.!!:!:!
　　　　　　　　　　　　　/::::::::/::::丶!:::::!:!:!::!　 　　｀ 　 　 .!ノ　 ｿ｀ﾉ!:ﾉ:!:::ﾉ !　　　　まぁまぁ・・・その分、掃除やら買い物やら
　　　　 　 　 　　　　　/:::::::ノ:::::::::::!:::::!:::!!:!　　　　　　　　 ⌒ヽ、/:::/!~!
　　　 　 　　 　 　　　ﾉ::::::/:::::::::::::::!::!::!:::::!:!　　　　　　　、　　　/:::::| |　!　　　　　　なんやらのお手伝いがんばったじゃないですか
　　　　　　　　 .　-─- ./:::::::::::::::/!::!:::!::::::!!　　 r‐‐-、 ´　　 /::::!:!:| |__｣
　　　　　　　／　　　　　!ヽヽ￣ 　!:::!:::!:::::!:!　　 `ｰ- '　　 ／:::!::!::!:| |
　　　　　　/　　　　　　　!　!:!　　　!::!:::!:::::!:!ゝ、___ ,. -‐''´ :::::::::!:!:!::|ﾉ!
　　　　　/.　/　　　　　　!　|;|　　　!::!:::!:::::!::!_／ 　 !;;!｀ヽ:-へ、:!:!:!:!| 丶
　　　　 i　 /　　　　　|　 !　|;|　　　ヾ!:::!:::::!::!..　　　|;;|　 ヽヽ.丶!:!:!!!|　 |
　　　　 |　 !　　　　　 ! . !　!;;!..　　　!ヾ!::｀!::!! 　 　 |;;|　　 ）　..ﾉ!:!::!:!!../
　 　　 ﾉ　 i　　　　　 |　|　 !;;!　　 ＿|;;|::::｀!::!　　　ﾉﾉ　　/　 /:::!:!::!::!
　　　/.　　!　　　　.:　! ﾉ　 .!└一´;;;;;;;;ヾ::::!i;;ゝ、_.|;|.　 /　 /::::!:::! !:!
　　 ﾉ.　　 i　　　　::　i/　　 ,￣´;;;;;;;;;;;;;/ヽ:ii;;;;;;;ゝ、｣　/　 ./::::!!::! !::!
　　/　　　　　　 ..::::: |/　　(;;;;;;;;;;／/;;;/　!ﾉ !;;ゝ、;;ゝ,/　　/:/ !ﾉﾉノ
　 /　　　　　...:::::"／　　　 ＼／ /;;;;/ヾ /　 !;;;;;!ヽ／___ノノ 丿
. /　　　　　　 ／　　　　　　　 　 !;;;;;;!○!　　 !;;;;;!.　!
/　　　　　　 /　　　　　　　 　　 .!;;;;;;!　 !　　　!;;;;;!. !
　　　　　　 /　　　　　　 　　　　 !;;;;;;!　 !　　　!;;;;;!ﾉ
.　 　 　 　/　　　　　　 　　　　　 !;;;;;!／　　　 !;;;;;;!
.　　　　 /　　　　　　 　 　 　 　 　>'　　　_,,..r''!;;;;ﾉ
 

　学生には不釣り合いな店であり、しかも彼女たちだけの貸し切り・・・とはいえ、これはある意味仕方ない。
 

彼女たちはそれぞれがそれ相応の家をもつお金持ちであり、そして同時に話す内容が「男子生徒」のこと
 

それ相応の対処がなされている店でなければ話すこともできないのだ
 

　　　　　　　　　　 　 ヽヽ.,__＿
　　 　 　 　 　 　 　 ,. -'''　　　 ￣￣￣￣¨¨¨ ‐- ､
　　　　　　　　　,ィ.´ 　　 ／＞_r－へ　　　　　　　｀ヽ、
.　　 　 　 　 ／　 .／＞≦三三三三≧＜¨ヽ.　　　 　 ヽ
　　 　 　 ／　　 /''´三三≠＝＝≒t.三三≧tﾍ　　　　　ヽ
　　 　 ／,ｨ　　./＞''フ./''t'''´　 ｀ｰ'''|i ｀tz_＞＜ﾊ.　　　　　ﾊ
　　　/ ´/　　 /｀ヾ''　/　|　　　　 　 |.l　l　ヽ　｀ヾit.　　 　 　 ',
.　　　　/　　　l　　　 /／.|　i! 　 　 ｀t ﾄj､___ヽ　　l. 　 　 　 　 ',
　　 　./ 　 　 |.　 　´!　__ l .lヽ.　　__ | V　　 ｀i¨¨ .i!.　　　　 　 ',
　　　 l　　　　　　　 i! -＝.i.|　ヽー'''十‐- ．._ |ヽ　.l　　　　　　 |
.　　　l　　　　　　　 |　 ,心 ｉ|　　ヽ </三:､.　 ¨|‐ヽ .ｌ 　 　 　 　 |
.　 　 |　　 　 　 .､ . |.　i､j:::i　　 　.i､ .j:::::::ﾊ 　 j　　ヾ　　　 　 　 |　　　とはいえ・・・まだまだこれからよ
.　　　l　　　.i　 　ヽ..ｌ　l:::::::ｉ 　 　 .l::::::::::::::::ｌ　 i!　　　 　 　 　 l　.|
　　　 l .i　 　l　　.∧.| .ﾏ::ｵ　　 　弋z::::zツ　 j 　 l　　　　,　　i! .l　　　まだ食べられるっていっても
. 　 　 l.ﾊ　　 ﾏ　ヽ.xx　｀　 　 　 　 ｀¨¨´xx / 　 .| 　　　j　　.i V
　　　　i　ﾏ.　 ｀t､ l ＞..､__ 　 r ､　　___,. ｨ''/　　 .j .|　　ﾉ　　j　　　　　目の前で密閉したものを調理した場合だけ
　　　　 　 ヽ､　l　ヾヽ_　　｀¨ｱ､¨二≠'　.V　 　 ﾉ　|　/ |　 /
　 　 　 　 　 ｀ｰ／¨ー.ﾆ＝/ .ri!/z､　 　./　　／／.i/　 ｌ／　　　　　　目の届かない所で手を加えるのは・・・炊飯器でご飯たくのも
.　　　　　　 fｱ'¨¨ヽ.　　 i! .|./ﾂ;;;;)ｨﾏ　ノ|. ／｀ヽ､
　 　 　 　__,/　　　　l__ィ7　.V;ｱイ　 ﾚ'　ﾚ´　　 　 ヽ　　　　　　　　　　ダメだし・・・ね。先は長いわよ
　　　　　l　 l　　　　.j¨´　 ./;;;i!;;ﾊ　 　 　 　 　 　 　 ',
　　　　./|　 ヽ.,__ ／ 　 r≠ー.ｧ=ミ､　　　 　 　 　 　 ',
　　　 / ヽ　　 　i!___,.ｨ'1_」.ア´ .／　｀>､　　　　　　　 |
　　　 ﾏ　 ヽ=≠ｵヽヾi　　 l　 /､　　/ 　 ヽ.,__　 __ ___ヽ.
　　　　ヽ.　'ー''　 　〉､)≒_ヽ_」¨　./　　 　 ヽ￣ ﾊ　 ヽ＼.,__
　　　　　ヾ'ー― zt': : l;;;;;;;¨l: :.｀¨ヾ　　　　　ヽ / .l｀ヽ､lー一
　　　　 　 　 　 ／: : :.l;;;;;;;;; j.:.: : : :.:＼　　　　 ´ ,ｲ
　　　　　　　 l¨´: : : : .＼／: : : : : : : : ＼　　　　ﾉ
　 　 　 　 　 ヽ.:.: : : : : : : : : : : : : : : : : .:.｀¨ ヽ¨´
 

　　　　　　　　　　 ∧ .　-‐. : . : . : . : . ￣｀丶/＞ﾍ',ｰ.､
.　　　　　　 __　　/／: . : . : . : . : . : . : . : . : . : ＼: . }i: : :＼
　　　　　　 }l＞／: . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : :.＼}i: . : . :＼__
　　　　　／}ﾚ': : . : . : . : . : . : . : . : . : .＼: . ヽ: . : . :.ヽ: . : . : . ヽ｀
　　　　 /: :/: . : . : . : . :l: :八: . : . : : ＼: : : : : '. : . : . :ｌ: . : . : l: : l
.　　　 /: :/: . : . : . : . :/l: :|　＼: :＼: : : ＼: : . :l: . : :...:|: . : . : l: . l
　　　/: ://: : . : . :.|: / .j: :|　 　＼: ヽ＼:ヽ＼: :|: . : |: :|: : |: . :l: : |
　　 //://|: : :ｌ: : . i斗'^　　　　 　 　,ｨf弌ぅ ､ヽ|: . : l: :|: : |: . :|＼|
　／/:ノ /|: :/}: : : |: l ,ｨfﾟう　　　　　 　ﾄ::)ﾟｨﾘヽ|: . : |:/: : :|: . :|　　　　うん・・・次はどうしようか・・・
　　 }: : /|:|:/: |: : ∧:i/ん:::ﾊ　　　　 　弋c少'　|: . : |｝: : :.|: . :|
　　 |: / .|:|': : |: :/: :i　弋cソ　 　 　 　 ､､､､､.　|: . :八: . :八: .|　　　　でも、あんまり急いでやる夫君に負担かけたくないしね・・・
　　 |/　 l: : : :|V: : ﾊ　 ､､､､　　′　　 　 　 　 ｌ: ./:∧: ./ 　ヽ
　　　　 八: :.∧: |: :人　 　r ､_　 っ　　　　 ｨ .ﾉ:/:/　}:./　　　　　　　
　　　　　　∨　V}: : |: /i＞}/ ,へ、　　 イ j:V／:/　／
　 　 　 　 　 　 八: :|/＿_ !　　/ ﾊ　＿.斗‐{
　　　 　 　 　 　　∧!　 ＿|　 　 ' /´　 　 　》──--､
　　　　　　　 　 _/　 　 |:::_}　　　.|ー─--＜　　 　 　 |
　　　　　　　 ／___　 i　}∧　　　ﾉ:::::::::::::::::::/ ／ 　 　 |
　　　　　　　 V　　　 ／　 }. 　ｲ l＼::::::::::::/ /　　 　　:|
　　　　　　　rﾍ 　 xﾍ　 　 ∨　| |:|　＼／_/　　　 　 人
　　　　　　 /＿／ 　 '、　　_ヽ | |:|　　 ./　 　- ─ 　 - 〉
.　　　　　 /　　 　 　　 ヽ／/／ j/　　〈 ／　-‐　　　／
 

　　そして当然ながらこの場の会話もやる夫の回復と今後どうするかということ・・・だが、目に見えて
 

成果が上がっているだけ全員の顔は明るく、そして生き生きとしていた
 

　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　 .. . :´: : : : : : : : : : : ＼
　　　　　　　　　　´￣￣ : : : : : : : : : : : : : :＼
　　　　　 　 　 /　 . : : : : : ; : : : : : : : : : : : : : :＼
　　　　　　　　′ . : : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
　　　　　　　 ; : : : :./: : : : :/: |: : :| : : : : : : | : : : : : |
　　　　 　 　 |: : : : ′: : ; :l: : |: : :| : : : : : : ｌ : l : l : |
　　　　 　 　 |: : : : |: : : :|:_l:_: |: : :|!: : : : : :/ :/ :/ :/!　　　ゆっくりでも前に・・・ですね
　　　　 　 　 |: : : : |; : :´|ィ＝ミ : |ｌ: : : : :/ l/ l/ l/ﾚ
　　　　 　 　 | : : ,‐l: : : :仏弐　ヽ|i: : :／芸ﾐ　l/　　　　　けど、いいものですね・・・こうやって
　　　　 　 　 | : 〈　|: : : :匕zｿ ﾉ ｀|／　ん:/ﾘ/|
　　　　 　 　 l : : ヽ|: : : :| ￣　　　　 、 ゞ'　/: |.､　　　　　よくなってることの今後について話すのは
　　　　 　 　 |: : : : |: : : :| """ 　 　 　 "" /: : |:i:ヽ
　　　　　　　 : : : : :|: : : :|､　　　 　 ,　　／.: : ::|:ｉ:ｉ:|
　　　　　　　. : : : :_|: : : :| ｀　 ､＿＿／: : : : : :|:ｉ:ｉ:|
.　　　　　　/: : : : 八: : : |ー―rｧv'― ､: : : : : :!一'
. 　 　 　 _/: _　ィ　 |:ヽ: :l　 　/:i| ヽ∨　ｰ┬┬―― ､
　　／⌒ <二ニ＼ |: : : :|　 /:i:人　, -､￢､:ﾆ|　　　　 ∨
.　/　　　　 ＼二二|: : : :ｌ　'／ :r‐く １ ヽ　＼!　　　 　 ∨
　l　　　　　　　ヽ二|: /V／: :／Ly　｀　 　 　 ＼　 　 　 ∨
 

――ただ一人を除いて
 

　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 .　　 ￣￣　 　.
　　　　　　 　 　 　 　 . 　 ´　　　　　　　　　　　｀　 .
　　　　　　　 　 　 ／　　 　 　 　 ＼　　　　　　　 　 ＼
　　　　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　＼　　　　　　　 　 ヽ
　　　　 　 　 .　　　　 ヽ　 　 　 　 　 　 '.　　　　　 　 　 　 .
　　　　　　 /　　　＼　 '.　　　　　　　　　'.
　　　　 　./　　 　 　 ≧=-　　　　　　　　 ∨　　　　　　　　　'.
　　 　 　 ′＼　　､　　　　 ≧=-　　 　 　 .∨　　　　　　　　　'.
　　　　　|　　 |｀　 . ＼≧=-------｀-　　　.∨ 　 　 　 　 .八 人
　　　　　|　　 |　 　 ≧=-- .ハ　　 　 　 　 　 ∨　 　＼　 　.∧ヽ{　　　・・・・・・
　　　　　|　　 | 　 | .ﾄ､ .X 　　| 　 　 　 ＼　　 .∨　　　 ヽ　　∧
　　　　　| | .八 　.|､{／ヾ{＼ l|　 　./　　　＼ 　.∨∧　　 : 　　人
　　　　　l人{ 　ヽ | ＼　　　 〉|　　/　　　　 ﾊ＼ .∨∧　　|　　|ヽ{
　　　　　|{　V{　.从　　　 ,.ｨ/ |　 / 　 　 　.ﾊ　 /ヽ{　∧　 | 　 |
　　　　　|l　 }∨{＼{ヽ 　 )/　.| ./|　　　　 ,′ 人.　＼ ∧ .! 　.}!
　　　　　　　|　 　 　　}　　 　 j/ .|　　　　,′/ 　 ＼ { ＼{ |　 ハ|　　　　　_
　　　　　　　|　|　　　ﾉ　　 　/ 　.|　　　 ,′　 　 .　´ ヽ　＼ /　!　　. . : :´:/
　　　　　　　|　ﾊ　/.｀＞.､_ .ｒ ‐ ､|　 　 ,′ 　.／　　 　 .＼　　 .! ／: : : : /
　　　　　　　|/　∨ / || |　 ヾｰ ' | 　 ./ｲ　／　　　.. ＜//.＞ . |/: :／ : /
　　　　　　 /　 　∨ /lﾄ{　　　 ＼!　 / ｒｆ「　　　 ／///／　＼｀ ＜__彡'
　　　　　　　 　 　 ∨ .|　　　　　.从/ /f|ﾄ､ 　／///／、　 　 .＼ 　｀ヽ
　　 　 　 　 　 　 　 V |　　　　　.} /./ l|ﾊ }／///／　　＼.　　´￣､　　}、
　 　 　 　 　 　 　 　 ヾ!　　　 　〃,〈_/l| }}'////./　　　/´ } 　 　 　.} 　.| ＼
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 / / /　l/＼////　　 ./　 /　　 　 ./ 　.ハ､ ＼
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　/ {/ ／/.∧＼/　 　./　 /　　　　/　　,′　≧=　-
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ///ヾ/////∧　　　./　 /　　　　/　　 ′　人
　　　　　　　　　　　　　　　, ﾍ////.＼＞　´　{　 /　 /　　　　/　　 ,′　{　 ヽ
　　　　 　 　 　 　 　 　 .／　　＼////＼　 　 ! ｲ　 /　 　 　 .{ 　　,′　 ﾊ　　＼
　　　　　 　 　 　 　 　 /　　　　　≧=---’　　|　　/　　　　　 |　 ./　　　{　V　 ハ
 

　　　　　　′　　　　　/　 　 /　　　/　　　　　　　　　ヽ　　　i　　　|
　　　　　 |　　　　　　 i 　 　 |　.| 　 i　　　　　　　 　 　.|　　　|　 　 |
　　　　　 |　　l　　 　 .|　　　.|　.| 　 |i 　l　　　　 　 　　.!.　　 :.　 　 |
　　　　　 |　　|　 　 　.!　 　 .|　.| 　 ﾄ､　',　　 　 　 　 .∧!　 / 　　 .|
　　　　　 |　　|　 　 　.!. 　￣i＞iｭ._ |　＼ヽ　　　　　 /!./l ./_　 /　.|
　　　　　 |　　|　　　　', 　 　.l＿|_＿!≧zx､∨　 　　ﾑr七/i 　./　l .!
　　　　　 ∨　!　　　　　､　 弌　 i....'::::::::i丶 .＼　 ,ｲ::::::７ア! ./　ﾊ!.i　　　シャルロット・・・どうかしたのか？
　　　　　　 ＼!　　　　|.　＼ 　iﾞ　ゞー‐''　 　　 ∨ ゞｰ''´,′/i　 | .ﾘ
.　　　　　　　 夊.　　　　　　＼! 　 　 　 　 　　 　 　 　 / イ .l Ⅳ '　　　　うかない顔だが
　　　　　　／ .ハ　 　 　､ 　 | ｀　 　 　 　 　 　 ｀　　　′ |　|∨
　　　　 ∠二二ハ 　　　 ヽ ﾍ　　　　 　　　_　_　　　.ハ　.|　ﾚﾞ　　　　　　せっかくの祝いの席だというのに・・・
.　　　　　　　／"´Ⅵ　　　　＼ ､　　　　 　 　　　 ／|ｉ　　.|　|
.　　　　　　　　　　 〉∨　　　|>､ .＞　　　　　.　イ 　.|ｉ　　.i/ !
.　　　　　　　　 x<i::::: ∨　　.|　 ＼　/ミ>ｰ ´　　　　.|ｉ　 ./!./
　　　　　　x<////!::::::::∨　 .! 　 　./!:::::::∨/＞｡ 　 .|ｉ　//´
　　,ィ ￣///////|:::::::::::∨.iﾘ＿　ｲ._|:::::::: ∨////>､|ｉ./
　//////Ｖ/////.!:::::::::::::ﾚ'ゝ　 ｀ ´ .!::::::十∨/////ﾚﾞヽ
　!//////∨////|:::::::::::::::::::::::＼　　.|:::::::::-､:＼///!///|
 

　　　　　　　　 　 　 　 　 ＿ 二二 ＿
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　　　　　 　 　 .　´　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　 　 　 　 ／　　　 　 /　 　 　 　 .|　　　 　 i　＼
　　　　　.／　　　　　 ./　　 　 　 　 |　　　 　 |　∨＼
　　 　 . '　　　　　 　 .′　　　　　　 |/　　 　 i|. 　∨　ヽ
　　　/　　　　　　　　|　　　　　　　 /　 　 /　ﾘ　　 ∨ ∧
　　./　 　 　 　 　 　 |　　　　　　 ./　 　 ｲ　/ |　　　}　 ∧
　　′　　 　 　 　 　 |　　　　 　 /　　／ j /}､.ﾄ､　 .八./ ∧
　　|　　　　　　 　 　 |　　　 　 ./　.／|　/}　ハ! }　/　.l ﾄ､ .}
　　:　　　　　　　　　 |　　　　 / ／　 ∨ .| ｨ行. | ハ　} | .ﾄ.|　　　ああ・・・ごめん。みんなのお祝い気分に水を
　　 Ｙ　　　　　 　 　 |　　 } ／´　　　　∨《 Vﾊ ﾚ 　Ｖ　　|
　　 i|　　　　　 　 　 i|　　/ .ｨ　 　 　 　 {　　 ゞ'　　　‘ ｰ┤　　　さしたくないからコース終わるまでは黙ってるつもり
　　 l|　|　 　 　 　 　 |　./} ハ　　 　 　 l|　　　　　　　 　 ,.{
　　 ﾘ /! .|　　　　　　}./ /!　∧　 　 八∧　　　 　 　 　 .{ |　　　　だったんだけど・・・　　
　　 }/ .|/}　　　　 　 　 |八 /.∧　/ 　　{∧　　　　　,r.ﾏ.ハ
　　 　./　| 　 　 ∧　　 | | ‘ ＜.∨ / 　iﾄ.∧　　 　 (:_:ﾉ {ﾄ{
　　　　　 |　 　./ ∧ 　 | |　 |　 } ∨ ./ l|　｀＼　　　　　ハ|
　　　 　 人　 　./　.}　 八　/　ﾘ　 ∨ .八　ｰｒ――‐一 / |
　　　　　　 ＼　 　 .| /　 .}/　/----V / { 　 !ハ{ }　　./
　　　　　　　　〉、　 !'　　/　./　　　　∨ .| ￣ﾄ,　 .|　 /
　 　 　 　 　 〈　 ＼　　 　 ./＿　　　　∨{　　|∧　! /
　　　＿＿_　 ∨　　　　.／-=ﾆ二三≧.ヾl　 .ﾄ.〈　ﾚ
　　　＼　　 ｀ヽY ヽ | .///￣￣￣ ≧=ｧ:::＼.|∧＼
　　　　 ＼　＼ ＼ー.///　　　　　　　/:::::{｀ヽ:::∧　＼
 

　　　　　　　　　　 .　　　´￣￣￣ ｀　 　 .
　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　 　 ／　　 ／　　　　　　　 　 　 　 / 　＼
　 　 　 　 ./　　　/　　　　　　　　　　　 　 / |　　　ヽ
　　　　　 .′　　/　　　 　 ′　　 /　　　./　.!　　　　'.
　　 　 　 |　　　.′　　　　|　　 ／　.ｨ　 / 　 |、　 　　:,
　　 　 　 |　　　|　　 　 　 l　／　／/.／　　 ハ .|　　.∧
　　 　 　 |　　　|. 　 　 -=≦=≦　/ｲ}　　 //､_} ﾊ　　 l∧　　
　　 　 　 |　　　|　　 　 　 | 　.／斗彡　 /}/ｘｚﾘ　| 　 .|ヾ{
　　　　　从　　.|　　 　 　 |　/ｘ≠ﾐ./　./ /代:} 》 .!　　|　＼　　・・・みんな、忘れてない？GW明けは交流会だよ
　 　 　 /イ　　 |　　 　 　 ﾚ.ｨ芹:::}/ ／　　乂ﾘ　 从　 !
　　　／　.|l　　 l　ﾊ　　 .从《 ∨:ｿ´　　　 　 　 .ｲ　 |　|　　　　　どうするつもりなの？　　　
　　　　　 从 　.j/ ∧　　{八　　　　　　　　'　　 八　l　|
　　 　 　 }人　　 / ∧　 |ヾ.{　　　　　　 _　　 ./}　 .ハ.!
　　　　 　 　 ＼　 / ∧八＞ .　 　 　 ´　 　 ｲ /　/
　 　 　 　 　 　 {＼ / ∧ {　 　 .＞　.　　／_ j/　/
　　　　　＿＿.人　＞'　ヾ　　　　　/〉､´〈　　} ./｀ヽ
　　　--=ミ: : ＞ ´ |/∧　 ＼　＞r{ｲ　|/∧　j/　 　 '.
　　　　 　 ／ 　 　 |//∧　　 　 / }lﾊ .|//∧　　 　 ハ
　 　 　 ／　　　 　 |////＼ 　.// |l|∧l＜/∧　　 ,′|
　　　 /=ミ､　　 　 .|/////ｲ＼{:{　ハ　〉:/＼｀　.∨　 .!
　　　 |　　　＼　　 |//／　|///7/､/}/:////.> 　 '.　八
　　　 |　　　　 ＼　レ　 ／///〈//∧|///／ 　 　 ∨　ヽ
　　 ./|　　　 　 .∧　 ／///////∧//.／-----､　 }　　}
　　/ .|　 　 　 ./ ∧　￣￣￣￣/:＞ ´　　　　[]. '.　| 　 .|
　./／ﾄ､　　 　 ./　.〉′ 　 　 ／´　 　 　 　 　 [] .|　!　　|
 

　　　　　　　　　　　　.　　 -‐━━━━‐-　.
.　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
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　 　 　 　 　 　 /::::::::::::::::::::/::::::::厶ｉ::::|V仏::::::::::::::::::::､＿＿／
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.　　　　　　　 ′::::::::|:::::::/／　‐-　|::::| -‐　|::::::::::::::::::|
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.　 　 　 　 　 |:〉::::::::i|::::{　((___)) 　 |::/ ((___))|:/:::/::::::,
　　 　 　 　 /|::∧::::ｉ|:::::.　　　　　　/　　　　 /:|::::::／　　　・・・・あ
.　 　 　 　 / i|::::|::〉::::::::::::、　　　　　　　 　 ∧:|／ /　
　　　　　 /　ｉ|::::|:::/＼:::::〈＼　　[: : :]　　　　 人
...　　　　/　　|::::|:::::::::::|::::::ﾟ｡　　　　　　 ,..　イ:::::|＼
.　　　　/. 　 ｉ|::::|::::: 川:::::::::ﾟ｡￣ 厂[__:::::::::::ｉ|::::::|　　 ､
. 　 　 /　 　 i|::::|:／　i|::::::::::::.。/{　　/＼:::::i|::::::|　　　 ＼
　　　/　　　 ｉ|:／. .＼i|:::::::::::::::ﾟ｡ 　 /. . . .＼ :::::|
 

　　そう、GW明けは第１回目の交流会があり、最初の枠を取るべく女子たちがやっきになる時期なのだ。
 

　それ故シャルの言葉は当然といえば当然であったが・・・
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　 __　__
　　　　　　　　　　　　 __,ﾍ-冖┴┘┘ヒ￣　ヽ
　　　　　　　　　　 ≠"´ ≠ヽ、ヘ_=、::::::＼　 　＼
　　　　　　　　,イ／/ヽニ ／ヽ´｀ヾ　}---__ヽ　　　ヽ、
　 　 　 　 　 /､,'ヽ､,'　　 /　　　ヽ　　｀ ´ヽ ﾍヽ　　　 ヽ
　　　　　　 / 　 　 　 　 /　 |　　 ｉ 　 　',　　　.ヽ　　 　 ｀、
　 　 　 　 ,'　 /　 　 　 ,'　.　|　　　|　 　 ',　　 .　',　 　 　 ヽ
　　　　　/　 /　　 /.　 |　　 | 　 |　 | 、　 |　　 　. ｉ　 　 　 ｉ
　.　　　 ,'　/　 　 ,'　　 |　　 |　　| | .|ヽ　 ﾊ |.　　　|　　.|　 |
　　　　 ｉ //　./　ｉ　　/|､ 　 |　　| |　| _才|´',| 　 　 ',ヽ　|　|　　　交流会って・・・そんなの今のやる夫に
　　　　.|/ ,'　./ . | 　 ｉ | ',　 |､　,' ||,イ_-_|/イ7　 / | ｉ ,'　.| .|
　　　　/ .|　./ . ｜　.|上_',　| |. | /|/ /泛__ノ/ ,/　,'　}　　|/　　　余裕あるはずないでしょ。なしよ、なし
　　　　　 |　,'l 　ﾊ. 　| .|≧込｀',|　/　 　 - ア./　/.}　.| |　}
　　　　　 |. ,' |　|. ',　.|ヽ乂_.ｿ＼ヽ　　　　./／ / /　/|.|　,'　　　　誰が結婚するのかとかそんなのよりやる夫を支えるほうが大事でしょ
　　　 　 ./.,|/| ./| ヽ .|＼｀￣　　 　 　 　 //　/／//| /,/　 　, ----、
　　　 　/ ヽ| |/| | / ヽヾ.ヽヽ　　｀　 　 　 .{ ,'／､//､_L､ __／　　　　　＼
　　 　 ,'　/||./ .| ', || .|. ＼｀> 、　　-　　　 |.ｉ {ヾ／､:::::／,´／　　　　　　｀ヽ、
　　　　ｉ /　ヽ.}/、ヽ、| | | | .}. /＞ 、　, ｲ´ﾚヽ,' |;;;;;;;;|／/　　　　　　　　　　 ヽ
　　　　.ﾘ　 __/,　_＼_ヽ__| | /　', | 、|｀　　ゞ｀Tヽヽ／　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　 ／::::::::｀::ヽ厶 //／　　 ＼＼ゞニ|:::,ﾍ|::ヽ/へ、　　　　　　　　　　　　 　 ヽ
　　　∠-- __:::::::::::::::::｀ヽv､<￣￣　 ｀／｀´　/､__|､ / }ヽ
　　 　 　 　 .｀ ヽ-=､ __:::::::::｀ヽ ､_- ´／/　ｌ-≠､ /　ヽへ 、
 

　　　　　／/: : : |: :|:,!:i,: :i:::＼: :ﾞi,::::ﾞ': ､: :i,: : : : ::|彡/ i,: : : : : : : |: : : ::|ﾞi,:ﾞi
　　　　　　,!::,!: : |:,!ﾞi,!:::ﾞi,: i::::::::＼ﾞi,＞'ﾞ.｀`|: : : : ,!',.⌒ﾊ,: : : : : : :i: : : : |　ヾ､
　　　　　 ,!:/,!: : |:,|:::l:::::::>､i,‐‐''´/`//　　|: : : :,!ζ ﾊ .}: : ,!: : : :i: : : : |
　　　　　 i/ i:l,: :N:|-‐''ﾞ,　　`　　　　　　　 i: : : ,! i＿.ﾉ/|: ,!i,: : : ,!: : : :,i　　　そうだよ・・・やる夫君、やっとご飯食べれるようになって
　　　　　　　!:i,: |: :|//　　　　　　　　　　　.i: : :,!,.=,-::'ﾞ: i::,!::,!: : ,!: : ,!: ,!
　　　　　　 .|::,!､i|: i　　 　=-　　　　　　　　|: :,!´　ﾐ: : : :i!／ i: :,!: : ,!|:,!　　　きてるんだから負担かけちゃだめだよ
　　　　　　 .|,!　ﾞ.i: :ﾞ､　　　　　　　　　　　 ,!:/　 　ﾐ: :／　　 i::,!|: :/ .i,!
　　　　　　　!　　|: : /i: ､　　　　　　　　　 |/　　 .κﾞ　　　　|/ .|/　 '
　　　　　　　　　 |: / И: 丶､＿＿ _　　　'　＿___!
　　　　　　　　　 |/　 ! .ﾞi,: : :,!i,: ,!　,.!≠'",´-―‐‐｀i
　　　　　　　　　　　　　 .ﾞi,: ,! .i:,! .fﾞ, f¨´,.．--､_,. ,ゝ､．---.､
　　　　　　　　　　　　　　.∨　.!'　_ﾔ＜　　　　|／／　　　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　,.．‐‐/ {,.．-､　　.ﾉ':/　/　 ／　　　ﾞi,
　　　　　　　　　　　　　　　L -‐{__{　　　｀` }':/　 ,!　/　　　　　｀ヽ、
　　　　　　　　　　　　　 /7ﾞ　　 ∥|:､　　　 ,!/　 .i　　　　　　_,. ．　ヽ,
　　　　　　　　　　　　 / .iﾞ　　. //,!　L`:､__/,!　　/　 ,.． '' ´　　　　｀ヽ,
　　　　　　　　　　　　,!　.ﾋ=∠='/　 .|¨¨¨¨¨　 ./,．'　　　　　　　　　 ./
　　　　　　　　　　　 ,! ,｡'ﾞ／　　,!　　|　　　　　 {　　　　　　　_　　　./
　　　　　　　　　　 / ./ ./　　　,!_／¨　　　　　　＼　　　,.．''´　､.／
　　　　　　　　　　.{ ｀{∨　　　　　　　　　　　　　　.｀i　　　　　　 ）
　　　　　　　　　　 ﾞi, ﾞ,　　　　　　　　　　　　　　　　｀i　　　　　　|
　　　　　　　　　　　 〉ﾞ､　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　 　 |
　　　　　　　　　　　｀i　〉　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　 　 |
 

　　クラスメイトたちはシャルの当然の言葉を「ない」として否定する。今の彼女たちにとって大事なのは”やる夫”であって
 

己の利益などは二の次三の次・・・だからこそ、共学で誰もがほしがる交流会の権利を無価値として簡単に捨てようとしていた
 

　　　　　　　　　＿＿＿ ＿＿＿
.　　　　 　 , -'´:::::::::::::::::｀:::::::::::::::::｀ヽ、
.　 　 　 ／::,:::::::::::::／::::::::／::::::::::::::::::::＼
　　　／::／::::::::::::/::::::::::/::::::/:::::::/::::::::､:::ヽ
. 　 /:::::/::::::::::::, /::::::::::/::::::/l::::::/!:: ::: :::l: :::ﾍ
　 /:::::/:::::::::::://::::/:::/!:::::/ :|:::/ﾞ|::::: ::::::|::::::::|
／::／:: ::::/::/ :!:::::|::::|T:::/|:/|::|　|::::: ::::::|::::::::|　　　そりゃ仲良くはなりたいですけど・・・
:::::::: :::::／::/:::::|:: ::|::::|ィ示卞V　.|:::::::::::/::: ::/
:::: :::／:::::/:::,.-|::::::|::::|弋;;ｃl　 　 |:::::::Ｘ/::／＼　　今のタイミングでは・・・ちょっと・・・
:::／::::::::/:::/ <|: :::ﾍ:::|　 ｀　 　 　´た7／|＼　ヽ
::::::::::::::/:::::〉､ﾒ|::: :::ﾍ:|　　　　　　弋ｿ!::::::|＼.＼|　（ゆっくり・・・じっくりと仲良くなりたいですし・・・
:::::／:/:::::/: :::::|::::::::::∧ 　 　 ＿　 ´/::: :::| ∧ ∧
::::::／: ::/::／:|:|∨:::::::∧　　 ｀ ´ ／:/:::::::∨∧ ∧　順番にこだわる気もないですしね・・・）
／:::::／::´:: :::|:|　V:::: :::::＼ ＿／::::/ｌ::|:::::::∨∧ ∧
::::／::::::::: :::::|￣￣＼::::::::::::ヽ､:: :::/ .|∧:_:::::∨_|＿|　
:::::::::::::::::::::::::| 　 　 ／｀￣ ｀ヽ|／ ∠／／￣| |＼
Z≦テ´7::／〉　,､/ 　　　 　 　｀lﾞ¨∠／／,　| |　 ｀ヽ
　 　 ∠;;;;/l´／.:.|　　　 　 　 　 |＼　Ｘ_Ｘ＿//　　　|
.　　　　　　∨. :.:.|　　　 　 　 　 |ヽ_>'´.::.:.:｀ｰ.､　　　＼
　　 　 　 　 |:.:.:.:.:| 　 　 　 　 　 |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、　　 ＼
　　 　 　 　 |:.:.:.:.:| 　 　 　 　 　 |:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ 　　 　 ﾍ
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　__,,.、 -- ､、_
　　　　　　　　　　　　　 _,.ィ'"´　　　　　　　 `'ト、
.　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　＼
.　　　　　　　　　　 /　　　　　..:　　　 ..::　　..i　　　..:.＼
　　　　　　　　　　/　　　　..:.:.:　　　..:.:.:　　.:.|　　　.::.:.:∧
.　　　　　　　　　 j　　　 ..:.:　　.:　..／::　　.:.::ﾄ､　　.:.:.:.:.:.:ﾍ
..　　　　　　　　　|　　　　/ .:.:.:.:／　.:,イ.:./!:..|　i 　:.:.:.:.:.:.: i,
　　　　　　　　　 |　　.:.:./.:.:. ／/ .:／/.:./ |:./　}　:.:.:.:.:.:.:.:.::|　　　私もその・・・それに、こう、結婚とかそういうの抜きに
　　　　　　　　　 |　.:.:.:/.: ／--─‐‐ ''/" l/＼ | :.:.:.:.|.:.:.:.:: |
　　　　　　 　 　 |　:.:./:.:/ ,ｨ=＝rｧ ／　／_,_　`ﾄ、:.:.|::.:.::.|::|　　　心配で目が離せないほうが強いですし・・・
.　　　　　　　　　| :.:.:j:.:.:.:.l'"ﾄz::ﾟﾘ 　　 　 ィテﾗﾄ| .:.:. |:.:.:.:.|.:|
.　　　　　　　 　 | ..:.:|:.:.:.:.{　`-‐'　　　　　ﾋ::,ﾟｿ /}:.:.: l＼:.//
　　　　　　　　　| :.:.:| :.:.:.ﾍ、　　 　　 　 　 ~　/,ﾉ:.:.::.∧ ＼
　　　　 　 　 　 | :.:.:| :.:.:.::}へ、 　 　__　'　 _ ｲ : /二二＾　 ＼
.　　　　　　　　 | :.:.:| .:.:.:.:.lト､ ＞､_　 _,. ＜:.:..:..〈 ー‐-、 　 　ﾍ
　　　　　　　　/ :.:.:.| :.:.:.:..|　　＼　了＼__:.:.:.:.:.:.:`l斤＼ 　　 　|
.　　　　　　　/ :.:／|:.:.:.:.:.:|ﾍ　 rー--ﾍ、　＼:.:.:.::.:..|　 ト---‐┴､
　　　　 　　/..／::::::|:.:.:.:.:.:|　＼{　ー-＜⌒)'二＼::.|　{::::::::::::::::::::::｝
.　　　　　 /../:::::::::: |:.:.:.:.:.:|＼　＼ __,, ィ`-K-- .__).!　|::::::::::::::::::::::|
　　　　　/..:｛::::::::::::::|.:.:.:.:.:.|:.:.:＼／___ノ　ﾉ　＼-- ＞.|:::::::::::::::::::: |
.　　　　/..:.:.:|::::::::::::::＼:.:.::.i,:.::.::.ヽ ::`ー''´:::ﾍ　 Y´:::::::＼:::::::::::::::::j
. 　 　 /..:.:.:.:ﾍ.::::::::::::::::.＼:.:＼:.:.::.）:::::::::::::::::::ﾍ　 }::::::::::::::::＼ :::::::: |
 

――が、まほだけが・・・シャルの言葉を受けてその顔色を変える
 

　　　　　　_　 -‐==＝ﾆﾆニ二〉　　 ＼
　　 　 　 /‐-＝==ﾆニ二二 /　　　　ハ
.　 　 　 /＿＿　　　　　 　　 　 　 ／　｜
　　　　 |　　　 ＼＿＿＿＿＿_／　　／‐-..._
　　　　 |　　　　　　　　　{_〕=十=〔}／ :　:　:　:＼
.　　　／＼＿＿＿＿＿＿＿＿／　:　:　:　:　:　:＼
　　 /　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:＼
.　 /　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　∨
　 ′　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　|
　.ｉ:i:i.　｜　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　|
　ｉ{ilili:/ |:　:　:l　:　:　: Ｎ^ｉ　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　|
　|{liliｌｉ:. |:　:　:l　:　:　: l　 |:　:　:　:　:　:Ｎ＼　:　:　:　:　: :|　　なるほど、シャルロットの顔色が優れないわけだ
　Ⅷiliｌｉ:.|:　:　:l　:　ｉ　N　 |/|　:　:　:　: |　　И:　:　:　:　: |
　 Ⅶililil|:.. :　:l　:　|V＿＿ И＼　:　:N／￣.!/l 　:　:　: |　　言われるまで気づかないとはうかつだった
　　Ⅵilil|ili:. : : ＼N＿＿＿＼ ､ ＼,//,ィ:T > /　:　:　:　|
.　　Иili|liｌｉ:..　:　:〈 乂三ｿ, ｀三三三´Vソ　/ ／ｉ :　:|∨　　・・・状況は極めて悪いな
.　 　 |У|lili::. 　:　:＼￣￣￣￣￣￣￣￣/イililｉ|　: :
　　／´ｿ|ililili:.　:　:i⌒　 　 　 　 　 ゝ 　 　 /lililili|: : ′
.　　　´　l∧lilｉ:. : 八　　　　　　　　　　　　/ililililｉｌ| /
. 　 　 　 　 Ⅷli:.　:　＼　　 　 , -=､　　／ili/lﾍi//
　　　　　　　Ⅶili:.. : 　. ＼　　 　　　／　/´/|: :/
　　　　　　　 Ⅵlili:.. :　(⌒　≧=-イ、　 」}/´|,/
　　　　　　　　∨Ilili{＼{　＼ 　 　 |/＼ｰ ､
　　　　　　　 　 ＼N{　　　　＼＿/! 　 V　ー――― ､
.　　 　 　 　 ／　　　 ＼　　　　,へ|∧　}　　　　　　　　＼
　　　　　 ／　　　　　 　 ＼　 /　 {　 ∨　　　　　　　l 　　＼
 

　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 .　　 ￣￣　 　.
　　　　　　 　 　 　 　 . 　 ´　　　　　　　　　　　｀　 .
　　　　　　　 　 　 ／　　 　 　 　 ＼　　　　　　　 　 ＼
　　　　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　＼　　　　　　　 　 ヽ
　　　　 　 　 .　　　　 ヽ　 　 　 　 　 　 '.　　　　　 　 　 　 .
　　　　　　 /　　　＼　 '.　　　　　　　　　'.
　　　　 　./　　 　 　 ≧=-　　　　　　　　 ∨　　　　　　　　　'.
　　 　 　 ′＼　　､　　　　 ≧=-　　 　 　 .∨　　　　　　　　　'.
　　　　　|　　 |｀　 . ＼≧=-------｀-　　　.∨ 　 　 　 　 .八 人
　　　　　|　　 |　 　 ≧=-- .ハ　　 　 　 　 　 ∨　 　＼　 　.∧ヽ{　　　・・・西住さんは分かってくれたみたいで
　　　　　|　　 | 　 | .ﾄ､ .X 　　| 　 　 　 ＼　　 .∨　　　 ヽ　　∧
　　　　　| | .八 　.|､{／ヾ{＼ l|　 　./　　　＼ 　.∨∧　　 : 　　人　　　　何よりかな。うん、そういうことだよ
　　　　　l人{ 　ヽ | ＼　　　 〉|　　/　　　　 ﾊ＼ .∨∧　　|　　|ヽ{
　　　　　|{　V{　.从　　　 ,.ｨ/ |　 / 　 　 　.ﾊ　 /ヽ{　∧　 | 　 |
　　　　　|l　 }∨{＼{ヽ 　 )/　.| ./|　　　　 ,′ 人.　＼ ∧ .! 　.}!
　　　　　　　|　 　 　　}　　 　 j/ .|　　　　,′/ 　 ＼ { ＼{ |　 ハ|　　　　　_
　　　　　　　|　|　　　ﾉ　　 　/ 　.|　　　 ,′　 　 .　´ ヽ　＼ /　!　　. . : :´:/
　　　　　　　|　ﾊ　/.｀＞.､_ .ｒ ‐ ､|　 　 ,′ 　.／　　 　 .＼　　 .! ／: : : : /
　　　　　　　|/　∨ / || |　 ヾｰ ' | 　 ./ｲ　／　　　.. ＜//.＞ . |/: :／ : /
　　　　　　 /　 　∨ /lﾄ{　　　 ＼!　 / ｒｆ「　　　 ／///／　＼｀ ＜__彡'
　　　　　　　 　 　 ∨ .|　　　　　.从/ /f|ﾄ､ 　／///／、　 　 .＼ 　｀ヽ
　　 　 　 　 　 　 　 V |　　　　　.} /./ l|ﾊ }／///／　　＼.　　´￣､　　}、
　 　 　 　 　 　 　 　 ヾ!　　　 　〃,〈_/l| }}'////./　　　/´ } 　 　 　.} 　.| ＼
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 / / /　l/＼////　　 ./　 /　　 　 ./ 　.ハ､ ＼
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　/ {/ ／/.∧＼/　 　./　 /　　　　/　　,′　≧=　-
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ///ヾ/////∧　　　./　 /　　　　/　　 ′　人
　　　　　　　　　　　　　　　, ﾍ////.＼＞　´　{　 /　 /　　　　/　　 ,′　{　 ヽ
　　　　 　 　 　 　 　 　 .／　　＼////＼　 　 ! ｲ　 /　 　 　 .{ 　　,′　 ﾊ　　＼
　　　　　 　 　 　 　 　 /　　　　　≧=---’　　|　　/　　　　　 |　 ./　　　{　V　 ハ
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , -─-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / /￣ヽ　',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.|__|　　ノ　ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　＿＿,,,,,,,　　　　　　　　l´ r'´
　　　　　　　　　　　 ;,""´ー―ｰ､｀"''､,.　　　 　└┘
　　　　　　　　　／　￣｀ヽー― ､ヽ､ 　｀ヽ.　　　○
　　　　　　　／　　　　　　　　　　＼ ＼　　ヽ
　　　　　　 ,'　　 /　 / ./|　　 ,　.　　'ヽ |　 　ヽ
　　　 　 　 |　､　|/メ､/　!_　/|　i　　 　 ', 　 　 !
　　　　　　 ＼ﾊ/ ,ﾊ|j'　　ｧ;'＜__| 　　!　 ! 　 　|
　　　　　　 　／ r ''´　　　|ﾉ,ﾊヽ!　 /　/　　　 |　　状況が悪いって・・・いい方向にしか転がってないわよね
　　　　　　／　　!　　　 　 ゝ-'　|__/ﾄｧ' 　　 　 |
　　　　　/　 ／ ,ﾄ､　 ､　　 　"/ 　/ｲ　　　i 　 |　　クラスの人数も少なかったおかげで、やる夫ともだいぶ
　　　　　!／|　 /| /＼　 　　 /　 / / 　 　 ! 　 !
　　　　　 　 |／ ﾚ'/`Y!>ｰｧ,/ .／_/!＞､／| 　/　　仲良くなれたし食事もだいぶかいぜ・・・
　　　　　　　｀　　/ ./／/ｒ/／, '´　 ｀ヽ/　|／
　　　　　　　　　/ ‐'､:::ﾑ::´／　　　　　　|
　　　　　　 　 ./　､ヽﾉ/:／　　 　　 　 　.!
　　　　　　　 ri　r､ﾝｲ::/､/＼／＼/ヽ.／|
　　　　　　/´iゝ-‐ｲ´:::ﾄ､/＼／＼/＼/ﾚ
　　 　 　 /　 `ー‐'i::::/　　 　　 ／//
　　　　 ri　　 ＿_,.'／　　　 　 /"´/
　　　　〈｀77´　　　｀　　 　　 ,':::::/
　　　　 ヽ!」　　　　　　　　　,ﾊ:::〈＼
　　　　　　ﾊ､,＿＿,,.. -‐＜´:::::::::ヽ::〉、
 

　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｨヘ＝=､_
　　　　　　　　　,.｡ャ≠‐二/　　　ヽ　ヾ,｀ヽ､
　　　　　　　 ／　/　,...__ﾐr彡≧z､　　　 ＼　＼
.　　　 　 　 / 　 /　/≧´:,:,:,:,:,:,:,:,:,ヽ　　 　 ヽ　 ヽ
.　　　　　　j　 ./　./:,:__,.．t '''¨T¨l¨¨ヽ　　　 ヽ.　 ヽ
.　　　　　 /　 i' /./'¨7　　l.　　 i! .l. ヽ '.,　し　 .',　　ヽ
　　　　　/　,　./ .i! i!　i　　i!　　l」,ヽ ヽ. ',　　 　 '　　 i
　　　　./ ／　.ｉ　.ｌ ｌ> ﾄ､　 lヽi　ﾄ,ｨｧ=z､_i!　 l 　 i　 　.|　　　　　まさか・・・そういうこと？
　　　ノノ /　　l　 ', i ,ｨ示zヽ..ヽ|　込tﾘ ﾉl 　l　　l　　 .l
　 ｰ''´　./ .ｌ.　 ',.　',iY jtシ　　　　　　 　 l　 j u .i　　　i!　　　　い、いくらなんでもそれはないわよね・・・
　　　 　 Ⅵi!　　ヾ､, ヽ　　/　　　 　 　 ./ ,ﾉ 　 /　 .i l. ヽ
.　　 　 　 Vﾍ ヽ .､.ﾊ｀'　　｀　　　 　u ./ ｱ　　/　　 l ﾄ､ ヽ
　　　　　　|　ヽ ヽ､｀ミ､　　r ＝　ﾌ .ノ.／,.　 /　 i! !i |　ヽ ｉ
　　 　 　 　 　 V　 rzミ＞ｚ._　　 　 ／/// /:://:::ﾘ |i|　　｀
　　　　　　　　 i∧ .ﾊi!ヽヽ:::≧≦´　/:::/./:::::i !:::∧:::|
　　　　　　　　 i!　V .lλ ﾊi::::∧ ／¨´.//t/zｬ::/　 V
　　　　　　　　　　 l　:i!∨ソｧ'/∠,ｬf¨´:,:,:,:,ｨ≒zヽ.,_
　　　　　　　　　　　　　ノ./:,/:,:/:,:,:彡ｧ'''´　 　 　 ｀ヽ
　　　　　　　　 　 　 ／ ./≒V≧'', '　　　　　　　　　 ＼
　　　　 　 　 　 　 /　　/:,:,/:,:/　/　　　　　　　　　 ',...::::ヽ
　　 　 　 　 　 　 /　 ./:,:,:,:,:,/　/　　　　　　　　　 ..::::::::::::::ヽ,
.　　　　　　　　 ノ 　/:,:,:,:,:,: 7 ./　　　　　　　　 　 :::::::::::::::_;:ｨﾍ
　　　　 　 　 , '　　/:',:,:,:,:,:, i! .ﾚ　　 　 　 　 　 　 :__;::≧'''´:::::::::＼
　　　　　　／/　 /:/:,:,:,:,:,:ij ./　　　　　　　　_,ｨｧ¨::::::::l:､:::::::::l:ヽ::::ヽ
　 　 　_／:ｧヽ　/:/:,:,:,:,:,:,: i ,'　__,.ｨ＝≒=≠'´　 ／:':;:::l::::ヽ､::l::::::ヽ:::',
　　　 ¨¨フ　　ｿ::,':,:,:,:,:,:,: i! i≠¨´　 ,x 　 ./ヽ ／ 二¨ヽｰ､::::｀:::::::::::｀ヾ
　　　　/,.ｨt　/:::i :,:,:,:,:,:,: i! l.　,ｨ　／:::l　./:::::r'__／i_ノ　　 ヽ:::::::::::::::::::
　　　 ´/:::::l/::::/ :,:,:,:,:,:,: i! l／//:::::::::::V::::::::r'¨¨¨ヾ .／　_　ヽ::::::::::::
 

　まほにつづいてアリスも何かに気づいたように顔色を変えていき・・・疑問に思った言葉が問いただすが・・・
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ ,, ........ ,, _
　　　　　　　　　　　　　　　,r ':::´::::::::::::::::::::::::｀ ヽ
　　　　　　　　　　 　 　 ／::::::::::::::::::::::::::::::::ｉ::::,、:::::＼
　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::/:::::::::i::ｌ∨v}::::::::::＼
　　　　　　　　　　 　 /::::::::::::::::::::::/:::::/|::::|::ｌ｀ﾞ　ｉ::::::i:::::::ヽ
　　　　　　　 　 　 　 !:::::::::::::::/:::/:::::/ ｌ:::/ｌ::l　　 !::::::ｌ:::::::::}
　　　　　　　　　　　 i:::i:::::::::i/:::/ｌ::::/_,.ｌ:/ ｌ::ｌヽ.,__ｌ:::::::ｌ::::::::ｌ
　　　　　　　　 　 　 l:::ｌ:::i:::::ｌ:::/ ｌ|/´　ｌ/　!/　　 从::::ｌ:::::i::ｌ
　　　　　　　　 　 　 |:::ｌ::::ｌ::::ｌ/|,xｚ=ﾐ /　 /　,x=ﾐ、}::::ｌ::::::ｌ:ｌ　　え・・・えっと・・・
　　　　　　　　　　　i|::::ｌ:/ｌ:::::',:flc;;;ri　 　 　 fc;ri ゛!::/|::::/ｉ!
　　　　　　　　　 　/|:::::i::::ヽ::ヽ弋シ　　 　 弋ｼ　//:::|:/　ｌ　　どういうことですか？
　　　　　　　　 　 / |:::::::::::i:::＼:＼　　　　i) 　　 /::::::::|!
　　　 　 　 　 　 /　!:::::::::::ｌ:::::::::>゛~　　　‐ 　 ／:::i:::::::|ｉ　　　　何がそういうことなんですか・・・
　　　　　　　　 /　 ｌ::::::::::::ｌ::::::i:::::i ＞ ､. _, ｨ'´:::ｌ:::/::ｉ::::|.i
　　　 　 　 　 /　　!::::::::::::ｌ:/:::ｌr'´i 　 　 　 iﾊヽl/::::ｌ:::::| i
　　　　　　　/　　 ｌ:::::::::,rｌ/::::::ｌ　　　　/　/ 　 /::::::ｌ::::::| .i
　　　 　 　 /　　　!:::／:::/::::::::ｌ ｀ヽ. , -‐/　／:::::::/ヽ､:!　i
　　　　　 /　　　 ｌ::/:::::/／::::/ｌ 　 　 ／　/::::::::::/ /:::::｀ヽ !
　　　　 /　 　 　 !::ｌ::::／::::::/　ｌ　 ／　　/::::::::::/ /:::::::::::::ﾊ i
　　　 /　　　 　 ｌ:::ｌ:/:/ｌ:r－-､ ｌ/,. -－､{:::::::::/ /:::::::::::::::::::} i
　　 /　　　　　 ｌ:::::}从:::ｌ}　 　 「」 　 　 {从:::/ /::::::::::::::::::::::ｌ　i
　 /　　　　　　ｌ::::/:::::／ ヽ '´/ |｀ヽ,.／ヽ ﾙ‐'::::::::::::::::::::::::::ｌ　 i
 

――そんな言葉に対してシャルが示した言葉は・・・予想外のものであった
 

　　　　　　　　　　 .　　　´￣￣￣ ｀　 　 .
　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　 　 ／　　 ／　　　　　　　 　 　 　 / 　＼
　 　 　 　 ./　　　/　　　　　　　　　　　 　 / |　　　ヽ
　　　　　 .′　　/　　　 　 ′　　 /　　　./　.!　　　　'.
　　 　 　 |　　　.′　　　　|　　 ／　.ｨ　 / 　 |、　 　　:,
　　 　 　 |　　　|　　 　 　 l　／　／/.／　　 ハ .|　　.∧
　　 　 　 |　　　|. 　 　 -=≦=≦　/ｲ}　　 //､_} ﾊ　　 l∧
　　 　 　 |　　　|　　 　 　 | 　.／斗彡　 /}/ｘｚﾘ　| 　 .|ヾ{
　　　　　从　　.|　　 　 　 |　/ｘ≠ﾐ./　./ /代:} 》 .!　　|　＼
　 　 　 /イ　　 |　　 　 　 ﾚ.ｨ芹:::}/ ／　　乂ﾘ　 从　 !
　　　／　.|l　　 l　ﾊ　　 .从《 ∨:ｿ´　　　 　 　 .ｲ　 |　|　　　
　　　　　 从 　.j/ ∧　　{八　　　　　　　　'　　 八　l　|
　　 　 　 }人　　 / ∧　 |ヾ.{　　　　　　 _　　 ./}　 .ハ.!　　　　・・・交流会は間違いなく開催されるよ
　　　　 　 　 ＼　 / ∧八＞ .　 　 　 ´　 　 ｲ /　/
　 　 　 　 　 　 {＼ / ∧ {　 　 .＞　.　　／_ j/　/　　　　　　　最悪、僕らは参加の権利もない
　　　　　＿＿.人　＞'　ヾ　　　　　/〉､´〈　　} ./｀ヽ
　　　--=ミ: : ＞ ´ |/∧　 ＼　＞r{ｲ　|/∧　j/　 　 '.
　　　　 　 ／ 　 　 |//∧　　 　 / }lﾊ .|//∧　　 　 ハ
　 　 　 ／　　　 　 |////＼ 　.// |l|∧l＜/∧　　 ,′|
　　　 /=ミ､　　 　 .|/////ｲ＼{:{　ハ　〉:/＼｀　.∨　 .!
　　　 |　　　＼　　 |//／　|///7/､/}/:////.> 　 '.　八
　　　 |　　　　 ＼　レ　 ／///〈//∧|///／ 　 　 ∨　ヽ
　　 ./|　　　 　 .∧　 ／///////∧//.／-----､　 }　　}
　　/ .|　 　 　 ./ ∧　￣￣￣￣/:＞ ´　　　　[]. '.　| 　 .|
　./／ﾄ､　　 　 ./　.〉′ 　 　 ／´　 　 　 　 　 [] .|　!　　|
 

: : : : : : : |: : : : : ,!,|: : : : : : : : : :ﾞi,ﾞi,: : : : : : : : :i,: : i: : : : :|: : : : : :|/ /,!: : : : : : : : |: : : : : i
: : : : : : : ,!: : : : ,!:|:i,: : : : : : : : : |ﾞi,ﾞi,: : : : : : : : |､: i,: : : : :|: : : : : :!:/:,!!: : : : : : : : :|: : : : : i,
,: : : : : ::/:|: : : :,!:::|､: : : : : : : : : |:::ﾞi,ﾞi,: : : : : : : :|.i,::i,､: : : |: : : : : :|　/: |: : : : : : : ::|: : : : : :i
:i,: : : : :,!::::|: : ::,!:::::i !ﾞi,: : : : : : : ,!::::ﾞi,ﾞi,: : : : : : : |::ﾞi,i:ﾞi,: : :!: : : : : |: /: : |: : : : : : : :|: : : : : :|
::i,: : : :,!:::::::i,: :,!::::::::|!::ﾞi,: : : : : : ,!:::::::ﾞi,ﾞi,: : : : : : |:::::|!::ﾞi,: :|: : : : : :!/: : : |: : : : : : : : : : : : : :|
,:::i,: : :,!:::::::::i,::,!:::::::::ﾞi,::::ﾞi,: : : : :,!:::::::::::ﾞi,!ﾞi,: : : : :|::::::::::::ﾞi,:|: : : : : |: : : : ::i,: : : : : : : : : : : : : |　　　・・・なに、言ってるのかな？
､!::i,: : !::::::::::i,:,!::::::::::::l,::::::ﾞi,: : ::,!:::::::::::::::ヽ:ﾞi,: : ::,!:::,:．ヽ;:ﾞi!: : : : :,!}: : : : : i,: : : : : : : : : : : : :!
,:::::::i,::|:::::::::::::i,!:::::::::::::::::::ｎﾞi,: :,!_::::::::::::::::::::::::ﾞi,::,!'ﾞ. 　　,!:/: : : : :,!ﾘ: : : : :∧: : : : : : : : : : : :|　　　そんなの絶対おかしいよ・・・
i:::::::::ﾞi!::::::::::::::::::::::::::::::::::,! ヽＮ　｀` ー‐'''¨´ヽ!ﾞ　　　 ,!:/,!: : : ::,!': : : : :/　.i,: : : : : : : : : : : !
:!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i　　　　　　　　　　　　　　　,!/',!: : : ::,!,: : : : ,!　　 ﾞi,: : : : : : : : : ,!
:ゝ、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾘ　　　　　　　　　　　　　　./-',!: : : :/ ﾞi,: : : ,!　　　 i,: : : : : : : : ,!
: | i,｀＞ ．:::::::::::::::::::::::::‐〉-　　　　　　　　　　,.． 'ﾞ　　,!: : : /　 .ﾞi,: :,!　　　　 i,: : : : : : ::,!
: :| ﾞi,: : ,!　..≧､.．;::::::::::::〕　 ＿,,,,......,.．　 ,'"　　　　　.,!: : :/　　　∨　　　　　 ﾞi,: : : : ::,!
､::i,　ﾞi,::| ,.斗ﾍ ＼＼≧=---‐ﾆ≠´／　/､ｘ,,_,.ｘ-､　.,!: ::/　　　　　　　　　　　 i,: : : /
..ヽ!斗　　 'ﾞ　　　 ｀丶．;r‐ 彡ィ''"´　　　 ﾞ　　勹||｀7: /----- =､　　　　　　　 i,: :/
'" .||||　　　　＼　　　　 |　.|　　　　　　 ／　　　.i|| /／　　　　　　ﾞi,　　　　　　　|/
　　.|||　　＿,,,,,,,ヽ_　　　|　|　　　　　／_　　　　,i|!ﾞ　　　　　　　　　.ﾞi,
　　,斗''"　　　　　 ｀`ーr‐=､斗-'' ¨ ´　　｀ ・ 女　　　　　　　　　　 .ﾞi,
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　￣｀ 　‐-　､
　　　　　　　　　　　　　 　 ／　　　　　　 　 　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　 　 　 　 /　　　　　　　　　 　 　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　/　　 　 /　　 　 　 　 　 　 　 　 ',
　　　　　　　　　　　　 ,'　　 / ./ / /　　　 i　　　 .i　　　　i
　　　　　　　　　 　 　 i 　　i ./i /i/　　　　i .| i 　 .|　　　 _i
　　　　　　　　　 　 　 i.　　|i-|∨ .|　　 ／i/|/| .i i.i｀‐-‐./::i､
　　　　　　　　　　　　∧　 |_． _｀ ｬ　/ 　‐- ､i/i/'ミ三./:iﾉ､ヽ　　　あるはずないですよね・・・さすがに・・・
　 　 　 　 　 　 　 　 ,'　ヽ､|乂i:::::i､ヽ|　 -t-..._｀ {‐-彡i::':ｉi::i::::i
　　 　 　 　 　 　 　 ,'　　　i 　 ｀ '　 　 　 ､i:::_:升}.,-i´ iヽ'||::i`'
　　　 　 　 　 　 　 ,'　　　∧　　　〈 　　　　‐-, 「/./　,'::::i i::i
　　　　　　　　　　 i　|　　i　　　　､＿ 　, 了/ﾉ'.／ 　,':::::| |::i
　　　　　　　 　 　 i　i　　i.　　 ＼ ￣´　'i ) イ｀　　　i::::::i .i::.i
　　　　 　 　 　 　 i　i　　i 　 /⌒'｀=＝´‐‐‐'､　　　 i::::::i　i::::i
　 　 　 　 　 　 　 |　| 　 i ,ゝ|､i::::/::::::::i::::::/::i　　　　i::::::i　ヽ::ヽ
　　　　 　 　 　 　 i　.i　 ii:::::ﾉ::i::::ii:::::::::ii:_:-=-､ 　 　 iゝ､i　　ヽ::ヽ
　　　　　　　　　　 | 入　ii::ゝ:::i:::/-‐:´:::_:::／｀'､　　　　i ｀　 　 iヽi
　　　　　　　 　....‐::::::::ゝi::::::::/::::::::::::／::::::ゝ=:‐:＼　　 .i､ 　 　 i
　　　　　　ゝ´::::::::／:::::::::::::/::::ヽ::／::::::::/::::::::ゝ=‐;ヽ　 .|ヽ　　 i
　　　　／::::::::::::/:::::::::::::::::/:::::::::∧:::::::::/:::::／::::::::ii::/ 　 |　ヽ　.i
. 　 　 i:::::::::::::::/:::::::::::::::::/:::::::::/::::::i:i::/:::::/::::::ii:::::::ii:i　　 i　　ヽ,'
.　　　 i:::::::::::::ii::::::::::::::::/;::::::::::i:::::::::::i:ii::::/ヽ:::::ii:::::::ii:i　　,'
　　 　 ∨:::::::::ii::::::::::::::i i::::::::::::i:::::::::::::i:::i::::::::i::::ii::::::ii::i　/
　　　　 ヽ::::::::::､::::::::::::i'::::::::::::::{::::::::::/::::ii:::::::i::::ii::::::ii:::i/
 

　　　　　　　　　　|/////////////////////r=|
　　　　　　　　　 r'===､/////////////////}}/ﾄ､
　　　　　　 　 　 {////ヾ､//////////////ノ/ハ三ミ､
　　　　　　 　 ／{//////ヾ＝=======＝'"////ﾉ: : : :ヾ､
　　　　　 　 /: ://>､///////////////////／: : : : : : : :＼
　　　　 　 ./: :///: : :"'''- ．._//////十//／ : : : : : : : : : : : ヽ
　　　　　 /: :///: : : : : : : : : : : ` ー─ '. : : : : : : : : : : : : :ヽ: : |
　　　　　 ': ///: : : : : : : :l: : : : :/: : : : : : : : : ヽ : l: : : l: : : : :ｌ: :|
　　　　　j: :|//.: : : : : : : :| : : : /: : : : : : : : : : : ｌ : ｌ: : : ｌ : : : :|: :|　　　いや・・・事実だ。校則で新入生最初の交流会は
　　　　 / : |/|: :ｌ: : : : : : :|: : : :ll: : ｌ: : : : : : : : : l: : l､: : ｌ : : : :|: :|
　 　 　 ': : :|/|: :|: : : : : : :|: : : ハ: ﾄ: :l : : : : : : :ｌヽ:l ｌ 斗 : : : ｌ: :|　　　”不可能と断言するべき事情がない限り開催を原則とする”
　　　　|:l: : |/|:/|: : : : : : :l___/＿l:.l‘; |ヽ: : : : : ,'≦´ l:ﾊ : : : /: :|
　　　　|:|: :l｀lﾍl{|: : : : : : : Ｖ 　 弋ミヾ　＼ : :/,ィ允孔 〉:/:/: : :l　　　となっている・・・やる夫の事情を聴いて間違いなく開催されないと
　　　　ｌ'|:/|: {ミ{| : : : : : : ﾏf==芹笊孔　　}:/ 乂少　/lノl/: : : :l
　　　　 j/ | : У: : : : : : :l:| ヾ 乂こｱ　　 　 　 　 　 ///: : : : l: l　　　思っていた故今まで触れなかったが・・・
　　　　　　|: :/ : : : : : : : 〉|　　　　　　　　　ヽ　 　 ///: /: : :ﾊ l　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 _
　　　　 　 jィ: : : : : : : : /‐.､　 　 　 　 　 　 　 　 ///: /: : :/ j/　　　　　　　　　　　　＿_r､／ l
　　　　　　 l: l: : : : : : :/:/: :ｺ丶 　 　 　 - ‐　 ／/: ／: : :/　　　　　　　　　 　 　 r‐く　ヽ　7　ﾚ‐ｧ
　　　　　　 |/l: : : : /l/从l八ゝ-─､、　　　 ＜//／: : :／ 　 　 　 　 　 　 /}⌒ 厶 　 ＼ ヽヽ l／'
　　　　　　 |l l: : : / j'／Y: : ＼///〕 ｀ lﾏ､　 //　/:.／　　　　　　　　　　//　 　/　　 　 　 　 ／
　　　　　　 lj ヽ : l／ ll/ハ: : : : ］「、_ノ||: l/7/ｰ/／_　　　　 　 　 　 　 //　　 /　　　　 　 ／
　　　　　　_, -'"V///ll///＼: : :|'|: : / ||: l/|/ヾ､///＞‐r､ 　 　 　 　 //　　 /　　　　　／
　　　　 ノ/////////lｌ/////＼:ヾ∨: :||: : :||//ヾ、////}/ヽ 　 _ -‐彡'　　　ｌ　　　　／
　　　.////////////lL＿＿／ヘヾV: ||: : :||=､╋≫///}/∧ ﾏ 彡 　 　＿ /-───7
　　 /////////////////>／///＼V||: : :||// ＼＼//}//∧厶-､,イ/////////////
　　 l/////////|////／／//////ハ∨v:.||/////＼ヽ}///ﾊ　　 l//////////////
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　 __　__
　　　　　　　　　　　　 __,ﾍ-冖┴┘┘ヒ￣　ヽ
　　　　　　　　　　 ≠"´ ≠ヽ、ヘ_=、::::::＼　 　＼
　　　　　　　　,イ／/ヽニ ／ヽ´｀ヾ　}---__ヽ　　　ヽ、
　 　 　 　 　 /､,'ヽ､,'　　 /　　　ヽ　　｀ ´ヽ ﾍヽ　　　 ヽ
　　　　　　 / 　 　 　 　 /　 |　　 ｉ 　 　',　　　.ヽ　　 　 ｀、
　 　 　 　 ,'　 /　 　 　 ,'　.　|　　　|　 　 ',　　 .　',　 　 　 ヽ
　　　　　/　 /　　 /.　 |　　 | 　 |　 | 、　 |　　 　. ｉ　 　 　 ｉ　　やる夫が回復してきたからできると判断・・・
　.　　　 ,'　/　 　 ,'　　 |　　 |　　| | .|ヽ　 ﾊ |.　　　|　　.|　 |
　　　　 ｉ //　./　ｉ　　/|､ 　 |　　| |　| _才|´',| 　 　 ',ヽ　|　|　　いくらなんでもそんなわけないでしょ、まだやる夫がどんだけ不安定だと・・・
　　　　.|/ ,'　./ . | 　 ｉ | ',　 |､　,' ||,イ_-_|/イ7　 / | ｉ ,'　.| .|
　　　　/ .|　./ . ｜　.|上_',　| |. | /|/ /泛__ノ/ ,/　,'　}　　|/
　　　　　 |　,'l 　ﾊ. 　| .|≧込｀',|　/　 　 - ア./　/.}　.| |　}
　　　　　 |. ,' |　|. ',　.|ヽ乂_.ｿ＼ヽ　　　　./／ / /　/|.|　,'
　　　 　 ./.,|/| ./| ヽ .|＼｀￣　　 　 　 　 //　/／//| /,/　 　, ----、
　　　 　/ ヽ| |/| | / ヽヾ.ヽヽ　　｀　 　 　 .{ ,'／､//､_L､ __／　　　　　＼
　　 　 ,'　/||./ .| ', || .|. ＼｀> 、　　-　　　 |.ｉ {ヾ／､:::::／,´／　　　　　　｀ヽ、
　　　　ｉ /　ヽ.}/、ヽ、| | | | .}. /＞ 、　, ｲ´ﾚヽ,' |;;;;;;;;|／/　　　　　　　　　　 ヽ
　　　　.ﾘ　 __/,　_＼_ヽ__| | /　', | 、|｀　　ゞ｀Tヽヽ／　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　 ／::::::::｀::ヽ厶 //／　　 ＼＼ゞニ|:::,ﾍ|::ヽ/へ、　　　　　　　　　　　　 　 ヽ
　　　∠-- __:::::::::::::::::｀ヽv､<￣￣　 ｀／｀´　/､__|､ / }ヽ
　　 　 　 　 .｀ ヽ-=､ __:::::::::｀ヽ ､_- ´／/　ｌ-≠､ /　ヽへ 、
 

　　　　　　　　 　 　 　 　 ＿ 二二 ＿
　　　　　　　　　　 .　　 ´ 　 　 　 　 　 ｀　　､
　　　　　 　 　 .　´　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　 　 　 　 ／　　　 　 /　 　 　 　 .|　　　 　 i　＼
　　　　　.／　　　　　 ./　　 　 　 　 |　　　 　 |　∨＼
　　 　 . '　　　　　 　 .′　　　　　　 |/　　 　 i|. 　∨　ヽ
　　　/　　　　　　　　|　　　　　　　 /　 　 /　ﾘ　　 ∨ ∧
　　./　 　 　 　 　 　 |　　　　　　 ./　 　 ｲ　/ |　　　}　 ∧
　　′　　 　 　 　 　 |　　　　 　 /　　／ j /}､.ﾄ､　 .八./ ∧
　　|　　　　　　 　 　 |　　　 　 ./　.／|　/}　ハ! }　/　.l ﾄ､ .}　　　うん。僕らからみたら確かにそうだね
　　:　　　　　　　　　 |　　　　 / ／　 ∨ .| ｨ行. | ハ　} | .ﾄ.|
　　 Ｙ　　　　　 　 　 |　　 } ／´　　　　∨《 Vﾊ ﾚ 　Ｖ　　|　　　・・・でも、外からみたらそうじゃないよね
　　 i|　　　　　 　 　 i|　　/ .ｨ　 　 　 　 {　　 ゞ'　　　‘ ｰ┤
　　 l|　|　 　 　 　 　 |　./} ハ　　 　 　 l|　　　　　　　 　 ,.{　　　缶詰しか食べれなかった男子生徒が
　　 ﾘ /! .|　　　　　　}./ /!　∧　 　 八∧　　　 　 　 　 .{ |
　　 }/ .|/}　　　　 　 　 |八 /.∧　/ 　　{∧　　　　　,r.ﾏ.ハ　　　条件付きだが食事をとれるようになって回復のきざし
　　 　./　| 　 　 ∧　　 | | ‘ ＜.∨ / 　iﾄ.∧　　 　 (:_:ﾉ {ﾄ{
　　　　　 |　 　./ ∧ 　 | |　 |　 } ∨ ./ l|　｀＼　　　　　ハ|
　　　 　 人　 　./　.}　 八　/　ﾘ　 ∨ .八　ｰｒ――‐一 / |
　　　　　　 ＼　 　 .| /　 .}/　/----V / { 　 !ハ{ }　　./
　　　　　　　　〉、　 !'　　/　./　　　　∨ .| ￣ﾄ,　 .|　 /
　 　 　 　 　 〈　 ＼　　 　 ./＿　　　　∨{　　|∧　! /
　　　＿＿_　 ∨　　　　.／-=ﾆ二三≧.ヾl　 .ﾄ.〈　ﾚ
　　　＼　　 ｀ヽY ヽ | .///￣￣￣ ≧=ｧ:::＼.|∧＼
　　　　 ＼　＼ ＼ー.///　　　　　　　/:::::{｀ヽ:::∧　＼
 

　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　 　 ＼　　　＼
　　　　　　　　 　 　 　 ' 　 /　　　/　　　　　　　　　　　　＼　　　＼
　　　　　　　　　　　 /　　/　　　/　 /　∧　 　 　 　 　 　 |:::ヽ　　　　，
　　　　　　　　　　　'　　　　　　.:　 /　/　 ':,　　　　　　　　|　 ::':,　　　 ′
　　　　　　　　　　 ｉ　　 i　　　 ｉ::::/l.斗 ''"￣＼　　　　　-ｲ─-ミ 　 ＼ :,
　　　　　　　　　　 |　　 | 　 ｌ　|／ |　|　　　 　 ＼　 　 //　|　|　|＼　 |＼,
　　　　　　　　　　 |　　 | 　 |　|/ 八x＝＝ミ　　　': 　/ｘ=ミ|　}　|　　　ｉ　 ）
　　　　　　　　　　 |　| 　 　 |　| イV_ﾉ::::｝ 　｀　 　 } /_ﾉ::::ﾊ| /　　ji　　i
　　　　　　　　　　 |　|　|　　{ 八 { 乂:::::ﾘ　　　 　 ﾉ' 乂::ｿ ﾉ' i 　 八　 :,　　　　次の段階として集団への恐怖をなおすべく
.　　　　　 　 　 　 ﾉノ|　|　 人::. ':,　　　　　　　　　　　　　　 /!　/;　 ＼:,
　　　　　　　　 ／　 八ﾉイ 　 ＼::＼ ' ' '　 　 　 　 , 　 ' ' ' ,'::| /　!::　 } ＼　　　最初のリハビリとしてクラスメイト以外の女子生徒たちとの
　　　　　　　　　　　／| ,八　　 :::{⌒ヽ　　　　 ＿_ 　　 　 /::ﾉ':::　|: 　,’
　　　　　　　　　　　　 | {　:＼　:::::ﾄ､　　　　 丶　ノ　 　 .ｲ:::|::::::　:|　 ′　　　　交流会を実施・・・なんて普通にやりそうなことじゃない？
　　　　　　　　　　　　 |/＼__::ヽ :::∨　､　　　　　　　／ノ}:/|::::: .:::| /
　　　　　　　　 　 　 .斗──ﾍ__＼:∨　 ＞　.__ ..ィ::／ ノ'　|::: .:/ﾉ'　　　
　　　　 　 　 　 ＜///////// /　 ヽ; ＼　　 ├＜＿＿＿,:::::;″
　　　 　 　 　 　 　 ＼//斗-‐久　 　 ＼. `ｰr┴‐ﾉi:i＼─/／ ニ=x
　　　　　　　　　　　／　　_／i:i:i:i＼　　　　　У介ﾍｉ:ｉ:ｉ:iV"　　　　i∧
　　　　　　　　　　/,， ＜　＼i:i:i:i:i:i:i＞　.,＿/ /l |＼＼ｉ∧　　　　　!∧
　　　　　　　　　／　　 ／　　∨i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ / |l |＼j_jﾉi:i:ｉ＼　　　| i ∧
　　　　 　 　 ／　　 ／ 　　　　∨i:i:i:i:i:i;i:ィ廴辷ノ:i:i:ｉ| |i:i:i:i:i:i:i＼　 |　ｉ ∧
　　　　　　　{￣ 　/ 　　　　　　 ∨:ｉ／　ﾉi:i:i:i:i:i| |:i:i:i| |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}Ｖ　　ｉ ∧
　　　　　　 ∧　　｛ ＼　　　　　　∨　 /ｉ:ｉ:i:i:i:ｉ:_| |:i:i:i| |:i:i:i:i;＞-┴-ミ　 i ∧
　　　　　／ ∧ 　 |　　＼　　　　　　　´￣￣／| l.￣| |￣　　 　 　 　 ＼ｉ ∧
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-‐======‐-
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ...::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.､
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|ｉ:::/ ,:::::::::::＼
　　　　　　　 　 　 　 　 　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::|::::::|i://∧::::::::::::::.
　　　　　　　　　　　　　　/::::::::::::::::::::::::::::::::／ |:::::|::::::|i＾＾`^‘,:::::::::::::::.
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ′:::::::::::::::::::::::::／　　|:::::|::::::|i_　 　 ‘,:::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　　 |::::::::::::::::::::::::::/__,,ノし'::/ﾞ|::::∧{＼　　|i::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　　 |ｉ|:::::::|:::::::|/|/-‐==ミ::/　|::/　7==ミ､.ﾘ::::::::::::|　　　なんですかそのエクストリームリハビリ！
　　　　　　　　　　　　　 |ｉ|:::::::|:::::::| 〈/ /　　 /　　/　/　　 ､ } }/::/:/:|
　　　　　　　　　　　　　 |‘,::::::|:::::::|　　{　 【　}　　　　{　【　 }　 ｝/:/|/　　　やる夫君がどうなってもいいんですか！？
　　　　　　　　　　　　　 |:;‘,::::|:::|Ｎ　　　､__,ノ　　　　　､__,ノ　イ::/./
　　　　　　　　　　　　　 |‘;:|＼冰,_ |　　｀¨´　　　　　　｀¨´　　|ｉ:::|`、　　　いくらなんでもそんなの・・・
　　　　　　　　　　　　　 |ｉ:ｉ:|::::::::::|　し 　 ,､___＿＿　 __,　　　　|i:::|　 ､
　　　　　　　　　　　　　 |ｉ:ｉ:|::::::::::ト .,　 /:::::::::::::::::::::::::::::|　　　 ﾉ::::| 　 `、
　　　　　　　　　　　　／|ｉ:ｉ:|::::::::::|:::今 {:::::::::::::::::__:::::::::::|_,,　 个:::::|　 　 `、
　　　　　　　　　　 ／.:　|ｉ:ｉ:|::::::::::|rく　　 ￣”¨¨¨ア¨”「|:::::::::::|:::::::|　　 　 `、
　　　　 　 　 　 ／　. 　 |ｉ:ｉ:|::::::::::|......＼　　人６人　　|i|:::::::::::|:::::::|
.　　　　　 　 ／ 　 　 　 |ｉ:ｉ:|::::::::::|.............Ｙi:i:i:i:｢}i:i:i:iＹ..|i|:::::::::::|:::::::|　　　　 ｝｝
.　　 　 　 ／　　　　　　ｉ|ｉ:ｉ:|::::::::::|.../.........冖=-0-冖|..i|i|:::::::::::|:::::::|i:.　　　 ｝｝
 

　　　　　　_　 -‐==＝ﾆﾆニ二〉　　 ＼
　　 　 　 /‐-＝==ﾆニ二二 /　　　　ハ
.　 　 　 /＿＿　　　　　 　　 　 　 ／　｜
　　　　 |　　　 ＼＿＿＿＿＿_／　　／‐-..._
　　　　 |　　　　　　　　　{_〕=十=〔}／ :　:　:　:＼
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　 ′　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　|
　.ｉ:i:i.　｜　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　|
　ｉ{ilili:/ |:　:　:l　:　:　: Ｎ^ｉ　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　|
　|{liliｌｉ:. |:　:　:l　:　:　: l　 |:　:　:　:　:　:Ｎ＼　:　:　:　:　: :|
　Ⅷiliｌｉ:.|:　:　:l　:　ｉ　N　 |/|　:　:　:　: |　　И:　:　:　:　: |
　 Ⅶililil|:.. :　:l　:　|V＿＿ И＼　:　:N／￣.!/l 　:　:　: |　　　・・・いや、事実だ。十二分にありえる
　　Ⅵilil|ili:. : : ＼N＿＿＿＼ ､ ＼,//,ィ:T > /　:　:　:　|
.　　Иili|liｌｉ:..　:　:〈 乂三ｿ, ｀三三三´Vソ　/ ／ｉ :　:|∨　　（やる夫は母上が間に合ったが・・・間に合わなくて
.　 　 |У|lili::. 　:　:＼￣￣￣￣￣￣￣￣/イililｉ|　: :
　　／´ｿ|ililili:.　:　:i⌒　 　 　 　 　 ゝ 　 　 /lililili|: : ′　　　もっとひどくなった男子は多い・・・母上よりさらに”上”にとって
.　　　´　l∧lilｉ:. : 八　　　　　　　　　　　　/ililililｉｌ| /
. 　 　 　 　 Ⅷli:.　:　＼　　 　 , -=､　　／ili/lﾍi//　　　やる夫は格好のモルモット・・・反吐がでるにもほどがある）
　　　　　　　Ⅶili:.. : 　. ＼　　 　　　／　/´/|: :/
　　　　　　　 Ⅵlili:.. :　(⌒　≧=-イ、　 」}/´|,/
　　　　　　　　∨Ilili{＼{　＼ 　 　 |/＼ｰ ､
　　　　　　　 　 ＼N{　　　　＼＿/! 　 V　ー――― ､
.　　 　 　 　 ／　　　 ＼　　　　,へ|∧　}　　　　　　　　＼
　　　　　 ／　　　　　 　 ＼　 /　 {　 ∨　　　　　　　l 　　＼
 

.　 　 |У|lili::. 　:　:＼￣￣￣￣￣￣￣￣/イililｉ|　: :
　　／´ｿ|ililili:.　:　:i⌒　 　 　 　 　 ゝ 　 　 /lililili|: : ′　　（うまくデータが採れれば自分たちの所の
.　　　´　l∧lilｉ:. : 八　　　　　　　　　　　　/ililililｉｌ| /
. 　 　 　 　 Ⅷli:.　:　＼　　 　 , -=､　　／ili/lﾍi//　　　　　男子にノウハウを活かせ功績にできるやもしれぬ・・・
　　　　　　　Ⅶili:.. : 　. ＼　　 　　　／　/´/|: :/
　　　　　　　 Ⅵlili:.. :　(⌒　≧=-イ、　 」}/´|,/　　　　　　　政治”屋”たちにはさぞ魅力的だろうな）
　　　　　　　　∨Ilili{＼{　＼ 　 　 |/＼ｰ ､
　　　　　　　 　 ＼N{　　　　＼＿/! 　 V　ー――― ､
.　　 　 　 　 ／　　　 ＼　　　　,へ|∧　}　　　　　　　　＼
　　　　　 ／　　　　　 　 ＼　 /　 {　 ∨　　　　　　　l 　　＼
 

＿＿　／　 ／　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∨　　　　　　　　 ＼
＼ ＿＿ ／　　　 ／ 　　　　　　　/　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　,　　　　　　　＼ ＿＼
　　　 ／　　　 .／／　　　　　　　/　　　│　　　　 |　　　　　　　　　　　　 .|　　　　 ＼＼　＼
　　／　　　 ／　/　 /　　/　　　/ 　 　　.!　　 　 　|　　　ヽ　　　　r‐､　　 :|　　　　　　ヽ ＼　＼
　/　　　 .∠.　 /　 /　　/ 　　　|!　　|　　|　　　　　|　　　　( ＼　ハ　.ﾏヽ .!　　ヽ 　　　 ＼ ＼＿ヽ
./　　　〃　　 /　　|　　 |　　＿.l／) :|　 ⊥　　　　 |!　 (´＼＼ .ヽ　.}　.l{　ヽ　　　l　　　　　|　 ヽ　　なにそれ・・・なにそれ・・・
,　　／/　　　/　 ./|　　 |　/ ／ ／　／　八　 　 　|ヽ　ヽ　 V }　 | .|　 | 〉　〉　　 | 　 　 　 |　　|
. ／　/　　　/　 / .l!　　 !/　l　 1 ／　／／ ) 　 　 !　＼.ﾊ　 V|　 !.ﾉ　//　/ 　　 .! 　 　 　:|＼ |　　やる夫君・・・がんばってがんばって・・・
　　 /　　　ｲ ／　 :|　 :/〈　 | 　| |　 /／ .∠ﾑ　　 :|＿_..　ム　ﾞ 　　　〃　∧　　　|＼ 　 　:|
　　/　 ／/ﾚ　　 ./|　/　ﾊ　ｌ　 V　 |/　/ 　 　ヽ　 l!　　　　/ 　 　 　 　 .∧ |ヽ　 :| 　 ＼　:l!　　　　ようやくなんだよ・・・なのにそんなのって・・・
　 / ／　/　　　/| :|/　/ ∧ 　 　 　 　 气 　 　 ヽ j　　ｨ弌/　　　　　　/　| :!　＼:|　　　|ヽj
　〃　　 |　　　/ | /|　 | | ∧　　　　　 ヽ　　　　　　　　　 /　　　　　　/!　:| |＼ 　　　　 |　　　　　あんまりだよぉ・・・
　　 　 　|　　 /　| ./　/!:|　∧　　　　　　';　　　 '　　　　　{　　　　　　/ |　∧!　 ＼　　　:|
　　　 　 |.　 /　 .ﾚ　 / N　| ∧ 　 　 　 　! r -――　ヽ　 !　　　　　/　:! /　:l　　　＼　 :|
　　 　 　|　/　　　　/　　| :|　ム 　 　 　　} `.._ー‐‐_ .´ ＜ﾊ／　￣￣ .ﾚ　　l　　　　 ヽ j
　　 　 　|./　　　／　　　ヽj/　　￣￣＼/ 　　　Π 　　　 ／　　　　　　|　　 ヽ
　　　　　　　　　{　　　　　/　　　　　　　 ＼＿_ .l:l＿_ _／　　　　　　　 ﾊ　　　　１
　　　　　　　　　l　　　　 /　　　　　　　　　 l　　　　　　l　　　　　　　　　 ﾊ　　　 /
 

　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::､:ヽ、
　　　　 　 　 ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::＼:::ヽ:ﾍ、
　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::＼::ヽ:ｌ
.　　　　　 /:: ::/:::l::: ::::::::::::::|:::::::::::､:::::::::|:: :::三三＼::|
.　　 　 　 |:: :/:: ::|::::: ::::: :::::|::::::|:::::|:: :|:::|ﾍ三三三/卩ヽ
.　　　　　 |::::|: : ::|:::|::::::::::::::|::::⊥斗‐廾!　Z彡彡/ .|∨　＼
　 　 　 　 |: :|:::|:::|:::|::::::::::::::|::::/|//|/∨　　∨¨'/　 |.l∨／　　な、なにか手はないんですか・・・そ、その・・・
　　　　　　|:::|:::|:::|:::|∨:::::::/l/ /√::示｀>　　　片＼l.| |
.　　　　 　 |:::|::l:::|∨斗ﾄ､/　　　 ゝ:::ソ　　　 /ﾅ./::| | .|　　　　参加するのを私たちだけでやる、とか・・・
　　　 　 　 |:::|/V ∧::::ｷ　　　　　 　 　 　 　 < /: :| .| .|
. 　 　 　 　 |:::::::::ﾍヽ ゝﾝ　　　　　　　　　　 /-':::|::|__|. |　　　　せ、先生に相談するとかして・・・
.　　　　　　 |:::::::::::ﾍ　　　　'　　　　　 　 　 / |::::::|::::::l　|
　　　　　 　 |:::::::::::|:ﾍ　　　　―　　　 　 ／　.|::::::|::l:::|__|
.　　 　 　 　 |:::::::::::|:l:::＼　　　　　　　／　 　 |::::::|::|:::|::::|
.　　　　　　　|:::::::::::|:|:::|::::｀:......、＿／　 　 　 .|::::::|::|:::|::::|
　　　　　　　 |:::::::::::|:|:::|::::|::::|::::ｋ､　　　 　 　 .|: :/ :|:::|::::|
.　　　　 　 　 |::::::::::ヽ!::|::::|::::|::／|ﾍ　　　　　　∨ :/: :|::::|
.　　 　 　 　 ∧::::::::::::＼_⊥'´ヽ　!　＼　　　　　∨::::::|::::|
.　　　　 　 ,-─＼::::::::::::＼｀ヽ .ヽ ＿_ﾍ　　　＿__＞<｀ｰ!､
　　　　　 /　　　　＼::::::::::::ヽ ﾍ .ﾍ　　　　　´　 　 　 .＼　 ｀ー ､
.　　　　 / 　 　 　 　 ￣ヽ:::::|　.ﾍ .ﾍ　　　　　　　　　　　ﾍ　　　　＼
 

　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ′　___＿__ 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ ／　 〈￣￣ 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　＼　　　　　　＼　 ＼ 　′
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　 /　　 |　　　 ＼　　＼ ＼Λ　　′　′
　　　　　　　　　　　　 　 　 / 　 ′　./|　　　　　＼　　＼ ＼　　　′ ′
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 / 　 .| 　 :/＾| . |　　＼　.:≧=一＼:|:　　 |: : |
　　　　　　　　　 　 　 　 /　 　 | . 斗r七人　　　＼⌒ﾄ､ :.:.:.:.|:　　 |: : |
　 　 　 　 　 　 　 　 　 /⌒/　 |:.｜|__　　　＼ 　 ヽ＼〉 ＼.:.:|:　　 |: : |
　　　　　　　　　　　　　　　′　| Λ灯 r刈 　 ＼　斗折汝 Ν 　 Λ:. |　　　・・・それもちょっと厳しい、かな
　　　　　　　　　　 　 　 　 |.　　|l:. 代乂'ツ　　　 ヽ八''ﾂ ハ /　 /:. |:. |
　　　　　　　　　　 　 　 　 |　　从人、、、　　,　　　　｀¨″ / ／＼ |:. |　　　たしかに、できなくはないんだけど・・・
　　　　　　　　　　 　 　 　 |Λ　.:个ｰ　　　　 　 　 　 ｀ ｀ ｀／:.:.:.:/丿Λ
　　　　　　　　　　 　 　 　 |　　,　:|込、　　r　　 　 　 　 ／人:.:.:/:.:.:/
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ′|:.:.:.:＼　　　 __ノ　　　イ:.:.:.:.:厶イ
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＿Ⅵ___ノ⌒ヽ　 　 　 　 ノ八:.: /　 丿
　　　　　　 　 　 　 斗　　　　　　/ニ二二二｀乏-=ﾆﾆ/:. : :/〉--=ミ
　　　　 　 　 　 　 |　|:.　　　　　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二二/⌒ｿ＾|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. 、
　　　　 　 　 　 　 |.　　　　 　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ二|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼
　　　　 　 　 　 　 | ./　　　　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ二二二二|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : :＼
　 　 　 　 　 　 　 ∨Λ.　　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ二二|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : :/ |
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　__,,.、 -- ､、_
　　　　　　　　　　　　　 _,.ィ'"´　　　　　　　 `'ト、
.　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　＼
.　　　　　　　　　　 /　　　　　..:　　　 ..::　　..i　　　..:.＼
　　　　　　　　　　/　　　　..:.:.:　　　..:.:.:　　.:.|　　　.::.:.:∧
.　　　　　　　　　 j　　　 ..:.:　　.:　..／::　　.:.::ﾄ､　　.:.:.:.:.:.:ﾍ
..　　　　　　　　　|　　　　/ .:.:.:.:／　.:,イ.:./!:..|　i 　:.:.:.:.:.:.: i,
　　　　　　　　　 |　　.:.:./.:.:. ／/ .:／/.:./ |:./　}　:.:.:.:.:.:.:.:.::|
　　　　　　　　　 |　.:.:.:/.: ／--─‐‐ ''/" l/＼ | :.:.:.:.|.:.:.:.:: |　　　厳しい・・・ってなんでですか？
　　　　　　 　 　 |　:.:./:.:/ ,ｨ=＝rｧ ／　／_,_　`ﾄ、:.:.|::.:.::.|::|
.　　　　　　　　　| :.:.:j:.:.:.:.l'"ﾄz::ﾟﾘ 　　 　 ィテﾗﾄ| .:.:. |:.:.:.:.|.:|　　　その、学園長ならそれだけの権限はありますよね？
.　　　　　　　 　 | ..:.:|:.:.:.:.{　`-‐'　　　　　ﾋ::,ﾟｿ /}:.:.: l＼:.//
　　　　　　　　　| :.:.:| :.:.:.ﾍ、　　 　　 　 　 ~　/,ﾉ:.:.::.∧ ＼
　　　　 　 　 　 | :.:.:| :.:.:.::}へ、 　 　__　'　 _ ｲ : /二二＾　 ＼
.　　　　　　　　 | :.:.:| .:.:.:.:.lト､ ＞､_　 _,. ＜:.:..:..〈 ー‐-、 　 　ﾍ
　　　　　　　　/ :.:.:.| :.:.:.:..|　　＼　了＼__:.:.:.:.:.:.:`l斤＼ 　　 　|
.　　　　　　　/ :.:／|:.:.:.:.:.:|ﾍ　 rー--ﾍ、　＼:.:.:.::.:..|　 ト---‐┴､
　　　　 　　/..／::::::|:.:.:.:.:.:|　＼{　ー-＜⌒)'二＼::.|　{::::::::::::::::::::::｝
.　　　　　 /../:::::::::: |:.:.:.:.:.:|＼　＼ __,, ィ`-K-- .__).!　|::::::::::::::::::::::|
　　　　　/..:｛::::::::::::::|.:.:.:.:.:.|:.:.:＼／___ノ　ﾉ　＼-- ＞.|:::::::::::::::::::: |
.　　　　/..:.:.:|::::::::::::::＼:.:.::.i,:.::.::.ヽ ::`ー''´:::ﾍ　 Y´:::::::＼:::::::::::::::::j
. 　 　 /..:.:.:.:ﾍ.::::::::::::::::.＼:.:＼:.:.::.）:::::::::::::::::::ﾍ　 }::::::::::::::::＼ :::::::: |
 

　　　　　　　　　　 .　　　´￣￣￣ ｀　 　 .
　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　 　 ／　　 ／　　　　　　　 　 　 　 / 　＼
　 　 　 　 ./　　　/　　　　　　　　　　　 　 / |　　　ヽ
　　　　　 .′　　/　　　 　 ′　　 /　　　./　.!　　　　'.
　　 　 　 |　　　.′　　　　|　　 ／　.ｨ　 / 　 |、　 　　:,
　　 　 　 |　　　|　　 　 　 l　／　／/.／　　 ハ .|　　.∧
　　 　 　 |　　　|. 　 　 -=≦=≦　/ｲ}　　 //､_} ﾊ　　 l∧
　　 　 　 |　　　|　　 　 　 | 　.／斗彡　 /}/ｘｚﾘ　| 　 .|ヾ{
　　　　　从　　.|　　 　 　 |　/ｘ≠ﾐ./　./ /代:} 》 .!　　|　＼　　　そうだけど・・・アリスさん、あなたなら
　 　 　 /イ　　 |　　 　 　 ﾚ.ｨ芹:::}/ ／　　乂ﾘ　 从　 !
　　　／　.|l　　 l　ﾊ　　 .从《 ∨:ｿ´　　　 　 　 .ｲ　 |　|　　　　　なんで厳しいか、わかるよね？
　　　　　 从 　.j/ ∧　　{八　　　　　　　　'　　 八　l　|
　　 　 　 }人　　 / ∧　 |ヾ.{　　　　　　 _　　 ./}　 .ハ.!
　　　　 　 　 ＼　 / ∧八＞ .　 　 　 ´　 　 ｲ /　/
　 　 　 　 　 　 {＼ / ∧ {　 　 .＞　.　　／_ j/　/
　　　　　＿＿.人　＞'　ヾ　　　　　/〉､´〈　　} ./｀ヽ
　　　--=ミ: : ＞ ´ |/∧　 ＼　＞r{ｲ　|/∧　j/　 　 '.
　　　　 　 ／ 　 　 |//∧　　 　 / }lﾊ .|//∧　　 　 ハ
　 　 　 ／　　　 　 |////＼ 　.// |l|∧l＜/∧　　 ,′|
　　　 /=ミ､　　 　 .|/////ｲ＼{:{　ハ　〉:/＼｀　.∨　 .!
　　　 |　　　＼　　 |//／　|///7/､/}/:////.> 　 '.　八
　　　 |　　　　 ＼　レ　 ／///〈//∧|///／ 　 　 ∨　ヽ
　　 ./|　　　 　 .∧　 ／///////∧//.／-----､　 }　　}
　　/ .|　 　 　 ./ ∧　￣￣￣￣/:＞ ´　　　　[]. '.　| 　 .|
　./／ﾄ､　　 　 ./　.〉′ 　 　 ／´　 　 　 　 　 [] .|　!　　|
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞ '. .￣￣￣￣　'＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　ィ. . . ／ノヽ/ヽ/ヽ/ヽlヽ. .ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 ｲ. . . . ./彡三三三三三ミil. . . .ヽ
　　　　　　　　　　　　　　/. . . . . ./三三三三三三三ﾐl. . . . . .ヽ
　　　　　　　 　 　 　 　 //. ./. . /ィ／l／l/ヽ/ヽ/ヽﾊヽl. ',. . . ..∧
　　　　　　　　　　　 　//. ./. . /: :´: : : : : : : : : : : : : : ｿヽ.',. . . . . i
　　　　 　 　 　 　 　 /,'. ..,'l. .l/: : : l: :i: : : :',: : : : i: ',: : : :'i,. ',. ､. l . l
　　　　　　　　　　　/,'. . ,'::l. .l': i: : i: : i: : iヽ: : : : :',: ',: : : iﾊ ',: i. l . l
　　　　　　　 　　／ i . . i: :l. l'､:l斗ヒテ: :i: : ヽ: 弋テ一=:l: ヽ: :i l. . l
　　　　　　　　 ´　　l . . i: :l. .lﾍ:lヾ:l.',:l. ', :l｀i : :i:､: :iヽ:ﾉヽ:l: l :ヽ'､. . l
　　　　　　　　　　　l . . i: :.l. .l:ｨf竺芯､: ',l : ',: i: :ヽｨt=x､_:l: l : :ヽ'､: l　　・・・もともと少数の専属クラスという
　　　　　　　　　 　 l,. . i: : :i,. i: ゞﾐ彡:´:.:.:.:.:.:ヽ:!.:'´从彡ｿ:l: l : : i｀ : l
　　　　　　　　　　 i. l. .l: : :i'､.:'､　　 　 　　' 　 ｀　　 ｀´:.:.:l: l : : l : : l　　やっかみを買いやすい状況
　　　　　　　 　 　 i. l . l: : :｀,ヽ;:i　　 　 　　 　 　　 　　 　l i: : : l : : l
　 　 　 　 　 　 　 i　l. .l: : : : ',:ヽ　　　　,‐=‐､　　　　　ｲ:ﾘﾉi: : :l: : : l　　推薦枠というこぶがないこと
　　　　　　　 　　/　 l. l: : : : : ':,: ヽ　　　　　　　　　ｨ´: ｿ!: :i: : :l: : : l
　　　　 　 　 　 　 　 lハ: : : : : : ヽ､＞ ,　　　 , イ//イi: :l: :l: : :l: : : :l　　他クラスの男子は推薦枠が仕切ったうえで
　　　　　　　　　　　 ´ ∧､: :,: : : :ヽ ≧ ｀si ´‐イ´　/:i : :l :l ',: i ',: i',i
　　　　　　　　　　　　　　､ヽ!ヾ:､ィヽ　　l　i　　　　ｲ: /l:/ !'　ヽ! ',: i '　　基本的に自分のクラスからしかチャンスはないこと
　　　　　　　　　　　　　　　　, イ///ヽ　　　　ィ/////丶
　　　　　　　　　　　　　,x＜l／lヽ///<{////}>//／i､i￣ヽ
　　　　　　　　　　　　/　　　　 !ィi｀ヽ<{////}>/ｲ＼l 　　　｀ヽ
　　　　　 　 　 　 　 / i　　　　　　'´i／ﾄ===!ィ iヽ!　　　　　　∧
　　　　　　　　 　　/　 i　i /　　　　　 <l///l>　　　　 　',　l　 ,'　i
 

　　　　　　　　　,..--―-ｮ=''''￣ﾞ''''ヽ..
　　　　　　_..‐'"┌コﾆ´ 　　 ―ｰ- ､　ﾞ＼
　　　　 ／ンシ''"゛/ 　　　　　　＼　 ﾞ'-,,゛ｰ
　　　 ／┌/　　　ｌ　　　　　 ｀ ､　 ヽ　　　　 ヽ
　　　ｌ ／ﾞ丿　　　!　　￤　　　 ＼　ヽ　　　ヽ ﾞ:
　　　!'/　│　　丿‐　　|-　　　　ﾞｌ＼├ｒ　　││
　　丨l 　│　　/:::::!　　|| ＼-一''ﾏ弋ﾄ'‐ﾞ' 、│ゝ
　　」亅　　ｌ‐个亡二'' ､ヽ:::::::-ｙjｉ二ーコ!」ヽ│￤　　以上の条件から学園側は女子クラスの
　./ﾌ┤　　|/l宀ﾌ癶ｯ::::＼:::::::::ﾞﾞ下‐卜::::l'彳│　|
"　　/'ｌ　　|下_ ﾏ_ン゛:::::::::ヽ:::::::::::￣":::::::││　￤　　大多数の生徒からの数の圧力に負けるのは
　　丿│　｛￤:::::::´::::::::::::::::::::　　　　　　 │　!　　|
　　/.ノ!　ﾞYﾍ：　　　　　　　　　　　　　　　!　　!　　＼　目に見えている・・・あなたがいいたいのはそういうことでしょ
　┌ン　　│　ゝ　　　　　､---ｯ　　　　,,丨　　!　　　_＼
　'゛‐　　　│.ヽ＼　　　　　 "　　　　ｨ'´│　　1　　　1　!
亅ﾉ 　　　./ﾞ１　ﾍ＿ｯ-.._　　　 _..：''彳ﾆ　!　　l　　､　!　l
└│||ゝ　ｉ　 ﾞ　￣―└二二ﾆ-‐‐─/┐│ / /　ﾉ　∨
　ヽ`￤＼　　./ｌl亅: : : -lﾞﾞｌ: : : : ｌ　!: : : ￤ト'　⊥/ ノ￣^
　　　　　│--ﾞ ﾉﾆ-__: : : ｜..: ..-ｉ-──r癶...../__
　　　　　　 _..ﾉ/―――"＾彳: │廴　　　　　　''￣ﾞﾞ'' 、
　　　　.／　　　　　　　　　!|: : : １|!│　　　　　　　:::::::::│
　　　./　　　　　　　　　　/│: : : !｛│　　　　　　　　::::::::k
　　　ｌ　　　　　　　　　　　!│: : : l {│　　　　　　　　　:::::￤
　　│　　　　　::::::　　　丿/: : : : : : !'、　　　::::　　　　:::::::::!
　　ﾉ　　　　　::::::::　　　_/ﾉ: : : : : : : !ﾞ:::::　　 ::::::　　　　:::::１
　　!　　　　 :::::::::::　　　ﾍｌ: : : : : : : !l:::::::::::　　:::::　　　::::::::::'、
　　　　　　::::::::::::::　　　－`ｰｰ----「ヾ::::::::::::　　::::::　　::::::::::-
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　- ‐━━━‐ -　.
　　　　　　　　　　　 　 　 　 .　´　　　　　　　　　　　 ｀ 。
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／ 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼ ＼
　　 　 　 　 　 　 　 　 ／.〈　　＼　　　　　　 ＼　 　 　 ヽ　 ，
　　　　　　　　　　 　 /　　 ＼. ＼＼　　　　　　 ヽ
　　　　　　　　 　 　 ,′ 　　　＼　≧=- .ｨ=-|-=ミﾊ　　 　 |　　‘，
　　　　　　 　 　 　 ,′ .|　　lﾄ､　＞ ，_＼{＼{＼ 　 }　　　 |　　.ハ　　　　あえて補足するなら
　　　　　　　　　　/ | 　.|　./l|　＼＼　＼ ＼ｨｚミ､ヽ!八 　 |　　l{､{
　　　　　　　　　./ ｲ　　| | .八.ｨ=zﾐ､＼　＼ うｒﾊ.Y | 　.ヽ .!　 八 ＼　　自分たちがもらえるはずだった”利益”を
　　　　　　| ヽ.／　l|　|八ﾄ､{〃う沁　　ヾ　{. しソ ﾘ.|　　 |ヾ　 ﾄ､{
　　　　　　|　.|　 　 | /}　　 ヽ　 ヾ゜'　　　 ＼ ¨´　从 　 .| ﾉ　.|　＼　　　”不当に奪われた”と感じた集団は何をするか
　　　　　　|　.|　 　 |'　|　　 .ハ　　 　'　　　　　　./|　 　 八　ﾄ{
　　　　　　|　.|__ 　 l　_|　　　l{∧ 　 　.ｒ ―　ｧ　/ｲ!　　/　　.八　　　　　わからない、も追加かな
　　　　 　 j／____ .Ｙ .ハ　./ lﾄ､込 .　 ゝ　　' 　 ／|　 /　 ／
　　　　　ｒ≦＿__ }_! {　 ∨　l{　＼　.≧ ､ 　 .イ　 .| ./{ イ}　　　　　　　　”外部生徒と交流会をさせる”という意見がでた瞬間
　　　　 「 　 ＿　|!､ .! 　 ∨ l!＿　≧=-f≧=≦三l}/}/ｭノ_
　　　　 |　 　 f_ノ　　|.＞-∨{　　　｀}｀´:::::::}::::::::::::::::::::::::::::/ ´ ￣￣￣ ｀　.　彼女たちにとってもらって当然の権利になるからね
　　　 　:，　 / 　 　 八,ｨ≦ヾﾆﾆﾆ.ｲ::::::::::::::!:::::::::::::::::::::::::/ニニニニニﾐ､　|
　　　　 ∧　　 　}　/ {{､　　 　 ／:::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::{　　　 　 　 　 }}　!
　　 　 / ∧ 　 ./　{　|| } 　 .／:::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::八　　　 　 　 ./||　!
 

: : : : : : : |: : : : : ,!,|: : : : : : : : : :ﾞi,ﾞi,: : : : : : : : :i,: : i: : : : :|: : : : : :|/ /,!: : : : : : : : |: : : : : i
: : : : : : : ,!: : : : ,!:|:i,: : : : : : : : : |ﾞi,ﾞi,: : : : : : : : |､: i,: : : : :|: : : : : :!:/:,!!: : : : : : : : :|: : : : : i,
,: : : : : ::/:|: : : :,!:::|､: : : : : : : : : |:::ﾞi,ﾞi,: : : : : : : :|.i,::i,､: : : |: : : : : :|　/: |: : : : : : : ::|: : : : : :i
:i,: : : : :,!::::|: : ::,!:::::i !ﾞi,: : : : : : : ,!::::ﾞi,ﾞi,: : : : : : : |::ﾞi,i:ﾞi,: : :!: : : : : |: /: : |: : : : : : : :|: : : : : :|
::i,: : : :,!:::::::i,: :,!::::::::|!::ﾞi,: : : : : : ,!:::::::ﾞi,ﾞi,: : : : : : |:::::|!::ﾞi,: :|: : : : : :!/: : : |: : : : : : : : : : : : : :|
,:::i,: : :,!:::::::::i,::,!:::::::::ﾞi,::::ﾞi,: : : : :,!:::::::::::ﾞi,!ﾞi,: : : : :|::::::::::::ﾞi,:|: : : : : |: : : : ::i,: : : : : : : : : : : : : |
､!::i,: : !::::::::::i,:,!::::::::::::l,::::::ﾞi,: : ::,!:::::::::::::::ヽ:ﾞi,: : ::,!:::,:．ヽ;:ﾞi!: : : : :,!}: : : : : i,: : : : : : : : : : : : :!
,:::::::i,::|:::::::::::::i,!:::::::::::::::::::ｎﾞi,: :,!_::::::::::::::::::::::::ﾞi,::,!'ﾞ. 　　,!:/: : : : :,!ﾘ: : : : :∧: : : : : : : : : : : :|　　・・・利益って・・・権利って・・・やる夫君のこと
i:::::::::ﾞi!::::::::::::::::::::::::::::::::::,! ヽＮ　｀` ー‐'''¨´ヽ!ﾞ　　　 ,!:/,!: : : ::,!': : : : :/　.i,: : : : : : : : : : : !
:!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i　　　　　　　　　　　　　　　,!/',!: : : ::,!,: : : : ,!　　 ﾞi,: : : : : : : : : ,!　　　なんだと・・・
:ゝ、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾘ　　　　　　　　　　　　　　./-',!: : : :/ ﾞi,: : : ,!　　　 i,: : : : : : : : ,!
: | i,｀＞ ．:::::::::::::::::::::::::‐〉-　　　　　　　　　　,.． 'ﾞ　　,!: : : /　 .ﾞi,: :,!　　　　 i,: : : : : : ::,!
: :| ﾞi,: : ,!　..≧､.．;::::::::::::〕　 ＿,,,,......,.．　 ,'"　　　　　.,!: : :/　　　∨　　　　　 ﾞi,: : : : ::,!
､::i,　ﾞi,::| ,.斗ﾍ ＼＼≧=---‐ﾆ≠´／　/､ｘ,,_,.ｘ-､　.,!: ::/　　　　　　　　　　　 i,: : : /
..ヽ!斗　　 'ﾞ　　　 ｀丶．;r‐ 彡ィ''"´　　　 ﾞ　　勹||｀7: /----- =､　　　　　　　 i,: :/
'" .||||　　　　＼　　　　 |　.|　　　　　　 ／　　　.i|| /／　　　　　　ﾞi,　　　　　　　|/
　　.|||　　＿,,,,,,,ヽ_　　　|　|　　　　　／_　　　　,i|!ﾞ　　　　　　　　　.ﾞi,
 

　　　　　　　　 　 　 　 　 ＿ 二二 ＿
　　　　　　　　　　 .　　 ´ 　 　 　 　 　 ｀　　､
　　　　　 　 　 .　´　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　 　 　 　 ／　　　 　 /　 　 　 　 .|　　　 　 i　＼
　　　　　.／　　　　　 ./　　 　 　 　 |　　　 　 |　∨＼
　　 　 . '　　　　　 　 .′　　　　　　 |/　　 　 i|. 　∨　ヽ
　　　/　　　　　　　　|　　　　　　　 /　 　 /　ﾘ　　 ∨ ∧
　　./　 　 　 　 　 　 |　　　　　　 ./　 　 ｲ　/ |　　　}　 ∧
　　′　　 　 　 　 　 |　　　　 　 /　　／ j /}､.ﾄ､　 .八./ ∧
　　|　　　　　　 　 　 |　　　 　 ./　.／|　/}　ハ! }　/　.l ﾄ､ .}
　　:　　　　　　　　　 |　　　　 / ／　 ∨ .| ｨ行. | ハ　} | .ﾄ.|
　　 Ｙ　　　　　 　 　 |　　 } ／´　　　　∨《 Vﾊ ﾚ 　Ｖ　　|　　・・・生きたトロフィー、勲章、メダル、利権
　　 i|　　　　　 　 　 i|　　/ .ｨ　 　 　 　 {　　 ゞ'　　　‘ ｰ┤
　　 l|　|　 　 　 　 　 |　./} ハ　　 　 　 l|　　　　　　　 　 ,.{　　”結婚”という形で手に入れることで自分・・・ううん、自分の家の
　　 ﾘ /! .|　　　　　　}./ /!　∧　 　 八∧　　　 　 　 　 .{ |
　　 }/ .|/}　　　　 　 　 |八 /.∧　/ 　　{∧　　　　　,r.ﾏ.ハ　　　繁栄を約束する圧倒的な勝ち組の証、かな
　　 　./　| 　 　 ∧　　 | | ‘ ＜.∨ / 　iﾄ.∧　　 　 (:_:ﾉ {ﾄ{
　　　　　 |　 　./ ∧ 　 | |　 |　 } ∨ ./ l|　｀＼　　　　　ハ|
　　　 　 人　 　./　.}　 八　/　ﾘ　 ∨ .八　ｰｒ――‐一 / |
　　　　　　 ＼　 　 .| /　 .}/　/----V / { 　 !ハ{ }　　./
　　　　　　　　〉、　 !'　　/　./　　　　∨ .| ￣ﾄ,　 .|　 /
　 　 　 　 　 〈　 ＼　　 　 ./＿　　　　∨{　　|∧　! /
　　　＿＿_　 ∨　　　　.／-=ﾆ二三≧.ヾl　 .ﾄ.〈　ﾚ
　　　＼　　 ｀ヽY ヽ | .///￣￣￣ ≧=ｧ:::＼.|∧＼
　　　　 ＼　＼ ＼ー.///　　　　　　　/:::::{｀ヽ:::∧　＼
 

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　　 :十t＝==k;- ::::;_ 　.|i ::::.　 :::. :::　　　.::::　 i!::::　 |li_: _;: k:;-=‐kｰ'i;;/`i=＝-ｰ:｀`fxi:x:x
　　 :::.!|i;　 :::　!|ﾞ',`'::-｀,_ト､:::.　::::..:::　　　.:: 　 j ::;ｧ‐仏-‐'´}.:::::::.. }:.. Y　 ｈ;::_;:彡'′}ヾixix:>
　　 :::.|. ヽ　::;, |　ヽ::::;　!|';｀丶 .:::: :::　　 .:::　_,/ｨ:'"´i　ﾞ, .::: ﾄ、:::::. |:::. 'l.　ゝヾ彡, ';ｨｲ_xixixﾍ
　　 ::: |　 ヽ:::;, i 　丶:::.　| ',:::::｀::;;::::　 　.::: ´/　!::;　j　　';::: !　ヽ、:|!:::. '|:　 ヽ ';ﾍ'´::|i;|歹Txiヽ
　　 ＿|＿＿､::.',- __ヽ::;, |　'i:::::::::;;;: 　 .:::　/　 .!:;　;' ___」,::ﾉ　　 V';,:::::.'l.　　}　〉 Ⅵx|ixix';:xixヽ
.　　 ｀`|ミ､¨弋ト匁､,_弋-i 　ヽ:::::::;;;:　 :: ./　　|_;-´yr彡j彑,　　 妍ﾊ;:: !　 ;' /　ﾉ:|ixi!:xix:',ix:x:
　 　 ::. |　＼.下､;;::|!::;;;ジ≧ｧ, ヽ::::;;;; 　 / 　 メ≠及';::|!::;;;;;ｲ,　　ヾ´∧:!, j ./　/: :|ixi|xix:x',:x:x:,ヽ　　　・・・はい？
　　　::: ﾄ、. '"℡､.￣.＿_,.ｨ'｀　　 ＼;;　/__　'´ヾ､,.._｀ｰ--‐',ノi.　　 V　 `､ﾒ,/ /: : :|ixi|:x:x:x:',x:x:xi:'､
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　 　 ::::::　!:　: _,ｨⅷI‐1　　ヽ 、　 ..:;;;:..　 　　,*　　　}`ァ､,.__　: :ゝ;:／　 ﾞi圭i 　 　 　 　 ｀iｌｌi､|:x:ｘ}
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　　　::::::　|､.__ } 'ヾＫ..,｀`寸､.,＿_　　　　　　＿_ ,. 亠､刎,::/_.〈 　 　 　 　 |圭　　　　　 　 圭 ヽ:x}
　　　::::: 　|、￣|::::}圭::::...'圭{.. 　￣i圭i￣￣ 圭）　..:/攻. |￣λ　　　　 　 圭i;　　　　　　 圭.　〉,:i
　 　 :::::: 　|ヽ、|:::::圭|: : : |圭. 　 　 |圭|　　　|圭′　 圭　| ／, ',　 　 　 　 |圭ｌ 　 　 　 　 圭 / ,､!
　 　 ::::::: 　狗入: :|圭:.　　圭|　　　.|圭　　　圭|　 　 圭 ／;刎; :',　 　 　 　 圭|　　　　　　圭 jイ
　 　 :::::::.　Y::..　>,,､ｌ|　　 |圭　　　 圭|　　　|圭　 　 jメ.,_ .::刎:　ﾍ　　　　　 |圭　 　 　 　 圭; |、
　 　 ::::::::　j′ i圭／＼_ 圭|.::　 　 |圭　　　圭|　,／`ヽｌｌ}.: |刎.ノ.ヽ　　　 　 }圭　　 　 　 圭　ｌ ヽ、
.　　.::::::::　/　 渊/::..　　｀|圭 :..　 　圭|　　　|圭 ´　　 圭|　`!'´　　.l 　 　 　 圭|　　　　　ｌ圭　 |　　ヽ,
　 .:::::::::. /　 渊′　　　　圭|:　　 　|圭　　　圭|　　　 |圭　´　　　　|　　　　j圭.　　　　　圭|　　|　　　l
　.::::::.　/　/攻　　　　 　 |圭　　 　 圭|　 　 |圭. 　 　 圭|　　　　　 .|　　　 |圭　　 　 　 |圭 　　|　　　|
 

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　　 /: :/ │: : : : ｌ : : !: : : :|:,.イ´.: l/.::::::::::　　/:/　 |: :|:::::::::::::...　｀メ |: :|!: : :l : : : : : |
　　,' : ,′ | : : : : ｌ : : |: : :.イ:/|: : :/-─＜ 　/:/　　|: :| ＞─‐--､｀下y'| : : l: : : : : :|　　　　何をいってるんですか・・・
　 │: |　　| : : : : | : : |: : : :|:.:_,.ｨ≠≦三ﾐ ／'"　　 |: :l　 彡三≧ｪx |/ ヽ: : :l : : : : :|!
　 │: |　　| : : : : | : :│: : :l,ｲィ'::l|li|l|li|!:|　　　　　　| /　　 |::l|il||i|li:ヾ;､　| : : :| : : : : i:!　　　やる夫君を道具みたいな・・・
　 │: ｌ　　ｌ: :/: : :| : : l : : 〃 {:::::l|l|l|l|l|::| 　 　 　　 j,′ 　 |::l|l|l|l|l|::::}ヽゝ : : :l : : : :,ハ
　　|: :,′　∨: : : :l : : l : : : l: .∨:!!|l|ll!!::|　　 　 　 　 　 　 |:::!l!|l|l!!::/　/} : : /: : : :/ : :l　　　怒りますよ？
　　|: ′　 ∧ : : : |∨ l: : : :|: :',∨:::::::::::j_　　　　　　 　 　 {::::::::::::::/　// : :/| : : :/ :| : l
　　i,′　 /　ヽ : : | ∨ : : : |!.:ハ＞=≦三三　　　　 　 三≧==＜. //: : /: | : :/ : :| : |
　　　　／　 　| ＼| : ∨ : : ﾊ : :{三三三三　　　 三:.　　三三三三ムイ: : :| :/ : : :| : |
　　　　　　 　 | : |: : : :|＼: {＼乂三三三　　　　i!三三三三三三三/ :| : : :|/ : : : :| : |
　　　　　　 　 | : |: : : :| : :ヽ＼ ￣　　　 　　　　＿Ξ三三三三三,/| : |: : : : | : : : :| : |
　　　 　 　 　 | : | : : : |: : : :|｀ |lヽ、　 　 　 　 ´￣｀ 三三三三:,イ: :| : |: : : : | : : : :| : |
　　　 　 　 　 | : | : : : |: : : :| : |l |: |li:..、　　　 　 三三三三才il| :l : :| : |: : : : | : : : :| : |
 

　　　　　　　　　　　　　/ ﾞi,: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 　ﾞi,＼
＼　　　　 　 　 　 　 ./: : : :ﾞi,: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::i : : : : :弋ｘ,｀丶､
　 ヽ　　　　　　　　 /　　　　ﾞi,　／　　　　　＞''　　　　　　　　　 　 　 |　　　　　＼｀ ー--＝=--
　　 |　　　　 　 　 /　　　　　 ∨　　　＞､´ﾞ　　　　　　　　　 ,　＞　　.|　　　　　ﾞi, .＼
　　 廴＿＿＿__/　　　　　　　/　／ ／　 ＼　　　　　　 .／／　　　　!　　　　　 |｀丶､＼
　　　 .／　　　　　　　　　　,!./／　/　,ｨ　　_,.,.＼ｘ:／,.ィ.ﾞ,.ｲ　　　　　 .|　　　　ﾊ ﾄ､　　｀丶､、
　　／　　　　　　　　　　　//'　　/／/廴'ﾞ／'´／'＼ ./ /　|　　　　　 ,!　　　　　l lﾊ!　　　　 ＼
／　　　　　　　　　　　　 //　　　　　!'ｨ斧メｘ､　丶、/Χ　.|　　　　　,!|　　　　　.| |
　　　　　　　　　　　 ,ィ ./､ ﾞi,.　　　　　｀ヾ;::::::;ｨ(ヾx,メ、　　!　/ 　 　,! l,　　　　　! !
-‐ァ　　　　　 ,.斗イ/.／ :|ﾞ､.ﾞi,　　　　　　 ｀ヾ少　,:ヾ　　　,}ﾌ|　　　,!　.l,　　　　 | .!　　　
　/　　,＞''７´:| レ'ﾞ／　　 ﾞi,.＼＼　　　　 　　　`　　　　 x'ﾉ' |　 /./　,.ｨ.ﾞi,　　 |､.ﾄ!
-|　／..::::::/::::У／::ﾞi,　　　 ﾞi,　丶､:､　　　　　　　　　　(ｼィｘ'|／∥／/ ,..ゝ,　 !ﾊ!.|　　　さすがにちょっとユルセナイかな・・・
.::|/::::::::::::/:::/／il,:::::::ﾞi,　 ﾞi,、.ﾞi,　　 ｀`ｰ　　　　 　 　 　 ヽ　　/'ﾞ '　　 {/　　.ﾞi, |
./::::::::/!::/、'ﾞ::::::::＼::::::＼. ﾞi,＼ﾞi,　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　ヽ!
　 ／/::/　＼:::::::::::::::::::::::ｘヽﾞi　　　　　　　 ‐- ., 　　/´
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zェﾞｋ'::::::::::＼　　｀ヽ'ﾞ: : : :ﾞi,､＼ ､　　　　　,.　'"
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　　 ＼:::::::::＼::::::{ : : : :/!: : :ﾞi, ＼ ｀丶､
 

　　　　　　_　 -‐==＝ﾆﾆニ二〉　　 ＼
　　 　 　 /‐-＝==ﾆニ二二 /　　　　ハ
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　ｉ{ilili:/ |:　:　:l　:　:　: Ｎ^ｉ　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　|
　|{liliｌｉ:. |:　:　:l　:　:　: l　 |:　:　:　:　:　:Ｎ＼　:　:　:　:　: :|
　Ⅷiliｌｉ:.|:　:　:l　:　ｉ　N　 |/|　:　:　:　: |　　И:　:　:　:　: |　　　条件しかみておらず、”結婚”という結果とそれから得られる利益だけを
　 Ⅶililil|:.. :　:l　:　|V＿＿ И＼　:　:N／￣.!/l 　:　:　: |
　　Ⅵilil|ili:. : : ＼N＿＿＿＼ ､ ＼,//,ィ:T > /　:　:　:　|　　　考えている・・・・なるほど、勲章とはよく言ったものだ
.　　Иili|liｌｉ:..　:　:〈 乂三ｿ, ｀三三三´Vソ　/ ／ｉ :　:|∨
.　 　 |У|lili::. 　:　:＼￣￣￣￣￣￣￣￣/イililｉ|　: :　　　　　実に的を射ている
　　／´ｿ|ililili:.　:　:i⌒　 　 　 　 　 ゝ 　 　 /lililili|: : ′
.　　　´　l∧lilｉ:. : 八　　　　　　　　　　　　/ililililｉｌ| /
. 　 　 　 　 Ⅷli:.　:　＼　　 　 , -=､　　／ili/lﾍi//
　　　　　　　Ⅶili:.. : 　. ＼　　 　　　／　/´/|: :/
　　　　　　　 Ⅵlili:.. :　(⌒　≧=-イ、　 」}/´|,/
　　　　　　　　∨Ilili{＼{　＼ 　 　 |/＼ｰ ､
　　　　　　　 　 ＼N{　　　　＼＿/! 　 V　ー――― ､
.　　 　 　 　 ／　　　 ＼　　　　,へ|∧　}　　　　　　　　＼
　　　　　 ／　　　　　 　 ＼　 /　 {　 ∨　　　　　　　l 　　＼
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　 __　__
　　　　　　　　　　　　 __,ﾍ-冖┴┘┘ヒ￣　ヽ
　　　　　　　　　　 ≠"´ ≠ヽ、ヘ_=、::::::＼　 　＼
　　　　　　　　,イ／/ヽニ ／ヽ´｀ヾ　}---__ヽ　　　ヽ、
　 　 　 　 　 /､,'ヽ､,'　　 /　　　ヽ　　｀ ´ヽ ﾍヽ　　　 ヽ
　　　　　　 / 　 　 　 　 /　 |　　 ｉ 　 　',　　　.ヽ　　 　 ｀、
　 　 　 　 ,'　 /　 　 　 ,'　.　|　　　|　 　 ',　　 .　',　 　 　 ヽ
　　　　　/　 /　　 /.　 |　　 | 　 |　 | 、　 |　　 　. ｉ　 　 　 ｉ　　みんな、やる夫に会うまで結婚というのが
　.　　　 ,'　/　 　 ,'　　 |　　 |　　| | .|ヽ　 ﾊ |.　　　|　　.|　 |
　　　　 ｉ //　./　ｉ　　/|､ 　 |　　| |　| _才|´',| 　 　 ',ヽ　|　|　　どんなものかちゃんと意識したこと、ある？
　　　　.|/ ,'　./ . | 　 ｉ | ',　 |､　,' ||,イ_-_|/イ7　 / | ｉ ,'　.| .|
　　　　/ .|　./ . ｜　.|上_',　| |. | /|/ /泛__ノ/ ,/　,'　}　　|/　　漠然とした憧れしかなかったわよね？
　　　　　 |　,'l 　ﾊ. 　| .|≧込｀',|　/　 　 - ア./　/.}　.| |　}
　　　　　 |. ,' |　|. ',　.|ヽ乂_.ｿ＼ヽ　　　　./／ / /　/|.|　,'
　　　 　 ./.,|/| ./| ヽ .|＼｀￣　　 　 　 　 //　/／//| /,/　 　, ----、
　　　 　/ ヽ| |/| | / ヽヾ.ヽヽ　　｀　 　 　 .{ ,'／､//､_L､ __／　　　　　＼
　　 　 ,'　/||./ .| ', || .|. ＼｀> 、　　-　　　 |.ｉ {ヾ／､:::::／,´／　　　　　　｀ヽ、
　　　　ｉ /　ヽ.}/、ヽ、| | | | .}. /＞ 、　, ｲ´ﾚヽ,' |;;;;;;;;|／/　　　　　　　　　　 ヽ
　　　　.ﾘ　 __/,　_＼_ヽ__| | /　', | 、|｀　　ゞ｀Tヽヽ／　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　 ／::::::::｀::ヽ厶 //／　　 ＼＼ゞニ|:::,ﾍ|::ヽ/へ、　　　　　　　　　　　　 　 ヽ
　　　∠-- __:::::::::::::::::｀ヽv､<￣￣　 ｀／｀´　/､__|､ / }ヽ
　　 　 　 　 .｀ ヽ-=､ __:::::::::｀ヽ ､_- ´／/　ｌ-≠､ /　ヽへ 、
 

　ここにいるのは共学の生徒の中でも上位といっても差支えがない家や立場の家の
 

娘である・・・が、それでも”父親”が家にいる・・・夫帯者が全員とはいかない。それほど、男子の数は減っているのだ
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　__,,.、 -- ､、_
　　　　　　　　　　　　　 _,.ィ'"´　　　　　　　 `'ト、
.　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　＼
.　　　　　　　　　　 /　　　　　..:　　　 ..::　　..i　　　..:.＼
　　　　　　　　　　/　　　　..:.:.:　　　..:.:.:　　.:.|　　　.::.:.:∧
.　　　　　　　　　 j　　　 ..:.:　　.:　..／::　　.:.::ﾄ､　　.:.:.:.:.:.:ﾍ
..　　　　　　　　　|　　　　/ .:.:.:.:／　.:,イ.:./!:..|　i 　:.:.:.:.:.:.: i,
　　　　　　　　　 |　　.:.:./.:.:. ／/ .:／/.:./ |:./　}　:.:.:.:.:.:.:.:.::|
　　　　　　　　　 |　.:.:.:/.: ／--─‐‐ ''/" l/＼ | :.:.:.:.|.:.:.:.:: |　　そ・・・それはその・・・
　　　　　　 　 　 |　:.:./:.:/ ,ｨ=＝rｧ ／　／_,_　`ﾄ、:.:.|::.:.::.|::|
.　　　　　　　　　| :.:.:j:.:.:.:.l'"ﾄz::ﾟﾘ 　　 　 ィテﾗﾄ| .:.:. |:.:.:.:.|.:|　　お、男の子にあって・・・話せば・・・
.　　　　　　　 　 | ..:.:|:.:.:.:.{　`-‐'　　　　　ﾋ::,ﾟｿ /}:.:.: l＼:.//
　　　　　　　　　| :.:.:| :.:.:.ﾍ、　　 　　 　 　 ~　/,ﾉ:.:.::.∧ ＼　　じ、実感わくって・・・共学入ったらわかるって・・・
　　　　 　 　 　 | :.:.:| :.:.:.::}へ、 　 　__　'　 _ ｲ : /二二＾　 ＼
.　　　　　　　　 | :.:.:| .:.:.:.:.lト､ ＞､_　 _,. ＜:.:..:..〈 ー‐-、 　 　ﾍ　で、出会いがあって・・・その・・・
　　　　　　　　/ :.:.:.| :.:.:.:..|　　＼　了＼__:.:.:.:.:.:.:`l斤＼ 　　 　|
.　　　　　　　/ :.:／|:.:.:.:.:.:|ﾍ　 rー--ﾍ、　＼:.:.:.::.:..|　 ト---‐┴､
　　　　 　　/..／::::::|:.:.:.:.:.:|　＼{　ー-＜⌒)'二＼::.|　{::::::::::::::::::::::｝
.　　　　　 /../:::::::::: |:.:.:.:.:.:|＼　＼ __,, ィ`-K-- .__).!　|::::::::::::::::::::::|
　　　　　/..:｛::::::::::::::|.:.:.:.:.:.|:.:.:＼／___ノ　ﾉ　＼-- ＞.|:::::::::::::::::::: |
.　　　　/..:.:.:|::::::::::::::＼:.:.::.i,:.::.::.ヽ ::`ー''´:::ﾍ　 Y´:::::::＼:::::::::::::::::j
. 　 　 /..:.:.:.:ﾍ.::::::::::::::::.＼:.:＼:.:.::.）:::::::::::::::::::ﾍ　 }::::::::::::::::＼ :::::::: |
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 -‐…　　‐-
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　丶
　　　 　 　 　 　 　 　 　 / 　 /
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 .′　　　　　　　　 　 |　　ｊ
　　　　 　 　 　 　 　 　 |　　ｊ|　 :|　 |.:l　　 　 :| :| :|ノイ}
　　　 　 　 　 　 　 　 　|:l　八 　|　 |人　　 ｊ :| :| :|彡i:L
　　　 　 　 　 　 　 　 　|:l　 　＼|＼|ノ ＼ノ|りﾉ|りﾍ{」i]
　　　　 　 　 　 　 　 　 |:l　ｌ　斗ぞう　　　　ｊぞう ｊ　{i}}　　　　昔話みたいに・・・ちゃんとお父さんがいる家
　　　　 　 　 　 　 　 　 |:l　ｌ　 ｊ{　'""　 　 ;　　""八:{i}i}
　　　　 　 　 　 　 　 　 |:l　ｌ　　　、　 　_　_　　　ヘ {i}ｉ}　　　　あこがれてたから・・・ここに
　　　　 　 　 　 　 　 　 |:l 　 　 |　〕io｡ ´　｀　イi 　 :{i}i}
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｊ∧　　 ｊノ! 　　ｊTIiI〔 八___　　ｊ　　　　・・・お父さんの顔とか・・・ちゃんと考えたことなかったなぁ
　　　　　　　　　　 　 /⌒∧ 　:|, ,l＼__」i:i:i:|_　　|, ,|￣｀ヽ
　　　　　　　　　　 　 　 　 ∧　|, ,|　/i:i:i:i:ｉ:rｧ___」, ,|　　　　　　他の人たちも・・・こういうことなの・・・
　　　　　 　 　 　 　 {　　 　 ∧:|, ,|_/ｉ:ｉ:i:fﾌ'´　ヘ}, ,|, / 　 }
　　　　　　　　 　 　 {　　　＼∧, ,l/ｉ:i:／　　　へ}, ,|/ 　　}
　　　　　　　　　　　 {　　　　 ＼}/i:∠　 　 ,イ⌒L ,|/,　　}
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨⌒＞-ｧi　　　　V　　　}
　　　　　　　　　　　　　　　 ＼_/　 　　 /,,}　　　　 }_　　 }
　　　　　　　　　 　 　 、 　 ／/　　 　 / , { 　 　 　｀ヽ 　}
　　　　　　　　　　　　 ｀ 　　 / 　　　 /, , , ＼　　　　　　ｊ
　　　　　　　　　 　 　 　 :、　　　　　/ , , , , , {＼　 　 　 ｊ
　　　　　　　　 　 　 　 　 ｀　　　　 /, , , , , , , ＼　　 　 /
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ｊ＼__／, , , , , , , , , , ＼__／
　　　　　　　　　　　　 　 　 } , , , , , , , , , , , , , , , ,∧
　　　　　　　　　　　　　　　八 , ,＼ , , , , , , ／ , / ∧
　　　　　　　　　　　 　 　 / , ,＼ , ,丶 , , , , , , , , , , ∧
　　　　　　 　 　 　 　 　 /, , , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,∧
 

　　　　　　r::::::::::::::::::::,, :::::::::::::::::::.　　　　　 　 　 　 　.
　　　　　　Ⅵ＿_彡'"::::::::::::::::: ／ 　‐　　.　 　 　 　　　＼
.　　　　　　ｊ!:::::::_i¨i＿,:::::::::::／　　　　　　　　　　　　　 　 ＼
　　　　　 /ゝ::｀ｰLi―' ::::／　　　　　　　　　 丶　　　　　　　≧=- '
.　　　　 / ./ 　ﾞ　ー 　 "　　 　 　 　 　 　 　 　 　　　　　　＼　ヽ
　　　　/　.i　　　 　 　　　　　　　 　 　､　　　　　 　＼　　　 　', ハ
.　　　,　　 |　　 i　　　　　　　　　丶　　 ヽ.　　 　 　 　＼　　 　 ﾄ､!
　　　i　　 .|　　 |　{.　　　　　　 ＼　＼　 　:.　　　　　　　丶:. 　 |　'
　　　|　　 .!　　 ! 　､　　　　　 　 :.＼　＼ _ ',　 :. 　 　 　 　 ＼ .i廴_,
　　　|　 　 !　　.! |　 ＼　　　　　|　 ,｡＜ ヽ .i 　|:...　　 　＼ ∨ i!￣　
　　　|　| 　', 　 i￣|＞ ､＼ 　　,.ｨf´ _...ｪュZｱ!　!:. .＼ 　　　', Ⅵ
　　　|　|Ｖ　ゝ　ﾞ .弋ﾏZx..､＼　 .|ィi ::::Ｖ7 / .|　i:.､ 　.丶　 　.!　|　　　　多くの共学女子は、結婚に強い幻想を持つか
.　　　Ⅵ ∨　 ＼.:.ヽ乂:::j! 　 ｀ヽ!　ゞー''　　 !.∧:.＼　　＼　　 |
　　　 ⅴ　∨.　　＼　　 　,　　 　 　　　　　 /' ノ >､:.＼　　　　 |　　　　家の事情で結婚を求められているか・・・
.　　　　', 　 ＼.　 　 ＼　　　 　 　 　 　 　 　 r,‐'' 　.>､　､..　　｜
.　　　　　　　　＼.　　:.､｀　 　_ _　 　 　 　 　′.Ｖ!从_ _丶＼　 ′　　　チャンスにはピラニアのように群がるのも必定、か
　　　　　 　 　 　 ＼＼. >..　　　　　　　　ｲ ,ィ＝ﾘ}::::::i//>､　∨
.　　　　　　　　　　　＼＼　 ＞ . _　＜ 　　(i:i:i:i:i:i::::: ////||>､
　　　　　　　　　　　　　..ィ≧ヽ|/// 乂',　　＞":::::: /////||//＞ ．_
.　　　　　　　　　　x<//////////:::: 〈 j ／:::::::::::: //////||///////＞ ．＿
　　　　　　　　　///////／ ///:::::::ィ∨､::::::::::::::///////||/////// /////∧
.　　　　　　　　 i//// ／/////::／:::::::::::: ＼.::／////r.､_,||////// ///////∧
 

　皆が皆、ようやく現状を理解し・・・恐れを抱き始める。だが・・・
 

――そんな彼女たちの認識に、シャルは容赦なくダメだしする
 

　　　 　 　 　 　 　 /　　 　 /　 /　　,　 i　 　 ',　',　　　 　 　 ',
　　　　　　　　　　/／　　 /　 /　　/ 　.|　　　 ＼＼　　　　　 ',
　　　　　　　　　／　　　 /　 /-‐''/´￣.|　　　__}..＼＼　 　 　 |
　　　　　　　 ／イ ´　　/　 ,:　　/ .!　 /| !　　　ﾊ｀ヽヾ＼　　　|
　　　　　　／／ i　　　.,　　|　 ./ ｰ|-/､ !|',　　/　',　 ＼ト＼　 |
　 　 ｰ= 彡　 　 |　　　i　　.!　/　　ﾚ　　ﾘ ',　/____.',　　 ﾄ ミ 　 !
　　　　　　 　 　 |　　　|　　| /.､ ｰ- ､　　　j/´ィ芋ミ､.　|∧∨..|　　”５５点”かな。まだまだみんな認識甘すぎだよ
　　　　　　 　 　 |　　　|　　ﾚ ミ三≧､　 　 　 んら圷∨! .∧∨!
　　　　　　 　 　 |　　　| 　 乂　, , ,.　　 　 　 〈笏ン ﾘ.ﾊ|　　 ヾﾐ､　
　　　　　　 　 　 i!　 　 !　　ト ミ ､　　　 ,　　　, , ,. 　/ .ﾘ　,!　 |　＼
　　　　　　 　 　ハ　　 ', 　 {、　　　､　　　　　　　　/ /　/ |　 |
　　　　　　　　/／} {　　ヽ　､ヽ　　　r､￣　　　　 .ｲ i　 /　 ,　 |
　　　　　　　／　 j/ ＼ 　 　 ', } ＼ i　}　　,,.. ＜　 /　/　 .∧　!
　　　　　　 　 　 /　　　＼ ＼}ﾊ　　j　,!¨´{ヽ__ .彡'　/ 　 　 ∧.{
　　　　　　　　　　　　　　r/ヽj　＼,′,__ ノ　ト.._　//　　　　　 ヾ
　　 　 　 　 　 　 __＞////∧　　/　 j/ ）＞''´ノ/ｲ＜
　　　　 　 ＞''"´　∨//////ヽ../　　'"´__,. ＜////| 　 ｀ ＜_　　　　　 ヾ､
　　　　　　￣｀ヽ 　 ∨/////〃, 　 　 　 ￣｀iｰ=＝'　　　　 ハ　　　　　　）〉
　　　　　　　　　 ＼　ヾ彡''´〈〈,′　 　 　 （ノ_///ヽ　　　 /　 !､　　　　 ｨ/
　　　　　　　　　　　＼ 　 ／/,i!　　　　　　　 ﾉ//// 　 i ./　　|　 ー= 彡'
　　　　　　　　　　　　 Ⅵ .＞/i! 　　　　　 ／//彡'__　 ﾚ　　　|　　　　｀ ＜
　　　　　　、　　　　　　!i〓{〈::| 　 　 　 ／-‐ ''"　　 ヽ ヾ　　 {　　　 ヾ　　　 ､
　　　　　　 ヽ　　　＼　{! 　| ヾ　　　 イヽ　　　　　 〓 ',　∨　 〉　　 　 ',｀ヽ　 ＼
　　　　　　　∧ 　 　 ヾﾐ.　 ﾄ､ ヽ　　r '-ｲi　　　　　　　 ',　 V / ＼　　　 ,　 ＼　ヽ
　　　　 　 　 .∧　　　　 ＼ ∨/ }　/　___,.|　　　　　　　 .',　.} |　　 ヽ　　 }　 　 ＼ ',
 

　　　　　　　　　　　 ,イ 二二二 ヽ ---- ､
　　　　　　　　　 イ´:.r ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼　　　＼
　　　　　　　　／　　　　　　　｀ヽ、:.:.:.:ヽ　　　 ヽ
　　　　　　 ／　　　/　 　 ヽ　 ヽ　 ヽ:.:.:‘，　　　}
　　　　 ,イ　　!　　 i　! ',　　 ヽ　ヽ　 .',:.:.:.:ｉ　　　 ｉ
.　　 　 }　 !!　| | 　 | | ', ',　　 ヽ 　 廴_ }:.:.:| 　　　|
　　　　i　/ 丁|┼ ､| |　i ヽ----ヽ´ ! 　.|:.:.:| | 　.| |
　　　　| /　 | | |　 /!|　 ヽ', ヽ　 ',ヽ } 　 i:.:.| |　 .| |　　・・・入学前は漠然とあいまい
　　　　!/　　| | !　,' ﾘ　　 ヾ､ ＼ i　ﾘ||　|', ヽ!.　 ! !
　　　 〃∨ .| ヽヽ{　　 　 　 　, -==≠|/ ', / 　 ヽヽ　　入学後はより具体的・・・そういうことよね
　　　/　　', |ヽ　ヽ|ヾ≠　　　　　　　//　　}　　　 i　}
.　　　　　　ﾘ　!＼ヽ　　 ′　　 　 　 { ｉ　　/　　　/ /
.　　　　　 　 ノ　} ｀ヽト　　r‐‐,　 イ ヾ､　/.　　ノ/
　　　　　　　', ! {ヽ 　} ヽ､-＞＜――ヽ } ヽ　{ ヽ!
　　　　　　　 ヾ､!　ヽ| 　 {:.ゝ―‐ ´:.:.:.:.／ ヾ､ |　 ｀
　　　　　　　　　 /￣￣ヽ:./:.:.:.:.:|＿／　　　　｀ ヽ-､
　　　　　　　　 /　　　　 /:.￣ヽ/　　　　　　　　　　 ｉ
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　 ゝ´　r､ ｀ヽ､ /:.:.:.:.:.:.:.|::|:.:.:.:.:.:ヽ∠´⌒､｀ゝ＼　　　.∧
　　ゝ―― ,ヽ‐‐　､:.:.:.:.|:::＼:., イ´　 ｀ ヽ　ヽ＼　｀ヽ､ .∧
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　　　　　　ノイ　 ,/' |'　　　Y　　　ｲ 〃' ' |　　　　　j__|　|　　　　　,ハ
　　　　 ／´〃　Y　 |　　　 ′ / ,'Y　 l {　!　　　　 / ﾊ｀ヽ　　　　 | , |　　大正解。入学して一般クラスに入った子は”男子が足りない現実”を
　　　　　　 l ｲ　 |　 j　　　 ! /´/从　 j '　|　　 　 /j/ | /| ﾍ　　　 |ハ!
　　　　　　 |' |　 ′ |　　　ﾚ　　　!|　　i!　″　 ,／,Xヽ!'　!,　 　 　 |　ﾘ　　入学したのに突きつけられてる。結婚できるのが全体でどれくらいか
　　　　　　 |' |　 j　´!　　　|≧≠ﾐ、　 |!　j　／≧≠ﾐ〈　j　　　　　|
　　　 　 　 　j　人{　!　　　!　　　　　　i ノ/'　んﾉ　,/ }∨　　 |ｲ　 !　　　結婚できないでもがいてる”先輩”という”具体的な姿”もある
　　　　 　 　 ',∧　ﾍ.|　　 从〃〃　　　 ´ 　 乂 シ／/^!/j'　 ∧　|
　　｀＞､　 〃　ﾍ　　!　 　 {　　　　　 　 '　　　　　　/　 |'　　 i{　∨
　　　ﾍ　　＞─ ﾍ　∧　　 !　　　　＿　　　 〃〃,ｲ,　イ　　 人
　　　 ∧　　　　　｀ヽ∧　　{＼　　 ー '　　　 　 ｲ｀ノ　　　! j　ゝ
.　　 　 ∧　　　　　ゝ｀ Y　 ﾍ　＼　　　　,　＜　 ノ-|　　./|リ-
　　　　　∧　　　　 ,(ヽﾉ 　 |ﾍ　　｀ ´　 {ヽ´￣ノ　 ″ ,/ノ/
　　　　　　乂＿＿人ｲ　}　 ﾄ、　　　　　}　｀ヽ--,_,ﾉ　/'-〃
.　　　 ／´￣ー‐´' 　 !　!i} ,| ﾍ　　　　/　　　|　　Y〃　　 ＼
.　　／　　　　　 /　　 |　' | ;!　 ヽ　 Y　、　　i{　 /∧　　　　 ヽ
 

　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　 　 ＼　　　＼
　　　　　　　　 　 　 　 ' 　 /　　　/　　　　　　　　　　　　＼　　　＼
　　　　　　　　　　　 /　　/　　　/　 /　∧　 　 　 　 　 　 |:::ヽ　　　　，
　　　　　　　　　　　'　　　　　　.:　 /　/　 ':,　　　　　　　　|　 ::':,　　　 ′
　　　　　　　　　　 ｉ　　 i　　　 ｉ::::/l.斗 ''"￣＼　　　　　-ｲ─-ミ 　 ＼ :,
　　　　　　　　　　 |　　 | 　 ｌ　|／ |　|　　　 　 ＼　 　 //　|　|　|＼　 |＼,
　　　　　　　　　　 |　　 | 　 |　|/ 八x＝＝ミ　　　': 　/ｘ=ミ|　}　|　　　ｉ　 ）　　　上の先輩たちはもっと切実かな
　　　　　　　　　　 |　| 　 　 |　| イV_ﾉ::::｝ 　｀　 　 } /_ﾉ::::ﾊ| /　　ji　　i
　　　　　　　　　　 |　|　|　　{ 八 { 乂:::::ﾘ　　　 　 ﾉ' 乂::ｿ ﾉ' i 　 八　 :,　　　　　１年、２年、なんとかできなかった
.　　　　　 　 　 　 ﾉノ|　|　 人::. ':,　　　　　　　　　　　　　　 /!　/;　 ＼:,
　　　　　　　　 ／　 八ﾉイ 　 ＼::＼ ' ' '　 　 　 　 , 　 ' ' ' ,'::| /　!::　 } ＼　　　　残り時間は少ない。そんな時絶好の募集があって
　　　　　　　　　　　／| ,八　　 :::{⌒ヽ　　　　 ＿_ 　　 　 /::ﾉ':::　|: 　,’
　　　　　　　　　　　　 | {　:＼　:::::ﾄ､　　　　 丶　ノ　 　 .ｲ:::|::::::　:|　 ′　　　　　最後のチャンスかもとおもって応募しようとしたら
　　　　　　　　　　　　 |/＼__::ヽ :::∨　､　　　　　　　／ノ}:/|::::: .:::| /
　　　　　　　　 　 　 .斗──ﾍ__＼:∨　 ＞　.__ ..ィ::／ ノ'　|::: .:/ﾉ'　　　　　　　　　横やりが入って募集自体なかったことにされた
　　　　 　 　 　 ＜///////// /　 ヽ; ＼　　 ├＜＿＿＿,:::::;″
　　　 　 　 　 　 　 ＼//斗-‐久　 　 ＼. `ｰr┴‐ﾉi:i＼─/／ ニ=x
　　　　　　　　　　　／　　_／i:i:i:i＼　　　　　У介ﾍｉ:ｉ:ｉ:iV"　　　　i∧
　　　　　　　　　　/,， ＜　＼i:i:i:i:i:i:i＞　.,＿/ /l |＼＼ｉ∧　　　　　!∧
　　　　　　　　　／　　 ／　　∨i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ / |l |＼j_jﾉi:i:ｉ＼　　　| i ∧
　　　　 　 　 ／　　 ／ 　　　　∨i:i:i:i:i:i;i:ィ廴辷ノ:i:i:ｉ| |i:i:i:i:i:i:i＼　 |　ｉ ∧
　　　　　　　{￣ 　/ 　　　　　　 ∨:ｉ／　ﾉi:i:i:i:i:i| |:i:i:i| |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}Ｖ　　ｉ ∧
　　　　　　 ∧　　｛ ＼　　　　　　∨　 /ｉ:ｉ:i:i:i:ｉ:_| |:i:i:i| |:i:i:i:i;＞-┴-ミ　 i ∧
　　　　　／ ∧ 　 |　　＼　　　　　　　´￣￣／| l.￣| |￣　　 　 　 　 ＼ｉ ∧
 

　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 .　　 ￣￣　 　.
　　　　　　 　 　 　 　 . 　 ´　　　　　　　　　　　｀　 .
　　　　　　　 　 　 ／　　 　 　 　 ＼　　　　　　　 　 ＼
　　　　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　＼　　　　　　　 　 ヽ
　　　　 　 　 .　　　　 ヽ　 　 　 　 　 　 '.　　　　　 　 　 　 .
　　　　　　 /　　　＼　 '.　　　　　　　　　'.
　　　　 　./　　 　 　 ≧=-　　　　　　　　 ∨　　　　　　　　　'.
　　 　 　 ′＼　　､　　　　 ≧=-　　 　 　 .∨　　　　　　　　　'.
　　　　　|　　 |｀　 . ＼≧=-------｀-　　　.∨ 　 　 　 　 .八 人
　　　　　|　　 |　 　 ≧=-- .ハ　　 　 　 　 　 ∨　 　＼　 　.∧ヽ{
　　　　　|　　 | 　 | .ﾄ､ .X 　　| 　 　 　 ＼　　 .∨　　　 ヽ　　∧
　　　　　| | .八 　.|､{／ヾ{＼ l|　 　./　　　＼ 　.∨∧　　 : 　　人　　　　　　中止した学園に対してどう思う？何で止めた？
　　　　　l人{ 　ヽ | ＼　　　 〉|　　/　　　　 ﾊ＼ .∨∧　　|　　|ヽ{
　　　　　|{　V{　.从　　　 ,.ｨ/ |　 / 　 　 　.ﾊ　 /ヽ{　∧　 | 　 |　　　　　　　　そして自分が縁をもつかもしれなかった・・・・もつはずだった
　　　　　|l　 }∨{＼{ヽ 　 )/　.| ./|　　　　 ,′ 人.　＼ ∧ .! 　.}!
　　　　　　　|　 　 　　}　　 　 j/ .|　　　　,′/ 　 ＼ { ＼{ |　 ハ|　　　　　_　　男子はたった６人の女子に囲われて毎日を過ごしている
　　　　　　　|　|　　　ﾉ　　 　/ 　.|　　　 ,′　 　 .　´ ヽ　＼ /　!　　. . : :´:/
　　　　　　　|　ﾊ　/.｀＞.､_ .ｒ ‐ ､|　 　 ,′ 　.／　　 　 .＼　　 .! ／: : : : /
　　　　　　　|/　∨ / || |　 ヾｰ ' | 　 ./ｲ　／　　　.. ＜//.＞ . |/: :／ : /
　　　　　　 /　 　∨ /lﾄ{　　　 ＼!　 / ｒｆ「　　　 ／///／　＼｀ ＜__彡'
　　　　　　　 　 　 ∨ .|　　　　　.从/ /f|ﾄ､ 　／///／、　 　 .＼ 　｀ヽ
　　 　 　 　 　 　 　 V |　　　　　.} /./ l|ﾊ }／///／　　＼.　　´￣､　　}、
　 　 　 　 　 　 　 　 ヾ!　　　 　〃,〈_/l| }}'////./　　　/´ } 　 　 　.} 　.| ＼
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 / / /　l/＼////　　 ./　 /　　 　 ./ 　.ハ､ ＼
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　/ {/ ／/.∧＼/　 　./　 /　　　　/　　,′　≧=　-
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ///ヾ/////∧　　　./　 /　　　　/　　 ′　人
　　　　　　　　　　　　　　　, ﾍ////.＼＞　´　{　 /　 /　　　　/　　 ,′　{　 ヽ
　　　　 　 　 　 　 　 　 .／　　＼////＼　 　 ! ｲ　 /　 　 　 .{ 　　,′　 ﾊ　　＼
　　　　　 　 　 　 　 　 /　　　　　≧=---’　　|　　/　　　　　 |　 ./　　　{　V　 ハ
 

　　　　　　_　 -‐==＝ﾆﾆニ二〉　　 ＼
　　 　 　 /‐-＝==ﾆニ二二 /　　　　ハ
.　 　 　 /＿＿　　　　　 　　 　 　 ／　｜
　　　　 |　　　 ＼＿＿＿＿＿_／　　／‐-..._
　　　　 |　　　　　　　　　{_〕=十=〔}／ :　:　:　:＼
.　　　／＼＿＿＿＿＿＿＿＿／　:　:　:　:　:　:＼
　　 /　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:＼
.　 /　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　∨
　 ′　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　|
　.ｉ:i:i.　｜　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　|
　ｉ{ilili:/ |:　:　:l　:　:　: Ｎ^ｉ　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　|
　|{liliｌｉ:. |:　:　:l　:　:　: l　 |:　:　:　:　:　:Ｎ＼　:　:　:　:　: :|　　　　声を大にして叫ぶな。”こんな不平等があっていいのか”、と
　Ⅷiliｌｉ:.|:　:　:l　:　ｉ　N　 |/|　:　:　:　: |　　И:　:　:　:　: |
　 Ⅶililil|:.. :　:l　:　|V＿＿ И＼　:　:N／￣.!/l 　:　:　: |　　　　数は力、賛同者を一人でも多く集め訴えかける
　　Ⅵilil|ili:. : : ＼N＿＿＿＼ ､ ＼,//,ィ:T > /　:　:　:　|
.　　Иili|liｌｉ:..　:　:〈 乂三ｿ, ｀三三三´Vソ　/ ／ｉ :　:|∨　　　　３年はそもそも最後のチャンスと・・・”退学”になっても
.　 　 |У|lili::. 　:　:＼￣￣￣￣￣￣￣￣/イililｉ|　: :
　　／´ｿ|ililili:.　:　:i⌒　 　 　 　 　 ゝ 　 　 /lililili|: : ′　　　　　かまわないと覚悟を決めて活動する者もでるのは必定
.　　　´　l∧lilｉ:. : 八　　　　　　　　　　　　/ililililｉｌ| /
. 　 　 　 　 Ⅷli:.　:　＼　　 　 , -=､　　／ili/lﾍi//
　　　　　　　Ⅶili:.. : 　. ＼　　 　　　／　/´/|: :/
　　　　　　　 Ⅵlili:.. :　(⌒　≧=-イ、　 」}/´|,/
　　　　　　　　∨Ilili{＼{　＼ 　 　 |/＼ｰ ､
　　　　　　　 　 ＼N{　　　　＼＿/! 　 V　ー――― ､
.　　 　 　 　 ／　　　 ＼　　　　,へ|∧　}　　　　　　　　＼
　　　　　 ／　　　　　 　 ＼　 /　 {　 ∨　　　　　　　l 　　＼
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　 __　__
　　　　　　　　　　　　 __,ﾍ-冖┴┘┘ヒ￣　ヽ
　　　　　　　　　　 ≠"´ ≠ヽ、ヘ_=、::::::＼　 　＼
　　　　　　　　,イ／/ヽニ ／ヽ´｀ヾ　}---__ヽ　　　ヽ、
　 　 　 　 　 /､,'ヽ､,'　　 /　　　ヽ　　｀ ´ヽ ﾍヽ　　　 ヽ
　　　　　　 / 　 　 　 　 /　 |　　 ｉ 　 　',　　　.ヽ　　 　 ｀、
　 　 　 　 ,'　 /　 　 　 ,'　.　|　　　|　 　 ',　　 .　',　 　 　 ヽ　　　女子クラスの生徒のほうが・・・不満をもった生徒のほうが圧倒的に多いから
　　　　　/　 /　　 /.　 |　　 | 　 |　 | 、　 |　　 　. ｉ　 　 　 ｉ
　.　　　 ,'　/　 　 ,'　　 |　　 |　　| | .|ヽ　 ﾊ |.　　　|　　.|　 |　　　火種たる覚悟をもった生徒がいれば飛び火するのは必然
　　　　 ｉ //　./　ｉ　　/|､ 　 |　　| |　| _才|´',| 　 　 ',ヽ　|　|
　　　　.|/ ,'　./ . | 　 ｉ | ',　 |､　,' ||,イ_-_|/イ7　 / | ｉ ,'　.| .|　　　へたしたら他の学年や男子生徒にも被害が・・・
　　　　/ .|　./ . ｜　.|上_',　| |. | /|/ /泛__ノ/ ,/　,'　}　　|/
　　　　　 |　,'l 　ﾊ. 　| .|≧込｀',|　/　 　 - ア./　/.}　.| |　}　　　
　　　　　 |. ,' |　|. ',　.|ヽ乂_.ｿ＼ヽ　　　　./／ / /　/|.|　,'
　　　 　 ./.,|/| ./| ヽ .|＼｀￣　　 　 　 　 //　/／//| /,/　 　, ----、
　　　 　/ ヽ| |/| | / ヽヾ.ヽヽ　　｀　 　 　 .{ ,'／､//､_L､ __／　　　　　＼
　　 　 ,'　/||./ .| ', || .|. ＼｀> 、　　-　　　 |.ｉ {ヾ／､:::::／,´／　　　　　　｀ヽ、
　　　　ｉ /　ヽ.}/、ヽ、| | | | .}. /＞ 、　, ｲ´ﾚヽ,' |;;;;;;;;|／/　　　　　　　　　　 ヽ
　　　　.ﾘ　 __/,　_＼_ヽ__| | /　', | 、|｀　　ゞ｀Tヽヽ／　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　 ／::::::::｀::ヽ厶 //／　　 ＼＼ゞニ|:::,ﾍ|::ヽ/へ、　　　　　　　　　　　　 　 ヽ
　　　∠-- __:::::::::::::::::｀ヽv､<￣￣　 ｀／｀´　/､__|､ / }ヽ
　　 　 　 　 .｀ ヽ-=､ __:::::::::｀ヽ ､_- ´／/　ｌ-≠､ /　ヽへ 、
 

: : : : : : : |: : : : : ,!,|: : : : : : : : : :ﾞi,ﾞi,: : : : : : : : :i,: : i: : : : :|: : : : : :|/ /,!: : : : : : : : |: : : : : i
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,: : : : : ::/:|: : : :,!:::|､: : : : : : : : : |:::ﾞi,ﾞi,: : : : : : : :|.i,::i,､: : : |: : : : : :|　/: |: : : : : : : ::|: : : : : :i
:i,: : : : :,!::::|: : ::,!:::::i !ﾞi,: : : : : : : ,!::::ﾞi,ﾞi,: : : : : : : |::ﾞi,i:ﾞi,: : :!: : : : : |: /: : |: : : : : : : :|: : : : : :|　　・・・大きい被害がでるのをさけるため
::i,: : : :,!:::::::i,: :,!::::::::|!::ﾞi,: : : : : : ,!:::::::ﾞi,ﾞi,: : : : : : |:::::|!::ﾞi,: :|: : : : : :!/: : : |: : : : : : : : : : : : : :|
,:::i,: : :,!:::::::::i,::,!:::::::::ﾞi,::::ﾞi,: : : : :,!:::::::::::ﾞi,!ﾞi,: : : : :|::::::::::::ﾞi,:|: : : : : |: : : : ::i,: : : : : : : : : : : : : |　　やる夫君は犠牲になるかもしれないけど
､!::i,: : !::::::::::i,:,!::::::::::::l,::::::ﾞi,: : ::,!:::::::::::::::ヽ:ﾞi,: : ::,!:::,:．ヽ;:ﾞi!: : : : :,!}: : : : : i,: : : : : : : : : : : : :!
,:::::::i,::|:::::::::::::i,!:::::::::::::::::::ｎﾞi,: :,!_::::::::::::::::::::::::ﾞi,::,!'ﾞ. 　　,!:/: : : : :,!ﾘ: : : : :∧: : : : : : : : : : : :|　　　しかたない・・・そういうこと？
i:::::::::ﾞi!::::::::::::::::::::::::::::::::::,! ヽＮ　｀` ー‐'''¨´ヽ!ﾞ　　　 ,!:/,!: : : ::,!': : : : :/　.i,: : : : : : : : : : : !
:!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i　　　　　　　　　　　　　　　,!/',!: : : ::,!,: : : : ,!　　 ﾞi,: : : : : : : : : ,!　　
:ゝ、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾘ　　　　　　　　　　　　　　./-',!: : : :/ ﾞi,: : : ,!　　　 i,: : : : : : : : ,!
: | i,｀＞ ．:::::::::::::::::::::::::‐〉-　　　　　　　　　　,.． 'ﾞ　　,!: : : /　 .ﾞi,: :,!　　　　 i,: : : : : : ::,!
: :| ﾞi,: : ,!　..≧､.．;::::::::::::〕　 ＿,,,,......,.．　 ,'"　　　　　.,!: : :/　　　∨　　　　　 ﾞi,: : : : ::,!
､::i,　ﾞi,::| ,.斗ﾍ ＼＼≧=---‐ﾆ≠´／　/､ｘ,,_,.ｘ-､　.,!: ::/　　　　　　　　　　　 i,: : : /
..ヽ!斗　　 'ﾞ　　　 ｀丶．;r‐ 彡ィ''"´　　　 ﾞ　　勹||｀7: /----- =､　　　　　　　 i,: :/
'" .||||　　　　＼　　　　 |　.|　　　　　　 ／　　　.i|| /／　　　　　　ﾞi,　　　　　　　|/
　　.|||　　＿,,,,,,,ヽ_　　　|　|　　　　　／_　　　　,i|!ﾞ　　　　　　　　　.ﾞi,
　　,斗''"　　　　　 ｀`ーr‐=､斗-'' ¨ ´　　｀ ・ 女　　　　　　　　　　 .ﾞi,
 

　　　　|二二二＼＼二二二二 _ﾆ='' /ニﾆ}' : .､
　　　　|ﾆﾆニニ二＼丶-─_≦Π≦´ニ／: : : 、:丶
　　　 ':ﾋ＿ニ二二二二二二こ　つﾆ／: : : : : : ＼ : ＼
　　:′ : /:￣: : : ; :-=ﾆ二三.＿Ll. イ: : :.、: : : : : : ﾍ : Λ
　/: : : :/ : : : : : :′: : : : : : : : : : : : : : : : ∧: : : : : : : ! : : ′
. ′: : :′: : : : : |: : : : : : :｜: : : : : : : : : : :∧: : : i : : |: : :｜
　: : :　! : : : : : :｜: : : : : : :|: : : : : : :: : : : : :i ′: :|.: :｜: : :|
|: : : :.｜: : : : : :｜: : : : : : ;{: : :｜: : : : : : : :|｜: : !: : :|: : :｜
|: : : :.｜: : : : : :｜: : : : : / ∨: :|: : : : : : : :｜ﾄ､: :|:i :｜: i :}　　　組織としての判断はそうなるのはある意味しかたあるまい・・・
　 : : : { : : : : : _ {.: : : : :/ 　 ′:|: : : : : : : : Ⅳ ,.斗ﾋ'｜: |/
　　: :.∧: : : : : : '{￣: :7ｰ　 _ Ⅵ＼＼: : : : |／　_ ｝: :!:∨|　　　
. Ⅵ: : :∧: : : : : Λ: : :{ ＿___　≧ｰヽ ＼ :斗f巧'/|;ﾊ|: :!
　 '|∨: :∧: : : : : : '{: :＼　 {_笊外　　　 ∨匕ﾘ ′: : : :|
　 　 ﾏ : : ′ : : : :Λ､|　　 ∨zジ　　　　　　　,′ : : | :|
.　　　 ＼/:ﾍ : : : : :∧　　　　　　　　 　 丶　 i{.: : : :.j| :|
　　　　 / ,x':∨: : : : : :,　　　　 　 　 　 　 　 人.:. .:./　:j
　　　／ ´／`∨ '; : : Λ　　　　　　 -‐　 ／j| : : :/　|/
　　　　　 　 　 ∨ﾍ: : :小＞ ｡. 　 　 　 イ |/ | : :/
.　　　　　　　　　ﾞ>,ﾍ : :ﾄィfﾐx　 ｀}7〔ｘ、　'′| :/
　　　　　　 　 ／//｛∨ﾄﾐ__ジ　　|_ﾉ|//≧ｰ ″_
.　　　　 　 イ/|///∧ﾍ|≧s｡.,　 冫 Ⅵ/Λ//////7ヽ
　　,。＜// //|'////ﾍ.　　　 /｀´＼ Ⅴ/ /＼/// //∧
.／/ヽ,'/////ﾘ//////＼　 ,′　　 ｀ }､/// x＼'/////,
{/ / /∨ // / //////／ ｀′　　　　ﾙ'＼'//／/////,|
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 -‐…　　‐-
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　丶
　　　 　 　 　 　 　 　 　 / 　 /
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 .′　　　　　　　　 　 |　　ｊ
　　　　 　 　 　 　 　 　 |　　ｊ|　 :|　 |.:l　　 　 :| :| :|ノイ}
　　　 　 　 　 　 　 　 　|:l　八 　|　 |人　　 ｊ :| :| :|彡i:L
　　　 　 　 　 　 　 　 　|:l　 　＼|＼|ノ ＼ノ|りﾉ|りﾍ{」i]
　　　　 　 　 　 　 　 　 |:l　ｌ　斗ぞう　　　　ｊぞう ｊ　{i}}
　　　　 　 　 　 　 　 　 |:l　ｌ　 ｊ{　'""　 　 ;　　""八:{i}i}
　　　　 　 　 　 　 　 　 |:l　ｌ　　　、　 　_　_　　　ヘ {i}ｉ}　　で、でも、あ、あくまで推測ですよね？
　　　　 　 　 　 　 　 　 |:l 　 　 |　〕io｡ ´　｀　イi 　 :{i}i}
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｊ∧　　 ｊノ! 　　ｊTIiI〔 八___　　ｊ　　　そ、その通りなるなんて保証は・・・
　　　　　　　　　　 　 /⌒∧ 　:|, ,l＼__」i:i:i:|_　　|, ,|￣｀ヽ
　　　　　　　　　　 　 　 　 ∧　|, ,|　/i:i:i:i:ｉ:rｧ___」, ,|
　　　　　 　 　 　 　 {　　 　 ∧:|, ,|_/ｉ:ｉ:i:fﾌ'´　ヘ}, ,|, / 　 }
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　　　　　　　　　　　 {　　　　 ＼}/i:∠　 　 ,イ⌒L ,|/,　　}
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨⌒＞-ｧi　　　　V　　　}
　　　　　　　　　　　　　　　 ＼_/　 　　 /,,}　　　　 }_　　 }
　　　　　　　　　 　 　 、 　 ／/　　 　 / , { 　 　 　｀ヽ 　}
　　　　　　　　　　　　 ｀ 　　 / 　　　 /, , , ＼　　　　　　ｊ
　　　　　　　　　 　 　 　 :、　　　　　/ , , , , , {＼　 　 　 ｊ
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　　　　　　　　　 　 　 　 　 ｊ＼__／, , , , , , , , , , ＼__／
　　　　　　　　　　　　 　 　 } , , , , , , , , , , , , , , , ,∧
　　　　　　　　　　　　　　　八 , ,＼ , , , , , , ／ , / ∧
　　　　　　　　　　　 　 　 / , ,＼ , ,丶 , , , , , , , , , , ∧
　　　　　　 　 　 　 　 　 /, , , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,∧
 

　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　 　 ＼　　　＼
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　　　　　　　　　　 ｉ　　 i　　　 ｉ::::/l.斗 ''"￣＼　　　　　-ｲ─-ミ 　 ＼ :,
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　　　　　　　　　　 |　　 | 　 |　|/ 八x＝＝ミ　　　': 　/ｘ=ミ|　}　|　　　ｉ　 ）
　　　　　　　　　　 |　| 　 　 |　| イV_ﾉ::::｝ 　｀　 　 } /_ﾉ::::ﾊ| /　　ji　　i
　　　　　　　　　　 |　|　|　　{ 八 { 乂:::::ﾘ　　　 　 ﾉ' 乂::ｿ ﾉ' i 　 八　 :,
.　　　　　 　 　 　 ﾉノ|　|　 人::. ':,　　　　　　　　　　　　　　 /!　/;　 ＼:,　　　　・・・残念だけど、似たような事例は何件かあるよ
　　　　　　　　 ／　 八ﾉイ 　 ＼::＼ ' ' '　 　 　 　 , 　 ' ' ' ,'::| /　!::　 } ＼
　　　　　　　　　　　／| ,八　　 :::{⌒ヽ　　　　 ＿_ 　　 　 /::ﾉ':::　|: 　,’　　　　　もみ消されて記録には残ってないけど、ね
　　　　　　　　　　　　 | {　:＼　:::::ﾄ､　　　　 丶　ノ　 　 .ｲ:::|::::::　:|　 ′
　　　　　　　　　　　　 |/＼__::ヽ :::∨　､　　　　　　　／ノ}:/|::::: .:::| /　　　　　　少なくとも僕は、当事者から話を聞いたことがあるよ
　　　　　　　　 　 　 .斗──ﾍ__＼:∨　 ＞　.__ ..ィ::／ ノ'　|::: .:/ﾉ'
　　　　 　 　 　 ＜///////// /　 ヽ; ＼　　 ├＜＿＿＿,:::::;″
　　　 　 　 　 　 　 ＼//斗-‐久　 　 ＼. `ｰr┴‐ﾉi:i＼─/／ ニ=x
　　　　　　　　　　　／　　_／i:i:i:i＼　　　　　У介ﾍｉ:ｉ:ｉ:iV"　　　　i∧
　　　　　　　　　　/,， ＜　＼i:i:i:i:i:i:i＞　.,＿/ /l |＼＼ｉ∧　　　　　!∧
　　　　　　　　　／　　 ／　　∨i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ / |l |＼j_jﾉi:i:ｉ＼　　　| i ∧
　　　　 　 　 ／　　 ／ 　　　　∨i:i:i:i:i:i;i:ィ廴辷ノ:i:i:ｉ| |i:i:i:i:i:i:i＼　 |　ｉ ∧
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　 　 　 　 　 　 　 　 /　 .:.: ′′ .::/ /‐ﾘ─-　|:! V:.ﾄ;..　l::.　　ﾊ
　　　　　　　　　 　 /　.:.:.:.:′′:.:V /x≦心　　;:.　ヾ; ;:.:.:.!:.　}　 :.
　 　 　 　 　 　 　 /　.:.:.γj:.ハ.:.:.{　《ﾄ:z ﾟﾘ　　　',　 Ⅵ:.:.ﾊ:.:.:l:.:.:.:l
　　　　　　 　 　 /:.:.:.:.:.:.' 〈:.:.:.:.:.:ﾊ　 弋::タ 　 　 　 ｨﾃﾐj:.:.ﾘ:}:.ﾊ:.l:.}　　　ほ、本当ですか
　 　 　 　 　 　 /:.:.:.:.:.:.:ﾊ }:.:.:.:';.:l　　　　　　　　 　 ﾋ 刈:.:.:.:./ ’ﾘ '
　　　　　　　　/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:;|　　　　　　　　　　ゞ‐∧:.ｲ /:./ ﾉ
　　　　　　 ., ':.:.:.:.:.:.:.:.:./:.|:.:.:.:.:.:.l、　　　　　　 　 ′　彡; 'l /ノ
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　　　 ／′:.:.:.:.:.:.:.:.:;.':./:.:|:.:.:.:.:.:.ﾊ　ヽ　　　　　　 ィ:.:.:.:.:.:;:.|
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　　　　　　　　 　 　 　 　 ＿ 二二 ＿
　　　　　　　　　　 .　　 ´ 　 　 　 　 　 ｀　　､
　　　　　 　 　 .　´　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　 　 　 　 ／　　　 　 /　 　 　 　 .|　　　 　 i　＼
　　　　　.／　　　　　 ./　　 　 　 　 |　　　 　 |　∨＼
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　　　/　　　　　　　　|　　　　　　　 /　 　 /　ﾘ　　 ∨ ∧
　　./　 　 　 　 　 　 |　　　　　　 ./　 　 ｲ　/ |　　　}　 ∧
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　　|　　　　　　 　 　 |　　　 　 ./　.／|　/}　ハ! }　/　.l ﾄ､ .}
　　:　　　　　　　　　 |　　　　 / ／　 ∨ .| ｨ行. | ハ　} | .ﾄ.|
　　 Ｙ　　　　　 　 　 |　　 } ／´　　　　∨《 Vﾊ ﾚ 　Ｖ　　|　
　　 i|　　　　　 　 　 i|　　/ .ｨ　 　 　 　 {　　 ゞ'　　　‘ ｰ┤
　　 l|　|　 　 　 　 　 |　./} ハ　　 　 　 l|　　　　　　　 　 ,.{　　その人の話だと・・・だいたい
　　 ﾘ /! .|　　　　　　}./ /!　∧　 　 八∧　　　 　 　 　 .{ |
　　 }/ .|/}　　　　 　 　 |八 /.∧　/ 　　{∧　　　　　,r.ﾏ.ハ　　２０年くらい前のことなんだけど・・・
　　 　./　| 　 　 ∧　　 | | ‘ ＜.∨ / 　iﾄ.∧　　 　 (:_:ﾉ {ﾄ{
　　　　　 |　 　./ ∧ 　 | |　 |　 } ∨ ./ l|　｀＼　　　　　ハ|
　　　 　 人　 　./　.}　 八　/　ﾘ　 ∨ .八　ｰｒ――‐一 / |
　　　　　　 ＼　 　 .| /　 .}/　/----V / { 　 !ハ{ }　　./
　　　　　　　　〉、　 !'　　/　./　　　　∨ .| ￣ﾄ,　 .|　 /
　 　 　 　 　 〈　 ＼　　 　 ./＿　　　　∨{　　|∧　! /
　　　＿＿_　 ∨　　　　.／-=ﾆ二三≧.ヾl　 .ﾄ.〈　ﾚ
　　　＼　　 ｀ヽY ヽ | .///￣￣￣ ≧=ｧ:::＼.|∧＼
　　　　 ＼　＼ ＼ー.///　　　　　　　/:::::{｀ヽ:::∧　＼
 

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　　　　　　/|: |: :|i　　　　、　　　　　　 ;ィ'| : : :|i: :i: |
　　 　 　 / |: |: :|:ゝ　　 　 　 　　 　 ／" |　: :.|:|: :|:.|　　　　――さん、そろそろ
.　　　　 / /| |: :|: ||｀ヽ 、 ￣　 　 イヾ　 |　 : :|i |: :|:|
　　　　/ ./:|:l: : |: || |　 _,｀,iｰ "´　ィ冫、.|i　 : |:| |: :.i';　　　　交流会の申し込み期限ですが
　　　 ;´ /:.i|ｉ : :l_,..-‐'''´:/:ｲ　　 ／:::::::::::|:|　. i|.,| |: : ﾊ
　　　;　/: :i:|: : :|:::::::::::::::iﾆ-ｰ,／::::::::::::::::|:| . :.l|;´ヽ,: : ﾊ
　 　 i /: :.l/|: : |::＼::::::::| 　 /:::::::::::_,.‐'_;i ; : : l; ／｀il: :i: :',
　　　,': : :/.l: : |i.＼;;:｀ヽl　/;;;.:-::':;´‐''~/;': : //　　 :|i: :l: : i
.　　 iil: :.i .l: : i .'._　.ﾞ''.‐.,y,._≠'' ´,,..‐//: : / ｉ　　　 |:l: :i :i: l
　 　 l!i :i; lil! l　　｀ﾞ''ｰ;-'‐;:-‐ ''´　 //: : .;'｀;.|.　　　 |::|i:|: .i |
　　　', / l:!l:l l　　　　 ﾄｰｨ;"　　　 ;'/ｉ:.i .i 　 i|　　 　 |::||:l: | l!
　　　 ;'　li l:l　i　　　 / .ｉ ,!　　　　;'　l:lｉ :l　　';　　i 　 |::|: i:|　!
 

　　　 ////＼ r---　 ´八　!∧　￣　　 ,:　　:.:.:　 }/ノ/　ﾘ
.　　 ///////＼　　　　　 ＼}∧　　　　　　　　 u 八/　　　　あー・・・めんどうだし、怖いからパス
　　//////////〉　　　　　　　 込、　　＿_ 　 　,.:　/
　 ///////// /　　　　　　　　　　}＞､　　 ｀　ｲ |从　　　　　俺には〇がいてくれりゃそれでいいわ
　,'//////// /　　　＿　　　　　 /--､l ｀￣ :, 　 |--､
.///////// /　 イ/////＼　　 {////}　　 /　 ｢///|
'//////// /´// {////////ー '|////| 　 ,　　 |///l|
///////////// |l///////////ヽ// ＼　　　 |////＞ ､
////////{/////{!/////////////////}--- /////////＞ ､
 

　 　 l'　|: ,: {｀＼ ｀¨´　　'　　｀¨´〈:ｲ )}: : ,
　　　　 |∧乂ﾑ　 ''''　 　 　 　 ''''　ﾑｲ|: /
　　　　 '　 }:∧个　r ､_-　-　　　ｲ : /|/　　　　も、もう・・・・・・ったら
　　　　　　 '　 ヽ: :/ /　}-､_,.ィ : /: ｲ
　　　　　　　 　 _,..{　　 ' ' ﾉ　{-く
　　　　　r＜........../＼＿__}__,/........＞ 、
　　　　 ｢＼..､...rく＼＿__,/ /...........／..＞､
　　　　/⌒ ｀ｰ{　 ＼＿_/,ｲ........／イ´　 ∧
　　 　 {　　　 /　　　　　V--:.:.´:／ V　/　|
　　　　|　　 ,:　　　　　　/==r- '　　　V　　|
　　　　|　／　 　 　 　 /＿_ﾉ　　　 　 }
　　　　| ´　 　 　 　 ／/:.,.:.}　　　　　,　 　{
　　　　V　 　 　 　 /　,:.:.:|:.:|　　　 　 {　　 |
　 　 　 { 　 　 　 イ　 {:.:. |:.:|　　　 　 |　　 |
　　　　 ＼＿,／　　　|:.:.:.|:.:|　　　 　 |　　 |
　　　　　　　 |　 　 　 ∨:j:./　　　　　|　　 |
 

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|::::::::::::::::::::::ハ　　 _, -‐ ´　　　/;:／⌒　　|::::::::::::::::::::ﾞ､::::::::::::|　　交流会なし？ええかげんにしいよ！
.ﾞ､::::::Nﾊ:: ノ＝､／　　　 ,、　　 　　　,　　/:::::::::::::::::::::::|::::::::::::|
　 ＼|　 |　　　　　　　／　＼　 ν　 　 ノ:::::::::::::::|:::::::/|:::::::::N　　こちとら後がないんよ！！情ってもんがあるなら
　　　　　|　　　　　／　　_/　|　　　ﾉ￣ |:::/:::::::::/:::::/　|:::ﾊ::|
...　　　　 |　　, ‐ ´ _, ‐ ´　　 〉　　　　　|/::::::::::/:;::/ 　 ﾚ　|/　　少しはチャンスくらいよこしてもバチはあたらんかろうに！！
.　　　　　 >､ ＼ '　 　 _, -‐ ´　　　　　　＼::::/|//
　　　　　|　　＼.｀ー '"　　　_, ､　　　　　　 Ｖ　/
.　　　　 |　　　　＼＿, -‐ ´　|　＼　　　　 ／/
　　　　 |　　　　|　　　|　　　　ﾄ､_　|　　 ／　/
.　　　　|　　　　||　　　|　　　　＼.＼ 　 '　　/
 

　　　　　　　　 　 Ⅳ乂{ ""　　　 　 "" ﾑ':/
　　　　　　　　　 　 　 人 u r‐ - ‐v　 人}'
　　　　　　　　　　　　　　＞｀二二´＜　　　　　そ・・・そんなこといわれても・・・
　　　　　　　　　　　 ／::::::::::{　　 r/:::::::::＼
　　　　　　 　 　 　 ∧::､:::::::::､＿_/::::::::::::::∧
　　　　　　　　　 ／|　＼＼::::::、/::::::／／　|
　 　 　 　 　 　 /＿|　 l{:.＼＼:Y:::／:イl/　 |
　　　　　　　　　￣ |　 |＼:.:.:ｰ∧':.:.／　　　|
　　　　　　　　　 　 |　 |　 ￣｀二イ　　 | 　 |
　　　　　　　　　 　 |　 |　　／:.:.:./　 　 | 　 |
　　　　　　　　　 　 |　 | ／:.:.イ:/　　　 {　　|
 

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　　　　{　　　} : : : }｀:ー.､: : ゝ　　　　　 　 　 　 彡＜　　　　　,.´:.:.:.:.八　ｌ:.:.:.:Ⅳ 乂 ＿_,　 　 　 弋_ﾘ　从.:.;
　　 　 乂:ｰ:' : : : : |: : l : {　　　　　 -　 　 ‐　　 ｲ　　 　 　 　/:.:.:.:.:ノ:.:. ヽl:.:.:.:|{　　　　 　 　 　 　ゝ--'{:.:.イ　　　推薦で奥さんなれたからって
　　 　 　 ＞　: : : /: :∧:∧　丶　 　 　 　 　 ／　横暴！　 {.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{:.: Ⅷ:.|:.、　 　 　 　 __ ′　　 从:.｛
　　　 　 　 　 ｀フ : : : :{ゝ:_ゝ　　＞　 _ 　 ィ　　　 　 　 　 　 乂:.:{.:.!.:.:.:ﾊ:.:.:Ⅶ:{:.|　、　 　 /‐.、}　 　 ｨ.:.:.:.:.:.　　　調子のるな！！
　　　　{ゝ _　イ : : : ､ :乂　　　　 　 /: : ﾄ :乂__ノ　強欲！！　　｀ヽ乂:.{　Ｖ:.V∧!　 丶 　乂: :ｿ ..:.´:.:八:.:.:.:.}
　　　　乂: : : : :＿_: : ＞一 　 　 　 { : : 乂__,　　　　　　　 　 　 　 　 ヽ　 丶,＼{　　　 ＞r　　´ﾉ;イ/　 ):／　　　頭でも冷やしたら！
　 　 ／´￣￣ヽ /∧､ 　　　　　　　ト　ﾆ=‐　、　　　　　　　　　　　 x-zz≦Zく ｀　　　　 Ｌ _　　　}′
　　 ′　　　　　 Ｖ/∧＞ ー --　、　　 __｀V7ヽ｀丶 　 　 　 　 ,　´　∨ZZZZZ≧s。　 　 ｰ=ﾐーzz.、
　イ　　　 　 　 　 Ｖ/∧　 　 ＞ 　 ＿　 　 ∧/∧　 ＼　 　 　 ′　　　マZZZZZZZZ≧s。 　 }ZZZﾊ｀ヽ
〈｀丶 　 　 　 　 　 Ｖ//≧s｡ 　　　　　　￣　 Ｖ/∧、　'，_　　 !　 　 　 　 ＜ZZZZZZZZZZZXZZZZ｝　 ∨
　ヽ|　＼ 　 　 　 　 }////////≧s。　 　 　 /////ﾍ　 }　 Y　|　　　　 　 　 　 ＜ZZZZZ＞'==＼Ｚ∧　　i
　　| 　 　ヽ　 　 　 ///////////////≧=彡/////∧　　/　 ! 　 　 　 l　　　 　 　 ￣　　 　 　 　 　 丶　'，
 

　　　　　　｛　　|:: 八ハ｛ {{　　　}}　　　　　ゞ==(⌒)　| :: /:::::|
　　　　　　　｝　|/|::: {. ﾊ (⌒)==''　　 　 　 　 /／/　 |／｝:::::|
　　　　　 　 　 　 |:::: ヽ_|　/／/　　　　　　　 　 　 　 __,ノ :::::|　　｝　　やめ・・・やめ・・・バケツなげないで・・・
.　　　 　 　 　 ｛　レﾍ::八　　　　　_..　‐～‐-､　　　ｲ ::::::::::::/　 ｛
　　　　 　 　 　 ｝ 　　∨个　.._　（_,,..　‐～～'　イﾍ:::/|／∨　　　　
　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼|　 _≧=一ｧ　　〔/⌒T:iT７ス
　　　　　　　　　　　　　　 　r=Ti:i:i:i:i:i:7＿___/i:i:i:i:i:i:i／　∧　　｝
　　　　　　 　 　 　 　 ｛　　∧i:i:i:i:i:i:i:i:|　　 /i:i:i:i:i:i:i/ 　 / ∧　｛
　　　　　 　 　 　 　 　 ｝　/　{＼／⌒）_∠二二／|　 　 / ∧
　　　　　　　　　　　 　 ／　　ﾞT{　 二(__ ｀ヽ　　　　　　　　＿ヽ
　　　　　　　　　　　　/　　　∨ハ.　　{_　　/　　　　 ＼／　　＿〉
.　　　 　 　 　 　 ｛　/＼　＿ |　 ﾉ 　 _）　人._　　　　　|＿／|／　｝
　 　 　 　 　 　 　 ｝ ＼＿____,|／　　/i:i＼　 　　￣￣｀ヽ　　j　　｛
　　　　　　　　　　　　　∨ ／　　　/|i:i:i:i:i|＼　 　 　 　 　 　 |
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　　 　 　 　 |:::|人}　ﾟー'　　 　　 ﾟー' 　 | |ﾉ:::::|　　　あー・・・その、ごめんなさいだけど
　　 　 　 　 |::::: 从 ""　　　　　 　"" 　从 ::::::|
　　 　 　 　 |:i::::::::::ゝ､　 　 r‐┐　 u. ｲ:::::|:::::::|　　　交流会受けてくれない？
　　 　 　 　 |ﾊ{::::|::!|:::::｀≧r--=≦´:::::|:::: |:::::::|
　　 　 　 　 {　乂{从_ :::＞′　 └＜ j:::ﾉj:从j　　　その、さ。待ち望んでる子はいっぱいいるし
　　　　　　 　 ∠|￣ﾄ､　 ー ､　一 　 }|￣|`ｧ--､
.　　　　　 　 ///|　 |/｀刀ﾌﾌ7ﾌﾌ刀´ |　 |////ﾊ　　チャンスだけでもさ・・・
　　　　　　 ////|　 |,'////////////,|　 |/////}
 

　　　　　　/|: |: :|i　　　　、　　　　　　 ;ィ'| : : :|i: :i: |　　　　何言ってるんですか！その前に
　　 　 　 / |: |: :|:ゝ　　 　 　 　　 　 ／" |　: :.|:|: :|:.|
.　　　　 / /| |: :|: ||｀ヽ 、 ￣　 　 イヾ　 |　 : :|i |: :|:|　　　　――さんに手をだしたやつらを
　　　　/ ./:|:l: : |: || |　 _,｀,iｰ "´　ィ冫、.|i　 : |:| |: :.i';
　　　 ;´ /:.i|ｉ : :l_,..-‐'''´:/:ｲ　　 ／:::::::::::|:|　. i|.,| |: : ﾊ　　処分するほうが先ですよね！！
　　　;　/: :i:|: : :|:::::::::::::::iﾆ-ｰ,／::::::::::::::::|:| . :.l|;´ヽ,: : ﾊ
　 　 i /: :.l/|: : |::＼::::::::| 　 /:::::::::::_,.‐'_;i ; : : l; ／｀il: :i: :',
　　　,': : :/.l: : |i.＼;;:｀ヽl　/;;;.:-::':;´‐''~/;': : //　　 :|i: :l: : i
.　　 iil: :.i .l: : i .'._　.ﾞ''.‐.,y,._≠'' ´,,..‐//: : / ｉ　　　 |:l: :i :i: l
　 　 l!i :i; lil! l　　｀ﾞ''ｰ;-'‐;:-‐ ''´　 //: : .;'｀;.|.　　　 |::|i:|: .i |
　　　', / l:!l:l l　　　　 ﾄｰｨ;"　　　 ;'/ｉ:.i .i 　 i|　　 　 |::||:l: | l!
　　　 ;'　li l:l　i　　　 / .ｉ ,!　　　　;'　l:lｉ :l　　';　　i 　 |::|: i:|　!
 

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　　　　　　　　 |:.:.:.:|:.:.| ≠＝=ｰ　　　　 　 ￣￣　 |:.:.:|:.:.:.:.:.|　　　具体的に誰が手を出したかは不明
　　　　　　　　 |:.:.:.:|:.:.|:.　　　　　 　 ,　 　 　 　 u　|:.:.:|:.:.:.:.:.|
　　　　　　　　 |:.:.:.:|:.:.|ﾊ　　　　　　　 　 　 ,　　　 ｲ : |:.:.:.:.:.|　　　疑わしきは罰せず、だから・・・そ、それに
　　　　　　　　 |:.:.:.:|:.:.|:.:ヽ　　　　 ー ─'^´　　／:.|:.:.:|:.:.:.:.:.|
　　　　　　　　 |:.:|: |:.:.|:.:.:个.. _　　　　　　 　 ｨ:.:.:.:.:|:.:.:|:.:.:.:.:.|　　　　交流会があるってわかればそういうのはなくなるし・・・
　　　　　　　　 |:.:|: |:.:.|:.:.:.:|:.:.:.:|｀:.T ｰ--‐　　ﾊ:.:.:.:.|:.:.:|:.:.:.:.:.|
　　　　　　　　 |:.:|八: |:.:.:.:|:.:.:.:|:.: :}　　　　　 {:.l:.:.:.:.|:.:.:|:.:.:.:.:.|
　　　　　　　　 l／¨ヽ:!⌒7ｰ──'　 　 　 　 ｰ─‐|:.:/ー-..:|
　 　 　 　 　 ／　　　(}　 {　　 ー-　　　　-──'　|/ {)　 　 ＼
 

　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｲl| |＼}l｀.:xwx:.　,　　 　 .:xwx::.　 ＿ﾉ;　 ::｜ | 　|
　　　　　　　　　 　 　 　 /　j｜! ﾊ　　　　　　　　　　　　　/／　|　 : :|:l: : :｜　　　何を寝とぼけたことを・・・
　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　.ｲ j｜l介 ､　　 　 　 　 　 　 ／´　　 !　 : :!:l: : : |
　　　　　　　　　 　 　 /　/｜　|｜l｜{　　､ ´ ｀　　　イ＿　 　　|　 : :l l: : 八　
　 　 　 　 　 　 　 　 /　/　l|　｜l｜|｜　　__」￣　 　 {､:::::ヽ､ 　|　 : :| !: : : ∧
　　　　　　　　　 　 /　//　l|　｜|厶斗‐::´:r‐!　　 　 ／::::::::::::｀::|　 : :ト､: : : : ﾊ
　　　 　 　 　 　 　 l　/ 　 /|　｜::::::::::::::::::/-､　　 ｧ´:::::::::::::::::::::八 . : }>､＼: : :ﾍ
　　　 　 　 　 　 　 | 〃　∧!　 ﾄ､::::::::::::::::l￣￣ ７::::::::::::::::::::::::/　　. :j 　 ヽ }: : :ﾍ
　　　　　　 　 　 　 l//　 }/'|　八::＼::::::::::|　 　 /:::::::::,.-‐::´::://　. ::/ ／´∨: : : :ﾍ
　　　　 　 　 　 　 //　∨ /　ﾊ:.:.＼::＼::::l　 ／-‐::´:_,..:.:￣//　. ∨〃　　 }ヾ: : : :ﾍ
　　　　　　　　　　{ｲ　 / / / l　ヽ:.:.:}＞-::!./-‐＜:.:.:.:.:.:.:.:.:ｲ/ 　 ∨ｲ　　 　 Vヽ ､: : }{
　　　　　　　　　　|ﾊ　 }ｧ'./　{ 　 ｀ー-ゝ､ﾚ_∠≠=- ´　／ 　 . :/　l|　　　　 ﾄ:l | l: :ﾊ|
　　　　　　　　　　|　∨}　j |l｜　　　 　 {＿j} /　　　 ／ イ 　Y　ヾjl;　　　　 |::|Ⅳ}/ }|
　　　　　 　 　 　 　 / / ｲ 八l　　　 　 /:/:::Y　　 　/／　l　|/　 　 Y　 　 　 |::l　/　ﾘ|
　　 　 　 　 　 　 　 l〃/l|　 　＼　　　{::八::::} 　 　/ 　　 |ﾊ|　　　　}　 　;/　|::|　　/｜
 

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　　　　　　　　　　　　　　|:.:|.:.:.:.|ﾊ　　　:::::::::::::::::::::::::::::　　　 ﾊ|:.:.:.:.:.|
　　　　　　　　　　　　　　|:.:|.:.:.:.lヽ{　　　 　 　 '　　 　 　 　 }ノ|:.:.:.:.:.|　　　奥さんでもない子がギャーギャー騒がないで
　　　　　　　　　　　　　　|:.:|.:.:.:.|:.人　　　　　＿_　　 　 　 人 |:.:.:.|: |
　　　　　　　　　　　　　　|:.:|.:.:.:.l: :|:.:|:...　　　￣￣　　　 イ:l:.: :|:.:.:.|: |　　　こんなのよくあることなんだから
　　　　　　　　　　　　　　|八:.:.:.ﾄ､|:.:|:.:.r‐}｀ ｰ--‐　 {‐ｧ: |:.|: : |:.:.:.|: |
　　　　　　　　　　　　　　　　＼l:_:|-‐'{厂 　 　 　 　 ｱ}ー- .:_:|:.: 八|　　　被害を減らしたいなら交流会を受けて。でないと
　　　　　　　　　　　　　_ ,.　＜　　　　 |　　　　　　　　|　　　 ﾉ／=ｰ-､
　　　　　　　　　 　 　 〈　　 　 　 　 　 |　　　　　　　　|　 　 　 　 　 　 〉　”悪化”しかしないわよ？
　　　　　　　　　　　　 ∧ 　 　 　 　 　 ヽ　　　　　　 /　　 　 　 　 　 ∧
 

.　　 ///////＼　　　　　 ＼}∧　　　　　　　　 u 八/　　　・・・わかりました。それが嫁さんを守るためなら
　　//////////〉　　　　　　　 込、　　＿_ 　 　,.:　/
　 ///////// /　　　　　　　　　　}＞､　　 ｀　ｲ |从
　,'//////// /　　　＿　　　　　 /--､l ｀￣ :, 　 |--､
.///////// /　 イ/////＼　　 {////}　　 /　 ｢///|
'//////// /´// {////////ー '|////| 　 ,　　 |///l|
///////////// |l///////////ヽ// ＼　　　 |////＞ ､
////////{/////{!/////////////////}--- /////////＞ ､
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　　　　　隣の人たちとやったのよね？次は私たちよね？
 

　　　　{　　　} : : : }｀:ー.､: : ゝ　　　　　 　 　 　 彡＜　　　　　,.´:.:.:.:.八　ｌ:.:.:.:Ⅳ 乂 ＿_,　 　 　 弋_ﾘ　从.:.;
　　 　 乂:ｰ:' : : : : |: : l : {　　　　　 -　 　 ‐　　 ｲ　　 　 　 　/:.:.:.:.:ノ:.:. ヽl:.:.:.:|{　　　　 　 　 　 　ゝ--'{:.:.イ
　　 　 　 ＞　: : : /: :∧:∧　丶　 　 　 　 　 ／　　　　 　 　 {.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{:.: Ⅷ:.|:.、　 　 　 　 __ ′　　 从:.｛　　ね？ね？
　　　 　 　 　 ｀フ : : : :{ゝ:_ゝ　　＞　 _ 　 ィ　　　 　 　 　 　 乂:.:{.:.!.:.:.:ﾊ:.:.:Ⅶ:{:.|　、　 　 /‐.、}　 　 ｨ.:.:.:.:.:.
　　　　{ゝ _　イ : : : ､ :乂　　　　 　 /: : ﾄ :乂__ノ　　　　　　　　｀ヽ乂:.{　Ｖ:.V∧!　 丶 　乂: :ｿ ..:.´:.:八:.:.:.:.}　できないとかないよね？
　　　　乂: : : : :＿_: : ＞一 　 　 　 { : : 乂__,　　　　　　　 　 　 　 　 ヽ　 丶,＼{　　　 ＞r　　´ﾉ;イ/　 ):／
　 　 ／´￣￣ヽ /∧､ 　　　　　　　ト　ﾆ=‐　、　　　　　　　　　　　 x-zz≦Zく ｀　　　　 Ｌ _　　　}′　　　　私たちとお話ししてくれるよね？
　　 ′　　　　　 Ｖ/∧＞ ー --　、　　 __｀V7ヽ｀丶 　 　 　 　 ,　´　∨ZZZZZ≧s。　 　 ｰ=ﾐーzz.、
　イ　　　 　 　 　 Ｖ/∧　 　 ＞ 　 ＿　 　 ∧/∧　 ＼　 　 　 ′　　　マZZZZZZZZ≧s。 　 }ZZZﾊ｀ヽ
〈｀丶 　 　 　 　 　 Ｖ//≧s｡ 　　　　　　￣　 Ｖ/∧、　'，_　　 !　 　 　 　 ＜ZZZZZZZZZZZXZZZZ｝　 ∨
　ヽ|　＼ 　 　 　 　 }////////≧s。　 　 　 /////ﾍ　 }　 Y　|　　　　 　 　 　 ＜ZZZZZ＞'==＼Ｚ∧　　i
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: :ヽ 　 　＼ : :!丶　 ￣ 　 　　Ｖｲ:ﾊ |＼:i
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　 i: ;ｨノ　 　 U　　　　 ,....-ｨ　/
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　　　　　　　　　　　　　　|:.:|.:.:.:.|ﾊ　　　:::::::::::::::::::::::::::::　　　 ﾊ|:.:.:.:.:.|
　　　　　　　　　　　　　　|:.:|.:.:.:.lヽ{　　　 　 　 '　　 　 　 　 }ノ|:.:.:.:.:.|　　――君は若いんだしもっと入籍してもらいたいかな
　　　　　　　　　　　　　　|:.:|.:.:.:.|:.人　　　　　＿_　　 　 　 人 |:.:.:.|: |
　　　　　　　　　　　　　　|:.:|.:.:.:.l: :|:.:|:...　　　￣￣　　　 イ:l:.: :|:.:.:.|: |　　　　　そしたら彼女たちも大人しくなるわよ
　　　　　　　　　　　　　　|八:.:.:.ﾄ､|:.:|:.:.r‐}｀ ｰ--‐　 {‐ｧ: |:.|: : |:.:.:.|: |
　　　　　　　　　　　　　　　　＼l:_:|-‐'{厂 　 　 　 　 ｱ}ー- .:_:|:.: 八|　　　　　推薦枠の彼女だけでいい、あとはクラスメイトと
　　　　　　　　　　　　　_ ,.　＜　　　　 |　　　　　　　　|　　　 ﾉ／=ｰ-､　
　　　　　　　　　 　 　 〈　　 　 　 　 　 |　　　　　　　　|　 　 　 　 　 　 〉　　書類だけとかみんな納得しないわよ？来週までにきめておいてね
　　　　　　　　　　　　 ∧ 　 　 　 　 　 ヽ　　　　　　 /　　 　 　 　 　 ∧
 

.　　 ///////＼　　　　　 ＼}∧　　　　　　　　 u 八/　　　・・・・・・
　　//////////〉　　　　　　　 込、　　＿_ 　 　,.:　/
　 ///////// /　　　　　　　　　　}＞､　　 ｀　ｲ |从
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　　　　　 |:.:.:.:.:.:. 从乂ーソ　　　　　　　　　　　 　　 .:.:.:.:ハ|　　　――ちゃん、ご飯できたよ
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　　　　　 |:.:.:.:.:.:.:.:ﾊ　""　　　　　　　　　　　　 厂:.:.:/j/　　　　　その・・・何かたべないと体が・・
　　　　　 |:.:.:八|:.:.八　　　　　　r-，　　　　 ／:.:.:.:/
　　　　　 |:./　　＼:.:{＼　　　　　　　　　 ／　 |:.::/
　　　　　 |:　　　　 ＼　 ＞　 ..　＿　　イ　　　ﾘ/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　__]　　　　　　 {＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　_／三l　　　　　　 ／三三三≧=-＿_
　　　　　　　　　　　＿ｘ＜三ﾆ/´ /　　　　　／ﾆ三三三三三三三＞
.　　　　　　　　 r≦三三ニニ/　　　　　　／三三三三三三三＞´　　　　
　　　　 　　　 /|三三三三ニ{＿＿＿＿/ニ三三三三三三＞´　　　　　　＼
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , -‐ー― - ﾆ 、_　　,.‐'´
　　　　　',　　　　 lllllllllli　　　　,.-‐''´ 　　　　　　　　　 ｀ﾞ´
　　　　　 ',　 　 　 illllllllli　_ ,.／　　､　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 _,.-
　　　　 　 i,.　　 　 illllllll（_　　_ ,.／. ｀ヾ,　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 _ ,.‐ ''´
.　　　　　　i,　　　　illllllllli／￣　　　　 　メ　　　　　 　 　 　　 　,. - ''´
. 　 　 　 　 i,　　　　illlllllr'‐'''""~~"''‐,,.　　 ｀ ゝ_　_ 　 _ ,.- ''´.　 　_ｎ___,､00　 　 __ｎ＿　　　 _ｎ__ｎ
　　　　　 　 i,　　　　illll!'　　　　 (| i　 ｀ 、　 　ｼ｀　 　／'.,　　　 └i ｎ ﾄ､>　　　 ７/ﾆ ´ 　 └i ｒっ_）　　 ＿_
　 　 　 　 　 i,　　　　illｌ　　　　　 ""　　　、 ./　 　／;;;;;;;;',　　　　 .U Ｕ.　 　 　 └'つ ）　　.....Ｕ　　　　　..つ)
.　　　　 　 　 i,　　　　illi､　　　　　　　　 　i,.' 　 ／;;;;;;;;;;;;;;;;i　　　　　　　　 　 　 　 ￣　　.
　　　　　　 　 i,　　　　illllllli､　 　 　 　 　 / .-''´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!
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　　　　　　　　 i,　　　　illllllll|　　 　 　 　 　 　 ｀::::;;;;;;;;;;;;;.'
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　　 　 　 r‐|::::∧:ト､.＼ ,　　　　 _ゞ',､　 /　 i:::/ ' /W　　　っ！？！？！？
　　　 　 人:|i:/:.:.::ﾞ､ ＼ ｀ｰ-､　 　 ｀i. ヽ　　,..Ｎ.／:.:.:.:｀ｰ-､
　　　　,ｲ ﾞ､ﾞ､:.:.:.:.:.:＼ ヽ　　 ｀ｰ--‐'　/_.ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,,:.:-‐'´>､
　　　　! ﾞ､ ﾞ､ﾞ､:.:.:.:.:.:.:ヽ　　　　 　 　 / ／:.:.:.:.:.:,,:.:"_, -‐-´i::::|
.　　　/i　ﾞ､. iヽ＼:.:.:.:.:.:.＼　　 　 　,ク´:.:.:.,,:.:"´イ´/　 　 　i::!
　　　i　|　 ヽi: :＼＼:.:.:.:.:.!ヽ　 _, -‐'´i:.:／:.／: / / 　 　 i|　ﾘ
.　　 i　 |　i　ヽ: : :.＼＼:.:.>'´:.:.:.:,; -＝i:.／: :／ /　　　　ﾊ ｜
　　 | 　 ﾞ､ ﾞ､　|＼: : :＼＼i:.:.:／:.:.:.:.:.:..| : ／　/　　　　 i　| ﾉ
 

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　　　　　　　　　　　　ﾚ　＼ﾄ､ ＼ヽ 弋:ツ 　　　　　 ゞ夕 ノ/　´|: : : :|: :|　 |
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｲl| |＼}l｀.:xwx:.　,　　 　 .:xwx::.　 ＿ﾉ;　 ::｜ | 　|　　咲さん、何か食べられませんと
　　　　　　　　　 　 　 　 /　j｜! ﾊ　　　　　　　　　　　　　/／　|　 : :|:l: : :｜
　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　.ｲ j｜l介 ､　　 　 　 　 　 　 ／´　　 !　 : :!:l: : : |　　体が・・・京太郎さんのことは残念でしたが
　　　　　　　　　 　 　 /　/｜　|｜l｜{　　､ ´ ｀　　　イ＿　 　　|　 : :l l: : 八
　 　 　 　 　 　 　 　 /　/　l|　｜l｜|｜　　__」￣　 　 {､:::::ヽ､ 　|　 : :| !: : : ∧　　あなたにまで何かあったら・・・
　　　　　　　　　 　 /　//　l|　｜|厶斗‐::´:r‐!　　 　 ／::::::::::::｀::|　 : :ト､: : : : ﾊ
　　　 　 　 　 　 　 l　/ 　 /|　｜::::::::::::::::::/-､　　 ｧ´:::::::::::::::::::::八 . : }>､＼: : :ﾍ
　　　 　 　 　 　 　 | 〃　∧!　 ﾄ､::::::::::::::::l￣￣ ７::::::::::::::::::::::::/　　. :j 　 ヽ }: : :ﾍ
　　　　　　 　 　 　 l//　 }/'|　八::＼::::::::::|　 　 /:::::::::,.-‐::´::://　. ::/ ／´∨: : : :ﾍ
　　　　 　 　 　 　 //　∨ /　ﾊ:.:.＼::＼::::l　 ／-‐::´:_,..:.:￣//　. ∨〃　　 }ヾ: : : :ﾍ
　　　　　　　　　　{ｲ　 / / / l　ヽ:.:.:}＞-::!./-‐＜:.:.:.:.:.:.:.:.:ｲ/ 　 ∨ｲ　　 　 Vヽ ､: : }{
　　　　　　　　　　|ﾊ　 }ｧ'./　{ 　 ｀ー-ゝ､ﾚ_∠≠=- ´　／ 　 . :/　l|　　　　 ﾄ:l | l: :ﾊ|
 

　 　 　 /　 　 　 / 　 //::::| 　 　 　 ,　　　　　　 ..:ヾ幺:㌣}}::l::./::.::.::.::厶ｲ::.::.::|　　　和ちゃん・・・京ちゃんをいじめた人たちなんて
　　 　 ,′　　　 　_,.ｲ7{::::::l　　　　　＼ 　　　　 :::::::::｀¨"ﾁィ|ｲ::.::.::／:／ヽ、::.|
　　 　 i　　　　 ／　/:::|::::::ﾄ､　　　　　　 ｀　　　　　 　 ／∠ イ／:／　　　＼|　　　いらないよね？怖い人たちがいるから
　　 　 |　　 ／　 　 l:::::!::::::!　＼ 　　　　　　　　　　 ／　／::ﾊ::.::.:/
　　 　 |　〃　　　　 }::::|::::∧　　｀ ｰ──ｧ──ァ彳ｰィ::.／　}::./　　　　　　　　　　京ちゃん寝坊助さんになっちゃったんだよね
　 　 ノ}／　　　 　 ∧::|::::::∧　　　 　 ／ 　 　 /'´　　 |/　 　 l/
　 ／イ　　　　 　 /　 ヾ､::::::ﾊ　　　／ヽ、
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　　　./:.:.:.:::::::::::. 'ﾌ:.::::|:.:.:.:.:.:.:::.:.:.:.:::::.:.::::::::i.:.:.:.::::|:.:.:.:. '::::::|:.:.:.:.i::'| :: |':::.:.:」ｨ芹丐:::Ⅵ|:.:.:: ∧:.://:.:.i
　　 /:.:.::::::::. '´ /:.: :::∧:.:.:.:.:.:::.:.:.:.::::.:. :::.:: |.:.:.::::∧:.;.::′:::|:.:. /:: |':.:.ｘ豕刋: 芍⌒ﾏⅥ:.:::∧ V:.'i:.:. |　みーんないらない・・・消えちゃえ
　 ./:.::::.　'´　　' :.:.:::/:∧:.:.:.:.:::.:.:.:::::.:.:::::: /|.:.:.::::':::V::;|::::::::|:.:/:::.:.:.:,狄i[_　o　-i| :.:. }! |:::/　i　i:. |:.: ′
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　{( 　 　; 　 　 　;　 　,,)　　:.乂_ _ﾉ　ヾ,　　　 　　　　　　　)．　　　　 　　 　 (
　　ﾞて　､　　　　i!　 ⌒ヽ　　　　　　　,,（"　　　　　　乂　(　　　　 )ゞ､-　　{("
　,　　　　　　ｨ　(　　 　 ｀)}　　　 　　)　　　　　　　　　　 ｀ﾞﾞ　-イ　　弋　 ﾉ
　　　 )!　　(　　　ゝ　 　 ﾉ　　　　　　　　}!　　　　　ゞﾄ..,,　ノ　　　　　　 (　　　，
　　／∥　　) 　(　 　　/"　　　　　　 　 /　　　　　ﾉ　　　　　　　}!　　 乂
　ノ. 　{　｀Y　　 乂 　::;　　　　　　　　　、　　　　 "　　　　　　　 ∥ ﾄ､　　{(　､
　 　　､　　i{　　　　　　#　　　　　　　　　,,　　　　　　　　　　 .　ノ 　 　,)}　 ヽ,,__)､
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ヾ　　　　ﾍ´"　　　　　　　　　　　　　　　　(　　　　)　　　　　　 　　　　 ｀(
　 ヾ　　　　､　　　　　::;　　　　　　　　　　(⌒　 　(　　､　　　　　　　　 　 ヽ
ゞ､　 )　　　　　)､　　　　　　　　　　ﾞ　　　　　　 　 }!　　　　　　　　　　　　 }
　　Y　　　　　ｙ　｀ヾ　　　;:;'　　　　　　　　　　　　∥　　　　　　　　　　　 人
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　　　 　 　 Ⅵ　!　ﾍ : : : : {　 ー―　　　　　　ゞ-'　从 : /　)ﾉ　 　 从:.γ|.:.:.:.:.:.:.:./ｨ芹ミx　丶:.:.:/x≦ ∨.:.:.:.:.:
　　　　　　　Yゝ __ｰ＼: :从　　　　　　　　/　｀¨¨ / : ／　　　 　 ｲ:.:.:.Y　|:.:.:.:.{:.:/{ 弋__リ　 　 ソｨｆ芥ﾐ､}:.:.:.:.:/　かかか・・・かじだ！
　　　　{　　　} : : : }｀:ー.､: : ゝ　　　　　 　 　 　 彡＜　　　　　,.´:.:.:.:.八　ｌ:.:.:.:Ⅳ 乂 ＿_,　 　 　 弋_ﾘ　从.:.;
　　 　 乂:ｰ:' : : : : |: : l : {　　　　　 -　 　 ‐　　 ｲ　　 　 　 　/:.:.:.:.:ノ:.:. ヽl:.:.:.:|{　　　　 　 　 　 　ゝ--'{:.:.イ
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　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾆ二二二　　　ﾆ二　　ﾆ二二ﾆ　　　　　　　　　　　ﾆ二二
　　　　　　　　　　　　　　　 ￣　　　　＿___　　　　　　￣ﾆ二二ﾆ　 ﾆﾆ　　　　 　 二二
　　　　　　　　　　　　　ﾆ二ﾆ　　　ﾆ二二二二二ﾆ　　　　　二二ﾆ　ﾆﾆ　　　　　 二二
　　　　　　　 　 　 　 ﾆ二　　　　 　 　 ┐　￣ﾆ二二二二ﾆ＝　 ﾆ二 二ﾆ　　　　 二二
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／::::/　　　　　 ￣ﾆ二二二ﾆ　　ﾆ　　 ﾆ　　　 ﾆ二二
　　　　　　　　　　　　　　　/　 ／::::::::/...-―≠ﾆア{　　　￣ﾆ二ﾆ　 ﾆ二ﾆ　　　　　ニ二
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /{　/::::::::::::::::::::::::::::::::-=＜.. 二ﾆ　　二ニ　ニニﾆ　ﾆ　　 ニ二
　　　　　　　　　　　　 二{::∨::::::::::::::::::::::::::::::::::-=く:::::＼二ﾆ　ﾆ二　 二二二二　 二ﾆニ
　　 　 　 　 　 　 　 二二〉::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼⌒　　　　ﾆ　　 ﾆ二二ﾆ　 二ﾆﾆ=
　　 　 　 　 　 　 　 二／:／:::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::＼二ﾆ　ﾆ　　 二二ニ　　 ﾆﾆ=
　　 　 　 　 　 　 　 ／:::/::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.⌒丶ﾆ __二二二二ﾆ　　 ﾆ=
　　　　　　　　　　　⌒ｉ::|:::|:::::|::|:::::::::|:::|::::::::|::::::::: |::::::|乂__ ／: :.:|二二ニニ　　 =　　　　　　　まっかなまっかなおいもさん２つ追加・・・
　 　 　 　 　 　 ﾆ二|::|:::|:::l:|::|::::l:l::|:::|::::::l:|::::l:::: |:l::l:|￣／: : : : |二二ﾆﾆ　　　　 ﾆ
二.　　　 　 　 　 　 二|::|:::|:::l:|::ｌ::::l:l::|:::l＼从:::l:::: |:l::l:l／: : : : : :/二二ﾆ　　二二二　　　　　　・・・京ちゃん・・・焚き火で食べる
ニﾆ　 　 　 　 　 　 二|从:|::从八从乂{´廴}乂::::从劜: : : : : :./二二二二二ﾆ　二ﾆ=-
　ﾆﾆ.　　　　　 　 　 二二)ｲ::圦 　 　 , 　 　 ∧/----: : :__:_/二二二二二ﾆ　　二二ﾆ＝　　焼き芋すきだったし・・・これだけ大きな焚き火
　　 二ﾆ=　=ﾆ二　ﾆ=　 二}/／＞　. -　. イ:::::: : : : :/´￣∨￣￣＼二ﾆﾆ　　　 二二ﾆﾆ
=ﾆ二二ﾆ　 二二二　＿__∠{: : : : : :|￣　_｣::: : : : :./　　 　l| 　 　 |　|__　　　　　二二二ﾆ　　にいっぱいおいもさんがあれば・・・
　　ﾆﾆﾆ　　　ﾆﾆﾆ　//　　　∧: : : : :.ー―.:: : : :／}　＿__　}　　　ﾘ ﾘ　　　 =ﾆ二二二ﾆﾆ
　　 二ﾆ=　 =ﾆﾆﾆ ﾉﾉ 　 ＼{　{＼: : : :.　 .: : :／ﾆ/　l／￣＼＿_彡'--　 、 　＼ニﾆﾆ=　　　すぐにたべに・・・くるよね・・・
=ﾆ二二ニ　二二 { {　　 　 ￣ハニ､:_:_,:./／ﾆﾆ/ 　 |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二＼ 　 ＼ﾆﾆニ
二ﾆ 　ﾆ二　二=／＼　　 ___/二|`ｰ ‐┼┼≦＿＿_} -=ﾆ三三三三ﾆ=-　　＼ 　 ＼二
ﾆﾆ 　 二二ﾆ／ 　 ／￣￣　二八　 　,{三三三三三三三≫ ￣￣￣￣￣` 　 ＼
ﾆﾆ　 二　　´ 　 ／二ﾆ　 =ﾆ二二}　 　 ＼三ﾆ=-￣{￣￣　 　 =ニ二二ﾆ＝= 　　＼
ニニ:／　　　／　　二ﾆ　ﾆニニニ|　　　　 ＼三三三ﾆ=-　＿＿　　　 -=ニ二二二ﾆ
二／　 　 ／二ﾆ= =二　二二ﾆ　_|　　　　　/≧=====┬=ﾆ三三三ﾆ=-　ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ
. /　　　=ﾆﾆ二二　 二二二ﾆﾆ/ {廴＿＿_/´　　／￣ ‘，　　 　 ＿＿_ .... . -――-
/　／ﾆﾆニ二二二二＿___. .: ::|　 ＼　　 　 ___／　 --- ‘，　 ／: : : : : : : :./::}:_:_:_/::
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　　　　 !:　 　〈〈: 　 　 /:{: ': ,': ':::|::|: l::l:　l::l　 ,ｨ: !　l　　　　,!
　　　　 ∨ 　 ﾉ¨ト==イ: :! l斗十ﾅﾅﾉ.:|: /::l. /十ト､l:　　 　 i〉
　　　　 　¨ﾌ´/　!: : : :! ､トﾄ､!ｨﾁ^:丁:::}/ :::}'::::::!ﾉ :: !:　l 　 ﾘ
.　　　　 ／: 〃　|: : : :|ﾐｿ :::〈 l{::::::::| :::::::::::::::rf示､ ﾉ　ﾉ/ /　　　咲さん・・・なんであなたまでこんな・・・
　　　 　レイ ト､_|: : : :l ヽ　　弋:zソ　　 　 　 !::::}l }イノイヽ
　　　　　|.: : :|: : : : .:　|　　 　 ::::::::　 　 　 , 　辷ﾘ !:. :. :.:ﾄ､ ＼　　京太郎さんが・・・あなたと私にって残してくれたもの
　　　　　|.: : :|: : : : .:　ト､　　　　　　　　　 　 ::::::　|: : : : |　⌒
　　　　 / : : :|: : .: .:　 lミ､Ｙ　　　　 　 ‐ -　　　　ﾉ: : :. :.|　　　　　どうするんですか・・・どうするんですか・・・
. 　　　/, : : : |: : .: .:　 l 　 !　 ヽ 　 　 　 　 　 イ｜: : !:.｜
　　　// 　 : :|: : : : 　:ﾊ　 |　　　｀ 　. _　x＜: : |: :!: : :|:. :!
.　　//　　. :/!: : : : 　 ∧. !　　　　 　 |　 |: : : :.|: :!: :. :.、|
　 // 　 . ::/∧: : .:　 　∧｀ヽ.　 　 　 l ヽｌ、:: : |: :l : : : : ﾄ
. //　　. ::/厶 ﾍ.:　　 　 ∧ 　＼　　　｀ヽ.　 ヽl : l : : : : |　ヽ
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　　　　　　 /　　　＼　 '.　　　　　　　　　'.
　　　　 　./　　 　 　 ≧=-　　　　　　　　 ∨　　　　　　　　　'.
　　 　 　 ′＼　　､　　　　 ≧=-　　 　 　 .∨　　　　　　　　　'.　　　とまぁだいたいこんな感じかな
　　　　　|　　 |｀　 . ＼≧=-------｀-　　　.∨ 　 　 　 　 .八 人
　　　　　|　　 |　 　 ≧=-- .ハ　　 　 　 　 　 ∨　 　＼　 　.∧ヽ{　　
　　　　　|　　 | 　 | .ﾄ､ .X 　　| 　 　 　 ＼　　 .∨　　　 ヽ　　∧
　　　　　| | .八 　.|､{／ヾ{＼ l|　 　./　　　＼ 　.∨∧　　 : 　　人
　　　　　l人{ 　ヽ | ＼　　　 〉|　　/　　　　 ﾊ＼ .∨∧　　|　　|ヽ{
　　　　　|{　V{　.从　　　 ,.ｨ/ |　 / 　 　 　.ﾊ　 /ヽ{　∧　 | 　 |
　　　　　|l　 }∨{＼{ヽ 　 )/　.| ./|　　　　 ,′ 人.　＼ ∧ .! 　.}!
　　　　　　　|　 　 　　}　　 　 j/ .|　　　　,′/ 　 ＼ { ＼{ |　 ハ|　　　　　_
　　　　　　　|　|　　　ﾉ　　 　/ 　.|　　　 ,′　 　 .　´ ヽ　＼ /　!　　. . : :´:/
　　　　　　　|　ﾊ　/.｀＞.､_ .ｒ ‐ ､|　 　 ,′ 　.／　　 　 .＼　　 .! ／: : : : /
　　　　　　　|/　∨ / || |　 ヾｰ ' | 　 ./ｲ　／　　　.. ＜//.＞ . |/: :／ : /
　　　　　　 /　 　∨ /lﾄ{　　　 ＼!　 / ｒｆ「　　　 ／///／　＼｀ ＜__彡'
　　　　　　　 　 　 ∨ .|　　　　　.从/ /f|ﾄ､ 　／///／、　 　 .＼ 　｀ヽ
　　 　 　 　 　 　 　 V |　　　　　.} /./ l|ﾊ }／///／　　＼.　　´￣､　　}、
　 　 　 　 　 　 　 　 ヾ!　　　 　〃,〈_/l| }}'////./　　　/´ } 　 　 　.} 　.| ＼
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 / / /　l/＼////　　 ./　 /　　 　 ./ 　.ハ､ ＼
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　/ {/ ／/.∧＼/　 　./　 /　　　　/　　,′　≧=　-
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ///ヾ/////∧　　　./　 /　　　　/　　 ′　人
　　　　　　　　　　　　　　　, ﾍ////.＼＞　´　{　 /　 /　　　　/　　 ,′　{　 ヽ
　　　　 　 　 　 　 　 　 .／　　＼////＼　 　 ! ｲ　 /　 　 　 .{ 　　,′　 ﾊ　　＼
　　　　　 　 　 　 　 　 /　　　　　≧=---’　　|　　/　　　　　 |　 ./　　　{　V　 ハ
 

　　シャルが話すその内容はあまりに生々しく、詳細であり・・・そして迫力に満ちており、とても
 

空想の話とは思えぬ説得力があった
 

　　　　　 　 　 　 　 ＿_＿　 __
　　 　 　 　 　 　 ／:::::::::::::｀´:::｀ヽ
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　 　 　 　 　 /:::::::/:/::::/::::::::::::::: l::::::ﾍ
.　　 　 　 　 |::::::/:/::: /:::::::::::::::::::|::::::|ﾊ＿_
　　　　　　　|::::/;ｲ::::::|:::::::::::::::::::/l::|:::|:‐┐.!
　　　　　　　l::::lｲ:!:::::,ｲ:::::::::;::::::/ l/l:::|ヽ､!´
.　　 　 　 　 |::;-|:|:::/-Vl／l/l/‐- ,':∧ 〈
.　　　　　 　 |:{ .|::V ≡　　 　 ≡/ｲ ﾉ:|´　　　・・・言葉もないです
　 　 　 　 　 |::｀|:::::|　　　　　　　 /´::::|
　　　　 　 　 l::::ﾍ::::'ヽ､＿□_　イ､::::::::!
　　　　　　　 l:::::ﾍ::ﾍ'ヽ､／＼_／:∧::::!
.　 　 　 　 　 |:::::∧l 〉: /,ｲl　> : 〈　ﾍ::!
.　　　　 　 　 |:::::!　 {: : ｀:l∧l : : : }　 |:|
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀＞ ､
　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　⌒⌒ヽ　 ヽ、
　　　　　　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　 〃
　　　　　　　　 /　　　 /　　　　 ／　　　 //　　　　　　　　　　 ヽ
　　　 　 　 　 /　　　 ﾉ　　　 /〃__　　　//　　　　　|　　　 　 　 ∧
　　　　　　　/ ／　/ｲ　　 r七 ´　 7｀,メ /　　　　　 |　　　　　 　　 ',
　　　　　　ノイ　 ,/' |'　　　Y　　　ｲ 〃' ' |　　　　　j__|　|　　　　　,ハ
　　　　 ／´〃　Y　 |　　　 ′ / ,'Y　 l {　!　　　　 / ﾊ｀ヽ　　　　 | , |
　　　　　　 l ｲ　 |　 j　　　 ! /´/从　 j '　|　　 　 /j/ | /| ﾍ　　　 |ハ!
　　　　　　 |' |　 ′ |　　　ﾚ　　　!|　　i!　″　 ,／,Xヽ!'　!,　 　 　 |　ﾘ
　　　　　　 |' |　 j　´!　　　|≧≠ﾐ、　 |!　j　／≧≠ﾐ〈　j　　　　　|
　　　 　 　 　j　人{　!　　　!　　　　　　i ノ/'　んﾉ　,/ }∨　　 |ｲ　 !　　　まぁ、ね。僕も最初に聞いたときは
　　　　 　 　 ',∧　ﾍ.|　　 从〃〃　　　 ´ 　 乂 シ／/^!/j'　 ∧　|
　　｀＞､　 〃　ﾍ　　!　 　 {　　　　　 　 '　　　　　　/　 |'　　 i{　∨　　　そんな感じだったし・・・つらかったけど
　　　ﾍ　　＞─ ﾍ　∧　　 !　　　　＿　　　 〃〃,ｲ,　イ　　 人
　　　 ∧　　　　　｀ヽ∧　　{＼　　 ー '　　　 　 ｲ｀ノ　　　! j　ゝ　　　　　でも、聞いてたおかげで今こうして色々言えるし、ね
.　　 　 ∧　　　　　ゝ｀ Y　 ﾍ　＼　　　　,　＜　 ノ-|　　./|リ-
　　　　　∧　　　　 ,(ヽﾉ 　 |ﾍ　　｀ ´　 {ヽ´￣ノ　 ″ ,/ノ/　　　　　　　
　　　　　　乂＿＿人ｲ　}　 ﾄ、　　　　　}　｀ヽ--,_,ﾉ　/'-〃
.　　　 ／´￣ー‐´' 　 !　!i} ,| ﾍ　　　　/　　　|　　Y〃　　 ＼
.　　／　　　　　 /　　 |　' | ;!　 ヽ　 Y　、　　i{　 /∧　　　　 ヽ
 

　　　　　　r::::::::::::::::::::,, :::::::::::::::::::.　　　　　 　 　 　 　.
　　　　　　Ⅵ＿_彡'"::::::::::::::::: ／ 　‐　　.　 　 　 　　　＼
.　　　　　　ｊ!:::::::_i¨i＿,:::::::::::／　　　　　　　　　　　　　 　 ＼
　　　　　 /ゝ::｀ｰLi―' ::::／　　　　　　　　　 丶　　　　　　　≧=- '
.　　　　 / ./ 　ﾞ　ー 　 "　　 　 　 　 　 　 　 　 　　　　　　＼　ヽ
　　　　/　.i　　　 　 　　　　　　　 　 　､　　　　　 　＼　　　 　', ハ
.　　　,　　 |　　 i　　　　　　　　　丶　　 ヽ.　　 　 　 　＼　　 　 ﾄ､!
　　　i　　 .|　　 |　{.　　　　　　 ＼　＼　 　:.　　　　　　　丶:. 　 |　'
　　　|　　 .!　　 ! 　､　　　　　 　 :.＼　＼ _ ',　 :. 　 　 　 　 ＼ .i廴_,
　　　|　 　 !　　.! |　 ＼　　　　　|　 ,｡＜ ヽ .i 　|:...　　 　＼ ∨ i!￣　　・・・貴重な話をありがとう
　　　|　| 　', 　 i￣|＞ ､＼ 　　,.ｨf´ _...ｪュZｱ!　!:. .＼ 　　　', Ⅵ
　　　|　|Ｖ　ゝ　ﾞ .弋ﾏZx..､＼　 .|ィi ::::Ｖ7 / .|　i:.､ 　.丶　 　.!　|　　　本当に・・・何よりありがたい話だ
.　　　Ⅵ ∨　 ＼.:.ヽ乂:::j! 　 ｀ヽ!　ゞー''　　 !.∧:.＼　　＼　　 |
　　　 ⅴ　∨.　　＼　　 　,　　 　 　　　　　 /' ノ >､:.＼　　　　 |　　　これ以上ないほど参考になる
.　　　　', 　 ＼.　 　 ＼　　　 　 　 　 　 　 　 r,‐'' 　.>､　､..　　｜
.　　　　　　　　＼.　　:.､｀　 　_ _　 　 　 　 　′.Ｖ!从_ _丶＼　 ′
　　　　　 　 　 　 ＼＼. >..　　　　　　　　ｲ ,ィ＝ﾘ}::::::i//>､　∨
.　　　　　　　　　　　＼＼　 ＞ . _　＜ 　　(i:i:i:i:i:i::::: ////||>､
　　　　　　　　　　　　　..ィ≧ヽ|/// 乂',　　＞":::::: /////||//＞ ．_
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　　　　 　./　　 　 　 ≧=-　　　　　　　　 ∨　　　　　　　　　'.
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　　　　　| | .八 　.|､{／ヾ{＼ l|　 　./　　　＼ 　.∨∧　　 : 　　人
　　　　　l人{ 　ヽ | ＼　　　 〉|　　/　　　　 ﾊ＼ .∨∧　　|　　|ヽ{　　
　　　　　|{　V{　.从　　　 ,.ｨ/ |　 / 　 　 　.ﾊ　 /ヽ{　∧　 | 　 |
　　　　　|l　 }∨{＼{ヽ 　 )/　.| ./|　　　　 ,′ 人.　＼ ∧ .! 　.}!　　　　
　　　　　　　|　 　 　　}　　 　 j/ .|　　　　,′/ 　 ＼ { ＼{ |　 ハ|　　　　　_
　　　　　　　|　|　　　ﾉ　　 　/ 　.|　　　 ,′　 　 .　´ ヽ　＼ /　!　　. . : :´:/
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ヽ./ : : : : : : : : : : ,: : : : : : : : : : : : : : : ヽ　　　　ヽ冫
:: |: : : : ::/::/: : : /」: : : /}: : : :}ﾞ`「:|:::ヽﾊ:!:!:　!:　　}
-ｨ: : : |_,'_,,|―‐,'‐/-／｜: :./|:-|―‐,'-}:|:|:. ﾘ !.|. ﾄ.、
: :ﾄ､::ｨﾞ |: ::|＼/ /／　 /.: :/　!: :!/!/　 !从:/|:.| !∧冫これがあなたのお父さんと、その妻の物語
: :|人小|ヽ:!.ｨ爪沁ヽ /.:／　/,.ｲ爪心ヽ.! ｲ/.//′
: :l: : ヾ |／{:::::::::⊂　' 　 　　´　! :::::ィ./ ﾄ,ムノ:!　　　・・・いいですか、この先あなたに世間は結婚がいかに素晴らしいか
:γ⌒ⅵヽ弋二;;ノ　　　　　　　ゝ-.″　| }: : : :|　　....
',:{ :::｀　 　 　 　 　 　 　 　 ､ 　 　 　 　 ﾚ′ : :!　　　愛とはいかに素敵かを説いてきます。でも所詮それはまやかし
..',＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾉ: 　　::::!　 　
: : :| `ー´＼　　 　 　 　 ＿ 　 　 　／ !:!　!　　!　　...耳障りがいいだけの空論にすぎません
: : :|.　　　　 ` ､ 　　　 　　　　　.／|: :. !:!　!　 ::!　　...
: : :| 　 　 　 　 }`　　　..　__ , イ　　|::|: |:|: :|　　|
: :: }　　　 　ｨ‐┤.　　 　　 　 ├ .、|::|: |:|: :|　　{
 

　　　　　　　　　　　,∠、　 ／　　　　　　　　　　　 ヽ
　　　 　 　 　 　 ／　　 |: :/　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼へ
　　　　 /￣¨ヽｲ　　 　 |:/ / / /|｜:! !　| !　　　　　　 　 ．|
　　　　 !:　 　〈〈: 　 　 /:{: ': ,': ':::|::|: l::l:　l::l　 ,ｨ: !　l　　　　,!
　　　　 ∨ 　 ﾉ¨ト==イ: :! l斗十ﾅﾅﾉ.:|: /::l. /十ト､l:　　 　 i〉
　　　　 　¨ﾌ´/　!: : : :! ､トﾄ､!ｨﾁ^:丁:::}/ :::}'::::::!ﾉ :: !:　l 　 ﾘ
.　　　　 ／: 〃　|: : : :|ﾐｿ :::〈 l{::::::::| :::::::::::::::rf示､ ﾉ　ﾉ/ /　　　仮に愛があったとしても・・・それだけでは
　　　 　レイ ト､_|: : : :l ヽ　　弋:zソ　　 　 　 !::::}l }イノイヽ
　　　　　|.: : :|: : : : .:　|　　 　 ::::::::　 　 　 , 　辷ﾘ !:. :. :.:ﾄ､ ＼　人は救われませんし・・・周囲の欲深い女どもの
　　　　　|.: : :|: : : : .:　ト､　　　　　　　　　 　 ::::::　|: : : : |　⌒
　　　　 / : : :|: : .: .:　 lミ､Ｙ　　　　 　 ‐ -　　　　ﾉ: : :. :.|　　　食い物にされるだけです
. 　　　/, : : : |: : .: .:　 l 　 !　 ヽ 　 　 　 　 　 イ｜: : !:.｜
　　　// 　 : :|: : : : 　:ﾊ　 |　　　｀ 　. _　x＜: : |: :!: : :|:. :!
.　　//　　. :/!: : : : 　 ∧. !　　　　 　 |　 |: : : :.|: :!: :. :.、|
　 // 　 . ::/∧: : .:　 　∧｀ヽ.　 　 　 l ヽｌ、:: : |: :l : : : : ﾄ
. //　　. ::/厶 ﾍ.:　　 　 ∧ 　＼　　　｀ヽ.　 ヽl : l : : : : |　ヽ
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i :|.| :.:.:i 　 i i＿:|､!､:.:.! i:!､i:.:.:.:.:.:.i:.:.i _;彡';tr＝､ ヾ、"' ／ヽ |':.:.:.:.:.:.i:.:|:.:.:.:
. ! i:i!　 |　..:i :i:.:.:i｀iｰ>ﾄ-!､丶:.:.:.:.:i:､^V　i_;:::::::ヽ　/　　　 　 i: : : : :.:|:.:|:.:.:.:　　　男の子を愛せなんて言いません、言えません
　､:!:i､:.:.i:.:.:.:.|:.i:､:.7ﾒ'f:::::::ヾｰ＼:.:.:.:､｀ヾ　 <;;;:ﾝ　′　　 　 ﾉ : : : :.:.:!:.|:.:.:.:
　　ヾi ､:.＼:.:＼:.]〈　 っ::::;:i　　　￣｀　　　　　 　 　 　 _,∠|:|: : : : .:|:.|―-　　　誠実に”取引”しなさい。結婚という契約に対して
　　　 ヽ!:.i､｀ﾞｰ-r≧ 　 >≠　 　 ,　　　　　　" "　　　/　　|:! : : : :.:|:.!////
　　　　 |:.|:.:.:.:.:.:.:＼!　 ,, ,,　　　　　　　　　　　 　 　 /　 　i!: : : : : ::i:.i////　　　それにふさわしいだけ、相手が求める対価をきっちりと
　　　　 |:.|: : : : :.:.:.i i　　　　　　 r=＝ "ヽ　 　 　 ／　　　i: : : : : :.:i:.|////
　　　　 | |: : : : : :.:i:.:|＼　　　　　∨＿_ノ）　　 ／　　　　/: : : : : :.:i.:|////　　　払いなさい
　　　　 |:| : : : : :.:.|:ｲ |:::|l｀ｰ-..､ 　 ￣￣ 　 ／　　　　　/ : : : : : :.:|/////
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　　　 !,::i: :i:.|: : |:| |: :.i|:.|: : :|i: :.|: :.|: |:|: |; iゝイ:::i;::::＼
　　　 ./|:.|i:.|: : |:i｀'トﾑ.;:.|: : ! l: | ,;:lｨ ''l|´l ||: ﾘ::;,!l__／　　　言葉や情、ましてや愛ではなく”双方の利益”
　 　 く;;;|:|'|:.l: :.||'ャii;;;;;;;iｨｿ !'ィ'ﾔi;;;;;;i;'ﾔl|_,.! '´:|: :l: |
　　　　　l! l!,＼l !:ヽ辷ｿ　　　　ヽ==ソ .!　|: : :.|: :|: |　　　　それこそが、女が男に見せれる最大の誠意であり
　　　　　　/|: |: :|i ::::::::　 、　　 ::::::::::　.;ィ'| : : :|i: :i: |
　　 　 　 / |: |: :|:ゝ　　 　 _　　　 　 ／" |　: :.|:|: :|:.|　　　　何より必要なことと覚えておきなさい
.　　　　 / /| |: :|: ||｀ヽ 、.´ ｀ 　 , イヾ　 |　 : :|i |: :|:|
　　　　/ ./:|:l: : |: || |　 _,｀,iｰ "´　ィ冫、.|i　 : |:| |: :.i';　　　いいですね・・・
　　　 ;´ /:.i|ｉ : :l_,..-‐'''´:/:ｲ　　 ／:::::::::::|:|　. i|.,| |: : ﾊ
　　　;　/: :i:|: : :|:::::::::::::::iﾆ-ｰ,／::::::::::::::::|:| . :.l|;´ヽ,: : ﾊ
　 　 i /: :.l/|: : |::＼::::::::| 　 /:::::::::::_,.‐'_;i ; : : l; ／｀il: :i: :',
　　　,': : :/.l: : |i.＼;;:｀ヽl　/;;;.:-::':;´‐''~/;': : //　　 :|i: :l: : i
.　　 iil: :.i .l: : i .'._　.ﾞ''.‐.,y,._≠'' ´,,..‐//: : / ｉ　　　 |:l: :i :i: l
　 　 l!i :i; lil! l　　｀ﾞ''ｰ;-'‐;:-‐ ''´　 //: : .;'｀;.|.　　　 |::|i:|: .i |
　　　', / l:!l:l l　　　　 ﾄｰｨ;"　　　 ;'/ｉ:.i .i 　 i|　　 　 |::||:l: | l!
　　　 ;'　li l:l　i　　　 / .ｉ ,!　　　　;'　l:lｉ :l　　';　　i 　 |::|: i:|　!
 

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――シャルロット
 

　　　　 　 　 　 　 　 ,　 -―――-　 、
　 　 　 　 .　　 　 ／　　　　　 　 　 　 ＼
　　 　 　 　 　 ／　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ヽ　　　・・・はい、おかーさん
　　 　 　 　 ,　 　 　　　 　 　 　 　 　 　 　　 　ゝ
　　 　 　 　 |　|　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |　ヽ
.　 　 　 　 /|　|　|　　　　　　　　　　　　　 　 |　ﾄ
　　 　 　 　 |∠ノ　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |　 ＼
　 　 　 　 . /.∧. 　 　 　 　 　 　 i　　　ヽ　　|　Γ⌒ヽ
　 　 　 　 /ノﾍ ＼. 　 i 　 　 ｉ 　 |.　　 　 ＼ﾘヘ}
　　 　 　 　 　 | 　|. 　 |.　 　 | 　 | |　 }　　 八
　　 　 　 　 　 |∧.＼　＼.ヽ..|_＿}ﾉ／　 ∠
　 　 　 　 .　 　 　 ＜二二＞{____}＜二二＞
　　　　　　　 　 　 　 　 ﾊ}　/　}i　＼}∧
 

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――誰よりも身近な存在より幾百幾千と聞かされた・・・呪いにもきた物語と教え、しかしその言葉が語る
 

女の醜さ、欲深さがシャルにこのクラス内の人間で唯一己を俯瞰で眺めさせた。それ故、彼女はクラスでただ一人
 

現状の危うさを見抜くことができたのだ
 

　　　　　　　　 　 　 　 　 ＿ 二二 ＿
　　　　　　　　　　 .　　 ´ 　 　 　 　 　 ｀　　､
　　　　　 　 　 .　´　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　 　 　 　 ／　　　 　 /　 　 　 　 .|　　　 　 i　＼
　　　　　.／　　　　　 ./　　 　 　 　 |　　　 　 |　∨＼
　　 　 . '　　　　　 　 .′　　　　　　 |/　　 　 i|. 　∨　ヽ
　　　/　　　　　　　　|　　　　　　　 /　 　 /　ﾘ　　 ∨ ∧
　　./　 　 　 　 　 　 |　　　　　　 ./　 　 ｲ　/ |　　　}　 ∧
　　′　　 　 　 　 　 |　　　　 　 /　　／ j /}､.ﾄ､　 .八./ ∧　　ま、そういうわけだから、対策は必要だと言わせてもらうよ
　　|　　　　　　 　 　 |　　　 　 ./　.／|　/}　ハ! }　/　.l ﾄ､ .}
　　:　　　　　　　　　 |　　　　 / ／　 ∨ .| ｨ行. | ハ　} | .ﾄ.|
　　 Ｙ　　　　　 　 　 |　　 } ／´　　　　∨《 Vﾊ ﾚ 　Ｖ　　|　　（ほんと・・・役にたつなんて。あったことないけど
　　 i|　　　　　 　 　 i|　　/ .ｨ　 　 　 　 {　　 ゞ'　　　‘ ｰ┤
　　 l|　|　 　 　 　 　 |　./} ハ　　 　 　 l|　　　　　　　 　 ,.{　　父さんの導きか、それとも母さんの執念か・・・どっちだろうなぁ）
　　 ﾘ /! .|　　　　　　}./ /!　∧　 　 八∧　　　 　 　 　 .{ |
　　 }/ .|/}　　　　 　 　 |八 /.∧　/ 　　{∧　　　　　,r.ﾏ.ハ
　　 　./　| 　 　 ∧　　 | | ‘ ＜.∨ / 　iﾄ.∧　　 　 (:_:ﾉ {ﾄ{
　　　　　 |　 　./ ∧ 　 | |　 |　 } ∨ ./ l|　｀＼　　　　　ハ|
　　　 　 人　 　./　.}　 八　/　ﾘ　 ∨ .八　ｰｒ――‐一 / |
　　　　　　 ＼　 　 .| /　 .}/　/----V / { 　 !ハ{ }　　./
　　　　　　　　〉、　 !'　　/　./　　　　∨ .| ￣ﾄ,　 .|　 /
　 　 　 　 　 〈　 ＼　　 　 ./＿　　　　∨{　　|∧　! /
　　　＿＿_　 ∨　　　　.／-=ﾆ二三≧.ヾl　 .ﾄ.〈　ﾚ
　　　＼　　 ｀ヽY ヽ | .///￣￣￣ ≧=ｧ:::＼.|∧＼
　　　　 ＼　＼ ＼ー.///　　　　　　　/:::::{｀ヽ:::∧　＼
 

実際、多くの共学で男子の側にいる女子がこの目線を持てずに最悪のじたいをひきおこすことが珍しくない
 

そういう意味ではシャルがいたやる夫は幸運・・・配属した龍田の慧眼というべきであろう。無論、これだけでもうまくいかないが・・・
 

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､!::i,: : !::::::::::i,:,!::::::::::::l,::::::ﾞi,: : ::,!:::::::::::::::ヽ:ﾞi,: : ::,!:::,:．ヽ;:ﾞi!: : : : :,!}: : : : : i,: : : : : : : : : : : : :!
,:::::::i,::|:::::::::::::i,!:::::::::::::::::::ｎﾞi,: :,!_::::::::::::::::::::::::ﾞi,::,!'ﾞ. 　　,!:/: : : : :,!ﾘ: : : : :∧: : : : : : : : : : : :|　　あったらだめだもんね・・・
i:::::::::ﾞi!::::::::::::::::::::::::::::::::::,! ヽＮ　｀` ー‐'''¨´ヽ!ﾞ　　　 ,!:/,!: : : ::,!': : : : :/　.i,: : : : : : : : : : : !
:!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i　　　　　　　　　　　　　　　,!/',!: : : ::,!,: : : : ,!　　 ﾞi,: : : : : : : : : ,!　　そんなのがあるなんて、絶対おかしいもの
:ゝ、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾘ　　　　　　　　　　　　　　./-',!: : : :/ ﾞi,: : : ,!　　　 i,: : : : : : : : ,!
: | i,｀＞ ．:::::::::::::::::::::::::‐〉-　　　　　　　　　　,.． 'ﾞ　　,!: : : /　 .ﾞi,: :,!　　　　 i,: : : : : : ::,!
: :| ﾞi,: : ,!　..≧､.．;::::::::::::〕　 ＿,,,,......,.．　 ,'"　　　　　.,!: : :/　　　∨　　　　　 ﾞi,: : : : ::,!
､::i,　ﾞi,::| ,.斗ﾍ ＼＼≧=---‐ﾆ≠´／　/､ｘ,,_,.ｘ-､　.,!: ::/　　　　　　　　　　　 i,: : : /
..ヽ!斗　　 'ﾞ　　　 ｀丶．;r‐ 彡ィ''"´　　　 ﾞ　　勹||｀7: /----- =､　　　　　　　 i,: :/
'" .||||　　　　＼　　　　 |　.|　　　　　　 ／　　　.i|| /／　　　　　　ﾞi,　　　　　　　|/
　　.|||　　＿,,,,,,,ヽ_　　　|　|　　　　　／_　　　　,i|!ﾞ　　　　　　　　　.ﾞi,
　　,斗''"　　　　　 ｀`ーr‐=､斗-'' ¨ ´　　｀ ・ 女　　　　　　　　　　 .ﾞi,
 

　　　　　　　　　　　　_,,-‐‐-＜￣¨''‐-,,_
　　　　　　 　 　 　,r'´　　　　　　　　　　 ヽ、
　　　　　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　 　 ヽ
　　　　　　　　　 !　　　/　　 ,r'　　　　　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　l　　　 !　　/ // ./ /　　　　　 ､!
　　　　 　 　 　 !　　　l　　 !./ i　i　 l 　 　 i　　i　!
　　　　　　　　 l　 ,'　 i　 __! ! il　!　il 　 　 ,! i　 ! !
　　　　　 　 　 !　,' f¨!　　l‐,-_V ﾄ ! !　 __/!_li　!ﾚ
　　　　　　　　l　,'　i`l　　 !ｰ-' ヽV　! _,/_,ﾚ' ﾚ′　　　　　同感・・・ですね。なんとかするにはどうしたらいいんですか？
　　　 　 　 　 l　;　ヽl　 　 l　　　　　 'i_//7
　　　　　　　 l　;　　 i　 　 i　 ､____　ゝ,,;'/'!
　　　　 　 　 l　;　　 l　 　 l 　 　 ´　,,;／　!
　　　　　　　l　 ; 　 rl　 　 l_`ーi''_´　 i 　 !
　　　　　　　!　;　　l::i!i　　:::l¨'i¨'i:l,,_　!____l_
　　　　　　　!_,,,,,ri'’:ll l　　!l:::::l::::l::､ヾ:ヽ:::;;;_¨''ヽ、
　　　　　,r'7´:::／::;i'::l !i　 ll::::::!:::ヽ:ヽ/ﾆ'''‐-,r‐┬`､
　 　 　 /:/:::::/:::::::i:::::i`:ヽ l:::::::ヽ_,,rｰ='‐''',;' ,;;'';''l::::::::ヾヽ､
　　　　i-:!-:､l::::::::::!:::::;!i':::`:::::::::::!ﾆ二二,,,,,;' ,;'' l::¨''-､:::`:､:`､
　　　　!:::!:::::::!`:､:::!::;'::::!:::::::`:､':::;::iﾆﾆﾆ´--'--l__::::::::::i::::::ヽ::ヽ
　　　　!:::l::::::::!::::::`ヽ:::::l::::::::::::ヽ:::::ヽ::::::::::ヽ::::ヾヽ::!';::::::7:::::::l:::!
　　　　!:::ヽ:::::::!::::::::::!:::::!::::::::::::::ヽ:::::ヽ::::::::::ヽ:::::i:::l::l::'::;::i::::::::!::l
　　　　l;:::::ヽ:::::ヽ::::::::!:::::!::::::::::::::::l:::::::;:!:::::::::::i::::::l:::!::!:;::::'::!;:::::!::l
　　　　 l:::::::ヽ::::ヽ:::::::!::::ヽ::::::::::::::l::::::;::l:::::::::/::::://::::l:::':;::::!:':::l:::!
　　　 　 `､:::'::!:::::ヽ:::::!::::::ヽ:;':::::::::!:::;'::::!::::::::!:::::!::!:::::::!:::::'::l:::::::!::l
 

――このクラスには”情”をもったものも・・・そして”情”と”理”、この両方をもったものもいた。かくして・・・
 

彼女たちは悲劇を回避するために動き出したのであった・・・
 

　　　　　　′　　　　　/　 　 /　　　/　　　　　　　　　ヽ　　　i　　　|
　　　　　 |　　　　　　 i 　 　 |　.| 　 i　　　　　　　 　 　.|　　　|　 　 |
　　　　　 |　　l　　 　 .|　　　.|　.| 　 |i 　l　　　　 　 　　.!.　　 :.　 　 |
　　　　　 |　　|　 　 　.!　 　 .|　.| 　 ﾄ､　',　　 　 　 　 .∧!　 / 　　 .|
　　　　　 |　　|　 　 　.!. 　￣i＞iｭ._ |　＼ヽ　　　　　 /!./l ./_　 /　.|　　・・・現状を洗いなおして話し合おう
　　　　　 |　　|　　　　', 　 　.l＿|_＿!≧zx､∨　 　　ﾑr七/i 　./　l .!
　　　　　 ∨　!　　　　　､　 弌　 i....'::::::::i丶 .＼　 ,ｲ::::::７ア! ./　ﾊ!.i　　　大原則はやる夫に負担をかけない
　　　　　　 ＼!　　　　|.　＼ 　iﾞ　ゞー‐''　 　　 ∨ ゞｰ''´,′/i　 | .ﾘ
.　　　　　　　 夊.　　　　　　＼! 　 　 　 　 　　 　 　 　 / イ .l Ⅳ '　　　　やれることは何でも徹底的にやって
　　　　　　／ .ハ　 　 　､ 　 | ｀　 　 　 　 　 　 ｀　　　′ |　|∨
　　　　 ∠二二ハ 　　　 ヽ ﾍ　　　　 　　　_　_　　　.ハ　.|　ﾚﾞ　　　　　　悪の芽を徹底的につぶすこと、それでいいな？
.　　　　　　　／"´Ⅵ　　　　＼ ､　　　　 　 　　　 ／|ｉ　　.|　|
.　　　　　　　　　　 〉∨　　　|>､ .＞　　　　　.　イ 　.|ｉ　　.i/ !
.　　　　　　　　 x<i::::: ∨　　.|　 ＼　/ミ>ｰ ´　　　　.|ｉ　 ./!./
　　　　　　x<////!::::::::∨　 .! 　 　./!:::::::∨/＞｡ 　 .|ｉ　//´
　　,ィ ￣///////|:::::::::::∨.iﾘ＿　ｲ._|:::::::: ∨////>､|ｉ./
　//////Ｖ/////.!:::::::::::::ﾚ'ゝ　 ｀ ´ .!::::::十∨/////ﾚﾞヽ
　!//////∨////|:::::::::::::::::::::::＼　　.|:::::::::-､:＼///!///|
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　 __　__
　　　　　　　　　　　　 __,ﾍ-冖┴┘┘ヒ￣　ヽ
　　　　　　　　　　 ≠"´ ≠ヽ、ヘ_=、::::::＼　 　＼
　　　　　　　　,イ／/ヽニ ／ヽ´｀ヾ　}---__ヽ　　　ヽ、
　 　 　 　 　 /､,'ヽ､,'　　 /　　　ヽ　　｀ ´ヽ ﾍヽ　　　 ヽ
　　　　　　 / 　 　 　 　 /　 |　　 ｉ 　 　',　　　.ヽ　　 　 ｀、
　 　 　 　 ,'　 /　 　 　 ,'　.　|　　　|　 　 ',　　 .　',　 　 　 ヽ
　　　　　/　 /　　 /.　 |　　 | 　 |　 | 、　 |　　 　. ｉ　 　 　 ｉ
　.　　　 ,'　/　 　 ,'　　 |　　 |　　| | .|ヽ　 ﾊ |.　　　|　　.|　 |
　　　　 ｉ //　./　ｉ　　/|､ 　 |　　| |　| _才|´',| 　 　 ',ヽ　|　|
　　　　.|/ ,'　./ . | 　 ｉ | ',　 |､　,' ||,イ_-_|/イ7　 / | ｉ ,'　.| .|　　　異議なし・・・やる夫のために必要なことは
　　　　/ .|　./ . ｜　.|上_',　| |. | /|/ /泛__ノ/ ,/　,'　}　　|/
　　　　　 |　,'l 　ﾊ. 　| .|≧込｀',|　/　 　 - ア./　/.}　.| |　}　　　　なんだってやるわよ
　　　　　 |. ,' |　|. ',　.|ヽ乂_.ｿ＼ヽ　　　　./／ / /　/|.|　,'
　　　 　 ./.,|/| ./| ヽ .|＼｀￣　　 　 　 　 //　/／//| /,/　 　, ----、
　　　 　/ ヽ| |/| | / ヽヾ.ヽヽ　　｀　 　 　 .{ ,'／､//､_L､ __／　　　　　＼
　　 　 ,'　/||./ .| ', || .|. ＼｀> 、　　-　　　 |.ｉ {ヾ／､:::::／,´／　　　　　　｀ヽ、
　　　　ｉ /　ヽ.}/、ヽ、| | | | .}. /＞ 、　, ｲ´ﾚヽ,' |;;;;;;;;|／/　　　　　　　　　　 ヽ
　　　　.ﾘ　 __/,　_＼_ヽ__| | /　', | 、|｀　　ゞ｀Tヽヽ／　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　 ／::::::::｀::ヽ厶 //／　　 ＼＼ゞニ|:::,ﾍ|::ヽ/へ、　　　　　　　　　　　　 　 ヽ
　　　∠-- __:::::::::::::::::｀ヽv､<￣￣　 ｀／｀´　/､__|､ / }ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .　　´　　　　　／｀　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　　.／　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　/ 　 / ＿j　　 ＼　　　　＼　 ＼　　＼ 　 　 ∧　　　　・・・僕も異論はないよ
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｲ 　 .ﾚ　 /|｀/　　 ＼＼　 　＼.　 ' 　 　'.　　./ ∧
　　　　　　　　　　　　　　 ／ .| /　.|{　ｚx､ﾊ　　| /{=ミｰ､--z`ｰ }　　 .l{　　 ./　'.　　　（取引は誠実に対等に・・・
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |ハ　ﾄ　{しﾊ |ﾄ､ l.{　∨　　＼} 　 .ﾄ､　 八
　　　　　　　　　　　　　　　　／　ヾ!ﾊ代ﾘ　kハ |　,ｨミｘ､　 .ﾄ､　.!　＼　{ヽ　　 　 '.　　それに・・・この１月一緒にいたんだし
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /／ﾉ´　.Y ::::: 　 　 ヾ '.し::::::fﾐ､ハヽ.|.　　 ＼　＼　　 |
　　　　　　　　　　　　　　 '／´＼ 　 | 　 ,　　　　　乂::::ﾘ }/　从 　 　 　 '.　　|＼ {　　元気になってほしいし・・・ね）
　　　　 　 　 　 　 　 　 ／::::::::::::::ヽ从　　　　　　 　 ::´:::::　 ｒハ　　　　 ハ　.l|　 ＼
　 　 　 　 　 　 　 　 ／＼＼::::::::::∧人　 ｀　-　　　　　　 ,､__ノ'.　　　　 lﾄ{　l{
　　　　　　　　　　／＼::::::＼＼::/::∧ =ヽ　　 　 　_ .　イ 　 |ｚｚﾊ　　 　 l|　 ハ
　　　　　　　　 ／　 　 .＼:::∧ ∨/::∧ 　 `7ハ´　　　　， イ_.ｲ .} |　　 八　／
　　　　　 　 ／　　　　 　 ∨:∧ ∨:/::::〉　　〈≧==≦.＞=≦三ﾊﾘ !　 ./ .／
　　 　 　 ／　　　　　　　　∨:∧_∨／　　／三三三三三,　＜∧/} ./／
　　 　.／　　　　　　　　 　,　＜´　　 「ﾆﾆﾆ＼三三.,　＜三＞--ｚ人K{_　　　　　　　　　／
　　／　　 　 　 　 　 　 ／　　､ ＿＿|三三三.＼／三三Y＼　 　＼　 ＼゜ー――=≦´
　　}　　　 　 　 　 　 ／　　　 ＼　　 ﾊ三三三／三三三l!.　 ＼ .　´＼´ .Y　　　　　　｀_　 .
　　|　　　　　　　　 /＿＿＿＿_.＞/　∨三／三三三三l|　　／ヽ　　 ∨∧＿　　　　 　 ｀＼｀　､
　　乂＿.　-―― '　　　　　　　 　 |.　　'.／三三三三三l{　 /　　 }　　 .}　 .∨≧=-　　　　　 ＼
 

――本日ここまで
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　／　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /　　 　 .＼　　　　　　　　　　　　　　ﾍ
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　　/　　　ｉ ＼ ＼＼　　　 　 ＼　　　　,
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 '　　/　　 '　'　 | ＼ ＼＼　　 ヽ　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| 　 '　 　 !　∧ |　　 ≧=-.　　 　 Y |　　　 '　　ただの打算的な女とおもった？
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 !　 '　　 /|　'　 ,l＼　＼ ＼ ＼　　 , ト 　 　 !
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,　 　i　 ,´ , i 　 | 　＼ヽ＼ ＼ ＼　!　　　　ト!　残念、かわいいシャルいさんでした！
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 / ｉ　l/!　ｉ　　 ＿_!_　　 ｀ヽ　_＿_ 　 .}　　 　 ﾄ
　　　　 _　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /´ |　| :,　,　 三三三　　　 　 三三三i　　　　|ﾊ　　　　　　　　　　 　 　 　 _,､
　　　 .ヽr､､　　　　　　　　　　　　　　 从,!　, ｉ､　　　　　　　　　　　　 　 /　／　 ,|＼　　　　　　　　　　　　　/./i,'
　　　 　 } i､､､　　 　 　 　 　 　 　 　 　 l　　 ,! i＼／／／　 i 　 ／／ ./／ 　 　 |　　　　　　　 　 　 　 　 /ﾉ.ﾉ |
　 　 　 〈　!ヽ､＼　　　　　　　　　 　 　 l.i　　　|ヾ　　　　＿＿＿　　 　 /}　　 |　,|　　　　　　　　　　 　 ／/.// !
　　　 　 .i　ヽ､ ､ ∨　　／}　　　　　　 .从ヽ 　 ,､ o..　　(: : : : : : :)　　.o /　　.∧ |　　　　 　 .} Y　　 ／ -=-〈　,
　　　 　 .{ ¨￣ 　　ゝ__ﾉ　,　 　 　 　 　 　 ヽﾄ　ﾄ＼ 　 ｡,　　　 　 .,.｡　 ./,ｨ　 /　从　　　　　　'､ヽ_ ノ　_　-_　 ,
　　　　　∧　　＼　＜　　,　　　　　 　 　 　 i ＼　｀丶　!　　､　　 ! 　./ /　/　　 　 　 　 　 　 i　　　　／　　./
　　 　 　 .∧　　　ヽ 　 　 }　　　　　　　　　　 　 ＼　._ノ‐-----‐ゝ_　 /／　　　　　　　 　 　 {　 　 ｉ/　　　/
　　　 　 　 ∧　　　 i　　 /　　　　 　 　 　 　 ＿　,ｨ:::::{::::::::::::::::::::::::}::::＞....＿　　　　　　　　　 ﾊ　　 ｉ　　　/
　　 　 　 　 .∧　　　　　,　　　 　 　 ,r:::::´:::::::::::::::､_::::::i:::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ　　　　　　Y　.i　　 /
　　　　　　　　 〉　 　 　 ｉ　　　　　 ,::::::::::::::::::::::::::::::::::｀::ﾍ::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∨　 　 　 ｉ.　' 　 〈
　　　　　　 　 ﾊ 　 　 　 |　 　 　 ./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨ 　 　 .|　　 　 ﾉ
　　　　　　　　　'　 　 　 |　　 　 /::::::::::::::､i:::::::::::::::::::::::::／/¨ﾍ.＼::::::::::::::::::::::::::::i,:::::::::::::::::∨　　　|　　　 '
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はい、というわけで以上です。シャルいさんのこの設定は早い段階から決まってました
 

のどっちが母親になったのは後ですが・・・こういった目線をもった人が１人は必要であり
 

なおかつその目線と言葉、立ち居振る舞いに説得力をもたせるとなるとシャルいさんは最適で・・・
 

とりあえず、色々言われてたシャルいさんですが・・・少しは名誉挽回できたなら幸いです